JP4596403B2 - トラック等のウイング開閉装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ウイング開閉装置に関し、特に、トラック等のウイング開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ウイングを開閉させるための駆動装置として、一般的に、油圧シリンダ又はモータが用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ウイングを開閉させるための駆動装置として、一般的に、油圧シリンダ又はモータを用いた場合、これら油圧シリンダやモータを駆動するための配管、配線ないし電源が必要となる。これによって、ウイングを開閉するための装置が肥大化するという問題点、メンテナンスに手間が掛かるという問題点、仮に上記駆動装置が故障した場合、及び修理が面倒であるという問題点が生じている。
【0004】
本発明の目的は、簡素な構造を備え、かつメンテナンスがほとんど不要とされる、ばねとリンク機構を用いたウイング開閉装置を提供することである。本発明のさらなる目的は、ウイングの回動角度に応じて必要十分なモーメントをウイングに加えることができるウイング開閉装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するため、ばねの付勢力をウイングに伝達するためのリンク機構が、ウイングに対する作用点が該ウイングの回動に伴って変位するリンク部材を備えたことを特徴とするウイング開閉装置を提供する。
【0006】
また、本発明は、上記目的を達成するため、ばねの付勢力をウイングに伝達するためのリンク機構が、互いに連結された複数のリンク部材を備えること、前記複数のリンク部材の連結点のうち少なくとも一つの該連結点が、前記ウイングの回動に伴って並進することを特徴とするウイング開閉装置を提供する。
【0007】
特に、本発明は、下記のウイング開閉装置を提供する。
前記リンク機構は、前記車体に対して枢支されると共に前記ウイングの回動に伴って伸縮するリンク部材を含むこと、前記リンク部材が伸縮する部分に、前記ウイングの回動に伴い摺動して該ウイングにはね上げ力を作用する第1の滑子が軸支されていること、前記ウイングに、前記第1の滑子を該ウイングの回動に伴って摺動させるための第1の案内部材が設けられていることを特徴とするウイング開閉装置。
前記リンク機構の前記ウイングに対する作用点が該ウイングの回動に伴って変位すること、前記リンク機構の前記ウイングに対する作用点に、前記ウイングの回動に伴い摺動して該ウイングにはね上げ力を作用する第1の滑子が軸支されていること、前記ウイングに、前記滑子を該ウイングの回動に伴って摺動させるための第1の案内部材が設けられること、前記ばねに、ばねロッドが連結されること、前記ばねロッドと前記リンク機構の連結点に、第2の滑子が軸支されること、前記ばねロッドが前記ばねの軸方向に沿って変位するよう、前記第2の滑子を案内する第2の案内部材が前記車体に対して設けられること、前記第2の案内部材は、前記第2の滑子の上部に配置され水平方向に延在していること、前記ばねは水平方向に伸縮し、前記ばねロッド及び前記第2の滑子は水平方向に移動することを特徴とするウイング開閉装置。
前記リンク機構が、前記ウイングに揺動可能に連結された第1のリンク部材と、前記第1のリンク部材に揺動可能に連結された第2のリンク部材と、前記第2のリンク部材に揺動可能に連結された第3のリンク部材と、前記第3のリンク部材と前記ばねの間に連結されたばねロッドと、を含み、前記第2のリンク部材と前記第3のリンク部材の連結点に、第3の滑子が軸支されること、前記第3の滑子が、前記ウイングの回動に伴って並進するよう、前記第2のリンク部材に作用する第3の案内部材が設けられることを特徴とするウイング開閉装置。
前記リンク機構が、前記ウイングに揺動可能に連結された第1のリンク部材と、
前記第1のリンク部材に揺動可能に連結されると共に前記車体に対して枢支された第2のリンク部材と、前記第2のリンク部材に揺動可能に連結されると共に前記車体に対して枢支された第3のリンク部材と、前記第3のリンク部材に揺動可能に連結された第4のリンク部材と、前記第4のリンク部材と前記ばねの間に連結されたばねロッドと、を含み、前記第2のリンク部材と前記第3のリンク部材とが、溝と該溝内を変位自在なピンによって係合され、該ピンが該第2のリンク部材と該第3のリンク部材の連結点となることを特徴とするウイング開閉装置。
これらのウイング開閉装置によれば、該ウイング開閉装置のウイングに対する作用点が該ウイングの回動に伴って変位するため、ウイングの回動角度により変化するウイングの重量モーメントに対応して、ウイングに印加される駆動モーメントを必要十分な大きさに設定することができる。例えば、ウイングを開放する際、後半においてウイングをはね上げるために必要なウイング重量モーメントが小さくなる場合、本発明のウイング開閉装置は、この後半において、小さなモーメントをウイングに印加することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態を説明する。
【0009】
本発明の好ましい実施の形態に係るウイング開閉装置は、前記鳥居の内部に配置されると共に前記車体に対して定置され、前記ウイングを開放した際、所定のウイング開度において、前記リンク機構が備える少なくとも一の部材が当接し、該リンク機構の作動を制止することにより、前記ウイングの最大開度を規定するストッパを有する。
【0010】
本発明の好ましい実施の形態に係るウイング開閉装置においては、リンク機構が互いにピンを介して連結された複数のリンク部材から構成され、さらに、前記複数の部材又は該複数の部材を連結する前記ピンを案内する案内部材(例えば、滑子、ガイドローラ)が設けられる。
【0011】
好ましくは、前記案内部材が、前記車体に対して定置され、前記ばねのばね軸方向と基本的に平行な方向に延在する部材(例えば、ガイド面ないしガイドレールを有する部材)であり、前記複数のリンク部材同士の連結点に、ウイング開閉時、前記案内部材上を滑動するよう第2の滑子ないし転子(例えば、滑子)が取付けられ、該案内部材が、ウイング開閉時、前記第2の滑子と摺接しながら該第2の滑子を抗支することにより、ばねロッドの揺動が防止される。
【0012】
別に好ましくは、前記案内部材が、前記車体に対して枢支された第2の滑子ないし転子(例えば、ローラ)であり、前記第2の滑子が、ウイング開閉時、ばねロッドが揺動しないよう、該ばねロッドと摺接しながら該ばねロッドを抗支する。
【0013】
本発明によるウイング開閉装置は、トラックの側面の少なくとも一部と屋根の少なくとも一部を覆うウイングを開閉するための装置として好適に採用される他、場合によっては、トラック以外のものに取付けられたウイングの開閉装置としても好適に用いることができる。
【0014】
本発明によるウイング開閉装置は、トラック等の車体上に設けられた荷箱の屋根部と側部を覆うよう、該荷箱の該屋根部付近において該車体に対し枢支されたウイングを開閉するため装置として好適に用いられる。また、本発明によるウイング開閉装置が、荷箱を有するトラック等の車両に適用される場合、このウイング開閉装置を、鳥居(車体に対して固定ないし一体化されたフレーム部)の内部に収容することができる。
【0015】
本発明の好ましい実施の形態においては、本発明によるウイング開閉装置を並置して用いること、或いは本発明によるウイング開閉装置と他のウイング開閉装置を並置して用いることにより、ウイングをはね上げる力を増大させること乃至複数のウイング開閉装置が発生するモーメントの和とウイングの重量モーメントとをさらに厳密に釣り合わせることができるようになる。
【0016】
【実施例】
以上説明した本発明の好ましい実施の形態をさらに明確化するために、以下図面を参照して、本発明の一実施例を説明する。
【0017】
[第1の実施例]
本発明の第1の実施例に係るウイング開閉装置について説明する。図2は、図1に示したトラックに好適に適用される、本発明の第1の実施例に係るウイング開閉装置の構造を説明するための図である。なお、図2は、鳥居2の壁部を一部取り除いて、このウイング開閉装置を車体前後方向に沿って見た図であり、後述の図3〜図5も同様である。
【0018】
図2を参照すると、ウイング1の一側が、車体(荷箱)の上部(鳥居上部、荷箱屋根部付近)側部寄りに、ヒンジ3を介して、枢支されている。ヒンジ3のピン4が、ウイング1の枢支点となる。ウイング1は折曲され、折曲された一側が、車体ないし荷箱の屋根を覆う屋根部であり、折曲された他側が車体ないし荷箱の側部を覆う側部(不図示)である。
【0019】
ウイング1と車体の間に取付けられた本発明の第1の実施例に係るウイング開閉装置は、鳥居2の内部に収容されている。このウイング開閉装置は、鳥居2の上部に配置され且つその一側が車体ないし鳥居2に対して支持され、ウイング1を回動するための付勢力を発生するばね5と、ばね5の付勢力をウイング1に伝達するためのリンク機構6とを有している。
【0020】
さらに、ウイング1の屋根部内側には、第1の案内部材7が形成されている。鳥居2の鉛直方向中間部には、屈曲した第1のリンク部材8がピン9を介して枢支されている。第1のリンク部材8は、本体8aと、本体8aに形成された溝8cに変位可能に嵌合している可動部材8bとを含んで構成されている。また、鳥居2の底部には、ピン12を介してアーム13が枢支されている。可動部材8b及びアーム13には、共通のピン10が挿通されている。ピン10には、第1の滑子11が軸支されている。第1の滑子11は、ウイング1の回動ないし第1のリンク部材8の枢動に伴って、第1の案内部材7に対して摺動する。すなわち、ウイング1に対するウイング開閉装置の作用点が、ウイング1の回動角度に応じて変化することとなる。
【0021】
また、第1のリンク部材8には、ピン15を介して、屈曲した第2のリンク部材16が互いに揺動可能に連結されている。第2のリンク部材16には、ピン17を介してばねロッド18が連結されている。ピン17には、第2の滑子19が軸支されている。一方、車体に対して、第2の案内部材20(上下案内板)が固定されている。ウイング回動時、第2の滑子19は、第2の案内部材20により、ばねロッド18の軸方向(ばね5のばね軸方向)に沿って平行移動するよう案内される。
【0022】
また、ばねロッド18には、ばね初期長さ調節用の調節ナット21が螺合されている。調節ナット21には、第1のばね受け22が支持されている。一方、車体に対して、第2のばね受け23が固定されている。第1のばね受け22と第2のばね受けの間には、上述のばね5が圧縮介装されている。
【0023】
次に、ウイングの閉止状態を示す図2及びその開放状態を示す図3を参照して、以上説明したウイング開閉装置の動作を説明する。
【0024】
操作者がウイング1のロックを解除し、ウイング1を開放方向に回動させると、ばね5が図2中左方向に伸張する。このとき、第2の案内部材20によって第2の滑子19の移動方向がばね軸方向に規制されていることにより、ばねロッド18もばね軸方向に沿って図2中左方向に並進する。これに伴い、第2のリンク部材16は、全体として、図2中左方向に並進しながら、同図中時計方向に揺動する。これにより、第1のリンク部材8が図2中時計方向に枢動すると共に、アーム13も図2中時計方向に枢動して、第1の滑子11が第1の案内部材7に対して摺動し第1の案内部材7の開放側に向かって変位する。ここで、アーム13の腕の長さは一定であるため、ウイング1の回動に伴い、可動部材8bが本体8aから徐々に突出する(第1のリンク部材8の伸張)。この構造により、ウイング1の開閉動作中、ピン4(ウイング枢支点)とピン10(作用点)間の距離が可変することが許容され、特に、ウイング1の重量モーメントが最大となるウイング回動角度の範囲の中間付近に比べて、ウイング1の重量モーメントが小さくなるウイング回動角度範囲の後半において、この距離が短くなり、ウイング1に作用するモーメントが小さくなる。
【0025】
[第2の実施例]
次に、本発明の第2の実施例に係るウイング開閉装置について説明する。図4は、図1に示したトラックに好適に適用される、本発明の第2の実施例に係るウイング開閉装置の構造を説明するための図である。なお、この第2の実施例に係る装置が、前記第1の実施例に係る装置と同様の構成ないし機能を有する点については、前記第1の実施例の記載を参照することができるものとする。
【0026】
ウイング1の屋根部内側には、第1の案内部材7が形成されている。鳥居2の鉛直方向中間部には、第1のリンク部材25がピン9を介して枢支されている。第1のリンク部材25には、ピン10を介して第1の滑子11が軸支されている。
【0027】
また、第1のリンク部材25には、ピン15を介して、第2のリンク部材26が互いに揺動可能に連結されている。第2のリンク部材26には、ピン17を介してばねロッド18が連結されている。ピン17には、第2の滑子19が軸支されている。一方、車体に対して、第2の案内部材20(上部案内板)が固定されている。すなわち、第2の案内部材20は、第2の滑子19の上部に配置され水平方向に延在している。ウイング回動時、第2の滑子19は、第2の案内部材20により、ばねロッド18の軸方向(ばね5のばね軸方向)に沿って平行移動するよう案内される。かくして、図4から図5に示すように、ばね5は水平方向に伸縮し、ばねロッド18及び第2の滑子19も水平方向に移動する。
【0028】
次に、ウイングの閉止状態を示す図4及びその開放状態を示す図5を参照して、以上説明したウイング開閉装置の動作を説明する。
【0029】
操作者がウイング1のロックを解除し、ウイング1を開放方向に回動させると、ばね5が図4中左方向に伸張する。このとき、第2の案内部材20によって第2の滑子19の移動方向がばね軸方向に規制されていることにより、ばねロッド18もばね軸方向に沿って図4中左方へ並進する。これに伴い、第2のリンク部材26は、全体として、図4中左方向に並進しながら、同図中時計方向に揺動する。これにより、第1のリンク部材25が図2中時計方向に枢動すると共に、第1の滑子11が第1の案内部材7に対して摺動し第1の案内部材7の開放側に向かって変位する。この結果、ウイング1の開閉動作中、ピン4(ウイング枢支点)とピン10(作用点)間の距離が可変することが許容され、特に、ウイング1の重量モーメントが最大となるウイング回動角度の範囲の中間付近に比べて、ウイング1の重量モーメントが小さくなるウイング回動角度範囲の後半において、この距離が短くなり、ウイング1に作用するモーメントが小さくなる。
【0030】
[第3の実施例]
次に、本発明の第3の実施例に係るウイング開閉装置について説明する。図6は、図1に示したトラックに好適に適用される、本発明の第3の実施例に係るウイング開閉装置の構造を説明するための図である。なお、この第2の実施例に係る装置が、前記第1又は第2の実施例に係る装置と同様の構成ないし機能を有する点については、前記第1又は第2の実施例の記載を参照することができるものとする。
【0031】
図6を参照すると、リンク機構6は、互いにピンを介して連結された複数のリンク部材を備えている。そして、これら複数のリンク部材の連結点のうち一つの連結点が、ウイング1の回動に伴って並進するよう構成されている。
【0032】
詳細には、このリンク機構6は、ウイング1にピン30を介して揺動可能に連結された第1のリンク部材31と、第1のリンク部材31にピン32を介して揺動可能に連結された第2のリンク部材33と、第2のリンク部材33にピン34を介して揺動可能に連結された第3のリンク部材35と、第3のリンク部材35とばね5の間に連結されたばねロッド18を含んで構成されている。なお、第2のリンク部材33は屈曲部を有している。
【0033】
そして、第2のリンク部材33と第3のリンク部材35の連結点(ピン34)に、第3の滑子36が軸支されている。この第3の滑子36が、ウイング1の回動に伴い、車体に対して並進ないし摺接するよう、第2のリンク部材33の屈曲部に作用する(摺接する)第3の案内部材(第2のリンク部材33の揺動を案内するコロ)37が設けられている。また、第3の滑子36と第3の滑子36の並進方向に沿って対向するよう、車体に対してストッパ38が形成されている。
【0034】
次に、ウイングの閉止状態を示す図6及びその開放状態を示す図7を参照して、以上説明したウイング開閉装置の動作を説明する。
【0035】
操作者がウイング1のロックを解除し、ウイング1を開放方向に回動させると、ばね5が図6中左方向に伸張する。このとき、第2の案内部材20によって第2の滑子19の移動方向がばね軸方向に沿うよう規制されていること、及び第3の案内部材37が第2のリンク部材33の揺動を案内していることにより、第3のリンク部材35も図6中左方向に並進する。したがって、第3の滑子36は、車体に対して摺接しながら図6中左方向に並進する。これにより、第2のリンク部材33が、第3の案内部材(コロ)37を中心として揺動し、第1のリンク部材31が上方へ持ち上げられることにより、ウイング1が開放方向に回動していく。
【0036】
また、ウイング1が所定角度まで開放されると、第3の滑子36がストッパ38に当接することにより、さらなるウイング1の回動が阻止され、かくして、ウイング1の最大開放角度が規定される。
【0037】
[第4の実施例]
次に、本発明の第4の実施例に係るウイング開閉装置について説明する。図8は、図1に示したトラックに好適に適用される、本発明の第4の実施例に係るウイング開閉装置の構造を説明するための図である。なお、この第4の実施例に係る装置が、前記第3の実施例に係る装置と同様の構成ないし機能を有する点については、前記3の実施例の記載を参照することができるものとする。
【0038】
図8を参照すると、リンク機構6は、ウイング1にピン30を介して揺動可能に連結された第1のリンク部材31と、第1のリンク部材31にピン32を介して揺動可能に連結された第2のリンク部材40と、第2のリンク部材40にピン34を介して揺動可能に連結された屈曲部を有する第3のリンク部材41と、第3のリンク部材41とばね5の間に連結されたばねロッド18を含んで構成されている。
【0039】
そして、第2のリンク部材40と第3のリンク部材41の連結点(ピン34)に、第3の滑子36が軸支されている。この第3の滑子36がウイング1の回動に伴い車体に対して並進ないし摺接するよう、第2のリンク部材33には、車体に対しピン42を介して枢支されたアーム状の第3の案内部材37がピン43を介して連結されている。また、第3の滑子36と第3の滑子36の並進方向に沿って対向するよう、車体に対してストッパ38が設けられている。
【0040】
次に、ウイングの閉止状態を示す図8及びその開放状態を示す図9を参照して、以上説明したウイング開閉装置の動作を説明する。
【0041】
操作者がウイング1のロックを解除し、ウイング1を開放方向に回動させると、ばねが図8中左方向に伸張する。このとき、第2の案内部材20によって第2の滑子19の移動方向がばね軸方向に沿うよう規制されていること、及び第3の案内部材37が第2のリンク部材40の揺動を案内していることにより、第3のリンク部材41も図6中左方向に並進する。したがって、第3の滑子36は、車体に対して摺接しながら図6中左方向に並進する。これにより、第2のリンク部材40が、第3の案内部材(アーム)37を中心として揺動し、第1のリンク部材31が上方へ持ち上げられることにより、ウイング1が開放方向に回動していく。
【0042】
また、ウイング1が所定角度まで開放されると、第3の滑子36がストッパ38に当接することにより、さらなるウイング1の回動が阻止され、かくして、ウイング1の最大開放角度が規定される。
【0043】
[第5の実施例]
次に、本発明の第5の実施例に係るウイング開閉装置について説明する。図10は、図1に示したトラックに好適に適用される、本発明の第5の実施例に係るウイング開閉装置の構造を説明するための図である。なお、この第5の実施例に係る装置が、前記第3又は第4の実施例に係る装置と同様の構成ないし機能を有する点については、前記3又は第4の実施例の記載を参照することができるものとする。
【0044】
図10を参照すると、リンク機構6は、ウイング1にピン30を介して揺動可能に連結された第1のリンク部材31と、車体に対してピン51を介して枢支されると共に第1のリンク部材31にピン32を介して揺動可能に連結され、さらにピン54が設けられた第2のリンク部材50と、車体に対してピン52を介して枢支されると共に溝53aを備え該溝53aと前記ピン54の係合を介して第2のリンク部材50に揺動可能に連結された屈曲部を有する第3のリンク部材(溝付きクランク)53と、第3のリンク部材53にピン55を介して揺動可能に連結された第4のリンク部材56と、第4のリンク部材56とばね5の間に連結されたばねロッド18を含んで構成されている。
【0045】
また、第3のリンク部材53の端部と、その揺動方向に沿って対向するよう、車体に対してストッパ38が設けられている。
【0046】
次に、ウイングの閉止状態を示す図10及びその開放状態を示す図11を参照して、以上説明したウイング開閉装置の動作を説明する。
【0047】
操作者がウイング1のロックを解除し、ウイング1を開放方向に回動させると、ばねが図10中左方向に伸張して、第4のリンク部材56も同方向に並進する。これにより、第3のリンク部材53が図10中時計方向に枢動して、第2のリンク部材50を同方向に枢動させる。このとき、第2のリンク部材50と第3のリンク部材53の連結点であるピン54は、溝53a内を摺動してピン52の方へ変位していく。このように、第2のリンク部材40が、図10中時計方向に枢動することによって、第1のリンク部材31が上方へ持ち上げられて、ウイング1が開放方向に回動していく。
【0048】
また、ウイング1が所定角度まで開放されると、第3のリンク部材53の端部がストッパ38に当接することにより、さらなるウイング1の回動が阻止され、かくして、ウイング1の最大開放角度が規定される。
【0049】
[第6の実施例]
次に、本発明の第6の実施例に係るウイング開閉装置について説明する。図12は、図1に示したトラックに好適に適用される、本発明の第6の実施例に係るウイング開閉装置の構造を説明するための図である。図13は、ウイング開放状態を示す図12の動作図である。なお、この第6の実施例に係る装置が、前記第5の実施例に係る装置と同様の構成ないし機能を有する点については、前記5の実施例の記載を参照することができるものとする。
【0050】
図12を参照すると、このウイング開閉装置においては、ばねロッド18と第4のリンク部材56の連結点(ピン17)ではなく、ばねロッド18が直接案内されている。すなわち、ばねロッド18と摺接するように、車体に対して第2の案内部材(コロ)60が設けられている。この第2の案内部材も、図10に示した板状の第2の案内部材20と同様に、ウイングの回動に伴ってばねロッド18がばね軸に沿って変位するよう、ばねロッド18に作用する。
【0051】
この第6の実施例に係るウイング開閉装置のその他の構成及び動作は、前記第5の実施例に係るウイング開閉装置のそれらと同様である。
【0052】
【発明の効果】
本発明によれば、簡素な構造を備え、かつメンテナンスがほとんど不要とされる、ばねとリンク機構を用いたウイング開閉装置を提供される。さらに、本発明によれば、ウイングの回動角度に応じて必要十分なモーメントをウイングに加えることができるウイング開閉装置を提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるウイング開閉装置が適用されるトラックの外観図である。
【図2】 本発明の第1の実施例に係るウイング開閉装置を説明するための図である。
【図3】 図2に示したウイング開閉装置の動作図である。
【図4】 本発明の第2の実施例に係るウイング開閉装置を説明するための図である。
【図5】 図4に示したウイング開閉装置の動作図である。
【図6】 本発明の第3の実施例に係るウイング開閉装置を説明するための図である。
【図7】 図6に示したウイング開閉装置の動作図である。
【図8】 本発明の第4の実施例に係るウイング開閉装置を説明するための図である。
【図9】 図8に示したウイング開閉装置の動作図である。
【図10】 本発明の第5の実施例に係るウイング開閉装置を説明するための図である。
【図11】 図10に示したウイング開閉装置の動作図である。
【図12】 本発明の第6の実施例に係るウイング開閉装置を説明するための図である。
【図13】 図12に示したウイング開閉装置の動作図である。
【符号の説明】
1 ウイング
2 鳥居
3 ヒンジ(ウイングヒンジ)
4 ピン(ウイングヒンジのピン)
5 ばね
6 リンク機構
7 第1の案内部材
8 第1のリンク部材
9 ピン(第1のリンク部材8の枢支点)
10 ピン(第1の滑子11の軸支点)
11 第1の滑子
12 ピン(アーム13の枢支点)
13 アーム
15 ピン(第1,第2のリンク部材8,16の連結点)
16 第2のリンク部材
17 ピン(第2のリンク部材16とばねロッド18の連結点)
18 ばねロッド
19 第2の滑子
20 第2の案内部材
21 調節ナット
22 第1のばね受け
23 第2のばね受け
25 第1のリンク部材
26 第2のリンク部材
30 ピン(第1のリンク部材とウイングの連結点)
31 第1のリンク部材
32 ピン(第1と第2のリンク部材の連結点)
33 第2のリンク部材
34 ピン(第2と第3のリンク部材の連結点)
35 第3のリンク部材
36 第3の滑子
37 第3の案内部材
38 ストッパ
40 第2のリンク部材
41 第3のリンク部材
42 ピン(アーム状の第3の案内部材の枢支点)
43 ピン(第3の案内部材と第2のリンク部材の連結点)
50 第2のリンク部材
51 ピン(第2のリンク部材の枢支点)
52 ピン(第3のリンク部材の枢支点)
53 第3のリンク部材(溝付きクランク)
53a 溝
54 ピン(第2と第3のリンク部材の連結点)
55 ピン(第3と第4のリンク部材の連結点)
56 第4のリンク部材
60 第2の案内部材(コロ)

Claims (5)

  1. トラック等の車体上に設けられた荷箱の屋根部と側部を覆うよう、該荷箱の該屋根部付近において該車体に対し枢支されたウイングを開閉するためのウイング開閉装置であって、
    前記ウイング開閉装置が、前記ウイングの閉止時において鳥居の内部に収容されること、
    前記ウイング開閉装置が、前記鳥居の上部に配置され且つその一側が前記車体に対して支持され、前記ウイングを回動するための付勢力を発生するばねと、前記ばねの前記付勢力を前記ウイングに伝達するためのリンク機構とを有すること、
    前記リンク機構の前記ウイングに対する作用点が該ウイングの回動に伴って変位すること、
    前記リンク機構は、前記車体に対して枢支されると共に前記ウイングの回動に伴って伸縮するリンク部材を含むこと、
    前記リンク部材が伸縮する部分に、前記ウイングの回動に伴い摺動して該ウイングにはね上げ力を作用する第1の滑子が軸支されていること、
    前記ウイングに、前記第1の滑子を該ウイングの回動に伴って摺動させるための第1の案内部材が設けられること、を特徴とするウイング開閉装置。
  2. 前記リンク部材における前記第1の滑子の軸支点に、前記車体に対して枢支されたアームが連結されることを特徴とする請求項記載のウイング開閉装置。
  3. トラック等の車体上に設けられた荷箱の屋根部と側部を覆うよう、該荷箱の該屋根部付近において該車体に対し枢支されたウイングを開閉するためのウイング開閉装置であって、
    前記ウイング開閉装置が、前記ウイングの閉止時において鳥居の内部に収容されること、
    前記ウイング開閉装置が、前記鳥居の上部に配置され且つその一側が前記車体に対して支持され、前記ウイングを回動するための付勢力を発生するばねと、前記ばねの前記付勢力を前記ウイングに伝達するためのリンク機構とを有すること、
    前記リンク機構の前記ウイングに対する作用点が該ウイングの回動に伴って変位すること、
    前記リンク機構の前記ウイングに対する作用点に、前記ウイングの回動に伴い摺動して該ウイングにはね上げ力を作用する第1の滑子が軸支されていること、
    前記ウイングに、前記滑子を該ウイングの回動に伴って摺動させるための第1の案内部材が設けられること、
    前記ばねに、ばねロッドが連結されること、
    前記ばねロッドと前記リンク機構の連結点に、第2の滑子が軸支されること、
    前記ばねロッドが前記ばねの軸方向に沿って変位するよう、前記第2の滑子を案内する第2の案内部材が前記車体に対して設けられること、
    前記第2の案内部材は、前記第2の滑子の上部に配置され水平方向に延在していること、
    前記ばねは水平方向に伸縮し、前記ばねロッド及び前記第2の滑子は水平方向に移動すること、
    を特徴とするウイング開閉装置。
  4. トラック等の車体上に設けられた荷箱の屋根部と側部を覆うよう、該荷箱の該屋根部付近において該車体に対し枢支されたウイングを開閉するためのウイング開閉装置であって、
    前記ウイング開閉装置が、前記ウイングの閉止時において鳥居の内部に収容されること、
    前記ウイング開閉装置が、前記鳥居の上部に配置され且つその一側が前記車体に対して支持され、前記ウイングを回動するための付勢力を発生するばねと、前記ばねの前記付勢力を前記ウイングに伝達するためのリンク機構とを有すること、
    前記リンク機構が、互いに連結された複数のリンク部材を備えること、
    前記複数のリンク部材の連結点のうち少なくとも一つの該連結点が、前記ウイングの回動に伴って並進すること、
    前記リンク機構が、
    前記ウイングに揺動可能に連結された第1のリンク部材と、
    前記第1のリンク部材に揺動可能に連結された第2のリンク部材と、
    前記第2のリンク部材に揺動可能に連結された第3のリンク部材と、
    前記第3のリンク部材と前記ばねの間に連結されたばねロッドと、を含み、
    前記第2のリンク部材と前記第3のリンク部材の連結点に、第3の滑子が軸支されること、
    前記第3の滑子が、前記ウイングの回動に伴って並進するよう、前記第2のリンク部材に作用する第3の案内部材が設けられること、を特徴とするウイング開閉装置。
  5. トラック等の車体上に設けられた荷箱の屋根部と側部を覆うよう、該荷箱の該屋根部付近において該車体に対し枢支されたウイングを開閉するためのウイング開閉装置であって、
    前記ウイング開閉装置が、前記ウイングの閉止時において鳥居の内部に収容されること、
    前記ウイング開閉装置が、前記鳥居の上部に配置され且つその一側が前記車体に対して支持され、前記ウイングを回動するための付勢力を発生するばねと、前記ばねの前記付勢力を前記ウイングに伝達するためのリンク機構とを有すること、
    前記リンク機構が、互いに連結された複数のリンク部材を備えること、
    前記複数のリンク部材の連結点のうち少なくとも一つの該連結点が、前記ウイングの回動に伴って並進すること、
    前記リンク機構が、
    前記ウイングに揺動可能に連結された第1のリンク部材と、
    前記第1のリンク部材に揺動可能に連結されると共に前記車体に対して枢支された第2のリンク部材と、
    前記第2のリンク部材に揺動可能に連結されると共に前記車体に対して枢支された第3のリンク部材と、
    前記第3のリンク部材に揺動可能に連結された第4のリンク部材と、
    前記第4のリンク部材と前記ばねの間に連結されたばねロッドと、を含み、
    前記第2のリンク部材と前記第3のリンク部材とが、溝と該溝内を変位自在なピンによって係合され、該ピンが該第2のリンク部材と該第3のリンク部材の連結点となること、を特徴とするウイング開閉装置。
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