JP4576684B2 - 車線変更支援システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の左右後方の障害物を含む走行環境を検出する後ろ側方検出手段と、この後ろ側方検出手段の検出結果に基づいて車両の左側及び右側後方の走行環境をそれぞれ表示する左側及び右側表示部とを備えた車線変更支援システムに関する技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、車両の左右後方に存在する障害物(特に他車)等を後ろ側方検出センサにより検出してドライバにその障害物情報を報知することで、ドライバの車線変更を支援するようにすることはよく知られている。
【0003】
このような車線変更支援システムとして、例えば特開平11−120498号公報に示されているように、左後ろ側方検出センサの検出結果に基づいて車両の左側後方に存在する障害物に関する情報を表示する左側表示部と、右後ろ側方検出センサの検出結果に基づいて車両の右側後方に存在する障害物に関する情報を表示する右側表示部と備え、ドライバのウィンカー操作を検出したときに、障害物との距離及び障害物の車両に対する相対速度に基づいて判定した危険度に応じて、上記両表示部のうち上記ウィンカー操作方向の表示部における表示の強度(輝度やコントラスト等)を変更するようにすることが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記提案例のものでは、両表示部の表示は常に点灯状態にあるので、ドライバに煩わしさ感を与えると共に、危険度が高いときに表示の強度を大きくしても点灯状態からの変化としてはそれほど大きくなく、煩わしさ感と相俟ってドライバにはその危険度が正確に伝わり難く、より効果的な車線変更支援を行うためには、改良の余地がある。
【0005】
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、上記のような車線変更支援システムに対して、その構成を改良することによって、ドライバに取って利便性が高くて効果的な車線変更支援を行えるようにしようとすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1の発明では、車両の左右後方の障害物を含む走行環境を検出する後ろ側方検出手段と、該後ろ側方検出手段の検出結果に基づいて上記車両の左側後方の走行環境情報を表示する左側表示部と、上記後ろ側方検出手段の検出結果に基づいて上記車両の右側後方の走行環境情報を表示する右側表示部とを備えた車線変更支援システムを対象として、上記車両のドライバのウィンカー操作を検出するウィンカー操作検出手段と、上記ドライバにより操作されるマニュアルスイッチと、上記ウィンカー操作検出手段によりウィンカー操作が検出されていないときに、上記マニュアルスイッチの操作により上記両表示部に上記後ろ側方検出手段により検出された障害物の有無を表示させる表示の点灯状態と、該両表示部に該障害物の有無を表示させない表示の消灯状態を切り換える表示制御手段とを備え、上記表示制御手段は、上記マニュアルスイッチにより上記両表示部の表示が消灯状態にあるときにおいては、上記ウィンカー操作検出手段によりウィンカー操作が検出されたときに、上記両表示部のうち上記ウィンカー操作方向の表示部のみの表示を点灯状態にし、かつ該表示の態様を、上記後ろ側方検出手段により検出された障害物との距離及び該障害物の車両に対する相対速度の少なくとも一方に基づいて判定した危険度に応じて変化させると共に、上記マニュアルスイッチにより上記両表示部の表示が点灯状態にあるときにおいては、上記ウィンカー操作検出手段によりウィンカー操作が検出されていないときには、上記両表示部の表示の態様を上記危険度に応じては変化させない一方、上記ウィンカー操作検出手段によりウィンカー操作が検出されたときには、上記両表示部のうち上記ウィンカー操作方向の表示部のみの表示の態様を上記危険度に応じて変化させるように構成され、更に上記表示制御手段は、上記マニュアルスイッチにより上記両表示部の表示が点灯状態にあるときにおいて、上記ウィンカー操作検出手段によりウィンカー操作が検出されたときに、上記両表示部のうちウィンカー操作方向とは反対方向の表示部に障害物が無い旨の表示がなされているときには、該反対方向の表示部の表示を、点灯状態から消灯状態にすることで規制する一方、該反対方向の表示部に障害物が有る旨の表示がなされているときには、該反対方向の表示部における表示の点灯状態を継続するように構成されているものとした
【0007】
上記の構成により、マニュアルスイッチを設けることでドライバは自由に両表示部の表示の点灯及び消灯状態を切り換えることができるので、ドライバに表示の煩わしさ感を与えることはない。そして、両表示部の表示が消灯状態であっても、ドライバがウィンカー操作をしたときには、そのウィンカー操作方向の表示部のみの表示が点灯状態となり、しかも、その表示の態様が危険度に応じて変化するので、ドライバの注意はその表示に確実に向けられ、ドライバに危険度を効果的に報知することができる。一方、両表示部の表示が点灯状態にあるときには、ドライバの意思でそのようにしているので、その表示にドライバの注意が向けられており、このときも、ウィンカー操作方向の表示部のみの表示の態様を危険度に応じて変化させれば、ドライバに危険度を確実に報知することができる。また、両表示部の表示が点灯状態にあるときでも、ウィンカー操作を行わなければ、表示の態様は危険度に応じては変化せず、左右後方の障害物等の情報提供のみが行われるので、ドライバに煩わしさ感を与えないようにしつつ、ドライバに危険度を効果的に報知することができ、ドライバの利便性を向上させることができる。よって、車線変更支援を効果的に行うことができ、安全性をより向上させることができる。
【0008】
そして、両表示部の表示が点灯状態にあるときにおいて、ウィンカー操作が検出されたときに、上記両表示部のうちウィンカー操作方向とは反対方向の表示部に障害物が無い旨の表示がなされているときには、該反対方向の表示部の表示を、点灯状態から消灯状態にすることで規制することによってウィンカー操作方向の表示部の表示をより強調させることができ、ドライバに危険度をより一層効果的に報知することができ、また、上記反対方向の表示部に障害物が有る旨の表示がなされているときには、該反対方向の表示部における表示の点灯状態を継続することで、障害物が有る旨の表示が突然消えてドライバに違和感を与えるのを防止することができる。
【0009】
請求項の発明では、請求項の発明において、表示制御手段は、両表示部のうちウィンカー操作方向とは反対方向の表示部に障害物が有る旨の表示がなされているときに、該反対方向の表示部における表示の強度をウィンカー操作検出手段によりウィンカー操作が検出されていないときよりも小さくした状態で、該表示の点灯状態を継続するように構成されているものとする。
【0010】
このことで、障害物が有る旨の表示を行いつつ、ウィンカー操作方向の表示部の表示をより強調させることができる。
【0011】
請求項3の発明では、車両の左右後方の障害物を含む走行環境を検出する後ろ側方検出手段と、該後ろ側方検出手段の検出結果に基づいて上記車両の左側後方の走行環境情報を表示する左側表示部と、上記後ろ側方検出手段の検出結果に基づいて上記車両の右側後方の走行環境情報を表示する右側表示部とを備えた車線変更支援システムを対象として、上記車両のドライバのウィンカー操作を検出するウィンカー操作検出手段と、上記ドライバにより操作されるマニュアルスイッチと、上記ウィンカー操作検出手段によりウィンカー操作が検出されていないときに、上記マニュアルスイッチの操作により、上記両表示部に上記後ろ側方検出手段により検出された障害物の有無を表示させる表示の点灯状態と、該両表示部に該障害物の有無を表示させない表示の消灯状態とを切り換える表示制御手段とを備え、上記表示制御手段は、上記マニュアルスイッチにより上記両表示部の表示が消灯状態にあるときにおいては、上記ウィンカー操作検出手段によりウィンカー操作が検出されたときに、上記両表示部のうち上記ウィンカー操作方向の表示部のみの表示を点灯状態にし、かつ該表示の態様を、上記後ろ側方検出手段により検出された障害物との距離及び該障害物の車両に対する相対速度の少なくとも一方に基づいて判定した危険度に応じて変化させると共に、上記マニュアルスイッチにより上記両表示部の表示が点灯状態にあるときにおいては、上記ウィンカー操作検出手段によりウィンカー操作が検出されていないときには、上記両表示部の表示の態様を上記危険度に応じては変化させない一方、上記ウィンカー操作検出手段によりウィンカー操作が検出されたときには、上記両表示部のうち上記ウィンカー操作方向の表示部のみの表示の態様を上記危険度に応じて変化させるように構成され、更に上記表示制御手段は、上記マニュアルスイッチにより上記両表示部の表示が点灯状態にあるときにおいて、上記ウィンカー操作検出手段によりウィンカー操作が検出されたときに、上記両表示部のうち上記ウィンカー操作方向とは反対方向の表示部における表示の強度を上記ウィンカー操作検出手段によりウィンカー操作が検出されていないときよりも小さくした状態で、該表示の点灯状態を継続すると共に、上記両表示部のうち上記ウィンカー操作方向とは反対方向の表示部に障害物が有る旨の表示がなされているときには、該表示部における表示の強度の低下度合いを、該表示部に障害物が無い旨の表示がなされているときよりも小さくするように構成されているものとする。
【0012】
この構成により、ウィンカー操作方向とは反対方向の表示部の表示が突然消えてドライバに違和感を与えるのを防止することができるとともに、ウィンカー操作方向とは反対方向の表示部の障害物の有無の情報をドライバに効果的に提供しつつ、ウィンカー操作方向の表示部の表示を強調することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を説明するが、その前に、本発明の参考となる参考形態を説明し、その後に、本発明の実施形態を、主として参考形態と異なる部分を説明する。
【0014】
参考形態1)
図1は参考形態1に係る車線変更支援システムが搭載された車両Cにおける該システムの概略構成を示す。この車両Cの左右のドアミラー1,1内には、車両Cの左右後方の障害物(特に他車)を含む走行環境を検出する後ろ側方検出手段としての左右の後ろ側方検出センサ11,11がそれぞれ配設されている。この各後ろ側方検出センサ11は、図2に示すように、ドアミラー1内において上下方向に配置された一対のオートフォーカスカメラ11a,11aで車両Cの後ろ側方を撮像する(左ドアミラー1内のものは車両Cの左側後方を撮像する一方、右ドアミラー1内のものは車両Cの右側後方を撮像する)ものであって、車両Cから該車両Cの後ろ側方に存在する障害物までの距離を測定可能なものである。そして、各ドアミラー1の鏡面1aは上記撮像の支障とならないようにハーフミラーで構成されている。尚、各後ろ側方検出センサ11は、一対のオートフォーカスカメラ11a,11aに限らず、車両Cから該車両Cの後ろ側方に存在する障害物までの距離を測定可能なものであれば、一対のCCDカメラを初め、レーザレーダ、ミリ波レーダ、電波や超音波を用いるレーダ等であってもよい。
【0015】
上記各後ろ側方検出センサ11の撮像データは、後述の如く表示制御を行う表示制御手段としての制御ユニット10(CPU)に入力され、この制御ユニット10は、上記各撮像データにより、車両Cから該車両Cの後ろ側方に存在する障害物までの距離及び該障害物の車両Cに対する相対速度を算出して、この算出結果に応じて、ドライバの前方に配置されたディスプレイ13に上記障害物に関する情報(車両Cの左右後方の走行環境情報)を表示するようになっている。
【0016】
上記ディスプレイ13は、図3に示すように、車両Cのリアビューを自車としてイメージした自車リアビュー部32と、この自車リアビュー部32の下側左右両側にそれぞれ左側後方及び右側後方の走行環境に対応させて1列ずつ略上下方向に延びるように配置された左右のセグメント列33,33とを表示する表示画面13aを有し、上記各セグメント列33は、個別に点消灯される例えば8個の略台形状のセグメント33a,33a,…と、これらセグメント33a,33a,…周囲に設けられ、該各セグメント33aとは別個に点消灯されるセグメント枠33bとからなる。そして、左側のセグメント列33は、左後ろ側方検出センサ11の検出結果に基づいて車両Cの左側後方の走行環境情報(障害物情報)を表示する左側表示部を、また右側のセグメント列33は、右後ろ側方検出センサ11の検出結果に基づいて車両Cの右側後方の走行環境情報(障害物情報)を表示する右側表示部をそれぞれ構成している。上記両セグメント列33,33は、上記自車リアビュー部32から遠い下側から近い側である上側に向かうに連れて互いに近付くように傾斜状に配置され、各セグメント列33におけるセグメント33aの左右幅は、自車リアビュー部32から遠い下側で広く、自車リアビュー部32に近い上側に向かうに連れて狭くなるように変化している。つまり、表示画面13aでは、車両Cを後方から離れて見たときに後方の障害物のイメージを遠近法により表示するようにしている。
【0017】
また、図1に示すように、上記車両Cには、ドライバの車線変更の意思の有無を表す左方向及び右方向へのウィンカー操作をそれぞれ検出するウィンカー操作検出手段としてのウィンカースイッチ14と、ハンドル4の舵角を検出する舵角センサ15とが設けられ、上記制御ユニット10は、上記ウィンカースイッチ14により検出されるウィンカー操作の有無と、後述のマニュアルスイッチ18の操作状態とに基づいて上記ディスプレイ13の表示を行うようになっている。尚、上記ウィンカースイッチ14によりウィンカー操作が検出されていないときでも、上記舵角センサ15により障害物が存在する側への所定角度以上のハンドル操作が検出されたときには、ウィンカー操作が検出されたものと見做される。
【0018】
さらに、上記制御ユニット10には、ドライバにより操作されるマニュアルスイッチ18からのON信号又はOFF信号が入力されるようになっており、制御ユニット10は、ウィンカースイッチ14により左方向及び右方向へのウィンカー操作が検出されていないときに、上記マニュアルスイッチ18の操作により上記両セグメント列33,33の表示の点灯及び消灯状態を切り換えるようになっている。つまり、ドライバによりマニュアルスイッチ18がON状態に設定されているときには、情報提供モードとされて上記両セグメント列33,33の表示は点灯状態とされる(障害物が存在しないときには、両セグメント列33,33のセグメント33aは消灯状態とされるがセグメント枠33bは点灯状態とされ、障害物が存在するときには、両セグメント列33,33のセグメント枠33bと、障害物が存在する側(左右両側に存在する場合には両方)のセグメント列33において、車両Cからその障害物までの距離に応じた個数のセグメント33aとが点灯状態とされる)一方、マニュアルスイッチ18がOFF状態に設定されているときには、非情報提供モードとされて上記両セグメント列33,33(セグメント33aとセグメント枠33bとの両方)の表示は消灯状態とされるようになっている。
【0019】
そして、上記制御ユニット10は、上記マニュアルスイッチ18により上記両セグメント列33,33の表示が消灯状態にあるとき(マニュアルスイッチ18がOFF状態に設定されているとき(非情報提供モードのとき))においては、ウィンカースイッチ14により左方向又は右方向へのウィンカー操作が検出されたときに、上記両セグメント列33,33のうち上記ウィンカー操作方向のセグメント列33のみの表示を点灯状態にし、かつ該表示の態様(セグメント33aの表示の強度(輝度及び色)を、ウィンカー操作方向に存在する障害物との距離及び該障害物の車両Cに対する相対速度(距離及び相対速度の一方だけでもよい)に基づいて判定した危険度に応じて変化させると共に、上記マニュアルスイッチ18により上記両セグメント列33,33の表示が点灯状態にあるとき(マニュアルスイッチ18がON状態に設定されているとき(情報提供モードのとき))においては、左方向及び右方向へのウィンカー操作が検出されていないときには、上記両セグメント列33,33の表示の態様を上記危険度に応じては変化させない(上述の如く、障害物が存在しないときには、セグメント枠33bのみが点灯状態とされ、障害物が存在するときには、セグメント枠33bと、車両Cから障害物までの距離に応じた個数のセグメント33aとが点灯状態とされる)一方、左方向又は右方向へのウィンカー操作が検出されたときには、上記両セグメント列33,33のうち上記ウィンカー操作方向のセグメント列33のみの表示の態様を上記危険度に応じて変化させるように構成されている。
【0020】
また、制御ユニット10は、情報提供モードにおいて、左方向又は右方向へのウィンカー操作が検出されたときには、上記両セグメント列33,33のうち上記ウィンカー操作方向とは反対方向のセグメント列33の表示を規制する(この参考形態1では、点灯状態から完全に消灯状態にする)ようになっている。
【0021】
次に、上記制御ユニット10における具体的な表示制御処理動作を図4及び図5のフローチャートにより説明する。尚、この処理動作は、イグニッションスイッチONと同時にスタートして所定時間(数10ms〜数100ms)毎に繰り返し行われる。
【0022】
先ず、最初のステップSA1で、各後ろ側方検出センサ11からの撮像データを取り込んで物体検出を行い、次のステップSA2で、右後ろ側方検出センサ11により撮像された物体の中に、障害物として右側のセグメント列33に表示する必要がある右側表示対象物が存在するか否か、つまり道路沿いのリフレクタ、ガードレール、街路灯等ではなくて、車両Cの右側後方を走行している他車が存在するか否かを判定する。
【0023】
上記ステップSA2の判定がNOであって右側表示対象物が存在しないときには、ステップSA4に進む一方、判定がYESであって右側表示対象物が存在するときには、ステップSA3に進んで、車両Cからその右側表示対象物までの距離と該右側表示対象物の車両Cに対する相対速度とを算出して、ステップSA4に進む。尚、上記距離は、上記右後ろ側方検出センサ11の2つのオートフォーカスカメラ11a,11aの焦点のずれに基づいて三点測量法等で算出し、上記相対速度は、上記距離の時間変化で算出するが、このような距離及び相対速度の算出手法は一般に周知であり、例えば特開平8−106599号公報に開示されている技術を用いることができる。
【0024】
続いて、ステップSA4では、上記ステップSA2と同様に、今度は左側表示対象物が存在するか否かを判定し、このステップSA4の判定がNOであって左側表示対象物が存在しないときには、ステップSA6に進む一方、判定がYESであって左側表示対象物が存在するときには、ステップSA5に進んで、上記ステップSA3と同様に、車両Cからその左側表示対象物までの距離と該左側表示対象物の車両Cに対する相対速度とを算出して、ステップSA6に進む。
【0025】
次いで、ステップSA6では、情報提供フラグF(マニュアルスイッチ18がON状態に設定されたときには、1に設定される一方、マニュアルスイッチ18がOFF状態に設定されたときには、0に設定される)が1か否か、つまり情報提供モードであるか否かを判定する。このステップSA6の判定がF=1のYESであるときには、ステップSA13に進む一方、判定がF=0のNOであるときには、ステップSA7に進んで、マニュアルスイッチ18がON状態に設定されたか否かを判定する。
【0026】
上記ステップSA7の判定がYESであってマニュアルスイッチ18がON状態に設定されたときには、ステップSA12に進んで、情報提供フラグFを1に設定し、その後、上記ステップSA6の判定がYESであるときと同じステップSA13に進む。一方、上記ステップSA7の判定がNOであってマニュアルスイッチ18がOFF状態であるときには、ステップSA8に進む。
【0027】
上記ステップSA8では、右方向へのウィンカー操作が有るか否かを判定し、このステップSA8の判定がYESであって右方向へのウィンカー操作が有るときには、ステップSA9に進んで、右側(ウィンカー操作方向)のセグメント列33のセグメント枠33bを点灯すると共に、該セグメント枠33b内のセグメント33aを、車両Cから右側表示対象物までの距離に応じた個数だけ点灯し(左側(ウィンカー操作方向と反対方向)のセグメント列33のセグメント33a及びセグメント枠33bは消灯状態のままである)、さらに、この点灯するセグメント33aの表示の強度を、車両Cから右側表示対象物までの距離及び該右側表示対象物の車両Cに対する相対速度に基づいて判定した危険度に応じたものにしてリターンする。一方、上記ステップSA8の判定がNOであって右方向へのウィンカー操作がないときには、ステップSA10に進んで、今度は左方向へのウィンカー操作が有るか否かを判定する。
【0028】
上記ステップSA10の判定がYESであって左方向へのウィンカー操作が有るときには、ステップSA11に進んで、上記ステップSA9と同様に、左側(ウィンカー操作方向)のセグメント列33のセグメント枠33bを点灯すると共に、該セグメント枠33b内のセグメント33aを、車両Cから左側表示対象物までの距離に応じた個数だけ点灯し(右側(ウィンカー操作方向と反対方向)のセグメント列33のセグメント33a及びセグメント枠33bは消灯状態のまま)、さらに、この点灯するセグメント33aの表示の強度を、車両Cから左側表示対象物までの距離及び該左側表示対象物の車両Cに対する相対速度に基づいて判定した危険度に応じたものにしてリターンする。一方、上記ステップSA10の判定がNOであって左方向へのウィンカー操作がないときには、そのままリターンする。つまり、非情報提供モードにおいて、ウィンカー操作が検出されていないときには、両セグメント列33,33の表示を共に消灯状態としておく。
【0029】
上記ステップSA9及びステップSA11におけるセグメント33aの点灯処理は、具体的には図6の如く行われる。
【0030】
すなわち、ステップSA51で、車両Cから表示対象物までの距離が80mよりも大きいか否かを判定し、この判定がYESであって表示対象物までの距離が80mよりも大きいとき(表示対象物がないときも含む)には、そのままリターンする(表示対象物がないとしてセグメント33aは点灯されない)一方、判定がNOであって表示対象物までの距離が80m以下であるときには、ステップSA52に進んで、車両Cから表示対象物までの距離が10mよりも小さいか否かを判定する。この10mという距離は、他車が車両Cにかなり近接していてドライバの死角に入る距離として設定している。
【0031】
上記ステップSA52の判定がYESであって表示対象物までの距離が10mよりも小さいときには、ステップSA53に進んで、セグメント33aの表示の輝度を「3」に設定し、次のステップSA54で、その表示色を「赤」に設定する。尚、上記輝度の設定数字は、図8に示すように、「1」、「2」、「3」の順にセグメント33aの表示の輝度が大きくなるようになされている。
【0032】
そして、次のステップSA55で、上記設定した輝度「3」及び色「赤」で8個のセグメント33a全てを点灯してリターンする。つまり、車両Cから表示対象物までの距離が10mよりも小さいときには、危険性が高いので、セグメント33aを最も明るい「3」の輝度でかつ最も注意を喚起させる「赤」の色で行う。
【0033】
一方、上記ステップSA52の判定がNOであって表示対象物までの距離が10m以上であるときには、ステップSA56に進んで、表示対象物の車両Cにする相対速度が20m/sよりも大きいか否かを判定する。
【0034】
上記ステップSA56の判定がYESであって相対速度が20m/sよりも大きいときには、ステップSA57に進んで、輝度を「2」に設定し、次のステップSA58で、その表示色を「黄」に設定する。そして、次のステップSA59で、上記設定した輝度「2」及び色「黄」で表示対象物までの距離に応じた個数のセグメント33aを点灯してリターンする。すなわち、各セグメント列33の8個のセグメント33aは、それぞれ10mの間隔を表しており、図9に示すように、他車が80mから10mずつ車両Cに接近する毎にセグメント33aが下から1個ずつ点灯してその点灯個数が増加するようになっている。したがって、車両Cから表示対象物までの距離が10mよりも小さいときには、上述の如く8個のセグメント33a全てを点灯させることになる。
【0035】
一方、上記ステップSA56の判定がNOであって相対速度が20m/s以下であるときには、ステップSA60に進んで、輝度を「1」に設定し、次のステップSA61で、その表示色を「青」に設定する。そして、次のステップSA62で、上記設定した輝度「1」及び色「青」で表示対象物までの距離に応じた個数のセグメント33aを点灯してリターンする。
【0036】
上記ステップSA8〜SA11の処理動作は非情報提供モードのときのものであるが、上記ステップSA6又はステップSA7の判定がYESであって情報提供モードであるときには、図5に示す如く処理動作が行われる。
【0037】
すなわち、ステップSA13において、両セグメント列33,33のセグメント枠33bを点灯すると共に、該セグメント枠33b内のセグメント33aを、それぞれ車両Cから左側及び右側表示対象物までの距離に応じた個数だけ点灯する。
【0038】
上記ステップSA13におけるセグメント33aの点灯処理は、具体的には、図7の如く行われる。つまり、ステップSA71で、車両Cから表示対象物までの距離が80mよりも大きいか否かを判定し、この判定がYESであって表示対象物までの距離が80mよりも大きいとき(表示対象物がないときも含む)には、そのままリターンする(表示対象物がないとしてセグメント33aは点灯されない)一方、判定がNOであって表示対象物までの距離が80m以下であるときには、ステップSA72に進んで、セグメント33aの表示の輝度を「1」に設定し、次のステップSA73で、その表示色を「青」に設定する。
【0039】
続いて、ステップSA74で、右側表示対象物が存在するか否かを判定し、この判定がYESであって右側表示対象物が存在するときには、ステップSA75に進んで、右側のセグメント列33のセグメント33aを、上記設定した輝度「1」及び色「青」で右側表示対象物までの距離に応じた個数だけ点灯して(表示の態様を危険度に応じては変化させない)、ステップSA76に進む一方、判定がNOであって右側表示対象物が存在しないときには、そのままステップSA76に進む。
【0040】
上記ステップSA76では、左側表示対象物が存在するか否かを判定し、この判定がYESであって左側表示対象物が存在するときには、ステップSA77に進んで、左側のセグメント列33のセグメント33aを、上記設定した輝度「1」及び色「青」で左側表示対象物までの距離に応じた個数だけ点灯して(表示の態様を危険度に応じては変化させない)、リターンする一方、判定がNOであって左側表示対象物が存在しないときには、そのままリターンする。
【0041】
上記ステップSA13の後のステップSA14では、マニュアルスイッチ18がOFF状態に設定されたか否かを判定し、この判定がYESであってマニュアルスイッチ18がOFF状態に設定されたときには、ステップSA15に進んで、両セグメント列33,33の表示を共に消灯状態にすると共に、情報提供フラグFを0に設定してリターンする。一方、上記ステップSA14の判定がNOであってマニュアルスイッチ18がON状態であるときは、ステップSA16に進んで、右方向へのウィンカー操作が有るか否かを判定する。
【0042】
上記ステップSA16の判定がYESであって右方向へのウィンカー操作が有るときには、ステップSA17に進んで、左側(ウィンカー操作方向と反対方向)のセグメント列33のセグメント33a及びセグメント枠33bを消灯し、次のステップSA18で、右側(ウィンカー操作方向)のセグメント列33のセグメント枠33bを点灯したまま該セグメント枠33b内のセグメント33aを、車両Cから右側表示対象物までの距離に応じた個数だけ点灯しかつこの点灯するセグメント33aの表示の強度を上記危険度に応じたものにしてリターンする。一方、上記ステップSA16の判定がNOであって右方向へのウィンカー操作がないときには、ステップSA19に進んで、今度は左方向へのウィンカー操作が有るか否かを判定する。
【0043】
上記ステップSA19の判定がYESであって左方向へのウィンカー操作が有るときには、ステップSA20に進んで、右側(ウィンカー操作方向と反対方向)のセグメント列33のセグメント33a及びセグメント枠33bを消灯し、次のステップSA21で、左側(ウィンカー操作方向)のセグメント列33のセグメント枠33bを点灯したまま該セグメント枠33b内のセグメント33aを、車両Cから左側表示対象物までの距離に応じた個数だけ点灯しかつこの点灯するセグメント33aの表示の強度を上記危険度に応じたものにしてリターンする。一方、上記ステップSA19の判定がNOであって左方向へのウィンカー操作がないときには、そのままリターンする。
【0044】
尚、上記ステップSA18及びステップSA21におけるセグメント33aの点灯処理の詳細は、図6のステップSA51〜SA62と同様である。
【0045】
したがって、上記参考形態1おいては、非情報提供モードでは、ウィンカー操作が検出されていないときには、左右両セグメント列33,33の表示は共に消灯状態とされ、ウィンカー操作が検出されると、両セグメント列33,33のうち上記ウィンカー操作方向のセグメント列33のみの表示が点灯状態となり、かつ該表示の態様(表示の強度(輝度及び色))が危険度に応じて変化する。
【0046】
一方、情報提供モードでは、ウィンカー操作が検出されていないときには、両セグメント列33,33の表示が共に点灯状態とされて、障害物(他車)が存在すれば(車両Cから障害物までの距離が80m以下であれば)その障害物情報がセグメント33aの点灯個数により表示されるが、その両セグメント列33,33の表示の態様は危険度に応じては変化せず、車両Cから障害物までの距離が10mよりも小さくなったとしても、また障害物の車両Cに対する相対速度が20m/sよりも大きくなったとしても、セグメント33aの輝度は「1」で色は「青」のままである。そして、ウィンカー操作が検出されると、該ウィンカー操作方向とは反対方向のセグメント列33の表示が点灯状態から消灯状態とされ、ウィンカー操作方向のセグメント列33の表示の態様が危険度に応じて変化する。
【0047】
この結果、マニュアルスイッチ18によりドライバは自由に両セグメント列33,33の表示の点灯及び消灯状態を切り換えることができるので、ドライバに表示の煩わしさ感を与えることはない。そして、ドライバがマニュアルスイッチ18により非情報提供モードに設定していたとしても、ウィンカー操作をしたときには、そのウィンカー操作方向のセグメント列33のみの表示が点灯状態となり、しかも、その表示の態様が危険度に応じて変化するので、ドライバの注意はその表示に確実に向けられ、ドライバに危険度を効果的に報知することができる。一方、情報提供モードに設定しているときには、ドライバの意思で両セグメント列33,33の表示を点灯状態にしているので、その表示にドライバの注意が向けられており、このときも、ウィンカー操作方向のセグメント列33のみの表示の態様を危険度に応じて変化させれば、ドライバに危険度を確実に報知することができると共に、ウィンカー操作方向と反対方向のセグメント列33の表示を消灯状態にするので、ウィンカー操作方向のセグメント列33の表示をより強調させることができ、ドライバに危険度をより一層効果的に報知することができる。また、情報提供モードにおいてウィンカー操作を行わなければ、表示の態様は危険度に応じては変化せず、左右後方に存在する他車に関する情報提供のみが行われるので、ドライバに煩わしさ感を与えないようにしつつ、ドライバに危険度を効果的に報知することができ、ドライバの利便性を向上させることができる。よって、車線変更支援を効果的に行うことができ、安全性をより向上させることができる。
【0048】
尚、上記参考形態1では、情報提供モードにおいてウィンカー操作が検出されたときに、ウィンカー操作方向とは反対方向のセグメント列33の表示を点灯状態から消灯状態にすることで規制するようにしたが、この反対方向のセグメント列33における表示の規制方法は、これに限らず、該反対方向のセグメント列33における表示の強度をウィンカー操作が検出されていないときよりも小さくする方法であってもよく、他の方法であってもよい。
【0049】
次に、本発明の実施形態を説明する。
【0050】
(実施形態
図10は本発明の実施形態を示し、情報提供モードにおいてウィンカー操作が検出されたときに、ウィンカー操作方向とは反対方向のセグメント列33の表示を無条件に点灯状態から消灯状態にする上記参考形態1とは異なり、該反対方向のセグメント列33に障害物情報が表示されていないとき(セグメント枠33bのみが点灯していてセグメント33が点灯していないとき)には、該反対方向のセグメント列33の表示を点灯状態から消灯状態にすることで規制するが、該反対方向のセグメント列33に障害物情報が表示されているとき(少なくとも1個のセグメント33が点灯しているとき)には、該反対方向のセグメント列33における表示の強度を、ウィンカー操作が検出されていないときよりも小さくした状態でその点灯状態を継続するようにしたものである。
【0051】
尚、この実施形態では、ハード構成は上記参考形態1と同様であって、制御ユニット10の表示制御処理動作が上記参考形態1と異なっており、上記参考形態1におけるステップSA13〜SA21の処理動作(情報提供モードのときの処理動作)を、ステップSB13〜SB25の処理動作に置き換えるものであり、上記SA1〜SA12の処理動作は上記参考形態1と同じであるので、その説明は省略する(以下の参考形態2及び実施形態2においても同様)。
【0052】
具体的には、上記ステップSA6又はステップSA7の判定がYESであって情報提供モードであるときにおいて、ステップSB13〜SB16で、上記参考形態1におけるステップSA13〜SA16とそれぞれ同じ処理動作を行い、ステップSB16の判定がYESであって右方向へのウィンカー操作が有るときには、ステップSB17に進んで、上記参考形態1におけるステップSA18と同様に、右側(ウィンカー操作方向)のセグメント列33のセグメント枠33bを点灯したまま該セグメント枠33b内のセグメント33aを、車両Cから右側表示対象物までの距離に応じた個数だけ点灯しかつこの点灯するセグメント33aの表示の強度を危険度に応じたものにする。そして、次のステップSB18で、車両Cに対して左側後方80m以内に表示対象物が存在するか否かを判定し、このステップSB18の判定がNOであるとき、つまり、左側(ウィンカー操作方向と反対方向)のセグメント列33のセグメント枠33bのみが点灯していてセグメント33aが全く点灯していないとき(障害物情報が表示されていないとき)には、ステップSB19に進んで、左側のセグメント列33のセグメント33a及びセグメント枠33bを消灯してリターンする。一方、ステップSB18の判定がYESであるとき、つまり、左側のセグメント列33の少なくとも1個のセグメント33aが点灯しているとき(障害物情報が表示されているとき)には、ステップSB20に進んで、左側のセグメント列33のセグメント33a及びセグメント枠33bの表示の輝度を、ウィンカー操作が検出されていないときよりも小さくしてリターンする。尚、セグメント33aの表示の輝度については、上記参考形態1では、「1」よりも小さい設定はなかったが、この実施形態では、さらに小さい「0.5」を設けておき、ステップSB20においてセグメント33aの表示の輝度をこの「0.5」に設定する。
【0053】
一方、上記ステップSB16の判定がNOであって右方向へのウィンカー操作がないときには、ステップSB21に進んで、今度は左方向へのウィンカー操作が有るか否かを判定し、このステップSB21の判定がYESであって左方向へのウィンカー操作が有るときには、ステップSB22に進んで、上記参考形態1におけるステップSA21と同様に、左側(ウィンカー操作方向)のセグメント列33のセグメント枠33bを点灯したまま該セグメント枠33b内のセグメント33aを、車両Cから左側表示対象物までの距離に応じた個数だけ点灯しかつこの点灯するセグメント33aの表示の強度を上記危険度に応じたものにする。そして、次のステップSB23で、車両Cに対して右側後方80m以内に表示対象物が存在するか否かを判定し、このステップSB23の判定がNOであるとき、つまり、右側(ウィンカー操作方向と反対方向)のセグメント列33のセグメント枠33bのみが点灯していてセグメント33aが全く点灯していないとき(障害物情報が表示されていないとき)には、ステップSB24に進んで、右側のセグメント列33のセグメント33a及びセグメント枠33bを消灯してリターンする一方、ステップSB23の判定がYESであるとき、つまり、右側のセグメント列33の少なくとも1個のセグメント33aが点灯しているとき(障害物情報が表示されているとき)には、ステップSB25に進んで、右側のセグメント列33のセグメント33a及びセグメント枠33bの表示の輝度を、ウィンカー操作が検出されていないときよりも小さくして(セグメント33aの表示の輝度を「0.5」に設定して)リターンする。
【0054】
したがって、上記実施形態では、情報提供モードにおいてウィンカー操作が検出されたときに、ウィンカー操作方向とは反対方向のセグメント列33に障害物情報が表示されていないときには、上記参考形態1と同様に、該反対方向のセグメント列33のセグメント33a及びセグメント枠33bが消灯状態にされる一方、該反対方向のセグメント列33に障害物情報が表示されているときには、該反対方向のセグメント列33のセグメント33a及びセグメント枠33bの輝度が小さくなった状態でその点灯状態が継続される。この結果、ウィンカー操作方向とは反対方向のセグメント列33に障害物情報が表示されているときに、その障害物情報の表示が突然消えてドライバに違和感を与えるのを防止することができると共に、該反対方向のセグメント列33の表示の輝度を小さくすることで、ウィンカー操作方向のセグメント列33の表示をより強調させることができて、ドライバに危険度をより一層効果的に報知することができる。
【0055】
尚、上記実施形態1では、ウィンカー操作方向とは反対方向のセグメント列33に障害物情報が表示されているときに、該反対方向のセグメント列33の表示の輝度を小さくした状態でその点灯状態を継続するようにしたが、この輝度は、必ずしも小さくする必要はなく、ウィンカー操作が検出されていないときと同じであってもよい。
【0056】
ここで、参考形態2を説明する。
【0057】
参考形態
図11は参考形態を示し、情報提供モードにおいてウィンカー操作が検出されたときに、ウィンカー操作方向とは反対方向のセグメント列33に障害物情報が表示されていないときでも、該反対方向のセグメント列33の表示を消灯状態にしないで、その表示の輝度を小さくした状態で該表示の点灯状態を継続するようにしたものである。
【0058】
すなわち、上記ステップSA6又はステップSA7の判定がYESであって情報提供モードであるときにおいて、ステップSC13〜SC16で、上記参考形態1におけるステップSA13〜SA16とそれぞれ同じ処理動作を行い、ステップSB16の判定がYESであって右方向へのウィンカー操作が有るときには、ステップSC17に進んで、上記実施形態におけるステップSB17と同様に、右側(ウィンカー操作方向)のセグメント列33のセグメント枠33bを点灯したまま該セグメント枠33b内のセグメント33aを、車両Cから右側表示対象物までの距離に応じた個数だけ点灯しかつこの点灯するセグメント33aの表示の強度を危険度に応じたものにする。そして、次のステップSC18で、上記実施形態におけるステップSB20と同様に、左側(ウィンカー操作方向と反対方向)のセグメント列33のセグメント33a及びセグメント枠33bの表示の輝度を、ウィンカー操作が検出されていないときよりも小さくして(セグメント33aの表示の輝度を「0.5」に設定して)リターンする。
【0059】
一方、上記ステップSC16の判定がNOであって右方向へのウィンカー操作がないときには、ステップSC19に進んで、今度は左方向へのウィンカー操作が有るか否かを判定し、このステップSC19の判定がYESであって左方向へのウィンカー操作が有るときには、ステップSC20に進んで、上記実施形態におけるステップSB22と同様に、左側(ウィンカー操作方向)のセグメント列33のセグメント枠33bを点灯したまま該セグメント枠33b内のセグメント33aを、車両Cから左側表示対象物までの距離に応じた個数だけ点灯しかつこの点灯するセグメント33aの表示の強度を上記危険度に応じたものにする。そして、次のステップSC21で、上記実施形態におけるステップSB25と同様に、右側(ウィンカー操作方向と反対方向)のセグメント列33のセグメント33a及びセグメント枠33bの表示の輝度を、ウィンカー操作が検出されていないときよりも小さくして(セグメント33aの表示の輝度を「0.5」に設定して)リターンする。
【0060】
したがって、上記参考形態では、情報提供モードにおいてウィンカー操作が検出されたときには、ウィンカー操作方向と反対方向のセグメント列33のセグメント33a及びセグメント枠33bにおける表示の輝度が小さくなった状態でその点灯状態が継続される。この結果、ウィンカー操作方向とは反対方向のセグメント列33の表示が突然消えてドライバに違和感を与えるのを防止することができると共に、該反対方向のセグメント列33の表示の輝度を小さくすることで、ウィンカー操作方向のセグメント列33の表示をより強調させることができる。
【0061】
尚、上記参考形態では、ウィンカー操作方向とは反対方向のセグメント列33における表示の輝度を小さくした状態でその点灯状態を継続するようにしたが、この輝度は、必ずしも小さくする必要はなく、ウィンカー操作が検出されていないときと同じであってもよい。
【0062】
次に、本発明の実施形態2を説明する。
【0063】
(実施形態
図12は本発明の実施形態を示し、情報提供モードにおいてウィンカー操作が検出されたときに、ウィンカー操作方向とは反対方向のセグメント列33における表示の輝度を小さくしてその点灯状態を継続する点で上記参考形態と一致するが、その輝度の低下度合いを、該反対方向のセグメント列33に障害物情報が表示されているときと表示されていないときとで変更する点で上記参考形態とは相違する。
【0064】
すなわち、上記ステップSA6又はステップSA7の判定がYESであって情報提供モードであるときにおいて、ステップSD13〜SD18で、上記実施形態におけるステップSB13〜SB18とそれぞれ同じ処理動作を行い、ステップSD18の判定がNOであるとき、つまり、左側(ウィンカー操作方向と反対方向)のセグメント列33のセグメント枠33bのみが点灯していてセグメント33aが全く点灯していないときには、ステップSD19に進んで、左側のセグメント列33のセグメント33a及びセグメント枠33bの表示の輝度を、ウィンカー操作が検出されていないときよりも小さくする(セグメント33aの表示の輝度を「0.5」に設定する)一方、ステップSD18の判定がYESであるとき、つまり、左側のセグメント列33の少なくとも1個のセグメント33aが点灯しているときには、ステップSD20に進んで、左側のセグメント列33のセグメント33a及びセグメント枠33bの表示の輝度を、ウィンカー操作が検出されていないときよりも小さくかつ左側のセグメント列33のセグメント枠33bのみが点灯していてセグメント33aが全く点灯していないときよりも大きくして(セグメント33aの表示の輝度を「0.5」よりも大きくかつ「1」よりも小さい「0.75」に設定して)リターンする。
【0065】
そして、ステップSD21〜SD23で、上記実施形態におけるステップSB21〜SB23とそれぞれ同じ処理動作を行い、ステップSD23の判定がNOであるとき、つまり、右側(ウィンカー操作方向と反対方向)のセグメント列33のセグメント枠33bのみが点灯していてセグメント33aが全く点灯していないときには、ステップSD24に進んで、右側のセグメント列33のセグメント33a及びセグメント枠33bの表示の輝度を、ウィンカー操作が検出されていないときよりも小さくする(セグメント33aの表示の輝度を「0.5」に設定する)一方、ステップSD23の判定がYESであるとき、つまり、右側のセグメント列33の少なくとも1個のセグメント33aが点灯しているときには、ステップSD25に進んで、右側のセグメント列33のセグメント33a及びセグメント枠33bの表示の輝度を、ウィンカー操作が検出されていないときよりも小さくかつ右側のセグメント列33のセグメント枠33bのみが点灯していてセグメント33aが全く点灯していないときよりも大きくして(セグメント33aの表示の輝度を「0.75」に設定して)リターンする。
【0066】
したがって、上記実施形態では、ウィンカー操作方向とは反対方向のセグメント列33に障害物情報が表示されているときには、該反対方向のセグメント列33における表示の強度の低下度合いが、該反対方向のセグメント列33に障害物情報が表示されていないときよりも小さくなる。この結果、ウィンカー操作方向とは反対方向のセグメント列33の障害物情報をドライバに効果的に提供しつつ、ウィンカー操作方向のセグメント列33の表示を強調することができる。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の車線変更支援システムによると、ドライバに煩わしさ感を与えないようにしつつ、ドライバに危険度を効果的に報知することができ、ドライバの利便性を向上させて、車線変更支援を効果的に行うことができ、さらに、ウィンカー操作方向とは反対方向の表示部の表示が突然消えてドライバに違和感を与えるのを防止することができるとともに、ウィンカー操作方向とは反対方向の表示部の障害物の有無の情報をドライバに効果的に提供しつつ、ウィンカー操作方向の表示部の表示を強調することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 参考形態1に係る車線変更支援システムの概略構成図である。
【図2】 ドアミラーに設けられた後ろ側方検出センサを示す説明図である。
【図3】 ディスプレイの表示画面における左右のセグメント列を示す説明図である。
【図4】 制御ユニットにおける表示制御処理動作を示すフローチャートである。
【図5】 図4のフローチャートの一部から続く情報提供モード時のフローチャートである。
【図6】 ウィンカー操作が検出されたときの該ウィンカー操作方向におけるセグメント列のセグメントの点灯処理を具体的に示すフローチャートである。
【図7】 情報提供モードにおいてウィンカー操作が検出されていないときのセグメントの点灯処理を具体的に示すフローチャートである。
【図8】 表示制御処理動作で用いる表示の輝度に関する特性図である。
【図9】 表示制御処理動作で用いるセグメント点灯個数に関する特性図である。
【図10】 実施形態を示す図5相当図である。
【図11】 参考形態を示す図5相当図である。
【図12】 実施形態を示す図5相当図である。
【符号の説明】
C 車両
10 制御ユニット(表示制御手段)
11 後ろ側方検出センサ(後ろ側方検出手段)
14 ウィンカースイッチ(ウィンカー操作検出手段)
18 マニュアルスイッチ
33 セグメント列(左側表示部)(右側表示部)

Claims (3)

  1. 車両の左右後方の障害物を含む走行環境を検出する後ろ側方検出手段と、該後ろ側方検出手段の検出結果に基づいて上記車両の左側後方の走行環境情報を表示する左側表示部と、上記後ろ側方検出手段の検出結果に基づいて上記車両の右側後方の走行環境情報を表示する右側表示部とを備えた車線変更支援システムであって、
    上記車両のドライバのウィンカー操作を検出するウィンカー操作検出手段と、
    上記ドライバにより操作されるマニュアルスイッチと、
    上記ウィンカー操作検出手段によりウィンカー操作が検出されていないときに、上記マニュアルスイッチの操作により上記両表示部に上記後ろ側方検出手段により検出された障害物の有無を表示させる表示の点灯状態と、該両表示部に該障害物の有無を表示させない表示の消灯状態を切り換える表示制御手段とを備え、
    上記表示制御手段は、上記マニュアルスイッチにより上記両表示部の表示が消灯状態にあるときにおいては、上記ウィンカー操作検出手段によりウィンカー操作が検出されたときに、上記両表示部のうち上記ウィンカー操作方向の表示部のみの表示を点灯状態にし、かつ該表示の態様を、上記後ろ側方検出手段により検出された障害物との距離及び該障害物の車両に対する相対速度の少なくとも一方に基づいて判定した危険度に応じて変化させると共に、上記マニュアルスイッチにより上記両表示部の表示が点灯状態にあるときにおいては、上記ウィンカー操作検出手段によりウィンカー操作が検出されていないときには、上記両表示部の表示の態様を上記危険度に応じては変化させない一方、上記ウィンカー操作検出手段によりウィンカー操作が検出されたときには、上記両表示部のうち上記ウィンカー操作方向の表示部のみの表示の態様を上記危険度に応じて変化させるように構成され
    更に上記表示制御手段は、上記マニュアルスイッチにより上記両表示部の表示が点灯状態にあるときにおいて、上記ウィンカー操作検出手段によりウィンカー操作が検出されたときに、上記両表示部のうちウィンカー操作方向とは反対方向の表示部に障害物が無い旨の表示がなされているときには、該反対方向の表示部の表示を、点灯状態から消灯状態にすることで規制する一方、該反対方向の表示部に障害物が有る旨の表示がなされているときには、該反対方向の表示部における表示の点灯状態を継続するように構成されていることを特徴とする車線変更支援システム。
  2. 請求項記載の車線変更支援システムにおいて、
    表示制御手段は、両表示部のうちウィンカー操作方向とは反対方向の表示部に障害物が有る旨の表示がなされているときに、該反対方向の表示部における表示の強度をウィンカー操作検出手段によりウィンカー操作が検出されていないときよりも小さくした状態で、該表示の点灯状態を継続するように構成されていることを特徴とする車線変更支援システム。
  3. 車両の左右後方の障害物を含む走行環境を検出する後ろ側方検出手段と、該後ろ側方検出手段の検出結果に基づいて上記車両の左側後方の走行環境情報を表示する左側表示部と、上記後ろ側方検出手段の検出結果に基づいて上記車両の右側後方の走行環境情報を表示する右側表示部とを備えた車線変更支援システムであって、
    上記車両のドライバのウィンカー操作を検出するウィンカー操作検出手段と、
    上記ドライバにより操作されるマニュアルスイッチと、
    上記ウィンカー操作検出手段によりウィンカー操作が検出されていないときに、上記マニュアルスイッチの操作により、上記両表示部に上記後ろ側方検出手段により検出された障害物の有無を表示させる表示の点灯状態と、該両表示部に該障害物の有無を表示させない表示の消灯状態とを切り換える表示制御手段とを備え、
    上記表示制御手段は、上記マニュアルスイッチにより上記両表示部の表示が消灯状態にあるときにおいては、上記ウィンカー操作検出手段によりウィンカー操作が検出されたときに、上記両表示部のうち上記ウィンカー操作方向の表示部のみの表示を点灯状態にし、かつ該表示の態様を、上記後ろ側方検出手段により検出された障害物との距離及び該障害物の車両に対する相対速度の少なくとも一方に基づいて判定した危険度に応じて変化させると共に、上記マニュアルスイッチにより上記両表示部の表示が点灯状態にあるときにおいては、上記ウィンカー操作検出手段によりウィンカー操作が検出されていないときには、上記両表示部の表示の態様を上記危険度に応じては変化させない一方、上記ウィンカー操作検出手段によりウィンカー操作が検出されたときには、上記両表示部のうち上記ウィンカー操作方向の表示部のみの表示の態様を上記危険度に応じて変化させるように構成され、
    更に上記表示制御手段は、上記マニュアルスイッチにより上記両表示部の表示が点灯状態にあるときにおいて、上記ウィンカー操作検出手段によりウィンカー操作が検出されたときに、上記両表示部のうち上記ウィンカー操作方向とは反対方向の表示部における表示の強度を上記ウィンカー操作検出手段によりウィンカー操作が検出されていないときよりも小さくした状態で、該表示の点灯状態を継続すると共に、上記両表示部のうち上記ウィンカー操作方向とは反対方向の表示部に障害物が有る旨の表示がなされているときには、該表示部における表示の強度の低下度合いを、該表示部に障害物が無い旨の表示がなされているときよりも小さくするように構成されていることを特徴とする車線変更支援システム。
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