JP4576258B2 - 電子部品供給装置 - Google Patents

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本発明は、電子部品供給方法,電子部品供給装置および電子部品供給用テープに関するものであり、特に、電子部品供給用テープの幅低減に関する。
電子部品を電子部品供給用テープに保持させ、テープ化電子部品として供給することは、既によく知られている。テープ化電子部品は、送り装置により電子部品供給用テープの長手方向に送られ、複数の電子部品保持部にそれぞれ保持された電子部品が順次部品供給位置に位置決めされ、電子部品保持部から取り出される。そのため、例えば、下記の特許文献1に記載のテープ化電子部品においては、電子部品供給用テープの長手方向に第1ピッチで形成された複数の部品収容凹部の列の側方に、複数の送り穴が第2ピッチで形成されるとともにスプロケットの歯に係合させられ、スプロケットが回転させられることによりテープ化電子部品が第1ピッチで送られるようにされている。
それに対し、下記の特許文献2に記載のテープ化電子部品においては、送り穴が形成されず、電子部品供給用テープを送りローラとの間の摩擦力により送るようにされている。送りローラおよび押さえローラによりテープ化電子部品を表裏両側から挟むとともに、送りローラに駆動ローラを係合させ、駆動ローラをローラ駆動装置によって回転させることにより送りローラを回転させ、押さえローラとの間に挟んだテープ化電子部品を送るのである。このように摩擦力によってテープ化電子部品を送る場合、テープ化電子部品と送りローラとの間には滑りがあるため、送り方向におけるテープ化電子部品の位置をセンサにより検出し、位置ずれを補正しつつ送るようにされている。電子部品供給用テープに、その長手方向に間隔を隔てて多数のマークを設け、それらマークをテープ位置センサにより検出し、その検出信号に基づいてテープ化電子部品の位置を取得するとともに位置ずれを取得し、位置ずれが解消されるように駆動ローラの駆動を制御するのである。
特開2004−111797 特開平2−102599号公報
しかしながら、特許文献1に記載のテープ化電子部品においては、電子部品保持部列の側方に送り穴形成用の領域が設けられる分、電子部品供給用テープの幅が大きくなり、テープ製造に要する材料が増え、資源の消費が多い上、電子部品が取り出された電子部品供給用テープが廃棄される場合、廃棄量が多く、資源の無駄が多い。また、テープ化電子部品を保持して電子部品を供給する電子部品供給装置の幅も大きくなり、電子部品供給装置の製造に要する材料,重量,製造コストが増大する。
また、特許文献2に記載のテープ化電子部品は、送り穴を有さないため、テープ製造に要する材料は少なくて済むが、送り時の位置ずれを解消するためにテープ化電子部品の位置を検出し、検出結果に基づいて送り制御を行うことが必要であり、装置コストが増大する。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、テープ製造材料の使用量が少なくて済み、かつ、テープ化電子部品の送り位置制御が不要な電子部品供給装置を提供することを課題とする。
本発明に係る電子部品供給装置は、長手形状を成し、表面側に開口した凹部と裏面側に突出した突部とをそれぞれ有する複数のエンボス部を長手方向に一定ピッチで備えた電子部品供給用テープに、前記凹部の各々において電子部品を保持させて成るテープ化電子部品を長手方向に送ることにより、前記電子部品を供給する電子部品供給装置であって、(a)前記テープ化電子部品を前記長手方向に移動可能に下方から支持する装置本体と、(b)回転軸線まわりに回転可能であって、外周面にそれぞれ前記回転軸線に平行な方向に延びる複数の歯を備え、それら複数の歯の複数のものが前記複数の突部の複数のものに順次係合する回転型送り部材と、(c)その回転型送り部材を駆動することにより、前記突部を前記長手方向に移動させる送り部材駆動装置と、(d)前記電子部品供給用テープを、前記装置本体および回転型送り部材とは反対側から覆って、前記突部が前記歯から外れることを防止する天板部と、その天板部の前記長手方向に平行な両側縁から直角に前記装置本体側へ垂下し、前記電子部品供給用テープの両側面に接触することにより、その電子部品供給用テープの前記長手方向に直角な幅方向の移動を規制する一対の側壁部とを備えた案内カバーとを含むことを特徴とする。
子部品は、テープ化電子部品の1回の送り毎に1個ずつ供給されてもよく、複数個ずつ供給されてもよい。
回転型送り部材はにおいてテープ化電子部品の突部に係合してテープ化電子部品を送るため、送り穴を設ける必要がなく、電子部品供給用テープの幅を狭くすることができ、製造材料を減らすことができるとともに、電子部品供給用テープが廃棄される場合、廃棄量を減らすことができる。また、電子部品供給装置についても幅を小さくし、製造材料,重量,コストの低減を図ることができる。さらに、突部と歯との間には滑りがなく、テープ化電子部品の位置の検出や、検出結果に基づく送り制御が不要であり、テープ化電子部品の送りが簡単になる。その上、本願発明は、電子部品供給用テープの複数の突部の複数のものに、回転型送り部材の複数の歯の複数のものを係合させるとともに、電子部品供給用テープを天板部と一対の側壁部とを備えた案内カバーにより覆って、突部が歯から外れることと、電子部品供給用テープが幅方向にずれることとを防止することを特徴とするものであるため、テープ化電子部品を一層確実に送ることができる。
発明の態様
以下に、本願において特許請求が可能と認識されている発明(以下、「請求可能発明」という場合がある。請求可能発明は、本願発明の下位概念発明や、本願発明の上位概念あるいは別概念の発明を含むこともある。)の態様をいくつか例示し、それらについて説明する。各態様は請求項と同様に、項に区分し、各項に番号を付し、必要に応じて他の項の番号を引用する形式で記載する。これは、あくまでも請求可能発明の理解を容易にするためであり、請求可能発明を構成する構成要素の組み合わせを、以下の各項に記載されたものに限定する趣旨ではない。つまり、請求可能発明は、各項に付随する記載,実施例の記載等を参酌して解釈されるべきであり、その解釈に従う限りにおいて、各項の態様にさらに他の構成要素を付加した態様も、また、各項の態様から構成要素を削除した態様も、請求可能発明の一態様となり得るのである。
(1)長手形状を成し、その長手方向に一定のピッチで設けられた複数の電子部品保持部を備えた電子部品供給用テープに、前記電子部品保持部の各々において電子部品を1つずつ保持させて成るテープ化電子部品を、そのテープ化電子部品の幅方向に関して前記複数の電子部品保持部が設けられた領域内に少なくとも一部が位置する複数の被係合部の1つ以上に順次係合する係合部を備えた送り部材により送ることによって、前記電子部品の1つ以上ずつを順次供給することを特徴とする電子部品供給方法。
(2)前記テープ化電子部品として、前記複数の被係合部の各々の全体が、前記テープ化電子部品の幅方向に関して前記電子部品保持部が設けられた領域内に位置するものを使用する(1)項に記載の電子部品供給方法。
被係合部の全体が、前記テープ化電子部品の幅方向に関して前記電子部品保持部が設けられた領域内に位置するようにすれば、被係合部を設けるためにテープ化電子部品の幅を広くする必要がなくなり、テープ化電子部品の幅を効果的に小さくできる。
(3)前記複数の電子部品保持部が表面側に開口した複数の凹部を有するテープを、前記電子部品供給用テープとして使用する(1)項または(2)項に記載の電子部品供給方法。
(4)電子部品供給用テープとして、前記表面側に開口した凹部と裏面側に突出した突部とをそれぞれ有する複数のエンボス部を前記一定ピッチで備え、それらエンボス部が前記電子部品保持部として機能するものを使用する(3)項に記載の電子部品供給方法。
エンボス部は平面的なテープ製造材料の複数個所を一定ピッチでくぼませることにより形成したり、電子部品供給用テープを当初からエンボス部を有する形状に成形して形成したりすることができる。
(5)前記複数の電子部品保持部を、前記複数の被係合部として利用する(1)項ないし(4)項のいずれかに記載の電子部品供給方法。
電子部品保持部が被係合部として機能するため、送り穴も、電子部品保持部とは別の被係合部も不要であり、電子部品供給用テープをより安価に製造することができる。
また、送り部材の係合部は、電子部品を保持する電子部品保持部に直接係合してテープ化電子部品を送るため、送り穴に係合して送る場合のように、送り穴と電子部品保持部との位置誤差による送り位置誤差が生ぜず、電子部品を精度良く部品供給位置に位置決めすることができる。
(6)前記送り部材の前記係合部を前記複数のエンボス部の前記裏面側の突部に係合させる(4)項に記載の電子部品供給方法。
テープの裏面側に突出させられた突部は、従来と同様に、裏面側に設けられた送り部材の係合部に係合させることができ、被係合部として利用するのに適している。
(7)前記電子部品供給用テープとして、前記複数の電子部品保持部とは別の複数の送り用被係合部を備えたものを使用し、前記送り部材の前記係合部をそれら複数の被係合部の1つ以上に順次係合させる(1)項ないし(4)項のいずれかに記載の電子部品供給方法。
電子部品保持部とは別であっても、送り用被係合部は、テープ化電子部品の幅方向において電子部品保持部と同じ領域内に位置するように設けられるため、電子部品供給用テープの幅を狭くすることができ、材料の使用量を減らすことができる。隣接する電子部品保持部の間には、それら電子部品保持部を画定する画定部が設けられるため、例えば、その画定部に送り用被係合部を設けても、電子部品供給用テープの長さの増加は少なく、あるいは増加せず、電子部品保持部列の側方に送り穴を設ける場合に比較してテープ製造材料の使用量を減少させることができる。電子部品保持部の幅方向の中央と、送り用被係合部の幅方向の中央は一致していても、一致していなくてもよい。送り用被係合部が電子部品保持部列が形成される領域から側方にはみ出さなければよいのである。
被係合部は、例えば、電子部品供給用テープの、隣接する2個の電子部品保持部の間の部分にそれぞれ形成し、複数の電子部品保持部の各々について1つずつ設けてもよく、あるいは設定数の電子部品保持部毎に設けてもよい。
(8)長手形状のテープであって、長手方向に一定のピッチで設けられた複数の電子部品保持部を有する電子部品供給用テープに、前記電子部品保持部の各々において電子部品が保持させられたテープ化電子部品を長手方向に送って、前記電子部品を供給する電子部品供給装置であって、
前記テープ化電子部品を長手方向に移動可能に案内する案内装置と、
前記電子部品保持部の1つ以上のものに係合する係合部を備えた送り部材と、
その送り部材を駆動することにより、前記係合部を前記長手方向に移動させる送り部材駆動装置と
を含む電子部品供給装置。
本項の電子部品供給装置によれば、例えば、(4)項に記載の作用および効果が得られる。
(9)前記電子部品供給用テープが、表面側に開口した凹部と裏面側に突出した突部とをそれぞれ有する複数のエンボス部を前記一定ピッチで備え、それらエンボス部が前記電子部品保持部として機能するものであり、前記送り部材の前記係合部が、前記複数のエンボス部の前記突部の1つ以上に順次係合する(8)項に記載の電子部品供給装置。
本項の電子部品供給装置によれば、例えば、(6)項に記載の作用および効果が得られる。
(10)長手形状のテープであって、長手方向に一定のピッチで設けられた複数の電子部品保持部を有し、かつ、幅方向に関してそれら電子部品保持部と同じ領域内にそれら電子部品保持部とは別に設けられた複数の送り用被係合部を有する電子部品供給用テープに、前記電子部品保持部の各々において電子部品が保持させられたテープ化電子部品を長手方向に送って、前記電子部品を供給する電子部品供給装置であって、
前記テープ化電子部品を長手方向に移動可能に案内する案内装置と、
前記複数の送り用被係合部の1つ以上のものに順次係合する係合部を備えた送り部材と、
その送り部材を駆動することにより、前記係合部を前記長手方向に移動させる送り部材駆動装置と
を含む電子部品供給装置。
送り用被係合部は、テープの幅方向に関して複数の電子部品保持部が設けられた領域に少なくとも一部が位置するように設けることもでき、電子部品供給用テープやテープ化電子部品や電子部品供給装置の幅を狭くすることができる。しかし、本項に従えば更に、電子部品供給用テープ,テープ化電子部品,電子部品供給装置の幅を狭くすることができる。
本項の電子部品供給装置によれば、例えば、(7)項に記載の作用および効果が得られる。
(11)前記送り部材が、回転軸線まわりに回転可能であって外周面に前記係合部が複数設けられた回転型送り部材であり、前記送り部材駆動装置が、その回転型送り部材を一定角度ずつ回転駆動する回転駆動装置を含む(8)項ないし(10)項のいずれかに記載の電子部品供給装置。
送り部材は、直線移動する部材であって、例えば、テープ化電子部品の長手方向に平行な方向に直線移動する直線移動型送り部材としてもよいが、回転型送り部材とすれば、複数の係合部を連続してエンドレスに被係合部と係合させることができ、駆動が容易であり、送り部材駆動装置を簡易に構成することができる。
(12)前記回転駆動装置が、前記回転型送り部材の前記複数の係合部の1つ以上ずつに係合することによってその回転型送り部材を駆動する駆動部材を備え、その駆動部材を介して前記回転型送り部材を回転させる(11)項に記載の電子部品供給装置。
回転型送り部材の側方に突出した被駆動軸、あるいは回転型送り部材の側方に設けられて回転型送り部材と一体的に回転する被駆動回転体を回転駆動することにより、回転型送り部材を回転させてもよいが、回転型送り部材の外周面に設けられた被係合部に係合する係合部を備えた駆動部材を介して回転駆動すれば、例えば、電子部品供給装置の幅の増大を抑えることができる。駆動部材を、回転軸線に平行な方向において回転型送り部材と少なくとも一部が重なり合う状態で設けることができ、電子部品供給装置の幅の増大を抑えることができるのであり、テープ化電子部品の狭幅化の効果を享受するのに適している。
(13)前記駆動部材の50%以上が、前記回転型送り部材の前記回転軸線に平行な方向における両端面の延長面である2平面の間に配置されている(12)項に記載の電子部品供給装置。
駆動部材の70%以上が上記2平面の間に配置されることが望ましく、80%以上、90%以上、配置されることが更に望ましく、100%配置されることが最も望ましい。
(14)当該電子部品供給装置が装置本体を含み、その装置本体が前記回転型送り部材をその回転型送り部材の外周部において回転自在に保持する(11)項ないし(13)項のいずれかに記載の電子部品供給装置。
回転型送り部材を回転軸線まわりに回転可能に支持する軸が不要であり、装置本体、延いては電子部品供給装置の幅をより小さくすることができる。
(15)長手形状のテープであって、表面側に開口した凹部と裏面側に突出した突部とをそれぞれ有する複数のエンボス部を一定ピッチで備え、それらエンボス部が電子部品保持部として機能するとともに、それら複数のエンボス部の列の側方に送り穴を有しない電子部品供給用テープ。
電子部品供給用テープの幅を、従来に比較して電子部品の幅(凹部に収容された状態において電子部品供給用テープの幅方向に平行な方向の寸法)により近い大きさにすることができ、材料の使用量の少ない電子部品供給用テープが得られる。
電子部品供給用テープの幅は、電子部品の大きさにもよるが、電子部品の幅の5倍以内、4倍以内、3倍以内あるいは2倍以内に収めることが望ましい。また、本電子部品供給用テープにより電子部品を供給する電子部品供給装置の幅も小さくすることができ、その幅は、電子部品の幅の8倍以内、5倍以内あるいは3倍以内に収めることが望ましい。
(16)長手形状のテープであって、長手方向に一定のピッチで設けられた複数の電子部品保持部を有し、かつ、幅方向においてそれら複数の電子部品保持部と同じ領域内に、送り部材の係合部に係合される複数の送り用被係合部を有する電子部品供給用テープ。
本電子部品供給用テープも、電子部品保持部列の側方に送り穴を有さず、材料の使用量を少なくすることができる。
送り用被係合部は、テープの幅方向に関して複数の電子部品保持部が設けられた領域に少なくとも一部が位置するように設けることもでき、電子部品供給用テープやテープ化電子部品の幅を狭くすることができる。しかし、本項に従えば更に、電子部品供給用テープ,テープ化電子部品の幅を狭くすることができる。
(17)前記複数の電子部品保持部が、前記テープの表面側に開口した複数の凹部を含む(16)項に記載の電子部品供給用テープ。
(18)前記テープ全体に送り穴を有しない(15)項ないし(17)項のいずれかに記載の電子部品供給用テープ。
送り穴の形成領域分の材料が不要であり、テープ製造材料の使用量をより少なくすることができる。
(19)前記電子部品保持部が前記テープの幅方向における中央に形成された(15)項ないし(18)項のいずれかに記載の電子部品供給用テープ。
電子部品保持部は、テープの幅方向における中央からずれた位置に形成してもよいが、中央に形成すれば、テープの幅を電子部品の幅に近い大きさにすることが容易であり、電子部品供給用テープの幅を小さくすることが容易である。
(20)幅が8mm以下である(15)項ないし(19)項のいずれかに記載の電子部品供給用テープ。
電子部品保持部列の側方に送り穴が設けられる場合、電子部品供給用テープに、送り穴を設けるための領域を確保することが必要であり、幅を狭くすることには限界がある。それに対し、電子部品保持列の側方に送り穴が設けられないのであれば、電子部品供給用テープの幅を電子部品の寸法によって決めることができ、狭くすることが容易である。小さい電子部品用の電子部品供給用テープほど、テープ全体の幅に対する送り穴形成領域の幅の割合が大きいため、本発明適用の効果が大きく、幅8mm以下のテープにおいて特に有効である。電子部品供給用テープの幅は、電子部品の幅が小さくなるに従って、6mm以下にすることができ、4mm以下にすることも、3mm以下あるいは2mm以下にすることもできる。
(21)(15)項,(17)項ないし(20)項のいずれかに記載の電子部品供給用テープと、
その電子部品供給用テープの前記凹部内に収容された電子部品と、
前記電子部品供給用テープの表面に固着され、前記凹部の前記開口を閉塞するカバーテープと
を含むテープ化電子部品。
カバーテープにより凹部の開口を閉塞することは不可欠ではない。例えば、凹部に電子部品を取外し可能に接着する等、凹部自体に電子部品を抜け出し不能に保持する機能を持たせれば、カバーテープを省略することが可能であるのである。しかし、凹部をカバーテープにより閉塞すれば、凹部に電子部品保持機能を持たせることなく、容易に電子部品の凹部からの抜け出しを防止することができる。
以下、請求可能発明の実施例を、図面を参照しつつ説明する。なお、請求可能発明は、下記実施例の他、上記〔発明の態様〕の項に記載された態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変更を施した態様で実施することができる。
図1には、請求可能発明の一実施例である電子部品供給装置を含む電子部品供給システムが示されている。本電子部品供給システムは電子部品装着システムを構成し、複数のテープフィーダ10により部品保持装置に電子部品を供給する。本部品保持装置は、部品保持ヘッドと、部品保持ヘッド移動装置とを備えている。部品保持ヘッドは、部品保持具としての吸着ノズル12を保持し、本実施例においては、相対移動装置を構成する部品保持ヘッド移動装置により、水平面内において互いに直交する2方向であるX軸方向およびY軸方向に移動させられ、水平面内の任意の位置へ移動させられてテープフィーダ10から電子部品を受け取り、回路基板支持装置に支持された回路基板に装着する。
テープフィーダ10は、本実施例では、図1に示すように、支持部材としてのフィーダ支持台14に着脱可能に取り付けられている。フィーダ支持台14は位置を固定して設けられており、複数のフィーダ位置決め部16および複数のフィーダ固定部(図示省略)を備え、複数のテープフィーダ10の各々が幅方向および長手方向に位置決めされるとともに、浮き上がりを防止された状態でX軸方向に平行な方向に並ぶ姿勢で着脱可能に固定されている。テープフィーダ10において長手方向は前後方向であり、フィーダ支持台14に取り付けられた状態ではY軸方向に平行となる。
テープフィーダ10は、テープ化電子部品20をその長手方向に送って電子部品を供給する。テープ化電子部品20は、電子部品供給用テープ22に複数の電子部品24を保持させて成る。電子部品供給用テープ22は長手形状のテープであり、本実施例では合成樹脂製であり、エンボス型とされ、図3および図5に示すように、電子部品供給用テープ22の幅方向における中央に、それぞれ電子部品保持部として機能する複数のエンボス部26が長手方向に一定のピッチで形成されている。これらエンボス部26はそれぞれ、図2,図4および図5に示すように、電子部品供給用テープ22の表面28側に開口した凹部30と裏面32側に突出した突部34とを有し、複数の凹部30の各々内に電子部品24が1個ずつ収容され、保持されている。電子部品供給用テープ22の表面28にはカバーテープ36が固着され、凹部30の開口を閉塞している。なお、図2においては、電子部品24およびカバーテープ36の図示は省略されている。
電子部品供給用テープ22は、図2に示すように、複数のエンボス部26が並ぶエンボス部列の側方に送り穴を有さず、全体としても送り穴を有さず、その分、幅が狭く、隣接するエンボス部26間の距離(隣接するエンボス部26間の隙間のテープ長手方向における距離)が短いテープとされている。本電子部品供給用テープ22においてエンボス部26は、電子部品供給用テープ22に、電子部品供給用テープ22の長手方向に平行な両縁部を僅かに残して形成されており、それら縁部がそれぞれ、幅が極く狭い被支持部ないし被案内部38を構成している。電子部品供給用テープ22の幅は、1対の被案内部38を有しても狭く、本実施例では4mmとされている。
上記複数の突部34はそれぞれ、図4および図5に示すように、4つの外面(外側面)がいずれも裏面32に対して直角に形成され、突部34の突出端面(外側の底面)に対して直角に形成されている。また、複数の凹部30はそれぞれ、開口側ほど寸法が直線的に増大するテーパ凹部とされている。凹部30は、図4および図5に示すように、電子部品供給用テープ22の幅方向に平行な断面形状も、長手方向に平行な断面形状も台形である四角錐台状を成すのであり、電子部品24は凹部30の底部により、電子部品供給用テープ22の幅方向および長手方向においてそれぞれ位置決めされて収容されるとともに、凹部30との間の、凹部30の開口側ほど大きい隙間により、凹部30からの取出しが容易に為される。突部34の外面を直角にする理由については後述する。
テープフィーダ20は、図1に示すように、装置本体としてのフィーダ本体50,テープ保持具たる部品収容リール52を保持するテープ保持具保持装置たるリール保持装置54,テープ化電子部品送り装置56およびカバーテープ剥がし装置58を有する。リール保持装置54は、フィーダ本体50に回転可能に取り付けられた回転支持部材たる複数の支持ローラ60を備え、テープ化電子部品20が巻き付けられた部品収容リール52を回転可能に支持している。部品収容リール52から引き出されたテープ化電子部品20は、フィーダ本体50に設けられた案内部62により案内され、テープ化電子部品送り装置56により長手方向に送られる。
案内部62は、フィーダ本体50の前部に設けられている。フィーダ本体50には、図6および図7に示すように、その長手方向に平行に延び、フィーダ本体50の前部を貫通して通路ないし溝66が形成され、溝66の両側にそれぞれ、上向きで、フィーダ本体50の長手方向に平行に延びる1対の支持面ないし案内面68が形成されている。溝66は、突部34の電子部品供給用テープ22の裏面32からの突出高さより深く、部品収容リール52から引き出されたテープ化電子部品20は、突部34が溝66内に収容されるとともに、1対の被案内部38がそれぞれ案内面68上に載置され、下方から支持された状態で送られる。フィーダ本体50の1対の案内面68が形成された部分が案内部62を構成している。
テープ化電子部品送り装置56は、送り部材たる回転型送り部材としての送り歯車80および送り部材駆動装置たる回転駆動装置としての送り歯車回転駆動装置82を有する。送り歯車80は、図6および図7に示すように、円板状の送り歯車本体84の外周面に等角度間隔で形成された複数の係合部たる係合突部としての歯86を備えている。
送り歯車80の複数の歯86はそれぞれ、図7および図8に示すように、送り歯車80の軸線に平行な方向に長く、電子部品供給用テープ22の突部34の、テープ幅方向に平行な方向の寸法より僅かに長い突条をなし、横断面形状は、図6に示すように、先端ほど、送り歯車80の回転方向の寸法が直線的に増大する逆台形形状ないし逆テーパ状を成す。そのため、歯86の長手方向に平行な側面である1対の歯面88は、送り歯車80の回転軸線を含む一平面に対して対称に、かつ、歯86の基端部ほど互いに近づく向きに傾斜させられるとともに、隣接する2個の歯86の間には、送り歯車80の回転軸線から遠ざかるほど、送り歯車80の回転方向の寸法幅が直線的に減少し、横断面形状が台形形状を成す歯溝90が形成されている。歯86の全歯たけは、突部34の電子部品供給用テープ22の裏面32からの突出高さより大きく、歯溝90は突部34の突出高さより深い。
送り歯車80は、フィーダ本体50により、その軸線まわりに回転可能にかつ軸方向および半径方向に移動不能に保持されている。フィーダ本体50は、本実施例では、図7に示すように、複数の部材が互いに組み付けられて成り、そのうちの1つである第一部材96の前部には、横断面形状が円形を成す凹部98が形成されている。凹部98は、その上部が前記溝66と交差するように形成されており、送り歯車80は凹部98に回転可能に収容されるとともに、上部に位置する複数の歯86が溝66内に突出し、テープ化電子部品20のエンボス部26の突部34と噛み合うようにされている。
凹部98は、送り歯車80の歯先円の直径より僅かに大きい直径を有するとともに、溝66に対する開口の、テープフィーダ10の長手方向に隔たった両端縁は、凹部98の軸線を含む一平面に対して同じ側に位置し、送り歯車80はフィーダ本体50により、外周部において回転自在に、かつ、半径方向の移動は阻止された状態で収容されている。図6においては、凹部98と送り歯車80との間の隙間は、図示の都合上、誇張して示されている。凹部98の軸線に平行な方向の2つの開口は、図7に示すように、第一部材96に取り付けられてフィーダ本体50を構成する2枚の第二部材100により覆われ、送り歯車80の回転軸線に平行な方向における移動および抜け出しが阻止されている。したがって、送り歯車80は、回転軸を有さず、その外周部においてフィーダ本体50により回転可能に支持されるのみであるが、回転軸線がずれることがなく、送り歯車80を安定して回転させつつ、テープフィーダ10の幅をテープ化電子部品20の幅に近く、狭い幅にすることができる。テープ化電子部品20の電子部品供給用テープ22は、前述のように、送り穴を有さず、幅が狭いものとされており、それによって狭くできるテープフィーダ10の幅を更に狭く、図7に示すように、電子部品供給用テープ22の幅より僅かに大きい幅とすることができる。なお、2枚の第二部材100の各上面がそれぞれ、前記案内面68を構成している。
前記送り歯車回転駆動装置82は、図1に示すように、電動モータ(図示省略),ギヤ104,106,プーリ108,110,ベルト112,プーリ114,116,ベルト118および駆動部材としての送り歯車駆動ギヤ122を備えている。プーリ108,110,114,116およびベルト112,118は、タイミングプーリおよびタイミングベルトとされている。ギヤ106,プーリ108,110,ベルト112,プーリ114,116,ベルト118および駆動部材としての送り歯車駆動ギヤ122はフィーダ本体50に設けられている。これらのうち、プーリ116および送り歯車駆動ギヤ122は同心にかつ相対回転不能に設けられ、図7に示すように、フィーダ本体50により共通の軸124によって、フィーダ本体50の幅方向に平行な軸線まわりに回転可能に支持されている。プーリ116および送り歯車駆動ギヤ122はいずれも幅(回転軸線に平行な方向の寸法)が送り歯車80の幅より小さく、両者の幅を合わせても送り歯車80の幅より小さいものとされており、本実施例においては、送り歯車駆動ギヤ122もプーリ116もそれぞれの100%が、送り歯車80の回転軸線に平行な方向における両端面126の各延長面である2平面の間に配置され、テープフィーダ10の幅の縮小を妨げない。送り歯車駆動ギヤ122は、送り歯車80の歯86と噛み合う形状を有し、図1および図6に示すように、送り歯車80と噛み合わされている。送り歯車80の歯86は、送り歯車駆動ギヤ122の係合部としての歯と噛み合う被係合部でもある。
ギヤ106,プーリ108,110,114もフィーダ本体50の幅方向に平行な軸線まわりに回転可能に設けられ、ギヤ106およびプーリ108とプーリ110,114とはそれぞれ、同心にかつ相対回転不能に設けられているが、それぞれ幅が狭く、プーリ116および送り歯車駆動ギヤ122と同様に、上記両端面126の各延長面である2平面の間に配置されている。また、ギヤ106は、その下部が、フィーダ本体50の底面から下方へ突出させられている。
前記電動モータおよびギヤ104は、フィーダ支持台14に設けられている。フィーダ支持台14には、図9に示すように、複数のギヤ104が、フィーダ支持台14に取り付けられたテープフィーダ10のフィーダ本体50の幅方向に平行な軸線まわりに回転可能に、かつ、最も幅が狭いテープフィーダの取付ピッチと同じピッチで設けられている。また、複数のギヤ104はそれぞれ、例えば、共通の軸136に軸受138を介して回転可能に支持されるとともに、図1に示すように、各上部がフィーダ支持台14の上面から上方へ突出させられている。電動モータは、図示は省略するが、フィーダ支持台14内に互いに干渉することなく(例えば、図17に示すテープフィーダ300内におけるように)、ギヤ104を回転駆動するように設けられている。
テープフィーダ10がフィーダ支持台14に取り付けられるとき、フィーダ本体50に設けられたギヤ106が、フィーダ支持台14に設けられた複数のギヤ104のうちの1つに噛み合わされる。それにより、電動モータによってギヤ104が回転させられれば、ギヤ106が回転させられるとともに、プーリ108等を介して送り歯車駆動ギヤ122が回転させられ、送り歯車80が回転させられる。上記電動モータは回転角度の制御が可能なものであり、送り歯車回転駆動装置82の駆動源を構成しており、駆動信号の制御により電動モータの回転角度が制御され、電動モータによって送り歯車駆動ギヤ122が回転させられるとともに、送り歯車駆動ギヤ122を介して送り歯車80が一定角度ずつ回転させられる。ギヤおよびプーリは回転型回転伝達部材であり、ベルトも回転伝達部材であって、ギヤ104等は、電動モータの回転を送り歯車80あるいは送り歯車駆動ギヤ122に伝達する回転伝達装置を構成している。
上記のように、テープフィーダ10の殆どの部分は、非常に幅の狭いものとすることが可能なのであるが、現時点では電動モータの薄型化に限界があり、電動モータをテープフィーダ10に設ければ、テープフィーダ10の幅方向に突出することを避け得ない。それに対し、フィーダ支持台14は電動モータを前後左右にずらして設け得る等、配置の自由度が高く、テープフィーダ10の幅に関係なく、配置することができるため、本実施例のテープフィーダ10においては電動モータがフィーダ支持台14に設けられているのであり、テープフィーダ10の薄形化を妨げることなく、容易に電動モータを設けることができる。
テープフィーダ10の幅が大きく、フィーダ支持台14への取付けに、最小取付ピッチの複数倍のピッチに対応するスペースを必要とする場合には、ギヤ106は、必要取付スペース内に位置する複数のギヤ104のうちの1つに噛み合わされ、そのギヤ104を回転駆動する電動モータにより回転駆動される。
このように電動モータがフィーダ支持台14が設けられており、送り部材駆動装置が駆動源を含むとすれば、送り歯車回転駆動装置82の構成要素の一部がフィーダ支持台14に設けられ、テープフィーダ10およびフィーダ支持台14が請求可能発明の一実施例である電子部品供給装置を構成していると考えることができるが、送り部材駆動装置は駆動源を含むことは不可欠ではなく、テープフィーダ10のみが請求可能発明の一実施例である電子部品供給装置を構成していると考えることもできる。
なお、詳細な説明は省略するが、カバーテープ剥がし装置58は、テープ化電子部品送り装置56と駆動源を共用し、送り歯車80が送り歯車回転駆動装置82により回転させられ、テープ化電子部品20が送られるとき、カバーテープ36を電子部品供給用テープ22から剥がす。
電子部品供給用テープ22は、前述のように、エンボス部26が溝66内に収容され、1対の被案内部38が案内面68上に載せられるとともに、図6に示すように、送り歯車80の、溝66内に突出させられた歯86は、隣接する2個のエンボス部26の各突部34の間に進入し、隣接する2個の歯86の間の歯溝90に突部34が入り、歯86にエンボス部26の突部34が噛み合わされる。テープ化電子部品20の歯86に係合させられた部分およびその前後の部分には、カバー130(図1参照)が被せられている。カバー130は、図7に示すように、横断面形状がコの字形を成し、長手方向の一端部である後部においてフィーダ本体50に、フィーダ本体50の幅方向に平行な軸線まわりに回動可能に取り付けられ、その前部において、フィーダ本体50に設けられた係合部材131(図1参照)が係合させられるとともに、フィーダ本体50と係合部材131との間に設けられたスプリング(図示省略)の付勢により、フィーダ本体50に係止され、テープ化電子部品20に被せられた状態に保たれる。係合部材131およびスプリングは、係止装置を構成する。カバー130には、後述する部品供給位置に対応する位置に開口(図示省略)が設けられ、電子部品24の吸着ノズル12による取出しが許容されるようにされている。カバー130にはまたスリット(図示省略)が設けられ、電子部品供給用テープ22から剥がされたカバーテープ36が外へ引き出されるようにされている。電子部品24が取り出されて凹部30が空の電子部品供給用テープ22は、そのままテープフィーダ10の前方へ送られ、排出される。
カバー130は、カバーテープ36の剥がし時における電子部品供給用テープ22のフィーダ本体50からの浮き上がりを防止する。カバー130はまた、コの字の1対の側壁部において電子部品供給用テープ22の被案内部38の側面に係合して、テープ化電子部品20の幅方向の移動を規制し、幅方向のずれを防止しつつ、テープ化電子部品20の移動を案内するとともに、コの字の底壁部において、電子部品供給用テープ22のカバーテープ36が剥がされた部分のうち、隣接するエンボス部26の間の部分を送り歯車80の歯86との間に挟み、電子部品供給用テープ22の長手方向の移動を許容しつつ、突部34の歯86との噛み合いからの外れを防止する。本実施例では、カバー130がフィーダ本体50に設けられた前記案内部62と共に案内装置132を構成している。
以上のように構成されたテープフィーダ10においてテープ化電子部品20は、送り歯車80が送り歯車回転駆動装置82によって回転させられることにより一定ピッチずつ、すなわち複数のエンボス部26の形成ピッチに等しい距離ずつ送られる。送り歯車80の歯86は、送り歯車80が回転させられるとき、図6に示すように、順次、溝66内に突出して突部34と係合し、突部34を押してテープ化電子部品20を長手方向に移動させ、隣接するエンボス部26のピッチに等しい距離ずつ送り、カバーテープ36を剥がされた凹部30のうち、電子部品24が収容された先頭の凹部30を部品供給位置に位置決めする。本実施例では、送り歯車80の回転軸線の鉛直上方の位置が部品供給位置とされており、この位置のエンボス部26の凹部30に収容された電子部品24が吸着ノズル12により吸着され、凹部30から取り出される。
このようにエンボス部26が被係合部として機能し、歯86と係合させられてテープ化電子部品20が送られるのであるが、前述のように、歯86は逆テーパ形状を有し、エンボス部26の突部34の4つの外面はいずれも裏面32および突部34の突出端面に対して直角とされているため、互いに係合する突部34と歯86との間に突部34を歯溝90から押し出す向きの力が作用することがない。突部の外面が裏面に対して、突出端ほど突部の中央側へ傾斜させられ、歯が先端ほど、送り歯車の回転方向における距離が減少する台形形状を有するのであれば、斜面の作用により突部と歯との噛み合いが外れ易いが、本突部34および歯86によれば噛み合いは外れ難く、電子部品24が小さく、突部34が裏面32からの突出高さが小さくても外れ難い。しかも、テープ化電子部品20にはカバー130が被せられ、突部34の歯86との噛み合いからの外れを防止しているため、突部34が歯86との係合から外れることがなく、テープ化電子部品20が正確に一定ピッチずつ送られる。
請求可能発明の別の実施例であるテープフィーダ150を図10に基づいて説明する。本テープフィーダ150においては、電子部品24が取り出された空の凹部30を有する電子部品供給用テープ22がテープフィーダ150の下方へ排出される。上記実施例と同じ作用を成す構成要素については同一の符号を付して対応関係を示し、説明を省略する。
本テープフィーダ150において送り歯車152は、フィーダ本体154に設けられた凹部156に回転可能に収容されるとともに、軸158によってフィーダ本体154により回転可能に支持されている。電子部品供給用テープ22は、凹部30から電子部品24が取り出されたエンボス部26の突部34も送り歯車152の歯160に噛み合わされ、フィーダ本体154に設けられた通路164を通って下方へ排出される。また、カバー166は、前記カバー130と同様にフィーダ本体154に回動可能に取り付けられるが、その自由端部である前部にはテープ押さえ部168が設けられ、送り歯車152との間に電子部品供給用テープ22を挟むようにされている。図示は省略するが、カバー166が係合部材およびスプリングを含む係止装置によってフィーダ本体154に係止され、電子部品供給用テープ22に被せられた状態に保たれることは、前記カバー130と同じであり、テープ押さえ部168は、カバー166がフィーダ本体154に係止された状態において実線で示すテープ押さえ位置に位置し、凹部156の内周面と同一円筒面内に位置する部分円筒面状のテープ押さえ面170を備えている。
電子部品供給用テープ22をテープフィーダ150にセットする場合には、カバー166を回動させ、図10に二点鎖線で示すように、テープ押さえ部168を送り歯車152から離間させて通路164を開放する。そして、電子部品供給用テープ22を、被案内部38を案内面68上に載せるとともに、エンボス部26を溝66に収容させ、突部34を歯86に係合させつつ、部品供給位置より前側の部分を通路164に挿入する。その状態でカバー166を閉じ、テープ押さえ部168を押さえ位置へ移動させれば、テープ押さえ面170が送り歯車152の歯160との間に電子部品供給用テープ22を挟み、突部34を歯86と噛み合った状態に保つ。本テープフィーダ150においては、歯86と噛み合う突部34の数が多く、送り歯車152によるテープ化電子部品20の送りがより確実に為される。
なお、本テープフィーダ150においても、送り歯車152について軸158を省略してもよい。
請求可能発明の更に別の実施例であるテープ化電子部品180を図11および図12に基づいて説明する。
テープ化電子部品180の電子部品供給用テープ182は、厚さが一定であり、長手形状を成すテープ本体184およびテープ本体184の裏面186に固着されたボトムテープ188を含む。テープ本体184には、厚さ方向に貫通して貫通穴190が一定のピッチで形成されるとともに、その一方の開口が裏面186に固着されたボトムテープ188により塞がれ、表面192に開口する複数の凹部194が一定ピッチで形成されている。電子部品供給用テープ182の複数の凹部194が設けられた部分がそれぞれ電子部品保持部を構成し、複数の電子部品保持部が長手方向に一定のピッチで設けられている。電子部品供給用テープ182の表面192にはカバーテープ196が固着され、凹部194に収容された電子部品の飛び出しが防止されている。テープ化電子部品180においてテープ本体184,ボトムテープ188およびカバーテープ196は合成樹脂製とされているが、紙製としてもよい。
電子部品供給用テープ182の隣接する凹部194の間の部分にはそれぞれ、裏面186に開口し、電子部品供給用テープ182の幅方向に平行な方向に貫通する溝200が1つずつ形成されている。溝200は、本実施例では、横断面形状が矩形を成す。溝200は、電子部品供給用テープ182の幅方向において電子部品保持部と同じ領域内に、電子部品保持部とは別に設けられているのであり、送り用被係合部としての係合凹部を構成している。
このテープ化電子部品180により電子部品を供給するテープフィーダは、例えば、その長手方向に延び、上向きの支持面ないし案内面を備え、その案内面上にテープ化電子部品180が載置されるとともにカバーが被せられ、幅方向のずれが規制されるとともに移動を案内され、浮き上がりを防止される。フィーダ本体の案内面が設けられた部分およびカバーが案内装置を構成する。また、テープフィーダは、例えば、前記送り歯車80および送り歯車回転駆動装置82と同様の送り歯車および送り歯車回転駆動装置を備え、送り歯車の突条の歯は、案内面に形成された開口からテープ化電子部品180の移動経路内に進入し、順次、凹部190に係合してテープ化電子部品180を一定ピッチで送る。
送り用被係合部は、図13に示すテープ化電子部品220のように、電子部品供給用テープ222の裏面224のみに開口する窪み状の係合凹部たる係合穴226としてもよい。本実施例では、係合穴226は三角錐状を成し、図14に示すように、送り歯車230は、その円板状の送り歯車本体232の外周面に円形断面のピン状の突部234が等間隔に突設されたものとされる。テープ化電子部品220のその他の構成は、前記テープ化電子部品180と同じである。係合穴は円錐形状としてもよい。
電子部品保持部とは別に設けられる送り用被係合部は、図15および図16に示すテープ化電子部品250のように、電子部品供給用テープ252の凹部254の間の部分を厚さ方向に貫通して形成された貫通孔256としてもよい。この場合、テープ化電子部品252の送りには、例えば、上記送り歯車230と同様の送り歯車が用いられる。
複数の電子部品供給装置を一体的に設けてもよい。図17に、複数、例えば、3つのテープフィーダ300を一体的に設けた例を概略的に示す。これらテープフィーダ300はフィーダ本体302を共用し、1つのフィーダ本体302に、3つのテープフィーダ300の各々の、フィーダ本体302を除く構成要素がそれぞれ設けられ、3つのテープ化電子部品は、図示は省略するが、長手方向が互いに平行に、かつ、フィーダ本体302の幅方向に並んで配設される。フィーダ本体302は、図示は省略するが、複数枚のプレートが重ねられて一体化されたものである。
3つの送り部材駆動装置304の各送り部材(図示省略)および送り部材を駆動する駆動部材(図示省略)は、フィーダ本体302の幅方向に並んで互いに平行に設けられるが、3つの電動モータ310はフィーダ本体302の長手方向に一列に並んで設けられている。3つの電動モータ310の駆動力はそれぞれ、回転伝達装置312により駆動部材に伝達される。3つの回転伝達装置312の各構成要素のうち、プーリ314,316およびベルト318は、フィーダ本体302の幅方向に並んで互いに平行に設けられており、電動モータ310の出力軸に設けられた駆動プーリ320と幅方向において位置を異にするプーリ314については、駆動プーリ320とは別のプーリ(図示省略),これらプーリの間に設けられたベルト322,フィーダ本体302の長手方向および幅方向における位置をそれぞれ互いに異にするプーリ324によりプーリ314に伝達される。合体された3つのテープフィーダ300のフィーダ本体302の幅は広く、電動モータ314をフィーダ本体302から突出することなく配設することができる。
なお、回転伝達装置は、ギヤを含んで構成してもよく、複数の電動モータをフィーダ本体302の長手方向および幅方向と交差する方向に並べて配置してもよい。
また、複数の電子部品供給装置を一体に設けるとともに、送り部材駆動装置の少なくとも一部が共用とされてもよい。この場合、送り部材駆動装置の駆動力の複数の送り部材への各伝達を切り換える切換装置が設けられ、複数の送り部材が選択的に駆動されるようにされる。
このようにテープフィーダ300に送り部材駆動装置の駆動源が設けられる場合、テープフィーダ300のみが電子部品供給装置を構成していると考えることもでき、フィーダ支持台もテープフィーダ300と共に電子部品供給装置を構成していると考えることもできる。
さらに、テープフィーダの幅を、駆動源たる電動モータの薄型化が可能な範囲で狭くすることとし、各テープフィーダの幅内に電動モータが収まるようにすることも可能である。この場合は、電子部品供給テープの幅を小さくしたことの効果を100%享受することはできなくなるが、比較的幅の広いテープフィーダにおいては、従来より幅を小さくすることができる。また、電子部品供給テープの材料使用量を低減できる効果は100%享受できる。
また、電子部品供給用テープの被案内部は、エンボス部列の一方の側のみに設けてもよく、あるいは省略してもよい。後者の場合、例えば、フィーダ本体に設けられた溝の底面等により構成される上向きの支持面ないし案内面にエンボス部を支持させ、エンボス部を被案内部としても機能させる。また、溝の、フィーダ本体の長手方向に平行な両側面によりエンボス部のフィーダ本体の長手方向に平行な両側面を案内させる。溝の底面,両側面がカバーと共に案内装置を構成する。カバーに溝の両側面を構成させ、エンボス部の幅方向の移動を規制させてもよい。電子部品供給用テープに被案内部が設けられる場合にも、溝の両側面によりエンボス部の幅方向の移動を規制させ、テープ化電子部品の移動を案内させてもよい。
さらに、電子部品供給用テープに電子部品保持部とは別の送り用被係合部を設ける場合、電子部品供給用テープの裏面から突出する突部を設けて送り用被係合部としてもよい。
また、エンボス部を備えた電子部品供給用テープにおいて、隣接するエンボス部の間の部分にそれぞれ被係合部を、電子部品供給用テープの幅方向において、エンボス部が設けられた領域内に少なくとも一部が位置する状態で設けてもよい。
さらに、電子部品保持部は、電子部品供給用テープに複数列設けてもよい。テープの長手方向に平行に複数列、設けるのである。この電子部品供給用テープは、複数の電子部品供給用テープが一体的に設けられたものであると考えることもできる。
また、送り歯車の係合部が、前記送り歯車80の歯86のように突条を成す場合、その長さ(送り歯車の回転軸線に平行な方向の寸法)は、電子部品供給用テープの幅より小さくしてもよく、大きくしてもよい。電子部品供給装置の幅を小さくする観点からは、電子部品供給用テープの幅以下の長さであることが望ましいが、大きくすれば、例えば、幅が異なる複数種類のテープ化電子部品の送りに対応することが容易である。
さらに、送り歯車の歯は、横断面形状が、先端ほど送り歯車の回転方向の寸法が減少する台形形状ないしテーパ形状の歯としてもよく、あるいは矩形の歯としてもよい。
さらに、送り部材の係合部は、隣接する2つの係合部が、それらの間の被係合部に接触してその被係合部を挟む状態で係合するようにすることも、係合部の、送り方向において下流側の面のみが被係合部に接触し、上流側の面と被係合部との間には隙間が残るようにしてもよい。この隙間により、例えば、電子部品保持部の大きさが異なる複数種類のテープ化電子部品を共通の送り部材によって送ることが可能となる。
また、図10に示すテープフィーダのように、電子部品供給用テープを送り歯車に巻き付け、テープフィーダの下方に凹部が空の電子部品供給用テープを排出する場合、フィーダ本体に溝66から通路164に至る部分円弧状の通路を設け、カバーは前記カバー130と同様に構成し、電子部品供給用テープ22の先端部のエンボス部26の突部34を、溝66内に突出した歯160に噛み合わせた状態で、作業者が電動モータをインチング操作して送り歯車152を回転させ、テープ化電子部品20が案内装置に案内されて送られるとともに、送り歯車152に巻き付けられるようにしてもよい。
さらに、部品供給位置を、回転型送り部材の回転軸線の鉛直上方の位置に設定すれば、係合部と被係合部との係合個所に近く、送り部材による電子部品供給テープの拘束性が高いため、電子部品保持部を精度良く部品供給位置に位置決めすることができるが、部品供給位置は、上記鉛直上方の位置から、テープ送り方向において下流側あるいは上流側へ外れた位置に設定してもよい。
請求可能発明の一実施例であるテープフィーダであって、請求可能発明に係る電子部品供給方法が実施されるテープフィーダを備えた電子部品供給システムを示す側面図である。 上記テープフィーダにおいて送られるテープ化電子部品であって、請求可能発明の一実施例であるテープ化電子部品の一部を示す平面図である。 上記テープ化電子部品を示す側面図である。 上記テープ化電子部品を凹部が形成された部分において断面にして示す側面図である。 上記テープ化電子部品を凹部が形成された部分において断面にして示す正面図である。 上記テープフィーダの送り歯車が電子部品供給用テープと噛み合わされた状態を示す側面図(一部断面)である。 上記テープフィーダを示す送り歯車が設けられた部分において断面にして示す正面図である。 上記送り歯車を示す斜視図である。 上記テープフィーダを支持するフィーダ支持台に設けられた送り歯車駆動ギヤ駆動用の歯車群を概略的に示す平面図である。 請求可能発明の別の実施例であるテープフィーダを送り歯車が設けられた部分において示す側面図(一部断面)である。 請求可能発明の別の実施例であるテープ化電子部品を示す側面断面図である。 図11に示すテープ化電子部品の電子部品供給用テープを示す斜視図である。 請求可能発明の更に別の実施例であるテープ化電子部品を示す側面断面図である。 図13に示すテープ化電子部品の送りに使用される送り歯車を示す斜視図である。 請求可能発明の更に別の実施例であるテープ化電子部品を示す側面断面図である。 図15に示すテープ化電子部品の電子部品供給用テープを示す斜視図である。 請求可能発明の更に別の実施例であるテープフィーダの送り歯車駆動装置の一部を概略的に示す平面図である。
符号の説明
10:テープフィーダ 20:テープ化電子部品 24:電子部品 26:エンボス部 28:表面 30:凹部 32:裏面 34:突部 36:カバーテープ 50:フィーダ本体 80:送り歯車 82:送り歯車回転駆動装置 86:歯 122:送り歯車駆動ギヤ 132:案内装置 150:テープフィーダ 152:送り歯車 154:フィーダ本体 160:歯 180:テープ化電子部品 182:電子部品供給用テープ 194:凹部 200:溝 220:テープ化電子部品 222:電子部品供給用テープ 226:係合穴 230:送り歯車 234:突部 250:テープ化電子部品 252:電子部品供給用テープ 254:凹部 256:貫通孔 300:テープフィーダ 302:フィーダ本体 304:送り部材駆動装置 310:電動モータ

Claims (2)

  1. 長手形状を成し、表面側に開口した凹部と裏面側に突出した突部とをそれぞれ有する複数のエンボス部を長手方向に一定ピッチで備えた電子部品供給用テープに、前記凹部の各々において電子部品を保持させて成るテープ化電子部品を長手方向に送ることにより、前記電子部品を供給する電子部品供給装置であって、
    前記テープ化電子部品を前記長手方向に移動可能に下方から支持する装置本体と、
    回転軸線まわりに回転可能であって、外周面にそれぞれ前記回転軸線に平行な方向に延びる複数の歯を備え、それら複数の歯の複数のものが前記複数の突部の複数のものに順次係合する回転型送り部材と、
    その回転型送り部材を駆動することにより、前記突部を前記長手方向に移動させる送り部材駆動装置と、
    前記電子部品供給用テープを、前記装置本体および前記回転型送り部材とは反対側から覆って、前記突部が前記歯から外れることを防止する天板部と、その天板部の前記長手方向に平行な両側縁から直角に前記装置本体側へ垂下し、前記電子部品供給用テープの両側面に接触することにより、その電子部品供給用テープの前記長手方向に直角な幅方向の移動を規制する一対の側壁部とを備え案内カバーと
    を含むことを特徴とする電子部品供給装置。
  2. 前記電子部品供給用テープが、前記複数のエンボス部の列の両側にそれぞれ形成され、前記長手方向および前記幅方向に平行な一対の被案内部を備えたものであり、前記装置本体が、その装置本体の上面に、前記長手方向に平行に延びる溝と、その溝の上向きの開口の両側に形成された一対の支持面とを備え、前記溝に前記電子部品供給用テープの前記突部を収容するとともに、前記一対の支持面によって前記電子部品供給用テープの前記一対の被案内部を支持し案内する請求項1に記載の電子部品供給装置。
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