JP4595977B2 - 文字板および電子機器 - Google Patents

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Description

この発明は、時計や計器類に用いられる文字板および電子機器に関する。
従来、時計の文字板においては、特許文献1に記載されているように、下文字板と上文字板とを備え、下文字板の上面に時刻指示領域および複数の副指示領域を設け、この下文字板上に配置される上文字板に円形の各開口部を時刻指示領域および複数の副指示領域にそれぞれ対応させて設け、この上文字板の下に下文字板を重ね合わせて貼り付けた状態で、各指示領域に対応して指針および複数の副針がそれぞれ運針するように構成されたものがある。
WO99/18479
しかしながら、このような従来の時計の文字板では、上文字板の各開口部が対応する下文字板の時刻指示領域および複数の副指示領域にそれぞれ対応して、指針および複数の副針がそれぞれ運針する構成であるから、時刻指示領域に対応して運針する指針と、複数の副指示領域に対応して運針する複数の副針とに、高低差がほとんどなく、立体感に乏しいという問題がある。
この発明が解決しようとする課題は、指針と副針部材とに十分な高低差を与えて立体感を大幅に向上させることができる文字板および電子機器を提供することである。
この発明は、上記課題を解決するために、次のような構成要素を備えている。
請求項1に記載の発明は、
所定箇所に開口部が設けられた上文字板と、
この上文字板の上方を運針する指針と、
この上文字板の下側位置に配置された下文字板と、
この下文字板と前記上文字板との間で、かつ、当該上文字板における前記開口部の位置に対応する位置に設けられた見切枠部材と、
この見切枠部材内に運針可能に設けられた副針部材とを備えており、
前記見切枠部材と前記下文字板とは、前記見切枠部材を前記下文字板に対して位置決めするための位置規制部を備えていることを特徴とする文字板である。
請求項2に記載の発明は、前記位置規制部は、前記見切枠部材の下面における所定箇所に設けられた位置決め突起部と、前記下文字板のうち、前記位置決め突起部と対応する位置に設けられ、当該位置決め突起部が挿入された位置決め孔とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の文字板である。
請求項3に記載の発明は、前記見切枠部材と前記下文字板との間で、かつ、前記位置決め突起部の周りには、前記見切枠部材と前記下文字板とを互いに固定するための固定部材を備えていることを特徴とする請求項に記載の文字板である。
請求項4に記載の発明は、前記位置規制部の先端は、前記見切枠部材を前記下文字板固定するための固定を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の文字板である。
請求項5に記載の発明は、前記見切枠部材の内周面に、装飾層が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の文字板である。
請求項6に記載の発明は、前記上文字板の前記開口部、円形状、扇形状、多角形状のいずれかの所定形状に形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の文字板である。
請求項7に記載の発明は、前記副針部材、針形状、円形状、楕円形状、多角形状のいずれかの所定形状に形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の文字板である。
請求項8に記載の発明は、前記副針部材、針形状に形成され、その回転中心からの長さが一端部側と他端部側とで異なっていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の文字板である。
請求項9に記載の発明は、請求項1に記載の文字板と、この文字板を設けた機器本体とを備えていることを特徴とする電子機器である。
この発明によれば、指針が上文字板の上方を運針する一方で、副針部材が下文字板と上文字板との間で、かつ、当該上文字板における開口部の位置に対応する位置に設けられた見切枠部材内を運針することとなるので、指針と副針部材とに十分な高低差を与えることができ、これにより立体感を大幅に向上させた文字板、この文字板を備えた電子機器を得ることができる。
この発明によれば、そればかりでなく、位置規制部の位置決め作用により見切枠部材を下文字板に対して位置決めを行うことができ、見切枠部材と下文字板との位置ずれを確実に防止することができる。
(実施形態1)
以下、図1〜図8を参照して、この発明の文字板を腕時計に適用した実施形態1について説明する。
この腕時計は、図1に示すように、機器本体となる腕時計ケース1を備えている。この腕時計ケース1の上部には時計ガラス2が取り付けられており、この腕時計ケース1の下面には裏蓋(図示せず)が取り付けられている。また、この腕時計ケース1の内部には、図2に示すように、時計モジュール3が設けられている。
時計モジュール3は、図1〜図3に示すように、文字板4、ソーラーパネル5、時刻を指示する指針指示部6、第1〜第3の各副針指示部7〜9を備えている。文字板4は、図2〜図4に示すように、上文字板10と、この上文字板10の下側に配置される下文字板11と、この下文字板11と上文字板10との間にそれぞれ配置されている見切枠部材を構成している第1〜第3の各見切枠部12〜14とを備えている。
この場合、上文字板10は、ポリカーボネ―ト(PC)やアクリル(PMMA)などの透明または半透明の合成樹脂からなり、全体がほぼ円形の平板状に形成されている。この上文字板10のほぼ中心部には、図2および図4に示すように、軸挿入孔15が表裏(図2では上下)に貫通して設けられており、この上文字板10の所定箇所、つまり6時側、2時側、10時側の3箇所には、図3および図4に示すように、第1〜第3の各副針指示部7〜9に対応する第1〜第3の各開口部16〜18が表裏(図2では上下)に貫通して設けられている。
すなわち、第1開口部16は、図3および図4に示すように、上文字板10の6時側に円形状に設けられている。第2開口部17は、上文字板10の2時側にほぼ240°に開いた扇形状に設けられている。第3開口部18は、上文字板10の10時側にほぼ180°に開いたほぼ半円形の扇形状に設けられている。さらに、この上文字板10の5時側には、四角形状の表示孔19が表裏に貫通して設けられている。
また、下文字板11は、上文字板10と同様、ポリカーボネ―ト(PC)やアクリル(PMMA)などの透明または半透明の合成樹脂からなり、その外形が上文字板10とほぼ同じ大きさの円形の平板状に形成され、その上側に上文字板10が重なって配置されるように構成されている。この場合にも、下文字板11のほぼ中心部には、図2および図4に示すように、軸挿入孔20が上文字板10の軸挿入孔15に対応して設けられている。この下文字板11における上文字板10の第1〜第3の各開口部16〜18における各中心部に対応する箇所には、図4に示すように、第1〜第3貫通孔21〜23が設けられている。さらに、この下文字板11にも、四角形状の表示孔24が上文字板10の表示孔19に対応して設けられている。
第1〜第3の各見切枠部12〜14は、それぞれ黄銅(Bs)などの銅合金や、アルミニウム(Al)などの金属からなり、図1〜図4に示すように、上文字板10と下文字板11との間における上文字板10の第1〜第3の各開口部16〜18にそれぞれ対応する位置に設けられている。すなわち、第1見切枠部12は、図1〜図4に示すように、上文字板10の6時側に位置する第1開口部16に対応する円形のリング状に形成されており、その上面には、図2に示すように、第1開口部16の内周縁に密着する突部12aが上文字板10の厚みとほぼ同じ高さで、第1開口部16の内周縁に沿って環状に設けられている。また、この第1見切枠部12の内周面は、図2に示すように、テーパ面12bに形成されている。
また、第2見切枠部13は、図3および図4に示すように、上文字板10の2時側に位置する第2開口部17に対応する円形のリング状に形成されている。すなわち、この第2見切枠部13は、図5に示すように、240°に開いた第2開口部17における扇形状の要17aの部分を中心する円形状に形成されており、その上面には、図4および図5に示すように、第2開口部17の内周縁に密着する突部13aが上文字板10の厚みとほぼ同じ高さで、第2開口部17の内周縁のみに沿って円弧状に設けられている。この場合、突部13aは、図5に示すように、第2開口部17に対応する240°の範囲内のみに設けられており、この第2見切枠部13の内周面も、テーパ面13bに形成されている。
第3見切枠部14は、図3および図4に示すように、上文字板10の10時側に位置する第3開口部18に対応する円形のリング状に形成されている。すなわち、この第3見切枠部13は、図6(a)および図6(b)に示すように、180°に開いた第3開口部18におけるほぼ半円形の扇形状の要18aの部分を中心する円形状に形成されており、その上面には、図4および図6に示すように、第3開口部18の内周縁に密着する突部14aが上文字板10の厚みとほぼ同じ高さで、第3開口部18の内周縁のみに沿って円弧状に設けられている。この場合にも、突部14aは、図6(a)および図6(b)に示すように、第3開口部18に対応する180°の範囲内のみに設けられており、この第3見切枠部14の内周面も、テーパ面14bに形成されている。
また、ソーラーパネル5は、図2および図4に示すように、上文字板10および下文字板11を透過した外部光を受光して起電力を発生するものであり、下文字板11とほぼ同じ大きさの円形の平板状に形成され、下文字板11の下面に重なり合って配置されている。この場合、ソーラーパネル5にも、図4に示すように、下文字板11の軸挿入孔20に対応する軸挿入孔25、下文字板11の第1〜第3貫通孔21〜23に対応する第1〜第3貫通孔26〜28、下文字板11の表示孔24に対応する四角形状の表示孔29がそれぞれ設けられている。
一方、指針指示部6は、図1〜図4に示すように、時刻を指示する部分であり、図2に示すように、時計ムーブメント(図示せず)の指針軸30がソーラーパネル5、下文字板11、上文字板10の各軸挿入孔29、20、15に下側から挿入して上文字板10の上方に突出し、この突出した部分に秒針31a、分針31b、時針31cの各指針31が取り付けられ、この指針31が図2および図3に示すように文字板4における上文字板10の上方を運針して時刻を指示するように構成されている。
また、第1〜第3の各副針指示部7〜9のうち、第1副針指示部7は、図1〜図4に示すように、副針部材である小秒針32が運針する部分であり、図2に示すように、時計ムーブメントの副秒針軸33がソーラーパネル5、下文字板11の各第1貫通孔26、21に下側から挿入して第1見切枠部12内に突出し、この突出した部分に小秒針32が取り付けられ、この小秒針32が図2および図3に示すように第1見切枠部12内で運針するように構成されている。
第2副針指示部8は、潮汐の満干(タイドグラフ)や、月の満欠(ムーンフェイス)、曜日、日付などの周期性のある情報を示すための部分であり、図1、図3および図5に示すように、時計ムーブメントの回転軸34がソーラーパネル5、下文字板11の各第2貫通孔27、22に下側から挿入して第2見切枠部13内に突出し、この突出した部分に副針部材である回転円板35が第2見切枠部13内に回転可能に取り付けられ、この回転円板35の一部、つまり回転円板35全体のほぼ2/3の部分が図3および図5に示すように第2開口部17に対応して外部に露出することにより、周期性のある情報を示すように構成されている。この場合、回転円板35には、潮汐の満干(タイドグラフ)や、月の満欠(ムーンフェイス)、曜日、日付などの周期性のある情報が円周方向に沿って表示されている。
第3副針指示部9は、午前(AM)/午後(PM)、または24時間表示を示すための部分であり、図1、図3および図6に示すように、時計ムーブメントの副針軸36がソーラーパネル5、下文字板11の各第3貫通孔28、23に下側から挿入して第3見切枠部14内に突出し、この突出した部分に副針部材である副針37が第3見切枠部14内で運針可能に取り付けられ、この副針37の両端部37a、37b側が図6(a)および図6(b)に示すように交互に第3開口部18に対応して外部に露出するように構成されている。この場合、副針37は、回転中心である副針軸36からの長さが一端部37a側と他端部37b側とで異なっている。
すなわち、この副針37は、回転中心である副針軸36からの長さの長い一端部側である長針部37aが、図6(a)に示すように、第3開口部18に対応して運針する際に、第3見切枠部14のテーパ面14bの上部側を指示することにより、午前を示し、また副針軸36からの長さの短い他端部側である短針部37bが、図6(b)に示すように、第3開口部18に対応して運針する際に、第3見切枠部14のテーパ面14bの下部側を指示することにより、午後を示すように構成されている。なお、上文字板10の表示孔19、下文字板11の表示孔24、およびソーラーパネル5の表示孔29は、図示しないが、日車や表示素子に表示された曜日、日、月などの日付情報が表示されるように構成されている。
このように、この腕時計の文字板4によれば、所定箇所に第1〜第3の各開口部16〜18が設けられて指針31が上方を運針する上文字板10と、この上文字板10の下側に配置される下文字板11と上文字板10との間における上文字板10の第1〜第3の各開口部16〜18に対応する位置にそれぞれ設けられた第1〜第3の各見切枠部12〜14と、この第1〜第3の各見切枠部12〜14内にそれぞれ運針可能に設けられた副針部材である小秒針32、回転円板35、副針37とを備えているので、立体感のあるものを得ることができる。
すなわち、この腕時計の文字板4によれば、図2および図3に示すように、指針31が上文字板10の上方を運針すると共に、副針部材である小秒針32、回転円板34、副針36が下文字板11と上文字板10との間で且つ上文字板10の第1〜第3の各開口部16〜18に対応する位置に設けられた第1〜第3の各見切枠部12〜14内をそれぞれ運針するので、図7および図8に示すように、指針31と副針部材である小秒針32、回転円板35、副針37とに十分な高低差を与えることができ、これにより立体感を大幅に向上させることができる。
この場合、文字板4における上文字板10に設けられた第1〜第3の各開口部16〜18のうち、第1開口部16は、円形状に形成され、これに伴って第1見切枠部12が円形のリング状に形成されていることにより、上文字板10に対し下文字板11を深く落とし込むことができるほか、第1見切枠部12の突部12aが第1開口部16の開口縁に密着していると共に、第1見切枠部12の内周面がテーパ面12bに形成されているので、外観的にもデザイン的にも、好ましいものを得ることができる。
また、上文字板10の第2開口部17は、ほぼ240°に開いた扇形状に形成され、これに伴って第2見切枠部13は、第2開口部17における扇形状の要17aの部分を中心する円形のリング状に形成されているが、この第2見切枠部13は、第2開口部17に対応する部分のみが扇形状に外部に露出することにより、外観的にもデザイン的にも好ましいほか、上文字板10に対し下文字板11を深く落とし込むことができる。この場合にも、第2見切枠部13の突部13aが第2開口部17の開口縁に密着していると共に、第2見切枠部13の内周面がテーパ面13bに形成されているので、これによっても外観的にもデザイン的にも、好ましいものを得ることができる。
また、上文字板10の第3開口部18は、ほぼ180°に開いたほぼ半円形の扇形状に形成され、これに伴って第3見切枠部14は、第3開口部18における扇形状の要18aの部分を中心する円形のリング状に形成されているが、この第3見切枠部14は、第3開口部18に対応する部分のみが半円形の扇形状に外部に露出することにより、外観的にもデザイン的にも好ましいほか、上文字板10に対し下文字板11を深く落とし込むことができる。この場合にも、第3見切枠部14の突部14aが第3開口部18の開口縁に密着していると共に、第3見切枠部14の内周面がテーパ面14bに形成されているので、これによっても外観的にもデザイン的にも、好ましいものを得ることができる。
一方、この文字板4によれば、第1〜第3の各副針指示部7〜9のうち、第1副針指示部7は、副針部材である小秒針32が第1見切枠部12内で運針することにより、指針31に対して小秒針32を低い位置で運針させることができると共に、指針31の秒針31aのほかに、小秒針32によっても秒時刻を知ることができる。このため、例えば小秒針32をストップウオッチの秒測定として使用することができる。また逆に、小秒針32で現在時刻の秒時刻を指示させることにより、指針31の秒針31aをストップウオッチの秒測定として使用することもできる。
また、第2副針指示部8は、副針部材である回転円板35が第2見切枠部13内で回転することにより、指針31に対して回転円板35を低い位置で運針させることができると共に、この回転円板35の一部、つまり回転円板35全体のほぼ2/3の部分が第2開口部17に対応して外部に露出することにより、潮汐の満干(タイドグラフ)や、月の満欠(ムーンフェイス)、曜日、日付などの周期性のある情報を分かり易く且つ良好に示すことができる。
また、第3副針指示部9は、副針部材として、回転中心である副針軸36からの長さが一端部37a側と他端部37b側とで異なる副針37を備え、この副針37が第3見切枠部14内で運針することにより、指針31に対して副針37を低い位置で運針させることができると共に、この副針37の両端部37a、37b側が交互に第3開口部18に対応して外部に露出することにより、午前(AM)/午後(PM)、または24時間表示を分かり易く且つ良好に示すことができる。
すなわち、この副針37は、一端部側である長針部37aが第3開口部18に対応して運針する際、第3見切枠部14のテーパ面14bの上部側を指示することにより、例えば午前(AM)を分かり易く示すことができ、また他端部側である短針部37bが第3開口部18に対応して運針する際、第3見切枠部14のテーパ面14bの下部側を指示することにより、例えば午後(PM)を分かり易く示すことができる。
(実施形態2)
次に、図9を参照して、この発明の文字板を腕時計に適用した実施形態2について説明する。なお、図1〜図8に示された実施形態1と同一部分には同一符号を付して説明する。
この腕時計に用いられる文字板4は、見切枠部41を下文字板11に対して位置決めするための位置規制部42を備えた構成であり、これ以外は実施形態1と同じ構成になっている。この場合、見切枠部41は、実施形態1の第1〜第3見切枠部12〜14にそれぞれ相当するが、図9では第1見切枠部12に相当するもののみを示す。
すなわち、この見切枠部41は、実施形態1の第1見切枠部12と同様、全体が円形のリング状に形成され、上文字板10に設けられた円形の第1開口部16に嵌合するように形成されている。また、位置規制部42は、図9に示すように、見切枠部41の下面における所定箇所に設けられた位置決め突起部42aと、下文字板11に設けられて見切枠部41の位置決め突起部42aが挿入する位置決め孔42bとを備えている。これにより、位置規制部42は、図9に示すように、見切枠部41の下面に設けられた位置決め突起部42aが、下文字板11に設けられた位置決め孔42bに挿入することにより、見切枠部41を下文字板11に対して位置決めするように構成されている。
このような文字板4においても、実施形態1と同様の作用効果があるほか、特に見切枠部41の下面に設けられた位置規制部42の位置決め突起部42aが、下文字板11に設けられた位置決め孔42bに挿入することにより、位置規制部42によって見切枠部41を下文字板11に対して正確に位置決めすることができる。このため、見切枠部41が、実施形態1の第1〜第3見切枠部12〜14のうち、特に第1見切枠部12と同様、全体が円形のリング状に形成され、上文字板10に設けられた円形の第1開口部16に嵌合させる際、見切枠部41が周方向に位置ズレを起こさず、正確に且つ良好に位置決めすることができる。
(実施形態3)
次に、図10を参照して、この発明の文字板を腕時計に適用した実施形態3について説明する。この場合にも、図1〜図8に示された実施形態1および図9に示された実施形態2と同一部分に同一符号を付して説明する。
この腕時計に用いられる文字板4は、見切枠部45を上文字板10に一体に形成した構成であり、これ以外は実施形態1、2とほぼ同じ構成になっている。この場合にも、見切枠部45は、実施形態1の第1〜第3見切枠部12〜14にそれぞれ相当するが、図10では第1見切枠部12に相当するもののみを示す。
すなわち、この見切枠部45は、実施形態1の第1見切枠部12と同様、全体が円形のリング状に形成され、この見切枠部45の外周面に上文字板10に設けられた円形の第1開口部16の開口縁が食い込んだ状態で、インサート成形または2色成形によって上文字板10に一体に形成されている。この場合にも、見切枠部45の内周面は、テーパ面45bに形成されている。また、この見切枠部45も、位置規制部42によって下文字板11に対して位置決めされるように構成されている。
このような文字板4によれば、実施形態1と同様の作用効果があるほか、見切枠部45を上文字板10に一体に形成したので、この見切枠部45が実施形態1の第1〜第3見切枠部12〜14に相当することにより、実施形態1の第1〜第3見切枠部12〜14のように個別に見切枠部45を上文字板10に組み付ける必要がなく、複数の見切枠部45を一度に上文字板10に組み付けることができ、これにより生産性の向上を図ることができる。この場合にも、見切枠部45の下面に設けられた位置規制部42の位置決め突起部42aが下文字板11に設けられた位置決め孔42bに挿入して、見切枠部41を下文字板11に対して位置決めすることができるので、見切枠部45を上文字板10と共に正確に且つ確実に下文字板11に対して位置決めすることができる。
(実施形態4)
次に、図11を参照して、この発明の文字板を腕時計に適用した実施形態4について説明する。この場合にも、図1〜図8に示された実施形態1と同一部分に同一符号を付して説明する。
この腕時計に用いられる文字板4は、見切枠部50を射出成形によって下文字板11と一体に形成した構成であり、これ以外は実施形態1とほぼ同じ構成になっている。この場合にも、見切枠部50は、実施形態1の第1〜第3見切枠部12〜14にそれぞれ相当するが、図11では第1見切枠部12に相当するもののみを示す。
すなわち、この見切枠部50は、下文字板11と同じPC、PMMAなどの透明または半透明の合成樹脂からなり、射出成形によって下文字板11と一体に形成されている。この場合にも、見切枠部50は、実施形態1の第1見切枠部12と同様、全体が円形のリング状に形成され、上文字板10に設けられた円形の第1開口部16に嵌合するように形成されている。また、この見切枠部50は、その上面に上文字板10における第1開口部16の内周縁に密着する突部50aが上文字板10の厚みとほぼ同じ高さで設けられ、この見切枠部50の内周面もテーパ面50bに形成された構成になっている。この場合、下文字板11における見切枠部50に対応する箇所には、射出成形時に樹脂の収縮による窪みを防ぐための凹部51が設けられている。
このような文字板4によれば、実施形態1と同様の作用効果があるほか、見切枠部50を下文字板11と同じ材料で射出成形によって下文字板11と一体に形成したので、見切枠部50が実施形態1の第1〜第3見切枠部12〜14に相当することにより、実施形態1の第1〜第3見切枠部12〜14のように個別に見切枠部50を製作する必要がなく、複数の見切枠部50を一度に下文字板11と共に成形することができ、これにより生産性の向上を図ることができると共に、部品管理の簡素化をも図ることができる。
なお、上記実施形態4では、射出成形によって見切枠部50を下文字板11に一体に形成した場合について述べたが、これに限らず、例えば電鋳法や、プレス加工、切削加工などによって見切枠部50を下文字板11に一体に形成しても良い。また、上記実施形態4およびその変形例では、見切枠部50を下文字板11に一体に形成した場合について述べたが、これに限らず、例えば見切枠部50を上文字板10と同じPC、PMMAなどの透明または半透明の合成樹脂で射出成形や、電鋳法、プレス加工、切削加工などによって上文字板10に一体に形成した構成でも良い。
(実施形態5)
次に、図12を参照して、この発明の文字板を腕時計に適用した実施形態5について説明する。この場合にも、図1〜図8に示された実施形態1および図9に示された実施形態2と同一部分に同一符号を付して説明する。
この腕時計に用いられる文字板4は、透明または半透明の見切板55に見切枠部56を一体に形成する共に、見切枠部56の内周面側に装飾層57を設けた構成であり、これ以外は実施形態1、2とほぼ同じ構成になっている。
すなわち、見切板55は、PC、PMMA、無機ガラスなどの透明または半透明の材料からなる1枚の平板であり、実施形態1の第1〜第3見切枠部12〜14にそれぞれ相当する複数の見切枠部56(図12では第1見切枠部12に相当するもののみを示す)が一体に形成され、上文字板10と下文字板11との間に配置されるように構成されている。この場合、見切枠部56は、実施形態1の第1見切枠部12と同様、全体が円形のリング状に形成され、上文字板10に設けられた円形の第1開口部16に嵌合するように形成されている。
また、この見切枠部56は、その上面に上文字板10における第1開口部16の内周縁に密着する突部56aが上文字板10の厚みとほぼ同じ高さで設けられ、この見切枠部56の内周面もテーパ面56bに形成された構成になっている。そして、この見切枠部56の内周面側、つまり突部56aの上面、テーパ面56bおよびその下部の立下り面56cには、装飾層57が設けられている。この装飾層57は、塗装、メッキ、蒸着などによって形成された表面処理層である。さらに、この見切枠部51は、位置規制部42によって下文字板11に対して位置決めされるように構成されている。
このような文字板4においても、実施形態1と同様の作用効果があるほか、1枚の見切板55に複数の見切枠部56、つまり実施形態1の第1〜第3見切枠部12〜14に相当する複数の見切枠部56を一体に形成しているので、実施形態1の第1〜第3見切枠部12〜14のように個別に製作する必要がなく、複数の見切枠部56を一度に成形することができ、これにより生産性の向上を図ることができる。また、この文字板4では、見切枠部56の内周面に装飾層57が設けられているので、見切枠部56が透明または半透明であっても、装飾層57によって外観性およびデザイン性の向上を図ることができる。この場合にも、位置規制部42によって見切枠部56を見切板55と共に下文字板11に対して正確に位置決めすることができる。
(実施形態6)
次に、図13を参照して、この発明の文字板を腕時計に適用した実施形態6について説明する。この場合にも、図1〜図8に示された実施形態1および図9に示された実施形態2と同一部分に同一符号を付して説明する。
この腕時計に用いられる文字板4は、実施形態1と同じ黄銅(Bs)などの銅合金や、アルミニウム(Al)などの金属からなる見切枠部60を、下文字板11の上面に両面接着テープ61で貼り付けた構成であり、これ以外は実施形態1、2とほぼ同じ構成になっている。この場合にも、見切枠部60は、実施形態1の第1〜第3見切枠部12〜14にそれぞれ相当するが、図13では第1見切枠部12に相当するもののみを示す。
また、下文字板11における見切枠部60に対応する箇所の上面には、一段低い取付凹部62が形成されており、これにより見切枠部60の周囲に位置する下文字板11の上面には、見切枠部60の外周に両面接着テープ61のはみ出しを防ぐ防御壁63が形成されている。なお、この場合にも、見切枠部60は、実施形態2と同様、位置規制部42によって下文字板11に対して位置決めされるように構成されている。
このような文字板4においても、実施形態1と同様の作用効果があるほか、下文字板11における見切枠部60に対応する箇所の上面に設けられた取付凹部62に、見切枠部60を位置規制部42によって正確に位置決めして配置することができるので、見切枠部60を両面接着テープ61によって下文字板11の上面に正確に且つ容易に貼り付けることができると共に、両面接着テープ61によって見切枠部60を下文字板11の上面に貼り付けても、見切枠部60の周囲に位置する下文字板11の上面に設けられた防御壁63によって、両面接着テープ61が見切枠部60の外周にはみ出すのを確実に防ぐことができる。
なお、上記実施形態6では、見切枠部60を下文字板11の上面に両面接着テープ61で貼り付けた場合について述べたが、必ずしも両面接着テープ61である必要はなく、接着剤で見切枠部60を下文字板11における取付凹部62の上面に貼り付けても良い。この場合にも、実施形態6と同様、見切枠部60の周囲に位置する下文字板11の上面に設けられた防御壁63によって、接着剤が見切枠部60の外周にはみ出すのを確実に防ぐことができる。
(実施形態7)
次に、図14を参照して、この発明の文字板を腕時計に適用した実施形態7について説明する。この場合にも、図1〜図8に示された実施形態1と同一部分に同一符号を付して説明する。
この腕時計に用いられる文字板4は、実施形態1と同じ黄銅(Bs)などの銅合金や、アルミニウム(Al)などの金属からなる見切枠部65の下面に位置決め突起部66を設け、この位置決め突起部66の下端部にカシメ部67を設けた構成であり、これ以外は実施形態1とほぼ同じ構成になっている。
この場合にも、見切枠部65は、実施形態1の第1〜第3見切枠部12〜14にそれぞれ相当するが、図14では第1見切枠部12に相当するもののみを示す。また、下文字板11には、見切枠部65の位置決め突起部66が挿入する位置決め孔68が設けられていると共に、この位置決め孔68に対応する下文字板11の下面には、位置決め突起部66の下端部に位置するカシメ部67をカシメ込むためのカシメ凹部69が設けられている。
これにより、見切枠部65は、図14に示すように、その下面に設けられた位置決め突起部66が、下文字板11に設けられた位置決め孔68に挿入することにより、下文字板11に対して位置決めされる。また、この見切枠部65は、位置決め突起部66の下端部に位置するカシメ部67が下文字板11の下面に設けられたカシメ凹部69内に突出し、この突出したカシメ部67をカシメ凹部69内でカシメることにより、カシメ部67が下文字板11の下面から下側に突出することなく下文字板11に対して固定されるように構成されている。
このような文字板4においても、実施形態1と同様の作用効果があるほか、見切枠部65の下面に設けられた位置決め突起部66を、下文字板11に設けられた位置決め孔68に挿入させることにより、見切枠部65を下文字板11に対して正確に位置決めすることができると共に、この状態で位置決め突起部66の下端部のカシメ部67を下文字板11の下面のカシメ凹部69内に挿入させて、カシメ部67をカシメ凹部69内でカシメることにより、見切枠部65を下文字板11に対して確実に且つ強固に固定することができる。
(実施形態8)
次に、図15を参照して、この発明の文字板を腕時計に適用した実施形態8について説明する。この場合にも、図1〜図8に示された実施形態1と同一部分に同一符号を付して説明する。
この腕時計に用いられる文字板4は、実施形態1と同じ黄銅(Bs)などの銅合金や、アルミニウム(Al)などの金属からなる見切枠部70を下文字板11にビス71によって取り付けた構成であり、これ以外は実施形態1とほぼ同じ構成になっている。この場合にも、見切枠部70は、実施形態1の第1〜第3見切枠部12〜14にそれぞれ相当するが、図15では第1見切枠部12に相当するもののみを示す。
すなわち、見切枠部70の下面には、ねじ穴70aがほぼ垂直に設けられている。また、下文字板11には、ねじ挿入孔72が見切枠部70のねじ穴70aに対応して設けられていると共に、このねじ挿入孔72に対応する箇所における下文字板11の下面には、ビス71の頭部が下文字板11の下面から突出するのを防ぐための座ぐり部73が設けられている。これにより、見切枠部70は、ビス71が下文字板11のねじ挿入孔72を通して見切枠部70のねじ穴70aに螺入し、ビス71の頭部が下文字板11の座ぐり部73に配置されて締め付けられることにより、下文字板11上に固定されるように構成されている。
このような文字板4においても、実施形態1と同様の作用効果があるほか、下文字板11のねじ挿入孔72を通して見切枠部70のねじ穴70aにビス71を螺入させることにより、見切枠部70を下文字板11に対して正確に位置決めすることができると共に、この状態でビス71を締め付けることにより、ビス71の頭部が下文字板11の下面から突出することなく下文字板11の座ぐり部73内に配置された状態で、見切枠部70を下文字板11に対して確実に且つ強固に固定することができる。
なお、上記実施形態8では、ビス71によって見切枠部70を下文字板11に取り付けた場合について述べたが、これに限らず、例えばピンによって見切枠部70を下文字板11に取り付けるように構成しても良い。この場合には、見切枠部70の下面にピン固定穴を設け、下文字板11にピン挿入孔を設け、この下文字板11のピン挿入孔から上文字板10のピン固定孔にピンを圧入させることにより、見切枠部70を下文字板11に取り付けるように構成すれば良い。
(実施形態9)
次に、図16を参照して、この発明の文字板を腕時計に適用した実施形態9について説明する。この場合にも、図1〜図8に示された実施形態1と同一部分に同一符号を付して説明する。
この腕時計に用いられる文字板4は、実施形態1と同じ黄銅(Bs)などの銅合金や、アルミニウム(Al)などの金属からなる見切枠部75の下面に位置決め突起部76を設け、この位置決め突起部76を下文字板11の位置決め孔78に挿入させて下側に突出させ、この突出した下端部に抜止め部材77を取り付けることにより、見切枠部75を下文字板11に固定した構成であり、これ以外は実施形態1とほぼ同じ構成になっている。
この場合にも、見切枠部75は、実施形態1の第1〜第3見切枠部12〜14にそれぞれ相当するが、図16では第1見切枠部12に相当するもののみを示す。また、位置決め突起部76の下端部には、抜止め部材77を取り付けるための取付溝部76aが設けられている。抜止め部材77は、Eリングなどのほぼ円板状のものであり、そのほぼ中心部が位置決め突起部76の取付溝部76aに取り付けられるように構成されている。また、下文字板11には、見切枠部75の位置決め突起部76が挿入する位置決め孔78が設けられている。
この位置決め孔78に対応する箇所の下文字板11の下面には、抜止め部材77が下文字板11の下面から下側に突出しないように配置されるための座ぐり部79が設けられている。これにより、見切枠部75は、図16に示すように、その下面に設けられた位置決め突起部76が、下文字板11に設けられた位置決め孔78に挿入して下文字板11の下面側に突出し、この突出した位置決め突起部76の下端部に設けられた取付溝部76aに抜止め部材77を取り付けることにより、下文字板11に対して位置決めされた状態で、下文字板11に固定されるように構成されている。
このような文字板4においても、実施形態1と同様の作用効果があるほか、見切枠部75の下面に設けられた位置決め突起部76を、下文字板11に設けられた位置決め孔78に挿入させることにより、見切枠部75を下文字板11に対して正確に位置決めすることができると共に、この状態で位置決め突起部76の下端部に設けられた取付溝部76aに抜止め部材77を取り付けることにより、見切枠部67を下文字板11に対して確実に固定することができる。
なお、上記実施形態9では、抜止め部材として、Eリングなどのほぼ円板状の抜止め部材77を用い、この抜止め部材77を見切枠部75の位置決め突起部76の下端部に設けられた取付溝部76aに取り付けるように構成した場合について述べたが、これに限らず、例えば図17に示す変形例のように、抜止め部材として、ピンなどの棒状の抜止め部材80を用い、この抜止め部材80を見切枠部75の位置決め突起部76の下端部に設けられた取付孔81に挿入させて取り付けることにより、見切枠部67を下文字板11に対して固定するように構成しても良い。
(実施形態10)
次に、図18を参照して、この発明の文字板を腕時計に適用した実施形態10について説明する。この場合にも、図1〜図8に示された実施形態1および図9に示された実施形態2と同一部分に同一符号を付して説明する。
この腕時計に用いられる文字板4は、実施形態1と同じ黄銅(Bs)などの銅合金や、アルミニウム(Al)などの金属からなる見切枠部85を下文字板11に対して位置決めするための位置規制部42を備え、この位置規制部42の近傍に位置する箇所の見切枠部85の下面に溶着突起部86を設け、この溶着突起部86を超音波により溶融させて下文字板11の上面に固着させた構成であり、これ以外は実施形態1、2とほぼ同じ構成になっている。
この場合にも、見切枠部85は、実施形態1の第1〜第3見切枠部12〜14にそれぞれ相当するが、図18では第1見切枠部12に相当するもののみを示す。また、見切枠部85の溶着突起部86は、図18に示すように、断面形状が逆三角形状に形成され、見切枠部85の下面にリング状に連続して形成されていても良く、また所定箇所のみに設けられていても良い。また、位置規制部42は、見切枠部85の下面に設けられた位置決め突起部42aと、下文字板11に設けられた位置決め突起部42aが挿入する位置決め孔42bとを備えている。
このような文字板4においても、実施形態1と同様の作用効果があるほか、見切枠部85の下面に設けられた位置規制部42の位置決め突起部42aを、下文字板11に設けられた位置決め孔42bに挿入させることにより、見切枠部85を下文字板11に対して正確に位置決めすることができると共に、この状態で見切枠部85の下面に設けられた溶着突起部86を超音波によって溶融させて下文字板11の上面に固着させることにより、見切枠部85を下文字板11に対して確実に且つ強固に固定することができる。
なお、上記実施形態10では、見切枠部85の下面に溶着突起部86を設けて下文字板11に固着させた場合について述べたが、これに限らず、例えば見切枠部85の上面に溶着突起部86を設け、この溶着突起部86を上文字板10の下面に超音波によって溶融させて固着させるように構成しても良い。
(実施形態11)
次に、図19(a)および図19(b)を参照して、この発明の文字板を腕時計に適用した実施形態11について説明する。この場合にも、図1〜図8に示された実施形態1と同一部分に同一符号を付して説明する。
この腕時計に用いられる文字板4は、第1〜第3副針指示部7〜9のうち、第2副針指示部90が実施形態1と異なる構成であり、これ以外は実施形態1とほぼ同じ構成になっている。
すなわち、この第2副針指示部90は、図1および図3に示したように、上文字板10の2時側に設けられた第2開口部91に位置している。この第2開口部91は、図19(a)および図19(b)に示すように、30°〜40°程度の鋭角に開いた扇形状に形成されている。また、この第2見切枠部92は、第2開口部91の扇形状の要91aの部分を中心とする円形のリング形状に形成されている。
副針部材である回転板93は、楕円形状に形成されている。この場合、第2見切枠部92の上面には、第2開口部91の内周縁に密着する突部92aが上文字板10の厚みとほぼ同じ高さで、第2開口部91の内周縁のみに沿って設けられている。すなわち、この突部92aは、第2開口部91に対応する30°〜40°程度の鋭角の範囲内のみに設けられており、またこの第2見切枠部92の内周面も、実施形態1と同様、テーパ面92bに形成されている。
また、副針部材である回転板93は、時計ムーブメント(図示せず)の回転軸94が、実施形態1と同様、ソーラーパネル5、下文字板11の各第2貫通孔27、22に下側から挿入して第2見切枠部92内に突出し、この突出した部分が第2開口部91の扇形状の要91aの部分に対応し、この対応した部分に回転板93の中心部が取り付けられている。この場合、回転板93は、第2見切枠部92内で回転し、その一部が第2開口部91に対応して外部に露出することにより、気温、湿度、高度、気圧、大気濃度などの環境情報を示すように構成されている。
すなわち、この回転板93は、楕円形状に形成されていることにより、楕円の長軸93a側が第2開口部91に対応すると、図19(a)に示すように、回転板93の露出面積が多くなり、また楕円の短軸93b側が第2開口部91に対応すると、図19(b)に示すように、回転板93の露出面積が少なくなり、これにより気温などの環境情報を示すように構成されている。この場合、回転板93には、気温などの環境情報を表す目盛が、数字や色分けによって円周方向に沿って表示されていることが望ましい。
このような腕時計の文字板4によれば、実施形態1と同様の作用効果があるほか、特に第2開口部91が30°〜40°程度の鋭角に開いた扇形状に形成され、副針部材である回転板93が楕円形状に形成されていることにより、第2見切枠部13内で回転板93が回転する際、回転板93の一部、つまり回転板93の長軸93a側と短軸93b側とで第2開口部91に対応して露出面積が異なることにより、気温、湿度、高度、気圧、大気濃度などの環境情報を分かり易く且つ良好に示すことができる。
なお、上記実施形態1、11では、第2副針指示部8、90の副針部材として、円形状の回転円板35、または楕円形状の回転板93を用いた場合について述べたが、これに限らず、例えば三角形、四角形、五角形などの多角形状の回転板を用いても良い。
また、上記実施形態1〜11およびその各変形例では、第1開口部16を円形状に形成し、第2、第3の各開口部17、18をそれぞれ開き角度の異なる扇形状に形成した場合について述べたが、これに限らず、例えば第1〜第3開口部16〜18を三角形、四角形、五角形などの多角形状、あるいは楕円形状や半楕円形状に形成しても良い。
また、上記実施形態1〜2、6〜11およびその各変形例では、見切枠部12〜14、41、60、65、70、75、85、92を黄銅などの銅合金や、アルミニウムなどの金属で形成した場合について述べたが、これに限らず、実施形態4、5の見切枠部50、56と同様、PC、PMMAなどの透明または半透明の合成樹脂で形成しても良い。この場合には、実施形態5と同様、見切枠部12〜14、41、60、65、70、75、85、92の内周面に装飾層57を設けることが望ましい。
さらに、上記実施形態1〜11およびその各変形例では、腕時計に適用した場合について述べたが、必ずしも腕時計である必要はなく、トラベルウオッチ、目覚まし時計、置き時計、掛け時計などの各種の時計に適用することができるほか、時計に限らず、メータなどの各種の計器類を含む電子機器にも広く適用することができる。
この発明を適用した腕時計の実施形態1における正面図である。 図1のA−A矢視における要部の拡大断面図である。 図1の文字板を示した拡大斜視図である。 図3の文字板を分解した拡大斜視図である。 図1の第2副針指示部を示した拡大正面図である。 図1の第3副針指示部を示し、(a)は副針の長針部が第3開口部に対応して露出した状態を示した拡大正面図、(b)は副針の短針部が第3開口部に対応して露出した状態を示した拡大正面図である。 図1の腕時計を右側から斜めに見た斜視図である。 図1の腕時計を左側から斜めに見た斜視図である。 この発明の文字板の実施形態2を示した要部の拡大断面図である。 この発明の文字板の実施形態3を示した要部の拡大断面図である。 この発明の文字板の実施形態4を示した要部の拡大断面図である。 この発明の文字板の実施形態5を示した要部の拡大断面図である。 この発明の文字板の実施形態6を示した要部の拡大断面図である。 この発明の文字板の実施形態7を示した要部の拡大断面図である。 この発明の文字板の実施形態8を示した要部の拡大断面図である。 この発明の文字板の実施形態9を示した要部の拡大断面図である。 実施形態9の変形例を示した要部の拡大断面図である。 この発明の文字板の実施形態10を示した要部の拡大断面図である。 この発明の文字板の実施形態11を示し、(a)は第2副針指示部の回転板における長軸側が第2開口部に対応して露出した状態を示した拡大正面図、(b)はその回転板における短軸側が第2開口部に対応して露出した状態を示した拡大正面図である。
符号の説明
1 腕時計ケース
3 時計モジュール
4 文字板
6 指針指示部
7〜9 第1〜第3副針指示部
10 上文字板
11 下文字板
12〜14 第1〜第3見切枠部
16〜18 第1〜第3開口部
31 指針
32 小秒針
35 回転円板
37 副針
41、45、50、56、60、65、70、75、85 見切枠部
42、 位置規制部
42a 位置決め突起部
42b 位置決め孔
55 見切板
57 装飾層
61 両面接着テープ
67 カシメ部
71 ビス
77、80 抜止め部材
86 溶着突起部
90 第2副針指示部
91 第2開口部
92 第2見切枠部
93 回転板

Claims (9)

  1. 所定箇所に開口部が設けられた上文字板と、
    この上文字板の上方を運針する指針と、
    この上文字板の下側位置に配置された下文字板と、
    この下文字板と前記上文字板との間で、かつ、当該上文字板における前記開口部の位置に対応する位置に設けられた見切枠部材と、
    この見切枠部材内に運針可能に設けられた副針部材とを備えており、
    前記見切枠部材と前記下文字板とは、前記見切枠部材を前記下文字板に対して位置決めするための位置規制部を備えていることを特徴とする文字板。
  2. 前記位置規制部は、前記見切枠部材の下面における所定箇所に設けられた位置決め突起部と、前記下文字板のうち、前記位置決め突起部と対応する位置に設けられ、当該位置決め突起部が挿入された位置決め孔とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の文字板。
  3. 前記見切枠部材と前記下文字板との間で、かつ、前記位置決め突起部の周りには、前記見切枠部材と前記下文字板とを互いに固定するための固定部材を備えていることを特徴とする請求項に記載の文字板。
  4. 前記位置規制部の先端は、前記見切枠部材を前記下文字板固定するための固定を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の文字板。
  5. 前記見切枠部材の内周面には、装飾層が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の文字板。
  6. 前記上文字板の前記開口部は、円形状、扇形状、多角形状のいずれかの所定形状に形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の文字板。
  7. 前記副針部材は、針形状、円形状、楕円形状、多角形状のいずれかの所定形状に形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の文字板。
  8. 前記副針部材は、針形状に形成され、その回転中心からの長さが一端部側と他端部側とで異なっていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の文字板。
  9. 請求項1に記載の文字板と、
    この文字板を設けた機器本体と、
    備えていることを特徴とする電子機器。
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