JP4589681B2 - 半導体デバイスの形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は半導体デバイスの形成方法に関するものであり、特に、半導体装置を構成する配線パターンや配線用トレンチパターン等の微細幅パターンをパターン密度の粗密によらず均一に形成するための構成に特徴のある半導体デバイスの形成方法に関するものである。
近年,半導体デバイスの高速化・高密度化の要請に応えるために、半導体基板上に非常に小さいサイズのデバイスパターンを形成することが必要とされている。
この様な半導体デバイスの微細化は、光リソグラフィに用いられる露光装置の光源波長を短波長化することにより実現されており、現在では、半導体デバイスのルールは0.1μm以下レベルにまで達している。
この値は、光リソグラフィの際のマスクパターン転写に必要な露光装置の光源波長よりも短い。
例えば、光源として使用されるフッ化アルゴン(ArF)エキシマレーザの波長は0.193μmであり、デザインルールの0.1μmより長い。
このため、光リソグラフィによりマスク上のパターンを半導体基板上に転写する際に、解像限界を超えているために回折等による光近接効果の影響のためパターンの密度により、その転写の余裕度が大きく異なるといった問題が生じていたので、この事情を図乃至図10を参照して説明する。
乃至図10参照
乃至図10は、それぞれ孤立した幅0.1μmのマスクパターン、幅0.1μmのマスクパターンをピッチ0.2μmで配列したラインアンドスペース(L&S)パターン、及び、幅0.12μmのマスクパターンを用いて基板上に転写したレジストパターンの露光余裕度を示したものである。
ここでは、光の当たった部分のレジストが消失する抜きパターンの場合を示しており、横軸はマスクパターンと基板との距離、即ち、フォーカス値を示しており、また、縦軸は転写されたパターンの寸法を示している。
この場合、転写されたパターンの寸法が所望の設計寸法となる距離( 一般的にベストフォーカス値という)を0としており、フォーカス値がベストフォーカス値からずれると転写パターン寸法が変化して減少し、所望の転写パターン寸法が得られないことを示しており、図と図との対比から孤立パターンの方がフォーカス値からずれたときの寸法変動が激しい、即ち、露光余裕度がないことが分かる。
一般に、光リソグラフィ工程においては、光リソグラフィ装置の精度や、基板の平坦度の影響があり、フォーカス値が常に変動しているため、孤立パターンでは寸法ばらつきが発生し、所望の寸法が得られなくなる。
また、図と図10との対比からは、孤立パターンでもマスク寸法を大きくすると露光余裕度は上がるが、その場合も所望の寸法は得られないことが分かる。
この様なパターン分布の粗密による影響を受けずに均一なパターン精度の微細幅パターンを形成するために、一旦、全面に密パターンを形成した後、必要としない領域のパターンを除去して所望のパターンを精度良く形成することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−319573号公報
しかし、上述の提案の場合には、パターンを形成するために多層の薄膜を必要とし、さらに配線用トレンチやホールといった所望のパターンを基板に堀り込む、所謂抜きパターンに適用することができないという問題がある。
したがって、本発明は、抜きパターンや残しパターンのいずれの場合もパターン分布の粗密に依存せずに所望の微細幅パターンを精度良く形成することを目的とする。
図1は本発明の原理的構成図であり、ここで図1を参照して、本発明における課題を解決するための手段を説明する。
なお、図における符号1は、シリコン基板等の基板である。
図1参照
上記課題を解決するために、本発明は、半導体デバイスの形成方法において、絶縁層上に形成されたマスク層上に、第1幅の開口パターンである第1のパターン部を有するレジストパターンを形成する工程と、前記レジストパターンを用いて、前記マスク層の表面近傍をエッチングする工程と、前記表面近傍をエッチングした前記マスク層上に、前記第1幅よりも狭い第2幅の開口パターンである第2のパターン部を複数形成したレジストパターンを、前記第2のパターン部の少なくともひとつが前記第1のパターン部の内部に重なるように形成する工程と、前記第1のパターン部と第2のパターン部とが重なる領域において前記絶縁層が露出するまで前記マスク層の露出部をエッチング除去する工程と、前記マスク層をマスクとして前記絶縁層をエッチングして埋込配線形成用トレンチを形成する工程とを備えたことを特徴とする。
この様な工程を採用することによって、孤立パターンと密パターンの線幅をパターンの粗密に影響されることなく精度良く均一に形成することができる。
この場合、所望寸法の孤立パターンを形成する領域においては、第1のパターン部の幅を第2のパターン部のピッチの2倍と第2のパターン部の幅との差より狭くすれば良い。
また、所望寸法のn個の第2のパターン部からなる密パターンを形成する領域においては、第1のパターン部の幅を第2のパターン部のピッチのn+1倍と第2のパターン部の幅との差より狭くすれば良い。
なお、本発明における孤立パターンとは、第2のパターン部の幅が0.12μm未満でピッチが0.25μm以上、或いは、第2のパターン部の幅が0.12μm以上且つ0.20μm未満でピッチが0.30μm以上、或いは、第2のパターン部の幅が0.20μm以上且つ0.30μm未満でピッチが第2のパターン部の幅の2倍以上、或いは、第2のパターン部の幅が0.30μm以上でピッチが第2のパターン部の幅の1.5倍以上のいずれかの条件を満たすことを意味する。
本発明によれば、マスクとして機能する薄膜に予め所望寸法より広いパターン部を形成したのち、所望寸法のパターン部を有する密パターンからなるレジストパターンを形成しているので、孤立パターンと密パターンの線幅をパターンの粗密に影響されることなく精度良く均一に形成することができる。
本発明は、半導体基板等の基板上に設けられた絶縁層上に形成されたマスク層上に、第1幅の開口パターンである第1のパターン部を有するレジストパターンを形成したのち、レジストパターンを用いて、マスク層の表面近傍をエッチングし、次いで、表面近傍をエッチングしたマスク層上に、第1幅よりも狭い第2幅の開口パターンである第2のパターン部を複数形成したレジストパターンを、前記第2のパターン部の少なくとも一つが前記第1のパターン部の内部に重なるように形成したのち、第1のパターン部と第2のパターン部とが重なる領域において絶縁層が露出するまでマスク層の露出部をエッチング除去し、次いで、マスク層をマスクとして絶縁層をエッチングして埋込配線形成用トレンチを形成するものである。
この場合、ビアホール等を必要に応じて同時に形成するものである。
ここで、図2乃至図4を参照して、本発明の実施例1の微細幅パターンの形成方法を説明する。
図2参照
まず、トランジスタ等の回路要素を予め形成した半導体基板11上に厚さが、例えば、0.3μmで炭素を添加して酸化シリコンからなる層間絶縁膜12を形成したのち、層間絶縁膜12上に厚さが、例えば、0.15μmで、SiO膜からなる第1マスク薄膜13及び厚さが、例えば、0.07μmでSiN膜からなる第2マスク薄膜14を順次形成する。
この第1マスク薄膜13は、層間絶縁膜12に所望パターンを転写する際のマスクとして機能する。
次いで、厚さが、例えば、0.08μmで、有機系、例えば、ノボラック樹脂等からなる反射防止膜15及び厚さが、例えば、0.25μmのレジストを順次塗布したのち、レジストを露光・現像することによって所望の孤立パターンを形成する部分に幅0.14μmの開口部17を有するとともに所望の密パターンを形成する部分はその部分カバーする開口部18を有するレジストパターン16を形成する。
次いで、レジストパターン16をマスクとして、フルオロカーボンをエッチングガスとして用いたプラズマエッチングを施すことによって反射防止膜15の露出を除去する。
図3参照
引き続いて、レジストパターン16をマスクとして、フルオロカーボンに酸素を添加したエッチングガスを用いたプラズマエッチングを施すことによって第2マスク薄膜14の露出部を除去することによって、開口部20,21を有する第2マスク薄膜パターン19を形成する。
次いで、窒素或いはアルゴンを用いたプラズマエッチング、即ち、アッシングによりレジストパターン16及び反射防止膜15を除去する。
次いで、再び、第2マスク薄膜14上の厚さが、例えば、0.08μmで、有機系、例えば、ノボラック樹脂等からなる反射防止膜22及び厚さが、例えば、0.25μmのレジストを順次塗布したのち、レジストを露光・現像することによって 幅0.1μmの開口部24をピッチ0.2μmで配置した密レジストパターン23を形成する。
この際に密レジストパターン23を構成する開口部24が第2マスク薄膜パターン19に形成された開口部20,21の内側に重なるように位置合わせする。
この場合、反射防止膜22によって、レジストは十分平坦化されるため、開口部24を精度良く露光することができ、また、第2マスク薄膜パターン19に設けた開口部20,21は十分広いため、開口部24との重ね合わせは厳密に合わせなくても良い。
図4参照
次いで、密レジストパターン23をマスクとして、フルオロカーボンのエッチングガスを用いたプラズマエッチングを施すことによって反射防止膜22の露出部をエッチングする。
引き続いて、密レジストパターン23をマスクとして、フルオロカーボンに酸素およびフルオロ水素カーボンを添加したエッチングガスを用いたプラズマエッチングを施すことによって、第1マスク薄膜13の露出部をエッチングする。
この場合、第2マスク薄膜パターン19がエッチングされないため、開口部20の部分では、幅0.1μmの開口部25からなる孤立パターンが第1マスク薄膜13に転写され、一方、開口部21の部分では、幅0.1μmの複数の開口部26からなる密パターンを形成される。
次いで、窒素或いはアルゴンを用いたアッシングにより密レジストパターン23及び反射防止膜22を除去する。
次いで、開口部25,26の形成された第1マスク薄膜13をマスクとして、フルオロカーボンに酸素、一酸化炭素を添加したエッチングガスを用いたプラズマエッチングを施すことによって、層間絶縁膜12の露出部をエッチングする。
この場合、層間絶縁膜12に形成された開口部27,28は、埋込配線を形成するためのトレンチ或いはビアホールとなる。
このように、本発明の実施例1においては、孤立パターンを形成する領域と密パターンを形成する領域に対応する開口部を有する第2マスク薄膜パターンを予め形成してから、レジストの全面に密パターンを形成しているので、孤立パターンを形成する領域におけるレジストパターンの露光・現像に際しても、密パターンを形成する領域を同じ条件で露光・現像が可能になるため、パターンを精度良く形成することが可能になる。
次に、図5乃至図7を参照して、本発明の実施例2の微細幅パターンの形成工程を説明する。
図5参照
まず、トランジスタ等の回路要素を予め形成した半導体基板11上に厚さが、例えば、0.3μmで炭素を添加して酸化シリコンからなる層間絶縁膜12を形成したのち、層間絶縁膜12上に厚さが、例えば、0.15μmでSiN膜からなるマスク薄膜29を形成する。
次いで、厚さが、例えば、0.08μmで、有機系、例えば、ノボラック樹脂等からなる反射防止膜15及び厚さが、例えば、0.25μmのレジストを順次塗布したのち、レジストを露光・現像することによって所望の孤立パターンを形成する部分に幅0.14μmの開口部17を有するとともに所望の密パターンを形成する部分はその部分カバーする開口部18を有するレジストパターン16を形成する。
次いで、レジストパターン16をマスクとして、フルオロカーボンをエッチングガスとして用いたプラズマエッチングを施すことによって反射防止膜15の露出を除去する。
図6参照
引き続いて、レジストパターン16をマスクとして、フルオロカーボンに酸素を添加したエッチングガスを用いたプラズマエッチングを施すことによってマスク薄膜29の露出部を例えば、0.07μmの厚さ分だけ除去することによって、凹部30,31を形成する。
次いで、窒素或いはアルゴンを用いたプラズマエッチング、即ち、アッシングによりレジストパターン16及び反射防止膜15を除去する。
次いで、再び、マスク薄膜29の凹部30,31を設けた領域以外の上の厚さが、例えば、0.08μmで、有機系、例えば、ノボラック樹脂等からなる反射防止膜22及び厚さが、例えば、0.25μmのレジストを順次塗布したのち、レジストを露光・現像することによって 幅0.1μmの開口部24をピッチ0.2μmで配置した密レジストパターン23を形成する。
この際に密レジストパターン23を構成する開口部24がマスク薄膜29に形成された開口部30,31の内側に重なるように位置合わせする。
この場合も反射防止膜22によって、レジストは十分平坦化されるため、開口部24を精度良く露光することができ、また、マスク薄膜29に設けた開口部30,31は十分広いため、開口部24との重ね合わせは厳密に合わせなくても良い。
図7参照
次いで、密レジストパターン23をマスクとして、フルオロカーボンのエッチングガスを用いたプラズマエッチングを施すことによって反射防止膜22の露出部をエッチングする。
引き続いて、密レジストパターン23をマスクとして、フルオロカーボンに酸素およびフルオロ水素カーボンを添加したエッチングガスを用いたプラズマエッチングを施すことによって、凹部30,31において層間絶縁膜12が露出するまでマスク薄膜29の露出部をエッチングする。
この場合、マスク薄膜29に形成された凹部30の部分では、幅0.1μmの開口部32からなる孤立パターンがマスク薄膜29に転写され、一方、凹部31の部分では、幅0.1μmの複数の開口部33からなる密パターンを形成されるが、その他の部分では膜厚が異なるため開口部34が層間絶縁膜12に達することがない。
次いで、窒素或いはアルゴンを用いたアッシングにより密レジストパターン23及び反射防止膜22を除去する。
次いで、開口部32,33の形成されたマスク薄膜29をマスクとして、フルオロカーボンに酸素、一酸化炭素を添加したエッチングガスを用いたプラズマエッチングを施すことによって、層間絶縁膜12の露出部をエッチングする。
この場合、層間絶縁膜12に形成された開口部35,36は、埋込配線を形成するためのトレンチ或いはビアホールとなる。
このように、本発明の実施例2においては、孤立パターンを形成する領域と密パターンを形成する領域に対応する凹部を予め形成してから、レジストの全面に密パターンを形成しているので、孤立パターンを形成する領域におけるレジストパターンの露光・現像に際しても、密パターンを形成する領域を同じ条件で露光・現像が可能になるため、パターンを精度良く形成することが可能になる。
以上、本発明の各実施例を説明してきたが、本発明は各実施例に記載した条件・構成に限られるものではなく、各種の変更が可能であり、各実施例に記載した層構造、材料、数値等は、それ自体に限られるものではない。
例えば、各実施例で示したパターン疎密の影響は、実際のデバイス上で、密パターンのピッチが1:1との時に最も大きくなるが、この様なパターンルールに従ったデバイスであれば、パターンピッチが一様でない場合にも適用できるものである。
上記各実施例の説明においては、レジストの下地に反射防止膜を形成しているが、反射防止膜は必ずしも必要ではなく、レジスト層をマスクとして機能する薄膜上に直接形成しても良いものである。
また、上記の実施例1,2においては、説明の便宜上、層間絶縁膜に形成する開口部をシリコン基板が露出するまでエッチングして形成しているが、埋込配線用トレンチの場合には、シリコン基板と埋込配線層が直接接触することは避けなければならないので、シリコン基板上に他の絶縁層を介在させるか、或いは、開口部がシリコン基板に達しないように形成する必要がある。
また、上記の実施例1,2においては、層間絶縁膜を炭素添加の酸化シリコン膜で形成し、主たるマスク薄膜をSiN膜で形成しているが、層間絶縁膜は炭素添加の酸化シリコン膜に限られるものではなく、SiO膜或いはSiN膜等の他の絶縁膜で形成しても良いものであり、それに応じてこの絶縁膜に対して選択エッチング性の大きな材料からなる絶縁層を主たるマスク薄膜として用いれば良い。
また、エッチングガスも上記のエッチングガスに限られるものではなく、対象となる被エッチング層をエッチングすることができ、且つ、マスクとなる部材に対するエッチレートが低いエッチングガスを用いれば良い。
また、上記の実施例1においては、第2マスク薄膜を最終デバイスにおいて残存させているが、層間絶縁膜に開口部を形成する前に除去しても良いものである。
また、上記の各実施例においては、マスクとして機能する薄膜を絶縁体で形成しているが、最終的にマスクとして機能する薄膜を除去する場合には、導電体で形成しても良いものである。
また、上記の各実施例においては、基板の直上の第1配線層或いは第1埋込配線層用トレンチの製造工程として説明しているが、第2配線層等のより上部の配線層の形成工程としても適用されるものであることは言うまでもないことである。
ここで再び図1を参照して、本発明の詳細な特徴を改めて説明する。
再び、図1参照
(付記絶縁層上に形成されたマスク層上に、第1幅の開口パターンである第1のパターン部を有するレジストパターンを形成する工程と、前記レジストパターンを用いて、前記マスク層の表面近傍をエッチングする工程と、前記表面近傍をエッチングした前記マスク層上に、前記第1幅よりも狭い第2幅の開口パターンである第2のパターン部を複数形成したレジストパターンを、前記第2のパターン部の少なくともひとつが前記第1のパターン部の内部に重なるように形成する工程と、前記第1のパターン部と第2のパターン部とが重なる領域において前記絶縁層が露出するまで前記マスク層の露出部をエッチング除去する工程と、前記マスク層をマスクとして前記絶縁層をエッチングして埋込配線形成用トレンチを形成する工程とを備えたことを特徴とする半導体デバイスの形成方法。
(付記) 所望寸法の孤立パターンを形成する領域においては、上記第1のパターン部の幅を、上記第2のパターン部のピッチの2倍と第2のパターン部の幅との差より狭くすることを特徴とする付記記載の半導体デバイスの形成方法。
(付記) 上記所望寸法のn個の第2のパターン部からなる密パターンを形成する領域においては、上記第1のパターン部の幅を、上記第2のパターン部のピッチのn+1倍と第2のパターン部の幅との差より狭くすることを特徴とする付記記載の半導体デバイスの形成方法。
(付記) 上記孤立パターンは、上記第2のパターン部の幅が0.12μm未満でピッチが0.25μm以上、或いは、第2のパターン部の幅が0.12μm以上且つ0.20μm未満でピッチが0.30μm以上、或いは、第2のパターン部の幅が0.20μm以上且つ0.30μm未満でピッチが第2のパターン部の幅の2倍以上、或いは、第2のパターン部の幅が0.30μm以上でピッチが第2のパターン部の幅の1.5倍以上のいずれかの条件を満たすことを特徴とする付記乃至のいずれか1に記載の半導体デバイスの形成方法。
本発明の活用例としては、半導体集積回路装置の配線層、埋込配線用トレンチ、ビアホール或いはビアの形成工程が典型的なものであるが、半導体集積回路装置に限られるものではなく、超電導回路装置、強誘電体光デバイス、薄膜磁気センサ等の電子デバイスにおける微細幅パターンの形成工程にも転用されるものであり、さらには、マイクロマシンにおける微細幅パターンの形成工程にも適用されるものである。
本発明の原理的構成の説明図である。 本発明の実施例1の微細幅パターンの途中までの形成工程の説明図である。 本発明の実施例1の微細幅パターンの図2以降の途中までの形成工程の説明図である。 本発明の実施例1の微細幅パターンの図3以降の形成工程の説明図である。 本発明の実施例2の微細幅パターンの途中までの形成工程の説明図である。 本発明の実施例2の微細幅パターンの図5以降の途中までの形成工程の説明図である。 本発明の実施例2の微細幅パターンの図6以降の形成工程の説明図である。 孤立した幅0.1μmのマスクパターンを用いて基板上に転写したレジストパターンの露光余裕度の説明図である。 幅0.1μmのマスクパターンをピッチ0.2μmで配列したL&Sパターンを用いて基板上に転写したレジストパターンの露光余裕度の説明図である。 孤立した幅0.12μmのマスクパターンを用いて基板上に転写したレジストパターンの露光余裕度の説明図である。
1 基板
2 絶縁層
3 第1の凹部
4 第2の凹部
5 第1の薄膜
6 第1の開口部
7 第2の開口部
8 第2の薄膜
9 第3の開口部
10 第4の開口部
11 半導体基板
12 層間絶縁膜
13 第1マスク薄膜
14 第2マスク薄膜
15 反射防止膜
16 レジストパターン
17 開口部
18 開口部
19 第2マスク薄膜パターン
20 開口部
21 開口部
22 反射防止膜
23 密レジストパターン
24 開口部
25 開口部
26 開口部
27 開口部
28 開口部
29 マスク薄膜
30 凹部
31 凹部
32 開口部
33 開口部
34 開口部
35 開口部
36 開口部

Claims (1)

  1. 絶縁層上に形成されたマスク層上に、第1幅の開口パターンである第1のパターン部を有するレジストパターンを形成する工程と、
    前記レジストパターンを用いて、前記マスク層の表面近傍をエッチングする工程と、
    前記表面近傍をエッチングした前記マスク層上に、前記第1幅よりも狭い第2幅の開口パターンである第2のパターン部を複数形成したレジストパターンを、前記第2のパターン部の少なくともひとつが前記第1のパターン部の内部に重なるように形成する工程と、
    前記第1のパターン部と第2のパターン部とが重なる領域において前記絶縁層が露出するまで前記マスク層の露出部をエッチング除去する工程と、
    前記マスク層をマスクとして前記絶縁層をエッチングして埋込配線形成用トレンチを形成する工程と
    を備えたことを特徴とする半導体デバイスの形成方法。
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