JP4581177B2 - 電源装置 - Google Patents

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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、厚み方向に重ねられた複数個の電池セルを備えた電源装置に関し、特に、各電池セルの温度のばらつきを抑制する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電気自動車、ハイブリッド車などに用いられる比較的大容量の電源装置の一種に、複数個の平板状の電池セルが厚み方向に配列させられ且つその電池セル間に一方向に貫通する隙間が設けられた電池モジュールをケース内に収容し、該電池セル間の隙間に空気を一方向に流すようにした電源装置がある。たとえば、特開平7−320794号公報に記載された電動車用バッテリがそれである。これによれば、各電池セルを厚み方向に重ねた状態でケースに固定されることによりその各電池セルの下端面とケースとの間に比較的気密な空気流入路が形成され、その空気流入路から上記電池セル間の上下方向の隙間を通して電池セルの上側に設けられた空気流出路へ冷却空気を上下方向に強制的に流通させるので、各電池セルの温度の相互間のばらつきが抑制され、各電池モジュール或いはその電池モジュール内に設けられた電池セルの充放電量或いは充放電性能のばらつきが小さくされる利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の電源装置では、各電池セルを厚み方向に重ねた状態でケースに固定されることによりその各電池セルの下端面とケースとの間に形成された比較的気密な空気流入路は、ケース外部との間の気密性がそれ程高くなく、積極的に車外から導入した空気流入路の空気の温度たとえば30℃程度の温度の空気に対して比較的温度の高い電源装置外部環境の空気たとえば50℃程度の温度の空気が漏入することが避けられない場合があった。このような場合には、上記気体流入路の下流側へ向かうに従って空気温度が高く温度傾斜が発生するので、各電池セルの温度も上記気体流入路の下流側へ向かうに従って高くなることに起因して、電池モジュールを構成する各電池セルの充放電量或いは充放電性能のばらつきが発生するというおそれがあった。
【0004】
本発明は以上の事情を背景として為されたもので、その目的とするところは、各電池セルの下端面とケースとの間に形成された比較的気密な気体流入路内の空気の流れ方向の温度傾斜を抑制することができる電源装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、複数個の平板状の電池セルが厚み方向に配列させられ且つその電池セル間に隙間が設けられた電池モジュールをアッパーケースとロアーケースとから成るケース内に収容し、その電池セル間の隙間に空気を流すようにした電源装置であって、(a) 前記ケースの内壁面に設けられ、前記電池セルの幅方向寸法よりも小さな間隔を有し且つ互いに平行な状態でその電池セルの厚み方向に延びる1対の支持面と、(b) 前記電池セルの前記ロアーケース側の端面の両端部に位置する着座面がその1対の支持面に着座させられることにより、その電池セルの前記ロアーケース側の端面とそのロアーケースとの空間に形成された気体流入路と、(c) 前記電池セルの着座面およびこの着座面が着座させられた前記支持面の一方であって前記電池セルの厚み方向において前記隙間の開口する位置の間に、その着座面および支持面の一方から突き出して他方に密着する凸部とを、含むことにある。
【0010】
発明の効果】
このようにすれば、前記電池セルの前記ロアーケース側の端面の両端部に位置する着座面がその1対の支持面に着座させられることによりその電池セルの前記ロアーケース側の端面とそのロアーケースとの空間に気体流入路が形成されている状態において、電池セルの着座面および支持面の一方から突き出して他方に密着する凸部がその電池セルの厚み方向において前記隙間が開口する位置の間に設けられていることから、それら電池セルの着座面とその着座面が着座させられた前記支持面との間から気体流入路内へ漏入しようとする比較的温度の高い外部気体は上記凸部により上記隙間内に流入するように導かれてその隙間内に専ら流入させられ、気体流入路内へ流入することが阻止されるので、気体流入路の下流側へ向かうに従って温度が高くなる温度傾斜が防止される。これにより、各電池セルの温度も上記気体流入路の下流側へ向かうに従って高くなることに起因して、電池モジュールを構成する各電池セルの充放電量或いは充放電性能のばらつきが発生することが好適に防止される。
【0011】
【発明の好適な実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0012】
図1は、本発明が適用された電池パックすなわち電源装置10の構造を説明する縦断面図であり、図2はその組み立て構造を説明する斜視図である。電源装置10は、たとえば電気自動車、ハイブリッド車両などの車両に搭載される比較的容量の大きな蓄電装置であり、その長手方向が車両の幅方向となるようにたとえば後部座席の下に設けられた空間内に配置される。電源装置10が配置される空間は、その環境温度がたとえば40〜50℃程度の比較的高い温度となっている場合が多い。
【0013】
上記電源装置10は、複数個の平板状の角型の電池セル12がその厚み方向に配列させられ且つその電池セル12間に一方向に貫通する隙間Sが設けられた組電池すなわち電池モジュール14と、その電池モジュール14を収容するためのロアーケース16およびアッパケース18から成る組電池ケースすなわち電池モジュールケース20と、上記電池モジュール14とロアーケース16との間に形成された気体流入路22に接続されてその気体流入路22内に車両の外部から空気を導びくための気体導入ダクト24と、上記電池モジュール14とアッパケース18との間に形成された気体排出路26に接続されてその気体排出路26内の空気を排出させるための気体排出ダクト28とを備えている。
【0014】
上記ロアーケース16は、一枚の金属板材からプレス加工されたものであって、水平な底壁16aと、その底壁16aの両側部からその底壁16aに対して略直角に立ち上がる1対の側壁16bと、その1対の側壁16bの上端部から外側へ向かう底壁16aと平行な1対の支持壁16cと、取付穴16dを備えてその1対の支持壁16cから外側へ向かう程底壁16a側へ向かうように傾斜した取付壁16eとから構成されている。また、上記アッパケース18は、一枚の金属板材からプレス加工されたものであって、水平な底壁18aと、その底壁18aの両側部から断面L字型の階段状壁18bを介してその底壁18aに対して略直角に立ち下がる1対の側壁18cと、取付穴18dを備えてその1対の側壁18cの下端部から外側へ向かう程底壁18aから離れる側へ向かうように傾斜した取付壁18eとから構成されている。電池モジュールケース20の下部および上部を構成するロアーケース16およびアッパケース18は、電池モジュール14の長手方向に平行な折れ線を境にして一枚の金属板材からプレス加工によって曲成されたものであり、幅方向の両端部に位置する取付壁16eおよび18eが取付壁16eおよび18eを通した固定ねじ48によって相互に一体的に固定されるようになっている。
【0015】
上記電源装置10では、各電池セル12の温度上昇を抑制するために、上記気体排出ダクト28に設けられた排気ファン30が作動させられると、たとえば図1の破線の矢印に示すように、車外の空気が気体導入ダクト24、気体流入路22、各電池セル12の間の隙間S、気体排出路26、気体排出ダクト28を経て車外に導かれるようになっており、車両の外部から導いた空気が各電池セル12の間の隙間Sを通して流され、各電池セル12が冷却されるようになっている。このとき、排気ファン30の吸引力によって気体流入路22および気体排出路26内が負圧とされる。
【0016】
上記電池セル12は、たとえばニッケル水素電池などの二次電池を構成するための電解質および電極をそれぞれ収容した複数個たとえば6個の電槽31を内部に備えた樹脂製の偏平な箱体であって、直列に接続される図示しない正端子および負端子を側面の上部に備えるとともに、過剰水素を排出するための図示しない排出口をその上面に備え、その長手方向(幅方向)すなわち図3の左右方向が車両の前後方向となるように配置されている。また、上記電池セル12は、その側面の下部から幅方向(長手方向)に突き出す脚部32を備えている。上記複数個の電池セル12は、その厚み方向において相互に重ね合わせられて配列された状態で、電池セル12の上下にそれぞれ設けられた2対の拘束ロッド(連結部材)34によって互いに接近する方向に締め着けられる1対の拘束板(エンドプレート)36により互いに密着するように押圧されている。拘束板36には、上記拘束ロッド34に固定されるために上下方向へそれぞれ突き出す2対のブラケット38が設けられている。
【0017】
また、上記電池セル12の重ね合わせ面すなわち相互の対向面には、図3に示すように、その対向面の長辺方向の両端部において短辺方向すなわち上下方向に連なるように設けられた1対の凸条40と、その長辺方向の中間部において対向面の上下方向に連なる複数本(本実施例では5本)の凸条42と、それらの凸条40、42の間において一定の配置密度となるように所定間隔で上記対向面から突設された複数の小突起44とが設けられている。上記凸条40、42は、複数の電槽を電池セル12内に形成する隔壁の位置に対応する場所に形成されたものであって、隣接する電池セル12の凸条40、42に当接することにより拘束ロッド34によって発生する圧縮力を受けて電池セル12の変形を防止するためのものである。また、上記凸条40、42と小突起44とは、電池セル12の間に僅かな隙間Sを形成するためのものであってたとえば1.0mm程度の突き出し量となるように形成されているので、電池セル12の間には上下方向に貫通する幅寸法が2.0mm程度のスリット状の隙間Sが形成され、電池セル12と拘束板36との間には上下方向に貫通する幅寸法が1.0mm程度のスリット状の隙間Sが形成されているとともに、所定の電池セル12の凸条40、42および小突起44とそれに隣接する電池セル12の凸条40、42および小突起44とは相互に密着させられている。
【0018】
前記ロアーケース16の支持壁16cの上面は、電池セル12の両端部を支持するためのものであり、支持面50として機能している。すなわち、上記ロアーケース16の内壁面には、電池セル12の幅方向寸法に対応して、その幅寸法よりも小さな間隔を有し、且つ互いに平行な状態で電池セル12の厚み方向すなわち電池モジュール14の長手方向に延びる1対の支持面50が形成されている。
【0019】
図4に詳しく示すように、各電池セル12間の隙間Sが開口する側の端面すなわち下端面52の長手方向の両端部に位置する1対の着座面54が上記の1対の支持面50上に着座させられた状態で各電池セル12がロアーケース16に固定されることにより、前記気体流入路22が各電池セル12の下端面52とロアーケース16の1対の支持面50の間の部分との間に形成されている。各電池セル12は、たとえばインサート成形によりその着座面54に埋設された有底円筒状のナット56に固定ねじ58がロアーケース16の穴59を通して螺合されることによりそのロアーケース16に固定されている。
【0020】
アッパケース18の内壁面であって前記電池セル12の上端面62の長手方向の両端部に対応する位置には、その電池セル12の上端面62の長手方向の両端部に当接するように電池モジュール14の長手方向に延びる1対の長手状のシール部材60がたとえば接着剤により固定されており、前記気体排出路26がアッパケース18の上記1対のシール部材60の間の部分と電池セル12の上端面62との間に形成されている。このシール部材60は、たとえば合成樹脂製スポンジ、軟質ゴムなどの弾性変形可能な材質により構成される。
【0021】
そして、両面テープ、シート状スポンジなどの封止装置として機能するシート状シール部材64を介して電池セル12の着座面54がロアーケース16の支持面50に固定されることにより、電池セル12の着座面54とこの着座面54が着座させられた支持面50との間が気密に封止されている。この封止は、電池セル12の着座面54とこの着座面54が着座させられた支持面50との間が前記固定ねじ58によって単に押圧されるだけでは閉じられない僅かな隙間を閉じるためのものである。
【0022】
以上のように構成された電源装置10では、電池セル12の間の隙間Sが開口する側の下端面52の両端部に位置する1対の着座面54が1対の支持面50に着座させられることによりその電池セル12の下端面52とロアーケース16の1対の支持面50の間の部分との間に気体流入路22が形成されている状態において、電池セル12の着座面54とその着座面54が着座させられた支持面50との間が封止装置として機能するシート状シール部材64により気密に封止されていることから、それら電池セル12の着座面54と支持面50との間から気体流入路22内へ漏入しようとする比較的温度の高い外部気体が阻止されるので、気体流入路22の下流側へ向かうに従って温度が高くなる温度傾斜が防止される。これにより、各電池セル12の温度も上記気体流入路22の下流側へ向かうに従って高くなることに起因して電池モジュール14を構成する各電池セル12の充放電量或いは充放電性能のばらつきが発生することが、好適に防止されるようになっている。
【0023】
因みに、上記シート状シール部材64が設けられていない従来の電源装置では、上記電池セル12の着座面54とその着座面54が着座させられた支持面50との間が固定ねじ58によって単に押圧されるだけでは閉じられない僅かな隙間が存在し、たとえば図5の模式図に示すようにその隙間を通して比較的温度の高い外部空気が電源装置10の外部よりも圧力が低い気体流入路22内に漏入することから、たとえば図6に示すように気体流入路22内の温度が下流側位置ほど上流側に比較して上昇する温度傾斜が発生するので、その気体流入路22内の空気が前記隙間Sを通されることにより冷却される各電池セル12の温度も上記気体流入路22の下流側へ向かうに従って高くなることに起因して、各電池セル12の充放電量或いは充放電性能のばらつきが発生するというおそれがあったのである。
【0024】
次に、本発明の他の実施例を説明する。なお、以下の説明において前述の実施例と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
【0025】
図7および図8は、電池セル12の着座面54とその着座面54が着座させられた支持面50との間の隙間から漏入する外部気体を隙間S内に吸引して気体流入路22内へ流入しないようにした例をそれぞれ示している。すなわち、電池セル12の下端面52において各電池セル12間の隙間Sの開口の一部即ち開口の端部が支持面50に対向させられている。図7の実施例では、凸条40のうちの電池セル12の下端面52側であって凸条42側の一部が削除されることにより、上記隙間Sの開口が脚部32側へ所定寸法延長され、隙間Sの開口と支持面50とが重複する領域Aが設けられている。このため、電池セル12の着座面54とその着座面54が着座させられた支持面50との間から気体流入路22内へ漏入しようとする比較的温度の高い外部気体は専ら上記隙間S内に流入させられて気体流入路22内へ向かうことが阻止されるので、気体流入路22の下流側へ向かうに従って温度が高くなる温度傾斜が防止される。したがって、各電池セル12の温度も上記気体流入路22の下流側へ向かうに従って高くなることに起因して、電池モジュール14を構成する各電池セル12の充放電量或いは充放電性能のばらつきが発生することが好適に防止される。また、本実施例によれば、電池セル12の着座面54とその着座面54が着座させられた支持面50との間に設けるシール部材を不要としたり、或いはシール構造を簡単とすることができ、装置が安価となる利点がある。
【0026】
図8の実施例では、1対の支持面50が相互に接近する側へその幅寸法が拡大されることにより、上記隙間Sの開口と支持面50とが重複する領域Aが設けられている。このため、上記と同様に、電池セル12の着座面54とその着座面54が着座させられた支持面50との間から気体流入路22内へ漏入しようとする比較的温度の高い外部気体は専ら上記隙間S内に流入させられて気体流入路22内へ向かうことが阻止されるので、気体流入路22の下流側へ向かうに従って温度が高くなる温度傾斜が防止される。また、本実施例においても、電池セル12の着座面54とその着座面54が着座させられた支持面50との間に設けるシール部材を不要としたり、或いはシール構造を簡単とすることができ、装置が安価となる利点がある。
【0027】
図9は、封止装置として断面L字型のシール部材68が用いられた例を示している。このシール部材68は、たとえば合成ゴムなどの比較的軟質の弾性部材から構成されており、接着剤或いは両面接着テープなどの接着層70を介して支持面に固定される固定部72と、その固定部72に対して略直角を成し且つ先端に向かうほど厚みが減少するリップ部74とを有し、そのリップ部74が電池セル12の側面の下部すなわち脚部32の側面であって支持面50に隣接した部分に比較的小さな荷重で接触させられる。このシール部材68は、電池モジュール14の全長と同様の長さを備えた長手状部材であって、1対の拘束板36の間において電池セル12の側面下部に接触させられている。本実施例によれば、電池セル12の着座面54とその着座面54が着座させられた支持面50との間から気体流入路22内へ漏入しようとする比較的温度の高い外部気体が上記シール部材68によって阻止されるので、図4の実施例と同様の効果が得られる。
【0028】
図10は、封止装置としてラビリンスシールが用いられた例を示している。本実施例のラビリンスシールは、支持面50から突設されたシール突部78と、そのシール突部78に対応する位置の着座面54に設けられてシール突部78が嵌め入れられるシール凹部80とから構成されている。本実施例によれば、電池セル12の着座面54とその着座面54が着座させられた支持面50との間から気体流入路22内へ漏入しようとする比較的温度の高い外部気体は、上記シール突部78とそれが嵌め入れられたシール凹部80とによって阻止されるので、図4の実施例と同様の効果が得られる。なお、上記シール突部78は着座面54に設けられ、上記シール凹部80は支持面50に設けられてもよい。
【0029】
図11は、電池セル12の着座面54とその着座面54が着座させられた支持面50との間の微小な隙間を通して気体流入路22内へ漏入しようとする外部気体のうち、電池セル12の厚み方向すなわち電池モジュール14の長手方向において各隙間Sの中間に位置する部分の外部気体の漏入を妨げるための凸部が、設けられた例を示している。この凸部は着座面54および支持面50のいずれに設けられてもよいが、図11では着座面54に設けられている。すなわち、図11において、電池セル12の着座面54に埋設されてその電池セル12をロアーケース16に固定するための固定ねじ58と螺合させられる有底円筒状のナット86は、その開口縁にフランジ部88を備えており、そのフランジ部88が着座面54から所定寸法たとえば0.2mm程度僅かに突き出した状態で電池セル12に埋設されている。本実施例では、上記ナット86のフランジ部88が上記の凸部として機能している。
【0030】
上記図11の実施例によれば、固定ねじ58の締着力によってナット86のフランジ部88全体が支持面50に密着させられる一方で、それ以外の部分において着座面54と支持面50との間に僅かな隙間が積極的に設けられることから、気体流入路22内へ漏入しようとする外部気体は、たとえば図12の矢印に示すように上記フランジ部88を避けて流入し、直ちに隙間Sに殆ど吸い込まれることにより気体流入路22内へ流入することが阻止されるので、気体流入路22の下流側へ向かうに従って温度が高くなる温度傾斜が防止される。これにより、各電池セル12の温度も上記気体流入路22の下流側へ向かうに従って高くなることに起因して、電池モジュール14を構成する各電池セル12の充放電量或いは充放電性能のばらつきが発生することが好適に防止される。また、本実施例によれば、ナット86のフランジ部88が凸部として機能しているので、外部気体流入対策のためだけに凸部を設ける必要がない利点がある。
【0031】
図13は電源装置10に対する気体導入ダクト24の接続構造例を説明するための一部を切り欠いて示す図であり、図14は気体導入ダクト24が接続される接続口を示す斜視図である。電源装置10の長手方向においてロアーケース16の端部の底壁16aには、拘束ロッド34を貫通させることにより電源装置10を固定するための2対の固定ブラケット90が固設されており、下側の1対の拘束ロッド34を上記2対の固定ブラケット90および1対の拘束板36のブラケット38を通した状態で締めつけることにより、電源装置10がロアーケース16に固定されるようになっている。また、本実施例では、上記ロアーケース16の底壁16aの端部は、電源装置10が固定される自動車ボデー94の形状に応じた傾斜部92が設けられている。この傾斜部92には、支持面50上に固定された拘束板36のブラケット38に差し通す拘束ロッド34が干渉しないための切欠96が形成されている。これにより、電源装置10が可及的に低い位置で固定される利点がある。図14において破線で示す領域は、気体導入ダクト24の端部が接着される部分であって、接着剤が塗布されたり或いはスポンジ状シール部材が接着される。
【0032】
図15以下は、組立作業性を高めるなどのために、電池セル12をロアーケース16の支持壁16cに個々に固定しなくてもよい構成例を示している。図15の実施例では、電池セル固定用の固定ブラケット100が支持面50上にたとえばスポット溶接などによって固定されている。この固定ブラケット100は、金属板材からプレス加工された長手状部材であって、支持面50に対して垂直な垂直部102と、その垂直部102の先端から電池セル12の脚部32の傾斜した上面104と略平行となるように傾斜した状態で突き出す傾斜部106と、この傾斜部106に固定されたナット108と、このナット108に螺合された押えボルト110とを備えている。金属板材からプレス加工された長手状部材であって剛性を高めるための断面U字状或いはコの字状とされたリテーナ112、およびそのリテーナ112と同様の長手寸法を有するたとえば合成ゴム製の弾性シート114が、上記押えボルト110と脚部32の上面104との間に介在させられている。上記固定ブラケット100は、電池モジュール14の両側においてたとえば3乃至4個それぞれ設けられている。上記押えボルト110が締め込まれることにより、各電池セル12の脚部32の上面104がリテーナ112によって押圧されて各電池セル12がロアーケース16に固定される。本実施例によれば、各電池セル12を固定するために個々の固定ねじ58を締め着ける必要がないので、組立作業が容易となる。
【0033】
図16の実施例では、電池セル固定用の固定ブラケット120が支持面50上にたとえばスポット溶接などによって固定されている。固定ブラケット120は、図17にも示すように金属板材からプレス加工された長手状部材であって、支持面50に対して垂直な垂直部122と、その垂直部122の先端から電池セル12の脚部32の傾斜した上面104よりも緩い傾斜で突き出す傾斜部124と、この垂直部122に固定され且つ上記傾斜部124に対して直角な面に固定されたナット126を有して上記垂直部122に固定された固定アーム128と、このナット126に螺合された押えボルト130とを備えている。リテーナ132は、図17にも示すように金属板材からプレス加工された長手状部材であって、上記傾斜部124に嵌め入れられる凹部134と上面104に弾性的に係合させられるために回曲させられ且つスリットにより電池セル12毎に分割された押圧部136と上記押えボルト130により押される断面U字状の高剛性部138とを備え、上記押えボルト130と脚部32の上面104との間に介在させられている。この押えボルト130が締め込まれることにより、各電池セル12の脚部32の上面104がリテーナ132の押圧部136によって押圧されて各電池セル12がロアーケース16に固定される。本実施例においても、各電池セル12を固定するために個々の固定ねじ58を締め着ける必要がないので、組立作業が容易となる。
【0034】
図18の実施例では、電池セル固定用の固定ブラケット140が支持面50上にたとえばスポット溶接などによって固定されている。固定ブラケット140は、図21に示すように金属板材からプレス加工された長手状の部材であって、支持面50に対して略垂直な垂直部142と、その垂直部142の先端から電池セル12の脚部32の上面104とは反対側に傾斜した傾斜部144と、この傾斜部144に形成されて長手方向に開く複数の切欠146とを備えている。リテーナ148は、図21に示すように金属板材からプレス加工された長手状の部材であって、長手状の本体150と、その本体150に固定されたナット152と、そのナット152に螺合された押えボルト154と、上面104に弾性的に係合させられるために本体150の一部が回曲させられ且つスリットにより電池セル12毎に分割された押圧部156とを備え、上記固定ブラケット140と脚部32の上面104との間に介在させられている。このリテーナ148は、当初は図19に示すようにその押圧部156が固定ブラケット140の垂直部142と上面104との間に押し入れられるように装着され、次いで図20に示すようにそのリテーナ148のナット152に螺合された押えボルト154が切欠146内に入るまで長手方向に移動させられ、そして図18に示すように押えボルト154が締め込まれることにより、各電池セル12の脚部32の上面104がリテーナ148の押圧部156によって押圧されて各電池セル12がロアーケース16に固定される。本実施例においても、各電池セル12を固定するために個々の固定ねじ58を締め着ける必要がないので、組立作業が容易となる。
【0035】
図22の実施例において、固定ブラケット160は、図23にも示すように、支持面50に対して垂直な垂直部162と、その垂直部162の先端から電池セル12の脚部32の傾斜した上面104と略平行となるように傾斜した状態で突き出す傾斜部166と、この傾斜部166に固定されたナット168と、このナット168に螺合された押えボルト170とを備えている。リテーナ172は、図24にも示すように金属板材からプレス加工された長手状の部材であって、上記押えボルト170により押される高剛性の断面U字状の本体部174と、脚部32の上面104に弾性的に係合させられるためにその本体部174の一方の側縁から回曲させられ且つスリットにより電池セル12毎に分割された押圧部176と、傾斜部166の先端に掛け止めるために本体部174の他方の側縁から突き出した掛止部178とを備え、上記押えボルト170と脚部32の上面104との間に介在させられている。この押えボルト170が締め込まれることにより、各電池セル12の脚部32の上面104がリテーナ172の押圧部176によって押圧されて各電池セル12がロアーケース16に固定される。本実施例においても、各電池セル12を固定するために個々の固定ねじ58を締め着ける必要がないので、組立作業が容易となる。
【0036】
図25の実施例は、図22の実施例に対してリテーナのみが相違する。本実施例のリテーナ180は、図26に拡大して示すように、金属板材からプレス成形された長手状部材であって断面U字状の本体182と、バネ板材から曲成されて両端部がその本体182に係合させられることによりその本体182に支持され且つスリットにより電池セル12毎に分割された押圧部材184とを備え、押えボルト170と脚部32の上面104との間に介在させられている。その押えボルト170が締め込まれることにより、押圧部材184が弾性変形させられて各電池セル12の脚部32の上面104に弾性的に係合させられて各電池セル12がロアーケース16に固定される。本実施例においても、各電池セル12を固定するために個々の固定ねじ58を締め着ける必要がないので、組立作業が容易となる。
【0037】
図27乃至図30に示す実施例は、電池モジュール14を構成するために厚み方向に重ねられた各電池セル12のうちの一部を、他のものを固定するための固定部材或いは構造部材の一部として利用するものである。すなわち、厚み方向に配列された各電池セル12のうちの両端に位置する1対の電池セル12aおよびそれら1対の電池セル12aの間において所定個数分(本実施例では8個分)隔てた電池セル12aの着座面54と脚部32の上面104とには、有円筒状のナット190および192がそれぞれ埋設されており、固定ボルト194がロアーケース16の穴59を通して着座面54に埋設されたナット190に螺合されることにより、上記電池セル12aがロアーケース16に固定されている。また、図28に示すように金属板材からプレス成形され長手状部材であって断面U字状の本体196と、その本体196の一面に貼着された合成ゴムなどから成る弾性シート198と、本体196において前記電池セル12aの位置に対応するように所定の間隔に形成された取付穴200とを備えたリテーナ202が用いられる。このリテーナ202は、図27に示すように脚部32の上面104に載置され、固定ボルト204が上記取付穴200を通して脚部32の上面104に埋設されたナット192に螺合されることにより、図29に示すように電池セル12aの脚部32の上面104に固定される。同時に、図30に示すように、電池セル12aの間に位置する電池セル12の脚部32の上面104がリテーナ202に押圧されることにより、ロアーケース16に固定される。図30の矢印に示すように、リテーナ202から脚部32の上面104に対して垂直に付与された押圧力Fは、電池セル12の幅方向すなわち車両の前後方向の成分F1 と電池セル12の下方に向かう方向すなわちロアーケース16に向かう方向成分F2 とを有しているため、それらの方向成分の振動や動きが抑止される。本実施例によれば、電池モジュール14を固定するための固定ボルトの締結本数が少なくなるため、組立作業性が高められ、組立コストが低減される。
【0038】
以上、本発明の一実施例を図面に基づいて説明したが、本発明は他の態様においても適用される。
【0039】
たとえば、前述の各実施例における電池セル12は、その形状が必要に応じて適宜変更され得るし、2列以上の複数列に配列されてもよい。また、前記電池モジュールケース20は、上記電池セル12の形状、配列数、車両ボデーの形状などに応じて適宜変更され得る。
【0040】
また、前述の各実施例は相互に組み合わせた状態で適用される。たとえば、図4、図7、図8、図9、図10、図11の実施例のうちから選択された複数の封止装置が電源装置10に同時に設けられてもよい。また、図4、図7、図8、図9、図10、図11のいずれかの実施例に、図15、図16、図18、図22、図25、図29のいずれかの実施例が適用されてもよい。
【0041】
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、これはあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電源装置の構造を説明する縦断面図である。
【図2】図1の電源装置の組み立て構造を説明する斜視図である。
【図3】図1の電源装置に備えられた電池セルを示すためのその電源装置の横断面図である。
【図4】図3の電池セルとそれを支持するロアーケースとの支持構造を詳しく示すために拡大した断面図である。
【図5】従来の電源装置における気体流入路において電池セルの着座面とそれを支持すうロアーケースとの間から外部気体が流入する状態を説明する模式図である。
【図6】図5の従来の電源装置における気体流入路内の温度傾斜を示す図である。
【図7】本発明の他の実施例の要部を説明する図であって、図4に相当する図である。
【図8】本発明の他の実施例の要部を説明する図であって、図4に相当する図である。
【図9】本発明の他の実施例の要部を説明する図であって、図4に相当する図である。
【図10】本発明の他の実施例の要部を説明する図であって、図4に相当する図である。
【図11】本発明の他の実施例の要部を説明する図であって、図4に相当する図である。
【図12】図11の実施例を構成する電池セルの着座面を示す斜視図である。
【図13】本発明の他の実施例の要部を示す図であって、電池モジュールケースと気体導入ダクトとの接続構造を説明する一部を切り欠いた図である。
【図14】図13の実施例において、電池モジュールケースの接続口を示す斜視図である。
【図15】本発明の他の実施例の要部を説明する図であって、電池セルの電池モジュールケースに対する固定構造を説明する図である。
【図16】本発明の他の実施例の要部を説明する図であって、図15に相当する図である。
【図17】図16の実施例に用いられる固定ブラケットおよびリテーナを示す斜視図である。
【図18】本発明の他の実施例の要部を説明する図であって、図15に相当する図である。
【図19】図18の実施例の組立手順を説明する図であって、リテーナを装着する工程を示す図である。
【図20】図18の実施例の組立手順を説明する図であって、押えボルトを締着する工程を示す図である。
【図21】図18の実施例に用いられる固定ブラケットおよびリテーナを示す斜視図である。
【図22】本発明の他の実施例の要部を説明する図であって、図15に相当する図である。
【図23】図22の実施例に用いられる固定ブラケットを示す斜視図である。
【図24】図22の実施例に用いられるリテーナを示す斜視図である。
【図25】本発明の他の実施例の要部を説明する図であって、図15に相当する図である。
【図26】図25の実施例に用いられるリテーナを示す断面図である。
【図27】本発明の他の実施例の電池セル固定構造を説明する図であって、厚み方向に配列された電池セルとそれに固定されるリテーナとを示す斜視図である。
【図28】図27の実施例に用いられるリテーナを示す斜視図である。
【図29】図27の実施例において固定された電池セルであってリテーナが固定ボルトによって締着されたものを示す一部を切り欠いた図である。
【図30】図27の実施例において固定された電池セルであってリテーナの押圧により固定されたものを示す図である。
【符号の説明】
10:電源装置
12:電池セル
14:電池モジュール
22:気体流入路
50:支持面
54:着座面
64:シート状シール部材(封止装置)
68:シール部材(封止装置)
78:シール突部、80:シール凹部(ラビリンスシール、封止装置)
88:フランジ部(凸部)

Claims (2)

  1. 複数個の平板状の電池セルが厚み方向に配列させられ且つ該電池セル間に隙間が設けられた電池モジュールをアッパーケースとロアーケースとから成るケース内に収容し、該電池セル間の隙間に空気を流すようにした電源装置であって、
    前記ケースの内壁面に設けられ、前記電池セルの幅方向寸法よりも小さな間隔を有し且つ互いに平行な状態で該電池セルの厚み方向に延びる1対の支持面と、
    前記電池セルの前記ロアーケース側の端面の両端部に位置する着座面が該1対の支持面に着座させられることにより、該電池セルの前記ロアーケース側の端面と該ロアーケースとの空間に形成された気体流入路と、
    前記電池セルの着座面およびこの着座面が着座させられた前記支持面の一方であって前記電池セルの厚み方向において前記隙間の開口する位置の間に、該着座面および支持面の一方から突き出して他方に密着する凸部と
    を、含むことを特徴とする電源装置。
  2. 前記電池セルの着座面に埋設されたナットに前記ロアーケースの支持面に設けられた穴を通して固定ねじが螺合されることにより、該電池セルが該ロアーケースに固定され、
    該ナットは、前記ロアーケース側端部が大径とされたフランジ部を備え、該フランジ部が前記電池セルの着座面から所定寸法突き出すように該電池セルの着座面に埋設され、
    該フランジ部が前記ロアーケースの支持面に密着させられた状態で前記電池セルが該ロアーケースに固定されることにより、該電池セルの着座面と該ロアーケースの支持面との間に前記所定寸法の隙間が形成され、
    該フランジ部が前記凸部として機能していることを特徴とする
    請求項1の電源装置。
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