JP4579448B2 - 雑音除去装置 - Google Patents
雑音除去装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4579448B2 JP4579448B2 JP2001143824A JP2001143824A JP4579448B2 JP 4579448 B2 JP4579448 B2 JP 4579448B2 JP 2001143824 A JP2001143824 A JP 2001143824A JP 2001143824 A JP2001143824 A JP 2001143824A JP 4579448 B2 JP4579448 B2 JP 4579448B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- noise
- core
- conductor
- coaxial
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 88
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 claims description 45
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 21
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 17
- 230000008030 elimination Effects 0.000 claims description 16
- 238000003379 elimination reaction Methods 0.000 claims description 16
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 13
- 230000002500 effect on skin Effects 0.000 claims description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 10
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 10
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 3
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 3
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
- 235000013399 edible fruits Nutrition 0.000 description 1
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 238000000059 patterning Methods 0.000 description 1
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 1
- 229920002635 polyurethane Polymers 0.000 description 1
- 239000004814 polyurethane Substances 0.000 description 1
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F17/00—Fixed inductances of the signal type
- H01F17/04—Fixed inductances of the signal type with magnetic core
- H01F17/06—Fixed inductances of the signal type with magnetic core with core substantially closed in itself, e.g. toroid
- H01F17/062—Toroidal core with turns of coil around it
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/02—Casings
- H01F27/027—Casings specially adapted for combination of signal type inductors or transformers with electronic circuits, e.g. mounting on printed circuit boards
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B15/00—Suppression or limitation of noise or interference
- H04B15/02—Reducing interference from electric apparatus by means located at or near the interfering apparatus
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F17/00—Fixed inductances of the signal type
- H01F17/04—Fixed inductances of the signal type with magnetic core
- H01F17/06—Fixed inductances of the signal type with magnetic core with core substantially closed in itself, e.g. toroid
- H01F2017/065—Core mounted around conductor to absorb noise, e.g. EMI filter
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/28—Coils; Windings; Conductive connections
- H01F27/2823—Wires
- H01F2027/2833—Wires using coaxial cable as wire
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N7/00—Television systems
- H04N7/16—Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems
- H04N7/173—Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems with two-way working, e.g. subscriber sending a programme selection signal
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Filters And Equalizers (AREA)
- Noise Elimination (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、同軸ケーブルを用いた信号伝送路に侵入する雑音を低減するために同軸ケーブルに介在させる雑音除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばセンター局から各加入者宅にテレビ信号を送出する一方で、各加入者宅からセンター局側へも信号を伝送することが可能な双方向CATVシステムでは、加入者宅からセンター局側へ伝送する上り信号周波数は10MHz〜55MHzが多く利用されている。ところが、各家庭に設置されている電子機器から発生する雑音電波の周波数もこの周波数帯であることから、これらの電子機器から発生する電波に起因して上り信号へ雑音が流入してセンター局側へ影響を与える流合雑音が問題となる。
そのため、この雑音を削減する工夫が検討され、同軸ケーブルの中心導体に発生した雑音に対してはハイパスフィルタを設けて対応したり、アース導体である外被導体に発生した雑音に対しては例えば特開平7−297035号公報に開示されている雑音除去ユニットを設けたりして対応していた。これは、リング状の閉磁型フェライトコアに同軸ケーブルを巻回してコイルを構成し、その芯線を設置する対象の同軸ケーブルの芯線に直列に、外被導体を設置する対象の外被導体に直列に接続し、中継増幅器とケーブルの間に挿入する構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、中心導体と外被導体の双方の雑音を除去する場合は、ハイパスフィルタを有するユニットとフェライトの同軸ケーブルを巻回した雑音除去ユニットの双方が必要となり、その取付けが面倒であったし、双方を取付けても必ずしも良好な雑音除去効果が生ずるとは限らなかった。
また、CATV幹線は同軸ケーブルに機器動作のための大電流が信号に重畳されて伝送されていることが多く、その場合上記公報に開示された雑音除去ユニットをCATV幹線に使用する場合は、フェライトコアに巻回する同軸ケーブルを電流を通電可能な太径のケーブルとする必要があり、フェライトリングに巻回し難しいし、巻回したとしてもコイルの曲率を小さくできないためコイルは大きなものとなり、ユニットが大型化してしまい実用的ではなくなる。そのため、既存のCATV施設等に容易に設置できない。
また、上記コイルは、雑音除去効果を高めるには雑音に対して大きなインダクタンスとする必要があり、比較的低い上記上り信号周波数帯域では、同軸ケーブルをフェライトリングに多数巻回させる必要があり、この点からもユニットが大型化していた。
【0004】
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、同軸ケーブルへ容易に装着できると共に、中心導体及び外被導体の双方の雑音を効果的に除去し、更に大電流が重畳されている同軸ケーブルであっても容易に設置できる小型な雑音除去装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の発明に係る雑音除去装置は、両端に同軸コネクタを設けたハウジング内に雑音除去回路を具備し、該雑音除去回路及び同軸コネクタ連結部のアース導体の厚みを伝送信号周波数の表皮効果による表皮の深さの2倍以上とし、前記雑音除去回路が、双方の同軸コネクタの芯線導体同士をフェライトコアに巻回された第1のコイルを介して連結すると共に、外被導体同士を前記フェライトコアに巻回された第2のコイルを介して連結して成り、更に、前記第1及び第2のコイル双方の少なくとも一端に夫々コンデンサを介在させて、前記第1のコイル及び該コイルの端部に設けた前記コンデンサに並列に第1のチョークコイルを設けると共に、前記第2のコイル及び該コイルの端部に設けた前記コンデンサに並列に第2のチョークコイルを設けて成ることを特徴とする。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、一方の同軸コネクタがプラグ型であり、他方の同軸コネクタがジャック型であることを特徴とする。また、請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、同軸コネクタを左右端部間を絶縁した略筒状ハウジングの両端に設けたことを特徴とする。
【0007】
請求項4の発明は、請求項1又は2の発明において、双方の同軸コネクタを夫々独立したハウジングに形成すると共に、双方のハウジングを同軸ケーブルを介して接続し、コイルを前記2つのハウジングの何れか一方のハウジング内に設けたことを特徴とする。また、請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかの発明において、第1及び第2のコイルを2個のフェライトコアに直列巻回して形成し、一方のフェライトコアが閉磁型コアで、他方が開磁型コアであることを特徴とする。
【0008】
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れの発明において、第1のコイルの導体を芯線、第2のコイルの導体を該芯線を覆う外被導体として形成し、同軸ケーブル状にコイル導体を形成したことを特徴とする。
【0009】
請求項7の発明は、請求項1乃至5の何れかの発明において、フェライトコアを基板に直交交差するよう配置し、コイル導体を前記フェライトコアに巻回する形状に該基板上にパターン形成してコイルを形成したことを特徴とする。
【0010】
請求項8の発明は、請求項1乃至7の何れかの発明において、変圧器をコイルに直列接続して成ることを特徴とする。また、請求項9の発明は、請求項5乃至7の何れかに記載の発明において、閉磁型コアを複数のカットコアで形成したことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は雑音除去装置の一例を示し、中心軸から半分を断面で示した側面図である。図において、1は雑音除去回路4を収容する筒状のハウジング、2は雌ねじを有する同軸コネクタ(以下、ジャック型コネクタとする。)、3は雄ねじを有する同軸コネクタ(以下、プラグ型コネクタとする。)であり、ハウジング1の両端開口部に夫々設けられている。
【0012】
ハウジング1の内側には、ハウジング1と共に絶縁材で形成され、雑音除去回路4を保持する保持筒5が設けられ、保持筒5の両端はコネクタ2,3の外被導体に連結された円筒状のシールド体7a,7bが装着されている。このシールド体7a,7bは保持筒内方に向かって漏斗状に窄められて形成され、雑音除去回路4から延びた細径の同軸ケーブル8が接続されており、導電性の良い金属で形成されている。
ジャック型コネクタ2に接続された一方のシールド体7aは内部にコネクタ2の中心コンタクト9を保持する絶縁材からなる保持材10aが設けられ、コネクタ2の中心コンタクト9が保持されると共に同軸ケーブル8の中心導体12をこの中心コンタクト9に接続している。
【0013】
他方のシールド体7bはプラグ型コネクタ3と外部導体即ちネジ部3aと一体に形成され、内部にコネクタ3の中心コンタクト(中心導体把持ピン)16を保持する絶縁体からなる保持材10bが設けられ、コネクタ3の中心コンタクト16が設けられると共に、同軸ケーブル8の中心導体12をこの中心コンタクト16に接続している。
そして、プラグ型コネクタ3のネジ部、ジャック型コネクタ2の外部導体である雌ネジ13のハウジング1への連結部、シールド体7a,7b、同軸ケーブル8の外被導体14等のアース導体の厚みは何れも0.1mm以上で形成されている。
尚、シールド体7a,7bと同軸ケーブル8の外被導体14との接続部は、A1,A2の拡大図に示すように、シールド体7a,7bを同軸ケーブル8の外被導体14の内側に入り込ませ、フェルール15により圧着して密着接続されている。
【0014】
ここで、アース導体の厚みについて説明すると、伝送信号周波数に対して表皮深さの4倍以上としてある。例えば銅の表皮効果による表皮深さhは次式で計算される。
h=0.066/√f 但し:f(MHz)
この計算式より伝送信号周波数を10MHzとすると、h=0.02087mmとなる。そのため、いずれのアース導体部も0.1mm以上とすることで、表皮深さの4倍以上の厚みとすることができる。
このように、アース導体の厚みを表皮深さの4倍以上とすることで、アース導体に誘起した伝送信号周波数近傍の雑音は、アース導体の表皮のみに流れ、内側に現れることが無くなる。そのため、伝送信号のアース導体側成分はアース導体の内部を流れることで、伝送信号自体に雑音が重畳されることが無くなる。従って、雑音除去装置を設けることにより新たな雑音の侵入が発生することがない。
但し、実験の結果、アース導体の厚みを表皮深さの4倍以上とすることによる効果は信号の伝送線路長が同軸ケーブルとが介在等して長くなった場合に大きな効果を得ることができるが、信号の伝送線路長が比較的短い図1のような雑音除去装置では、表皮深さの2倍程度の厚みであっても外部雑音が伝送信号自体に重畳されることが無く、十分な効果を奏する。
【0015】
図2は雑音除去回路4の一例を示し、図示するように細い同軸ケーブル8を巻回したコイルから成り、例えば(a)に示すように棒状の開磁型フェライトコア18aに巻回して形成されたもの、或いは(b)に示すように閉磁型フェライトコア18bに同軸ケーブル8を巻回したコイルに(a)のコイルを直列に接続したものが使用されている。
【0016】
この図2のコイルの雑音除去特性(損失特性)を示すと図10のようになっている。但し、図10において、Pは閉磁路のみで形成したコイルの特性、Qは開磁路のみで形成したコイルの特性を示し、Rが双方を直列に接続したコイルの特性を示している。尚、図10において、閉磁型フェライトコアはsteward製35T0375−30Pを使用し、1C同軸ケーブルを巻回して巻回数は8ターンであり、開磁型フェライトコアは日立金属製NB25Sφ6×20mmを使用し、巻回数は20ターンである。
図10に示すように、コイルは閉磁型フェライトコア、開磁型フェライトコアで形成したコイル、或いは双方を直列接続したコイルを用いることで外被導体(アース導体)に流入する雑音が中心導体に侵入するのを防止できる。特に、CATV線路において流合雑音が問題となる10MHz〜55MHzの周波数帯で、閉磁型コイルと開磁型コイルを直列接続したコイルの場合、効果的に雑音除去できる。尚、雑音除去回路は閉磁コアに同軸コイルを巻回したコイルのみで形成しても良い。
【0017】
図3は雑音除去回路の他の例を示す外観説明図であり、ハイパスフィルタ19(以下、HPFとする。)を上記コイルに直列接続して形成している。この場合、回路を収容するハウジング20は、コイル部20aとHPF部20bとで独立して形成され、コイル部ハウジング20aは絶縁体で形成され、図2に示すようなコイルから成る雑音除去回路21が収納されている。そして、HPF部ハウジング20bは導体で形成され、内部にシールド空間を形成し、その中にHPF19を組み込まれている。
このHPF19は例えばコンデンサとコイルとを組み合わせて10MHz以下をカットするよう形成された回路であり、中心導体に侵入した雑音を効果的に削減する。
このように、HPFを更に設けることで、中心導体に侵入した雑音も削減でき、コイルと合わせて外被導体と中心導体の双方に誘起される雑音を大きく削減することができる。
【0018】
更に、上記図3のコイル及びHPFの双方を具備した雑音除去装置は、コイルが雑音源側に配置されるように、例えばCATVシステムの信号伝送路の途中にあっては加入者宅側に、また加入者宅内にあっては端末機器側にコイルを配置されるよう装着するとよい。
これは、雑音源側にHPF19が配置された場合、外被導体に入り込んだ雑音の一部がHPF19内でモード変換により中心導体に入り込んでしまい、その後コイルから成る雑音除去回路21により外被導体の雑音を除去しても、中心導体の雑音は除去されずに残ってしまう場合があるが、雑音除去回路21で先に外被導体の雑音を除去することでHPF19では中心導体に入り込む外被導体からの雑音は無くなり、そのため雑音低減効果が大きいことによる。
【0019】
このように特定の順序でHPFとコイルを配列することで、中心導体と外被導体に乗った雑音を効果的に除去できるし、本装置を1個装着するだけで、中心導体及び外被導体の双方の雑音を除去できるので、複数の装置を装着する必要が無くなり、装着操作も容易となる。
尚、上記実施の形態のプラグ型コネクタとジャック型コネクタの配置は逆であっても何ら問題ない。また、同軸コネクタはF型としたが、F型以外の例えばFT或いはM型とすることもできる。更に、コイル部ハウジングとHPF部ハウジングとの接続部は上述する同軸コネクタを使用した連結構造としても良く、そうすれば、堅牢な接続を維持したまま着脱操作が容易にでき、HPFとコイルの組み合わせの変更が容易に可能となり、希望する特性のものを容易に形成できる。
【0020】
図4は雑音除去装置の他の例を示し、上記実施の形態との相違点を説明すると、一方のコネクタをF型プラグ23、他方をF型プラグに対応したF型ジャック24とすると共に、双方のコネクタを本体25から同軸ケーブル26a,26bを伸ばすことで本体25と分離している。
このようにハウジングとコネクタとの間に同軸ケーブルを介在させてコネクタ部に自由度を持たせれば、例えば屋内に設けられたCATV端子等に直接接続する場合、大きな突出部を有することがなく容易に装着できるし、邪魔になることもない。
【0021】
尚、同軸コネクタは、何れの実施の形態も一方がプラグ型、他方がジャック型であるが、双方をプラグ型としても良いし、双方をジャック型で形成しても良い。また、装着する信号伝送路が電力も合わせて伝送する方式の場合は、HPF及びコイルに並列に電流通過回路等を設けて構成すればよい。
【0022】
図5は本発明の雑音除去装置を示し、(a)は外観図、(b)は断面説明図である。図5において、32はFT型プラグから成る同軸コネクタ(以下プラグ型コネクタとする)、33はFT型ジャックから成る同軸コネクタ(以下ジャック型コネクタとする)である。両コネクタは内部に回路形成部37を設けた樹脂製の筒状ハウジング31の両端開口部に螺入して連結固定され、双方のコネクタ32,33は互いに絶縁されている。また、連結部はゴム製Oリング35を設けて雨水に対して筒体内をシールドしている。
【0023】
そして、双方の同軸コネクタ32,33は外被導体接続部でもある連結ねじ部32a,33aとその中心に設けられた芯線接続ピン32b,33bとから成り、同軸コネクタ32,33のハウジング内側端部は、芯線接続ピン32b,33bの基端部が突出され、雑音除去回路36の同軸ケーブル39の芯線にチップコンデンサ42a,42aを介して夫々接続されている。
また、接続する同軸ケーブルの外被導体に電気的に連結される連結ねじ部32a,33aはハウジング31内に突設した雄ねじ部43a、43bを有し、リング型貫通コンデンサ42bを外嵌した後、筒状のシールド金具44a,44bの基部を外嵌して絶縁材から成るナット45により夫々固定され、コンデンサ42bを介して連結ネジ部32a、33aとシールド金具44a、44bが電気的に連結されている。
【0024】
シールド金具44a、44bは、更に先端に漏斗形状金属製のシールド栓46a、46bが接続され雑音除去回路36を形成する同軸ケーブル39の外被導体に隙間無く接続されている。
雑音除去回路36は、略長方形状の閉磁型フェライトコア38に細径の同軸ケーブル39が巻回されて形成されたコイル40から成り、このコイル40は同軸ケーブル39の芯線から構成される第1のコイル40aと外被導体から構成される第2のコイル40bとで形成されている。
【0025】
また双方の同軸コネクタ32,33の芯線同士、外被導体同士は夫々伝送信号の通過を阻止して低周波或いは直流の動作電流を通過させる第1のチョークコイル41a、及び第2のチョークコイル41bを介して連結され、第1のチョークコイル41aと第1のコイル40a,2個のチップコンデンサ42aとは並列接続され、第2のチョークコイル41bと第2のコイル40b,2個のリング型貫通コンデンサ42bとは並列接続されている。尚、第1のチョークコイル41aの接続は、シールド金具44a,44bに貫通端子50を設け、内部の芯線接続ピン32b,33bに接続した引き出し線をその貫通端子50から引き出して行っている。
【0026】
こうして、コネクタの芯線同士及び外被導体同士は夫々コンデンサを介してコイル或いはチョークコイルにより連結される。但し、コンデンサ42a、42bは伝送信号に重畳している動作電流の通過を阻止するカットコンデンサであり、チョークコイル41a,41bは伝送信号周波数をカットして動作電流を通過させるもので、太径の導体線がフェライトに巻回されて形成されている。
そして、上記実施の形態と同様にプラグ型コネクタ32及びジャック型コネクタ33のハウジング31への連結部、シールド金具44a,44b、シールド栓46a,46b、同軸ケーブル39の外被導体等のアース導体の厚みは何れも0.1mm以上で形成されている。
【0027】
このように雑音除去装置を形成することで、雑音除去装置を設けることにより新たな雑音の侵入が発生することがないし、接続するケーブルが機器の動作電流を重畳した形態であっても電流を遮断することがなく、然も小型のフェライトコアを使用できるのでコンパクトにできる。そのため、同軸ケーブルや機器等の信号ケーブル接続部に装着でき、既存の設備に容易に取り付けることができる。
また、第1のコイルと第2のコイルを同軸ケーブルの芯線と外被導体とで形成するので、効果的に外被導体に誘起したノイズを削減できるし、伝送信号のコイル部での減衰量を小さくできる。更に、双方のコネクタを一直線上に配置したので、応力に対して強くでき、張力等の外力が加わる箇所であっても使用できる。
尚、閉磁路型コアは一体形状でなくとも良く、複数のカットコアを組み合わせて円形或いは四角形の閉磁路を形成しても良く、そうすれば安価に作成できる。
【0028】
図6は他の実施形態を示し、上記図5の形態とは雑音除去回路の構成が異なっている。相違点を説明すると、チョークコイル及びコンデンサを設けず、またコイル40(40a,40b)もフェライトに巻回せず閉磁型フェライトコア51に同軸ケーブル39を貫通させるだけで形成している。
接続する同軸ケーブルに電流が重畳されていないか低電流の場合は、このように簡素な回路とすることができる。
【0029】
図7は他の実施形態を示し、斜線部53が雑音除去回路の形成部であり、プラグ型コネクタ54を有したハウジング55内のプラグ基端部に連続して回路形成され、ジャック型コネクタ56と同軸ケーブル57を介して接続されて雑音除去装置を形成している。
このように同軸ケーブルを介在させて両接続端子間を長くしても良く、屋内で使用する場合等に別途同軸ケーブルに接続することなく、例えば直列ユニットと機器とを接続することができる。特に図示するように接続方向に対して同軸ケーブルを直交するように設ければ、直列ユニット等に接続した際、プラグハウジングの突出量を小さくでき、壁面端子や据え置き型機器へ僅かなスペースで接続できる。
【0030】
また、プラグ型コネクタをF型プラグとし、ジャック型コネクタをF型レセプタクルとすことで、室内の直列ユニット等に直接接続でき、室内用として利用できる。この場合、F型プラグはねじ無しワンプッシュ形で形成しても良いが、6角又はローレット付プラグとしても良い。また、ジャック型コネクタをF型プラグコネクタにすることにより、例えばF型プラグ−F型プラグの様な変換コネクタや接続ケーブルを別途使用する事無く、直接テレビ受像機等の端末装置に接続できる。
【0031】
図12は図7の変形例を示し、図示するように、同軸ケーブルを介さず、雑音除去回路を組み付けたハウジング59にプラグ型コネクタ54とジャック型コネクタ56を互いに直交するように設けても良い。このように形成することで上記図7と同様に直列ユニット等に接続する際、突起量を少なくでき、接続スペースが僅かであっても容易に装着できる。
【0032】
図8は雑音除去回路の他の例を示し、雑音除去回路を回路基板に組付けて形成した説明図であり、プリント基板47にチョークコイル41a,41bやコンデンサ42が組み付けられると共にコイル40a,40bのコイル導体がパターン形成されている。コイル形成部にはフェライトコア挿通用の穴62が2箇所形成され、閉磁型フェライトコア51が基板に直交するように装着されている。尚、閉磁型フェライトコア51は、2分割した半円状のフェライトコアを基板47の穴62を介して連結して形成されている。そして、第1のコイル40aと第2のコイル40bとが独立して形成され、コイル導体は互いに対称にパターン形成されている。また、コンデンサ42は第1のコイル40a、第2のコイル40bにそれぞれ1つずつ設けられている。
このようにコンデンサを基板上に配置すると共に、第1と第2のコイルを分離して形成しも良く、その場合基板にパターン形成でき、コイル形成を簡易化できる。
【0033】
図9は雑音除去回路の他の例を示し、コイル40をプリント基板47にパターン形成すると共に、コイル40に直列に変圧器63を設けてある。このように変圧器をコイルに併設することで、更に効果的に雑音を除去することが可能である。そして、この回路ではコンデンサ42は第1のコイル40aの一方と変圧器63の2次巻線の芯線側の2箇所に設けてある。
【0034】
尚、フェライトコアを2個用いてコイルを2段に形成する場合は、閉磁型フェライトコアを2個用いても雑音除去特性を向上させることが可能であるが、上述するように2種類のコアを用いるのが効果的である。また、閉磁型フェライトコア1個でコイルを形成する場合は、図11に示すように同軸ケーブル39等の信号線路以外に、例えばポリウレタン導線48等を閉磁型フェライトコア38に独立して巻回し、抵抗等の負荷49をその導線48に接続した補助巻線を設けても特性を向上させることが可能である。また、上記実施の形態にあっては、同軸コネクタは一方がプラグ型、他方がジャック型であるが、双方をプラグ型としても良いし、双方をジャック型で形成しても良い。
【0035】
図13は雑音除去装置の他の実施形態を示している。ここではハウジングを金属製筒体66で形成し、同軸コネクタ32と33の連結を絶縁体67を介在させておこなっている。このように筒体を金属製とすることもでき、ハウジングの強度を上げることができる。また、雑音除去回路はプリント基板61上に形成してハウジング内に収納配置され、68はチョークコイル、69はフェライトコアを示し、70は基板61の一方のアース部とプラグ型コネクタ32を接続するアース金具、71は基板61の他方のアース部とジャック型コネクタ33とを接続するアース金具であり、双方のアース金具ともプリント基板をシールドするように基板全周に渡り形成されている。
【0036】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1の発明に係る雑音除去装置によれば、アース導体部の厚みを表皮深さの2倍以上とすることで、外導体に誘起した伝送信号周波数雑音は外導体の表皮のみに流れ、内側に現れることが無いし、信号は外導体の内側を流れことができ、伝送信号自体に雑音が重畳されることが無くなり、雑音除去装置を設けることによる新たな雑音の侵入はなく、中心導体及び外被導体の双方の雑音を効果的に除去できる。
【0037】
そして、接続対象のケーブルが電流を重畳した形態であっても、動作電流を遮断することがないし、然も小型のフェライトコアを使用できるのでコンパクトにできる。更に請求項2の発明によれば、同軸ケーブルと機器等の接続部に装着でき、既存の設備に容易に取付けることができる。
【0038】
請求項3の発明によれば、双方のコネクタを一直線上に配置したので、ハウジングを堅牢に形成することで、張力が加わる場所であっても無理なく使用できる。また、請求項4の発明によれば、同軸ケーブルを介在させることで、特に同軸ケーブルをコネクタに直交するように設ければ、コネクタ部の突出量を小さくでき、壁面端子や据え置き型機器へ僅かなスペースで接続できる。また、別途同軸ケーブルを介在させることなく機器と直列ユニット等を接続できる。
【0039】
請求項5の発明によれば、2段のコイルで雑音除去するので、更に効果的に雑音除去できるし、請求項6の発明によれば、効果的に外被導体に誘起したノイズを削減できるし、伝送信号の減衰量を小さくできる。
【0040】
請求項7の発明によれば、コイル導体を基板にパターン形成するため、コイルを簡易に製造できる。また、請求項8の発明によれば、更に効果的に雑音を除去できる。また、請求項9の発明によれば、閉磁型コアを安価に作成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】雑音除去装置の一例を示し、上部半分を断面で示した側面図である。
【図2】図1に組み込まれる雑音除去回路の概観図である。
【図3】図1に組み込まれる雑音除去回路の他の例を示すブロック図である。
【図4】他の雑音除去装置の外観図である。
【図5】本発明に係る雑音除去装置の実施形態を示し、(a)は外観図、(b)は断面説明図である。
【図6】雑音除去装置の他の実施形態を示す断面説明図でる。
【図7】雑音除去装置の他の実施形態を示す概略断面である。
【図8】雑音除去回路の他の例を示し、コイル導体を基板上にパターン形成した基板の平面図である。
【図9】雑音除去回路の他の例を示し、コイル導体を基板上にパターン形成した基板の平面図である。
【図10】図2(b)のコイルの損失特性図である。
【図11】コイルの他の形態を示し、補助巻線を設けた外観図である。
【図12】接続端子を直交する位置に配置した雑音除去装置の外観図である。
【図13】他の実施形態を示す雑音除去装置の断面図である。
【符号の説明】
1・・ハウジング、2・・ジャック型コネクタ(同軸コネクタ)、3・・プラグ型コネクタ(同軸コネクタ)、4・・雑音除去回路、5・・保持筒、7a,7b・・シールド体、8a,8b・・同軸ケーブル、9・・中心コンタクト、10a,10b・・保持材、12・・中心導体、14・・外被導体、16・・中心コンタクト、18・・フェライトコア、19・・ハイパスフィルタ、20・・ハウジング、21・・雑音除去回路、23・・F型プラグ、24・・F型ジャック、25・・本体、26・・同軸ケーブル、31・・ハウジング、32・・プラグ型コネクタ、33・・ジャック型コネクタ、36・・雑音除去回路、38・・閉磁型フェライトコア、39・・同軸ケーブル、40・・コイル、40a・・第1のコイル、40b・・第2のコイル、41・・チョークコイル、41a・・第1のチョークコイル、41b・・第2のチョークコイル、42,42a,42b・・コンデンサ、44・・シールド金具、46・・シールド栓、51・・閉磁型フェライトコア、54・・プラグ型コネクタ、55・・ハウジング、56・・ジャック型コネクタ、57・・同軸ケーブル、59・・ハウジング、61・・プリント基板、63・・変圧器、64・・棒状フェライトコア、66・・金属製筒体、68・・チョークコイル、69・・フェライトコア。
Claims (9)
- 両端に同軸コネクタを設けたハウジング内に雑音除去回路を具備し、該雑音除去回路及び同軸コネクタ連結部のアース導体の厚みを伝送信号周波数の表皮効果による表皮の深さの2倍以上とし、
前記雑音除去回路が、双方の同軸コネクタの芯線導体同士をフェライトコアに巻回された第1のコイルを介して連結すると共に、外被導体同士を前記フェライトコアに巻回された第2のコイルを介して連結して成り、
更に、前記第1及び第2のコイル双方の少なくとも一端に夫々コンデンサを介在させて、前記第1のコイル及び該コイルの端部に設けた前記コンデンサに並列に第1のチョークコイルを設けると共に、前記第2のコイル及び該コイルの端部に設けた前記コンデンサに並列に第2のチョークコイルを設けて成ることを特徴とする雑音除去装置。 - 一方の同軸コネクタがプラグ型であり、他方の同軸コネクタがジャック型である請求項1記載の雑音除去装置。
- 同軸コネクタを左右端部間を絶縁した略筒状ハウジングの両端に設けた請求項1又は2記載の雑音除去装置。
- 双方の同軸コネクタを夫々独立したハウジングに形成すると共に、双方のハウジングを同軸ケーブルを介して接続し、コイルを前記2つのハウジングの何れか一方のハウジング内に設けた請求項1又は2記載の雑音除去装置。
- 第1及び第2のコイルを2個のフェライトコアに直列巻回して形成し、一方のフェライトコアが閉磁型コアで、他方が開磁型コアである請求項1乃至4の何れかに記載の雑音除去装置。
- 第1のコイルの導体を芯線、第2のコイルの導体を該芯線を覆う外被導体として形成し、同軸ケーブル状にコイル導体を形成した請求項1乃至5の何れかに記載の雑音除去装置。
- フェライトコアを基板に直交交差するよう配置し、コイル導体を前記フェライトコアに巻回する形状に該基板上にパターン形成してコイルを形成した請求項1乃至5の何れかに記載の雑音除去装置。
- 変圧器をコイルに直列接続して成る請求項1乃至7の何れかに記載の雑音除去装置。
- 閉磁型コアを複数のカットコアで形成した請求項5乃至7の何れかに記載の雑音除去装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001143824A JP4579448B2 (ja) | 2000-06-12 | 2001-05-14 | 雑音除去装置 |
US09/879,405 US7012496B2 (en) | 2000-06-12 | 2001-06-12 | Noise elimination device and method for installing the same |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000175904 | 2000-06-12 | ||
JP2000-175904 | 2001-02-02 | ||
JP2001027365 | 2001-02-02 | ||
JP2001-27365 | 2001-02-02 | ||
JP2001143824A JP4579448B2 (ja) | 2000-06-12 | 2001-05-14 | 雑音除去装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002305480A JP2002305480A (ja) | 2002-10-18 |
JP4579448B2 true JP4579448B2 (ja) | 2010-11-10 |
Family
ID=27343703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001143824A Expired - Fee Related JP4579448B2 (ja) | 2000-06-12 | 2001-05-14 | 雑音除去装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7012496B2 (ja) |
JP (1) | JP4579448B2 (ja) |
Families Citing this family (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7052283B2 (en) * | 2004-06-18 | 2006-05-30 | John Mezzalingua Associates, Inc. | Sheath current attenuator for coaxial cable |
JP4581089B2 (ja) * | 2005-09-01 | 2010-11-17 | 国立大学法人東京工業大学 | 伝導性電磁雑音抑制装置 |
US7841899B2 (en) * | 2005-12-22 | 2010-11-30 | Adc Telecommunications, Inc. | Conductive sleeve for use in radio frequency systems |
US7492245B2 (en) * | 2006-01-31 | 2009-02-17 | Amperion, Inc. | Broadband over power lines (BPL) coupling system |
US7893685B2 (en) | 2006-08-28 | 2011-02-22 | Acterna Llc | RF meter with input noise suppression |
US8005429B2 (en) * | 2006-09-27 | 2011-08-23 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Wireless communication noise suppression system |
US11963716B2 (en) | 2010-07-19 | 2024-04-23 | Emblation Limited | Apparatus and method for the treatment of dermatological diseases or conditions |
US8272876B2 (en) * | 2010-07-20 | 2012-09-25 | Magnetic Innovations, L.L.C. | Magnetically enhanced electrical signal conduction apparatus and methods |
US8907211B2 (en) | 2010-10-29 | 2014-12-09 | Jamie M. Fox | Power cable with twisted and untwisted wires to reduce ground loop voltages |
US9264012B2 (en) | 2012-06-25 | 2016-02-16 | Ppc Broadband, Inc. | Radio frequency signal splitter |
CN105340029B (zh) | 2013-03-22 | 2018-08-07 | Ppc宽带公司 | 用于基于铁氧体的电路的校正磁场 |
US20150000952A1 (en) | 2013-06-28 | 2015-01-01 | Magnetic Innovations Llc | Magnetically Enhanced Electrical Signal Conduction Cables and Methods |
JP6361921B2 (ja) * | 2014-09-19 | 2018-07-25 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | ノイズフィルタ付き導電路 |
JP6488642B2 (ja) * | 2014-10-29 | 2019-03-27 | 宇部興産株式会社 | 高周波電子部品 |
JP6304111B2 (ja) * | 2015-04-17 | 2018-04-04 | コニカミノルタ株式会社 | ノイズ低減部材の保持部材及びノイズ低減部材の保持方法 |
GB2541749B (en) * | 2015-08-31 | 2020-12-09 | Emblation Ltd | An interference suppression apparatus and method |
US11497926B2 (en) | 2016-08-08 | 2022-11-15 | Emblation Limited | Method and apparatus for the treatment, management and/or control of pain |
KR20200002862A (ko) | 2017-03-28 | 2020-01-08 | 엠블래이션 리미티드 | 협착증 치료 |
JP6630315B2 (ja) * | 2017-06-27 | 2020-01-15 | 矢崎総業株式会社 | ノイズ低減ユニット |
CN107611627B (zh) * | 2017-08-23 | 2019-03-19 | 国家电网公司 | 一种具有均流作用的压接式电缆导体接头及制备方法 |
JP2020155350A (ja) * | 2019-03-21 | 2020-09-24 | 古河電気工業株式会社 | コネクタ |
TWM584579U (zh) * | 2019-07-15 | 2019-10-01 | 訊鼎電子股份有限公司 | 具有改良型扼流器之有線電視裝置 |
FR3112913B1 (fr) * | 2020-07-27 | 2023-01-27 | Thales Sa | Dispositif de filtrage inductif à limitation d’échauffement |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4862938U (ja) * | 1971-11-19 | 1973-08-10 | ||
JPS55118502U (ja) * | 1979-02-10 | 1980-08-21 | ||
JPS5669147U (ja) * | 1979-10-26 | 1981-06-08 | ||
JPS5899020A (ja) * | 1981-12-09 | 1983-06-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高周波入力装置 |
JPS61270923A (ja) * | 1985-05-27 | 1986-12-01 | Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> | 電波障害防止装置 |
JPH02280503A (ja) * | 1989-04-21 | 1990-11-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | マイクロ波装置 |
JPH067224U (ja) * | 1992-06-26 | 1994-01-28 | 東光株式会社 | インダクタンス素子 |
JPH07297048A (ja) * | 1994-04-27 | 1995-11-10 | Kyocera Corp | コイルコア部材を有する回路基板 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3104270A1 (de) * | 1981-02-07 | 1982-09-02 | Vacuumschmelze Gmbh, 6450 Hanau | Funkentstoeranordnung und verfahren zur herstellung |
US5091707A (en) * | 1990-08-13 | 1992-02-25 | Wollmerschauser Steven M | Coaxial cable shield filter |
US5594397A (en) * | 1994-09-02 | 1997-01-14 | Tdk Corporation | Electronic filtering part using a material with microwave absorbing properties |
US6710673B1 (en) * | 1998-06-26 | 2004-03-23 | Thomas Jokerst | Return path noise reducer |
-
2001
- 2001-05-14 JP JP2001143824A patent/JP4579448B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2001-06-12 US US09/879,405 patent/US7012496B2/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4862938U (ja) * | 1971-11-19 | 1973-08-10 | ||
JPS55118502U (ja) * | 1979-02-10 | 1980-08-21 | ||
JPS5669147U (ja) * | 1979-10-26 | 1981-06-08 | ||
JPS5899020A (ja) * | 1981-12-09 | 1983-06-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高周波入力装置 |
JPS61270923A (ja) * | 1985-05-27 | 1986-12-01 | Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> | 電波障害防止装置 |
JPH02280503A (ja) * | 1989-04-21 | 1990-11-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | マイクロ波装置 |
JPH067224U (ja) * | 1992-06-26 | 1994-01-28 | 東光株式会社 | インダクタンス素子 |
JPH07297048A (ja) * | 1994-04-27 | 1995-11-10 | Kyocera Corp | コイルコア部材を有する回路基板 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US7012496B2 (en) | 2006-03-14 |
US20010050605A1 (en) | 2001-12-13 |
JP2002305480A (ja) | 2002-10-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4579448B2 (ja) | 雑音除去装置 | |
US7052283B2 (en) | Sheath current attenuator for coaxial cable | |
KR100801357B1 (ko) | 향상된 절연부재를 구비한 동축케이블 커넥터 및 동축케이블 제조 방법 | |
US8975520B2 (en) | Ground loop isolator for a coaxial cable | |
US7708594B2 (en) | Electrical connector with magnetic module | |
US7853237B2 (en) | Power supplying apparatus, power line communication apparatus, power line communication system, and power supplying method | |
JPH10248057A (ja) | ケーブルテレビジョン・テレホンタップ | |
KR101034491B1 (ko) | 방해 전자파 차폐용 컨택트 구조 | |
US6373674B1 (en) | Noise eliminating apparatus of high-frequency transmission system | |
CA2476512A1 (en) | Method of transmitting electrical power | |
JP3096542B2 (ja) | Av信号のケーブルへの入力装置 | |
CN111525350A (zh) | 一种一体化射频连接器 | |
EP1605544A1 (en) | Antenna device and antenna device manufacturing method | |
US5505636A (en) | CATV power tapping device | |
CN101938075B (zh) | 自动化装置 | |
CN211907851U (zh) | 一种一体化射频连接器 | |
US20050077981A1 (en) | Radio frequency connector port with isolation function | |
US6149461A (en) | Solderless coaxial cable termination mounting device | |
JP2003032655A (ja) | 双方向catvシステム | |
JP3586450B2 (ja) | 同軸形保安器 | |
JP3860084B2 (ja) | ケーブルテレビジョン・テレホンタップの筐体 | |
US6873225B2 (en) | Diplexers with low pass filter having distributed and non-distributed (lumped) elements | |
CN103855478A (zh) | 具有集成的电涌保护的f-连接器 | |
KR100784796B1 (ko) | 전력선 통신용 신호연결장치 및 장착 방법 | |
KR100499609B1 (ko) | 전력선 통신을 위한 신호 연결 장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080425 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100427 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100511 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100706 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100727 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100826 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130903 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |