JP4593582B2 - 映像音声レベルチェッカー - Google Patents

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本発明は、映像音声レベルチェッカーに関し、特に、VTRやテープ等の素材を番組として送出する前に、映像信号と音声信号のレベルチェックを行うための映像音声レベルチェッカーに関する。
従来、VTRやテープ等の素材を番組として送出する際に、送出する素材の映像信号や音声信号のレベルに異常が無いかをチェックすべく、映像音声レベルチェッカー(以下、適宜「レベルチェッカー」と略称する)が用いられている。VTR等のテープ収録の構成は、図2に示すような形式となっており、本編枠の素材の前に、図3に示すフルフィールドカラーバーや、図4に示すSMPTEカラーバーのようなパイロットカラーバーと、基準音声信号とが挿入される。本編枠の素材を再生するのに先立って、挿入されたパイロットカラーバー及び基準音声信号を再生することにより、その素材の映像特性及び音声特性をチェックすることができる。
この種のレベルチェッカーとしては、例えば、特許文献1に記載されたものが知られており、図5は、上記レベルチェッカーの構成を示すブロック図である。
特許文献1に記載のレベルチェッカーは、図5に示すように、入力信号を映像信号と音声信号に分離する信号入力部52と、分離された映像信号及び音声信号を波形整形する入力信号処理部54と、映像信号を輝度信号と色差信号に分離する映像信号変換部57と、輝度信号及び色差信号のレベルと、音声信号のレベルとを検出するレベル検出部59と、輝度信号及び色差信号のレベルと、音声信号のレベルとの良否を判定するレベル判定部65とを備える。
上記レベルチェッカーにおいては、映像音声多重信号であるパイロットカラーバー信号51が入力されると、信号入力部52の映像音声信号分離回路53により、パイロットカラーバー信号51が映像信号と音声信号に分離される。分離された映像信号は、入力信号処理部54の映像信号処理回路55によって波形整形された後に、映像信号変換部57のY/C分離回路58によって輝度信号と色差信号に分離される。分離された輝度信号は、レベル検出部59の輝度信号検出回路60に出力され、該輝度信号検出回路60において、入力された映像信号の画像有効期間がスキャンされ、1ライン毎にピークホワイトのレベルと、そのホワイト領域のライン幅とが各々検出される。
検出されたピークレベル及びライン幅は、レベル判定部65のラインメモリ66に格納され、輝度レベル判定回路67において、検出されたホワイト領域の面積と、設定された面積値(判定面積設定値70)とが比較される。比較の結果、ホワイト領域の面積が設定された判定面積設定値70以上であれば、そのホワイト領域の輝度信号のピークレベルが輝度レベル範囲設定値71を満たすか否かが判定される。
一方、分離された色差信号は、レベル検出部59の色差信号検出回路61に出力され、該色差信号検出回路61において、ラインメモリ66にピークレベルが保存されている期間、すなわち、輝度信号に基づいて特定されたホワイト領域での色差信号レベルの最大値が検出される。そして、レベル判定部65の色差レベル判定回路68において、検出された色差信号の最大値が色差レベル範囲設定値72を満たすか否かが判定される。
輝度レベル判定回路67及び色差レベル判定回路68の判定結果は、各々、レベル判定部65のエリア判定回路69に出力され、エリア判定回路69では、輝度信号に基づいて特定されたホワイト領域の位置が、判定対象とすべきエリアの位置を予め設定した判定エリア設定値73と一致するか否かを判定する。そして、判定エリア設定値73と合致しなければ、輝度レベル判定回路67及び色差レベル判定回路68の判定結果を無効とし、判定エリア設定値73と合致すれば、輝度レベル判定回路67及び色差レベル判定回路68の判定結果を用いて映像特性の良否を判定する。
また、分離された音声信号は、入力信号処理部54の音声信号処理回路56によって波形整形された後に、レベル検出部59に出力され、音声信号レベル検出回路62、音声信号周波数検出回路63及び音声信号位相差検出回路64の各検出回路で、音声信号のレベル、周波数及び位相差が各々検出される。各検出回路62〜64で検出された信号レベル、周波数及び位相差は、レベル判定部65の音声信号レベル判定回路74、音声信号周波数判定回路75及び音声信号位相差判定回路76に出力され、各判定回路74〜76において、音声レベル範囲設定値77、音声周波数設定値78及び音声位相差設定値79を満たすか否かが判定され、音声特性の良否が判定される。
尚、輝度信号検出回路60、色差信号検出回路61、音声信号レベル検出回路62、音声信号周波数検出回路63、及び音声信号位相差検出回路64は、外部からの測定開始信号80を受けた検出回路スタート信号発生器81からのスタート信号によって検出動作を開始する。
上記レベルチェッカーによれば、局名のロゴや素材番号等が白抜きスーパーなどでパイロットカラーバーに重畳されていても、その部分が誤って映像特性の判定対象に含まれるのを回避することができ、適切に映像特性を判定することが可能となる。
特開2004−343477号公報
しかしながら、特許文献1に記載のレベルチェッカーにおいては、良否判定に用いるホワイト領域を、輝度信号のみから抽出するため、パイロットカラーバーのホワイト領域と他の色との境界部分にノイズがあると、そのノイズが判定対象エリア内に含まれることがある。その場合、ノイズが色差レベル異常として検出されるため、問題のない映像信号であっても、異常であると誤判定される虞があった。
また、上記レベルチェッカーにおいては、映像信号のフィールド画像有効期間中について、音声信号のレベルを検出するが、例えば、音声レベルの検出期間中に無音状態が含まれる場合等には、その無音部分で音声信号のレベルが適正範囲を逸脱するため、全体としては異常のないレベルの音声信号であっても、エラーとして検出されるという問題があった。
さらに、音声信号の周波数判定に際しては、周波数検出の方法として、音声信号の波形が0レベル線を交わる回数(MSBの変化回数)をカウントするのが一般的であるが、その方法では、波形変化の大小に拘わらず、0レベル線と交差すれば、変化回数がカウントされる。そのため、音声信号中に微少なノイズが混入すると、そのノイズによる波形変化がカウント対象となり、全体としては適正な周波数の信号であっても、周波数エラーとして誤判定される虞があった。
そこで、本発明は、上記従来の技術における問題点に鑑みてなされたものであって、映像上のノイズや音声上のノイズ等がパイロットカラーバーに混在している素材であっても、適切にレベル判定を行うことが可能な映像音声レベルチェッカーを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、映像音声レベルチェッカーであって、パイロットカラーバー信号の映像信号を輝度信号と色差信号に分離する信号変換部と、前記色差信号のレベルを検出する色差レベル検出部と、前記輝度信号に基づいて特定されるホワイト領域を縮小補正し、該補正したホワイト領域を色差検出領域として設定する領域補正部と、前記色差レベル検出部で検出された前記色差信号のレベルのうち、前記領域補正部で設定された色差検出領域内の色差信号のレベルを用いて、色差信号レベルの良否を判定する色差レベル判定部とを備えることを特徴とする。
そして、本発明によれば、ホワイト領域を縮小補正することにより、色差レベル判定部での判定対象領域からパイロットカラーバーの境界部分を除外することができるため、境界部分にノイズが含まれていても、色差レベル異常として誤検出されるのを防止することが可能となる。
上記映像音声レベルチェッカーにおいて、前記輝度信号のレベルを検出する輝度レベル検出部と、該輝度レベル検出部で検出された前記輝度信号のレベルの良否を判定する輝度レベル判定部と、該輝度レベル判定部及び前記色差レベル判定部の判定結果に基づいて前記映像信号の良否を判定する映像判定部とを備えるように構成することができる。
上記構成によれば、境界部分に存在するノイズの影響を排除した色差レベル判定結果と、輝度レベル判定結果との双方に基づいて、映像信号の映像特性を総合的に判定することができ、映像特性を正確に判定することが可能となる。
上記映像音声レベルチェッカーにおいて、前記パイロットカラーバー信号の音声信号のレベルを検出する音声レベル検出部と、該音声レベル検出部で検出された音声信号のレベルの良否を所定の周期で判定する音声レベル判定部とを備え、前記音声レベル判定部は、前記所定の周期で良否判定した複数の判定結果のすべてが異常判定であるときに、前記音声信号に異常があると判定するように構成することができる。
上記構成によれば、音声信号のレベルを周期的に良否判定して複数の判定結果を取得し、その複数の判定結果のうちの一部に異常判定があっても、適正なレベルの音声信号であると判定するため、例えば、音声信号レベルの検出期間中に無音状態が含まれる場合等に、レベル異常として誤検出されるのを防止することが可能となる。
上記映像音声レベルチェッカーにおいて、前記音声レベル判定部の一態様として、前記音声レベル検出部で検出された音声信号のレベルの良否を判定する音声レベル判定回路と、該音声レベル判定回路の判定結果を所定の間隔で区切り、各区間の判定結果のすべてが異常判定であるときに、前記音声信号に異常があると判定する出力判定回路とを備えるように構成することができる。
上記映像音声レベルチェッカーにおいて、前記音声信号に含まれるノイズを除去するノイズ除去部と、該ノイズ除去部でノイズが除去された音声信号の周波数を検出する周波数検出部と、該周波数検出部で検出された音声信号の周波数の良否を判定する周波数判定部とを備えるように構成することができる。
上記構成によれば、周波数検出部の前段で、パイロットカラーバー信号の音声信号に含まれるノイズが除去されるため、音声信号中のノイズが周波数検出の検出対象となることはなく、従って、音声信号に微少なノイズが含まれている場合等に、周波数異常として誤判定されるのを防止することが可能となる。
上記映像音声レベルチェッカーにおいて、前記ノイズ除去部が、前記パイロットカラーバー信号の音声信号の下位の所定数ビットを破棄することにより、前記ノイズを除去するように構成することができる。これによれば、簡易な回路構成によって、ノイズ除去回路を構成することが可能となる。
以上のように、本発明によれば、映像上のノイズや音声上のノイズ等がパイロットカラーバーに混在している素材であっても、適切にレベル判定を行うことが可能となる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明にかかる映像音声レベルチェッカーの一実施の形態を示すブロック図であり、このレベルチェッカーは、大別して、信号入力部2と、入力信号処理部4と、信号変換部7と、レベル検出部10と、レベル判定部17とから構成される。
信号入力部2は、映像音声分離回路3を有し、映像音声分離回路3は、入力されたパイロットカラーバー信号1を映像信号と音声信号に分離する。
入力信号処理部4は、映像信号処理回路5と、音声信号処理回路6とを有し、映像信号処理回路5は、映像音声分離回路3から入力された映像信号の波形を整形し、音声信号処理回路6は、映像音声分離回路3から入力された音声信号の波形を整形する。
信号変換部7は、Y/C分離回路8と、雑音除去回路9とを有し、Y/C分離回路8は、入力された映像信号を輝度信号と色差信号に分離し、雑音除去回路9は、音声信号を量子化した量子化ビットの下位を破棄し、音声信号から微小ノイズを除去する。
レベル検出部10は、輝度信号検出回路11と、色差信号検出回路12と、音声信号レベル検出回路13と、音声信号周波数検出回路14と、音声信号位相差検出回路15と、検出回路スタート信号発生器16とを備える。
輝度信号検出回路11は、Y/C分離回路8から入力された輝度信号のフィールド画像有効期間をスキャンし、1ライン毎に、ホワイトレベルでの輝度信号のピークレベルと、ホワイト領域のライン幅(〜数μs)とを検出する。色差信号検出回路12は、Y/C分離回路8から入力された色差信号について、上述の輝度信号のピークレベルを検出したライン幅の中で、色差信号レベルの最大値を検出する。
音声信号レベル検出回路13は、音声信号処理回路6から入力された音声信号につき、上述の映像信号のフィールド画像有効期間をスキャンしている期間において、音声レベルを検出する。
音声信号周波数検出回路14は、雑音除去回路9から入力された音声信号について、音声信号波形が0レベル線を交わる回数(MSBの変化回数)をカウントし、音声信号の周波数を計測する。音声信号周波数検出回路14による周波数の検出は、雑音除去回路9からの音声信号波形が0レベルを交わる回数を所定時間(例えば、0.5秒)毎にカウントし、そのカウント値を周波数換算することで行われる。
音声信号位相差検出回路15は、音声信号処理回路6から入力された音声信号につき、上述の映像信号のフィールド画像有効期間をスキャンしている期間において、音声チャンネル間の位相差を検出する。
上記輝度信号検出回路11、色差信号検出回路12、音声信号レベル検出回路13、音声信号周波数検出回路14及び音声信号位相差検出回路15は、各特性検出を開始するタイミングが、パイロットカラーバー信号1の入力タイミングと同期する必要があるため、検出回路スタート信号発生器16からのスタート信号に応答して各検出動作を開始する。検出回路スタート信号発生器16は、VTR等の起動のタイミングに合わせた測定開始信号37を外部より受け、それに応答してスタート信号を出力する。
レベル判定部17は、ラインメモリ18と、輝度レベル判定回路19と、色差検出領域補正回路20と、色差レベル判定回路21と、エリア判定回路22と、音声信号レベル判定回路23と、音声信号周波数判定回路24と、音声信号位相差判定回路25と、出力判定回路26等を備える。
ラインメモリ18は、1ライン毎に検出されるホワイトレベルでの輝度信号のピークレベルと、ホワイト領域のライン幅(〜数μs)とを順次保存し、それらピークレベル及びライン幅を、ホワイト領域の垂直方向の長さ(ライン数)の分だけ蓄積する。
輝度レベル判定回路19は、ラインメモリ18に蓄積されたホワイトレベルでの輝度信号のピークレベルを、輝度レベルの上限及び下限を設定した輝度レベル範囲設定値29と比較し、輝度レベルの良否を判定する。また、輝度レベル判定回路19は、ラインメモリ18に蓄積されたライン幅と、その垂直方向の長さからホワイト領域の面積を導出し、導出した面積を判定面積設定値31と比較する。ここで、判定面積設定値31は、輝度レベル判定の判定対象とすべき領域の面積の上限と下限を設定したものである。このため、実際に検出したホワイト領域の面積と、判定面積設定値31とを比較することにより、輝度レベルの判定対象にすべきでないホワイト領域を検出することができる。
色差検出領域補正回路20は、輝度レベル判定回路19で取得されたホワイト領域の面積を、検出領域補正量設定値32の補正量だけ縮小し、その縮小したエリアを、後述の色差レベル判定回路21での色差レベルの判定対象領域(色差レベル検出領域)として設定する。ここで、検出領域補正量設定値32は、輝度レベル判定回路19で取得されたホワイト領域の縦方向及び横方向の長さを所定量ずつ短くして、ホワイト領域の外周部分をカットする値に設定される。
色差レベル判定回路21は、色差検出領域補正回路20で設定された色差レベル検出領域内において、色差信号検出回路12で検出された色差信号レベルの最大値が、色差レベルの上限と下限を設定した色差レベル範囲設定値30内であるか否かを判定する。
エリア判定回路22は、輝度信号検出回路11で検出されたホワイト領域が、判定エリア設定値33内に属するか否かを判定する。ここで、判定エリア設定値33は、パイロットカラーバーの種類に応じて設定されるものであり、各種カラーバーでのホワイト領域の位置を示した設定値である。このため、検出されたホワイト領域が、判定エリア設定値33内に存在しなければ、本来、良品判定の対象とすべき領域以外のホワイト領域を検出していると判定することができる。
音声信号レベル判定回路23は、音声信号レベル検出回路13で検出された音声レベルが、音声レベルの上限と下限を設定した音声レベル範囲設定値34内に属するか否かを判定する。音声信号周波数判定回路24は、音声信号周波数検出回路14で検出された音声周波数が、音声周波数の上限と下限を設定した音声周波数設定値35内に属するか否かを判定する。音声信号位相差判定回路25は、音声信号位相差検出回路15で検出された音声位相差が、音声信号のチャンネル間位相差の上限と下限を設定した音声位相差設定値36内に属するか否かを判定する。
出力判定回路26は、音声信号レベル判定回路23で判定された1サンプル毎の判定結果を、一定周期(例えば0.5秒)毎の区間単位で評価し、全区間において信号異常判定があった場合に、音声信号レベル異常として判定結果を出力する。
次に、図1のレベルチェッカーに対し、図4に示すSMPTEカラーバーの映像信号に、デジタル1kHzの音声信号を多重化したSDI(Serial Digital Interface)パイロットカラーバー信号が入力された場合を例にとって動作を説明する。
尚、本動作説明の例においては、判定対象となるSTMPカラーバーは、図4の100%白領域41とマゼンダ領域42との境界部分に、色滲みによる15%の色差ノイズを含むものとし、音声信号は、微少なノイズを含み、冒頭部分が無音であるものとする。但し、その他の輝度レベル、色差レベル、音声レベル、音声周波数及び音声位相差については、何れも適正値であるとする。また、判定面積設定値31は、100%白領域41の面積に±10%の許容値を付した値に設定され、判定エリア設定値33は、100%白領域41がフィールド画面内の左下部に位置するとの設定がなされているものとする。
パイロットカラーバー信号1が入力されると、映像音声信号分離回路3により、映像信号と音声信号に分離され、映像信号は、映像信号処理回路5で波形整形された後に、シリアル/パラレル変換される。次いで、Y/C分離回路8において輝度信号と色差信号に分離され、各々、輝度信号検出回路11と色差信号検出回路12に出力される。
次いで、輝度信号検出回路11において、輝度信号のスキャン処理が開始され、1ライン毎にホワイトレベルでの輝度信号のピークレベルと、ホワイト領域のライン幅とが検出される。このとき、最初は、図4のSMPTEカラーバーの75%白領域43の輝度レベルがピークレベルとして検出されるとともに、75%白領域43の水平方向幅がライン幅として検出される。
輝度レベル判定回路19では、輝度信号検出回路11で検出されたホワイト領域の面積を判定面積設定値31と比較し、判定面積設定値31を満たす場合に、輝度信号のピークレベルが輝度レベル範囲設定値29を満たすか否かを判定する。75%白領域43の面積は、100%白領域41の面積よりも遙かに大きく、判定面積設定値31の範囲内に属しないため(図4参照)、75%白領域43についての輝度信号の良否判定が行われることはなく、75%白領域43に関する検出結果は破棄される。
その後、輝度信号検出回路11によるスキャン処理が図4のSMPTEカラーバーの下部領域まで行われると、今度は、100%白領域41がホワイト領域として検出される。このホワイト領域は、判定面積設定値31を満たすため、輝度レベル判定回路19において、検出されたホワイト領域の輝度信号のピークレベルに基づき、輝度レベルの良否判定が行われる。この際、例えば、輝度レベル範囲設定値29を100±10%程度に設定しておくことにより、輝度レベルの良否を適切に判定することができる。
次いで、判定結果がエリア判定回路22に出力されるとともに、ホワイト領域の面積を示す信号が色差検出領域補正回路20に出力される。そして、色差検出領域補正回路20において、ホワイト領域の面積が検出領域補正量設定値32の縮小量だけ縮小され、色差検出領域として色差レベル判定回路21に出力される。
上記の処理と併行して、色差信号検出回路12において、色差信号のスキャン処理が実行され、色差信号レベルの最大値がライン毎に検出される。次いで、色差レベル判定回路21において、検出された色差信号の最大値の中から、上記の色差検出領域内に属する色差信号の最大値のみが取り出され、取り出された最大値が色差レベル範囲設定値30に属するか否かが判定される。上述のとおり、色差検出領域は、色差検出領域補正回路20でホワイト領域が縮小されることによって生成されたものであるため、その領域内からは、100%白領域41とマゼンダ領域42との境界部分が除かれている。このため、境界部分に存在する15%の色差ノイズは、色差レベルの判定対処に含まれず、色差レベル異常として検出されることはない。
次いで、エリア判定回路22において、輝度信号検出回路11で取得されたホワイト領域の位置と、判定エリア設定値33とが比較され、取得されたホワイト領域の位置が判定エリア設定値33内に属するか否かが判定される。取得されたホワイト領域の位置が判定エリア設定値33と異なる場合には、その領域はスーパー信号等とみなされて、輝度レベル判定回路19及び色差レベル判定回路21の判定結果が無効とされるが、ここでは、100%白領域41がホワイト領域として取得されているため、取得されたホワイト領域の位置は、判定エリア設定値33と合致する。そのため、輝度レベル判定回路19及び色差レベル判定回路21の判定結果が採用され、映像判定出力27としては、正常判定が出力される。
一方、映像音声信号分離回路3によって分離された音声信号は、音声信号処理回路6で波形整形され、雑音除去回路9、音声信号レベル検出回路13及び音声位相差検出回路15へ分配供給される。
このうち、雑音除去回路9に出力された音声信号は、雑音除去回路9において、例えば、20ビットのうちの下位8ビット分が破棄され、12ビットの音声信号に変換される。これにより、音声信号の中から8ビット以下の微少ノイズが取り除かれる。
次いで、音声信号周波数検出回路14において、微少ノイズが取り除かれた音声信号を対象として、音声信号の周波数が検出されるとともに、音声信号周波数判定回路24において、検出された音声信号の周波数が音声周波数設定値35内に属するか否かが判定される。判定結果は、音声判定出力28として外部に通知される。上述のとおり、音声信号に含まれる微少ノイズは、音声信号周波数検出回路14の前段で除去されているため、周波数異常として判定されることはなく、適正な周波数として判定される。
尚、本動作説明の例では、音声信号の冒頭部分に無音期間が含まれているため、音声信号周波数判定回路24において、一時的に周波数異常が検出されるが、音声信号周波数判定回路24では、その後の有音期間の判定中に正常な周波数が得られていれば、適正な周波数の音声信号であるとして音声判定出力28を出力する。このことは、音声信号の冒頭部分に無音期間が含まれている場合のみならず、VTR起動直後等の不安定状態での周波数異常の誤検出防止にも有効である。
一方、音声信号レベル検出回路13においては、音声信号処理回路6から出力された音声信号を対象とし、輝度信号検出回路11での映像信号のフィールド画像有効期間をスキャンしている期間での音声信号レベルが検出される。次いで、音声信号レベル判定回路23において、検出された音声信号レベルの良否が判定され、検出された音声信号レベルが音声レベル範囲設定値34内であれば、正常と判定され、音声レベル範囲設定値34外であれば、異常と判定される。
次いで、出力判定回路26において、音声信号レベル判定回路23の音声レベル判定結果が、例えば、0.5秒等の一定間隔で区切られ、各区間における音声レベル判定結果が参照される。そして、すべての区間において、音声レベル判定結果が異常判定である場合には、異常な音声レベルの音声信号であると判定され、検出期間中で1区間でも正常判定されている場合には、適正な音声レベルの音声信号であると判定される。これにより、音声信号の冒頭部分に無音期間が含まれている場合でも、レベル異常として誤検出されるのを回避することが可能となる。
また、音声信号レベル検出回路13においては、音声信号処理回路6から出力された音声信号を対象とし、輝度信号検出回路11での映像信号のフィールド画像有効期間をスキャンしている期間での音声信号位相差が検出される。そして、音声信号位相差判定回路25において、検出された位相差が音声位相差設定値36と比較され、位相差の良否が判定される。判定結果は、音声判定出力28として外部に通知される。
尚、上記実施の形態においては、音声信号レベル判定回路23の判定結果を、出力判定回路26で所定の間隔で区切り、それによって得られる複数の判定結果を用いて音声レベルを再評価するが、例えば、音声信号レベル判定回路23において、音声信号レベル検出回路13から出力される音声信号のピークレベルを区間毎に良否判定し、複数の判定結果を得るようにしてもよい。この場合、区間毎の判定結果を出力判定回路26に出力して、出力判定回路26で音声レベルに関する最終的な判定結果を決定するようにしてもよいし、出力判定回路26を備えずに、音声信号レベル判定回路23で、区間毎の判定結果に基づき、最終的な判定結果を決定するようにしてもよい。
本発明にかかるレベルチェッカーの一実施の形態を示すブロック図である。 従来のVTR等のテープ収録の構成を示す図である。 従来のVTR等のパイロットカラーバーの一例として、フルフィールドカラーバーを示す図である。 従来のVTR等のパイロットカラーバーの一例として、SMPTEカラーバーを示す図である。 従来のレベルチェッカーを示すブロック図である。
符号の説明
1 パイロットカラーバー信号
2 信号入力部
3 映像音声信号分離回路
4 入力信号処理部
5 映像信号処理回路
6 音声信号処理回路
7 信号変換部
8 Y/C分離回路
9 雑音除去回路
10 レベル検出部
11 輝度信号検出回路
12 色差信号検出回路
13 音声信号レベル検出回路
14 音声信号周波数検出回路
15 音声信号位相差検出回路
16 検出回路スタート信号発生器
17 レベル判定部
18 ラインメモリ
19 輝度レベル判定回路
20 色差検出領域補正回路
21 色差レベル判定回路
22 エリア判定回路
23 音声信号レベル判定回路
24 音声信号周波数判定回路
25 音声信号位相差判定回路
26 出力判定回路
27 映像判定出力
28 音声判定出力
29 輝度レベル範囲設定値
30 色差レベル範囲設定値
31 判定面積設定値
32 検出領域補正量設定値
33 判定エリア設定値
34 音声レベル範囲設定値
35 音声周波数設定値
36 音声位相差設定値
37 測定開始信号
41 100%白領域
42 マゼンダ領域
43 75%白領域

Claims (6)

  1. パイロットカラーバー信号の映像信号を輝度信号と色差信号に分離する信号変換部と、
    前記色差信号のレベルを検出する色差レベル検出部と、
    前記輝度信号に基づいて特定されるホワイト領域を縮小補正し、該補正したホワイト領域を色差検出領域として設定する領域補正部と、
    前記色差レベル検出部で検出された前記色差信号のレベルのうち、前記領域補正部で設定された色差検出領域内の色差信号のレベルを用いて、色差信号レベルの良否を判定する色差レベル判定部とを備えることを特徴とする映像音声レベルチェッカー。
  2. 前記輝度信号のレベルを検出する輝度レベル検出部と、
    該輝度レベル検出部で検出された前記輝度信号のレベルの良否を判定する輝度レベル判定部と、
    該輝度レベル判定部及び前記色差レベル判定部の判定結果に基づいて前記映像信号の良否を判定する映像判定部とを備えることを特徴とする請求項1に記載の映像音声レベルチェッカー。
  3. 前記パイロットカラーバー信号の音声信号のレベルを検出する音声レベル検出部と、
    該音声レベル検出部で検出された音声信号のレベルの良否を所定の周期で判定する音声レベル判定部とを備え、
    前記音声レベル判定部は、前記所定の周期で良否判定した複数の判定結果のすべてが異常判定であるときに、前記音声信号に異常があると判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の映像音声レベルチェッカー。
  4. 前記音声レベル判定部は、
    前記音声レベル検出部で検出された音声信号のレベルの良否を判定する音声レベル判定回路と、
    該音声レベル判定回路の判定結果を所定の間隔で区切り、各区間の判定結果のすべてが異常判定であるときに、前記音声信号に異常があると判定する出力判定回路とを備えることを特徴とする請求項3に記載の映像音声レベルチェッカー。
  5. 前記音声信号に含まれるノイズを除去するノイズ除去部と、
    該ノイズ除去部でノイズが除去された音声信号の周波数を検出する周波数検出部と、
    該周波数検出部で検出された音声信号の周波数の良否を判定する周波数判定部とを備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の映像音声レベルチェッカー。
  6. 前記ノイズ除去部は、前記パイロットカラーバー信号の音声信号の下位の所定数ビットを破棄することにより、前記ノイズを除去することを特徴とする請求項5に記載の映像音声レベルチェッカー。
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