JP4577072B2 - 圧縮機 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば、空気調和機や冷凍機等に使用される圧縮機に関する。
従来、圧縮機としては、密閉容器内に上下方向に配置された、アキシャルギャップ型のモータと、このモータで駆動される圧縮部とを備えたものがある(特開昭61−185040号公報:特許文献1参照)。
上記モータは、ステータと、このステータの軸方向両側にエアギャップを介して配置されたロータと、このロータに固定されると共にこのロータの回転力を上記圧縮部に伝達するシャフトとを有している。
しかしながら、上記従来の圧縮機では、冷媒に含まれる潤滑油は、上記ロータの回転による遠心力によって、(狭い空間の)上記エアギャップに進入して、回転している上記ロータに対して上記潤滑油によるせん断力が発生する。
そして、上記ロータの遠心力によって、上記潤滑油が、上記ロータの外周部に拡がるにつれて、ロータの周速が増加するためせん断力が大きくなる。このように、上記ロータの回転に抗する力が大きくなって、上記モータの運転の効率が低下し、その結果圧縮機の効率が低下する。
また、上記冷媒は、上記モータの外周側の(狭い)通路や(狭い)上記エアギャップを通過するので、上記モータの上流側と下流側との差圧が大きくなって、圧縮機の圧力損失が大きくなる。
特開昭61−185040号公報
そこで、この発明の課題は、モータの運転の効率を向上しつつ、圧力損失を低減できる圧縮機を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の圧縮機は、密閉容器と、この密閉容器内に配置されるアキシャルギャップ型のモータと、この密閉容器内に配置されると共にこのモータで駆動される圧縮部とを備え、
上記モータは、コイルを有するステータと、このステータのアキシャル方向にエアギャップを介して配置されるロータと、このロータに固定されると共にこのロータの回転力を上記圧縮部に伝達するシャフトとを有し、
上記ステータまたは上記ロータの少なくとも一方には、上記エアギャップに位置すると共に上記シャフトの近傍で上記シャフトを囲む略環状の突起部が設けられ、上記モータの外周側に通路が設けられると共に、上記ステータ、上記ロータまたは上記シャフトを貫通すると共に上記略環状の突起部の内側に少なくとも一部が位置する冷媒通路が設けられていることを特徴としている。
この発明の圧縮機によれば、上記モータには、上記エアギャップに位置すると共に上記シャフトの近傍で上記シャフトを囲む略環状の突起部が設けられ、かつ、上記略環状の突起部の内側に位置する冷媒通路が設けられているので、冷媒は、潤滑油とともに、上記冷媒通路を通過する。
このとき、上記潤滑油は、上記突起部によって、上記エアギャップへの進入を阻止されるので、上記潤滑油が上記ロータに付与するせん断力を小さくできる。このように、上記ロータの回転に抗する力を小さくして、上記モータの運転の効率を向上できる。
また、上記冷媒は、従来からある上記モータの外周側の通路に加えて、上記モータの中央部の上記冷媒通路を通過するので、上記モータの上流側と下流側との差圧を小さくできて、圧縮機の圧力損失を低減できる。
また、一実施形態の圧縮機では、上記冷媒通路のうちの上記突起部よりも下流側にある部分の少なくとも一部は、上記シャフトの軸方向からみて、上記突起部の内側の冷媒通路に重なる。
この一実施形態の圧縮機によれば、上記冷媒通路のうちの上記突起部よりも下流側にある部分の少なくとも一部は、上記シャフトの軸方向からみて、上記突起部の内側の冷媒通路に重なるので、上記冷媒は、上記ロータの遠心力に逆らって軸中心方向に流れる必要がなくなる。このため、上記冷媒を、上記潤滑油とともに、上記冷媒通路の下流側部分にスムーズに導くことができて、上記潤滑油の上記エアギャップへの進入を防止する。
また、一実施形態の圧縮機では、上記冷媒通路のうちの上記突起部よりも下流側にある部分の少なくとも一部は、上記シャフトの軸方向からみて、上記突起部の径方向内面よりも径方向外側に位置する。
この一実施形態の圧縮機によれば、上記冷媒通路のうちの上記突起部よりも下流側にある部分の少なくとも一部は、上記シャフトの軸方向からみて、上記突起部の径方向内面よりも径方向外側に位置するので、上記冷媒を、上記潤滑油とともに、上記冷媒通路の下流側部分に一層円滑に導くことができて、上記潤滑油の上記エアギャップへの進入を防止する。
また、一実施形態の圧縮機では、上記冷媒通路のうちの上記突起部よりも上流側にある部分は、上記シャフトの軸方向からみて、上記突起部の径方向内面よりも、または、上記突起部の径方向内面を含んで、径方向内側にある。
この一実施形態の圧縮機によれば、上記冷媒通路のうちの上記突起部よりも上流側にある部分は、上記シャフトの軸方向からみて、上記突起部の径方向内面よりも、または、上記突起部の径方向内面を含んで、径方向内側にあるので、上記冷媒通路の上流側部分を通過した冷媒を、上記潤滑油とともに、上記突起部の内側に確実に導くことができて、上記潤滑油の上記エアギャップへの進入を防止する。
また、一実施形態の圧縮機では、上記突起部は、上記ロータまたは上記ステータのうちの下流側にあるほうに、設けられている。
この一実施形態の圧縮機によれば、上記突起部は、上記ロータまたは上記ステータのうちの下流側にあるほうに、設けられているので、上流側冷媒通路の出口付近に、上記エアギャップに通じる微小隙間が位置する。このため、冷媒に含まれる潤滑油は、慣性力により急激に流れ方向が変わらないので、潤滑油の上記エアギャップへの進入を阻止できる。
また、一実施形態の圧縮機では、上記ロータまたは上記ステータのうちの上流側にあるほうの冷媒通路の内径は、上記突起部の内径より小であるか同一である。
この一実施形態の圧縮機によれば、上記ロータまたは上記ステータのうちの上流側にあるほうの冷媒通路の内径は、上記突起部の内径より小であるか同一であるので、上記突起部の外周側に冷媒を流入することを防止できる。
また、一実施形態の圧縮機では、上記突起部は、上記ロータまたは上記ステータのうちの上流側にあるほうに、設けられている。
この一実施形態の圧縮機によれば、上記突起部は、上記ロータまたは上記ステータのうちの上流側にあるほうに、設けられているので、上流側冷媒通路の出口付近に、上記エアギャップに通じる微小隙間が存在しない。このため、潤滑油の上記エアギャップへの進入を阻止できる。
また、一実施形態の圧縮機では、上記突起部は、上記ロータまたは上記ステータのうちの下流側にあるほうの冷媒通路の内部にまで、延設されている。
この一実施形態の圧縮機によれば、上記突起部は、上記ロータまたは上記ステータのうちの下流側にあるほうの冷媒通路の内部にまで、延設されているので、仮に、上記シャフトの回転による遠心力で冷媒が外周側に飛ばされても、上記シャフトに対し、上記エアギャップが開口していないので、上記エアギャップに冷媒が流入することを防ぐことができる。さらに、下流側冷媒通路の内面と上記突起部の外面との間の空間は、下流側に開口するため、上記エアギャップに冷媒が流入することを防ぐことができる。
また、一実施形態の圧縮機では、上記シャフトには、上記ステータおよび上記ロータよりも下流側に位置すると共に、上記ロータまたは上記ステータのうちの下流側にあるほうに対向して上記ロータまたは上記ステータのうちの下流側にあるほうの冷媒通路に重なる面を有するオイルセパレータが設けられている。
この一実施形態の圧縮機によれば、上記シャフトには、上記ステータおよび上記ロータよりも下流側に位置する上記オイルセパレータが設けられているので、上記冷媒通路を通過した上記潤滑油を、上記オイルセパレータによって、上記冷媒から確実に分離できる。
また、一実施形態の圧縮機では、上記ロータまたは上記ステータのうちの下流側にあるほうと、上記オイルセパレータとの軸方向の間隔は、上記エアギャップの軸方向の長さよりも、大きい。
この一実施形態の圧縮機によれば、上記ロータまたは上記ステータのうちの下流側にあるほうと、上記オイルセパレータとの軸方向の間隔は、上記エアギャップの軸方向の長さよりも、大きいので、上記冷媒を、上記ロータまたは上記ステータのうちの下流側にあるほうと上記オイルセパレータとの間に、確実に導くことができて、上記潤滑油を上記冷媒から確実に分離できる。さらに、上記ロータまたは上記ステータのうちの下流側にあるほうと上記オイルセパレータとの間のせん断力を小さくすることで、上記オイルセパレータを設けても、上記モータの運転効率を向上できるとともに、上記モータの上流側と下流側との差圧を小さくして、圧縮機の圧力損失を低減できる。
また、一実施形態の圧縮機では、上記ロータは、永久磁石を有する。
この一実施形態の圧縮機によれば、上記ロータは永久磁石を有するので、上記モータの停止時において、上記ロータには上記ステータに対する吸引力が働いて、上記ロータおよび上記シャフトの逆転を防止できる。また、上記モータの運転時において、エアギャップの磁束密度を高くできるため、圧縮機の高出力および高効率が実現できる。
この発明の圧縮機によれば、上記モータには、上記エアギャップに位置すると共に上記シャフトの近傍で上記シャフトを囲む略環状の突起部が設けられ、かつ、上記略環状の突起部の内側に位置する冷媒通路が設けられているので、上記潤滑油が回転中の上記ロータに付与するせん断力を小さくして、上記モータの運転の効率を向上できると共に、上記モータの上流側と下流側との差圧を小さくして、圧縮機の圧力損失を低減できる。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、この発明の圧縮機の一実施形態である縦断面図を示している。この圧縮機は、密閉容器1内に上から下に順に配置された、アキシャルギャップ型のモータ2と、このモータ2で駆動される圧縮部11とを備えている。ここで、上方向とは、上記密閉容器1の中心軸が水平面に対して傾斜しているか否かに関わらず、上記密閉容器1の中心軸に沿った上方向をいう。
上記モータ2は、上記圧縮部11から吐出された高圧の冷媒が満たされる上記密閉容器1内の領域に配置されている。具体的には、上記密閉容器1内は、高圧領域Hであり、この圧縮機は、いわゆる、高圧ドーム型である。
上記モータ2は、ステータ21と、このステータ21の上にエアギャップを介して配置されるロータ26と、このロータ26に固定されると共にこのロータ26の回転力を上記圧縮部11に伝達するシャフト20とを有している。
図1と図2に示すように、上記ステータ21は、上記密閉容器1に取り付けられた鉄心23と、この鉄心23に取り付けられたコイル22とを有する。
上記鉄心23は、上記シャフト20に対して略直交するように配置された円環状の基台24aと、この基台24aの上記ロータ26側の一面に設けられた突部24bとを有する。
上記突部24bは、上記シャフト20に沿って延びており、上記シャフト20の周りに複数個設けられている。上記コイル22は、上記各突部24bの軸周りに巻回されている。上記コイル22は、励磁されて、上記突部24bの軸方向の磁束を発生する。
上記ステータ21は、上記鉄心23と共同して上記コイル22を挟むステータ板25を有する。このステータ板25は、磁性体からなり、隣接する上記突部24bの間を磁気的に絶縁する(図示しない)スリットを設けている。この構成により、エアギャップに対向するステータコア面積が増加するので、鎖交磁束を増大させることが可能である。なお、上記ステータ板25は必須ではないが、上記ステータ板25の内径を後述する突起部50の内径より小とすることで、突起部50の外周側に冷媒を流入することを防止できるという点で好適である。
上記ロータ26は、上記シャフト20に取り付けられた円環状のバックヨーク28と、このバックヨーク28の上記ステータ21側の一面に設けられた永久磁石27とを有する。
上記バックヨーク28は、磁性体からなる。上記永久磁石27は、上記シャフト20の周方向に交互に異なる磁極を有する。上記永久磁石27は、上記シャフト20に沿った方向の磁束を発生する。
上記ロータ26は、上記永久磁石27を有するので、上記モータ2の停止時において、上記ロータ26には上記ステータ21に対する吸引力が働いて、上記ロータ26および上記シャフト20の逆転を防止できる。また、上記モータ2の運転時において、エアギャップの磁束密度を高くできるため、圧縮機の高出力および高効率が実現できる。なお、上記永久磁石27は必須ではない。
上記ロータ26は、上記バックヨーク28と共同して上記永久磁石27を挟むロータ板29を有する。このロータ板29は、磁性体からなり、上記永久磁石27の隣接する磁極の間を磁気的に絶縁する(図示しない)スリットを設けている。この構成により、エアギャップに対向するロータコア面積が増加するので、鎖交磁束を増大させることが可能である。また、上記永久磁石27に減磁界が直接かからないため、減磁耐力も増大する。なお、上記ロータ板29は必須ではないが、後述する突起部50を設けるためには好適である。この突起部50は、上記ロータ板29と一体として形成できるし、仮に上記突起部50と上記ステータ板25が近接していても、上記ロータ板29と上記ステータ板25は、相互に、磁束のやり取りをしてトルクを発生させるので、磁束の漏洩を増加させトルクを低下させることもない。仮に上記ロータ板29がない場合、上記バックヨーク28の内径を突出させて突起部を形成することもできる。ただし、この場合、突起部50は上記ステータ21に近接する位置まで設ける必要があるため、高さが必要であり、また、上記ステータ21と磁束のやり取りをすれば、トルクに寄与しない漏れ磁束となるため、形状の制限が課されることになる。
上記モータ2には、上記エアギャップに位置すると共に上記シャフト20の近傍で上記シャフト20を囲むように、略環状の突起部50が設けられている。この突起部50は、上記ロータ26に設けられている。
すなわち、この突起部50は、上記ステータ21側を向くように、上記環状のロータ板29の内周部に一体に設けられている。上記突起部50は、上記ロータ板29の内周部を折り曲げて形成される。例えば、この突起部50は、プレス加工にて形成されたバリ状の突起である。または、上記ロータ板29が圧粉鉄心である場合は、この突起部50は、上記ロータ板29と共に一体成形されたものである。または、工数は増加するが、上記ロータ板29と上記突起部50は別部品であっても良く、材質も異なっていてもよい。この突起部50と上記シャフト20との間には、冷媒が通過するための隙間が設けられている。
上記モータ2には、上記シャフト20の軸の近傍に、上記シャフト20の軸に沿って貫通する冷媒通路51が設けられている。この冷媒通路51は、上記略環状の突起部50の内側に位置する。この冷媒通路51は、上記ステータ21側の冷媒通路51aと、上記ロータ26側の冷媒通路51bとを有する。
そして、冷媒は、図2の矢印に示すように、上記ステータ側冷媒通路51a、上記突起部50と上記シャフト20との間の隙間、および、上記ロータ側冷媒通路51bを、順に、通過する。
上記略環状の突起部50よりも(冷媒流れの)下流側にある上記ロータ側冷媒通路51bの少なくとも一部は、上記シャフト20の軸方向からみて、上記突起部50の内側の冷媒通路に重なっている。詳しくは、上記シャフト20の軸方向からみて、上記ロータ側冷媒通路51bの一部は、上記突起部50の径方向内面よりも径方向外側に位置する。もしくは、上記ロータ側冷媒通路51bの内面と上記突起部50の内面は、面一である。
上記略環状の突起部50よりも(冷媒流れの)上流側にある上記ステータ側冷媒通路51aは、上記シャフト20の軸方向からみて、上記突起部50の径方向内面よりも径方向内側にある。もしくは、上記ステータ側冷媒通路51aは、上記シャフト20の軸方向からみて、上記突起部50の径方向内面を含んで径方向内側にある。具体的には、上記ステータ側冷媒通路51aの内径は、上記突起部50の内径より小であるか同一である。
上記ロータ側冷媒通路51bは、図3に示すように、上記ロータ26の内周面に設けられた4つの溝26aによって形成される。この4つの溝26aは、上記ロータ26の軸を中心とした略等間隔の中心角度で、配置されている。
上記ロータ側冷媒通路51bの他の形態は、図4に示すように、上記シャフト20の外周面に設けられた4つの溝20aによって形成される。この4つの溝20aは、上記シャフト20の軸を中心とした略等間隔の中心角度で、配置されている。
なお、図示しないが、上記ロータ側冷媒通路51bは、上記ロータ26に設けられた溝26aと上記シャフト20に設けられた溝20aとの合体によって形成してもよい。
上記ステータ側冷媒通路51aは、図示しないが、上記ロータ側冷媒通路51bと同様に、上記ステータ21に設けられた溝、または、上記シャフト20に設けられた溝、または、上記ステータ21内周と上記シャフト20外周との空間によって形成される。
図1に示すように、上記シャフト20には、上記ステータ21および上記ロータ26よりも下流側に位置するオイルセパレータ10が設けられている。このオイルセパレータ10は、円板であり、少なくとも上記ロータ側冷媒通路51bの下流側(つまり、最も下流にある冷媒通路)にたいして十分大きな径を有する。すなわち、このオイルセパレータ10は、上記ロータ26に対向して上記ロータ側冷媒通路51bに重なる面を有する。そして、このオイルセパレータ10は、上記ロータ26の上側で上記シャフト20の先端に固定されて、上記シャフト20と共に回転する。上記シャフト20と上記オイルセパレータ10との間には冷媒通路を設けない。このオイルセパレータ10と上記ロータ26との軸方向の間隔は、上記エアギャップの軸方向の長さよりも大きい。
上記圧縮部11は、シリンダ状の本体部12と、この本体部12の上下の開口端のそれぞれに取り付けられる上端板15および下端板16とを備える。上記シャフト20は、上記上端板15および上記下端板16を貫通して、上記本体部12の内部に進入している。
上記本体部12の内部には、上記シャフト20に設けられたクランクピン17に嵌合したローラ13を、公転可能に配置し、このローラ13の公転運動で圧縮作用を行うようにしている。すなわち、上記ローラ13の外面と上記本体部12の内面との間に、圧縮室14を形成する。
上記密封容器1は、上記圧縮部11の低圧側の上記圧縮室14に開口する吸入管6、および、上記モータ2の上側に開口する吐出管7を有する。上記圧縮部11は、上記モータ2側に開口する吐出孔11aを有する。
上記シャフト20の一端側は、上記圧縮部11の上記下端板16に回転自在に支持され、上記シャフト20の他端側は、上記ステータ21に回転自在に支持されている。
上記密閉容器1内の下側に、上記シャフト20の下部が浸漬される潤滑油8を有する。この潤滑油8は、上記シャフト20の回転によって、上記シャフト20の内部を上がって、上記圧縮部11の摺動部等を潤滑する。
次に、上記圧縮機の作用を説明する。
上記吸入管6から上記圧縮部11の上記圧縮室14に冷媒を供給し、上記モータ2により上記圧縮部11を駆動させ、冷媒を圧縮する。圧縮された冷媒は、上記圧縮部11の上記吐出孔(吐出孔から吐出した冷媒を所定の位置に導くための冷媒通路がある場合には冷媒通路孔)11aから上記密閉容器1内に吐出され、主に(図2の)上記冷媒通路51を通って、上記圧縮部11の上部空間に運ばれ、上記吐出管7より上記密閉容器1の外側に吐出される。
そして、上記冷媒が上記潤滑油8とともに上記冷媒通路51を通過するとき、上記潤滑油8は、上記突起部50によって、上記エアギャップへの進入を阻止される。このため、上記潤滑油8が回転中の上記ロータ26に付与するせん断力を小さくできる。このように、上記ロータ26の回転に抗する力を小さくして、上記モータ2の運転の効率を向上できる。
また、上記冷媒は、従来からある上記モータ2の外周側の通路に加えて、上記モータ2の中央部の上記冷媒通路51を通過するので、上記モータ2の上流側と下流側との差圧を小さくできて、圧縮機の圧力損失を低減できる。
また、軸方向からみて上記ロータ側冷媒通路51bの一部は、上記突起部50の内面より外側に位置するか、もしくは上記ロータ側冷媒通路51bの最も外側の内面と上記突起部50の内面は面一である。このため、上記冷媒は、上記ロータ26の遠心力に逆らって軸中心方向に流れないので、上記冷媒を上記冷媒通路の下流側の部分にスムーズに導くことができる。したがって、上記冷媒を、上記潤滑油8とともに、上記冷媒通路51の下流側部分に確実に導くことができて、上記潤滑油8の上記エアギャップへの進入を防止する。
また、上記略環状の突起部50よりも上流側にある上記ステータ側冷媒通路51aは、上記シャフト20の軸方向からみて、上記突起部50の径方向内面よりも、または、上記突起部50の径方向内面を含んで、径方向内側にある。このため、上記冷媒通路51の上流側部分を通過した冷媒を、上記潤滑油8とともに、上記突起部50の内側に確実に導くことができて、上記潤滑油8の上記エアギャップへの進入を防止する。
また、上記突起部50は、上記ロータ26または上記ステータ21のうちの下流側にあるほうに、設けられているため、上流側冷媒通路の出口付近に、上記エアギャップに通じる微小隙間が位置する。このため、冷媒に含まれる潤滑油は、慣性力により急激に流れ方向が変わらないので、上記潤滑油8の上記エアギャップへの進入を阻止できる。
上記突起部50は、上記ロータ26の中央部にあるので、上記ロータ26の外周側にある場合に比べて、上記シャフト20が傾いても、上記突起部50は、上記ステータ21に当接しない。
また、上記シャフト20には、上記ステータ21および上記ロータ26よりも下流側に位置する上記オイルセパレータ10が設けられているので、上記冷媒通路51を通過した上記潤滑油8を、上記オイルセパレータ10によって、上記冷媒から確実に分離できる。また、上記オイルセパレータ10と上記ロータ26との軸方向の間隔は、上記エアギャップの軸方向の長さよりも大きいので、上記冷媒を、上記オイルセパレータ10と上記ロータ26との間に、確実に導くことができて、上記潤滑油8を上記冷媒から確実に分離できる。さらに、上記ロータ26と上記オイルセパレータ10との間のせん断力を小さくすることで、上記オイルセパレータ10を設けても、上記モータ2の運転効率を向上できるとともに、上記モータ2の上流側と下流側との差圧を小さくして、圧縮機の圧力損失を低減できる。
(第2の実施形態)
図5は、この発明の圧縮機の第2の実施形態を示している。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、この第2の実施形態では、突起部の位置が相違している。なお、その他の構造は、上記第1の実施形態と同じであるため、その説明を省略する。
この突起部50は、上記ロータ26または上記ステータ21のうちの上流側にある上記ステータ21に、設けられている。上記突起部50は、上記ロータ側冷媒通路51bの内部にまで、延設されている。
したがって、上流側冷媒通路(上記ステータ側冷媒通路51a)の出口付近に、上記エアギャップに通じる微小隙間が存在しない。このため、上記潤滑油8の上記エアギャップへの進入を阻止できる。また、仮に、上記シャフト20の回転による遠心力で冷媒が外周側に飛ばされても、上記シャフト20に対し、上記エアギャップが開口していないので、上記エアギャップに冷媒が流入することを防ぐことができる。さらに、下流側冷媒通路(上記ロータ側冷媒通路51b)の内面と上記突起部50の外面との間の空間は、下流側に開口するため、上記エアギャップに冷媒が流入することを防ぐことができる。
(第3の実施形態)
図6は、この発明の圧縮機の第3の実施形態を示している。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、この第3の実施形態では、圧縮部の構成と、圧縮部とモータとの位置関係とが相違している。なお、その他の構造は、上記第1の実施形態と同じであるため、その説明を省略する。
上記密閉容器1内に下から上に順に、上記モータ2の上記ステータ21、上記モータ2の上記ロータ26、上記オイルセパレータ10、および、圧縮部3を配置している。上記モータ2は、上記圧縮部3から吐出された高圧の冷媒が満たされる上記密閉容器1内の領域に配置されている。
上記圧縮部3は、上記密閉容器1に取り付けられる本体部30と、この本体部30に固定され支持される固定スクロール31と、この固定スクロール31に噛み合う旋回スクロール32とを有する。
上記固定スクロール31は、鏡板に渦捲き状のラップを有し、上記旋回スクロール32と互いに噛み合って複数の圧縮室33を形成する。上記旋回スクロール32は、上記モータ2の上記シャフト20の一端に取り付けら、上記シャフト20の回転により、旋回する。
上記本体部30は、上記シャフト20を挿通し、上記シャフト20の一端側を支持する軸受け部30aを有している。すなわち、上記シャフト20の一端側は、上記圧縮部3に回転自在に支持されている。
一方、上記シャフト20の他端側は、上記モータ2の下側で上記密閉容器1内に取り付けられた保持部5に回転自在に支持されている。すなわち、上記シャフト20は、両持ちされている。
上記吸入管6は、上記圧縮部3の低圧側の上記圧縮室33に開口し、上記吐出管7は、上記オイルセパレータ10と上記圧縮部3との間に開口する。
次に、上記圧縮機の作用を説明する。
上記吸入管6から上記圧縮部3の上記圧縮室33に冷媒を供給し、上記モータ2により上記圧縮部3を駆動させ、冷媒を圧縮する。圧縮された冷媒は、上記圧縮部3の上記吐出孔31aから上記密閉容器1内に吐出され、上記圧縮部3の外周部の(図示しない)空間等を通って、上記圧縮部3の下部空間に運ばれ、上記吐出管7より上記密閉容器1の外側に吐出される。
この第3の実施形態では、上記第1の実施形態と同様の効果を奏する。
なお、この発明は上述の実施形態に限定されない。例えば、上記突起部50を上記ステータ21の内周部まで延びる円管にしてもよく、上記潤滑油8を狭い上記エアギャップへ入れず、上記潤滑油8の大部分を上記冷媒通路51に通すことができる。また、上記ステータ21と上記ロータ26とを上下逆に配置してもよい。また、上記突起部50を、上記ロータ26に代えて、上記ステータ21に設けてもよく、または、上記突起部50を、上記ロータ26および上記ステータ21の両方に設けてもよい。また、上記突起部50は、完全な環状に限らず、一部に切れ込みを有する略環状であってもよい。また、モータを、圧縮部に吸入されるべき低圧の冷媒が満たされる密閉容器内の領域に配置してもよく、この場合の圧縮機は、いわゆる、低圧ドーム型である。また、上記密閉容器1の中心軸が、水平面に対して略平行であってもよい。
また、モータは、アキシャルギャップのみを有するものに限らず、主としてアキシャルギャップを有するが、ラジアルギャップを併せて有しても、上記発明の構成を有するものであれば適用可能である。例えば、ロータが凹型であり、ステータがこのロータの内部に配置される。つまり、上記ロータは、上記ステータの軸方向および径方向外側に対向する。このとき、エアギャップのうち、ラジアルギャップ部は、冷媒が流入しにくいように、下流側に開口するとよい。この場合、ロータ、ステータ、シャフトの3者の関係においては、アキシャルギャップ型モータとみなせ、本発明を適用できる。
この発明の圧縮機の第1実施形態を示す縦断面図である。 要部の拡大縦断面図である。 冷媒通路を示す平面図である。 他の冷媒通路を示す平面図である。 この発明の圧縮機の第2実施形態を示す縦断面図である。 この発明の圧縮機の第3実施形態を示す縦断面図である。
符号の説明
1 密閉容器
2 モータ
3 圧縮部
6 吸入管
7 吐出管
10 オイルセパレータ
11 圧縮部
12 本体部
13 ローラ
14 圧縮室
15 上端板
16 下端板
20 シャフト
20a 溝
21 ステータ
22 コイル
23 鉄心
26 ロータ
26a 溝
27 永久磁石
28 バックヨーク
30 本体部
31 固定スクロール
32 旋回スクロール
33 圧縮室
50 突起部
51 冷媒通路
51a ステータ側の冷媒通路
51b ロータ側の冷媒通路
H 高圧領域

Claims (11)

  1. 密閉容器(1)と、
    この密閉容器(1)内に配置されるアキシャルギャップ型のモータ(2)と、
    この密閉容器(1)内に配置されると共にこのモータ(2)で駆動される圧縮部(3,11)と
    を備え、
    上記モータ(2)は、
    コイル(22)を有するステータ(21)と、
    このステータ(21)のアキシャル方向にエアギャップを介して配置されるロータ(26)と、
    このロータ(26)に固定されると共にこのロータ(26)の回転力を上記圧縮部(3,11)に伝達するシャフト(20)と
    を有し、
    上記ステータ(21)または上記ロータ(26)の少なくとも一方には、上記エアギャップに位置すると共に上記シャフト(20)の近傍で上記シャフト(20)を囲む略環状の突起部(50)が設けられ、
    上記モータ(2)の外周側に通路が設けられると共に、上記ステータ(21)、上記ロータ(26)または上記シャフト(20)を貫通すると共に上記略環状の突起部(50)の内側に少なくとも一部が位置する冷媒通路(51)が設けられていることを特徴とする圧縮機
  2. 請求項1に記載の圧縮機において、
    上記冷媒通路(51)のうちの上記突起部(50)よりも下流側にある部分の少なくとも一部は、上記シャフト(20)の軸方向からみて、上記突起部(50)の内側の冷媒通路に重なることを特徴とする圧縮機。
  3. 請求項2に記載の圧縮機において、
    上記冷媒通路(51)のうちの上記突起部(50)よりも下流側にある部分の少なくとも一部は、上記シャフト(20)の軸方向からみて、上記突起部(50)の径方向内面よりも径方向外側に位置することを特徴とする圧縮機。
  4. 請求項1に記載の圧縮機において、
    上記冷媒通路(51)のうちの上記突起部(50)よりも上流側にある部分は、上記シャフト(20)の軸方向からみて、上記突起部(50)の径方向内面よりも、または、上記突起部(50)の径方向内面を含んで、径方向内側にあることを特徴とする圧縮機。
  5. 請求項1に記載の圧縮機において、
    上記突起部(50)は、上記ロータ(26)または上記ステータ(21)のうちの下流側にあるほうに、設けられていることを特徴とする圧縮機。
  6. 請求項5に記載の圧縮機において、
    上記ロータ(26)または上記ステータ(21)のうちの上流側にあるほうの冷媒通路の内径は、上記突起部(50)の内径より小であるか同一であることを特徴とする圧縮機。
  7. 請求項1に記載の圧縮機において、
    上記突起部(50)は、上記ロータ(26)または上記ステータ(21)のうちの上流側にあるほうに、設けられていることを特徴とする圧縮機。
  8. 請求項7に記載の圧縮機において、
    上記突起部(50)は、上記ロータ(26)または上記ステータ(21)のうちの下流側にあるほうの冷媒通路の内部にまで、延設されていることを特徴とする圧縮機。
  9. 請求項1に記載の圧縮機において、
    上記シャフト(20)には、上記ステータ(21)および上記ロータ(26)よりも下流側に位置すると共に、上記ロータ(26)または上記ステータ(21)のうちの下流側にあるほうに対向して上記ロータ(26)または上記ステータ(21)のうちの下流側にあるほうの冷媒通路に重なる面を有するオイルセパレータ(10)が設けられていることを特徴とする圧縮機。
  10. 請求項9に記載の圧縮機において、
    上記ロータ(26)または上記ステータ(21)のうちの下流側にあるほうと、上記オイルセパレータ(10)との軸方向の間隔は、上記エアギャップの軸方向の長さよりも、大きいことを特徴とする圧縮機。
  11. 請求項1に記載の圧縮機において、
    上記ロータ(26)は、永久磁石(27)を有することを特徴とする圧縮機。
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