JP4576137B2 - 顕微鏡 - Google Patents

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Description

本発明は、波面変調器を備えている顕微鏡に関する。
例えば特開平11−101942号公報は、波面変調器を備えている顕微鏡を開示している。この顕微鏡は、結像系を構成する対物レンズと中間像形成のための円筒レンズとの間にビームスプリッターが配置されており、ビームスプリッターを介して二つの反射型の波面変調器が結像系に光学的に結合されている。二つの波面変調器はビームスプリッターを間に挟んで向き合って配置されている。波面変調器とビームスプリッターの間にはそれぞれ1/4波長板が配置されている。
対物レンズからの光束は、ビームスプリッターで反射されて一方の波面変調器に入射し、そこで反射された後に今度はビームスプリッターを透過して他方の波面変調器に入射し、そこで反射された後に今度はビームスプリッターで反射されて円筒レンズに入射する。
この顕微鏡では、これらの波面変調器によって光波の波面の位相を変調することによって、対物レンズの焦点位置を光軸に沿って移動させることが可能である。また、これらの波面変調器によって波面を適当に変形させることによって、標本と試料環境による収差を補正することも可能である。また、収差補正は、結像系だけでなく、照明系にも適用可能である。
特開平11−101942号公報
顕微鏡の対物レンズを交換すると、多くの場合、対物レンズからの光束の光束径は変化する。特に倍率が大きく異なるものに交換したときは、光束径は大きく変化する。つまり、顕微鏡において、対物レンズからの光束の光束径は、対物レンズの倍率に依存している。
一方、波面変調器の各部分毎の波面の変調量(例えば可変形状ミラーの変形量や液晶波面変調器の屈折率変調量)には限界がある。このため、対物レンズの交換に起因して光束径が変化すると、波面変調器で焦点移動や適正な収差補正が困難になる可能性がある。
本発明は、このような実状を考慮して成されたものであり、その目的は、倍率が異なる複数の対物レンズに対して焦点移動と適正な収差補正が可能な顕微鏡を提供することである。
本発明の顕微鏡は、対物レンズと、対物レンズと共働して結像光学系を構成する結像レンズと、対物レンズと結像レンズの間の光路上に配置された波面変調器と、波面変調器と対物レンズの間の光路上に配置された、対物レンズからの光束の光束径を波面変調器の光学的有効径にほぼ等しくなるように変える光束径制御部とを備えている。
本発明によれば、倍率が異なる複数の対物レンズに対して焦点移動と適正な収差補正が可能な顕微鏡が提供される。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
第一実施形態
本実施形態は、透過型の波面変調器を備えた顕微鏡に向けられている。図1は本発明の第一実施形態の顕微鏡の構成を概略的に示している。
図1に示されるように、本実施形態の顕微鏡100は、対物レンズ110と、光束径制御部120と、波面変調器130と、結像レンズ140とを備えている。
本明細書において、対物レンズ110は、顕微鏡100の光軸上に配置された対物レンズを意味しており、通常は、複数の対物レンズの中から選択される。以下の説明では、対物レンズ110は、比較的低倍率の対物レンズ111と比較的高倍率の対物レンズ112のいずれかであるとする。また、図面において結像レンズと対物レンズは単レンズのように記載しているが、これらは組合せレンズで構成されていてもよいのはいうまでもない。
結像レンズ140は、対物レンズ110と共働して結像光学系を構成している。波面変調器130は、対物レンズ110と結像レンズ140の間の光路上に配置されている。光束径制御部120は、波面変調器130と対物レンズ110の間の光路上に配置されている。
波面変調器130は、光学的有効径以下の光束径の光束の波面を変調し得る。光束径制御部120は、対物レンズ110からの光束の光束径を、対物レンズ110の倍率に関係なく、ほぼ一定の光束径に変更する。より好ましくは、光束径制御部120は、対物レンズ110からの光束の光束径を、波面変調器130の光学的有効径にほぼ等しい光束径に変更する。光束径制御部120は、好ましくは、光軸に沿って移動可能な可動レンズを含むリレー光学系で構成される。
初めに対物レンズ111を用いて観察対象物の一点P1を観察するものとする。点P1からの発散光は、対物レンズ111で集光されて光束L1になる。光束L1の光束径が波面変調器130の光学的有効径とほぼ等しい場合には、光束径制御部120は光束L1の光束径を変更しないように調整される。その結果、光束L1は、光束径制御部120はそのまま通り、波面変調器130で波面変調を受け、結像レンズ140で中間像面の一点に結像される。結像レンズ140で結像された像(中間像)は、例えば、図示しない接眼レンズを通して観察される。
点P1が対物レンズ111の焦点面上にないときは、点P1からの光束L1にピントずれによる球面収差が発生している。この球面収差を波面変調器130で補正することによって、点P1が焦点面上にない場合でも点P1をほぼ無収差で観察することができる。また、波面変調器130での補正量すなわち変調量を調節することによって、収差を補正するだけでなく、観察物や対物レンズ111を光軸方向に移動させることなく、焦点面と異なる位置での観察可能がとなる。つまり、焦点移動の観察が可能となる。
ピントずれによる球面収差の波面変調器130による補正について具体的にのべる。いま、光束L1の光軸に垂直な面内で、光束L1の中心からの距離をrとする。球面収差を補正するためには、波面変調器130は中心からの距離の二乗r2に比例する形状に光束L1の波面を変調する。また、高次の球面収差まで補正するためには、波面変調器130は、さらに、r4、r6、…に比例する項を付加した形状に波面を変調する。
図2は、球面収差の補正に必要な波面の変調量すなわち波面の補正量を示している。r2、r4、r6、…の項を含むため、rが大きくなるほど、つまり、光束L1の中心から遠くなるほど、波面補正量の変化が大きくなる。
波面変調器130は、例えば、液晶セルで構成される。図3は、液晶セルで構成された球面収差の補正に適した波面変調器130の電極パターンを示している。図3に示されるように、液晶セルで構成された波面変調器130は、同中心に配置された複数のリング状電極131、132、133、134を備えている。リング状電極131、132、133、134は、中心から遠いものほど、幅が狭くなっている。
中心に位置するリング状電極131は実際には円形であるが、ここでは説明の都合上このように呼ぶことにする。その場合、リング状電極131の幅は円の半径を意味するものとする。
球面収差の補正は、リング状電極131、132、133、134にそれぞれ異なる電圧を印加して、液晶セルの屈折を、リング状電極131、132、133、134に対応する輪帯ごとに変化させることによって行なわれる。より詳しくは、中心から遠いリング状電極131、132、133、134ほど、高い電圧が印加される。リング状電極131、132、133、134は、中心から遠いものほど、幅が狭く印加電圧が高いため、液晶セルは、中心から遠い部分ほど、屈折率の変化量が大きく変化する。これによって、図2に示した波面の補正量が得られる。
次に、図1において、対物レンズ111を対物レンズ112に交換して観察対象物の一点P2を観察するものとする。点P2からの発散光は、対物レンズ112で集光されて光束L2になる。光束L2の光束径が光束L1の光束径より小さい場合には、光束径制御部120は、光束L2の光束径を光束L1の光束径とほぼ同じに変更するように調整される。その結果、光束L2は、光束径制御部120によって波面変調器130の光学的有効径とほぼ等しい光束径に拡大され、波面変調器130で波面変調を受け、結像レンズ140で中間像面の一点に結像される。結像レンズ140で結像された像(中間像)は、例えば、図示しない接眼レンズを通して観察される。
光束L2の球面収差を補正するために、光束L1と同様、光束の外周ほど中心からの距離rに対する波面補正量の変化が大きくなるように波面変調される。光束L2は光束径制御部120によって光束径が光束L1の光束径とほぼ同じ大きさに制御されているので、波面変調器130の光学的有効径の全面を利用した適正な補正が可能である。例えば、図3に示した液晶セルで構成された波面変調器130によって、光束L1の補正と同様に、光束の外周でrに対する波面補正量の変化が大きくなるように波面を変調すなわち波面を補正することができる。
このように、波面変調器130に入射する光束の光束径を光束径制御部120によって波面変調器130の光学的有効径に合うように制御することによって、倍率が異なる対物レンズに対応した光束径が異なる光束に対して、一つの波面変調器130で十分な収差補正が可能となる。なお、ここでいう収差は、焦点移動による球面収差や高次の球面収差に限るものではなく、コマ収差や非点収差も含む。先に液晶セルで構成された球面収差の補正に適した波面変調器130を図3に示したが、球面収差に加えてコマ収差や非点収差にも対応した液晶セルで構成された波面変調器は、特に図示しないが、図3と同様に複数のリング状電極を有するとともに、それらのリング状電極が、回転非対称なコマ収差や非点収差を補正するために不均等に分割された構成となっている。
次に、光束径制御部120の具体的な構成であるリレー光学系について詳しく説明する。図4は、図1において光束径制御部がリレー光学系に置き換えられた顕微鏡の構成を示している。リレー光学系120は三枚のレンズ121、122、123を備えている。可動レンズ122、123は光軸に沿って移動可能である。対物レンズ110が対物レンズ111の場合、可動レンズ122、123は実線の位置にあり、リレー光学系120は光束L1の光束径を変えずに波面変調器130に導く。次に、対物レンズ110を対物レンズ112に交換したときは、可動レンズ122、123をそれぞれ想像線の位置122’、123’に移動し、光束L2の光束径を光束L1の光束径にほぼ等しく変えて波面変調器130に導く。レンズの移動方向は光軸に平行なので、このようなリレー光学系は容易に構成可能である。
波面の変調は対物レンズ110の瞳面で行なうのが好ましい。このため、実際には、対物レンズ110の瞳面と波面変調器130は光学的な共役関係に配置される。対物レンズ110が対物レンズ111であり、可動レンズ122、123が実線の位置にあるとき、対物レンズ111の瞳面と波面変調器130が光学的に共役であるとする。このとき、リレー光学系120が対物レンズ111の瞳面と波面変調器130とを光学的な共役関係に配置する働きをしている。すなわち、図5に示されるように、対物レンズ111の瞳151はリレー光学系120によって波面変調器130上に結像されている。
次に、対物レンズ110を対物レンズ112に交換し、可動レンズ122、123を想像線の位置122’、123’に移動させると、リレー光学系120の倍率が変化するため、対物レンズ112の瞳面と波面変調器130は光学的な共役関係からずれる。対物レンズ112の瞳が対物レンズ111の瞳と同じ位置(図5の瞳151と同じ位置)にあるとすると、その像は波面変調器130からずれた位置152にできる。このずれを補償するため、レンズ121、122、123を一体的に移動させて、リレー光学系120と波面変調器130の間の光学距離(すなわちリレー光学系120の波面変調器130側のレンズ123と波面変調器130との間の光学距離)を調整する。これによって、再び、対物レンズ112の瞳面と波面変調器130を光学的な共役関係に配置することができる。すなわち、実質的に波面変調器130がリレー光学系120に対して想像線の位置130’に来るように光学距離が調整される。なお、図5は、説明の便宜上、リレー光学系120に対して波面変調器130が相対的に移動しているように図示されている。
光束径の変更に関する必要な情報は、例えば光束径制御部120内のメモリーにあらかじめ記憶させておくとよい。具体的には、あらかじめ、使用するすべての対物レンズについて、射出光束径を測定して必要な可動レンズ移動量を求めておき、その可動レンズ移動量をメモリーに記憶させておくとよい。そして、対物レンズを切り換えた際に、切り換えられた対物レンズに対応した必要な可動レンズ移動量をメモリーから選び出して可動レンズ122、123を移動させるとよい。
同様に、光束径制御部120と波面変調器130の間の光学距離の調整に関する必要な情報をあらかじめメモリーに記憶させておくとよい。具体的には、使用するすべての対物レンズについて、対物レンズの瞳面と波面変調器130を共役関係に配置するために必要なリレー光学系移動量をあらかじめメモリーに記憶させておくとよい。
波面変調器130の光学的有効径は、最大の射出光束径を与える対物レンズの射出光束径にあわせておくとよい。このようにすれば、リレー光学系120の調整は光束径を拡大する移動だけとなるので調整しやすい。
本実施形態の顕微鏡は、観察対象物や対物レンズを光軸方向に移動させることなく、焦点面からずれた任意の位置を観察することが可能である。しかも、倍率が異なる複数の対物レンズに対して一つの波面変調器で対応可能である。従って、波面変調器を適当に制御することによって、観察位置を光軸に沿って走査することも可能である。
第二実施形態
本実施形態は、反射型の波面変調器を備えた顕微鏡に向けられている。図6は、本発明の第二実施形態の顕微鏡の構成を概略的に示している。図6において、図1に示された部材と同一の参照符号で示された部材は同様の部材であり、その詳しい説明は省略する。
図6に示されるように、本実施形態の顕微鏡200は、対物レンズ110と結像レンズ140の間の光路上に、第一実施形態の透過型の波面変調器130に代えて、反射型の波面変調器230を備えている。
反射型の波面変調器230は、例えば、可変形状ミラーで構成される。可変形状ミラーには、例えば特開平11−101942号公報の図5にいくつか示されているように、静電駆動タイプや圧電駆動タイプなどがある。波面変調器230は、例えば、静電駆動タイプの可変形状ミラーで構成されてよい。
図7は、図6の波面変調器に適用可能な静電駆動タイプの可変形状ミラーの構成を概略的に示している。可変形状ミラー230は下側基板231と上側基板235で構成される。下側基板231は、例えばシリコン基板からなり、その上面に複数の分割電極232を備えている。分割電極232は、例えば、図3と同様なリング状電極で構成される。上側基板235は、枠状で、薄膜ミラー236を支持している。薄膜ミラー236は、変形可能であり、その下面に均一電極を有している。
薄膜ミラー236の電極と分割電極232との間に電圧を印加すると、両者間に静電力が発生して薄膜ミラーが変形する。分割電極232のそれぞれに適切な電圧を印加すると、図8に示されるように薄膜ミラー236をその外周での傾きが大きい形状に変形できる。これによって、光束の外周で中心からの距離rに対する波面補正量の変化が大きくなるように波面を変調すなわち波面を補正することが可能である。
図6において、光束L1と光束L2のどちらも同じ光束径で可変形状ミラー230に入射する。従って、光束L1と光束L2のどちらにも、光束の外周で中心からの距離rに対する波面補正量の変化が大きくなるように波面を変調すなわち波面を補正することが可能である。
本実施形態は、第一実施形態と同様の利点を有する。また、前述の液晶セルで構成された波面変調器では、波長によって屈折率が異なるため色収差が発生する場合がある。これに対して、可変形状ミラーは色収差を発生させない。従って、本実施形態は色収差の発生を抑制することができる。また、可変形状ミラーは、液晶セルよりも、波面の変調速度が速い。従って、本実施形態は、第一実施形態よりも波面の変調を高速で行なうことができる。
第三実施形態
本実施形態は、光束径測定部を備えた顕微鏡に向けられている。図9は、本発明の第三実施形態の顕微鏡の構成を概略的に示している。より詳しくは、図9は、図4の構成に対して光束径測定部が付加された構成を示している。図9において、図4に示された部材と同一の参照符号で示された部材は同様の部材であり、その詳しい説明は省略する。
図9に示されるように、本実施形態の顕微鏡300は、図4の構成に対して、光束径測定部350が付加されている。光束径測定部350は、ビームスプリッター360とCCDカメラユニット370とを備えている。ビームスプリッター360は、リレー光学系120と波面変調器130の間の光路上に配置されている。CCDカメラユニット370は、ビームスプリッター360によって分岐された光路上に配置されている。
本実施形態の顕微鏡300では、リレー光学系120から波面変調器130に向かう光束は、ビームスプリッター360によって一部が分岐されて、CCDカメラユニット370に入射する。CCDカメラユニット370は、入射する光束の光束径を測定する。リレー光学系120の可動レンズ122、123は、CCDカメラユニット370で測定された光束の光束径が波面変調器130の光学的有効径にほぼ等しくなるように移動される。
さらに、可動レンズ122、123の移動量からリレー光学系120の倍率変化が求められる。求められた倍率変化に基づいて、対物レンズ110の瞳面と波面変調器130とが共役関係に配置されるように、リレー光学系120と波面変調器130の間の光学距離が調整される。
本実施形態は、第一実施形態と同様の利点を有する。さらに、本実施形態は、あらかじめ対物レンズごとに射出光束を測定しておくことなく、リレー光学系120の可動レンズ122、123を移動させることができる。
本発明は、ひとつには、顕微鏡に向けられており、以下の各項に列記する顕微鏡を含んでいる。
1. 本発明の顕微鏡は、対物レンズと、対物レンズと共働して結像光学系を構成する結像レンズと、対物レンズと結像レンズの間の光路上に配置された波面変調器と、波面変調器と対物レンズの間の光路上に配置された、対物レンズからの光束の光束径をほぼ一定の光束径に変更する波面変調器とを備えている。
対物レンズからの光束の光束径は、対物レンズの倍率に依存して変る。従って、対物レンズが倍率が異なるものに交換された際には、対物レンズからの光束の光束径は変る。光束径制御部は、対物レンズからの光束の光束径をほぼ一定の光束径に変更する。従って、波面変調器には、対物レンズの倍率に関係なく、ほぼ一定の光束径の光束が入射する。このため、対物レンズの倍率に関係なく、焦点移動と適正な収差補正を行なうことができる。
2. 本発明の別の顕微鏡は、第1項の顕微鏡において、光束径制御部は、対物レンズからの光束の光束径を、波面変調器の光学的有効径にほぼ等しい光束径に変更する。
波面変調器には、波面変調器の光学的有効径にほぼ等しい光束径の光束が入射する。このため、焦点移動と適正な収差補正を効率良く行なうことができる。
3. 本発明の別の顕微鏡は、第1項の顕微鏡において、光束径制御部は、結像光学系の光軸に沿って移動可能な可動レンズを含むリレー光学系を備えている。
リレー光学系は、可動レンズの移動方向が光軸に平行であるため、容易に構成可能である。
4. 本発明の別の顕微鏡は、第3項の顕微鏡において、リレー光学系と波面変調器の間の光学距離が調整可能である。
どの対物レンズに対しても、波面変調器を実質的に対物レンズの瞳面上に配置することができる。すなわち、対物レンズの瞳面と波面変調器を共役関係に配置することができる。
5. 本発明の別の顕微鏡は、第4項の顕微鏡において、光束径の変更に関する必要な情報を記憶しておくメモリーをさらに備えている。
光束径制御部は、対物レンズが切り換えられた際に、必要な情報をメモリーから読み出し、それに基づいて光束径を変更する。
6. 本発明の別の顕微鏡は、第5項の顕微鏡において、メモリーには、使用するすべての対物レンズについて、必要な可動レンズ移動量が記憶される。
光束径制御部は、対物レンズが切り換えられた際に、必要な可動レンズ移動量のデータをメモリーから選び出し、それに基づいて可動レンズを移動させる。
7. 本発明の別の顕微鏡は、第5項の顕微鏡において、メモリーには、リレー光学系と波面変調器の間の光学距離の調整に関する必要な情報が記憶される。
対物レンズが切り換えられた際に、メモリーに記憶されている情報に基づいて光束径制御部と波面変調器の間の光学距離が調整される。
8. 本発明の別の顕微鏡は、第7項の顕微鏡において、メモリーには、対物レンズの瞳面と波面変調器を共役関係に配置するために必要なリレー光学系移動量が記憶される。
光束径制御部は、対物レンズが切り換えられた際に、必要なリレー光学系移動量のデータをメモリーから選び出してリレー光学系を移動させる。
9. 本発明の別の顕微鏡は、第1項の顕微鏡において、波面変調器が可変形状ミラーで構成されている。
色収差の発生を抑えることができるとともに、波面を高速に変調することができる。
10. 本発明の別の顕微鏡は、第1項の顕微鏡において、光束径測定部をさらに備えており、光束径制御部は光束径測定部による測定結果に基づいて対物レンズからの光束の光束径を変える。
光束径制御部は、あらかじめ対物レンズごとに射出光束径を測定しておくことなく、対物レンズからの光束の光束径を変えることができる。
本発明の第一実施形態の顕微鏡の構成を概略的に示している。 球面収差の補正に必要な波面の変調量すなわち波面の補正量を示している。 液晶セルで構成された球面収差の補正に適した波面変調器の電極パターンを示している。 図1において光束径制御部がリレー光学系に置き換えられた顕微鏡の構成を示している。 図4に示された対物レンズとリレー光学系と波面変調器の相互間の好適な位置関係を示している。 本発明の第二実施形態の顕微鏡の構成を概略的に示している。 図6の波面変調器に適用可能な静電駆動タイプの可変形状ミラーの構成を概略的に示している。 球面収差の補正のために変形された図7の可変形状ミラーの薄膜ミラーの断面形状を概略的に示している。 本発明の第三実施形態の顕微鏡の構成を概略的に示している。
符号の説明
100…顕微鏡、110…対物レンズ、111…対物レンズ、112…対物レンズ、120…光束径制御部(リレー光学系)、121…レンズ、122、123…可動レンズ、130…波面変調器、131、132、133、134…リング状電極、140…結像レンズ、200…顕微鏡、230…波面変調器(可変形状ミラー)、231…下側基板、232…分割電極、235…上側基板、236…薄膜ミラー、300…顕微鏡、350…光束径測定部、360…ビームスプリッター、370…CCDカメラユニット。

Claims (10)

  1. 対物レンズと、
    対物レンズと共働して結像光学系を構成する結像レンズと、
    対物レンズと結像レンズの間の光路上に配置された波面変調器と、
    波面変調器と対物レンズの間の光路上に配置された、対物レンズからの光束の光束径をほぼ一定の光束径に変更する光束径制御部とを備えている、顕微鏡。
  2. 光束径制御部は、対物レンズからの光束の光束径を、波面変調器の光学的有効径にほぼ等しい光束径に変更する、請求項1に記載の顕微鏡。
  3. 光束径制御部は、結像光学系の光軸に沿って移動可能な可動レンズを含むリレー光学系を備えている、請求項1に記載の顕微鏡。
  4. リレー光学系と波面変調器の間の光学距離が調整可能である、請求項3に記載の顕微鏡。
  5. 光束径の変更に関する必要な情報を記憶しておくメモリーをさらに備えている、請求項4に記載の顕微鏡。
  6. メモリーには、使用するすべての対物レンズについて、必要な可動レンズ移動量が記憶される、請求項5に記載の顕微鏡。
  7. メモリーには、リレー光学系と波面変調器の間の光学距離の調整に関する必要な情報が記憶される、請求項5に記載の顕微鏡。
  8. メモリーには、対物レンズの瞳面と波面変調器を共役関係に配置するために必要なリレー光学系移動量が記憶される、請求項7に記載の顕微鏡。
  9. 波面変調器が可変形状ミラーで構成されている、請求項1に記載の顕微鏡。
  10. 光束径測定部をさらに備えており、光束径制御部は光束径測定部による測定結果に基づいて対物レンズからの光束の光束径を変える、請求項1に記載の顕微鏡。
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