JP4576567B2 - ガンマ線照射試験装置 - Google Patents

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本発明は、材料、機器等の耐放射線性評価、放射線触媒反応、PCB等の有害物質の無毒化、医療廃棄物などの滅菌処理等の照射試験に用いられるガンマ線照射試験装置に関するものである。
ガンマ線照射装置は、原子力施設で使用される材料、機器等の耐放射線性評価、放射線触媒反応、PCB等の有害物質の無毒化、医療廃棄物などの滅菌処理等の照射試験に用いられるものであり、従来から電子線加速器やコバルト60などが線源として用いられてきた。電子線加速器やコバルト60などを線源としたガンマ線照射装置を新たに導入することはコスト的に得策ではない。すなわち、電子線加速器を放射線源とする場合には、その建設に高い費用を要し、運転経費も要する課題があり、コバルト60の場合にはガンマ線源を製造し、専用の照射施設を建設する必要があり、同様に高い費用を要する。そこで、放射性廃棄物のガラス固化体から放射される放射線を有効利用することが検討されている。原子炉で使用された燃料を再処理すると、高レベルの放射性廃液が大量に発生する。このような高レベルの放射性廃液は、強力なガンマ線を放射するので、安定なガラス固化体とされて金属容器内等に密封され、放射性廃棄物として長期間保管管理されている。前述した有効利用とは、このような放射性廃棄物のガラス固化体をガンマ線の放射線源として利用するわけである。
放射性廃棄物のガラス固化体を放射線の線源として利用する技術としては、例えば特許文献1(特開昭62−59900号公報)に放射性廃棄物をガラス固化したガラス固化体をガンマ線源とする照射装置が開示されている。さらに、例えば特許文献2(特開平8−313697号公報)には同様に放射性廃棄物をガラス固化したガラス固化体をガンマ線源とし、放射線通路に水を収容した中性子吸収体と、ガンマ線のみが通過するコリメータを照射室との間に設けた放射性廃棄物を利用した放射線照射装置が記載されている。
特開昭62−59900号公報 特開平8−313697号公報
上記特許文献1に記載の照射装置では、被照射物を保持するための保持手段や、保持手段の被照射物を保持するための空間に、この空間を仕切るように中性子吸収板といった全く新たな照射設備を設ける必要がある。また、特許文献2記載の放射線照射装置では、照射室や、ガラス固化体の貯蔵庫から照射室までの間をガンマ線のみが通過するコリメータなどといった構成を設ける必要があり、既存の設備を大幅に改良しなければならない。すなわち、上記特許文献1及び上記特許文献2のように放射性廃棄物のガラス固化体を放射線源とする場合、既存の放射性廃棄物を線源として利用する点では有効であるが、これを取扱うための新たな設備を導入するためのコストが問題となる。
本発明は、以上のような着想に基づきなされたものであり、既存の放射性廃棄物のガラス固化体の貯蔵設備の簡単な改良によってコストを大幅に削減した放射性廃棄物利用のガンマ線照射試験装置を提供するものであり、そのために、本発明の請求項1に係る発明は、放射線遮蔽壁によって囲まれ、複数段、複数列の積み重ねられた放射性廃棄物のガラス固化体を保管する保管セルと、前記保管セルの所定の位置に放射線被照射物を収納する収納容器とを具備し、前記収納容器を放射性廃棄物の前記ガラス固化体と一緒に前記保管セルに収納し、前記ガラス固化体からの放射線によって放射線被照射物の放射線照射試験を行うことを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載のガンマ線照射試験装置において、前記収納容器は、照射試験に必要な放射線強度に応じて、前記保管セル内における収納位置が設定されることを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載のガンマ線照射試験装置において、前記収納容器は、ステンレス製容器で、内部に中性子線を遮蔽するシリコンが配設されることを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のガンマ線照射試験装置において、前記収納容器には、前記収納容器内の各種センサ類からの情報を伝送する遠隔コネクタが設けられることを特徴とする。
また、請求項5に係る発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のガンマ線照射試験装置において、前記収納容器には、前記収納容器を遠隔機器により開閉するための遠隔ボルトが設けられることを特徴とする。
また、請求項6に係る発明は、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のガンマ線照射試験装置において、前記収納容器は、液体の照射試験のための液体循環ユニットを内蔵することを特徴とする。
また、請求項7に係る発明は、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のガンマ線照射試験装置において、前記収納容器の前記保管セルへの収納と取り出し、前記収納容器の開閉ならびに前記ガラス固化体の前記保管セルへの収納と取り出しは、遠隔機器により操作することを特徴とする。
本発明のガンマ線照射試験装置よれば、既存の放射性廃棄物の保管施設を用いて、放射性廃棄物から放射される放射線を有効利用して放射線の照射試験が行えるため、施設の大幅な改造や特殊な放射線源が不要となり経済的効果が大きい。すなわち、本発明のガンマ線照射試験装置においては、高線量下での照射試験を保管セルに保管中のガラス固化体より放射される放射線を有効利用して被照射物にガンマ線照射試験を実施することができる。また、ガラス固化体保管ピットに被照射物が収納された収納容器を積載し、ガラス固化体を照射源とすることで、専用の照射室を設けることなく、照射源を購入することなく安価で照射試験が実施可能となる。また、本発明のガンマ線照射試験装置によれば、被照射物が放射性物質により汚染することがなく、照射後の被照射物の詳細な評価においては、被照射物への放射性物質の付着等を考慮することなく評価が可能である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明するが、まず、これまでに利用されている放射性廃棄物のガラス固化体及びその貯蔵施設について順に説明する。図1は、ガラス固化体の一部断面が示された斜視図である。図1において、10はガラス固化体、11はガラス固化体容器、12は容器蓋部、13は固化ガラスをそれぞれ示している。ガラス固化体10は直径約0.5m、高さ約1.0mのステンレス製であり、ガラス固化体容器11の内筒には、高レベルの放射性液体廃棄物とガラスを混合・溶融されたものが充填され、これが固化ガラス13となっている。ガラス固化体容器11は上部から容器蓋部12で密封され、ガラス固化体10は放射線を数十年にわたり放射する。図2は、ガラス固化体の放射能の減衰の様子を示す図である。
次に、以上のように構成されたガラス固化体(以下、高レベルの放射性液体廃棄物とガラスとからなる固化ガラス13を収納したガラス固化体容器11を、このように「ガラス固化体10」と表現する)の貯蔵施設について説明する。図3は、ガラス固化体貯蔵施設の一部断面が示された斜視図である。また、図4は、ガラス固化体貯蔵施設におけるひとつの保管ピットの断面を示す図である。
図3において、20はガラス固化体貯蔵施設、21はガラス固化体貯蔵施設の上部空間であり、ガラス固化体10を搬送するための搬送セル、22はガラス固化体貯蔵施設の下部空間であり、ガラス固化体10を保管するための保管セル、23はコンクリート製の遮蔽壁、24はガラス固化体を複数個積み上げて保管するための保管ピット、25は保管ピット24の上部を遮蔽するための遮蔽プラグをそれぞれ示している。ガラス固化体10を保管するエリアである保管セル22はガラス固化体10を数十年にわたり安全に保管するものである。
図3に示すように、ガラス固化体10を保管するエリアの周囲はコンクリート製の遮蔽壁23で遮蔽され、その中にガラス固化体を保管する保管ピット24が5×14の格子状配列で70ピットある。ガラス固化体10は上部に設けられた保管ピット24の開口部より搬入し、ガラス固化体10を6段積みまで収納できるようになっている。上述のようにガラス固化体10の保管セル22はガラス固化体10を数十年間安全に保管するものであるが、保管されたガラス固化体10からのガンマ線は「背景技術」の欄において記載したように有効的に利用することが可能となるものである。
次に、このようなガラス固化体の貯蔵施設を利用した本発明の実施の形態に係るガンマ線照射試験装置について説明する。図5は、本発明の実施の形態に係るガンマ線照射試験装置の一部を構成する収納容器を示す図である。図5において、30は収納容器、31は収納容器蓋部、32は収納容器本体部であり、33は収納容器30内に設けられた計測手段からの信号を伝送するケーブルを接続するための遠隔コネクタ、34は収納容器蓋部31を収納容器本体部32に締結するための遠隔ボルト、35は被照射物、被照射試料を収納する内容器、36は中性子遮蔽用シリコン、37は線量計、38は温度計(熱電対)や圧力センサなどの各種センサ類、39は線量計37や各種センサ類38からの信号を伝送するためのケーブル、47は開閉用ヒンジをそれぞれ示している。
収納容器30はステンレス製容器であり、収納容器蓋部31は、収納容器本体部32に開閉用ヒンジ47を介して取り付けられている。内容器35は遠隔操作により、収納容器本体部32の開口部から出し入れされるようになっており、遠隔操作の際に、不図示の機構によって遠隔コネクタ33によってケーブル39の接続が、また、遠隔ボルト34によって収納容器蓋部31と収納容器本体部32の締結がそれぞれなされるように構成される。収納容器蓋部31は、ガラス固化体10頭頂部と同じ形状にし、ガラス固化体10を取り扱う吊具での操作が可能な構造となっている。
次に、本発明の実施の形態に係るガンマ線照射試験装置の貯蔵施設の構成について説明する。図6は、本発明の実施の形態に係るガンマ線照射試験装置の貯蔵施設の一部断面が示された斜視図である。従来のガラス固化体との主な変更点は、遮蔽プラグである。
図6において、40は本発明のガンマ線照射試験装置用のガラス固化体貯蔵施設、21はガラス固化体貯蔵施設の上部空間であり、ガラス固化体10を搬送するための搬送セル、22はガラス固化体貯蔵施設の下部空間であり、ガラス固化体10を保管するための保管セル、24はガラス固化体を複数個積み上げて保管するための保管ピット、30、30a、30bは収納容器、41は保管ピット24の上部を遮蔽するための試験用遮蔽プラグ、45は収納容器30やガラス固化体10の搬送装置であるクレーン、46は収納容器30やガラス固化体10の吊具をそれぞれ示している。
本ガラス固化体貯蔵施設においても、保管ピット24は、コンクリート製の放射線遮蔽壁によって囲まれ、ガラス固化体10が複数段、複数列の積み重ねられる構成となっている。保管ピット24の中では、被照射物、被照射試料が収納された収納容器30bが保管ピット24の最上段に載置される。このようにガラス固化体10や収納容器30を保管ピット24中に積載するために、xy方向に可動可能なクレーン45と、収納容器30やガラス固化体10を吊架するための吊具46が利用される。
収納容器30bが載置される保管ピット24には試験用遮蔽プラグ41がセットされ、収納容器30bが積載されていない保管ピット24には通常の遮蔽プラグ25がセットされる。
次に、本発明の実施の形態に係るガンマ線照射試験装置にガンマ線照射試験用の収納容器30がセットされたときの状態について説明する。図7は、本発明の実施の形態に係るガンマ線照射試験装置の概要を示す図である。図7において、50は搬送セル21外の制御室と搬送セルとの間に設けられた隔壁、51は制御室側の圧力計測器、52は制御室側の温度計測器、53は制御室側の線量計測器、54は制御室側のその他の計測器、55はケーブル間を接続する貫通プラグ、41は試験用遮蔽プラグ、42は試験用遮蔽プラグ41に設けられた遠隔コネクタ、43は試験用遮蔽プラグ41内に設けられケーブル39の巻き上げ、巻き下げを行うケーブルリール、24は保管ピット、10はガラス固化体、30は被照射物が収納されている収納容器、33は収納容器30の収納容器蓋部に設けられた遠隔コネクタである。
被照射物を収納する収納容器30は、遠隔操作での取り扱いが可能なようにされており、遠隔操作により図7に示すように保管ピット24中の最上段にセットされ、それより下段などに積層されているガラス固化体10からのガンマ線が照射される。以上のような構成のために被照射物は、直接放射性物質と接することがない。これによって、被照射物が放射性物質により汚染することがなく、照射後の被照射物の詳細な評価においては、被照射物への放射性物質の付着等を考慮することなく評価が可能である。
収納容器30内に設けられた線量計37や各種センサ類38で取得された情報はケーブル39から、試験用遮蔽プラグ41に設けられた遠隔コネクタ42を介して制御室側の圧力計測器51、温度計測器52、線量計測器53、その他の計測器54に伝送される。ガンマ線照射試験に必要な計測機器を適宜設けることで、照射環境(温度、圧力など)、照射線量等の連続監視及び被照射物の電気伝導度、作動状況(被照射物が機器の場合)等被照射物の状態を連続監視しながらの照射試験が可能となる。
次に、本発明の実施の形態に係るガンマ線照射試験装置において被照射物として液体を扱う場合について説明する。図8は、本発明の実施の形態に係るガンマ線照射試験装置における内容器の一部断面を示す斜視図である。図8において、60は循環ユニット、61はタンク、62はポンプ、63は配管をそれぞれ示している。循環ユニット60は、被照射物として液体を扱う場合に適宜収納容器30の内容器35にセット可能なものであり、これを用いることによってタンク61内の液体をポンプ62によって循環させつつ、照射試験が行えるよう構成することができる。
次に、本発明の実施の形態に係るガンマ線照射試験装置によって照射試験を行う手順について説明する。予め搬送セル21内に搬入した被照射物を遠隔操作によりまず内容器35に収納し、さらにこれを収納容器30にセットして、収納容器蓋部31と遠隔ボルト34とで封入する。液体を循環させて照射試験をする場合は循環ユニット60を備える内容器35を使用する。次に、搬送セル21に設置しているクレーン45を用いて保管ピット24の遮蔽プラグ25を開ける。そして、クレーン45を用いて収納容器30を保管ピット24に収納する。次に、遠隔操作により試験用遮蔽プラグ41に設置した遠隔コネクタ42と搬送セル21の隔壁50の貫通プラグ55からのケーブル39を接続する。次に、クレーン45を用いて試験用遮蔽プラグ45を保管ピット24に設置する。さらに、試験用遮蔽プラグ41に設置している遠隔コネクタをケーブルリール43の昇降装置により下降させ、収納容器30上面にある遠隔コネクタ33と接続する。以上のような手順によって、各種コネクタでケーブルを接続することにより照射環境(温度、圧力、照射線量など)や被照射物の状態を制御室で連続監視が可能となる。
保管セル22はガラス固化体10で5×14×6段の構造となっており、そこにガラス固化体を収納する。被照射物を入れた収納容器30を上記保管セル(5×14×6段)の任意の場所(ただし、保管ピット24の中では最上段)に設置することで、コバルト−60等の放射線源を用いた照射施設とほぼ同等の約200から1100Gy/hrまでの照射線量が期待できる。
また、必要に応じて遠隔操作により収納容器30を保管ピット24より搬出して被照射物の状態確認が可能である。以上のような手順によって照射試験が行われるので、被照射物は直接放射性物質と触れることはないので、被照射物は汚染しておらず他施設へ持ち出しての照射後の詳細な評価が可能である。
次に、本発明の実施の形態に係るガンマ線照射試験装置における照射試験の流れについて説明する。図9は、本発明の実施の形態に係るガンマ線照射試験装置における照射試験フローを示す図である。図9において、フローがスタートすると、Step1に進み、放射線照射する条件(被照射物の照射線量、照射時間)を設定する。次に、Step2へと進み、当該照射線量に対する被照射物の配置を設定する。次のStep3では、先の設定した配置に基づいて、被照射物の入った収納容器30を実際に配置して、次のStep4において照射を実施する。次のStep5においては、適宜照射中の各種センサ類、各計測器によってデータを収集する。Step6では、収集したデータに基づいて照射を終了するかどうかを判定する。Step6において、Noであれば、Step4へと進む。Step6において、Yesであれば、Step7へと進み、被照射物の入った収納容器30を取り出す。Step8にて被照射物を評価して照射試験フローはENDとなる。
以上のように、本発明のガンマ線照射試験装置よれば、既存の放射性廃棄物の保管施設を用いて、放射性廃棄物から放射される放射線を有効利用して放射線の照射試験が行えるため、施設の大幅な改造や特殊な放射線源が不要となり経済的効果が大きい。すなわち、本発明のガンマ線照射試験装置においては、高線量下での照射試験を保管セル22に保管中のガラス固化体10より放射される放射線を有効利用して被照射物にガンマ線照射試験を実施することができる。ガラス固化体保管ピット24に被照射物が収納された収納容器30を積載し、ガラス固化体10を照射源とすることで、専用の照射室を設けることなく、照射源を購入することなく安価で照射試験が実施可能となる。また、本発明のガンマ線照射試験装置によれば、被照射物が放射性物質により汚染することがなく、照射後の被照射物の詳細な評価においては、被照射物への放射性物質の付着等を考慮することなく評価が可能である。
ガラス固化体の一部断面が示された斜視図である。 ガラス固化体の放射能の減衰の様子を示す図である。 ガラス固化体貯蔵施設の一部断面が示された斜視図である。 ガラス固化体貯蔵施設におけるひとつの保管ピットの断面を示す図である。 本発明の実施の形態に係るガンマ線照射試験装置の一部を構成する収納容器を示す図である。 本発明の実施の形態に係るガンマ線照射試験装置の貯蔵施設の一部断面が示された斜視図である。 本発明の実施の形態に係るガンマ線照射試験装置の概要を示す図である。 本発明の実施の形態に係るガンマ線照射試験装置における内容器の一部断面を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るガンマ線照射試験装置における照射試験フローを示す図である。
符号の説明
10・・・ガラス固化体、11・・・ガラス固化体容器、12・・・容器蓋部、13・・・固化ガラス、20・・・ガラス固化体貯蔵施設、21・・・搬送セル、22・・・保管セル、23・・・遮蔽壁、24・・・保管ピット、25・・・遮蔽プラグ、30・・・収納容器、31・・・収納容器蓋部、32・・・収納容器本体部、33・・・遠隔コネクタ、34・・・遠隔ボルト、35・・・内容器、36・・・中性子遮蔽用シリコン、37・・・線量計、38・・・各種センサ類、39・・・ケーブル、40・・・ガンマ線照射試験装置用ガラス固化体貯蔵施設、41・・・試験用遮蔽プラグ、42・・・遠隔コネクタ、43・・・ケーブルリール、45・・・クレーン、46・・・吊具、47・・・開閉用ヒンジ、50・・・隔壁、51・・・圧力計測器、52・・・温度計測器、53・・・線量計測器、54・・・その他の計測器、55・・・貫通プラグ、60・・・循環ユニット、61・・・タンク、62・・・ポンプ、63・・・配管

Claims (7)

  1. 放射線遮蔽壁によって囲まれ、複数段、複数列の積み重ねられた放射性廃棄物のガラス固化体を保管する保管セルと、前記保管セルの所定の位置に放射線被照射物を収納する収納容器とを具備し、前記収納容器を放射性廃棄物の前記ガラス固化体と一緒に前記保管セルに収納し、前記ガラス固化体からの放射線によって放射線被照射物の放射線照射試験を行うことを特徴とするガンマ線照射試験装置。
  2. 前記収納容器は、照射試験に必要な放射線強度に応じて、前記保管セル内における収納位置が設定されることを特徴とする請求項1に記載のガンマ線照射試験装置。
  3. 前記収納容器は、ステンレス製容器で、内部に中性子線を遮蔽するシリコンが配設されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のガンマ線照射試験装置。
  4. 前記収納容器には、前記収納容器内の各種センサ類からの情報を伝送する遠隔コネクタが設けられることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のガンマ線照射試験装置。
  5. 前記収納容器には、前記収納容器を遠隔機器により開閉するための遠隔ボルトが設けられることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のガンマ線照射試験装置。
  6. 前記収納容器は、液体の照射試験のための液体循環ユニットを内蔵することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のガンマ線照射試験装置。
  7. 前記収納容器の前記保管セルへの収納と取り出し、前記収納容器の開閉ならびに前記ガラス固化体の前記保管セルへの収納と取り出しは、遠隔機器により操作することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のガンマ線照射試験装置。
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