JP4593247B2 - 再閉路機能付回路遮断器 - Google Patents

再閉路機能付回路遮断器 Download PDF

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Description

本件の発明は,電路に接続された回路遮断器が過電流や漏電電流,雷サージ等により開路動作した場合に,回路遮断器を自動的に閉路状態に復帰せしめる再閉路機能付回路遮断器に関する。特に,無人基地等に設置し,回路遮断器の不要動作時に自動的に電路を再閉路するための再閉路機能付回路遮断器に関する。
再閉路機能付回路遮断器は,通常無人基地等に設けられ,回路遮断器が過電流や漏電電流,雷サージ等により開路動作した場合に自動的に電路を閉路せしめるよう回路遮断器に設けられた操作ハンドルに作用し閉路動作を行うよう動作するものである。
その構造は図8に示した特許文献1(特開2003−297217)の図1に記載されているように,電路に接続された回路遮断器と,該回路遮断器の操作ハンドルにハンドル作用部を介して連結され,回路遮断器が開路動作した場合には操作ハンドルに作用し電路を閉路状態に動作せしめる再閉路手段とを含んで構成されていた。
再閉路手段のハンドル作用部の動作にはモーター部,歯車,シャフト等を用いた動作機構が使用され,該モーター部により歯車,シャフトを駆動させハンドル作用部を操作ハンドルに作用させて電路を閉路するよう動作させるものが公知である。
また,図9に示した特許文献2(特開2003−32874)の図1に示されたように,配線用遮断器に取り付け,配線用遮断器のトリップ時に配線用遮断器を自動的に再投入する自動再投入装置が開示されている。該再投入装置は投入制御装置1と電動操作機構2から構成されており,電動操作機構2により遮断器3のハンドルを操作して遮断器3を投入するようにしてあるものである。
該投入制御装置の電路における配線は,電路に介在する遮断器3の一次側(電源側)に,投入制御装置1に備えられる電源回路10を接続線を介して接続して電源を取得するとともに,該接続線の途中から,電動操作機構2の電源を取得するよう接続が行われるように設けられている。
また,このような再閉路機能付回路遮断器においては,電力の需要の見込みが低いと予想される山間部などで使用されることがあり,変電所からの高圧配電線(6600V配電線)が敷設されている電柱から,該電柱に設けられる柱上変圧器により降圧して配電される配電路に介在するように設けられる。該配電路は山間部などに使用され,線路長が長くなるため,電圧降下の影響を受けにくい400V配電が用いられる。図10に電路における再閉路機能付回路遮断器の配線接続図を示した。
図10に示したように,再閉路機能付回路遮断器は図中の点線で示された部分である。該再閉路機能付回路遮断器の一次側には高圧配電線から降圧するための変圧器が設けられており,二次側には住宅等に配電を行うために100Vもしくは200Vに降圧するための変圧器が設けられる配線となっている。
高圧配電線からの降圧に関しては,高圧配電線(6600V)が敷設されている電柱に,柱上変圧器(6600V/200V)を2個設け,この第一変圧器及び第二変圧器の電圧入力側を電路に並列に接続するとともに,出力側を直列に接続することにより,出力側の両端の電圧が400Vになるように接続を行っている。
なお,第一変圧器と第二変圧器の電圧出力側の接続点はアースされている。また,第一変圧器には100V用の出力端子が設けられており,該アース点と,第一変圧器の100V用の出力端子から再閉路手段への制御電源を取得している。即ち,再閉路機能付回路遮断器には,電路の入線及び出線に加えて,制御電源線を引き込むことが必要となり,合わせて3つの経路の電線を引き込み/引き出しする必要があった。また,再閉路機能付回路遮断器の設置にあたっては,基地局において専用の分電盤を設けてその中に設置を行っていた。
特開2003−297217 (第1図) 特開2003−32874 (第1図)
しかしながら,従来の再閉路機能付回路遮断器における電路への配線においては,上記のように配線していたため,実際の柱上における配線作業時において,400Vの配電線の入線及び出線に加えて制御電源線を結線する必要が生じるため配線作業が煩雑となっていた。また,配線作業が煩雑であるために,作業中の感電の可能性や,誤配線などを引き起こす可能性があった。
誤配線の可能性として,場合によっては,誤って第一変圧器のアース点とは異なる他端,即ち200V電源出力側の端子と,100V用出力端子に制御電源線を結線してしまう場合があった(図11)。この場合,結果としてアースと,アースとは別に制御用電源線が接続されて配線されてしまい,このように誤って配線された場合には,例えば雷サージ等により制御電源線に誘導電圧が生じた場合,アースと100V出力線,もしくはアースと200V出力線の間に誘導電流が発生し,再閉路手段に過大な電流が流れて再閉路機能付回路遮断器が不要動作したり,場合によっては制御回路が故障してしまう可能性があった。
また,再閉路機能付回路遮断器の取付けにあたっては,専用の分電盤を設けていたため,取り付けにかかる附帯コストが増加するとともに,取付けスペースの確保が新たに必要となるとともに作業が煩雑になるという課題があった。
そこで本件の発明は,このような実情に鑑みてなされたものであり,電路における再閉路機能付回路遮断器の設置にあたり,電路への配線接続を簡易なものとして,配線作業性,取付け作業性を向上させるとともに,配線間違いに起因する不要動作の発生や故障を防止することが可能な再閉路機能付回路遮断器を提供することを目的としている。
本発明の再閉路機能付回路遮断器は,
電路に介在し,ケースと,ケースの開口部を覆うよう開閉自在に取付けられる扉とからなる筐体に,
電路を構成する電線の入線孔及び出線孔を備付状態における前記ケースの下部に設け,
該筐体内には該入線孔から入線される電線と,出線孔から出線される電線の各々の端部を接続する端子部を有するとともに,電路を入切する接点装置と,該接点装置に作用し接点装置の開閉操作を行う開閉機構と,開閉機構に作用し接点装置の開閉操作を行う操作部を有する操作ハンドルと,開閉機構と連動し接点装置の開閉状態及び開閉機構の入または切及びトリップ状態を検出するマイクロスイッチからなる動作状態検出手段と,を含んで構成される回路遮断器と,
該回路遮断器が電路に流れる異常電流や漏電電流もしくは雷サージ等により,該回路遮断器の接点開動作により電路が開路した場合に,前記動作状態検出手段から出力される出力信号を受けて再び回路遮断器の接点装置を閉状態にせしめるよう前記操作ハンドルに作用し再閉路動作を行うハンドル作用部が設けられ,
該ハンドル作用部の動作を制御する制御部においては,
前記筐体内において入線電線を接続する前記回路遮断器の電源側端子部に共に接続されて,前記制御部に適した電圧に変圧する変圧器から電源を取得する電源部と,
該電源部から電源を取得するよう接続されるとともに前記ハンドル作用部を駆動するよう設けられ該ハンドル作用部に作用するモーター部と,
該電源部から電源を取得するよう接続され前記動作状態検出手段から出力される出力信号を受信するとともに,予め設定された所定の動作条件に合致する場合には操作ハンドルに作用するハンドル作用部を駆動するモーター部に駆動信号を出力する一方,他の所定の動作条件として,初回再投入動作を行った後,前記回路遮断器が即遮断した場合には以後の再投入動作を停止する機能を備えた演算部と,
該演算部とモーターとの間に介在させたリレーとを,
を含んでなる回路遮断器再投入手段とを備え,
前記筐体の背面には,柱体に再閉路機能付回路遮断器を取付る柱体取付け手段として,
柱体に充てがう柱体充てがい部と,
柱体に巻き付け対象物を取付け固定するための自在バンドを貫通挿入させるための自在バンド貫入部を備え,
前記演算部は初回再投入動作を行った後,前記回路遮断器が即遮断した場合にはリレーを駆動させてモーターへの電源供給を停止させることにより以後の再投入動作を停止させることを特徴とする再閉路機能付回路遮断器である。
このような構成によれば,回路遮断器再投入手段にかかる電源は筐体内に設けられた電源部から一括して供給する構造とし,さらに,電源部の一次側の電路への接続は筐体内で行われる構造としたたために,例えば高圧配電線(6600V)が敷設されている電柱に設けられる柱上変圧器(6600V/200V)に制御電源の配線接続を行う必要がなくなり作業性の安全が確保できるとともに,筐体内で全ての配線が行えることから配線作業を容易に行うことができ,配線の間違いを防止することが可能となり,ひいては再閉路機能付回路遮断器の不要動作を防止することができるものである。
また,再閉路機能付回路遮断器の取付施工時において,配線作業の簡略化に加えて,取付にかかる施工の簡略化も行え,更なる利便性をもたらすことができる。



本発明の再閉路機能付回路遮断器は,
電路に介在し,ケースと,ケースの開口部を覆うよう開閉自在に取付けられる扉とからなる筐体に,
電路を構成する電線の入線孔及び出線孔を設け,
該筐体内には該入線孔から入線される電線と,出線孔から出線される電線の各々の端部を接続する端子部を有するとともに,電路を入切する接点装置と,該接点装置に作用し接点装置の開閉操作を行う開閉機構と,開閉機構に作用し接点装置の開閉操作を行う操作部を有する操作ハンドルと,開閉機構と連動し接点装置の開閉状態及び開閉機構の入または切及びトリップ状態を検出する補助スイッチからなる動作状態検出手段と,を含んで構成される回路遮断器と,
該回路遮断器が電路に流れる異常電流や漏電電流等により,該回路遮断器の接点開動作により電路が開路した場合に,前記動作状態検出手段から出力される出力信号を受けて再び回路遮断器の接点装置を閉状態にせしめるよう前記操作ハンドルに作用し再閉路動作を行うようハンドル作用部が設けられ,
該ハンドル作用部の動作を制御する制御部においては,
前記筐体内において電路に接続され電源を取得する電源部と,
該電源部から電源を取得するよう接続されるとともに前記ハンドル作用部を駆動するよう設けられ該ハンドル作用部に作用するモーター部と,
該電源部から電源を取得するよう接続され前記動作状態検出手段から出力される出力信号を受信するとともに,予め設定された所定の動作条件に合致する場合には操作ハンドルに作用するハンドル作用部を駆動するモーター部に駆動信号を出力する演算部と,
を含んでなる回路遮断器再投入手段と,
から構成されることを
を特徴とした再閉路機能付回路遮断器であるので,
筐体内において,配線の接続を全て行うことが可能であり,従来のように,柱上変圧器に制御用電源線を接続する必要がなく,
電路における再閉路機能付回路遮断器の設置にあたり,電路への配線接続を簡易なものとして,配線作業性,取付け作業性を向上させるとともに,配線間違いに起因する不要動作の発生や故障を防止することが可能な再閉路機能付回路遮断器を提供することができる。
以下に本件発明の最良の実施の形態に係る再閉路機能付回路遮断器について,図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は本発明の再閉路機能付回路遮断器の外観斜視図を示したもので,図2は該再閉路機能付回路遮断器の取付け状態を示す柱体への取付け図を示したものである。また,図3は再閉路機能付回路遮断器の内部構造図を示したものである。
これらの図に示されるように,筐体1は機器を配設するケース11と該ケース11の開口部を覆うように蝶番機構により開閉自在に取付けられた扉12とから構成されている。
また,ケース12の下部には電源側電線15を引き込むための入線孔13と,負荷側電線16を引き出すための出線孔14が設けられ,それぞれ,ケース12内に電源側電線15,負荷側電線16を貫通配置されるように構成されている。入線孔13と,出線孔14にはケース12内の防水のため樹脂製のパッキンが取付けられている。
図2において,筐体1の背面,即ち柱体18に取付けられる面には柱体取付手段17が設けられている。該柱体取付手段17は筐体1を柱体18に取付けるためのもので,柱体に充てがう柱体充てがい部171と,柱体に巻き付け対象物を取付け固定するための自在バンド19を貫通挿入させるための自在バンド貫入部172が設けられて構成されている。
図3においては,再閉路機能付回路遮断器の内部構造図を示しており,ケース11内への機器の配置を示している。ケース11内には,電路に介在するように回路遮断器20を配設するとともに,回路遮断器の再投入手段を配設している。
回路遮断器20は本実施の形態においては漏電遮断器を用いており,回路遮断器20は基台とカバーとからなり絶縁性を有した筐体を有しており,該筐体内には電路を入切する複数の接点装置と,該接点装置に作用して接点装置の開閉操作を行う開閉機構部と,該開閉機構部に作用して接点装置の開閉操作を行うとともに,筐体の外部に突出した操作部を有する操作ハンドル23が備えられ,筐体の両端には電路と接続を行うための電源側接続端子部21及び負荷側接続端子部22が設けられている。
また,回路遮断器20の筐体内には前記開閉機構部と連動し接点装置の開閉状態及び開閉機構の入または切及びトリップ状態を検出するマイクロスイッチを用いて構成された補助スイッチからなる動作状態検出手段24が設けられている。
該動作状態検出手段24に用いられるマイクロスイッチは常には該マイクロスイッチの接点が開いて回路的にオープン状態となっているもので,マイクロスイッチの接点と連動するように設けられる操作片(図示しない)が押圧されて該マイクロスイッチの接点が閉じられた場合には回路的にクローズ状態となるものである。
マイクロスイッチの前記操作片と回路遮断器20の開閉機構は連動部材(図示しない)を用いて開閉機構部と接続され,該開閉機構部の動きを操作片に伝達するようになっており,接点装置が開状態になった場合に,連動部材が操作片を押圧しマイクロスイッチの接点を閉じて回路的にクローズ状態を作り出し,接点装置が閉状態になった場合には,連動部材が操作片を押圧しなくなり,マイクロスイッチの接点が開き,回路的にオープン状態を作り出す。
このため,動作状態検出手段24は,回路遮断器20の接点装置が開状態になった場合にはマイクロスイッチの接点が閉じられて,オープン状態からクローズ状態に状態が変位し,この状態の変化を出力信号として外部に出力する。
入線孔13から引き込まれた電源側電線15は,前記回路遮断器20の電源側接続端子部21に接続される。回路遮断器20の負荷側接続端子部22には負荷側電線16が接続され出線孔14から筐体外部に引き出される。
電路における通電は,回路遮断器20によりその操作ハンドル23を操作して回路遮断器の入切操作を行うことにより,電路における通電を入切させることができる。
また,ケース11内には回路遮断器の再投入手段30が配設されている。該再投入手段30は,大きくは,制御部300と,駆動部310と,変圧部320とから構成されている。
制御部300は,回路遮断器20に対して再投入動作を行うかどうかを判断し,予め定められた所定の条件に合致する場合には再投入動作を行うよう駆動部に動作信号を送出するものである。
駆動部310は,前記制御部300から動作信号を受けて駆動し,回路遮断器20の操作ハンドル23に作用して回路遮断器20を再投入させるものである。
変圧部320は,その電源側が回路遮断器20の電源側接続端子部21に接続されるとともに,負荷側が制御部300に接続され,電路の電圧を変圧し,制御部に適した電圧に降圧するものである。具体的には,電路の交流電圧(AC400V)を変圧器により,制御部の制御電源に適した交流電圧(AC100V)に降圧する。
まず,図4を用いて,制御部300について説明を行う。図4は本発明の再閉路機能付回路遮断器のブロック図を示したものである。
制御部300は,前記変圧部320の負荷側に設けられ制御部300への電源供給を入切する制御電源スイッチ321を介して交流電源(AC100V)を供給される。制御電源スイッチ321から供給される交流電源は,制御電源部301に入力され,該制御電源部301にて制御回路に用いる直流電圧(DC12V)に変圧される。
また,制御部300には,再投入動作を行うかどうかを判断制御するマイコンからなる演算部302と,駆動部310に電源を供給するためのリレー303が備えられており,該演算部302及びリレー303は制御電源部301に電気的に接続されて電源の供給を受ける。
演算部302は回路遮断器20の動作状態検出手段24に設けられるマイクロスイッチと信号線で接続されており,該マイクロスイッチの接点の開閉に合わせた回路のオープン状態もしくはクローズ状態の変化を該信号線を通じて取得できるようになっている。これにより,所定の条件を,回路がオープン状態からクローズ状態に変化した場合には,回路遮断器20の接点装置が閉状態から開状態になったと判断し,再投入動作を行う駆動信号を送出するよう定めてプログラムしておけば,マイクロスイッチの接点が閉じた場合には,再投入動作を行うための駆動信号を送出させることができる。
また,演算部302とリレー303は信号線で電気的に接続されており,演算部302において予め定めた所定の条件に合致したと判断した場合には,演算部302から再投入動作を行うための駆動信号が送出され,リレー303に入力されリレー回路が駆動されて駆動部に制御電源部301からの電源が供給される。また,演算部302には,初回再投入動作を行った後,回路遮断器20が即遮断した場合(本実施例においては0.2秒以内に遮断した場合)には,以後の再投入動作を停止(ロック機能による保護動作)するようにプログラムが組まれており,回路遮断器20が正常に動作する状況,例えば過電流や短絡もしくは漏電電流が継続しているような場合には電路の保護や感電事故による人体の保護を行うことができるよう設けられている。このように,再投入動作を停止した場合,即ちロック機能による保護動作が働いた場合には,再閉路機能付回路遮断器を設置してある現場に要員が出向き,保護動作が行われた原因を調査するとともに,ロック機能を解除して再閉路機能付回路遮断器をリセットする。
次に図3と図5を用いて,駆動部310について説明を行う。図5は駆動部を側面からみた図である。駆動部310は,駆動用モーター311と,該駆動用モーター311に固定された回転板312と,該回転板312と一端が接続部3121を介して接続される連結アーム313と,該連結アーム313の他端と回転軸受314を介して接続されるアーム316と,該アーム316に固定され操作ハンドル23に作用する作用部315を含んで構成されている。
駆動用モーター311は,リレー303と接続されており,演算部302から再投入動作を行うための駆動信号が送出され,該リレー303が動作し,制御電源部301から電源が供給された場合に駆動を行う。
次に,再閉路機能付回路遮断器の動作について説明を行う。
通常,駆動部310は回路遮断器20の操作ハンドル23と,図5(a)のような位置関係になっている(待機状態)。回路遮断器20の操作ハンドル23は入の位置にある。
さて,電路に流れる異常電流(過電流や短絡電流)や漏電電流もしくは雷サージにより,回路遮断器20が動作を行い,接点装置が開の状態になった場合,開閉機構部と連動する動作状態検出手段に設けられるマイクロスイッチの接点が閉じられ回路的にクローズ状態になったことが信号線を通じて制御部300の演算部302に入力される。このときには,回路遮断器20の操作ハンドル23は切の位置,即ち図5(b)のような位置関係になっている。
入力を受けた演算部302はプログラムされた内容に基づき判断処理を行い,再投入動作を行うための駆動信号をリレー303に向けて送出する。
該駆動信号を受けたリレー303はリレー接点を閉じ,制御電源部301から供給される電源を駆動部310の駆動用モーター311に供給する。
電源供給を受けた駆動用モーター311は回転を始める(図6)。これにより,該駆動用モーター311に固定されている回転板312も図中矢印の方向に回転を行い始め,接続部3121を介して接続された連結アーム313は図中の左方向に円弧を描くように押し出される。
該連結アーム313の動作に連動して,アーム316は一端に設けられたアームの回転軸受314を介して,アームの回動中心3161を中心として図中左方向に円弧を描くように移動を行い,アームに設けられたハンドル作用部315も同じく図中左方向に移動を行う。
アーム316の動きに伴いハンドル作用部315は操作ハンドル23を回路遮断器20を閉路する方向に押し動かし,回路遮断器20を入りの状態にする。
さらに駆動用モーター311が回転を続けると回転板312の回転により,接続部3121は図6において点線で示した矢印の方向に下向きの円弧軌跡を描くよう移動し,これにより連結アーム313は図の右方向に引かれるように動作し,アーム316及びハンドル作用部315は図の右方向(操作ハンドル23から離れる方向)に動作する。この場合,操作ハンドル23には干渉しない干渉せずに動作を行うため,操作ハンドル23は閉路位置(入位置)に停止したままである。
回転板312が一回転し,元の位置にまで回転を行うと,演算部は駆動信号を送出することを止め,再び待機状態になる。
即ち,回路遮断器20の操作ハンドル23が閉路位置(入位置)にある場合には回路遮断器の再投入手段が一連の動作を行っても回路遮断器20の動作には影響せず,操作ハンドル23が切位置にあるときにのみ,該操作ハンドルに作用を行うように動作する。
次に,図7を用いて,配電線路における本発明の再閉路機能付回路遮断器の接続について説明を行う。
図7には,山間部等で用いられる配線長が長くなる場合においても電圧降下の影響を受けにくい400V配電線路42が,高圧配電線路41(6600V)と低圧配電線路43(100/200V)の間に用いられる配電線路の例を示している。
高圧配電線路41で配電される6600Vの電圧を400Vで配電する400V配電線路42用に降圧するために,高圧配電線路41から分岐される柱体に第一変圧器411(6600/200V)と,第二変圧器412(6600/200V)が設けられる。これら第一変圧器411と,第二変圧器412の電源側は高圧配電線路41に並列に設けられる。また負荷側については,第一変圧器と第二変圧器とが直列になるよう接続され,合計の出力電圧が400Vとなるように接続される。変圧器を2個用いることで,小型の変圧器を利用することができ,柱体への設置を簡易なものとしている。
400V配電線路42において,その線路上には本発明の再閉路機能付回路遮断器が設置される。設置に当たっては,電路の電源側となる電線を筐体1の入線孔に引き込み,負荷側となる電線を出線孔に挿入して回路遮断器20の電源側及び負荷側の接続端子部と接続する。このとき,電源側接続端子部においては,回路遮断器の再投入手段30の制御電源を取得するために,変圧部320の電源側と電線にて共締めを行うよう接続を行う。
400V配電線路は需要家の付近まで敷設され,需要家の付近にて,変圧器にて400Vから100/200Vに降圧され,100/200V配電線路43が需要家まで引き込まれるように配電される。
なお,本発明は,実施の形態に限定されることなく,発明の要旨を逸脱しない限りにおいて,適宜,必要に応じて,改良や設計変更は自由であり,例えば,電路の交流電圧(AC400V)を筐体1内で降圧する場合において,制御回路の動作に用いる直流電圧(DC12V)に直接変換する変圧器を用いて構成してもよい。このように構成することで,制御電源部301においてAC100VをDC12Vに変圧する必要が不要となり,筐体内における変圧器の個数を一つ減らすことができ,再閉路機能付回路遮断器のコストの削減を行うことが可能である。
また,演算部302において,回路遮断器20の再投入時に即遮断した場合には以後の再投入動作を停止するよう保護動作が行われた場合には,再閉路機能付回路遮断器が設置されている現場まで要員が出向き,再閉路機能付回路遮断器の保護動作を解除して再度再投入動作が行えるようにリセットする必要があるが,このリセット操作を行うリセット部を筐体1の外側に引き出し,通常再閉路機能付回路遮断器が設置されている柱上の上部から,要員が操作し易いよう柱上の中程の部分にリセット部を設置することにより,雨中や雪中等悪環境の中においても,現地に出向いた要員がリセット操作し易いように再閉路機能付回路遮断器を設けることが可能になる。
さらに,回路遮断器再投入手段30は,筐体内において該階路遮断器再投入手段の配設,電源取得が完結するユニットとなっているため,雷サージや経年による劣化などにより回路遮断器再投入手段が故障してしまった場合において,該ユニットを交換取替えすることにより,柱上トランスの配線接続作業の必要性や,筐体そのものの取替えの必要性がなく,簡単に再閉路機能の復元を行うことが可能である。
本発明の再閉路機能付回路遮断器は,配電線路に介在させ,再閉路手段の駆動電源を取得するために,筐体内に電路電線以外の電線を引き込む必要がないため,400V配電線路以外の配電線路においても,再閉路機能を付加した回路遮断器を設置したい場合などには簡易に設置が行え,再閉路機能付回路遮断器の用途が拡大でき,回路遮断器の不要動作時における人手での再投入作業にかかるコストを低減できる可能性がある。
本発明の実施の形態に係る再閉路機能付回路遮断器の外観構造図である。 同再閉路機能付回路遮断器を柱体に取付けた図である。 同再閉路機能付回路遮断器の内部構造図である。 同再閉路機能付回路遮断器のブロック構成図である。 同再閉路機能付回路遮断器の駆動部の説明図である。 同再閉路機能付回路遮断器の駆動を説明した図である。 同再閉路機能付回路遮断器の配電線路における説明図である。 従来例を示した図である。 従来例を示した図である。 従来例を示した図である。 従来例を示した図である。
符号の説明
1 筐体
11 ケース
12 扉
13 入線孔
14 出線孔
15 電源側電線
16 負荷側電線
17 柱体取付手段
171 柱体充てがい部
172 自在バンド貫入部
18 柱体
19 自在バンド
20 回路遮断器
21 電源側接続端子部
22 負荷側接続端子部
23 操作ハンドル
24 動作状態検出手段
30 回路遮断器の再投入手段
300 制御部
301 制御電源部
302 演算部
303 リレー
310 駆動部
311 駆動用モーター
312 回転板
313 連結アーム
314 回転軸受
315 ハンドル作用部
316 アーム
3161 回動中心
3121 接続部
320 変圧部
321 制御電源スイッチ
41 高圧配電線路
411 第一変圧器
412 第二変圧器
42 400V配電線路
421 400/100・200V変圧器
43 100/200V配電線路


Claims (1)

  1. 電路に介在し,ケースと,ケースの開口部を覆うよう開閉自在に取付けられる扉とからなる筐体に,
    電路を構成する電線の入線孔及び出線孔を備付状態における前記ケースの下部に設け,
    該筐体内には該入線孔から入線される電線と,出線孔から出線される電線の各々の端部を接続する端子部を有するとともに,電路を入切する接点装置と,該接点装置に作用し接点装置の開閉操作を行う開閉機構と,開閉機構に作用し接点装置の開閉操作を行う操作部を有する操作ハンドルと,開閉機構と連動し接点装置の開閉状態及び開閉機構の入または切及びトリップ状態を検出するマイクロスイッチからなる動作状態検出手段と,を含んで構成される回路遮断器と,
    該回路遮断器が電路に流れる異常電流や漏電電流もしくは雷サージ等により,該回路遮断器の接点開動作により電路が開路した場合に,前記動作状態検出手段から出力される出力信号を受けて再び回路遮断器の接点装置を閉状態にせしめるよう前記操作ハンドルに作用し再閉路動作を行うハンドル作用部が設けられ,
    該ハンドル作用部の動作を制御する制御部においては,
    前記筐体内において入線電線を接続する前記回路遮断器の電源側端子部に共に接続されて,前記制御部に適した電圧に変圧する変圧器から電源を取得する電源部と,
    該電源部から電源を取得するよう接続されるとともに前記ハンドル作用部を駆動するよう設けられ該ハンドル作用部に作用するモーター部と,
    該電源部から電源を取得するよう接続され前記動作状態検出手段から出力される出力信号を受信するとともに,予め設定された所定の動作条件に合致する場合には操作ハンドルに作用するハンドル作用部を駆動するモーター部に駆動信号を出力する一方,他の所定の動作条件として,初回再投入動作を行った後,前記回路遮断器が即遮断した場合には以後の再投入動作を停止する機能を備えた演算部と,
    該演算部とモーターとの間に介在させたリレーとを,
    を含んでなる回路遮断器再投入手段とを備え,
    前記筐体の背面には,柱体に再閉路機能付回路遮断器を取付る柱体取付け手段として,
    柱体に充てがう柱体充てがい部と,
    柱体に巻き付け対象物を取付け固定するための自在バンドを貫通挿入させるための自在バンド貫入部を備え,
    前記演算部は初回再投入動作を行った後,前記回路遮断器が即遮断した場合にはリレーを駆動させてモーターへの電源供給を停止させることにより以後の再投入動作を停止させることを特徴とする再閉路機能付回路遮断器。

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