JP4589681B2 - 半導体デバイスの形成方法 - Google Patents
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Description
例えば、光源として使用されるフッ化アルゴン(ArF)エキシマレーザの波長は0.193μmであり、デザインルールの0.1μmより長い。
図8乃至図10は、それぞれ孤立した幅0.1μmのマスクパターン、幅0.1μmのマスクパターンをピッチ0.2μmで配列したラインアンドスペース(L&S)パターン、及び、幅0.12μmのマスクパターンを用いて基板上に転写したレジストパターンの露光余裕度を示したものである。
なお、図における符号1は、シリコン基板等の基板である。
図1参照
上記課題を解決するために、本発明は、半導体デバイスの形成方法において、絶縁層上に形成されたマスク層上に、第1幅の開口パターンである第1のパターン部を有するレジストパターンを形成する工程と、前記レジストパターンを用いて、前記マスク層の表面近傍をエッチングする工程と、前記表面近傍をエッチングした前記マスク層上に、前記第1幅よりも狭い第2幅の開口パターンである第2のパターン部を複数形成したレジストパターンを、前記第2のパターン部の少なくともひとつが前記第1のパターン部の内部に重なるように形成する工程と、前記第1のパターン部と第2のパターン部とが重なる領域において前記絶縁層が露出するまで前記マスク層の露出部をエッチング除去する工程と、前記マスク層をマスクとして前記絶縁層をエッチングして埋込配線形成用トレンチを形成する工程とを備えたことを特徴とする。
図2参照
まず、トランジスタ等の回路要素を予め形成した半導体基板11上に厚さが、例えば、0.3μmで炭素を添加して酸化シリコンからなる層間絶縁膜12を形成したのち、層間絶縁膜12上に厚さが、例えば、0.15μmで、SiO2膜からなる第1マスク薄膜13及び厚さが、例えば、0.07μmでSiN膜からなる第2マスク薄膜14を順次形成する。
この第1マスク薄膜13は、層間絶縁膜12に所望パターンを転写する際のマスクとして機能する。
引き続いて、レジストパターン16をマスクとして、フルオロカーボンに酸素を添加したエッチングガスを用いたプラズマエッチングを施すことによって第2マスク薄膜14の露出部を除去することによって、開口部20,21を有する第2マスク薄膜パターン19を形成する。
この場合、反射防止膜22によって、レジストは十分平坦化されるため、開口部24を精度良く露光することができ、また、第2マスク薄膜パターン19に設けた開口部20,21は十分広いため、開口部24との重ね合わせは厳密に合わせなくても良い。
次いで、密レジストパターン23をマスクとして、フルオロカーボンのエッチングガスを用いたプラズマエッチングを施すことによって反射防止膜22の露出部をエッチングする。
この場合、層間絶縁膜12に形成された開口部27,28は、埋込配線を形成するためのトレンチ或いはビアホールとなる。
図5参照
まず、トランジスタ等の回路要素を予め形成した半導体基板11上に厚さが、例えば、0.3μmで炭素を添加して酸化シリコンからなる層間絶縁膜12を形成したのち、層間絶縁膜12上に厚さが、例えば、0.15μmでSiN膜からなるマスク薄膜29を形成する。
引き続いて、レジストパターン16をマスクとして、フルオロカーボンに酸素を添加したエッチングガスを用いたプラズマエッチングを施すことによってマスク薄膜29の露出部を例えば、0.07μmの厚さ分だけ除去することによって、凹部30,31を形成する。
この場合も反射防止膜22によって、レジストは十分平坦化されるため、開口部24を精度良く露光することができ、また、マスク薄膜29に設けた開口部30,31は十分広いため、開口部24との重ね合わせは厳密に合わせなくても良い。
次いで、密レジストパターン23をマスクとして、フルオロカーボンのエッチングガスを用いたプラズマエッチングを施すことによって反射防止膜22の露出部をエッチングする。
この場合、層間絶縁膜12に形成された開口部35,36は、埋込配線を形成するためのトレンチ或いはビアホールとなる。
例えば、各実施例で示したパターン疎密の影響は、実際のデバイス上で、密パターンのピッチが1:1との時に最も大きくなるが、この様なパターンルールに従ったデバイスであれば、パターンピッチが一様でない場合にも適用できるものである。
再び、図1参照
(付記1) 絶縁層上に形成されたマスク層上に、第1幅の開口パターンである第1のパターン部を有するレジストパターンを形成する工程と、前記レジストパターンを用いて、前記マスク層の表面近傍をエッチングする工程と、前記表面近傍をエッチングした前記マスク層上に、前記第1幅よりも狭い第2幅の開口パターンである第2のパターン部を複数形成したレジストパターンを、前記第2のパターン部の少なくともひとつが前記第1のパターン部の内部に重なるように形成する工程と、前記第1のパターン部と第2のパターン部とが重なる領域において前記絶縁層が露出するまで前記マスク層の露出部をエッチング除去する工程と、前記マスク層をマスクとして前記絶縁層をエッチングして埋込配線形成用トレンチを形成する工程とを備えたことを特徴とする半導体デバイスの形成方法。
(付記2) 所望寸法の孤立パターンを形成する領域においては、上記第1のパターン部の幅を、上記第2のパターン部のピッチの2倍と第2のパターン部の幅との差より狭くすることを特徴とする付記1記載の半導体デバイスの形成方法。
(付記3) 上記所望寸法のn個の第2のパターン部からなる密パターンを形成する領域においては、上記第1のパターン部の幅を、上記第2のパターン部のピッチのn+1倍と第2のパターン部の幅との差より狭くすることを特徴とする付記1記載の半導体デバイスの形成方法。
(付記4) 上記孤立パターンは、上記第2のパターン部の幅が0.12μm未満でピッチが0.25μm以上、或いは、第2のパターン部の幅が0.12μm以上且つ0.20μm未満でピッチが0.30μm以上、或いは、第2のパターン部の幅が0.20μm以上且つ0.30μm未満でピッチが第2のパターン部の幅の2倍以上、或いは、第2のパターン部の幅が0.30μm以上でピッチが第2のパターン部の幅の1.5倍以上のいずれかの条件を満たすことを特徴とする付記1乃至3のいずれか1に記載の半導体デバイスの形成方法。
2 絶縁層
3 第1の凹部
4 第2の凹部
5 第1の薄膜
6 第1の開口部
7 第2の開口部
8 第2の薄膜
9 第3の開口部
10 第4の開口部
11 半導体基板
12 層間絶縁膜
13 第1マスク薄膜
14 第2マスク薄膜
15 反射防止膜
16 レジストパターン
17 開口部
18 開口部
19 第2マスク薄膜パターン
20 開口部
21 開口部
22 反射防止膜
23 密レジストパターン
24 開口部
25 開口部
26 開口部
27 開口部
28 開口部
29 マスク薄膜
30 凹部
31 凹部
32 開口部
33 開口部
34 開口部
35 開口部
36 開口部
Claims (1)
- 絶縁層上に形成されたマスク層上に、第1幅の開口パターンである第1のパターン部を有するレジストパターンを形成する工程と、
前記レジストパターンを用いて、前記マスク層の表面近傍をエッチングする工程と、
前記表面近傍をエッチングした前記マスク層上に、前記第1幅よりも狭い第2幅の開口パターンである第2のパターン部を複数形成したレジストパターンを、前記第2のパターン部の少なくともひとつが前記第1のパターン部の内部に重なるように形成する工程と、
前記第1のパターン部と第2のパターン部とが重なる領域において前記絶縁層が露出するまで前記マスク層の露出部をエッチング除去する工程と、
前記マスク層をマスクとして前記絶縁層をエッチングして埋込配線形成用トレンチを形成する工程と
を備えたことを特徴とする半導体デバイスの形成方法。
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