JP4586398B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、画像形成装置に関する。
感光体に形成した静電潜像を公知の電子写真プロセスによって画像の形成を行う画像形成装置において、長期に渡って安定な画像を形成するために、トナー濃度検知用パターンを像担持体に形成し、このトナー濃度検知用パターンの濃度をトナー濃度検知装置により検知して、画像の形成条件を制御するものが知られている。
また、トナー像が転写される記録用紙から生じる紙粉により、トナー濃度検知装置の検知面が汚れ、誤検知を起こすことがある。よって、トナー濃度検知装置の検知面への紙紛の付着を防止する紙粉防止部材を設ける画像形成装置が提案されている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−31919号公報
しかしながら、特開2002−31919号公報に記載の構成では、トナー濃度検知装置の検知面と紙粉防止部材との間隔があいているので、装置内を浮遊している浮遊トナーなどが検知面に付着して汚れ、誤検知を起こすことがあった。
更に、像担持体と検知面との間隔があいているので、装置が大型化する。また、検知精度も良くない。
本発明は、上記問題を解決すべく成されたもので、像担持体のトナーの情報を検知する検知部の検知面の汚れを防止することを目的とする。
請求項1に記載の画像形成装置は、トナー像が形成される像担持体と、検知装置筐体に設けられ、前記像担持体で反射された反の部位よりも前記シャッター側に突出し、前記シャッターの開閉動作に伴い前記清掃部材が移動する移動範囲において、前記検知面は前記シャッター側に最も突出した面とされ、前記シャッターが閉じている状態では、平面視において、前記シャッターが覆う範囲は、該シャッターの開閉動作に伴い前記清掃部材が移動する移動範囲よりも広く、前記シャッターが開いている状態では、前記シャッターが閉じていた状態において前記シャッターで覆われていた前記検知面の周囲の部位が、前記清掃部材と接触しないように構成されて射光を受光し、前記トナー像の情報を検知する検知部と、前記検知部の検知面を開閉するシャッターと、前記シャッターの検知面側に取り付けられ、該シャッターの開閉動作に伴い前記検知面を清掃する清掃部材と、を備え、前記検知面は、前記検知装置筐体における該検知面の周囲いることを特徴としている。
請求項1に記載の画像形成装置は、長期に渡って安定な画像を形成するため、像担持体のトナー像の情報を検知している。
このため、像担持体で反射された反射光を受光し、トナー像の情報を検知する検知部が備えられている。検知部の検知面はシャッターで開閉する。シャッターの検知面側には開閉動作に伴ない検知面を清掃する清掃部材が取り付けられている。
そして、シャッターが閉じているときは、平面視において、シャッターが閉じている状態では、平面視において、シャッターが覆う範囲は、シャッターの開閉動作に伴い清掃部材が移動する移動範囲よりも広い。よって、シャッターの開閉動作に伴い清掃部材が移動する移動範囲の検知面の周囲には、例えば、トナーや紙紛等は付着しない。
したがって、清掃部材が移動してもトナーや紙紛等が清掃部材に付着して汚れ、汚れた清掃部材によって検出面を汚さない。よって、像担持体のトナー像の情報を安定して検知できる。
また、検知面が汚れないので、像担持体と検知面との間の距離を短くできる。よって、安定して検知することができると伴に、画像形成装置の小型化に寄与する。また、像担持体と検知面との間の距離を短くすることで、検知精度も向上する。
更に、検知面がシャッター側に最も突出した面とされ、シャッターが開いている状態では、シャッターが閉じていた状態においてシャッターで覆われていた検知面の周囲が、清掃部材と接触しないように構成されている。このため、シャッターの開閉動作に伴い清掃部材が移動する移動範囲より広い検知面の周囲をシャッターが覆っているが、何らかの原因で清掃部材が移動する移動範囲に、例えば、トナーや紙紛等が付着しても、清掃部材が接触しない、或いは接触しても接触力が弱いので、清掃部材にトナーが付着し汚れない。このため、検知面が汚れない。
請求項2に記載の画像形成装置は、請求項1に記載の構成において、前記シャッターが閉じているときは、前記清掃部材は前記検知面の全面に当接していることを特徴としている。
請求項2に記載の画像形成装置は、シャッターが閉じているときは、清掃部材は検知面の全面に当接しているので、検知面が露出してない。したがって、シャッターが閉じているときに検知面に、例えば、トナーや紙紛等が付着しない。
請求項3に記載の画像形成装置は、請求項1又は請求項2に記載の構成において、前記検知面は、前記像担持体の前記トナー像が転写される記録媒体の搬送路に面していることを特徴としている。
請求項3に記載の画像形成装置は、検知部の検知面が像担持体のトナー像が転写される記録媒体の搬送路に面している。このたため、記録媒体の搬送による摩擦によって、検知面、及び検知面の周囲が帯電する。
検知面、及び検知面に周囲が帯電すると静電気力で、例えば、トナーや紙紛等が多量に付着する。しかし、シャッターは、シャッターの開閉動作に伴い清掃部材が移動する移動範囲より広い検知面の周囲を覆っているので、清掃部材が移動する移動範囲には、トナーや紙紛等は付着しない。よって、検知面が汚れない。したがって、検知部の検知面が像担持体のトナー像が転写される記録媒体の搬送路に面していても、像担持体のトナー像の情報を安定して検知できる。
請求項4に記載の画像形成装置は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の構成において、前記シャッターには、前記清掃部材が取り付けられた部位の開放方向外側に張出部が形成されている。
請求項4に記載の画像形成装置は、シャッターに清掃部材が取り付けられた部位の開放方向外側に形成された張出部によって、シャッターが閉じられているときにシャッターが覆う面積が、シャッターの開閉動作に伴って移動する清掃部材の移動範囲より広くなる。
以上説明したように本発明によれば、シャッターの開閉動作に伴い清掃部材が移動する移動範囲には、例えば、トナーや紙紛等が付着しないので、清掃部材が移動してもトナーや紙紛等が付着し検出面を汚さない。よって、像担持体のトナー像の情報を安定して検知できる。
以下、本発明にかかる画像形成装置を適用した一例として、公知の電子写真プロセスを適用したカラープリンタについて図面を参照して説明する。また、本発明が適用される画像形成装置は、以下で説明するカラープリンタに限らず、複写機、ファクシミリ、あるいは、複合機等の画像形成装置であっても良い。
図1は、本発明の実施形態に係るカラープリンタ10の概要を示している。カラープリンタ10は、カラープリンタ本体12を有し、このカラープリンタ本体12の上部に回動支点14を中心に回動自在の開閉カバー16が設けられている。また、カラープリンタ本体12の下部に給紙ユニット18が配置されている。
給紙ユニット18は、給紙ユニット本体20と、記録用紙Pが収納される給紙カセット22とを有する。給紙カセット22の奥端近傍上部には、給紙カセット22から記録用紙Pを供給するフィードロール24、及び、供給される記録用紙Pを1枚ずつ捌くリタードロール26が配置されている。
搬送路28は、フィードロール24から案内部材29を介して排出口30までの記録用紙Pの通路である。搬送路28は、カラープリンタ本体12の裏側(図1の右側面)近傍にあって、給紙ユニット18から定着装置90まで略垂直に形成されている。この搬送路28の定着装置90の上流側に二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72とが配置され、二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72の上流側にレジストロール32が配置されている。また、搬送路28の排出口30の近傍には排出ロール34が配置されている。
したがって、給紙ユニット18の給紙カセット22からフィードロール24により送り出された記録用紙Pは、リタードロール26により捌かれて最上部の記録用紙Pのみ搬送路28に導かれ、レジストロール32により一時停止され、タイミングをとって二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72との間を通ってトナー像が転写され、この転写されたトナー像が定着装置90により定着され、排出ロール34により排出口30から開閉カバー16の上部に設けられた排出部36へ排出される。この排出部36は、排出口部分が低く、正面方向(図1の左方向)に向けて徐々に高くなるよう傾斜している。
カラープリンタ本体12には、略中央部にロータリ現像装置38が配置され、このロータリ現像装置38の正面側(図1において左側)には、カラープリンタ10を構成する各部を制御する制御部39が配置されている。
ロータリ現像装置38は、現像器本体40内にイエロー(Yellow)、マゼンタ(Magenta)、シアン(Cyan)及び黒(Black)の4色のトナー像をそれぞれ形成する現像器42a〜42dを有し、ロータリ現像装置中心44を中心として左回り(図1において反時計回り)に回転する。現像器42a〜42dそれぞれは、現像ロール46a〜46dを有し、コイルスプリングなどの弾性体48a〜48dにより、現像器本体40の法線方向に押圧されている。
ロータリ現像装置38には、感光体ドラム50が当接するように配置されており、現像ロール46a〜46dは、感光体ドラム50に当接していない状態で、それぞれの外周の一部が現像器本体40の外周から半径方向に、約2mm突出している。また、現像ロール46a〜46dそれぞれの両端には、現像ロール46a〜46dの直径よりもわずかに大きい直径のトラッキングロール(図示せず)が現像ロール46a〜46dと同軸で回転するように設けられている。つまり、現像器42a〜42dの現像ロール46a〜46dは、ロータリ現像装置中心44を中心として、それぞれ90°の間隔で現像器本体40の外周に配置され、現像ロール46a〜46dのトラッキングロールが感光体ドラム50の両端に設けられたフランジ(図示せず)に当接し、現像ロール46a〜46dと感光体ドラム50との間に所定の隙間を形成しつつ、感光体ドラム50上の潜像をそれぞれの色のトナーで現像する。
感光体ドラム50の下方には、帯電ロール52が設けられ、帯電ロール52に帯電バイアスを印加し、感光体ドラム50を一様に帯電する。また、感光体ドラム50には、感光体ドラム50の回転方向の帯電ロール52よりも上流側に感光体ドラム用クリーナ54が当接している。感光体ドラム用クリーナ54は、一次転写後に感光体ドラム50に残留するトナーを掻き取るクリーニングブレード56と、クリーニングブレード56が掻き取ったトナーを回収するトナー回収ケース58とから構成される。なお、トナー回収ケース58の背面側(図1において右側)は、リブなどが形成され、案内部材29と共に搬送路28の一部を形成している。
ロータリ現像装置38の下方には、帯電ロール52により帯電された感光体ドラム50に、レーザ光などの光線により潜像を書き込む露光装置60が配置されている。また、ロータリ現像装置38の上方には、ロータリ現像装置38によって可視化されたトナー像を一次転写部から二次転写位置Aまで搬送する中間転写装置62が設けられている。
中間転写装置62は、中間転写ベルト64、一次転写ロール66、ラップインロール68、ラップアウトロール70、二次転写バックアップロール72、スクレーパバックアップロール74及びブラシバックアップロール76から構成される。中間転写ベルト64は、弾性を有し、ロータリ現像装置38の上方で長辺と短辺とを有するように略扁平に張られている。中間転写ベルト64の上面側の長辺は、カラープリンタ本体12の上部に設けられた排出部36に対して略平行となるように張られている。また、中間転写ベルト64は、長辺下方で一次転写ロール66の上流に配置されたラップインロール68と、一次転写ロール66の下流に配置されたラップアウトロール70との間で感光体ドラム50にラップ状に当接する一次転写部(感光体ドラムラップ領域)を有し、感光体ドラム50に所定の範囲だけ巻きついて、感光体ドラム50の回転に従動する。このように、中間転写ベルト64は、一次転写ロール66によって感光体ドラム50上のトナー像をイエロー、マゼンタ、シアン、黒の順に重ねて一次転写され、この一次転写されたトナー像を二次転写ロール80に向けて搬送する。 なお、ラップインロール68及びラップアウトロール70は、感光体ドラム50から離間している。
更に、中間転写ベルト64の裏側(図1の右側面)には、ラップアウトロール70及び二次転写バックアップロール72により、平面部(短辺)が形成されており、この平面部が二次転写面となって搬送路28に臨むようにされている。
なお、二次転写面において、中間転写ベルト64と搬送路28との間が、約12°の角度になるように、ラップアウトロール70は配置されている。
スクレーパバックアップロール74は、二次転写後に中間転写ベルト64に残留するトナーをスクレーパ84が掻き取ることを補助し、ブラシバックアップロール76は、二次転写後に中間転写ベルト64に残留するトナーをブラシロール86が掻き取ることを補助する。
中間転写装置62の二次転写バックアップロール72には、搬送路28を挟んで二次転写ロール80が対峙している。つまり、二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72との間が二次転写面における二次転写位置Aとなっており、二次転写ロール80は、二次転写バックアップロール72の補助により、中間転写ベルト64に一次転写されたトナー像を二次転写位置Aで記録用紙Pに二次転写する。ここで、二次転写ロール80は、中間転写ベルト64が3回転する間、すなわちイエロー、マゼンタ、シアンの3色のトナー像を中間転写ベルト上に重ねて一次転写され、搬送されている間は中間転写ベルト64から離間しており、黒のトナー像が転写されると中間転写ベルト64に当接するようにされている。
なお、二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72との間には、所定の転写バイアス電圧が生じるように、二次転写ロール80には転写バイアスが印加され、二次転写バックアップロール72はグランド(GND)に接続される。
図2にも示すように、二次転写ロール80と案内部材29との間に検知装置81が配置されている。
検知装置81は検知部120を備えている。検知部120は、検知面120Aから中間転写ベルト64に向けてセンサー光S1を照射する。そして、中間転写ベルト64に形成されたトナー濃度検知用の基準トナー像に応じて変化する反射光S2を受光することにより、中間転写ベルト64上に形成された基準トナー像の濃度を検知する。基準トナー像の濃度が検知されると、この検知情報は制御部39(図1参照)に送られる。
制御部39は検知されたトナー濃度に応じて帯電ロール52の帯電バイアス電圧、露光装置60の露光光量、現像器42a〜42dの現像バイアス電圧などを制御し、中間転写ベルト64上のトナー濃度を調整する。(図1参照)。
検知部120の検知面120Aは記録用紙Pの搬送路28に面し、中間転写ベルト64に対向する側(正面側)に露出している(検知部120の検知面120Aと中間転写ベルト64の二次転写面との間が記録用紙Pの搬送路28)。
図1に示すように、中間転写ベルト64の反感光体ドラム50側端には、中間転写ベルト用クリーナ82が当接するように設けられている。中間転写ベルト用クリーナ82は、二次転写後に中間転写ベルト64に残留するトナーを掻き取ってクリーニングするスクレーパ84、スクレーパ84によるクリーニング後に残ったトナーをさらに掻き取るブラシロール86、スクレーパ84及びブラシロール86によって掻き取られたトナーを回収するトナー回収ケース88から構成される。スクレーパ84は、ステンレスの薄板からなり、トナーとは逆極性の電圧がかけられている。ブラシロール86は、導電性の処理がなされたアクリルなどのブラシからなる。また、中間転写ベルト64がトナー像を搬送する間は、スクレーパ84及びブラシロール86は、中間転写ベルト64から離間しており、所定のタイミングでこれらが一体となって中間転写ベルト64に当接するようにされている。
二次転写位置Aの上方には、定着装置90が配置されている。定着装置90は、加熱ロール92と加圧ロール94とを有し、二次転写ロール80及び二次転写バックアップロール72により記録用紙Pに二次転写されたトナー像を記録用紙Pに定着させ、排出ロール34に向けて搬送する。排出ロール34は、排出口30から開閉カバー16の上部に設けられた排出部36へ記録用紙Pを排出する。
中間転写装置62、感光体ドラム50、帯電ロール52、感光体ドラム用クリーナ54及び中間転写ベルト用クリーナ82を一体化し像形成ユニット96を構成している。また、この像形成ユニット96は、開閉カバー16の排出部36の直近下方に配置され、カラープリンタ本体12に対して着脱自在となっており、開閉カバー16を開くことにより着脱される。
つぎに、検知装置81について詳しく説明する。
図3は検知装置81を示している。
検知装置81は、中間転写ベルト64(図2参照)に形成された濃度検知用の基準トナー像に向けてセンサー光S1(図2参照)を照射する光源(図示省略)、基準トナー像に応じて変化するセンサー光S1の反射光S2(図2参照)を受光するセンサ(図示省略)等からなる検知部120が検知装置筐体100の内部に固定されている。なお、センサー光S1及びセンサー光S1の反射光S2が透光する面が検知面120Aである。
板状のシャッター110が、検知装置筐体100に回動軸112を中心に回動自在に検知装置筐体100に取り付けられている。そして、図示しない駆動機構によって回動し、図4にも示すように、検知部120の検知面120A(中間転写ベルト64に対向する面)を開閉する。
シャッター110の下面には、検知部120の検知面120Aに対応する部分に、フェルトなどからなる清掃部材114が張り付けられている。また、清掃部材114は検知面120Aの全面に接触している。よって、図3及び図4(A)(a)に示すように、シャッター110が閉じられているときは、検知面120Aの全面が清掃部材114で覆われ、露出してない。また、シャッター110の清掃部材114が張り付けられた左側(シャッターの開放方向に対して)に張出部110Aが形成されている。
検知装置81は、制御部39(図1参照)の制御により、中間転写ベルト64(図1参照)に形成された基準トナー像の濃度を検知する場合には、図4(B)(b)に示すように、シャッター110を開き、検知部120の検知面120Aが中間転写ベルト64(図2参照)に向けて露出する。また、検知が終了すると、図4(A)(a)にしめすように、シャッター110を閉じる。
図4(a)(b)に示すように、シャッター110の開閉動作に伴い、清掃部材114が検知面120Aに摺接し清掃する。なお、シャッター110には、張出部110Aが形成されているので、シャッター110が閉じられているときにシャッター110全体が覆う面積は、シャッター110の開閉動作に伴って移動する清掃部材114の移動範囲より広くなっている。また、清掃部材114の移動範囲において、検知面120Aより検知装置筐体100の上面100Aは低くなっている(検知面120Aが、シャッター110側に突出した面となっている)。
つぎに、上記実施形態の作用について説明する。
図1に示すように、画像形成信号が送られると、感光体ドラム50が帯電ロール52により一様に帯電され、この帯電された感光体ドラム50に、画像信号に基づいて露光装置60から光線が出射される。露光装置60からの光線は、感光体ドラム50の表面を露光し、潜像が形成される。露光装置60により形成された感光体ドラム50の潜像は、ロータリ現像装置38によってイエロー、マゼンタ、シアン、黒のトナー像を現像され、中間転写ベルト64に重ねて一次転写される。一次転写において、感光体ドラム50に残留する廃トナーは、感光体ドラム用クリーナ54によって掻き取られ、回収される。
一方、給紙信号等により、給紙カセット22に収納された記録用紙Pは、フィードロール24により送り出され、リタードロール26により捌かれて搬送路28に導かれ、レジストロール32により一時停止され、タイミングをとって案内部材29へ向けて搬送される。案内部材29は、記録用紙Pを検知装置81へ案内する。 制御部39の制御により、記録用紙Pに画像を形成する場合には、検知装置81は、シャッター120を閉じて、検知部120の検知面120Aを中間転写ベルト64に対して覆い(図3、図(A)(a)参照)、案内部材29の案内により中間転写ベルト64の二次転写面とシャッター110との間に搬送された記録用紙Pが二次転写位置A送られる。
記録用紙Pが二次転写位置Aに導かれると、中間転写ベルト64に一次転写されているトナー像が二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72とによって、記録用紙Pに二次転写される。二次転写後に、中間転写ベルト64に残留する廃トナーは、中間転写ベルト用クリーナ82によって掻き取られ、回収される。
トナー像を転写された記録用紙Pは、定着装置90に導かれ、加熱ロール92と加圧ロール94とによる熱圧力によって、トナー像を定着される。トナー像が定着した記録用紙Pは、排出ロール34により排出口30から排出部36へ排出される。
また、カラープリンタ10は、電源投入時及び所定枚数の画像を形成した後に、中間転写ベルト64に転写される画像に影響を与えないように、トナー濃度検知用の基準トナー像を中間転写ベルト64上に形成する。基準トナー像が中間転写ベルト64上に形成され、基準トナー像が検知装置81に対向する位置に移動すると、検知装置81のシャッター110を開き、検知部120の検知面120Aを中間転写ベルト64に対して露出させる。(図4(B)(b)参照)。
検知部120は、中間転写ベルト64に形成された基準トナー像に対して検知面120Aからセンサー光S1(図2参照)を照射し、基準トナー像に応じて変化する反射光S2(図2参照)を受光することにより、中間転写ベルト64上に形成されたトナー像の濃度を検知する。検知装置81によりトナー濃度が検知されると、この検知情報が制御部39に送られる。制御部39は、検知されたトナー濃度に応じて、帯電ロール52の帯電バイアス電圧、露光装置60の露光光量、現像器42a〜42dの現像バイアス電圧などを制御し、中間転写ベルト64上のトナー濃度を調整する。よって、カラープリンタ10は、所定のトナー濃度で安定して画像を形成することができる。
このように、検知装置81は、基準トナー像の濃度を検出する場合には、シャッター110を開き、検知部120の検知面120Aを中間転写ベルト64及び搬送路28に対して露出させ、中間転写ベルト64上に形成された基準トナー像の濃度を検知する。また濃度を検出するとき以外は、シャッター110を閉じている。
更に、シャッター110に張り付けられた清掃部材114が検知部120の検知面120の全面に当接し覆っている。つまり、検知面120Aは露出していない。したがって、記録用紙Pから生じる紙粉や浮遊するトナーなどにより、検知部120の検知面120Aが汚れない。よって、検知部120が検知不良を起こすことはなく、基準トナー像の濃度を安定して検知する。
また、シャッター110が回動すると、清掃部材114が検知部120の検知面120Aに対して摺接するので、検知面120Aが何らかの原因で汚れた場合にも、検知面120Aが清掃されるので、検知面120Aの汚れをより防止できる。
さて、例えば、図5に示す検知装置500では、シャッター502が覆う面積がシャッター502の開閉動作に伴って移動する清掃部材504の移動範囲より狭い。よって、シャッター502が閉じているときに検知部506の検知面506Aの周囲の検知装置筐体510の上面510に付着したトナーT3で、シャッター502の開閉動作に伴って清掃部材502Aが汚れる。(図5(b)参照)。そして、この汚れによって検知面506Aが汚れる。(図5(c)参照)。
しかし、本実施の形態では、図4(a)(b)に示すように、シャッター110が閉じられているときにシャッター110が覆う面積は、シャッター110の開閉動作に伴って移動する清掃部材114の移動範囲より広くなっている。よって、シャッター110が閉じられているときに、清掃部材114が移動する範囲には、トナーT1が付着していないので、移動によって清掃部材114が汚れ、この汚れによって検知面1206Aを汚すことが防止されている。
更に、検知面120Aより検知面120Aの周囲の検知装置筐体100の上面100Aが低い。よって、シャッター110が閉じているときに清掃部材114の移動範囲に、何らかの原因で、僅かにトナーT2が付着していても、清掃部材114とは接触しない、あるいは、接触しても接触圧が小さいので、清掃部材114は汚れない。
したがって、清掃部材114が汚れないので、検知面1220も汚れない。
さて、このように検知面120Aが汚れないので、図2に示すように、中間転写ベルト64と検知部120の検知面120Aとの間の距離を短くできる。よって、中間転写ベルト64上の基準トナー像の濃度を安定して検知することができるとともに、カラープリンタ10の前後方向(図1において左右方向)の小型化に寄与する。また、中間転写ベルト64と検知面120Aとの間の距離を短くすることで、検知精度も向上する。
さらに、本実施形態では、図2に示すように、検知装置81が、二次転写ロール80と案内部材29との間に配置され、検知部120の検知面120Aが記録用紙Pの搬送路28に面し、中間転写ベルト64に対向する側(正面側)に露出している(検知部120の検知面120Aと中間転写ベルト64の二次転写面との間が記録用紙Pの搬送路28)。
このため、記録用紙Pとの摩擦等によって検知装置81が帯電しやすい。よって、静電気力によって検知面120A及び検知面120Aの周囲に紙粉や浮遊するトナーが多量に付着しやすい。しかし、検知装置81は、今まで説明したように、本実勢形態のような位置に検知部120を配置しても、検知面120Aが汚れ検知不良を起こすことはなく、基準トナー像の濃度を安定して検知する。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。
例えば、検知装置81(検知部120)は、二次転写ロール80と案内部材29との間には配設されていたが、これに限定されない。例えば、中間転写ベルト64の長辺上方、又は下方に配置されていても良いし、その他の位置に配置されていても良い。
また、例えば、上記実施形態において、検知装置は、中間転写ベルト上に形成された基準トナー像の濃度を検知しているが、これに限定されることなく、例えば黒色トナーのみで画像を形成するモノクロプリンターの場合などは、感光体ドラム上に形成される基準トナー像の濃度を検知するようにしてもよい。
また、例えば、検知装置は、中間転写ベルト又は感光体ドラムに形成された基準トナー像の濃度検知に限定されることなく、例えば中間転写ベルト又は感光体ドラムに形成されたトナー像の位置などの情報を検出するものであってもよい。
また、記録用紙P以外の記録媒体であっても良い。例えば、OHPシートなどであっても良いし、他の記録媒体であっても良い。
本発明の実施形態に係るカラープリンタの内部を模式的に示す断面図である。 検知装置及びその周辺を模式的に示す図である。 (A)は検知装置を上面から見た図であり、(B)は(A)のA−A断面の図である。 (A)は検知装置のシャッターが閉じた状態で上面から見た図であり、(a)は(A)のA−A断面の図である。(B)は検知装置のシャッターが開いた状態で上面から見た図であり、(b)は(B)のB−B断面の図である。 (a)から(b)は、従来の検知装置のシャッターの開閉動作を示す図である。
符号の説明
10 カラープリンタ(画像形成装置)
28 搬送路
64 中間転写ベルト(像担持体)
110 シャッター
114 清掃部材
120 検知部
120A 検知面
P 記録用紙(記録媒体)

Claims (4)

  1. トナー像が形成される像担持体と、
    検知装置筐体に設けられ、前記像担持体で反射された反射光を受光し、前記トナー像の情報を検知する検知部と、
    前記検知部の検知面を開閉するシャッターと、
    前記シャッターの検知面側に取り付けられ、該シャッターの開閉動作に伴い前記検知面を清掃する清掃部材と、
    を備え、
    前記検知面は、前記検知装置筐体における該検知面の周囲の部位よりも前記シャッター側に突出し、前記シャッターの開閉動作に伴い前記清掃部材が移動する移動範囲において、前記検知面は前記シャッター側に最も突出した面とされ、
    前記シャッターが閉じている状態では、平面視において、前記シャッターが覆う範囲は、該シャッターの開閉動作に伴い前記清掃部材が移動する移動範囲よりも広く、
    前記シャッターが開いている状態では、前記シャッターが閉じていた状態において前記シャッターで覆われていた前記検知面の周囲の部位が、前記清掃部材と接触しないように構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記シャッターが閉じているときは、前記清掃部材は前記検知面の全面に当接していることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記検知面は、前記像担持体の前記トナー像が転写される記録媒体の搬送路に面していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記シャッターには、前記清掃部材が取り付けられた部位の開放方向外側に張出部が形成されている請求項1〜請求項3いずれか1項に記載の画像形成装置。
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