JP4154812B2 - 漏電ブレーカ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、住宅用分電盤などに配設される主幹用の漏電ブレーカに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は日本の一般住宅における単相3線の配電例を示しており、この配電例では、引込み口INから住宅H内引き込まれたL1極、中性極(以下N極という),L2極の3線を分電盤に配設された主幹用の漏電ブレーカB(さらには分岐用ブレーカ)を介して負荷機器RLが接続される。この場合柱状トランスTr側ではB種接地が施され、住宅H側では負荷機器RLに対してD種接地が施される。この図示する場合の接地方式が所謂TT接地方式である。
【0003】
一方欧米ではTN接地方式という接地方式を用いた配電が為される。図6は米国における単相3線の配電例を示しており、この配電例から分かるように住宅Hの引込み口IN側において、負荷機器RLの接地とは別に、N極の線に対してD種接地を施してある。
【0004】
ところで日本で採用されているTT接地方式では、落雷などによって接地電位が上昇した場合、B種接地と、D種接地間に電位差が生じて負荷機器RLにストレスを与えるという問題点がある。これに対して欧米で採用されているTN接地方式では、引込み口IN側でN極を接地するため、落雷があってもB種接地と、D種接地間に電位差が生じず負荷機器RLにストレスを与えないという特徴がある。
【0005】
そこで日本では、TT接地方式にGAPアレスタのようなアレスタ素子ARを図7に示すように引込み口IN側のN極の線とD種接地との間に接続することにより、落雷が起きたときにアレスタ素子ARが導通し、この導通により引込み口IN側のN極の線を接地し、TN接地方式と同様な効果を得る方式が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが図7の方式を採用する場合漏電ブレーカBとアレスタ素子ARとの接続時に問題が生じることがある。
【0007】
つまり、漏電ブレーカBの電源出力側(二次側)のN極の端子にアレスタ素子ARを接続した場合、漏電ブレーカB内の零相変流器による漏電検出ができなくなったり、配線のために分電盤の内部構造の複雑化し、更に接続の作業効率が悪い等の問題がある。
【0008】
そこで図7に示すように漏電ブレーカBの電源入力側(一次側)での接続が望ましい。しかし、この接続工事は活線工事となるため作業中に危険が伴うばかりでなく、需要家側の工事となるため、電力会社との関係上接続が難しいという問題がある。
【0009】
本発明は、上記の問題点に鑑みて為されたもので、その目的とするところは漏電ブレーカの本来の機能を損なわず、配線作業時の安全を確保でき、しかも作業効率が向上した漏電ブレーカを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために請求項1の発明では、単相3線の各極の電源入力側端子と電源出力側端子との間を結ぶ電路に接続挿入され、開閉機構に連動して開閉する開閉接点と、開閉接点と電源出力側端子との間の電路を1次側とする漏電検出用零相変流器と、各極毎に設けられ対応する極の電路に流れる過電流を検出する過電流検出素子とを備え、該零相変流器の漏電検出若しくは上記過電流検出素子の過大電流検出があると上記開閉機構をトリップ動作させて上記開閉接点を開極させる漏電ブレーカにおいて、中性極の上記開閉接点と、上記漏電検出用零相変流器との間の中性極の電路から接地用電路を導出したことを特徴とする。
【0011】
請求項2の発明では、請求項1の発明において、中性極の電路の過電流を検出する上記過電流検出素子の接続挿入位置を上記接地用電路の導出位置と、中性極の上記開閉接点との間の電路としたことを特徴とする。
【0012】
請求項3の発明では、請求項1の発明において、上記接地用電路にアレスタ素子を接続挿入するとともに該アレスタ素子をブレーカ本体内に配置したことを特徴とする。
【0013】
請求項4の発明では、単相3線の各極の電源入力側端子と電源出力側端子との間を結ぶ電路に接続挿入され、開閉機構に連動して開閉する開閉接点と、開閉接点と電源出力側端子との間の電路を1次側とする漏電検出用零相変流器と、各極毎に設けられ対応する極の電路に流れる過電流を検出する過電流検出素子とを備え、該零相変流器の漏電検出若しくは上記過電流検出素子の過大電流検出があると上記開閉機構をトリップ動作させて上記開閉接点を開極させる漏電ブレーカにおいて、中性極の上記電源出力側端子と上記漏電検出用零相変流器との間の中性極の電路から接地用電路を導出するとともに、該接地用電路を上記各極の電路の電流方向とは逆方向の電流方向となるように上記漏電検出用零相変流器のコアに貫挿して成ることを特徴とする。
【0014】
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかの発明において、上記電源入力側端子の配置側に上記接地用電路を接続する接地用端子を設けて成ることを特徴とする。
【0015】
請求項6の発明は、請求項5の発明において、上記接地用端子と電気的に接続される別の接地用端子を上記電源出力側端子の配置側に設けて成ることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下本発明を実施形態により説明する。
(実施形態1)
図1は本実施形態の概略構成を示しており、本実施形態の漏電ブレーカ1は図示するようにブレーカ本体10の両端の一方(図では上側)には単相3線のL1,N、L2の各極の電源入力用端子(一次側用端子)21,22,23及び接地用端子24を配設し、他方(図では下側)にはL1,N,L2の各極の電源出力用端子(二次側用端子)31,32,33及び接地用端子34を配設し、各極の電源入力用端子21,22,23と電源出力用端子31,32,33との間を、図において上側(一次側)から開閉接点41,42,43と、過電流検出素子(バイメタル素子等)51,52,53とを接続挿入した電路で接続し、接地用端子24,34a間を導体からなる接地用電路11で接続してある。
【0017】
そしてL1,L2、L3の各極の電路中、開閉接点41,42,43と過電流検出素子51,52,53との間の電路を構成する導体は、2次巻線を巻回した漏電検出用の零相変流器CTの環状のコアに貫挿され、零相変流器CTの一次巻線を構成する。
【0018】
零相変流器CTは、単相3線の電路に地絡により不平衡電流が流れると、2次巻線に出力を発生するもので、この出力が漏電検出出力となり、この漏電検出出力は、漏電検出回路6に入力される。
【0019】
漏電検出回路6は開閉接点41,42,43と電源出力用端子31、32,33との間の電路より電源を得、上記漏電検出出力を増幅して例えば釈放型電磁機構等の駆動手段(図示せず)を動作させるようなっている。
【0020】
開閉接点41,42,43は開閉機構7の動作に連動して開閉するもので、開閉機構7は手動ハンドル8の手動操作によって開閉接点41,42,43を開閉するとともに、上記漏電検出による上記駆動手段の動作或いは過電流検出素子51,52,53の過電流検出動作により駆動されてトリップ動作し、閉極状態の開閉接点41,42,43を強制開極(開離)させるもので、その構造及び連動機構としては周知の構造を用いている。これら開閉機構7,漏電検出回路6,上記駆動手段はブレーカ本体10に搭載される。
【0021】
そしてN極の開閉接点42と零相変流器CTとの間の電路のM点からは上記接地用電路11の一部となる電路12を構成する導体を引き出している。
【0022】
以上のように構成された本実施形態の漏電ブレーカ1を使用するに当たって、分電盤の内部構造や他の配線の引き回しでの作業効率を考慮し、既にD種接地のための接地電極と、負荷機器側の接地端子板が接続されている場合には、接地用端子34を接地端子板に接続する。また接地電極と接地端子板が接続されていない場合には、接地電極を接地用端子24に、接地端子板を接地用端子34に接続する。また接地端子板が無い場合には、新たに接地端子板を設けて、接地電極を接地用端子24に、接地端子板を接地用端子34に接続する。
【0023】
而して上記のような接地のための接続を行うことで、ブレーカ本体10内において、N極の電路に電路12を介して接続された接地用電路11を通じて、住宅側で単相3線のN極をD種接地と同電位とすることができ、落雷が起きても柱状トランス側で施されるB種接地とD種接地との間に電位差が生じることが無くなり、結果落雷時に負荷機器にストレスが生じない。
【0024】
また接地配線を住宅側で行う場合には漏電ブレーカ1の開閉接点41,42,43を手動操作で開極しておけば、接続作業が安全に行える。
【0025】
更に電路12の引き出し位置のM点は零相変流器CTの手前であるため、接地用端子24を用いた接地が行われても零相変流器CTによる漏電検出の機能に影響を与えることがない。
【0026】
(実施形態2)
実施形態1の漏電ブレーカ1において、電源入力用端子21,22、23に接続する単相3線の極性が間違って、例えばN極の電源入力用端子22にL2極の線が接続され、L2極の電源入力用端子23にN極の線が接続され、接地用端子24がD種接地されている場合、L2極の線、電源入力用端子22、電路12,11、接地用端子24,N極の線の経路で過大な電流が流れる。
【0027】
そこで本実施形態は、図2に示すようにN極の過電流検出素子52の接続挿入位置を開閉接点52と零相変流器CTの位置との間の電路とするとともに、接地用電路11に一端を接続する電路12の他端を過電流検出素子52と零相変流器CTとの間の点Mに接続し、上記のような誤結線による地絡時において、過電流検出素子52を地絡検出素子として機能させるようにしたものである。
【0028】
つまり図2に示すように接地用端子24がD種接地されている状態で、N極の電源入力用端子22にL2極の線が接続され、L2極の電源入力用端子23にN極の線が接続された場合、L2極の線→電源入力用端子22→過電流検出素子52→電路12→接地用電路11→接地用端子24→N極の線の経路又はその逆方向の経路で過大な電流が流れることになるが、この電流を過電流検出素子52が検出して過電流検出動作を行い、開閉機構7をトリップ動作させる。その結果開閉接点41,42,43が強制開極されることになる。
【0029】
よって、需要家或いは施工業者は誤結線が為されていることを知ることができるのである。
【0030】
尚正常結線時の動作は実施形態1と同じであるので、説明は省略する。また上記の説明した構成以外で実施形態1と同じ構成要素には同じ番号、記号を付し説明は省略する。
【0031】
(実施形態3)
本実施形態は実施形態1の構成において、図3に示すようにGAPアレスタのようなアレスタ素子ARを電路12に接続挿入し、ブレーカ本体10内に配設したものである。
【0032】
従って本実施形態ではアレスタ素子ARをブレーカ本体10内に設けるため、例えばブレーカ製造段階で先付けしている場合は特に接続する作業が不要で、安全であり、また配線施工段階で後付けする場合には開閉接点41,42,43を手動により開極することによって安全に取り付けることができる。
【0033】
つまり、先付け、後付けの何れの場合にも、従来の図7に示す配電方式に比べてアレスタ素子ARを安全且つ容易に取り付けができる。特にアレスタ素子ARを定格変更や寿命等によって交換を容易とするために、着脱可能な接続部をブレーカ本体2内に設けている場合、交換時に開閉接点41,42,43を手動で開極しておくことで、安全且つ容易に交換できることになる。
【0034】
尚図3では、開閉機構、漏電検出回路、駆動手段は省略して図示していないが、実施形態1、2と同様に実際には開閉機構、漏電検出回路、駆動手段を設けるのは言うまでもない。
【0035】
(実施形態4)
上記実施形態2はN極の過電流検出素子22を誤結線時の地絡電流検出に用いた構成であったが、過電流検出素子52の接続挿入位置を零相変流器CTと開閉接点42との間の電路としていたが、本実施形態では、図4に示すようにL1及びL2極の過電流検出素子51,53と同様に、零相変流器CTと電源出力用端子32との間の電路に接続挿入するとともに、過電流検出素子52と電源出力用端子32との間の電路のM点に電路12の一端を接続するとともに電路12を零相変流器CTの環状コアに貫挿させてその他端を接地用電路11に接続している。
【0036】
而して本実施形態においても実施形態2と同様な誤結線があれば、過電流検出素子52が地絡電流を検出して過電流検出動作を行い、開閉機構(図示せず)をトリップ動作させ、開閉接点41,42,43を強制開極させることができるようになっている。また接地用端子24を用いてD種接地を行っても、電路12に流れる電流とN極の電路に流れる電流方向が逆方向であるため零相変流器CTの漏電電流検出機能を損なうことはない。
【0037】
尚図3では、開閉機構、漏電検出回路、駆動手段は省略して図示していないが、実施形態1、2と同様に開閉機構、漏電検出回路、駆動手段を設けるのは言うまでもない。
【0038】
【発明の効果】
請求項1の発明は、単相3線の各極の電源入力側端子と電源出力側端子との間を結ぶ電路に接続挿入され、開閉機構に連動して開閉する開閉接点と、開閉接点と電源出力側端子との間の電路を1次側とする漏電検出用零相変流器と、各極毎に設けられ対応する極の電路に流れる過電流を検出する過電流検出素子とを備え、該零相変流器の漏電検出若しくは上記過電流検出素子の過大電流検出があると上記開閉機構をトリップ動作させて上記開閉接点を開極させる漏電ブレーカにおいて、中性極の上記開閉接点と、上記漏電検出用零相変流器との間の中性極の電路から接地用電路を導出したので、開閉機構を手動操作により動かして開閉接点を開くことにより、接地用の電路を安全に引き出すことができ、そのため作業性も向上し、更に接地用の電路により中性極の線のD種接地を施すことができ、結果落雷があっても柱状トランス側のB種接地側と住宅側のD種接地との間の電位差が生じず、落雷時の負荷機器にストレスがかかるのを無くすことができる。
【0039】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、中性極の電路の過電流を検出する上記過電流検出素子の接続挿入位置を上記接地用電路の導出位置と、中性極の上記開閉接点との間の電路としたので、電源入力用端子に接続する単相3線の結線が誤って為されて過電流が流れても過電流検出素子がこれを検出して、開閉接点を強制的に開極させて電流を遮断できる。
【0040】
請求項3の発明は、請求項1の発明において、上記接地用電路にアレスタ素子を接続挿入するとともに該アレスタ素子をブレーカ本体内に配置したので、アレスタ素子を予め漏電ブレーカに内蔵することで安全且つ容易に接続でき、また後付けする場合や交換時の場合にあっても、開閉接点の手動開極により、アレスタ素子を安全且つ容易に接続することができる。
【0041】
請求項4の発明は、単相3線の各極の電源入力側端子と電源出力側端子との間を結ぶ電路に接続挿入され、開閉機構に連動して開閉する開閉接点と、開閉接点と電源出力側端子との間の電路を1次側とする漏電検出用零相変流器と、各極毎に設けられ対応する極の電路に流れる過電流を検出する過電流検出素子とを備え、該零相変流器の漏電検出若しくは上記過電流検出素子の過大電流検出があると上記開閉機構をトリップ動作させて上記開閉接点を開極させる漏電ブレーカにおいて、中性極の上記電源出力側端子と上記漏電検出用零相変流器との間の中性極の電路から接地用電路を導出するとともに、該接地用電路を上記各極の電路の電流方向とは逆方向の電流方向となるように上記漏電検出用零相変流器のコアに貫挿したので、開閉機構を手動操作により動かして開閉接点を開くことにより、接地用の電路を安全に引き出すことができ、そのため作業性も向上し、しかも接地用の電路により中性極の線のD種接地を施すことができ、結果落雷があっても柱状トランス側のB種接地側と住宅側のD種接地との間の電位差が生じず、そのため落雷時の負荷機器にストレスがかかるのを無くすことができ、しかも零相変流器の機能を損なうことなく、請求項2の発明と同様な効果を得ることができる。
【0042】
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかの発明において、上記電源入力側端子の配置側に上記接地用電路を接続する接地用端子を設けてあるので、接地電極への接続が容易となり、作業性の向上が図れる。
【0043】
請求項6の発明は、請求項5の発明において、上記接地用端子と電気的に接続される別の接地用端子を上記電源出力側端子の配置側に設けてあるので、負荷機器側の接地端子板への接続が容易となり、作業性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の概略構成図である。
【図2】本発明の実施形態2の概略構成図である。
【図3】本発明の実施形態3の概略構成図である。
【図4】本発明の実施形態4の概略構成図である。
【図5】TT接地方式の配電の説明図である。
【図6】TN接地方式の配電の説明図である。
【図7】TT接地方式の配電にアレスタ素子を接続した場合の説明図である。
【符号の説明】
1 漏電ブレーカ
10 ブレーカ本体
11 接地用電路
12 電路
21〜23 電源入力用端子
24 接地用端子
31〜33 電源出力用端子
34 接地用端子
41〜43 開閉接点

Claims (6)

  1. 単相3線の各極の電源入力側端子と電源出力側端子との間を結ぶ電路に接続挿入され、開閉機構に連動して開閉する開閉接点と、開閉接点と電源出力側端子との間の電路を1次側とする漏電検出用零相変流器と、各極毎に設けられ対応する極の電路に流れる過電流を検出する過電流検出素子とを備え、該零相変流器の漏電検出若しくは上記過電流検出素子の過大電流検出があると上記開閉機構をトリップ動作させて上記開閉接点を開極させる漏電ブレーカにおいて、中性極の上記開閉接点と、上記漏電検出用零相変流器との間の中性極の電路から接地用電路を導出したことを特徴とする漏電ブレーカ。
  2. 中性極の電路の過電流を検出する上記過電流検出素子の接続挿入位置を上記接地用電路の導出位置と、中性極の上記開閉接点との間の電路としたことを特徴とする請求項1記載の漏電ブレーカ。
  3. 上記接地用電路にアレスタ素子を接続挿入するとともに該アレスタ素子をブレーカ本体内に配置したことを特徴とする請求項1記載の漏電ブレーカ。
  4. 単相3線の各極の電源入力側端子と電源出力側端子との間を結ぶ電路に接続挿入され、開閉機構に連動して開閉する開閉接点と、開閉接点と電源出力側端子との間の電路を1次側とする漏電検出用零相変流器と、各極毎に設けられ対応する極の電路に流れる過電流を検出する過電流検出素子とを備え、該零相変流器の漏電検出若しくは上記過電流検出素子の過大電流検出があると上記開閉機構をトリップ動作させて上記開閉接点を開極させる漏電ブレーカにおいて、中性極の上記電源出力側端子と上記漏電検出用零相変流器との間の中性極の電路から接地用電路を導出するとともに、該接地用電路を上記各極の電路の電流方向とは逆方向の電流方向となるように上記漏電検出用零相変流器のコアに貫挿して成ることを特徴とする漏電ブレーカ。
  5. 上記電源入力側端子の配置側に上記接地用電路を接続する接地用端子を設けて成ることを特徴とする請求項1乃至4の何れか記載の漏電ブレーカ。
  6. 上記接地用端子と電気的に接続される別の接地用端子を上記電源出力側端子の配置側に設けて成ることを特徴とする請求項5記載の漏電ブレーカ。
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