JP4582715B2 - 半導体製造装置、並びに、感度調整のための装置及び方法 - Google Patents

半導体製造装置、並びに、感度調整のための装置及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、ウェハを搬送する搬送装置を具備する半導体製造装置に関する。
半導体製造装置により半導体集積回路等を製造するときに、ウェハを搬送する工程が行なわれる。この工程を行なうために、図1に示されるように、半導体製造装置は、搬送装置1を具備している。搬送装置1は、ウェハ3を搭載して搬送するためのアーム11と、その一端がアーム11に設けられた配管12と、配管12の他端に接続された搬送用吸引装置13とを備えている。搬送用吸引装置13は、作業員の操作により、搬送作業時にウェハ3をアーム11に吸着させるために配管12内の空気を吸引する。真空度をモニターする方法が無いなどの場合には、作業員は、配管12内の空気を吸引するときの圧力であるバキューム値が充分であるのか否かを判断するのは困難である。
そこで、図1に示されるように、半導体製造装置は、更に、搬送装置付属バキュームセンサ2を具備している。しかし、搬送装置付属バキュームセンサ2は真空度の表示機能が無い場合が多く、ある一定の値(以下、設定バキューム値P’と呼ぶ)よりも真空度が悪くなったらアラームが出る機能を備えている。ここで、真空度が悪い時とは、圧力が高い時である。この搬送装置付属バキュームセンサ2は、配管12に接続され、配管12内の空気を吸引するときのバキューム値Pが設定バキューム値P’よりも高いときに、真空度が悪い旨をランプ点灯やブザー発報等により作業者に通知する。設定バキューム値P’は作業者が調整して設定する必要があり、搬送装置付属バキュームセンサ2には、設定するための調整部として、調整ネジ22が備わっているのが普通である。作業者は、搬送装置付属バキュームセンサ2の感度調整として、設定バキューム値P’を調整ネジ22により設定しておく必要がある。
しかし、設定バキューム値P’の設定は、作業者の経験と勘により行なわれていた。そのため、この設定バキューム値P’がたまたま適切な値より高く(真空度が悪く)設定されていた場合、アラームが出ない状態にもかかわらず、アーム11からウェハ3が落下し、そのウェハ3にゴミが付着したり、ウェハ3が割れたりして不良品が発生してしまう可能性があった。その結果、歩留が低下してしまう。また、バキューム値Pが充分低かった(真空度が高い)としても、設定バキューム値P’が必要以上に低く(即ち、高真空側に)設定されていた場合、搬送装置付属バキュームセンサ2が、バキューム値Pが設定バキューム値P’よりも高い(真空度が悪い)と誤って判断してその旨を通知してしまう。この場合、作業員が必要も無いのに設備(半導体製造装置)を停止させてしまい、稼働率が低下してしまう。その結果、半導体を製造するときの生産効率が低下してしまうようなことも起こりかねなかった。
そのため、モニター機構を最適化することによって歩留の低下や生産効率の低下を抑えることが望まれていた。
上記に関連する技術を紹介する。
特開平11−165867号公報に半導体製造設備の真空吸着装置が記載されている(特許文献1)。半導体製造設備の真空吸着装置は、ウェハやレティクル等の対象物を所定工程のために安着部で真空吸着して移動させる。この真空吸着装置は、前記対象物が安着された安着部の上面に真空状態を作り出す真空ラインに、前記真空ラインの内部の圧力で対象物の吸着と脱着状態とを判別するデジタル真空センサーを設置することを特徴としている。これにより、ウェハ等の対象物を真空吸着方式で移動するための真空ラインにデジタル真空センサーを設置して、真空状態の識別の誤認と、それによるウェハやレティクルなどの損傷を防止する。
特開平11−165867号公報(請求項1)
本発明の課題は、真空度そのものの表示機能が無いバキュームセンサを使う場合に、その感度調整は作業者の経験や勘に頼っていたことであり、客観的な指標を持ち込む必要があった。本発明の目的は、搬送装置付属バキュームセンサの真空度調整に際して、誰でも同じ状態に調整できる方法を明らかにし、歩留の低下や生産効率の低下を抑えることができる半導体製造装置を提供することにある。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用する番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]の記載との対応関係を明らかにするために付加されたものであるが、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明の半導体製造装置は、搬送装置(1)と、搬送装置付属バキュームセンサ(2)と、感度調整装置(30)とを具備している。
前記搬送装置(1)は、ウェハ(3)を搭載して搬送するためのアーム(11)と、その一端が前記アーム(11)に設けられた配管(12)と、前記配管(12)の他端に接続された搬送用吸引装置(13)とを備えている。前記搬送用吸引装置(13)は、搬送作業時に前記ウェハ(3)を前記アーム(11)に吸着させるために前記配管(12)内の空気を吸引する。
前記搬送装置付属バキュームセンサ(2)は、前記配管(12)に接続され、前記配管(12)内の空気を吸引するときのバキューム値(P)が設定バキューム値(P’)よりも高いときに、真空度が悪い旨を作業者に通知する。
前記感度調整装置(30)は、搬送作業前に、前記搬送用吸引装置(13)に代えて前記配管(12)の他端に接続される。
前記感度調整装置(30)は、調整用吸引装置(31)と、調整用計測装置(32)とを具備している。
前記調整用吸引装置(31)は、作業者の操作により前記配管(12)内の空気を吸引する。
前記調整用計測装置(32)は、前記調整用吸引装置(31)が前記配管(12)内の空気を吸引するときの前記バキューム値(P)として調整用バキューム値(P)を作業者に通知する。
前記調整用バキューム値(P)が、前記ウェハ(3)が前記アーム(11)に吸着し、落下することがないときの適切バキューム値(P)を表している。このとき、前記調整用バキューム値(P)が前記設定バキューム値(P’)として前記搬送装置付属バキュームセンサ(2)に設定される。
本発明の半導体製造装置において、前記調整用計測装置(32)は、調整用表示部(33)と、調整用計測部(34)と、調整用制御部(35)とを具備している。
前記調整用計測部(34)は、前記調整用吸引装置(31)が前記配管(12)内の空気を吸引するときの前記バキューム値(P)として前記調整用バキューム値(P)を計測する。
前記調整用制御部(35)は、前記調整用バキューム値(P)を前記調整用表示部(33)に表示して作業者に通知する。
本発明の半導体製造装置において、前記調整用吸引装置(31)は、調整用操作部(40)と、調整用吸引制御部(50)とを具備している。
前記調整用吸引制御部(50)は、搬送作業前に、前記搬送用吸引装置(13)に代えて前記配管(12)の他端に接続される。前記調整用吸引制御部(50)は、前記ウェハ(3)を前記アーム(11)に吸着させるために、作業者の前記調整用操作部(40)の操作により前記配管(12)内の空気を吸引する。
作業者が前記調整用操作部(40)を操作したときに、前記調整用計測装置(32)により通知される前記調整用バキューム値(P)が前記適切バキューム値(P)を表している。この場合、作業者が前記調整用バキューム値(P)を前記設定バキューム値(P’)として前記搬送装置付属バキュームセンサ(2)に設定する。
本発明の半導体製造装置において、前記調整用操作部(40)は、スピコン装置(41)と、電磁弁装置(42)とを具備している。
前記スピコン装置(41)は、スピコン用弁(41a)と、スピコン用操作部(41b)とを備えている。前記スピコン用操作部(41b)は、作業者の操作により、完全に閉められた状態から完全に開けられた状態まで前記スピコン用弁(41a)を開け閉めするためのツマミである。このスピコン装置(41)は、前記配管(12)内へのリーク条件を変えて複数の適切バキューム値を求め、それらの値を使って設定バキューム値(P’)の設定を行い、作業者の経験と勘に頼らない調整方法を実現することに用いられる。
前記電磁弁装置(42)は、電磁弁(42a)と、電磁弁制御部(42b)とを備えている。前記電磁弁制御部(42b)は、作業者によるオン指示に応じて、前記電磁弁(42a)を開ける。
前記調整用吸引制御部(50)は、第1配管分岐部(51)と、中継用配管(52)と、第2配管分岐部(53)と、計測装置用配管(54)と、スピコン用配管(55)と、大気開放用配管(56)と、電磁弁用配管(57)と、吸引部用配管(58)と、吸引制御部(59)とを具備している。
前記第1配管分岐部(51)は、搬送作業前に、前記搬送用吸引装置(13)に代えて前記配管(12)の他端に接続される。
前記中継用配管(52)は、その一端が前記第1配管分岐部(51)を介して前記配管(12)の他端に接続されている。
前記計測装置用配管(54)は、その一端が前記第2配管分岐部(53)を介して前記中継用配管(52)の他端に接続され、その他端が前記調整用計測装置(32)の前記調整用計測部(34)に接続されている。
前記スピコン用配管(55)は、その一端が前記第2配管分岐部(53)を介して前記中継用配管(52)の他端に接続され、その他端が前記スピコン装置(41)に接続されている。
前記大気開放用配管(56)は、その一端が前記スピコン装置(41)に接続され、その他端が大気へ開放されている。
前記電磁弁用配管(57)は、その一端が前記第1配管分岐部(51)を介して前記配管(12)の他端に接続され、その他端が電磁弁装置(42)に接続されている。
前記吸引部用配管(58)は、その一端が電磁弁装置(42)に接続されている。
前記吸引制御部(59)は、前記吸引部用配管(58)の他端に接続され、前記配管(12)内の空気を吸引する。
作業者が前記スピコン装置(41)と前記電磁弁装置(42)とを操作したときに、前記調整用計測装置(32)により通知される前記調整用バキューム値(P)が前記適切バキューム値(P)を表している。この場合、作業者が前記調整用バキューム値(P)を前記設定バキューム値(P’)として前記搬送装置付属バキュームセンサ(2)に設定する。
本発明の半導体製造装置において、搬送作業前に、感度調整処理(ステップS2)が実行される。
この感度調整処理では、作業者が、前記アーム(11)に前記ウェハ(3)を搭載し、前記スピコン用操作部(41b)を操作して前記スピコン用弁(41a)を完全に閉じておき、前記オン指示により前記電磁弁(42a)を開けた状態にする。このとき、作業者が前記スピコン用操作部(41b)を操作して前記スピコン用弁(41a)を徐々に開ける。
前記スピコン用弁(41a)が徐々に開けられたときに前記調整用計測装置(32)により通知される前記調整用バキューム値(P)が前記適切バキューム値(P)を表している。この場合、作業者が前記調整用バキューム値(P)を前記設定バキューム値(P’)として前記搬送装置付属バキュームセンサ(2)に設定する。
本発明の半導体製造装置において、上記の感度調整処理(ステップS2)を第1の感度調整処理としたとき、上記の第1の感度調整処理に代えて、以下に示す第2の感度調整処理が実行されてもよい。
この感度調整処理では、作業者が、前記アーム(11)に前記ウェハ(3)を搭載し、前記スピコン用操作部(41b)を操作して前記スピコン用弁(41a)を完全に開けておき、前記オン指示により前記電磁弁(42a)を開けた状態にする。このとき、前記スピコン用操作部(41b)を操作して前記スピコン用弁(41a)を徐々に閉める。
前記スピコン用弁(41a)が徐々に閉められたときに前記調整用計測装置(32)により通知される前記調整用バキューム値(P)が前記適切バキューム値(P)を表している。この場合、作業者が前記調整用バキューム値(P)を前記設定バキューム値(P’)として前記搬送装置付属バキュームセンサ(2)に設定する。
本発明の半導体製造装置において、搬送作業前に、適切バキューム決定処理(ステップS1)が実行される。
この適切バキューム決定処理では、作業者が、前記アーム(11)に前記ウェハ(3)を搭載し、前記スピコン用操作部(41b)を操作して前記スピコン用弁(41a)を完全に閉じておき、前記オン指示により前記電磁弁(42a)を開けた状態にする。このとき、作業者が、前記調整用計測装置(32)により通知される前記調整用バキューム値(P)を第1目標設定用バキューム値(PA1)として決定する。
作業者が、前記アーム(11)に前記ウェハ(3)を搭載せず、前記スピコン用操作部(41b)を操作して前記スピコン用弁(41a)を完全に閉じておき、前記オン指示により前記電磁弁(42a)を開けた状態にする。このとき、作業者が、前記調整用計測装置(32)により通知される前記調整用バキューム値(P)を第2目標設定用バキューム値(PA2)として決定する。
作業者が、前記第1目標設定用バキューム値(PA1)と前記第2目標設定用バキューム値(PA2)との間の値を、前記ウェハ(3)が前記アーム(11)に吸着して落下しないときの前記適切バキューム値(P)として決定する。
本発明の半導体製造装置において、前記適切バキューム値をPとし、前記第1目標設定用バキューム値をPA1とし、前記第2目標設定用バキューム値をPA2としたとき、前記適切バキューム値Pは、P=(PA1+PA2)/2により表される。
本発明の半導体製造装置において、前記搬送装置付属バキュームセンサ(2)は、記録部(21)と、設定バキューム値(P’)を前記記録部(21)に記録するための調整部(22)と、計測部(23)と、通知部(24)とを具備している。
前記計測部(23)は、前記配管(12)内の空気を吸引するときのバキューム値(P)を計測する。
前記通知部(24)は、前記バキューム値(P)が前記設定バキューム値(P’)よりも高いときに、真空度が悪い旨を作業者に通知する。
前記調整用バキューム値(P)が、前記適切バキューム値(P)を表す場合、作業者の前記調整部(22)の操作により、前記設定バキューム値(P’)として前記記録部(21)に記録される。
本発明の感度調整装置は、上記の感度調整装置(30)である。
本発明の半導体製造装置の搬送装置付属バキュームセンサ(2)の感度調整方法は、上記の半導体製造装置を提供する提供ステップと、作業者の操作により前記設定バキューム値(P’)を前記搬送装置付属バキュームセンサ(2)に設定する設定ステップとを具備している。この設定ステップでは、上述のように、前記調整用バキューム値(P)が、前記ウェハ(3)が前記アーム(11)に吸着して落下しないときの適切バキューム値(P)を表している場合、作業者が、前記調整用バキューム値(P)を前記設定バキューム値(P’)として前記搬送装置付属バキュームセンサ(2)に設定する。
以上により、本発明の半導体製造装置によれば、感度調整装置(30)が配管(12)内の空気を吸引するときの調整用バキューム値(P)が、予め決められた適切バキューム値(P)を表しているときに、作業者が調整用バキューム値(PB)を設定バキューム値(P’)として搬送装置付属バキュームセンサ(2)に設定する。これにより、アーム(11)からウェハ(3)が落下し、そのウェハ(3)にゴミが付着したり、ウェハ(3)が割れたりするような不良品が発生しない。その結果、本発明の半導体製造装置によれば、歩留の低下を抑えることができる。
また、本発明の半導体製造装置によれば、設定バキューム値(P’)が適切に設定されるため、バキューム値(P)が充分低い(真空度が良い)場合、搬送装置付属バキュームセンサ(2)からの通知はない。このため、作業員は、必要も無いのに設備(半導体製造装置)を停止させることなく、その設備を稼働させることができる。その結果、本発明の半導体製造装置によれば、半導体を製造するときの生産効率の低下を抑えることができる。
以下に添付図面を参照して、本発明の半導体製造装置について詳細に説明する。
図2は、本発明の半導体製造装置の構成を示している。半導体製造装置により半導体を製造するときに、ウェハを搬送する工程が行なわれる。この工程を行なうために、図2に示されるように、半導体製造装置は、搬送装置1を具備している。搬送装置1は、ウェハ3を搭載して搬送するためのアーム11と、その一端がアーム11に設けられた配管12と、配管12の他端に接続された搬送用吸引装置13とを具備している。搬送用吸引装置13は、作業員の操作により、搬送作業時にウェハ3をアーム11に吸着させるために配管12内の空気を吸引する。真空度をモニターする方法が無いなどの場合には、作業員は、配管12内の空気を吸引するときの圧力であるバキューム値が充分であるのか否かを判断するのは困難である。
そこで、図2に示されるように、半導体製造装置は、更に、搬送装置付属バキュームセンサ2を具備している。しかし、搬送装置付属バキュームセンサ2は真空度の表示機能が無い場合が多く、ある一定の値(設定バキューム値P’)よりも真空度が悪くなったらアラームが出る機能を備えている。ここで、真空度が悪い時とは、圧力が高い時である。この搬送装置付属バキュームセンサ2は、配管12に接続され、配管12内の空気を吸引するときのバキューム値Pが設定バキューム値P’よりも高いときに、真空度が悪い旨をランプ点灯やブザー発報等により作業者に通知する。設定バキューム値P’は作業者が調整して設定する必要があり、搬送装置付属バキュームセンサ2には、設定するための調整部として、調整ネジ22が備わっているのが普通である。作業者は、搬送装置付属バキュームセンサ2の感度調整として、設定バキューム値P’を調整ネジ22により設定しておく必要がある。
搬送装置付属バキュームセンサ2の感度調整を行なうために、図2に示されるように、半導体製造装置は、更に、感度調整装置30を具備している。感度調整装置30は、搬送作業前に、搬送用吸引装置13に代えて、配管12の他端に接続される。
感度調整装置30は、調整用吸引装置31と、調整用計測装置32とを具備している。調整用吸引装置31は、調整用計測装置としてデジタルバキュームセンサユニット32と、配管12とに接続されている。調整用吸引装置31は、作業者の操作により配管12内の空気を吸引する。デジタルバキュームセンサユニット32は、調整用吸引装置31が配管12内の空気を吸引するときのバキューム値Pとして調整用バキューム値Pを作業者に通知する。例えば、調整用バキューム値Pが、ウェハ3がアーム11に吸着して落下しないときの適切バキューム値Pを表している。このとき、作業者は、調整ネジ22を操作して、その調整用バキューム値Pを設定バキューム値P’として搬送装置付属バキュームセンサ2に設定する。
利用者は、上記の適切バキューム値Pを予め決めておく。調整用バキューム値Pが適切バキューム値Pを表しているときに、作業者が調整用バキューム値Pを設定バキューム値P’として搬送装置付属バキュームセンサ2に設定する。これにより、アラームが出ない状態にもかかわらず、アーム11からウェハ3が落下し、そのウェハ3にゴミが付着したり、ウェハ3が割れたりするような不良品が発生しない。その結果、本発明の半導体製造装置によれば、歩留の低下を抑えることができる。
また、設定バキューム値P’が適切に設定されるため、バキューム値Pが充分低い(真空度が高い)場合、搬送装置付属バキュームセンサ2からの通知はない。このため、作業員は、必要も無いのに設備(半導体製造装置)を停止させることなく、その設備を稼働させることができる。その結果、本発明の半導体製造装置によれば、半導体を製造するときの生産効率の低下を抑えることができる。
図3は、搬送装置付属バキュームセンサ2の構成を示すブロック図である。搬送装置付属バキュームセンサ2は、更に、記録部21と、計測部23と、通知部24とを具備している。記録部21には、設定バキューム値P’を記録するための上記の調整ネジ22が接続されている。計測部23は、配管12に接続され、配管12内の空気を吸引するときのバキューム値Pを計測する。通知部24は、バキューム値Pが設定バキューム値P’よりも高いときに、真空度が悪い旨を作業者に通知する。例えば、調整用バキューム値Pが、上記の適切バキューム値Pを表している。このとき、作業者は、調整ネジ22を操作して、その調整用バキューム値Pを設定バキューム値P’として記録部21に記録する。
図4は、感度調整装置30のデジタルバキュームセンサユニット32の構成を示すブロック図である。デジタルバキュームセンサユニット32は、調整用表示部33と、調整用計測部34と、調整用制御部35とを具備している。調整用制御部35は、調整用表示部33と、調整用計測部34とに接続されている。調整用計測部34は、調整用吸引装置31が配管12内の空気を吸引するときのバキューム値Pとして調整用バキューム値Pを計測する。調整用制御部35は、調整用バキューム値Pを調整用表示部33に表示して作業者に通知する。
図5は、感度調整装置30の調整用吸引装置31の構成を示すブロック図である。調整用吸引装置31は、調整用操作部40と、調整用吸引制御部50とを具備している。調整用操作部40は、調整用吸引制御部50に接続されている。調整用吸引制御部50は、搬送作業前に、搬送用吸引装置13に代えて、配管12の他端に接続される。調整用吸引制御部50は、ウェハ3をアーム11に吸着させるために、作業者の調整用操作部40の操作により配管12内の空気を吸引する。調整用吸引制御部50の構成については後述する。上記の調整用操作部40は、スピコン装置41と、電磁弁装置42とを具備している。
スピコン装置41は、スピコン用弁41aと、スピコン用操作部41bとを具備している。スピコン用弁41aは、スピコン用操作部41bにより機械的に開け閉めされる。即ち、スピコン用操作部41bは、作業者の操作により、完全に閉められた状態から完全に開けられた状態までスピコン用弁41aを開け閉めするためのツマミである。
電磁弁装置42は、電磁弁42aと、電磁弁制御部42bとを具備している。電磁弁制御部42bは、作業者によるオン指示に応じて、電磁弁42aを開ける。この電磁弁42aは、機械的又は電気的に開け閉めされる。機械的である場合、電磁弁制御部42bは、作業者の操作により、完全に閉められた状態から完全に開けられた状態まで電磁弁42aを開け閉めするためのツマミである。電気的である場合、オン指示を表す電圧が電磁弁制御部42bに与えられ、電磁弁制御部42bは、その電圧が設定電圧を越えている場合、電磁弁42aを開ける。
図6は、上記の調整用吸引制御部50の構成を示すと共に、感度調整装置30の全体構成を示している。調整用吸引制御部50は、第1配管分岐部51と、中継用配管52と、第2配管分岐部53と、計測装置用配管54と、スピコン用配管55と、大気開放用配管56と、電磁弁用配管57と、吸引部用配管58と、吸引制御部59とを具備している。
第1配管分岐部51は、搬送作業前に、搬送用吸引装置13に代えて配管12の他端に接続される。中継用配管52は、その一端が第1配管分岐部51を介して配管12の他端に接続されている。計測装置用配管54は、その一端が第2配管分岐部53を介して中継用配管52の他端に接続され、その他端が調整用計測装置32の調整用計測部34に接続されている。スピコン用配管55は、その一端が第2配管分岐部53を介して中継用配管52の他端に接続され、その他端がスピコン装置41に接続されている。大気開放用配管56は、その一端がスピコン装置41に接続され、その他端が大気へ開放されている。電磁弁用配管57は、その一端が第1配管分岐部51を介して配管12の他端に接続され、その他端が電磁弁装置42に接続されている。吸引部用配管58は、その一端が電磁弁装置42に接続されている。吸引制御部59は、吸引部用配管58の他端に接続され、配管12内の空気を吸引する。
図7は、本発明の半導体製造装置の動作として搬送作業前処理を示すフローチャートである。この搬送作業前処理は、搬送作業前に、利用者により上記の適切バキューム値Pが決定される適切バキューム決定処理(ステップS1)と、利用者により搬送装置付属バキュームセンサ2の感度調整が行なわれる感度調整処理(ステップS2)とを実行する。
まず、適切バキューム決定処理(ステップS1)について説明する。
この適切バキューム決定処理では、作業者が、アーム11にウェハ3を搭載し、スピコン用操作部41bを操作してスピコン用弁41aを完全に閉じておき、オン指示により電磁弁42aを開けた状態にする。このとき、作業者が、調整用計測装置32の調整用表示部33に表示される調整用バキューム値Pを第1目標設定用バキューム値PA1として決定する。
次に、作業者が、アーム11にウェハ3を搭載せず、スピコン用操作部41bを操作してスピコン用弁41aを完全に閉じておき、オン指示により電磁弁42aを開けた状態にする。このとき、作業者が、調整用計測装置32の調整用表示部33に表示される調整用バキューム値Pを第2目標設定用バキューム値PA2として決定する。
作業者が、第1目標設定用バキューム値PA1と第2目標設定用バキューム値PA2との間の値を、ウェハ3がアーム11に吸着して落下しないときの適切バキューム値Pとして決定する。ここで、適切バキューム値をPとし、第1目標設定用バキューム値をPA1とし、第2目標設定用バキューム値をPA2としたとき、適切バキューム値Pは、P=(PA1+PA2)/2により表される。
適切バキューム値Pとしては、若干の幅をもたせた値P±αを適切バキューム値Pとしてもよい。例えば、値αは、P[Pa]に対して、α=P×(1/100)[Pa]、α=P×(1/1000)[Pa]とする。
次に、感度調整処理(ステップS2)について説明する。
この感度調整処理では、作業者が、アーム11にウェハ3を搭載し、スピコン用操作部41bを操作してスピコン用弁41aを完全に閉じておき、オン指示により電磁弁42aを開けた状態にする。このとき、作業者がスピコン用操作部41bを操作してスピコン用弁41aを徐々に開ける。
スピコン用弁41aが徐々に開けられたときに調整用計測装置32の調整用表示部33に表示される調整用バキューム値Pが適切バキューム値Pを表している。この場合、作業者は、搬送装置付属バキュームセンサ2の調整ネジ22を操作して、その調整用バキューム値Pを設定バキューム値P’として搬送装置付属バキュームセンサ2の記録部21に記録する。
また、上記の感度調整処理(ステップS2)を第1の感度調整処理としたとき、上記の第1の感度調整処理に代えて、以下に示す第2の感度調整処理が実行されてもよい。
この感度調整処理では、作業者が、アーム11にウェハ3を搭載し、スピコン用操作部41bを操作してスピコン用弁41aを完全に開けておき、オン指示により電磁弁42aを開けた状態にする。このとき、スピコン用操作部41bを操作してスピコン用弁41aを徐々に閉める。
スピコン用弁41aが徐々に閉められたときに調整用計測装置32の調整用表示部33に表示される調整用バキューム値Pが適切バキューム値Pを表している。この場合、作業者は、搬送装置付属バキュームセンサ2の調整ネジ22を操作して、その調整用バキューム値Pを設定バキューム値P’として搬送装置付属バキュームセンサ2の記録部21に記録する。
このように、適切バキューム決定処理(ステップS1)と感度調整処理(ステップS2)とが実行される。その後、利用者は、感度調整装置30を配管12の他端から取り外して、別の搬送装置1の配管12の他端に接続し、別の搬送装置1の配管12に接続された搬送装置付属バキュームセンサ2の感度調整を行なう。
以上の説明により、本発明の半導体製造装置によれば、感度調整装置30が配管12内の空気を吸引するときの調整用バキューム値Pが、予め決められた適切バキューム値Pを表しているときに、作業者が調整用バキューム値Pを設定バキューム値P’として搬送装置付属バキュームセンサ2に設定する。これにより、アーム11からウェハ3が落下し、そのウェハ3にゴミが付着したり、ウェハ3が割れたりするような不良品が発生しない。その結果、本発明の半導体製造装置によれば、歩留の低下を抑えることができる。
また、本発明の半導体製造装置によれば、設定バキューム値P’が適切に設定されるため、バキューム値Pが充分低い(真空度が良い)場合、搬送装置付属バキュームセンサ2からの通知はない。このため、作業員は、必要も無いのに設備(半導体製造装置)を停止させることなく、その設備を稼働させることができる。その結果、本発明の半導体製造装置によれば、半導体を製造するときの生産効率の低下を抑えることができる。
図1は、従来の半導体製造装置の構成を示している。 図2は、本発明の半導体製造装置の構成を示している。 図3は、搬送装置付属バキュームセンサ2の構成を示すブロック図である。 図4は、感度調整装置30のデジタルバキュームセンサユニット32の構成を示すブロック図である。 図5は、感度調整装置30の調整用吸引装置31の構成を示すブロック図である。 図6は、上記の調整用吸引制御部50の構成を示すと共に、感度調整装置30の全体構成を示している。 図7は、本発明の半導体製造装置の動作として搬送作業前処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 搬送装置
2 バキュームセンサ
3 ウェハ
11 アーム
12 配管
13 搬送用吸引装置
21 記録部
22 調整バネ(調整部)
23 計測部
24 通知部
30 感度調整装置
31 調整用吸引装置
32 デジタルバキュームセンサユニット(調整用計測装置)
33 調整用表示部
34 調整用計測部
35 調整用制御部
40 調整用操作部
41 スピコン装置
41a スピコン用弁
41b スピコン用操作部
42 電磁弁装置
42a 電磁弁
42b 電磁弁制御部
50 調整用吸引制御部
51 第1配管分岐部
52 中継用配管
53 第2配管分岐部
54 計測装置用配管
55 スピコン用配管
56 大気開放用配管
57 電磁弁用配管
58 吸引部用配管
59 吸引制御部
P バキューム値
P’ 設定バキューム値
適切バキューム値
A1 第1目標設定用バキューム値
A2 第2目標設定用バキューム値
調整用バキューム値

Claims (25)

  1. ウェハを搭載して搬送するためのアームと、その一端が前記アームに設けられた配管と、前記配管の他端に接続され、搬送作業時に前記ウェハを前記アームに吸着させるために前記配管内の空気を吸引する搬送用吸引装置とを備えた搬送装置と、
    前記配管に接続され、前記配管内の空気を吸引するときのバキューム値が設定バキューム値よりも高いときに、真空度が悪い旨を作業者に通知する搬送装置付属バキュームセンサと、
    搬送作業前に、前記搬送用吸引装置に代えて前記配管の他端に接続される感度調整装置とを具備し、
    前記感度調整装置は、
    作業者の操作により前記配管内の空気を吸引する調整用吸引装置と、
    前記調整用吸引装置が前記配管内の空気を吸引するときの前記バキューム値として調整用バキューム値を作業者に通知する調整用計測装置とを具備し、
    前記調整用バキューム値が、前記ウェハが前記アームに吸着して落下しないときの適切バキューム値を表す場合、前記調整用バキューム値が前記設定バキューム値として前記搬送装置付属バキュームセンサに設定される
    半導体製造装置。
  2. 請求項1に記載の半導体製造装置において、
    前記調整用計測装置は、
    調整用表示部と、
    前記調整用吸引装置が前記配管内の空気を吸引するときの前記バキューム値として前記調整用バキューム値を計測する調整用計測部と、
    前記調整用バキューム値を前記調整用表示部に表示して作業者に通知する調整用制御部と
    を具備する半導体製造装置。
  3. 請求項1又は2に記載の半導体製造装置において、
    前記調整用吸引装置は、
    調整用操作部と、
    搬送作業前に、前記搬送用吸引装置に代えて前記配管の他端に接続され、前記ウェハを前記アームに吸着させるために、作業者の前記調整用操作部の操作により前記配管内の空気を吸引する調整用吸引制御部とを具備し、
    作業者が前記調整用操作部を操作したときに、前記調整用計測装置により通知される前記調整用バキューム値が前記適切バキューム値を表す場合、作業者が前記調整用バキューム値を前記設定バキューム値として前記搬送装置付属バキュームセンサに設定する
    半導体製造装置。
  4. 請求項3に記載の半導体製造装置において、
    前記調整用操作部は、
    スピコン用弁と、作業者の操作により、完全に閉められた状態から完全に開けられた状態まで前記スピコン用弁を開け閉めするためのスピコン用操作部とを備えたスピコン装置と、
    電磁弁と、作業者によるオン指示に応じて、前記電磁弁を開ける電磁弁制御部とを備えた電磁弁装置とを具備し、
    前記調整用吸引制御部は、
    搬送作業前に、前記搬送用吸引装置に代えて前記配管の他端に接続される第1配管分岐部と、
    その一端が前記第1配管分岐部を介して前記配管の他端に接続された中継用配管と、
    第2配管分岐部と、
    その一端が前記第2配管分岐部を介して前記中継用配管の他端に接続され、その他端が前記調整用計測装置の前記調整用計測部に接続された計測装置用配管と、
    その一端が前記第2配管分岐部を介して前記中継用配管の他端に接続され、その他端が前記スピコン装置に接続されたスピコン用配管と、
    その一端が前記スピコン装置に接続され、その他端が大気へ開放されている大気開放用配管と、
    その一端が前記第1配管分岐部を介して前記配管の他端に接続され、その他端が電磁弁装置に接続された電磁弁用配管と、
    その一端が電磁弁装置に接続された吸引部用配管と、
    前記吸引部用配管の他端に接続され、前記配管内の空気を吸引するための吸引制御部とを具備し、
    作業者が前記スピコン装置と前記電磁弁装置とを操作したときに、前記調整用計測装置により通知される前記調整用バキューム値が前記適切バキューム値を表す場合、作業者が前記調整用バキューム値を前記設定バキューム値として前記搬送装置付属バキュームセンサに設定する
    半導体製造装置。
  5. 請求項4に記載の半導体製造装置において、
    作業者が、前記アームに前記ウェハを搭載し、前記スピコン用操作部を操作して前記スピコン用弁を完全に閉じておき、前記オン指示により前記電磁弁を開けた状態にしたとき、前記スピコン用操作部を操作して前記スピコン用弁を徐々に開け、
    前記スピコン用弁が徐々に開けられたときに前記調整用計測装置により通知される前記調整用バキューム値が前記適切バキューム値を表す場合、作業者が前記調整用バキューム値を前記設定バキューム値として前記搬送装置付属バキュームセンサに設定する
    半導体製造装置。
  6. 請求項4に記載の半導体製造装置において、
    作業者が、前記アームに前記ウェハを搭載し、前記スピコン用操作部を操作して前記スピコン用弁を完全に開けておき、前記オン指示により前記電磁弁を開けた状態にしたとき、前記スピコン用操作部を操作して前記スピコン用弁を徐々に閉め、
    前記スピコン用弁が徐々に閉められたときに前記調整用計測装置により通知される前記調整用バキューム値が前記適切バキューム値を表す場合、作業者が前記調整用バキューム値を前記設定バキューム値として前記搬送装置付属バキュームセンサに設定する
    半導体製造装置。
  7. 請求項4〜6のいずれかに記載の半導体製造装置において、
    作業者が、前記アームに前記ウェハを搭載し、前記スピコン用操作部を操作して前記スピコン用弁を完全に閉じておき、前記オン指示により前記電磁弁を開けた状態にしたとき、前記調整用計測装置により通知される前記調整用バキューム値を第1目標設定用バキューム値として決定し、
    作業者が、前記アームに前記ウェハを搭載せず、前記スピコン用操作部を操作して前記スピコン用弁を完全に閉じておき、前記オン指示により前記電磁弁を開けた状態にしたとき、前記調整用計測装置により通知される前記調整用バキューム値を作業者が第2目標設定用バキューム値として決定し、
    作業者は、前記第1目標設定用バキューム値と前記第2目標設定用バキューム値との間の値を、前記ウェハが前記アームに吸着して落下しないときの前記適切バキューム値として決定する
    半導体製造装置。
  8. 請求項7に記載の半導体製造装置において、
    前記適切バキューム値をPとし、前記第1目標設定用バキューム値をPA1とし、前記第2目標設定用バキューム値をPA2としたとき、前記適切バキューム値Pは、P=(PA1+PA2)/2により表される
    半導体製造装置。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の半導体製造装置において、
    前記搬送装置付属バキュームセンサは、
    記録部と、
    設定バキューム値を前記記録部に記録するための調整部と、
    前記配管内の空気を吸引するときのバキューム値を計測する計測部と、
    前記バキューム値が前記設定バキューム値よりも高いときに、真空度が悪い旨を作業者に通知する通知部とを具備し、
    前記調整用バキューム値が、前記適切バキューム値を表す場合、作業者の前記調整部の操作により、前記設定バキューム値として前記記録部に記録される
    半導体製造装置。
  10. ウェハを搭載して搬送するためのアームと、その一端が前記アームに設けられた配管と、前記配管の他端に接続され、搬送作業時に前記ウェハを前記アームに吸着させるために前記配管内の空気を吸引する搬送用吸引装置とを備えた搬送装置と、前記配管に接続され、前記配管内の空気を吸引するときのバキューム値が設定バキューム値よりも高いときに、真空度が悪い旨を作業者に通知する搬送装置付属バキュームセンサとを具備する半導体製造装置に適用され、搬送作業前に、前記搬送用吸引装置に代えて前記配管の他端に接続される感度調整装置であって、
    作業者の操作により前記配管内の空気を吸引する調整用吸引装置と、
    前記調整用吸引装置が前記配管内の空気を吸引するときの前記バキューム値として調整用バキューム値を作業者に通知する調整用計測装置とを具備し、
    前記調整用バキューム値が、前記ウェハが前記アームに吸着して落下しないときの適切バキューム値を表す場合、前記調整用バキューム値が前記設定バキューム値として前記搬送装置付属バキュームセンサに設定される
    感度調整装置。
  11. 請求項10に記載の感度調整装置において、
    前記調整用計測装置は、
    調整用表示部と、
    前記調整用吸引装置が前記配管内の空気を吸引するときの前記バキューム値として前記調整用バキューム値を計測する調整用計測部と、
    前記調整用バキューム値を前記調整用表示部に表示して作業者に通知する調整用制御部と
    を具備する感度調整装置。
  12. 請求項10又は11に記載の感度調整装置において、
    前記調整用吸引装置は、
    調整用操作部と、
    搬送作業前に、前記搬送用吸引装置に代えて前記配管の他端に接続され、前記ウェハを前記アームに吸着させるために、作業者の前記調整用操作部の操作により前記配管内の空気を吸引する調整用吸引制御部とを具備し、
    作業者が前記調整用操作部を操作したときに、前記調整用計測装置により通知される前記調整用バキューム値が前記適切バキューム値を表す場合、作業者が前記調整用バキューム値を前記設定バキューム値として前記搬送装置付属バキュームセンサに設定する
    感度調整装置。
  13. 請求項12に記載の感度調整装置において、
    前記調整用操作部は、
    スピコン用弁と、作業者の操作により、完全に閉められた状態から完全に開けられた状態まで前記スピコン用弁を開け閉めするためのスピコン用操作部とを備えたスピコン装置と、
    電磁弁と、作業者によるオン指示に応じて、前記電磁弁を開ける電磁弁制御部とを備えた電磁弁装置とを具備し、
    前記調整用吸引制御部は、
    搬送作業前に、前記搬送用吸引装置に代えて前記配管の他端に接続される第1配管分岐部と、
    その一端が前記第1配管分岐部を介して前記配管の他端に接続された中継用配管と、
    第2配管分岐部と、
    その一端が前記第2配管分岐部を介して前記中継用配管の他端に接続され、その他端が前記調整用計測装置の前記調整用計測部に接続された計測装置用配管と、
    その一端が前記第2配管分岐部を介して前記中継用配管の他端に接続され、その他端が前記スピコン装置に接続されたスピコン用配管と、
    その一端が前記スピコン装置に接続され、その他端が大気へ開放されている大気開放用配管と、
    その一端が前記第1配管分岐部を介して前記配管の他端に接続され、その他端が電磁弁装置に接続された電磁弁用配管と、
    その一端が電磁弁装置に接続された吸引部用配管と、
    前記吸引部用配管の他端に接続され、前記配管内の空気を吸引するための吸引制御部とを具備し、
    作業者が前記スピコン装置と前記電磁弁装置とを操作したときに、前記調整用計測装置により通知される前記調整用バキューム値が前記適切バキューム値を表す場合、作業者が前記調整用バキューム値を前記設定バキューム値として前記搬送装置付属バキュームセンサに設定する
    感度調整装置。
  14. 請求項13に記載の感度調整装置において、
    作業者が、前記アームに前記ウェハを搭載し、前記スピコン用操作部を操作して前記スピコン用弁を完全に閉じておき、前記オン指示により前記電磁弁を開けた状態にしたとき、前記スピコン用操作部を操作して前記スピコン用弁を徐々に開け、
    前記スピコン用弁が徐々に開けられたときに前記調整用計測装置により通知される前記調整用バキューム値が前記適切バキューム値を表す場合、作業者が前記調整用バキューム値を前記設定バキューム値として前記搬送装置付属バキュームセンサに設定する
    感度調整装置。
  15. 請求項13に記載の感度調整装置において、
    作業者が、前記アームに前記ウェハを搭載し、前記スピコン用操作部を操作して前記スピコン用弁を完全に開けておき、前記オン指示により前記電磁弁を開けた状態にしたとき、前記スピコン用操作部を操作して前記スピコン用弁を徐々に閉め、
    前記スピコン用弁が徐々に閉められたときに前記調整用計測装置により通知される前記調整用バキューム値が前記適切バキューム値を表す場合、作業者が前記調整用バキューム値を前記設定バキューム値として前記搬送装置付属バキュームセンサに設定する
    感度調整装置。
  16. 請求項13〜15のいずれかに記載の感度調整装置において、
    作業者が、前記アームに前記ウェハを搭載し、前記スピコン用操作部を操作して前記スピコン用弁を完全に閉じておき、前記オン指示により前記電磁弁を開けた状態にしたとき、前記調整用計測装置により通知される前記調整用バキューム値を第1目標設定用バキューム値として決定し、
    作業者が、前記アームに前記ウェハを搭載せず、前記スピコン用操作部を操作して前記スピコン用弁を完全に閉じておき、前記オン指示により前記電磁弁を開けた状態にしたとき、前記調整用計測装置により通知される前記調整用バキューム値を第2目標設定用バキューム値として決定し、
    作業者は、前記第1目標設定用バキューム値と前記第2目標設定用バキューム値との間の値を、前記ウェハが前記アームに吸着して落下しないときの前記適切バキューム値として決定する
    感度調整装置。
  17. 請求項16に記載の感度調整装置において、
    前記適切バキューム値をPとし、前記第1目標設定用バキューム値をPA1とし、前記第2目標設定用バキューム値をPA2としたとき、前記適切バキューム値Pは、P=(PA1+PA2)/2により表される
    感度調整装置。
  18. 請求項1に記載の半導体製造装置を提供する提供ステップと、
    前記調整用バキューム値が、前記ウェハが前記アームに吸着して落下しないときの適切バキューム値を表す場合、作業者が、前記調整用バキューム値を前記設定バキューム値として前記搬送装置付属バキュームセンサに設定する設定ステップと
    を具備する半導体製造装置の搬送装置付属バキュームセンサの感度調整方法。
  19. 請求項18に記載の半導体製造装置の搬送装置付属バキュームセンサの感度調整方法において、
    前記提供ステップは、
    請求項2に記載の半導体製造装置を提供するステップ
    を更に含む半導体製造装置の搬送装置付属バキュームセンサの感度調整方法。
  20. 請求項18又は19に記載の半導体製造装置の搬送装置付属バキュームセンサの感度調整方法において、
    前記提供ステップは、
    請求項3に記載の半導体製造装置を提供するステップ
    を更に含み、
    前記設定ステップは、
    作業者が前記調整用操作部を操作したときに、前記調整用計測装置により通知される前記調整用バキューム値が前記適切バキューム値を表す場合、作業者が前記調整用バキューム値を前記設定バキューム値として前記搬送装置付属バキュームセンサに設定するステップ
    を更に含む半導体製造装置の搬送装置付属バキュームセンサの感度調整方法。
  21. 請求項20に記載の半導体製造装置の搬送装置付属バキュームセンサの感度調整方法において、
    前記提供ステップは、
    請求項4に記載の半導体製造装置を提供するステップ
    を更に含み、
    前記設定ステップは、
    作業者が前記スピコン装置と前記電磁弁装置とを操作したときに、前記調整用計測装置により通知される前記調整用バキューム値が前記適切バキューム値を表す場合、作業者が前記調整用バキューム値を前記設定バキューム値として前記搬送装置付属バキュームセンサに設定する設定ステップ
    を更に含む半導体製造装置の搬送装置付属バキュームセンサの感度調整方法。
  22. 請求項21に記載の半導体製造装置の搬送装置付属バキュームセンサの感度調整方法において、
    前記設定ステップは、
    作業者が、前記アームに前記ウェハを搭載し、前記スピコン用操作部を操作して前記スピコン用弁を完全に閉じておき、前記オン指示により前記電磁弁を開けた状態にしたとき、前記スピコン用操作部を操作して前記スピコン用弁を徐々に開けるステップと、
    前記スピコン用弁が徐々に開けられたときに前記調整用計測装置により通知される前記調整用バキューム値が前記適切バキューム値を表す場合、作業者が前記調整用バキューム値を前記設定バキューム値として前記搬送装置付属バキュームセンサに設定するステップと
    を更に含む半導体製造装置の搬送装置付属バキュームセンサの感度調整方法。
  23. 請求項21に記載の半導体製造装置の搬送装置付属バキュームセンサの感度調整方法において、
    前記設定ステップは、
    作業者が、前記アームに前記ウェハを搭載し、前記スピコン用操作部を操作して前記スピコン用弁を完全に開けておき、前記オン指示により前記電磁弁を開けた状態にしたとき、前記スピコン用操作部を操作して前記スピコン用弁を徐々に閉めるステップと、
    前記スピコン用弁が徐々に閉められたときに前記調整用計測装置により通知される前記調整用バキューム値が前記適切バキューム値を表す場合、作業者が前記調整用バキューム値を前記設定バキューム値として前記搬送装置付属バキュームセンサに設定するステップと
    を更に含む半導体製造装置の搬送装置付属バキュームセンサの感度調整方法。
  24. 請求項21〜23のいずれかに記載の半導体製造装置の搬送装置付属バキュームセンサの感度調整方法において、
    前記設定ステップは、
    作業者が、前記アームに前記ウェハを搭載し、前記スピコン用操作部を操作して前記スピコン用弁を完全に閉じておき、前記オン指示により前記電磁弁を開けた状態にしたとき、前記調整用計測装置により通知される前記調整用バキューム値を第1目標設定用バキューム値として決定するステップと、
    作業者が、前記アームに前記ウェハを搭載せず、前記スピコン用操作部を操作して前記スピコン用弁を完全に閉じておき、前記オン指示により前記電磁弁を開けた状態にしたとき、前記調整用計測装置により通知される前記調整用バキューム値を第2目標設定用バキューム値として決定するステップと、
    作業者が、前記第1目標設定用バキューム値と前記第2目標設定用バキューム値との間の値を、前記ウェハが前記アームに吸着して落下しないときの前記適切バキューム値として決定するステップと
    を更に含む半導体製造装置の搬送装置付属バキュームセンサの感度調整方法。
  25. 請求項24に記載の半導体製造装置の搬送装置付属バキュームセンサの感度調整方法において、
    前記適切バキューム値をPとし、前記第1目標設定用バキューム値をPA1とし、前記第2目標設定用バキューム値をPA2としたとき、前記適切バキューム値Pは、P=(PA1+PA2)/2により表される
    半導体製造装置の搬送装置付属バキュームセンサの感度調整方法。
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