JP4579192B2 - ステー及びその組立方法 - Google Patents

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Description

本発明は、筐体とその扉の如き相互に相対的に変位する2つの被取付け部材の間に取付けられてこれらの被取付け部材の相対位置を固定するのに使用されるステー及びその組立方法に関するものである。
この種のステーは、例えば、筐体とこの筐体を開閉する揺動扉との間に設けられて揺動扉を開き位置に固定したり、中間または完全開き位置に固定したりするのに使用される。
このように2つの被取付け部材の間の相対位置を固定するステーは、一般に、第1の被取付け部材に一端が支持されるべき第1のアームと、第2の被取付け部材に一端が支持されるべき第2のアームと、これらの第1と第2のアームの他端を枢動自在に結合する枢支手段と、これらの第1と第2のアームとを少なくとも1つの所定の角度位置で相互に噛み合わせて固定する噛み合い固定手段とを備えており、この噛み合い固定手段は、第1のアーム側にその長手方向にばね付勢を受けつつ進退自在に設けられた噛み合い部材と第2のアーム側に設けられ噛み合い部材の噛み合い端が噛み合う少なくとも1つの被噛み合い部を有する被噛み合い部材とから成っている。
1つの従来技術のステーは、特許文献1に示すように、噛み合い固定手段の噛み合い部材が第1のアームBの内部に設けられた孔8に挿入されたロール10から成っており、このロール10を被噛み合い部材である第2のアームAの円弧状の先端1の切欠き部2に噛み合わせるために付勢するばね11は、同じ孔8内に挿入してロール10の背後に圧縮状態で係合している。
この従来技術のステーは、噛み合い部材が第1のアームの内部に配置されるため、第1のアームは、この噛み合い部材やばねを挿入することができる程度の肉厚を有することが要求されるので、薄肉のアームを有するステーに適用することができない欠点があった。
また、ステーが肉厚であると、ステーが収納ケースに適用される場合に、扉が閉じた状態でケース内部の収納空間を肉厚のステーで狭くするので、収納効率が低下する欠点があった。
他の従来技術のステーは、特許文献2に示すように、噛み合い固定手段の噛み合い部材が第1のアーム5の案内溝9に取付けられた支持ボックス12に挿入された滑動片10から成っており、この滑動片10を第2のアーム2に取付けられた被噛み合い部材であるカム板4の切欠き部3に噛み合わせるために付勢するばね14は、支持ボックス12内に配置されてその後壁12’にねじ込まれた調整ボルト13によって滑動片10の背後に圧縮状態で係合している。
このステーは、滑動片10を案内溝9内に挿入して第1のアーム5の外面に露出しているので、特許文献1の従来技術よりも薄肉のアームに適用することができるが、支持ボックス12を必要とするので、部品数が増加する上に支持ボックス12を第1のアームにねじ止めする工程が必要となって組立が面倒になる欠点があった。
実開昭56−109347号公報 実公昭43−21559号公報
本発明が解決しようとする1つの課題は、薄肉のアームにも適用することができ、小型化することができる上に組立が容易であるステーを提供することにある。
本発明が解決しようとする他の課題は、薄肉のアームにも適用することができるステーを容易に組立てることができるステーの組立方法を提供することにある。
相互に相対的に変位する第1と第2の被取付け部材の間に設けられて使用されるものであって、前記第1の被取付け部材に一端が支持されるべき第1のアームと、前記第2の被取付け部材に一端が支持されるべき第2のアームと、前記第1と第2のアームの他端を枢動自在に結合する枢支手段と、前記第1と第2のアームを少なくとも1つの所定の角度位置で相互に噛み合わせて固定する噛み合い固定手段とを備え、前記噛み合い固定手段は、前記第1のアーム側にその長手方向にばね付勢されながら進退自在に設けられた噛み合い部材と第2のアーム側に設けられ前記噛み合い部材の噛み合い端が噛み合う少なくとも1つの被噛み合い部を有する被噛み合い部材とから成っているステーにおいて、
前記噛み合い部材は前記第1のアームの外面を抱き込むようにして前記第1のアームに摺動自在に取付けられていること、および、前記噛み合い部材は前記ばねを収納する中空部を備えていること、および、その中空部に収納された前記ばねの他端が当該中空部の底部に係合していること、および、前記被噛み合い部材は、この部材が第2のアームに取り付けられて当該第2のアーム側に設けられていることを特徴とする。
本発明の第1の課題解決手段において、噛み合い部材をばね付勢するばねは、第1のアームの噛み合い部材が摺動する部分に設けられた係入孔に係入され、ばねの一端は、この係入孔の一方の壁面に係合し、ばねの他端は、噛み合い部材に係合している形態とすることができる。
また、本発明の第1の課題解決手段において、噛み合い部材は、被噛み合い部材の被噛み合い部に噛み合うべき噛み合い端を有する中空扁平部材の形態とすることができ、この形態の噛み合い部材は、中空扁平部材の中空部に第1のアームが嵌まり込んで第1のアームに取付けられる。
本発明の第2の課題解決手段は、相互に相対的に変位する第1と第2の被取付け部材の間に設けられて使用されるものであって第1の被取付け部材に一端が支持されるべき第1のアームと第2の被取付け部材に一端が支持されるべき第2のアームと、これらの第1と第2のアームの他端を枢動自在に結合する枢支手段と、これらの第1と第2のアームとを少なくとも1つの所定の角度位置で相互に噛み合わせて固定する噛み合い固定手段とを備え、この噛み合い固定手段は、第1のアーム側にその長手方向にばね付勢されながら進退自在に設けられた噛み合い部材と第2のアーム側に設けられ噛み合い部材の噛み合い端が噛み合う少なくとも1つの被噛み合い部を有する被噛み合い部材とから成っているステーを組立てる場合に、噛み合い部材は、中空扁平部材から成っており、この噛み合い部材は、第1のアームを中空扁平部材の中空部に嵌め込んで第1のアームの外面上を摺動するように第1のアームに取付け、被噛み合い部材を第2のアームに取り付ける前に、噛み合い部材を被噛み合い部材の噛み合い位置を越えてばね付勢方向に寄せた状態で第1のアームに設けられた係入孔にばねを挿入し、その後、噛み合い部材をばね付勢方向とは反対方向に押し付けながら被噛み合い部材を第2のアームに取り付けて噛み合い部材の噛み合い端をばねによって被噛み合い部材に圧接することを特徴とするステーの組立方法を提供することにある。
本発明によれば、上記のように、噛み合い部材は、第1のアームの外面を抱き込むように第1のアームに摺動自在に取付けられているので、薄肉のアームにも容易に適用することができ、また噛み合い部材は、嵌め込み如き簡単な組立によって第1のアームに取り付けることができる上に、噛み合い部材は、第1のアーム自体を取り付け手段としているので、噛み合い部材を取り付けるための特別の手段、部品を必要とするとすることがなく、簡単な工程で組立てることができる。
特に、ばねは、第1のアームの孔に係入されるので、アームの厚みがばねの収納空間として作用するので、噛み合い固定手段をアームの外部に配置したにも拘わらず、噛み合い固定手段のアーム厚み方向の張り出しを少なくして、ステーを全体的に小型化することができる。
本発明の1つの実施の形態によるステーSを以下に図1乃至図7を参照して詳細に述べる。このステーSは、図示しない相互に開閉自在な第1と第2の被取付け部材の間に取付けられて使用されるが、この第1と第2の被取付け部材は、例えば、筐体とこの筐体に蝶番等で揺動自在に取付けられた扉とすることができるが、本発明のステーが適用される被取付け部材は、筐体と扉に限定されない。
ステーSは、第1の被取付け部材に一端10aが支持されるべき第1のアーム10と、第2の被取付け部材に一端20aが支持されるべき第2のアーム20と、これらの第1のアーム10と第2のアーム20との他端を枢動自在に結合する枢支手段30と、これらの第1と第2のアーム10、20を少なくとも1つの所定の角度位置で相互に噛み合わせて固定する噛み合い固定手段40とを備えている。
第1及び第2のアーム10、20は、図4、図6から解かるように、薄肉のストリップ部材から成っており、これらのアーム10、20の一端には、それぞれ第1及び第2の被取付け部材にねじ止めされるべき取付けブラケット12、22がピボット止めされている。
枢支手段30は、図6に詳細に示すように、第1と第2のアーム10、20の他端である相互に重合する端部10b、20bを枢支する枢支ピン32から成っている。この枢支ピン32は、後に述べるように、噛み合い固定手段40の被噛み合い部材をねじ止めする取付け部を兼ねている。図6及び図7から解かるように、第1のアーム10の重合端10bは、第2のアーム20側に若干接近するように、本体部分に折曲部分10cで連続しており、また第2のアーム20の重合端20bの先端は、第1のアーム10に向けて直角に折り曲げられて第1のアーム10に係合している。第1と第2のアーム10、20の重合端10b、20bの間には、ワッシャー34が配置されている。
噛み合い固定手段40は、第1のアーム10側にその長手方向にばね付勢されて進退自在に設けられた噛み合い部材42と第2のアーム20側に設けられ噛み合い部材42の噛み合い端42Eが係合して噛み合う少なくとも1つの被噛み合い部44Rを有する被噛み合い部材44とから成っている。
噛み合い部材42は、図6、特に、図6(c)及び図6(d)から解かるように、第1のアーム10の外面を抱き込むように第1のアーム10に摺動自在に取付けられており、図示の形態では、噛み合い部材42は、中空扁平部材42Mから成っている。被噛み合い部材44の被噛み合い部44Rに噛み合うべき噛み合い端42Eは、図1及び図2に示すように、中空扁平部材42Mの一方の側壁42Wから延びる略三角形状の形態の噛み合い片から成っており、従って被噛み合い部材44の被噛み合い部44Rは、この噛み合い片の先端が係入する凹部から成っているが、噛み合い端42Eに凹部を有し、被噛み合い部44Rが凸部から成っていてもよい。なお、これらの噛み合い片又は凸部と凹部は、これらの噛み合いを手で強制的に解除することができるように丸みが付されている。
被噛み合い部材44は、図1乃至図7の形態では、特に、図6(a)(b)に示すように、周面に120°間隔で略半円形の切欠きの形態の2つの凹状の被噛み合い部44Rが設けられた円盤44Dの形態を有し、この円盤44Dは、第1と第2のアーム10、20の枢支手段30である枢支ピン32の頭部にねじ46によって取付けられている。
噛み合い部材42をばね付勢するばね48は、図5及び図6に示すように、第1のアーム10の噛み合い部材42によって抱かれて噛み合い部材42が摺動する部分に設けられた係入孔10Hに係入され、このばね48の係入孔10Hから突出する部分は、噛み合い部材42である中空扁平部材42Mの中空部42Cの拡大部分42CLに収納され、このばね48の一端は、この係入孔10Hの一方の壁面に係合し、ばね48の他端は、中空扁平部材42Mの中空部42Cの拡大部分42CLの底部42Bに係合している。
図6及び図7に示すように、噛み合い部材42である中空扁平部材42Mの中空部42Cは、既に述べたように、ばね48が収納される部分でこのばね48の直径に相応する寸法で拡大された拡大部分42CLを有するが、中空部32Cの他の部分では第2のアーム20に係合するような寸法を有する(図6の(c)(d)参照)。
次に、本発明のステーSの組立方法を図7を参照して述べると、先ず、図7(a)に示すように、第1のアーム10を噛み合い固定手段40の噛み合い部材42である中空扁平部材42Mの中空部42Cに嵌め込むが、中空扁平部材42Mは、中空部42Cの拡大部分42CLの開口が第1のアーム10の係入孔10Hを露出するように、未だ取付けられていない被噛み合い部材44の噛み合い位置(図6(a)(b)参照)を越えてばね付勢方向に寄せた状態とする(図7(a)参照)。
その後、この第1のアーム10と第2のアーム20とを重合し、この重合端10b、20bに枢支ピン32を貫通し、その拡大頭部(第1のアーム10の外面側の端部)と反対側の端部を第2のアーム20の外面に加締めてこれらの第1と第2のアーム10、20を枢支する(図7(a)参照)。
次いで、第1のアーム10の係入孔10Hの露出端からこの係入孔10Hにばね48を挿入する。このようにすると、ばね48は、係入孔10Hに係入されるが、この係入孔10Hから張り出す部分は、中空扁平部材42Mの中空部42Cの拡大部分42CLに収納される(図7(b)参照)。
最後に、噛み合い部材42である中空扁平部材42Mをばね48の付勢方向とは反対方向に押し付けながら被噛み合い部材44である円盤44Dを枢支ピン32の頭部にねじ46で固定して中空扁平部材42Mを第2のアーム20に取り付ける。円盤44Dの取り付け後、中空扁平部材42Mを解放すると、ばねに48の付勢によって噛み合い部材(中空扁平部材)42の噛み合い端42Eが被噛み合い部材(円盤)44に圧接される(図7(c)参照)。
このようにして、第1のアーム10側の噛み合い部材42の噛み合い端42Eが第2のアーム20側の被噛み合い部材44の1つの被噛み合い部44Rに係入しているときには、第1と第2のアーム42、44は、固定状態となり、またこの状態から第1と第2のアーム42、44を手で強制的に移動させて相対的に角度変位すると、噛み合い部材42の噛み合い端42Eが第2のアーム20側の被噛み合い部材44の1つの被噛み合い部44Rからばね48に抗して外れながら被噛み合い部材44の周面を摺動して次の被噛み合い部44Rに係入して次の相対角度位置で第1と第2のアーム42、44が固定される。
図1乃至図7の実施の形態では、枢支手段30の枢支ピン32と噛み合い固定手段40の被噛み合い部材44とが別体であって、枢支ピン32の拡大頭部に被噛み合い部材44である円盤44Dをねじ46で固定したが、他の形態では、図8に示すように、円盤44Dの軸部44Xが図1乃至図7の枢支ピン32を兼ねることができる。
図8の形態のステーSは、図9(a)に示すように、中空扁平部材42Mに嵌め込んでこの中空扁平部材42Mを枢支端部側に寄せた状態でばね48を挿入した第1のアーム10と第2のアーム20との重合端10b、20bの間と第1のアーム10の重合端10bと中空扁平部材42Mの噛み合い端42Eとの間とにそれぞれ内外のワッシャー34I、34Oを配置し(図9(a)参照)、その後、中空扁平部材42Mをばね48に抗して第1のアーム10の外側端に押し付けながら(図9(b)参照)、外側のワッシャー34Oに被噛み合い部材(円盤)44を係合するようにその軸部44Xを第1と第2のアーム10、20の重合端及びワッシャー34I、34Oを貫通して軸部44Xの先端を加締めて被噛み合い部材44を第2のアーム20に固定する。
図8及び図9の実施の形態のステーSも図1乃至7の実施の形態のステーと同様にして2つのアーム10、20の相対位置を固定したり、相対位置を変位したりすることができる。
図1乃至図7、図8及び図9のいずれの実施の形態も、噛み合い部材42は、第1のアーム10の全周を覆うように抱き込んで取付けられているが、第1のアーム10の外周面上を抜け止めされた状態で摺動しながら移動することができれば、全周を覆う必要はなく、第1のアーム10の一方の側壁の中間部分を露呈するように略C字形(コ字形ではない)に形成されていてもよい。
また、図示の形態のように、断面矩形状の中空扁平部材42Mを一体に成形されているのが好ましいが、この中空扁平部材42Mは、厚み方向に2つ割りして相互にフランジ止めして一体化してもよい。
既に述べたように、噛み合い部材42は、第1のアーム10の外面を抱き込むように第1のアーム10に摺動自在に取付けられているので、薄肉のアームにも容易に適用することができる。また、噛み合い部材42は、嵌め込み如き簡単な組立によって第1のアーム10に取り付けることができる上に、噛み合い部材42は、第1のアーム10自体を取り付け手段としているので、噛み合い部材42を取り付けるための特別の手段、部品を必要とするとすることがなく、簡単な工程で組立てることができることが解る。
ばね48は、第1のアーム10の係入孔10Hに係入されて第1のアーム10の厚みがばねの収納空間として作用するので、噛み合い固定手段40を第1のアーム10の外部に配置したにも拘わらず、噛み合い固定手段40の第1のアーム10の厚み方向の張り出しを少なくすることができ、ステーを全体的に小型化することができる。
本発明によれば、噛み合い部材は、第1のアームの外面を抱き込むように第1のアームに摺動自在に取付けられているので、薄肉のアームにも容易に適用することができ、また噛み合い部材は、嵌め込み如き簡単な組立によって第1のアームに取り付けることができるので、簡単な工程で組立てることができ、高い産業上の利用性を有する。
本発明の1つの形態によるステーの1つの相対位置固定状態の正面図である。 図1のステーの相対位置変位状態の正面図である。 図1のステーの他の相対位置固定状態の正面図である。 図3の状態にあるステーの左側面図である。 図1の状態にあるステーの噛み合い部材を縦断面で切り取って第1のアームと噛み合い部材とばねとの関係を示す部分正面図である。 本発明の要部を断面で示しており、同図(a)は、図1のA−A線断面図、同図(b)は、図2のB−B船断面図、同図(c)及び(d)は、それぞれ同図(a)のC−C線及びD−D線断面図である。 図1のステーの組立方法を図6(a)と同じ断面で順次示しており、同図(a)は、ばねを挿入する前の第1と第2のアームの組立状態の断面図、同図(b)は、ばねを挿入した後の第1と第2のアームの組立状態の断面図、同図(c)は、被噛み合い部材の取り付け後の第1と第2のアームの組立状態の断面図である。 本発明の他の形態によるステーの図6(a)と同様の断面図である。 図8のステーの組立方法を図8と同じ断面で順次示しており、同図(a)は、ばねを挿入した状態の第1と第2のアームの組立状態の断面図、同図(b)は、被噛み合い部材を取り付けるために噛み合い部材をばねに抗して移動させた状態の第1と第2のアームの組立状態の断面図、同図(c)は、被噛み合い部材の取り付け後の第1と第2のアームの組立状態の断面図である。
符号の説明
S ステー
10 第1のアーム
10H 係入孔
10a 第1のアームの一端
10b 第1のアームの他端(重合端)
10c 折曲部分
12 取付けブラケット
20 第2のアーム
20a 第2のアームの一端
20b 第2のアームの他端(重合端)
22 取付けブラケット
30 枢支手段
32 枢支ピン
34、34I、34O ワッシャー
40 噛み合い固定手段
42 噛み合い部材
42M 中空扁平部材
42C 中空部
42CL 拡大部分
42B 底部
42W 中空扁平部材の一方の側壁
42E 噛み合い端
44 被噛み合い部材
44D 円盤
44X 軸部
44R 被噛み合い部
46 ねじ
48 ばね

Claims (4)

  1. 相互に相対的に変位する第1と第2の被取付け部材の間に設けられて使用されるものであって、前記第1の被取付け部材に一端が支持されるべき第1のアームと、前記第2の被取付け部材に一端が支持されるべき第2のアームと、前記第1と第2のアームの他端を枢動自在に結合する枢支手段と、前記第1と第2のアームを少なくとも1つの所定の角度位置で相互に噛み合わせて固定する噛み合い固定手段とを備え、前記噛み合い固定手段は、前記第1のアーム側にその長手方向にばね付勢されながら進退自在に設けられた噛み合い部材と第2のアーム側に設けられ前記噛み合い部材の噛み合い端が噛み合う少なくとも1つの被噛み合い部を有する被噛み合い部材とから成っているステーにおいて、
    前記噛み合い部材は前記第1のアームの外面を抱き込むようにして前記第1のアームに摺動自在に取付けられていること、および、前記噛み合い部材は前記ばねを収納する中空部を備えていること、および、その中空部に収納された前記ばねの他端が当該中空部の底部に係合していること、および、前記被噛み合い部材は、この部材が第2のアームに取り付けられて当該第2のアーム側に設けられていることを特徴とするステー。
  2. 請求項1に記載のステーであって、前記噛み合い部材をばね付勢するばねは、前記第1のアームの前記噛み合い部材が摺動する部分に設けられた係入孔に係入され、前記ばねの一端は、前記係入孔の一方の壁面に係合し、前記ばねの他端は、前記噛み合い部材に係合していることを特徴とするステー。
  3. 請求項1または2に記載のステーであって、前記噛み合い部材は、前記被噛み合い部材の被噛み合い部に噛み合う噛み合い端を有する中空扁平部材から成っており、前記噛み合い部材は、前記中空扁平部材の中空部に前記第1のアームが嵌まり込んで前記第1のアームに取付けられていることを特徴とするステー。
  4. 相互に相対的に変位する第1と第2の被取付け部材の間に設けられて使用されるものであって前記第1の被取付け部材に一端が支持されるべき第1のアームと前記第2の被取付け部材に一端が支持されるべき第2のアームと前記第1と第2のアームの他端を枢動自在に結合する枢支手段と前記第1と第2のアームとを少なくとも1つの所定の角度位置で相互に噛み合わせて固定する噛み合い固定手段とを備え、前記噛み合い固定手段は、前記第1のアーム側にその長手方向にばね付勢されながら進退自在に設けられた噛み合い部材と前記第2のアーム側に設けられ前記噛み合い部材の噛み合い端が噛み合う少なくとも1つの被噛み合い部を有する被噛み合い部材とから成っているステーを組立てる方法において、前記噛み合い部材は、中空扁平部材から成っており、前記噛み合い部材は、前記第1のアームを前記中空扁平部材の中空部に嵌め込んで前記第1のアームの外面上を摺動するように前記第1のアームに取付け、前記被噛み合い部材を前記第2のアームに取り付ける前に、前記噛み合い部材を前記被噛み合い部材の噛み合い位置を越えてばね付勢方向に寄せた状態で前記第1のアームに設けられた係入孔にばねを挿入し、その後、前記噛み合い部材をばね付勢方向とは反対方向に押し付けて前記被噛み合い部材を前記第2のアームに取り付けて前記噛み合い部材の噛み合い端を前記ばねによって前記被噛み合い部材に圧接することを特徴とするステーの組立方法。
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