JPS5841052B2 - 食品連続蒸機 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は上下端開口蒸器にその内部を下降する循環装置
ａを配設し、同装置ａに食品受を設け、上記蒸器内に蒸
気管を配設しかつ蒸気噴出口の間隔を上部に行くに従っ
て犬に配設してなる食品連続蒸機に関するものである。

焼そば、むしめんと称されるものは径１．Ｏｉｒｗ２、
ＯＪ！１！＜らいの細麺線を２分〜８分くらい蒸気で加
熱して熱と水分とを適宜与えて弾力性のある焼そば、む
し麺を製造している。

現在このむし麺類も多量に生産されるために色々の連続
的製造方法、装置があるが、昔から蒸器を数段に重ねて
下方に湯釜又は蒸気の噴出孔を設置し、湯釜又は蒸気の
噴出口に近い方からむし上げが出来ている。

大量に横送りのコンベヤで製造されたものよりも古来の
蒸器重ねで製造されたものの方がむし麺としての食味も
よく父兄た外観も良い。

本発明は、蒸器むし方式を連続作業とし、その製品も同
じ食味のものを作ることを目的としたものであって本発
明を図面に示す実施例について説明すると、機枠に上下
端を開口した蒸器１を支持し、同量１の上下にスプロケ
ット２，２および３゜３を軸支し、上下のスプロケット
２，２および３゜３をそれぞれ無端チェノ４，４を掛回
しくチェノ４．４にネットを張設しても良い）、或は上
下スプロケット２，２および３，３に代えて上下ドラム
２’、 ２′および３’、３’を用い上下ドラム間に無
端ネツ）４’、４’を掛回して蒸器１内を下降する循環
装置ａを形成する。

スプロケット２，３およびドラム２：３’は矢印方向に
駆動されチェノ４，４およびネット４′、４′は蒸器１
Ｑ内部を下降し下端開口部１′から蒸器１の外部を上昇
して上端開口部１“から蒸器１内に下降する動作を連続
的又は間歇的シこ繰返す。

又一方の上下スプロケット３，３を回動させることなく
固定し、蒸器１の内部の一方のチェノ４又はネット４′
を静止させることもできる。

そして第１図に示す左側のチェノ４又は第２図に示す両
側ネツ）４’、４’に遮断羽根等による食品受５を等間
隔に突設し、かつ蒸器１の内面とチェノ４又はネット４
′との中間に蒸気噴出管６を配管し、上下段蒸気噴出管
６，６の間隔を下端開口部１′から上部に行くに従って
順次大に配管する。

そして容管６は両チェン４，４又はネット４’、４’の
外側から内側に向って高温蒸気を噴出するよう配設され
る。

上端開口部１“の上方には食品分量供給装置７を設け、
同装置７は食品が麺線の場合は麺線切刃ロール８，８お
よび分量カッター９によって形成される。

又下端開口部１′の下方には横動チェノ１０が設けられ
同チェン１０に受取パケット１１が架設されているもの
である。

尚図中１２で示すものは蒸気抜き、１３は切刃ロール８
に供給される麺帯、１４は麺線である。

対角する上記下降チエン４，４又はネット４′、４′の
両側は蒸気が漏れないように蒸器１の対向内壁面を接し
ている。

蒸気噴出管６の配置は横方向或は縦方向でも差支えない
。

下降する循環装置ａの長さと上下段の食品受５，５の取
合せを調整して蒸器１の能力を調節し或は麺帯１３の幅
によって食品受５，５による分画室をそれぞれ２室又は
複数室に仕切ることもできる。

従って下降循環装置ａを連続又は間歇的に適当速度で蒸
器１内を下降させ、蒸気噴出管６から高温蒸気を食品受
５，５間の区画室に向って横向に噴出させ、その状態に
おいて切刃ロール８から生麺線１４を切出しカッター９
で分量して所定量宛食品受５上に落下支持させると同生
麺線１４は噴出蒸気によって順次下降するに従って蒸気
量が増ノ 加し、上から下へと順次蒸熱されて下降し蒸麺玉１４′
となって下端開口部１′から食品受５の下方回動に伴っ
てパケット１１内に落下収容され同パケット１１は落下
蒸麺玉１４′毎に矢印方向に間歇移動（食品受５の下方
回動と連動）し次の落下蒸麺玉１４′を次のパケット１
１に収容する。

本発明は上述のように構成したので古来の蒸器重ねによ
って製造された蒸麺の食味と外観とを発揮し得るばかり
でなく連続的にこれを量産し得る効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の食品連続蒸機を示す図、第２図は同蒸
機の他側図である。 １・・・上下端開口蒸器、ａ・・・循環装置、５・・・
食品受、６・・・蒸気管。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 上下端開口蒸気１にその内部を下降する循環装置ａ
   を配設し、同装置ａに食品受５を設け、上記蒸器１内に
   蒸気管６を配設しかつ蒸気噴出口の間隔を上部に行くに
   従って犬に配設してなる食品連続蒸機。