JP4128897B2 - 漏電遮断器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、漏電遮断器、特に漏電検出回路の作動電源を被保護交流電路の多相電圧から得るようにした漏電遮断器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の漏電遮断器においては、漏電検出回路の作動電源を、当該漏電遮断器が接続された被保護交流電路から得るのが一般的であった。また、その際、被保護交流電路が多相であっても、そのうちの2線から取り出し、単相電源として利用していた。更に、被保護交流電路の相間の絶縁耐圧テストを実施する場合には、絶縁耐力のない漏電検出回路を破壊から守るため、漏電検出回路を被保護交流電路から遮断することができるように、切り離しスイッチが設けられていた。(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
実開平03−019237号公報(第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の漏電遮断器は以上のように構成されていたが、近年、多相交流電路用の漏電遮断器では、1線欠相時でも漏電保護機能を持たせるために、多相線から漏電検出回路の作動電源を得るようになってきている。このため、従来の形式の耐圧テスト時切り離し用スイッチでは漏電検出回路を多相交流電路から電気的に確実に遮断することができないという問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、各相間の絶縁耐圧テスト時に漏電検出回路を多相交流電路から確実に遮断することができる漏電遮断器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る漏電遮断器は、多相交流電路の漏洩電流を検出する零相変流器と、この零相変流器の二次出力が所定レベル以上のとき遮断信号を出力する漏電検出回路と、上記遮断信号にもとづいて上記多相交流電路の開閉接点を開放する引き外し装置と、上記多相交流電路の複数相に接続され、上記漏電検出回路及び引き外し装置の電源を形成する電源回路とを絶縁筐体に収容した漏電遮断器において、上記多相交流電路と電源回路とを接続する相対応の接続線の各線または1線を除く各線に接続され、一括してオン・オフされる複数のスイッチ手段を設けると共に、上記漏電遮断器を開閉する取手に隣接して上記絶縁筐体に設けられ、上記取手の操作方向と直交する方向に移動可能な延長部分を有し、上記スイッチ手段をオン・オフする操作ボタンを備え、上記延長部分は上記操作ボタンによる上記スイッチ手段のオフ時に上記取手の回動経路に移動し上記取手の投入位置への回動を阻止するようにされたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図にもとづいて説明する。図1は、実施の形態1における漏電遮断器の構成を示す内部接続図、図2は、漏電検出回路を多相交流電路から切り離すためのスイッチ手段の構成の一例を示す概略図である。
これらの図において、漏電遮断器の絶縁筐体1に電源側端子2と負荷側端子3が設けられ、これらの間に開閉接点5を介して多相交流電路4が配設されている。多相交流電路4には、その漏洩電流を検出する零相変流器6が設けられ、この零相変流器6の二次出力が漏電検出回路7に入力され、所定レベル以上の漏洩電流を検出した時、遮断信号を出力するようにされている。この遮断信号は引き外しコイル9と共に引き外し装置を構成するサイリスタ8のゲートに与えられ、サイリスタ8が導通して電源回路10から引き外しコイル9に電流が流れ、多相交流電路4の開閉接点5を開離させる。
【0007】
電源回路10は引き外しコイル9の他、漏電検出回路7に作動電力を供給するもので、多相交流電路4の各相にそれぞれ接続された接続線12と、各接続線12に接続されたスイッチエレメントからなる並設スイッチ11を介して多相交流電路4に接続されている。図示の例では並設スイッチ11は多相交流電路4の相線数から1つ減じた数のスイッチエレメントを接続線12に接続する構成になっているが、これは絶縁筐体1内の限られたスペースに収容するため、スイッチエレメントの数を減じたものであり、スペースに余裕があれば全ての接続線12にスイッチエレメントが接続されることになる。
【0008】
スイッチエレメントは図2に構成の一例を示すように、スイッチ本体11aにアクチュエータ11bが設けられており、このアクチュエータ11bの図において右端を押圧することにより動作部11cを押圧してオフになる構成とされている。また、13は並設スイッチ11の各スイッチエレメントを絶縁筐体1の外部からオン・オフするための操作ボタンで、図2に示すように、全スイッチエレメントのアクチュエータ11bに跨って設けられ、例えば図2の右方に操作ボタン13を移動させてアクチュエータ11bを押圧することにより全スイッチエレメントを一括してオフにし、また、図2の左方に操作ボタン13を移動させてアクチュエータ11bをバネ作用で復帰させ図示の状態にすることにより全スイッチエレメントを一括してオンにすることができる。
通常時においては、並設スイッチ11はオン状態にあり、漏電検出回路7が所定レベル以上の漏洩電流を検出して遮断信号を出力した時は、引き外し装置のサイリスタ8が作動して引き外しコイル9が通電され、開閉接点5を開離して多相交流電路4に接続された負荷を電源から遮断する。
【0009】
そして、漏電遮断器自身または漏電遮断器に接続された負荷を含む電路の相間の絶縁耐圧テストを実施する時には並設スイッチ11をオフにする。並設スイッチ11はその各アクチュエータが上述のように、操作ボタン13と係合しており、操作ボタン13の移動により同時に開閉操作が可能となっている。並設スイッチ11をオフにすることで、電源回路10及び漏電検出回路7が電気的に中立となり、相間の絶縁耐圧テストを実施しても破壊される恐れがなくなる。
このように、操作ボタン13の操作により並設スイッチ11を一括してオフにし、電源回路10及び漏電検出回路7を多相交流電路4から切り離すことにより、簡単に漏電遮断器または漏電遮断器に接続された負荷を含む電路の相間の絶縁耐圧テストを実施することができる。
【0010】
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2を図にもとづいて説明する。図3は、実施の形態2の構成を示す漏電遮断器の正面図、図4、図5は実施の形態2の動作を説明する説明図である。これらの図において、図1、図2と同一または相当部分には同一符号を付して説明を省略する。図1、図2と異なる点は、並設スイッチ11のオフ時に漏電遮断器が投入できないようにした点である。
操作ボタン13は漏電遮断器を開閉操作する取手14の近傍で取手14の操作方向と直交する方向に移動して並設スイッチ11をオン・オフするように絶縁筐体1に設置されている。また、操作ボタン13の移動方向先端、即ち図2における操作ボタン13の右端に延長部分として形成されたストッパー13aが設けられると共に、このストッパー13aが並設スイッチ11のオフ時に絶縁筐体1に形成された取手14の貫通孔1aの一端部、即ち取手14の投入位置の側面に形成された小孔1bから図3に示すように、貫通孔1aの内方に突出し、取手14の投入位置への回動を阻止するようになっている。
【0011】
図4に示す操作ボタン13の位置ではストッパー13aは貫通孔1aの内方に突出していないため、取手14は投入可能である。このとき、操作ボタン13は並設スイッチ11をオンに維持しており、漏電遮断器は漏電検出により遮断できる状態にある。操作ボタン13を図4の状態から右方に移動させて図5に示す位置となった時は、取手14はトリップまたはオフ位置にあって開閉接点5は開路状態となっている。そして、操作ボタン13のストッパー13aは貫通孔1aの内方に突出していて取手14の投入動作を阻止する。このとき、操作ボタン13は並設スイッチ11をオフにして漏電検出回路7を多相交流電路4から電気的中立にしているため、相間の絶縁耐圧テストを実施できる状態にある。
操作ボタン13は絶縁耐圧テスト実施のとき、図5に示す位置に人手で並設スイッチ11のオフ方向へ操作移動させる。このとき、取手14がオン位置にあれば、取手14をオフにしてから操作ボタン13を移動させなければならないため、絶縁耐圧テスト実施時には確実に漏電検出回路7を多相交流電路4から電気的中立にすることができる。
【0012】
実施の形態3.
次に、この発明の実施の形態3を図にもとづいて説明する。図6は、実施の形態3の構成を示す漏電遮断器の正面図である。この図において、図3〜図5と同一または相当部分には同一符号を付して説明を省略する。図3〜図5と異なる点は、操作ボタン13のストッパー13aにカム手段を設けて取手14の開閉操作と操作ボタン13とを連動させるようにした点である。即ち、操作ボタン13の移動方向先端のストッパー13aを形成していた部分を図示のように、傾斜面を有するカム腕13bとしたものである。また、操作ボタン13は付勢バネ13cにより並設スイッチ11のオフ方向へ付勢される構成とされている。
【0013】
取手14を投入方向に操作すると、取手14の側面がカム腕13bの傾斜面と係合してカム腕13bを付勢バネ13cに抗して図の左方向に押し、操作ボタン13を図において左方に移動させて並設スイッチ11をオンにする。
また、取手14をトリップまたはオフ位置に操作すると、操作ボタン13のカム腕13bが付勢バネ13cの押圧力により傾斜面に沿って図の右方に移動し、取手14がトリップまたはオフ位置に至った時には、図6に示すように、操作ボタン13が並設スイッチ11のオフ方向へ押し出される。
この実施の形態によれば上述のように、取手14の開閉操作に連動して並設スイッチ11をオン・オフさせることができるため、より確実に漏電検出回路7を多相交流電路4から電気的中立にすることができ、相間の絶縁耐圧テストを実施することができる。
【0014】
実施の形態4.
次に、この発明の実施の形態4を図にもとづいて説明する。図7は、実施の形態4の構成を示す漏電遮断器の要部断面図である。この図において、図3〜図5と同一または相当部分には同一符号を付して説明を省略する。図3〜図5と異なる点は、漏電遮断器の開閉接点の可動接触子と連動して並設スイッチ11をオン・オフするレバーを設けた点である。
図示のように、開閉接点5の一方の接点である可動接点が固着されている可動接触子5aは可動子ホルダ5bに保持され、開閉機構(図示せず)による回動によって接離されるようになされている。
【0015】
この可動子ホルダ5bに一端が係合して可動子ホルダ5bと連動し、他端が並設スイッチ11の動作部11cに係合したレバー15が設けられ、漏電遮断器のオンの時、即ち可動子ホルダ5bが図において時計方向に回動して開閉接点5が接触状態となった時、レバー15は軸15aを中心にして図において時計方向に回動し、並設スイッチ11の動作部11cを押圧していたレバー15の他端が並設スイッチ11の動作部11cから離れる方向に回動するため、並設スイッチ11はオンとなり、漏電検出回路7は動作可能となる。また、開閉接点5の開離状態ではレバー15は軸15aを中心にして図において反時計方向に回動し、レバー15の他端が並設スイッチ11の動作部11cを押圧するため、並設スイッチ11はオフとなり、漏電検出回路7を多相交流電路4から電気的中立にして相間の絶縁耐圧テストの実施が可能となる。
【0016】
実施の形態4は以上のように構成されているため、漏電遮断器の付属装置として周知の補助スイッチ機構を利用することが可能となる。即ち、並設スイッチ11に小形スイッチを並列に設けるだけでよいため、在来製品に特別な構造変更を施すことなく、相間の絶縁耐圧テストを実施することが可能な漏電遮断器にすることができる。
【0017】
実施の形態5.
次に、この発明の実施の形態5を図にもとづいて説明する。図8は、実施の形態5の構成を示す漏電遮断器の要部断面図である。この図において、図7と同一または相当部分には同一符号を付して説明を省略する。図7と異なる点は、並設スイッチ及びトリップバーの押手を漏電遮断器の付属装置カバーに設け、付属装置カバーの開閉と連動して並設スイッチのオン・オフ及びトリップバーの動作を行なわせるようにした点である。
付属装置カバー16は、図8に示すように、漏電遮断器の状態を外部信号にする補助スイッチや警報スイッチ等の内蔵付属装置(いずれも図示せず)を取り付けるための取付部1cをカバーするもので、絶縁筐体1に設けられた支軸16cによって開閉可能に軸支されている。また、付属装置カバー16の端部(図8では下端)には並設スイッチ11の動作部11c(図7参照)を押圧する第1の押手16aと漏電遮断器のトリップバー17を動作させる第2の押手16bが設けられ、両押手は付属装置カバー16の開閉により矢印で示すように、支軸16cを中心に回動するようになっている。
【0018】
付属装置カバー16が閉状態の場合には、第1の押手16aは並設スイッチ11の動作部11cから離れ、並設スイッチ11はオン状態にあり、第2の押手16bもトリップバー17から離れているため、漏電遮断器をオン状態に維持している。従って、漏電検出回路7への電源供給があり、多相交流電路4の所定レベル以上の漏洩電流を検出した時は遮断動作がなされる。
しかし、図8に示すように、付属装置カバー16を矢印で示すように回動して開くと、これに連動して第1の押手16aが図示のように並設スイッチ11の動作部11cを押圧して並設スイッチ11をオフにすると共に、第2の押手16bがトリップバー17を押圧して強制的に開閉機構を動作させ、開閉接点5を開離する。
【0019】
実施の形態5は以上のように構成されているため、付属装置カバー16が閉じている通常状態においては、漏電検出回路7は作動状態となるが、付属装置カバー16を開いた状態では並設スイッチ11がオフとなり、漏電検出回路7を多相交流電路4から電気的中立にし、相間の絶縁耐圧テストが実施できる状態となる。なお、図8は、第2の押手16bがトリップバー17を押圧する例を示しているが、トリップバーに代えて引き外しコイル9のプランジャを押圧して遮断動作させるようにしてもよい。
【0020】
【発明の効果】
この発明に係る漏電遮断器は、多相交流電路の漏洩電流を検出する零相変流器と、この零相変流器の二次出力が所定レベル以上のとき遮断信号を出力する漏電検出回路と、上記遮断信号にもとづいて上記多相交流電路の開閉接点を開放する引き外し装置と、上記多相交流電路の複数相に接続され、上記漏電検出回路及び引き外し装置の電源を形成する電源回路とを絶縁筐体に収容した漏電遮断器において、上記多相交流電路と電源回路とを接続する相対応の接続線の各線または1線を除く各線に接続され、一括してオン・オフされる複数のスイッチ手段を設けると共に、上記漏電遮断器を開閉する取手に隣接して上記絶縁筐体に設けられ、上記取手の操作方向と直交する方向に移動可能な延長部分を有し、上記スイッチ手段をオン・オフする操作ボタンを備え、上記延長部分は上記操作ボタンによる上記スイッチ手段のオフ時に上記取手の回動経路に移動し上記取手の投入位置への回動を阻止するようにされたものであるため、スイッチ手段である並設スイッチをオフにすることにより相線から一括して漏電検出回路及び電源回路を多相交流電路から電気的に中立にできるので、相間の絶縁耐圧テストを実施することによる漏電検出回路及び電源回路の破壊を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における漏電遮断器の構成を示す内部接続図である。
【図2】 実施の形態1の並設スイッチの構成の一例を示す概略図である。
【図3】 この発明の実施の形態2の構成を示す漏電遮断器の正面図である。
【図4】 実施の形態2の動作を説明する説明図である。
【図5】 実施の形態2の動作を説明する説明図である。
【図6】 この発明の実施の形態3の構成を示す漏電遮断器の正面図である。
【図7】 この発明の実施の形態4の構成を示す漏電遮断器の要部断面図である。
【図8】 この発明の実施の形態5の構成を示す漏電遮断器の要部断面図である。
【符号の説明】
1 絶縁筐体、 1a 貫通孔、
1b 小孔、 1c 取付部、
2 電源側端子、 3 負荷側端子、 4 多相交流電路、
5 開閉接点、 6 零相変流器、 7 漏電検出回路、
8 サイリスタ、 9 引き外しコイル、 10 電源回路、
11 並設スイッチ、 11a スイッチ本体、
11b アクチュエータ、 11c 動作部、 12 接続線、
13 操作ボタン、 13a ストッパー、 13b カム腕、
13c 付勢バネ、 14 取手、 15 レバー、
16 付属装置カバー、 16a 第1の押手、
16b 第2の押手、 16c 支軸。
Claims (3)
- 多相交流電路の漏洩電流を検出する零相変流器と、この零相変流器の二次出力が所定レベル以上のとき遮断信号を出力する漏電検出回路と、上記遮断信号にもとづいて上記多相交流電路の開閉接点を開放する引き外し装置と、上記多相交流電路の複数相に接続され、上記漏電検出回路及び引き外し装置の電源を形成する電源回路とを絶縁筐体に収容した漏電遮断器において、上記多相交流電路と電源回路とを接続する相対応の接続線の各線または1線を除く各線に接続され、一括してオン・オフされる複数のスイッチ手段を設けると共に、上記漏電遮断器を開閉する取手に隣接して上記絶縁筐体に設けられ、上記取手の操作方向と直交する方向に移動可能な延長部分を有し、上記スイッチ手段をオン・オフする操作ボタンを備え、上記延長部分は上記操作ボタンによる上記スイッチ手段のオフ時に上記取手の回動経路に移動し上記取手の投入位置への回動を阻止するようにされたことを特徴とする漏電遮断器。
- 多相交流電路の漏洩電流を検出する零相変流器と、この零相変流器の二次出力が所定レベル以上のとき遮断信号を出力する漏電検出回路と、上記遮断信号にもとづいて上記多相交流電路の開閉接点を開放する引き外し装置と、上記多相交流電路の複数相に接続され、上記漏電検出回路及び引き外し装置の電源を形成する電源回路とを絶縁筐体に収容した漏電遮断器において、上記多相交流電路と電源回路とを接続する相対応の接続線の各線または1線を除く各線に接続され、一括してオン・オフされる複数のスイッチ手段を設けると共に、上記漏電遮断器を開閉する取手に隣接して上記絶縁筐体に設けられ、上記取手の操作方向と直交する方向に移動可能な延長部分を有し、上記スイッチ手段をオン・オフする操作ボタンを備え、上記延長部分の先端をカム腕にすると共に、上記カム腕が上記取手の回動経路に常時位置するように上記操作ボタンを付勢する付勢バネを設け、上記取手の投入操作時に上記取手が上記カム腕に係合して上記カム腕を上記スイッチ手段のオン方向に駆動すると共に、上記取手の開放操作時に上記付勢バネによって上記操作ボタンのカム腕を常時位置に駆動させるようにしたことを特徴とする漏電遮断器。
- 上記絶縁筐体に開閉自在に軸支され、上記絶縁筐体内の付属装置を覆う付属装置カバーと、上記付属装置カバーに設けられた押手とを備え、上記付属装置カバーを開いたとき、上記押手が上記スイッチ手段をオフにすると共に、上記漏電遮断器のトリップバーまたは引き外しコイルのプランジャを動作させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の漏電遮断器。
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