JP2020155350A - コネクタ - Google Patents

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暁大 奥寺
Akihiro Okudera
暁大 奥寺
力久 弘昭
Hiroaki Rikihisa
弘昭 力久
博昭 石坂
Hiroaki Ishizaka
博昭 石坂
竹三 杉村
Takezo Sugimura
竹三 杉村
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Abstract

【課題】別部材を必要とせず、応力を緩和することが可能なコネクタを提供すること。【解決手段】螺旋状に巻回され、一端が筐体または回路基板に固定され、他端が開放状態とされる弾性を有する導電性線材51,52と、導電性線材51,52の他端に設けられ、他の装置からの線材または端子が接続される構造を有する接続構造201,202と、を有することを特徴とする。このような構造により、導電性線材51,52によってインダクタンス成分を形成するとともに、螺旋状に構成された導電性線材51,52の弾性を用いることで、接続構造201,202に印加される応力を緩和することができる。【選択図】図3

Description

本発明は、コネクタに関するものである。
特許文献1には、接続コネクタとフィルタ素子を一体に形成する技術が開示されている。
すなわち、特許文献1では、インバータユニットは、外部電源に電気的に接続される接続端子を有する樹脂材料製の接続コネクタ、接続端子と電気的に接続される回路基板、および、回路基板と電気的に接続されるフィルタ用コイルとコンデンサを有する。インバータユニットは、金属材料製のハウジング内に収容されている。フィルタ用コイルは、型成形により接続コネクタと一体化され、ハウジングに対し非接触となっている。
このような従来技術によれば、回路基板を小型化することができるとともに、ハウジングの電気的絶縁性を確保することができる。
特開2012−117479号公報
ところで、特許文献1に開示された技術では、接続部に加わる応力(例えば、接続時の応力、または、コネクタに振動が加わった際の応力)を緩和するためには、バネやワッシャ等の別部材を新たに用いる必要があるという問題点がある。
本発明は、以上のような状況に鑑みてなされたものであり、別部材を必要とせず、応力を緩和することが可能なコネクタを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の一側面は、螺旋状に巻回され、一端が筐体または回路基板に固定され、他端が開放状態とされる弾性を有する導電性線材と、前記導電性線材の前記他端に設けられ、他の装置からの線材または端子が接続される構造を有する接続構造と、を有することを特徴とする。
このような構成によれば、別部材を必要とせず、応力を緩和することが可能となる。
また、本発明の一側面は、前記導電性線材によって形成される螺旋の内部に配置された磁性材料を有することを特徴とする。
このような構成によれば、透磁率を高めることで導電性線材の巻回数を少なくすることができる。
また、本発明の一側面は、前記磁性材料は、他の装置からの前記線材または前記端子を固定するためのネジであることを特徴とする。
このような構成によれば、固定用のネジを磁性材として流用することで、構成を簡略化することができる。
また、本発明の一側面は、前記接続構造を有する前記導電性線材は、前記筐体に設けられた凹部内に収容されることを特徴とする。
このような構成によれば、導電性線材の動きを規制することで、大きな応力が加わった場合に、導電性線材が塑性変形することを防止できる。
また、本発明の一側面は、前記筐体は、前記接続構造を有する前記導電性線材を複数収容することを特徴とする。
このような構成によれば、例えば、二相交流または三相交流に含まれる高周波ノイズを低減することができる。
また、本発明の一側面は、前記筐体は、前記接続構造を有する前記導電性線材を複数収容し、複数の前記導電性線材の前記一端または前記他端は、1または複数のコンデンサによって相互に接続されていることを特徴とする。
このような構成によれば、導電性線材のインダクタ成分と、コンデンサのキャパシタンス成分によってローパスフィルタを構成することができる。
また、本発明の一側面は、前記筐体には回路基板に接続するための接続端子が設けられ、前記接続端子に前記導電性線材の前記一端が接続されている、ことを特徴とする。
このような構成によれば、筐体を回路基板に容易に接続することができる。
また、本発明の一側面は、前記導電性線材の前記一端と前記端子の間、または、前記導電性線材の前記他端と前記接続構造の間にはインダクタ成分の調整用のコイルが接続されていることを特徴とする。
このような構成によれば、コイルのインダクタンス成分を調整することで、特性を容易に変更することができる。
本発明によれば、別部材を必要とせず、応力を緩和することが可能なコネクタを提供することが可能となる。
本発明の実施形態に係るコネクタの構成例を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るコネクタの構成例を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係るコネクタの構成例を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るコネクタの電気的な概要構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るコネクタの使用例を示す図である。 コンデンサの他の接続位置を示す図である。 図6に対応する回路構成を示す図である。 コンデンサのさらに他の接続位置を示す図である。 本発明の変形実施形態に係るコネクタの構成例を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るコネクタの構成例を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係るコネクタの構成例を示す断面図である。
次に、本発明の実施形態について説明する。
(A)本発明の第1実施形態の構成の説明
図1〜図3は、本発明の実施形態に係るコネクタの構成例を示す図である。ここで、図1はコネクタ10の外観斜視図であり、図2はコネクタ10の分解斜視図であり、図3はコネクタ10の断面図である。
図1〜図3に示すように、コネクタ10は、直方体構造の筐体11を有する。筐体11は、例えば、樹脂によって構成される。筐体11の上面11aにはネジ21、および、プレート41等によって構成される接続構造201、ならびに、ネジ22、および、プレート42等によって構成される接続構造202が配置されている。なお、図1では、プレート41,42と、筐体11の上面11aは面一の状態とされているが、プレート41,42が筐体11の上面11aよりも上に突出するようにしてもよい。
また、筐体11の下面11bには、図3等に示すように、図示しない回路基板に形成されたスルーホール等に挿入され、回路パターンに接続される接続端子61,62が配置されている。
図2および図3に示すように、筐体11の内部には、隔壁14,15によって凹部12,13が形成され、これらの凹部12,13の内部には、導電性線材51,52、ネジ21,22、および、プレート41,42が収容される。
凹部12,13の底部には、導電性線材51,52の一端が挿入されて固定される固定部16,17が形成されている。固定部16,17の上面には導電性線材51,52の一部が挿入される螺旋状の孔が形成されている。
凹部12の内部には、弾性を有するとともに、導電性を有する線材(例えば、銅線材)が螺旋状に巻回されて構成される導電性線材51が配置される。導電性線材51の上部には、プレート41が接合されている。プレート41は導電性部材によって構成される。導電性線材51とプレート41とは、例えば、溶接または半田付けによって相互に物理的および電気的に接続された状態とされる。ネジ21とプレート41の間には、例えば、他の装置からの接続線または端子が接続される。前述したように、プレート41と導電性線材51は電気的に接続されているので、他の装置からの接続線または端子は導電性線材51に接続された状態となる。
プレート41,42の略中心には、貫通孔41a,42aが形成されている。貫通孔41a,42aの内周には雌ネジが形成されている。前述したように、プレート41,42とネジ21,22の間には、他の装置からの接続線または端子が挿入される。このため、ネジ21,22を貫通孔41a,42aに挿入して螺合することで、他の装置からの接続線または端子が、プレート41,42および導電性線材51,52に電気的に接続されるとともに、プレート41,42に固定される。
凹部13の内部には、弾性を有するとともに、導電性を有する線材(例えば、銅線材)が螺旋状に巻回されて構成される導電性線材52が配置される。導電性線材52の上部には、プレート42が接合されている。プレート42は導電性部材によって構成される。導電性線材52とプレート42とは、例えば、溶接または半田付けによって相互に物理的および電気的に接続された状態とされる。ネジ22とプレート42の間には、例えば、他の装置からの接続線または端子が接続される。前述したように、プレート42と導電性線材52は電気的に接続されているので、他の装置からの接続線または端子は導電性線材52に接続された状態となる。
ネジ21は、軟磁性を有する磁性部材(例えば、鉄を含む部材)によって構成される。ネジ21は、螺旋状の導電性線材51の磁心として機能する。このため、導電性線材51は、ネジ21が存在しない場合に比較して、インダクタンスが増加する。ネジ22も同様に、軟磁性を有する磁性部材(例えば、鉄を含む部材)によって構成される。ネジ22は螺旋状の導電性線材52の磁心として機能する。このため、導電性線材52は、ネジ22が存在しない場合に比較して、インダクタンスが増加する。
なお、図2および図3では、ネジ21,22は、導電性線材51,52の長さの1/3程度の長さを有するようにされているが、ネジ21,22をこれよりも長くなるように構成してもよい。そのような構成によれば、導電性線材51,52によるインダクタンス成分を一層増加させることができる。
ネジ21,22および導電性線材51,52の少なくとも一方には、表面に絶縁性の被膜が形成されている。これにより、応力による変形によって、ネジ21,22と導電性線材51,52が接触した場合であっても、短絡が生じることを防止できる。なお、絶縁性の被膜を形成するのではなく、例えば、ネジ21,22を、軟磁性および絶縁性を有するフェライトによって構成するようにしてもよい。
図4は、本発明の実施形態の電気的な概略構成を示す図である。接続端子61,62は、図示しない回路基板に形成されたスルーホールに挿入され、回路基板に形成された回路パターンと半田付けによって電気的に接続される。
筐体11の内部では、接続端子61,62は、調整用のコイル54,55の一端に接続されている。コイル54,55は、導電性線材51,52によるインダクタ成分を調整する機能を有する。
コイル54,55の他端は、導電性線材51,52の一端に接続されている。導電性線材51,52の他端はプレート41,42に接続されている。また、導電性線材51,52の他端にはコンデンサ53が接続されている。
(B)本発明の実施形態の動作の説明
つぎに、実施形態の動作について説明する。本発明の実施形態に係るコネクタ10は、回路基板に構成された、例えば、図5に示すスイッチング回路の出力に接続される。図5に示すスイッチング回路は、端子71,72、電解コンデンサ73、半導体スイッチ74〜77を有している。
端子71,72には直流電圧が印加される。電解コンデンサ73は、端子71,72から供給される直流電圧を平滑化して出力する。
半導体スイッチ74〜77は、例えば、MOS−FET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)によって構成され、図示しない制御部から供給される制御信号によって制御され、例えば、PWM(Pulse Width Modulation)によって直流電力を交流電力に変換して出力する。なお、半導体スイッチ74〜77のスイッチング周波数は、例えば、数十kHz〜数百kHzとされる。もちろん、これ以外の周波数であってもよい。
本発明の実施形態に係るコネクタ10は、図5に示すスイッチング回路が構成された回路基板のスルーホールに接続端子61,62が挿入され、例えば、半田によって回路基板のパターンと接続される。これにより、接続端子61は半導体スイッチ74のソースおよび半導体スイッチ75のドレインに接続され、接続端子62は半導体スイッチ76のソースおよび半導体スイッチ77のドレインに接続される。
スイッチング回路から出力される交流電力には、半導体スイッチ74〜77のスイッチングに起因する高周波ノイズが含まれている。このような高周波ノイズは、コイル54および導電性線材51とネジ21によるインダクタンス成分と、コイル55および導電性線材52とネジ22によるインダクタンス成分と、コンデンサ53のキャパシタンス成分とによって構成されるローパスフィルタによって減衰される。
ローパスフィルタによって高周波ノイズが低減された交流電力は、図1に示す接続構造201,202を介して、他の装置の接続線または端子に供給される。
ところで、他の装置の接続線または端子を接続する場合、他の装置の高さ方向(図1のZ軸方向)の位置が筐体11の高さと合致していない場合には、接続構造201,202に対してZ軸方向の応力が印加される。しかしながら、本発明の実施形態では、導電性線材51,52が弾性を有することから、このようなZ軸方向の応力は、導電性線材51,52の弾性によって吸収(緩和)される。このため、応力によって、接続構造201,202やそれ以外の部分に歪等が生じたりすることを防止できる。また、プレート41,42と凹部12,13の隙間を設けることにより、Z軸方向だけでなく、X軸方向またはY軸方向の応力についても、導電性線材51,52によって吸収することができる。
特に、コネクタ10が車両等に搭載される場合、車両の走行時には接続構造201,202等に対して、継続的に振動が印加されるが、本発明の実施形態によれば、導電性線材51,52によって、このような振動を吸収(緩和)することができるので、機械疲労によって接触不良が生じたり、コネクタ10の一部が破損したりすることを防止できる。
以上に説明したように、本発明の実施形態によれば、導電性線材51,52をインダクタとして用いるとともに、弾性部材(バネ)として使用することにより、別部材を必要とせず、応力を緩和することが可能となる。
また、本発明の実施形態は、接続構造201,202を構成するネジ21,22を導電性線材51,52の磁心として使用するようにしたので、巻回数を少なくしつつ、高周波ノイズを確実に抑圧することができる。
また、本発明の実施形態では、プレート41,42を矩形形状とするとともに、凹部12,13も矩形形状としたので、ネジ21,22に回転力を印加して、他の装置の端子または接続線をプレート41,42とネジ21,22の間に固定する際に、プレート41,42が回転することを防止できる。これにより、ネジ21,22に印加した回転力によって、他の装置き端子または接続線を確実に固定することができる。
(C)変形実施形態の説明
以上の実施形態は一例であって、本発明が上述したような場合のみに限定されるものでないことはいうまでもない。例えば、以上の実施形態では、図4に示すように、コンデンサ53を導電性線材51,52のプレート41,42の近傍に接続するようにしたが、図6に示すように、接続端子61,62とコイル54,55の間に接続するようにしてもよい。
図6に示す構成によれば、図7に示すように、コンデンサ53を入力側に配置する形態のローパスフィルタによって、高周波ノイズを低減することができる。
なお、図8に示すように、コイル54,55と導電性線材51,52の間にコンデンサ53を接続するようにしてもよい。
また、以上の実施形態では、ネジ21,22をプレート41,42に対して螺合するようにしたが、図9〜図11に示すように、ネジ21,22を筐体11の底部に設けた固定部18,19に螺合して固定するようにしてもよい。
図9は変形実施形態に係るコネクタ10の外観斜視図であり、図10はコネクタ10の分解斜視図であり、図11はコネクタ10の断面図である。
図9〜図11に示す変形実施形態では、図1〜図3に比較すると、ネジ21,22がネジ23,24に置換され、プレート41,42がプレート43,44に置換され、プレート43,44とネジ23,24の間にスリーブ31,32が追加され、固定部16,17が固定部18,19に置換されている。
ここで、ネジ23,24は、ネジ21,22に比較して長さが長くなっている。なお、ネジ23を構成する部材は、ネジ21,22と同様である。
スリーブ31,32は、例えば、樹脂やセラミックス等の絶縁性を有する筒状部材によって構成される。スリーブ31,32の頭部は、図10および図11に示すように、径が大きい部分が設けられ、この部分によってネジ23,24の頭部と、プレート43,44とが電気的に接触することを妨げる。筒状の形状を有するスリーブ31,32の内部には、雌ネジが形成され、ネジ23,24が挿入されて螺合される。これにより、ネジ23,24と導電性線材51,52が電気的に接触することを妨げるとともに、ネジ23,24とスリーブ31,32がネジ23,24と一体化する。また、スリーブ31,32の外周には雄ネジが形成されている。
プレート43,44の略中央には、スリーブ31,32を挿通するための貫通孔43a,44aが形成されている。なお、貫通孔43a,44aの内周には、スリーブ31,32の外周に形成された雄ネジと螺合する雌ネジが形成されている。前述したように、ネジ23,24とスリーブ31,32は一体化されているので、ネジ23,24に回転力を印加することで、スリーブ31,32がプレート43,44に対してZ軸方向へ移動する力が生じる。図9〜図11に示す変形実施形態では、他の装置からの接続線または端子は、スリーブ31,32とプレート43,44の間に挿入され、ネジ23,24に回転力を印加することで、ネジ23,24とプレート43,44の貫通孔43a,44aの内周に設けられた雌ネジとの相互作用によるZ軸方向への移動力によって、接続線または端子がプレート43,44に固定される。
固定部18,19は、筐体11の底面に設けられている。固定部18,19の上面には螺旋状の孔が形成され、この螺旋状の孔に導電性線材51,52の一部が挿入されることで螺合されて固定される。
なお、変形実施形態の電気的な構成は、図4、図6、および、図8と同様であるので、その説明は省略する。図9〜図11に示す変形実施形態では、図1〜図3に示す実施形態に比較すると、長さが長いネジ23,24を使用することで、透磁率を増加させ、インダクタンス成分を増加させることができる。これにより、導電性線材51,52の巻回数を減少させることができる。
また、接続構造203,204に対して、Z軸方向の応力が印加された場合には、導電性線材51,52がバネとして動作し、Z軸方向の応力を緩和することができる。これにより、接触不良等が生じることを防止できる。
また、変形実施形態では、ネジ23,24をスリーブ31,32によって絶縁することで、ネジ23,24と導電性線材51,52を確実に絶縁することができる。
なお、以上の各実施形態の構成例における各部の比率は一例であって、本発明が図示した比率に限定されるものではない。
また、以上の各地実施形態では、筐体11内に2つの導電性線材51,52等を配置するようにしたが、筐体11内ではなく、例えば、回路基板上に導電性線材51,52等を直接配置するようにしてもよい。すなわち、導電性線材51,52の一端を回路基板に接続し、他端に接続構造201,202を設けるようにしてもよい。
また、以上の各実施形態では、筐体11内に2つの導電性線材51,52等を配置するようにしたが、1つまたは3つ以上の導電性線材51,52を配置するようにしてもよい。例えば、三相交流を出力するスイッチング回路の出力に使用する場合には、3つの導電性線材を配置するようにしてもよい。なお、三相交流の場合には、3つの導電性線材のいずれかの端部に対して3つのコンデンサをそれぞれ接続することで、ローパスフィルタを構成することができる。
また、以上の各実施形態では、導電性線材51,52としては、断面が丸い線材を用いるようにしたが、これ以外の形状(例えば、断面が矩形)の線材を用いるようにしてもよい。
また、図1〜図3に示す実施形態では、導電性線材51,52の1/3程度の長さを有するネジ21,22を使用するようにしたが、例えば、固定部16,17に対して、磁性を有する円柱形部材を配置するとともに、円柱部材とネジ21,22の間に所定のスペースを設けるようにしてもよい。このような構成によれば、円柱形部材によって透磁率を増加させるとともに、スペースを確保することで、接続構造201,202がZ軸方向に移動可能とすることで、Z軸方向の応力を緩和することができる。
10 コネクタ
11 筐体
11a 上面
11b 下面
12,13 凹部
14,15 隔壁
16〜19 固定部
21〜24 ネジ
31,32 スリーブ
41〜44 プレート
41a〜44a 貫通孔
51,52 導電性線材
53 コンデンサ
54,55 コイル
61,62 接続端子
71,72 端子
73 電解コンデンサ
74〜77 半導体スイッチ
201〜204 接続構造

Claims (8)

  1. 螺旋状に巻回され、一端が筐体または回路基板に固定され、他端が開放状態とされる弾性を有する導電性線材と、
    前記導電性線材の前記他端に設けられ、他の装置からの線材または端子が接続される構造を有する接続構造と、
    を有することを特徴とするコネクタ。
  2. 前記導電性線材によって形成される螺旋の内部に配置された磁性材料を有することを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記磁性材料は、他の装置からの前記線材または前記端子を固定するためのネジであることを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記接続構造を有する前記導電性線材は、前記筐体に設けられた凹部内に収容されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のコネクタ。
  5. 前記筐体は、前記接続構造を有する前記導電性線材を複数収容することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項の記載のコネクタ。
  6. 前記筐体は、前記接続構造を有する前記導電性線材を複数収容し、
    複数の前記導電性線材の前記一端または前記他端は、1または複数のコンデンサによって相互に接続されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項の記載のコネクタ。
  7. 前記筐体には回路基板に接続するための接続端子が設けられ、
    前記接続端子に前記導電性線材の前記一端が接続されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のコネクタ。
  8. 前記導電性線材の前記一端と前記端子の間、または、前記導電性線材の前記他端と前記接続構造の間にはインダクタ成分の調整用のコイルが接続されていることを特徴とする請求項7に記載のコネクタ。
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