JP4591810B2 - 花粉症アレルギー性鼻炎抑制用点鼻組成物 - Google Patents

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本発明は、花粉症のアレルギー性鼻炎を抑制するに使用される点鼻薬の組成物に関するものである。
近年、社会的問題になるほど、花粉症の増加やアトピー性皮膚炎の増加は著しいものがある。ある特定の原因物質(アレルギー抗原)を人が取り込んだ際、抗体が体の中で合成され、再びその抗原にさらされたときに症状が生じる。アレルギー反応は、その発症形態や関与する物質の違いからI型からIV型に分類されている。花粉症などアレルギー性鼻炎等のアレルギーを発症する即時型アレルギーをI型アレルギーといいい、アレルギー抗原が侵入してくると、発症に強く関与する免疫グロブリンIgEが生産され、このIgEが肥満細胞の表面にあるレセプターと結合すると、細胞の表面で架橋構造を取り、その結果、炎症を引き起こすロイコトリエンやプロスタグランジンといった化合物が放出され、風邪をひいていないのに発作性再発性のクシャミ、鼻水、鼻詰まりが特徴で、症状が1年中あるいは季節的に発症する場合がある。原因となるアレルギー抗原は、日本ではハウスダスト(ダニ)が最も多く、次にスギ花粉、その他にブタクサ花粉、カビ(真菌)等がある。花粉症に関しては、粘膜表面に存在する水分により花粉から溶出したタンパク質や糖質等に起因するものであり、近年空中飛散花粉数の増加により患者数が急増している。そこで、アレルギー性鼻炎の症状を抑制する服用剤、点鼻剤や鼻腔洗浄液等が種々提案されている。
服用剤ではI型アレルギー性鼻炎には、抗ヒスタミン薬、消炎酵素薬、抗炎症薬等が使用されていることが開示されている(例えば、特許文献1参照。)しかし、このような抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤には副作用が認められる場合が多くあり、長期に渡って使用するには安全性が問題となる。又、乳酸菌を含む食品を摂取する事により、アレルギー性鼻炎を改善することも多数開示されている(例えば、特許文献2参照。)これらは、いずれも動物実験であり、まだ人での検証がなされず、商品化には至っていない。点鼻剤としては、粘膜に直接塗布し、アレルギー性鼻炎にポリフェノールと血管収縮剤を含有するものが開示されている(例えば、特許文献3参照。)しかし、これらの薬剤は刺激があるとともに、血管収縮剤は口渇等の副作用があり、長期間使用するには問題がある。又、鼻腔洗浄液は、体液に近い濃度にした生理的食塩水等に乳化剤を加えて作られた鼻腔洗浄スプレーで、液を霧状にして鼻腔についた花粉、雑菌、埃等のアレルギー抗原を洗い流す目的で使用されている(例えば、非特許文献1参照。)しかし、これらは単なる洗い流しのた めアレルギーの抑制効果はほとんどないものである。そこで、アレルギー性鼻炎の症状を抑制するために、刺激や副作用がない点鼻剤が切望されている。
本発明は、アレルギー性鼻炎に対して、薬による副作用を生じず、化学物質により粘膜を刺激することなく、少量でクシャミ、鼻水、鼻詰りの改善に優れた効果を有する花粉症アレルギー性鼻炎抑制用点鼻組成物を提供することを目的とする。
本発明の要旨は、塩化ナトリウム0.1〜1重量%、乳化剤0.1〜2%重量、ラクトバチルス・アシドフィラス(ATCC53103)、ラクトバチルス・アシドフィラス(JCM1132)、ラクトバチルス・カゼイ(JCM1134)である乳酸菌及び水を含有することを特徴とする花粉症のアレルギー性鼻炎を抑制する点鼻組成物に存する。
本発明に用いる塩化ナトリウムは生理食塩水の組成物として用い、鼻腔粘膜に対して刺激を少なくするとともに乳酸菌の生存性を高め、乳化作用を減じないために0.2〜1.0重量%とするが、好ましくは0.6〜0.9重量%である。塩化ナトリウム以外の生理食塩水組成塩を加えることもできる。本発明における乳化剤は公知の乳化剤でよく、蔗糖脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリソルベート等でよく、点鼻組成物に対して0.1〜2.0重量%使用する。特に親水基親油基バランス(HLB)が6から20のもがよい。好ましくはHLBが10から20である。HLBが5以下の場合は、水に溶けにくく使用しずらい。
本発明における乳酸菌は、食品に利用されている菌及びその近縁であり、グラム陽性菌で、ペプチドグリカンを菌体表面に配している。使用される乳酸菌は、酪農乳酸菌といわれるラクトバチルス(Lactobacillus)属、ストレプトコッカス(Streptococcus)属、ラクトコッカス(Lactococcus)属、ロイコノストック(Leuconostoc)属、ペディオコッカス(Pediococcus)属、エンテロコッカス(Enterococcus)属、ビフィドバクテリウム(Bifidobacterium)属が好ましく、その他のカーノバクテリウム(Carnobacterium)属、バゴコッカス(Vagococcus)属、テトラゲノコッカス(Tetragenococcus)属等の乳酸菌でも良い。これら乳酸菌は、理化学研究所又はアメリカン タイプ カルチャー コレクション(American Type Culture Collection)で菌株が取得でき、具体例を示せば、乳酸桿菌ではラクトバチルス・アシドフィラス(L.acidophilus)はATCC53103、ラクトバチルス・カゼイ(L.casei)はJCM1134、ラクトバチルス・ラムノーサス(L.rhamnosus)はJCM1136等の菌を用いることができる。乳酸球菌ではラクトコッカス・ラクティス(Lt.lactis)JCM5805、ストレプトコッカス・サーモフィラス(St.thermophilus)ATCC4485等の菌を用いることができる。ビフィズス菌ではビフィドバクテリウム・アドレセンティス(Bif.adolescentis)はJCM1275、ビフィドバクテリウム・ロンガム(Bif.longum)はJCM1217、ビフィドバクテリウム・インファンティス(Bif.infantis)はJCM1302等の菌を用いることができる。これらの乳酸菌は、乳酸菌自体は公知のものが使用できるが、花粉症アレルギー性鼻炎抑制用点鼻組成物に対し、0.001〜50.0重量%の範囲が適切であるが、好ましくは0.01〜20.0重量%使用することが望ましい。乳酸菌が50重量%を超えると粘性が強いものとなってしまう。乳酸菌は特に、培養基質のタンパク質を含有しない方が、アレルギー症状を有している人に対して悪化させる心配がなく好ましい。特に、乳酸菌自体が生菌である方が鼻腔内菌叢を変化させることができ好ましく、生きた乳酸菌をグラム当たり生菌10〜10個含むものがより好ましい。
本発明の花粉症アレルギー性鼻炎抑制用点鼻組成物を製造するには、まず、塩化ナトリウム及び乳化剤を水に溶解し、必要ならばHLBが6から20の乳化剤を用いた後、除菌若しくは熱滅菌により無菌化した洗浄組成物と、乳酸菌を30〜45℃で培養した後、加熱等で滅菌した生理食塩水を用いて洗浄し、遠心分離して無菌的に集めた菌体、又はこれを乾燥させた菌体を混合して、本発明の花粉症アレルギー性鼻炎抑制用点鼻組成物を得ることができる。このうち、混合する乳酸菌が0.001〜50.0重量%含まれていることが好ましく、乳酸菌の培養基質としては、獣乳、豆乳、合成培地でもよい。合成培地は糖類(グルコース、スクロース等)、血清、酵母エキス、肉エキス、肝臓エキス、ビタミン類、ペプトン、ファイトン、アミノ酸、塩類等で作ることができる。乳酸桿菌はMRS液体培地等、乳酸球菌はM17液体培地等を基本とした組成物で好気培養を行なえばよく、ビフィドバクテリウム属はGAMブイヨン液体培地等を基本にした組成物で嫌気培養を行なえばよい。乳酸菌は滅菌生理食塩水若しくは緩衝液等の洗浄液で洗浄を繰り返し、培養基質のタンパク部分を1ppm以下にすることが望ましいが、乳酸菌体の採取は、例えば次のようにおこなうことができる。培地原料を75〜130℃にて殺菌し、冷却後、予め乳酸菌の前培養して調整した菌を添加する。スターターの添加量は培地に対して0.1〜5%とすることができる。好気性又は嫌気性の条件下で醗酵温度は30〜45℃、培養時間は3〜72時間の範囲でおこなうことができる。発酵した培養物をそのまま使用しても良いし、又は発酵物を遠心分離や限外膜等の装置により菌体を集めた後、無菌のリン酸緩衝液や生理食塩水で必要に応じた回数にて洗浄し、培養基質由来のタンパク質を1ppm以下にした後、濃縮しても良いし、これを噴霧乾燥や凍結乾燥することによりスラリー状や粉末にして保存し、これを製造時又は使用時に洗浄組成物に溶かして使用すればよい。本発明の花粉症アレルギー性鼻炎抑制用点鼻組成物はアレルギー性鼻炎の抑制効果を発揮させるためには、乳酸菌の生菌数がグラム当たり生菌10〜10個を含むことが好ましい。
本発明の花粉症アレルギー性鼻炎抑制用点鼻組成物の使用量は、患者の年齢、症状により適宜調節できるが、噴霧にて点鼻する場合は1回当たり約1〜2mlの液体を数回霧状に噴霧するか、又は綿棒に浸し点鼻する場合は1回当たり約0.5〜1.0mlとする。好ましくは1日3〜5回点鼻することにより、本発明の効果を得ることができる。
上述のようにして得られる花粉症アレルギー性鼻炎抑制用点鼻組成物は、鼻腔粘膜を免疫学的に直接刺激し、鼻腔の状況を良好にし、クシャミ、鼻水、鼻詰まりのアレルギー性鼻炎を改善する効果を有し、薬の副作用や化学物質の刺激のない点鼻剤を提供することができる。
次に実施例により本発明を説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。尚、以下の実施例における部及び%は特に規定しない限り重量基準である。
Lactobacilli MRS合成培地(Becton Dkkinson and Company)を調整し、この1000mlを120℃15分間滅菌した後、ラクトバチルス・アシドフィラス(ATCC53103株)を予め同培地で前培養したものを10ml接種し、37℃16時間培養した。この際の乳酸菌数は4.2×10個/mlであった。この培養液1000mlを3,000rpmで10分間遠心分離して上澄部を捨て菌体を残し、120℃、15分間で滅菌した0.85%の生理食塩水で洗浄し、再び遠心分離し上澄み液を除去する。この操作を4度以上繰り返し、培養基質のタンパク質を1ppm以下とした乳酸菌体を得た。これを凍結乾燥させて、3.6×1010/gの乳酸菌の粉末を得た。又、塩化ナトリウム(和光純薬(株))8.5部、蔗糖脂肪酸エステル(三菱化学(株)製リョートーシュガーエステルS−1570)10部を水981.5部に溶解した組成物1000mlを作成した。この組成物90gに先の乳酸菌粉末10gを加えて混合し、試験点鼻組成物(A)を作成した。
Lactobacilli MRS合成培地(Becton Dkkinson and Company製)を調整し、この1000mlを120℃15分間滅菌した後、ラクトバチルス・アシドフィラス(JCM1132株)、ラクトバチルス・カゼイ(JCM1134株)を予め同培地で前培養したものを10mlずつ接種し、37℃16時間培養した。この際の乳酸菌数は6.2×10個/mlであった。実施例1と同様な操作で、培養基質のタンパク質が1ppm以下とした乳酸菌体を得た。これを凍結乾燥させ、2.8×1010/gの乳酸菌の粉末を得た。又、塩化ナトリウム(和光純薬(株))6部、ポリグリセリン脂肪酸エステル(太陽化学(株)製サンソフトA−121E)5部を水989部に溶解させ溶解組成物1000mlを作成した。溶解組成物99.9gに乳酸菌粉末0.1gを加えて試験点鼻組成物(B)を作成した。
実施例1の試験組成物(A)を綿棒に浸し、54歳の男性の両鼻腔を拭い取るように塗布した。拭い取る前と24時間後に生理食塩水に浸された綿棒(日本ベクトン・ディキンソン(株)製ラスパーチェック)にて両鼻腔を拭き取り、これを生理食塩水中でもみ出し培養した。ブドウ球菌はベアード−パッカー(Baird−Parker Agar Base)検出培地(Becton Dkkinson and Company製)、乳酸菌はBCP培地(栄研化学(株))、総菌数は普通寒天培地(栄研化学(株))で培養して菌数を確認し、その他の菌の割合は総菌数からブドウ球菌と乳酸菌を減じたものである。この結果は表1に示したように、試験組成物(A)で鼻腔内を拭い取りるように塗布した結果、24時間後の鼻腔内の乳酸菌が増加し、ブドウ球菌が減少したことで、鼻腔内の菌叢が変化したことが実証された。
Figure 0004591810
花粉症にて、クシャミを10回以上し、鼻水を呈して1日に「鼻をかむ」回数が10回以上で、鼻詰まりしているアレルギー性鼻炎の5名の男性(19〜60歳)のボランティアは実施例1の試験組成物(A)を綿棒に浸し、1週間、朝昼晩3回、鼻腔に点鼻した。クシャミの回数の抑制効果を表2に示し、鼻をかむ回数の抑制の効果を表3に示したが、評価方法は次の基準で集計した。非常に効果あり(71〜100%減少)、効果あり(31〜70%減少)、効果なし(0±30%減少又は増加)、悪化(31〜70%増加)非常に悪化(71〜100%増加)を基準とした。クシャミ回数の抑制効果は表2に示したように、1名に非常に効果があり、4名に効果があり、対象者全員に効果がみられた。又、鼻をかむ回数の抑制効果は表3に示したが、1名に非常に効果があり、4名に効果があり、対象者全員に効果がみられた。鼻詰まりに関しては評価が困難であり自己申告して頂き、全員が改善されたと回答があった。また、試験期間中には問題となる訴えは全くなかった。
比較例1
実施例4と全く同じ対象者に実施例4の試験期間の1週間前、塩化ナトリウム(和光純薬(株))0.85部、蔗糖脂肪酸エステル(三菱化学(株)製リョートーシュガーエステルS−1570)1.0部を水98.15部に溶解させ100グラムとしたものを比較組成物(a)として、実施例4と同様に1週間、朝昼晩3回鼻腔に点鼻した。クシャミ抑制の効果は表2に示したように、4名に効果がなく、1名が悪化した。鼻をかむ回数の抑制は表3に示したように、4名に効果がなく、1名が悪化した。鼻詰まりに関しては評価が困難であり、自己申告して頂き、全員が改善されなかったと回答があった
比較例1と同時期に、花粉症にて、クシャミを10回以上し、鼻水を呈して1日に「鼻をかむ」回数が10回以上で、鼻詰まりしていたアレルギー性鼻炎の5名の女性(19〜57歳)のボランティアは実施例2の試験組成物(B)を噴霧器にて、1週間、朝昼晩3回、鼻腔に噴霧した。クシャミ回数の抑制効果を表2に示し、鼻をかむ回数の抑制効果を表3に示したが、評価方法は実施例4と同様な基準で集計した。クシャミ回数の抑制効果は表2に示したように、5名に効果があり、対象者全員に効果がみられた。また、鼻をかむ回数の抑制効果は表3に示したように、1名に非常に効果があり、4名に効果があり、対象者全員に効果がみられた。鼻詰まりに関しては評価が困難であり自己申告して頂き、全員が改善されたと回答があった。また、試験期間中には問題となる訴えは全くなかった。
比較例2
実施例5と全く同じ対象者に実施例5の試験期間の1週間前で実施例4と同時期に、塩化ナトリウム(和光純薬(株))0.6部、ポリグリセリン脂肪酸エステル(太陽化学(株)製サンソフトA−121E)0.5部を水98.9部に溶解させ100グラムとしたものを比較組成物(b)として、実施例5と同様に1週間、朝昼晩3回鼻腔に噴霧した。クシャミ抑制の効果は表2に示したように、全員に効果がなかった。鼻をかむ回数の抑制の効果は表3に示したように、全員に効果がなかった。鼻詰まりに関しては評価が困難であり自己申告して頂き、全員が改善されなかったと回答があった。
Figure 0004591810
以上の結果のごとく、A、B両試験組成物はクシャミ、鼻水を抑制し、鼻詰まりに関しては全員軽減したとの申告があり、アレルギー性鼻炎の症状を抑制、軽減する効果が認められた。
塩化ナトリウム、乳化剤、乳酸菌と水を組成分とするもので、副作用や刺激がなく、アレルギー性の主症状であるクシャミ、鼻水、鼻詰まりを抑制する日常的に使用できる組成物。

Claims (3)

  1. 塩化ナトリウム0.1〜1重量%、乳化剤0.1〜2重量%、ラクトバチルス・アシドフィラス(ATCC53103)、ラクトバチルス・アシドフィラス(JCM1132)、ラクトバチルス・カゼイ(JCM1134)である乳酸菌及び水を含有することを特徴とする花粉症アレルギー性鼻炎抑制用点鼻組成物」
  2. 乳酸菌が0.001〜50.0重量%である請求項1に記載の花粉症アレルギー性鼻炎抑制用点鼻組成物
  3. Figure 0004591810
    ギー性鼻炎抑制用点鼻組成物
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