JP5927810B2 - 腕時計 - Google Patents

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Description

本発明は腕時計に関するものである。
従来、アナログ式腕時計として、上文字板の一部に切欠き部を形成するとともに、上文字板と下文字板との間に副針(機能指示部材)を回転自在に配設し、下文字板に前記切欠き部から露出するように複数の機能表示部を形成し、前記副針の針先によって前記複数の機能表示部の1つを指示させるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−281961号公報
ところで、特許文献1に開示されたアナログ式腕時計では、副針が、時刻を指し示す指針の軸(主軸)とは離れた軸(副軸)に取り付けられている。
そのため、副針は主軸に干渉しないように、その大きさが制限される。すなわち、副針の半径方向の長さ寸法をあまり大きくできないため、下文字板の指標部も小さくせざるを得ず、その結果として、視認性が悪くなるという問題がある。
また、腕時計の場合、時刻を指示する指針の駆動軸と同心的に複数の目盛(機能表示部)が配置される場合には、副針が指示する目盛が読みやすいが、指針の駆動軸とは離れた軸と同心的に複数の目盛が配置されている場合には、副針が指示する目盛が読みにくいという問題もある。
本発明は、かかる問題点に鑑みなされたもので、機能目盛り等の機能表示部の視認性を高めることができ、且つ、機能表示部が読みやすい腕時計を提供することを目的とする。
本発明に係る腕時計は、
時刻を指示する指針と、
露出する箇所を備える開口部又は切欠き部が設けられた第1文字板と、
この第1文字板の下側に配置されて前記開口部又は前記切欠き部から露出し前記指針の駆動軸と同心的な箇所に複数の機能表示部が形成された第2文字板と、
前記第1文字板と前記第2文字板との間に配置され前記開口部又は前記切欠き部に一部が露出し当該第2文字板の上で回転することによって前記複数の機能表示部のうちの1つを選択的に指示する機能指示部と、前記開口部又は前記切欠き部の前記露出する箇所で選択的に指示される他の複数の機能表示部と、が形成された円盤状指示部材と
を備え、
前記指針と前記円盤状指示部材とは前記駆動軸を回転中心として回転するように構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、機能指示針が時刻を示す指針と同じ指針駆動軸に配設されているので、半径方向の長さ寸法を十分に確保できる。したがって、円盤状指示部材の機能指示部によって指示できる機能表示部を大きくすることができるので、視認性を高めることができる。
また、指針の駆動軸と同心的な箇所に複数の機能表示部が形成されているので、機能指示部が指示する機能表示部が読みやすくなる。
本発明に係るアナログ式腕時計の一実施形態を示した平面図である。 図1に示したアナログ式腕時計におけるII−II線断面図である。 本実施形態のアナログ式腕時計の上文字板、下見切り板、円盤状指示部材及び下文字板を分解して示した斜視図である。 図3に示した各部品を組み付けた状態の斜視図である。 図4における組立体のV−V線に沿った断面斜視図である。 図1に示したアナログ式腕時計における要部断面図である。 ストップウォッチとして作動させた複数の状態を示す文字板構造の平面図である。 本発明に係るアナログ式腕時計の第2実施形態を示した平面図である。 図8に示したアナログ式腕時計におけるIX−IX線に沿った断面図である。 図8に示したアナログ式腕時計における駆動軸周りの断面図である。 第2実施形態の機能表示部の変形例を示した平面図である。 第2実施形態の副針の変形例を示した斜視図である。
以下、本発明に係る腕時計の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
実施形態の腕時計100はアナログ式腕時計であり、この腕時計100は、図1及び図2に示すように、時計本体を構成している腕時計ケース1を備えている。
この腕時計ケース1の上部外周にはベゼル2が取り付けられている。また、この腕時計ケース1の上端開口部には時計ガラス3がパッキン3aを介して取り付けられている。さらに、この腕時計ケース1の下部には裏蓋4が防水リング4aを介して取り付けられている。また、この腕時計ケース1の外周部にはりゅうずSR及び複数の押釦スイッチS1,S2,S3等が取り付けられている。
また、腕時計ケース1には、腕時計の12時及び6時のそれぞれの方向に、腕時計バンド30を取り付けるためのバンド取付部31が設けられている。
さらに、腕時計ケース1の内部には、時計モジュール6aが設けられたハウジング6と、図3に示す下文字板7、円盤状指示部材8、下見切り板9及び上文字板10とが配置されている。
まず、上文字板10について説明する。
この上文字板10は、例えば、ポリカーボネート(PC)やアクリル(PMMA)などの透明又は半透明の合成樹脂からなる。この上文字板10には、図3から図5に示すように、軸挿入孔10aが形成されている。また、この上文字板10には、時計の6時付近から10時付近の範囲に亘る切欠き部11が形成されている。
この切欠き部11は、時計の6時の方向から上文字板10の中心に向かって延びる辺11aと、腕時計の10時の方向から上文字板10の中心に向かって延びる辺11bと、上文字板10の直径方向に平行に延び辺11aと辺11bとを結ぶ辺11cとによって区画形成されている。
また、辺11bの中央部には、切欠き部11に向けて突出する三角状突起からなる機能指示部(情報表示部)12が形成されている。
また、上文字板10には、当該上文字板10の中心と3時を表示する時字の中間位置に開口部である円形の窓13が形成されている。この窓13の周縁部分は、上文字板10の表面から盛り上がった環状の見切り枠14を構成している。この見切り枠14は、例えば、黄銅(Bs)などの銅合金や、アルミニウム(Al)などの金属からなる。
また、上文字板10には、時計の2時付近から4時付近の範囲に亘る切欠き部15が形成されている。この切欠き部15は、時計の2時付近から上文字板10の中心に向かって延び見切り枠14に至る辺15aと、時計の4時付近から上文字板10の中心に向かって延び見切り枠14に至る辺15bと、辺15aと辺15bとを結ぶ見切り枠14の外縁とによって区画形成されている。
なお、上記見切り枠14には、時計の3時の方向に向けて凹となる切欠き部14aが形成されている。また、上文字板10の上には上見切り部材19が設けられ、この見切り部材42には時字が設けられると共に、時字の周囲には、世界の各都市を表すワールドタイム表示部(図示せず)が形成されている。
次に、下見切り板9について説明する。
この下見切り板9は、例えば、黄銅(Bs)などの銅合金や、アルミニウム(Al)などの金属からなる。そして、この下見切り板9はリング状に形成されている。この下見切り板9の上には上文字板10が載置され、この下見切り板9の下側には下文字板7が設けられている。そして、この下見切り板9は上文字板10と下文字板7とによって挟持され、この状態で、上文字板10のビス40を下文字板7の雌ねじ部41に螺合させることによって、下見切り板9に上文字板10及び下文字板7が取り付けられている。この結果、下見切り板9は、上文字板10と下文字板7との間に所定の隙間を形成するスペーサとして機能している。
また、この下見切り板9に取り付けられた上文字板10及び下文字板7の間には、円盤状指示部材8が配置されている。
次に、下文字板7について説明する。
この下文字板7は略円形に形成されている。この下文字板7は、例えば、ポリカーボネート(PC)やアクリル(PMMA)などの透明又は半透明の合成樹脂からなる。この下文字板7の中心には軸挿入孔7aが形成されている。
また、下文字板7の表面には見切り枠16,17が形成されている。この見切り枠16,17は、例えば、黄銅(Bs)などの銅合金や、アルミニウム(Al)などの金属からなる。
このうち見切り枠16は、下文字板7の中心側に向けて凹となるように円弧状に形成されている。この見切り枠16は、上文字板10の切欠き部11に相当する領域に、上文字板10の辺11aから辺11bに亘って円弧状に形成されている。この見切り枠16の内周面の曲率半径は円盤状指示部材8の曲率半径よりも僅かに大きい程度である。この見切り枠16の形成位置は、図6に示すように、内周面が円盤状指示部材8の外周面に対峙する位置である。この見切り枠16は、当該円盤状指示部材8の外周面や、下文字板7と上文字板10との隙間を腕時計ガラス3側から視認できないように機能する。
一方、見切り枠17は、下文字板7の中心側に向けて凹となるように三日月状に形成されている。この見切り枠17は、上文字板10の見切り枠14の下方となる領域に形成されている。この見切り枠17の内周面の曲率半径は円盤状指示部材8の曲率半径よりも僅かに大きい程度である。この見切り枠17の形成位置は、内周面が円盤状指示部材8の外周面に対峙する位置であり、且つ、見切り枠14の一部が着座する位置である。この見切り枠17は、日窓用に時計の3時方向が切り欠かれている。この見切り枠17は、当該円盤状指示部材8の外周面や、下文字板7と上文字板10との隙間を腕時計ガラス3側から視認できないように機能する。
また、下文字板7の表面には、見切り枠16よりも当該下文字板7の半径方向外方位置に、ストップウォッチ機能の中の細目機能を示す複数の機能表示部(情報表示部)である「SPL」43a,「STP」43b,「RUN」43cが形成されている。この複数の機能表示部は上文字板7の円周方向に沿って所定の間隔で形成されている。
ここで、SPLはスプリット表示機能、STPはストップ機能、RUNは積算時間計時機能を意味している。
なお、図1及び図3等において符号43は複数の機能表示部の「SPL」43a,「STP」43b,「RUN」43cが形成された機能表示領域(情報表示領域)を指示している。
次に、円盤状指示部材8について説明する。
この円盤状指示部材8は、例えば、アルミニウム(Al)によって形成されている。この円盤状指示部材8の中心には軸挿入孔8aが形成されている。この軸挿入孔8aの直ぐ外側には円盤状指示部材8の中心をかなめとする扇型の孔8bが4個形成されている。この孔8bを形成したのは、ソーラーパネル20へ到達する光量を増大させるためである。また、円盤状指示部材8の表面には外周部に複数の機能表示部(情報表示部)TM,ST,TR,AL,WTと、矢印からなる機能指示部(情報指示部)18と、扇型の複数の指標部(情報部)19a,19b,19cが形成されている。
ここで、TMは基本腕時計機能、STはストップウォッチ機能、TRはタイマー機能、ALはアラーム機能、WTはワールドタイム機能を意味している。
また、指標部19aは黒色で形成され、円盤状指示部材8の矢印の機能指示部18が下文字板7のSPLの文字を指示した際に上文字板10の窓13から露出する位置に形成されている。
また、指標部19bは赤色で形成され、円盤状指示部材8の矢印の機能指示部18が下文字板7のSTPの文字を指示した際に上文字板10の窓13から露出する位置に形成されている。
さらに、指標部19cは青色で形成され、円盤状指示部材8の矢印の機能指示部18が下文字板7のRUNの文字を指示した際に上文字板10の窓13から露出する位置に形成されている。
なお、指標部19a,19b,19cは色によって構成されなくてもよく、例えば、絵柄又は文字等によって構成されていてもよい。
また、腕時計ケース1の内部には、図2に示すように、ソーラーパネル20が下文字板7の下側に配置されている。このソーラーパネル20は、腕時計ガラス3側からの外部光を受光して起電力を発生させるものであり、発生した起電力は例えば二次電池の充電に使用される。
このソーラーパネル20には軸挿入孔20aが形成されている。
そして、このソーラーパネル20の軸挿入孔20a、下文字板7の軸挿入孔7a、円盤状指示部材8の軸挿入孔8a、及び、上文字板10の軸挿入孔10aには、腕時計ムーブメント6aに連結された指針用の駆動軸50が下方から挿入されている。この指針軸50の上文字板10から上方に突出する部分には秒針21、分針22及び時針23が取り付けられている。また、ソーラーパネル20の軸挿入孔20a及び下文字板7の軸挿入孔7aには、腕時計ムーブメント6aに連結され指針用の駆動軸50を内包する指示部材用の駆動軸50dが下方から挿入されている。この軸筒51には円盤状指示部材8が取り付けられている。
この駆動軸50は、図6に示すように、秒針軸50a、分針軸50b、時針軸50c及び機能指示部用の軸50dから構成されている。これら軸50a、50b、50c及び50dは入れ子式に配設された構造となっている。そして、秒針軸50aの上端には秒針21が、分針軸50bの上端には分針22が、時針軸50cの上端には時針23が、機能指示部用の軸50dには円盤状指示部材8がそれぞれ取り付けられている。
この結果、指針である秒針21、分針22及び時針23と円盤状指示部材8とは同一軸心となっている指針用の駆動軸50を中心として回転するように構成されている。
次に、腕時計100の機能モード切替の際の動作を図7に基づいて説明する。
この機能モード切替に先立ち、腕時計100が現在時刻を表示する基本腕時計機能モードにあるときに、図1に示すりゅうずSRをプッシュすると、そのりゅうずSRをプッシュする毎に、図3に示す円盤状指示部材8が予め決められた角度ずつ回転し、上文字板10の機能指示部12がこの予め決められた角度ずつ回転する円盤状指示部材8の複数の機能表示部ST,TR,AL,WT,TMを1つずつ指示する。これにより、複数(この実施の形態の場合は5つ)の機能表示部ST,TR,AL,WT,TMのいずれかのモードに切り替わり、使用しようとする機能モードの一つが設定される。
次に、図7に従って、このようにして設定された機能モードのうちのストップウォッチ機能モードを例に、その細目の機能モードを説明する。
ストップウォッチ機能モードが設定されると、これに応答して、円盤状指示部材8が自動的に回転し、それに設けられている機能指示部18が下文字板7のSTPを指示するとともに、上文字板10の窓13に赤色の機能表示部19bが露出する。また、時針23、分針22、秒針21が0時0分0秒を指示する。この状態がストップウォッチ機能モードの「初期」(RESET)の状態を示す。
この状態のもとで、図1に示す押釦スイッチS2をプッシュすると、当該押釦スイッチS2はSTARTスイッチとして機能するので、円盤状指示部材8が回転し、機能指示部18が下文字板7の「RUN」43cを指示するとともに、上文字板10の窓13に黒色の機能表示部19aが露出する。また、同時に、時針23、分針22、秒針21が運針動作し始める。
このRUN(START)の状態から、再度、図1に示す押釦スイッチS2をプッシュすると、当該押釦スイッチS2はSTOPスイッチとして機能するので、円盤状指示部材8が回転し、機能指示部18が下文字板7の「STP」43bを指示するとともに、上文字板10の窓13に赤色の機能表示部19bが露出する。また、同時に、運針動作中であった時針23、分針22、秒針21が運針動作を停止する。時針23、分針22、秒針21は、分針、秒針、20分の1秒をそれぞれ示す針となっているので、これら時針23、分針22、秒針21の運針動作により、押釦スイッチS2を最初に押圧操作した最初の時点からの経過時間(積算時間)を経時的に指示する。この状態がストップウォッチ機能モードの「STOP」の状態を示す。
次に、そのSTPの状態から図1に示す押釦スイッチS1をプッシュすると、当該押釦スイッチS1はRESETスイッチとして機能するので、円盤状指示部材8の機能指示部18が下文字板7の「STP」43bの位置を維持し、且つ、上文字板10の窓13に赤色の機能表示部19aが露出したまま、時針23、分針22、秒針21が動作して0時0分0秒を指示する。これによりリセット状態となる。
一方、図1に示す押釦スイッチS2を最初にプッシュしてRUN(START)の状態のもとで、図1に示す押釦スイッチS1をプッシュすると、当該押釦スイッチS1はSPILITスイッチとして機能するので、円盤状指示部材8の機能指示部18が下文字板7の「SPL」43aを指示するとともに、上文字板10の窓13に青色の機能表示部19cが露出する。また、同時に、時針23、分針22、秒針21は、分針、秒針、20分の1秒をそれぞれ示す針となっているので、これら時針23、分針22、秒針21の運針動作により、スプリットタイム(スタート地点から任意の地点までの経過時間)を指示する。この状態がストップウォッチ機能モードの「SPILIT」の状態を示す。
そして、この状態で5秒間以上放置すると、SPL機能が自動的に解除されて、RUN機能(START機能)に戻り、円盤状指示部材8の機能指示部18が下文字板7のRUNを指示するとともに、上文字板10の窓13に黒色の機能表示部19aが露出する。また、同時に、時針23、分針22、秒針21は、分針、秒針、20分の1秒をそれぞれ示す針となっているので、これら時針23、分針22、秒針21の運針動作により、押釦スイッチS2を最初に押圧操作した最初の時点からのトータルな経過時間(積算時間)を経時的に指示する。
この実施形態の腕時計100によれば次のような効果が得られる。
すなわち、機能指示針8は時刻を示す指針である時針23、分針22、秒針21と同一の駆動軸50に配設されているので、機能指示針8の半径方向の長さ寸法を十分に確保できる。したがって、円盤状指示部材8の機能指示部18によって指示できる機能表示部の「SPL」43a、「STP」43b、「RUN」43cの配置面積を大きくすることができるので、視認性を高めることができる。
また、機能表示部の「SPL」43a、「STP」43b、「RUN」43cが腕時計100の中心である駆動軸50に対して円弧状に並ぶので、機能表示部の「SPL」43a、「STP」43b、「RUN」43cが見やすいものとなる。
さらに、円盤状指示部材8を大きくすることができるので、円盤状指示部材8の表面(上面)に複数の機能表示部の「AL」、「TR」、「ST」、「TM」、「WT」を形成することが容易となり、この複数の機能表示部の「AL」、「TR」、「ST」、「TM」、「WT」を、上文字板10に形成した機能指示部12で指示するように構成することができ、機能指示のためのバリエーションを増大させることができる。
また、指針である時針23、分針22、秒針21の駆動軸50と同心的な箇所に複数の機能表示部の「SPL」43a、「STP」43b、「RUN」43cが形成されているので、機能指示部18が指示する機能表示部の「SPL」43a、「STP」43b、「RUN」43cが読みやすくなる。
なお、第1実施形態において見切り枠16を設けずに、円盤状指示部材8の外周により近い箇所に機能指示部の「SPL」43a、「STP」43b、「RUN」43c等を形成してもよい。或いは、見切り枠16に機能表示部の「SPL」43a、「STP」43b、「RUN」43c等を形成してもよい。
(第2実施形態)
図8〜図10は、本発明に係る腕時計の他の実施形態を示している。なお、この第2実施形態は略第1実施形態と略同様な構成及び作用を有している。したがって、上記第1の実施形態と同一の部品には、同一の符号を付してその説明を適宜省略する。
この腕時計200は第1の実施形態と同様にアナログ式腕時計である。この腕時計200は、上文字板10と下文字板7との間に、円盤状指標部材8の他に、副針(機能指示針)60を備えている。また、この腕時計200の下文字板7には、機能表示部の「SPL」43a,「STP」43b,「RUN」43cと円盤状指示部材8との間の箇所に、他の複数の機能表示部が形成されている。この他の機能表示部は、具体的には、この他の複数の機能表示部はラップの数を示す1〜5の数字から構成されている。
この腕時計200は、時計モジュール6aから上方へ延びる駆動軸50を備えている。
この駆動軸50は、図10に示すように、分針軸50b、時針軸50c、副針軸50e及び機能指示部用の軸50dから構成されている。これら軸50b、50c、50e及び50dはこれらが入れ子式に配設された構造となっている。そして、分針軸50bの上端には分針22が、時針軸50cの上端には時針23がそれぞれ取り付けられている。また、副針軸50eには副針60が、機能指示部用の軸50dには円盤状指示部材8がそれぞれ取り付けられている。
この結果、指針(分針22及び時針23)と副針60及び円盤状指示部材8とは同一軸心となっている指針用の駆動軸50を中心として回転するように構成されている。
この腕時計200によれば、副針60は、腕時計200がスプリット表示機能モード、つまり、円盤状指示部材8の機能表示部18が「SPL」43aを指示する際に、副針60がLAP数(周回数)を指示する。
その結果、この第2実施形態によれば、腕時計200がスプリット表示機能モードにあるとき、ユーザはスプリットタイムと共に周回数を確認することができる。したがって、周回コースをジョギング等する場合に、ペース配分等を設定するのに役立つものとなる。
なお、この第2実施形態では、時針23及び分針22は設けられているが秒針21は設けられていない。ただし、秒針21を設けてもよいことは勿論である。
(第2実施形態の機能表示部の変形例)
図11は第2実施形態の変形例1を示している。この変形例の腕時計では、機能表示部の「SPL」43a、「STP」43b、「RUN」43cと円盤状指示部材8との間に、時刻を示す0時から24時までの外周目盛部43d(複数の機能表示部)が形成されている。この副針60は、腕時計がワールドタイム機能モードのときに、選択された都市に対応する0時から24時までの外周目盛部43d中の時刻を指示する。
この腕時計によれば、副針60は、腕時計がワールドタイム機能モードのときに、選択された都市に対応する時刻を指示することができる。
その結果、指針である時針23、分針22、秒針21を動かさなくても、副針60だけで大凡のワールドタイムを指示することができる。
なお、この変形例1において、上文字板10上で動作させる指針を分針22及び秒針21とし、上文字板10と下文字板7との間に設けられる副針60を時針23として構成してもよい。
(第2実施形態の副針の変形例)
図12は第2実施形態の副針の変形例を示している。この変形例の副針70は、第2実施形態の副針60に代えて設けられるもので、その形状が異なっている。
この副針70は、機能指示部となるくさび形状の先端を除く部分が略帯状に形成された針主部71と、針主部71の後端に連設され後方に向けて拡開する扇状部72とを備えている。
このうち扇状部分72には、当該扇状部分72の円弧状の後縁に沿って複数の指標部19d〜19hが形成されている。この指標部19d〜19hは1〜5の数字(文字)から構成されている。
この変形例によれば、副針70がラップ数を示す1〜5の数字の1つを指示した際に、窓13に、当該指示した数と同じ数を示す指標部が露出する。
その結果、窓13に露出する数字を見れば、ラップ数(周回数)を容易に確認することができる。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
時刻を指示する指針と、
所定箇所に開口部又は切欠き部が設けられた第1文字板と、
この第1文字板の下側に配置されて前記開口部又は前記切欠き部から露出し前記指針の駆動軸と同心的な箇所に複数の機能表示部が形成された第2文字板と、
前記第1文字板と前記第2文字板との間に配置されて前記開口部又は前記切欠き部に一部が露出し当該第2文字板の上で回転することによって前記複数の機能表示部のうちの1つを選択的に指示する機能指示部が形成された円盤状指示部材とを備え、
前記指針と前記円盤状指示部材とは前記駆動軸を回転中心として回転するように構成されていることを特徴とする腕時計。
<請求項2>
前記円盤状指示部材の上面には他の複数の機能表示部が形成され、前記第1文字板には前記円盤状指示部材の回転に伴って前記第1切欠き部から露出する箇所で前記他の複数の機能表示部の1つを選択的に指示する他の機能指示部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の腕時計。
<請求項3>
前記第1文字板と前記第2文字板との間には、前記円盤状指示部材の上方に、針先部を備えた機能指示針が設けられ、
前記機能指示針は、前記駆動軸を回転中心として回転し、この回転によって、前記針先部が前記第1文字板に形成された開口部又は切欠き部から露出可能に構成され、当該開口部又は切欠き部から露出する箇所で、前記第2文字板又は前記円盤状指示部材に形成された複数の機能表示部の1つを選択的に指示するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の腕時計。
100 腕時計
1 腕時計ケース
7 下文字板
8 円盤状指示部材
10 上文字板
11 切欠き部
13 窓(開口部)
15 切欠き部
16,17 見切り枠
18 機能指示部
19a,19b,19c 指標部
20 ソーラーパネル
SPL,STP,RUN 機能表示部
TM,ST,TR,AL,WT 機能表示部

Claims (3)

  1. 時刻を指示する指針と、
    露出する箇所を備える開口部又は切欠き部が設けられた第1文字板と、
    この第1文字板の下側に配置されて前記開口部又は前記切欠き部から露出し前記指針の駆動軸と同心的な箇所に複数の機能表示部が形成された第2文字板と、
    前記第1文字板と前記第2文字板との間に配置され前記開口部又は前記切欠き部に一部が露出し当該第2文字板の上で回転することによって前記複数の機能表示部のうちの1つを選択的に指示する機能指示部と、前記開口部又は前記切欠き部の前記露出する箇所で選択的に指示される他の複数の機能表示部と、が形成された円盤状指示部材と
    を備え、
    前記指針と前記円盤状指示部材とは前記駆動軸を回転中心として回転するように構成されていることを特徴とする腕時計。
  2. 前記他の複数の機能表示部は、前記円盤状指示部材の上面に形成され、
    前記第1文字板には前記円盤状指示部材の回転に伴って前記他の複数の機能表示部の1つを選択的に指示する他の機能指示部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の腕時計。
  3. 前記第1文字板と前記第2文字板との間には、前記円盤状指示部材の上方に、針先部を備えた機能指示針が設けられ、
    前記機能指示針は、前記駆動軸を回転中心として回転し、この回転によって、前記針先部が前記第1文字板に形成された開口部又は切欠き部から露出可能に構成され、当該開口部又は切欠き部から露出する箇所で、前記第2文字板に形成された複数の機能表示部の1つを選択的に指示するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の腕時計。
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