JP2009055478A - 監視装置、監視方法及び監視システム - Google Patents
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Abstract
【課題】監視カメラを容易に操作すること。
【解決手段】監視場所の映像による映像データを生成する監視カメラ1a〜1nから、ネットワーク2を介して取得した映像データを保存する第1の記録部21と、第1の記録部21から読み出した映像データをデコードするデコード部14と、デコード部14がデコードした映像データを、映像を表示する表示装置6に出力する出力部15と、表示装置6に表示される映像に監視カメラ1a〜1nを制御するための制御画面を重畳し、コントローラ4から受けとる監視カメラ1a〜1nを制御する制御指示に基づいて、監視カメラ1a〜1nを制御する制御部12と、を備える。
【選択図】図2
【解決手段】監視場所の映像による映像データを生成する監視カメラ1a〜1nから、ネットワーク2を介して取得した映像データを保存する第1の記録部21と、第1の記録部21から読み出した映像データをデコードするデコード部14と、デコード部14がデコードした映像データを、映像を表示する表示装置6に出力する出力部15と、表示装置6に表示される映像に監視カメラ1a〜1nを制御するための制御画面を重畳し、コントローラ4から受けとる監視カメラ1a〜1nを制御する制御指示に基づいて、監視カメラ1a〜1nを制御する制御部12と、を備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、監視カメラから映像データを取得する場合に、例えば、ビデオゲーム装置に管理機能を持たせて監視カメラを操作することが可能な監視装置、監視方法及び監視システムに関する。
従来、監視カメラと制御装置とをネットワークを介して接続した監視システムが用いられている。このような監視システムにおいて、監視カメラは、撮影した映像データを、ネットワークを介して制御装置に送信する。制御装置は、受信した映像データを記録するとともに、映像データを解析することで異常の発生を検出し、アラームを出力する。監視員は、モニタに表示される監視映像及び制御装置が出力したアラームの内容を確認しながら監視を行うことができる。
特許文献1には、複数の監視カメラを同一機器でオペレーションすることが可能な監視カメラ制御装置について記載されている。
特許文献2には、撮影した画像データのデータ量を減らした状態で、携帯電話に画像データを送信し、携帯電話の指示により警報音の発生又は警報光の発光等を制御するホーム監視システムについて記載されている。
特開2003−46994号公報
特開2005−71064号公報
ところで、従来の監視システムにおいて、監視カメラをコントロールしたり、監視カメラから送られるデータを受信して、記録等を行ったりする監視カメラ制御用ソフトウェアが用いられており、監視カメラ制御用ソフトウェアには、豊富な機能が用意されている。監視カメラ制御用ソフトウェアを用いると、ユーザに対して、GUI(Graphical User Interface)上で多彩な操作が要求される。このため、マウス操作やキーボード操作を行う必要があったり、監視カメラ制御用ソフトウェア専用の高額なリモートコントローラ等が必要とされたりしていた。また、映像等の各種データを記録するため、大容量記録装置(例えば、テープドライブやハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive))も必要とされていた。
従来はこれらの条件により、監視カメラ制御用ソフトウェアは、パーソナルコンピュータ装置や専用のハードウェアにインストールされるものが中心であった。そして、これらの装置には、高価なものが多く、また、こういった監視システムが導入されるのは企業ユーザなどに限られていた。また、監視カメラを制御するにあたって、専門の操作が要求されていたため、企業ユーザであっても熟練したユーザでなければ操作できなかったり、熟練したユーザを教育するための費用が別にかかったりすることも多かった。
本発明はこのような状況に鑑みて成されたものであり、監視カメラを容易に操作することを目的とする。
本発明は、監視カメラで撮像した監視映像による監視を行う場合に、監視場所の映像による映像データを生成する監視カメラから、ネットワークを介して取得した映像データを保存し、保存された映像データを読み出してデコードし、デコードした映像データを、映像を表示する表示装置に出力し、表示装置に表示される映像に監視カメラを制御するための制御画面を重畳し、監視カメラを制御する制御指示に基づいて、監視カメラを制御する。
このようにしたことで、表示装置に表示される映像に監視カメラを制御するための制御画面を表示させ、監視カメラを制御することが可能となった。
本発明によれば、表示装置に表示される映像に監視カメラを制御するための制御画面を重畳させて、監視カメラを制御できる。このため、ユーザは、表示装置に表示させた制御画面を見ながら、監視カメラを容易に操作することができるという効果がある。
以下、本発明の一実施の形態例について、添付図面を参照して説明する。本実施の形態例では、監視カメラから、ネットワークを介して映像データと音声データを取得して、監視対象の映像を表示し、音声を放音する監視システム10に適用した例としてある。
図1は、監視システム10の接続構成例を示す図である。監視システム10は、監視対象物を撮像し、映像データを生成するとともに、監視対象物の音声を集音し、音声データを生成する監視カメラ1a〜1nと、取得した映像データと音声データを保存すると共に、映像と音声を同時に再生可能な監視装置として機能するビデオゲーム装置3と、監視カメラ1a〜1nとビデオゲーム装置3とを接続するネットワーク2とで構成される。ビデオゲーム装置3は、光ディスクなどの記録媒体に記録されたプログラム又は伝送路を介してダウンロードされたプログラムを実装することで、映像と音声による様々なビデオゲームを実行する機器であり、後述するコントローラ4の操作で、ビデオゲームなどの実行が行える。本実施の形態においては、このビデオゲーム装置3を監視装置として機能させるようにしたものである。
監視カメラ1a〜1nが生成した映像データと音声データは、ネットワーク2を介してビデオゲーム装置3に伝送される。また、監視カメラ1a〜1nは、監視対象物が動いたことを検知して、この検知した情報をメタデータに含めてビデオゲーム装置3に送る機能も有している。ビデオゲーム装置3には、監視カメラ1a〜1nから受信した映像データと音声データを記録できる監視カメラ制御用ソフトウェアがインストールされている。ビデオゲーム装置3は、監視カメラ制御用ソフトウェアを実行して、監視カメラ1a〜1nから受信した映像データと音声データを、データを記録可能な第1の記録部21に保存する。
ビデオゲーム装置3には、監視カメラ1a〜1nを操作するためのコントローラ4と、第1の記録部21から読み出した映像データと音声データを受取り、映像を表示し、音声を放音可能な表示装置6が接続される。コントローラ4は、ワイヤレスでビデオゲーム装置3に接続される。表示装置6は、映像を表示するための表示部を備える。この表示部は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等で構成される。さらに、表示装置6は、音声を放音するための放音部としてスピーカを備える。ユーザは、表示装置6に表示されたGUI画面を見ながら、コントローラ4を操作して、監視カメラ1a〜1nを操作することができる。ビデオゲーム装置3は、表示装置6の表示画面を分割して、監視カメラ1a〜1n毎に撮像した監視映像を表示させることができる。また、表示装置6に表示させた監視映像に重畳して、GUI画面を表示させることができる。本例では、表示画面を4分割している。ただし、仕様によって、2分割、6分割、8分割としてもよい。
ビデオゲーム装置3は、USB(Universal Serial Bus)端子等のインタフェース端子を備えており、このインタフェース端子に接続された外付けの第2の記録部5に映像データと音声データを記録することもできる。そして、ビデオゲーム装置3は、ネットワーク2を介して外部のコンピュータ装置7に接続できる。ビデオゲーム装置3に接続されたコンピュータ装置7は、データを記録可能な第3の記録部71を備える。第1の記録部21,第2の記録部5,第3の記録部71は、大容量のハードディスクドライブやフラッシュメモリ等で構成される。
次に、監視システム10の内部構成例について、図2を参照して説明する。
ビデオゲーム装置3は、ネットワーク2を介して、監視カメラ1a〜1nより映像データと音声データを受け取る通信インタフェース11と、ビデオゲーム装置3内の各部を制御する制御部12と、コントローラ4からの入力を受け付けるコントローラインタフェース13と、監視カメラ1a〜1nから取得した映像データと音声データを記録する第1の記録部21と、を備える。
ビデオゲーム装置3は、ネットワーク2を介して、監視カメラ1a〜1nより映像データと音声データを受け取る通信インタフェース11と、ビデオゲーム装置3内の各部を制御する制御部12と、コントローラ4からの入力を受け付けるコントローラインタフェース13と、監視カメラ1a〜1nから取得した映像データと音声データを記録する第1の記録部21と、を備える。
また、ビデオゲーム装置3は、様々なソフトウェアで一時保存領域として用いる書き換え可能なRAM(Random Access Memory)22と、ビデオゲーム装置3に設定される固定パラメータやプログラム等を記憶する読み出しのみ可能なROM(Read Only Memory)23を、備える。監視カメラ制御用ソフトウェアは、第1の記録部21に格納され、制御部12が実行する場合に読み出され、RAM22に格納される。
また、ビデオゲーム装置3は、第1の記録部21に記録された映像データと音声データを読み出して、デコードするデコード部14と、デコード部14でデコードされた映像データと音声データを表示装置6に出力する出力部15を備える。出力部15が出力する映像データと音声データは、映像・音声インタフェース16を介して、表示装置6に供給される。そして、表示装置6は、映像データに基づいて映像を表示すると共に、音声データに基づいて音声を放音する。
制御部12は、デコードされた映像データに、表示装置6に表示される映像に監視カメラ1a〜1nを制御するための制御画面を重畳させることによって、後述する設定メニュー50等の画面を表示装置6に表示させることができる。制御部12は、コントローラ4から監視カメラ1a〜1nを制御する制御指示を受取り、この制御指示に基づいて、監視カメラ1a〜1nに対して制御データを送る。ビデオゲーム装置3からネットワーク2を介して送られる制御データには、操作を行う監視カメラ1a〜1nに対して、PTZ(パン・チルト・ズーム)を指示するデータが含まれる。
また、ビデオゲーム装置3は、外部の電子機器に接続可能な外部インタフェース24a,24bを備える。外部インタフェース24bには、第2の記録部5が接続される。制御部12は、第1の記録部21に記録された映像データと音声データが所定の閾値を超えた場合に、映像データと音声データの記録を第2の記録部5に振替えることができる。例えば、第1の記録部21に記録可能な総データ量に対して、記録された映像データと音声データのデータ量が80%を超えた場合、第2の記録部5に振替えるようにしている。
また、ビデオゲーム装置3は、通信インタフェース11を介して、コンピュータ装置7に接続することが出来る。通信インタフェース11は、例えば、有線LAN規格であるイーサネット(登録商標)や、無線LAN規格であるIEEE802.11b/g等に対応している。
コンピュータ装置7は、ネットワーク2のインタフェースである通信インタフェース72と、各部を制御する制御部73を備え、ネットワーク2と通信インタフェース72を介してビデオゲーム装置3から映像データと音声データを取得できる。取得した映像データと音声データは、第3の記録部71に記録される。また、コンピュータ装置7は、映像を表示する表示部74と、音声を放音する放音部75を備え、第3の記録部71から読み出した映像データに基づいて映像表示し、音声データに基づいて音声を放音することができる。そして、コンピュータ装置7は、携帯型のビデオゲーム装置とすることもできる。ただし、携帯型のビデオゲーム装置は、ビデオゲーム装置3に比べて処理能力が劣るため、ビデオゲーム装置3は、映像データと音声データを圧縮し、データ量を削減して携帯型のビデオゲーム装置に送る。
一般に高性能なビデオゲーム装置は、高速描画を必要とするため、画像処理機能に優れているものが多い。このため、ビデオゲーム装置3に各種コーデックに対応したデコード部14を搭載することで、受信した複数の画像データを高速にデコードして描画させることが可能である。
逆に、高性能なビデオゲーム装置といえども、外付けのストレージを含めても、データ記録のための容量は限られている場合が多い。しかし、ネットワークゲームの対応等のため、ネットワーク入出力デバイスは比較的高性能である。このため、第1の記録部21の状態を監視し、必要があればネットワーク越しの記録部21に対して、映像データと音声データを配信し、保存する。また、コンピュータ装置7側でビデオゲーム装置3を操作することもできる。
次に、コントローラ4の構成例について、図3を参照して説明する。
コントローラ4は、4つのボタンで構成されるボタン部41と、メニューの選択・中断が可能なメニュー選択・中断ボタン42と、上下左右にデバイスを選択可能な十字キー43と、全方位に動かすことができる右スティック44,左スティック45と、上下左右方向にカーソルを移動可能な方向キー43と、を備える。
コントローラ4は、4つのボタンで構成されるボタン部41と、メニューの選択・中断が可能なメニュー選択・中断ボタン42と、上下左右にデバイスを選択可能な十字キー43と、全方位に動かすことができる右スティック44,左スティック45と、上下左右方向にカーソルを移動可能な方向キー43と、を備える。
ユーザは、メニュー選択・中断ボタン42を押下することで、必要なメニュー項目を選択したり、中断したりすることができる。選択可能なメニュー項目には、例えば、後述する設定メニュー(図4参照)がある。そして、ユーザは、十字キー43を、上下矢印43aと、左右矢印43bの方向に押下することで、後述する設定メニュー50等でデバイスを選択したり、表示装置6に分割表示された映像(監視カメラ)を選択したりすることができる。選択できるデバイスには、監視カメラ1a〜1nや、コンピュータ装置7等がある。選択したメニュー項目やデバイスの決定・キャンセル等は、ボタン部41が押下されて行われる。
選択された監視カメラ1a〜1nは、右スティック44と左スティック45により操作できるようになる。ユーザは、右スティック44を、上下矢印44aの方向に動かすことで、ズーム(映像の拡大・縮小)操作ができる。また、左スティック45を、左右矢印45aの方向に動かすことで、パン(水平方向の首振り)操作ができる。また、左スティック45を、上下矢印45bの方向に動かすことで、チルト(垂直方向の首振り)操作ができる。右スティック44,左スティック45は、アナログ入力可能なアナログ入力部として機能するキーであるため、ユーザがキーを傾けることで、監視カメラ1a〜1nの移動速度を細かく調整することができる。例えば、右スティック44,左スティック45を初期位置から大きく傾けたときは、移動速度を上げて、小さく傾けたときは、移動速度を下げるようにする。
次に、ビデオゲーム装置3に監視カメラ1a〜1nを初めて接続した場合に、表示装置6に表示される設定メニュー50の表示例について、図4を参照して説明する。
設定メニュー50は、選択メニューウィンドウ51と、監視カメラ1a〜1n毎に名称を入力する名称入力ウィンドウ52と、名称入力ウィンドウ52に英数字、カナ等を入力可能なソフトウェアキーボード53と、現在の日付を入力可能な日付入力ウィンドウ54で構成される。
設定メニュー50は、選択メニューウィンドウ51と、監視カメラ1a〜1n毎に名称を入力する名称入力ウィンドウ52と、名称入力ウィンドウ52に英数字、カナ等を入力可能なソフトウェアキーボード53と、現在の日付を入力可能な日付入力ウィンドウ54で構成される。
選択メニューウィンドウ51で選択可能なメニュー項目は、監視カメラ1a〜1nの位置情報を設定可能なデバイス設定メニュー、監視カメラ1a〜1nの稼働日時を設定可能なスケジュール設定メニュー、監視システム10のオプション設定が可能なシステム設定メニュー、各記録部に記録した映像・音声データを検索可能な記録検索メニュー等がある。必要があれば、記録スケジュールや記録部、ネットワーク越しのコンピュータ装置等のデバイスに対する映像・音声データの配信設定等も行うことが可能である。
以上説明した本実施の形態に係る監視システム10では、監視カメラ1a〜1nの動作を制御する管理サーバに相当する監視装置として、ビデオゲーム装置3を用いるようにした。そして、表示装置6に表示される映像に制御画面を重畳し、コントローラ4からの制御指示に基づいて、監視カメラの動作を制御するようにした。コントローラ4は、ビデオゲーム装置3に付属するものであり、複雑な操作を行うことなく監視カメラ1a〜1nを動かすことができる。このため、設置や操作が難しい従来の監視システムと異なり、熟練したユーザでなくても、また特殊な操作を理解しなくても、ゲームをしたことのある人間であれば、直感的に監視システム10の操作を行うことが可能である。また、ハードウェアがビデオゲーム装置であるため、個人ユーザにも手の届く価格で、監視装置も、ネットワーク機能を備えていれば、チャット用のカメラ等を代用することができる。
また、監視装置としてビデオゲーム装置3を用いることによって、監視システム10を安価に構成することができる。このため、監視システムを構築したことのない個人ユーザに対して、「セキュリティ専用に」という垣根を低くできるという効果がある。この結果、企業ユーザのみでなく、個人の家庭等への導入も期待することができる。家の内部から監視を行い、外部へのアクセス手段も提供することで、個人ユーザでも安全に不審者に対して対抗アクションをとることができる。また、専用のハードウェアではないため、ソフトウェアのみのアップデートも行いやすいという効果がある。
また、制御部12は、第1の記録部21に記録される映像データと音声データのデータ量が所定の閾値を超えた場合に、映像データと音声データの記録を第2の記録部5に振替えるようにしている。このため、映像データと音声データの連続性を失うことなく記録することが可能となるという効果がある。
また、ビデオゲーム装置3には、従来の監視システムに必要であった専用のリモートコントローラ等より、機能的には少ないが、扱いが簡単なコントローラ4が備えられている。コントローラ4は、十字キーや、アナログ入力キーを1系統以上備えている。このため、ユーザは、これらのキー入力を通じて、監視カメラ1a〜1nのPTZコントロールなどの操作を、直感的に行うことができるという効果がある。
なお、監視システムは以下のような変形例に適用することができる。監視カメラ制御用ソフトウェアは自動的に監視カメラ1a〜1nから受信したデータをハンドルし、表示装置6に映像やデータを表示する。また、ビデオゲーム装置3上が備える第1の記録部21や、第2の記録部5の状態を管理し、ある閾値を超えるようであれば、ネットワーク越しのコンピュータ装置7への記録を行うように切り替える。ただし、コンピュータ装置7で表示するための、映像データと音声データの配信要求があれば、これらの閾値とは無関係にコンピュータ装置7に配信する。そして、コンピュータ装置7が携帯型のゲーム端末や携帯電話機等の小型デバイスであれば、配信する映像データと音声データに圧縮をかけてデータ量を減らすようにしてもよい。
また、図4では、ゲーム等でよく採用されているメニュー形式の設定例を挙げたが、パーソナルコンピュータ装置系のGUIとしてもよい。ただし、多くのユーザが簡単に操作できることを念頭において、できるだけ簡略化することが望ましい。他の設定や、記録されたデータの検索等においても同様である。また、監視カメラの名称を入力するための例として、ソフトウェアキーボード53を用いるようにしたが、例えばスケジュール設定での日付入力の場合には、パーソナルコンピュータ装置のスピンボタンで決められた数値を上下させるだけにする等、状況に応じてふさわしいものに変更すればよい。
また、ビデオゲーム装置3のゲーム機能を損なわないように、ゲームの実行中にバックグラウンドで監視カメラを制御可能な機能があるとよい。また、例えば、駐車場等に監視カメラ1a〜1nを設置しておき、侵入者を検出すると監視カメラ1a〜1nよりアラームを受け取り、ゲーム機能を中断して画面を切り替える等のアラーム機能も考えられる。また、アラーム機能としては、ビデオゲーム装置3に接続したアラーム装置により音声を放音するようにしてもよい。
また、例えば、音声送信機能を携帯型のビデオゲーム装置に持たせ、ビデオゲーム装置3に監視カメラ1a〜1nからアラームトリガを受信することができるような機能を持たせると、携帯ビデオゲーム装置でアラーム映像を確認し、音声送信機能によって、警告を発するシステム等を組むこともできる。あるいは、ボタンに外部監視システムへのトリガ機能を割り当てておき、侵入者に対して、あらかじめ設定されたアクションを行うこともできる。
監視カメラ1a〜1nの初期設定は、できるだけ簡略化するため、同一セグメント上の監視カメラ1a〜1nを自動的に認識することが望ましい。この場合、監視カメラ1a〜1nに予め名前が振ってあれば、図4に示す設定メニュー50で監視カメラ毎に名称を入力する手間がなくなる。
また、図3のように3系統の十字入力がない場合は、例えばあるボタンを押しながら十字入力でパンを行う等、状況に応じて組み合わせる。ビデオゲーム装置3上で実行される監視カメラ制御用ソフトウェアは、ゲームプログラム、Linux(登録商標)アプリケーション等、ビデオゲーム装置3で実行できる形式であればよい。
また、ビデオゲーム装置3は、JPEG(Joint Photographic Image Experts Group)、MPEG4、H.264等のうち、少なくとも1つの圧縮フォーマットにより圧縮された映像データと音声データを監視カメラ1a〜1nから取得し、デコードして、表示装置6に表示することをリアルタイムでできる性能を有すればよい。
また、コントローラ4は、ビデオゲーム装置3の専用コントローラであることが望ましいが、ビデオゲーム装置3が認識して、キー入力を受け入れるものであれば、ジョイスティック等で代用することもできる。また、ビデオゲーム装置3とコントローラ4との間は、有線接続するだけでなく、赤外線通信や無線通信に置き換えて接続するようにしてもよい。また、最近のビデオゲーム装置では、携帯型のビデオゲーム装置との通信機能を備えているものも多いため、携帯型のビデオゲーム装置をコントローラとして使用することもできる。その場合、携帯型のビデオゲーム装置でデコードが行えるシステムであれば、携帯型のビデオゲーム装置は表示装置6とコントローラ4の機能を兼ねることになる。
また、コンピュータ装置7は、受信したデータを記録するだけでもよいし、コンピュータ装置7でも受信した映像データと音声データをデコードして、表示することも可能である。また、コンピュータ装置7での映像データと音声データの記録は、コンピュータ装置7のアプリケーションが制御してもよいし、ビデオゲーム装置3の監視カメラ制御用ソフトウェア側で制御してもよい。
また、記録部5は、ハードディスクドライブに限らず、フラッシュメモリ等、拡張ストレージとして利用できるものであってもよい。また、ハードディスクドライブであればRAIDを構成することで、より記録量を増やすこともできる。
また、監視システム10は、記録した映像データに基づいて映像を表示し、記録した音声データに基づいて音声を放音するようにしたが、映像データのみを記録して表示するようにしてもよい。この場合、監視カメラは、マイク等の集音機能を備える必要がないため、集音機能を備える監視カメラに比べて、安価に設置することができる。このため、監視システムを構成するための費用を抑えることができるという効果がある。
1a〜1n…監視カメラ、2…ネットワーク、3…ビデオゲーム装置、4…コントローラ、5…第2の記録部、6…表示装置、7…コンピュータ装置、10…監視システム、11…通信インタフェース、12…制御部、13…コントローラインタフェース、14…デコード部、15…出力部、16…映像・音声インタフェース、21…第1の記録部、22…RAM、23…ROM、24a,24b…外部インタフェース、41…ボタン部、42…メニュー選択・中断ボタン、43…方向キー、44…右スティック、45…左スティック、71…第3の記録部、72…通信インタフェース、73…制御部、74…表示部
Claims (5)
- 監視カメラで撮像した監視映像による監視を行う監視装置において、
所定のプログラムを実装することで処理動作を行うように構成されると共に、その処理動作の指示が、装置を構成する筐体に接続されたコントローラからの指示で行われる監視装置であり、
前記処理動作を行うために設定される処理部として、
監視場所の映像による映像データを生成する前記監視カメラから、ネットワークを介して取得した前記映像データを保存する第1の記録部と、
前記第1の記録部から読み出した前記映像データをデコードするデコード部と、
前記デコード部がデコードした前記映像データを、映像を表示する表示装置に出力する出力部と、
前記表示装置に表示される映像に前記監視カメラを制御するための制御画面を重畳し、前記コントローラから受けとる前記監視カメラを制御する制御指示に基づいて、前記監視カメラを制御する制御部と、を備えたことを特徴とする
監視装置。 - 請求項1記載の監視装置において、
前記映像データを保存する第2の記録部を備え、
前記制御部は、前記第1の記録部に記録される前記映像データのデータ量が所定の閾値を超えた場合に、前記映像データの記録を第2の記録部に振替えることを特徴とする
監視装置。 - 請求項2記載の監視装置において、
前記コントローラは、前記表示装置に表示される映像に基づいて、前記制御指示を行うための十字キーと、アナログ入力可能なアナログ入力部とのうち、少なくともいずれか1つを備えたことを特徴とする
監視装置。 - 監視カメラで撮像した監視映像による監視を行う監視方法において、
監視場所の映像による映像データを生成する前記監視カメラから、ネットワークを介して取得した前記映像データを保存し、
保存された前記映像データを読み出してデコードし、
デコードした前記映像データを、映像を表示する表示装置に出力し、
前記表示装置に表示される映像に前記監視カメラを制御するための制御画面を重畳し、前記監視カメラを制御する制御指示に基づいて、前記監視カメラを制御することを特徴とする
監視方法。 - 監視場所の映像による映像データを生成する監視カメラと、
所定のプログラムを実装することで処理動作を行うように構成されると共に、その処理動作の指示が、筐体に接続されたコントローラからの指示で行われる監視装置と、を備えた監視システムであって、
前記監視装置は、
前記監視カメラが前記処理動作を行うために設定される処理部として、
前記監視カメラから、ネットワークを介して取得した前記映像データを保存する第1の記録部と、
前記第1の記録部から読み出した前記映像データをデコードするデコード部と、
前記デコード部がデコードした前記映像データを、映像を表示する表示装置に出力する出力部と、
前記表示装置に表示される映像に前記監視カメラを制御するための制御画面を重畳し、前記コントローラから受けとる前記監視カメラを制御する制御指示に基づいて、前記監視カメラを制御する制御部と、を備えたことを特徴とする
監視システム。
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