JP4592578B2 - 継手装置 - Google Patents

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Description

本発明は、フレキシブルチューブを例えばガス機器やガス栓等に接続するための継手装置に関する。
一般に、炊飯器、ガスストーブ、ガスファンヒータ等のガス機器や、屋内の壁面等に埋設されるガスコンセント等のガス栓には、プラグが設けられている。一方、例えばガス機器とガス栓との接続にはガスホース等のフレキシブルチューブが用いられ、このフレキシブルチューブの一端部には、プラグに着脱自在に装着される継手部材(所謂、ソケット)が設けられている。したがって、例えばガス機器を使用する際には、フレキシブルチューブの一端部の継手部材をガス機器等のプラグに着脱自在に装着することにより、ガス機器とガス栓とがフレキシブルチューブを介して接続され、ガス栓からの燃焼用ガスがフレキシブルチューブを通してガス機器に供給される。
継手部材とプラグとで構成される従来の継手装置の代表的なものは、例えば図9に示すように構成されている(例えば、特許文献1〜3参照)。この従来の継手装置では、プラグ102は筒状の接続部104を有しており、この接続部104には、第1環状部106、ロック溝部108及び第2環状部110が設けられている。また、継手部材112は、流路114が形成された筒状本体116と、筒状本体116の内周側に設けられた作動部材118と、筒状本体116の外周側に設けられた摺動部材120と、筒状本体116の一端部に配設された複数のロック用ボール122とを備えている。作動部材118及び摺動部材120は軸線方向(図9において左右方向)に移動自在に装着されており、また、作動部材118は第1スプリング部材124により図9において右方に弾性的に付勢され、摺動部材120は第2スプリング部材126により図9において右方に弾性的に付勢される。また、複数のロック用ボール122は、筒状本体116の径方向に移動自在に装着されている。さらに、作動部材118の一端部には、Oリング等のシール部材128が装着されている。
継手部材112がプラグ102の接続部104に装着されると、プラグ102の先端部の第1環状部106が作動部材118の一端部に作用し、この作動部材118が第1スプリング部材124の弾性作用に抗して矢印Xで示す方向に移動し、また複数のロック用ボール122がプラグ102のロック溝部108に嵌り込み、摺動部材120が第2スプリング部材126の弾性作用によって矢印Yで示す方向に移動する。このように摺動部材120が移動すると、摺動部材120の内周面がプラグ102のロック溝部120に嵌り込んだ複数のロック用ボール122を被い、継手部材112とプラグ102の接続部104とがロック状態に接続される。また、上記のように作動部材118が移動すると、作動部材118に設けたバルブ部130が流路114を開放し、燃焼用ガスが筒状本体106内の流路114を通じてプラグ102内へ流れる。この接続状態においては、シール部材128がプラグ102の第1環状部116と気密的に密着してシールし、これにより、接続部104の外周部と筒状本体116の内周部との間がシール部材128を介してシールされ、燃焼用ガスの外部への漏れが防止される。
実開昭60−108888号公報 実開昭60−108889号公報 実開昭60−108890号公報
しかしながら、上述のような従来の継手装置では次のような問題が生じる。例えばガス機器を使用せず、継手部材112をプラグ102から外した状態では、プラグ102が外部に露出しており、それ故に、空気中に舞った塵埃等の異物がプラグ102の表面に付着し易くなる。プラグ102の第1環状部106に異物が付着した状態で継手部材112をプラグ102に装着すると、この異物によりシール部材128のシール性能が低下し、このシール部材128と第1環状部106との間に僅かな隙間が生じるおそれがある。そして、両者間にこのような隙間が生じると、筒状本体116内を流れる燃焼用ガスがこの隙間を通して継手装置112の外部へ漏れてしまうという問題が生じる。即ち、図9に破線矢印Aに示すように、筒状本体116内から作動部材118内を通してプラグ102に送給される燃焼用ガスの一部が、シール部材128とプラグ102の第1環状部106との間を通り、筒状本体116の内周面とプラグ102の接続部104の外周面との間の隙間を通って継手装置102の外部へ漏出する。
また、例えばガス機器としてガス炊飯器である場合、炊飯中に炊飯器の蓋に設けた蒸気穴から蒸気とともに粘着性の澱粉質、所謂おねばが吹きこぼれることがあり、この吹きこぼれがプラグ102と継手部材112との間の隙間を通して内部に浸入してしまうことがある。更に、炊飯器は炊事場で使用されることが多く、食器等の洗浄時に飛散した液体洗剤等が、プラグ102と継手部材112との間の隙間を通して内部に浸入してしまうことがある。このような吹きこぼれや液体洗剤等の液状の異物がシール部材128に付着するとシール部材128が劣化し、シール部材128のシール性能が低下するおそれがある。
本発明の目的は、継手部材とプラグとの接続部におけるガス漏れを確実に防止することのできる継手装置を提供することである。
本発明の請求項1に記載の継手装置は、接続部を有するプラグと、前記接続部に着脱自在に装着される継手部材とから構成される継手装置であって、
前記接続部は、第1環状部、ロック溝部及び第2環状部を有しており、
前記継手部材は、軸線方向に延びる流路が形成された筒状本体と、前記筒状本体の内周側に設けられた作動部材と、前記筒状本体の外周側に設けられた摺動部材と、前記筒状本体の一端部に周方向に間隔をおいて配設された複数のロック用ボールとを備え、前記作動部材及び前記摺動部材は前記軸線方向に移動自在に装着され、前記複数のロック用ボールは径方向に移動自在に装着されており、
更に、前記作動部材の一端部には第1シール部材が装着され、前記第1シール部材は、径方向に間隔をおいて配設され且つ前記プラグの前記第1環状部に付着した異物を除去してシールするための一対のシール部を備え、前記一対のシール部の先端部がテーパ状に先細に形成されており、
前記継手部材を前記プラグの接続部に着脱自在に装着すると、前記複数のロック用ボールが前記プラグの前記ロック溝部にロック嵌合し、またこの装着の際に、前記第1シール部材の前記一対のシール部が前記プラグの前記第1環状部の外周面を擦るように作用した後に前記第1環状部の前記外周面との間をシールすることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に記載の継手装置では、前記筒状本体には第2シール部材が装着され、更に、前記筒状本体における前記複数のロック用ボールよりも内側部位と前記摺動部材との間には、両者間をシールする第3シール部材が介在され、前記筒状本体における前記複数のロック用ボールよりも外側部位と前記摺動部材との間には、両者間をシールする第4シール部材が介在されており、
前記継手部材を前記プラグの接続部に着脱自在に装着すると、前記複数のロック用ボールが前記プラグの前記ロック溝部にロック嵌合し、また前記第1シール部材の前記一対のシール部が前記プラグの前記第1環状部との間をシールするととともに、前記第2シール部が前記プラグの前記第2環状部との間をシールすることを特徴とする。
また、本発明の請求項3に記載の継手装置では、前記筒状本体には、更に、前記第2シール部材を圧縮するための作用部材が軸線方向に移動可能に設けられており、
前記継手部材を前記プラグの接続部に着脱自在に装着すると、前記プラグの一部が前記作用部材に作用して前記第2シール部材を圧縮し、これによって、前記第2シール部材が前記プラグの前記第2環状部との間をシールすることを特徴とする。
本発明の請求項1に記載の継手装置によれば、作動部材の一端部には第1シール部材が装着され、この第1シール部材は一対のシール部を有しているので、継手部材をプラグの接続部に装着した際に、第1環状部と作動部材との間が第1シール部材の一対のシール部によって二重にシールされる。従って、第1環状部への異物の付着等により第1シール部材の一方のシール部においてシール性能が低下した場合でも、このシール部材の他方のシール部のシール性能が維持されており、かくして、継手部材とプラグとの接続部における充分なシール性能を確保することができ、かかる接続部におけるガス漏れを確実に防ぐことができる。また、第1シール部材の一対のシール部の先端部がテーパ状に先細に形成されているので、継手部材をプラグの接続部に装着する際に、第1シール部材の一対のシール部がプラグの第1環状部の外周面を擦るように作用し、このように作用することによって、第1環状部の外周面に付着した埃等の異物が除去され、かくして、第1シール部材の一対のシール部によるシール不良の発生をより少なくすることができる。
また、本発明の請求項2に記載の継手装置によれば、筒状本体に第2シール部材が装着されているので、継手部材をプラグの接続部に装着した際に、第1環状部と作動部材との間が第1シール部材の一対のシール部によって二重にシールされ、更に筒状本体とプラグの第2環状部との間が第2シール部材によりシールされる。従って、継手部材とプラグとの接続部が三重にシールされ、かかる接続部におけるシール性能を一層高めることができる。また、炊飯時の吹きこぼれ、液体洗剤等の液状の異物が内部に侵入しても、かかる異物の侵入が第2シール部材により阻止されて第1シール部材に達することがなく、第1シール部材の劣化を防止することができる。加えて、筒状本体における複数のロック用ボールよりも内側部位と摺動部材との間に第3シール部材が介在され、更に筒状本体における複数のロック用ボールよりも外側部位と摺動部材との間に第4シール部材が介在されているので、万一第1シール部材を通して燃料用ガスが漏れたとしても筒状本体と摺動部材との間を通して外部に漏れるのを確実に防止することができる。
また、本発明の請求項3に記載の継手装置によれば、筒状本体に第2シール部材及びこれを圧縮するための作用部材が設けれているので、継手部材をプラグに装着すると、プラグの一部が作用部材に作用して第2シール部材を圧縮しシールするようになり、従って、継手部材の装着時の力を小さくして装着操作を容易にすることができるとともに、第2シール部材によるシール力を高めることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に従う継手装置の一実施形態について説明する。図1は、本発明による継手装置の一実施形態において、継手部材をプラグから外した状態で示す外観図であり、図2は、図1の継手装置において継手部材を断面で示す要部断面図であり、図3は、図1の継手装置の第1シール部材を拡大して示す断面図であり、図4は、図1の継手装置において、継手部材をプラグに接続した状態で示す断面図であり、図5は、図1の継手装置の接続状態の一部を拡大して示す部分拡大断面図である。
図1及び図2において、図示の継手装置2は、接続部4を有するプラグ6と、接続部4に着脱自在に装着される継手部材8とから構成される。プラグ6は、例えばガスストーブ、ガスファンヒータ、ガス炊飯器等のガス機器7に設けられ、ガスチューブ10及び継手部材8を介してガス栓(図示せず)からの燃焼用ガスがこのプラグ6内に供給される。
プラグ6は、プラグ本体部12と、このプラグ本体12の先端部に設けられた作用突部13と、この作用突部13の先端部に設けられた接続部4とを備え、接続部4に継手部材8(後述する)の一端部(図2において右端部)が着脱自在に装着される。接続部4、作用突部13及びプラグ本体部12は一体的に構成され、これら接続部4、作用突部13及びプラグ本体部12の内部は連通され、かかる連通空間(ガス流路を構成する)を通して燃料用ガスが送給される。プラグ本体部12はガス機器に直接的に設けられており、プラグ6を通して送給される燃焼用ガスがガス機器7の燃焼部(例えば、燃焼バーナ)に供給される。
作用突部13の外径はプラグ本体部12の外径よりも小さく、接続部4の外径は作用突部13の外径より小さく形成されている。接続部4には、第1環状部14、ロック溝部16及び第2環状部18が設けられている。第1環状部14は接続部4の一端部(先端部)に設けられ、その外径が先端に向けてテーパ状に小さくなっており、第2環状部18は接続部4の他端部(作用突部13側の基部)に設けられ、その外径は円筒状で一定の大きさであり、またロック溝部16は、第1環状部14と第2環状部18との間に設けられ、その溝部の形状は断面V字状に形成されている。尚、この実施形態では、第1環状部14とロック溝部16との間には、第2環状部18と外径が等しい短円筒状部19設けられている。
ガスチューブ10は、可撓性を有する例えばゴムホース等で構成され、都市ガス、LPガス等の燃焼用ガスがこのガスチューブ10を通して継手部材8に送給される。継手部材8の他端部(図2において左端部)には筒状のコネクタ20が設けられており、ガスチューブ10はコネクタ20に接続される。
継手部材8は、軸線方向(図2において左右方向)に延びる流路28が形成された筒状本体30と、筒状本体30の内周側に設けられた作動部材32と、筒状本体30の外周側に設けられた摺動部材34と、筒状本体30の一端部に周方向に間隔をおいて配設された複数のロック用ボール36と、筒状本体30の外周側を覆うカバー部材38とを備えている。
筒状本体30は、円筒状に構成されており、その内部には流路28が形成され、筒状本体30の軸線方向に延びている。流路28の軸線方向略中央部には、ガスの流通を遮断するための弁手段40(後述する)が配設されている。筒状本体30の他端部には、コネクタ20の一端部が接続され、筒状本体30から突出するコネクタ20の他端部にガスチューブ10が接続されている。このコネクタ20の外周面にはOリング等で構成される環状シール部材44が装着され、コネクタ20と筒状本体30との間が環状シール部材44によって気密的にシールされる。
この筒状本体30の一端側には、筒状本体30の周方向に所定の間隔をおいて複数のボール溝部46が設けられている。複数のボール溝部46は筒状本体30を径方向に貫通し、これらボール溝部46にはそれぞれ対応するロック用ボール36が配設され、各ロック用ボール36はボール溝部46内を筒状本体30の径方向に移動自在に収容されている。ロック用ボール36は例えば鋼球から構成され、その外径はボール溝部46の内径と実質上等しく、或いはその内径よりも僅かに小さく形成されている。この筒状本体30の外周面側におけるボール溝部46の周縁部の一部には、筒状本体30の一端に向けて半径方向外方に傾斜した環状の傾斜面54が形成されている。
作動部材32は中空円筒状の作動棒48を備え、この作動棒48の一端部には外径が幾分大きい拡大径部50が設けられ、その他端部には弁手段40の弁体64が設けられ、作動棒48と弁体64とはカシメ等により一体に固定されている。この作動部材32は、軸線方向に移動自在に筒状本体30の内側に装着されている。作動棒48は中空筒状に構成され、その環状の拡大径部50の端面部には、環状のシール部材66(第1シール部材を構成する)が装着されている。また、作動棒48の他端側には、径方向外方に突出した環状の係止爪68が設けられ、この係止爪68に関連して、筒状本体30の内周面には径方向内方に突出する係止片56が設けられている。
弁体64には一端面(図2において右端面)に開放する凹部63が設けられ、この凹部63が他端に向けて軸線方向に延びている。この弁体64の中間部には、周方向に間隔をおいて複数のスリット開口70が設けられ、またその他端部の外周面には、環状の弁突部65が径方向外方に突出して設けられ、この環状弁突部65が弁手段40の弁部として機能する。この環状弁突部65に関連して、筒状本体30の内周面には小径スリーブ部67が設けられ、この小径スリーブ部67がバルブ手段40の弁座部として機能する。
この弁突部65とコネクタ20との間には、例えばコイルスプリングから構成される第1スプリング部材26が介在され、弁体64(即ち、作動部材32)は第1スプリング部材26により図2中の矢印Pで示す方向に弾性的に付勢される。このように構成されているので、プラグ6に継手部材8を装着していない状態では、図2に示すように、第1スプリング部材26が作動部材32を矢印Pで示す方向に弾性的に付勢し、作動棒48の係止爪68が筒状本体30の係止片56に当接した係止状態に保持される。この係止状態においては、環状弁突部65の外周部は筒状本体30の小径スリーブ部67の内周面に気密的に接触し、弁体64が流路28を遮断し、弁手段40は閉状態に保持され、流路28を通しての燃焼用ガスの送給が停止される。一方、作動棒48及び弁体64が後述するようにして矢印Pで示す方向と反対方向に移動されると、図4に示すように、弁体64の環状弁突部65が筒状本体30の小径スリーブ部67から離れて弁手段40が開状態になり、ガスチューブ10からの燃焼用ガスは、破線で示すように、流路28、弁体64のスリット開口70、凹部63及び作動棒48の内部を通って下流側に送給される。
カバー部材38は、筒状に構成されており、筒状本体30の外周面の他端側を覆っている。カバー部材38の内周面の一部は、筒状本体30の外周面の他端側に固定的に装着されており、継手部材8をプラグ6に装着又は脱着する際には、このカバー部材38を手で掴んで押すように構成されている。また、カバー部材38の一端側(摺動部材34に対向する側)には環状凹部72が設けられ、この環状凹部72はカバー部材38の一端まで延び、カバー部材38の一端側の内周面と筒状本体30の外周面との間に環状の収納空間が形成されている。
摺動部材34は、中空円筒状に構成され、軸線方向(図2及び図4において左右方向)に移動自在となるように筒状本体30の外周面の一端側(プラグ6に接続される側)に装着されている。摺動部材34の一端側の内周面には一端に向けて径方向外方に傾斜する傾斜面52が形成され、その他端側(カバー部材38が設けられている側)の外周面には環状凹部78が設けられている。この環状凹部78は摺動部材34の他端まで延び、カバー部材38の一端側がこの環状凹部78を被嵌するように設けられ、カバー部材38と摺動部材34との間に、環状凹部72に収容されるように第2スプリング部材76が介在されている。第2スプリング部材76は例えばコイルスプリングから構成され、摺動部材34を図2中の矢印Pで示す方向に弾性的に付勢する。
このように構成されているので、継手部材8をプラグ6に装着していない状態においては、図2に示すように、作動棒48及び弁体64は図2に示す位置に保持され、作動棒48の拡大径部50は筒状本体30のボール溝部46の内側に位置し、各ボール溝部46に収容されたロック用ボール36をボール溝部46内に保持し、ロック用ボール36は非ロック状態に保持される。この非ロック状態においては、ロック用ボール36の上部はボール溝部46から径方向外方に幾分突出した状態に保持される。第2スプリング部材76は上述したように摺動部材34を矢印Pで示す方向に弾性的に付勢し、従って、摺動部材34は、その傾斜面52がロック用ボール36の上部に当接する状態、すなわち図2に示す状態に保持される。
次に、主として図3を参照して、作動部材32に装着された環状シール部材66について説明すると、図示のシール部材66はリング状のシール本体67を有し、このシール本体67の片側面に径方向に所定の間隔をおいて一対の環状シール部69,71が設けられ、これら環状シール部69,71はシール本体67の上記片側面から外方に突出しており、プラグ6の第1環状部14の形状に対応して、径方向外側のシール部71が径方向内側のシール部69よりも外方に大きく突出している。
次に、継手部材8をプラグ6に装着する方法について、図2、図4及び図5を参照して説明する。継手部材8を装着するには、プラグ6の接続部4を被嵌するように継手部材8を矢印Y(図4)で示す方向に押し込めばよい。このように押し込むと、プラグ6の第1環状部14が継手部材8の作動部材32の拡大径部50に装着された環状シール部材66に当接し、作動部材32が第1スプリング部材26の付勢力に抗して図4中の矢印Xで示す方向に移動する。このように作動部材32が相対的に移動すると、作動部材32の拡大径部50が筒状本体30のボール溝部46から後退するとともに、プラグ6の接続部4のロック溝部16がボール溝部46に位置し、ボール溝部46に収容されていた複数のロック用ボール36はボール溝部46内で径方向内方に移動し、それらの一部がロック溝部16に嵌り込んでロック嵌合される。このようにロック嵌合されると、ロック用ボール36が摺動部材34の傾斜面52から外れ、この摺動部材34は、第2スプリング部材76の付勢力により筒状本体30の外周側を摺動しながら図3中の矢印Yで示す方向に移動し、この傾斜面52が筒状本体30のボール溝部46に設けた傾斜面54に当接するまで移動する。このように移動すると、摺動部材34は複数のロック用ボール36の径方向外側に位置し、この摺動部材34によりロック用ボール36の径方向外方への移動が阻止され、ロック用ボール36によるロック状態が保持される。
また、作動部材32が図4中の矢印Xで示す方向に筒状本体30に対して相対的に移動すると、この作動部材32と一体的に弁体64が移動し、バルブ体64の環状弁突部65が筒状本体30の小径スリーブ部67から解離し、弁手段40が開状態となって筒状本体30の流路28が開放され、ガスチューブ10からの燃焼用ガスが、図3中に破線矢印で示すように流れてプラグ6に送給される。
このようにプラグ6に継手部材8を接続した状態においては、図5に示すように、作動部材32に装着されたシール部材66の一方のシール部69が接続部4の第1環状部14の先端部外周面に作用して気密的にシールし、またシール部材66の他方のシール部71が上記第1環状部14の基部外周面に作用して気密的にシールし、作動部材32とプラグ6の第1環状部14との間がシール部材66の一対のシール部69,71により二重にシールされる。従って、作動部材32とプラグ6の接続部4との間が確実にシールされ、仮にシール部材66の一方のシール部69(又は71)のシール性能が異物の介在等により低下しても他方のシール部71(又は69)でもって所望のシール性能を確保することができる。
継手部材8をプラグ6から脱着する場合には、手でもって摺動部材34を図4中の矢印Xで示す方向に移動させて継手部材8をプラグ6から抜けばよい。このように摺動部材34を移動させると、ロック溝部16にロック嵌合されていたロック用ボール36が、ボール溝46内で径方向外方に移動して非ロック状態となる。この状態で、継手部材8を図3中の矢印Xで示す方向に引き抜くと、作動部材32が第1スプリング部材26の付勢力を受けて図3中の矢印Yで示す方向に移動し、弁体64の環状弁突部65が筒状本体30の小径スリーブ67の内周面に気密的に接触して流路28を遮断し、弁手段40は閉状態に保持される。
この実施形態においては、シール部材66(第1シール部材)を作動部材32の作用部50に設けているが、これとは反対に、プラグ6の接続部4の第1環状部14に設けるようにしてもよい。
また、作動部材に装着される環状シール部材(第1シール部材)として、例えば、図6に示す形態のものを用いるようにしてもよい。尚、以下の実施形態において、上述した実施形態と実質上同一の部材には同一の参照番号を付し、その説明を省略する。
図6において、この変形形態でも、シール部材66Aは、環状のシール本体67の片側面に径方向に間隔をおいて配設された一対のシール部69A,71Aを備え、これらシール部69A,71Aの先端部がテーパ状に先細に形成されている。このように構成することによって、プラグ6に継手部材8を装着する際に、これらシール部69A,71Aの先端部がプラグ6の第1環状部14の外周面を擦るように作用し、この第1環状部14の外周面に付着した埃等の異物を除去し、これによって、シール部材66Aの一対のシール部69A,71Aによるシール不良の発生をより少なくすることができる。
次に、図7及び図8を参照して、継手装置の他の実施形態について説明する。図7は、他の実施形態の継手装置において、継手部材をプラグから外した状態で示す断面図であり、図8は、図7の継手装置において、プラグに継手部材を接続した状態を拡大して示す部分拡大断面図である。
図7及び図8において、この実施形態の継手装置2Bでは、作動部材32の拡大径部50とプラグ6の第1環状部14との間に介在されるシール部材66(第1シール部材)に加えて、筒状本体30Bの一端部とプラグ6の第2環状部18との間にシール部材82(第2シール部材)が設けられている。筒状本体30Bの一端部内周面には環状の収容凹部84が設けられ、この収容凹部84は筒状本体30の一端に開口し、この収容凹部84の底部(図7及び図8において左側端部)に、例えばOリング等で構成される環状シール部材82が配設されている。また、この収容凹部84の開口側にはスリーブ状の作用部材85が装着され、この作用部材85は軸線方向(図7及び図8において左右方向)に移動可能に構成されている。この作用部材85は、プラグ6から継手部材8Bを外した状態では、図7に示すように、筒状本体30Bの一端から軸線方向外方に突出し、また、プラグ6に継手部材8Bを装着すると、プラグ6の作用突部13の端面が作用する。
この継手部材2Bでは、更に、筒状本体30Bと摺動部材34Bとの間に環状シール部材86,88が設けられている。この実施形態では、筒状本体30のロック用ボール36の配設部位より内側部位と対向する摺動部材34Bの内周面に装着凹部が設けられ、この装着凹部に一方のシール部材86(第3シール部材を構成する)が装着されている。また、筒状本体30のロック用ボール36の配設部位より外側部位と対向する摺動部材34Bの内周面にも装着凹部が設けられ、かかる装着凹部に他方のシール部材88(第4シール部材を構成する)が装着されている。環状シール部材86,88も例えばOリング等から構成される。この実施形態におけるその他の構成は、図1〜図5に示す実施形態と実質上同一である。
この継手装置2Bにおいて、プラグ6の接続部4に継手部材8Bを装着すると、上述したと同様にして、複数のロック用ボール36がプラグ6のロック溝部16に嵌り込んでロック嵌合され、またプラグ6の第1環状部14が作動部材32に作用し、この作動部材32と一体的に弁体64が移動して弁手段40が開状態となり、更に、作動部材32に装着されたシール部材66の一対のシール部69,71がプラグ6の第1環状部14との間をシールする。
また、継手部材8Bをプラグ6に接続する際には、プラグ6の作用突部13の端面が筒状本体30Bに装着された作用部材85に作用してシール部材82が圧縮されて径方向内方に拡大し、これによって、筒状本体30Bとプラグ6の第2環状部18との間が気密的にシールされ、このように構成することによって、継手部材8Bの装着時の力を小さくすることができるとともに、シール部材82によるシール性能を高めることができる。
更に、この継手装置2Bでは、ロック用ボール36の配設部位の軸線方向内側では、シール部材86(第3シール部材)によって筒状本体30Bの外周面と摺動部材34Bの内周面との間がシールされ、またロック用ボール36の配設部位の軸線方向外側では、シール部材88(第4シール部材)によって筒状本体30Bの外周面と摺動部材34Bの内周面との間がシールされる。従って、作動部材32とプラグ6の第1環状部14との間のシール部材66(第1シール部材)によるシール性能が低下しても、このシール部材66を通過して筒状本体30Bとプラグ6の第2環状部18との間を流れる燃焼用ガスの漏出は、シール部材82(第2シール部材)により阻止され、またボール溝部46を通って筒状本体30Bと摺動部材34Bとの間を軸線方向内側に流れる燃焼用ガスの漏出は、シール部材86(第3シール部材)により阻止され、またボール溝部46を通って筒状本体30Bと摺動部材34Bとの間を軸線方向外側に流れる燃焼用ガスの漏出は、シール部材88(第4シール部材)により阻止され、かくして、筒状本体30Bの流路28を流れる燃焼用ガスの外部への漏出を一層確実に防ぐことができる。
この実施形態においては、シール部材86,88を摺動部材34Bの内周面に設けているが、これとは反対に、これらシール部材86,88のいずれか一方、又は双方を筒状本体30Bの外周面に設けるようにしてもよい。
また、この実施形態では、作動部材32とプラグ6の第1環状部14との間をシールするシール部材66として一対のシール部69,71を備えたものを用いているが、シール部材82,86,88備える継手装置2Bでは、このシール部材(作動部材32と第1環状部14との間をシールするもの)として通常のリング状のものを用いることもできる。
以上、本発明に従う継手装置の実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能である。
例えば、上述した実施形態では、ガスストーブ、ガスファンヒータ等のガス機器のプラグ6に継手部材8(8B)を接続する場合に適用して説明したが、本発明はこのような用途に限定されず、家屋の壁等に埋設されたガス栓のプラグに継手部材を装着する場合等にも同様に適用することができる。
本発明による継手装置の一実施形態において、継手部材をプラグから外した状態で示す外観図。 図1の継手装置において継手部材を断面で示す要部断面図 図1の継手装置の第1シール部材を拡大して示す断面図。 図1の継手装置において、継手部材をプラグに接続した状態で示す断面図。 図1の継手装置の接続状態の一部を拡大して示す部分拡大断面図。 第1シール部材の他の実施形態を示す拡大断面図。 他の実施形態の継手装置において、継手部材をプラグから外した状態で示す断面図。 図7の継手装置において、プラグに継手部材を接続した状態を拡大して示す部分拡大断面図。 従来の継手装置を示す要部断面図。
符号の説明
2,2B 継手装置
4 接続部
6 プラグ
8,8B 継手部材
13 作用突部
14 第1環状部
16 ロック溝部
18 第2環状部
30,30B 筒状本体
32 作動部材
34,34B 摺動部材
36 ロック用ボール
40 弁手段
66,66A シール部材(第1シール部材)
69,71 シール部
82 シール部材(第2シール部材)
85 作用部材
86 シール部材(第3シール部材)
88 シール部材(第4シール部材)

Claims (3)

  1. 接続部を有するプラグと、前記接続部に着脱自在に装着される継手部材とから構成される継手装置であって、
    前記接続部は、第1環状部、ロック溝部及び第2環状部を有しており、
    前記継手部材は、軸線方向に延びる流路が形成された筒状本体と、前記筒状本体の内周側に設けられた作動部材と、前記筒状本体の外周側に設けられた摺動部材と、前記筒状本体の一端部に周方向に間隔をおいて配設された複数のロック用ボールとを備え、前記作動部材及び前記摺動部材は前記軸線方向に移動自在に装着され、前記複数のロック用ボールは径方向に移動自在に装着されており、
    更に、前記作動部材の一端部には第1シール部材が装着され、前記第1シール部材は、径方向に間隔をおいて配設され且つ前記プラグの前記第1環状部に付着した異物を除去してシールするための一対のシール部を備え、前記一対のシール部の先端部がテーパ状に先細に形成されており、
    前記継手部材を前記プラグの接続部に着脱自在に装着すると、前記複数のロック用ボールが前記プラグの前記ロック溝部にロック嵌合し、またこの装着の際に、前記第1シール部材の前記一対のシール部が前記プラグの前記第1環状部の外周面を擦るように作用した後に前記第1環状部の前記外周面との間をシールすることを特徴とする継手装置。
  2. 前記筒状本体には第2シール部材が装着され、更に、前記筒状本体における前記複数のロック用ボールよりも内側部位と前記摺動部材との間には、両者間をシールする第3シール部材が介在され、前記筒状本体における前記複数のロック用ボールよりも外側部位と前記摺動部材との間には、両者間をシールする第4シール部材が介在されており、
    前記継手部材を前記プラグの接続部に着脱自在に装着すると、前記複数のロック用ボールが前記プラグの前記ロック溝部にロック嵌合し、また前記第1シール部材の前記一対のシール部が前記プラグの前記第1環状部との間をシールするととともに、前記第2シール部が前記プラグの前記第2環状部との間をシールすることを特徴とする請求項1に記載の継手装置。
  3. 前記筒状本体には、更に、前記第2シール部材を圧縮するための作用部材が軸線方向に移動可能に設けられており、
    前記継手部材を前記プラグの接続部に着脱自在に装着すると、前記プラグの一部が前記作用部材に作用して前記第2シール部材を圧縮し、これによって、前記第2シール部材が前記プラグの前記第2環状部との間をシールすることを特徴とする請求項2に記載の継手装置。
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