[第1実施形態]
情報提供サーバ、情報提供システム、情報提供方法及びプログラムの一実施形態を説明する。
<情報提供システム10の構成>
図1に示すように、情報提供システム10は、情報をユーザに提供するシステムである。特に、情報提供システム10は、食事に関する情報をユーザに提供するシステムである。情報提供システム10は、電子商取引における商品情報の注文、ユーザへの特典情報、ユーザの健康情報に関する制御を行ってもよい。
情報提供システム10は、情報提供サーバ11と、複数の端末装置12とを備える。情報提供サーバ11は、情報をユーザに提供するサーバである。特に、情報提供サーバ11は、食事に関する情報をユーザに提供するサーバである。情報提供サーバ11は、ネットワークNWを介して、複数の端末装置12と通信可能に接続されている。
複数の端末装置12のそれぞれは、ユーザにより利用される端末装置である。複数の端末装置12のそれぞれは、情報提供サーバ11との通信により食事に関する情報を取得する。本実施形態では、複数の端末装置12は、第1端末装置12Aと、第2端末装置12Bと、第3端末装置12Cとを含む。以降、複数の端末装置12のそれぞれは、同じような構成であり、1台の端末装置12について代表して説明する。また、各装置間の通信について、ネットワークNWを介することの説明を省略する。
<端末装置12の構成>
図2に示すように、端末装置12は、端末制御部20と、端末記憶部21と、端末通信部22と、端末入力部23と、端末表示部24とを備える。端末制御部20は、端末装置12を統括的に制御する。端末制御部20は、端末記憶部21から各種のデータを読み取る。端末制御部20は、端末記憶部21に各種のデータを記憶する。
端末制御部20は、演算装置と主記憶媒体とを含んでもよい。演算装置は、1つまたは複数の回路であり、例えばCPUである。演算装置は、各種のプログラムを主記憶媒体にロードする。演算装置は、主記憶媒体から取り出した各種のプログラムに従って各種の命令を実行する。各種のプログラムは、1又は複数のコンピュータに各種の処理を実行させるものであるといえる。
端末記憶部21は、端末装置12において制御される情報を記憶する。端末記憶部21は、副記憶媒体であってもよい。端末記憶部21は、端末制御部20による処理の実行に必要な各種のプログラムやデータを記憶している。
端末通信部22は、端末装置12と外部装置との通信に関する制御を行う。端末通信部22は、接続先の装置とデータを送受信する。端末制御部20と端末通信部22とは、各種のデータを互いに伝送する。
端末入力部23は、ユーザにより入力可能である。端末入力部23は、例えばキーボード及びマウスなどであってもよいが、ユーザにより入力可能であればこれに限らない。端末入力部23は、入力情報を端末制御部20に出力するように構成される。
端末表示部24は、画像を表示するように構成される。端末表示部24は、端末制御部20から入力される画像情報に基づいて画像を表示する。
端末装置12は、撮像部25を備えてもよい。撮像部25は、画像を撮像する。特に、撮像部25は、例えば、ユーザが消費した食事を示す消費食事画像や商品の購入に伴うレシートなどを撮像可能であってもよい。
<情報提供サーバ11の構成>
図3に示すように、情報提供サーバ11は、制御部30と、記憶部31と、通信部32とを備える。制御部30は、情報提供サーバ11を統括的に制御する。制御部30は、記憶部31から各種のデータを読み取る。制御部30は、記憶部31に各種のデータを記憶する。制御部30は、演算装置と主記憶媒体とを含んでもよい。
記憶部31は、情報提供サーバ11において制御される情報を記憶する。記憶部31は、副記憶媒体であってもよい。記憶部31は、制御部30による処理の実行に必要な各種のプログラムやデータを記憶している。
通信部32は、情報提供サーバ11と外部装置との通信に関する制御を行う。通信部32は、接続先の装置とデータを送受信する。制御部30と通信部32とは、各種のデータを互いに伝送する。
<情報提供サーバ11の機能>
制御部30は、以下のような各種機能を備える。つまり、情報提供サーバ11は、以下のような各種機能を備えるといえる。制御部30は、認証部30Aを備えてもよい。認証部30Aは、情報提供システム10を利用するユーザの認証を行う。
制御部30は、消費食事情報取得部30Bを備える。消費食事情報取得部30Bは、ユーザの消費食事情報を取得する。消費食事情報は、ユーザが消費した食事に関する情報である。具体的に、消費食事情報は、ユーザが消費した食事を示す消費食事画像と、ユーザが消費した食事に対するユーザのコメントとを含んでもよい。
制御部30は、消費予定食事情報取得部30Cを備える。消費予定食事情報取得部30Cは、ユーザの消費予定食事情報を取得する。消費予定食事情報は、ユーザが消費を予定した食事に関する情報である。具体的に、消費予定食事情報は、ユーザが消費を予定した食事を示す消費予定食事画像を含んでもよい。消費予定食事画像は、他のユーザが消費した消費食事画像を含んでもよい。
制御部30は、栄養情報予測部30Dを備える。栄養情報予測部30Dは、ユーザの消費食事情報の栄養情報を予測する。栄養情報予測部30Dは、ユーザの消費予定食事情報の栄養情報を予測する。栄養情報は、摂取カロリー及び五大栄養素を含んでもよく、五大栄養素のうち少なくとも何れかを含んでもよい。また、栄養情報は、五大栄養素よりも詳細な栄養素まで含んでもよい。
制御部30は、食事情報管理部30Eを備える。食事情報管理部30Eは、ユーザの食事に関する情報を管理する。特に、食事情報管理部30Eは、ユーザの消費食事情報及びユーザの消費予定食事情報を管理する。また、食事情報管理部30Eは、ユーザの消費食事情報に関連する付加情報を管理する。
具体的に、付加情報は、消費食事情報に対する評価情報、食事予定情報及び食事履歴情報を含んでもよい。評価情報は、ユーザの消費食事情報に対して他のユーザが良いと評価した結果情報であり、消費食事情報に対して良いと評価したユーザ数を示す情報であってもよい。食事予定情報は、消費食事情報に基づいて他のユーザが消費を予定した情報であり、消費食事情報に基づいて消費を予定した予定数を示す情報であってもよい。食事履歴情報は、消費食事情報に基づいて他のユーザが実際に消費した情報であり、消費食事情報に基づいて消費した消費数を示す情報であってもよい。
制御部30は、特典付与部30Fを備える。特典付与部30Fは、ユーザに対する特典を付与する。特典は、情報提供システム10において利用可能なポイントを含んでもよい。
制御部30は、健康情報管理部30Gを備える。健康情報管理部30Gは、ユーザの健康情報を管理する。特に、また、健康情報管理部30Gは、ユーザの健康度を管理する。健康情報は、ユーザの健康に関する情報である。
具体的に、健康情報は、測定情報と測定日時とが対応する情報を含んでもよい。測定情報は、ユーザの身体測定情報及びユーザの血液測定情報を含んでもよい。ユーザの身体測定情報は、ユーザの身長情報、ユーザの体重情報、ユーザの体格指数情報、ユーザの体脂肪率情報及びユーザの血圧情報を含んでもよい。ユーザの血液測定情報は、ユーザの血球測定情報、ユーザの肝機能測定情報、ユーザの脂質測定情報及びユーザの糖代謝情報を含んでもよい。
健康情報は、疾病情報と疾病判定日時とが対応する情報を含んでもよい。健康情報は、運動結果情報と運動日時とが対応する情報を含んでもよい。運動結果情報としては、ユーザの歩数情報及びユーザの睡眠情報を含んでもよい。
制御部30は、健康度算出部30Hを備える。健康度算出部30Hは、健康情報管理部30Gが管理するユーザの健康情報に基づいてユーザの健康度を算出する。ユーザの健康度は、健康情報に基づいて数値化された情報であり、健康であるほど数値が高くなる情報である。つまり、ユーザの健康度は、ユーザが健康であるほど高くなるように規定されている。
具体的な一例をあげると、健康度算出部30Hは、健康情報管理部30Gが管理するユーザの健康情報に基づいて機械学習を行うことによってユーザの健康度を算出してもよい。詳しくは、健康度算出部30Hは、健康情報管理部30Gが管理するユーザの健康情報を学習データとして取得する。健康度算出部30Hは、取得した学習データを参照した結果、ユーザの健康度を予測するための予測モデルを構築する。健康度算出部30Hは、構築した予測モデルに基づいて、各ユーザの健康度を推論する。これにより、健康度算出部30Hは、ユーザの健康情報に基づいてユーザの健康度を算出することができる。
制御部30は、ユーザ特定部30Iを備える。ユーザ特定部30Iは、推奨ユーザを特定する。推奨ユーザは、食事に関する情報が提供されるユーザに対して推奨するユーザである。以降、食事に関する情報が提供されるユーザを利用ユーザと示す。利用ユーザが第1ユーザの一例に相当する。また、推奨ユーザが第2ユーザの一例に相当する。
特に、ユーザ特定部30Iは、利用ユーザと属性情報が関連するユーザのうち、健康度算出部30Hが算出したユーザの健康度に基づいて、利用ユーザよりも健康度が高いユーザを推奨ユーザとして特定する。属性情報は、ユーザの属性を示す情報である。具体的に、属性情報は、ユーザの年齢情報、ユーザの性別情報、ユーザの身長情報及びユーザの体重情報を含んでもよい。
制御部30は、消費食事情報選択部30Jを備える。消費食事情報選択部30Jは、ユーザ特定部30Iが特定した推奨ユーザの消費食事情報から特定消費食事情報を選択する。特定消費食事情報は、利用ユーザに推奨する消費食事情報であってもよい。特に、消費食事情報選択部30Jは、推奨ユーザの消費食事情報の栄養情報に基づいて、推奨ユーザの消費食事情報から特定消費食事情報を選択する。
制御部30は、関連情報取得部30Kを備える。関連情報取得部30Kは、ユーザの消費食事情報に関連する関連情報を取得する。関連情報は、ユーザの消費食事情報に類似する情報であってもよい。関連情報は、電子商取引における商品情報、調理方法情報、店舗情報及び特典情報を含んでもよい。具体的に、関連情報は、ユーザの消費食事情報に類似する商品情報を含んでもよい。関連情報は、ユーザの消費食事情報に類似する食事を調理する調理方法情報を含んでもよい。関連情報は、ユーザの消費食事情報に類似する商品を提供する店舗情報を含んでもよい。関連情報は、ユーザの消費食事情報に類似する商品を購入することに伴って、ユーザに対して付与される特典に関する特典情報を含んでもよい。つまり、関連情報は、ユーザの利用に伴ってユーザに対して付与される特典に関する特典情報を含んでもよい。
制御部30は、情報出力部30Lを備える。情報出力部30Lは、推奨ユーザの特定消費食事情報、特定消費食事情報に関連する付加情報、特定消費食事情報に関連する関連情報を利用ユーザに出力する。
制御部30は、注文処理部30Mを備える。注文処理部30Mは、電子商取引における商品情報の注文処理を行う。特に、注文処理部30Mは、ユーザの指定により、消費予定食事情報に含まれる商品情報の注文処理を行う。
次に、記憶部31は、以下のような情報を記憶する。記憶部31は、ユーザ管理データベース31A、健康情報管理データベース31B、消費食事情報管理データベース31C、消費予定食事情報管理データベース31D及び関連情報管理データベース31Eを記憶してもよい。
ユーザ管理データベース31Aは、情報提供システム10を利用するユーザを管理するための情報である。ユーザ管理データベース31Aは、ユーザ識別情報と、パスワードと、ユーザ個人情報と、ポイント情報とが対応する情報であってもよい。ユーザ識別情報は、ユーザを識別可能な情報である。ユーザ個人情報は、ユーザの氏名情報と、ユーザの年齢情報と、ユーザの性別情報と、ユーザの住所情報と、ユーザの支払情報とを含んでもよい。ポイント情報は、情報提供システム10においてユーザにより利用可能なポイントを示す情報である。ポイントは、ユーザに対する特典の一例に相当する。
図4に示すように、健康情報管理データベース31Bは、ユーザの健康情報及びユーザの健康度を管理するための情報である。健康情報管理データベース31Bは、ユーザ識別情報と、ユーザの氏名情報と、ユーザの属性情報と、ユーザの健康度と、1又は複数のユーザの健康情報とが対応する情報であってもよい。
具体的に、ユーザの属性情報は、ユーザの年齢情報、ユーザの性別情報、ユーザの身長情報及びユーザの体重情報を含んでもよい。健康情報は、情報種別、結果情報及び日時情報を含んでもよい。情報種別は、身体測定情報の種別、疾病情報の種別及び運動情報の種別を特定可能な情報である。
図5に示すように、消費食事情報管理データベース31Cは、ユーザの消費食事情報を管理するための情報である。消費食事情報管理データベース31Cは、ユーザ識別情報と、1又は複数の消費食事識別情報とが対応する情報であってもよい。消費食事識別情報は、消費食事情報を識別可能な情報である。消費食事情報管理データベース31Cは、消費食事情報識別情報と、日時情報と、消費食事情報と、栄養情報と、付加情報とが対応する情報であってもよい。付加情報は、評価情報と、食事予定情報と、食事履歴情報とを含んでもよい。
図6に示すように、消費予定食事情報管理データベース31Dは、ユーザの消費予定食事情報を管理するための情報である。消費予定食事情報管理データベース31Dは、ユーザ識別情報と、日時情報と、消費予定食事情報と、栄養情報とが対応する情報であってもよい。消費予定食事情報管理データベース31Dにおいて、日時情報としては、食事の消費を予定する年月日と食事のタイミングとを含んでもよい。食事のタイミングとしては、朝食、昼食及び夕食を含んでもよい。
消費予定食事情報は、推奨ユーザの消費食事情報と関連情報とを含む。推奨ユーザの消費食事情報は、利用ユーザに提供された推奨ユーザの消費食事情報のうち、ユーザの指定により選択された情報である。関連情報は、利用ユーザに提供された推奨ユーザの消費食事情報に関連する関連情報のうち、ユーザの指定により選択された情報である。
関連情報管理データベース31Eは、ユーザの消費食事情報に関連する関連情報を管理するための情報である。関連情報管理データベース31Eは、商品情報管理データベース、調理方法情報管理データベース、店舗情報管理データベース及び特典情報管理データベースを含んでもよい。
商品情報管理データベースは、電子商取引における商品情報を管理するための情報である。商品情報管理データベースは、電子商取引における店舗識別情報と、商品情報とが対応する情報であってもよい。商品情報としては、商品に関する画像、コメント、価格情報及び栄養情報を含んでもよい。
調理方法情報管理データベースは、食事の調理に関する調理方法情報を管理するための情報である。調理方法情報管理データベースは、調理方法識別情報と、調理方法情報とが対応する情報であってもよい。調理方法識別情報は、調理方法情報を識別可能な情報である。調理方法情報は、調理方法を示す画像、コメント、栄養情報及び材料情報を含んでもよい。
店舗情報管理データベースは、商品情報を提供する店舗情報を管理するための情報である。店舗情報管理データベースは、店舗識別情報と、住所情報と、商品情報とが対応する情報であってもよい。商品情報としては、商品に関する画像、コメント、栄養情報及び価格情報を含んでもよい。
特典情報管理データベースは、特典情報を管理するための情報である。特典情報管理データベースは、特典識別情報と、特典を取得するための取得条件と、特典情報とが対応する情報であってもよい。特典識別情報は、特典情報を識別可能な情報である。取得条件は、特典を取得するための条件であり、購入する商品情報を含んでもよい。特典情報は、商品情報及びユーザが取得可能な特典を示す画像、コメント、商品情報の栄養情報及びユーザが取得可能なポイント情報を含んでもよい。
<認証処理>
ここで、情報提供システム10において実行される各種処理について説明する。最初に、認証制御処理について説明する。認証制御処理は、端末装置12から情報提供サーバ11にユーザ認証を行うときに制御部30によって実行される処理である。
端末装置12では、端末制御部20は、端末入力部23からユーザの認証情報を入力する。ユーザの認証情報は、ユーザ識別情報と、パスワードとを含む。そして、端末制御部20は、情報提供サーバ11にユーザの認証情報を送信する。
情報提供サーバ11では、制御部30は、端末装置12から送信されたユーザの認証情報を受信する。そして、制御部30は、ユーザの認証情報に基づいて、ユーザ識別情報とパスワードとの組み合わせがユーザ管理データベース31Aに登録された組み合わせと一致するか否かによりユーザ認証を行い、端末装置12に認証結果を送信する。このような処理を実行する制御部30が認証部30Aの一例として機能する。
<健康情報制御処理>
次に、図7を参照して健康情報制御処理について説明する。健康情報制御処理は、ユーザ認証が正常に行われた後に、端末入力部23からユーザの健康情報の入力が行われたときに制御部30によって実行される処理である。
端末装置12では、端末制御部20は、端末入力部23から入力されたユーザの健康情報を情報提供サーバ11に送信する。端末制御部20は、ユーザの健康情報以外にも、ユーザ識別情報を情報提供サーバ11に送信する。
図7に示すように、情報提供サーバ11では、ステップS101において、制御部30は、健康情報受信処理を実行する。この処理において、制御部30は、端末装置12から送信されたユーザの健康情報とユーザ識別情報とを受信する。この処理が終了した場合、制御部30は、ステップS102に処理を移行する。
ステップS102において、制御部30は、健康情報登録処理を実行する。この処理において、制御部30は、受信したユーザの健康情報をユーザ識別情報に対応するように健康情報管理データベース31Bに登録する。この処理が終了した場合、制御部30は、ステップS103に処理を移行する。
ステップS103において、制御部30は、健康度算出処理を実行する。この処理において、制御部30は、健康情報管理データベース31Bを参照して、受信したユーザ識別情報に対応するユーザの健康情報に基づいて、ユーザの健康度を算出する。このような処理を実行する制御部30が健康度算出部30Hとして機能する。この処理が終了した場合、制御部30は、ステップS104に処理を移行する。
ステップS104において、制御部30は、健康度更新処理を実行する。この処理において、制御部30は、健康情報管理データベース31Bにおけるユーザの健康度を、算出したユーザの健康度に更新する。これにより、制御部30は、ユーザの健康度を特定可能となる。このような処理を実行する制御部30が健康情報管理部30Gの一例として機能する。この処理が終了した場合、制御部30は、健康情報制御処理を終了する。
<消費食事情報制御処理>
次に、図8を参照して消費食事情報制御処理について説明する。消費食事情報制御処理は、ユーザ認証が正常に行われた後に、端末入力部23からユーザの消費食事情報の入力が行われたときに制御部30によって実行される処理である。
端末装置12では、端末制御部20は、端末入力部23から入力された消費食事情報を情報提供サーバ11に送信する。端末制御部20は、消費食事情報以外にも、ユーザ識別情報と日時情報とを情報提供サーバ11に送信する。
図8に示すように、情報提供サーバ11では、ステップS111において、制御部30は、消費食事情報とユーザ識別情報と日時情報とを受信する。そして、ステップS112において、制御部30は、消費食事情報取得処理を実行する。これにより、制御部30は、ユーザの消費食事情報を取得する。このような処理を実行する制御部30が消費食事情報取得部30Bの一例として機能する。この処理が終了した場合、制御部30は、ステップS113に処理を移行する。
ステップS113において、制御部30は、栄養情報予測処理を実行する。この処理において、制御部30は、消費食事情報に基づいて、消費食事情報に対する栄養情報を予測する。
詳しくは、制御部30は、利用ユーザの消費食事情報が推奨ユーザの消費食事情報であるときに、推奨ユーザの消費食事情報の栄養情報を利用ユーザの消費食事情報の栄養情報として算出してもよい。制御部30は、消費食事情報として取得した消費食事画像を解析し、消費食事画像に類似する他の消費食事画像及び関連情報を検索することにより、消費食事情報に対する栄養情報を算出してもよい。制御部30は、消費食事情報として取得した消費食事画像を解析し、ユーザが消費した食事に含まれる食材及び分量を抽出し、抽出した食材及び分量に対応する栄養情報を算出してもよい。このような処理を実行する制御部30が栄養情報予測部30Dの一例として機能する。また、制御部30は、利用ユーザの消費食事情報の栄養情報を利用ユーザの端末装置12に送信してもよい。これにより、利用ユーザの端末装置12において、端末制御部20は、利用ユーザの消費食事情報の栄養情報を端末表示部24に表示させることができる。この処理が終了した場合、制御部30は、ステップS114に処理を移行する。
ステップS114において、制御部30は、消費食事情報登録処理を実行する。この処理において、制御部30は、消費食事情報管理データベース31Cを参照し、取得したユーザ識別情報に対応する消費食事情報及び栄養情報を登録する。この処理が終了した場合、制御部30は、ステップS115に処理を移行する。
ステップS115において、制御部30は、参照ユーザ検索処理を実行する。この処理において、制御部30は、参照ユーザを検索する。参照ユーザは、利用ユーザにより消費食事情報が登録された場合に利用ユーザが参照したと予測されるユーザであり、利用ユーザに消費食事情報が推奨された推奨ユーザに含まれていてもよい。
詳しくは、制御部30は、利用ユーザの消費食事情報が推奨ユーザの消費食事情報であるときに、推奨ユーザを参照ユーザとして特定してもよい。制御部30は、利用ユーザの消費食事情報として取得した消費食事画像を解析し、他のユーザの消費食事情報から類似する消費食事画像を検索することにより、参照ユーザを検索してもよい。この処理が終了した場合、制御部30は、ステップS116に処理を移行する。
ステップS116において、制御部30は、参照ユーザが検索されたかを判定する。この処理において、制御部30は、参照ユーザが検索されなかったと判定した場合に、ステップS117,S118を実行せずに、消費食事情報制御処理を終了する。一方、制御部30は、参照ユーザが検索されなかったと判定した場合に、ステップS117に処理を移行する。
ステップS117において、制御部30は、食事履歴情報登録処理を実行する。この処理において、制御部30は、消費食事情報管理データベース31Cを参照し、参照ユーザの消費食事情報に対応する食事履歴情報を増加させる。このような処理を実行する制御部30が食事情報管理部30Eの一例として機能する。この処理が終了した場合、制御部30は、ステップS118に処理を移行する。
ステップS118において、制御部30は、特典付与処理を実行する。この処理において、制御部30は、ユーザ管理データベース31Aを参照し、参照ユーザに対応するポイント情報を予め定めた値だけ増加させる。これにより、制御部30は、参照ユーザの食事履歴情報に基づいて、参照ユーザに対する特典を付与する。特に、制御部30は、利用ユーザの指定により、推奨ユーザの消費食事情報に基づいて利用ユーザの消費食事情報が取得された場合に、推奨ユーザに対する特典を付与する。このような処理を実行する制御部30が特典付与部30Fの一例として機能する。この処理が終了した場合、制御部30は、消費食事情報制御処理を終了する。
<評価情報制御処理>
次に、評価情報制御処理について説明する。評価情報制御処理は、ユーザ認証が正常に行われた後に、端末入力部23から他のユーザの消費食事情報に対して良い評価の入力が行われたときに制御部30によって実行される処理である。
端末装置12では、端末制御部20は、端末入力部23から入力された消費食事情報の評価情報を情報提供サーバ11に送信する。端末制御部20は、消費食事情報の評価情報以外にも、消費食事識別情報を情報提供サーバ11に送信する。
情報提供サーバ11では、制御部30は、評価情報とユーザ識別情報と消費食事識別情報とを受信する。そして、制御部30は、消費食事情報管理データベース31Cにおいて、消費食事識別情報に対応する評価情報を更新する。これにより、制御部30は、消費食事情報に対して良いと評価した評価情報を特定可能となる。このような処理を実行する制御部30が食事情報管理部30Eの一例として機能する。
<情報提供制御処理>
次に、図9を参照して情報提供制御処理について説明する。情報提供制御処理は、ユーザ認証が正常に行われた後に、情報提供要求条件が成立したときに端末制御部20及び制御部30によって実行される処理である。情報提供要求条件としては、ユーザ認証が行われた後に、自動的に成立してもよく、端末入力部23からユーザの情報提供要求の入力が行われたときに成立してもよい。
図9に示すように、端末装置12では、ステップS11において、端末制御部20は、情報提供要求を情報提供サーバ11に送信する。端末制御部20は、情報提供要求以外にも、ユーザ識別情報を情報提供サーバ11に送信する。ここでいう、ユーザは、利用ユーザとなる。
情報提供サーバ11では、ステップS121において、制御部30は、情報提供要求受信処理を実行する。この処理において、制御部30は、端末装置12から情報提供要求とユーザ識別情報とを受信する。これにより、制御部30は、利用ユーザからの情報提供要求を取得する。この処理が終了した場合、制御部30は、ステップS122に処理を移行する。
ステップS122において、制御部30は、推奨ユーザ特定処理を実行する。この処理において、制御部30は、健康情報管理データベース31Bに基づいて、推奨ユーザを特定する。また、制御部30は、消費食事情報管理データベース31Cに基づいて、推奨ユーザを特定する。
詳しくは、制御部30は、消費食事情報管理データベース31Cにおいて消費食事情報の登録が行われているユーザを抽出する。そして、制御部30は、消費食事情報の登録が行われているユーザのなかから、健康情報管理データベース31Bにおける属性情報が利用ユーザと類似するユーザを更に抽出する。具体的な一例をあげると、制御部30は、属性情報として、性別情報が同じであり、かつ、年齢情報及び身長情報が予め定めた範囲内であるユーザを抽出する。
続いて、制御部30は、抽出したユーザのなかから、利用ユーザよりも健康度が高いユーザを推奨ユーザとして特定する。特に、制御部30は、抽出したユーザのなかから、利用ユーザよりも健康度が極めて高いユーザではなく、利用ユーザよりも健康度がある程度の範囲で高いユーザを推奨ユーザとして特定してもよい。つまり、制御部30は、利用ユーザが現実的に目標とし易いユーザを推奨ユーザとして特定してもよい。
このように、制御部30は、ユーザの健康度に基づいて、利用ユーザよりも健康度が高いユーザを推奨ユーザとして特定する。また、制御部30は、利用ユーザと属性情報が関連するユーザを推奨ユーザとして特定する。このような処理を実行する制御部30がユーザ特定部30Iの一例として機能する。この処理が終了した場合、制御部30は、ステップS123に処理を移行する。
ステップS123において、制御部30は、消費食事情報選択処理を実行する。この処理において、制御部30は、消費食事情報管理データベース31Cを参照し、特定した推奨ユーザの消費食事情報から何れかを利用ユーザに提供する情報として選択する。特に、制御部30は、推奨ユーザの消費食事情報の栄養情報に基づいて、推奨ユーザの消費食事情報から何れかを選択する。具体的に、制御部30は、推奨ユーザの消費食事情報から、栄養情報が高い消費食事情報を選択してもよい。このような処理を実行する制御部30が消費食事情報選択部30Jの一例として機能する。また、このように選択された推奨ユーザの消費食事情報が特定消費食事情報の一例に相当する。この処理が終了した場合、制御部30は、ステップS124に処理を移行する。
ステップS124において、制御部30は、付加情報取得処理を実行する。この処理において、制御部30は、消費食事情報管理データベース31Cを参照し、選択した推奨ユーザの消費食事情報に関連する付加情報を取得する。詳しくは、制御部30は、選択した推奨ユーザの消費食事情報に関連する評価情報、消費履歴情報及び消費予定情報を取得する。この処理が終了した場合、制御部30は、ステップS125に処理を移行する。
ステップS125において、制御部30は、関連情報取得処理を実行する。この処理において、制御部30は、推奨ユーザの消費食事情報に関連する関連情報を取得する。特に、制御部30は、推奨ユーザの消費食事情報に類似する情報を関連情報として取得する。
具体的な一例としては、制御部30は、制御部30は、電子商取引における商品情報を関連情報として取得する。詳しくは、制御部30は、特定消費食事情報に含まれる消費食事画像及びコメントに基づいて、電子商取引における商品情報のうち、特定消費食事情報と類似する商品情報を取得する。例えば、制御部30は、特定消費食事情報が焼き鮭及びご飯であった場合、焼き鮭弁当を示す情報を取得する。
また、具体的な一例としては、制御部30は、推奨ユーザの消費食事情報に関連する調理方法情報を関連情報として取得する。詳しくは、制御部30は、特定消費食事情報に含まれる消費食事画像及びコメントに基づいて、調理方法情報のうち、特定消費食事情報と類似する調理方法情報を取得する。例えば、制御部30は、特定消費食事情報が焼き鮭及びご飯であった場合、焼き鮭及びご飯の調理方法を示す情報を取得する。
また、具体的な一例としては、制御部30は、利用ユーザの位置情報に基づいて、複数種類の店舗情報のうち利用ユーザの位置情報から近い店舗情報を関連情報として取得する。詳しくは、制御部30は、特定消費食事情報に含まれる消費食事画像及びコメントに基づいて、店舗で提供される商品情報のうち、特定消費食事情報と類似する商品情報を取得する。また、制御部30は、ユーザ管理データベース31Aを参照し、利用ユーザの住所情報を取得し、利用ユーザの住所情報から近い店舗で提供される商品情報を取得する。例えば、制御部30は、特定消費食事情報が焼き鮭及びご飯であった場合、最寄りの店舗で提供される焼き鮭定食を示す情報を取得する。
また、具体的な一例としては、制御部30は、利用ユーザの利用に伴って利用ユーザに対して付与される特典情報を関連情報として取得する。詳しくは、制御部30は、特定消費食事情報に含まれる消費食事画像及びコメントに基づいて、特典識別情報に対応する商品情報のうち、特定消費食事情報と類似する商品情報を取得する。例えば、制御部30は、特定消費食事情報が焼き鮭及びご飯であった場合、焼き鮭弁当の購入に伴って付与される特典情報を取得する。このような処理を実行する制御部30が関連情報取得部30Kの一例として機能する。この処理が終了した場合、制御部30は、ステップS126に処理を移行する。
ステップS126において、制御部30は、情報送信処理を実行する。この処理において、制御部30は、選択した推奨ユーザの消費食事情報と、その消費食事情報に関連する付加情報と、その消費食事情報に関連する関連情報とを、利用ユーザの端末装置12に送信する。
このように、制御部30は、推奨ユーザの消費食事情報、その消費食事情報に関連する付加情報、及びその消費食事情報に関連する関連情報を利用ユーザに出力する。特に、制御部30は、特定消費食事情報を利用ユーザに出力する。また、制御部30は、評価情報、食事履歴情報及び食事予定情報を付加情報として利用ユーザに出力する。このような処理を実行する制御部30が情報出力部30Lの一例として機能する。この処理が終了した場合、制御部30は、情報提供制御処理を終了する。
端末装置12では、ステップS12において、端末制御部20は、情報提供サーバ11からの情報を受信する情報受信処理を実行する。そして、ステップS13において、端末制御部20は、受信した情報を端末表示部24に表示させる情報表示処理を実行する。このように、情報提供システム10は、利用ユーザに対して食事に関する適切な情報を提供することができる。
<消費予定食事情報制御処理>
次に、図10を参照して消費予定食事情報制御処理について説明する。消費予定食事情報制御処理は、ユーザ認証が正常に行われた後に、端末入力部23からユーザの消費予定食事情報の入力が行われたときに制御部30によって実行される処理である。
端末装置12では、端末制御部20は、端末入力部23から入力された消費予定食事情報を情報提供サーバ11に送信する。特に、端末制御部20は、推奨ユーザの消費食事情報及びその消費食事情報に関連する関連情報から何れかを消費予定食事情報として選択した場合に、その選択した消費予定食事情報を情報提供サーバ11に送信する。端末制御部20は、消費予定食事情報以外にも、ユーザ識別情報と日時情報とを情報提供サーバ11に送信する。
図10に示すように、情報提供サーバ11では、ステップS131において、制御部30は、消費予定食事情報受信処理を実行する。この処理において、制御部30は、消費予定食事情報とユーザ識別情報と日時情報とを受信する。
そして、ステップS132において、制御部30は、消費予定食事情報取得処理を実行する。これにより、制御部30は、ユーザの消費予定食事情報を取得する。特に、推奨ユーザの消費食事情報及びその消費食事情報に関連する関連情報から何れかが消費予定食事情報として選択された場合、制御部30は、利用ユーザの指定により、推奨ユーザの消費食事情報及び関連情報から利用ユーザの消費予定食事情報を取得する。このような処理を実行する制御部30が消費予定食事情報取得部30Cの一例として機能する。この処理が終了した場合、制御部30は、ステップS133に処理を移行する。
ステップS133において、制御部30は、栄養情報予測処理を実行する。この処理において、制御部30は、消費予定食事情報に基づいて、消費予定食事情報に対する栄養情報を予測する。
詳しくは、制御部30は、利用ユーザの消費予定食事情報として推奨ユーザの消費食事情報を取得した場合に、推奨ユーザの消費食事情報の栄養情報を利用ユーザの消費予定食事情報の栄養情報として算出してもよい。つまり、制御部30は、利用ユーザの消費予定食事情報に推奨ユーザの消費食事情報が含まれている場合に、推奨ユーザの消費食事情報の栄養情報に基づいて、利用ユーザの消費予定食事情報の栄養情報を予測してもよい。
制御部30は、利用ユーザの消費予定食事情報として、推奨ユーザの消費食事情報と関連する商品情報を取得した場合に、予め定めた商品情報の栄養情報を利用ユーザの消費予定食事情報の栄養情報として算出してもよい。
制御部30は、利用ユーザの消費予定食事情報として、推奨ユーザの消費食事情報と関連する調理方法情報を取得した場合に、予め定めた調理方法情報の栄養情報を利用ユーザの消費予定食事情報の栄養情報として算出してもよい。
制御部30は、利用ユーザの消費予定食事情報として、推奨ユーザの消費食事情報と関連する店舗の商品情報を取得した場合に、予め定めた店舗の商品情報の栄養情報を利用ユーザの消費予定食事情報の栄養情報として算出してもよい。
制御部30は、利用ユーザの消費予定食事情報として、推奨ユーザの消費食事情報と関連する特典情報を取得した場合に、特典情報に含まれる商品情報の栄養情報を利用ユーザの消費予定食事情報の栄養情報として算出してもよい。このように、制御部30は、利用ユーザの消費予定食事情報に関連情報が含まれている場合に、関連情報の栄養情報に基づいて、利用ユーザの消費予定食事情報の栄養情報を予測してもよい。
また、制御部30は、消費予定食事情報として取得した消費予定食事画像を解析する。そして、制御部30は、利用ユーザの消費予定食事情報に推奨ユーザの消費食事情報と関連情報とが含まれている場合に、推奨ユーザの消費食事情報の栄養情報と関連情報の栄養情報とに基づいて、利用ユーザの消費予定食事情報の栄養情報を予測してもよい。
また、制御部30は、利用ユーザの消費予定食事情報に推奨ユーザの消費食事情報が含まれているが、推奨ユーザの消費食事情報の栄養情報が欠損している場合に、推奨ユーザの消費食事情報と類似する関連情報を検索してもよい。この場合、制御部30は、関連情報の栄養情報に基づいて、推奨ユーザの消費食事情報の栄養情報を予測し、その結果に基づいて、利用ユーザの消費予定食事情報の栄養情報を予測してもよい。
また、制御部30は、消費予定食事情報として取得した消費予定食事画像を解析し、ユーザが消費を予定した食事に含まれる食材及び分量を抽出し、抽出した食材及び分量に対応する栄養情報を算出してもよい。制御部30は、消費予定食事情報として取得した消費予定食事画像を解析し、消費食事情報から類似する画像であるか否かを判定し、類似する画像に対応する消費食事情報の栄養情報に基づいて、消費予定食事情報の栄養情報を算出してもよい。このような処理を実行する制御部30が栄養情報予測部30Dの一例として機能する。また、制御部30は、利用ユーザの消費予定食事情報の栄養情報を利用ユーザの端末装置12に送信してもよい。これにより、利用ユーザの端末装置12において、端末制御部20は、利用ユーザの消費予定食事情報の栄養情報を端末表示部24に表示させることができる。この処理が終了した場合、制御部30は、ステップS134に処理を移行する。
ステップS134において、制御部30は、消費予定食事情報登録処理を実行する。この処理において、制御部30は、消費予定食事情報管理データベース31Dを参照し、取得したユーザ識別情報に対応する情報として消費予定食事情報及び栄養情報を登録する。この処理が終了した場合、制御部30は、ステップS135に処理を移行する。
ステップS135において、制御部30は、参照ユーザ検索処理を実行する。この処理において、制御部30は、参照ユーザを検索する。参照ユーザは、利用ユーザにより消費予定食事情報が登録された場合に利用ユーザが参照したと予測されるユーザであり、利用ユーザに消費食事情報が推奨された推奨ユーザに含まれていてもよい。詳しくは、制御部30は、利用ユーザの消費予定食事情報として推奨ユーザの消費食事情報が選択された場合に、推奨ユーザを参照ユーザとして特定する。この処理が終了した場合、制御部30は、ステップS136に処理を移行する。
ステップS136において、制御部30は、参照ユーザが特定されたかを判定する。この処理において、制御部30は、参照ユーザが特定されなかったと判定した場合に、ステップS137,S138を実行せずに、消費予定食事情報制御処理を終了する。一方、制御部30は、参照ユーザが特定されたと判定した場合に、ステップS137に処理を移行する。
ステップS137において、制御部30は、食事予定情報登録処理を実行する。この処理において、制御部30は、消費食事情報管理データベース31Cを参照し、参照ユーザの消費食事情報に対応する食事予定情報を増加させる。このような処理を実行する制御部30が食事情報管理部30Eの一例として機能する。この処理が終了した場合、制御部30は、ステップS138に処理を移行する。
ステップS138において、制御部30は、特典付与処理を実行する。この処理において、制御部30は、ユーザ管理データベース31Aを参照し、参照ユーザに対応するポイント情報を予め定めた値だけ増加させる。これにより、制御部30は、参照ユーザの食事予定情報に基づいて、参照ユーザに対する特典を付与する。特に、制御部30は、利用ユーザの指定により、推奨ユーザの消費食事情報に基づいて利用ユーザの消費予定食事情報が取得された場合に、推奨ユーザに対する特典を付与する。このような処理を実行する制御部30が特典付与部30Fの一例として機能する。この処理が終了した場合、制御部30は、消費食事情報制御処理を終了する。
<注文制御処理>
次に、注文制御処理について説明する。注文制御処理は、ユーザ認証が正常に行われた後に、端末入力部23から商品の注文情報の入力が行われたときに制御部30によって実行される処理である。
端末装置12では、端末制御部20は、端末入力部23から入力された商品の注文情報を情報提供サーバ11に送信する。端末制御部20は、商品の注文情報以外にも、ユーザ識別情報を情報提供サーバ11に送信する。
情報提供サーバ11では、制御部30は、注文情報とユーザ識別情報とを受信する。これにより、制御部30は、ユーザの指定した商品の注文情報を取得する。そして、制御部30は、注文情報に基づいて、商品情報の注文処理を行う。これにより、制御部30は、電子商取引における商品情報の注文処理を行う。特に、制御部30は、消費予定食事情報に含まれる商品情報の注文処理を行う。このような処理を実行する制御部30が注文処理部30Mの一例として機能する。この処理が終了した場合、注文制御処理を終了する。
<特典登録制御処理>
次に、特典登録制御処理について説明する。特典登録制御処理は、ユーザ認証が正常に行われた後に、端末入力部23から特定情報の登録の入力が行われたときに制御部30によって実行される処理である。
端末装置12では、端末制御部20は、端末入力部23から入力された特典登録要求を情報提供サーバ11に送信する。特典登録要求は、特典登録の要求である。特典登録は、特典情報を取得するための登録であり、特典情報を取得する前に登録する必要があってもよい。端末制御部20は、特典登録要求以外にも、ユーザ識別情報及び特典識別情報を情報提供サーバ11に送信する。
情報提供サーバ11では、制御部30は、特典登録要求とユーザ識別情報と特典識別情報とを受信する。そして、制御部30は、特典情報管理データベースを参照し、ユーザ識別情報に対応するように特典識別情報を記憶する。これにより、制御部30は、ユーザにより特典登録が行われた特典識別情報を特定可能となる。この処理が終了した場合、制御部30は、特典登録制御処理を終了する。
<特典取得制御処理>
次に、情報提供システム10において実行される各種処理として特典取得制御処理について説明する。特典取得制御処理は、ユーザ認証が正常に行われた後に、端末入力部23から特定情報の取得の入力が行われたときに実行される処理である。
端末装置12では、端末制御部20は、端末入力部23から入力された特典取得情報を情報提供サーバ11に送信する。特典取得情報は、商品の購入に伴うレシートが撮影された画像を含んでもよい。端末制御部20は、特典取得情報以外にも、ユーザ識別情報及び特典識別情報を情報提供サーバ11に送信する。
情報提供サーバ11では、制御部30は、特典取得情報とユーザ識別情報と特典識別情報とを受信する。そして、制御部30は、ユーザ識別情報及び特典識別情報が特典登録されているか否かを判定する。
制御部30は、ユーザ識別情報及び特典識別情報が特典登録されていないと判定した場合、特典取得制御処理を終了する。制御部30は、ユーザ識別情報及び特典識別情報が特典登録されていると判定した場合、特典取得情報に含まれる画像を解析する。
制御部30は、解析の結果に基づいて、特典識別情報に対応する商品情報を示す画像を含んでいるか否かを判定する。制御部30は、特典識別情報に対応する商品情報を示す画像を含んでいないと判定した場合、特典取得制御処理を終了する。制御部30は、特典識別情報に対応する商品情報を示す画像を含んでいると判定した場合、ユーザ管理データベース31Aを参照し、参照ユーザに対応するポイント情報を、特典識別情報に対応する値だけ増加させる。これにより、制御部30は、ユーザの利用に伴ってユーザに対して特典を付与する。このような処理を実行する制御部30が特典付与部30Fの一例として機能する。この処理が終了した場合、制御部30は、特典取得制御処理を終了する。
<第1実施形態の作用>
第1実施形態の作用について説明する。
情報提供システム10において、利用ユーザによってユーザ認証が正常に行われた後に情報提供要求条件が成立すると、情報提供サーバ11から利用ユーザに食事に関する情報が提供される。この場合、利用ユーザよりも健康度が高い推奨ユーザの消費食事情報が利用ユーザに提供される。また、推奨ユーザの消費食事情報に関連する付加情報が利用ユーザに提供される。また、推奨ユーザの消費食事情報に関連する関連情報が利用ユーザに提供される。
図11に示すように、端末装置12において、端末表示部24には、食事に関する情報が表示される。端末表示部24は、端末入力部23を兼ねてもよい。端末表示部24には、日付指定領域50が表示されている。日付指定領域50は、利用ユーザにより日付情報を指定可能な領域である。
端末表示部24には、予定入力領域51が表示されている。予定入力領域51は、利用ユーザの消費予定食事情報を入力可能な領域である。予定入力領域51は、第1予定入力領域51Aと、第2予定入力領域51Bと、第3予定入力領域51Cとを含む。第1予定入力領域51Aは、利用ユーザの朝食の消費予定食事情報を入力可能な領域である。第2予定入力領域51Bは、利用ユーザの昼食の消費予定食事情報を入力可能な領域である。第3予定入力領域51Cは、利用ユーザの夕食の消費予定食事情報を入力可能な領域である。
端末表示部24には、消費入力領域52が表示されている。消費入力領域52は、利用ユーザの消費食事情報を入力可能な領域である。消費入力領域52は、第1消費入力領域52Aと、第2消費入力領域52Bと、第3消費入力領域52Cとを含む。第1消費入力領域52Aは、利用ユーザの朝食の消費食事情報を入力可能な領域である。第2消費入力領域52Bは、利用ユーザの昼食の消費食事情報を入力可能な領域である。第3消費入力領域52Cは、利用ユーザの夕食の消費食事情報を入力可能な領域である。
端末表示部24は、栄養情報表示領域53を備える。栄養情報表示領域53は、栄養情報を表示する領域である。栄養情報表示領域53は、五大栄養素のバランスを示す栄養情報を表示する領域である。栄養情報表示領域53には、第1グラフ53Aと、第2グラフ53Bと、第3グラフ53Cとが表示可能である。第1グラフ53Aは、利用ユーザの理想の栄養情報を示すグラフであり、利用ユーザの属性情報に基づいて算出されるグラフである。第2グラフ53Bは、利用ユーザにより入力された消費予定食事情報の栄養情報を示すグラフである。第3グラフ53Cは、利用ユーザにより入力された消費食事情報の栄養情報を示すグラフである。
このように、利用ユーザの消費予定食事情報を入力することにより、消費予定食事情報の栄養情報を確認することができる。また、利用ユーザの消費食事情報を入力することにより、消費食事情報の栄養情報を確認することができる。
端末表示部24には、表示内容を切り替えるタブ画像54が表示される。タブ画像54は、ユーザタブ画像54Aと、商品タブ画像54Bと、レシピタブ画像54Cと、店舗タブ画像54Dと、クーポンタブ画像54Eとを含んでもよい。ユーザタブ画像54Aは、推奨ユーザの消費食事情報を表示させるための入力領域である。商品タブ画像54Bは、電子商取引における商品情報を表示させるための入力領域である。レシピタブ画像54Cは、調理方法情報を表示させるための入力領域である。店舗タブ画像54Dは、店舗において提供される商品情報を表示させるための入力領域である。クーポンタブ画像54Eは、ユーザの利用に伴って特典が付与される特典情報を表示させるための入力領域である。
ユーザタブ画像54Aが選択されている場合、端末表示部24には、消費食事画像55Aが表示される。消費食事画像55Aは、利用ユーザよりも健康度が高い推奨ユーザの消費食事情報を示す画像である。消費食事画像55Aには、付加情報としての評価画像55Bと食事履歴画像55Cと食事予定画像55Dとが対応するように表示される。評価画像55Bは、推奨ユーザの消費食事情報に対する評価情報を示す画像である。食事履歴画像55Cは、推奨ユーザの消費食事情報に対する食事履歴情報を示す画像である。食事予定画像55Dは、推奨ユーザの消費食事情報に対する食事予定情報を示す画像である。
消費食事画像55Aが指定されると、指定された消費食事画像55Aに対応する消費食事情報の詳細情報が表示される。消費食事画像55Aが予定入力領域51にドラッグアンドドロップされることにより、消費食事画像55Aに対応する消費食事情報が利用ユーザの消費予定食事情報として入力可能である。このように、利用ユーザは、推奨ユーザの消費食事情報と、推奨ユーザの消費食事情報に関連する付加情報とを参照して、推奨ユーザの消費食事情報を利用ユーザの消費予定食事情報として入力することができる。
図12に示すように、商品タブ画像54Bが選択されている場合、端末表示部24には、電子商取引における商品画像56Aが表示される。商品画像56Aは、電子商取引における商品情報を示す画像である。電子商取引における商品画像56Aは、推奨ユーザの消費食事情報と関連する関連情報である。電子商取引における商品画像56Aには、名称画像56Bと栄養画像56Cと価格画像56Dとが対応するように表示される。栄養画像56Cは、電子商取引における商品情報の栄養情報を示す画像である。
電子商取引における商品画像56Aが指定されると、指定された商品画像56Aに対応する商品情報の詳細情報が表示されるとともに、商品を注文するための画像が表示される。電子商取引における商品画像56Aが予定入力領域51にドラッグアンドドロップされることにより、商品画像56Aに対応する商品情報が利用ユーザの消費予定食事情報として入力可能である。このように、利用ユーザは、推奨ユーザの消費食事情報に関連する電子商取引における商品情報を参照して、商品情報を利用ユーザの消費予定食事情報として入力することができる。
図13に示すように、レシピタブ画像54Cが選択されている場合、端末表示部24には、調理方法画像57Aが表示される。調理方法画像57Aは、調理方法情報を示す画像である。調理方法画像57Aは、推奨ユーザの消費食事情報と関連する関連情報である。調理方法画像57Aには、名称画像57Bと栄養画像57Cと材料画像57Dとが対応するように表示される。栄養画像57Cは、調理方法情報により調理される食事の栄養情報を示す画像である。材料画像57Dは、調理方法情報により調理される食事の材料情報を示す画像である。
調理方法画像57Aが指定されると、指定された調理方法画像57Aに対応する調理方法情報の詳細情報が表示される。調理方法画像57Aが予定入力領域51にドラッグアンドドロップされることにより、調理方法画像57Aに対応する調理方法情報が利用ユーザの消費予定食事情報として入力可能である。このように、利用ユーザは、推奨ユーザの消費食事情報に関連する調理方法情報を参照して、調理方法情報を利用ユーザの消費予定食事情報として入力することができる。
図14に示すように、店舗タブ画像54Dが選択されている場合、端末表示部24には、店舗商品画像58Aが表示される。店舗商品画像58Aは、店舗において提供される商品情報を示す画像である。店舗商品画像58Aは、推奨ユーザの消費食事情報と関連する関連情報である。店舗商品画像58Aには、名称画像58Bと距離画像58Cと価格画像58Dとが対応するように表示される。距離画像58Cは、利用ユーザの住所から店舗までの距離情報を示す画像である。
店舗商品画像58Aが指定されると、指定された店舗商品画像58Aに対応する商品情報の詳細情報が表示される。店舗商品画像58Aが予定入力領域51にドラッグアンドドロップされることにより、店舗商品画像58Aに対応する商品情報が利用ユーザの消費予定食事情報として入力可能である。このように、利用ユーザは、推奨ユーザの消費食事情報に関連し、かつ、店舗で提供される商品情報を参照して、調理方法情報を利用ユーザの消費予定食事情報として入力することができる。
図15に示すように、クーポンタブ画像54Eが選択されている場合、端末表示部24には、クーポン画像59Aが表示される。クーポン画像59Aは、特典情報を示す画像である。クーポン画像59Aは、推奨ユーザの消費食事情報と関連する関連情報である。クーポン画像59Aには、名称画像59Bと条件画像59Cとポイント画像59Dとが対応するように表示される。条件画像59Cは、特典としてのポイントを取得するための取得条件を示す画像である。ポイント画像59Dは、条件画像59Cに対応する取得条件が成立したときにユーザが取得するポイントを示す画像である。
クーポン画像59Aが指定されると、指定されたクーポン画像59Aに対応する特典情報の詳細情報が表示されるとともに、特典登録を行うための画像が表示される。クーポン画像59Aが予定入力領域51にドラッグアンドドロップされることにより、条件画像59Cに対応する商品が利用ユーザの消費予定食事情報として入力可能である。このように、利用ユーザは、推奨ユーザの消費食事情報に関連する特典情報を参照して、特典を取得するための商品情報を利用ユーザの消費予定食事情報として入力することができる。
<第1実施形態の効果>
第1実施形態の効果について説明する。
(1)制御部30は、利用ユーザよりも健康度が高い推奨ユーザの消費食事情報を利用ユーザに出力することができる。一般的に健康度と食事に関する情報とに相関があると考えられる。このようなことから、より健康度が高い推奨ユーザの消費食事情報を利用ユーザに提供することができる。したがって、食事に関する適切な情報をユーザに提供することができる。
(2)制御部30は、利用ユーザと属性情報が関連するユーザを推奨ユーザとして特定する。属性情報が関連しない他のユーザよりも、属性情報が関連する他のユーザのほうが、食事に関する適切な情報をユーザに提供することができる傾向がある。このようなことから、適切な消費食事情報を参考にする機会をユーザに提供することができる。したがって、食事に関する適切な情報をユーザに提供することができる。
(3)制御部30は、推奨ユーザの消費食事情報に関連する付加情報を利用ユーザに出力する。このため、消費食事情報以外にも、消費食事情報に関連する付加情報を利用ユーザに提供することができる。これにより、付加情報を参考にする機会をユーザに提供することができる。したがって、食事に関する適切な情報をユーザに提供することができる。
(4)制御部30は、推奨ユーザの消費食事情報に対する他のユーザからの評価情報を付加情報として利用ユーザに出力する。このため、消費食事情報以外にも評価情報を利用ユーザに提供することができる。これにより、評価情報を参考にする機会をユーザに提供することができる。したがって、食事に関する適切な情報をユーザに提供することができる。
(5)制御部30は、推奨ユーザの消費食事情報に基づいて他のユーザが消費した食事履歴情報を付加情報として利用ユーザに出力する。このため、消費食事情報以外にも食事履歴情報を利用ユーザに提供することができる。これにより、食事履歴情報を参考にする機会をユーザに提供することができる。したがって、食事に関する適切な情報をユーザに提供することができる。
(6)制御部30は、推奨ユーザの消費食事情報に基づいて他のユーザが消費を予定した食事予定情報を付加情報として利用ユーザに出力する。このため、食事情報以外にも食事予定情報を利用ユーザに提供することができる。これにより、食事予定情報を参考にする機会をユーザに提供することができる。したがって、食事に関する適切な情報をユーザに提供することができる。
(7)制御部30は、推奨ユーザの付加情報に基づいて推奨ユーザに対する特典を付与する。このため、推奨ユーザの消費食事情報に対する付加情報によって推奨ユーザに対して特典を取得することができる。これにより、適切な消費食事情報を他のユーザに提供することを促進することができる。したがって、食事に関する適切な情報をユーザに提供することができる。
(8)制御部30は、推奨ユーザの消費食事情報の栄養情報に基づいて、推奨ユーザの消費食事情報から特定消費食事情報を選択し、特定消費食事情報を利用ユーザに出力する。このため、栄養情報に基づく特定消費食事情報を利用ユーザに提供することができる。したがって、食事に関する適切な情報をユーザに提供することができる。
(9)制御部30は、利用ユーザに対して、推奨ユーザの消費食事情報及びその消費食事情報に関連する関連情報を出力する。そして、制御部30は、利用ユーザの指定に基づいて、それら消費食事情報及び関連情報から消費予定食事情報を取得する。このため、推奨ユーザの消費食事情報以外にも、その消費食事情報に関連する関連情報を利用ユーザに対して提供することができる。したがって、食事に関する適切な情報をユーザに提供することができる。そして、これに加えて、制御部30は、推奨ユーザの消費食事情報及び関連情報から、利用ユーザの指定に基づく消費予定食事情報という有益な情報を容易に取得することができる。
(10)制御部30は、消費食事情報に類似する関連情報を取得する。このため、推奨ユーザの消費食事情報以外にも、推奨ユーザの消費食事情報に類似する関連情報を利用ユーザに対して提供することができる。これにより、推奨ユーザの消費食事情報についての複数種類の選択肢を利用ユーザに提供することができる。したがって、食事に関する適切な情報をユーザに提供することができる。
(11)制御部30は、消費予定食事情報の栄養情報を予測する。このため、制御部30は、利用ユーザの指定により取得した消費予定食事情報について栄養情報の観点から評価することができる。したがって、食事に関する適切な情報をユーザに提供することができる。
(12)制御部30は、利用ユーザの消費予定食事情報に推奨ユーザの消費食事情報が含まれている場合に、推奨ユーザの消費食事情報の栄養情報に基づいて、利用ユーザの消費予定食事情報の栄養情報を予測することができる。したがって、食事に関する適切な情報をユーザに提供することができる。
(13)制御部30は、利用ユーザの消費予定食事情報に関連情報が含まれている場合に、関連情報の栄養情報に基づいて、利用ユーザの消費予定食事情報の栄養情報を予測することができる。したがって、食事に関する適切な情報をユーザに提供することができる。
(14)制御部30は、利用ユーザの指定により、推奨ユーザの消費食事情報に基づいて利用ユーザの消費予定食事情報が取得された場合に、推奨ユーザに対する特典を付与する。このため、適切な消費食事情報を他のユーザに提供することを促進することができる。したがって、食事に関する適切な情報をユーザに提供することができる。
(15)制御部30は、電子商取引における商品情報を関連情報として取得し、消費予定食事情報に含まれる商品情報の注文処理を行う。このため、推奨ユーザの消費食事情報以外にも、その消費食事情報に関連する商品情報を利用ユーザに対して提供することができる。したがって、食事に関する適切な情報をユーザに提供することができる。そして、これに加えて、商品情報の注文処理を行うことができ、ユーザの利便性を向上させることができるとともに、商品情報の注文を促進することができる。
(16)制御部30は、推奨ユーザの消費食事情報に関連する調理方法情報を関連情報として取得する。このため、推奨ユーザの消費食事情報以外にも、その消費食事情報に関連する調理方法情報を利用ユーザに対して提供することができる。したがって、食事に関する適切な情報をユーザに提供することができる。
(17)制御部30は、利用ユーザの位置情報に基づいて、複数種類の店舗情報のうち利用ユーザの位置情報から近い店舗情報を関連情報として取得する。このため、推奨ユーザの消費食事情報以外にも、その消費食事情報に関連する最寄りの店舗情報を利用ユーザに対して提供することができる。したがって、食事に関する適切な情報をユーザに提供することができるとともに、利用ユーザによる最寄りの店舗の利用を促進することができる。
(18)制御部30は、利用ユーザの利用に伴って利用ユーザに対して付与される特典情報を関連情報として取得する。このため、推奨ユーザの消費食事情報以外にも、その消費食事情報に関連する特典情報を利用ユーザに対して提供することができる。したがって、食事に関する適切な情報をユーザに提供することができるとともに、利用ユーザの利用を促進することができる。
[変更例]
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・制御部30は、利用ユーザの消費予定食事情報を選択する選択処理と、利用ユーザの消費予定食事情報を確定する確定処理とを別々に実行してもよい。詳しくは、利用ユーザの指定により利用ユーザの消費予定食事情報が選択されると、選択処理において、制御部30は、図10のステップS131~S133を実行した後に栄養情報を端末装置12に送信してもよい。そして、端末装置12では、端末表示部24に栄養情報が表示される。また、利用ユーザの指定により利用ユーザの消費予定食事情報が確定すると、確定処理において、制御部30は、図10の消費予定食事情報制御処理を実行する。これにより、利用ユーザは、消費予定食事情報を選択することにより栄養情報を表示させ、栄養情報を確認しながら消費予定食事情報を確定させることができる。
・制御部30は、推奨ユーザの消費食事情報のうち、栄養度が高い消費食事情報を特定消費食事情報として選択してもよい。制御部30は、推奨ユーザの消費食事情報のうち栄養度が低い消費食事情報を特定消費食事情報として選択してもよい。制御部30は、推奨ユーザの消費食事情報の栄養情報に関係なく、特定消費食事情報を選択してもよい。
・制御部30は、推奨ユーザの消費食事情報の栄養情報に関係なく、利用ユーザの消費予定食事情報の栄養情報を予測してもよい。制御部30は、関連情報の栄養情報に関係なく、利用ユーザの消費予定食事情報の栄養情報を予測してもよい。制御部30は、利用ユーザの消費予定食事情報の栄養情報を予測しなくてもよい。
・制御部30は、利用ユーザの消費予定食事情報として、推奨ユーザの消費食事情報及び関連情報以外に、一般項目から選択された情報を取得してもよい。一般項目は、推奨ユーザの消費食事情報とは別で、食事の内容を示す項目であり、ユーザの指定により選択可能である。
・制御部30は、疾病情報の種別に基づいて、ユーザの属性情報を特定してもよい。制御部30は、運動情報の種別に基づいて、ユーザの属性情報を特定してもよい。つまり、制御部30は、ユーザの健康情報に基づいて、ユーザの属性情報を特定してもよい。
・制御部30は、利用ユーザの健康情報の履歴に基づいて、ユーザの属性情報を特定してもよい。制御部30は、利用ユーザの最新の健康情報以外に、利用ユーザの健康情報の履歴に基づいて、ユーザの健康度を算出してもよい。
・制御部30は、日時及び季節に基づいて、推奨ユーザの特定消費食事情報を選択してもよい。制御部30は、利用ユーザの過去の消費食事情報に基づいて、推奨ユーザの特定消費食事情報を選択してもよい。制御部30は、利用ユーザの過去の消費予定食事情報に基づいて、推奨ユーザの特定消費食事情報を選択してもよい。
・制御部30は、利用ユーザと属性情報が関連するユーザ以外に、利用ユーザと属性情報が関連しないユーザを推奨ユーザとして特定してもよい。制御部30は、利用ユーザと属性情報が関連するユーザを推奨ユーザとして特定しなくてもよい。
・制御部30は、ユーザの指定により、推奨ユーザを特定する条件としてユーザの健康度の選択範囲を設定可能であってもよい。制御部30は、ユーザの指定により、推奨ユーザを特定する条件としてユーザの属性情報の種別を設定可能であってもよい。制御部30は、ユーザの指定により、ユーザに対応する理想の栄養情報を設定可能であってもよい。制御部30は、ユーザの指定により、ユーザの消費食事情報を公開するか否かを設定してもよい。この場合、制御部30は、消費食事情報を公開すると設定されているユーザから推奨ユーザを特定してもよい。
・制御部30は、電子商取引における商品情報として、店舗から宅配によって提供される商品情報を取得してもよい。
・制御部30は、消費予定食事情報として調理方法情報を取得した場合に、電子商取引における商品情報として、調理方法情報に含まれる材料に関する情報を利用ユーザに提供してもよい。また、この場合、制御部30は、利用ユーザの指定により、調理方法情報に含まれる材料の注文処理を行ってもよい。
・制御部30は、端末装置12から利用ユーザの位置情報を受け取り、端末装置12の位置情報を利用ユーザの位置情報として取得してもよい。この場合、端末装置12は、衛星測位システムから位置情報を取得してもよい。
・制御部30は、特典登録を行わずに特典を取得することができるように制御してもよい。制御部30は、電子商取引における商品の注文処理に伴う特典を付与してもよい。制御部30は、商品の取得に対する対価を支払うか否かに関係なく、ユーザの利用に伴う特典を付与してもよい。
・制御部30は、推奨ユーザの消費食事情報に類似する情報以外に、推奨ユーザの消費食事情報に類似しない情報を関連情報として取得してもよい。制御部30は、推奨ユーザの消費食事情報に類似する情報を関連情報として取得しなくてもよい。
・制御部30は、ユーザの食事履歴情報として予め定めた消費数となった場合に、ユーザに対して特典を付与してもよい。制御部30は、ユーザの食事履歴情報に基づいて、ユーザに対して特典を付与しなくてもよい。
・制御部30は、ユーザの食事予定情報として予め定めた予定数となった場合に、ユーザに対して特典を付与してもよい。制御部30は、ユーザの食事予定情報に基づいて、ユーザに対して特典を付与しなくてもよい。
・制御部30は、ユーザの評価情報に基づいて、ユーザに対して特典を付与してもよい。制御部30は、ユーザの評価情報として予め定めたユーザ数となった場合に、ユーザに対して特典を付与してもよい。
・制御部30は、推奨ユーザの消費食事情報に関連する付加情報として、評価情報、食事履歴情報及び食事予定情報のうち少なくとも何れかを取得し、利用ユーザに出力してもよい。また、制御部30は、推奨ユーザの消費食事情報に関連する付加情報として、評価情報、食事履歴情報及び食事予定情報以外の情報を取得し、利用ユーザに出力してもよい。
・制御部30は、推奨ユーザの消費食事情報に関連する関連情報として、電子商取引における商品情報、調理方法情報、店舗情報及び特典情報のうち少なくとも何れかを取得し、利用ユーザに出力してもよい。また、制御部30は、推奨ユーザの消費食事情報に関連する関連情報として、電子商取引における商品情報、調理方法情報、店舗情報及び特典情報以外の情報を取得し、利用ユーザに出力してもよい。
・制御部30は、利用ユーザと同じ健康度であるユーザを推奨ユーザとして特定してもよい。制御部30は、利用ユーザよりも健康度が低いユーザを推奨ユーザとして特定してもよい。制御部30は、ユーザの健康度に関係なく、推奨ユーザを特定してもよい。
・情報提供システム10は、情報提供サーバ11以外に、別のサーバを備えてもよい。この場合、別のサーバは、情報提供サーバ11の機能の一部を備えてもよい。つまり、情報提供システム10は、情報提供サーバ11の機能を有していれば、任意のサーバ構成であってもよい。具体的な一例としては、情報提供システム10は、電子商取引における商品情報に関する制御を行うサーバを備えてもよい。情報提供システム10は、調理方法情報に関する制御を行うサーバを備えてもよい。情報提供システム10は、店舗情報に関する制御を行うサーバを備えてもよい。情報提供システム10は、特典情報に関する制御を行うサーバを備えてもよい。情報提供システム10は、ユーザの認証を行う認証サーバを備えてもよい。
・本明細書において使用される「少なくとも何れか」という表現は、所望の選択肢の1つ以上を意味する。一例として、本明細書において使用される「少なくとも何れか」という表現は、選択肢の数が2つであれば1つの選択肢のみ又は2つの選択肢の双方を意味する。他の例として、本明細書において使用される「少なくとも何れか」という表現は、選択肢の数が3つ以上であれば1つの選択肢のみ又は2つ以上の任意の選択肢の組み合わせを意味する。
[付記]
以下に、上述した実施形態及び変更例から把握される技術的思想及びその作用効果を記載する。
(A) 情報提供サーバは、ユーザが消費したユーザの消費食事情報を取得する消費食事情報取得部と、前記消費食事情報取得部が取得したユーザの消費食事情報に関連する関連情報を取得する関連情報取得部と、第1ユーザに対して、第2ユーザの消費食事情報及び当該消費食事情報に関連する関連情報を出力する情報出力部と、前記第1ユーザの指定により、前記情報出力部が出力した前記第2ユーザの消費食事情報及び関連情報から、前記第1ユーザが消費を予定した前記第1ユーザの消費予定食事情報を取得する消費予定食事情報取得部と、を備える。
(B) (A)に記載の情報提供サーバにおいて、前記関連情報取得部は、前記消費食事情報取得部が取得したユーザの消費食事情報に類似する情報を前記関連情報として取得する。
(C) (A)又は(B)に記載の情報提供サーバにおいて、前記消費予定食事情報取得部が取得した前記第1ユーザの消費予定食事情報の栄養情報を予測する栄養情報予測部を備える。
(D) (C)に記載の情報提供サーバにおいて、前記栄養情報予測部は、前記消費予定食事情報取得部が取得した前記第1ユーザの消費予定食事情報に前記第2ユーザの消費食事情報が含まれている場合に、前記第2ユーザの消費食事情報の栄養情報に基づいて、前記第1ユーザの消費予定食事情報の栄養情報を予測する。
(E) (C)又は(D)に記載の情報提供サーバにおいて、前記栄養情報予測部は、前記消費予定食事情報取得部が取得した前記第1ユーザの消費予定食事情報に前記関連情報が含まれている場合に、前記関連情報の栄養情報に基づいて、前記第1ユーザの消費予定食事情報の栄養情報を予測する。
(F) (A)~(E)のうち何れか一項に記載の情報提供サーバは、前記第1ユーザの指定により、前記第2ユーザの消費食事情報に基づいて前記第1ユーザの消費予定食事情報が取得された場合に、前記第2ユーザに対する特典を付与する特典付与部を備える。
(G) (A)~(F)のうち何れか一項に記載の情報提供サーバは、電子商取引における商品情報の注文処理を行う注文処理部を備え、前記関連情報取得部は、電子商取引における商品情報を前記関連情報として取得し、前記注文処理部は、前記消費予定食事情報取得部が取得したユーザの消費予定食事情報に含まれる商品情報の注文処理を行う。
(H) (A)~(G)のうち何れか一項に記載の情報提供サーバにおいて、前記関連情報取得部は、前記消費食事情報取得部が取得した前記第2ユーザの消費食事情報に関連する調理方法情報を前記関連情報として取得する。
(I) (A)~(H)のうち何れか一項に記載の情報提供サーバにおいて、前記関連情報取得部は、前記第1ユーザの位置情報に基づいて、複数種類の店舗情報のうち前記第1ユーザの位置情報から近い店舗情報を前記関連情報として取得する。
(J) (A)~(I)のうち何れか一項に記載の情報提供サーバにおいて、前記関連情報取得部は、前記第1ユーザの利用に伴って前記第1ユーザに対して付与される特典情報を前記関連情報として取得する。
(K) 情報提供システムは、ユーザが消費したユーザの消費食事情報を取得する消費食事情報取得部と、前記消費食事情報取得部が取得したユーザの消費食事情報に関連する関連情報を取得する関連情報取得部と、第1ユーザに対して、第2ユーザの消費食事情報及び当該消費食事情報に関連する関連情報を出力する情報出力部と、前記第1ユーザの指定により、前記情報出力部が出力した前記第2ユーザの消費食事情報及び関連情報から、前記第1ユーザが消費を予定した前記第1ユーザの消費予定食事情報を取得する消費予定食事情報取得部と、を備える。
(L) 情報提供方法は、1又は複数のコンピュータが、ユーザが消費したユーザの消費食事情報を取得することと、ユーザの消費食事情報に関連する関連情報を取得することと、第1ユーザに対して、第2ユーザの消費食事情報及び当該消費食事情報に関連する関連情報を出力することと、前記第1ユーザの指定により、前記第2ユーザの消費食事情報及び関連情報から、前記第1ユーザが消費を予定した前記第1ユーザの消費予定食事情報を取得することと、を実行する。
(M)プログラムは、1又は複数のコンピュータに、ユーザが消費したユーザの消費食事情報を取得することと、ユーザの消費食事情報に関連する関連情報を取得することと、第1ユーザに対して、第2ユーザの消費食事情報及び当該消費食事情報に関連する関連情報を出力することと、前記第1ユーザの指定により、前記第2ユーザの消費食事情報及び関連情報から、前記第1ユーザが消費を予定した前記第1ユーザの消費予定食事情報を取得することと、を実行させる。