JP4595416B2 - 半導体ウェハ、半導体装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents
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Description
まず、図1に、本発明の第1の実施の形態として示すモード切り換え制御回路30について説明をする。図1に示すモード切り換え制御回路30は、図2に示す半導体ウェハであるシリコンウェハ10上に複数形成された各チップ20に組み込まれている。図1に示すように、チップ20は、シリコンウェハ10上に、いずれも半導体プロセスを経て形成された所定の機能の回路ブロック40と、上述したモード切り換え制御回路30とを備えている。回路ブロック40は、上述したように半導体プロセスによってシリコンウェハ10上に形成された回路素子によって構成されており、所望の演算処理を実行する演算回路又はメモリ回路などとして機能することになる。
まず、テストモードに切り換える場合には、パッド31に信号“1”を入力して、チップ20をブートする(ステップS11)。これにより、論理和セル32の入力端子Bには、信号線SL1を介して信号“1”が供給される。チップ20は、電源投入されたことに応じて、図示しないパワーオンリセット回路によりリセットされると共に、リセットシーケンス動作状態となる。メモリコントローラ34は、このリセットシーケンス動作中に、メモリ33からステップS5で書き込まれた信号“0”を読み出し、信号線SL2を介して論理和セル32の入力端子Cに供給する(ステップS12)。
また、ノーマルモードに切り換える場合には、パッド31に信号“0”を入力して、チップ20をブートする(ステップS11)。これにより、論理和セル32の入力端子Bには、信号線SL1を介して信号“0”が供給される。チップ20は、電源投入されたことに応じて、図示しないパワーオンリセット回路によりリセットされると共に、リセットシーケンス動作状態となる。メモリコントローラ34は、このリセットシーケンス動作中に、メモリ33からステップS5で書き込まれた信号“0”を読み出し、信号線SL2を介して論理和セル32の入力端子Cに供給する(ステップS15)。
続いて、図7を用いて、本発明の第2の実施の形態として示すモード切り換え制御回路50について説明をする。このモード切り換え制御回路50は、図1に示したモード切り換え制御回路30とほぼ同じ構成であるため、同一箇所には同一符号を付し説明を省略する。
Claims (7)
- 複数のチップが形成された半導体ウェハにおいて、
上記各チップは、ハイレベル信号又はローレベル信号を記憶するメモリと、
イネーブル端子にイネーブル信号が供給されたことに応じて、上記メモリに上記ハイレベル信号又は上記ローレベル信号を書き込み、上記チップの電源投入時において、上記イネーブル端子に対する上記イネーブル信号の供給又はディゼーブル信号の供給に関わらず上記メモリに記憶された上記ハイレベル信号又は上記ローレベル信号を読み出すメモリ制御手段と、
ハイレベル信号又はローレベル信号を入力する信号入力手段と、
第1の入力端子から入力された信号と、第2の入力端子から入力された信号との論理和を算出し出力端子から出力する論理和回路と、
上記論理和回路の上記出力端子から出力された上記論理和に応じて、上記チップの動作モードを、上記チップを形成する全ての回路素子に対してアクセスを許可するテストモード、又は上記チップを形成する一部の回路素子に対してアクセスを許可するノーマルモードのいずれかに切り換える制御手段とを備え、
上記論理和回路の上記第1の入力端子は、当該半導体ウェハを切断して上記複数のチップに分離する際の切断分離ライン上を経由して配線された第1の信号線を介して、上記信号入力手段と接続されることで、上記信号入力手段から上記ハイレベル信号又は上記ローレベル信号が供給され、
上記論理和回路の上記第2の入力端子は、第2の信号線を介して、上記メモリ制御手段と接続されることで、上記チップの電源投入時において、上記メモリから読み出された上記ハイレベル信号又は上記ローレベル信号が供給され、
上記論理和回路の上記出力端子は、第3の信号線を介して、上記メモリ制御手段の上記イネーブル端子に接続されることで、算出された上記論理和がハイレベル信号であった場合には、上記イネーブル信号として上記イネーブル端子に供給し、算出された上記論理和がローレベル信号であった場合には、上記ディゼーブル信号として上記イネーブル端子に供給すること
を特徴とする半導体ウェハ。 - 当該半導体ウェハの初期状態において、上記信号入力手段に上記ハイレベル信号を入力して、上記チップに電源投入することで、上記論理和回路からハイレベル信号として算出される上記論理和を上記イネーブル信号として、上記メモリ制御手段の上記イネーブル端子に供給し、
上記イネーブル信号が供給された上記メモリ制御手段によって、上記メモリにローレベル信号を書き込むこと
を特徴とする請求項1記載の半導体ウェハ。 - 当該半導体ウェハの分離切断処理、直前において、上記信号入力手段に上記ハイレベル信号を入力して、上記チップに電源を投入することで、上記論理和回路からハイレベル信号として算出される上記論理和を上記イネーブル信号として、上記メモリ制御手段の上記イネーブル端子に供給し、
上記イネーブル信号が供給された上記メモリ制御手段によって、上記メモリにハイレベル信号を書き込むこと
を特徴とする請求項1記載の半導体ウェハ。 - 半導体ウェハに形成された複数のチップを切断分離して製造された半導体装置であって、
ハイレベル信号又はローレベル信号を記憶するメモリと、
イネーブル端子にイネーブル信号が供給されたことに応じて、上記メモリに上記ハイレベル信号又は上記ローレベル信号を書き込み、上記チップの電源投入時において、上記イネーブル端子に対する上記イネーブル信号の供給又はディゼーブル信号の供給に関わらず上記メモリに記憶された上記ハイレベル信号又は上記ローレベル信号を読み出すメモリ制御手段と、
第1の入力端子から入力された信号と、第2の入力端子から入力された信号との論理和を算出し出力端子から出力する論理和回路と、
上記論理和回路の上記出力端子から出力された上記論理和に応じて、当該半導体装置の動作モードを、当該半導体装置を形成する全ての回路素子に対してアクセスを許可するテストモード、又は上記半導体装置を形成する一部の回路素子に対してアクセスを許可するノーマルモードのいずれかに切り換える制御手段とを備え、
上記論理和回路の上記第1の入力端子は、電位がプルダウンされた第1の信号線と接続されることで、ローレベル信号が供給され、
上記論理和回路の上記第2の入力端子は、第2の信号線を介して、上記メモリ制御手段と接続されることで、当該半導体装置の電源投入時において、上記メモリから読み出された上記ハイレベル信号又は上記ローレベル信号が供給され、
上記論理和回路の上記出力端子は、第3の信号線を介して、上記メモリ制御手段の上記イネーブル端子に接続されることで、算出された上記論理和がハイレベル信号であった場合には、上記イネーブル信号として上記イネーブル端子に供給し、算出された上記論理和がローレベル信号であった場合には、上記ディゼーブル信号として上記イネーブル端子に供給し、
上記メモリには、あらかじめ上記メモリ制御手段によって、ハイレベル信号が書き込まれていること
を特徴とする半導体装置。 - 上記第1の信号線は、当該半導体装置が、切断分離される前の上記半導体ウェハに形成された上記複数のチップであった際に、
上記論理和回路の上記第1の入力端子と、ハイレベル信号又はローレベル信号が入力される信号入力手段とを接続し、上記半導体ウェハを切断して上記複数のチップに分離する切断分離ライン上を経由して配線されていたこと
を特徴とする請求項4記載の半導体装置。 - 当該半導体装置をユーザに対して出荷する前段において、
当該半導体装置に電源を投入することで、上記論理和回路からハイレベル信号として算出される上記論理和を上記イネーブル信号として、上記メモリ制御手段の上記イネーブル端子に供給し、
上記イネーブル信号が供給された上記メモリ制御手段によって、上記メモリにローレベル信号を書き込むこと
を特徴とする請求項5記載の半導体装置。 - 半導体ウェハに形成された複数のチップを切断分離して製造する半導体装置の製造方法であって、
ハイレベル信号又はローレベル信号を記憶するメモリと、
イネーブル端子にイネーブル信号が供給されたことに応じて、上記メモリに上記ハイレベル信号又は上記ローレベル信号を書き込み、上記チップの電源投入時において、上記イネーブル端子に対する上記イネーブル信号の供給又はディゼーブル信号の供給に関わらず上記メモリに記憶された上記ハイレベル信号又は上記ローレベル信号を読み出すメモリ制御手段と、
ハイレベル信号又はローレベル信号を入力する信号入力手段と、
第1の入力端子から入力された信号と、第2の入力端子から入力された信号との論理和を算出し出力端子から出力する論理和回路と、
上記論理和回路の上記出力端子から出力された上記論理和に応じて、上記チップの動作モードを、上記チップを形成する全ての回路素子に対してアクセスを許可するテストモード、又は上記チップを形成する一部の回路素子に対してアクセスを許可するノーマルモードのいずれかに切り換える制御手段と、
上記論理和回路の上記第1の入力端子と、上記信号入力手段とを接続する、上記半導体ウェハを切断して上記複数のチップに分離する際の切断分離ライン上を経由して配線された第1の信号線と、
上記論理和回路の上記第2の入力端子と、上記メモリ制御手段とを接続する第2の信号線と、
上記論理和回路の上記出力端子と、上記メモリ制御手段の上記イネーブル端子とを接続する第3の信号線とを有する上記チップを複数備えた上記半導体ウェハを形成する工程と、
上記信号入力手段に上記ハイレベル信号を入力して、上記チップに電源投入することで、上記論理和回路からハイレベル信号として算出される上記論理和をイネーブル信号として、上記メモリ制御手段の上記イネーブル端子に供給し、上記イネーブル信号が供給された上記メモリ制御手段によって、上記メモリにローレベル信号を書き込む工程と、
上記信号入力手段に上記ハイレベル信号又は上記ローレベル信号を入力し、上記チップに電源を投入することで、上記論理和回路から算出される上記論理和に応じて、上記チップの動作モードを上記テストモード又は上記ノーマルモードに切り換え、それぞれのモードにおける所望のテストを行う工程と、
上記信号入力手段に上記ハイレベル信号を入力して、上記チップに電源を投入することで、上記論理和回路からハイレベル信号として算出される上記論理和をイネーブル信号として、上記メモリ制御手段の上記イネーブル端子に供給し、上記イネーブル信号が供給された上記メモリ制御手段によって、上記メモリにハイレベル信号を書き込む工程と、
上記半導体ウェハを上記切断分離ラインに沿って上記複数のチップに切断分離し、上記第1の信号線の電位を常にプルダウンさせる工程と、
切断分離された各チップから当該半導体装置を形成する工程と、
当該半導体装置に電源を投入することで、上記論理和回路からハイレベル信号として算出される上記論理和に応じて、当該半導体装置の動作モードを上記テストモードに切り替え、上記テストモードにおける所望のテストを行う工程と、
当該半導体装置に電源を投入することで、上記論理和回路からハイレベル信号として算出される上記論理和をイネーブル信号として、上記メモリ制御手段の上記イネーブル端子に供給し、上記イネーブル信号が供給された上記メモリ制御手段によって、上記メモリにローレベル信号を書き込む工程と、
当該半導体装置に電源を投入することで、上記論理和回路からローレベル信号として算出される上記論理和に応じて、当該半導体装置の動作モードを上記ノーマルモードに切り替え、上記ノーマルモードにおける所望のテストを行う工程とを備えること
を特徴とする半導体装置の製造方法。
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JP2001291751A (ja) * | 2000-04-06 | 2001-10-19 | Sony Corp | 半導体装置 |
JP2002269523A (ja) * | 2001-03-13 | 2002-09-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Icカード |
JP2002313860A (ja) * | 2001-04-09 | 2002-10-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置 |
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