JP2020154138A - 画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】拡大画像をユーザに提示可能な画像表示装置を提供すること。【解決手段】本技術の画像表示装置は、第1のレンズ部と、第2のレンズ部と、マイクロレンズアレイとを有する。上記第2のレンズ部は、上記第1のレンズ部に対して偏心して対向する。上記マイクロレンズアレイは、上記第1及び第2のレンズ部に基づく第1の共役位置に配置される。【選択図】図1

Description

本技術は、画像表示装置に関する。
近年、ヘッドマウントディスプレイ等の頭部装着式のディスプレイに、像の画角を拡大可能な光学系を適用する技術が提案されている。例えば特許文献1には、透過型表示素子と接眼光学系の間に入射面又は射出面を拡散面とした拡散光学素子が配置され、この拡散光学素子の拡散面が接眼光学系の像面湾曲に沿った形状を有する光学系が記載されている。
上記光学系においては、透過型表示素子上の画像が、拡散光学素子により接眼光学系の像面湾曲を補償する表示画像に変換されるため、これを拡大観察する接眼光学系に像面湾曲があっても、全画角にわたってボケのない高解像度の画像が観察できるとしている。
特開平06−319092号公報
このように、ヘッドマウントディスプレイ等の頭部装着式ディスプレイにおいて、拡大画像をユーザに提示する技術が求められている。
本技術は以上のような事情に鑑み、例えば、拡大画像をユーザに提示可能な画像表示装置を提供するものである。
上記課題を解決するため、本技術の一形態に係る画像表示装置は、第1のレンズ部と、第2のレンズ部と、マイクロレンズアレイとを有する。
上記第2のレンズ部は、上記第1のレンズ部に対して偏心して対向する。
上記マイクロレンズアレイは、上記第1及び第2のレンズ部に基づく第1の共役位置に配置される。
上記第1及び第2のレンズ部に基づく上記第1の共役位置とは異なる第2の共役位置に、ユーザの眼が置かれてもよい。
上記マイクロレンズアレイに向かって光を出射する光出射部をさらに具備し、
上記光出射部は、上記マイクロレンズアレイに入射する光を制御してもよい。
上記光出射部は、光の出射位置又は出射方向を変更することによって、上記マイクロレンズアレイに入射する光を制御してもよい。
上記光出射部は、空間光変調器又はマイクロディスプレイであって、上記マイクロレンズアレイに入射する光の出射位置を変更してもよい。
上記光出射部は、MEMSアレイであって、上記マイクロレンズアレイに入射する光の出射方向を変更してもよい。
上記光出射部は、上記マイクロレンズアレイにより屈折して平行光となるように、上記マイクロレンズアレイに入射する光を制御してもよい。
上記第2のレンズ部は、上記第1のレンズ部により屈折した光を発散光に変換してもよい。
上記光出射部は、上記マイクロレンズアレイにより屈折して収束光となるように、上記マイクロレンズアレイに入射する光を制御してもよい。
上記第2のレンズ部は、上記第1のレンズ部により屈折した光を略平行光に変換してもよい。
上記マイクロレンズアレイと上記光出射部との間において、上記マイクロレンズアレイに入射する光を制限する絞りをさらに具備してもよい。
上記絞りは開口部を有し、上記開口部の配置に基づいて、上記マイクロレンズアレイに入射する光を制限してもよい。
上記第1のレンズ部は、透過型又は反射型のホログラムレンズであり、
上記第2のレンズ部は、反射型のホログラムレンズであってもよい。
上記マイクロレンズアレイは、複数のレンズを有し、
上記光出射部は、上記複数のレンズ各々に対応する領域を複数有し、上記領域毎に光の出力量を異ならせてもよい。
上記第2のレンズ部は、上記ユーザの眼から上記第1のレンズ部よりも離れた位置に配置されてもよい。
上記第1及び第2のレンズ部は、中心軸を有し、
上記第1のレンズ部の中心軸は、上記ユーザの眼から上記第2のレンズ部の中心軸よりも離れた位置に配置されてもよい。
上記第1のレンズ部は、透過型又は反射型の偏心レンズであり、
上記第2のレンズ部は、反射型の偏心レンズであってもよい。
本技術の第1の実施形態に係る画像表示装置の光学系の構成例を簡略的に示す模式図である。 上記光学系の光線追跡結果を示す模式図である。 上記光学系の光線追跡結果を示す模式図である。 上記光学系の光線追跡結果を示す模式図である。 上記光学系の光線追跡結果を示す模式図である。 上記第1の実施形態の変形例に係る画像表示装置の光学系の構成例を簡略的に示す模式図である。 本技術の第2の実施形態に係る画像表示装置の光学系の光線追跡結果を示す図である。 上記第2の実施形態の変形例に係る画像表示装置の光学系の構成例を簡略的に示す模式図である。 上記変形例に係る画像表示装置の光学系の構成例を簡略的に示す模式図である。 本技術の第3の実施形態に係る画像表示装置の光学系の光線追跡結果を示す図である。 上記第3の実施形態の変形例に係る画像表示装置の光学系の構成例を簡略的に示す模式図である。
以下、図面を参照しながら、本技術の実施形態を説明する。
<第1の実施形態>
[画像表示装置の構成]
図1は、本技術の実施形態に係る画像表示装置の光学系の構成例を簡略的に示す模式図であり、当該光学系における光線追跡結果を示す図である。画像表示装置100は、図1に示すように、光源10と、集光レンズ20と、SLM(空間光変調器:Spatial Light Modulator)30と、第1の絞り40と、マイクロレンズアレイ50と、第2の絞り60と、第1レンズ部70と、第2レンズ部80とを有する。なお、図1に示すX,Y及びZ軸は相互に直交する3軸方向であり、以下の図においても共通である。
光源10は、典型的にはレーザーのようなコヒーレント光を照射するものであるがこれに限られず、例えば点光源であってもよく、コリメートされた光源であってもよい。光源10の光は集光レンズ20に向かって照射される。
集光レンズ20は、光源10から照射された光を集光させるためのレンズである。集光レンズ20により集光された光は、SLM30に向かって照射される。集光レンズ20は、単レンズであってもよく、組み合わせレンズであってもよい。集光レンズ20は、SLM30よりも光の入射側において光源10と対向するように配置される。
SLM30は、光源10からの光の空間的な分布(振幅、位相、偏光など)を、電気的に制御することによって光を変調させるデバイスである。SLM30によって変調され、出射された光は、マイクロレンズアレイ50に入射する。SLM30は、特許請求の範囲の「光出射部」の一例である。
SLM30は、集光レンズ20から照射された光を回折させる。これにより発生した回折光は、マイクロレンズアレイ50に向かって出射する。本実施形態のSLM30は、典型的には透過型の空間光変調器であるがこれに限られず、例えば反射型の空間光変調器であってもよい。
第1の絞り40は、SLM30により回折された回折光の光量を調整する遮蔽物であり、SLM30とマイクロレンズアレイ50との間に設けられる。第1の絞り40は、SLM30からの回折光の通過を許容する開口(アパーチャ)H1,H2,H3を有する(図2参照)。開口H1,H2,H3は、互いに所定の間隔をあけて第1の絞り40に設けられる。
第1の絞り40は、SLM30により回折された回折光のうちマイクロレンズアレイ50に入射する光を制限する。これにより、SLM30により再生される再生像(ホログラム像)の乱れが抑制される。
マイクロレンズアレイ50は、第1の絞り40と第2の絞り60との間に設けられ、第1レンズ部70及び第2レンズ部80に基づく共役位置K1(SLM30により回折された回折光が第1レンズ部70に向かって出射される位置)に配置される。共役位置K1は、特許請求の範囲の「第1の共役位置」の一例である。マイクロレンズアレイ50は、一軸方向に沿って配置された複数の凸レンズ50aからなる。なお、上記の「共役」とは、任意な関係にある両者を入れ換えてもその関係が変化しないことを意味し、「共役位置」は当該両位置を指す。これは、以下の説明においても同義である。
凸レンズ50aは、第1レンズ部70側に所定の曲率半径の曲面を持ち、光源10側に当該曲率半径よりも小さい曲率半径の曲面を持つ。
凸レンズ50aは、典型的には両凸レンズであるがこれに限られず、例えば平凸レンズ又は凸メニスカスレンズであってもよい。凸レンズ50aは、例えば、ガラス、プラスチック、石英又は蛍石からなるものであってもよいが、これらの材料に限定されない。
凸レンズ50aの数は特に限定されないが、レンズ数が少なすぎると光線本数が少なくなって再生像の視認性が悪くなり、レンズ数が多すぎると凸レンズ50aの曲率半径が極小になることでレンズ製造時の設計誤差による再生像の劣化を招くおそれがあるため、例えば5個以上50個以下が好ましい。この場合、凸レンズ50aの配列方向に直交するZ軸方向における凸レンズ50aの配列数は5列以上50列以下が好ましい。凸レンズ50aは、SLM30に表示された干渉縞により回折された回折光を屈折させ、第1レンズ部70に導く機能を有する。
第2の絞り60は、マイクロレンズアレイ50により屈折した回折光の光量を調整する遮蔽物であり、第1レンズ部70とマイクロレンズアレイ50との間に配置される。第2の絞り60は、マイクロレンズアレイ50(凸レンズ50a)の第1レンズ部70側の表面近傍の位置に配置される。
第2の絞り60は、マイクロレンズアレイ50からの屈折光の通過を許容する開口(アパーチャ)を有する。この開口は、複数の凸レンズ50aの配列方向に所定の間隔をあけて、第2の絞り60に複数設けられる。なお、第2の絞り60は必要に応じて省略されてもよい。
第1レンズ部70は、マイクロレンズアレイ50により屈折した回折光を収束させるレンズである。第1レンズ部70は、中心軸X1を有する。この中心軸X1は、第1レンズ部70の長手方向中央を通る第1レンズ部70の軸心である。
第1レンズ部70は、第2レンズ部80よりも光の入射側において、第2レンズ部80に対して偏心して対向するように配置される。なお当該偏心とは、第1レンズ部70の中心軸X1と後述する第2レンズ部80の中心軸X2とが同軸上に位置しないこと意味する。
ここで、本実施形態では、中心軸X1及び光源10は、第2レンズ部80の中心軸X2よりもユーザの眼から離れた位置に配置される。ここで、第1の絞り40、マイクロレンズアレイ50及び第2の絞り60は、中心軸X1上に配置されてもよい。
第1レンズ部70は、凸レンズ50aにより屈折した回折光をさらに屈折させ、当該回折光を第2レンズ部80との間において結像させる。これにより、像面S1上に結像点P1,P2,P3が形成される。ここで、像面S1は、ユーザの網膜であるS3と互いに共役な関係にある。
ここで、本実施形態では、第1レンズ部70によって形成される結像点P2を中心として、第1レンズ部70と第2レンズ部80とが互いに点対象な関係にある。
第1レンズ部70は、透過型の偏心凸レンズであることが好ましい。これにより、図1に示すように、光源10をユーザの眼が置かれる側に配置することができ、画像表示装置100が例えばヘッドマウントディスプレイ(以下、HMD)等のアイウェアに適用された場合に、後述の図6に示す構成と比較して当該アイウェアの装置構成のコンパクト化を図ることができる。
第1レンズ部70は典型的には透過型の偏心凸レンズであるがこれに限られず、例えば、透過型又は反射型のホログラムレンズであってもよく、回折レンズであってもよい。なお、上述の「偏心」とは、第1レンズ部70の中心軸X1と結像点P2とのズレを意味する。
第1レンズ部70は、例えば、ガラス、プラスチック、石英又は蛍石からなるものであってもよいが、これらの材料に限定されない。
本実施形態の第1レンズ部70は、例えば、SLM30に表示された干渉縞により回折された回折光の色分散や、第2のレンズ部80によって生じる回折光の色分散を補正する機能を有する。これにより、ユーザに提示される再生像(ホログラム像)の画質劣化が抑制される。
第2レンズ部80は、図1に示すように、ユーザの眼と所定の間隔をあけて対向するように配置される。第2レンズ部80は、中心軸X2を有する。この中心軸X2は、第2レンズ部80の長手方向中央を通る第2レンズ部80の軸心である。
本実施形態では、第2レンズ部80は、第1レンズ部70よりもユーザの眼から離れた位置に配置されてもよい。この場合、ユーザの眼は、第1レンズ部70及び第2レンズ部80に基づいた、共役位置K1とは異なる共役位置K2(第2レンズ部80により反射された回折光がユーザの眼に入射する位置)に配置される。共役位置K2は、特許請求の範囲の「第2の共役位置」の一例である。第2レンズ部80とユーザの眼との間隔は、例えば、15mm以上50mm以下である。
第2レンズ部80は、第1レンズ部70により屈折し、結像点P1,P2,P3で結像する回折光を略平行光に変換する。これにより、ユーザの眼の網膜S3上に結像点P4,P5,P6が形成される。結像点P4,5,P6と結像点P1,P2,P3はそれぞれ共役な関係にある。
第2レンズ部80は、典型的には反射型の偏心凸レンズであるがこれに限られず、例えば反射型のホログラムレンズであってもよく、回折レンズであってもよい。なお、当該偏心とは、第2レンズ部80の中心軸X2と結像点P2とのズレを意味する。
第2レンズ部80は、例えば、ガラス、プラスチック、石英又は蛍石からなるものであってもよいが、これらの材料に限定されない。
本実施形態の第2レンズ部80は、第1レンズ部70が偏心していることに起因した収差を補正する機能を有する。これにより、第1レンズ部70による偏心収差が第2レンズ部80によりキャンセルされ、収差の少ない拡大光学系が実現される。
以上、画像表示装置100の光学系の構成例を簡略的に示した。上記の各構成要件は、汎用的な部材を用いて構成されてもよいし、各構成要件の機能に特化した部材により構成されてもよい。かかる構成は、実施する時々の技術レベルに応じて適宜変更され得る。
[画像表示装置の動作]
次に、画像表示装置100の光学系の動作について適宜図面を参照しながら説明する。
先ず、光源10から照射された光が集光レンズ20に集光され、この集光された光がSLM30に照射される。SLM30に照射された光は、その一部がSLM30に表示された干渉縞により回折し、マイクロレンズアレイ50に向かって入射する。
この際、複数の凸レンズ50a各々に対応するSLM30の領域30a,30b,30c毎に、光源10に照射される光の強度分布(強度比)が異なっていてもよい。これにより、各領域30a,30b,30cにおいて回折される回折光の強度分布の均一化を図ることができ、光量ムラ及び輝度の低下を少なくすることができる。なお、以降の説明では、SLM30により回折された回折光を説明の便宜上、光線r1,r2,r3とする。
マイクロレンズアレイ50に向かって直進する光線r1,r2,r3は、第1の絞り40によって、第1の絞り40に設けられた各開口H1,H2,H3内において焦点F1を結び、凸レンズ50aを通過して焦点F2をさらに結ぶ(図2参照)。
ここで、凸レンズ50aは、光源10側に所定の曲率半径の曲面を持ち、第1レンズ部70側に当該曲率半径よりも大きい曲率半径の曲面を持つことから、凸レンズ50aにより屈折する光線r1,r3のなす角θ2は、凸レンズ50aに入射する光線r1,r3のなす角θ1よりも大きくなる。
これにより、焦点F2の焦点距離(凸レンズ50aと焦点F2との間の距離)は焦点F1の焦点距離(SLM30と焦点F1との間の距離)よりも短くなる。従って、光線r1,r3は、マイクロレンズアレイ50が無い場合と比較してSLM30からより離間した位置で像を結ぶこととなり、当該像の画角が焦点F1における像よりも大幅に拡大される。即ち、SLM30により描画された画像の画角がマイクロレンズアレイ50により拡大された拡大画像がユーザに提示される。
図2〜図5は画像表示装置100の光学系の光線追跡結果を示す図であり、図2,図4は当該光学系のマイクロレンズアレイ50周辺を拡大して示す模式図である。また、図3,図5は、上記光学系の第1及び第2レンズ部70,80周辺の構成例を示す模式図である。
(光線制御について)
・制御例1
SLM30は、所定の角度成分の光線r1,r2,r3のみが第1の絞り40の開口H1,H2,H3を通過するように光線r1,r2,r3の出射位置を制御可能に構成される。ここで、本実施形態のSLM30は、図2に示すように、マイクロレンズアレイ50により屈折した後で平行光となる光線r1,r3と、凸レンズ50aの中心を平行のまま通過する光線r2のみが開口H1,H2,H3を通過するように光線r1,r2,r3を制御する。
これにより、マイクロレンズアレイ50により屈折した光線r1,r3とマイクロレンズアレイ50を通過した光線r2は、図3に示すように、第1レンズ部70により無限遠の位置に投影される。そして、第1レンズ部70に対して無限遠の位置に投影された光線r1,r2,r3は、第1レンズ部70により屈折し、像面S1よりも第2レンズ部80に近い位置において像を結ぶ。制御例1では、像面S1よりも第2レンズ部80に近い位置で結像点P1,P2,P3が形成されるように、第1レンズ部70の焦点距離が設定される。なお、この像面S1とは、第1レンズ部70により屈折し、第2のレンズ部80により略平行光に変換される光線r1,r2,r3が結像する結像点を結ぶ仮想面であり、以降の説明においても同様である。
ここで、SLM30が光線r1,r2,r3を制御例1のように制御する場合、結像点P1,P2,P3の形成位置が像面S1よりも第2のレンズ部80に近くなり、第2レンズ部80によりユーザの眼に反射される光線r1,r2,r3は、略平行光ではなく発散光となってユーザの眼に届けられる。これにより、ユーザの眼に対して有限遠の位置(例えば第2レンズ部80から1m程度離間した位置)に虚像が投影される像面S2が仮想的に形成される。
・制御例2
さらに、本実施形態のSLM30は、図4に示すように、マイクロレンズアレイ50により屈折された後に収束光となる光線r1,r2,r3のみが開口H1,H2,H3を通過するように光線r1,r2,r3を制御することもできる。
具体的には、例えば、画像表示装置100の光学系におけるマイクロレンズアレイ50周辺の構成が図4に示す構成の場合、SLM30は、同図に示すように、開口H1を通過する光線r2,r3の光線軌道を左側から内側にかけて移動させ、開口H2を通過する光線r1,r3の光線軌道を内側に移動させる。さらに、SLM30は、開口H3を通過する光線r1,r2の光線軌道を右側から内側にかけて移動させる。
これにより、マイクロレンズアレイ50により屈折した光線r1,r2,r3は、第1レンズ部70により有限遠の位置に投影される。そして、第1レンズ部70に対して有限遠の位置に投影された光線r1,r2,r3は、第1レンズ部70により屈折し、像面S1上において像を結ぶ。制御例2では、像面S1上で結像点P1,P2,P3が形成されるように、光線r1,r2,r3が投影される投影距離(図5に示す第1レンズ部70からの有限遠の距離D)が設定される。
つまり、SLM30が光線r1,r2,r3を制御例2のように制御する場合、結像点P1,P2,P3の形成位置が図3に示す位置から第1レンズ部70側に移動し、図5に示すように、結像点P1,P2,P3と像面S1とが一致する。これにより、第2レンズ部80によりユーザの眼に反射される光線r1,r2,r3は、第2レンズ部80により略平行光に変換されてユーザの眼に届けられる。従って、ユーザの眼に対して無限遠の位置(例えば第2レンズ部80から10m程度離間した位置)に虚像が投影される像面S2が仮想的に形成される。
以上のことから、本実施形態のSLM30は、光線r1,r2,r3を制御することによって、第1レンズ70と第2レンズ部80との間における結像点P1,P2,P3の形成位置を移動させることができる。即ち、SLM30は、ユーザに提示される虚像の虚像距離を任意の位置とすることができる。
なお、上記の制御例1,2では、SLM30が結像点P1,P2,P3の全てを移動させることを前提として説明したがこれに限られず、SLM30は、結像点P1,P2,P3各々の形成位置をそれぞれ異ならせてもよい。これにより、例えば、像面S2に投影される虚像の奥行が表現され、当該虚像の3次元像を得ることができる。これは、眼の輻輳運動と焦点調節の機能のアンバランスを意味する所謂「輻輳と調節の矛盾」を解決可能とするものである。
[変形例]
第1の実施形態では、SLM30によってマイクロレンズアレイ50に入射する回折光が制御されるがこれに限られず、例えば、第1の絞り40の各開口H1,H2,H3の口径、または、各開口H1,H2,H3の配置に基づき、マイクロレンズアレイ50に入射する回折光が制限されてもよい。この場合、例えば第1の絞り40に形成される開口H1,H2,H3の配置を、マイクロレンズアレイ50により屈折された後に平行光又は収束光となる光線r1,r2,r3のみを通過させる位置とすることによって、ユーザに提示される虚像の虚像距離を任意の位置とすることができる。
図6は、第1の実施形態の変形例に係る画像表示装置の光学系の構成例を簡略的に示す模式図である。画像表示装置100の光学系においては、第1レンズ部70は透過型の偏心凸レンズであるがこれに限られず、例えば図6に示すように、反射型の偏心凸レンズであってもよい。なお、図6では、図1と同様の構成については同様の符号を付し、その説明を省略する。
<第2の実施形態>
図7は、本技術の第2の実施形態に係る画像表示装置の光学系の光線追跡結果を示す図であり、この光学系のマイクロレンズアレイ50周辺を拡大して示す図である。以下、第1の実施形態と同様の構成については図示を省略するか、当該構成については同様の符号を付しその説明を省略する。
[画像表示装置の構成]
本技術の第2の実施形態では、上記第1の実施形態の光源10及びSLM30に代えて、マイクロディスプレイ90が採用される点で第1の実施形態と異なる、この構成により、マイクロディスプレイ90の大きさ相当の光線幅を持つ光学エンジンが実現される。マイクロディスプレイ90は、特許請求の範囲の「光出射部」の一例である。
マイクロディスプレイ90は、例えば所定のピクセル以上の解像度を有する1インチ未満の超小型ディスプレイである。マイクロディスプレイ90は、自発光型のマイクロディスプレイであってもよく、光源ブロック付きの透過型又は反射型のマイクロディスプレイであってもよい。なお、以降の説明では、マイクロディスプレイ90から出射された光を説明の便宜上、光線r4〜r7とする。
[画像表示装置の動作]
マイクロディスプレイ90は、図7に示すように、画素Gの表示位置を変更することによって、各画素Gに対応する光の光線軌道をそれぞれ制御可能に構成される。従って、本実施形態のマイクロディスプレイ90は、マイクロレンズアレイ50により屈折された後に平行光又は収束光となる光線r4,r5,r6,r7のみが開口Hを通過するように各光線r4,r5,r6,r7の出射位置を制御することができる。
これにより、各光線r4,r5,r6,r7は、マイクロディスプレイ90により上述の第1の実施形態と同様に制御されることによって(段落[0062]〜[0068])、マイクロディスプレイ90は、第1の実施形態と同様の作用効果(段落[0069])を奏する。
[変形例]
図8,9は、第2の実施形態の変形例に係る画像表示装置の光学系の構成例を簡略的に示す模式図である。第2の実施形態の画像表示装置の光学系においては、図8に示すように、プリズムアレイ120を有する構成であってもよい。プリズムアレイ120は、マイクロディスプレイ90から出射された光をマイクロレンズアレイ50に向かって反射させる。この構成により、マイクロレンズアレイ50の凸レンズ50a毎の輝度ムラが抑制される。
また、第2の実施形態の画像表示装置の光学系においては、第1及び第2レンズ部70,80がホログラムレンズである場合に、マイクロディスプレイ90は、複数の凸レンズ50a各々に対応する各領域90a,90b,90c,90d,90e毎に、光の出力量が異なっていてもよい。
これにより、例えば領域90a〜90eのなかで、領域90cから出射された光が最も第1レンズ部70又は第2レンズ部80に反射される場合に、領域90cより領域90a,90b,90d,90eにおける光の出力量を上げることによって、領域90a,90b,90d,90eに対応する第1レンズ部70又は第2レンズ部80の反射効率を補い、第1レンズ部70又は第2レンズ部80により反射される光の強度分布の均一化を図ることができる。
<第3の実施形態>
図10は、本技術の第3の実施形態に係る画像表示装置の光学系の光線追跡結果を示す図であり、この光学系のマイクロレンズアレイ50周辺を拡大して示す図である。以下、第1の実施形態と同様の構成については図示を省略するか、当該構成については同様の符号を付しその説明を省略する。
[画像表示装置の構成]
本技術の第3の実施形態では、上記第1の実施形態のSLM30に代えて、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)アレイ110が採用される点で、第1の実施形態と異なる。この構成により、光の利用効率が向上するだけではなく、MEMS111の走査可能な範囲(回動範囲)を拡大することによって画角がより拡大された像が得られる。MEMSアレイ110は、特許請求の範囲の「光出射部」の一例である。
MEMSアレイ110は、複数の凸レンズ50a各々に対応するMEMS111を有する。MEMS111は、例えば、半導体のシリコン基板、ガラス基板又は有機材料等に、各種センサ、アクチュエータ又は電子回路等が搭載されMEMSミラーである。
本実施形態のMEMSアレイ110は、規則的に配列された複数のMEMS111から構成され、図10に示すように、MEMS111をZ軸周りに回動可能に構成される。なお以降の説明では、光源10から出射された光を説明の便宜上、光線r8〜r11とする。
[画像表示装置の動作]
MEMSアレイ110は、図10に示すように、MEMS111をZ軸周りに回動させることによって、各MEMS111に対応する光線r8,r9,r10,r11の光線軌道をそれぞれ制御可能に構成される。従って、本実施形態のMEMSアレイ110は、光線r8,r9,r10,r11がマイクロレンズアレイ50により屈折された後に平行光又は収束光となるように、各光線r8,r9,r10,r11の出射方向を制御することができる。
これにより、各光線r8,r9,r10,r11は、MEMSアレイ110により上述の第1の実施形態と同様に制御されることによって(段落[0062]〜[0068])、MEMSアレイ110は、第1の実施形態と同様の作用効果(段落[0069])を奏する。
[変形例]
図11は、第3の実施形態の変形例に係る画像表示装置の光学系の構成例を簡略的に示す模式図である。第3の実施形態の画像表示装置の光学系においては、図11に示すように、SLM30に代えて、MEMS111及びプリズムアレイ120を有する構成であってもよい。プリズムアレイ120は、MEMS111により反射された光源10由来の光をマイクロレンズアレイ50に向かってさらに反射させる。この構成により、例えば光線幅が拡大されるという効果が得られる。
<補足>
以上、本技術の実施形態について説明したが、本技術は上述の第1〜第3の実施形態に限定されるものではなく種々変更を加え得ることは勿論である。
また本技術の画像表示装置は典型的にはHMD等のアイウェアに適用されるがこれに限られず、画像を表示することが可能な種々の装置に適用されてもよい。
さらに、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
以上、添付図面を参照しながら本技術の好適な実施形態について詳細に説明したが、本技術はかかる例に限定されない。本技術の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本技術の技術的範囲に属するものと了解される。
なお、本技術は以下のような構成もとることができる。
(1)
第1のレンズ部と、
上記第1のレンズ部に対して偏心して対向する第2のレンズ部と、
上記第1及び第2のレンズ部に基づく第1の共役位置に配置されるマイクロレンズアレイと
を具備する画像表示装置。
(2)
上記(1)に記載の画像表示装置であって、
上記第1及び第2のレンズ部に基づく上記第1の共役位置とは異なる第2の共役位置に、ユーザの眼が置かれる
画像表示装置。
(3)
上記(1)又は(2)に記載の画像表示装置であって、
上記マイクロレンズアレイに向かって光を出射する光出射部をさらに具備し、
上記光出射部は、上記マイクロレンズアレイに入射する光を制御する
画像表示装置。
(4)
上記(3)に記載の画像表示装置であって、
上記光出射部は、光の出射位置又は出射方向を変更することによって、上記マイクロレンズアレイに入射する光を制御する
画像表示装置。
(5)
上記(3)又は(4)に記載の画像表示装置であって、
上記光出射部は、空間光変調器又はマイクロディスプレイであって、上記マイクロレンズアレイに入射する光の出射位置を変更する
画像表示装置。
(6)
上記(3)又は(4)に記載の画像表示装置であって、
上記光出射部は、MEMSアレイであって、上記マイクロレンズアレイに入射する光の出射方向を変更する
画像表示装置。
(7)
上記(3)から(6)のいずれか1つに記載の画像表示装置であって、
上記光出射部は、上記マイクロレンズアレイにより屈折して平行光となるように、上記マイクロレンズアレイに入射する光を制御する
画像表示装置。
(8)
上記(3)から(7)のいずれか1つに記載の画像表示装置であって、
上記第2のレンズ部は、上記第1のレンズ部により屈折した光を発散光に変換する
画像表示装置。
(9)
上記(3)から(8)のいずれか1つに記載の画像表示装置であって、
上記光出射部は、上記マイクロレンズアレイにより屈折して収束光となるように、上記マイクロレンズアレイに入射する光を制御する
画像表示装置。
(10)
上記(3)から(9)のいずれか1つに記載の画像表示装置であって、
上記第2のレンズ部は、上記第1のレンズ部により屈折した光を略平行光に変換する
画像表示装置。
(11)
上記(3)から(10)のいずれか1つに記載の画像表示装置であって、
上記マイクロレンズアレイと上記光出射部との間において、上記マイクロレンズアレイに入射する光を制限する絞りをさらに具備する画像表示装置。
(12)
上記(11)に記載の画像表示装置であって、
上記絞りは開口部を有し、上記開口部の配置に基づいて、上記マイクロレンズアレイに入射する光を制限する
画像表示装置。
(13)
上記(3)から(12)のいずれか1つに記載の画像表示装置であって、
上記第1のレンズ部は、透過型又は反射型のホログラムレンズであり、
上記第2のレンズ部は、反射型のホログラムレンズである
画像表示装置。
(14)
上記(13)に記載の画像表示装置であって、
上記マイクロレンズアレイは、複数のレンズを有し、
上記光出射部は、上記複数のレンズ各々に対応する領域を複数有し、上記領域毎に光の出力量を異ならせる
画像表示装置。
(15)
上記(2)から(14)のいずれか1つに記載の画像表示装置であって、
上記第2のレンズ部は、上記ユーザの眼から上記第1のレンズ部よりも離れた位置に配置される
画像表示装置。
(16)
上記(2)から(15)のいずれか1つに記載の画像表示装置であって、
上記第1及び第2のレンズ部は、中心軸を有し、
上記第1のレンズ部の中心軸は、上記ユーザの眼から上記第2のレンズ部の中心軸よりも離れた位置に配置される
画像表示装置。
(17)
上記(1)から(16)のいずれか1つに記載の画像表示装置であって、
上記第1のレンズ部は、透過型又は反射型の偏心レンズであり、
上記第2のレンズ部は、反射型の偏心レンズである
画像表示装置。
光源・・・10
集光レンズ・・・20
SLM(空間光変調器)・・・30
第1の絞り・・・40
マイクロレンズアレイ・・・50
凸レンズ・・・50a
第2の絞り・・・60
第1レンズ部・・・70
第2レンズ部・・・80
マイクロディスプレイ・・・90
画像表示装置・・・100
MEMSアレイ・・・110

Claims (17)

  1. 第1のレンズ部と、
    前記第1のレンズ部に対して偏心して対向する第2のレンズ部と、
    前記第1及び第2のレンズ部に基づく第1の共役位置に配置されるマイクロレンズアレイと
    を具備する画像表示装置。
  2. 請求項1に記載の画像表示装置であって、
    前記第1及び第2のレンズ部に基づく前記第1の共役位置とは異なる第2の共役位置に、ユーザの眼が置かれる
    画像表示装置。
  3. 請求項2に記載の画像表示装置であって、
    前記マイクロレンズアレイに向かって光を出射する光出射部をさらに具備し、
    前記光出射部は、前記マイクロレンズアレイに入射する光を制御する
    画像表示装置。
  4. 請求項3に記載の画像表示装置であって、
    前記光出射部は、光の出射位置又は出射方向を変更することによって、前記マイクロレンズアレイに入射する光を制御する
    画像表示装置。
  5. 請求項4に記載の画像表示装置であって、
    前記光出射部は、空間光変調器又はマイクロディスプレイであって、前記マイクロレンズアレイに入射する光の出射位置を変更する
    画像表示装置。
  6. 請求項4に記載の画像表示装置であって、
    前記光出射部は、MEMSアレイであって、前記マイクロレンズアレイに入射する光の出射方向を変更する
    画像表示装置。
  7. 請求項3に記載の画像表示装置であって、
    前記光出射部は、前記マイクロレンズアレイにより屈折して平行光となるように、前記マイクロレンズアレイに入射する光を制御する
    画像表示装置。
  8. 請求項7に記載の画像表示装置であって、
    前記第2のレンズ部は、前記第1のレンズ部により屈折した光を発散光に変換する
    画像表示装置。
  9. 請求項3に記載の画像表示装置であって、
    前記光出射部は、前記マイクロレンズアレイにより屈折して収束光となるように、前記マイクロレンズアレイに入射する光を制御する
    画像表示装置。
  10. 請求項9に記載の画像表示装置であって、
    前記第2のレンズ部は、前記第1のレンズ部により屈折した光を略平行光に変換する
    画像表示装置。
  11. 請求項3に記載の画像表示装置であって、
    前記マイクロレンズアレイと前記光出射部との間において、前記マイクロレンズアレイに入射する光を制限する絞りをさらに具備する画像表示装置。
  12. 請求項11に記載の画像表示装置であって、
    前記絞りは開口部を有し、前記開口部の配置に基づいて、前記マイクロレンズアレイに入射する光を制限する
    画像表示装置。
  13. 請求項3に記載の画像表示装置であって、
    前記第1のレンズ部は、透過型又は反射型のホログラムレンズであり、
    前記第2のレンズ部は、反射型のホログラムレンズである
    画像表示装置。
  14. 請求項13に記載の画像表示装置であって、
    前記マイクロレンズアレイは、複数のレンズを有し、
    前記光出射部は、前記複数のレンズ各々に対応する領域を複数有し、前記領域毎に光の出力量を異ならせる
    画像表示装置。
  15. 請求項2に記載の画像表示装置であって、
    前記第2のレンズ部は、前記ユーザの眼から前記第1のレンズ部よりも離れた位置に配置される
    画像表示装置。
  16. 請求項2に記載の画像表示装置であって、
    前記第1及び第2のレンズ部は、中心軸を有し、
    前記第1のレンズ部の中心軸は、前記ユーザの眼から前記第2のレンズ部の中心軸よりも離れた位置に配置される
    画像表示装置。
  17. 請求項1に記載の画像表示装置であって、
    前記第1のレンズ部は、透過型又は反射型の偏心レンズであり、
    前記第2のレンズ部は、反射型の偏心レンズである
    画像表示装置。
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