JP4576553B2 - 電子辞書装置、および電子辞書制御プログラム - Google Patents

電子辞書装置、および電子辞書制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、電子データ化した種々の辞書データベースを記憶して各種の言語訳や語句の意味内容などを検索するための電子辞書装置、およびその制御プログラム、制御方法に関する。
従来から、国語辞典,英和辞典,百科事典などの各種の辞典や辞書を電子データ化してROMなどの記憶媒体に格納し、これに基づき各種の言語や語句を見出し語として入力し、その訳語や意味内容などを検索して表示するようにした電子辞書装置が広く汎用されている。
そして、近年このような電子辞書装置では、例えばユーザのレベルアップや利用分野の変化などによって新たな辞典,辞書データベースが必要になった場合に、所望の辞書データベースが記録され販売されているCD−ROMを購入してPC(personal computer)を介し読み出して使用したり、またROMカードからなる辞書カードを購入してカードスロットに接続して使用したりできるようにしている。こうすることで、電子辞書装置それ自体の別機種への買い換えを行わずに新たな辞書を利用できるようにしている。
ここで、電子辞書装置に対して接続された外部メモリに記録されている辞書データベースを利用する場合には、当該外部メモリにアクセスするための特別なキー操作が必要で操作が煩雑となり、本体内蔵の辞書データに基づいて簡便に辞書検索を行う場合と同様の使い勝手が得られない問題がある。
特に、複数の辞書データを記憶した辞書カードを接続することで、これらの複数の追加の辞書データを読み出して利用できるようになっても、それまでに内蔵の辞書データを読み出すために操作していた辞書指定キーは、依然として当該内蔵の同一の辞書データを読み出すための辞書指定キーとして専有で使用されるため、外部メモリである辞書カード内の辞書データを読み出すためにはそれまでの操作と異なる煩雑な操作を行う必要があり、使い勝手が悪い問題がある。
一方、外部データを簡単な操作で取り込み利用できるようにした通信端末装置として、複数のワンタッチキーにそれぞれ対応付けて外部データの取込先であるアクセス先のリンク情報を登録し、ワンタッチのキー操作で対応するアクセス先から外部データをダウンロードして利用することのできる通信端末装置も考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−163782号公報
しかしながら、前記特許文献1にある従来の通信端末装置では、ワンタッチキーによるワンタッチ操作によってその場で必要とする外部データをダウンロードして利用することはできるものの、このワンタッチキーそのものが外部データダウンロード用の特定のキー操作となってしまう。従って、この通信端末装置のデータダウンロード機能を前記電子辞書装置に適用した場合でも、内蔵されていない辞書データをワンタッチのキー操作でダウンロードして利用できるようになるだけであり、本体内蔵の辞書データに基づいて辞書検索を行う場合と同じ使い勝手にはなり得ないばかりでなく、常にアクセス先との通信を行う通信機能を備えている必要がある。
本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、外部メモリとして接続される追加の辞書データを、本体内蔵の辞書データに基づいて簡便に辞書検索を行う場合と同じ使い勝手にして利用することが可能になる電子辞書装置、および電子辞書制御プログラム提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る電子辞書装置は、複数の種類の辞書データを内蔵し、キー操作に応じて選択された辞書データを表示する電子辞書装置であって、種類毎に各辞書データの対象レベルを記憶した辞書対象レベル記憶手段と、追加の辞書を利用するためのメモリカードを着脱自在に接続するカード接続手段と、外部から追加辞書データを受信する追加辞書受信手段と、前記辞書対象レベル記憶手段を参照し、この追加辞書受信手段により受信された追加の辞書データと同じ種類の内蔵辞書データが有り、かつ前記受信された追加の辞書データが内蔵辞書データより下位の対象レベルの辞書データである場合に、前記メモリカードに当該追加辞書データを記憶させる下位辞書カード記憶制御手段と、複数の辞書キーと、この複数の辞書キーにそれぞれ対応付けて予め内蔵された前記複数の種類の辞書データを設定する内蔵辞書キー位置設定手段と、前記カード接続手段によりメモリカードが接続された場合に、前記辞書対象レベル記憶手段を参照して、前記下位辞書カード記憶制御手段により記憶された追加の下位の対象レベルの辞書データと同じ種類の内蔵の辞書データが前記内蔵辞書キー位置設定手段により対応付けられた辞書キーに対応付けて、当該追加の下位の対象レベルの辞書データを設定する追加下位辞書キー位置設定手段と、前記カード接続手段によりメモリカードが接続されてない状態では、前記辞書キーの操作に応じて前記内蔵辞書キー位置設定手段により当該辞書キーに対応付けられて設定された種類の内蔵辞書データを表示させ、前記カード接続手段によりメモリカードが接続された状態では、前記辞書キーの操作に応じて前記追加下位辞書キー位置設定手段により当該辞書キーに対応付けられて設定された種類の追加の下位の対象レベルの書データを表示させる辞書データ表示制御手段と、を備えたことを特徴とする。
これによれば、内蔵辞書データと同じ種類の下位の追加辞書データはメモリカードに記憶し、メモリカードが接続されない状態では、元の内蔵辞書ータを表示し、メモリカードが接続された状態では、下位の追加辞書データを表示するので、将来不要となる下位の辞書データを適切にメモリカードに保存できるだけでなく、メモリカードを接続するだけで同じ種類の辞書操作で下位辞書データを表示させることができ、メモリカードをはずせば、直ちに元のより上位の辞書データをキー操作で表示させることができる。たとえば将来不要となる下位辞書データをメモリカードに適切に保存できキー位置も適切に設定でき、メモリカードをはずすだけで元の上位辞書データを適切なキー位置で利用できる。
本発明の請求項2に係る電子辞書装置は、前記請求項1に係る電子辞書装置にあって、さらに、前記カード接続手段により接続されたメモリカードを識別するカード識別手段を備え、前記追加下位辞書キー位置設定手段は、前記カード識別手段により識別された接続中のメモリカードの識別情報も対応付けて設定し、前記辞書データ表示制御手段は、前記カード接続手段によりメモリカードが接続された状態では、前記カード識別手段により識別された接続中のメモリカードの識別情報に基づいて、前記辞書キーの操作に応じて前記追加下位辞書キー位置設定手段により当該辞書キーに対応付けられて設定された種類の追加の下位の対象レベルの書データを表示させることを特徴とする。
これによれば、異なるメモリカードを接続して異なる追加の辞書データを使用する場合でも、複数のメモリカード毎にそれぞれ設定された複数の辞書キーと各追加の辞書データとの対応付けの設定内容に応じて、常に内蔵の辞書データを使用した場合と同じ感覚で辞書キー操作でき、所望の種類を追加の辞書データを使用できることになる。
本発明の請求項3に係る電子辞書装置は、前記請求項1または請求項2に係る電子辞書装置にあって、前記複数の辞書キーにはそれぞれ異なる辞書データの種類が表記される。
これによれば、メモリカードの非接続時および接続時の何れであっても、容易に希望の種類の内蔵辞書データまたは追加の辞書データを指定できることになる。
本発明の請求項4に係る電子辞書装置は、前記請求項1乃至請求項3の何れか1項に係る電子辞書装置にあって、さらに、前記複数の辞書キーにそれぞれ対応する位置に、前記カード接続手段によりメモリカードが接続されてない状態では前記内蔵辞書キー位置設定手段により各辞書キーに対応付けられた内蔵の辞書データのタイトルを表示させ、前記カード接続手段によりメモリカードが接続された状態では前記追加下位辞書キー位置設定手段により各辞書キーに対応付けられた追加の下位の対象レベルの辞書データのタイトルを表示させる辞書タイトル表示制御手段を備えたことを特徴とする。
これによれば、メモリカードの非接続時および接続時のそれぞれにおいて、複数の辞書キーにそれぞれ対応する位置に当該辞書キーにより指定される内蔵辞書データまたは追加辞書データのタイトルを表示して、容易に所望の辞書データを指定できることになる。
本発明の請求項5に係る電子辞書装置は、前記請求項1ないし請求項4の何れか1項に係る電子辞書装置にあって、さらに、前記複数の辞書キーそれぞれの別の機能を指定するための別機能キーと、前記カード接続手段によりメモリカードが接続された場合に、前記別機能キーにより別の機能が指定された場合の前記辞書キーに対応付けて前記追加の下位の対象レベルの辞書データと同じ種類の内蔵の辞書データを設定する別機能辞書キー位置設定手段と、前記カード接続手段によりメモリカードが接続された場合に、前記別機能キーにより別の機能が指定された状態での前記辞書キーの操作に応じて、前記別機能辞書キー位置設定手段により当該辞書キーに対応付けられて設定された前記内蔵の辞書の辞書データを表示させる別機能辞書データ表示制御手段とを備えたことを特徴とする。
これによれば、メモリカードの接続時には、内蔵の辞書データを指定した辞書キーに対して追加の辞書データを対応付けて設定するものの、当該辞書キー操作によってメモリカードに応じた指定の種類の追加の辞書データを呼び出すようにした場合でも、シフトキーなどの別機能キーを組合せるだけの辞書キー操作によって容易に内蔵辞書データも呼び出して示できることになる。
本発明の請求項6に係る電子辞書装置は、前記請求項5に係る電子辞書装置にあって、さらに、前記別機能キーにより別の機能が指定された場合に、前記別機能辞書キー位置設定手段により設定された辞書キーに対応する位置に当該辞書キーに対応付けられた内蔵の辞書データのタイトルを表示させる別機能辞書タイトル表示制御手段を備える。
これによれば、別機能キーにより別機能が指定された状態での複数の辞書キーにそれぞれ対応付けられた内蔵の辞書データのタイトルを、当該辞書キーの位置に対応付けて容易に確認できることになる。
本発明の請求項1に係る電子辞書装置によれば、内蔵辞書データと同じ種類の下位の追加辞書データはメモリカードに記憶し、メモリカードが接続されない状態では、元の内蔵辞書ータを表示し、メモリカードが接続された状態では、下位の追加辞書データを表示するので、将来不要となる下位の辞書データを適切にメモリカードに保存できるだけでなく、メモリカードを接続するだけで同じ種類の辞書操作で下位辞書データを表示させることができ、メモリカードをはずせば、直ちに元のより上位の辞書データをキー操作で表示させることができる。たとえば将来不要となる下位辞書データをメモリカードに適切に保存できキー位置も適切に設定でき、メモリカードをはずすだけで元の上位辞書データを適切なキー位置で利用できるようになる。
よって、本発明によれば、外部メモリとして接続される追加の辞書データを、本体内蔵の辞書データに基づいて簡便に辞書検索を行う場合と同じ使い勝手にして利用することが可能になる電子辞書装置、および電子辞書制御プログラム、電子辞書制御方法を提供できる。
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の電子辞書装置の実施形態に係る携帯機器(電子辞書)10の電子回路の構成を示すブロック図である。
この携帯機器(電子辞書)10は、以下に説明する電子辞書機能を備えたPDA(personal digital assistants)、PC(personal computer)、携帯電話、電子ブックとして構成されるか、電子辞書専用の携帯機器として構成される。この携帯機器(電子辞書)10は、各種の記録媒体に記録されたプログラム、又は、伝送されたプログラムを読み込んで、その読み込んだプログラムによって動作が制御されるコンピュータによって構成され、その電子回路には、CPU(central processing unit)11が備えられる。
CPU11は、メモリ12内に予め記憶された装置制御プログラム、あるいはROMカードなどの外部記録媒体13から記録媒体読取部14を介して前記メモリ12に読み込まれた装置制御プログラム、あるいはインターネットN上のWebサーバ(この場合はプログラムサーバ)から電送制御部15を介して前記メモリ12に読み込まれた装置制御プログラム、あるいは同インターネットN上のWebサーバ(プログラムサーバ)からユーザPC(personal computer)30および通信部16を介して前記メモリ12に読み込まれた装置制御プログラムに応じて、回路各部の動作を制御するもので、前記メモリ12に記憶された装置制御プログラムは、キーやタッチパネルからなる入力部17からのユーザ操作に応じた入力信号、あるいは電送制御部15や通信部16(ユーザPC30)を介して接続されるインターネットN上の各Webサーバ20…との通信信号、あるいはカード接続部19を介して外部接続されるEEPROM,RAM,ROMなどのメモリカード(追加辞書)40との接続通信信号に応じて起動される。
前記CPU11には、前記メモリ12、記録媒体読取部14、電送制御部15、通信部16、入力部17、カード接続部19が接続される他に、LCDからなる表示部18などが接続される。
メモリ12には、当該携帯機器(電子辞書)10の全体の動作を司るシステムプログラムや電送制御部15(通信部16)を介してインターネットN上の各Webサーバ20…とデータ通信するための通信プログラムが記憶される他に、新たに必要な辞書データを辞書管理サーバ20からダウンロードしたり、CD−ROM(図示せず)からユーザPC30を介してダウンロードしたりして取り込み、当該追加の辞書の利用者対象レベル(12k)に応じて本体内部のメモリ12(12g)と外部のメモリカード40とに振り分けて記憶するのと共に、接続中のメモリカード(追加辞書)40毎に既に内蔵の辞書(12c)を使用する場合と同様の使い勝手にキー位置設定するキー位置テーブル12d〜12fを作成するための辞書追加処理プログラム12a1、メモリカード(追加辞書)40の接続の有無を判断し当該接続中のメモリカード(追加辞書)40に対応したキー位置テーブル12d〜12fに従い現在辞書に応じたキー位置設定を行うための辞書設定処理プログラム12a2、内蔵の辞書データ(12c)および追加の辞書データ(12g)に基づき見出し語入力に応じた訳語や意味内容などの各種検索処理を行うための検索処理プログラム12bが記憶される。
また、このメモリ12には、内蔵辞書データメモリ12c、辞書キー位置テーブル12d、辞書キー(シフト後)位置テーブル12e、メニュー位置テーブル12f、追加辞書データメモリ12g、ワークエリア12hが用意され、さらに個人情報メモリ12i、電子辞書追加情報メモリ12j、辞書利用者対象レベルテーブル12k、カード接続状態メモリ12lなどが用意される。
内蔵辞書データメモリ12cには、例えばこの携帯機器(電子辞書)10のグレード(購入者層)に応じたレベルの国語辞典や英和辞典など、各種の辞書データが予め記憶されて内蔵されるもので、例えば大学生・一般を購入者層とする場合には、国語は「○辞苑」、百科は「マイ百科事典」、漢和は「大漢字辞典」、英和は「ジ○ニアス英和辞典」、和英は「クラウ○和英辞典」、その他は「英語類語辞典」などとされる。
辞書キー位置テーブル12dには、この携帯機器(電子辞書)10の入力部17に設けられ各種の辞書の種類を表記した辞書指定キー「国語」17a1〜「和英」17a5(図14・図15参照)について、当該キー操作により直接種類指定して検索対象辞書として使用される辞書名が対応付けられて記憶される。
図3は前記携帯機器(電子辞書)10のメモリ12にて管理される辞書キー位置テーブル12dの一例を示す図であり、同図(A)は追加の辞書カードが無い状態での辞書キー位置テーブル12dを示す図、同図(B)は追加の辞書カードが有る状態での辞書キー位置テーブル12dを示す図である。
すなわち、内蔵辞書データメモリ12cに予め記憶内蔵された各辞書データの内容が前述の通りである場合には、図3(A)に示すように、辞書キー位置テーブル12dにおいて、辞書指定キー「国語」17a1には「○辞苑」、辞書指定キー「百科」17a2には「マイ百科事典」、辞書指定キー「漢和」17a3には「大漢字辞典」、辞書指定キー「英和」17a4には「ジ○ニアス英和辞典」、辞書指定キー「和英」17a5には「クラウ○和英辞典」がそれぞれ対応付けられて設定される。
一方、例えば初期の購入ユーザレベルが大学・一般に該当し例えばその子供(小中学生)用としてレベルダウンするのに伴い、辞書管理サーバ20からのダウンロードあるいはユーザPC30を使用したCD−ROMからの読み込みにより追加辞書データメモリ12gやメモリカード(カードID=01)40に振り分け記憶された各追加辞書データの内容が、国語は「学習国語辞典」、百科は「ものしり百科事典」、漢和は「マンガ漢字辞典」、英和は「初級英和辞典」、和英は「(追加なし)」、その他は「IT用語辞典」である場合には、図3(B)に示すように、カードID=01の辞書キー位置テーブル12dに対しては、当該追加の辞書が優先して辞書指定キー「国語」17a1には「学習国語辞典」、辞書指定キー「百科」17a2には「ものしり百科事典」、辞書指定キー「漢和」17a3には「マンガ漢字辞典」、辞書指定キー「英和」17a4には「初級英和辞典」、辞書指定キー「和英」17a5には「クラウ○和英辞典(変更なし)」がそれぞれ対応付けられて変更設定される。
この辞書キー位置テーブル(ID01)12dにおいて、各種の辞書指定キー17a1〜17a5に対応付けられないその他の追加の辞書「IT用語辞典」については、後述するメニュー位置テーブル12f(図5参照)において辞書選択メニュー画面M(図16参照)にて表示選択可能な辞書として設定される。
なお、さらに別の利用者対象レベルの辞書データベースをダウンロードすることにより別の追加辞書メモリカード(ID02,03,…)40…を作成した場合には、当該追加辞書メモリカード(ID02,03,…)40…毎に対応した追加の辞書を優先にキー位置設定するための辞書キー位置テーブル12d…、辞書キー(シフト後)位置テーブル12e…、メニュー位置テーブル12fが作成記憶される。
また、各追加ダウンロードされる辞書データは後述する利用者対象レベル(12k)に応じて、例えば内蔵辞書データとの比較において永年的に使用される上級レベルの追加辞書データについては内部メモリ12の追加辞書データメモリ12gに記憶され、将来的には必要なくなる初級レベルの追加辞書データについてはメモリカード40に記憶されるので、永年必要な追加の辞書データは本体に記憶して永年使用でき、将来不要になった追加の辞書データはメモリカード40として他の電子辞書装置10のユーザに貸し出しあるいは譲渡して使用できるようになる。
また、前記辞書の種類を指定する各辞書指定キー17anを今まで同様の感覚で操作することで、各追加辞書メモリカード40…毎に対応する各追加の辞書を直接利用できることになる。
なお、この辞書キー位置テーブル(ID01,02,…)12d…における各辞書指定キー17a1〜17a5と各辞書との対応付けの位置は、ユーザ操作により任意に変更設定可能である(図11(A)(A1)参照)。
辞書キー(シフト後)位置テーブル12eには、この携帯機器(電子辞書)10の入力部17に設けられた各辞書指定キー「国語」17a1〜「和英」17a5およびシフトキー17s(図14・図15参照)について、当該シフトキー17sの操作によるシフト機能状態での各辞書指定キー「国語」17a1〜「和英」17a5のキー操作によりシフト指定した同種の検索対象辞書として使用される辞書名が対応付けられて記憶される。
図4は前記携帯機器(電子辞書)10のメモリ12にて管理される辞書キー(シフト後)位置テーブル12eの一例を示す図であり、同図(A)は追加の辞書カードが無い状態でのシフト後位置テーブル12eを示す図、同図(B)は追加の辞書カードが有る状態でのシフト後位置テーブル12eを示す図である。
すなわち、内蔵辞書データメモリ12cに予め記憶内蔵された各辞書データの内容が前述の通りであり、またメモリカード(追加辞書)40の接続による辞書データの追加がない場合には、図4(A)に示すように、辞書キー(シフト後)位置テーブル12eには、シフト+辞書指定キー「国語」17a1〜「和英」17a5の何れの位置にも何も辞書は設定されない。
一方、例えば初期の購入ユーザレベルが大学・一般に該当し例えばその子供(小中学生)用としてレベルダウンするのに伴い、前述したとおりの各追加の辞書データ(国語「学習国語辞典」:百科「ものしり百科事典」:漢和「マンガ漢字辞典」:英和「初級英和辞典」:和英「(指定なし)」:その他「IT用語辞典」)がインストールされて追加辞書データメモリ12gやメモリカード(ID01)40に対し各辞書利用者の対象レベルに応じて適切に振り分けられて記憶され、当該各追加の辞書が前記図3(B)で示したようにカードID01に対応する辞書キー位置テーブル12dにて各辞書指定キー「国語」17a1〜「和英」17a5に対応付けられて設定された場合には、図3(A)で示したように、辞書追加なし(カード無し)の状態で同辞書キー位置テーブル12dにてキー位置設定されていた各内蔵辞書の内容(追加指定無しの辞書種を除く)が、図4(B)に示すように、この辞書キー(シフト後)位置テーブル(ID01)12eにおいて、シフト+辞書指定キー「国語」17s+17a1には「○辞苑」、シフト+辞書指定キー「百科」17s+17a2には「マイ百科事典」、シフト+辞書指定キー「漢和」17s+17a3には「大漢字辞典」、シフト+辞書指定キー「英和」17s+17a4には「ジ○ニアス英和辞典」としてそれぞれ対応付けられて移行設定される。
なお、この辞書キー(シフト後)位置テーブル12eにおける各辞書指定キー17a1〜17a5と各辞書との対応付けの位置も、ユーザ操作により任意に変更設定可能である(図11(A)(A1)参照)。
メニュー位置テーブル12fには、この携帯機器(電子辞書)10の入力部17に設けられたメニューキー17m(図14・図15参照)の操作に伴う辞書選択メニュー画面M(図16参照)について、当該辞書選択メニュー画面M内でカーソル指定して検索対象辞書として使用される辞書名が対応付けられて記憶される。
図5は前記携帯機器(電子辞書)10のメモリ12にて管理されるメニュー位置テーブル12fの一例を示す図であり、同図(A)は追加の辞書カードが無い状態でのメニュー位置テーブル12fを示す図、同図(B)は追加の辞書カードが有る状態でのメニュー位置テーブル12fを示す図である。
すなわち、内蔵辞書データメモリ12cに予め記憶内蔵された各辞書データの内容が前述の通りであり、またメモリカード(追加辞書)40の接続による辞書データの追加がない場合には、図5(A)に示すように、メニュー位置テーブル12fには、その他の種類で内蔵されている「[A]英語類語辞典」のみが設定される。
一方、例えば初期の購入ユーザレベルが大学・一般に該当し例えばその子供(小中学生)用としてレベルダウンするのに伴い、追加辞書データメモリ12gやメモリカード(ID01)40に分けてインストールされた各追加の辞書データの内容が前述の通り5辞書(「学習国語辞典」〜「IT用語辞典」)であり、そのうちの「IT用語辞典」について辞書指定キー17anで指定する辞書の種類に属さない場合には、図5(B)に示すように、メニュー位置テーブル(ID01)12fにおいて、メニューキー17m(図14・図15参照)の操作に伴い表示される辞書選択メニュー画面Mには、前記内蔵の辞書「[A]英語類語辞典」に続く空きエリアに「[B]IT用語辞典」が配列されて設定される。
なお、このメニュー位置テーブル12fによる辞書選択メニュー画面M上での各辞書の配列位置は、ユーザ操作により任意に変更設定可能である(図11(B)参照)。
すなわち、辞書の検索処理を行う場合に、メモリカード(追加辞書)40の接続がない状態では、図3(A)、図4(A)、図5(A)で示したように、カードIDの対応付けのない辞書キー位置テーブル12d、辞書キー(シフト後)位置テーブル12e、メニュー位置テーブル12fに従って、各内蔵辞書(12c)を呼び出すためのキー操作位置やメニュー選択位置が設定され、メモリカード(追加辞書)40の接続がある状態では、図(B)、図4(B)、図5(B)で示したように、当該メモリカード(追加辞書)40のカードIDに対応した辞書キー位置テーブル12d、辞書キー(シフト後)位置テーブル12e、メニュー位置テーブル12fに従って、各内蔵辞書(12c)および各追加辞書(12g+40)を呼び出すためのキー操作位置やメニュー選択位置が設定される。
こうすることで、複数のメモリカード(追加辞書)40…によって追加する各辞書の内容を様々に変更した場合でも、同種の辞書は常に同じキー操作で指定して呼び出すことができるようになる。
追加辞書データメモリ12gには、本携帯機器(電子辞書)10の購入後に、例えばユーザレベルの変化に伴い、辞書管理サーバ20からのダウンロードあるいはユーザPC30を介したCD−ROMからの読み込みにより得られた各追加の辞書データが記憶されるもので、前述した通り、例えばユーザが大人レベルから子供レベルにレベル変更した場合の各追加の辞書データの内容はメモリカード(ID01)40と振り分けられて記憶され、国語「学習国語辞典」、百科「ものしり百科事典」、漢和「マンガ漢字辞典」、英和「初級英和辞典」、和英「(なし)」、その他「IT用語辞典」とされる。
ワークエリア12hには、前記辞書追加処理プログラム12a1、辞書設定処理プログラム12a2、検索処理プログラム12bなどの各種の装置制御処理プログラムに従いCPU11に入出力される種々のデータが必要に応じて記憶される。
個人情報メモリ12iには、通信ネットワーク(インターネット)N上の各Webサーバ20…との通信に伴う電子商取引において通知を要するユーザの銀行口座番号・認証IDなどが記憶登録される。
電子辞書追加情報メモリ12jには、前記辞書追加処理プログラム12a1に従った辞書追加処理に伴い辞書管理サーバ20から通知される当該携帯機器(電子機器)10に対する追加可能な辞書タイトルとその辞書データの容量・価格などの情報と共に、内蔵辞書と各追加辞書の利用者対象レベルに基づき設定される各追加辞書毎の格納先情報(推奨メモリ)が記憶される(図10(B)参照)。
図6は前記携帯機器(電子辞書)10のメモリ12にて管理される辞書利用者対象レベルテーブル12kの一例を示す図である。
この辞書利用者対象レベルテーブル12kには、例えば本携帯機器(電子辞書)10にて利用可能な全ての種類の各辞書について、各辞書毎の利用者対象レベルが対応付けられて記憶される。
図2は前記携帯機器(電子辞書)10での辞書追加処理に伴い通信ネットワーク(インターネット)Nを介してアクセスされる辞書管理サーバ20の電子回路の構成を示すブロック図である。
この辞書管理サーバ20は、各種の記録媒体に記録されたプログラム、又は、伝送されたプログラムを読み込んで、その読み込んだプログラムによって動作が制御されるコンピュータによって構成され、その電子回路には、CPU(central processing unit)21が備えられる。
CPU21は、メモリ22内に予め記憶されたサーバ制御プログラム22a、あるいはCD−ROMなどの外部記録媒体23から記録媒体読取部24を介して前記メモリ22に読み込まれたサーバ制御プログラム22a、あるいはインターネットN上の他のWebサーバ(この場合はプログラムサーバ)から電送制御部25を介して前記メモリ22に読み込まれたサーバ制御プログラム22aに応じて、回路各部の動作を制御するもので、前記メモリ22に記憶されたサーバ制御プログラム22aは、電送制御部25から通信ネットワーク(インターネット)Nを介して接続される携帯機器(電子辞書)10やユーザPC30、他のWebサーバとの通信信号に応じて起動される。
前記CPU21には、前記メモリ22、記録媒体読取部24、電送制御部25が接続される他に、入力部26、LCDからなる表示部27などが接続される。
そして、メモリ22内のサーバ制御プログラム22aとしては、当該辞書管理サーバ20の全体の動作を司るシステムプログラム、電送制御部25を介してインターネットN上の各通信端末(携帯機器(電子辞書)10、ユーザPC30、他のWebサーバなど)とデータ通信するための通信プログラムが記憶される他に、前記インターネットN上の携帯機器(電子辞書)10とのアクセスに伴い追加辞書の情報を提供し、要求された追加の辞書データをダウンロードするためのサーバ用辞書追加処理プログラムなどが記憶される。
また、メモリ22には、「国語」「百科」「漢和」「英和」「和英」「その他」など、種類別にした複数レベルの各辞書データが記憶される種類別辞書データベース22bが備えられ、さらに、各辞書情報メモリ22c、顧客端末別購入情報メモリ22d1,22d2,…が備えられる。
各辞書情報メモリ22cには、前記種類別辞書データベース22bに記憶された各辞書データのタイトル別に、その収容語数、使用用途、対象ユーザレベル、データ容量、販売価格、推薦情報などが記憶される。
顧客端末別購入情報メモリ22d1,22d2,…には、この辞書管理サーバ20とのアクセスに伴い辞書追加処理が実施された各携帯機器(電子辞書)10毎の内蔵辞書タイトル22dn1、追加辞書タイトル22dn2、ユーザ個人情報22dn3、請求価格22dn4が記憶される。
次に、前記構成の携帯機器(電子辞書)10および辞書管理サーバ20それぞれの動作について説明する。
図7は前記携帯機器(電子辞書)10と辞書管理サーバ20との間で実施される辞書追加処理を示すフローチャートであり、同図(A)は携帯機器(電子辞書)10側の辞書追加処理を示すフローチャート、同図(B)は辞書管理サーバ20側の辞書追加処理を示すフローチャートである。
図8は前記携帯機器(電子辞書)10と辞書管理サーバ20との間で実施される辞書追加処理に伴う追加辞書の推奨メモリ決定処理を示すフローチャートである。
図9は前記携帯機器(電子辞書)10と辞書管理サーバ20との間で実施される辞書追加処理に伴う追加辞書のキー位置設定処理を示すフローチャートであり、同図(A)は携帯機器(電子辞書)10側のキー位置設定処理を示すフローチャート、同図(B)は辞書管理サーバ20側のキー位置設定処理を示すフローチャートである。
図10は前記携帯機器(電子辞書)10での辞書追加処理に伴う表示動作を示す図であり、同図(A)は「○辞苑」での見出し語入力画面G1を示す図、同図(B)は追加辞書購入選択画面G2を示す図である。
図11は前記携帯機器(電子辞書)10の辞書追加処理に伴うキー位置設定処理での表示動作を示す図であり、同図(A)は辞書指定キー位置設定画面G3を示す図、同図(B)は辞書指定キー優先のキー位置設定である場合のメニュー位置設定画面Gmを示す図、同図(C)は辞書選択メニュー対象のキー位置設定である場合のメニュー位置設定画面Gmを示す図である。
携帯機器(電子辞書)10において、例えば図10(A)に示すように、辞書指定キー「国語辞典」17a1を操作すると、辞書キー位置テーブル12d(図3(A)参照)にて対応付けられた「○辞苑」の辞書データに基づく見出し語入力画面G1が表示される。
ここで、「シフト」キー17sと「メニュー」キー17mの操作により、辞書管理サーバ20への通信開始が指示されると(ステップA1)、通信部16からユーザPC30経由での接続か、または電送制御部15からの直接接続かが判断される(ステップA2)。
ここで、通信部16を介しUSB(Universal Serial Bus)ケーブルによってユーザPC30との接続が検知された場合には、当該ユーザPC30との通信接続処理が行われインターネットN上の辞書管理サーバ20にアクセスされる(ステップA3)。また、通信カードなどを使用した電送制御部15の接続が検知された場合には、当該電送制御部15を介して直接インターネットN上の辞書管理サーバ20に接続されアクセスされる(ステップA4)。
すると、内蔵辞書データメモリ12cに記憶されている内蔵された各辞書データおよび追加辞書データメモリ12gに既に追加されて記憶されている各辞書データが有る場合にはその追加の辞書データも含め、現在内蔵中の各辞書データのタイトルと追加辞書データメモリ12gにおいて追加記憶可能な空き容量とが辞書管理サーバ20へ送信される(ステップA5)。
辞書管理サーバ20において、前記携帯機器(電子辞書)10からの接続が検知されると(ステップB1)、当該携帯機器(電子辞書)10において送信された現在内蔵中の各辞書データのタイトルと追加記憶可能なメモリ空き容量とが受信され、顧客端末別購入情報メモリ22dnに記憶される(ステップB2)。
すると、この顧客端末別購入情報メモリ22dnに記憶されたアクセス中の携帯機器(電子辞書)10の内蔵中の各辞書以外でそのメモリ空き容量に応じて追加可能な各辞書データのタイトルが、各辞書情報メモリ22cに記憶されている個々の辞書データそれぞれの情報に基づき「国語辞書」「百科辞典」「漢和辞書」などの種類別に抽出される(ステップB3)。そして、前記携帯機器(電子辞書)10における各内蔵辞書のタイトルと共に、前記抽出された各追加可能辞書のタイトルおよびその容量/価格情報が携帯機器(電子辞書)10へ送信される(ステップB4)。
携帯機器(電子辞書)10では、前記辞書管理サーバ20から送信された当該携帯機器10の各内蔵辞書のタイトル、そして各追加可能辞書のタイトルおよびその容量/価格情報が受信されると、これらの受信情報は電子辞書追加情報メモリ12jに記憶される(ステップA6a)。
そして、前記辞書管理サーバ20より受信記憶された各追加可能辞書のそれぞれについて、当該携帯機器(電子辞書)10での記憶先のメモリを決定するための追加辞書推奨メモリ決定処理(図8参照)に移行される(ステップAX)。
この追加辞書推奨メモリ決定処理では、まず、前記辞書管理サーバ20より受信記憶された各追加可能辞書のうちの先頭辞書が指定され(ステップX1)、この指定された追加可能辞書(追加候補辞書)の利用者対象レベルが辞書利用者対象レベルテーブル12k(図6参照)から読み出される(ステップX2)。
また、この指定の追加可能辞書と同じ種類である内蔵辞書が特定され、その利用者対象レベルが前記辞書利用者対象レベルテーブル12k(図6参照)から読み出される(ステップX3)。
ここで、前記指定の追加可能辞書と同種の内蔵辞書が無いか否(有る)かが判断され(ステップX4)、指定の追加可能辞書と同種の内蔵辞書は無いと判断された場合には、この種類の辞書としては本携帯機器(電子辞書)10にこれまで搭載が無いため、当該追加可能辞書の推奨メモリは本体メモリである追加辞書データメモリ12gに設定される(ステップX4→X5)。
一方、前記指定の追加可能辞書と同種の内蔵辞書が有ると判断された場合には、前記ステップX2において読み出された当該追加可能辞書の利用者対象レベルに“上級”が含まれるか否か判断される(ステップX4→X6)。
ここで、前記指定の追加可能辞書の利用者対象レベルに“上級”が含まれると判断された場合には、例えば永年使用可能な辞書であるため、当該追加可能辞書の推奨メモリは本体メモリである追加辞書データメモリ12gに設定される(ステップX6→X7)。
さらに、前記指定の追加可能辞書と同種の内蔵辞書が有ると判断されると共に、当該追加可能辞書の利用者対象レベルに“上級”は含まれないと判断された場合には、この追加可能辞書の利用者対象レベルの上限レベルが前記ステップX3において読み出された同種の内蔵辞書の利用者対象レベルよりも低レベルであるか否か判断される(ステップX4→X6→X8)。
ここで、前記指定の追加可能辞書の利用者対象レベルの上限が同種の内蔵辞書の利用者対象レベルよりも低レベルであると判断された場合には、当該指定の追加可能辞書は例えばユーザがレベルアップする将来的には不要になると考えられるため、この追加可能辞書の推奨メモリはカード接続部19に着脱して他の携帯機器(電子辞書)10で利用可能なメモリカード(追加辞書)40に設定される(ステップX8→X9)。
一方、前記指定の追加可能辞書の利用者対象レベルの上限が同種の内蔵辞書の利用者対象レベルと同等以上であると判断された場合には、例えば当該追加可能辞書は前記同種の内蔵辞書以上に永年使用できると考えられるため、この追加可能辞書の推奨メモリは本体メモリである追加辞書データメモリ12gに設定される(ステップX8→X10)。
こうして、先頭指定の追加可能辞書についての推奨メモリが決定されると、次の追加可能辞書の有無が判断され、当該次の追加可能辞書がある場合には、この追加可能辞書が新たに指定されて前記同様の処理により推奨メモリが決定される(ステップX11→X2〜X10)。
なお、前記追加可能辞書についての推奨メモリを決定する条件としては、前記ステップX4,X6,X8での条件判断に限らず、例えば追加辞書の利用者対象レベルが内蔵辞書の利用者対象レベルよりも低く且つ初級レベルである場合にメモリカード40として決定したり、追加辞書の利用者対象レベルが内蔵辞書の利用者対象レベルよりも低く且つ中級レベル以下である場合にメモリカード40として決定したりするなど、使用状況に応じて多様に設定すればよい。
この後、前記ステップX2〜X11による追加辞書の推奨メモリ決定処理が繰り返されることで、前記辞書管理サーバ20において抽出されダウンロード辞書の候補として受信記憶された各追加可能辞書それぞれの推奨メモリが決定される。
すなわち、本実施形態の携帯機器(電子辞書)10において、その内蔵辞書データメモリ12cに記憶されている各内蔵の辞書データを、前述した通り国語「○辞苑」:百科「マイ百科事典」:漢和「大漢字辞典」:英和「ジ○ニアス英和辞典」:和英「クラウ○和英辞典」:その他「英語類語辞典」とした場合に、辞書管理サーバ20において抽出された各追加可能辞書が、例えば国語「学習国語辞典」「明海国語辞典」:百科「学習百科事典」「ものしり百科事典」:漢和「漢字源」「マンガ漢字辞典」:英和「初級英和辞典」「リ○ダース英和辞典」:和英「ビジネス和英辞典」「ジュニアー和英辞典」:その他「IT用語辞典」である場合の各追加可能辞書についての推奨メモリは、前記推奨メモリ決定処理に従い次の通りに決定される。
例えば追加可能辞書(国語)の「学習国語辞典」は、同種の内蔵辞書「○辞苑」有り(ステップX4(No))、利用者対象レベルに“上級”無し(ステップX6(No))、同種内蔵辞書「○辞苑」の利用者対象レベル“中・上級”より低レベル“初級”(ステップX8(No))と判断されるので、当該追加可能辞書「学習国語辞典」は例えばユーザがレベルアップする将来的には不要になると考えられ、追加インストール先の推奨メモリはメモリカード(追加辞書)40に決定される(ステップX9)。
また、例えば追加可能辞書(百科)の「ものしり百科事典」は、同種の内蔵辞書「マイ百科事典」有り(ステップX4(No))、利用者対象レベルに“上級”無し(ステップX6(No))、同種内蔵辞書「マイ百科事典」の利用者対象レベル“初・中・上級”より低レベル“初級”(ステップX8(No))と判断されるので、当該追加可能辞書「ものしり百科事典」についても例えばユーザがレベルアップする将来的には不要になると考えられ、追加インストール先の推奨メモリはメモリカード(追加辞書)40に決定される(ステップX9)。
また、他の追加可能辞書である例えば(漢和)「マンガ漢字事典」、(英和)「初級英和辞典」の何れの場合も、前記同様に例えばユーザがレベルアップする将来的には不要になると考えられ、追加インストール後の推奨メモリはメモリカード(追加辞書)40に決定される(ステップX9)。
さらに、例えば追加可能辞書(その他)の「IT用語事典」は、同種の内蔵辞書無し(ステップX4(Yes))と判断されるので、この種類の辞書としては本携帯機器(電子辞書)10にこれまで搭載が無いため、当該追加可能辞書の推奨メモリは本体メモリである追加辞書データメモリ12gに設定される(ステップX4→X5)。
こうした追加辞書の推奨メモリ決定処理により、前記辞書管理サーバ20において抽出され受信記憶された各追加可能辞書に対応する推奨メモリが、例えば国語「学習国語辞典(カード)」「明海国語辞典(カード)」:百科「学習百科事典(カード)」「ものしり百科事典(カード)」:漢和「漢字源(本体)」「マンガ漢字辞典(カード)」:英和「初級英和辞典(カード)」「リ○ダース英和辞典(本体)」:和英「ビジネス和英辞典(本体)」「ジュニアー和英辞典(カード)」:その他「IT用語辞典(本体)」として決定されると、図10(B)に示すように、左エリアに現在内蔵中の種類別の辞書タイトル、右エリアに各追加可能辞書のタイトルを同種類別にその推奨メモリ/データ容量/価格と共に表配列にした追加辞書購入選択画面G2が表示される(ステップA6a)。
この際、前記推奨メモリ決定処理に従い決定され、各追加可能辞書に対応付けられて表示された推奨メモリ(カード/本体)は、図10(B1)に示すように、当該推奨メモリの表示エリアにカーソルを合わせて「スーパージャンプ」キー17jを操作することで、そのキー操作毎にカード又は本体の何れか一方に任意に変更されて表示される。
このように、追加辞書購入選択画面G2が表示部18に表示された状態で、カーソルキー17kおよび「訳/決定」キー17yの操作により所望の追加可能辞書がユーザ選択されて指定され、反転表示(黒丸表示)などにより識別表示されると、この識別表示された追加購入対象辞書それぞれのデータ容量/価格から、残りのメモリ空き容量(残容量)および合計購入価格が計算され、「残量/金額計」の欄に表示される(ステップA7)。
そして、ユーザ所望の追加の辞書が選択識別表示された状態で「訳/決定」キー17yの操作により追加辞書の購入の決定が行われると、図11(A)に示すように、辞書指定キー位置設定画面G3が表示される。この辞書指定キー位置設定画面G3において、入力部17における英数キーの操作によりユーザのクレジット番号が入力されると、前記選択決定された追加の辞書タイトル及び合計購入金額と共に、入力されたユーザのクレジット番号は辞書管理サーバ20へ送信され(ステップA8)、図9(A)における追加辞書のキー位置設定処理に移行される(ステップAC)。
辞書管理サーバ20において、前記携帯機器(電子辞書)10から送信された追加要求の各種辞書タイトル及び合計購入金額、クレジット番号が受信されると、アクセス中の携帯機器10に対応する顧客端末別購入情報メモリ22dnに記憶されているユーザ個人情報22dn3に基づき、受信されたクレジット番号が認証され(ステップB5)、図9(B)における追加辞書のキー位置設定処理に移行される(ステップBD)。
なお、本実施形態において、携帯機器(電子辞書)10のユーザは、例えば購入時は大人で現在その子供への移行段階にあるものとし、内蔵辞書データメモリ12cには、例えば前述の通り「○辞苑」「マイ百科事典」「大漢字辞典」「ジ○ニアス英和辞典」「クラウ○和英辞典」「英語類語辞典」が各内蔵辞書として記憶されている。そして、辞書キー位置テーブル12dには、図3(A)で示したように、各辞書指定キー「国語」17a1〜「和英」17a5に対応した辞書として前記各内蔵辞書「○辞苑」〜「クラウ○和英辞典」が設定され、辞書キー(シフト後)位置テーブル12eは、図4(A)で示したように、未設定となっている。
さらに、メニュー位置テーブル12fには、図5(A)で示したように、その先頭の配列位置[A]に「英語類語辞典」が設定されている。
そして、今回の辞書追加処理における子供レベルへのユーザ移行に伴う追加の辞書としては、「国語」「百科」「漢和」「英和」「和英(指定なし)」「その他」の各種類において「学習国語辞典」「ものしり百科事典」「マンガ漢字辞典」「初級英和辞典」「IT用語事典」が選択指定されたものとする。
また、カード接続部19には、例えばカードID=01のメモリカード40が接続されたものとする。
図9に示す追加辞書のキー位置設定処理が起動されると、前記指定の追加辞書を呼び出すための操作位置を、辞書選択メニュー画面M(図16参照)上のみとするか、又は辞書指定キー17anの位置優先とするかが、例えば前記図11(A)で示した辞書指定キー位置設定画面G3上での項目選択に応じて判断される(ステップC1)。
ここで、辞書指定キー17anに優先的に対応付けた追加辞書の位置設定であると判断されると、前記追加辞書のうちで先頭の辞書「学習国語辞典」が指定され(ステップC1→C2)、その辞書の種類が「国語」であることが検知される(ステップC3)。
すると、この「国語」の種類の内蔵辞書が有るか否か判断され(ステップC4)、この場合には、「国語」の内蔵辞書として「○辞苑」があると判断され、この内蔵辞書「○辞苑」が対応付けられて設定されている追加カードなし用の辞書キー位置テーブル12d(図3(A)参照)の辞書指定キー「国語」17a1の位置に、図3(B)に示すように、前記追加の辞書「学習国語辞典」が対応付けられて設定された、追加カードあり(ID01)用の辞書キー位置テーブル12dが生成される(ステップC4→C5)。
そして、前記追加カードなし用の辞書キー位置テーブル12d(図3(A)参照)の辞書指定キー「国語」17a1に対応付けられて設定されている内蔵の辞書「○辞苑」のキー位置は、図4(B)に示すように、追加カードあり(ID01)用の辞書キー(シフト後)位置テーブル12eにおける「国語」のシフト後設定位置に設定される(ステップC6)。
すると、次の追加辞書「ものしり百科事典」が指定され(ステップC8)、その辞書の種類が「百科」であることが検知される(ステップC3)。
すると、この「百科」の種類の内蔵辞書が有るか否か判断され(ステップC4)、この場合には、「百科」の内蔵辞書として「マイ百科事典」があると判断され、この内蔵辞書「マイ百科事典」が対応付けられて設定されている追加カードなし用の辞書キー位置テーブル12d(図3(A)参照)の辞書指定キー「百科」17a2の位置に、図3(B)に示すように、前記追加の辞書「ものしり百科事典」が対応付けられて設定された、追加カードあり(ID01)用の辞書キー位置テーブル12dが生成される(ステップC4→C5)。
そして、前記追加カードなし用の辞書キー位置テーブル12d(図3(A)参照)の辞書指定キー「百科」17a2に対応付けられて設定されていた内蔵の辞書「マイ百科事典」のキー位置は、図4(B)に示すように、追加カードあり(ID01)用の辞書キー(シフト後)位置テーブル12eにおける「百科」のシフト後設定位置に設定される(ステップC6)。
すると、次の追加辞書「マンガ漢字辞典」が指定され(ステップC8)、その辞書の種類が「漢和」であることが検知される(ステップC3)。
すると、この「漢和」の種類の内蔵辞書が有るか否か判断され(ステップC4)、この場合には、「漢和」の内蔵辞書として「大漢字辞典」があると判断され、この内蔵辞書「大漢字辞典」が対応付けられて設定されている追加カードなし用の辞書キー位置テーブル12d(図3(A)参照)の辞書指定キー「漢和」17a3の位置に、図3(B)に示すように、前記追加の辞書「マンガ漢字辞典」が対応付けられて設定された、追加カードあり(ID01)用の辞書キー位置テーブル12dが生成される(ステップC4→C5)。
そして、前記追加カードなし用の辞書キー位置テーブル12d(図3(A)参照)の辞書指定キー「漢和」17a3に対応付けられて設定されていた内蔵の辞書「大漢字辞典」のキー位置は、図4(B)に示すように、追加カードあり(ID01)用の辞書キー(シフト後)位置テーブル12eにおける「漢和」のシフト後設定位置に設定される(ステップC6)。
すると、さらに次の追加辞書「初級英和辞典」が指定され(ステップC8)、その辞書の種類が「英和」であることが検知される(ステップC3)。
すると、この「英和」の種類の内蔵辞書が有るか否か判断され(ステップC4)、この場合には、「英和」の内蔵辞書として「ジ○ニアス英和辞典」があると判断され、この内蔵辞書「ジ○ニアス英和辞典」が対応付けられて設定されている追加カードなし用の辞書キー位置テーブル12d(図3(A)参照)の辞書指定キー「英和」17a4の位置に、図3(B)に示すように、前記追加の辞書「初級英和辞典」が対応付けられて設定された、追加カードあり(ID01)用の辞書キー位置テーブル12dが生成される(ステップC4→C5)。
そして、前記追加カードなし用の辞書キー位置テーブル12d(図3(A)参照)の辞書指定キー「英和」17a4に対応付けられて設定されていた内蔵の辞書「ジ○ニアス英和辞典」のキー位置は、図4(B)に示すように、追加カードあり(ID01)用の辞書キー(シフト後)位置テーブル12eにおける「英和」のシフト後設定位置に設定される(ステップC6)。
この後、さらに次の追加辞書「IT用語事典」が指定され(ステップC8)、その辞書の種類が「その他」であることが検知され(ステップC3)、同種の内蔵辞書が存在しないと判断された場合には(ステップC4)、当該追加辞書「IT用語事典」を呼び出すためのキー位置は、図5(A)に示した追加カードなし用のメニュー位置テーブル12fの空きエリアに対し当該追加辞書「IT用語事典」を追加してなる、図5(B)に示す追加カードあり用のメニュー位置テーブル12fが生成されて設定される(ステップC7)。
そして、ステップC8において、キー位置が未設定である次の追加辞書無しと判断されると、図11(A)で示した辞書指定キー位置設定画面G3において、前記追加カードあり(ID01)用の辞書キー位置テーブル12d(図3(B)参照)に基づきキー位置が設定された各辞書指定キー「国語」17a1〜「和英」17a5と各追加の辞書との対応位置(ノーマル:H)、および前記追加カードあり(ID01)用の辞書キー(シフト後)位置テーブル12e(図4(B)参照)に基づきシフト機能を伴うキー位置が設定された各辞書指定キー「国語」17a1〜「和英」17a5と各内蔵の辞書との対応位置(シフト後:Hs)をそれぞれ任意に変更設定可能な状態になる(ステップC9)。
例えば、図11(A1)に示すように、各辞書指定キー「国語」17a1〜「和英」17a5に対応表示された各内蔵辞書の表示位置(シフト後:Hs)を、所望の位置変更を行いたい各辞書表示エリア間(「○辞苑」と「大漢字辞典」間)でカーソルキー17k及びスーパージャンプキー17jを操作して入れ替え、「訳/決定」キー17yを操作することで、適宜更新されて表示される(ステップC9)。
また、「次ページ」キー17puの操作に応じて、図11(B)で示したメニュー位置設定画面Gmが表示され、このメニュー位置設定画面Gmにおいて表示された各辞書の配列位置は、所望の位置変更を行いたい各辞書表示位置間でカーソルキー17k及びスーパージャンプキー17jを操作することで入れ替えられ、「訳/決定」キー17yを操作することで更新されて表示される(ステップC9)。
すると、前記辞書指定キー位置設定画面G3での辞書表示位置の変更に伴い前記カード(ID01)あり辞書キー位置テーブル12d(図3(B)参照)上およびカード(ID01)あり辞書キー(シフト後)位置テーブル12e(図4(B)参照)上での入れ替え対象辞書(例えば「○辞苑」と「大漢字辞典」)の位置や前記カード(ID01)ありメニュー位置テーブル12f(図5(B)参照)上での入れ替え対象辞書の位置がそれぞれ更新設定され、辞書追加カード(ID01)ありの各テーブル12d,12e,12f共に該当メモリカード40のID(この場合“01”)を対応付けてメモリ12にインストールされる(ステップC10)。
一方、前記ステップC1における辞書指定キー位置設定画面G3(図11(A)参照)上での項目選択に応じて、辞書選択メニュー画面M(図16参照)を対象とする追加辞書の位置設定であると判断されると、当該5つの追加辞書「学習国語辞典」〜「IT用語事典」を呼び出すためのキー位置は、図11(C)に示すように、追加カード(ID01)用のメニュー位置テーブル12fとしての空きエリア[B]〜[F]に順次設定され、メニュー位置設定画面Gmとして表示される(ステップC1→C11)。
このメニュー位置設定画面Gmにおいて表示された各辞書の配列位置は、所望の位置変更を行いたい各辞書表示位置間でカーソルキー17k及びスーパージャンプキー17jを操作することで入れ替えられ、「訳/決定」キー17yを操作することで更新されて表示される(ステップC9)。
すると、前記メニュー位置設定画面Gm上での表示配列位置の変更に伴い前記追加カード(ID01)用のメニュー位置テーブル12f(図5(B)参照)上での入れ替え対象辞書の位置が更新設定され、該当メモリカード40のID(この場合“01”)を対応付けてメモリ12にインストールされる(ステップC10)。
すなわち、選択購入された追加の各辞書を呼び出すためのキー位置は、それまで内蔵の各辞書が対応付けられて設定されていた各辞書指定キー17a1〜17a5の種類毎に新たに対応付けられた辞書追加カード(ID01)用の辞書キー位置テーブル12d(図3(B)参照)として設定され、代わって前記内蔵の各辞書を呼び出すためのキー位置は、シフト機能を伴う各辞書指定キー17a1〜17a5に対応付けられた辞書追加カード(ID01)用の辞書キー(シフト後)位置テーブル12e(図4(B)参照)として設定されると共に、辞書指定キー17anの種類にはない追加の辞書については辞書選択メニュー画面M(図16参照)上の空きエリアに辞書追加カード(ID01)用のメニュー位置テーブル12f(図5(B)参照)として順次設定されるもので(ステップC1→C8)、メモリカード40(ID01)を接続した状態での辞書指定キー17a1〜17a5のそれぞれに対応する追加辞書のキー位置および内蔵辞書のシフト後のキー位置や辞書選択メニュー画面M(図16参照)上での追加辞書の配列表示位置は、ユーザの希望により適宜変更されて更新表示され(ステップC9)、該当のカードIDを対応付けた辞書キー位置テーブル12dおよび辞書キー(シフト後)位置テーブル12eやメニュー位置テーブル12fとしてインストールされる(ステップC10)。
このような、追加辞書のキー位置設定処理(ステップAC/BD)によって、各追加の辞書およびそれまでの各内蔵辞書それぞれを呼び出すためのキー位置が、例えば図3(B),図4(B),図5(B)で示したように、辞書追加カードありの辞書キー位置テーブル12d,辞書キー(シフト後)位置テーブル12e,メニュー位置テーブル12fとして生成設定されると、辞書管理サーバ20の顧客端末別購入情報メモリ22dnに記憶されているアクセス先の携帯機器(電子辞書)10に対応する追加辞書情報22dn2に従い、購入対象である各追加の辞書データが種類別辞書データベース22bから読出され、当該アクセス先の携帯機器(電子辞書)10へ送信される(ステップB6)。
すると、携帯機器(電子辞書)10では、前記辞書管理サーバ20から送信された各追加の辞書データが受信され、当該各追加の辞書データそれぞれについて前記推奨メモリ決定処理(図8参照)にて決定された推奨メモリ(「学習国語辞典(カード)」「ものしり百科事典(カード)」「マンガ漢字辞典(カード)」「初級英和辞典(カード)」「IT用語辞典(本体)」)に従い、メモリ12内の追加辞書データメモリ12gやメモリカード(追加辞書)40に適切に振り分けられてインストールされる(ステップA9)。
なお、携帯機器(電子機器)10での追加辞書のキー位置設定およびその設定位置の変更による更新表示に伴い、当該携帯機器(電子機器)10自らが追加カードありの辞書キー位置テーブル12d,辞書キー(シフト後)位置テーブル12e,メニュー位置テーブル12fの生成設定処理を行わない場合には、前記ステップC9におけるシフト機能を伴わない各辞書指定キー17a1〜17a5およびシフト機能を伴う各辞書指定キー17a1〜17a5と各辞書との対応付けの更新表示情報、およびメニュー位置設定画面Gmでの各辞書の配列の更新表示情報は、辞書管理サーバ20へ送信される(ステップC10′)。
すると、辞書管理サーバ20では、前記携帯機器(電子辞書)10から受信されたシフト機能を伴わない各辞書指定キー17a1〜17a5およびシフト機能を伴う各辞書指定キー17a1〜17a5と各辞書との対応付けの更新表示情報、およびメニュー位置設定画面Gmでの各辞書の配列の更新表示情報に従い、これに対応した追加カードありの辞書キー位置テーブル12d,辞書キー(シフト後)位置テーブル12eおよびメニュー位置テーブル12fを生成する(ステップD10′)。
そして、顧客端末別購入情報メモリ22dnに記憶されているアクセス先の携帯機器(電子辞書)10に対応する追加辞書情報22dn2に従い、購入対象である各追加の辞書データを種類別辞書データベース22bから読出し、前記生成された追加カードありの辞書キー位置テーブル12d,辞書キー(シフト後)位置テーブル12eおよびメニュー位置テーブル12fと共に当該アクセス先の携帯機器(電子辞書)10へ送信する(ステップB6)。
すると、携帯機器(電子辞書)10では、前記辞書管理サーバ20から送信された生成後の追加カードありの辞書キー位置テーブル12d,辞書キー(シフト後)位置テーブル12eおよびメニュー位置テーブル12fが受信されてメモリ12内の対応エリアにインストールされると共に、各追加の辞書データが受信され、当該各追加の辞書データそれぞれについて前記推奨メモリ決定処理(図8参照)にて決定された推奨メモリ(「学習国語辞典(カード)」「ものしり百科事典(カード)」「マンガ漢字辞典(カード)」「初級英和辞典(カード)」「IT用語辞典(本体)」)に従い、メモリ12内の追加辞書データメモリ12gやメモリカード(追加辞書)40に適切に振り分けられてインストールされる(ステップA9)。
これにより、携帯機器(電子辞書)10では、前記追加辞書購入選択画面G2(図10(B)参照)において選択指定した各追加の辞書データ「学習国語辞典」「ものしり百科事典」「マンガ漢字辞典」「初級英和辞典」「IT用語事典」が、辞書管理サーバ20からダウンロードされてメモリ12内の追加辞書データメモリ12gとメモリカード(ID01)40に各辞書利用対象レベルに応じ適切に振り分けられてインストールされた状態になるのと共に、当該各追加の辞書をそれまでの各内蔵辞書と同様のキー操作により呼び出して使用するための追加カード(ID01)ありの辞書キー位置テーブル12d(図3(B)参照)が生成設定され、前記辞書指定キー位置設定画面G3(図11(A)参照)でのユーザ任意の変更操作に応じて更新設定された状態となる。
すなわち、メモリカード(ID01)40を接続した状態で前記の辞書追加処理を行い任意の追加の辞書をインストールした場合には、この追加カード(ID01)40の接続時の各追加の辞書を優先させたカードID01対応の辞書キー位置テーブル12d,辞書キー(シフト後)位置テーブル12e,メニュー位置テーブル12fが生成されてメモリ12内にインストールされ、その後、同様にしてメモリカード(ID02…)40…を接続した状態で新たな辞書追加処理を行う毎に、各カードID02…対応の辞書キー位置テーブル12d…,辞書キー(シフト後)位置テーブル12e…,メニュー位置テーブル12f…が生成されてメモリ12内にインストールされる。
次に、前記携帯機器(電子辞書)10にあって、メモリカード(追加辞書)40…の装着状態に応じて各対応する追加の辞書や内蔵辞書のキー位置設定を行う場合の辞書設定処理について説明する。
図12は前記携帯機器(電子辞書)10における辞書設定処理を示すフローチャートである。
この辞書設定処理は、携帯機器(電子辞書)10の電源投入時およびカード接続部19に対するメモリカード(追加辞書)40の着脱時に起動されるもので、辞書設定処理が起動されると、カード接続部19を介してメモリカード(追加辞書)40の装着が無いか又は有るか検知判断される(ステップS1)。
カード接続部19にメモリカード40が接続されてないと検知判断された場合には、カード接続状態メモリ12lに記憶されている前回のカード接続情報に基づき、前回状態と同じか否か、つまり前回処理時もメモリカード40の接続は無かったか、又は前回はメモリカード40の接続が有ったかが判断される(ステップS1→S2)。
このステップS2において、前回状態と同じ、つまり前回処理時もメモリカード40の接続は無かったと判断された場合には、キー位置の設定変更は行われず、追加カード無しの辞書キー位置テーブル12d(図3(A)参照),辞書キー(シフト後)位置テーブル12e(図4(A)参照),メニュー位置テーブル12e(図5(A)参照)に従った設定状態が維持される(ステップS2→リターン)。
一方、前記ステップS2において、前回状態と異なる、つまり前回はメモリカード40の接続が有ったと判断された場合には、前記追加カード無しの辞書キー位置テーブル12d(図3(A)参照),辞書キー(シフト後)位置テーブル12e(図4(A)参照),メニュー位置テーブル12e(図5(A)参照)に従った辞書キー位置の設定状態に戻す(ステップS2→S3)。
つまりこの場合、辞書指定キー「国語」17a1の操作により内蔵辞書データメモリ12cに記憶されている辞書データ「○辞苑」が呼び出される状態に設定される。
一方、前記ステップS1において、カード接続部19にメモリカード40が接続されていると検知判断された場合には、当該接続されたメモリカード(追加辞書)40のカードIDが検知され(ステップS1→S4)、カード接続状態メモリ12lに記憶されている前回のカード接続情報に基づき、同一IDのメモリカード40が接続されたままなのか、又は異なるIDのメモリカード40が接続されたのか判断される(ステップS5)。
このステップS5において、カード接続部19には前回処理時と同一IDのメモリカード40が接続されたままであると判断された場合には、キー位置の設定変更は行われず、例えば前回と同じ追加カード(ID01)に対応した辞書キー位置テーブル12d(図3(B)参照),辞書キー(シフト後)位置テーブル12e(図4(B)参照),メニュー位置テーブル12e(図5(B)参照)に従った設定状態が維持される(ステップS5→リターン)。
一方、前記ステップS5において、カード接続部19には前回処理時と異なるIDのメモリカード40が接続されたと判断された場合には、今回接続中のカードIDを対応付けた辞書キー位置テーブル12d(図3(B)参照),辞書キー(シフト後)位置テーブル12e(図4(B)参照),メニュー位置テーブル12e(図5(B)参照)がメモリ12内に既にインストールされているか否か判断される(ステップS5→S6)。
このステップS6において、今回接続中のカードIDを対応付けた辞書キー位置テーブル12d(図3(B)参照),辞書キー(シフト後)位置テーブル12e(図4(B)参照),メニュー位置テーブル12e(図5(B)参照)がメモリ12内に既にインストールされていると判断された場合には、当該接続中のメモリカード(追加辞書)40のカードIDを対応付けた辞書キー位置テーブル12d(図3(B)参照),辞書キー(シフト後)位置テーブル12e(図4(B)参照),メニュー位置テーブル12e(図5(B)参照)に従って辞書キー位置が設定される(ステップS6→S7)。
つまり、例えばカードID01のメモリカード(追加辞書)40が接続された場合には、辞書指定キー「国語」17a1の操作に応じて当該メモリカード(ID01)40に記憶されている追加の辞書データ「学習国語辞典」が呼び出される状態に設定される。
一方、前記ステップS6において、今回接続中のカードIDを対応付けた辞書キー位置テーブル12d,辞書キー(シフト後)位置テーブル12e,メニュー位置テーブル12eがメモリ12内にインストールされてないと判断された場合には、前記図9で示した追加辞書のキー位置設定処理に移行される(ステップS6→SC)。
そして、この追加辞書のキー位置設定処理では、前述のネットダウンロードによる追加辞書に応じた各テーブルを生成する場合と同様にして、今回接続検知されたカードIDのメモリカード(追加辞書)40に記憶された各追加の辞書を優先にしてキー位置設定するための新たな辞書キー位置テーブル12d,辞書キー(シフト後)位置テーブル12e,メニュー位置テーブル12fが生成され、当該カードIDに対応付けられてメモリ12内に追加インストールされる(ステップC1〜C10)。
すると、この追加辞書のキー位置設定処理により新たに生成インストールされた今回接続中のメモリカード(追加辞書)40のカードIDを対応付けた辞書キー位置テーブル12d(図3(B)参照),辞書キー(シフト後)位置テーブル12e(図4(B)参照),メニュー位置テーブル12e(図5(B)参照)に従い追加辞書(40)優先の各辞書のキー位置が設定される(ステップS8)。
これにより、メモリカード(追加辞書)40の接続がない場合には、辞書追加カード無しの辞書キー位置テーブル12d(図3(A)参照),辞書キー(シフト後)位置テーブル12e(図4(A)参照),メニュー位置テーブル12f(図5(A)参照)に従い各内蔵の辞書を優先させた辞書キー位置に設定され、また、メモリカード(追加辞書)40の接続がある場合には、当該接続中のカードIDを対応付けた辞書追加カードありの辞書キー位置テーブル12d(図3(B)参照),辞書キー(シフト後)位置テーブル12e(図4(B)参照),メニュー位置テーブル12f(図5(B)参照)に従い当該メモリカード(追加辞書)40に応じた各追加の辞書を優先させた辞書キー位置に設定されるようになる。
よって、複数のメモリカード(追加辞書)40…を選択的に使用してユーザニーズに応じた適切な追加の辞書を適宜利用する場合でも、常に当該追加の辞書を優先させたキー位置設定として内蔵辞書と同じ使い勝手により呼び出して利用することができる。
図13は前記携帯機器(電子辞書)10による辞書表示処理を示すフローチャートである。
図14は前記携帯機器(電子辞書)10での辞書表示処理に伴う辞書追加カードなしでの各辞書呼び出しのためのキー位置状態を示す図である。
図15は前記携帯機器(電子辞書)10での辞書表示処理に伴う辞書追加カード(ID01)ありでの各辞書呼び出しのためのキー位置状態を示す図である。
図16は前記携帯機器(電子辞書)10での辞書表示処理に伴う辞書追加カード有無での辞書選択メニュー画面Mを対比して示す図であり、同図(A)は辞書追加カードなしでの辞書選択メニュー画面Mを示す図、同図(B)は辞書追加カード(ID01)ありでの辞書選択メニュー画面Mを示す図である。
辞書データを使用した各種用語の訳語検索や内容検索などを行う場合に、辞書表示処理が起動されると、カード接続部19に対してメモリカード(追加辞書)40が接続されているか否か、つまり追加辞書の利用状態であるか否か判断される(ステップE1)。
ここで、メモリカード40の接続がなく追加辞書の利用なしと判断された場合には、通常の辞書表示処理に移行され、辞書指定キー17anの操作に応じて辞書追加カードなしでの辞書キー位置テーブル12d(図3(A)参照)が参照され、内蔵辞書データメモリ12cに記憶されている各種内蔵辞書の中の所望の種類の辞書データが当該内蔵辞書データメモリ12cから呼び出され、検索対象である見出し語の入力表示状態となる。
例えば図14の(1)に示すように、内蔵辞書データ12cとして「国語:○辞苑」「百科:マイ百科事典」「漢和:大漢字辞典」「英和:ジ○ニアス英和辞典」「和英:クラウ○和英辞典」「その他:英語類語辞典」が予め記憶されている辞書追加カード接続なしでの携帯機器(電子辞書)10にあっては、追加カードなし辞書キー位置テーブル12d(図3(A)参照)に基づき各辞書指定キー17a1〜17a5の対応位置に辞書メニューHが表示される。この辞書メニューHに応じて所望の辞書「○辞苑」の辞書指定キー「国語」17a1を操作すると、当該指定の内蔵辞書データ「○辞苑」が読み出され、これに従った見出し語入力画面G1の表示状態となる。
なお、図11(2)に示すように、シフトキー17sを操作すると、追加カードなし辞書キー(シフト後)位置テーブル12e(図4(A)参照)に基づき各辞書指定キー17anそれぞれの位置に対応した辞書表示エリアを有するシフト後辞書メニューHsが、前記図11(1)で示した辞書メニューHに代わって表示部18の下段に沿って表示される。
この場合、本実施形態における辞書追加カードなしでのシフト後辞書メニューHsでは、辞書キー(シフト後)位置テーブル12e(図4(A)参照)には何の内蔵辞書の設定もないので、「メニュー」キー17mの対応位置にのみ当該キー17mによるシフト後機能である「通信機能」と表示される。
また、メニューキー17mを操作すると、図16(A)に示すように、追加カードなしメニュー位置テーブル12f(図5(A)参照)に従った順序で各内蔵辞書のタイトルが配列された辞書選択メニュー画面Mが表示されるが、本実施形態における辞書追加カードなしでの辞書選択メニュー画面Mでは、メニュー位置テーブル12f(図5(A)参照)には「[A]英語類語辞典」のみ設定されて表示される。
なお、この辞書選択メニュー画面Mにおいて内蔵辞書タイトルの表示がある場合に、カーソルキー17kを操作して所望の辞書タイトルを指定すると、当該指定の内蔵辞書データが読み出されて見出し語入力画面G1の表示状態となる。
一方、前記ステップE1において、メモリカード(ID01)40の接続があり追加辞書の利用ありと判断された場合には、メニューキー17mの操作検出状態であるか(ステップE2(Yes))、またはシフトキー17sの操作検出状態であるか(ステップE3(Yes))が判断される。
ここで、前記メニューキー17mおよびシフトキー17sの何れのキー検出も無いと判断されると、図15の(1)に示すように、辞書追加カード(ID01)ありの辞書キー位置テーブル12d(図3(B)参照)に従い各辞書指定キー「国語」17a1〜「和英」17a5それぞれの位置に対応した種類の追加辞書中心の辞書タイトル表示エリアを有する辞書メニューHが表示部18の下段に沿って表示される(ステップE2→E3→E4)。
ここで、例えば辞書指定キー「国語辞典」17a1を操作すると、当該辞書指定キー「国語辞典」17a1の操作位置に対応するところの辞書メニューH上に表示されている追加辞書の辞書データ「学習国語辞典」がメモリカード(追加辞書)40から読出され、その見出し語入力画面G1の表示状態となる(ステップE6→E7)。
また、メモリカード(ID01)40の接続がある場合に、シフトキー17sの操作が検知判断された場合には、図15の(2)に示すように、辞書追加カード(ID01)ありの辞書キー(シフト後)位置テーブル12e(図4(B)参照)に従い各辞書指定キー「国語」17a1〜「和英」17a5それぞれの位置に対応した種類の内蔵辞書タイトルの表示エリアを有するシフト後辞書メニューHsが表示部18の下段に沿って表示される(ステップE3→E8)。
このシフト後辞書メニューHsの表示に合わせて、例えば辞書指定キー「国語辞典」17a1を操作すると、当該辞書指定キー「国語辞典」17a1の操作位置に対応するところのシフト後辞書メニューHs上に表示されている内蔵辞書の辞書データ「○辞苑」が内蔵辞書データメモリ12cから読出され、その見出し語入力画面G1の表示状態となる(ステップE10→E11)。
また、メモリカード(ID01)40の接続がある場合に、メニューキー17mの操作が検知判断された場合には(ステップE2/E5/E9)、図16(B)に示すように、辞書追加カード(ID01)ありのメニュー位置テーブル12f(図5(B)参照)に従った順序で各追加辞書のタイトルが配列された辞書選択メニュー画面Mが表示される(ステップE12)。
そして、この辞書選択メニュー画面Mにおいて、カーソルキー17kを操作して所望の辞書タイトル(「英語類語辞典」又は「IT用語事典」)を選択指定することで、当該指定の辞書データが内蔵辞書データメモリ12c又は追加辞書データメモリ12gから読み出されて見出し語入力画面G1の表示状態となる(ステップE13→E14)。
そして、前記辞書指定キー17anの直接操作に応じた辞書データの読出しに伴う見出し語入力画面G1、または前記シフトキー17s操作後の辞書指定キー17anの操作に応じた辞書データの読出しに伴う見出し語入力画面G1、または辞書選択メニュー画面M上での選択操作に応じた辞書データの読出しに伴う見出し語入力画面G1において、検索対象となる見出し語を文字入力すると(ステップE16)、これにより入力された見出し語の文字列が前記内蔵辞書データメモリ12cや追加辞書データメモリ12gあるいはメモリカード(追加辞書)40から読み出された辞書データから検索され、その見出し語に対応する訳語や意味内容等の対応情報が表示される(ステップE17)。
この場合、前記各内蔵の辞書(12c)を辞書指定キー17anやシフトキー17s,メニューキー17mを使用して選択的に呼び出して辞書検索処理を行う場合と、メモリカード(追加辞書)40の接続に伴い各追加の辞書(12g/40)を同辞書指定キー17anやシフトキー17s,メニューキー17mを使用して選択的に呼び出して辞書検索処理を行う場合とで、そのキー操作の手順ややり方は全く変わらず、しかも追加辞書のキー位置はそれまで内蔵辞書のキー位置であった辞書指定キー17anのダイレクト操作に対応付けられて優先的に設定されるので、複数のメモリカード(追加辞書)40を選択的に使用した場合でも、メモリカード(追加辞書)40の接続なしでの内蔵辞書のみの状態と同じ使い勝手で、様々なユーザニーズに応じて所望の辞書データを使用した検索処理が行えるようになる。
したがって、前記構成の携帯機器(電子辞書)10におけるメモリカード(追加辞書)40を使用した辞書追加機能によれば、内蔵辞書データメモリ12cに予め記憶された各内蔵の辞書以外に、所望のメモリカード(追加辞書)40を接続して各追加の辞書を利用する場合は、個々のメモリカード(追加辞書)40毎に、利用可能となる各追加の辞書を指定して呼び出すためのキー位置を、内蔵辞書(12c)を呼び出すためのキー位置と同様に設定するための辞書キー位置テーブル12dを生成し、該当カードIDを対応付けて記憶する。そして、複数のメモリカード(追加辞書)40…を選択的に接続使用するのに応じて、当該接続中のカードIDに対応付けられた辞書キー位置テーブル12dに従い、各辞書を呼び出すためのキー位置が設定されるので、ユーザニーズに応じた適切なメモリカード(追加辞書)40…を適宜利用する場合でも、常に当該追加の辞書を優先させたキー位置設定として内蔵辞書と同じ使い勝手により呼び出して利用することができる。
また、前記構成の携帯機器(電子辞書)10におけるメモリカード(追加辞書)40を使用した辞書追加機能によれば、前記メモリカード(追加辞書)40…毎のカードIDを対応付けた辞書キー位置テーブル12dは、辞書の種類を指定する辞書指定キー17a1〜17a5に対してそれぞれ同種の辞書を対応付けして設定されるので、接続中のメモリカード(追加辞書)40を問わず所望の辞書種を指定する辞書指定キー17a1〜17a5を選択操作するだけで、当該接続中のメモリカード(追加辞書)40に対応した各追加の辞書の中から指定の種類の追加辞書を読み出して検索処理できるようになる。
また、前記構成の携帯機器(電子辞書)10におけるメモリカード(追加辞書)40を使用した辞書追加機能によれば、メモリカード(追加辞書)40…毎のカードIDに対応付けた辞書キー位置テーブル12d(図3(B)参照)を生成記憶する場合には、これと共に、メモリカードなしの辞書キー位置テーブル12d(図3(A)参照)にてキー位置設定されていた各内蔵の辞書を、シフトキー17sの操作を伴う各辞書指定キー17a1〜17a5に対応付けて設定し直した辞書キー(シフト後)位置テーブル12e(図4(B)参照)を生成して記憶し、メモリカード(追加辞書)40の接続時には各内蔵の辞書をシフト機能を伴う各辞書指定キー17a1〜17a5の操作によって読み出すようにしたので、メモリカード(追加辞書)40を接続して各追加の辞書を優先して辞書指定キー17a1〜17a5にキー位置設定した場合でも、各内蔵の辞書をシフトキー17sのみ余分な操作になる辞書指定キー17a1〜17a5にキー位置設定して略同様の使い勝手で呼び出すことができる。
また、前記構成の携帯機器(電子辞書)10におけるメモリカード(追加辞書)40を使用した辞書追加機能によれば、メモリカード(追加辞書)40の接続がない場合には、追加カードなしでの辞書キー位置テーブル12d(図3(A)参照)に従って、またメモリカード(追加辞書)40の接続がある場合には、接続中のカードIDに対応付けられた辞書キー位置テーブル12d(図3(B)参照)に従って、各辞書指定キー17a1〜17a5にそれぞれ対応する表示画面上の下端に、当該各キーに対応付けられてテーブル設定された辞書タイトルが辞書メニューHとして表示されるので、メモリカード(追加辞書)40の接続状況が様々に変化しても、辞書の種類を指定する各辞書指定キー17a1〜17a5で実際に呼び出される辞書タイトルを明確に確認して辞書指定できるようになる。
なお、前記各実施形態において記載した携帯機器(電子辞書)10および辞書管理サーバ20による各処理の手法、すなわち、図7のフローチャートに示す辞書追加処理、図8のフローチャートに示す当該辞書追加処理に伴う追加辞書の推奨メモリ決定処理、図9のフローチャートに示す前記辞書追加処理に伴う追加辞書のキー位置設定処理、図12のフローチャートに示す辞書設定処理、図13のフローチャートに示す辞書表示処理等の各手法は、何れもコンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリカード(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディスク(フロッピディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の外部記録媒体13(23)に格納して配布することができる。そして、通信ネットワーク(インターネット)Nとの通信機能を備えた種々のコンピュータ端末は、この外部記録媒体13(23)に記憶されたプログラムを記録媒体読取部14(24)によってメモリ12(22)に読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、前記実施形態において説明したメモリカード(追加辞書)40を利用した辞書追加機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実行することができる。
また、前記各手法を実現するためのプログラムのデータは、プログラムコードの形態として通信ネットワーク(インターネット)N上を伝送させることができ、この通信ネットワーク(インターネット)Nに接続されたコンピュータ端末(プログラムサーバ)から前記のプログラムデータを取り込み、前述したメモリカード(追加辞書)40を利用した辞書追加機能を実現することもできる。
なお、本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
本発明の電子辞書装置の実施形態に係る携帯機器(電子辞書)10の電子回路の構成を示すブロック図。 前記携帯機器(電子辞書)10での辞書追加処理に伴い通信ネットワーク(インターネット)Nを介してアクセスされる辞書管理サーバ20の電子回路の構成を示すブロック図。 前記携帯機器(電子辞書)10のメモリ12にて管理される辞書キー位置テーブル12dの一例を示す図であり、同図(A)は追加の辞書カードが無い状態での辞書キー位置テーブル12dを示す図、同図(B)は追加の辞書カードが有る状態での辞書キー位置テーブル12dを示す図。 前記携帯機器(電子辞書)10のメモリ12にて管理される辞書キー(シフト後)位置テーブル12eの一例を示す図であり、同図(A)は追加の辞書カードが無い状態でのシフト後位置テーブル12eを示す図、同図(B)は追加の辞書カードが有る状態でのシフト後位置テーブル12eを示す図。 前記携帯機器(電子辞書)10のメモリ12にて管理されるメニュー位置テーブル12fの一例を示す図であり、同図(A)は追加の辞書カードが無い状態でのメニュー位置テーブル12fを示す図、同図(B)は追加の辞書カードが有る状態でのメニュー位置テーブル12fを示す図。 前記携帯機器(電子辞書)10のメモリ12にて管理される辞書利用者対象レベルテーブル12kの一例を示す図。 前記携帯機器(電子辞書)10と辞書管理サーバ20との間で実施される辞書追加処理を示すフローチャートであり、同図(A)は携帯機器(電子辞書)10側の辞書追加処理を示すフローチャート、同図(B)は辞書管理サーバ20側の辞書追加処理を示すフローチャート。 前記携帯機器(電子辞書)10と辞書管理サーバ20との間で実施される辞書追加処理に伴う追加辞書の推奨メモリ決定処理を示すフローチャート。 前記携帯機器(電子辞書)10と辞書管理サーバ20との間で実施される辞書追加処理に伴う追加辞書のキー位置設定処理を示すフローチャートであり、同図(A)は携帯機器(電子辞書)10側のキー位置設定処理を示すフローチャート、同図(B)は辞書管理サーバ20側のキー位置設定処理を示すフローチャート。 前記携帯機器(電子辞書)10での辞書追加処理に伴う表示動作を示す図であり、同図(A)は「○辞苑」での見出し語入力画面G1を示す図、同図(B)は追加辞書購入選択画面G2を示す図。 前記携帯機器(電子辞書)10の辞書追加処理に伴うキー位置設定処理での表示動作を示す図であり、同図(A)は辞書指定キー位置設定画面G3を示す図、同図(B)は辞書指定キー優先のキー位置設定である場合のメニュー位置設定画面Gmを示す図、同図(C)は辞書選択メニュー対象のキー位置設定である場合のメニュー位置設定画面Gmを示す図。 前記携帯機器(電子辞書)10における辞書設定処理を示すフローチャートである。 前記携帯機器(電子辞書)10による辞書表示処理を示すフローチャート。 前記携帯機器(電子辞書)10での辞書表示処理に伴う辞書追加カードなしでの各辞書呼び出しのためのキー位置状態を示す図。 前記携帯機器(電子辞書)10での辞書表示処理に伴う辞書追加カード(ID01)ありでの各辞書呼び出しのためのキー位置状態を示す図。 前記携帯機器(電子辞書)10での辞書表示処理に伴う辞書追加カード有無での辞書選択メニュー画面Mを対比して示す図であり、同図(A)は辞書追加カードなしでの辞書選択メニュー画面Mを示す図、同図(B)は辞書追加カード(ID01)ありでの辞書選択メニュー画面Mを示す図。
符号の説明
10 …携帯機器(電子辞書)
20 …辞書管理サーバ
11、21…CPU
12、22…メモリ
12a1…辞書追加プログラム
12a2…辞書設定プログラム
12b…辞書検索プログラム
12c…内蔵辞書データメモリ
12d…辞書キー位置テーブル
12e…辞書キー(シフト後)位置テーブル
12f…メニュー位置テーブル
12g…追加辞書データメモリ
12h…ワークエリア
12i…個人情報メモリ
12j…電子辞書追加情報メモリ
12k…辞書利用者対象レベルテーブル
12l…カード接続状態メモリ
22a…サーバプログラム
22b…種類別辞書データベース
22c…各辞書情報メモリ
22dn…顧客端末別購入情報メモリ
22dn1…内蔵辞書タイトル
22dn2…追加辞書タイトル
22dn3…ユーザ個人情報
22dn4…請求価格
13、23…外部記録媒体
14、24…記録媒体読書(読取)部
15、25…電送制御部
16 …通信部
17、26…入力部
17an…辞書指定キー
17s…シフトキー
17m…メニューキー
18、27…表示部
19 …カード接続部
30 …ユーザPC
40 …メモリカード(追加辞書)
N …通信ネットワーク(インターネット)
H …辞書メニュー
Hs…シフト後辞書メニュー

Claims (7)

  1. 複数の種類の辞書データを内蔵し、キー操作に応じて選択された辞書データを表示する電子辞書装置であって、
    種類毎に各辞書データの対象レベルを記憶した辞書対象レベル記憶手段と、
    追加の辞書を利用するためのメモリカードを着脱自在に接続するカード接続手段と、
    外部から追加辞書データを受信する追加辞書受信手段と、
    前記辞書対象レベル記憶手段を参照し、この追加辞書受信手段により受信された追加の辞書データと同じ種類の内蔵辞書データが有り、かつ前記受信された追加の辞書データが内蔵辞書データより下位の対象レベルの辞書データである場合に、前記メモリカードに当該追加辞書データを記憶させる下位辞書カード記憶制御手段と、
    複数の辞書キーと、
    この複数の辞書キーにそれぞれ対応付けて予め内蔵された前記複数の種類の辞書データを設定する内蔵辞書キー位置設定手段と、
    前記カード接続手段によりメモリカードが接続された場合に、前記辞書対象レベル記憶手段を参照して、前記下位辞書カード記憶制御手段により記憶された追加の下位の対象レベルの辞書データと同じ種類の内蔵の辞書データが前記内蔵辞書キー位置設定手段により対応付けられた辞書キーに対応付けて、当該追加の下位の対象レベルの辞書データを設定する追加下位辞書キー位置設定手段と、
    前記カード接続手段によりメモリカードが接続されてない状態では、前記辞書キーの操作に応じて前記内蔵辞書キー位置設定手段により当該辞書キーに対応付けられて設定された種類の内蔵辞書データを表示させ、前記カード接続手段によりメモリカードが接続された状態では、前記辞書キーの操作に応じて前記追加下位辞書キー位置設定手段により当該辞書キーに対応付けられて設定された種類の追加の下位の対象レベルの書データを表示させる辞書データ表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする電子辞書装置。
  2. さらに、
    前記カード接続手段により接続されたメモリカードを識別するカード識別手段を備え、
    前記追加下位辞書キー位置設定手段は、前記カード識別手段により識別された接続中のメモリカードの識別情報も対応付けて設定し、
    前記辞書データ表示制御手段は、前記カード接続手段によりメモリカードが接続された状態では、前記カード識別手段により識別された接続中のメモリカードの識別情報に基づいて、前記辞書キーの操作に応じて前記追加下位辞書キー位置設定手段により当該辞書キーに対応付けられて設定された種類の追加の下位の対象レベルの書データを表示させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子辞書装置。
  3. 前記複数の辞書キーにはそれぞれ異なる辞書データの種類が表記されてなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子辞書装置。
  4. さらに、
    前記複数の辞書キーにそれぞれ対応する位置に、前記カード接続手段によりメモリカードが接続されてない状態では前記内蔵辞書キー位置設定手段により各辞書キーに対応付けられた内蔵の辞書データのタイトルを表示させ、前記カード接続手段によりメモリカードが接続された状態では前記追加下位辞書キー位置設定手段により各辞書キーに対応付けられた追加の下位の対象レベルの辞書データのタイトルを表示させる辞書タイトル表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の電子辞書装置。
  5. さらに、
    前記複数の辞書キーそれぞれの別の機能を指定するための別機能キーと、
    前記カード接続手段によりメモリカードが接続された場合に、前記別機能キーにより別の機能が指定された場合の前記辞書キーに対応付けて前記追加の下位の対象レベルの辞書データと同じ種類の内蔵の辞書データを設定する別機能辞書キー位置設定手段と、
    前記カード接続手段によりメモリカードが接続された場合に、前記別機能キーにより別の機能が指定された状態での前記辞書キーの操作に応じて、前記別機能辞書キー位置設定手段により当該辞書キーに対応付けられて設定された前記内蔵の辞書の辞書データを表示させる別機能辞書データ表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の電子辞書装置。
  6. さらに、
    前記別機能キーにより別の機能が指定された場合に、前記別機能辞書キー位置設定手段により設定された辞書キーに対応する位置に当該辞書キーに対応付けられた内蔵の辞書データのタイトルを表示させる別機能辞書タイトル表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項5に記載の電子辞書装置。
  7. 複数の種類の辞書データを内蔵し、複数の辞書キーを有し、キー操作に応じて選択された辞書データを表示し、外部からメモリカードを着脱自在に接続する外部メモリ接続手段を有する電子辞書装置のコンピュータを制御するための電子辞書制御プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    種類毎に各辞書データの対象レベルを記憶した辞書対象レベル記憶手段、
    外部から追加辞書データを受信する追加辞書受信手段、
    前記辞書対象レベル記憶手段を参照し、この追加辞書受信手段により受信された追加の辞書データと同じ種類の内蔵辞書データが有り、かつ前記受信された追加の辞書データが内蔵辞書データより下位の対象レベルの辞書データである場合に、前記メモリカードに当該追加辞書データを記憶させる下位辞書カード記憶制御手段、
    前記複数の辞書キーにそれぞれ対応付けて予め内蔵された前記複数の種類の辞書データを設定する内蔵辞書キー位置設定手段、
    前記カード接続手段によりメモリカードが接続された場合に、前記辞書対象レベル記憶手段を参照して、前記下位辞書カード記憶制御手段により記憶された追加の下位の対象レベルの辞書データと同じ種類の内蔵の辞書データが前記内蔵辞書キー位置設定手段により対応付けられた辞書キーに対応付けて、当該追加の下位の対象レベルの辞書データを設定する追加下位辞書キー位置設定手段、
    前記カード接続手段によりメモリカードが接続されてない状態では、前記辞書キーの操作に応じて前記内蔵辞書キー位置設定手段により当該辞書キーに対応付けられて設定された種類の内蔵辞書データを表示させ、前記カード接続手段によりメモリカードが接続された状態では、前記辞書キーの操作に応じて前記追加下位辞書キー位置設定手段により当該辞書キーに対応付けられて設定された種類の追加の下位の対象レベルの書データを表示させる辞書データ表示制御手段、
    として機能させるためのコンピュータ読み込み可能な電子辞書制御プログラム。
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