JP4574304B2 - 注出栓 - Google Patents

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Description

本発明は、容器の口部に装着される注出栓に関するものであり、部品点数を削減するとともに組み立て作業の簡素化を図ろうとするものである。
容器の口部に装着される注出栓は、不正な開封を防ぎ、流量調節機能を付加して内容物の大量流出を防止するとともに開封時の飛びはねを回避する観点から、近年、ソースや食用油、醤油、飲料等を入れる容器等に多用されている(特許文献1参照)。
実用新案登録第2548506号公報
ところで、上記従来の注出栓は、構造が複雑で部品点数も増加する傾向にあって、製造コストの上昇が避けられない状況にあった。
本発明の課題は、パーツ数を削減するとともに簡易な組み立てを実現して製造コストの軽減を図ることができる新規な注出栓を提案するところにある。
本発明は、容器の内部につながる開口を有し該容器の口部に嵌合保持されるベースと、このベースにヒンジを介して反転可能に連結し、該ヒンジを基点とする反転動作にてベースの開口を密封する閉塞板とを備え、
前記ベースに、内容物の注出流量を調整する緩衝壁を一体成形し、
前記閉塞板に、該閉塞板の反転動作によって揺動端を前記ベースの開口の内壁部分でアンダーカット係合する脚部を設けるとともに、環状に形成した薄肉部の内側部分をプルリングにより引きちぎって注出開口を形成する破断予定線を設け、
前記プルリングを、前記ヒンジ側の前記内側部分の縁部において立設した支柱に設けたことを特徴とする注出栓である。
また、本発明は、容器の内部につながる開口を有し該容器の口部に嵌合保持されるベースと、このベースにヒンジを介して反転可能に連結し、該ヒンジを基点とする反転動作にてベースの開口を密封する閉塞板とを備え、
前記ベースに、前記開口とは別に内容物の注出時に空気を置換する孔部を一体成形し、
前記閉塞板に、該閉塞板の反転動作によって揺動端を前記ベースの開口の内壁部分でアンダーカット係合する脚部を設けるとともに、環状に形成した薄肉部の内側部分をプルリングにより引きちぎって注出開口を形成する破断予定線を設け、
前記プルリングを、前記ヒンジ側の前記内側部分の縁部において立設した支柱に設けたことを特徴とする注出栓であり、前記ベースの開口には、内容物の注出流量を調整する緩衝壁を一体成形することができる。
また、緩衝壁は、メッシュにて構成することができる。
ベースと閉塞板とをヒンジを介して連結したので、1パーツのみで注出栓を構成できる。
注出栓の組み立ては、ヒンジを基点にして閉塞板を反転させて該閉塞板の揺動端をアンダーカットの如き係合手段を用いてベースに締結するだけでよいので、組み込みに要する手間がかからない。
以下、図面を用いて本発明をより具体的に説明する。
図1は本発明にしたがう注出栓の組み立て前における断面図であり、図2は容器の口部に装着した状態の断面図である。
図1、2における1は容器の口部にアンダーカット(又はねじ)係合によって嵌合保持されるベースである。このベース1は容器の内部につながる開口1aを有している。開口1aの上部には後述の脚部2aの膨出部がアンダーカット係合する突出部が周方向に伸びるように環状又は断続的に形成されている。
また、2は注出筒を有する例で示した閉塞板である。この閉塞板2はヒンジhを介してベース1に一体的に連結するもので、該ヒンジhを基点に閉塞板2を反転させて該閉塞板から垂下するその脚部2aをベース1の開口1aの内壁部分でアンダーカット係合させることで該開口1aを密封する。上掲脚部2aは、環状に形成されてもよいし、脚部2aの弾性変形を容易とするよう縦方向にスリット等を形成したものとしてもよい。
また、3は閉塞板2上面の注出筒内側に立設した支柱Sに形成されたプルリングであり、閉塞板2の脚部2aの内側に環状に設けた薄肉部2bを破断予定線としてその内側部分2cをプルリング3にて引きちぎることによって注出開口を形成する。
さらに、4はベース1に一体的に設けられた緩衝壁である。この緩衝壁4には複数の孔(メッシュ)4aが設けられていて、容器内の内容物が緩衝壁4を通過することで流量調整(注出速度を低下させる)を行い、スムーズに流れるようにするとともに、開封時の内容物の飛びはねを防止する。
上記の構成になる注出栓は、カバーキャップ5を除いて単一の金型を用いて一体成形できるもので、部品点数が少なくてすむ。
注出栓の組み立ては、ヒンジhを基点にして閉塞板2を反転させてその揺動端を熱融着、アンダーカットあるいは接着剤等の接合手段によってベース1に固定するだけでよいので、効率的な製造が可能になる(ヒンジhの部分についても熱融着させることができる)。
図3に注出開口を通して容器内の内容物を注出している状態を示す。
図4は本発明に好適な注出栓の参考例の外観斜視図である。上記の例では、プルリング3にて閉塞板2を引きちぎることによって注出開口を形成する構成のものについて示したが、本発明では、図示のように閉塞板2と一体になる注出ノズル6を設けるようにしてもよい。
容器に充填する内容物として例えばウスターソース等、比較的粘度の低いものを充填する容器については、図5に示すように、内容物を通す開口7と空気置換用の筒体(孔部)8を設けることもでき、この場合もベース1との一体化が可能となる。また、開口7には、図1から図3に示したような緩衝壁4を一体に形成することも可能である。
図6及び図7は、緩衝壁4に係わる他の実施の形態を示したものである。
図6の実施例は、ベース1の開口1a底部から下方に向けて縮径する側壁部9を形成し該側壁部9の下端に底壁部10を設け、側壁部9に内容物が流通する開口9aを複数箇所形成したものである。この構成の注出栓は、内容物の注出時に内容物が底壁部10に当接し、側壁部9の側へ迂回することにより流量調整及び開封時の内容物の飛び跳ねを防止する。
図7の実施例は、ベース1の開口1aから斜め下向きに伸びる複数のフィン11を形成し、内容物を各フィン11の間の隙間を通して注出する構造ものであり、このような構成を採用することでも流量調整と開封時の内容物の飛び跳ねが防止される。
流量調整機構は、上掲各実施例に限定されるものではなく、公知の各構造の採用が可能であり、図5に示した空気置換用の筒体8との併設を妨げるものでもない。
部品点数が少なく、組み立ての簡単な注出栓が提供できる。
本発明にしたがう注出栓の実施の形態を示した図である。 図1に示した注出栓を容器の口部に装着した状態を示した図である。 図1に示した注出栓を使用して内容物を注出している状態を示した図である。 本発明に好適な参考例を示した図である。 本発明にしたがう注出栓のさらに他の実施の形態を示した図である。 本発明にしたがう注出栓に形成される緩衝壁の他の実施の形態を示した図である。 本発明にしたがう注出栓に形成される緩衝壁のさらに他の実施の形態を示した図である。
符号の説明
1 ベース
1a 開口
2 閉塞板
2a 脚部
2b 薄肉部
3 プルリング
4 緩衝壁
5 カバーキャップ
6 注出ノズル
7 開口
8 筒体
9 側壁部
10 底壁部
11 フィン
h ヒンジ

Claims (4)

  1. 容器の内部につながる開口を有し該容器の口部に嵌合保持されるベースと、このベースにヒンジを介して反転可能に連結し、該ヒンジを基点とする反転動作にてベースの開口を密封する閉塞板とを備え、
    前記ベースに、内容物の注出流量を調整する緩衝壁を一体成形し、
    前記閉塞板に、該閉塞板の反転動作によって揺動端を前記ベースの開口の内壁部分でアンダーカット係合する脚部を設けるとともに、環状に形成した薄肉部の内側部分をプルリングにより引きちぎって注出開口を形成する破断予定線を設け、
    前記プルリングを、前記ヒンジ側の前記内側部分の縁部において立設した支柱に設けたことを特徴とする注出栓。
  2. 容器の内部につながる開口を有し該容器の口部に嵌合保持されるベースと、このベースにヒンジを介して反転可能に連結し、該ヒンジを基点とする反転動作にてベースの開口を密封する閉塞板とを備え、
    前記ベースに、前記開口とは別に内容物の注出時に空気を置換する孔部を一体成形し、
    前記閉塞板に、該閉塞板の反転動作によって揺動端を前記ベースの開口の内壁部分でアンダーカット係合する脚部を設けるとともに、環状に形成した薄肉部の内側部分をプルリングにより引きちぎって注出開口を形成する破断予定線を設け、
    前記プルリングを、前記ヒンジ側の前記内側部分の縁部において立設した支柱に設けたことを特徴とする注出栓。
  3. 前記ベース開口に、内容物の注出流量を調整する緩衝壁を一体成形してなる、請求項2記載の注出栓。
  4. 前記緩衝壁が、メッシュからなる、請求項1又は3記載の注出栓。
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