JP4596484B2 - 加工と付随乾燥のために気体の媒体で食品を処理する装置と方法 - Google Patents

加工と付随乾燥のために気体の媒体で食品を処理する装置と方法 Download PDF

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Description

発明の分野
この発明は、食品を水蒸気で処理し、加工と付随乾燥を行う装置と方法に関する。
WO99/57496
US特許第3,938,651背景技術 食品技術においては、産品すなわち、1次食材を調整された空気や水蒸気で処理する無数の装置が存在する。処理とは、例えば、冷凍、冷却、加熱、乾燥、または煮沸に関連する。1つのエンドレスコンベヤベルトが、当出願人のUS特許第3,398,651号から知られている。このコンベヤベルトは、その行程の一部に沿って、螺旋経路を形成して配置されており、このコンベヤベルトは、多数の連続転回部(succesive turns)を形成する。このコンベヤベルトは、無数のリンク部材で作られており、これらのリンク部材は、積み重ね体(stack)中の第1の転回部が、積み重ね体中の付随する第2の転回部を連行する(carry)ように設計される。このことは、コンベヤベルトが、自己堆積型(selfstacking)であることを意味する。このタイプのコンベヤベルトは、非常に限られたスペース内で、長い移送距離を提供することができるので有利であり、したがって、処理しようとする産品を所望の環境下に長時間露出しておくことができる。
このコンセプトの更なる発展が、食材を空気または水蒸気で処理する装置に関する当出願人のWO 99/57496号から知られる。この装置は、上記のUS特許第3,398,651号に記載のタイプのコンベヤベルトを含んでいる。リンク部材の構造と堆積体中の端末の閉鎖のために、堆積体は、空気流が、コンベヤベルトの螺旋経路によって規定される中央スペースを通過し、次いで、コンベヤベルトの構造によって規定され、食材が配置される環状スペースに達するような態様で、カプセルに包まれたように包囲される(encapsulated)。産品が堆積体内を移動するにしたがって、その媒体は変更され、したがってまた、空気か水蒸気かの媒体も変更される。例えば、産品の冷却か、加熱かがこれに含まれる。
更なる処理を行うために他の装置を通される食材によって、従来の態様において、更なる加工ステップが実行される。
このように、食材の加工を別のステップにおいて食材加工装置は、前から知られている。しかしながら、従来技術の装置は、付随的な乾燥および/または着色を伴う煮沸のような連続処理を、1または同一装置中で行うことが不可能である。
発明の目的
この発明の目的は、食材を、加工とそれに伴う乾燥のためにガス状媒体で処理する装置と方法を提供することである。
この装置と方法は、当然のことながら、結合処理、すなわち、加工とそれに伴う乾燥を1または同一の装置で行うことが可能である。
この装置は、構造および省スペース性において簡素でなければならない。
発明の概要
これらの諸目的の少なくとも1つおよび下記の説明から明白である他の諸目的を達成するために、この発明の食材を加工とそれに伴う乾燥のためにガス状媒体で処理する装置と方法が提供される。
用語「加工」とは、食材を加熱処理、例えば、煮沸、低温減菌することに関連している。包装、非包装の両方の産品を処理することができる。
用語「乾燥」とは、産品の水分量の減少および主として産品の表面の乾燥に関連する。用語「乾燥」は、同時にまた、産品の着色、例えば、卵かけ、パン粉かけを含むことができる。
応用分野の1例として、肉の蒸気蒸し、および、パスタ製品または野菜を箱詰め前に付随的にそれらの表面を乾燥することが挙げられる。別の例は、ハムやチーズのような詰め物製品の殺菌(pasteurisation)である。この装置は、加工直後であって付随するラベル貼りの直前に詰め物製品の表面を乾燥するために使用することができる。
より特定すれば、食材を加工処理し、付随的に乾燥する装置が提供される。この装置は、堆積体を形成する螺旋経路に続くその長さの一部に沿うエンドレスなコンベヤベルトを含み、前記螺旋経路は、堆積体中の中央スペースを規定し、コンベヤベルトは、ガス状媒体の流れを、堆積体を通過して垂直方向だけではなく、水平方向にも案内する通路を有する。この装置は、堆積体の末端部によって特徴付けられ、この場合、前記堆積体は、カプセル体によって垂直方向に包囲されており、第1のガス状媒体を前記中央スペースに供給するための第1の手段と、第2のガス状媒体を前記カプセル体に供給する第2の手段とを有し、前記カプセル体は、第2のガス状媒体の流れを、それが、前記カプセル体から残余の堆積体に向かって垂直方向に通過する態様で方向付けるように配置される。
堆積体のカプセル体をこのように配置することによって、堆積体を2部分に分割することが達成され、ガス状媒体の供給によって、1つの、そして、同一の装置内において、加工と付随乾燥の両方による食材の処理が可能になる。カプセル状包囲体の長さのみならず、コンベヤベルトの移送速度と組合せる堆積体の高さは、それぞれ、所望の加工と乾燥、
すなわち、カプセル状に包囲されない部分における滞留時間とカプセル状に包囲された部分における滞留時間にそれぞれ調整される。ガス状媒体のパラメータは、所望の加工と乾燥とにそれぞれ調整される。装置は、構造的観点においてシンプルである。更に、その垂直方向の延出の程度は、装置を省スペース的なものにする。この装置は、コンベヤベルトが自己堆積型であろうとなかろうと利用することが可能である。
1つの好ましい具体例において、第1のガス状媒体は、湿潤水蒸気であり、第2のガス状媒体は過熱水蒸気である。異相の水蒸気を利用することは、食材技術においては非常に有利である。その理由は、どのような外来物質も付加されないからである。それはまた、安価な媒体でもある。第1のガス状媒体は、飽和水蒸気で構成することが可能である。
カプセル体は、堆積体の上部に配置されることが好ましい。この位置は、事実上、過熱水蒸気よりも重い湿潤水蒸気が、堆積体の内部において下方に移動する傾向があることを意味する。その結果として、産品は、それが連続的に乾燥度合いを増大するとき、堆積体を通過して移送されつつある間に、堆積体中を案内されることができるので、湿潤水蒸気と凝縮水から自由になることができる。このように、重力を利用することによって、水蒸気が堆積体を通って移動するための外力による駆動源は必要とされない。
好ましい具体例においては、カプセル体の上方エッジ部にコンベヤベルトを覆って第1の末端閉鎖部が設けられる。この第1の末端閉鎖部は、コンベヤベルト上方の屋根を形成し、過熱水蒸気の流れを、カプセル体と一緒になって、カプセル状に包囲された堆積体の部分とカプセル状に包囲されない堆積体の部分に向かって下降するように方向付けるように設けられる。
第2の末端閉鎖部が、中央スペースの上方に設けられることは一層好ましい。第2の末端閉鎖部は、供給された湿潤水蒸気が、堆積体を通って流れるように方向付けることを助ける屋根を形成する。
コンベヤベルトの長手方向エッジ部において、側方部片が堆積体の内側壁を形成することが好ましく、前記側方部片は、前記中央スペースを規定するために径方向内側において堆積体を規定する。このように、側方部片をコンベヤベルトのエッジ部に配置することによって、側部壁が形成され、堆積体が中央スペースと環状スペースに分割されることが実現する。このように、食材の取り扱いには決定的である、装置のクリーニングを妨げる堆積体を規定するための別体の壁は不要である。
第3の末端閉鎖部材が、堆積体内に形成される最下位の転回部と向き合って設けられることが好ましく、前記第3の末端閉鎖部は、コンベヤベルトによって規定される中央スペースを横断して設けられる。第3の末端閉鎖部は、堆積体の底部を形成し、ドレーンに好都合なように僅かながら円錐状であるべきである。
湿潤水蒸気を供給する手段が、ファンを含むことが好ましい。このファンは、湿潤水蒸気を環状スペースに追いやって、ここで産品と接触させることを助ける。このファンはまた、水蒸気をゆっくりと循環させることによって堆積体内の湿潤水蒸気のよりよい循環を提供し、かくて、高い水分量を伴う暖かい水蒸気が堆積体の上部に集まって層を形成することを阻止する。
コンベヤベルトの移送方向は、カプセル状包囲部に向かうことが好ましい。このことは、移送方向が、重力の作用方向とは反対であることを意味しており、したがって、堆積体内における過熱水蒸気と湿潤水蒸気の下降移動とは反対の方向である。
堆積体は、コンベヤベルトの入り口と出口を含むハウジング内に配置することが好まし。ハウジングは、凝縮した水蒸気を排水するドレーンを含むことも好ましい。
1具体例において、カプセル体は、同じ高さを持ち、堆積体の一部を垂直方向に包囲する外側と内側の周囲壁を備える。第2の具体例においては、カプセル体が、堆積体の全高に沿って垂直方向に延出する1つの外側周囲壁と、堆積体の一部に沿って垂直方向に延出する1つの内側周囲壁とを有し、前記外側周囲壁は、内側周囲壁によって覆われない堆積体の一部に沿って開口部または穿孔を備えることが好ましい。ありうべき第3の具体例においては、カプセル体が、1つの外側周囲壁と堆積体の全高に沿って延出する1つの内側周囲壁とを有し、両周囲壁が、堆積体の一部に沿って開口部または穿孔を有する。
他の様相によれば、この発明は、加工を目的として食材を処理し、乾燥する方法に関する。この方法は、次の諸ステップを含む。すなわち、その長さの一部に沿って形成される堆積体に続く1つのエンドレスコンベヤベルトを調製すること、前記コンベヤベルトは、ガス状媒体の流れを堆積体を通して水平、垂直の両方向に案内する通路を備えること、堆積体は、中央スペースを規定すること、堆積体は、カプセル状に包囲されない下方部分と、これに隣接してカプセル体によって垂直方向に包囲される上方部分とを含むこと、前記中央スペース内に第1のガス状媒体を供給して、これを、第1のガス状媒体を水平方向に案内する前記通路を介してカプセル状に包囲されない堆積体の部分へと更に移送すること、第2のガス状媒体の流れを、カプセル部によって包囲される堆積体の前記上方部分に供給すること、前記上方部分は、前記第2のガス状媒体の流れを、それが、前記カプセル状に包囲された堆積体の部分から前記のカプセル状に包囲されない堆積体の部分へと必ず垂直方向に流れる態様で方向付けること、第2のガス状媒体の流れが、カプセル体によって包囲された堆積体の部分に進入して必須的に垂直方向に下降して、カプセル体によって包囲されない堆積体の部分に移送される第1のガス状媒体に影響を及ぼすので、第1のガス状媒体は、カプセル体によって包囲された堆積体の部分に向かって流れることを防止される。
技術の説明
図1は、従来技術のベルトコンベヤ1を示す。このベルトコンベヤ1は、図示の態様において、無数の連続転回部4を有する螺旋経路が、その長さの一部に沿って適切に続き、堆積体3を形成しているコンベヤベルト2を含む。図示のコンベヤベルト2は無数の互いに関節態様で連結され、直線的に、そして、湾曲部を介して上昇下降して走行することができるとともに、また、側方に向かって走行することもできるリンク5を含む。
リンク5は、底部6と、コンベヤベルト2の外側長手方向エッジ部に配列された少なくとも1つの側方部片7bとを含む。図示のように、リンク5は、コンベヤベルト2の内側長手方向エッジ部に1つまたは複数の側方部片7aを含む。底部6は、ある種の穿孔を伴う表面を構成しており、水蒸気が通過することが可能である。底部6は、例えば、メッシュまたは穿孔を施された金属シートで形成することができる。
リンク5は、水蒸気がコンベヤベルト2を通過して垂直方向と水平方向に流れることができるように設計されている。このことは、例えば、連続する2つのリンク5の間の遊び、堆積部3内において連続する2つの転回部4の間の遊び、または、側方部片7a、7bに形成される孔、で構成される通路を介して発生する。垂直方向の流れは、先行が施された底部6によって可能となる。
堆積体3内の第1の転回部4の側方部片7a、7bは、第1の転回部の上に配置された第2の転回部4´の少なくとも1つの長手方向エッジ部を連行する。このことは、コンベヤベルト2が自己堆積性であることを意味する。複数の側方部片7bは、したがって、コンベヤベルト2のリンク5の外側長手方向エッジ部において、堆積体3の外側のシリンダ状壁8を形成し、コンベヤベルト2内にリンク5の内側長手方向エッジ部が存在するならば、複数の側方部片7aが堆積体3の内側シリンダ状壁9を形成する。このことによって、外側シリンダ状壁8と内側シリンダ状壁9の間に1つの環状スペース10が形成されることになる。更に、内側シリンダ状壁9によってシリンダ状中央スペース11が規定される。
内側シリンダ状壁9に対する代替形態として、内側シリンダ状壁は、コンベヤベルトとは別体の(図示しない)壁、例えば、堆積体中においてその内側長手方向エッジ部においてコンベヤベルトを連行するために用いられるドラムの外周部から形成される壁を含むことができる。したがって、そのような壁は、水蒸気を中央スペースから水平方向に流すように、また、環状スペース内に流すような既に説明した通路を含む。
両方の代替形態において、環状スペース10は、コンベヤベルト2の面を移送される産品の周囲およびこれを越えて流れる水蒸気のためのダクトとして用いられる。
水蒸気は、通常は、堆積体3、その環状スペース10、中央スペース11を介して垂直に流れる。水蒸気はまた、それが、上記の通路を介して水平方向に強制的に通過して環状スペース10内を流れて堆積体3に含まれる転回部4、4´の間を垂直方向に移動するような態様で、中央スペース11を介して流れても差し支えない。このことによって、水蒸気は、堆積体を水平に流れるばかりでなく、垂直に流れることもできることになる。
図2は、この発明の装置15の略示的断面図である。この装置15は、上に述べたようなコンベヤベルト1に基づいている。したがって、その一般的構造に関する説明はここには繰り返さない。
この装置15は、堆積体3の環状スペース10を覆って配置された第1の末端閉鎖部16を含む。装置15はまた、堆積体3の中央スペース11を覆って配置された第2の末端閉鎖部17を含む。2つの末端閉鎖部16、17は、装置15の屋根を形成しているということができる。第1および第2の末端閉鎖部16、17は、互いに一体化することができ、環状スペース10と中央スペース11の両スペースを覆う一続きの共通の末端閉鎖部を形成する点を理解すべきである。2つの末端閉鎖部16、17は、メンテナンスとクリーニングのためのアクセスが可能であるように取り外しが容易でなければならない。
装置15は更に、堆積体3の下方エッジ部に設けられ、内側シリンダ状壁9と向き合って接する水平な底部壁を形成する態様で、堆積体3内に形成される最下端の転回部と向き合う第3の末端閉鎖部18を含む。この第3の末端閉鎖部18は、わずかに円錐状であることが好ましい。
堆積体3の末端部分19、より特定すれば、その上部は、外側シリンダ状壁8および内側シリンダ状壁9に沿って、堆積体3がカプセル体に包まれた堆積体の部分20とカプセル体に包まれない部分21とに分割される態様で、カプセルに包まれたように包囲される。カプセル体22は、水平方向には必須要件として強固である。カプセル体22の上方エッジ部は、第1の末端閉鎖部16と向き合って嵌合し、下方エッジ部は、外側シリンダ状壁8および内側シリンダ状壁9と向き合って強固に嵌合する。用語「向き合って強固に嵌合」とは、水蒸気の流れの多少の漏洩を防ぐシールの合理的な度合いである。必要なシールは、例えば、ラバーストリップによって確立される。
装置15は、ハウジング23内に配置される。ハウジング23は、連続コンベヤベルト2に設けられた入り口24と出口25を介して外気と連通する。コンベヤベルト2は、したがって、入り口24と出口25を通過してその連続経路を形成することが可能である。産品は、ハウジング23の外側において出し入れすることが好ましい。
堆積体3の中央スペース11の上部において、湿潤水蒸気の流れP1を供給するために第1の手段26が設けられる。そのもっともシンプルな具体例においては、この第1の手段26は、ファン28と連通する入り口27で構成される。この手段26は、第2の末端閉鎖部17に設けられることが好ましい。ファン28は、湿潤水蒸気P1を堆積体3を通して移動するために設けられている。
カプセルに包まれた堆積体の上方部20においては、カプセル体に包まれた堆積体の部分20を通して過熱水蒸気P2を供給するために第2の手段29が設けられる。その最もシンプルな具体例において第2の手段29は、多数のオリフィスを備える管30で構成される。管30は、堆積体中の第1の転回部と第1の末端閉鎖部16の間において環状スペース10内を延出する。
過熱水蒸気P2は、カプセル体に包まれた堆積体の部分20を通過して、更に、カプセル体に包まれない部分21を下降して案内され、ここで湿潤水蒸気P1と出会う。P1、P2の2つの流れは、湿潤水蒸気P3の共通の流れに結合される。
コンベヤベルト2は、カプセル体に包まれた堆積体の上方部20に向かう移送方向V、すなわち、図示の具体例では堆積体3に向かって上方に向かう移送方向を有する。
次に、装置15の機能を説明する。適切に加工しようとする(図示しない)産品は、コンベヤベルと2のハウジング23の外側に配置される部分に載置される。産品は、ハウジング23に移送され、環状スペース10内で堆積部3を通って上昇する。
中央スペース11とカプセルに包まれない堆積体の部分21内の環状スペース10を含むハウジング23は、湿潤水蒸気P1を供給するために第1の手段26によって湿潤水蒸気で充填される。中央スペース11は、ファン28によって、コンベヤベルト2内の前述の通路を通って移動される水蒸気によって、湿潤水蒸気で充填されている。環状スペース10内においては、湿潤水蒸気が、産品と接触するに至り、産品の表面で凝縮するであろう。ハウジング23内の温度の相違によって、水蒸気は、低温エリアに向かって、つまり、環状スペース10を経て下方に移動する。湿潤水蒸気P1を堆積体3内で下方に移動させる他の駆動力は、以下に説明する過熱水蒸気P2である。
産品を加工するための産品の加熱/煮沸は、湿潤水蒸気P1によって起きる。滞在時間、すなわち、カプセル体に包まれない堆積体21内の産品の加工時間は、この部分を通過するコンベヤベルト2の速度と長さによって決まる。
産品が、カプセル体に包まれた堆積体の部分20内を連続して移送されるにしたがって、産品は、過熱水蒸気P2の流れと出会う。この過熱水蒸気P2は、カプセル体に包まれた部分20を通ってカプセル体に包まれていない堆積体の部分21に向かって下方に移動する。カプセルに包まれない部分21内部における漏洩およびこれと関連する漏洩において、過熱水蒸気は、湿潤水蒸気P1のみならず、多かれ少なかれ湿潤された産品と出会い、過熱水蒸気は、湿潤水蒸気に変化し、湿潤水蒸気P3の共通の流れを形成する。
その結果として、環状スペース10内においてカプセル体に包まれた堆積体の部分20を通過中の産品は、表面の水分量を継続して減じる、すなわち、産品がコンベヤベルト2に形成される出口25を経てハウジング23を最終的に離れる前に、産品の表面が乾燥する。過熱水蒸気の乾燥と温度の程度にしたがって、産品の着色が起こる。
上に説明したように、結果として生じる水分率は、カプセル体に包まれた堆積体の部分20内における産品の滞在のみならず、例えば、供給される過熱水蒸気の流れP2にも依存する。
ハウジング23内のプロセス中は、水分が液状に凝固する点を理解すべきである。この水分は、第3の末端閉鎖部18内の(図示しない)ドレーン管を介してハウジング23から排液される。環状スペース10内において凝縮する水は別途に適当に収集されてハウジング23から更に排液される。
上記の具体例においては、カプセル体に包まれた堆積体の部分20が、堆積体3の上部に配置される。カプセル体に包まれた堆積体の部分20は、この発明の技術的範囲内において、堆積体3の下方部に設けることもできる点を理解すべきであり、この場合は、コンベヤベルト2が逆方向に駆動される。
このカプセル状包囲部分は、同じ高さを備える内側と外側の周囲部の壁として堆積体を垂直に囲む部分に形成することができる。これは、図2に示されている。しかしながら、このカプセル状包囲部分は別の設計を備えることも可能である。例えば、(図示しない)1具体例においては、外側周囲壁が、堆積体の全高に沿って垂直に延出しており、他方、内側周囲壁は、堆積体の一部に沿って垂直に延出している。そのような外側周囲壁は、内側周囲壁によって覆われない堆積体の部分に沿って、開口部または穿孔を備えることが好ましい。カプセル状包囲部分は、したがって、内側周囲壁に被覆される堆積体の部分においては水平方向に本質的に堅牢であり、したがって、カプセル状包囲部分は、第2のガス媒体を、それが前記カプセル状包囲部分から堆積体の残余部分に向かって垂直に通過する態様に方向付けるように設けられる。第1のガス媒体は、堆積体の環状スペース内に流入することを妨げられない。
別の具体例においては、カプセル状包囲部分の外側および内側の両周囲壁が、堆積体の全高に沿って延出し、両壁が堆積体の一部に沿う開口部または穿孔を備える。したがって、穿孔を施されていない部分は、第2のガス媒体の流れを、それがカプセル状包囲部分の穿孔されていない部分から堆積体の残余の部分に通過するような態様で方向付け、他方において、カプセル状包囲部分の穿孔を施された部分が、第1のガス媒体の流れを、開口部/穿孔を経て堆積体の環状スペース内に流し込むことを可能にする。
要約すれば、この発明は、食材を加工の目的で水蒸気で処理し、付随して乾燥する装置15と方法に関する。
この装置15は、堆積体3を形成する螺旋経路に続くエンドレスコンベヤ2を含むベルとコンベヤ1を基本とする。
好ましい具体例においては、堆積体3は、堆積体の上方部分を垂直方向に包囲するカプセル状包囲部を含む。コンベヤベルト2は、堆積体を径方向に規定する外側シリンダ状壁8および内側のシリンダ状壁7を形成する側方部片7a、7bを含むように設計される。側部壁8、9は、堆積体3内において、それぞれ、中央スペース11および環状スペース10を規定する。中央スペース11においては、湿潤水蒸気P1を供給するために第1の手段26が設けられる。この流れP1は、コンベヤベルト2の構造のために、環状スペース内に進入し、ここで、加工目的でコンベヤベルト2の面を移送される産品と接触する。更には、過熱水蒸気P2の流れが、カプセル状に包囲された堆積体の部分20を介して供給される。カプセル体22は、過熱水蒸気P2の流れを、カプセル体に包まれない堆積体の部分21に向かわせ、前記流れはここで湿潤水蒸気P1および湿潤された産品と接触する。過熱水蒸気P2は、水分の一部を吸収して、共通の流れをなす湿潤水蒸気P3と結合する。その結果、コンベヤベルト2の面を移送される産品は、カプセル体に包まれた堆積体の部分20を介して移動する間に、その水分量を連続して減少する。所望の加工時間と水分量は、とりわけ、カプセル体に包囲されたい堆積体の部分21とカプセル体に包囲された堆積体の部分20を通るコンベヤベルト2の移送速度と移送距離のそれぞれによって制御される。1つの更に重要なファクタは、水蒸気の相対湿度と過熱水蒸気の温度である。
第1のガス状媒体、すなわち、カプセル体によって包囲されない部分21内の湿潤水蒸気の温度を制御するために、ガス状形態のみならず液状形態の選択媒体を供給することも可能である。この場合の供給はカプセル体で覆われない堆積体の部分21に対して行われる。ガス状媒体が、例えば、湿潤水蒸気であるならば、液状形態の水を供給することができる。液体は、(図示されない)ノズルを介して霧化状態で供給される。この技術は、先ず第1に、カプセル体に包まれない部分21内の温度が高すぎる場合に用いられる。したがって、この場合の供給は、連続してではなく、必要な場合に一時的に行われる。
装置は、自己堆積型コンベヤベルトを備えるベルトコンベヤに基づいて上に説明した。この発明は、自己堆積型ではないコンベヤベルトを含むベルトコンベヤに適用しても同じ結果を得ることができる点を理解すべきである。
この装置と方法は、マイナーな改変を施して乾燥のみに使用することができる点も理解すべきである。したがって、乾燥は、2つのステップで行うことができる。この場合は、第1のガス状媒体と第2のガス状媒体が、同一の物質、好ましくは、過熱水蒸気で構成される。しかしながら、2つの媒体には、異なる温度が与えられる。
上記の説明は、湿潤水蒸気の形態を取る第1のガス状媒体の利用に基づいている。第1のガス状媒体を飽和水蒸気で構成しても同様な成功を得る。
この発明によって、加工目的で食材を水蒸気で処理し、これに付随して乾燥する装置と方法が提供される。加工とこれに付随する乾燥は、産品が装置を通るコンベヤベルト面を移送される間に、1つの同一の装置で実行されるように一体化される。装置は、省スペースで、構造的にシンプルでもある。
この発明は、創意に基づく装置と方法の図示し、説明した具体例に限定されるものではない点を理解すべきである。いくつかの変形と改変が想像可能であり、したがって、この発明は、添付した特許請求の範囲の記載によってのみ規定される。
従来技術の自己堆積型ベルトコンベヤを示す図。 この発明の食材処理装置を示す図。

Claims (22)

  1. 加工目的で食材を処理し、続いて乾燥するための装置(15)であって、
    その長さの一部に沿って配置された螺旋経路が堆積体(3)を形成する1つのエンドレスコンベヤベルト(2)を含み、前記螺旋経路が前記堆積体(3)内の中央スペース(11)を規定しており、
    前記コンベヤベルト(2)は、前記堆積体(3)を介してガス状媒体の流れを、水平方向のみならず垂直方向にも案内する通路を有し、以下の(a)〜(d)を特徴とする装置。
    (a)前記堆積体が本質的に水平方向に強固であるカプセル体(22)によって垂直方向に包囲される前記堆積体(3)の末端部であって、前記カプセル体は、前記堆積体の前記末端部を垂直に囲む外側周囲壁と内側周囲壁によって形成されており、前記カプセル体は、前記外側周囲壁と前記内側周囲壁の一方のほぼ垂直間隔に沿って延出している、前記堆積体(3)の末端部、
    (b)第1のガス状媒体を前記中央スペース(11)に供給する第1の手段(26)、
    (c)第2のガス状媒体を前記カプセル体(22)に供給する第2の手段(29)、
    (d)前記カプセル体(22)は、前記第2のガス状媒体の流れを、それが前記カプセル体(22)から、前記堆積体(3)の残余部に送られる態様で方向付けがなされるように配置される。
  2. 前記第1のガス状媒体が、湿潤水蒸気(P1)である請求項1に記載の装置。
  3. 前記第1のガス状媒体が、飽和水蒸気(P1)である請求項1に記載の装置。
  4. 前記第2のガス状媒体が、過熱水蒸気(P2)である請求項1に記載の装置。
  5. 前記カプセル体(22)が、前記堆積体(3)の上部に設けられる請求項1に記載の装置。
  6. 第1の末端閉鎖部(16)が、前記カプセル体(22)の上部エッジ部において前記コンベヤベルト(2)を覆うように設けられる請求項1に記載の装置。
  7. 第2の末端閉鎖部(17)が、前記中央スペース(11)の上方に設けられる請求項1に記載の装置。
  8. 側方部片(7a,7b)が、前記コンベヤベルト(2)の長手方向エッジ部において、前記堆積体(3)の外側壁を形成し、前記外側壁は、径方向外側において前記堆積体を規定する請求項1に記載の装置。
  9. 側方部片(7a,7b)が、前記コンベヤベルト(2)の長手方向エッジ部において、前記堆積体(3)の内側壁を形成し、前記内側壁は、径方向内側において前記堆積体を規定する請求項1に記載の装置。
  10. 第3の末端閉鎖部(18)が、前記堆積体中に形成される最下位の転回部と向き合って設けられ、前記第3の末端閉鎖部は、前記コンベヤベルト(2)によって規定される前記中央スペース(11)を横断して設けられる請求項1に記載の装置。
  11. 湿潤または過熱水蒸気(P1)を供給する第1の手段(26)は、ファン(28)を含む請求項2または3に記載の装置。
  12. 前記コンベヤベルト(2)の移送方向(V)は、前記カプセル体(22)に向かって設けられる請求項1に記載の装置。
  13. 前記堆積体(3)は、前記コンベヤベルト(2)のための入り口(24)と出口(25)とを含むハウジング(23)内に設けられる請求項1に記載の装置。
  14. 前記ハウジング(23)は、凝縮した水蒸気を排液するためのドレーンを更に含む請求項13に記載の装置。
  15. 前記堆積体(3)の一部を包囲する前記外側周囲壁と前記内側周囲壁は、同じ高さを持つ請求項1に記載の装置。
  16. 前記外側周囲壁は、前記堆積体(3)の全高に沿って垂直に延出し、前記内側の周囲壁は、前記堆積体の一部に沿って垂直に延出し、前記外側周囲壁は、前記内側周囲壁によって被覆されない前記堆積体(3)の一部に沿う複数の開口部または穿孔を有する請求項1に記載の装置。
  17. 前記外側周囲壁および前記内側周囲壁は、前記堆積体(3)の全高に沿って延出し、前記両壁は、前記堆積体(3)の一部に沿って複数の開口部または穿孔を備える請求項1に記載の装置。
  18. 加工目的で食材を処理し、続いて乾燥するための方法であって、以下のステップ(a)〜(g)を含む方法。
    (a)その長さの一部に沿って配置された螺旋経路が堆積体(3)を形成する1つのエンドレスコンベヤベルト(2)を提供するステップであって、前記コンベヤベルト(2)は、ガス状媒体の流れを、前記堆積体(3)を介して水平方向のみならず垂直方向にも案内する通路を有する、1つのエンドレスコンベヤベルト(2)を提供するステップ、
    (b) 前記堆積体(3)は、中央スペース(11)を規定するステップ
    (c) 前記堆積体(3)は、カプセル体によって包囲されない堆積体の下方の部分(21)と、本質的に水平方向に強固であるカプセル体(22)によって垂直方向に包囲される、前記下方の部分に隣接する堆積体の上方部分(20)とを備えるステップであって、前記カプセル体は、前記堆積体の前記上方部分を垂直に囲む外側周囲壁と内側周囲壁によって形成されており、前記カプセル体は、前記外側周囲壁と前記内側周囲壁の一方のほぼ垂直間隔に沿って延出している、ステップ、
    (d)第1のガス状媒体の流れを、前記中央スペースに供給して、第1のガス状媒体を前記水平方向に案内する前記通路を介して、前記カプセル体によって包囲されない堆積体の下方の部分(21)に更に移送するステップ
    (e)第2のガス媒体の流れを、カプセル体によって包囲された堆積体の前記上方の部分(20)に供給するステップ
    (f)前記カプセル体(22)は、前記第2のガス状媒体を、それが、カプセル体によって包囲された堆積体の前記上方部分(20)から、カプセル体によって包囲されない堆積体の前記下方部分(21)に向かって必須的に垂直方向に流れる態様で方向付けるステップ
    (g)前記カプセル体によって包囲された堆積体の部分(20)に進入して、本質的に垂直方向に下降して流れる前記第2のガス状媒体の流れは、カプセル体によって包囲されない堆積体の前記下方部分(21)に移送される前記第1のガス状媒体の流れに影響を及ぼすので、前記第1のガス状媒体は、カプセル体によって包囲された堆積体の部分(20)に向かって流れることを阻止されるステップ
  19. 前記第1のガス状媒体が湿潤水蒸気(P1)である請求項18に記載の方法。
  20. 前記第1のガス状媒体が飽和水蒸気(P1)である請求項18に記載の方法。
  21. 前記第2のガス状媒体が過熱水蒸気(P2)である請求項18に記載の方法。
  22. 前記コンベヤベルトを、移送方向(V)において、前記カプセル体によって包囲された堆積体の部分(20)に向くように設けるステップを含む請求項18に記載の方法。
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