JP4593337B2 - 展示用台紙の製造方法及び展示用台紙 - Google Patents

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Description

本発明は、展示用台紙の製造方法及び展示用台紙に関し、さらに詳細には、主として写真やポスターなどの印刷物を貼って展示するための展示用台紙の製造方法及び展示用台紙に関するものである
従来、ポスターなど印刷物等の被展示物を貼付する展示用台紙には、発泡質基板の表面に粘着剤層を介して剥離紙が積層されたものがある(特許文献1)。この展示用台紙は、剥離紙を剥離して塗布されている粘着剤層に前記被展示物を貼付して使用される。
特開2002−215072
このような展示用台紙は、印刷物等の被展示物を貼付する前の保管中に剥離紙がトンネル状に浮き上がるいわゆるトンネル現象が発生する場合があった。剥離紙が浮きあがった状態で保管されたものは、印刷物等被展示物との接着強度が低下したり、印刷物等被展示物を貼った際にスジ状の模様となって見映えを損ねてしまうという問題があった。そこで、そのような浮き上がりが発生しないように、剥離紙と粘着剤層の剥離強度を強くするように調整されるが、剥離強度が強すぎると使用時に剥離紙を剥しにくく、作業性が低下するという問題があった。
保管中におけるトンネル現象の発生防止と使用時の作業性の面から、粘着剤層と剥離紙の剥離強度を調整して所定の範囲に設定することが好ましい。このような展示用台紙を製造する方法としては、ポリスチレン系樹脂発泡体の両面に紙を水性接着剤を用いて積層し、乾燥させ、ついで一面に粘着剤を塗布し、その上に剥離強度を調整して剥離紙を積層する方法がある。またこのような展示用台紙を効率的に製造する方法として、予め剥離強度を調整したタック紙を製造する。ここでタック紙とは剥離紙、粘着剤層及び紙の積層物をいい、通常、長尺の巻物として製造される。ついで、このタック紙の紙側をポリスチレン系樹脂発泡体の一面に接着剤により積層し、もう一方の面に複合紙を接着剤により積層することで、剥離強度が調整された展示用台紙が製造される。
しかし、かかる方法で製造された展示用台紙における粘着剤層と剥離紙の剥離強度が、タック紙製造時に調製された所定の剥離強度とは必ずしも一致せず、経時的に低下することが判明した。また、タック紙を用いないでポリスチレン系樹脂発泡体に水性接着剤を用いて紙を積層し、乾燥させ、ついで一面に粘着剤を塗布し、その上に剥離強度を調整して剥離紙を積層する方法においても、同様に安定した剥離強度の調整は難しい。従って、これらの方法だけでは、作業性に優れた所定の剥離強度を有する展示用台紙を安定して製造することが困難である。
本発明の課題は、トンネル現象の発生が無く、作業性に優れた所定の剥離強度を有する展示用台紙を安定して製造することのできる展示用台紙の製造方法及び展示用台紙を提供するところにある。
所定の剥離強度が安定して得にくい原因を鋭意検討した結果、タック紙等の紙とポリスチレン系樹脂発泡体とを接着するために使用した水性接着剤中の水分が、上記紙を通じて経時的に粘着剤層にしみ込み、これが粘着剤層の粘着強度を低下させてしまう知見を得た。
本発明は、上記知見に基づき、ポリスチレン系樹脂発泡体の一面側に粘着剤層が形成され、さらにその上に剥離紙が積層された展示用台紙であって、
前記ポリスチレン系樹脂発泡体と前記粘着剤層との間に不透水性層が形成されている展示用台紙を採用した。
本発明の好ましい態様としては、ポリスチレン系樹脂発泡体と、その一面側に形成された粘着層と、さらにその上に積層された剥離紙を備えた展示用台紙であって、
前記粘着層は、前記ポリスチレン系樹脂発泡体の一面に水性接着剤を用いて貼付けられた紙と、その紙の上側に、前記剥離紙が接着される粘着剤層を有し、
前記紙と前記粘着剤層との間に不透水性層を備えたことを特徴とする展示用台紙である。
なお、前記不透水性層としてはポリオレフィン系樹脂層を使用することが好ましい。特に、前記不透水性層として、少なくとも粘着層側に積層する紙を備えたポリオレフィン系樹脂層を使用することが好ましい。また前記ポリスチレン系樹脂発泡体の他の一面側には、紙の間に樹脂フィルムが挟まれた複合紙を積層することが好ましい。
本展示用台紙を製造する好ましい方法としては、ポリスチレン系樹脂発泡体の一面側に粘着剤層を形成し、さらにその上に剥離紙を積層する展示用台紙の製造方法であって、
前記ポリスチレン系樹脂発泡体と前記粘着剤層との間に不透水性層を形成する方法である。
また他の好ましい製造方法の態様としては、剥離紙と、粘着剤層及び紙を有する粘着層を備えたタック紙の当該紙側をポリスチレン系樹脂発泡体の一面に水性接着剤により積層する展示用台紙の製造方法であって、
前記紙が不透水性層を備えたタック紙を用いて、その紙側をポリスチレン系樹脂発泡体の一面に前記水性接着剤により積層することを特徴とする展示用台紙の製造方法である。
また本発明のさらに他の好ましい製造方法の態様としては、ポリスチレン系樹脂発泡体の一面側に水性接着剤を用いて紙を積層し、その上に粘着剤層を形成し、さらにその上に剥離紙を積層する展示用台紙の製造方法であって、
前記紙と前記粘着剤層との間に不透水性層を形成することを特徴とする展示用台紙の製造方法である。
本発明は、上記のとおり、前記ポリスチレン系樹脂発泡体側に不透水性層を含ませた上で粘着剤層を形成する構成であるので、前記ポリスチレン系樹脂発泡体に対して紙を積層する時に水性接着剤を使用しても、その接着剤中の水分が紙に浸透し粘着剤層に滲み込み粘着剤を希釈化させることを阻止することができる。
従って、充分量の水性接着剤を用いて製造しても、粘着剤層の粘着強度が変化せず、剥離強度を安定化させることができるため、あらかじめ設定された所定の剥離強度を維持することができ、これにより剥離紙のトンネル状の浮きあがりが防止できる展示用台紙を安定して製造することができる。
また、本発明によれば、このように全体的な粘着性への影響だけでなく、設備による水性接着剤のポリスチレン系樹脂発泡体に対する塗布ムラによる部分的な変化の影響もなく、均一な粘着性を持った展示用台紙を得ることができる。
特に、水性接着剤と接する側の紙を不透水性層を有する紙としたタック紙を用いて展示用台紙を製造した場合、製造時の水性接着剤の使用及び使用量の差によって展示用台紙の粘着剤層の粘着強度が変化せず、タック紙の製造時に設定した所定の剥離強度を有する展示用台紙を安定して製造することができる。
なお、本発明ではポリスチレン系樹脂発泡体と粘着剤層との間にこれらを遮断する不透水性層を備える構成であるので、ポリスチレン系樹脂発泡体側には紙を貼り付けずに直接不透水性層又は樹脂フィルムを貼り付ける方法を採用することもできるが、少なくともポリスチレン系樹脂発泡体側に紙を備えるか又は一対の紙で挟まれたサンドイッチ構造の不透水性層とすることにより、展示用台紙製造時に発泡体と粘着剤層の接着性および粘着層の粘着を高める共に、発泡体中の残留発泡剤の逸散による表面の膨れが発生する現象を抑えることができる。これは残留発泡剤が紙を通じて側面から排出することができるためである。
このように、本発明は、前記水性接着剤の水分が粘着剤へ浸透するのを防止し、剥離強度を安定させると共に剥離紙のトンネル状浮き上がり発生を防止する。また、前記不透水性層は水を浸透させない基材であるため、湿度の変化による紙の収縮によって発生する恐れのある展示用台紙の反りを最小限に抑えることができるため、剥離紙を取り除き、印刷物を貼った後に生じる反りも最小限に抑えることができる。
なお、前記ポリスチレン系樹脂発泡体の他の一面側に、紙の間に樹脂フィルムが挟まれた複合紙を積層した展示用台紙の場合は、展示物を貼り付けて使用したときに生じやすい反りの発生をさらに防止することができる。
図1は本発明の一実施形態にかかる方法で製造された展示用台紙の一例を示す概略断面図である。
図において、100はポリスチレン系樹脂発泡体である。本実施形態では、図1に示すように、剥離紙300と、粘着剤層204及び紙202、203を含む粘着層200を備えたタック紙500の当該紙203側をポリスチレン系樹脂発泡体100の一面に水性接着剤層210により積層して展示用台紙を得ている。図示のように、このタック紙500には紙202、203の間に樹脂フィルムからなる不透水性層201が備えられている。
従って、前記ポリスチレン系樹脂発泡体100側に不透水性層201を含ませた上で粘着剤層204を形成する製造方法であるので、前記ポリスチレン系樹脂発泡体100に対して紙を貼り付ける時に水性接着剤を使用しても、その水性接着剤層210中の水分が紙203に浸透し粘着剤層204に滲み込み粘着剤層204を希釈化させることを阻止することができる。
従って、充分量の水性接着剤を用いて製造しても、粘着剤層204の粘着強度が変化せず、剥離強度を安定化させることができるため、剥離紙のトンネル状の浮きあがりが防止できる展示用台紙を安定して製造することができる。
また、本発明によれば、このように全体的な粘着性への影響をだけでなく、設備による水性接着剤のポリスチレン系樹脂発泡体100に対する塗布ムラによる部分的な変化の影響もなく、均一な粘着性を持った展示用台紙を得ることができる。
特に、本実施形態では、水性接着剤層210と接する側の紙203を不透水性層201を有する紙としたタック紙500を用いて展示用台紙を製造した場合、製造時の水性接着剤の使用及び使用量の差によって展示用台紙の粘着剤層204の粘着強度が変化せず、タック紙製造時に設定した所定の剥離強度を有する展示用台紙を安定して製造することができる。
このように本実施形態によれば、ポリスチレン系樹脂発泡体100に対して紙を貼り付ける時に水性接着剤が粘着剤層204へ浸透するのを防止し、剥離強度を安定させると共に剥離強度低下による剥離紙300のトンネル状浮き上がり発生を防止する。また、前記不透水性層201は水を浸透させない基材であるため、湿度の変化による紙の収縮によって発生する恐れのある展示用台紙の反りを最小限に抑えることができるため、剥離紙300を取り除き、印刷物を貼った後に生じる反りも最小限に抑えることができる。
また本実施形態では、タック紙500に用いられる不透水性層201は一対の紙202、203で挟まれたサンドイッチ構造の不透水性層201であるため、展示用台紙製造時にポリスチレン系樹脂発泡体100と粘着剤層204の接着性および粘着層204の粘着を高める共に、ポリスチレン系樹脂発泡体100から生じる残留発泡剤の逸散による表面の膨れが発生する現象を抑えることができる。
なお、本実施形態で用いられる剥離紙300は、図1に示すように、樹脂フィルム302を挟んだ状態で、紙301が上層として形成され、下層には粘着剤層204に対する剥離するためのシリコーンコート層303が形成されている。
また、本発明の実施形態では、ポリスチレン系樹脂発泡体100の背面(他の一面)に、図1に示す様に、紙402、403の間に樹脂フィルム401が挟まれた複合紙400を接着剤410により積層したことにより、展示物を貼り付けて使用したときに生じやすい反りの発生をさらに防止するようにしている。
本発明の構成によれば、前記粘着剤層と前記剥離紙について所定の剥離強度に設定すれば所定の剥離強度を維持することができる。その意味で、本発明では格別剥離強度の値について限定されるものではない。しかし、前記トンネル現象の発生防止と使用時の作業性の面からすると、粘着剤層と剥離紙の所定の剥離強度としては、剥離強度の最小点荷重値が4gf以上、好ましくは5gf以上であり、且つ、剥離強度の積分平均荷重値が10gf以上20gf以下、好ましくは18gf以下で設定されることが望ましい。剥離強度の最小点荷重値が4gf未満、且つ、積分平均荷重値が10gf未満では、トンネル現象が発生し易い。積分平均荷重値が20gfを超えると、作業性が低下する。従って、タック紙製造時に上記範囲となる様に調製して、紙に不透水性層を含むタック紙を製造する。これを水性接着剤で発泡体に積層するので、所定の剥離強度の展示用台紙が得られる。
この展示用台紙は、設定された所定の剥離強度を維持する展示用台紙であるから、使用前において剥離紙300が粘着剤層204からのトンネル状等の部分的に浮き上がりが防止される。従って、保管されたかかる展示用台紙を使用しても、被展示物がその部分で浮き上がる「ふくれ」の発生が防がれ、貼付した被展示物の表面に浮き上がった部分がスジ状の模様となって見映えを損ねてしまうことも抑えられる。また、この展示用台紙は、剥離紙300を粘着剤層204から剥がし易く、ポスター等の被展示物を容易にかつ確実に粘着剤層204に貼着しやすい。
ここで、この実施形態を含め、本発明の「剥離強度」は、JIS Z−0237(1980)に基づく180度引き剥がし法に準拠して測定した値で特定される。
すなわち、タック紙又は展示用台紙を、温度23±2℃、湿度60±5%に維持された室内に24時間保管した後、このタック紙又は展示用台紙より、長さ100mm、幅25mmの試験片を切り出し、その試験片の長手方向の一方端より剥離紙を全幅25mmにわたって5mm剥がし、180度折り返す。
次に、図2に示す様に、剥離紙11が剥がされた上記試験片10のその剥がされた部分12を、測定装置の下側クランプ20に挟み込んで固定し、剥離紙11の折り返し部分11aを測定装置の上側クランプ21に挟む。上側クランプ21を200mm/minの速度で図3に示す矢印方向に引き上げ、荷重を自記記録計で収録する。測定は剥離紙をすべて剥がすまで行なう。最小点荷重値は、測定開始から最初の5mmを除いた位置からすべて剥がすまでに記録された荷重曲線における最小値である。積分平均荷重値は、測定開始から最初の5mmを除いた位置からすべて剥がすまでに記録された荷重曲線より求めたものである。サンプル数は3サンプルである。最小点荷重値はそれらの中での最小値とし、積分平均荷重値はそれらの相加平均値とする。荷重の測定装置としては、テンシロン万能試験機((株)オリエンテック社製、UCT−10T)を使用した。図2は同測定装置の要部概略図であり、図3は測定結果の概念図であり、積分平均荷重値と最小点荷重値をグラフから特定する方法を説示している。
ところで、本発明のポリスチレン系樹脂発泡体100に用いられるポリスチレン系樹脂としては、ポリスチレン、ゴム変性ポリスチレン、スチレン−アクリル酸共重合体、スチレン−メタクリル酸共重合体、スチレン−メタクリル酸メチル共重合体、スチレン−メタクリル酸エチル共重合体、スチレン−アクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−アクリル酸エチル共重合体、ポリスチレン−ポリフェニレンエーテル共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体、スチレン−ブタジエン−アクリロニトリル共重合体、ポリスチレンとポリフェニレンエーテルの混合物などを例示できる。
ポリスチレン系樹脂発泡体の厚みは好ましくは3〜20mm、さらに好ましくは5〜10mmである。ポリスチレン系樹脂発泡体の厚みが3mmより薄いと強度が不足し、20mmより厚すぎると展示スペースを取りすぎるため好ましくない。また、ポリスチレン系樹脂発泡体の発泡倍率は好ましくは5〜25倍、さらに好ましくは8〜20倍である。発泡倍率が5倍より低いと台紙が軽量性にかける。発泡倍率が25倍より高いと強度が弱くなる。
前記粘着剤層204を形成する粘着剤としては、アクリル酸系、天然ゴムラテックス系、酢酸ビニル系などがあるが、粘着性の安定性や臭気の問題や粘着度のコントロールがし易いことからアクリル酸系が用いられ、特にアクリル酸エステル系エマルジョンタイプのものが好ましく、ポリアクリル酸ブチルが好ましい。この粘着剤層はアクリル酸エステル系ポリマーのコーティング層として形成できる。なおこの粘着剤層の塗布厚みは15〜35g/mが好ましい。塗布方法はグラビアロール方式の回転式塗布機やロールコーターなどによることができる。
なお、前記粘着剤層204を形成する粘着剤は、平坦に塗布をしても良いが凹凸を設け被展示物を貼付するさいに空気の抱き込みを防ぐ処置を行っても良い。また剥離紙に凹凸を設け、前記粘着剤層にそれ呼応した凹凸を形成させても良い。
また本発明では、前記剥離紙300には、紙にレジン(樹脂)をアンカーコートしたものや、図1に示したように、紙の表面にシリコーンなどの剥離剤をコーティングしたものを用いることができる。既述したとおり、紙301の表面にシリコーンなどの剥離剤をコーティングしたものは、粘着剤層204に対面する剥離剤層を構成することができ、例えばシリコーンを剥離剤とする場合はシリコーンコート層303として適用される。
また、本発明に用いられる剥離紙300としては、既述した実施形態の様に、紙に樹脂フィルムが積層された剥離紙として、紙にポリエチレンフィルムなどの樹脂フィルムを積層した複合紙のほか、紙の間にポリエチレンフィルムなどの樹脂フィルムをサンドイッチした複合紙などを用いることができる。シリコーンなどの剥離剤は、上記紙や上記樹脂フィルムに剥離剤層として構成することができ、例えばポリエチレンフィルムなどのプラスチックフィルムなどの表面に、シリコーンなどの剥離剤をコーティングした剥離紙を用いることができる。また、剥離紙が積層された粘着剤層を、ポリスチレン系樹脂発泡体の片面だけに形成する態様のほか、両面に形成する展示用台紙を採用することもできる。
上記剥離紙に用いられる紙301は、上質紙、グラシン紙、パーチメント紙や上質紙に樹脂フィルムが積層されたり、サンドイッチされた複合紙などであるが、総坪量50〜150g/mが好ましい。総坪量が50g/mより小さいと強度が低下し、剥離するときに破れやすくなる。総坪量が150g/mより大きいと展示用台紙が重くなったり、コスト高となる。
前記剥離紙300に用いられる剥離剤は、既述のとおり、フッ素系樹脂やシリコーン系樹脂などが挙げられる。ほとんどの場合、シリコーン系樹脂(例えばポリジメチルシロキサン)を紙又は樹脂フィルムなどの表面に塗布処理する。これらをトルエンなどの溶媒に分散させて塗布し、トルエンなどの溶媒を蒸発除去することで得ることができる。剥離剤のコーティング量は、剥離剤の種類によって異なり、この塗布量によって剥離強度を調整するが、シリコーン系樹脂の場合は3〜5g/m程度が好ましい。なお、粘着剤層と剥離紙の剥離強度の調整は、剥離紙に塗布される剥離剤の量で行うことができる。
なお、ポリスチレン系樹脂発泡体100に接合される紙は、既述の様に、ポリスチレン系樹脂発泡体100の両面に接着することができるが、片面に接着することもできる。既述の実施形態のように、前記裏紙に相当する部分に複合紙400を接合することもできる。
具体的には、表面平滑性や印刷性に優れた上質紙、グラシン紙、バーチメント紙、クラフト紙などの紙やそれらの紙の間にポリエチレンフィルムなどの樹脂フィルムをサンドイッチした複合紙などが用いられる。総坪量70〜150g/mのものが好ましく用いられる。
これらの紙は樹脂フィルム層を含む複合紙など湿度変化による伸縮の少ないものが、展示板の反りの発生を防止するとともにそれによる剥離紙の浮き上がりが防止できるため好ましい。
前記ポリスチレン系樹脂発泡体100と紙の接着剤としては、酢酸ビニル系エマルジョン接着剤など公知の接着剤が使用できる。
(不透水性層)
不透水性層に用いる材料としては、アルミニウムなどの金属箔や樹脂フィルムが挙げられる。不透水性層に用いる材料としては、不透水性であり、且つ、発泡板の製造に発泡剤として使用されるブタンなどのガス透過率が比較的大きなものが好ましい。これはポリスチレン系樹脂発泡板中のブタンなど残留発泡剤の逸散による展示用台紙表面の膨れの発生を減少させることができるからである。このような材料としては、ポリオレフィン系樹脂フィルムが好ましく、特に、ポリエチレン系樹脂フィルムやポリプロピレン系樹脂フィルムが価格も安く好ましい。
(接着剤)
また、本発明でポリスチレン系樹脂発泡体100と粘着層200およびポリスチレン系樹脂発泡体100と複合紙400を貼り合せる接着剤としては、異臭が少なく、ロールコーターなどを用いて薄く接着剤を塗布しやすいことから、主溶剤として水を用いた水性接着剤が好ましい。210が水性接着剤層であることは既述のとおりである。接着層410が水性接着剤層であることが好ましい。
ここで、水性接着剤としては、澱粉、変性澱粉、ガゼイン、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシセルロース、大豆タンパク、ポリ酢酸ビニル、エチレン一酢酸ビニル・アクリル共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、アクリル変性酢酸ビニル共重合体などのエマルジョン系のものがあるが、取り扱いが容易で生産加工性が良いエマルジョン系の水性接着剤が好ましい。
水性エマルジョン系接着剤は、接着性を有する成分(不揮発分)が50〜60重量%となるような濃度で用いることが好ましい。少ないと初期接着力に劣り、多すぎると粘度が高くなりすぎて均一に薄く塗布することが困難となる。塗布量は、10〜50g/m(不揮発分として5〜30g/m)が好ましい。10g/m未満では均一に塗布することが難しく、また接着性が確保できない。50g/mを超えると接着性は充分であるが、コストアップになったり、過剰の水分によって紙に皺が入ったり製造時の乾燥に長時間を要し生産性が低下する。15〜40g/mが好ましく、20〜40g/mが特に好ましい。
なお、前記揮発分成分量は、JIS K682に準拠して測定した値であり、試料を105℃に1時間放置後の、(減量した重量/元の重量)を百分率で示した指数である。
なお、本発明における接着剤の塗布量は、あらかじめ測定しておいた紙と発泡体の重量の両者を貼り合わせた直後の展示用パネルの重量から接着剤の重量を調べ、貼り合わせた面積より除して求めた。
なお、前記好ましい実施形態としてはタック紙を用いる方法を例示したが、
ポリスチレン系樹脂発泡体の一面側に水性接着剤を用いて紙を積層し、その上に粘着剤層を形成し、さらにその上に剥離紙を積層する展示用台紙の製造方法であって、
前記紙と前記粘着剤層との間に前記不透水性層を形成する製造方法も採用することができる。
図1に示す構造の展示用台紙を試作した。
(タック紙の製造)
ロール状に巻かれた長尺の複合紙(ポリサンド紙)の一面に、粘着剤層としてポリアクリル酸ブチル(積水化学工業株式会社製、商品名「エスダイン#7450」)を24g/m塗布し、ついでその上に剥離紙を積層し、ロール状に巻き取って長尺のタック紙を得た。上記複合紙(ポリサンド紙)は、不透水性層である20g/mのポリエチレンフィルムの両面に厚み0.07mm、坪量50g/mのクラフト紙が積層された構造である。
前記剥離紙は、78g/mのクラフト紙と20g/mのポリエチレンフィルムが積層されており、またこのポリエチレンフィルム面に、かかる剥離紙と粘着剤層の剥離強度を調整する剥離層としての4g/mのシリコーン樹脂が塗布されている。
製造されたタック紙の剥離紙と粘着剤層の剥離強度は、積分平均荷重10.2gf、最小点荷重値7.5gfであった。
前記タック紙を、縦1820mm、横910mm、厚み7mm、密度0.075g/cmのポリスチレン系樹脂発泡体の一方の面に水性接着剤として、エチレン・酢酸ビニル共重合体水性エマルジョン系接着剤(カナエ化学工業(株)、A―3400L、不揮発分55±2%)を20g/m塗布して積層した。ポリスチレン系樹脂発泡体の反対面には、複合紙(ポリサンド紙)を接着剤として、エチレン・酢酸ビニル共重合体水性エマルジョン系接着剤(カナエ化学工業(株)、A―3400L、不揮発分55±2%)を20g/m塗布して積層した。なお、前記複合紙(ポリサンド紙)は、20g/mのポリエチレンフィルムの両面に、厚みが0.07mm、坪量が50g/mのクラフト紙が積層されて構成されている。
このようにして製造された展示用台紙について、1日後の剥離紙と粘着剤層の剥離強度を測定すると、積分平均荷重値10.2gf、最小点荷重値7.4gfであり、タック紙とポリスチレン系樹脂発泡体は強固に接着していた。製造14日後の展示用台紙の浮きスジを確認したところ、無しという判定がなされた。
次に、展示用台紙の前記剥離紙を前期粘着財層からはぎ取り、上質紙からなる印刷物を貼付した後に、気温23℃±2℃、相対湿度60%±5%条件下に24時間保管後の反りを測定した。その結果、その反りは最高で7mmであり、当該反りの発生が十分防止されていることが認められた。
なお、本実施例1を含む本発明において、展示用台紙の反りの測定は、印刷物が貼付された展示用台紙を平坦な面に置き、展示用台紙の四隅の平坦な面からの浮き上がり距離(cm)を測定する。測定は、両面で行い、8ヶ所の測定値の最高値を反りの値とした。
前記エチレン・酢酸ビニル共重合体水性エマルジョン系接着剤(カナエ化学工業(株)、A―3400L、不揮発分55±2%)の接着剤量を26g/mにした以外は実施例1と同様にして展示用台紙を製造した。その結果、製造1日後の剥離紙と粘着剤層の剥離強度は、積分平均荷重値10.1gf、最小点荷重値7.4gfであった。タック紙とポリスチレン系樹脂発泡体は強固に接着していた。製造14日後の展示用台紙の浮きスジを確認したところ無しという判定がなされた。
[比較例1]
ロール状に巻かれた長尺の上質紙(厚み0.09mm、坪量83g/m)の一面に、粘着剤層としてポリアクリル酸ブチル(積水化学工業株式会社製、商品名「エスダイン#7450」)を24g/m塗布し、ついでその上に剥離紙を積層し、ロール状に巻き取って長尺のタック紙を得た。
前記剥離紙は、78g/mのクラフト紙と20g/mのポリエチレンフィルムが積層されており、またこのポリエチレンフィルム面に、かかる剥離紙と粘着剤層の剥離強度を調整する剥離層としての4g/mのシリコーン樹脂が塗布されている。
製造されたタック紙の剥離紙と粘着剤層の剥離強度は、積分平均荷重10.2gf、最小点荷重値7.5gfであった。
前記タック紙を、縦1820mm、横910mm、厚み7mm、密度0.075g/cmのポリスチレン系樹脂発泡体の一方の面に水性接着剤として、エチレン・酢酸ビニル共重合体水性エマルジョン系接着剤(カナエ化学工業(株)、A―3400L、不揮発分55±2%)を20g/mを塗布して積層した。ポリスチレン系樹脂発泡体の反対面には、上質紙(厚み0.09mm、坪量83g/m)を、20g/mのエチレン・酢酸ビニル共重合体水性エマルジョン系接着剤(カナエ化学工業(株)、A―3400L、不揮発分55±2%)を塗布して積層した。
製造された展示用台紙の1日後の剥離紙と粘着剤層の剥離強度は、積分平均荷重値7.7gf、最小点荷重値3.8gfであった。製造14日後の展示用台紙の浮きスジを確認したところ有りという判定がなされた。
また実施例1同様に展示用台紙の剥離紙を取り、上質紙からなる印刷物を貼付した後に気温23℃±2℃、相対湿度60%±5%条件下に24時間保管後の反りを測定したところ、最高15mmの反りが発生した。
[比較例2]
前記エチレン・酢酸ビニル共重合体水性エマルジョン系接着剤(カナエ化学工業(株)、A―3400L、不揮発分55±2%)の接着剤量を26g/mにした以外は比較例1と同様にして展示用台紙を製造した。
その結果、展示用台紙の1日後の剥離紙と粘着剤層の剥離強度は、積分平均荷重値6.2gf、最小点荷重値2.7gfであった。製造14日後の展示用台紙の浮きスジを確認したところ有りという判定がなされた。
[比較例3]
前記エチレン・酢酸ビニル共重合体水性エマルジョン系接着剤(カナエ化学工業(株)、A―3400L、不揮発分55±2%)の接着剤量を9g/mにした以外は比較例1と同様にして展示用台紙を製造した。
その結果、かかる展示用台紙の1日後の剥離紙と粘着剤層の剥離強度は、積分平均荷重値9.1gf、最小点荷重値6.7gfであった。展示用台紙の浮きスジを確認したところ無しという判定がなされた。しかしポリスチレン系樹脂発泡体とタック紙の接着が弱く、端面から剥がれやすく、使用は不適切であるとされた。
なお、前記剥離紙の浮き上がりの評価は、製造14日後の前記各実施例及び各比較例の展示用台紙を23℃±3℃、湿度60%±5%に維持された室内に24時間保管した後、剥離紙表面に現れた浮きスジを確認することによって得た。浮きスジの発生を以下の基準で評価した。
無し・・・10cm以上の長さの浮きスジが0である。
有り・・・10cm以上の長さの浮きスジが1本以上発生している。
上記実施例及び比較例に係る展示用台紙の製造1日後の剥離紙と粘着剤層の剥離強度の変化を比較すればわかるように、本発明の製造方法で得られた展示用台紙は、剥離紙と粘着剤層のタック紙製造で調整した所定の剥離強度にほとんど変化がなく、また剥離紙表面には浮きスジの発生もなく、均一で安定した剥離強度を保有していることが認められる。
本発明の製造方法で得られた展示用台紙は、粘着剤層が所定の安定した剥離強度を持ち、剥離紙におけるトンネル状の浮き上がりの発生を抑えることができ、また剥離紙を粘着層から除いて印刷物等を貼った後にも吸湿による基材の伸縮を抑えることができる。その結果、台紙の反りを低く抑えた展示用台紙を提供することができる。
従って、この展示用台紙は、写真やポスターなどの印刷物を貼って展示する台紙として好適に用いられる。
図1は本発明の一実施形態を示す展示用台紙の概略断面図である。 図2は荷重の測定装置の要部概略図である。 図3は測定結果の概念図であり、積分平均荷重値と最小点荷重値をグラフから特定する方法を示している。
符号の説明
100 ポリスチレン系樹脂発泡体
200 粘着層
201 不透水性層
202 紙
203 紙
204 粘着剤層
210 水性接着剤層
300 剥離紙
301 紙
302 樹脂フィルム
303 シリコーンコート層
400 複合紙
401 樹脂フィルム
402 紙
403 紙
410 接着剤層
500 タック紙

Claims (6)

  1. ポリスチレン系樹脂発泡体と、その一面側に形成された粘着層と、さらにその上に積層された剥離紙を備えた展示用台紙であって、
    前記粘着層は、前記ポリスチレン系樹脂発泡体の一面に水性接着剤を用いて貼付けられた紙と、その紙の上側に、前記剥離紙が接着される粘着剤層を有し、
    前記紙と前記粘着剤層との間にこれらを遮断する不透水性層を備え、
    前記不透水性層がポリオレフィン系樹脂層である、
    ことを特徴とする展示用台紙。
  2. 前記紙は前記水性接着剤中の水分が浸透した紙である請求項1記載の展示用台紙。
  3. 前記水性接着剤が水性エマルジョン系接着剤であり、前記水性接着剤は当該接着性を有する成分(不揮発分)が50〜60重量%であり、不揮発分として5〜30g/m として塗布されている請求項2記載の展示用台紙。
  4. 前記ポリスチレン系樹脂発泡体の他の一面側に、紙の間に樹脂フィルムが挟まれた複合紙が積層された請求項1〜3のいずれかの項に記載の展示用台紙。
  5. ポリスチレン系樹脂発泡体の一面側に粘着剤層を形成し、さらにその上に剥離紙を積層する展示用台紙の製造方法であって、
    前記ポリスチレン系樹脂発泡体と前記粘着剤層との間にポリオレフィン系樹脂層である不透水性層を形成することを特徴とする展示用台紙の製造方法。
  6. 剥離紙と、粘着剤層及び紙を有する粘着層を備えたタック紙の当該紙側をポリスチレン系樹脂発泡体の一面に水性接着剤により積層する展示用台紙の製造方法であって、
    前記紙がポリオレフィン系樹脂層である不透水性層を備えたタック紙を用いて、その紙側をポリスチレン系樹脂発泡体の一面に前記水性接着剤により積層し、
    前記紙は前記水性接着剤中の水分が浸透した紙であり、前記水性接着剤は水性エマルジョン系接着剤であり、前記水性接着剤は当該接着性を有する成分(不揮発分)が50〜60重量%であり、不揮発分として5〜30g/m として塗布されている
    ことを特徴とする展示用台紙の製造方法。
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