JP4582100B2 - Ledパッケージ - Google Patents

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Description

本発明は、発光ダイオード(Light Emitted Diode;以下、LEDという。)チップをパッケージ本体に実装したLEDパッケージに関する。
従来から、LEDチップを所定のパッケージ本体に実装し、これをプリント回路基板等の実装基板に実装するLEDパッケージが提案されている。かかるLEDパッケージは、ハンダによってLEDチップを実装基板に実装する際に、電極間でハンダ量に差があると、ハンダが溶融したときの表面張力の差やハンダが固化するときの収縮応力等に起因して、一方の電極が浮き上がる、いわゆる、マンハッタン現象を生じるという問題がある。これを解決するために、特許文献1に記載された技術が提案されている。
この特許文献1には、一方の面が素子取付面とされて素子用電極が設けられ他方の面が取付面とされて端子用電極が設けられる板状基板を有する発光ダイオードが開示されている。特に、この発光ダイオードは、板状基板に一方の面から他方の面に達するスルーホール電極を設け、このスルーホール電極によって素子用電極と端子用電極との電気的接続を行うことにより、ハンダ量に不均一を生じているときであっても、板状基板に一方の端部を浮き上がらせるような応力を生じることをなくし、導通不良を防止することができるとしている。
また、従来のLEDパッケージとしては、図12に断面図を示すようなものが知られている。このLEDパッケージは、ハンダ21を介して所定の回路パターン22が形成された実装基板20上に実装される。パッケージ本体10は、例えばセラミック焼結体からなる本体部12を有する。本体部12は、中央部分に頭切円錐状の窪みが形成され、底面にLEDチップ11が実装されるように構成されている。この頭切円錐状の窪みの底面は、LEDチップ11を実装するLEDチップ実装部13として用いられる。
特開2000−216440号公報
ところで、LEDパッケージにおいては、実装基板にハンダ実装した場合には、実装基板の線膨張率がLEDパッケージの線膨張率よりも大きい。熱履歴によってLEDパッケージと実装基板上の配線パターンとの接続部分に応力が集中した場合、当該現象を起因として、ヒートサイクル試験等の際にハンダが破壊することがあり、導通不良を起こすという問題があった。この問題は、パッケージ本体がセラミックス材などで形成されていることに起因し、使用時のみならず、はんだ実装時においても問題になることがある。
具体的には、図12に示すようなLEDパッケージでは、LEDチップ11の発熱が本体部12、樹脂製の実装基板20、図示しない放熱板に伝達すると、本体部12、実装基板20、放熱板の間の線膨張率の相違によって、接続部であるハンダ21が破損する可能性がある。
そこで、本発明は、上述したような問題を解決するために案出されたものであり、実装基板との線膨張率の違いに起因して発生する応力を有効に緩和することによってハンダの破壊を防止し、導通不良を防止することができるLEDパッケージを提供することを目的とする。
本発明に係るLEDパッケージは、上述の課題を解決するために、LEDチップが実装されて、当該LEDチップと電気的に接続される実装基板上に実装され、LEDチップの実装面における凹形状の底面に前記LEDチップが実装された立体型基板と、実装基板上にハンダを介して搭載された複数の弾性体とを備える。
このLEDパッケージにおいて、複数の弾性体は、立体型基板の外側面であって双方に対向する複数の外側面から内面側に与える弾性力によって、当該立体型基板の実装基板に対する位置を保持しても良い。
また、このLEDパッケージにおいて、複数の弾性体は、立体型基板の上面から下面に与える弾性力によって、当該立体型基板の実装基板に対する位置を保持しても良い。
更に、このLEDパッケージにおいて、立体型基板は、双方に対向する複数の外側面に凹部が形成され、複数の弾性体は、立体型基板の凹部から内面側に与える弾性力によって、当該立体型基板の実装基板に対する位置を保持しても良い。
更にまた、このLEDパッケージにおいて、立体型基板は、双方に対向する複数の外側面であって、下端に切り欠き型の凹部が形成され、複数の弾性体は、立体型基板に形成された凹部内であって当該立体型基板の外形内側に収容され、立体型基板の凹部から内面側に与える弾性力によって、当該立体型基板の実装基板に対する位置を保持しても良い。
本発明に係るLEDパッケージによれば、LEDチップが実装されて、当該LEDチップと電気的に接続される実装基板上に実装される立体型基板と、実装基板上にハンダを介して搭載された複数の弾性体とを備えるので、当該弾性体によって実装基板との線膨張率の違いに起因して発生する応力を有効に緩和することによって、ハンダの破壊を防止し、導通不良を防止することができる。
このLEDパッケージによれば、立体型基板の外側面であって双方に対向する複数の外側面から内面側に与える弾性力によって、当該立体型基板の実装基板に対する位置を保持するので、立体型基板の側面方向に発生する応力を有効に緩和することによって、ハンダの破壊を防止し、導通不良を防止することができる。
また、このLEDパッケージによれば、立体型基板の上面から下面に与える弾性力によって、当該立体型基板の実装基板に対する位置を保持するので、立体型基板の側面から内側に弾性力を与える場合と比較して、より高い力で立体型基板を実装基板に位置決めできる。
更に、このLEDパッケージによれば、立体型基板の凹部から内面側に与える弾性力によって、当該立体型基板の実装基板に対する位置を保持するので、ハンダのクラックの発生を防止できると共に、立体型基板が実装基板から抜けることを確実に防止できる。
更にまた、このLEDパッケージによれば、立体型基板に形成された凹部内であって当該立体型基板の外形内側に収容され、立体型基板の凹部から内面側に与える弾性力によって、当該立体型基板の実装基板に対する位置を保持するので、立体型基板の凹部に対して弾性体の弾性力を与えるようにして、ハンダのクラックの発生を防止できると共に、凹部内に弾性体を収容しているので、LEDパッケージ自体を小型化できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1及び図2に、LEDチップを実装するパッケージ本体10の外観構成を示す斜視図を示し、図3に、LEDチップ11をパッケージ本体10に実装したLEDパッケージを実装基板20上に実装した様子を示す断面図を示す。
パッケージ本体10は、例えばセラミック焼結体からなる本体部12を有する。セラミックス材としては、アルミナ、窒化アルミ、窒化珪素などがある。セラミック焼結体の製造方法としては、射出成形、圧縮成形(プレス成形)、鋳込み成形等があるが、パッケージ本体10を製造するにあたっては、いずれの方法を用いてもよい。本体部12は、中央部分に頭切円錐状の窪みが形成され、底面にLEDチップ11が実装されるように構成されている。
この頭切円錐状の窪みの底面は、LEDチップ11を実装するLEDチップ実装部13として用いられる。したがって、パッケージ本体10は、このLEDチップ実装部13から本体部12の側面にかけて所定の回路パターン(配線)14が設けられた立体型基板(Molded Interconnect Device;MID)として機能することになる。また、頭切円錐状の窪みの円錐面は、LEDチップ11から放射された光を反射する反射板15として機能する。LEDパッケージは、反射板15をこのような円錐面とすることにより、高い信頼性及び光取り出し効率を実現することができる。なお、パッケージ本体10においては、例えば図2に示すように、反射板15の部分に高反射率の金属膜16を形成するようにしてもよい。これにより、LEDパッケージにおいては、より高い信頼性及び光取り出し効率を実現することができる。
このようなLEDパッケージにおいては、薄膜輪郭除去法により、LEDチップ実装部13と反射板15とを一体化したような立体回路基板を容易に形成することができる。この薄膜輪郭除去法は、以下のようなプロセスからなる。
まず、薄膜輪郭除去法においては、加熱処理プロセスを実行し、焼結体を温度1000℃、保持時間1時間の条件で加熱処理し、表面を清浄化する。
続いて、薄膜輪郭除去法は、導電性薄膜形成プロセスを実行する。このプロセスは、真空蒸着装置やDCマグネトロンスパッタリング装置等を使用した物理的蒸着法や無電解めっき等の湿式法等により、導電性薄膜を基板材料表面に形成するものである。具体的には、基板材料をプラズマ処理装置のチャンバ内にセットし、チャンバ内を10−4Pa程度に減圧した後、温度100〜200℃で3分間程度、試験体を予備加熱する。その後、チャンバ内に窒素やアルゴンなどのガスを流通させるとともに、チャンバ内のガス圧を10Pa程度に制御する。そして、電極間に100〜1000Wの高周波電圧(RF:13.56MHz)を10〜300秒間印加することにより、プラズマ処理を行う。続いて、チャンバ内の圧力を10−4Pa以下に制御し、この状態でチャンバ内にアルゴンガスをガス圧が0.6Pa程度になるように導入した後、さらに300〜600Vの直流電圧を印加することにより、金属ターゲットをボンバートし、試験体表面に膜厚が100〜1000nm程度の導電性薄膜を形成する。なお、導電性材料としては、銅、ニッケル、クロム、チタン等が用いられる。
続いて、薄膜輪郭除去法においては、回路パターン形成プロセスを実行し、例えば図4中(a)に示すように、大気中でYAGレーザーの第3高調波(THG−YAGレーザー)を使用して回路パターンの輪郭に沿ってレーザーを走査し、アルミナ基板33上に形成された導電性薄膜32のうち、回路パターン31の輪郭部の薄膜のみを除去した薄膜除去部30を形成する。
続いて、薄膜輪郭除去法においては、めっきプロセスを実行し、例えば図4中(b)に示すように、焼結体表面の電気回路部のみに電解めっきによって銅めっき34を施して厚膜化し、厚さが5〜15μmの銅膜を形成する。その後、例えば図4中(c)に示すように、全面をエッチングすることによって、非電気回路部に残存している導電性薄膜32をエッチングによって完全に除去する。このとき、銅めっき34は、導電性薄膜32よりも厚く形成されているために、残存する。そして、例えば図4中(d)に示すように、電気回路部に電気めっきによってニッケルめっきや金めっき35を施す。
LEDパッケージは、このような薄膜輪郭除去法によって容易に形成することができる。なお、図2に示したLEDパッケージを薄膜輪郭除去法によって製造する場合には、上述した銅めっき、エッチング、ニッケルめっきまでのプロセスについては同様に行った上で、電気回路部のみに給電して金めっきを施すとともに、反射板15のみに給電して例えば銀めっきを施せばよい。
このようにして形成されるLEDパッケージは、図3に示したように、ハンダ21及び複数の弾性体17を介して所定の回路パターン22が形成された実装基板20上に実装される。この弾性体17は、本体部12に対する接触部にバネ部17aが形成されている。弾性体17は、本体部12の外側面であって双方に対向する複数の外側面から内面側に与える弾性力を発生させる。これにより、複数の弾性体17は、凹部12aに嵌め込まれることによって本体部12を挟み込み、本体部12の実装基板20に対する位置を保持する。また、この弾性体17は、パッケージ本体10と実装基板20との界面に発生する応力を緩和する。すなわち、弾性体17は、本体部12と実装基板20との間に線膨張率の相違がある場合であっても、実装基板20に対して本体部12がずれることを緩和する。
LEDパッケージにおいては、弾性体17を設けることにより、LEDチップ11の発熱によって当該LEDパッケージと実装基板20とが熱膨張した場合に、両者の線膨張率の違いから界面に応力が発生したとしても、弾性体17によって変形を吸収して応力集中を緩和する。これにより、ハンダ21の部分が破壊してしまうような不良発生を低減することができる。
また、このLEDパッケージは、図12に示したような構造によるハンダ21のクラック防止の他に、実装基板20から本体部12が抜けにくくなる、実装基板20に対して着脱可能であるなどの効果も発揮できる。
このような弾性体17が設けられたLEDパッケージは、以下のようにして形成することができる。すなわち、LEDパッケージを製造するにあたっては、例えば図5中(a)に示すように、焼結体(本体部12)を形成する。続いて、LEDパッケージを製造するにあたっては、例えば図5中(b)に示すように、上述した薄膜輪郭除去法によって焼結体の表面に回路パターン14を形成し、図5中(c)に示すように、LEDチップ実装部13にLEDチップ11を実装する。その後に、図5(d)に示すように、本体部12のうちの対向する部分、すなわち、図1において対向する回路パターン14にそれぞれ接触するように2個の弾性体17を実装基板20上にハンダ実装する。このようにして形成されたLEDパッケージは、図5中(e)に示すように、弾性体17間に位置するように、実装基板20上に位置決めされて実装される。
このように製造されるLEDパッケージにおいて、本体部12を所定位置に精度良く位置決めするためには、図6(a)に示すように、弾性体17をハンダ21によって固定させるための回路パターン22’の形状を、パッド形状のパッド部とする。すなわち、回路パターン22’の形状を弾性体17の底面の形状と略同一にする。これにより、回路パターン22’のパッド部にハンダ21を付着させ、図6(b)のように弾性体17の底面を回路パターン22’のパッド部に配置すると、ハンダ21のセルフアライメントによって位置あわせをできる。具体的には、弾性体17の配置位置がずれていても、弾性体17の底面を、ハンダ21が付着している位置に固定させることができる。これにより、本体部12は、弾性体17によって位置決めされる。
また、本体部12を所定位置に精度良く位置決めするためには、図7に示すように、弾性体17及び実装部17cを備えた成形体17bを実装基板20上に実装しても良い。成形体17bは、フレーム枠形状となっており、フレーム枠内部に本体部12が収容される寸法となっている。この成形体17bは、実装部17cが回路パターン22上に配置され、当該実装部17cと回路パターン22とがハンダ21によって接着される。このようなフレーム枠形状の成形体17bが回路パターン22にハンダ21で接着された場合、本体部12は、フレーム枠内部に配置され、且つ弾性体17の弾性力によって位置決めされる。
更に、フレーム枠形状の成形体17bの下面に突起(図示省略)を設けると共に、実装基板20にその突起と嵌合する凹部を設け、突起とその凹部を嵌合させて位置決めするように構成しても良い。
つぎに、本発明を適用した他のLEDパッケージについて説明する。
図8に示すLEDパッケージにおける本体部12は、上部に凹部12aが形成されている。複数の弾性体17は、凸形状のバネ部17aを凹部12aに嵌め込むように実装基板20及び回路パターン22上にハンダ21によって取り付けられる。このようなLEDパッケージは、実装基板20上にハンダ21を介して搭載された複数の弾性体17のバネ部17aによって、本体部12の上面から下面に弾性力を与える。この弾性力は、バネ部17aから凹部12aに向かって略垂直に与えられる。これによって、弾性体17は、当該本体部12の実装基板20に対する位置を保持する。
このような弾性体17を備えたLEDパッケージによれば、上述した本体部12の側面から内側に弾性力を与える場合と比較して、より高い力で本体部12を実装基板20に位置決めできる。特に、本体部12が実装基板20から離れて落下することを防止できる。また、このLEDパッケージによれば、本体部12と実装基板20との間の線膨張率の相違によって平面方向に応力が発生する場合であっても、当該応力発生方向に本体部12を押さえつけることがないので、よりハンダ21のクラックの発生を防止できる。
図9に示すLEDパッケージは、本体部12の対向する位置であって、本体部12の複数の外側面に凹部12aを形成している。複数の弾性体17は、バネ部17aによって、本体部12の凹部12aから内面側に弾性力を与える。これによって、当該本体部12の実装基板20に対する位置を保持する。なお、凹部12aは、弾性体17のバネ部17aが当接する部分のみに形成されていても良い。
このような弾性体17を備えたLEDパッケージによれば、本体部12の凹部12aに対して弾性体17のバネ部17aが弾性力を与えるようにしているので、上述のLEDパッケージと同様にハンダ21のクラックの発生を防止できる。また、このLEDパッケージによれば、本体部12が実装基板20から抜けることを確実に防止できる。
図10に示すLEDパッケージは、本体部12を、双方に対向する複数の外側面であって、下端に切り欠き型の凹部12aが形成されている。複数の弾性体17は、本体部12に形成された凹部12a内であって当該本体部12の外形内側に収容されて配置される。弾性体17は、本体部12の凹部12aから内面側に与える弾性力によって、当該本体部12の実装基板20に対する位置を保持する。また、本体部12の下端に凹部12aを設ける他の例としては、図11に示すように、弾性体17のバネ部を当該凹部12aに収容するLEDパッケージであっても良い。
このような弾性体17を備えたLEDパッケージによれば、本体部12の凹部12aに対して弾性体17のバネ部17aが弾性力を与えるようにしているので、上述のLEDパッケージと同様にハンダ21のクラックの発生を防止できる。また、LEDパッケージによれば、凹部12a内に弾性体17を収容しているので、LEDパッケージ自体を小型化できる。
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
本発明の実施形態として示すLEDパッケージにおけるパッケージ本体の外観構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態として示すLEDパッケージにおけるパッケージ本体の外観構成を示す斜視図であり、高反射率の金属膜を形成したパッケージ本体の構成を示す図である。 本発明の実施形態として示すLEDパッケージの断面図である。 LEDパッケージを製造するための薄膜輪郭除去法の各プロセスについて説明するための図である。 本発明の実施形態として示すLEDパッケージを製造する様子を説明するための図である。 本発明の実施形態として示すLEDパッケージにおける弾性体を示す斜視図である。 本発明の実施形態として示すLEDパッケージにおける他の弾性体を示す斜視図である。 本発明の他の実施形態として示すLEDパッケージの断面図である。 本発明の他の実施形態として示すLEDパッケージの断面図である。 本発明の他の実施形態として示すLEDパッケージの断面図である。 本発明の他の実施形態として示すLEDパッケージの断面図である。 従来のLEDパッケージを示す断面図である。
符号の説明
1 保持時間
10 パッケージ本体
11 LEDチップ
12 本体部
12a 凹部
13 LEDチップ実装部
14 回路パターン
15 反射板
16 金属膜
17 弾性体
17a バネ部
20 実装基板
21 ハンダ
22 回路パターン
30 薄膜除去部
31 回路パターン
32 導電性薄膜
33 アルミナ基板

Claims (6)

  1. LEDチップが実装されて、当該LEDチップと電気的に接続される実装基板上に実装され、前記LEDチップの実装面における凹形状の底面に前記LEDチップが実装された立体型基板と、
    前記実装基板上にハンダを介して搭載された複数の弾性体とを備え、
    前記複数の弾性体は、前記立体型基板の外側面であって双方に対向する複数の外側面から内面側に与える弾性力によって、当該立体型基板の前記実装基板に対する位置を保持することを特徴とするLEDパッケージ。
  2. LEDチップが実装されて、当該LEDチップと電気的に接続される実装基板上に実装され、前記LEDチップの実装面における凹形状の底面に前記LEDチップが実装された立体型基板と、
    前記実装基板上にハンダを介して搭載された複数の弾性体とを備え、
    前記複数の弾性体は、前記立体型基板の上面から下面に与える弾性力によって、当該立体型基板の前記実装基板に対する位置を保持することを特徴とするLEDパッケージ。
  3. LEDチップが実装されて、当該LEDチップと電気的に接続される実装基板上に実装され、前記LEDチップの実装面における凹形状の底面に前記LEDチップが実装された立体型基板と、
    前記実装基板上にハンダを介して搭載された複数の弾性体とを備え、
    前記立体型基板は、双方に対向する複数の外側面に凹部が形成され、
    前記複数の弾性体は、前記立体型基板の凹部から内面側に与える弾性力によって、当該立体型基板の前記実装基板に対する位置を保持することを特徴とするLEDパッケージ。
  4. LEDチップが実装されて、当該LEDチップと電気的に接続される実装基板上に実装され、前記LEDチップの実装面における凹形状の底面に前記LEDチップが実装された立体型基板と、
    前記実装基板上にハンダを介して搭載された複数の弾性体とを備え、
    前記立体型基板は、双方に対向する複数の外側面であって、下端に切り欠き型の凹部が形成され、
    前記複数の弾性体は、前記立体型基板に形成された凹部内であって当該立体型基板の外形内側に収容され、前記立体型基板の凹部から内面側に与える弾性力によって、当該立体型基板の前記実装基板に対する位置を保持することを特徴とするLEDパッケージ。
  5. 前記実装基板には、前記弾性体がハンダ付けされる回路パターンの一部であるパッド部が形成され、前記弾性体は、前記ハンダが付着したパッド部上に配置されてハンダによって固定されることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載のLEDパッケージ。
  6. 前記弾性体はフレーム枠状に成形された成形体に備えられ、
    当該成形体は前記実装基板上にハンダで実装され、
    前記立体型基板は、前記成形体のフレーム枠内部に配置され且つ前記弾性体の弾性力によって位置決めされること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載のLEDパッケージ。
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