JP4589580B2 - 健康相談支援システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信ネットワークを介して健康相談者と健康相談を受け付ける者との間のコミュニケーションを図る健康相談支援システム、健康相談システム、方法およびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、通信ネットワーク、たとえば、インターネットを使用して健康相談者と、健康相談を受け付ける者との間で健康相談に係わる種々の情報交換を行うシステムが提案されている。これらの提案は大きく分けると2つに大別される。
【0003】
第1のシステムは、健康相談者からの健康相談を受け付け、回答を自動的に提示するシステムである。このシステムでは、サーバに質問および回答を健康相談者のクライアント(パソコン等)に送信するサーバが用意される。質問や回答を行うためのプログラムやHTML文書がサーバに搭載される。健康相談者はクライアント(端末)を使用して健康相談者がサーバにアクセスし、クライントの表示画面に表示される質問に回答する。その質問に対応する回答がサーバからクライアントに送られて表示される。
【0004】
第2のシステムは、健康相談者と相談を受ける者とのメッセージ交換により健康相談を行うシステムである。このシステムではメッセージ交換のために電子メールやボイスメールが使用される。本願出願人も食事の電子画像を健康相談者のクライアントからサーバを介して栄養士のクライアントに転送し、食事の電子画像を利用した健康相談を行うシステムを既に提案している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記提案は食事の栄養指導までは行われていない。
【0006】
そこで、本発明の目的は、食事の栄養指導を行うことができる健康相談支援システム、健康相談システム、方法およびプログラムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、請求項1の発明は、サーバと、記憶手段を有し、複数のクライアントと接続可能であり、前記複数のクライアントの中の健康相談者のクライアントから健康相談者が食した食事電子画像を受け付けて、前記記憶手段に登録し、当該登録された食事電子画像を前記複数のクライアントで閲覧可能な健康相談支援システムであって、
前記食事電子画像についての栄養指導に関連するコンテンツを前記複数のクライアントの中の医療スタッフのクライアントから受け付ける手段と、
当該受け付けたコンテンツを前記健康相談者のクライアントに送信する手段とを備え、
前記複数のクライアントは、少なくとも前記健康相談者の前記食事電子画像より栄養分析する複数の栄養士と、前記健康相談者へ医療アドバイスする医療スタッフとであり、
前記サーバは、複数のプログラムを有し、該プログラムは、前記複数の栄養士の登録を受け付け、前記複数の栄養士の能力を判定するためのテストを行い、その能力に応じて前記食事電子画像を前記複数の栄養士に割り当て、
前記医療アドバイスは、少なくとも前記栄養分析されたデータと前記健康相談者のバイタルデータとに基づく指示カロリーデータとを含み、
栄養指導に関連する前記コンテンツは、前記健康相談者のクライアントが送信した前記食事電子画像に対応し、各々の画像に直接付加されたアドバイスであり、
前記記憶手段は、前記栄養分析データ、前記バイタルデータ、前記指示カロリーデータと栄養バランス指示データと前記コンテンツとを有することを特徴とする。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1記載の健康相談支援システムにおいて、更に、所定期間の前記栄養分析データから前記健康相談者の栄養素の摂取量を算出し、前記健康相談者の前記指示カロリーデータに基づく最適栄養素分布データとの栄養素摂取量の相違を検出し、更に、前記最適栄養素分布データを補償する栄養バランス指示データを提供する栄養バランス補正手段を有することを特徴とする。
【0009】
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の健康相談支援システムにおいて、前記コンテンツは、ビデオコンテンツを更に含むことを特徴とする。
【0010】
請求項4の発明は、請求項1記載の健康相談支援システムにおいて、前記食事電子画像が蓄積されたデータベースを有することを特徴とする。
【0011】
請求項5の発明は、記憶手段を有し、複数のクライアントと接続可能であり、前記複数のクライアントの中の健康相談者のクライアントから健康相談者が食した食事電子画像を受け付けて、前記記憶手段に登録し、当該登録された食事電子画像を前記複数のクライアントで閲覧可能なサーバの健康相談支援方法であって、
前記食事電子画像についての栄養指導に関連するコンテンツを前記複数のクライアントの中の医療スタッフのクライアントから受け付け、
当該受け付けたコンテンツを前記健康相談者のクライアントに送信し、
前記複数のクライアントは、少なくとも前記健康相談者の前記食事電子画像より栄養分析する複数の栄養士と、前記健康相談者へ医療アドバイスする医療スタッフとであり、
前記サーバは、複数のプログラムを有し、該プログラムは、前記複数の栄養士の登録を受け付け、前記複数の栄養士の能力を判定するためのテストを行い、その能力に応じて前記食事電子画像を前記複数の栄養士に割り当て、
前記医療アドバイスは、少なくとも前記栄養分析されたデータと前記健康相談者のバイタルデータとに基づく指示カロリーデータを含み、
栄養指導に関連する前記コンテンツは、前記健康相談者のクライアントが送信した前記食事電子画像に対応し、各々の画像に直接付加されたアドバイスであり、
前記記憶手段は、前記栄養分析データ、前記バイタルデータ、前記指示カロリーデータと栄養バランス指示データと前記コンテンツとを有することを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
【0022】
図1は本発明の健康相談支援システムを含む全体のシステム(健康相談システム)の構成を示す。図1において、10は、健康相談支援システムであり、サーバ11および共有データベース(本発明の記憶手段共有DBと略記する)12を有する。サーバ11は、後述のクライアントと通信を行うほか、健康相談に係わる支援処理を実行する。共有DB12は、後述のクライアントに対して提供するデータや、サーバ11が実行する支援処理で使用するデータを記憶している。サーバ11および共有DB12については後で詳細に説明する。
【0023】
20,30,40はクライアントであり、汎用のパーソナルコンピュータなど通信機能を有する情報処理機器を使用することができる。クライアント20は健康相談者(患者と称することがある)が使用する。健康相談者は、食事の電子画像(イメージを)をデジタルカメラなどにより取得して、クライアント20を介して健康支援システム10の共有DB12に登録する。
【0024】
クライアント30は栄養士(ネット栄養士と呼ぶことがある)が使用する。複数のネット栄養士の個人情報が共有DB12に登録される。栄養士は健康相談者の食事の電子画像をクライアント30の表示画面に表示して、食事の栄養分析、たとえば、カロリー計算を行う。栄養分析結果は、健康相談者別に健康相談支援システム10の共有DB12内に登録される。
【0025】
クライアント40は医療スタッフが使用するクライアントである。医療スタッフは、医師、管理栄養士などが医療に従事するものを指す。医療スタッフはクライアント40を使用して健康相談者が登録した食事の電子画像を見て、健康相談者に送るアドバイスを作成する。クライアント20〜50にはHTML文書を表示するためのブラウザと呼ばれるプログラム、食事の電子画像をサーバ11に送信するための通信プログラム、電子メールプログラムなどが搭載される。本実施形態ではこれらのプログラムの機能を有するプログラムが用意されて、各クライアントに配布されて搭載される。
【0026】
サーバ11および共有DB12を図2を使用して説明する。サーバ11のハードウェアとしては市販のサーバ用コンピュータを使用できるのでソフトウェア構成を説明する。サーバ11には以下のソフトウェアが搭載される。
【0027】
201は通信プログラムであり、上述のクライアントから要求されるHTML文書をクライアントに提供する処理、クライアントから送られた動作指示を後述のプログラムに転送する処理などを行う。202は共有DB12上の各種のデータベースに対して、データの読み書きを行うプログラムである。203は栄養パランス自動補正プログラムであり、本発明に係わる健康相談支援を行うプログラムの中の1つである。
【0028】
204は献立作成支援プログラムであり、本発明に係わる健康相談支援を行うプログラムの中の1つである。205は食事嗜好学習プログラムであり、本発明に係わる健康相談支援を行うプログラムの中の1つである。206は配信プログラムであり、健康相談者、ネット栄養士、医療スタッフのクライアントの中の特定のクライアントに対してメッセージを配信する。207は栄養士管理プログラムであり、ネット栄養士の登録を受け付けたり、ネット栄養士の能力を判定するためのテストを行うプログラムである。その他のプログラム208の中にはネット栄養士に割り当てる食事電子画像をネット栄養士の能力(レベル)に応じて割り当てるためのプログラム等が用意されている。これらのプログラムはOS(オペレーティングシステム)上で動作する。
【0029】
共有DB12上のデータベースを説明する。食事画像+レシピDB101は健康相談者から送られた食事の電子画像を健康相談者ごとに保存する。また、食事のレシピすなわち、料理を作成するための食材名、分量、料理方法を記載したデータも食事画像+レシピDB101に保存される。食事の電子画像データは健康相談者の氏名、電子画像の送付日などが付加情報として付加される。また、相談者のデータとして相談者の生活習慣に関わるデータ(毎日の就寝時刻、睡眠時間、通勤・通学手段など)を相談者から入力してもらい、それをDBに蓄積して、前記データとともに使用しても良い。
【0030】
バイタルデータDB102は、健康相談者から送られたバイタルデータ、すなわち、健康相談者の健康に関連する個人的測定データ、たとえば、身長、体重、血圧、血糖値等のデータを健康相談者ごとに保存する。バイタルデータには健康相談者の氏名、送付日などが付加情報として付加される。
【0031】
栄養分析データDB103は、ネット栄養士から送られた栄養分析データを保存する。栄養分析データとは、例えば、塩分、たんぱく質、カルシウム,鉄分,ビタミン等の摂取量、カロリーなどであり、ネット栄養士が食事の電子画像を見て算出するデータの事を指す。
【0032】
教育用コンテンツDB104は、健康相談に関するアドバイスを健康相談者に配信し、また蓄積するためのコンテンツを登録しておくデータベースであり、例えば、ビデオデータ、画像データ、テキストデータ、サウンドデータあるいはこれらが混在したデータが用意されている。
【0033】
教育用アドバイスDB105は食事電子画像に対する医療スタッフのアドバイスメッセージを保存するデータベースである。本実施形態では、医療スタッフのクライアント40で食事電子画像に対して作成されたアドバイスメッセージが教育用アドバイスDB105に保存される。または、アドバイスメッセージを作成する際に教育用アドバイスDB105から読み出されて引用される。
【0034】
栄養管理基準DB106は、栄養バランス自動補正プログラム203により使用される栄養管理基準が保存される。栄養管理基準は、健康相談者ごとに医療スタッフのクライアントから登録され、好適な栄養バランスを決定するための基準となる。
【0035】
栄養士管理データDB107はネット栄養士の氏名、住所、電話番号、能力を示すレベル、電子メールアドレス等、ネット栄養士を管理するための個人情報を保存する。
【0036】
HTML文書108は、クライアント20〜40により読み出される文書であり、クライアント20〜40に搭載されたブラウザにより解析されて表示される。HTML文書中には、クライアント側で表示する文字列、その書式、表示する画像の記憶アドレス、クライアント側での情報入力を受け付け、入力された情報をサーバ11にに転送する命令等が記載されている。本実施形態でいうHTML文書の中には、HTML文書と同等の機能を有するマークアップランゲージ文書や、HTML文書を拡張したXML文書も含まれる。HTML文書自体は周知であるので、詳細な説明を省略する。本実施形態では、クライアント20〜40でHTML文書を表示し、HTML文書の示す案内にしたがって、健康相談者は医療相談を行い、ネット栄養士は栄養分析を行い、医療スタッフが医療の相談に対する回答を行う。
【0037】
その他DB109には、上述以外の各種の情報のデーベースが構築される。
【0038】
健康相談者、ネット栄養士、医療スタッフ、健康相談支援システムの間の情報の流れを図3を参照して説明する。
【0039】
健康相談者(患者)のクライアントからは共有DBに向けて食事の電子画像やバイタルデータやレシピデータや生活習慣データなどが送られ、共有DB内に保存される。ネット栄養士は共有データベースの食事電子画像を自己のクライアントに表示させて、栄養分析を行う。栄養分析の結果は、ネット栄養士のクライアントから共有DBに送られて、共有DBに保存される。所定の期間に集積された栄養分析結果により健康相談者に好適な栄養管理基準が健康相談支援システム内のサーバ(栄養バランス自動補正プログラム)により決定される。また、最近の栄養分析結果および栄養管理基準、さらに共有DBに蓄積されている健康相談者の食事嗜好データに基づき、今後、健康相談者が摂取すべき食事の献立が健康相談支援システム内のサーバ(献立作成支援プログラム)により作成されて健康相談者に提示される。
【0040】
健康相談者は、自己のクライアントに表示された献立を閲覧し、自己の好みに合わないと判断した場合はシステムが推薦する他の献立を表示し、その中から好みに合う献立を選択し直す事ができる。献立が選択された場合はその献立の持つレシピデータから食事の嗜好内容が健康相談支援システム内のサーバ(食事嗜好学習プログラム)により学習され共有DBに蓄積される。
【0041】
医療スタッフはあらかじめ健康相談者の栄養摂取量の目標値である指示カロリーデータを共有DBに登録しておく。また医療スタッフは、共有データベースに保存された、健康相談者から送られて来た食事の電子画像を自己のクライアントで見て、食事に対するアドバイスを作成し、共有DBに登録する。共有DBに登録されたアドバイスは健康相談者により閲覧される。
【0042】
本実施形態の健康相談支援システムは主として、上述の機能を提供するが、他の機能は以後の健康相談支援システムの説明の中で明らかにする。
【0043】
(A)献立プラン情報の提示による栄養指導方法
健康相談支援システムが提供する新規機能を利用した栄養指導方法を次に説明する。
【0044】
健康相談支援システムは、健康相談者に対して推奨する料理の献立を自動作成する機能を有し、自動作成された料理の献立を健康相談者のクライアントに提供する。この例として、例えば1週間分の献立を自動作成する際の処理内容を図4を使用して説明する。
【0045】
健康相談者から送られた1週間分の食事電子画像は上述したとおり共有データDB内の食事画像+レシピDBに格納されている。また、これらの食事電子画像に対する栄養分析結果はネット栄養士から送られて共有DBの栄養分析DBに格納されている。健康相談支援システムは、栄養バランス自動補正機能(プログラム)を使用して1週間分の栄養分析結果と、健康相談者にとって好適な栄養摂取量(基準値)を参考にして、次の週に収集すべき栄養収集量を栄養素ごとに1週間分計算する。次に、健康相談支援システムは、献立作成支援機能(プログラム)を使用して、上記計算された1週間分の栄養摂取量が得られるレシピを食事画像+レシピDBから検索により取得する。次に、健康相談支援システムは、食事学習機能(プログラム)により学習された健康相談者の食材の好みのデータを用いて、上記取得されたレシピの入れ替えを行う。このようにして作成された1週間分の食事画像(食事電子画像)とレシピが共有データDB内の教育用アドバイスDBまたはその他DBに格納される。最後に健康相談支援システムから健康相談者のクライアントに対して、1週間分の食事画像(食事電子画像)とレシピが共有データDBを介して提供される。健康相談者は提供されたレシピにしたがって食事を作成し、摂取することで、健康を維持することができる。
【0046】
(食事嗜好学習機能の概要)
食事嗜好学習機能の概要について図5を使用して説明する。健康相談者は、今後の一週間分のレシピを表示するため、自己に割り当てられたHTML文書の格納場所、すなわち、URLを使用して、共有データDBのHTML文書群からレシピ表示用のHTML文書をクライアントに取り込む。これにより健康相談者のクライアントに搭載されたブラウザにより図5の符号1000で使用すように1週間分のレシピの食事の電子画像が表示画面上の予め定めた表示領域(本発明の第1の表示領域)に表示される。健康相談者がマウスを操作して、たとえば、火曜日の食事電子画像にマウスカーソルを合わせ、マウスの左ボタンを操作すると符号1001の献立選択画面(本発明の第2の表示領域)が現れる。健康相談者がマウスを操作して、マウスカーソルを献立選択画面の中の任意の食事電子画像に合わせて、マウスの左ボタンを操作すると、マウスカーソルにより選択された食事電子画像と、符号1000の食事電子画像の中の指示された食事電子画像(火曜日の食事電子画像)とが入れ代わる。健康相談者の上記一連の操作に応じて実行すべきクライアントの処理手順はHTML文書中で予め規定されている。
【0047】
簡単に説明しておくと、符号1000の食事画像を表示するためには、7つのボタンの表示位置を規定する命令(タグと呼ばれる)をHTML上で定義する。次に、ボタンとは、文字やアイコンがマウスにより指定されたときに予め用意されている処理を実行するグラフィカルユーザインターフェースである。ボタン上にはイメージを貼り付けることができ、ボタンのタグの中に貼り付けるイメージを記憶場所を記載しておくことにより、クライアントは、共有DBの中からイメージ、この場合、食事電子画像を読み出して表示することができる。
【0048】
この形態では、さらに、マウスの左ボタンの操作で、献立選択用のウィンドウ画面1001を表示させるタグおよび献立選択用ウィンドウ画面1001内に入れ替え用の食事画像のボタンを表示させるタグおよび、献立選択用ウィンドウ画面1001内で選択されたボタンを表示1000内の食事画像のボタンと入れ替えるためのタグがHTML文書中で定義されている。
【0049】
健康相談者が火曜日の食事電子画像をマウスにより指定してマウスの右ボタンを操作すると、符号1002に示すようなレシピが表示される。レシピ自体は健康相談システムの共有DB内の食事画像+レシピDBに格納されているので、HTML文書内にレシピの記憶場所が定義される。
【0050】
献立選択画面1001で入れ替えのために食事画像が選択されると、HTML文書で定義された命令にしたがって、クライアントからは選択された食事画像を示すIDがクライアントから健康相談支援システムに送られる。この命令が、健康相談支援システム内のサーバに伝えられる。サーバは嗜好学習プログラムを使用して、食事電子画像のIDに対応するレシピを共有DBから取り出す。共有DB内には健康相談者(患者A)の食事嗜好データ保存されているので、レシピ中に記載されている食材が健康相談者が好む食材とみなし、食事嗜好データの該当する食材の得点をアップする。
【0051】
食事嗜好データは、食材の種類と得点で構成されるデータであり、上記献立選択画面で入れ替えが行われるごとに、該当する食材の得点がアップする。食事嗜好データは献立を作成する際に参照されるデータである。食事嗜好学習プログラムについては後で詳しく説明する。なお、食事画像+レシピDBに登録するレシピは、健康相談者本人(図5のユーザA)、他の健康相談者(図5のユーザB)あるいは他の者(図5のレシピ提供者)がクライアントから食事電子画像と共に健康相談支援システムに送り、送られた食事電子画像データおよびそのレシピがサーバにより食事画像+レシピDBに登録される。食事電子画像はIDが自動的に付されて登録され、レシピにも上記食事電子画像のIDが付加されて登録される。
【0052】
以上、食事電子画像の表示処理およびその入れ替え処理並びにレシピの表示処理処理、嗜好学習処理について説明したが、当業者であれば、上述の説明により、これらの処理を実現するためのHTML文書を作成可能であろう。
【0053】
(献立作成支援機能の概要)
次に、健康相談支援システムのサーバが提供する献立作成支援機能の概要を図6を参照して説明する。サーバは、栄養バランス自動補正機能により予め計算され共有DBに蓄積されている1週間分(日単位)の栄養摂取量を取得する。次に日単位で取得した栄養摂取量に最も近い栄養バランスを有する栄養分析データ、対応する食事電子画像および対応するレシピを複数組だけ食事画像+レシピDBの全データ中から抽出(検索)する。
【0054】
抽出された複数組のデータセット(栄養分析データ、対応する食事電子画像および対応するレシピ)の中から健康相談者(ユーザB)の好みの食材がたくさん含まれている順に複数組のデータセットを並び替える。この並び換えに際して食事嗜好学習機能により取得した健康相談者個人の食事嗜好プロファイルデータが使用される。並び替えられた複数組のデータセットの中の食事電子画像およびレシピが健康相談者(ユーザB)に提供される。具体的には、健康相談者の好みの食材が一番含まれている食事電子画像が、図5の表示1000で使用される。ここで、特筆すべきは、ある健康相談者(ユーザB)以外の他の健康相談者が登録した食事電子画像およびレシピもユーザBの献立の料理として推奨される点である。健康相談者の数が多いほど、登録されるレシピも多いので、健康相談者は自分が知らない料理も紹介されることになり、食事に飽きることがなく、また、健康相談に対する関心も高まる。
【0055】
(サーバ11の処理手順の概要)
以上述べた機能を実現するためのサーバ11の概要処理手順および栄養バランス自動補正機能、献立プラン自動作成機能および食事機能学習のための詳細処理手順を図7〜10を使用して説明する。図7はサーバ11が実行する処理手順の主処理手順を示す。図7において、健康相談者(ユーザA)が過去1週間分の食事画像を共有DBの食事電子画像+レシピDBに登録しているものとする(S1)。また、それら食事電子画像に対する1週間分の栄養分析結果が栄養分析者(ネット栄養士)により共有DBの栄養分析分析データDBに登録しているものとする(S2)。さらに栄養アドバイザ(医療スタッフ)が、健康相談者にとって必要な栄養摂取量(指示カロリーデータ)を共有データベース内の栄養管理基準DBに登録しているものとする(S3)。さらに、健康相談者本人または他の健康相談者などによりレシピおよびその食事電子画像が共有DBの食事電子画像+レシピDBに登録されているものとする(S4)。
【0056】
サーバは、たとえば、1週間単位で、栄養バランス自動補正プログラムを実行し、栄養バランス補正データ、すなわち、栄養バランスを保つために、これからの1週間の日単位で摂取すべき栄養摂取量を示すデータを計算する(T1)。計算結果はサーバ11内のシステムメモリに一時格納される。
【0057】
サーバ11は献立プラン自動作成プログラムを使用して、システムメモリに格納された献立栄養バランス補正データの示す栄養摂取量に最も近い栄養摂取量となる複数組のレシピが食事電子画像+レシピDBから取り出される。取り出されたレシピはシステムメモリに一時格納される。
【0058】
食事嗜好プロファイルDB(図3のその他DB)に格納されている健康相談者(ユーザA)食事嗜好プロファイルデータが読み出されて、読み出された食事プロファイルデータとシステムメモリに格納されている複数組のレシピを使用して1週間の献立プランが自動作成される(T2)。作成された献立プランは献立プランDB(図3のその他DB)に格納される。献立プランDBに格納された献立プランは、医療スタッフのクライアントから閲覧可能であり、医療スタッフは、図5の表示1で表示する食事電子画像と表示画面1001で表示される食事電子画像とを入れ替えることができる(S5)。医療スタッフは過去1週間の食事栄養画像と今後1週間の食事栄養画像とを比較して、献立が同じ食事があった場合や、あるいは、今後1週間の献立の中の曜日が近接する食事の献立が好ましくない場合には、食事電子画像の入れ替えを行う。
【0059】
このためのHTML文書は、健康相談者が献立プランを閲覧するために使用されるHTML文書(上述)とほぼ同様とすることができる。相違点は、入れ替えた食事電子画像を検出し、入れ替え回数を計数するためのタグが記載されていない点である。
【0060】
健康相談者は献立プランを見るためのHTML文書を共有DBから読み出してクライアントのブラウザにより献立プラン(図5の表示1000)を表示させる。健康相談者が献立選択画面の食事電子画像を選択すると、表示1000の食事電子画像と選択された食事電子画像とが入れ替えられ、サーバ11により表示1000に新たに表示された食事電子画像のIDがサーバ11に送られる。サーバ11は食事嗜好学習プログラムにより食事嗜好プロファイルDB内の食事嗜好プロファイルデータを更新する(T3)。
【0061】
以上説明したサーバ11の処理の中の栄養バランス自動補正処理、食事嗜好学習、献立プラン自動作成(献立作成支援)の詳細を順に説明する。
【0062】
(栄養バランス自動補正プログラム)
栄養バランス自動補正プログラムの処理内容を図8の中央部に示す。サーバ11は、栄養分析DBから過去1週間分の栄養分析データを取り出す(T100)。取り出された栄養分析データの一例を処理T100の右側に図の形態で示した。実際には栄養分析データは、栄養素名と摂取量を示す数値を記載した表である。
【0063】
次に、取り出した過去1週間分の栄養分析データから、栄養素ごとの1日の平均摂取量を計算する。この例では日曜日から土曜日までの栄養分析結果の中の摂取量を同じ栄養素ごとに合計し、合計結果を7で除算して1日の平均摂取量を取得する(T110)。
【0064】
次に、栄養管理基準DBに格納されている最適栄養素分布データ、すなわち、予め栄養アドバイザから指示されていて、健康相談者にとって好適な1日の栄養摂取量(栄養素ごと)を示す基準値が読み出される(T120)。ステップT110で得られた平均値とステップT120で読み出された基準値とのずれ量が栄養素ごとに計算される(T130)。
【0065】
ステップT130で得られた栄養素ごとのずれ量(栄養素分布)のゼロ反転(すれ量の値のプラスはマイナスにマイナスはプラスに反転すること)を行って、ゼロ反転した値に、補正係数、一例では1/7の値を乗算する。過去1週間で採りすぎた栄養素については、1日で減らす量が得られる。また、不足分は1日で余計に取る量が得られる。ステップS130で得られた栄養素ごとの摂取調整量が、過去1週間の日曜日から土曜日までの栄養分析データに対して加算される(T140)。なお、ある栄養素を採りすぎた場合の調整量はマイナス値を加算することになる。このようにして、日曜日から土曜日の今後1週間に摂取すべき栄養素の摂取量が栄養バランス指示データとして栄養分析DBに格納される。また、栄養管理基準DBには、ステップT140で計算された栄養素ごとのずれ量が栄養バランス補正データとして日付と共に格納される(T150)。栄養アドバイザは栄養バランス補正データを自己のクライアントを使用して閲覧し、栄養バランス補正データが適正な範囲にあるかを確認する。
【0066】
(栄養バランス自動補正プログラムの変形例)
1)ステップT140で使用する補正係数は各曜日一定とする必要はない。健康相談者の生活様式に合わせて、曜日ごとに好適な補正係数を定めればよい。また、過去の1週間分の栄養分析データを使用せずに、基準値(最適栄養分析データ)+1週間分のずれ量×各曜日の補正係数の演算を行って各曜日の栄養摂取量を計算してもよい。
【0067】
(食事嗜好学習プログラム)
食事嗜好学習プログラムの処理内容を図9を使用して説明する。健康相談者がクライアントの画面に表示された献立選択画面で、所望の食事電子画像をマウスにより選択するとクライアントから選択された食事電子画像のIDがサーバに送られる。サーバでは、通信プログラムを介して食事嗜好学習プログラムに食事電子画像のIDが引き渡される。サーバは食事嗜好学習プログラムにより、食事画像のIDと同じIDを有するレシピデータを食事画像+レシピDBから検索に取り出す(T200)。取り出されたレシピの一例を図9の左上部に示した。
【0068】
サーバはレシピの献立名部分(たまねぎ丼)と下部の材料名および調理方法の文字列部分を分割する。具体的にはレシピの第1行目と第2行目以降を門所処理により分割する(図9の右上部参照)(T220)。分割された2行目以降の中の文字列に対して形態素解析(単語の文法解析)を、名詞句DB(名詞句が記載されたデータベース)を使用して行い、名詞句のみを文字列の中から抽出する。
【0069】
レシピの中には類義語が混在するので、類義語DB(類義語、たとえば、たまねぎ、玉ねぎ、玉葱と、それらの類義語の中の代表語たまねぎを記載したデータベース)を参照して、抽出した名詞句を代表語を含む名詞句に変換する(T220)。または、レシピ作成時に食材にtagをつけ(例:<野菜>たまねぎ</野菜>など)て登録することによって、形態素解析などによる手法に代替してもよい。
【0070】
次に、変換された名詞句の中から予め定めた食材には不要な名詞句が取り除かれる。例えば図9に示すレシピでは、材料、水、おおさじ、などの名詞句が除かれる(T230)。このような処理により得られる名詞句を図9の右中央部に示す。
【0071】
次に、食事嗜好プロファイルDB内の食事プロファイルデータを読み出した後、食事プロファイルデータを更新する。食事プロファイルデータは食材名とその得点で構成される表であり、表の中に上記抽出された名詞句がある場合には、その名詞句に対して割り当てられた得点(1×α)が表の中の得点に加算され、加算された得点で食事嗜好プロファイルDBの表中の得点が更新される(T240〜T260)。αは加算の割合を制御するための係数でありαが大きいほど1回の加算値が大きくなり、言い換えれば嗜好学習の速度を速めることができる。またαをゼロにすることにより嗜好学習を止めることもできる。
【0072】
(献立作成支援プログラム)
次に図10を使用して献立作成支援プログラムの処理内容を説明する。サーバは、健康相談者(ユーザ)に対応する、現在から過去1週間の栄養バランス指示データ、すなわち、今後1週間の間に摂取すべき栄養素ごとの摂取量を各曜日ごとにあらわしたデータを管理基準DBの中から読み出す。読み出されたデータはサーバ内のシステムメモリに一時格納される(T300)。
【0073】
次にサーバは食事嗜好プロファイルDBから健康相談者の食事嗜好プロファイルデータを読み出しシステムメモリに一時格納する(T310)。
【0074】
サーバは栄養分析DB内を検索して、先にシステムメモリに格納してある栄養バランス指示データに最も近い栄養素分布を有する栄養分析データを取得する。
【0075】
具体的には、順次に栄養分析データを読み出して、各栄養分析データと栄養バランス指示データとの間の距離計算を行う。距離計算は各栄養素ごとの摂取量の差(距離)を計算し、全栄養素の差の絶対値を合計すると、上位2つのデータの間の距離が求まる。距離が短いほど近い栄養素分布であることを意味し、この計算により、各曜日に対応する10個の栄養分析データを取得する。
【0076】
取得した栄養分析データに付されている食事電子画像のIDに基づき、栄養分析データに対応する食事電子画像(ID付き)及びレシピデータを食事電子画像+レシピDBから取り出しシステムメモリに一時格納する(T320)。
【0077】
次にサーバは、各曜日に対応する10組のレシピデータから上述の(食事嗜好学習プログラム)と同等の処理によりレシピデータに含まれる食材名詞句を抽出する。次に、健康相談者の各レシピに対する好みの度合いを計算する。具体的にはレシピに含まれる食材名詞句が先に読み出した健康相談者の食事嗜好プロファイルデータに含まれている場合はその食材の得点を加算し、その結果得られた得点がレシピに対する好みの度合いを表す。
【0078】
たとえば、レシピの中の食材名がたまねぎ、牛肉、小麦粉であって、食事嗜好プロファイルデータの中に牛肉とたまねぎの名称があった場合、牛肉の得点とたまねぎの得点が取り出されて加算される。加算結果はレシピの料理に対する健康相談者の嗜好の度合いを示す値とみなされる。10組のレシピについて、得点の加算を行い加算結果の中で最大の得点を有するレシピの食事電子画像が図5の表示で使用される。この処理が各曜日ごとの10のレシピについて行われ、その結果が献立プランDB内の対応の記憶領域に格納される(T340)。
【0079】
(B)アドバイス付き食事電子画像のやり取りによる栄養指導
健康相談者、ネット栄養士(栄養分析者)、栄養アドバイザ(医療スタッフ)の間で図11に示すような食事電子画像を介して栄養指導を行うことが述べられてきたが、本実施形態では栄養アドバイザが食事電子画像に対してアドバイスを付加することができる。栄養アドバイザは共有データDB上の上述の栄養バランス指示データ(栄養バランス補正データ)や栄養分析データを見て、図11の左下部に示すような栄養バランス指示や栄養分析データが矢印で示すように適正基準(中央の直線)から大きくずれるような場合には、適切なアドバイスを食事電子画像に付加する。アドバイスの付加のためにはドローイングプログラム、ペインティングプログラム、フォトレタッチプログラムなどの文字描画機能により食事電子画像に対して文字列形態のメッセージを付加してもよい。また、ビデオ編集プログラム、ビデオ合成プログラムを使用して食事電子画像に対してビデオファイルを添付し健康相談支援システムの共有DBに登録してもよい。また音声録音プログラムや音声合成プログラムにより音声でメッセージを登録してもよい。また、アドバイス(質問を含む)などのメッセージは、栄養アドバイザだけでなく、図11に示すように健康相談者や栄養分析者が食事電子画像に付加して共有DBに登録することで、健康相談者、栄養分析者、栄養アドバイザの間で、メッセージ交換を行うことができる。
【0080】
具体的なアドバイス付き食事電子画像の流れの一例を図12に示す。図12において、ユーザAの健康相談者はステップY1で食事をデジタルカメラで撮影し、撮影画像をクライアントから健康相談支援システムの共有DB内の食事画像+レシピDB(図では食事画像DBと表記)に登録する。ステップY2では栄養分析者はクライアントを使用して登録された食事電子画像を閲覧し、栄養分析データを健康相談支援システムの共有DB内の栄養分析DBに登録する。なお、このとき、登録の栄養分析データと、対応の食事電子画像との間のIDによる関連付け(栄養分析データに食事電子画像のIDを付加すること)が行われる。
【0081】
栄養アドバイザ(医療スタッフ)はクライアントを使用して登録された栄養分析データ等を見てアドバイスが必要と思われる場合、対応の食事電子画像をクライアント呼び出して表示させる。上記メッセージ作成用のプログラムを使用して、食事電子画像にメッセージを記入したり、ビデオ画像を作成したり、あるいは音声メッセージを作成し、それら作成結果を食事電子画像に付して共有DBに登録する。メッセージがない食事電子画像との混同を避けるためにアドバイス付加食事画像DBを新たに設け、このデータベースにアドバイス付き食事電子画像を登録する(ステップY3)。ステップY4で健康相談者はアドバイス付加食事画像DBから自己宛のアドバイス付き食事電子画像を呼び出してクライアントから出力(画像の表示、ビデオの再生、音声出力等)する。必要があれば、食事電子画像に質問等を付加してアドバイス付加食事DBを介して栄養分析者や栄養アドバイザ(医療スタッフ)とメッセージ交換を行う。
【0082】
(C)マルチメディアコンテンツの配信による栄養指導
上述実施例では健康相談者(ユーザ)が送付した食事画像を用いた栄養指導方法を述べたが、ここでは共有DBに蓄積されている教育用のマルチメディアコンテンツ、例えばビデオコンテンツ、メッセージテキスト、サウンドコンテンツなどを用いた栄養指導の方法について述べる。
【0083】
本実施形態の例を図13を用いて説明する。栄養アドバイザ(医療スタッフ)は自己のクライアント上で健康相談者の食事画像、バイタルデータ、栄養分析データを表示し、その時点において健康相談者(ユーザ)の栄養指導に適したビデオコンテンツ、コメントコンテンツ、サウンドコンテンツを共有DBから読み出し自己のクライアントに表示させて選択する。これらのコンテンツは共有DBから読み出すだけではなく栄養アドバイザ(医療スタッフ)が自己のクライアント上で作成したものを新たに共有DBに登録してもよい。このようにして選択したコンテンツをマルチメディア合成プログラムに入力し、例えばSMILE形式で記述されるマルチメディアコンテンツを作成し共有DBに格納する。
【0084】
健康相談者(ユーザ)は登録されたマルチビデオコンテンツをクライアントで読み出して、再生用プログラムにより図13の左側に示すようにクライアントからビデオコンテンツ、メッセージテキスト、サウンドコンテンツを再生出力させることができる。なお、メッセージ付き食事電子画像やメッセージが付加されていない共有DB上の食事電子画像は、上述したように医療スタッフ、健康相談者、ネット栄養士がクライアントから読み出す形態を説明したが、健康相談支援システムから関係者のクライアントに配信してもよい。
【0085】
次に、上述マルチメディアコンテンツの手動配信から自動配信までの流れを図14、図15、図16を用いて説明する。
【0086】
マルチメディアコンテンツの手動配信の流れを図14の上半分に示している。健康相談支援システムの共有DB内にはメッセージテキスト(図14ではコメントコンテンツDB)及びビデオコンテンツ(図14ではビデオコンテンツDB)が登録されている。栄養アドバイザ(医療スタッフ)は自己のクライアント上にて、健康相談者(ユーザ)から送られた食事電子画像、バイタルデータ、栄養分析データをクライアントで表示確認し、健康相談者の栄養指導に適するメッセージテキスト、ビデオコンテンツを共有DBより読み出し選択する。選択した情報は上述マルチメディア合成プログラムに送られてSMILE形式のマルチメディアコンテンツに変換されて共有DBに格納される。この過程において選択したコンテンツと栄養分析データの関連付けがなされる。
【0087】
この過程を図15に示している。この実施例では栄養アドバイザ(医療スタッフ)が健康相談者(ユーザ)から送られた食事電子画像、バイタルデータ、栄養分析データをクライアントで表示確認(図15のステップA1)し、次のステップで、メッセージテキスト、ビデオコンテンツを共有DBより読み出し選択する(図15のステップA2)。その際に、栄養アドバイザ(医療スタッフ)が選択した栄養分析データメッセージテキスト、ビデオコンテンツに栄養分析データ(栄養分析空間の座標データ)を付加して共有DBに格納する。これにより選択されたコンテンツと栄養分析データの関連付けを行う。
【0088】
共有DB内に格納されている所定量のコンテンツが栄養分析データと関連付けされると、コンテンツ登録者(栄養アドバイザ)は健康相談システム運営者に連絡して栄養アドバイス自動配信プログラムを動作させる。あるいは一部の健康相談者に対しては栄養アドバイス手動配信を行いながら、他の栄養相談者に対しては栄養アドバイス自動配信プログラムを動作させる。
【0089】
マルチメディアコンテンツの自動配信の流れを図14の下半分に示している。
【0090】
栄養アドバイス自動配信プログラムは、ネット栄養士からの栄養分析データが共有DBの栄養分析データDBに登録されるごとに、栄養分析空間において最も近い栄養分析データを検索し、そのデータに関連付けされているメッセージテキスト、ビデオコンテンツを共有DBより読み出し上述マルチメディア合成プログラムに送りSMILE形式のマルチメディアコンテンツに変換し共有DBに格納する。
【0091】
この過程を図16に示している。この実施例では栄養分析者が健康相談者の栄養分析を行った時点で呼び出され、栄養分析DBに格納されている栄養分析データを読み出す(図16−B1)。次にコメントDBに格納されているコメントデータを検索し、コメントデータに付加されている栄養分析空間の座標データが、読み出された栄養分析データに最も近い値のコメントデータを抽出する(図16−B2)。次にコンテンツDBに格納されているコンテンツデータを検索し、コンテンツデータに付加されている栄養分析空間の座標データが、読み出された栄養分析データに最も近い値のコンテンツデータを抽出する(図16−B3)。ここで抽出されたコメントデータ、コンテンツデータを上述のマルチメディア合成プログラムに送りSMILE形式のマルチメディアコンテンツに変換し共有DBに格納する。
【0092】
以上の手動作成したマルチメディアの配信のための手順および自動作成したマルチメディアの配信のための手順を図17に示した。ステップQ1はユーザAの健康相談者が実行する処理を示し、ステップQ2はユーザAのために栄養分析者が行う処理を示す。ステップQ3は栄養アドバイザが実行する処理内容を示す。ステップQ4はユーザBの健康相談者が実行する処理を示す。ステップQ5ha栄養分析者がユーザBのために行う処理を示す。ユーザAに対する栄養アドバイス(マルチメディアコンテンツ)は栄養アドバイザにより手動作成されるが、その後、ユーザBに対する栄養アドバイスは栄養アドバイス作成・配信プログラムにより自動作成されてユーザBのクライアントに送られる。以上述べた方式を用いる事により、医療スタッフの栄養アドバイス作成労力を低減する事ができ、かつ健康相談者には栄養状態に基づくリアリティのある栄養アドバイスが送られる。
【0093】
(D)健康異常の自動検出機能
健康相談支援システムは、健康相談者が登録したバイタルデータおよび栄養分析データ(食事分析データ)に基づき、健康相談者の健康異常を自動検出する。
この処理流れを図18を使用して説明する。
【0094】
サーバはバイタルデータ又は栄養分析データ(食事分析データ)が入力されるごとに、あるいは一定周期ごとに以下の処理を行う。
【0095】
バイタルデータの各項目、例えば、体重、体温、血圧や、栄養分析データの各項目、例えば塩分、たんぱく質、カルシウムなどの項目において欠落しているデータがある場合には、過去に入力された最新のデータを利用して、欠落データの補間処理を行う(図18の間欠データ補間処理)。次に各データの平滑化処理を行う。図18の実施例では過去3日分の平均処理を順次行うことにより平滑化を行う(図18の移動平均処理)。次に、予め医療スタッフにより設定されている各データの閾値との比較処理を行う(図18の閾値処理)。図18の実施例では各データに対して上側の閾値と下側の閾値を設定しておき、あるデータが上側の閾値を上回った場合はデータが上昇していると判断し、下側の閾値を下回った場合にはデータが下降していると判断する。次に、この関係を論理値に置き換える。例えば閾値を越えた場合にはON(又は1)とし閾値を越えない場合はOFF(又は0)とする。ここで得られた結果を、予め医療スタッフにより設定された論理式に入力することで健康異常であるかどうかを自動的に判断する(図18ロジック判定処理)。ここで使われる論理式は、医療スタッフが注目している内容を、一般的な論理演算子に置き換えたテキストデータであり、医療スタッフが自己の端末から入力することができる。例えば、総カロリ上昇AND血糖値上昇AND運動量下降のようなテキストデータである。あるいは総カロリ↑&血糖値↑&運動量↓のような記号で表現しても良い。あるいは複数の平滑化されたデータの組み合わせに対してデジタル信号処理を施し、新たな測定データに加工して上述のロジック判定を行っても良い(図18デジタル信号処理)。
【0096】
本システムは、このようにデータの種類ごとの異常検出処理、あるいは組み合わせデータによる異常検出処理を実行することにより、リアルタイムに健康相談者の健康状態の異常を検出する。健康状態の異常が検出された場合は、例えば、健康異常者の氏名、健康異常発生日時、健康異常の内容などを、医療スタッフや健康相談者に対して、各ユーザのホームページに挿入したり、または電子メールを送ることにより自動的に通知される。
【0097】
(E)他の実施形態
1)健康相談者、ネット栄養士、医療スタッフが健康相談支援システムにアクセスする場合には、ログイン時にユーザ名およびパスワード照合を健康相談支援システムで行うようにする。これにより、健康相談者、ネット栄養士、医療スタッフが共有DBに登録する各種データ、コンテンツには、登録者がログイン時に使用したユーザIDや登録日時を健康相談支援システムのサーバにより登録のデータやコンテンツに付加して登録すればよい。
2)健康相談支援システムにアクセス可能なクライアントは、体育館やスポーツジムに設置してもよい。このクライアントはスポーツインストラクタが使用し、栄養分析データを見て、適切な運動アドバイスを共有DBを介して健康相談者に提供することができる。また、健康相談者がスポーツ施設で、バイタルデータの測定を行って、バイタルデータをスポーツ施設のクライアントから共有DBに登録してもよい。さらに食事提供業者、たとえば、弁当や給食を製造する業者にクライアントを設置し、健康相談者に提示される推奨の食事電子画像(図5の表示1000)およびレシピをこれらの業者にも提供する。これにより業者は食事電子画像およびレシピを見て料理を製造し、健康相談者に届けることができる。このような場合には業者が食事を撮影して、健康相談者に代わり、共有DBに登録してもよい。
3)健康相談支援システムの共有DBは1つの記憶装置上に設けてもよいし、複数の記憶装置に分散して設けてもよい。さらにサーバが実行する処理を複数のコンピュータにより分散処理してもよい。
4)上述の実施形態ではHTML文書を介在させて食事電子画像やその他のデータを健康相談支援システムからクライアントに転送する例を示したが、HTML文書に限らず、他の周知のソフトとや新規に作成するソフトを使用して、健康相談支援システムの通信機能を実現してもよい。
5)本明細書で述べている医療スタッフとは医療に従事する者を指す。医療資格を有していないものでも、本発明に係わるデータを登録するためにクライアントを操作するものは、医療スタッフが操作したとみなされる。また、健康相談者についても、健康相談者そのものがクライアントを操作する必要はなく、健康相談者に代わり、他の者がクライアントを操作しても健康相談者がクライアントを操作したものとみなす。上述の実施形態で説明されている栄養士も本発明で言う医療スタッフの1人である。栄養分析データは栄養士だけでなく、医師が登録してもよい。
【0098】
【発明の効果】
以上、説明したように、発明によれば、健康相談者のクライアントから食事電子画像を受け付けて、記憶手段に登録し、登録された食事電子画像を複数のクライントで閲覧する。食事電子画像についての栄養指導に関連するコンテンツを前記複数のクライアントの中の医療スタッフのクライアントから健康相談者のクライアントに送信するので、健康相談者に対して栄養指導を行うことが可能となる。
また、本発明によれば、
1)健康相談者の食した食事画像データと、
2)その食事画像データを入手した栄養士による栄養分析データと、
3)その栄養分析データを基にした医療スタッフによる指示カロリーデータと、
4)健康相談者への食事アドバイスとして、各々の食事画像に対応したコンテンツと、を利用し、記憶手段に有していることを新規特徴とする。
これにより本発明は、健康相談者の食した食事画像データを前提として、それに基づいて栄養分析し、指示カロリーデータ、栄養バランス指示データを求めている点が特徴で、その為、極めて正確な食事指導、管理が可能となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態の全体のシステム構成を示すブロック図である。
【図2】本発明実施形態の共有データベースおよびサーバに搭載されるソフトウェアの内容を示す説明図である。
【図3】クライアントと共有データベースとの間の情報の流れを示す説明図である。
【図4】献立プラン情報の提示による栄養指導方法を説明するための説明図である。
【図5】食事嗜好学習機能を説明するための説明図である。
【図6】献立プラン作成支援機能を説明するため尾説明図である。
【図7】献立プラン情報提示の流れを示す説明図である。
【図8】栄養バランス自動補正処理を説明するための説明図である。
【図9】食事嗜好学習処理の内容を示す説明図である。
【図10】献立(プラン)作成支援処理を説明するためを説明図である。
【図11】アドバイス付加画像を使用した栄養指導方法を説明するための説明図である。
【図12】アドバイス付加画像情報の流れを示す説明図である。
【図13】栄養アドバイスの手動配信の内容を示す説明図である。
【図14】アドバイス自動配信機能を説明するための説明図である。
【図15】栄養アドバイスの手動配信の内容を示す説明図である。
【図16】栄養アドバイス自動作成処理内容を示す説明図である。
【図17】栄養アドバイスの自動配信の流れを示す説明図である。
【図18】健康異常の自動検出方法を示す説明図である。
【符号の説明】
10 健康相談支援しシステム
11 サーバ
12 共有データベース
20〜40 クライアント

Claims (5)

  1. サーバと、記憶手段を有し、複数のクライアントと接続可能であり、前記複数のクライアントの中の健康相談者のクライアントから健康相談者が食した食事電子画像を受け付けて、前記記憶手段に登録し、当該登録された食事電子画像を前記複数のクライアントで閲覧可能な健康相談支援システムであって、
    前記食事電子画像についての栄養指導に関連するコンテンツを前記複数のクライアントの中の医療スタッフのクライアントから受け付ける手段と、
    当該受け付けたコンテンツを前記健康相談者のクライアントに送信する手段とを備え、
    前記複数のクライアントは、少なくとも前記健康相談者の前記食事電子画像より栄養分析する複数の栄養士と、前記健康相談者へ医療アドバイスする医療スタッフとであり、
    前記サーバは、複数のプログラムを有し、該プログラムは、前記複数の栄養士の登録を受け付け、前記複数の栄養士の能力を判定するためのテストを行い、その能力に応じて前記食事電子画像を前記複数の栄養士に割り当て、
    前記医療アドバイスは、少なくとも前記栄養分析されたデータと前記健康相談者のバイタルデータとに基づく指示カロリーデータとを含み、
    栄養指導に関連する前記コンテンツは、前記健康相談者のクライアントが送信した前記食事電子画像に対応し、各々の画像に直接付加されたアドバイスであり、
    前記記憶手段は、前記栄養分析データ、前記バイタルデータ、前記指示カロリーデータと栄養バランス指示データと前記コンテンツとを有することを特徴とする健康相談支援システム。
  2. 請求項1記載の健康相談支援システムにおいて、更に、所定期間の前記栄養分析データから前記健康相談者の栄養素の摂取量を算出し、前記健康相談者の前記指示カロリーデータに基づく最適栄養素分布データとの栄養素摂取量の相違を検出し、更に、前記最適栄養素分布データを補償する栄養バランス指示データを提供する栄養バランス補正手段を有することを特徴とする健康相談支援システム。
  3. 請求項1または2に記載の健康相談支援システムにおいて、前記コンテンツは、ビデオコンテンツを更に含むことを特徴とする健康相談支援システム。
  4. 請求項1に記載の健康相談支援システムにおいて、前記食事電子画像が蓄積されたデータベースを有することを特徴とする健康相談支援システム。
  5. 記憶手段を有し、複数のクライアントと接続可能であり、前記複数のクライアントの中の健康相談者のクライアントから健康相談者が食した食事電子画像を受け付けて、前記記憶手段に登録し、当該登録された食事電子画像を前記複数のクライアントで閲覧可能なサーバの健康相談支援方法であって、
    前記食事電子画像についての栄養指導に関連するコンテンツを前記複数のクライアントの中の医療スタッフのクライアントから受け付け、
    当該受け付けたコンテンツを前記健康相談者のクライアントに送信し、
    前記複数のクライアントは、少なくとも前記健康相談者の前記食事電子画像より栄養分析する複数の栄養士と、前記健康相談者へ医療アドバイスする医療スタッフとであり、
    前記サーバは、複数のプログラムを有し、該プログラムは、前記複数の栄養士の登録を受け付け、前記複数の栄養士の能力を判定するためのテストを行い、その能力に応じて前記食事電子画像を前記複数の栄養士に割り当て、
    前記医療アドバイスは、少なくとも前記栄養分析されたデータと前記健康相談者のバイタルデータとに基づく指示カロリーデータを含み、
    栄養指導に関連する前記コンテンツは、前記健康相談者のクライアントが送信した前記食事電子画像に対応し、各々の画像に直接付加されたアドバイスであり、
    前記記憶手段は、前記栄養分析データ、前記バイタルデータ、前記指示カロリーデータと栄養バランス指示データと前記コンテンツとを有することを特徴とするサーバの健康相談支援方法。
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