JP4598598B2 - カバーテープおよびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、テーピング包装用のカバーテープに係り、特に電子部品を収納するテーピング包装体に使用するカバーテープとその製造方法に関する。
近年、ICチップ、コンデンサ等のチップ型電子部品は、テーピング包装されて電子回路基板等への表面実装に供せられている。このテーピング包装は、エンボス成形により凹部を一定周期で隣接した状態で連続的に形成したキャリアテープの各凹部に電子部品を収納し、凹部を覆うようにキャリアテープ上にカバーテープを熱融着して密封するものである。
このような電子部品を収納したテーピング包装体のカバーテープを剥離し、電子部品を自動的に取り出して電子回路基板に表面実装するためには、カバーテープがキャリアテープから容易に剥離できることが要求される。この剥離する剥離力(剥離強度、ヒートシール強度、ピールオフ強度ともいう)が低過ぎると、実装時以外の移動でもカバーテープが外れて電子部品が脱落することがあり、所定の剥離力を確保できる安定したヒートシール性がカバーテープに要求される。
しかし、剥離力が高過ぎると、実装機でカバーテープを剥離する際に、安定して剥離することができず、しばしば剥離が間欠的となってキャリアテープが上下に振動し、特に剥離力の最大値と最小値との差(ジップアップという)が大きいと、キャリアテープが激しく振動する。そして、この振動によって、キャリアテープの凹部から電子部品が飛び出したり、キャリアテープの凹部やカバーテープと電子部品が接触して、破損、劣化、汚染が生じるおそれがあった。
また、カバーテープを剥離する際に発生する静電気により電子部品に短絡や静電破壊が生じるおそれがあり、カバーテープには帯電防止性が要求されている。さらに、実装に適正な電子部品であるか否かを検知するために、テーピング包装体状態でカバーテープを透かして確認するための透明性が要求されている。
このため、ポリ塩化ビニル系樹脂やポリスチレン系樹脂からなるキャリアテープに対して安定したヒートシール性を有し、ジップアップが小さいカバーテープが開発されている。例えば、ポリエステル樹脂フィルムを基材フィルムとし、これにポリエチレンからなる中間層を介して熱可塑性樹脂のヒートシール層を設けた層構成とし、ヒートシール時には、中間層がクッション性を発現してヒートシール層をキャリアテープへ良好に熱融着させ、常温下での実装時における剥離に際しては、中間層が強靭で引裂強度が高く、ジップアップの小さい剥離を可能としたカバーテープ等が知られている。(特許文献1)
特開2003−246358号公報
電子部品の実装時では、キャリアテープの凹部から電子部品を自動的に取り出す際に、テーピング包装体を一旦停止し、電子部品の取り出しが完了した後、再度テーピング包装体を移動すると共に、カバーテープの剥離が行われる。そして、実装の作業効率を高めるために、テーピング包装体の移動速度を高めることが要求され、これに伴って、カバーテープの剥離速度も高くなっている。
しかしながら、上述のような従来のカバーテープは、ジップアップが少なく、帯電防止性、透明性に優れるものであるが、剥離の高速化(例えば、100m/分以上の剥離速度)には十分に対応しきれないという問題があった。すなわち、高速での剥離において、中間層を起点とした破断が生じるおそれがあり、このようなカバーテープの破断が発生すると、実装機の停止を余儀なくされ、実装の作業効率低下を来たすことになる。
本発明は、上記のような実情に鑑みてなされたものであり、キャリアテープに対して安定したヒートシール性を有し、ジップアップが小さいとともに、高速剥離においても破断が生じ難いカバーテープと、その製造方法を提供することを目的とする。
このような目的を達成するために、本発明のカバーテープは、基材フィルムと、該基材フィルム上に接着層を介して積層された中間層、ヒートシール層とを備え、前記接着層は2液硬化型ウレタン樹脂からなりヤング率が1MPa以下、厚みが0.15〜0.50g/cm 2 の範囲内の層であり、前記中間層は直鎖状低密度ポリエチレンからなるような構成とした。
本発明の他の態様として、前記中間層は、比重が0.888〜0.907の範囲であるメタロセン直鎖状低密度ポリエチレンからなるような構成とした。
本発明の他の態様として、前記ヒートシール層の表面抵抗率が105〜1012Ω/□の範囲であり、かつ電荷減衰時間が2秒以下であるような構成とした。
本発明は、基材フィルム上に接着層を介して中間層とヒートシール層とが積層されてなるカバーテープの製造方法において、ポリオールからなる接着剤主剤にイソシアネートからなる硬化剤を添加した接着剤を、基材フィルム上に塗工量が0.15〜0.50g/cm 2 (固形分量)の範囲となるように塗工して接着層を形成した後、該接着層上に中間層を溶融押出塗工で積層する工程を有し、前記接着剤主剤に対する前記硬化剤の添加量は、縦12cm×横8cm×厚み1mm以上の寸法で接着剤単体の層を成膜し、25℃、50%RHの条件下で3日間乾燥させ、その後、80℃で1時間エージングを行った後、縦10cm×横15mmの試験片に切断し、該試験片をテンシロンを用いて引張速度200mm/分で引張破断強度を測定して得たヤング率が1MPa以下となるように設定するような構成とした。
このような本発明のカバーテープは、キャリアテープに対して安定したヒートシール性を有し、剥離時に中間層に亀裂が生じても、1MPa以下のヤング率を具備する接着層と中間層との層間、あるいは、接着層の内部にて、亀裂の進行が阻止されるので、破断が生じ難く、また、ジップアップが極めて少ないものであり、これにより、キャリアテープからの高速剥離が可能であるとともに、電子部品の飛び出しや実装機の停止を防止し、実装の作業効率を向上させることが可能であり、また、良好な透明性、帯電防止性を具備するものである。
また、本発明の製造方法は、本発明のカバーテープを簡便な工程管理により容易に製造することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明のカバーテープの一実施形態を示す断面図である。図1において、カバーテープ1は基材フィルム2と、この基材フィルム2上に接着層3を介して積層された中間層4、ヒートシール層5とを備えている。
このような本発明のカバーテープ1では、接着層3のヤング率が1MPa以下、好ましくは0.03〜0.5MPaの範囲である。また、中間層4は直鎖状低密度ポリエチレンからなるものである。
本発明におけるヤング率は、接着層3を構成する接着剤からなる縦10cm×横15mmの試験片を引張試験機テンシロン(オリエンテック(株)製 RTC−1250A)を用いて引張速度200mm/分で縦方向の引張破断強度を測定することにより得る。上記の試験片は、測定対象となる接着層3を構成する接着剤の溶液を離型性基板上に塗工し乾燥・固化して縦12cm×横8cm×厚み1mm以上の寸法で接着剤単体の層を成膜し、25℃、50%RHの条件下で3日間乾燥させ、その後、80℃で1時間エージングを行った後、切断することにより作成することができる。
次に、本発明のカバーテープ1を構成する各部材について説明する。
[基材フィルム]
本発明のカバーテープ1を構成する基材フィルム2は、保存中の外力に耐える機械的強度、製造およびテーピング包装に耐える耐熱性等を具備するものであればよく、種々の材料を使用することができる。例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、エチレングリコール−テレフタル酸−イソフタル酸共重合体、テレフタル酸−シクロヘキサンジメタノール−エチレングリコール共重合体、ポリエチレンテレフタレート/ポリエチレンナフタレートの共押出しフィルム等のポリエステル樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン等のポリオレフィン系樹脂、ポリメタアクリレート、ポリメチルメタアクリレート等のアクリル系樹脂、イミド系樹脂、ビニル系樹脂、ポリカーボネート、ABS樹脂等のスチレン系樹脂、セルローストリアセテート等のセルロース系樹脂等からなるフィルムを使用することができる。
また、基材フィルム2として用いるフィルムは、上記の樹脂を主成分とする共重合樹脂フィルム、または、複数の樹脂からなる混合体のフィルム、金属等の他の材料との複合体フィルムであってもよい。これらのフィルムの中でも、耐熱性、機械的強度、および透明度の点でポリエステル樹脂フィムル、中でもポリエチレンテレフタレートフィルムが好ましい。基材フィルム2として用いるフィルムは、延伸フィルム、未延伸フィルムいずれであってもよいが、強度を向上させる目的で、一軸方向または二軸方向に延伸したフィルムが好ましい。
基材フィルム2の厚みは、例えば、2.5〜300μm、好ましくは6〜100μm、より好ましくは12〜25μmの範囲で設定することができる。基材フィルム2の厚みが2.5μm未満では、機械的強度が不十分であり、厚みが300μmを超えると、テーピング包装時のヒートシール温度が高くなり、コスト面でも不利である。
尚、基材フィルム2は、接着層3が積層される面に、予めコロナ放電処理、プラズマ処理、オゾン処理、フレーム処理、プライマー(アンカーコート、接着促進剤、易接着剤ともいう)塗布処理、予熱処理、防塵埃処理、蒸着処理、アルカリ処理等の処理を適宜行って接着性を向上させてもよい。また、基材フィルム2は、必要に応じて、充填剤、可塑剤、着色剤、帯電防止剤等の添加剤を含有するものであってもよい。
[接着層]
本発明のカバーテープ1を構成する接着層3は、剥離時に中間層4に亀裂が生じても、その亀裂が基材フィルム2に進行することを阻止するための層であり、上述のように、接着層3のヤング率は、1MPa以下、好ましくは0.04〜0.5MPaの範囲である。接着層3のヤング率が1MPaを超えると、十分な亀裂阻止機能を発現することができない。
このような接着層3は、例えば、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ポリエーテル樹脂、ウレタン変性ポリエステル樹脂、ウレタン化ポリエーテル樹脂、アクリル樹脂、ポリアミド樹脂、ビニル系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル共重合体、エチレン−酢酸ビニル−アクリル共重合体、芳香族ポリアミン樹脂、ポリチオール樹脂等の中から選択した接着剤を使用することができる。これらの中でも、基材フィルム2と中間層4との接着性、カバーテープ1の用途に要求される可撓性、および、上述の特定の範囲のヤング率を得ることの容易性の点から、ウレタン樹脂、特に2液硬化型ウレタン樹脂が好ましい。このような樹脂は、ポリエステルポリオール、ポリウレタンポリオール、ポリエーテルポリオール等のポリオールからなる接着剤主剤に、トリレンジイソシアネート、キシレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ナフタレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート等のイソシアネートからなる硬化剤とを混合したものを反応させてウレタン化することにより得られる。尚、硬化剤のイソシアネートは、付加体、あるいは多量体(3量体、5量体等)の形で用いることができる。
接着剤を用いて接着層3を形成するには、溶液塗工、溶融押出塗工等の方法を適宜用いることができる。特に、2液硬化型ウレタン樹脂の接着剤を使用する場合は、有機溶剤希釈溶液を塗工し、その後、溶剤を除去乾燥して固化することにより成膜することができる。
使用する接着剤、および、接着剤(主剤)に対する接着剤(硬化剤)の添加量は、下記のヤング率測定方法により、接着層3のヤング率が1MPa以下となるように、適宜選択、設定することができる。
(ヤング率測定方法)
離型性基材上に接着剤を塗工して固化することにより成膜し、その後、離型性基
材から剥離することにより、縦12cm×横8cm×厚み1mm以上の寸法で接
着剤単体の層を作製し、25℃、50%RHの条件下で3日間乾燥させ、その後
、80℃で1時間エージングした後、縦10cm×横15mmの試験片に切断し
、この試験片を引張試験機テンシロン(オリエンテック(株)製 RTC−12
50A)を用いて引張速度200mm/分で縦方向の引張破断強度を測定してヤ
ング率を得る。
接着層3の厚みは、形成方法により適宜設定することができる。例えば、押出し法により予め基材フィルム2用のフィルムと中間層4用のフィルムを成膜し、一方のフィルムの片面に接着層3用の接着剤を塗工し、次いで、基材フィルム2と中間層4とをドライラミネーション法で接着する場合、接着層3の厚みは、単位面積当たりの重量が3〜10g/cm2(固形分量)、好ましくは3〜5g/cm2(固形分量)程度となるような厚みが望ましい。また、基材フィルム2上に接着層3を形成した後、この接着層3上に中間層4を溶融押出塗工で積層する場合、接着層3の厚みは、単位面積当たりの重量が0.15〜0.50g/cm2(固形分量)、好ましくは0.30〜0.50g/cm2(固形分量)の範囲となるように設定することができる。接着層3の厚みが上記の範囲未満であると、十分な亀裂阻止機能を発現することができず、また、上記の範囲を超えると、接着層3の接着力発現効果は飽和し、逆に接着剤の乾燥が不十分となることがあり好ましくない。
[中間層]
本発明のカバーテープ1を構成する中間層4としては、柔軟性があり、常温での引裂き強度が高い直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)を使用する。LLDPEには、チグラー型触媒で重合されたものと、メタロセン系触媒で重合されたもの(メタロセンLLDPE)とがあるが、特にメタロセンLLDPEは分子量分布を狭く制御できるので、低結晶化に伴う粘着性の発生、融点の必要以上の低下、成形時の発煙等が抑えられ、エラストマー的性能も具備しているので好適に使用できる。
また、接着層3側に高弾性の中間層を配設し、ヒートシール層5側に低弾性の中間層を配設してもよい。この場合、上述のLLDPEの中から材料の組み合わせを選択し、これらを共押出しすることにより中間層4を形成することができる。
上記のチグラー型触媒で製造されるLLDPEは、エチレン−α−オレフィン共重合体である。このようなLLDPEの樹脂を構成するコモノマー(α−オレフィン)は、炭素原子数3以上、好ましくは4〜20のα−オレフィンである。このようなα−オレフィンの具体例としては、プロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、1−オクテン、1−ノネン、1−デセン、1−ウンデセン、1−ドデセン等の直鎖状モノオレフィン、3−メチル−1−ブテン、3−メチル−1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、2−エチル−1,2−エチル−1−ヘキセン、2,2,4−トリメチル−1−ペンテン等の分岐鎖モノオレフィン、スチレン等の芳香核で置換されたモノオレフィン等が挙げられる。これらは、単独でエチレンとの共重合に用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。また、炭素原子数6以上のα−オレフィンを使用すると、機械的強度特性が良好となり、耐衝撃性に優れ、かつ、引裂強度が著しく向上するので、上述の接着層3の作用と相乗して優れた破断防止性が得られる。
また、上記のメタロセン系触媒により重合されるメタロセンLLDPEは、コモノマーとして炭素数3以上のオレフィン、好ましくは炭素数3〜18の直鎖状、分岐状、芳香核で置換されたα−オレフィンと、エチレンとの共重合体である。直鎖状のモノオレフィンとしては、例えば、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘプテン、1−ヘキセン、1−オクテン、1−ノネン、1−デセン、1−ウンデセン、1−ドデセン、1−テトラデセン、1−ヘキサデセン、1−オクタデセン等を挙げることができる。また、分岐状モノオレフィンとしては、例えば、3−メチル−1−ブテン、3−メチル−1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、2−エチル−1,2−エチル−1−ヘキセン、2,2,4−トリメチル−1−ペンテン等を挙げることができる。また、芳香核で置換されたモノオレフィンとしては、スチレン等が挙げられる。これらのコモノマーは、単独または2種以上を組み合わせて、エチレンと共重合することができる。この共重合では、ブタジエン、イソプレン、1,4−ヘキサジエン、ジシクロペンタジエン、5−エチリデン−2−ノルボルネン等のポリエン類を共重合させてもよい。この共重合体中におけるα−オレフィン含有量は、1〜10モル%、好ましくは1.5〜7モル%である。
メタロセンLLDPEを重合するためのメタロセン系触媒は、例えば、チタン、ジルコニウム、ニッケル、パラジウム、ハフニウム、ニオブ、プラチナ等の四価の遷移金属に、シクロペンタジエニル骨格を有する配位子が1つ以上配位した触媒の総称である。また、メタロセン系触媒の他に、共触媒として、メチルアルミノキサンや硼素化合物等を加えた触媒系でメタロセンLLDPEの重合を行ってもよい。この場合、メタロセン系触媒に対する共触媒の割合は、1〜100万モル倍の範囲とすることができる。
このようなメタロセンLLDPEは、非架橋樹脂でありながら、結晶部分どうしを結合するポリマー鎖(タイ分子)が存在するため、柔軟性に優れている。すなわち、架橋ゴム弾性体は、高温の成形時や常温において、ポリマー分子間が3次元網目構造で、柔軟性は高いものの流動性が低いものである。しかし、メタロセンLLDPEの場合、高温での形成時では、通常のポリエチレンと同じようにポリマー鎖は自由に運動でき、結果として流動性を具備したものとなる。一方、常温付近では、結晶成長と同時に、ポリマー結晶どうしを結合させるタイ分子が生成して、結果として擬似的な架橋構造を有するブラスチックを形成し、ゴム弾性が向上するため、柔軟性が得られるものと考えられる。
本発明では、中間層4に用いるメタロセンLLDPEとして、特に比重が0.888〜0.907、好ましくは0.892〜0.907の範囲であるものが好ましい。このようなメタロセンLLDPEからなる中間層4は、適度の柔軟性、すなわち、クッション性を具備し、電子部品を収納する凹部が形成されたことによりヒートシール面が変形したり、反りを生じているキャリアテープに対し、柔軟に適応して密着することが可能であり、テーピング包装時に安定したヒートシールを可能とする。
中間層4の厚みは、例えば、15〜45μm、好ましくは20〜40μmの範囲で設定することができる。中間層4の厚みが15μm未満であると、塗工時の成膜精度(厚み精度)が劣る上に、柔軟性(クッション性)が不十分で安定したヒートシール性が得られず、厚みが45μmを超えると、柔軟性(クッション性)が過剰であり、かつ熱伝導性が悪く、テーピング包装時のヒートシール温度が高くなり、カールが大きくなってテーピング時に扱い難くなり、また、コスト面でも不利である。
[ヒートシール層]
本発明のカバーテープ1を構成するヒートシール層5は、熱可塑性樹脂と導電性材料を含むものであり、必要に応じて、分散剤、充填剤、可塑剤、着色剤等の添加剤を含有してもよい。
熱可塑性樹脂としては、例えば、アイオノマー樹脂、酸変性ポリオレフィン系樹脂、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸エステル共重合体、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ビニル系樹脂、アクリル系やメタクリル系等のアクリル系樹脂、アクリル酸エステル系樹脂、マレイン酸樹脂、ブチラール系樹脂、アルキッド樹脂、ポリエチレンオキサイド樹脂、ポリウレタン系樹脂、シリコーン樹脂、ゴム系樹脂等を、単独で、あるいは2種以上の組み合わせで使用することができる。特に、導電性材料の分散性、キャリアテープへの接着性から、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体のいずれか、あるいは、これらを主成分とする樹脂が好ましい。尚、ヒートシール層5に用いる熱可塑性樹脂は、上述のように、中間層4の作用により良好なヒートシールが行えるので、キャリアテープとの兼ね合いを重視して適宜選択することができる。
また、導電性材料としては、硫化亜鉛、硫化銅、硫化カドミウム、硫化ニッケル、硫化パラジウム等の金属硫化物に導電性をもたせたもの、酸化錫、酸化亜鉛、酸化インジウム、酸化チタン等の金属酸化物、導電性カーボン微粒子、珪素有機化合物、表面金属めっき微粒子、表面を導電処理した硫酸バリウム等を用いることができる。好ましくは、酸化錫系、酸化亜鉛系、酸化インジウム系、酸化チタン系等の金属酸化物微粒子、導電性カーボン微粒子、帯電防止型珪素有機化合物、表面金属めっき微粒子が好適である。また、金属酸化物では、アンチモンをドーピングした酸化錫、錫をドーピングした酸化インジウムが好適である。このような導電性材料は、一次粒子の平均粒子径が0.01〜10μmのものが好ましい。また、導電性材料の形状としては、針状、球状、鱗片状、角状等のものでよいが、透明性の点から針状が好ましい。
ヒートシール層5に含有させる導電性材料は、熱可塑性樹脂100重量部に対して100〜500重量部、好ましくは150〜300重量部の範囲である。また、ヒートシール層5の厚みは、0.05〜3μm程度、より好ましくは1〜3μmである。ヒートシール層5の厚みが0.05μm未満では帯電防止効果が十分ではなく、3μmを超えるとカバーテープ1の透明性が低下し、また、キャリアテープとのヒートシール性が阻害されるので好ましくない。
このようなヒートシール層5は、その表面抵抗率が105〜1012Ω/□の範囲であり、かつ電荷減衰時間が2秒以下であり、優れた帯電防止性を有する。尚、上記の表面抵抗率は、22℃、40%RHの条件下で三菱化学(株)製 HIRESTA−UP、MCP−HT450により測定する。また、電荷減衰時間は、23±5℃、12±3%RHの条件下で、5000Vから99%減するまでに要する時間を、MIL−B−81705Cに準拠して、エレクトロテックシステム(株)製 STATIC DECAY METERにて測定する。
上述のような本発明のカバーテープと共にテーピング包装に使用するキャリアテープの材料としては、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリカーボネート等のシート成形が容易な樹脂材料が挙げられ、このような樹脂材料を単独で、あるいは組み合わせで使用することができ、また、上記の樹脂材料を主成分とした共重合体を用いることも可能である。また、硫化亜鉛、硫化銅、硫化カドミウム、硫化ニッケル、硫化パラジウム等の硫化物、または硫酸バリウムに導電性をもたせたもの、または酸化錫、酸化亜鉛、酸化インジウム、酸化チタン等の金属酸化物、導電性カーボン微粒子、珪素有機化合物、表面金属めっき微粒子等の導電性材料を含有させたものを用いることもできる。さらに、金属等の他の材料との複合材料を使用することもできる。また、キャリアテープは単層であってもよく、複数層からなる積層体であってもよい。
図2は、本発明のカバーテープを用いたキャリアテープとのテーピング包装体の一例を示す斜視図である。図2において、テーピング包装体11は、エンボス成形により凹部22が一定周期で隣接して連続的に形成されたキャリアテープ21に、本発明のカバーテープ1がヒートシールされている。このヒートシールは、凹部22の両端部にライン状に行われ、図示例では、ライン状のヒートシール部分Hを斜線部で示している。
このようなテーピング包装体11において、キャリアテープ21からカバーテープ1を剥離する時に、中間層4に亀裂が生じても、接着層3と中間層4との層間、あるいは、接着層3の内部にて、亀裂の進行が阻止されるので、カバーテープ1の破断が防止される。また、本発明のカバーテープ1は、ヒートシール層5内での凝集破壊を起こさせるか、あるいは、ヒートシール層5と中間層4との層間剥離を起こさせるかを、ヒートシール条件の制御により適宜選択できる。このため、逆にヒートシール時に温度、圧力にバラツキが生じても、ヒートシール層5内での凝集破壊、あるいは、ヒートシール層5と中間層4との層間剥離、いずれかによる剥離が行われる。したがって、本発明のカバーテープ1は、0.3〜1.0N/mmの範囲の剥離強度が可能となる。また、本発明のカバーテープ1は、剥離時のジップアップが極めて少ないものであり、0.2N/mm以下のジップアップが可能である。尚、ジップアップには下限値は不要であり、ジップアップが少ない程、滑らかな剥離が可能である。これにより、キャリアテープからの高速剥離が可能であるとともに、電子部品の飛び出しや実装機の停止を防止し、実装効率を向上させることが可能である。
ここで、本発明において、高速剥離とは、剥離速度100m/分でキャリアテープとカバーテープを180°剥離したときにカバーテープに破断が生じないことを意味する。
上述のカバーテープ1の製造では、例えば、上述にように、基材フィルム2上の片面に接着層3を塗布形成した後、この接着層3上に中間層4を溶融押出塗工で積層し、さらに、ヒートシール層5を中間層4上に形成する方法が代表的である。その他、押出し法により中間層4としてのフィルムを成形し、このフィルムの片面に接着層3用の接着剤を塗工し、次いで、基材フィルム2用のフィルムをドライラミネーション法により積層し、その後、中間層4上にヒートシール剤を塗布してヒートシール層5を形成することもできる。
上述のヒートシール層5を形成する中間層4の面には、予めコロナ放電処理、プラズマ処理、オゾン処理、フレーム(火炎)処理等の易接着処理を施すことが好ましい。
上述のカバーテープの実施形態は例示であり、本発明のカバーテープはこれらの実施形態に限定されるものではない。
次に、具体的実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。
[実施例1]
基材フィルムとして、厚さ16μmの2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(帝人(株)製 テトロンフィルムFタイプ)を準備した。
また、下記組成の接着剤Aを調製した。
(接着剤A)
・ポリオール系主剤 … 25重量部(固形分)
(東洋モートン(株)製 EL−510)
・イソシアネート系硬化剤 … 2重量部(固形分)
(東洋モートン(株)製 CAT−RT37)
尚、上記の接着剤Aについて、下記の方法でヤング率を測定した結果、0.5MPaであることが確認された。
(ヤング率測定方法)
ポリプロピレン製の離型基板上に、酢酸エチル(溶剤)で希釈した接着剤Aを塗
工し、溶剤を乾燥除去して固化せしめ、縦12cm×横8cm×厚み5mmの寸
法で接着剤単体の層を成膜し、25℃、50%RHの条件下で3日間乾燥させた
。その後、80℃で1時間エージングした後、縦10cm×横15mmの試験片
に切断し、この試験片を引張試験機テンシロン(オリエンテック(株)製 RT
C−1250A)を用いて縦方向に引張速度200mm/分で引張破断強度を測
定してヤング率を得た。
次いで、基材フィルムの片面上に、酢酸エチルで希釈した接着剤Aをグラビアロールコータにて塗工し、その後、溶剤を乾燥除去して、0.3g/cm2の塗工量(固形分量)で接着層を形成した。
次に、メタロセンLLDPE(宇部丸善ポリエチレン(株)製 ユメリット022GS、比重:0.906)を、基材フィルムの接着層上に溶融押出法にてカーテン状で押し出して冷却固化させて、中間層(厚み35μm)を成形した。
次に、中間層上にヒートシール層用組成物(大日精化工業(株)製 Neoconcoa+ DS−6)をグラビアリバースロールコーティング法で塗布し乾燥してヒートシール層(厚み2μm)を形成した。
以上により、本発明のカバーテープを作製した。
[実施例2]
下記組成の接着剤Bを調製し、接着剤Aの換わりに接着剤Bを使用した他は、実施例1と同様にして、本発明のカバーテープを作製した。
(接着剤B)
・ポリオール系主剤 … 25重量部(固形分)
(東洋モートン(株)製 EL−510)
・イソシアネート系硬化剤 … 3重量部(固形分)
(東洋モートン(株)製 CAT−RT37)
尚、上記の接着剤Bについて、実施例1と同様の方法でヤング率を測定した結果、1.0MPaであることが確認された。
[実施例3]
下記組成の接着剤Cを調製し、接着剤Aの換わりに接着剤Cを使用した他は、実施例1と同様にして、本発明のカバーテープを作製した。
(接着剤C)
・ポリオール系主剤 … 25重量部(固形分)
(東洋モートン(株)製 EL−510)
・イソシアネート系硬化剤 … 1重量部(固形分)
(東洋モートン(株)製 CAT−RT37)
尚、上記の接着剤Cについて、実施例1と同様の方法でヤング率を測定した結果、0.03MPaであることが確認された。
[比較例1]
下記組成の接着剤Dを調製し、接着剤Aの換わりに接着剤Dを使用した他は、実施例1と同様にして、比較のカバーテープを作製した。
(接着剤D)
・ポリオール系主剤 … 7重量部(固形分)
(東洋モートン(株)製 EL−510)
・イソシアネート系硬化剤 … 2重量部(固形分)
(東洋モートン(株)製 CAT−RT37)
尚、上記の接着剤Dについて、実施例1と同様の方法でヤング率を測定した結果、1.5MPaであることが確認された。
[比較例2]
下記組成の接着剤Eを調製し、接着剤Aの換わりに接着剤Eを使用した他は、実施例1と同様にして、比較のカバーテープを作製した。
(接着剤E)
・ポリオール系主剤 … 7重量部(固形分)
(東洋モートン(株)製 EL−510)
・イソシアネート系硬化剤 … 3重量部(固形分)
(東洋モートン(株)製 CAT−RT37)
尚、上記の接着剤Eについて、実施例1と同様の方法でヤング率を測定した結果、2.0MPaであることが確認された。
[評 価]
(耐破断性)
幅8mmのポリカーボネート樹脂製の帯電防止エンボスキャリアテープ(住友スリーエム(株)製 No.2705)を用意した。
次に、図2に示されるように、上記のキャリアテープの凹部を覆うように両端に、上述のように作製した各カバーテープ(実施例1〜3、比較例1、2)をヒートシールしてテーピング包装体を作製した。ヒートシールは、図3に示すような幅0.5mm、長さ8mmの熱圧着部材32を並列で備えた治具31を使用して行った。すなわち、下記の条件で、治具31を矢印a方向で昇降させて1ショット毎の押圧を行い、各ショット間にキャリアテープ1とカバーテープ21を矢印b方向に間欠送りして(前ショット時のヒートシール部の後半部が、後ショット時のヒートシール部の前半部と重複するようにして)ライン状に2度打ち(同一箇所が2ショットされる)となるように行った。
(ヒートシール条件)
・1ショットのヒートシール時間 : 0.8秒
・1ショット毎の間欠送り量 : 4mm
・ヒートシール温度 : 240℃
・ヒートシール圧力 : 0.29MPa
次に、作製したテーピング包装体のキャリアテープとカバーテープを、23℃、50%RHの環境下で、剥離速度100m/分にて180°剥離(剥離されるキャリアテープとカバーテープのなす角度が180°となる)したときの破断の発生有無を観察(測定点数=5点)し、1度も破断が生じない場合を良好と判定した。この結果を下記の表1に示した。
(剥離強度)
上記と同様に作製したテーピング包装体のキャリアテープとカバーテープを、23℃、50%RHの環境下で、PEEL−BACK−TESTER(バンガードシステム社製 VG−20)を用い剥離速度300mm/分にて180°剥離したときの剥離強度を測定して、結果(測定点数=2点の平均値)を下記の表1に示した。剥離強度は0.4〜0.7N/mmの範囲が実用上良好である。
(ジップアップ)
上記の剥離強度の測定(測定点数=5点)の最大値と最小値との差をジップアップとし、測定結果を下記の表1に示した。ジップアップは0.2N/mm以下が実用上良好である。
Figure 0004598598
表1に示されるように、本発明のカバーテープ(実施例1〜3)は、キャリアテープからの剥離時に破断を生じることなく、また、剥離強度が適正な範囲であるとともに、ジップアップが小さいことが確認された。
一方、接着層のヤング率が1.0MPaを超えるカバーテープ(比較例1、2)は、何れもキャリアテープからの剥離時に破断を生じ易く、実用に供し得ないものであった。
電子部品を収納するテーピング包装体において適用できる。
本発明のカバーテープの一実施形態を示す断面図である。 本発明のカバーテープを用いたキャリアテープとのテーピング包装体の一例を示す斜視図である。 実施例でのヒートシールを説明するための図である。
符号の説明
1…カバーテープ
2…基材フィルム
3…接着層
4…中間層
5…ヒートシール層
11…テーピング包装体
21…キャリアテープ

Claims (4)

  1. 基材フィルムと、該基材フィルム上に接着層を介して積層された中間層、ヒートシール層とを備え、前記接着層は2液硬化型ウレタン樹脂からなりヤング率が1MPa以下、厚みが0.15〜0.50g/cm 2 の範囲内の層であり、前記中間層は直鎖状低密度ポリエチレンからなることを特徴とするカバーテープ。
  2. 前記中間層は、比重が0.888〜0.907の範囲であるメタロセン直鎖状低密度ポリエチレンからなることを特徴する請求項1に記載のカバーテープ。
  3. 前記ヒートシール層の表面抵抗率が105〜1012Ω/□の範囲であり、かつ電荷減衰時間が2秒以下であることを特徴する請求項1または請求項2に記載のカバーテープ。
  4. 基材フィルム上に接着層を介して中間層とヒートシール層とが積層されてなるカバーテープの製造方法において、
    ポリオールからなる接着剤主剤にイソシアネートからなる硬化剤を添加した接着剤を、基材フィルム上に塗工量が0.15〜0.50g/cm 2 (固形分量)の範囲となるように塗工して接着層を形成した後、該接着層上に中間層を溶融押出塗工で積層する工程を有し、前記接着剤主剤に対する前記硬化剤の添加量は、縦12cm×横8cm×厚み1mm以上の寸法で接着剤単体の層を成膜し、25℃、50%RHの条件下で3日間乾燥させ、その後、80℃で1時間エージングを行った後、縦10cm×横15mmの試験片に切断し、該試験片をテンシロンを用いて引張速度200mm/分で引張破断強度を測定して得たヤング率が1MPa以下となるように設定することを特徴とするカバーテープの製造方法。
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