JP2015537222A - 原子炉の中で生成される材料を採取および貯蔵するためのシステムおよび方法 - Google Patents

原子炉の中で生成される材料を採取および貯蔵するためのシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

システムは、原子炉計装用チューブの中での照射を通して所望の同位体を生成し、即座の出荷、取り扱い、消費のために、頑丈な設備の中にそれを堆積させる。照射ターゲットは、プラントシャットダウンなしに、アクセス不可能な領域を通して挿入および除去され、複数のシール可能な出荷安全なキャスク/キャニスターなどのような、採取設備の中に設置される。システムは、シールされた様式で様々な構造体に接続し、原子力プラントの全体を通して、危険なまたは望まれない物質の放出を回避することが可能であり、システムは、放出されることとなる材料を自動的に浄化することも可能である。使用可能キャスクまたはキャニスターは、格納容器のための複数のバリアを含むことが可能であり、それは、特別に構成されている経路がその中に挿入されている状態で、一時的におよび選択的に取り外し可能である。【選択図】図1

Description

本発明は、原子炉の中で生成される材料を採取および貯蔵するためのシステムおよび方法に関する。
元素、および、その特定の同位体は、母材に適切な放射線を衝突させて所望の娘同位体への変換を引き起こすことによって形成させることが可能である。たとえば、貴金属および/または放射性同位体は、そのような衝突を通して形成することが可能である。従来、粒子加速器または特別に設計された非商業用の試験原子炉が、そのような衝突を実現し、比較的に少量の所望の同位体を生成させるために使用されている。
放射性同位体は、控えめな(discreet)量およびタイプのイオン化放射線を放射し、有用な娘核種を形成するというその能力に由来する、様々な医学的用途および産業用途を有している。たとえば、放射性同位体は、癌関係の治療、医療画像処理およびラベリング技術、癌および他の疾患の診断、ならびに医療殺菌に有用である。
数日または数時間のオーダーの半減期を有する放射性同位体は、従来、加速器または低出力の非発電用原子炉の中で、安定した親同位体を衝突させることによって生成される。これらの加速器または原子炉は、医療設備もしくは産業設備、または、近隣の生成設備において、現場にある。特に、短寿命の放射性同位体は、比較的に短い崩壊時間に起因して迅速に輸送されなければならず、特定の用途において、正確な量の放射性同位体が必要とされる。さらに、放射性同位体の現場での生成は、一般的に、扱いにくく高価な照射および抽出機器を必要とし、それは、最終使用設備において、コスト面、スペース面、および/または安全面で高くつく可能性がある。
米国特許出願公開第2011/051875号明細書
例示的な実施形態は、直接的な人間の相互作用または電力生成活動の中断なしに、照射ターゲットが、原子炉の中で照射され、採取可能な構成の中に堆積されることを可能にするシステムを含む。例示的なシステムは、プラント運転中に、人間によって直接的におよび安全にアクセスすることができない領域を通して、アクセスバリアの内側の原子炉の中の計装用チューブに接続する経路を介して、照射ターゲットを挿入および除去するデバイスを含む。これらのシステムは、取り扱いおよび/または出荷のために所望の生成された同位体を貯蔵するアクセス可能な端点を含む。端点は、キャスクであることが可能であり、キャスクは、シールされたチャネルを通してシステムにしっかりと接続されており、廃棄物の移行を防止し、および/または、システムを通して、キャスクの中へ、および、安全な放出もしくは貯蔵のために余剰ガスを洗浄する排気システムへ、ターゲットを空気圧で押すことを可能にする。また、例示的な実施形態は、複数のレベルの格納容器を備えるキャスクを含み、複数のレベルの格納容器は、照射ターゲットの堆積のためにだけ突破され、そうでなければシールすることが可能である。たとえば、外側キャスクは、取り外し可能なキャスクプラグによってシールされ、外側キャスクの内部体積の中にシールされるキャニスターを含有し、シールされたときに、キャスクの外側への任意の物質の移行を防止することが可能である。外側キャスクおよびキャニスターの中の様々な孔部、ポート、および/または受容部は、廃ガスまたは圧縮空気ガスが、過圧または漏洩なしに、キャスクから除去されることを可能にしながら、構成された照射ターゲット輸送構造体だけがこれらの構造体の中に進入することを可能にし、キャスクの中に照射ターゲットを堆積させることができる。
例示的な実施形態は、添付の図面を詳細に説明することによって、より明らかになることとなり、同様のエレメントは、同様の参照番号によって表されており、添付の図面は、説明目的のためだけに与えられており、したがって、それらが示している条件を制限するものではない。
従来の商業用の原子炉の説明図である。 例示的な実施形態の照射ターゲットシステムの説明図である。 例示的な実施形態の照射ターゲットシステムの説明図である。 例示的な実施形態のキャスクチューブの説明図である。 例示的な実施形態の採取キャスクの断面説明図である。 例示的な実施形態の採取キャスクの詳細説明図である。
本文献は、特許文献であり、本文献を読んで理解するときに、構成の一般的な広範なルールが適用されるべきである。本文献で説明され示されているすべてのものは、添付の特許請求の範囲の範囲内にある主題の例である。本明細書で開示されている任意の特定の構造的詳細および機能的詳細は、単に、いかに例示的な実施形態を作製し使用するかということを説明する目的のためのものである。具体的には本明細書で開示されていないいくつかの異なる実施形態も、添付の特許請求の範囲の範囲内にある。そのため、特許請求の範囲は、多くの代替的な形態で具現化することが可能であり、本明細書で述べられている例示的な実施形態のみに限定されるものとして解釈されるべきではない。
本明細書で様々なエレメントを説明するために、第1の、第2のなどの用語を使用する可能性があるが、これらのエレメントは、これらの用語に限定されるべきでないということが理解されることとなる。これらの用語は、1つのエレメントを別のエレメントから区別するためだけに使用されている。例示的な実施形態の範囲から逸脱することなく、たとえば、第1のエレメントは、第2のエレメントと呼ぶことが可能であり、同様に、第2のエレメントは、第1のエレメントと呼ぶことが可能である。本明細書で使用されているように、「および/または」の用語は、関連の列挙されている項目の1つまたは複数の任意の組み合わせおよびすべての組み合わせを含む。
あるエレメントが、空間的な関係または物理的な関係で、別のエレメントに「接続されている」、「連結されている」、「対合されている」、「取り付けられている」、または「固定されている」と称されているとき、それは、他のエレメントに直接的に接続もしくは連結され得るか、または、介在するエレメントが存在し得るということが理解されることとなる。それとは対照的に、あるエレメントが、別のエレメントに「直接的に接続されている」または「直接的に連結されている」と称されるときは、たとえば、介在するエレメントは存在していない。エレメント同士の間の関係を説明するために使用される他の語句は、同様の方式で解釈されるべきである(たとえば、「の間に」対「の間に直接的に」、「隣接して」対「直接的に隣接して」など)。同様に、「通信可能に接続されている」などのような用語は、媒介デバイス、ネットワークなどを含む、無線または有線で接続される2つのデバイスの間の情報交換ルートのすべての変形例を含む。
本明細書で使用されているように、単数形の「1つの(a)」、「1つの(an)」、および「その(the)」は、「のみ(only)」、「単一の(single)」、および/または「1つ(one)」などの語句を伴うことを、文言が別途明示的に示していなければ、単数形および複数形の両方を含むことを意図している。「有する(have)」、「有する(having)」、「含む(comprises)」、「含む(comprising)」、「含む(includes)」、および/または「含む(including)」のような用語は、本明細書で使用されるときに、記載されている特徴、ステップ、動作、エレメント、アイデア、および/またはコンポーネントの存在を特定しているが、それ自体は、1つまたは複数の他の特徴、ステップ、動作、エレメント、コンポーネント、アイデア、および/または、それらのグループの存在または付加を除外するものではないということが、さらに理解されることとなる。
また、以下に議論される構造および動作は、図に説明および/または記載されている順序から外れて起こる可能性があるということが留意されるべきである。たとえば、連続して示されている2つの動作および/または図は、実際は、関連する機能性/行為に応じて、同時に実行され得るか、または、場合により、逆の順序で実行され得る。同様に、下記に説明されている例示的な方法の中の個々の動作は、反復して、個別に、または連続して、実行することが可能であり、下記に説明されている単一の動作は別として、動作のルーピングまたは他の一連の動作を提供するようになっている。下記に説明されている特徴および機能性を有する任意の実施形態は、任意の実行可能な組み合わせにおいても、例示的な実施形態の範囲内に入るということが推量されるべきである。
図1は、例示的な実施形態および例示的な方法とともに使用可能な従来の原子炉圧力容器10の説明図である。原子炉圧力容器10は、たとえば、従来から世界中で発電のために使用されている、100+MWeの商業用の軽水炉であることが可能である。原子炉圧力容器10は、従来、アクセスバリア411の中に封じ込められており、アクセスバリア411は、事故の場合に、放射能を封じ込める役割を果たし、原子炉10の運転中に原子炉10にアクセスすることを防止する。本明細書で規定されるように、アクセスバリアは、安全、または、放射線などのような運転上の危険に起因して、原子炉の運転中に、ある領域への人間のアクセスを防止する任意の構造体である。そのため、アクセスバリア411は、原子炉の運転中にシールされてアクセス不可能である格納建造物、原子炉の周りの領域を取り囲むドライウェルの壁、原子炉遮蔽壁、計装用チューブ50へのアクセスを防止する人間移動バリアであることが可能である。
ドライウェル20として知られる、原子炉容器10の下方のキャビティーは、ポンプ、ドレン、計装用チューブ、および/または制御棒駆動装置などのような、容器のために働く機器を収容する役割を果たしている。図1に示されているように、および、本明細書で規定されるように、少なくとも1つの計装用チューブ50が、容器10の中へ延在しており、また、炉心15の近くに、炉心15の中へ、または、炉心15を通って延在しており、炉心15は、炉心15の運転中に、核燃料、ならびに、比較的に高レベルの中性子束および他の放射線を含有する。従来の原子力発電用原子炉の中に存在しているように、および、本明細書で規定されるように、計装用チューブ50は、容器10の中に入れられ、容器10の外側に開口しており、計装用チューブ50によって原子炉および炉心の内部から物理的に分離されているままの状態で、容器10の外側から炉心15の近位の位置への空間的アクセスを可能にする。計装用チューブ50は、概して円筒形状であることが可能であり、容器10の高さとともに広くなっていることが可能であるが、しかし、産業界において、他の計装用チューブ幾何学形状に遭遇することも可能である。計装用チューブ50は、たとえば、約1〜0.5インチの内径を有することが可能である。
計装用チューブ50は、原子炉容器10の下方において、ドライウェル20の中で終端することが可能である。従来、計装用チューブ50は、中性子検出器、および、他のタイプの検出器が、ドライウェル20の下側端部における開口部を通してその中に挿入されることを可能にすることができる。これらの検出器は、計装用チューブ50を通って上方に延在し、炉心15の中の状態を監視することが可能である。従来のモニタータイプの例には、広領域検出器(WRNM)、中性子源領域モニター(SRM)、中間領域モニター(IRM)、および移動式炉心プローブ(TIP)が含まれる。計装用チューブ50、および、その中に挿入される任意の監視デバイスへのアクセスは、従来、格納容器および放射線の危険に起因して、運転停止期間に制限されている。
容器10は、商業用の沸騰水型原子炉において一般的に見られるコンポーネントとともに図示されているが、例示的な実施形態および方法は、原子炉の中へ延在する計装用チューブ50または他のアクセスチューブを有するいくつかの異なるタイプの原子炉とともに使用可能である。たとえば、100メガワット未満の電力から数ギガワットの電力までの出力定格を有し、図1に示されているものとは異なる複数の位置に計装用チューブを有する、加圧水型原子炉、重水炉、黒鉛減速型原子炉などが、例示的な実施形態および方法とともに使用可能である。そのため、例示的な方法において使用可能な計装用チューブは、炉心の周りで、様々なタイプの原子炉の原子炉炉心の中性子束への閉じられたアクセスを可能にする任意の幾何学形状とすることが可能である。
出願人らは、運転を妨害することなく、または、炉心15の燃料交換を行うことなく、比較的に迅速かつ一定に短寿命放射性同位体を大規模に発生させるために、計装用チューブ50が使用可能であり得ることを認識した。出願人らは、アクセスバリア411の中の領域にアクセスするために、運転中の原子炉を停止させる必要なく、短寿命放射性同位体を発生させ、アクセスバリア411の中からそれを迅速に取り除く必要性をさらに認識した。例示的な方法は、運転している間に、または、放射線を生成している間に、計装用チューブ50の中へ照射ターゲットを挿入すること、および、照射ターゲットを炉心15に露出させることを含み、それによって、運転中の炉心15の中で一般的に遭遇する中性子束および他の放射線に照射ターゲットを露出させる。炉心中性子束は、時間とともに、照射ターゲットのかなりの部分を、医学的用途において使用可能な短寿命放射性同位体を含む有用な質量の放射性同位体に変換する。次いで、照射ターゲットは、炉心15の運転が進行中であっても、計装用チューブ50から引き抜かれ、医学的使用および/または産業使用のために取り出すことが可能である。
出願人らは、計装用チューブ50の中での最大化された量の放射性同位体の生成の必要性をさらに認識したが、また、そのような必要性は、取り扱い要件および出荷要件によって制限され得るということを特定した。生成される同位体は、自分自身に放射性があるか、または、中性子束への露出からの放射能汚染を含む可能性があり、生成される同位体に関連して、ならびに、例示的なシステムの中で生成される汚染物質およびオフガスを取り去る事前注意に関連して、規制当局の承認を得た取り扱い方法および出荷キャスクが、使用されなければならないようになっている。必要な安全、取り扱い、および出荷プロトコルは、過度の量のスペースを必要とし、採取および商業利用に対する取り扱いの遅れを追加し、ならびに/または、アクセス制限されたスペースにおいて実行することが困難である可能性がある。商業用の原子炉の計装用チューブの中で所望の同位体を量産するためのこれらの問題を認識して、出願人らは、これらの問題に対する解決策を開発し、それらのいくつかは、以下に議論されている例示的な実施形態によって独自に可能にされている。
図2は、貫通経路、ローディング/オフローディングシステム、および駆動システムを有する、例示的な実施形態の照射ターゲット送達および回収システム1000の概略図である。図2は、ローディング構成において、例示的なシステム1000の様々なコンポーネントを図示しており、その別の例示的な構成は、2011年12月28日に出願された「Systems and Methods for Processing Irradiation Targets Through a Nuclear Reactor」という表題の同時係属出願第13/339,345号に説明されており、前記出願は、その全体が、参照により本明細書に組み込まれている。図2に示されているように、例示的な実施形態の照射ターゲット送達および回収システム1000は、1つまたは複数のエレメントを含み、または使用して、適時の、自動的な、および/または消費を強化する様式で、照射ターゲットのローディング、照射、および採取を促進させることが可能である。システム1000は、1つまたは複数の照射ターゲットに関して外側のアクセスバリア411から計装用チューブ50への経路を提供する貫通経路と、新しい照射ターゲットが挿入されることを可能にし、照射されたターゲットがアクセスバリア411の外側で採取されることを可能にする、ローディング/オフローディングシステムと、例示的な実施形態のシステム1000において、計装用チューブ50とローディング/オフローディングとの間で照射ターゲットを移動させる駆動システムとを含む。
例示的な実施形態のシステム1000の貫通経路は、アクセスバリア411の外側のオフローディングまたはローディング領域などのようなアクセス可能な場所から、1つまたは複数の計装用チューブ50の中への間に、照射ターゲット250のために、信頼性の高いトラベル経路を提供し、したがって、照射ターゲット250は、運転中の原子炉炉心15の中の位置、または、運転中の原子炉炉心15の近くの位置へ、照射のために、経路の中を移動することが可能である。例示的な経路は、例示的な実施形態のシステム1000において、単独で、または、組み合わせて使用される多くの送達メカニズムを含むことが可能であり、それは、チュービング、フレーム、ワイヤー、チェーン、コンベヤーなどを含み、アクセス可能な場所と運転中の原子炉炉心との間に、照射ターゲットのための移送経路を提供する。
貫通チュービング1100は、可撓性または剛体とすることが可能であり、また、照射ターゲット250が、貫通チュービング1100の中へおよび/または貫通チュービング1100を通って進入すること、ならびに、アクセスバリア411の中の様々な構造体および貫通部を誘導することを可能にするように、適切にサイズ決めされ得る。貫通チュービング1100は、連続的にシールされるか、または、接続ジャンクションなどに開口部を含むことが可能である。貫通チュービング1100は、他のチューブおよび/または構造体に接合することが可能であり、および/または、遮断部を含むことが可能である。接合点でシールされて確実に対合し、および/または、任意の終端位置/起点を伴う貫通チュービング1100の考えられる1つの利点は、貫通チュービング1100が、ターゲットを引き抜くために使用され得る空気圧を良好に維持し、また、照射ターゲット250、および、例示的な実施形態のシステム1000の中の照射生成物として形成される任意の生成物のための追加的な格納容器を提供することができるということである。
例示的な実施形態のシステム1000において使用される貫通チュービング1100は、ローディングジャンクション1200における起点からのルートを提供し、ローディングジャンクション1200において、照射ターゲットは、アクセスバリア411の外側において、貫通チュービング1100に進入すること/貫通チュービング1100から出ていくことが可能である。図2に示されているように、たとえば、貫通チュービング1100は、照射ターゲット250をローディングジャンクション1200からアクセスバリア411へ導き、アクセスバリア411は、たとえば、鋼をライニングした鉄筋コンクリートの格納容器壁またはドライウェル壁、または、従来の原子力発電所の任意の他のアクセス制限であることが可能である。
例示的な実施形態のシステム1000において使用可能な貫通経路は、アクセスバリア411を通って原子炉容器10へ至るルートを提供し、原子炉容器10において、照射ターゲット250は、計装用チューブ50に進入することが可能である。たとえば、図2に示されているように、貫通チュービング1100は、アクセスバリア411を貫通し、計装用チューブ50まで延在している。貫通チュービング1100は、既存のTIPチューブ貫通部などのような、アクセスバリア411の中の既存の貫通部を通過することが可能であり、または、貫通チュービング1100のために生成された新しい貫通部を使用することが可能である。貫通チュービング1100は、計装用チューブ50に到達する前に、アクセスバリア411の内側の任意の他の物体をうまく通り抜け、または通過する。
環状の原子炉ペデスタル412は、原子炉10の下のドライウェル20の中に存在することが可能であり、貫通チュービング1100は、図2に示されており、ペデスタル412の中の貫通部を通過する。貫通経路は、任意の数の異なるコースを辿り、図2において貫通チュービング1100とともに示されている特定の例示的な経路は別として、異なる原子炉設計における異なる障害物をうまく通り抜けることが可能であるということが理解される。同様に、貫通経路は、一貫しているか、または均一である必要はない。たとえば、貫通チュービング1100は、ペデスタル412の中の貫通部のいずれかの側において終端し、ペデスタル412の中の貫通部に接続され、照射ターゲット250が貫通チュービング1100の間の貫通部を通過することを可能にすることができる。
例示的な実施形態のシステム1000において使用可能な貫通経路は、計装用チューブ50において、または、計装用チューブ50の中で終端することが可能である。図2に示されているように、貫通チュービング1100は、計装用チューブ50のベース部におけるフランジ1110において終端し、照射ターゲット250が、貫通チュービング1100から計装用チューブ50の中へ通ることを可能にする。同様に、貫通チュービング1100は、インデクサーと接合することが可能であり、インデクサーは、単一の貫通部から、アクセスバリア411および/またはペデスタル412を通って、いくつかの計装用チューブ50へのアクセスを提供する。そのようなシステムは、2012年5月22日に出願された「Systems and Methods for Processing Irradiation Targets Through Multiple Instrumentation Tubes in a Nuclear Reactor」という表題の同時係属出願第13/477,244号に説明されており、前記出願は、その全体が、参照により本明細書に組み込まれている。
本発明は、原子炉の中で所望の同位体を生成するためのシステムに関し、それは、取り扱い、出荷、および/または商業化しやすくするために、生成された同位体に対して、自動的な/遠隔から制御可能な格納容器を提供する採取設備を使用する。本発明の範囲に入るキャスクおよび送達システムのいくつかの例示的な実施形態が、下記に説明されており、例示的な実施形態のシステムの中に示されている特定の場所、採取構造体、送達経路配置、およびプラントタイプは、利用可能なスペース、プラント運転パラメーター、同位体特性、規制順守などに基づいて、多種多様な構成にわたって変化することが可能であるということが理解される。
図3は、原子力プラントのための格納容器構造体の内側に配置されている例示的な実施形態のシステム1000の説明図である。図3に示されているように、ダイバーター630、駆動メカニズム1300、インデクサー600、および採取キャスク1290は、すべて、原子力プラントの中の格納建造物のすぐ内側に位置付けさせることが可能である。貫通経路1100a/bは、格納容器の中のアクセスバリア411を通り計装用チューブ50へ至るアクセスを提供することが可能である(図2)。図3の例示的な実施形態のシステムでは、ダイバーター630は、3方向ダイバーター630とすることが可能であり、それは、本出願とともに出願された、整理番号50019.1(24IG259237)を有する、Heinoldらによる同時係属出願「SYSTEMS AND METHODS FOR MANAGING SHARED−PATH INSTRUMENTATION AND IRRADIATION TARGETS IN A NUCLEAR REACTOR」のものと同様であり、それは、その全体が、参照により本明細書に組み込まれている。図3では、ダイバーター630は、キャスクチューブ1291、TIPチュービング300、および貫通経路1100の間で選択することが可能である。キャスクチューブ1291は、例示的な実施形態のシステム1000を通して生成される同位体に照射ターゲットドレンを提供するように同様に機能することが可能である。すなわち、例示的な実施形態のシステム1000は、格納容器の内側のTIPドライブ1300およびダイバーター630が、アクセスバリア411(それは、格納容器であることが可能である)の内側のローディングジャンクションとしての役割を果たすこと以外は、図2および組み込まれた文献に説明されている他の構成と同様に動作することが可能である。
図3に示されているように、例示的な実施形態の照射ターゲット送達および回収システム1000は、最小のリスクまたは人間の介入で、および/または、素早い商業化の助けとなる様式で、生成される同位体の連続的な採取を促進させるために、採取キャスク1290に加えて、いくつかの採取構造体および構成体を含むことが可能である。たとえば、商業的使用のために準備ができている照射ターゲットの、様々なコンテナの中へのフェールセーフの気密の堆積のための構造体および構成体が、例示的なシステム1000に関連して実装され得る。
図3では、キャスクチューブ1291は、照射された照射ターゲットがダイバーター630から通るための経路を提供し、1つまたは複数のカウンター1295を含むことが可能であり、1つまたは複数のカウンター1295は、キャスクチューブ1291を通って出ていく、照射された照射ターゲットの正確な数、量、または放射能を検出し、システム1000の中の照射ターゲットの適正な計算、および/または、キャスク1290が満杯に近づいているときを決定することを確実にする。
キャスクチューブ1291は、全体的にまたは部分的に、キャスクチューブ1291に接続されている排気ライン1281を含むことが可能である。排気ライン1281は、採取キャスク1290の中に捕捉されるようになることなく、または、採取キャスク1290を加圧することなく、照射ターゲットを運ぶために使用される圧縮空気流体などのような、生成されたまたは同伴されたガスが、システム1000から安全に出ていくことを可能にすることができる。排気ライン1281は、1つまたは複数のフィルター1280を含むことが可能である。たとえば、フィルター1280は、放射性の粒子状物質を排除することができる高級なHEPAフィルターとすることが可能である。排気ライン1281は、図3に示されているように二股に分かれ、2つのHEPAフィルター1280を通して、並列に引き出され得る。
それぞれのフィルター1280のそれぞれの側にあるいくつかの差圧流量計1282は、圧縮空気排出フローを監視し、フィルター1280の効果的な運転のための適正な流量を確実にすることが可能である。差圧流量計1282は、1つまたは複数の弁1283に連結することが可能であり、または、1つまたは複数の弁1283とともに動作可能である(1つだけが、図3に示されているが、複数のフロー弁1283が、それぞれのHEPAフィルター1280の両方の側において、排気ライン1281のそれぞれのセグメントの上にあることが可能であるということが理解される)。弁1283は、所望の程度まで選択的に開閉させられ、それぞれのフィルター1280を通る均一な排気フローを維持し、および/または、緊急事態などのように、必要であれば、排気ライン1281を封鎖することが可能である。
排気ライン1281は、例示的な実施形態のシステム1000の外側を走り、大気圧力で、既存のプラント排気システム(図示せず)に接続することが可能である。このように、ライン1281からの排気は、フィルター1280によって任意の放射性微粒子をろ過され、その後に、通常、プラント排気システムによって処理され得る。
キャスクチューブ1291は、採取キャスク1290に出会うその終端部分に、挿入チューブアッセンブリ1292を含むことが可能である。挿入チューブアッセンブリ1292は、採取キャスク1290の中の構造体と対合するように特別に構成させることが可能であり、キャスク1290の中の貯蔵および商業化のために、生成される同位体の信頼性の高い送達を確実にする。たとえば、挿入チューブアッセンブリ1292は、最後の20フィートのキャスクチューブ1291にわたって延在し、ある角度で採取キャスク1290の中へ下向きに下降することが可能である。挿入チューブアッセンブリ1292は、照射ターゲット、および、採取キャスク1290の中へ/採取キャスク1290の中から流れる排気のために、別々の経路を有することが可能である。たとえば、挿入チューブアッセンブリ1292は、排気経路を含むことが可能であり、排気経路は、直接的にまたは独占的に採取キャスク1290から排気ライン1281の中へ流れ、採取キャスク1290の中に過圧または廃ガスの蓄積がないことを確実にする。
挿入チューブアッセンブリ1292は、モーター、リフト、または、挿入チューブアッセンブリ1292を採取キャスク1290もしくは任意の他の所望の端点に整合および係合させることができる他の自動移動メカニズムを含むことが可能である。たとえば、挿入チューブアッセンブリ1292は、例示的な実施形態のシステム1000を通して吐出される内容物に基づいて、いくつかの異なるキャスク1290または他の端部設備の間で移動させることが可能である。そのような移動、および、移動先の選択は、挿入チューブアッセンブリ1292の中のモーターを制御するユーザーによって、自動的にまたは遠隔から行われ得る。
図4は、ターゲット特性に基づいて、複数のキャスクおよび/または移動先とともに使用可能であり得る、例示的な実施形態のキャスクチューブ1291の説明図である。図4に示されているように、1つまたは複数のストッパー1298が、所望の位置において、キャスクチューブ1291の中へ挿入され、特定の集団の照射ターゲットを分離することが可能である。たとえば、2つのストッパー1298が、キャスクチューブ1291の中に距離dで挿入され得り、距離dは、例示的な実施形態のシステム1000において使用されるリーダー(leader)球体251の長さに対応している(図3)。次いで、リーダー球体251は、キャスクチューブ1291から、重力または空気圧の力を介して、別々のキャスクまたは他の設備の中へ出される。たとえば、挿入チューブアッセンブリ1292に関連付けされるモーターは、リーダー球体受容部と整合していることが可能であり、次いで、前方スペーサー1298およびリーダー球体251だけを、このキャスクの中へ出すことが可能であり、残りの照射された照射ターゲット250は、後方ストッパー1298を介して、キャスクチューブ1291の中に保持することが可能である。次いで、挿入チューブアッセンブリは、採取キャスク1290(図3)へ方向付けされ得り、後方ストッパー1298が除去され、照射ターゲット250が採取キャスク1290へ流れることができるようになっている。当然ながら、例示的なシステムとともに使用可能な照射ターゲットの任意のサブ集団の他の配置、距離d、および最終移動先を、例示的な実施形態に関連して使用することが可能である。
放射線レベルを測定するために、ならびに、任意の漏洩が、採取キャスク1290およびキャスクチューブ1291から、または、採取キャスク1290とキャスクチューブ1291との間で生じているかどうかを示すために、1つまたは複数の放射線モニター1285が、採取キャスク1290の上に、または、採取キャスク1290の周りに設置され得る。また、放射線モニターは、フィルター1280に関連して使用され、例示的な実施形態のシステム1000を通して、任意の点において、漏洩または他の警報すべき放射性の蓄積がないことを確実にすることが可能である。
図5は、例示的な実施形態の採取キャスク1290の断面説明図である。図5に示されているように、挿入チューブアッセンブリ1292(図3)は、外側挿入シリンダーおよび1つまたは複数のリニアモーター1294を含むことが可能であり、1つまたは複数のリニアモーター1294は、内側挿入チューブ1293を取り囲み、内側挿入チューブ1293を軸線方向に駆動し、内側挿入チューブ1293の中において、照射ターゲットを、採取のために輸送することが可能である。リニアモーター1294は、採取キャスク1290の挿入受容部1261にしっかりと装着され、特定の迎え角で挿入チューブ1293を受け入れるように寸法決めされている孔部へ挿入チューブ1293を延在させ、信頼性の高い挿入を可能にし、また、重力によって、その中への照射ターゲットの移動を支援することが可能である。
挿入チューブ1293は、採取キャスク1290を通って延在し、採取キャスク1290の中に固定された採取キャニスター1260に侵入するのに十分な長さおよび材料強度を有している。たとえば、挿入チューブ1293は、キャニスター1260の上部部分にあるシール可能なキャニスターポート1265の中へ入ることが可能であり、キャニスターポート1265は、ある迎え角で挿入チューブ1293を受け入れるように形状決めされている。採取キャスク1290は、様々な形状およびサイズとすることが可能であり、挿入チューブ1293は、それに対応して、キャスク1290の中へ入り、その中のキャニスターの中へ堆積するように構成されている。採取キャスク1290は、採取キャスク1290の移動および出荷を可能にするハンドル(図示せず)または他の取り扱い特徴部を含むことが可能である。採取キャスク1290は、さらに、モジュール式とすることが可能であり、照射された照射ターゲットを収容する耐久性のあるセクションは、キャスク1290全体を輸送することなく、出荷のために取り外し可能である。採取キャスク1290およびそのような部分は、十分に強化された材料および寸法で製作されており、採取される同位体が放射性の場合には、放射性の材料に関する規制出荷要件にしたがうことが可能である。
採取キャニスターへのアクセスは、キャスクシーリングプラグ1297の移動を通して選択的に利用可能であり得る。図5に示されているように、キャスクシーリングプラグ1297がその開位置に上昇しているときには、挿入チューブ1293は、挿入受容部1261およびキャニスターポート1265を介して、採取キャニスター1260まで通り、採取キャニスター1260の中へ入ることが可能である。キャスクシーリングプラグ1297が、採取キャニスター1260の上に下げられ、採取キャスク1290の対応する表面に出会う場合には、挿入チューブ1293は、挿入受容部1261を越えて通ることができなくなることとなる。キャスクシーリングプラグ1297は、キャニスター1260、および、キャニスター1260の中に貯蔵された採取可能な同位体を除去および出荷するために、下げられた位置でシールされ得る。
キャニスター1260は、採取可能な照射された照射ターゲットを気密の大気状態で安全に封じ込めることができる任意のシールされた構造体とすることが可能である。キャニスター1260は、図5に示されているように、採取キャスク1290の中へ直接的に着座することが可能であり、所望の端部設備において採取するために、そこから取り外し可能であり得る。採取することは、いくつかの方式で達成することが可能である。たとえば、キャニスター1260の底部は、角度を付けることが可能であり、キャニスター1260の残りの部分から回転によって脱着可能であり、そのような底部を通してキャニスター1260の中の照射ターゲットの容易な除去を可能にする。
キャニスター1260は、シールを維持しながら、および、直接的な人間の相互作用なしに、照射ターゲットを受け入れるためのシール可能なメカニズムを含む。たとえば、キャニスターポート1265(図5の詳細Aにおいて丸く囲まれている)は、照射された照射ターゲットに関して、キャニスター1260の中へのそのようなシール可能な進入を提供することが可能である。キャニスター1260が、自動化されたシステム1000の中で、所望の生成された同位体で充填され、キャスク1290の中にシールされると、キャスク1290は、容易にケーブルを取り付けられ、もしくは、アクセスバリア411の中の人員用ハッチを通して軌道の上を転がされ、または、そうでなければ、アクセスバリア411の外側であれば送達され得る。輸送カート、タグ、および/もしくはパレットジャック、または、他の移動デバイスは、キャスク1290を出荷ドックへ送達することが可能である。ドックにおいて、キャスク1290は、キャスク1290の上に未だ提示されていない、規制で要求される任意の構造体またはマーカーを出荷のために追加することによって、出荷されるか、または、出荷のために準備され得る。
図6は、図5からのキャニスターポート1265のセクションAの詳細説明図である。図6に示されているように、キャニスターポート1265は、駆動用の圧縮空気媒体または他の廃ガスがキャニスター1260からベントされることを可能にしながら、固体または液体の照射ターゲットが挿入チューブ1293からキャニスター1260に進入することを選択的に可能にし得る。また、具体的には、キャニスターポート1265は、挿入チューブ1293を用いて充填するために作動させられるとき以外は、キャニスター1260にシールを提供することが可能である。たとえば、挿入チューブ1293は、2つの別個の通路−堆積経路1293aおよび排気経路1293bを含むことが可能である。異なる経路は、たとえば、挿入チューブ1293の中の2つの異なるチューブを介して、隣り合わせでまたは同心円状に走ることが可能である。
堆積経路1293aは、照射された照射ターゲットをキャニスター1260の中へ搬送するようにサイズ決めされ、そうでなければ構成され得る。図6に示されているように、堆積経路1293aは、キャニスターポート1265の中へ開口していることが可能であり、キャニスターポート1265自身は、キャニスター1260の内部に開口しており、採取される照射ターゲットは、矢印によって示されているように、重力または駆動用の圧縮空気媒体の下で、キャニスター1260の中へ落ちることが可能である。排気経路1293bは、同様に、堆積経路1293aがキャニスター1260の中へ開口している場所と反対側において、キャニスター1260の内部体積と空気圧で連通することが可能である。余剰ガスは、矢印によって示されているように、キャニスターポート1265を通って、排気経路1293bの中へ流れ、キャニスター1260の加圧および/または望まれない廃ガスの蓄積を回避することが可能である。排気経路1293bは、排気ライン1281に独占的に接続することが可能であり、排気ライン1281は、大気圧力でプラント排気システムへ排出し、堆積経路1293aを通して導入されたすべてのガスが排気経路1293bから流れて戻るように働きかける。非ガス状の照射ターゲットは、キャニスター1260の中へ運ばれた後に、この圧力差によって影響を受けないことが可能であり、ガスがそこから排出されている状態で、採取される照射ターゲットがキャニスター1260の中でシールされたままであることを可能にする。
キャニスターポート1265は、付勢されているプランジャー1266をさらに含むことが可能であり、プランジャー1266は、キャニスターポート1265への入口の周りで、1つまたは複数のスプリング1267によってリングタイプシール1268に向けて駆動される。出荷および/または充填しない時間の間など、挿入チューブ1293がキャニスターポート1265から引き抜かれるとき、スプリング1267は、出荷および取り扱いの間に、キャニスター1260をシールし、ガスまたは他の材料の漏洩を防止するのに十分な力で、シール1268と接触するまでプランジャー1266を押すことが可能である。挿入チューブ1293が、キャスク1290(図5)を通って、キャニスターポート1265の中へうまく通り抜けられると、挿入チューブ1293の端部は、図6に示されているように、プランジャー1266をベース部まで下方へ駆動し、照射ターゲットが堆積経路1293aからキャニスター1260の中へ流れるようにキャニスターポート1265の中の経路を開放する。
たとえば、排気経路1293bは、堆積経路1293aよりもわずかに長くて幅が狭く、プランジャー1266に接触し、プランジャー1266を開位置へ下方に駆動することが可能であり、一方、堆積経路1293aは、より短く、キャニスター1260の内部に開口している。このように、堆積経路1293aは、妨害されていないままであることが可能であり、照射ターゲットをキャニスター1260の中へ急速に堆積させることができ、一方、排気経路1293bは、単に、プランジャー1266によって閉塞されていない開口部を通して、キャニスター1260からガスを搬送することだけが可能である。当然ながら、挿入チューブ1293が、キャニスター1260の中での採取のために、照射ターゲットを堆積させる準備ができているとき、スプリング1267に対抗してプランジャー1266を押圧するために、任意の他の選択的な付勢メカニズムを使用することが可能である。
図5に示されているように、キャニスターポート1265への挿入チューブ1293のアクセスを可能にするために、キャスクシーリングプラグ1297を引き抜くことが可能である。キャニスターポート1265は、シールシーリング(seal−sealing)であり、また、余剰ガスが、閉じた経路の中を挿入チューブ1293から排気システムへ流れて戻ることを可能にするように構成され得るが、フード1262は、二次的なシールを提供し、例示的な実施形態のシステムの中において、洗浄されていない圧縮空気ガスまたは廃ガスが逃げることを防ぐことが可能である。フード1262は、キャスクシーリングプラグ1297が採取キャスク1290を囲み得る場所の上部の周りで、採取キャスク1290にボルト締めされるか、または、そうでなければ、採取キャスク1290に取り外し可能に固定され得る。
図5に示されているように、キャスクシーリングプラグ1297は、フード1262の中に着座することが可能であり、また、キャスクプラグリフト1296によって、フード1262の上部開口部を通して引くことが可能である。キャスクプラグリフト1296は、フード1262から支持されているいくつかの余分なモーターを含むことが可能であり、フード1262は、しっかりと正確に確実にリフトに接合し、必要な力でキャスクシーリングプラグ1297を下げるように構成されている。キャスクプラグ1297は、フード1262の上部の連続的なフランジ1263に対抗して着座し、照射された照射ターゲットの、採取キャスク1290への送達の間に、キャニスター1260、キャスク1290、および/または挿入チューブ1293から逃げる可能性がある任意の材料に対する二次的なバリアを提供することが可能である。フランジ1263は、その下側表面全体の周りに、弾性シール材料を含み、フランジ1263とキャスクシーリングプラグ1297との間の気密性を強化することが可能である。
フード1262は、1つまたは複数のストッパーピン(図示せず)をさらに含むことが可能であり、1つまたは複数のストッパーピンは、その周囲部から内向きに延在し、キャスクプラグリフト1296が故障した場合に、キャスクプラグ1297をブロックおよび保持する。たとえば、キャスクシーリングプラグ1297が、キャスクプラグ1297の底部のすぐ下方にあるフランジ1263に対抗して引かれたときに、一対の対向するストッパーピンが、係合され得る。これらのピンは、キャスクプラグ1297が、挿入および送達の間に、挿入チューブ1293を落下させ粉砕し得るリスクを低減させることが可能である。さらに、フランジ1263の上部にある1つまたは複数の調節スクリュー1264は、キャスクプラグリフト1296がキャスクプラグ1297を上昇させることができる最大レベルを設定することによって、キャスクプラグ1297とフランジ1263との間に、所望の量のクリアランスまたは圧力を提供することが可能である。フード1262は、それ自身の排気ベント(図示せず)をさらに含むことが可能であり、排気ベントは、排気ライン1281またはフィルター1280の中へ流れ、任意のガスの蓄積を排除し、ガスは、フード1262の中へ逃げることが可能であるが、プラグ1297およびフランジ1263によって形成される二次的なシールを通過して逃げることはできない。
挿入受容部1261は、特定の角度および配向でフード1262を通る挿入チューブ1293の通路を提供することが可能である。挿入受容部は、フード1262からの漏洩なしに、挿入チューブ1293を受け入れるようにサイズ決めすることが可能である。たとえば、挿入受容部1261は、弾性シールまたは取り囲むガスケットをさらに含むことが可能であり、それは、挿入チューブ1293が、最小化された漏洩を伴って、それを通過することを可能にする。挿入受容部1261の角度は、照射されたターゲットをその中に堆積させるためにキャニスターポート1265を作動させるために必要とされる迎え角に適合させることが可能である。このように、キャニスターポート1265および挿入受容部1261が、適正に整合させられ、挿入チューブ1293のような適正に構成された構造体によって横断されるときだけ、ターゲットはキャニスター1260の中へうまく出され、事故的なまたは誤った堆積を防止することが可能である。
運転時に、シリンダーおよびモーター1294は、挿入受容部1261に整合することが可能であり、挿入チューブ1293が、挿入受容部1261の中の開口部に整合させられるようになっている。キャスクプラグリフト1296は、採取キャスク1290の上部にあるキャスクシーリングプラグ1297に取り付けることが可能であるか、または、すでに固定されている可能性もあり、次いで、キャスクプラグリフト1296は、キャスクプラグ1297をフード1262のフランジ1263まで持ち上げることが可能である。次いで、キャスクシーリングプラグ1297およびフランジ1263は、キャニスター1260の上方にシールを形成することが可能であり、シールは、調節スクリュー1264によって所望の位置に止められており、任意の所望のストッパーピンまたは他の安全メカニズムは、キャスクプラグ1297の事故的な落下を回避するために係合することが可能である。次いで、モーター1294は、挿入受容部1261を通して、キャニスターポート1265の中へ下方に、挿入チューブ1293を駆動することが可能である。挿入チューブは、キャニスターポート1265を作動させ、キャニスター1260の中へのシールされた経路を提供する。例示的な実施形態のシステムにおいて、空気圧の力および重力を通して、原子炉から出された照射ターゲット(照射ターゲットは、原子炉で所望の娘核種へ変換された)は、次いで、挿入チューブ1293を通ってキャニスター1260の中へ流れることが可能である。任意の望ましくないガスは、圧力差によって、排気ラインの中へベントされ得る。
すべてのターゲットが、キャニスター1260の中に堆積されると、挿入チューブは、モーター1294によって引き抜くことが可能である。引き抜くことは、キャニスター1260をシールすることが可能であり、次いで、キャスクシーリングプラグは、引き抜きに続いて、キャスク1290の中で下げられ、シールされ得る。センサー1295(図3)によって潜在的に決定されるように、キャニスター1260が、満杯になるか、または、所望の量の生成された同位体がその中に貯蔵された場合には、採取キャスク1290は、格納容器から除去され、特定の端部設備へ出荷され得る。採取キャスク1290は、このプロセスにおいて、部分的に分解され得る。たとえば、キャニスター1260を取り囲むキャスク1290の内側部分だけを除去および出荷することが可能であり、または、フード1262が取り外され、キャスクプラグリフト1296がプラグ1297から解除されている場合には、採取キャスク1290を除去および出荷することが可能である。これらの作用のそれぞれは、遠隔から、および、直接的な人間の相互作用なしに達成され、最小の格納容器の中への進入および放射線露出を促進させることが可能である。
例示的な実施形態および方法は、このように説明されているが、例示的な実施形態は、以下の特許請求の範囲の範囲内に依然として入る状態で、日常的な実験を通して変更および交換され得るということが、当業者によって認識されることとなる。たとえば、採取キャスクの場所、数、および寸法は、図の中に示され説明されている特定のシステムに限定されない。照射ターゲットを信頼性高く採取するために、格納容器の外側の複数のキャスクを使用する他のシステムが、例示的な実施形態と等しく使用可能であり、特許請求の範囲の範囲内に入る。そのうえ、例示的なシステムおよび方法は、原子炉への無制限のアクセスを防止するアクセスバリアを備える任意のタイプの原子力プラントにおいて使用可能であり、原子炉には、公知の軽水炉設計、黒鉛減速型原子炉、および/または、溶融塩原子炉、ならびに、任意の他の原子力プラント設計が含まれるということが理解される。そのような変形例は、以下の特許請求の範囲から逸脱していないとみなされるべきである。
10 原子炉圧力容器、原子炉容器
15 原子炉炉心
20 ドライウェル
50 計装用チューブ
250 照射ターゲット
251 リーダー球体
300 TIPチュービング
411 アクセスバリア
412 原子炉ペデスタル
600 インデクサー
630 ダイバーター
1000 照射ターゲット送達および回収システム
1100 貫通チュービング
1100a 貫通経路
1100b 貫通経路
1110 フランジ
1200 ローディングジャンクション
1260 採取キャニスター
1261 挿入受容部
1262 フード
1263 フランジ
1264 調節スクリュー
1265 キャニスターポート
1266 プランジャー
1267 スプリング
1268 リングタイプシール
1280 フィルター
1281 排気ライン
1282 差圧流量計
1283 弁
1285 放射線モニター
1290 採取キャスク
1291 キャスクチューブ
1292 挿入チューブアッセンブリ
1293 挿入チューブ
1293a 堆積経路
1293b 排気経路
1294 リニアモーター
1295 カウンター、センサー
1296 キャスクプラグリフト
1297 キャスクシーリングプラグ
1298 ストッパー
1300 駆動メカニズム

Claims (10)

  1. 原子炉(10)を通して照射ターゲット(250)を送達および採取するためのシステム(1000)であって、前記システムは、
    照射ターゲット(250)を提供するローディング/オフローディングシステム(1200)であって、前記ローディング/オフローディングシステム(1200)は、前記原子炉(10)のアクセスバリア(411)の外側にある、ローディング/オフローディングシステム(1200)と、
    前記ローディング/オフローディングシステム(1200)を、前記アクセスバリア(411)の内側の前記原子炉(10)の中へ延在する複数の計装用チューブ(50)のうちの1つに接続する貫通経路(1100)であって、前記貫通経路(1100)は、前記計装用チューブ(50)まで、前記照射ターゲット(250)によって横断可能である、貫通経路(1100)と、
    採取終端部(1290)であって、前記採取終端部(1290)は、照射ターゲット(250)が前記計装用チューブ(50)から前記採取終端部(1290)の中に堆積され得るように、前記ローディング/オフローディングシステム(1200)を介して前記貫通経路(1100)に接続されている、採取終端部(1290)と
    を含む、原子炉(10)を通して照射ターゲット(250)を送達および採取するためのシステム(1000)。
  2. 前記採取終端部(1290)が、少なくとも1つの貯蔵キャスク(1290)を含み、前記貯蔵キャスク(1290)は、閉じた経路を介して、前記ローディング/オフローディングシステム(1200)に接続されている、請求項1記載のシステム(1000)。
  3. ガスを洗浄およびベントするように構成されている排気システム(1281)であって、前記採取キャスク(1290)は、前記排気システム(1281)に接続されているチュービング(1292)を介して、前記ローディング/オフローディングシステム(1200)に接続されており、前記排気システム(1281)は、複数のフィルター(1280)を含み、前記複数のフィルター(1280)は、前記排気システムを通って流れるガスから、実質的にすべての放射性の粒子状物質を除去するように構成されており、前記排気システム(1281)は、前記ガスを大気圧力に流すように構成されている、排気システム(1281)
    をさらに含む、請求項2記載のシステム(1000)。
  4. 前記貯蔵キャスク(1290)が、照射ターゲット受け入れ設備(1260)を含み、前記照射ターゲット受け入れ設備(1260)は、前記貯蔵キャスク(1290)の内側にシールされ、前記貯蔵キャスク(1290)から分離されている、請求項3記載のシステム(1000)。
  5. 前記設備(1260)が、係合ポート(1265)を含み、前記係合ポート(1265)は、前記チュービング(1292)によって侵入されているとき以外は自己シールしている、請求項4記載のシステム(1000)。
  6. 前記係合ポート(1265)が、
    前記チュービング(1292)を受け入れるように構成されている開口部と、
    前記チュービング(1292)によって押圧されるとき以外は、前記開口部をシールするように、前記開口部に対抗して付勢されているプランジャー(1266)と
    を含む、請求項5記載のシステム(1000)。
  7. 前記チュービング(1292)が、複数の別個の経路を含み、前記別個の経路のうちの第1の経路(1293a)は、前記設備(1260)に接続されており、照射ターゲット(250)を前記設備(1260)の中へ輸送し、前記別個の経路のうちの第2の経路(1293b)は、前記設備(1260)に接続されており、ガスだけを前記設備(1260)から輸送する、請求項4記載のシステム(1000)。
  8. 前記第2の別個の経路(1293b)は、さらに、前記排気システム(1281)に独占的に接続している、請求項7記載のシステム(1000)。
  9. 前記貯蔵キャスク(1290)が、係合孔部(1261)をさらに含み、前記係合孔部(1261)は、前記チュービング(1292)を受け入れ、前記チュービング(1292)の周りをシールするようにサイズ決めされており、前記係合孔部(1261)は、前記設備(1260)の中の係合ポート(1265)の角度と適合する角度になっており、前記チュービング(1292)が、直線状に延在し、前記係合孔部(1261)および前記係合ポート(1265)の両方に係合することとなるようになっている、請求項4記載のシステム(1000)。
  10. 前記貯蔵キャスク(1290)が、取り外し可能な表面(1297)をさらに含み、前記取り外し可能な表面(1297)は、前記貯蔵キャスク(1290)を、および、取り外されていないときは、前記貯蔵キャスク(1290)の中の前記設備(1260)をシールしており、前記貯蔵キャスク(1290)が、前記取り外し可能な表面(1297)の周りに固定されたフード(1262)をさらに含み、前記フード(1262)は、フランジ(1263)を備える上部開口部を含み、前記取り外し可能な表面(1297)およびフード(1262)は、前記取り外し可能な表面(1297)が、前記フード(1262)を通して上方へ引かれるときに、前記フランジ(1263)の周りにシールを形成するように形状決めされている、請求項4記載のシステム(1000)。
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