JP4587156B2 - ニードル位置検出装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として、内燃機関の燃料噴射装置のノズル内のニードルの位置を検出する手段と装置に関する。
【0002】
【背景技術】
噴射ノズルが閉じているか開いているかを検出することによって、燃料噴射システムの制御効率を向上させることができる。この情報は、例えば、適応燃料供給(adaptive fuelling)又は噴射タイミング制御を行うエンジンの電子制御システムで使用することができる。
【0003】
燃料噴射装置のノズル内のニードルの位置を検出する装置の例は、米国特許番号第4,625,918号や第4,398,670号に記載されているように、一般的に公知である。これらの装置では、ニードルは、ノズルが開位置にある間は、このニードルのガイド面上に載置された絶縁層によってノズル本体と噴射装置の残こりの部分から電気的に絶縁され、ノズルが閉状態にある間は、このニードルは本体及び従ってアースと電気的に接続されている。このような装置の欠点は、ニードルを外部の導電検出装置(continuity-sensing device)に接続するため、導電体を噴射装置の上部部材に通す必要のあることである。噴射装置の上部部材の設計が複雑である場合またはニードルのスプリングチャンバを使用して背圧によってノズルを閉塞する場合には、噴射装置の上部部材に電気的に絶縁され油圧によってシールされた導電体を設けることは困難であるかまたは実行不可能である。
【0004】
1998年7月におけるオーストラリアのシドニー所在のニューサウスウエルズ大学の機械製造工学部において行われたARC共同研究プロジェクトの最終報告において、ミルトン他の「エンジンの校正と最適化のためのチューニング可能なディーゼルエンジンの噴射システムの開発」において開示された噴射タイミングセンサは、上述したように絶縁したニードルを使用する以外に、ニードルのスプリングチャンバを有する噴射装置の上部部材をアース及び噴射装置の下部部材から絶縁することによって、この問題に対する1つの解決策を提供するものである。この設計では、上部部材全体がニードルを導電検出装置に接続する導電体として機能し、従ってシールおよび絶縁された導電体を噴射装置の上部部材に通す必要がなくなる。
【0005】
噴射装置の上部及び下部部材を相互から絶縁するためニードルを被覆するのに使用されたものと同じ絶縁層を使用することができる。この絶縁層は上部及び下部部材を共に保持するキャップナットのねじ部に適用すると共にこれらの部材間で平坦なメカニカルシールを形成する複数の面の1つに適用する必要がある。一般的に、噴射装置の組立て中、噴射装置の一方の部材が他方の部材に対して固定された角位置を有することを保証するため、噴射装置には位置決めピンを使用する。このようなピンは一方の部材から突出し、他方の部材に形成されたマッチング孔に嵌合している。従って、これらの部材間の電気的絶縁を達成するため、位置決めピンまたはマッチング孔の内面を絶縁層で被覆しなければならない。
【0006】
大部分の場合位置決めピンとマッチング孔の直径は、組立てを容易にし製造コストを削減するため、正確に同じではない。これらのピンと孔との相対位置は、また製作上の許容誤差のために不完全である。このことは、キャップナットを絞めつけている間、位置決めピンによって噴射装置の上部及び下部部材の相対的な回転を防止する場合、これらのピンとマッチング孔との間に線接触が形成される。その上、これらの孔の内面は一般的にドリルによって形成されるので、非常に滑らかな面を達成することは困難であり、従ってこれらのピンと孔の間の接触面は線接触ではなく、点接触になる可能性がある。
【0007】
キャップナットの接触面とこのキャップナットとねじを介して係合されている部材と反対側の部材との間の摩擦に起因して、力が位置決めピンに作用することが知られており、この力は非常に高いため、これらのピンが剪断される場合がある。もしピンと孔の間に線または点接触が存在し、このピン上に絶縁層があれば、その接触点でこの層が破壊される可能性があり、2つの噴射装置の部材の間の絶縁障壁が失われ、その結果ニードル位置センサが故障する。
【0008】
本発明の目的は、かかる問題を解消し、従ってニードル位置検出装置の動作の信頼性を向上させることである。
【0009】
【発明の開示】
本発明の第1局面によれば、位置記録装置(position register device)を有する燃料噴射装置が提供され、上記燃料噴射装置は、第1部材と第2部材;上記第1部材とねじを介して係合して肩部を有し、上記第2部材に当接して上記第1部材と第2部材を共に保持するキャップナット;及び上記第1及び第2部材の相対的角位置を固定する位置決めピン;を有し、上記第1及び第2部材は絶縁層によって相手から電気的に絶縁され;上記絶縁層は、位置決めピンと上記部材の少なくとも1つとの間の電気的接触を防止するように配設され;上記燃料噴射装置は、上記肩部と上記第2部材との間の減摩層;及びノズルを開閉するように上記第1及び第2部材内を移動する往復動ニードルを有し、上記位置記録装置は上記第1部材に電気的に接続され、上記第2部材と上記位置記録装置はは各々等しい電位源またはアースに接続され、ここで、上記第1及び第2部材は、上記ニードルが開位置にある場合、電気的に接続されず、上記ニードルが閉位置にある場合、上記第1及び第2部材は、電気的に接続される。
【0010】
第2局面では、本発明は上述したものと同一であるが、上記燃料噴射装置の上記第1及び第2部材を相手から絶縁するために使用する上記層は、減摩性を有し、従って上記減摩層の代わりに上記肩部と上記第2部材との間に使用され、ここで、コネクタを使用して上記第2部材をアースに電気的に接続する。
【0011】
本発明を添付図を参照して例によって説明し、ここでは本発明の異なった実施例の縦断面図を示す。
【0012】
【発明を実施するための最良の形態】
図1の実施例は、燃料噴射装置1と位置記録装置2を示す。燃料噴射装置は、スプリングチャンバ3を有する第1部材、アダプタプレート4及びノズル5を有する第2部材、ニードル6、位置決めピン7及び8、肩部10と線状部11を有するキャップナット9、ニードルリターンスプリング12、及びチャンネル14によって構成される。またエンジンシリンダヘッド15の断面に示すように、燃料噴射装置が取り付けられている。スプリングチャンバ3、アダプタプレート4及びノズル5はキャップナット9によって共に保持されているが、このキャップナット9は十分な軸方向のスラストを与えることによって、ノズル5が開放された場合、高圧の燃料がニードル6とニードル着座部16との間以外からチャンネル14の外に逃げることができないことを保証している。位置決めピン7及び8は、キャップナット9を絞めつけている間に、ノズル5、アダプタプレート4及びスプリングチャンバ3が相対的に回転するのを防止する。第1及び第2部材は、絶縁層17によって相手から電気的に絶縁されている。ピン7は、図2に示すように、絶縁層17によって、第2部材からまた絶縁されている。第2部材は、図1に示すように、キャップナット9とエンジンシリンダヘッド15を介してアースに接続されている。ニードル6の円筒状ガイド面18は絶縁層によって被覆され、この絶縁層は、ニードル6がニードル着座部16から上昇した場合、このニードルとノズル5が電気的に接触するのを防止する。ニードルはリターンスプリング12を介して第1部材に電気的に接続されている。第1部材は、位置記録装置2に接続され、ノズルを閉じた場合、ニードル6とニードル着座部16を介する以外アースに電気的に接触することを防止されている。
【0013】
減摩層19を肩部10とノズル5の間に設ける。この層19によって、キャップナット9を絞めつけている間に発生する軸方向の所定のスラストで位置決めピン7に伝達されるトルクを削減する。これによって、絶縁層17を介してピンによってアダプタプレート4に加えられる力が削減される。従って、噴射装置の組立てまたは動作中に発生する絶縁層17が破壊されることに起因する噴射装置の第1及び第2部材の間の電気的接触の可能性が、削減される。
【0014】
図3に本発明の他の形態を示し、この他の形態では、第1部材がスプリングチャンバ3とアダプタプレート4によって構成され、第2部材がノズル5によって構成される以外、上述したものと同じである。絶縁層20はアダプタプレート4とノズル5の間に載置されると共に位置決めピン8とノズル5の間に載置される。更に、キャップナット9のねじ部を絶縁層21によって被覆し、これによってキャップナット9とエンジンシリンダヘッド15を介して第1部材とアースの間で電気的接触の行われるのを防止する。
【0015】
絶縁層20と21は、電気絶縁性と減摩性とを兼備するように形成されている。これらは、例えば,炭化処理及びイオン注入処理を受けた物質またはその他の適当な材料によって構成されている。このような材料を使用することによって、これを減摩層の変わりにキャップナット9の肩部10に適用することが可能になり、これによって位置決めピン8に伝達されるトルクが削減される。噴射装置の第2部材、即ち、この場合、ノズル5と、エンジンブロック15及びアースとの間で電気的接触を保持するため、コネクタ22をノズルとキャップナット9の間に位置させる。
【0016】
図4に示す本発明の他の形態は上述したものと同じであるが、ここでは電気的絶縁及び減摩層21をキャップナット全体に付着させ、第2部材(ノズル5)とアースとの間の電気的接触は、ノズル5をエンジンシリンダヘッド15に接続するコネクタ22によって保持している。このようなコネクタは、図4に示すように、環状のスプリングのクリップの形態にすることができ、または噴射装置の第2部材とエンジンシリンダヘッドとの間の確実な電気的接触を保証する他のいずれかの要素の形態にすることができる。
【0017】
本発明による燃料噴射装置と位置記録装置は下記のように動作する。図1を参照して、最初の位置でチャンネル14を減圧すると、図1に示すようにリターンスプリング12がニードル6を底部位置に保持し、位置記録装置2とエンジンシリンダヘッド15との間の電気回路が、スプリングチャンバ3、リターンスプリング12、ニードル6、ニードル着座部16、ノズル5、減摩層19及びキャップナット9の間で完成される。
【0018】
高圧の燃料をチャンネル14に供給すると、これはリターンスプリング12の力に打ち勝ち、ニードル6をその着座部から上昇させる。ニードルが着座部を離れた瞬間燃料の噴射が開始され、同時に位置記録装置2とエンジンシリンダヘッドとの間の回路が、第1部材を第2部材から絶縁しているスプリングチャンバ3と位置決めピン7の絶縁層17と、ニードル6とノズル5との間の絶縁層18によって開放される。噴射が完了し、ノズル5がニードル6によって閉ざされると、位置記録装置2とエンジンシリンダヘッド15との間の電気的接触が回復される。位置記録装置はエンジン管理システム(図示せず)にノズルの開閉する瞬間の情報を提供し、この情報は噴射プロセスの噴射のタイミングと持続時間を監視し制御するために使用することができる。
【0019】
図3に示す本発明の他の形態では、燃料噴射装置と位置記録装置は、同様に動作する。ノズルが閉じると、位置記録装置2とエンジンシリンダヘッド15との間の回路が、スプリングチャンバ3、リターンスプリング12、ニードル6、ニードル着座部16、ノズル5、コネクタ22及びキャップナット9によって完成される。絶縁層18がニードル6とノズル5との間に設けられているため、ニードルによってノズルが開かれると、この回路は開放される。
【0020】
図4に示す本発明の他の形態は、同様に動作する。唯一の相違点は、ノズルとエンジンシリンダヘッドとの間の電気的接続がキャップナット9をバイパスするコネクタ23を介して保持されていることである。
【0021】
燃料噴射ノズル内のニードルの位置を検出する公知の装置に対する本発明の利点は下記によって達成される。
− ノズル5とキャップナット9の肩部10との間に減摩層19を適用すること。
− 電気絶縁性と減摩性を兼備する層を、噴射装置の第1及び第2部材の絶縁に適用し、ノズル5とキャップナット9の肩部10との間に減摩層を設けること。
− 表面全体を電気絶縁性と減摩性とを兼備した層によって被覆したキャップナット9と、ノズル5をエンジンシリンダヘッド15に電気的に接続するコネクタ23を適用すること。
【0022】
ノズル5とキャップナット9の肩部10との間に減摩層19を適用することによって、ニードル位置センサの動作の信頼性が向上する。これは、キャップナットの絞めつけ中に、位置決めピン7に伝達されるトルクが減摩層19によって削減されるためである。トルクが削減されることによって、ピンとマッチング孔との間の接触圧が削減され、これはピンと孔との間に位置する絶縁層の損傷を防止するのに役立つ。上述したように、孔とピンの位置と直径が製造上不正確であることに起因して、ピンと孔との間の接触領域が小さい可能性があるので、このことは特に重要である。従来技術のシステムでは、減摩層19を使用していないことによって、位置決めピンの表面に過剰な接触圧がかかり、これによって絶縁層が破壊され、ニードル位置センサが故障する可能性がある。
【0023】
位置決めピンに伝達されるトルクを削減するために減摩層19を使用することによって、キャップナット9を絞めつけることによって発生する噴射装置の第1及び第2部材のひずみが削減されるという別の利点も得られる。これは第1及び/または第2部材に含まれている可能性のある精密ガイド面のひずみを最小に保持し、従って噴射装置の動作の信頼性を向上させるのに役立つ。
【0024】
噴射装置の第1及び第2部材を絶縁すると共にノズル5とキャップナット9の肩部との間に減摩層を設けるため、電気絶縁性と減摩性を兼備する層を適用することは、製造コストを削減する上で有利であるが、その理由は、これによって、2つの異なった機能を有する要素をニードル位置検出装置に設ける場合に、同一の技術的プロセスと装置を使用することができるためである。もし噴射装置の第1及び第2部材を絶縁するために使用する層が減摩性を有していなければキャップナット9の肩部を被覆するために、特別の減摩層を使用しなければならず、これによってコストが増加する。肩部10とノズル5との間に別のワッシャを使用することが可能であるが、これによってノズルのオリフィスとエンジンの燃焼室との相対位置を決める一連の許容誤差に含まれなければならない他の寸法が増加するため、このワッシャの使用は避けなければならない。別のワッシャを使用すると、噴射装置の組立て中にミスの発生するリスクがまた増加する、例えば、このワッシャの挿入を忘れる可能性があり、その結果燃焼室で噴射された燃料に調整不良が発生し、エンジンの性能が低下する。
【0025】
第2部材をアースに電気的に接続するため、コネクタ23(図4参照)と共に減摩電気絶縁層を表面全体に被覆したキャップナット9を適用すると、図3に示すように、第2部材からエンジンシリンダヘッドへの導通を得るために使用するキャップナット9の表面をマスクするか、またはこの表面から絶縁層を取り除く作業が不必要になることによって、更に製造コストを削減することができる。
【0026】
上に特定の実施例によって示した本発明に対して、一般的に説明した本発明の精神と範囲から逸脱することなく、多くの変形及び/または変更を加えることが可能であることを当業者は理解している。このような変形の1つではコネクタ23を板ばねの形状とし、またはこのコネクタを別の要素として構成せず、第2部材またはキャップナットの一部として構成し、この第2部材またはキャップナットは第2部材とアースとの間で電気的接触を行うように特別に設計する。従って、本発明は全ての点で例示として考えるべきものであり、限定を行うものとして捉えるべきではない。
Claims (4)
- 第1部材と第2部材;前記第1部材とねじを介して係合して肩部(10)を有し、前記第2部材に当接して前記第1部材と第2部材を共に保持するキャップナット(9);前記第1及び第2部材の相対的角位置を固定する位置決めピン(7);前記第1部材を前記第2部材から電気的に絶縁する絶縁層(17)であって、前記位置決めピンと前記部材の少なくとも1つとの間の電気的接触を防止するように配設されている前記絶縁層;前記第1及び第2部材内に構成されているチャンネル(14);及び前記チャンネルを開閉するように前記第1及び第2部材内を移動する往復動ニードル(6);を具備し、前記第1及び第2部材は、前記ニードルが開位置にある場合、電気的に接続されず、前記ニードルが閉位置にある場合、前記第1及び第2部材は、電気的に接続される燃料噴射装置(1)において、減摩層(19)を前記肩部と前記第2部材との間に載置し、これによって前記キャップナットを絞めつける場合に前記位置決めピンに伝達されるトルクを削減することを特徴とする燃料噴射装置。
- 前記第2部材から前記第1部材を電気的に絶縁するために使用する前記絶縁層は、減摩性を有し、前記減摩層の代わりに前記肩部と前記第2部材との間に載置され、前記第2部材をアースに電気的に接続するコネクタ(22)を有することを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射装置。
- 前記第1部材に接続された位置記録装置(2)を有し、前記第2部材と前記位置記録装置はそれぞれアースに接続されていることを特徴とする請求項1または2に記載の燃料噴射装置。
- 前記減摩層は、前記キャップナットの肩部と前記第2部材との間に被覆によって付着されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の燃料噴射装置。
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