JP4582632B2 - 監視システム、監視サーバ、監視方法及びそのプログラム - Google Patents

監視システム、監視サーバ、監視方法及びそのプログラム Download PDF

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Description

本発明は、複数の監視カメラの映像を表示する監視システム、監視サーバ、監視方法及びそのプログラムに関するものである。
従来、1台の監視装置の画面に複数の監視カメラからの複数画像を同時に表示し、この複数画像を所定の間隔で切替え表示する監視システムが知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
又、センサ検知や前後の画像フレーム比較で動きを検知等のイベントが発生した場合に、イベントが発生した箇所の画像を表示する監視システムも知られている(例えば、特許文献3参照。)。
特開2000−032443号公報 特開平08−297793号公報 特開平11−75176号公報
しかし、上記特許文献1に記載の従来技術によれば、イベントの検出を行っておらず、定期的に画面が切り替わるので、イベントが発生した箇所の画像を直ちに確認することができないかもしれないという問題や、仮にイベント発生時の画像が画面に表示されていたとしても、所定時間が経過すると他の画像に切り替わってしまうという問題がある。また、上記特許文献1記載の従来技術と上記特許文献3記載の従来技術を組合わせたとしても、イベントが発生した場合に、イベント発生箇所の監視画像と合わせて、イベントが発生していない箇所の監視画像も確認したい場合があるが、このような場合に対応できないという問題がある。更に、同時に複数箇所でイベントが発生した場合には、イベント発生箇所の監視画像及びイベント非発生箇所の監視画像を確認し、すばやく全体の状況を把握する必要がある場合にも、上記従来技術の組合せでは極めて困難であるという問題がある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、通常の監視画像を表示しつつ、イベント発生箇所の監視画像を把握容易に表示できる、つまり、イベント発生箇所の監視画像を、所定の表示割当数で所定の時間間隔で切り替えて表示をする監視システム、監視サーバ、監視方法及びそのプログラムを提供することを目的とする
この発明は、上述した課題を解決すべくなされたもので、本発明による監視システムにおいては、画像記憶サーバと、撮像装置から送信される画像データを受信して表示部に表示する監視端末とを含み、前記画像記憶サーバと前記監視端末とがネットワークを介して接続された監視システムであって、前記画像記憶サーバは、イベントを検知するセンサから出力されるイベント信号に応答して前記撮像装置から送信される、発生しているイベントを特定可能な情報を含むイベント情報を用いて、新たなイベントが発生したか否かを判定するイベント判定手段と、前記イベント判定手段で新たなイベントが発生したと判定された場合、新たなイベントが発生したことを示す新規イベント情報を前記監視端末に通知する通知手段とを備え、前記監視端末は、前記通知手段で通知される新規イベント情報を受信した場合、現在のイベントの数と、イベントに係る画像データを前記表示部に表示する数として設定ファイルに記憶された表示割当数と、を比較する比較手段と、前記表示割当数よりも、現在のイベントの数の方が大きいと前記比較手段で判断された場合、前記表示部に表示するイベントに係る画像データを設定ファイルに記憶された所定の時間間隔で切り替える切替手段とを備え、前記設定ファイルに記憶された所定の時間間隔は、前記表示部に表示するイベントに係る画像データ枚数に応じて、当該画像データ一枚当たりを表示する時間が異なる時間間隔であることを特徴とする。
また、本発明による監視サーバにおいては、撮像装置から送信される画像データを受信して表示部に表示する監視サーバであって、イベントを検知するセンサから出力されるイベント信号に応答して前記撮像装置から送信される、発生しているイベントを特定可能な情報を含むイベント情報を用いて、新たなイベントが発生したか否かを判定するイベント判定手段と、前記イベント判定手段で新たなイベントが発生したと判定された場合、現在のイベントの数と、イベントに係る画像データを前記表示部に表示する数として設定ファイルに記憶された表示割当数と、を比較する比較手段と、前記表示割当数よりも、現在のイベントの数の方が大きいと前記比較手段で判断された場合、前記表示部に表示するイベントに係る画像データを設定ファイルに記憶された所定の時間間隔で切り替える切替手段とを備え、前記設定ファイルに記憶された所定の時間間隔は、前記表示部に表示するイベントに係る画像データ枚数に応じて、当該画像データ一枚当たりを表示する時間が異なる時間間隔であることを特徴とする。
また、本発明による監視方法においては、画像記憶サーバと、撮像装置から送信される画像データを受信して表示部に表示する監視端末とを含み、前記画像記憶サーバと前記監視端末とがネットワークを介して接続された監視システムにおける監視方法であって、前記画像記憶サーバが、イベントを検知するセンサから出力されるイベント信号に応答して前記撮像装置から送信される、発生しているイベントを特定可能な情報を含むイベント情報を用いて、新たなイベントが発生したか否かを判定するイベント判定工程と、前記画像記憶サーバが、前記イベント判定工程で新たなイベントが発生したと判定された場合、新たなイベントが発生したことを示す新規イベント情報を前記監視端末に通知する通知工程と、前記監視端末が、前記通知工程で通知される新規イベント情報を受信した場合、現在のイベントの数と、イベントに係る画像データを前記表示部に表示する数として設定ファイルに記憶された表示割当数と、を比較する比較工程と、前記監視端末が、前記表示割当数よりも、現在のイベントの数の方が大きいと前記比較工程で判断された場合、前記表示部に表示するイベントに係る画像データを設定ファイルに記憶された所定の時間間隔で切り替える切替工程とを含み、前記設定ファイルに記憶された所定の時間間隔は、前記表示部に表示するイベントに係る画像データ枚数に応じて、当該画像データ一枚当たりを表示する時間が異なる時間間隔であることを特徴とする。
また、本発明による監視方法においては、撮像装置から送信される画像データを受信して表示部に表示する監視サーバにおける監視方法であって、イベントを検知するセンサから出力されるイベント信号に応答して前記撮像装置から送信される、発生しているイベントを特定可能な情報を含むイベント情報を用いて、新たなイベントが発生したか否かを判定するイベント判定工程と、前記イベント判定工程で新たなイベントが発生したと判定された場合、現在のイベントの数と、イベントに係る画像データを前記表示部に表示する数として設定ファイルに記憶された表示割当数と、を比較する比較工程と、前記表示割当数よりも、現在のイベントの数の方が大きいと前記比較工程で判断された場合、前記表示部に表示するイベントに係る画像データを設定ファイルに記憶された所定の時間間隔で切り替える切替工程とを含み、前記設定ファイルに記憶された所定の時間間隔は、前記表示部に表示するイベントに係る画像データ枚数に応じて、当該画像データ一枚当たりを表示する時間が異なる時間間隔であることを特徴とする。
また、本発明によるプログラムにおいては、画像記憶サーバと、撮像装置から送信される画像データを受信して表示部に表示する監視端末とを含み、前記画像記憶サーバと前記監視端末とがネットワークを介して接続された監視システムのプログラムであって、前記画像記憶サーバを、イベントを検知するセンサから出力されるイベント信号に応答して前記撮像装置から送信される、発生しているイベントを特定可能な情報を含むイベント情報を用いて、新たなイベントが発生したか否かを判定するイベント判定手段と、前記イベント判定手段で新たなイベントが発生したと判定された場合、新たなイベントが発生したことを示す新規イベント情報を前記監視端末に通知する通知手段として機能させ、前記監視端末を、前記通知手段で通知される新規イベント情報を受信した場合、現在のイベントの数と、イベントに係る画像データを前記表示部に表示する数として設定ファイルに記憶された表示割当数と、を比較する比較手段と、前記表示割当数よりも、現在のイベントの数の方が大きいと前記比較手段で判断された場合、前記表示部に表示するイベントに係る画像データを設定ファイルに記憶された所定の時間間隔で切り替える切替手段として機能させ、前記設定ファイルに記憶された所定の時間間隔は、前記表示部に表示するイベントに係る画像データ枚数に応じて、当該画像データ一枚当たりを表示する時間が異なる時間間隔であることを特徴とするプログラムである。
また、本発明によるプログラムにおいては、撮像装置から送信される画像データを受信して表示部に表示するコンピュータを、イベントを検知するセンサから出力されるイベント信号に応答して前記撮像装置から送信される、発生しているイベントを特定可能な情報を含むイベント情報を用いて、新たなイベントが発生したか否かを判定するイベント判定手段と、前記イベント判定手段で新たなイベントが発生したと判定された場合、現在のイベントの数と、イベントに係る画像データを前記表示部に表示する数として設定ファイルに記憶された表示割当数と、を比較する比較手段と、前記表示割当数よりも、現在のイベントの数の方が大きいと前記比較手段で判断された場合、前記表示部に表示するイベントに係る画像データを設定ファイルに記憶された所定の時間間隔で切り替える切替手段として機能させ、前記設定ファイルに記憶された所定の時間間隔は、前記表示部に表示するイベントに係る画像データ枚数に応じて、当該画像データ一枚当たりを表示する時間が異なる時間間隔であることを特徴とするプログラムである。
本発明の監視システム、監視サーバ、監視方法及びそのプログラムは、通常の監視画像を表示しつつ、イベント発生箇所の監視画像を表示することができる。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。
[第1の実施形態]
まず、本発明の第1の実施形態による監視システムとして、監視画像を撮影する撮像装置(監視カメラ)と、撮像装置が撮影した監視画像を記録する画像記憶サーバと、撮像装置が撮影した監視画像を表示する監視端末とがネットワークを介して接続されている監視システムについて説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態における監視端末を含む監視システムの概略構成を示す図である。尚、図1には、監視端末は1台だけ図示されているが、これに限らず複数台でも良い。図1において、センサA・1、センサB・1、…、センサN・1(以下、センサ1とする)は、例えばドアの開閉や物体の侵入を検知するセンサであり、検知信号を後述する撮像装置A・2、撮像装置B・2、…撮像装置N・2(以下、撮像装置2とする)へ出力する。すなわち、センサ1の出力する検知信号は、撮像装置2におけるイベント信号となる。尚、図1において、撮像装置1台につき1つのセンサが表示されているが、これに限らず撮像装置1台につき複数のセンサを接続しても良い。
撮像装置2は、後述する画像記憶サーバ4及び監視端末5に撮影した監視画像を、ネットワーク3を介して送信する。また、撮像装置2は、フレームレートを可変に制御することができる。可変な範囲は、例えば1画像/秒乃至30画像/秒程度であり、通常時は1画像/秒乃至5画像/秒のフレームレートで監視画像を撮影する。本実施形態における監視画像のデータ形式は、例えばjpeg形式、tiff形式、mpeg形式等が好適であり、静止画形式でも動画形式でも良い。ネットワーク3は、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等の通信網である。
画像記憶サーバ4は、ネットワーク3を介して受信した撮像装置2が出力する監視画像データを記録する。監視端末5は、ネットワーク3を介して受信した撮像装置2が出力する監視画像の画面を表示装置に表示することで、監視者に監視画像を見せる。尚、画像記憶サーバ4及び監視端末5は、例えばネットワークに接続可能なコンピュータ端末であり、CPU(中央処理装置)及びRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(ハード ディスク ドライブ)などのCPUが読み取り可能なメモリを少なくとも含むハードウェア構成である。また、図1には示していないが、画像記憶サーバ4及び監視端末5は、マウスやキーボード等の入力装置と、CRTや液晶ディスプレイ等の表示装置を具備する。
以上の構成により、監視端末5は、通常は例えば図11に示すような監視画面100を表示装置に表示する。図11に示すように、監視画面100には、6枚の監視画像101と、設定変更ボタン102と、終了ボタン103と、タスクバー104とから構成されている。6枚の監視画像101は、それぞれ異なる撮像装置2からの監視画像を表示した状態を示している。また、各監視画像101の下には、どの場所に設置された撮像装置2からの映像であるかが分かるように、「一階正面入り口」、「一階ロビー」、…などの設置場所情報が示されている。尚、この設置場所情報は、例えば管理テーブルに、撮像装置2を特定する情報(本実施形態では後述するカメラNo.であるが、例えばIPアドレスなどでもよい)と関連付けられて監視端末5内のメモリに記憶されている。また、監視端末5は、所定時間毎に現在表示対象である撮像装置2と異なる撮像装置2からの監視画像に切り替える処理を行う。
設定変更ボタン102は、監視画像101の表示順序や、監視画像101の供給元である撮像装置2の切り替えタイミングなどの設定を変更する際に押下するボタンである。終了ボタン103は、監視画面100を終了させたい場合に監視者が押下するボタンである。また、タスクバー104は、イベントが発生した旨を監視者に示すアイコン(例えば後述する図12のアイコン105)等を表示する。
具体的には、センサ1がイベント信号を出力した場合には、撮像装置2は、イベントが発生した旨の情報(以下、イベント情報とする)を監視画像と合わせてネットワーク3経由で画像記憶サーバ4及び監視端末5へ送信する。このイベント情報には、センサ1を特定するセンサNo.とイベントの種類を特定する情報が含まれている。これにより、監視端末5は、例えば図12に示すようにタスクバー104にイベント発生を示すアイコン105を表示する。これにより、監視端末5を監視中の監視者はどこかでイベントが発生したことに気付く。
次に、第1の実施形態における監視システムのイニシャル処理について説明する。
上述したようにセンサ1のいずれかがイベントを検出した場合には、これがイベント情報として画像記憶サーバ4経由で監視端末5に伝達され、監視端末5は、図12に示すようにアイコン105を含む監視画面100を表示する。ここで、監視端末5において監視者がマウスを操作した場合、監視端末5のRAMの特定箇所にマウス操作の種類とカーソルの座標が記憶され操作内容が判定される。ここでカーソルが、アイコン105の上で押下されたと判断した場合、監視端末5は、図13に示すように選択メニュー106を表示する。ここで利用者(監視者)が「イベント発生箇所」を選択した場合には、監視端末5は、RAMのワークエリアに記憶される「選択フラグ」をオンとする。
このように、監視端末5において「選択フラグ」がオンになることで、センサ1がイベント信号を出力した場合には、監視端末5は、イベント情報を受信し、RAMの第一のワークエリアにイベント情報に含まれるセンサNo.とイベントの種類を特定する情報を記録するとともに、図14に示すようなイベント発生画面107を表示する。図14は、イベント発生画面の表示例を示す図である。図14に示すように、監視画面100と別ウィンドウでイベント発生画面107が表示される。イベント発生画面107には、複数のイベントが発生している場合には、複数のイベント発生箇所の監視画像108が表示される。この際、監視画像108の下には、監視画像101と同様に、監視画像108を撮影中の撮像装置の設置場所に関する情報が表示される。これらのイベントに関する処理はメインの処理となる監視画像101の表示処理と別のプロセスで実行されるが、RAMのワークエリアは共有される。最初に第一のワークエリアの内容はRAMの第二のワークエリアにコピーされる。
尚、本実施形態においては画像記憶サーバ4のHDDには種々の設定ファイルが記録されており、画像記憶サーバ4から監視端末5に対して表示制御指示を送信する。例えば、設定ファイルとして、カメラNo.とカメラ設置場所を対応付ける管理テーブルや、監視端末5における各撮像装置2の監視画像の切替順と切替え間隔、画面上の表示位置を設定する表示切替テーブルや、イベント数に応じたイベント箇所画像表示画面の表示レイアウトを記憶する表示レイアウト情報などが設定ファイルに含まれている。尚、上記設定ファイルの一部また全部を監視端末5において保持してもよい。
次に、上記イニシャル処理に続く処理について説明する。
図3は、図1に示す監視システムの動作を示すフローチャートである。図3に示すように、ステップS401において、撮像装置2は、撮像した監視画像データを送信する。これにより、ステップS440乃至S455の各ステップの処理を監視端末5が行い、ステップS421乃至S432の各ステップの処理を画像記憶サーバ4が行う。
ステップS401では、各撮像装置2で撮影された監視画像が画像記憶サーバ4及び監視端末5に送信される。監視画像は典型的にはUDP(User Datagram Protocol)等の垂れ流し式のプロトコルで送信される。また、各撮像装置2に接続されたセンサ1がイベントを検知すると、イベント情報が画像記憶サーバ4に送信される。
まず監視端末5の電源がオンされると、ステップS440において、監視端末5は、画像記憶サーバ4及び各撮像装置2とセッションを確立し、各撮像装置2から送信された監視画像の受信を開始する。監視画像の受信はステップ455で終了の指示ありと判定されるまで継続される。そして、監視端末5は、RAMのバッファエリアに受信した監視画像を記憶する。また、監視端末5は、バッファエリアの監視画像データをRAMのワークエリアではなくHDDに転送しても良い。
次に、画像記憶サーバ4側の処理を説明する。ステップS421において、画像記憶サーバ4は、撮像装置2が送信する監視画像データやイベント情報を受信する。次に、ステップS422において、画像記憶サーバ4は、受信した監視画像データをHDDに記録する。イベント情報を受信した場合には、画像記憶サーバ4は、HDDのイベント情報テーブルに記憶する。次に、ステップS423において、画像記憶サーバ4は、HDDに記憶されている表示切替テーブルに基づいて、監視画像を送信する各撮像装置2のうち監視端末5が受信処理すべき監視画像を送信している撮像装置2を特定する情報(カメラ特定情報)と、画面のどの位置に特定情報で特定される撮像装置2の監視画像を表示すべきかを特定する情報(表示位置特定情報)とを含む第一の表示制御情報を、監視端末5へ送信する。これにより監視端末5は第一の表示制御情報を受信してRAMのワークエリアに記憶する。
次に、監視端末5の説明を行う。
まずステップS441で、監視端末5は、画像記憶サーバ4から受信してRAMのワークエリアに保存した第一の表示制御情報を参照して、第一の表示制御情報を新たに受信したか否かを判定する。新たに受信したと判定した場合(ステップS441のYes)には、監視端末5は、ステップS442に処理を進める。新たに受信しなかったと判定した場合(ステップS441のNo)は、監視端末5は、ステップS443に処理を進める。
ステップS442において、監視端末5は、受信した第一の表示制御情報に基づいて、RAMのバッファエリアからRAMのワークエリア(又はHDD)に取り込む監視画像の供給先(撮像装置2)を切り替える。次に、ステップS443において、監視端末5は、RAMのワークエリア(又はHDD)に取込んだ複数の監視画像を図11に示した監視画面100の監視画像101ように、所定の位置に表示して、処理をステップS444に進める。
次に、センサ1において新たなイベントが発生した場合の処理について説明する。
まず、画像記憶サーバ4側の処理について説明する。画像記憶サーバ4は、ステップS424において、HDDのイベント情報テーブルを参照して現在のイベント情報をRAMのワークエリアに読み込む。次に、ステップS425において、画像記憶サーバ4は、RAMのワークエリアに読み込んだイベント情報とRAMのワークエリアに既に記憶されていた前回のイベント情報とを比較して、新たなイベントを受信したか否かを判定する。新たにイベントを受信したと判定した場合には、画像記憶サーバ4は、ステップS426に処理を進める。また、新たにイベントを受信しなかったと判定した場合には、画像記憶サーバ4は、ステップS428に処理を進める。
次に、ステップS426において、画像記憶サーバ4は、新規イベント情報を含む第二の表示制御情報を監視端末5に送信する。これにより、監視端末5は、第二の表示制御情報を受信してRAMのワークエリアのイベント情報テーブルに記憶する。次に、ステップS427では、新たに発生したイベントの数だけRAMのワークエリアに記憶されているイベント数をインクリメントする。
次に、監視端末5の処理の説明を行う。ステップS444において、監視端末5は、RAMのワークエリアに記憶した第二の表示制御情報を参照して、第二の表示制御情報を新たに受信したか否かを判定する。新たに受信したと判定した場合には、監視端末5は、ステップS445に処理を進める。また、新たに受信しなかったと判定した場合には、監視端末5は、ステップS446に処理を進める。
ステップS445において、監視端末5は、イベント発生を示すアイコン(例えば図12に示したアイコン105)が既に表示されている場合はそのまま処理をステップS446に進めて、アイコン105が未だ表示されていない場合は、所定の位置(タスクバー104の上)にアイコン105を表示し、ステップS446へ進む。この時、アイコン105としては、色が変化するアイコンや、動きのあるアニメーションのアイコンでも良い。
次に、ステップS446において、監視端末5は、イベント箇所の監視画像を別ウィンドウで表示するか否かを設定する選択フラグがオン(=表示する)であるか否かを判定する。選択フラグがオンの場合は、ステップS447に処理を進める。選択フラグがオフの場合は、ステップS449に処理を進める。
次に、ステップS447において、監視端末5は、RAMのワークエリアの第二の表示制御情報に基いて、新たに発生したイベント箇所の撮像装置2に対応する監視画像をRAMのバッファエリアからRAMのワークエリアへ取り込む処理を開始して、ステップS448へ進む。
次に、ステップS448において、監視端末5は、イベント情報に基き、図14に示すイベント発生画面107に現在のイベント数(現にイベントが発生している数+イベント自体は消滅したが消滅後所定時間が経過していないイベントの数)に応じたレイアウトで、イベント箇所の監視画像を表示して、ステップS449の処理に進む。
次に発生していたイベントが、消滅して所定時間の経過した場合の処理について説明する。まず、画像記憶サーバ4側の処理について説明する。画像記憶サーバ4は、ステップS428において、RAMのワークエリアの現在のイベント情報と別途記憶された前回のイベント情報とを比較して、発生していたイベントが消滅したか否かを判定する。発生していたイベントが消滅したと判定した場合は、ステップS429に処理を進める。発生していたイベントが消滅しなかったと判定した場合は、現在のイベント情報を前回のイベント情報に上書してからステップS421に処理を戻す。
次に、ステップS429において、画像記憶サーバ4は、新たに消滅したイベントの数だけイベント数をデクリメントする。次に、ステップS430において、画像記憶サーバ4は、消滅イベント情報を含む第三の表示制御情報を監視端末5へ送信し、処理をステップS431に進める。これにより、監視端末5は、第三の表示制御情報を受信してRAMのワークエリアに記憶する。
次に、監視端末5側の処理について説明する。まず、ステップS449において、監視端末5は、RAMのワークエリアの第三の表示制御情報を参照して、第三の表示制御情報を新たに受信したか否かを判定する。新たに受信したと判定した場合は、ステップS450に処理を進める。新たに受信しなかったと判定した場合は、ステップS452に処理を進める。
ステップS450において、監視端末5は、消滅してから所定時間が経過したイベントがあるか否かを判定する。消滅してから所定時間が経過したイベントがあると判定した場合は、ステップS451に処理を進める。消滅してから所定時間が経過したイベントがないと判定した場合は、ステップS452に処理を進める。
ステップS451において、監視端末5は、所定時間が経過したイベントに対応するイベント箇所の監視画像を非表示にすると共に、当該イベント箇所の監視画像をRAMのワークエリアに取り込まない用変更する。また、監視端末5は、残ったイベント数と、設定ファイルの表示レイアウト情報に基づいてイベント発生画面107の表示レイアウトが変更され、処理はステップS452に進む。
次に発生していたイベントが全て消滅してイベント数がゼロになった場合の処理について説明する。まず、画像記憶サーバ4側の処理について説明する。画像記憶サーバ4は、ステップS431において、現在のイベント数がゼロであるか否かを判定する。現在のイベント数がゼロであると判定した場合は、ステップS432に処理を進める。現在のイベント数がゼロでないと判定した場合は、現在のイベント情報を前回のイベント情報としてRAMに上書してからステップS421に処理を戻す。
ステップS432において、画像記憶サーバ4は、イベント数がゼロである旨の情報を含む第四の表示制御情報を監視端末5に送信して、現在のイベント情報を前回のイベント情報に上書してからステップS421に処理を戻す。これにより、監視端末5は第四の表示制御情報を受信してRAMのワークエリアに記憶する。
次に、監視端末5側の処理について説明する。まずステップS452において、監視端末5は、RAMのワークエリアの第四の表示制御情報を参照して、第四の表示制御情報を新たに受信したかを判定する。新たに受信したと判定した場合は、ステップS453に処理を進める。新たに受信しなかったと判定した場合は、ステップS455に処理を進める。ステップS453において、監視端末5は、第四の表示制御情報を新たに受信してから所定時間が経過したか否かを判定する。ここで、所定時間が経過したと判定した場合は、ステップS454に処理を進める。また、所定時間が経過したと判定しなかった場合は、ステップS455に処理を進める。
ステップS454においては、監視端末5は、イベント発生画面107を消去する。尚、消去する代わりにアイコンに表示変更しても良い。この場合はステップS448でアイコンが消えて元のイベント箇所表示用画面が表示される。
ステップS455においては、監視端末5は、RAMのワークエリアに記憶されている「終了フラグ」がオンであるか否かを判定する。「終了フラグ」がオンであると判定した場合は処理を終了し、オフであると判定した場合は処理をステップS441に戻す。以上で図3の説明を終わる。
以上に説明したように、本実施形態における監視端末5においては、イベント発生箇所の数に応じて同時に複数のイベント発生箇所の監視画像108を通常の監視画像101と別ウィンドウで表示することができる。このように、別ウィンドウでイベント箇所の監視画像108を表示することで、通常の6枚の監視画像101も所望のタイミングでワンタッチ(又はワンクリック)で参照することができる。また、イベント消滅後も所定時間、対応する監視画像を表示するのでイベント発生箇所におけるイベント終了後の状況も設定した所定時間の間確認することができる。
[第1の実施形態の変形例]
次に、第1の実施形態の変形例として、上述したように図13に示した選択メニュー106により「イベント発生箇所」を選択した場合にのみ、イベント発生時にイベント発生画面107を別ウィンドウで表示するのではなく、必ず、イベント発生時にイベント発生画面107を別ウィンドウで表示する例を示す。尚、システム構成は図1に示した構成と同様であり説明を省略する。図4は、第1の実施形態の変形例における監視システムの処理を示すフローチャートである。
以下、図4のフローチャートに基づいて上記実施形態で示した図3のフローチャートと異なる点を主に説明する。図4のフローチャートのステップS501は撮像装置2で実行され、図3のステップS401と同様の処理である。また、図4のステップS540乃至ステップS556の各ステップは監視端末5で実行され、ステップS521乃至ステップS532の各ステップは画像記憶サーバ4で実行される。そして、画像記憶サーバ4で実行されるステップS521乃至ステップS532の各ステップは、図3のステップS421乃至ステップS432の各ステップと同様なので説明を省略する。
又、監視端末5で実行されるステップS540乃至ステップS544の各ステップは、図3のステップS440乃至ステップS444の各ステップと同様なので説明を省略する。また、監視端末5で実行されるステップS545は、図3のステップS447と同様なので説明を省略する。また、監視端末5で実行されるステップS549は、図3のステップS448と同様なので説明を省略する。また、監視端末5で実行されるステップS550は、図3のステップS449と同様なので説明を省略する。また、監視端末5で実行されるステップS553乃至ステップS556の各ステップは、図3のステップS452乃至ステップS455の各ステップと同様なので説明を省略する。すなわち、図4のステップ546乃至ステップS548の処理及びステップS551乃至ステップS552の処理に特徴がある。
以下、本変形例の特徴となるステップS546乃至ステップS548の各ステップと、ステップS551乃至ステップS552の各ステップについて説明する。
ステップS546において、監視端末5は、イベント情報を参照して、現在のイベント数(現在発生しているイベントの数とイベント自体は消滅したが消滅後所定時間が経過していないイベントの数を足したもの。以下同様)がゼロであるか否かを判定する。ゼロの場合はステップS554に処理を進める。ゼロでない(1以上)の場合は、ステップS547に処理を進める。
ステップS547において、監視端末5は、前回のステップS547を実行したときとイベント数が変わっているか否かを判定する。イベント数が変わっていると判定した場合は、ステップS548に処理を進める。イベント数が変わっていないと判定した場合は、ステップS549に処理を進める。
ステップS548において、監視端末5は、設定ファイルの表示レイアウト情報に基づいて、必要に応じてイベント発生画面107(ポップアップ画面)の表示レイアウトを変更し、RAMのワークエリアに記憶されている現在のイベント数を前回のイベント数に上書きする。イベント発生画面107の表示レイアウトは、例えば、現在のイベント数が前回の2から今回3に変更されたら、ポップアップ画面を2in1(1画面を2分割)から4in1(1画面を4分割)に変更する。イベント数が前回の3から今回4に変更された場合は、レイアウト自体は変更されず、同時表示される監視画像108が3つの監視画像108(1画像分はブラックアウト)から4つの監視画像108に変わる。
ステップS551は、ステップS547と同様であり、又ステップS552はステップS548と同様なので説明を省略する。以上で図4のフローチャートの説明を終わる。
以上、説明したように、本実施形態の監視システムによれば、イベント発生時にはイベント発生箇所の監視画像を表示するイベント発生画面107がポップアップウィンドウとして表示され、イベント発生箇所の数に応じてイベント発生画面107の画面レイアウトを変更できるので、通常画像を一方で表示しつつ容易にイベント発生箇所の監視画像108を確認することができる。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態として、イベント発生時には、通常の監視画像を複数表示する監視画面と同一画面(同一ウィンドウ)の一部を、イベント発生箇所の監視画像とする監視システムについて説明する。尚、第2の実施形態における監視システムのシステム構成は図1に示した第1の実施形態における監視システムのシステム構成と同様であり、説明を省略する。
図5は、第2の実施形態における監視システムの動作を示すフローチャートである。図5のステップS601において、撮像装置2が撮像した監視画像をネットワーク3に送信する。また、ステップS640乃至ステップS656の各ステップは監視端末5で実行され、ステップS621乃至ステップS632の各ステップは画像記憶サーバ4で実行される。
また、監視端末5のHDDには監視端末5用の設定ファイルが記憶されており、監視画面全体の監視画像数と、その内のイベント箇所における監視画像の表示割当数が記憶されている。例えば、監視画面全体の監視画像数が6、イベント箇所における監視画像数が2であれば、本実施形態の監視システムは同時に4つの通常監視画像と、2つのイベント発生箇所監視画像を表示する。また、他の例として監視画面全体の監視画像数が6、イベント箇所における監視画像数が1と設定されている場合の監視画面例を図15に示す。図15に示すように、監視端末5は、設定に応じて監視画面200に同時に5つの通常監視画像201と、1つのイベント発生箇所監視画像202(以下、単に監視画像202とする)が表示される。また、監視画面200には、上記設定の変更を行うための設定変更ボタン203と、監視画面200の表示を終了するための終了ボタン204が含まれる。また、監視画像202の枠や周辺における色や明るさを、通常監視画像201と異なるようにすることで、監視画像202と通常監視画像201の違いを明確に表示できる。
尚、図5に示す処理において、画像記憶サーバ4で実行されるステップS621乃至ステップS632の各ステップは、図4のステップS521乃至ステップS532の各ステップと同様なので説明を省略する。また、監視端末5で実行されるステップS640乃至ステップS646の各ステップは、図4のステップS540乃至ステップS546の各ステップと同様なので説明を省略する。また、監視端末5で実行されるステップS650は、図4のステップS550と同様なので説明を省略する。また、監視端末5で実行されるステップS653乃至ステップS656の各ステップはステップS655を除き、図4のステップS553乃至ステップS556の各ステップと同様なので、ステップS655以外は説明を省略する。
以下、図4の処理と異なるステップS647乃至ステップS648、ステップS651乃至ステップS652、及びステップS655の各ステップについて説明する。
ステップS647において、監視端末5は、現在のイベント数とイベント箇所における監視画像の表示割当数を比較する。これにより、現在のイベント数がイベント箇所における監視画像の表示割当数よりも大きい場合には、監視端末5は、処理をステップS648に進める。また、現在のイベント数がイベント箇所にける監視画像の表示割当数よりも等しいか小さい場合には、監視端末5は、処理をステップS649に進める。
ステップS648において、監視端末5は、表示モードが固定表示モードであった場合は、切替表示モードに変更する。これにより、ステップS649において、監視端末5は、イベント箇所の監視画像を所定の位置に所定の時間間隔で切り替えて表示する。このように切り替えて表示することで、イベント箇所における監視画像の表示割当数よりも多いイベント箇所の監視画像を順次表示できる。切り替えを行う所定の時間間隔は設定ファイルに記憶されている。例えば4交替で表示する場合は所定の時間間隔は10秒、3交替で表示する場合は所定の時間間隔は15秒、2交替で表示する場合は所定の時間間隔は20秒といった具合に交替数が多いと所定の時間間隔は短くなる。例えばイベント箇所における監視画像の表示割当数が2で現在のイベント数が4であれば、監視端末5は、監視画像を2画像づつ20秒交替で表示する。
次に、ステップS650で第三の表示制御情報を受信後の処理について説明する。ステップS651において、監視端末5は、現在のイベント数とイベント箇所の監視画像の表示割当数を比較して、現在のイベント数がイベント箇所の監視画像の表示割当数よりも小さいか等しいと判断した場合は処理をステップS652に進める。また、ステップS651において現在のイベント数がイベント箇所画像の表示割当数よりも大きいと判断した場合は、監視端末5は、処理をステップS653に進める。
ステップS652において、表示モードが切替表示モードであった場合は、監視端末5は、表示モードを固定表示モードに変更して、イベント箇所の監視画像を切替えなしの固定で常時表示する。
次に、ステップS654において所定時間が経過した後の処理について説明する。ステップS655において、監視端末5は、イベント箇所の監視画像の表示をブラックアウト(黒で何の画像も表示されない状態)にする。図15の例では、監視端末5は、監視画像202をブラックアウトにする。以上で図5のフローチャートの説明を終わる。
以上、説明したように、本実施形態の監視システムによれば、イベント発生時には予め定められた位置にイベント発生箇所の監視画像を表示し、イベント発生箇所の数に応じて切替表示も可能であるので、監視者は、通常監視画像とイベント発生箇所の監視画像を混同することなく、イベント発生箇所を確認するとともに通常監視画像により全体の状況を容易に確認することができる。また、イベント発生箇所の数に応じて適宜割当て数の設定を変更できるので多数箇所でイベントが発生した場合には、最適な画像割当数で、イベント発生箇所全体の状況を容易に確認することができる。
[第3の実施形態]
次に、第3の実施形態として、通常監視画像とイベント発生箇所の監視画像の配置をイベントの発生数に応じて動的に変更して表示する監視システムについて説明する。尚、第3の実施形態における監視システムのシステム構成は図1に示した第1の実施形態における監視システムのシステム構成と同様であり、説明を省略する。
図6は、第3の実施形態における監視システムの動作を示すフローチャートである。図6のステップS701において、撮像装置2が撮像した監視画像をネットワーク3に送信する。また、ステップS740乃至ステップS756の各ステップは監視端末5で実行され、ステップS721乃至ステップS732の各ステップは画像記憶サーバ4で実行される。
尚、画像記憶サーバ44で実行されるステップS721乃至ステップS732の各ステップは、図4のステップS521乃至ステップS532の各ステップと同様なので説明を省略する。また、監視端末5で実行されるステップS740乃至ステップS747の各ステップは、図4のステップS540乃至ステップS547の各ステップと同様なので説明を省略する。また、監視端末5で実行されるステップS749乃至ステップS751は、図4のステップS549乃至ステップSステップS551と同様なので説明を省略する。また、監視端末5で実行されるステップS753乃至ステップS754の各ステップは、図4のステップS553乃至ステップS554の各ステップと同様なので説明を省略する。また、監視端末5で実行されるステップS756は、図4のステップS556と同様なので説明を省略する。
以下、図4の処理と異なるステップS748、ステップS752、及びステップS755の各ステップについて説明する。
ステップS748において、監視端末5は、設定ファイルの表示レイアウト情報及び設定ファイルのイベント情報に基づいて、必要に応じて通常監視画像とイベント箇所の監視画像の割当数を変更する。例えば、監視端末5は、前回のイベント数が2で、現在のイベント数が3に変更された場合には、イベント箇所の監視画像の割当数を1から2に変更する。これにより、図16に示すように、監視画面300に表示されるイベント箇所の監視画像302が1つから2つに増加する。
図16は、監視画面300におけるイベント箇所の監視画像302の増加例を示す図である。割当数が1の場合には、図16の上図に示すように、監視端末5は、監視画面300に、同時に5つの通常監視画像301と、1つのイベント発生箇所監視画像302(以下、単に監視画像302とする)を表示する。また、割当数が2に変更されると、図16の下図に示すように、監視端末5は、監視画面300に、同時に4つの通常監視画像301と、2つの監視画像302を表示する。また、監視画面300には、画面レイアウトやイベント数と割当数の対応に関する設定の変更を行うための設定変更ボタン303と、監視画面300の表示を終了するための終了ボタン304が含まれる。また、監視画像302の枠や周辺における色や明るさ(点滅などでもよい)を、通常監視画像301と異なるようにすることで、監視画像302と通常監視画像301の違いを明確に表示できる。
また、他の例として前回のイベント数が3で現在のイベント数が4に変更された場合は、割当数自体は2のまま変更されず、監視端末5は、4つあるイベント箇所の監視画像の2つを監視画像302として表示し、2画像ずつ切り替えて表示する。
次に、ステップS751でイベント数が変更された後の処理について説明する。ステップS752において、監視端末5は、設定ファイルの表示レイアウト情報及び設定ファイルのイベント情報に基づいて、必要に応じて通常監視画像301とイベント箇所の監視画像302の割当数を変更する。例えば、前回のイベント数が3で現在のイベント数が2に変更された場合には、監視端末5は、図16での変更とは逆に、イベント箇所の監視画像302の割当数を2から1に変更して、2つの監視画像を1画像ずつ切り替えて監視画像302として表示する。また、前回のイベント数が4で現在のイベント数が3に変更された場合には、監視端末5は、割当数自体は2のまま変更せず、3つの監視画像を2つと1つの画像グループに分けて2つの監視画像302として切り替えて表示する。
次に、ステップS754でイベント消滅後に所定時間が経過したと判断した後の処理について説明する。ステップS755において、監視端末5は、監視画像302の表示数はゼロとなり、監視画面300の全ての枠で通常監視画像301を表示する。
以上に説明したように、本実施形態における監視システムは、通常監視画像301(イベント非発生箇所の画像)とイベント発生箇所の監視画像302の数をイベント発生数に応じて動的に変更して表示することによって、監視者がイベント発生箇所の確認を行うとともに全体の状況をバランスよく容易に確認することができる環境を提供できる。
[第4の実施形態]
上述した第1〜第3の実施形態では、図1に示すように撮像装置2と画像記憶サーバ4と監視端末5がネットワーク3を介して互いに接続されているシステム構成を前提に説明したが、第4の実施形態における監視システムでは、図2に示すような、画像記憶サーバ4及び監視端末5が一体となった画像記憶サーバ(監視サーバ)を含むシステム構成である。尚、第4の実施形態における監視システムは、第1の実施形態と同様に図13に示す選択メニュー106を表示することで、監視者にイベント発生箇所の監視画像を表示するか否かを選択させる。
図2は、第4の実施形態における監視システムの構成例を示した図である。図2のシステム構成は、第1〜第3の実施形態の監視システムと比べて、撮像装置2の台数が少ない比較的小規模の監視システムに好適である。図2のシステム構成では、図1の監視システムよりも安価に構築できるという効果がある。
図2において、センサ1、撮像装置2、及びネットワーク3は、図1と同様なので説明を省略する。6は、監視端末兼画像記憶サーバ(以下、単に画像記憶サーバ6とする)であり、撮像装置2から受信した監視画像データを記録する機能と、撮像装置2から受信した監視画像データを基に、表示装置に監視画像を表示する機能を備えている。尚、画像記憶サーバ(監視サーバ)6のハードウェア構成は、図1に示した画像記憶サーバ4及び監視端末5と同様であるので説明を省略する。
次に、図2に示す第4の実施形態における監視システムのイニシャル処理について説明する。
上述したようにセンサ1のいずれかがイベントを検出した場合には、これがイベント情報として画像記憶サーバ6に伝達され、画像記憶サーバ6は、図12に示すようにアイコン105を含む監視画面100を表示する。ここで、画像記憶サーバ6において監視者がマウスを操作した場合、監視端末5のRAMの特定箇所にマウス操作の種類とカーソルの座標が記憶され操作内容が判定される。ここでカーソルが、アイコン105の上で押下されたと判断した場合、画像記憶サーバ6は、図13に示すように選択メニュー106を表示する。ここで利用者(監視者)が「イベント発生箇所」を選択した場合には、画像記憶サーバ6は、RAMのワークエリアに記憶される「選択フラグ」をオンとする。
このように、画像記憶サーバ6において「選択フラグ」がオンになることで、各撮像装置2に接続されたセンサ1がイベントを検知すると、撮像装置2がイベント情報を画像記憶サーバ4に送信する。これにより、画像記憶サーバ6は、イベント情報を受信し、RAMの第一のワークエリアにイベント情報に含まれるセンサNo.とイベントの種類を特定する情報を記録するとともに、図14に示すようなイベント発生画面107を表示する。これらのイベントに関する処理はメインの処理となる監視画像の記録処理及び表示処理と別のプロセスで実行されるが、RAMのワークエリアは共有される。また、最初に第一のワークエリアの内容はRAMの第二のワークエリアにコピーされる。
尚、本実施形態においては画像記憶サーバ6のHDDには種々の設定ファイルが記録されている。例えば、設定ファイルとして、カメラNo.とカメラ設置場所を対応付ける管理テーブルや、各撮像装置2の監視画像の切替順と切替え間隔、画面上の表示位置を設定する表示切替テーブルや、イベント数に応じたイベント箇所画像表示画面の表示レイアウトを記憶する表示レイアウト情報などが設定ファイルに含まれている。
次に、上記イニシャル処理に続く処理について説明する。
図7は、図2に示す監視システムにおける画像記憶サーバ6の動作を示すフローチャートである。図7に示すように、ステップS801において、撮像装置2は、撮像した監視画像データを送信する。次に、ステップS821において、画像記憶サーバ6は、撮像装置2から監視画像データを受信する。次に、ステップS822において、画像記憶サーバ6は、受信した監視画像データを記憶手段(HDD)に記憶する。
次に、ステップS823において、画像記憶サーバ6は、図11に示すような監視画像101を6画像同時表示する通常の監視画面100を表示して、設定ファイルに基づいて順次、監視画像101の供給先の撮像装置2を、監視画像101の供給先の撮像装置2を切り替える。
次に、ステップS824において、HDDのイベント情報テーブルを参照して現在のイベント情報をRAMの第一のワークエリアに読み込む。次に、ステップS825において、画像記憶サーバ6は、RAMの第一のワークエリアと第二のワークエリアに格納されている新旧イベント情報を比較して新しいセンサイベントが発生しているか否か判定する。次に、ステップS825においてイベントが発生していると判定した場合には、ステップS826において、画像記憶サーバ6は、その旨を通知するアイコン105を監視画面100上に表示する(図12)。尚、図12に示したアイコン105は一例であり、例えば点滅するアイコンや、ポップアップウィンドウでもよい。
次に、ステップS827において、画像記憶サーバ6は、RAMのワークエリアに記憶されているイベント数を新規イベントの数だけインクリメントする。ステップS828において、画像記憶サーバ6は、RAMの第一のワークエリアと第二のワークエリアを比較してセンサイベントが消滅したか否かを判定する。ここで、消滅したイベントがあると判定した場合には、画像記憶サーバ6は、ステップS829に進み、消滅したイベントがないと判定した場合には、ステップS832に進む。
次に、ステップS829において、画像記憶サーバ6は、消滅したイベントの数だけイベント数をデクリメントする。次に、ステップS830において、画像記憶サーバ6は、現在のイベント数が0であるか否かを判定する。ここでイベント数が0であると判定し、かつ現在イベント発生箇所の監視画像(図14のイベント発生画面107)が表示されている場合、画像記憶サーバ6は、ステップS831において、イベントの消滅後所定時間(例えば1分)が経過した場合にイベント発生箇所を示すイベント発生画面107を消去する。画像記憶サーバ6は、ステップS831の処理の後は、ステップS821に戻る。
また、ステップS832において、画像記憶サーバ6は、RAMの第一のワークエリアの内容を第二のワークエリアにコピーして、RAMのワークエリアの選択フラグを参照する。次に、ステップS833において、画像記憶サーバ6は、参照した選択フラグからイベント箇所の監視画像を表示する旨の指示の有無を判定する。ここで、イベント箇所の監視画像を表示する旨の指示があると判定した場合、ステップS834において、画像記憶サーバ6は、ステップS822で記憶された監視画像データを読み出してイベント箇所の監視画像として図14のイベント発生画面107を表示する。なお、図14のイベント発生箇所の画面は、最新のイベント数に応じて、画面レイアウト(同時に何画像を表示するか)を変化させるが、イベントが消滅しても所定時間(例えば1分)経過するまではイベント消滅箇所の画像も表示する。
また、イベント箇所の画像を表示する旨の指示が無いと判定した場合、ステップS835において、画像記憶サーバ6は、RAMのワークエリアから参照する終了フラグがオンであるか否かを判定する。ここで、終了フラグがオンであると判定した場合には、画像記憶サーバ6は、処理を終了する。また、終了フラグがオンでない(オフである)と判定した場合には、画像記憶サーバ6は、処理をステップS821に戻す。
以上に説明したように、本実施形態における画像記憶サーバ6は、通常監視画像を表示中にイベント発生箇所に応じて同時に複数の監視画像(イベント発生画面107)を表示できる。また、イベント発生画面107はポップアップウィンドウなので、通常監視画像101を表示する監視画面100も所望のタイミングでワンタッチで参照することができる。また、イベント消滅後も所定時間、当該イベントに関する監視画像の表示を継続するのでイベント発生箇所のイベント終了後の状況について所定時間の間確認することができる。
[第4の実施形態の変形例]
次に、第4の実施形態の変形例として、上述したように図13に示した選択メニュー106により「イベント発生箇所」を選択した場合にのみ、イベント発生時にイベント発生画面107を別ウィンドウで表示するのではなく、必ず、イベント発生時にイベント発生画面107を別ウィンドウで表示する例を示す。尚、システム構成は図2に示した構成と同様であり説明を省略する。図8は、第4の実施形態の変形例における監視システムの画像記憶サーバ6の処理を示すフローチャートである。
図8の処理では、図7の処理におけるステップS826に相当するアイコン105を表示する処理ステップがない。また、図8のステップS921〜S925及びステップS927〜S931は、図7のステップS821〜S825及びステップS827〜S831の処理と同様なので説明を省略する。
ステップS932において、画像記憶サーバ6は、現在のイベント数(正味のイベント発生数+イベントは消滅したが消滅後所定時間が経過していないイベントの数)について判定する。次に、ステップS933において、画像記憶サーバ6は、今回判定したイベント数が前回判定時から変化したか否かを判定する。イベント数に変化があったと判定した場合は、ステップS934に進み、画像記憶サーバ6は、図14に示したイベント発生画面107のレイアウトを変更する。例えばイベント数が2から3に変わった場合は、画像記憶サーバ6は、イベント発生画面107を2in1から4in1に変更する。ただし、イベント数が3から4に変わった場合は、画像記憶サーバ6は、イベント発生画面107のレイアウト自体は変化しない。
次に、ステップS935において、画像記憶サーバ6は、イベント発生画面107のレイアウトに従ってイベント発生箇所の監視画像を表示する。この時、画像記憶サーバ6は、必要があればイベント発生画面107の監視画像108を切り替える処理を行う。尚、ステップS936の処理は、図7に示したステップS835と同じなので説明を省略する。
以上に示したように、第4の実施形態の変形例における監視システムの画像記憶サーバ6は、イベント発生時にはイベント発生箇所の画像を表示するイベント発生画面107がポップアップし、イベント発生箇所の数に応じてイベント発生画面107のレイアウトを変化することができるので通常監視画像を監視画面100に表示しつつイベント発生画面107を表示し、容易にイベント発生箇所の監視画像108を確認することができる。
[第5の実施形態]
次に、第5の実施形態として、イベント発生時には、通常の監視画像を複数表示する監視画面と同一画面(同一ウィンドウ)の一部を、イベント発生箇所の監視画像とする監視システムについて説明する。尚、第5の実施形態における監視システムのシステム構成は図2に示した第4の実施形態における監視システムのシステム構成と同様であり、説明を省略する。
具体的には、本実施形態の画像記憶サーバ6は、図15に示した監視画面200を表示する。この監視画面200は、5つの監視通常画像201と1つのイベント発生箇所の監視画像202(以下、単に監視画像202とする)を同時表示可能なレイアウトである。また、通常時(イベント非発生時)は、5つの通常監視画像201を順次切り替えて表示し、残り1つの監視画像202はブラックアウトで表示する。
また、画像記憶サーバ6は、イベント発生時は、監視画像202の部分(専用表示箇所)にイベント発生した撮像装置2の監視画像を表示する。また、画像記憶サーバ6は、複数箇所でイベントが発生した場合は、この監視画像202において表示する監視画像の供給先である撮像装置2を切り替える。また、画像記憶サーバ6は、監視者が設定変更ボタン203を押下することで、監視画像202の表示箇所や割当て数を変更できる設定変更画面を提供する。ここで、監視画像202の割当て数の変更とは、例えば、監視画面200の6つの監視画像の内、監視画像202を表示する箇所を1箇所→2箇所へ変更することである。また、監視画像202の表示枠は、色を通常監視画像201の表示枠と異なる色であって目立つ色(例えば黄色や赤色や橙色等)で表示する。なお、監視画像202の表示枠を点滅(色や輝度を適宜変えて表示する)させても良い。
図9は、第5の実施形態における監視システムの画像記憶サーバ6の動作を示すフローチャートである。図9においてステップS1001は撮像装置2で実行され、ステップS1021乃至ステップS1033は画像記憶サーバ6で実行される。図9のステップS1001において、撮像装置2が撮像した監視画像データを画像記憶サーバ6に送信する。
これにより、ステップS1021において、画像記憶サーバ6は、各監視画像データを受信する。ステップS1022において、画像記憶サーバ6は、受信した監視画像データをHDDに記憶する。次に、ステップS1023において、画像記憶サーバ6は、RAMのセッション情報を参照する。
ステップS1024において、画像記憶サーバ6は、監視画像202の表示の割当て数を変更する設定が行われたか否かを判定する。ここで変更する設定が行われたと判定した場合、画像記憶サーバ6は、処理をステップS1025に進め、設定された監視画像202の表示割当て数に応じて画像表示レイアウトを変更する。例えば、5つの通常監視画像と1つの監視画像202であったレイアウトを、4つの通常監視画像と2つの監視画像202となるレイアウトに切替えるための表示情報を、HDDから読み出して、通常監視画像の切替えタイミングと表示箇所を変更する(例えば通常監視画像を5画像順次切替え→4画像順次切替えに変更し、右上の画像表示窓を通常監視画像から監視画像202に切り替える)。
ステップS1026において、画像記憶サーバ6は、現在のイベント数を判定する。尚、ここでのイベント数には現時点ではイベントが消滅(センサ1がオフ)したが所定時間(例えば1分)が経過していないものも含まれる。
次に、ステップS1027において、画像記憶サーバ6は、イベント数が0より大きい値であるか否かを判定する。イベント数が0より大きいと判定した場合には、画像記憶サーバ6は、ステップS1029に処理を進める。イベント数が0であると判定した場合には、画像記憶サーバ6は、ステップS1028に処理を進める。
ステップS1028において、画像記憶サーバ6は、監視画像202をブラックアウト(黒表示)にして、処理をステップS1032に進める。また、ステップS1029において、画像記憶サーバ6は、イベント数が監視画面200に表示中の監視画像202の割当て数より多いか否かを判定する。ここで、監視画像202の割当て数よりイベント数の方が多いと判定した場合には、画像記憶サーバ6は、処理をステップS1030に進める。また、監視画像202の割当て数よりイベント数の方が少ない又は等しいと判定した場合には、画像記憶サーバ6は、処理をステップS1031に進める。
ステップS1030において、画像記憶サーバ6は、現在の表示モードが切替表示モードでなければ表示モードを切替表示モードに切り替えて処理をステップS1032に進める。また、現在の表示モードが切替表示モードの場合はそのまま処理をステップS1032に進める。
ステップS1031において、画像記憶サーバ6は、現在の表示モードが固定表示モードでなければ表示モードを固定表示モードに切り替える。現在の表示モードが固定表示モードの場合はそのまま処理をステップS1032に進める。
ステップS1032において、画像記憶サーバ6は、図15の監視画面200の所定位置に通常監視画像201とイベント発生箇所の監視画像202を表示する。ステップS1033において、画像記憶サーバ6は、RAMのセッション情報を読んでキーボード又はマウスから終了指示が入力されたか否かを判定する。終了指示を受信した場合は処理を終了する。終了指示を受信していない場合はステップS1021に処理を戻す。
以上に示したように、第5の実施形態における監視システムの画像記憶サーバ6は、イベント発生時には監視画面200の予め定められた位置にイベント発生箇所の監視画像202を通常監視画像201と合わせて表示し、イベント発生箇所の数に応じて監視画像202として表示する対象の撮像装置2を切り替えて表示することができるので、通常監視画像201とイベント発生の監視画像202を混同することなく、全体の状況を容易に確認することができる。又イベント発生箇所の数に応じて適宜、監視者が監視画像202の割当て数を変更できるので、多数箇所でイベントが発生したときも最適な画像割当て数で全体の状況を容易に確認することができる。
[第6の実施形態]
次に、第6の実施形態として、通常監視画像とイベント発生箇所の監視画像の配置をイベントの発生数に応じて自動的に変更して表示する監視システムについて説明する。尚、第6の実施形態における監視システムのシステム構成は図2に示した第4の実施形態における監視システムのシステム構成と同様であり、説明を省略する。
第6の実施形態における監視システムの画像記憶サーバ6は、第3の実施形態で示した図16の監視画面300と同様の画面制御を行う。即ち、第6の実施形態における監視システムの画像記憶サーバ6は、監視画面300に示すように通常監視画像301とイベント発生箇所における監視画像302(以下、単に監視画像302とする)を合わせて6つの監視画像を同時表示可能なレイアウト(6つの枠からなるレイアウト)で表示する。また、画像記憶サーバ6は、通常時(イベント非発生時)は、6つの通常監視画像301を表示する。更に、撮像装置2が7つ以上ある場合には、画像記憶サーバ6は、監視画像データの供給元となる撮像装置2を順次切り替えて通常監視画像301を表示する。また、画像記憶サーバ6は、イベント発生時には、イベント発生箇所の数に応じて、6つの枠における通常監視画像301とイベント発生箇所の監視画像302の割当て数を動的に変更する。
例えば、撮像装置2の台数を18台とし、イベント発生箇所が2箇所、イベント非発生箇所が16箇所である場合、画像記憶サーバ6は、イベント発生箇所の監視画像302を2枠に常時表示し、16箇所のイベント非発生箇所の通常監視画像301を4枠に切り替えて表示する。また、イベント発生箇所が4箇所、イベント非発生箇所が14箇所である場合に、画像記憶サーバ6は、4箇所のイベント発生箇所の監視画像を、2枠の監視画像302として4箇所中の2箇所ずつを切り替え表示して、14箇所のイベント非発生箇所の監視画像を、4枠の通常監視画像301として14箇所中の4箇所ずつを切り替えて表示する。
また、イベント発生箇所が6箇所、イベント非発生箇所が12箇所である場合に、画像記憶サーバ6は、6箇所のイベント発生箇所の監視画像を、3枠の監視画像302として6箇所中の3箇所ずつを切り替えて表示して、12箇所のイベント非発生箇所の監視画像を、3枠の通常監視画像301として12箇所中の3箇所ずつを切り替えて表示する。これらのイベント発生箇所数及びイベント非発生箇所数と、通常監視画像301及びイベント発生箇所の監視画像302における枠の割当て数は、画像記憶サーバ6のHDDに割当テーブルとして記憶されている。
尚、図16において、監視画像302の表示枠の色を通常監視画像301の表示枠と異なる色(例えば黄色や赤色や橙色等)で表示して、違いを明示するようにしてもよい。なお、監視画像302の表示枠を点滅(色や輝度を適宜変えて表示する)させて、より目立つようにしても良い。
図10は、第6の実施形態における監視システムの画像記憶サーバ6の動作を示すフローチャートである。図10においてステップS1101は撮像装置2で実行され、ステップS1121乃至ステップS1129は画像記憶サーバ6で実行される。尚、図10のステップS1101及び1121、ステップS1122、ステップS1123は、図9のステップS1001及びステップS1021、ステップS1022、ステップS1026と同様なので説明を省略する。又、図10のステップS1128〜ステップS1132は、図9のステップS1029〜ステップS1033と同様なので説明を省略する。即ち、図10のステップS1124〜ステップS1127が図9の処理と異なる部分であり、この異なる処理について主に説明する。
ステップS1124において、画像記憶サーバ6は、前回イベント数をRAMのワークエリアに記憶しており現在のイベント数(センサ1がオフ(=イベントが消滅)になってから所定時間内を含む)が今回ステップS1123で判定した数と異なっているか否かを判定する。尚、ステップS1124で判定後、画像記憶サーバ6は、今回ステップS1123で判定したイベント数をRAMのワークエリアに記憶する。ステップS1124でイベント数の変更があったと判定した場合には、ステップS1125において、画像記憶サーバ6は、HDDに記憶されている割当てテーブルを参照する。次に、ステップS1126において、画像記憶サーバ6は、割当てテーブルを参照して現在のイベント数に応じたイベント発生箇所の監視画像302の割当て数の変更が必要か否かを判断する。ここで変更する必要があると判断すれば、画像記憶サーバ6は、ステップS1127に処理を進める。また、割当て数を変更する必要が無いと判断した場合には、画像記憶サーバ6は、ステップS1128に処理を進める。
ステップS1127において、画像記憶サーバ6は、割当てテーブルを参照することで、イベント発生箇所の監視画像302の割当て数を変更し、この変更に応じて監視画面300の表示レイアウトを変更する。図16の上側の画面ではイベント発生箇所の画像の割当て数=1であったものが、下側の画面ではイベント発生箇所の画像の割当て数=2に変更されている。レイアウトを変更する表示情報を監視端末に送信した後、処理をステップS1128に進める。
以上に説明したように、本実施形態における画像記憶サーバ6は、通常監視画像301(イベント非発生箇所の画像)とイベント発生箇所の監視画像302を発生数に応じて動的に変更して表示することによって、全体の状況をバランスよく容易に確認することができる。この場合でも監視画像302を表示するイベント専用の表示枠は通常監視画像301の表示枠と異なる色で表示されるか、あるいは点滅するのでイベント発生箇所の監視画像302と通常監視画像301を混同することを防止できる。
また、第1〜第3の実施形態における画像記憶サーバ4及び監視端末5は、図3〜6に示した各処理を行う機能を実現する為のプログラムをメモリ(HDDなど)より読み出してCPUが実行することにより、各処理の機能を実現させるものであったが、この限りではなく、各処理の全部または一部の機能を専用のハードウェアにより実現してもよい。
また、第4〜第6の実施形態における画像記憶サーバ6は、図7〜10に示した各処理を行う機能を実現する為のプログラムをメモリ(HDDなど)より読み出してCPUが実行することにより、各処理の機能を実現させるものであったが、この限りではなく、各処理の全部または一部の機能を専用のハードウェアにより実現してもよい。
また、上述したプログラムを格納するメモリは、HDDに限定されるものではなく、光磁気ディスク装置、フラッシュメモリ等の不揮発性のメモリや、CD−ROM等の読み出しのみが可能な記録媒体、揮発性のメモリ、あるいはこれらの組み合わせによるコンピュータ読み取り、書き込み可能な記録媒体より構成されてもよい。
また、上述した図3〜図10に示した各種処理を行う機能を実現する為のプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各処理を行っても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるHDD等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現する為のものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
また、上記のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体等のプログラムプロダクトも本発明の実施形態として適用することができる。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
また、本発明の実施態様の例を以下に列挙する。
[実施態様1] 監視に関係する状態の変化を検出するセンサを備え撮像した画像データを出力する複数の撮像装置から、ネットワークを介して前記画像データを受信して記録する画像記録手段と、前記複数の撮像装置の一部から前記ネットワークを介して前記画像データを受信して監視画像として表示する表示手段とを備える監視サーバであって、
前記撮像装置から前記センサで検出されたイベント情報を受信した場合に、前記イベント情報に応じて有効イベント数を管理するイベント管理手段と、
前記監視画像の表示設定に関する情報である表示制御情報に応じて一部の前記撮像装置からの画像データを基に監視画像の一覧画面を前記表示手段に表示するよう制御する表示制御手段と、
前記イベント管理手段が管理する前記有効イベント数に応じて前記イベント情報に対応する撮像装置からの画像データによる監視画像を含むイベント画面を前記表示手段に表示するよう制御するイベント表示制御手段と
を備えることを特徴とする監視サーバ。
[実施態様2] 前記表示手段に前記イベント画面を表示可能とするか否かの選択を利用者に促す選択画面を前記表示手段に表示する選択画面表示手段を更に具備し、
前記イベント表示制御手段は、前記選択画面表示手段により表示された前記選択画面における選択結果に応じて、前記イベント画面を前記表示手段に表示する処理を行うか否かを判断すること
を特徴とする実施態様1に記載の監視サーバ。
[実施態様3] 前記イベント表示制御手段は、前記イベント管理手段が管理する前記有効イベント数の有無を判断して、前記有効イベント数が有ると判断した場合に、前記イベント情報を検出したセンサに対応する撮像装置からの画像データを監視画像とする前記イベント画面を前記表示手段に表示することを特徴とする実施態様1に記載の監視サーバ。
[実施態様4] 監視に関係する状態の変化を検出するセンサを備え撮像した画像データを出力する複数の撮像装置から、ネットワークを介して前記画像データを受信して記録する画像記録手段と、前記複数の撮像装置の一部から前記ネットワークを介して前記画像データを受信して監視画像として表示する表示手段とを備える監視サーバであって、
前記撮像装置から前記センサで検出されたイベント情報を受信した場合に、前記イベント情報に応じて有効イベント数を管理するイベント管理手段と、
前記監視画像の表示設定に関する情報である表示制御情報に応じて一部の前記撮像装置からの第1の画像データ及び、前記イベント管理手段が管理する前記有効イベント数に応じて前記イベント情報に対応する撮像装置からの第2の画像データを基に、前記イベント変化情報に応じたレイアウト又は所定のレイアウトで前記監視画像の一覧画面を前記表示手段に表示するよう制御する表示制御手段と
を備えることを特徴とする監視サーバ。
[実施態様5] 前記所定のレイアウトは、前記第1の画像データの監視画像を表示する位置及び前記第2の画像データの監視画像を表示する位置が予め決められているレイアウトであることを特徴とする実施態様4に記載の監視サーバ。
[実施態様6] 前記イベント変化情報に応じたレイアウトは、前記イベント変化情報で特定される前記有効イベント数の増加に応じて前記第2の画像データの監視画像を表示する数を増加させるレイアウトであることを特徴とする実施態様4に記載の監視サーバ。
[実施態様7] 前記有効イベント数が前記第2の画像データに対応する監視画像の表示数より大きい場合は、表示制御手段は、前記有効イベント数に応じて前記第2の画像データを切り替えて表示することを特徴とする実施態様4に記載の監視サーバ。
[実施態様8] 前記監視画像は、前記監視画像の画像データの送信元となる前記撮像装置の設置場所に関する情報と合わせて表示されることを特徴とする実施態様1〜7のいずれか1つに記載の監視サーバ。
[実施態様9] 前記第1の画像データに対応する監視画像の表示枠の色及び/又は輝度と、前記第2の画像データに対応する監視画像の表示枠の色及び/又は輝度とが異なることを特徴とする実施態様1〜8のいずれか1つに記載の監視サーバ。
本発明の第1の実施形態における監視端末を含む監視システムの概略構成を示す図である。 第4の実施形態における監視システムの構成例を示した図である。 図1に示す第1の実施形態の監視システムの動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態の変形例における監視システムの処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態における監視システムの動作を示すフローチャートである。 第3の実施形態における監視システムの動作を示すフローチャートである。 図2に示す第4の実施形態の監視システムにおける画像記憶サーバ6の動作を示すフローチャートである。 第4の実施形態の変形例における監視システムの画像記憶サーバ6の処理を示すフローチャートである。 第5の実施形態における監視システムの画像記憶サーバ6の動作を示すフローチャートである。 第6の実施形態における監視システムの画像記憶サーバ6の動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態における監視画面例を示す図である。 図11に示した監視画面におけるイベントが発生した旨を監視者に示すアイコンの表示例を示す図である。 図11に示した監視画面におけるイベントが発生した際に表示される選択メニュー例を示す図である。 図11に示した監視画面100の上に重ねて表示するイベント発生画面例を示す図である。 5つの監視通常画像と1つのイベント発生箇所の監視画像を同時表示可能な監視画面例を示す図である。 監視通常画像とイベント発生箇所の監視画像を同時表示可能な監視画面におけるイベント箇所の監視画像の増加例を示す図である。
符号の説明
1 センサ
2 撮像装置
3 ネットワーク
4 画像記憶サーバ
5 監視端末
6 画像記憶サーバ(監視サーバ)
100、200、300 監視画面
101、201、301 通常監視画像
108、202、302 イベント発生箇所の監視画像
105 アイコン
106 選択メニュー
107 イベント画面

Claims (8)

  1. 画像記憶サーバと、撮像装置から送信される画像データを受信して表示部に表示する監視端末とを含み、前記画像記憶サーバと前記監視端末とがネットワークを介して接続された監視システムであって、
    前記画像記憶サーバは、
    イベントを検知するセンサから出力されるイベント信号に応答して前記撮像装置から送信される、発生しているイベントを特定可能な情報を含むイベント情報を用いて、新たなイベントが発生したか否かを判定するイベント判定手段と、
    前記イベント判定手段で新たなイベントが発生したと判定された場合、新たなイベントが発生したことを示す新規イベント情報を前記監視端末に通知する通知手段とを備え、
    前記監視端末は、
    前記通知手段で通知される新規イベント情報を受信した場合、現在のイベントの数と、イベントに係る画像データを前記表示部に表示する数として設定ファイルに記憶された表示割当数と、を比較する比較手段と、
    前記表示割当数よりも、現在のイベントの数の方が大きいと前記比較手段で判断された場合、前記表示部に表示するイベントに係る画像データを設定ファイルに記憶された所定の時間間隔で切り替える切替手段とを備え、
    前記設定ファイルに記憶された所定の時間間隔は、前記表示部に表示するイベントに係る画像データ枚数に応じて、当該画像データ一枚当たりを表示する時間が異なる時間間隔であることを特徴とする監視システム。
  2. 前記画像記憶サーバは、
    前記撮像装置より送信された前回のイベント情報と今回のイベント情報とを比較して、発生したイベントが消滅したか否かを判定するイベント消滅判定手段と、
    前記イベント消滅判定手段でイベントが消滅したと判定された場合、前記イベントの消滅を示す消滅イベント情報を前記監視端末に送信する送信手段とを更に備え、
    前記監視端末は、
    前記送信手段から送信された消滅イベント情報を受信し、前記消滅イベント情報のイベントが消滅してから予め設定された所定時間が経過したと判定した場合、前記表示部に前記イベントに係る画像データが表示されないように制御を行う表示制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の監視システム。
  3. 撮像装置から送信される画像データを受信して表示部に表示する監視サーバであって、
    イベントを検知するセンサから出力されるイベント信号に応答して前記撮像装置から送信される、発生しているイベントを特定可能な情報を含むイベント情報を用いて、新たなイベントが発生したか否かを判定するイベント判定手段と、
    前記イベント判定手段で新たなイベントが発生したと判定された場合、現在のイベントの数と、イベントに係る画像データを前記表示部に表示する数として設定ファイルに記憶された表示割当数と、を比較する比較手段と、
    前記表示割当数よりも、現在のイベントの数の方が大きいと前記比較手段で判断された場合、前記表示部に表示するイベントに係る画像データを設定ファイルに記憶された所定の時間間隔で切り替える切替手段とを備え、
    前記設定ファイルに記憶された所定の時間間隔は、前記表示部に表示するイベントに係る画像データ枚数に応じて、当該画像データ一枚当たりを表示する時間が異なる時間間隔であることを特徴とする監視サーバ。
  4. 前記撮像装置より送信された前回のイベント情報と今回のイベント情報とを比較して、発生したイベントが消滅したか否かを判定するイベント消滅判定手段と、
    前記イベント消滅判定手段でイベントが消滅したと判定された場合、前記イベントが消滅してから予め設定された所定時間が経過したと判定したとき、前記表示部に前記イベントに係る画像データが表示されないように制御を行う表示制御手段とを更に備えることを特徴とする請求項3に記載の監視サーバ。
  5. 画像記憶サーバと、撮像装置から送信される画像データを受信して表示部に表示する監視端末とを含み、前記画像記憶サーバと前記監視端末とがネットワークを介して接続された監視システムにおける監視方法であって、
    前記画像記憶サーバが、イベントを検知するセンサから出力されるイベント信号に応答して前記撮像装置から送信される、発生しているイベントを特定可能な情報を含むイベント情報を用いて、新たなイベントが発生したか否かを判定するイベント判定工程と、
    前記画像記憶サーバが、前記イベント判定工程で新たなイベントが発生したと判定された場合、新たなイベントが発生したことを示す新規イベント情報を前記監視端末に通知する通知工程と、
    前記監視端末が、前記通知工程で通知される新規イベント情報を受信した場合、現在のイベントの数と、イベントに係る画像データを前記表示部に表示する数として設定ファイルに記憶された表示割当数と、を比較する比較工程と、
    前記監視端末が、前記表示割当数よりも、現在のイベントの数の方が大きいと前記比較工程で判断された場合、前記表示部に表示するイベントに係る画像データを設定ファイルに記憶された所定の時間間隔で切り替える切替工程とを含み、
    前記設定ファイルに記憶された所定の時間間隔は、前記表示部に表示するイベントに係る画像データ枚数に応じて、当該画像データ一枚当たりを表示する時間が異なる時間間隔であることを特徴とする監視方法
  6. 撮像装置から送信される画像データを受信して表示部に表示する監視サーバにおける監視方法であって、
    イベントを検知するセンサから出力されるイベント信号に応答して前記撮像装置から送信される、発生しているイベントを特定可能な情報を含むイベント情報を用いて、新たなイベントが発生したか否かを判定するイベント判定工程と、
    前記イベント判定工程で新たなイベントが発生したと判定された場合、現在のイベントの数と、イベントに係る画像データを前記表示部に表示する数として設定ファイルに記憶された表示割当数と、を比較する比較工程と、
    前記表示割当数よりも、現在のイベントの数の方が大きいと前記比較工程で判断された場合、前記表示部に表示するイベントに係る画像データを設定ファイルに記憶された所定の時間間隔で切り替える切替工程とを含み、
    前記設定ファイルに記憶された所定の時間間隔は、前記表示部に表示するイベントに係る画像データ枚数に応じて、当該画像データ一枚当たりを表示する時間が異なる時間間隔であることを特徴とする監視方法。
  7. 画像記憶サーバと、撮像装置から送信される画像データを受信して表示部に表示する監視端末とを含み、前記画像記憶サーバと前記監視端末とがネットワークを介して接続された監視システムのプログラムであって、
    前記画像記憶サーバを、
    イベントを検知するセンサから出力されるイベント信号に応答して前記撮像装置から送信される、発生しているイベントを特定可能な情報を含むイベント情報を用いて、新たなイベントが発生したか否かを判定するイベント判定手段と、
    前記イベント判定手段で新たなイベントが発生したと判定された場合、新たなイベントが発生したことを示す新規イベント情報を前記監視端末に通知する通知手段として機能させ、
    前記監視端末を、
    前記通知手段で通知される新規イベント情報を受信した場合、現在のイベントの数と、イベントに係る画像データを前記表示部に表示する数として設定ファイルに記憶された表示割当数と、を比較する比較手段と、
    前記表示割当数よりも、現在のイベントの数の方が大きいと前記比較手段で判断された場合、前記表示部に表示するイベントに係る画像データを設定ファイルに記憶された所定の時間間隔で切り替える切替手段として機能させ、
    前記設定ファイルに記憶された所定の時間間隔は、前記表示部に表示するイベントに係る画像データ枚数に応じて、当該画像データ一枚当たりを表示する時間が異なる時間間隔であることを特徴とするプログラム。
  8. 撮像装置から送信される画像データを受信して表示部に表示するコンピュータを、
    イベントを検知するセンサから出力されるイベント信号に応答して前記撮像装置から送信される、発生しているイベントを特定可能な情報を含むイベント情報を用いて、新たなイベントが発生したか否かを判定するイベント判定手段と、
    前記イベント判定手段で新たなイベントが発生したと判定された場合、現在のイベントの数と、イベントに係る画像データを前記表示部に表示する数として設定ファイルに記憶された表示割当数と、を比較する比較手段と、
    前記表示割当数よりも、現在のイベントの数の方が大きいと前記比較手段で判断された場合、前記表示部に表示するイベントに係る画像データを設定ファイルに記憶された所定の時間間隔で切り替える切替手段として機能させ、
    前記設定ファイルに記憶された所定の時間間隔は、前記表示部に表示するイベントに係る画像データ枚数に応じて、当該画像データ一枚当たりを表示する時間が異なる時間間隔であることを特徴とするプログラム。
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