JP4597594B2 - 緑化屋根 - Google Patents

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Description

本発明は、折板又はフラットな種々の金属屋根を緑化屋根とするものであり、金属屋根が新設又は既設を問わず、対応させることができる緑化屋根に関する。
近年、屋根上面を利用して植物,作物等の栽培が行われる緑化屋根の施工が増えている。特に、屋根上は、日当たり,風通し等の栽培に好適な条件が揃っており、このようなことから栽培に適している。また、緑化屋根は単に屋根を鮮やかにするだけでなく、植物の炭酸同化作用等により環境にも極めて良い影響を与えるもので、近年その緑化屋根が大いに奨励されている。このような緑化屋根は、その施工にはかなりの技術が必要であり、植物生育のための水分を必要とし、そのために湿ったマット材や土壌が敷設されるようにしたものが多く見受けられる。そして、適正量の水分が常時確保されるようにした緑化屋根が多く見受けられる。このようなものとして、下記特許文献1が存在する。
特開2000−17792
ところで、上記特許文献1に開示されている緑化屋根では、栽培用の土壌が屋根に盛り付けられ、しかも常時濡れているか、又は湿った状態である。したがって、上記特許文献1に類する緑化屋根では、通常の金属屋根とは異なり、防水性に関して特に注意を払う必要がある。そして、このような高い防水性は、施工現場で防水工事を行わなければ、目的とする防水構造が得られない。且つ非常に丁寧な防水施工が行われなければならず、構造が複雑なものになりがちであった。これに加えて高度な施工技術を必要とし、ひいては施工費用も高くなるものであった。さらに、緑化屋根の施工において、施工の完了直後から一定期間の間は、植物が充分に成長していないことが多く、その外観も緑と土とが混在する極めて見苦しい状態である。すなわち、良好な緑化屋根状態になるまでに、ある程度の期間を要するのである。さらに、植栽物が枯れてしまったり、根腐れ等を生じた場合に、その傷んだ部分が収納されている筺体のみを新たな植栽収納筺体に容易に交換することができないという不都合もあった。
さらにまた、経済的で簡易な緑化屋根システムが求められ、その1つが安価な金属折板に直接,土壌,植栽マットをじかに敷設することがあり、この場合上記金属折板は常時濡れている、且つ化学肥料等はこの水分中に溶解しており、金属折板の腐食を著しく促進し、したがって汎用のメッキ鋼板や汎用の塗装鋼板からなる金属折板を使用するとすぐに腐食してしまうということで、そのような種類のものは使用することができなかった。このために耐蝕性に優れた高価な塗装鋼板や耐候性,耐蝕性,防水性に優れた樹脂フィルムを被覆した高価な材料からなる折板を使用しなければならなかった。これがコストを上昇させる原因となっている。本発明が解決しようとする技術的課題(又は目的)は、工場の生産段階で、緑化部分を構成し、現場では最小限の行程で効率良く施工し、耐久性があり、且つ低価格に提供することにある。
そこで、発明者は、上記課題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、請求項1の発明を、略方形状の床面部を備えた植栽部支持体と、複数の屋根板材同士の連結にて施工される金属屋根と、隣接する前記屋根板材同士の連結継手部に装着固定される支持具と、植栽層と土壌層から構成される植栽部とからなり、前記金属屋根の連結継手部に装着された支持具を介して植栽部支持体が金属屋根上に敷設され、前記植栽部支持体には植栽部が収納配置され、前記植栽部支持体は、略方形状の床面部とその幅方向両端に形成される縦立上り側部とからなる本体部と、該本体部とは別部材とし,前記床面部の長手方向両端に装着される横立上り側部とから構成されると共に上方に開口を有する収納筺体とし、前記横立上り側部の下方箇所には、上下に平行状態となる2枚の案内片からなる案内部が形成され、前記2枚の案内片の間には前記本体部の床面部及び該床面部に形成されている螺子溝条も含めて挿入されるようにして、横立上り側部と本体部とが接合されてなる緑化屋根としたことにより、上記課題を解決したものである。前記植栽部支持体は、前記略方形形状の床面部の周囲に立上り側部が形成され,且つ上方に開口を有する収納筺体とすることもある。さらに、前記収納筺体は、略方形状の床面部とその幅方向両端に形成される縦立上り側部とからなる本体部と、該本体部とは別部材とし,前記床面部の長手方向両端に装着される横立上り側部とから構成されてなることもある。また、前記収納筺体の本体部は、引抜き又は押出しによる一体成形とし、前記縦立上り側部には長手方向に沿って連続する螺子溝条が形成されてなることもある。
次に、請求項2の発明を、請求項1において、前記植栽部支持体は、幅方向に左右対称の2部材からなる本体部と該本体部の両床面部に配置される適宜に設定された幅寸法を有する床板部材と、前記本体部とは別部材とし,前記床面部の長手方向両端に装着される横立上り側部とから構成されると共に上方に開口を有する収納筺体とし、前記床板部材の幅方向端部には係止端縁が形成され、前記本体部の床面部箇所には被係止部が形成され、前記係止端縁が係止して床面部と床板部材とが接続されて床を構成するものとしてなる緑化屋根としたことにより、上記課題を解決したものである。
前記支持具には、前記金属屋根の連結継手部を挟持固定する挟持部が設けられることもある。前記支持具の挟持部は、隣接する前記屋根板材同士の連結継手部の両側面を線接触状態で挟持してなることもある。前記金属屋根の屋根板材同士の連結継手部は、屋根板材に形成された下馳部と上馳部とが馳締されてなる馳締部とし、該馳締部の首部箇所が挟持されるようにして支持具が装着されてなることもある。前記馳締部の首部の両側面は、前記支持具の両挟持部によって略線接触状態で挟持されてなることもある。前記金属屋根の屋根板材同士の連結継手部は、屋根板材に形成された被嵌合屈曲部と、対向する被嵌合屈曲部に嵌合するキャップ材とからなる嵌合継手部とし、前記キャップ材が挟持されるようにして支持具が装着されてなることもある。
前記金属屋根の屋根板材同士の連結継手部は、略垂直板状に形成される立馳締部とし、該立馳締部が挟持されるようにして支持具が装着されてなることもある。前記金属屋根の屋根板材同士の連結継手部は、瓦棒部とし、該瓦棒部が挟持されるようにして支持具が装着されてなることもある。前記植栽部支持体の床面部には、多数の水抜き孔が形成されてなることもある。前記金属屋根は、新設であることもある。前記金属屋根は、既設であることもある。前記収納筺体とともに、歩行可能な通路材を前記支持具を介して装着してなることもある。
請求項1の発明では、防水に関しては金属屋根の部位のみの防水性を良好にするのみでよく、また収納筺体及び植栽部は予め工場にて組立且つ収納することができ、建築現場においては、極めて効率的に施工することができる。また、金属屋根と前記植栽部支持体との間の空隙部によって植栽部に含まれている水分が流れだしたときに、空隙部箇所によって水を排出し易くでき、且つ植栽部支持体の直下の風通しが良好であり、不要な水の乾きを促進させることができ、ひいては植栽部の根腐れなどを防止することができるものである。
さらに、請求項1の発明では、植栽部支持体を収納筺体としたことにより、その組立は極めて簡単であり、効率的な作業にすることができるものである。また、前記収納筺体を構成する各部品は、大量生産が可能であり、またその長手方向の長さも適宜に調整自在である。請求項2の発明では、収納筺体の幅方向を予め設定した所望の寸法にて組み立てることができ、収納筺体の幅方向の寸法を適宜設定することができる。また、前記収納筺体は1枚の金属板材からプレス成形にて製造することができ、特に薄板金属材とした場合には、軽量化且つ低価格にて提供することができる。
以下、本発明を図面に基づいて説明する。まず、本発明は、主に金属屋根A,植栽部支持体B0 ,支持具C及び植栽部等から構成される。まず、金属屋根Aは、既設或いは新設のいずれの場合も含まれる。その金属屋根Aには、種々の種類が存在し、主に、折板タイプとフラットタイプとが存在する。そして、その折板タイプでは、図1,2に示すように、断面がほぼ台形山形状の山形部1と、平坦状の底部2とが交互に連続したものである。金属屋根Aは、複数の屋根板材A1 ,A1 ,…が並設され、その隣接する屋根板材A1 ,A1 同士の端部が連結されて、連結継手部Tを構成して金属屋根Aが施工される。その連結継手部Tが、前記山形部1となる場合が多い。
前記金属屋根Aと前記植栽部支持体B0 との間には、空隙部Sが存在している。すなわち、金属屋根Aを構成する屋根板材A1 ,A1 ,…による山形部1上に支持具Cを介して、植栽部支持体B0 が支持されるので、金属屋根Aと植栽部支持体B0 との間には空隙部Sが生じるものである。この空隙部Sの存在により、スコップ、ショベル等で強く土壌層を堀り、それが植栽部支持体B0 (収納筺体B,トレー状支持体B2 ,パレット状支持体B3 ,簀の子状支持体B4 又はシート状支持体B5 等)の底部分に当たっても、金属屋根Aに当たることがなく、よって屋根材を傷めることなく、安心してスコップやショベル等の器具を使用して、穴堀等の作業ができるものである。
次に、植栽部支持体B0 は、前記金属屋根A上に敷設されるものであり、図4に示すように、後述する植栽部26を収納する役目をなすものである。植栽部支持体B0 は、収納筺体B,トレー状支持体B2 ,パレット状支持体B3 ,簀の子状支持体B4 及びシート状支持体B5 としたものが存在する。まず、前記植栽部支持体B0 を収納筺体Bとしたタイプについて説明する。このタイプでは、略方形状の床面部10を備え、該床面部10とその幅方向両端には縦立上り側部11が形成され、前記床面部10の長手方向両端には横立上り側部13,13が形成される。その収納筺体Bは、略長方形状の筺体として形成されたものである。その収納筺体Bは、図5に示すように、複数の構成部材から構成され、主に本体部B1 と横立上り側部13とから構成される。その本体部B1 は、略長方形状の床面部10の狭幅方向両側に縦立上り側部11,11から構成されたものである。
その床面部10及び縦立上り側部11,11には、図5,図6に示すように、その長手方向に沿って連続形成された溝状の螺子溝条12が形成されている。その床面部10は、略平坦状に形成され、縦立上り側部11,11は、その床面部10に対して直角に立上り形成されたものである。そして、縦立上り側部11,11の上端には内方(床面部10側)に向かって水平状片11aが形成され、該水平状片11aの内端より下方に垂下状片11bが形成されている。
前記本体部B1 の床面部10における両短辺箇所(前記狭幅方向とは異なる両他辺)には、横立上り側部13,13が装着される。該横立上り側部13は、ビス等の固着具9を介して前記螺子溝条12にねじ込み固着されるものである。前記横立上り側部13は、横側壁板13aの上端に水平状片13bが形成されたものである。その本体部B1 に両横立上り側部13,13が装着されることにより、図6(C)に示すように、上方が開口部となる筺体が構成される。また、前記横立上り側部13の下方箇所には、図5に示すように、案内部13cが形成されている。該案内部13cは、上下に平行状態となる2枚の案内片13c1 ,13c1 から構成されている。この案内片13c1 ,13c1 は、前記横側壁板13aに対して、略直角になるように形成されたものである。
この2枚の案内片13c1 ,13c1 の間に前記本体部B1 の床面部10を挿入するようにして、横立上り側部13と本体部B1 とを安定した状態で接合することができるようになっている。その案内片13c1 ,13c1 の間隔は、前記床面部10とともに、該床面部10に形成されている螺子溝条12も含めて挿入することができるようになっている。或いは、特に図示しないが、上方に位置する案内片13c1 には、前記螺子溝条12の位置に対応する箇所に切除部を設け、これによって、前記両案内片13c1 ,13c1 の間隔に床面部10のみが挿入可能とする構成とすることもできる。また、その案内部13cは、横立上り側部13の強度を増すとともに、この横立上り側部13により構成された収納筺体Bの強度も向上させることができる利点もある。
上記本体部B1 は、アルミニウム材を引抜き又は押出しによる成形にて型材として形成されたもので、床面部10,縦立上り側部11,11及び螺子溝条12が一体的に成形されてゆく。また、本体部B1 の床面部10は、通常長方形であるが、必ずしも長方形とは限らず、正方形としても構わない。この場合には床面部10の狭幅方向両端の縦立上り側部11,11と、横立上り側部13,13との長手方向の長さは等しくなることもある。収納筺体Bの大きさは、具体的な一例として、狭幅方向で200〜6000mmであり、長手方向において同様に200〜6000mmである。
この収納筺体Bは、前記床面部10においてその狭幅方向で複数の部材から構成される実施形態が存在する。この実施形態では床面部10が狭幅方向で3分割される。すなわち、狭幅方向両側の床面部10と一つの縦立上り側部11とが一体化されたものが本体部B1 として構成されており、前述したように、アルミニウム材が引抜き又は押出しによる成形にて形成されたものである。この床面部10と縦立上り側部11とが一体的に形成された2つの本体部B1 ,B1 は、左右対称形状である。その左右対称の本体部B1 ,B1 の床面部10,10間に床板部材14が配置される。該床板部材14は、前記床面部10とともに収納筺体Bの床を構成するものである。
この床板部材14と前記床面部10との接合手段は、種々のタイプが存在する。その第1タイプの手段は、図7に示すように、床面部10と床板部材14とがボルト15a・ナット15bからなる固着具15による接合固着手段である。これは両床面部10,10間に上方より床板部材14が配置され、適宜のピッチを有して前記ボルト15a・ナット15bによる固着が行われる。これは、床板部材14の幅方向の寸法の大小により、収納筺体Bの大きさが決定することになる。この床板部材14に種々のサイズのものを予め用意しておき、これらから適宜に選択して、本体部B1 とともに収納筺体Bを形成すると収納筺体Bの幅方向の寸法を小幅寸法W0 から大幅寸法W1 まで種々の大きさに設定することができる〔図7(C)参照〕。また、接合固着手段の第2タイプでは、図8に示すように、両床面部10,10と床板部材14とが溶接手段16により固着されるものである。この溶接手段によれば、両床面部10,10と床板部材14とを極めて強固な固着とすることができる。
次に、接合手段の第3タイプとしては、図9に示すように、差込みタイプであり、具体的には、前記両床面部10,10の端部箇所には、それぞれ差込み用溝10a,10aが形成されている。該差込み用溝10aは、扁平略C字形状である。また床板部材14の幅方向両端箇所には、板面上に突起14aが形成されている。そして、床板部材14が前記差込み用溝10aに差し込まれた状態で、前記突起14aが差込み用溝10a内面側を押圧し、床面部10と床板部材14とが固定される。また、前記差込み用溝10a内にも突起10a1 が形成され、前記床板部材14の突起14aと係止させて接合力を強固にすることもある〔図9(C)参照〕。
この第3タイプでは、床板部材14を床面部10,10に対して差し込みより接合することができ、また簡単に床面部10,10と床板部材14とを分離させることができるので、組立てが簡単であり、また設置場所を変更しなければならない場合においても、簡単に分解することができ、施工効率を良好にすることができる。また、図10では、床板部材14として、幅方向に複数の小凸部14b,14b,…が所定間隔をおいて形成されたものが存在する。また、図10(B)に示すように、床板部材14の幅方向端部には係止端縁14cが形成され、また本体部B1 の床面部10箇所には被係止部10bが形成され、前記係止端縁14cが係止して床面部10と床板部材14とが接続されるようになっている。上記の床面部10及び床板部材14には、水抜き孔h,h,…が多数形成されることもある。これは、植栽部26を育成する水分が過剰に溜まって根腐れすることを防止するものである。
また、前記収納筺体Bは、金属板を適宜に折曲するプレス加工筺体として形成することもある。この場合には、1枚の金属板から形成することができるものであって、まず図20(C)に示すように、長方形又は正方形等の方形状の金属薄板材の各4つの角部が正方形状に切除される。そして、図20(D)乃至(E)に示すように、その4辺が垂直に立ち上げられて立上り側部が形成される。さらに各立上り側部の上端箇所が筺体内方に向かって水平状に折曲形成され、筺体が形成される。これによって、前記アルミニウム材の引抜き又は押出しによる成形にて形成された収納筺体Bと略同等の床面部10,縦立上り側部11及び横立上り側部13を有する収納筺体Bが形成されるものである〔図20(A)参照〕。そして、縦立上り側部11及び横立上り側部13との接合は、図20(B)に示すようにビス,ボルト等の固着具による固着手段としたり、又は図20(F)に示すように、溶接手段とすることがある。
次に、支持具Cは、前述した金属屋根Aの第1乃至第4タイプにそれぞれ対応したものが存在する。まず第1タイプの支持具Cは、図3に示すように、同様に金属材からなり、支持部材C1 と押え部材23とからなる。その支持部材C1 は図3(A)に示すように、屋根板材A1 ,A1 同士の馳締部3に対応するものである。その支持部材C1 は、主に支持上面部18,挟持部19,締付具20及び支持脚部21等から構成されている。その支持上面部18は、図3(E)に示すように、長方形又は正方形等の方形状に形成され板部材としたものであり、その支持上面部18の下面側に前記挟持部19,19が左右対称に形成されている〔図3(B),(C),(D)参照〕。
この挟持部19,19は、前記馳締部3の首部3cを挟持するものであり、その挟持部19,19は、板状をなし、その下端には、互いに内方に向かって略直角状に屈曲形成された挟持用屈曲片19a,19aが形成されている。そして、該挟持用屈曲片19a,19aが相互に近接し、その挟持用屈曲片19a,19aの先端同士で前記馳締部3の首部3c箇所を挟持することができる。前記両挟持部19,19の挟持用屈曲片19a,19aは、長手方向に適宜の長さを有して形成されたものであり、特に前記馳締部3の首部3cの両側面は、前記両挟持部19,19によって、略線接触状態で挟持される。これによって、馳締部3に対して両挟持部19,19の接触が広範囲となり、従来タイプにみられるように、ボルトの先端部で首部3cを押圧して固定する場合よりも極めて強固なる支持固定とすることができるものである。その両挟持部19,19にはボルト20a・ナット20bからなる締付具20によって締め付けられる。
また、前記支持上面部18の下面側には支持脚部21が設けられている。該支持脚部21は、略門形状に形成されたものであり、4本の脚柱21a,21a,…のそれぞれの下端には設置部21b,21b,…が形成されたものである。全脚柱21a,21a,…は、支持上面部18の下面側の4つの角部箇所に位置して垂下状に形成され、前記挟持部19,19の周囲を囲むようにして配置されている。その設置部21b,21b,…は、前記脚柱21a,21a,…の上下方向に対して、直角状に形成されている。その脚柱21a,21a,…は、前記馳締部を跨ぐようにして配置され、その設置部21b,21b,…は、金属屋根Aの頂部1bに設置される。前記支持上面部18には、固定用螺子軸部22が植設されている。
次に、押え部材23は、図11(A)乃至(C)に示すように、押さえ片23aと補助片23bとから構成されている。その押さえ片23a,補助片23bは共に板片状に形成され、両者が相互に直角に連続して、断面略L字形状となるように形成されたものである。その押え部材23は、前記支持上面部18とともに前記収納筺体Bの周囲の縦立上り側部11,11及び横立上り側部13,13を挟持するようにして、金属屋根A上に設置する役目をなす部位である。その押さえ片23aには、前記固定用螺子軸部22が貫通するための固定用貫通孔23cが形成されている。そして、その押え部材23が前記支持部材C1 の支持上面部18上に配置されるとともに、前記固定用貫通孔23cに固定用螺子軸部22が貫通し、固定用ナット25にて固着される。また、押え部材23は、図17(C)に示すように、板片状の押さえ片23aのみから形成されることもある。
次に、第2タイプの支持具Cは、図12,図13に示すように、隣接する屋根板材A1 ,A1 同士がキャップ材4bを介して行う嵌合による嵌合継手部4に対応するものである。その支持具Cは、金属材からなり、支持部材C1 と押え部材23とからなる。その支持部材C1 は図14(A),(B)に示すように、平坦状の支持上面部18の幅方向両端箇所から挟持部19,19が左右対称に形成されている。前記支持上面部18には、固定用螺子軸部22が垂直状に固着されている。両挟持部19,19にて前記第1タイプの金属屋根Aのキャップ材4bの両嵌合側片4b2 ,4b2 を挟持するとともに、前記挟持用屈曲片19a,19aにて嵌合屈曲片4b3 ,4b3 に食い込むようにして設置することができる。
前記両挟持部19,19には、締付具20が装着されている。該締付具20は、ボルト20a・ナット20bであり、そのボルト20aが前記両挟持部19,19に形成された貫通孔を貫通しており、そのボルト20aの螺子部に螺合された前記ナット20bを締め付けることにより、前記両挟持部19,19の間隔が狭くなり、前記挟持用屈曲片19a,19aが相互に近接するものである。前記押え部材23は、第1タイプの支持具Cと同一のものである。
次に、第3タイプの支持具Cは、図15(A)に示すように、同様に金属材からなり、支持部材C1 と押え部材23とからなる。その支持部材C1 は図15(B)に示すように、フラット屋根の立馳構造の立馳締部5に適用されるものである。この支持具Cにおいて、支持上面部18は、比較的狭幅の長方形状に形成されたものであり、支持上面部18の両長辺から脚側部24,24が形成され、前記支持上面部18と両脚側部24,24によって鞍形状となっている。その両脚側部24,24間に左右対称1組の挟持部19,19が配置されている。該挟持部19,19は、前記立馳締部5の下方の括れ部を挟持して、締付具20により両脚側部24,24とともに、前記挟持部19,19が締め付けられる。また図15(A)に示すように、挟持部19,19の上部箇所が当接して、両挟持部材19,19の間隔を常時一定にすることができるものである。
次に、第4タイプの支持具Cは、図16に示すように、同様に金属材からなり、支持部材C1 と押え部材23とからなる。その支持部材C1 は、瓦棒葺屋根の瓦棒部6に適用されるものである。支持上面部18の幅方向両側より挟持部19,19が形成され、該挟持部19,19を介して瓦棒部6に挟持固定する。
次に、植栽部支持体B0 をトレー状支持体B2 としたタイプについて図21乃至図23に基づいて説明する。このタイプでは、まず前述し収納筺体Bと同様に上部が開口した筺体に形成されたものである(図22参照)。その床面部10には、多数の水抜き孔h,h,…が形成されており、収納された植栽部26の水が落下するようになっている(図23参照)。落下した水は、前述のトレー状支持体B2 と金属屋根Aとの間に形成される空隙部Sを落下するので、必要以上の水分が溜まることがなく、根腐れ等の不都合を防止することができる。
このトレー状支持体B2 は、合成樹脂から形成されたものが、軽量であり、且つ大量生産に向いている等の点で好適である。また、トレー状支持体B2 は薄い金属で形成することもできる。若干、重量は増えても低コストで製作できる。そのトレー状支持体B2 は、前述した収納筺体Bと同様に、床面部10に縦立上り側部11,11及び横立上り側部13,13が形成されたものであり、植栽部26を収納すると、植栽部26が前記縦立上り側部11及び横立上り側部13によって周囲が囲まれるようになり、安定した収納状態にできる。前記水抜き孔h,h,…は、床面部10に略均一に配置形成されており、植栽部26の水抜きが効率的に行なわれるようになっている。
このように、植栽部支持体B0 をトレー状支持体B2 として使用することで、予め屋根等の据付け現場以外の工場,倉庫等の植栽部保管場所等にて植栽部26を収納することができる。そして植栽部26入りトレー状支持体B2 を屋根の据え付け現場に搬送するのみで、緑化屋根を施工することができる。また、屋根に配置された多数のトレー状支持体B2 ,B2 ,…の中に枯れたり,根腐れ等の不良が入り込んでいても、そのトレー状支持体B2 のみを交換することができるものであり、保守,管理作業が効率的にできるものである。
次に、植栽部支持体B0 をパレット状支持体B3 としたタイプについて、図24乃至図26に基づいて説明する。このパレット状支持体B3 は、図25(A)に示すように、床面部10のみから構成され、前述したトレー状支持体B2 のように縦立上り側部11及び横立上り側部13が存在しないものである。また、床面部10には、格子状又は網目状となるようにして、上下方向に貫通する多数の貫通孔が構成され、これらが水抜き孔h,h,…としての役目をなすものである〔図25(B)参照〕。
また、パレット状支持体B3 は、1枚の板材からなり、これらに多数の水抜き孔h,h,…が形成されるものも存在する。パレット状支持体B3 は、幅方向における寸法が金属屋根Aの隣接する山形部1,1間の間隔よりも大きく形成されることがあり、このような場合には、前記貫通孔状に形成された水抜き孔h,h,…に支持具Cの固定用螺子軸部22を貫通させて、固定するものである。このパレット状支持体B3 は、合成樹脂から形成されることがあり、この合成樹脂にて形成されたものが、大量生産に好適で且つ軽量で扱いやすいものである。また、このパレット状支持体B3 では、前述したように、縦立上り側部11及び横立上り側部13が存在しないものであり、床面部10に植栽部26を載置することにより、各植栽部26の周囲には何ら囲むべき仕切り部位が存在していない。そのために、緑化屋根の草刈り等の作業を行ないやすくすることができる。
次に、植栽部支持体B0 を簀の子状支持体B4 としたタイプについて、図27乃至図29に基づいて説明する。この簀の子状支持体B4 は、前記パレット状支持体B3 と略同様であり、略床面部10のみから構成される〔図28(A)参照〕。その簀の子状支持体B4 の床面部10は、これをベースとして、複数本の溝状部が形成されている〔図28(B)参照〕。この溝状部が水抜き孔h,h,…の役目をなすものである。したがって、屋根に配置するには、その溝状部とした水抜き孔hの形成(長手)方向を常時水上側と水下側に沿って配置されることが好ましい。この簀の子状支持体B4 は、合成樹脂から形成されることがあり、この合成樹脂にて形成されたものが、大量生産に好適で且つ軽量で扱いやすいものである。また、前述したパレット状支持体B3 と同様に、この簀の子状支持体B4 においても、縦立上り側部11及び横立上り側部13が存在しないものであり、床面部10に植栽部26を載置することにより、各植栽部26の周囲には何ら囲むべき仕切り部位が存在していない。そのために、緑化屋根の草刈り等の作業を行ないやすくすることができる。
次に、植栽部支持体B0 をシート状支持体B5 としたタイプについて、図30に基づいて説明する。このシート状支持体B5 は、種々のものが存在し、まず網状としたものである。この網状としたもので、金属又は合成樹脂製から形成されたものが好適である。金属網としたものでは、強度的,耐久性等の点で優れたものである。また、合成樹脂としたものでは、柔軟性に富、交換等が容易にでき、扱いやすいものである。その他に、鉄板に多数の貫通孔が形成されたエキスパンドメタルやパンチングメタルが使用されたり、多数の水抜き孔h,h,…が形成されたフィルムシートタイプ等のものが存在する。上記トレー状支持体B2 ,パレット状支持体B3 ,簀の子状支持体B4 及びシート状支持体B5 は、市販されている物をそのままの状態で使用することができ、この点においても、施工上極めて有利な点である。
通路材Dは、図17に示すように、収納筺体Bの略同等の枠材27にパンチングメタル,金属網材等の通路部28が装着されたものである。また、この通路材Dは、図18に示すように、金属薄板材や木製の板材を使用することもある。この場合には、通路材Dの厚さは、収納筺体Bよりも薄くなることもある。これに対応する支持具Cの押え部材23は図18(B)に示すように、押さえ片23aが高さが異なる2つの押さえ片23a,23aから形成されるものとしている。この通路材Dは、前記収納筺体Bとともに金属屋根A上に支持具Cを介して装着される。通常は、通路材Dは、前記収納筺体Bに隣接して配置され、収納筺体Bの植栽部26の保守管理を行いやすくするものである。
次に、栽培層を構成する植栽部26は、図4に示すように、植栽層26aと土壌層26bとから構成されている。そして、植栽層26aと土壌層26bとはシート状に形成されたものである。また前記植栽層26aは、植栽マット材としたもので、繊維質の材質から構成され、平面的に見て略正方形或いは長方形の偏平布団状に形成されたものであり、植物が成長して行くものである。また、土壌層26bは、繊維質以外のもので木質のものや石質のものであっても構わない。また、前記植栽部26は、予め所定期間成長済みとしたものが使用されることもある。これによって、緑化屋根の施工が完了するとともに、成長した植物の鑑賞がすぐにできるものであり、従来のように、緑化屋根の基礎ができたとしても、植物の成長が遅いために、本格的な緑化屋根の完成がさらに遅れるという不都合を解消することができる。
次に、施工について説明する。金属屋根Aを構成する複数の屋根板材A1 ,A1 ,…の山形部1の頂部に支持具Cが装着される。該支持具Cは、挟持部19,19を介して金属屋根Aの連結継手箇所に装着される。これを順次繰り返して、金属屋根Aの連結継手箇所に沿って複数の支持具C,C,…が所定間隔をおいて装着されてゆく。次に、隣接する支持具C,C間に亘ってその支持上面部18,18上に収納筺体B及び通路材Dが敷設され、支持上面部18と押え部材23にて収納筺体Bの幅方向端部及び長手方向両端部が挟持固定されるものである。前記収納筺体B及び通路材Dの長手方向は、前記屋根板材A1 の長手方向と同一方向としたり、又は収納筺体B及び通路材Dの長手方向を屋根板材A1 の長手方向に直交する方向に配置することもある(図19参照)。また、植栽部支持体B0 に設置された前記植栽部26には、飛散防止ネット30が被覆され、植栽部支持体B0 から脱落することを防止することもある。この飛散防止ネット30は、前記支持具C等を介して前記植栽部支持体B0 に固定される。
本発明における第1タイプの金属屋根に収納筺体を配置したの斜視図である。 (A)は本発明における第1タイプの金属屋根に収納筺体を配置した縦断正面略示図、(B)は(A)の拡大断面図である。 (A)は本発明における第1タイプの金属屋根に対応する支持具を装着した状態の縦断正面図、(B)は第1タイプの金属屋根に対応する支持具の正面図、(C)は(B)における挟持部を閉じた状態の正面図、(D)は(C)の側面図、(E)は(B)の平面図である。 植栽部入り収納筺体の斜視図である。 収納筺体の分解斜視図である。 (A)は収納筺体の本体部の断面図、(B)は端部壁材の断面図、(C)は収納筺体の斜視図である。 (A)は左右の本体部間に床板部材を設けたタイプの収納筺体の要部斜視図、(B)は(A)の要部拡大断面図、(C)は幅方向寸法を適宜変更できる収納筺体の作用図である。 左右の本体部と床板部材とを溶接にて接合した状態の収納筺体の要部拡大断面図である。 (A)は床板部材を左右の本体部に差込みタイプとした収納筺体の縦断正面略示図、(B)は本体部の要部拡大断面図、(C)は床板部材を左右の本体部との接続箇所の拡大断面図である。 (A)は本体部と床板部材とを係止状態で接合するタイプの収納筺体の斜視図、(B)は本体部と床板部材との係止箇所における拡大断面図である。 (A)は押え部材を連結継手部に装着した状態の斜視図、(B)は押え部材の斜視図、(C)は連結継手部に支持具と押え部材とで収納筺体を固定した状態の縦断正面図である。 (A)は第2タイプの金属屋根による本発明の正面図、(B)は(A)の拡大断面図である。 本発明における第2タイプの金属屋根に対応する支持具を装着した状態の縦断正面図である。 (A)は第2タイプの金属屋根に対応する支持具の正面図、(B)は(A)の平面図である。 (A)本発明における第3タイプの金属屋根に対応する支持具を装着した状態の縦断正面図、(B)は第3タイプの金属屋根に対応する支持具の斜視図である。 (A)本発明における第4タイプの金属屋根に対応する支持具を装着した状態の縦断正面図、(B)は第4タイプの金属屋根に対応する支持具の斜視図である。 (A)は収納筺体とともに通路材を設けた状態の斜視図、(B)は通路材の斜視図、(C)は通路材を支持具にて固定した要部縦断正面図である。 (A)は薄板材を使用した通路材を本発明に使用した状態の斜視図、(B)は通路材を支持具にて固定した要部縦断正面図である。 収納筺体を屋根板材の長手方向に直交させて配置した使用例を示す斜視図である。 (A)は収納筺体がプレス加工にて形成されたタイプの収納筺体、(B)は(A)の要部斜視図、(C)は横立上り側部を折曲形成した要部斜視図、(D)は横立上り側部に続いて縦立上り側部を折曲形成した要部斜視図、(E)はプレス加工完了状態の要部斜視図、(F)横立上り側部と縦立上り側部とを溶接手段で固着した要部斜視図である。 本発明における第1タイプの金属屋根にトレー状支持体を配置したの斜視図である。 トレー状支持体の一部切除した斜視図である。 (A)は本発明における第1タイプの金属屋根にトレー状支持体を配置した縦断正面略示図、(B)は(A)の拡大断面図である。 本発明における第1タイプの金属屋根にパレット状支持体を配置したの斜視図である。 (A)は一部切除した植栽部をパレット状支持体に設置した斜視図、(B)はパレット状支持体の要部斜視図である。 (A)は本発明における第1タイプの金属屋根にパレット状支持体を配置した縦断正面略示図、(B)は(A)の拡大断面図である。 本発明における第1タイプの金属屋根に簀の子状支持体を配置したの斜視図である。 (A)は一部切除した植栽部を簀の子状支持体に設置した斜視図、(B)は簀の子状支持体の要部斜視図である。 (A)は本発明における第1タイプの金属屋根に簀の子状支持体を配置した縦断正面略示図、(B)は(A)の拡大断面図である。 本発明における第1タイプの金属屋根にシート状支持体を配置したの斜視図である。
符号の説明
1 …屋根板材、A…金属屋根、B…収納筺体、B1 …本体部、B0 …植栽部支持体、B1 …本体部、B2 …トレー状支持体、B2 …トレー状支持体、
3 …パレット状支持体、B5 …シート状支持体、C…支持具、D…通路材、
T…連結継手部、3…馳締部、3a…下馳部、3b…上馳部、3c…首部、
4…嵌合継手部、4a…被嵌合屈曲部、4b…キャップ材、5…立馳締部、6…瓦棒部、10…床面部、11…縦立上り側部、12…螺子溝条、13…横立上り側部、
14…床板部材、19…挟持部、26…植栽部、26a…植栽層、26b…土壌層、
h…水抜き孔。

Claims (2)

  1. 略方形状の床面部を備えた植栽部支持体と、複数の屋根板材同士の連結にて施工される金属屋根と、隣接する前記屋根板材同士の連結継手部に装着固定される支持具と、植栽層と土壌層から構成される植栽部とからなり、前記金属屋根の連結継手部に装着された支持具を介して植栽部支持体が金属屋根上に敷設され、前記植栽部支持体には植栽部が収納配置され、前記植栽部支持体は、略方形状の床面部とその幅方向両端に形成される縦立上り側部とからなる本体部と、該本体部とは別部材とし,前記床面部の長手方向両端に装着される横立上り側部とから構成されると共に上方に開口を有する収納筺体とし、前記横立上り側部の下方箇所には、上下に平行状態となる2枚の案内片からなる案内部が形成され、前記2枚の案内片の間には前記本体部の床面部及び該床面部に形成されている螺子溝条も含めて挿入されるようにして、横立上り側部と本体部とが接合されてなることを特徴とする緑化屋根。
  2. 請求項1において、前記植栽部支持体は、幅方向に左右対称の2部材からなる本体部と該本体部の両床面部に配置される適宜に設定された幅寸法を有する床板部材と、前記本体部とは別部材とし,前記床面部の長手方向両端に装着される横立上り側部とから構成されると共に上方に開口を有する収納筺体とし、前記床板部材の幅方向端部には係止端縁が形成され、前記本体部の床面部箇所には被係止部が形成され、前記係止端縁が係止して床面部と床板部材とが接続されて床を構成するものとしてなることを特徴とする緑化屋根。
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