JP4575232B2 - 鋼材の錆防止方法 - Google Patents
鋼材の錆防止方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4575232B2 JP4575232B2 JP2005133038A JP2005133038A JP4575232B2 JP 4575232 B2 JP4575232 B2 JP 4575232B2 JP 2005133038 A JP2005133038 A JP 2005133038A JP 2005133038 A JP2005133038 A JP 2005133038A JP 4575232 B2 JP4575232 B2 JP 4575232B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rust
- rust preventive
- mass
- undercoat
- steel material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
Description
前記防錆添加剤は、有機酸、アミン、モリブデン酸ソーダおよび亜硝酸ソーダからなる群から選ばれる一種または二種以上であることが好ましく、
前記粘度調整剤は、アクリル酸および/またはメタクリル酸、を単量体単位として有する重合体あるいは共重合体のアンモニウム塩またはアミン塩であることが好ましく、
前記アクリル系樹脂は、単量体混合物全体を100質量%として、メタクリル酸エステル50〜80質量%、アクリル酸エステル20〜50質量%を含有する単量体混合物を重合して得られる重合体であることが好ましい。
前記添加剤は、ナトリウムスルフォネート、バリウムスルフォネート、カルシウムスルフォネート、アビエチン酸ビスマス、ナフテン酸コバルトおよびナフテン酸鉛からなる群から選ばれる一種または二種以上であることが好ましい。
本発明の鋼材の錆防止方法においては、鋼板、鋼管等の鋼材を、鋳造、圧延、熱処理等の過程を経て製造した直後に、下塗り用防錆剤が塗布される。
鋼材に下塗り用防錆剤を塗布し、この下塗り用防錆剤が乾燥して形成された防錆被膜上に、ステンシルが付与される。ここで、ステンシルとは、品質検査をクリアした鋼材に対して、その鋼材の製造者(製造社名等)、規格、寸法、重量等を表示する印刷をいう。
下塗り用防錆剤からなる防錆被膜にステンシルが付与された後、この上には、上塗り用防錆剤が塗布される。
石油系炭化水素の沸点範囲を、120〜200℃とし、
上塗り用防錆剤の粘度を、30〜100(mPa・秒、25℃)とし、
アルキド樹脂の配合量を、48〜65%とし、
添加剤の配合量を、3.5質量%とする。
以下の表1および表2に示す各成分を有する試料1〜8および比較試料1〜4の下塗り用防錆剤を調整した。なお、各成分の配合量は質量%である。
樹脂(A):メタクリル酸メチルおよびアクリル酸ブチルの共重合体(共重合比(モル比)=70:30(メタクリル酸メチル:アクリル酸ブチル))、
樹脂(B):メタクリル酸メチル、アクリル酸ブチルおよびスチレンの共重合体(共重合比(モル比)=45:45:10(メタクリル酸メチル:アクリル酸ブチル:スチレン))、
樹脂(C):メタクリル酸メチル、メタクリル酸シクロヘキシルおよびアクリル酸ブチルの共重合体(共重合比(モル比)=35:38:27(メタクリル酸メチル:メタクリル酸シクロヘキシル:アクリル酸ブチル))、
防錆添加剤(B):カプリル酸(30質量%)、トリエタノールアミン(70質量%)の混合物、
防錆添加剤(C):ドデカ二酸(25質量%)、トリエタノールアミン(50質量%)、モリブデン酸Na(25質量%)の混合物、
防錆添加剤(D):亜硝酸Na(100質量%)、
防錆添加剤(E):トリエタノールアミン(50質量%)およびモリブデン酸Na(50質量%)の混合物、
防錆添加剤(F):モノイソプロパノールアミン(70質量%)および亜硝酸Na(30質量%)の混合物、
造膜助剤:エチレングリコールモノ2−エチルヘキシルエーテル
以下の表3および表4に示す各成分を有する試料9〜11および比較試料5〜6の上塗り用防錆剤を調整した。なお、各成分の配合量は、質量%である。
熱間圧延されたままの外径178mm、肉厚10.4mmの鋼管から150mm×100mmに切り出したサンプルに、表5に示す下塗り用防錆剤をスプレー塗布し、乾燥後に以下に示す水濡れ性評価、およびリン酸処理による被膜劣化評価を行った。
続いてサンプルにセルロース樹脂系の塗料を型板を用いてスプレーしてステンシルを行った。ステンシル後、表5に示す上塗り用防錆剤を塗布し、屋外にて180日間保管した後に塗布面の錆び発生状況を確認し、以下に示す錆発生・ステンシル判別評価を行った。
実施例と同様にして、表5に示す下塗り用防錆剤をスプレー塗布し、乾燥後に以下に示す水濡れ性評価、およびリン酸処理による被膜劣化評価を行った。続いて、同様にステンシルを行って、表5に示す上塗り用防錆剤を塗布し、屋外にて180日間保管した後に塗布面の錆び発生状況を確認し、以下に示す錆発生・ステンシル判別評価を行った。
なお、比較例1および比較例8においては、上塗り用防錆剤は塗布しなかった。また、比較例9および比較例10においては、下塗り用防錆剤は塗布しなかった。
以下の評価方法により評価を行った。評価結果を表5に示す。
(水濡れ性評価)
水濡れ性は、上記各実施例等において、下塗り防錆剤を塗布、乾燥後に、これに水をかけて、目視により評価した。
上記各実施例等において、下塗り防錆剤を塗布、乾燥後のサンプルの半分に市販のアルカリ脱脂剤で脱脂後、市販のリン酸塩を定められた濃度に調整して化成処理(温度80℃で5分間浸漬)を行った。その後、屋外にて30日間保管後、リン酸処理部分と未処理部分を目視にて比較し、リン酸処理部分の錆の発生有無を調査することで、リン酸による皮膜劣化の有無を評価した。なお、比較例9および10においては、下塗り防錆剤を塗布していないので、この評価は行っていない。
目視にてステンシルの印字が鮮明であるかどうかを判断した。
上塗り用防錆剤を塗布し、屋外にて180日間保管した後に塗布面の錆び発生状況を確認し、以下の基準により錆発生・ステンシル判別評価を行った。
◎:ほとんど錆は発生せず、ステンシルは明瞭のままであった。
○:極薄くあるいは僅かに点錆が発生し、ステンシル明瞭のままであった。
△:10〜50%程度錆が発生し、ステンシル判別がやや困難であった。
×:50%以上錆びが発生し、ステンシル判別が困難であった。
本発明の錆防止方法を適用した場合(実施例1〜15)においては、すべての評価項目において良好な結果を示した。これに対して、比較例1〜10の方法においては、鋼材を防錆することができなかった。
Claims (6)
- 防錆添加剤を含有するアクリル系樹脂エマルションを下塗り用防錆剤として塗布する工程、
前記下塗り用防錆剤が乾燥した後にステンシルを付与する工程、および
上塗り用防錆剤として、添加剤を配合したアルキド樹脂溶液を塗布する工程
を有し、
前記防錆添加剤が、炭素数6〜12の飽和または不飽和の脂肪族モノカルボン酸あるいは脂肪族ジカルボン酸、安息香酸、アミン、モリブデン酸ソーダおよび亜硝酸ソーダからなる群から選ばれる一種または二種以上である、
鋼材の錆防止方法。 - 前記下塗り用防錆剤が、下塗り用防錆剤全体を100質量%として、
前記防錆添加剤を0.1〜4.0質量%、前記粘度調整剤を0〜5.0質量%、アクリル系樹脂を20〜50質量%を含有し、残部が水で構成されるアクリル系エマルションであり、
前記粘度調整剤が、アクリル酸および/またはメタクリル酸、を単量体単位として有する重合体あるいは共重合体のアンモニウム塩またはアミン塩であり、
前記アクリル系樹脂が、単量体混合物全体を100質量%として、メタクリル酸エステル50〜80質量%、アクリル酸エステル20〜50質量%を含有する単量体混合物を重合して得られる重合体である、請求項1に記載の鋼材の錆防止方法。 - 前記下塗り用防錆剤が、下塗り用防錆剤全体を100質量%として、さらに造膜助剤を0.1〜5質量%含む、請求項1または2に記載の鋼材の錆防止方法。
- 前記上塗り用防錆剤が、上塗り用防錆剤全体を100質量%として、
前記添加剤を0.1〜10.0質量%、アルキド樹脂を30〜70質量%、石油系炭化水素を28〜68質量%含有するアルキド樹脂溶液であって、
前記添加剤が、ナトリウムスルフォネート、バリウムスルフォネート、カルシウムスルフォネート、アビエチン酸ビスマス、ナフテン酸コバルトおよびナフテン酸鉛からなる群から選ばれる一種または二種以上である、請求項1〜3のいずれかに記載の鋼材の錆防止方法。 - 下塗り用防錆剤を塗布する際の鋼材の温度が15〜99℃であり、上塗り用防錆剤を塗布する際の鋼材の温度が0〜100℃である、請求項1〜4のいずれかに記載の鋼材の錆防止方法。
- 下塗り用防錆剤中のアクリル系樹脂が、単量体混合物全体を100質量%として、メタクリル酸エステル50〜79質量%、アクリル酸エステル20〜49質量%、スチレン1〜20質量%を含有する単量体混合物を重合して得られる重合体である、請求項1〜5のいずれかに記載の鋼材の錆防止方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005133038A JP4575232B2 (ja) | 2005-03-31 | 2005-03-31 | 鋼材の錆防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005133038A JP4575232B2 (ja) | 2005-03-31 | 2005-03-31 | 鋼材の錆防止方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006281186A JP2006281186A (ja) | 2006-10-19 |
JP4575232B2 true JP4575232B2 (ja) | 2010-11-04 |
Family
ID=37403638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005133038A Expired - Fee Related JP4575232B2 (ja) | 2005-03-31 | 2005-03-31 | 鋼材の錆防止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4575232B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101824957B1 (ko) * | 2016-05-25 | 2018-02-02 | 조관식 | 더덕 진액을 함유한 친환경 고접착성 방청코팅제 및 이의 제조방법 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101559573B1 (ko) * | 2014-12-01 | 2015-10-15 | 수암이엔씨 주식회사 | 기능성 강재 도장용 조성물 및 그를 이용한 강재의 도장방법 |
KR101760643B1 (ko) | 2017-05-23 | 2017-07-24 | 이경호 | 금속 강재의 표면처리 방법 |
JP6574973B1 (ja) * | 2018-10-09 | 2019-09-18 | サイデン化学株式会社 | 金属表面処理用樹脂エマルション、金属表面処理剤、表面処理金属材及びその製造方法、並びに樹脂エマルションの製造方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0230394B2 (ja) * | 1982-06-16 | 1990-07-05 | Nitsushin Seiko Kk | Yosetsuseitosokohan |
JPS61107981A (ja) * | 1984-10-31 | 1986-05-26 | Mitsubishi Yuka Fine Chem Co Ltd | 防食塗膜を形成する方法 |
JPH08267655A (ja) * | 1995-03-30 | 1996-10-15 | Kawasaki Steel Corp | 耐食性、耐指紋性に優れた塗装鋼板 |
JP3167886B2 (ja) * | 1995-05-26 | 2001-05-21 | 住友金属工業株式会社 | ステンシル耐ダメージ性に優れた被覆鋼管とその製造法 |
-
2005
- 2005-03-31 JP JP2005133038A patent/JP4575232B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101824957B1 (ko) * | 2016-05-25 | 2018-02-02 | 조관식 | 더덕 진액을 함유한 친환경 고접착성 방청코팅제 및 이의 제조방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006281186A (ja) | 2006-10-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN101240141B (zh) | 一种水性防锈剂 | |
KR102016910B1 (ko) | 전자 강판 및 전자 강판의 제조 방법 | |
JP6242349B2 (ja) | 改良された腐食保護を提供する、水性コーティング、組成物およびその方法 | |
JP2008038123A (ja) | 防錆ワックス組成物 | |
JP4575232B2 (ja) | 鋼材の錆防止方法 | |
US5614268A (en) | Coating composition | |
TWI500740B (zh) | 防銹劑組合物及防銹方法 | |
CN108624191B (zh) | 一种钢板用绿色防锈预处理成膜液 | |
JP6495221B2 (ja) | 封孔処理剤 | |
KR100949830B1 (ko) | 녹고정제 조성물 | |
JP2012188481A (ja) | 塗料組成物、および該塗料組成物が塗装された金属製容器 | |
JP4406334B2 (ja) | 気化性防錆紙用防錆剤組成物 | |
JPH0641472A (ja) | 金属防食剤 | |
JP2017503878A (ja) | 防錆コーティング中の硬化天然油 | |
US20220325138A1 (en) | Water reducible wax coating | |
CN111197167B (zh) | 一种流体气相膜防锈材料 | |
JP2001240889A (ja) | 防錆性に優れた潤滑処理鋼材とそのための被覆組成物 | |
KR101044370B1 (ko) | 강관 방청용 수지 조성물 및 이를 이용한 강관의 방청 방법 | |
JP2004124192A (ja) | 水性防錆剤組成物 | |
JP2917422B2 (ja) | エマルジョン型防錆ワックス | |
JP2007326995A (ja) | ノンクロム水性防錆剤組成物 | |
JP2023163138A (ja) | 防錆剤 | |
CN114438500A (zh) | 环保型乳化防锈液及其制备方法 | |
WO2020118468A1 (zh) | 一种新型石油科研仪器用保护防锈剂 | |
CN117050625A (zh) | 一种碳纳米管的水性锈转化涂料及其制备方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071113 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100426 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100506 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100705 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100803 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100819 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4575232 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827 Year of fee payment: 3 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |