JP4574224B2 - リニアモータ - Google Patents

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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K41/00Propulsion systems in which a rigid body is moved along a path due to dynamo-electric interaction between the body and a magnetic field travelling along the path
    • H02K41/02Linear motors; Sectional motors
    • H02K41/03Synchronous motors; Motors moving step by step; Reluctance motors

Description

本発明は、リニアモータに関するものである。
特開2001−286122号公報(特許文献1)には、永久磁石ロッドからなる可動子と電機子からなる固定子とを有するリニアモータが示されている。永久磁石ロッドは、導磁性を有するシャフトと外周面全体に同じ極性の磁極が現れるように着磁された複数の永久磁石がシャフトの軸線方向に交互に異なる極性の磁極が並ぶようにシャフトに対して配置されてなる永久磁石列とを備えている。電機子は、電機子コアと永久磁石ロッドの周方向に環状に巻かれた複数の励磁巻線とを有している。電機子コアは、ヨークを構成する筒状のヨーク構成部と筒状の磁極面形成部と両者を連結する環状の連結部とを有する分割コアが励磁巻線を間に挟むように組み合わされて構成されている。
特開2001−286122号公報
しかしながら、従来のリニアモータでは、筒状のヨーク構成部を形成しなければならず、電機子コアの形状が複雑になった。また、分割コアをケイ素鉄材料に削り出し加工を施して形成している。そのため、電機子コアの製造コストが高くなる上、渦電流による鉄損が大きくなる。また、設計の自由度が低いという問題があった。
本発明の目的は、筒状のヨーク構成部を必要としないリニアモータを提供することにある。
本発明の他の目的は、電機子コアの製造コストを低くし、鉄損を少なくして、しかも、設計の自由度を高くできるリニアモータを提供することにある。
本発明のリニアモータは、第1のユニットと第2のユニットとからなり、第1のユニット及び第2のユニットの一方が可動子となり他方が固定子となるように第1のユニット及び第2のユニットが構成されている。第1のユニットは、導磁性を有するシャフトと外周面全体に同じ極性の磁極が現れるように着磁された複数の永久磁石がシャフトの軸線方向に交互に異なる極性の磁極が並ぶようにシャフトに対して配置されてなる永久磁石列とを備えた複数本の永久磁石ロッドと、所定の間隔を開けて平行に並んだ複数本の永久磁石ロッドを支持するロッド支持体とから構成されている。第2のユニットは、複数本の永久磁石ロッドがそれぞれ緩く貫通する複数個の貫通孔を備えた単位コアと、複数本の永久磁石ロッドに対応して設けられ且つ巻線導体が環状に巻かれて形成されて内部空間を1本の永久磁石ロッドが緩く貫通する複数個の励磁巻線からなる巻線セットとが、軸線方向に交互に並ぶように配置されて構成されている。そして、複数個の励磁巻線を励磁することにより可動子が固定子に対して軸線方向に移動するように、複数本の永久磁石ロッドのそれぞれの永久磁石列の電気角で見た位置のずれと、複数本の永久磁石ロッドが貫通する巻線セットの複数個の励磁巻線の電気角で見た励磁位相のずれとが定められている。本発明のリニアモータでは、励磁巻線によって発生した磁束は、複数本の永久磁石ロッドと単位コアとを通って環流する。そのため、従来のような筒状のヨーク構成部を設ける必要がないリニアモータを得ることができ、コアの形成が容易になる。
2n本(nは自然数)の永久磁石ロッドを備えるリニアモータでは、2n個の貫通孔を備えた単位コアと、2n個の励磁巻線からなる巻線セットとを備えている。この場合、2n本の永久磁石ロッドのうちn本の永久磁石ロッドの永久磁石列と残りのn本の永久磁石ロッドの永久磁石列とは、電気角で180°位置がずれるように配置し、n本の永久磁石ロッドが貫通する巻線セットのn個の励磁巻線と残りのn本の永久磁石ロッドが貫通する巻線セットのn個の励磁巻線とが、電気角で180°ずれた状態で励磁することができる。このようにすれば、各単位コアに永久磁石を周回するように構成された磁極(一方の貫通孔を囲む内周面)に現れる極性ともう一方の磁極(他方の貫通孔を囲む内周面)に現れる極性を反対にし、永久磁石の軸線方向に並べられた各単位コアの磁極に現れる極性を永久磁石の位置関係に合わせた適切な極性を発生させることによって、軸方向に推力を発生させることができる。そして、巻線セットの励磁巻線によって発生した磁束は、2n本の永久磁石ロッドと励磁巻線の両側に位置する単位コアとを通って環流する。このリニアモータでは、永久磁石ロッドとコアユニットを増減させることによって、推力を増減させることが容易にでき、設計を自由度を高めることができる。
第1のユニットが固定子となり、第2のユニットが可動子となるように第1のユニット及び第2のユニットを構成してもよいし、第1のユニットが可動子となり、第2のユニットが固定子となるように第1のユニット及び第2のユニットを構成してもよい。第1のユニットを可動子とし、第2のユニットを固定子とする場合、シャフトの軸線方向の両側部分を残して複数の永久磁石を配置し、両側部分を基台、ケース等の取付用部材に移動可能に取付ければよい。
3n本(nは自然数)の永久磁石ロッドを備えるリニアモータでは、3n個の貫通孔を備えた単位コアと、3n個の励磁巻線からなる巻線セットと備えている。この場合、3n本の永久磁石ロッドのうち第1のグループのn本の永久磁石ロッドの永久磁石列と第2のグループのn本の永久磁石ロッドの永久磁石列と第3のグループのn本の永久磁石ロッドの永久磁石列とは互いに電気角で120°位置をずらし、第1のグループのn本の永久磁石ロッドが貫通する巻線セットのn個の励磁巻線と、第2のグループのn本の永久磁石ロッドが貫通する巻線セットのn個の励磁巻線と、第3のグループのn本の永久磁石ロッドが貫通する巻線セットのn個の励磁巻線とは、互いに電気角で120°ずれた状態で励磁する。このようにすれば、巻線セットの励磁巻線から発生した磁束は、3n本の永久磁石ロッド及び励磁巻線の両側に位置する単位コアを通って環流する。このリニアモータでは、少なくとも軸方向に2つの単位コアを配置することによって構成できるため、軸方向の寸法を小さくできる。
この場合も第1のユニットが固定子となり、第2のユニットが可動子となるように第1のユニット及び第2のユニットを構成してもよいし、第1のユニットが可動子となり、第2のユニットが固定子となるように第1のユニット及び第2のユニットを構成してもよい。第1のユニットを可動子とし、第2のユニットを固定子とする場合、シャフトの軸線方向の両側部分を残して複数の永久磁石を配置し、両側部分を基台、ケース等の取付用部材に移動可能に取付ければよい。
非磁性材料から形成され、巻線セットを構成する励磁巻線が嵌合される嵌合孔を備えたスぺーサ部材を更に備えるのが好ましい。このようにすれば、単位コアの間に励磁巻線をしっかりと固定できる上、隣接する単位コアの間の磁気抵抗を保持できる。また、組み立てを容易にすることができる。
第2のユニットは、複数の奇数個の単位コアを軸線方向に並ぶように配置し、端から偶数個目の複数の単位コアには複数個の貫通孔が並ぶ方向に磁束が発生するように巻線導体が巻装されて複数相分の励磁巻線をそれぞれ形成して構成することができる。この場合、複数本の永久磁石ロッドのそれぞれの永久磁石列の電気角に対応した適切な極性を磁極に発生するように複数相の励磁巻線を励磁することにより、軸方向の推力を発生させることができる。このようにすれば、複数相の励磁巻線により発生した磁束は、複数本の永久磁石ロッド、偶数個目の単位コアの両側の単位コア及び偶数個目の単位コアを通って環流する。このリニアモータでは、3相の場合、2本の永久磁石ロッドと3個の励磁巻線によって最小のユニットを得ることができる。そのため、最小のユニットを増減させることで、推力の増減を調整し、設計の自由度を高くすることができる。
発明では、筒状のヨーク構成部を設ける必要がないリニアモータを得ることができるので、単位コアは軸線方向の横断面を同一形状に形成できる。そのため、単位コアは複数枚の電磁鋼板が積層されて構成するのが好ましい。このようにすれば、電機子コアの製造コストを低くし、鉄損を少なくできる。また、電磁鋼板の枚数を適宜に選択することにより永久磁石ピッチに対応した適切な磁極の厚みを得ることができるので、設計の自由度を高くできるリニアモータを得ることができる。
励磁巻線に部分的に添うように冷却パイプを配置するのが好ましい。このようにすれば、冷却パイプにより励磁巻線を直接冷却することで、冷却効率を高めることができ、リニアモータの連続定格推力を大きくすることができる。そのため、熱膨張による精度の悪化を抑制することができる。
複数の単位コアの両端に位置する2つの単位コアの永久磁石列と対向する磁極面は、他の単位コアの磁極面よりも永久磁石列から離れているのが好ましい。また、複数の単位コアの両端に位置する2つの単位コアの永久磁石列と対向する磁極面は、軸線方向外側に向かって永久磁石列から徐々に離れる形状を有しているのが好ましい。このようにすれば、複数の単位コアの両端に磁束が集中することによって発生するコギング力を低くすることができる。
永久磁石列の磁極ピッチτpと単位コアの磁極ピッチτsとは、τs:τp=3m±1:3m(但しmは自然数)とするのが好ましい。このようにすれば、磁極ピッチτpの周期をもった各磁極によって発生するコギング力の周期は、それぞれ均一にずれるため、合計されたコギング力は互いに打ち消されて小さくなる利点がある。
本発明のリニアモータでは、従来のような筒状のヨーク構成部を設ける必要がないリニアモータを得ることができ、コアの形成が容易になる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は本発明の第1の実施の形態のリニアモータの斜視図である。図1に示すように、本例のリニアモータは、固定子を構成する第1のユニット1と可動子を構成する第2のユニット3とユニット支持体5と可動ステージ7と基台9とを有している。第1のユニット1は、2n本(本例では2本)の永久磁石ロッド11A,11Bと、2個のロッド支持体13とから構成されている。永久磁石ロッド11A,11Bは、導磁性を有する細長い円柱状のシャフト15と永久磁石列17とを備えている。永久磁石列17は、外周面全体に同じ極性の磁極が現れるように着磁された複数の永久磁石19がシャフト15の軸線方向に交互に異なる極性の磁極が並ぶようにシャフト15に対して配置されて構成されている。本例では、永久磁石ロッド11Aの永久磁石列17と永久磁石ロッド11Bの永久磁石列17とは、電気角で180°位置がずれている。具体的には、永久磁石ロッド11Aの1個の永久磁石19は、永久磁石ロッド11Bの異極性の1個の永久磁石19と同じ位置に並んでいる。ロッド支持体13は、基台9のベース9a上に固定されており、2本の永久磁石ロッド11A,11Bの両端をそれぞれ支持している。
第2のユニット3は、図2の分解斜視図に示すように、7個の単位コア21A〜21Gと巻線セット23A〜23Fとが、シャフト15の軸線方向に交互に並ぶように配置されて構成されている。単位コア21A〜21Gは、それぞれほぼ矩形の平板形状を有しており、シャフト15の軸線方向に複数枚の電磁鋼板が積層されて構成されている。この単位コア21A〜21Gには、2本の永久磁石ロッド11A,11Bがそれぞれ緩く貫通する2つの円形の貫通孔29A,29Bと、単位コア21A〜21Gの対向する側壁にそれぞれ2つずつ形成されて側方に開口する横断面がT字形の溝31とが形成されている。貫通孔29A,29Bを囲む内周面により単位コア21A〜21Gの磁極面が構成されている。巻線セット23A〜23Fは、図3の分解斜視図に示すように、2本の永久磁石ロッド11A,11Bに対応して設けられ且つ巻線導体が環状に巻かれて形成されて内部空間を1本の永久磁石ロッドが緩く貫通する2個の励磁巻線33A,33Bから構成されている。本例では、巻線セットの1個の励磁巻線33Aと残りの1個の励磁巻線33Bとが、電気角で180°ずれた状態で励磁されている。具体的には、励磁巻線33Aに流れる電流と励磁巻線33Bに流れる電流は逆方向になっている。また、巻線セット23A〜23Fの励磁巻線33Aには、U相、V相、W相、U相、V相、W相の三相電流がそれぞれ流れ、巻線セット23A〜23Fの励磁巻線33Bには、電気角が180°ずれた−U相、−V相、−W相、−U相、−V相、−W相の三相電流がそれぞれ流れている。このように、巻線セット23A〜23Fの励磁巻線33A,33Bを三相励磁することにより、第2のユニット3が第1のユニット1に対してシャフト15の軸線方向に移動するように、永久磁石ロッド11A,11Bのそれぞれの永久磁石列17の電気角で見た位置のずれと、永久磁石ロッド11A,11Bが貫通する巻線セット23A〜23Fの励磁巻線33A,33Bの電気角で見た励磁位相のずれとが定められている。そして、巻線セット23A〜23Fのそれぞれは、内部空間が貫通孔29A,29Bと対応するように隣接する2つの単位コアの間に挟持されている。また、本例では、永久磁石列17の磁極ピッチτp(図1)と単位コア21A〜21Gの磁極ピッチτs(図2)とは、τs:τp=3m±1:3m(但しmは自然数)の関係を有している。なお、図4に示すように、7個の単位コア21の両端に位置する2つの単位コアの永久磁石列17と対向する磁極面21aは、他の単位コアの磁極面21bよりも永久磁石列17から離すことができる。また、図5に示すように、7個の単位コア21A〜21Gの両端に位置する2つの単位コアの永久磁石列17と対向する磁極面21cは、軸線方向外側に向かって永久磁石列17から徐々に離れる形状を有しているように形成することもできる。このようにすれば、単位コア21A〜21Gのそれぞれの両端に磁束が集中することにより発生するコギング力を低くすることができる。
以上のようにして巻線セット23A〜23Fと単位コア21A〜21Gとから構成される第2のユニット3は、単位コア21A〜21Gの溝31に嵌合される細長い取付部材35を介して2個の支持壁材37に固定されている。更に2個の支持壁材37は、図1に示すように、可動ステージ7に固定されており、可動ステージ7は基台9の2つの側壁9bの上方にそれぞれ配置されたレール9cに摺動自在に支持されている。本例では、取付部材35及び支持壁材37によってユニット支持体5が構成されている。このため、第2のユニット3は、基台9に対してシャフト15の軸線方向に移動可能に支持されることになる。
本例のリニアモータでは、巻線セット23A〜23Fの励磁巻線33A,33Bに流れる電流の通電方向を変えて、単位コア21A〜21Gのそれぞれの永久磁石ロッドに対向した磁極に現れる極性を反対にし、また、軸方向に並ぶ巻線セットには、磁極に対向する永久磁石の極性に合わせた電流を流すことによって、永久磁石ロッド11A,11Bの永久磁石列17と単位コア21A〜21Gとの間に第2のユニット3をシャフト15の軸線方向に変位させる推力を発生する。このリニアモータでは、図3に示すように、例えば、巻線セット23Aの励磁巻線33A及び励磁巻線33Bによる磁束は、励磁巻線33Aの内側の永久磁石ロッド(永久磁石ロッド11A)→単位コア21Aの貫通孔29Aを囲む内周面(磁極面)→単位コア21Aの貫通孔29Bを囲む内周面(磁極面)→励磁巻線33Bの内側の永久磁石ロッド(永久磁石ロッド11B)→単位コア21Bの貫通孔29Bを囲む内周面(磁極面)→単位コア21Bの貫通孔29Aを囲む内周面(磁極面)→励磁巻線33Aの内側の永久磁石ロッド(永久磁石ロッド11A)と還流する。そのため、従来のような筒状のヨーク構成部を設ける必要がない。
なお、上記の第1の実施の形態のリニアモータでは、2n本の永久磁石ロッドとして、2本(n=1)の永久磁石ロッド11A,11Bを用いた例を示したが、4本(n=2)、6本(n=3)等の2の倍数本の永久磁石ロッドを用いる場合にも本発明を適用できるのは勿論である。その場合、2n本の永久磁石ロッドのうちn本の永久磁石ロッドの永久磁石列と残りのn本の永久磁石ロッドの永久磁石列とを電気角で180°位置をずらし、n本の永久磁石ロッドが貫通する巻線セットのn個の励磁巻線と残りのn本の永久磁石ロッドが貫通する巻線セットのn個の励磁巻線とを電気角で180°ずれた状態で励磁すればよい。
図6は本発明の第2の実施の形態のリニアモータの斜視図である。本例のリニアモータでは、第1のユニット101が可動子を構成し、第2のユニット103が固定子を構成しており、基本的には図1に示す第1の実施の形態のリニアモータと同じ作用により作動する。第1のユニット101の2本の永久磁石ロッド111A,111Bの永久磁石列117は、シャフト115の軸線方向の両側部分115aを残して複数の永久磁石119が並んで構成されている。そして、永久磁石ロッド111A,111Bのシャフト115の両側部分115aは、軸受141を介して基台109のベース109aに固定されたロッド支持体143に移動可能に支持されている。2本の永久磁石ロッド111A,111Bの両端をそれぞれ連結する連結体113は、2本の永久磁石ロッド111A,111Bと共に移動する。また、第2のユニット103に固定された2個の支持壁材137は、基台109のベース109aに固定されている。これにより、第2のユニット103は基台109に固定され、第1のユニット101は、基台109に対して移動自在に支持される。本例では、図7の分解斜視図に示すように、第2のユニット103の単位コア121は、貫通孔129A,129Bの間にスリット状の貫通孔145を有している。この貫通孔145は、単位コアの磁極面の円周方向に流れる渦電流を低減し、磁束を効率よく流す役割を果たしている。また、隣接する2つの単位コア121の間には、スぺーサ部材147が配置されている。スぺーサ部材147は、非磁性材料の合成樹脂から形成され、嵌合孔147aが形成されている。嵌合孔147aには、巻線セット123A〜123Fを構成する励磁巻線133A,133Bが嵌合されている。
図8は本発明の第3の実施の形態のリニアモータの第1のユニット201及び第2のユニット203の斜視図である。本例のリニアモータでは、第1のユニット201は、3n本(本例では3本)の永久磁石ロッド211A〜211Cから構成されている。3本の永久磁石ロッド211A〜211Cのうち1本の永久磁石ロッド211Aの永久磁石列217と他の1本の永久磁石ロッド211Bの永久磁石列217と残りの1本の永久磁石ロッド211Cの永久磁石列217とは互いに電気角で120°位置がずれている。具体的には、永久磁石ロッド211Aの1個の永久磁石219は、永久磁石ロッド211Bの同極性の永久磁石219の1/3及び異極性の永久磁石219の2/3と同じ位置に並んでいる。また、永久磁石ロッド211Bの1個の永久磁石219は、永久磁石ロッド211Cの同極性の永久磁石219の1/3及び異極性の永久磁石219の2/3と同じ位置に並んでいる。そして、永久磁石ロッド211Aの1個の永久磁石219は、永久磁石ロッド211Cの同極性の永久磁石219の1/3及び異極性の永久磁石219の2/3と同じ位置に並んでいる。
第2のユニット203は、2個の単位コア221A,221Bと巻線セット223とが、シャフト215の軸線方向に交互に並ぶように配置されて構成されている。単位コア221A,221Bには、3本の永久磁石ロッド211A〜211Cがそれぞれ緩く貫通する3つの円形の貫通孔229A〜229Cがそれぞれ形成されている。貫通孔229A〜229Cを囲む内周面により単位コア221A,221Bの磁極面が構成されている。巻線セット223は、図9の分解斜視図に示すように、3本の永久磁石ロッド211A〜211Cに対応して設けられ且つ巻線導体が環状に巻かれて形成されて内部空間を1本の永久磁石ロッドが緩く貫通する3個の励磁巻線233A〜233Cから構成されている。本例では、永久磁石ロッド211Aが貫通する巻線セット223の励磁巻線233Aと、永久磁石ロッド211Bが貫通する巻線セット223の励磁巻線233Bと、永久磁石ロッド211Cが貫通する巻線セット223の励磁巻線233Cとは、互いに電気角で120°ずれた状態で励磁されている。具体的には、励磁巻線233A〜233CにU相、V相、W相の電流がそれぞれ流れている。そして、巻線セット223は、内部空間が貫通孔229A〜229Cと対応するように隣接する2つの単位コア221の間に挟持され、接着されている。
本例のリニアモータにおいて、第1のユニット201を固定子として構成し、第2のユニット203を可動子として構成する場合は、図1に示す第1の実施の形態のように、第1のユニット201を基台に固定し、第2のユニット203を基台に移動可能に取付ればよい。また、第1のユニット201を可動子として構成し、第2のユニット203を固定子として構成する場合は、図6に示す第2の実施の形態のように、第1のユニット201を基台に移動可能に取付け、第2のユニット203を基台に固定すればよい。
本例のリニアモータでは、巻線セット223の励磁巻線233A〜233Cに流れる電流の通電方向を変えて、単位コア221A,221Bに現れる磁極の極性を変えることにより、永久磁石ロッドの極性に適切な磁界を発生させることで、永久磁石ロッド211A〜211Cの永久磁石列217と単位コア221A,221Bとの間に第2のユニット203をシャフト215の軸線方向に相対的に変位させる推力を発生する。このリニアモータでは、図9に示すように、例えば、巻線セット223の励磁巻線233A〜233Cにより発生する磁束は、励磁巻線233Bの内側の永久磁石ロッド(永久磁石ロッド211B)→単位コア221Bの貫通孔229Bを囲む内周面(磁極面)→単位コア221Bの貫通孔229Aを囲む内周面(磁極面)及び貫通孔229Cを囲む内周面(磁極面)に分岐して流れる。そして、単位コア221Bの貫通孔229Aを囲む内周面(磁極面)に流れた磁束は、貫通孔229Aを囲む内周面(磁極面)→励磁巻線233Aの内側の永久磁石ロッド(永久磁石ロッド211A)→単位コア221Aの貫通孔229Aを囲む内周面(磁極面)→単位コア221Aの貫通孔229Bを囲む内周面(磁極面)→励磁巻線233Bの内側の永久磁石ロッド(永久磁石ロッド211B)と環流する。また、単位コア221Bの貫通孔229Cを囲む内周面(磁極面)に流れた磁束は、貫通孔229Cを囲む内周面(磁極面)→励磁巻線233Cの内側の永久磁石ロッド(永久磁石ロッド211C)→単位コア221Aの貫通孔229Cを囲む内周面(磁極面)→単位コア221Aの貫通孔229Bを囲む内周面(磁極面)→励磁巻線233Bの内側の永久磁石ロッド(永久磁石ロッド211B)と環流する。そのため、従来のような筒状のヨーク構成部を設ける必要がない。
なお、上記の第3の実施の形態のリニアモータでは、3n本の永久磁石ロッドとして、3本(n=1)の永久磁石ロッド211A〜211Cを用いた例を示したが、6本(n=2)、9本(n=3)等の3の倍数本の永久磁石ロッドを用いる場合にも本発明を適用できるのは勿論である。その場合、3n本の永久磁石ロッドのうち第1のグループのn本の永久磁石ロッドの永久磁石列と第2のグループのn本の永久磁石ロッドの永久磁石列と第3のグループのn本の永久磁石ロッドは第2のグループのn本の永久磁石ロッドの永久磁石列とを互いに電気角で120°位置をずらす。また、第1のグループのn本の永久磁石ロッドが貫通する巻線セットのn個の励磁巻線と、第2のグループのn本の永久磁石ロッドが貫通する巻線セットのn個の励磁巻線と、第3のグループのn本の永久磁石ロッドが貫通する巻線セットのn個の励磁巻線とは、互いに電気角で120°ずれた状態で励磁すればよい。
図10は本発明の第4の実施の形態のリニアモータの第1のユニット301及び第2のユニット303の斜視図である。本例のリニアモータでは、第1のユニット301は、2本の永久磁石ロッド311A,311Bから構成されている。永久磁石ロッド311Aの永久磁石列317と永久磁石ロッド311Bの永久磁石列317とは、電気角で180°位置がずれている。具体的には、永久磁石ロッド311Aの1個の永久磁石319は、永久磁石ロッド311Bの異極性の1個の永久磁石319と同じ位置に並んでいる。
第2のユニット303は、7個の単位コア321A〜321Gと3個の励磁巻線333A〜333Cとを有している。7個の単位コア321A〜321Gは、シャフト315の軸線方向に並ぶように配置され、2本の永久磁石ロッド311A,311Bがそれぞれ緩く貫通する2つの円形の貫通孔329A,329Bと2つの凹部332とがそれぞれ形成されている。貫通孔329A,329Bを囲む内周面により単位コア321A〜321Gの磁極面が構成されている。2つの凹部332は、貫通孔329A,329Bが並ぶ方向に延びる一対の側面にそれぞれ形成されており、単位コア321A〜321Gの厚み方向と側方とに開口している。図11に示すように、励磁巻線333A〜333Cは、端から偶数個目の単位コア321B,321D,321Fの中央に、2つの凹部332に一部が嵌合して、2個の貫通孔329A,329Bが並ぶ方向に磁束が発生するように巻装されている。本例では、単位コア321Bに巻装された励磁巻線333Aと単位コア321Dに巻装された励磁巻線333Bとが電気角で60°ずれた状態で励磁されており、単位コア321Dに巻装された励磁巻線333Bと単位コア321Fに巻装された励磁巻線333Cとが電気角で60°ずれた状態で励磁されている。具体的には、励磁巻線333A〜333CにU相、−V相(V相を逆方向に結線した相)、W相の電流がそれぞれ流れている。そして、励磁巻線333A〜333Cのそれぞれ一部は、巻装する単位コアと該単位コアの両側の単位コアとの間に挟持されている。
本例のリニアモータにおいて、第1のユニット301を固定子として構成し、第2のユニット303を可動子として構成する場合は、図1に示す第1の実施の形態のように、第1のユニット301を基台に固定し、第2のユニット303を基台に移動可能に取付ればよい。また、第1のユニット301を可動子として構成し、第2のユニット303を固定子として構成する場合は、図6に示す第2の実施の形態のように、第1のユニット301を基台に移動可能に取付け、第2のユニット303を基台に固定すればよい。
本例のリニアモータでは、励磁巻線333A〜333Cに流れる電流の通電方向を変えて、単位コア321A〜321Gに現れる磁極の極性を変えることにより、磁極に対向する永久磁石ロッドの極性に対応した適切な磁界を発生させ、永久磁石ロッド311A,311Bの永久磁石列317と単位コア321A〜321Gとの間に第2のユニット303をシャフト315の軸線方向に相対的に変位させる推力を発生する。このリニアモータでは、図11に示すように、例えば、励磁巻線333Aから発生した磁束は、2つのルートで還流する。1つのルートは、単位コア321Bの貫通孔329Aを囲む内周面(磁極面)→貫通孔329Aの内側の永久磁石ロッド(永久磁石ロッド311A)→単位コア321Aの貫通孔329Aを囲む内周面(磁極面)→単位コア321Aの貫通孔329Bを囲む内周面(磁極面)→貫通孔329Bの内側の
永久磁石ロッド(永久磁石ロッド311B)→単位コア321Bの貫通孔329Bを囲む内周面(磁極面)→単位コア321Bの貫通孔329Aを囲む内周面(磁極面)と還流する。もう1つのルートは、単位コア321Bの貫通孔329Aを囲む内周面(磁極面)→貫通孔329Aの内側の永久磁石ロッド(永久磁石ロッド311A)→単位コア321Cの貫通孔329Aを囲む内周面(磁極面)→単位コア321Cの貫通孔329Bを囲む内周面(磁極面)→貫通孔329Bの内側の永久磁石ロッド(永久磁石ロッド311B)→単位コア321Bの貫通孔329Bを囲む内周面(磁極面)→単位コア321Bの貫通孔329Aを囲む内周面(磁極面)と還流する。そのため、従来のような筒状のヨーク構成部を設ける必要がない。
上記、第1〜第4の実施の形態のリニアモータの第1のユニットには、励磁巻線に部分的に添うように冷却パイプを配置することができる。例えば、図12は、図1に示す第1の実施の形態のリニアモータの第1のユニット3に冷却パイプ51を配置した図を示している。冷却パイプ51は、巻線セット23A〜23Fと接触するように、7個の単位コア21の隣り合う2個の単位コア21の間の空隙内を蛇行する形状を有している。また、図13は、図10に示す第4の実施の形態のリニアモータの第1のユニット303に冷却パイプ351を配置した図を示している。冷却パイプ351は、励磁巻線333A〜333Cと接触するように、7個の単位コア321A〜321Gの側面上を蛇行する形状を有している。
本発明の第1の実施の形態のリニアモータの斜視図である。 本発明の第1の実施の形態のリニアモータの一部の分解斜視図である。 本発明の第1の実施の形態のリニアモータの第2のユニットの一部の分解斜視図である。 本発明の第1の実施の形態のリニアモータの第1のユニット及び第2のユニットとの一部の断面図である。 本発明の第1の実施の形態のリニアモータの変形例の第1のユニット及び第2のユニットとの一部の断面図である。 本発明の第2の実施の形態のリニアモータの斜視図である。 本発明の第2の実施の形態のリニアモータの第2のユニットの一部の分解斜視図である。 本発明の第3の実施の形態のリニアモータの第1のユニット及び第2のユニットの斜視図である。 本発明の第3の実施の形態のリニアモータの第2のユニットの一部の分解斜視図である。 本発明の第4の実施の形態のリニアモータの第1のユニット及び第2のユニットの斜視図である。 本発明の第4の実施の形態のリニアモータの第2のユニットの一部の分解斜視図である。 第1の実施の形態のリニアモータの第1のユニットに冷却パイプを配置した斜視図である。 第4の実施の形態のリニアモータの第1のユニットに冷却パイプを配置した斜視図である。
1 第1のユニット
3 第2のユニット
11A,11B 永久磁石ロッド
13 ロッド支持体
15 シャフト
17 永久磁石列
19 永久磁石
21A〜21G 単位コア
23A〜23F 巻線セット
29A,29B 貫通孔
33A,33B 励磁巻線

Claims (13)

  1. 導磁性を有するシャフトと外周面全体に同じ極性の磁極が現れるように着磁された複数の永久磁石が前記シャフトの軸線方向に交互に異なる極性の磁極が並ぶように前記シャフトに対して配置されてなる永久磁石列とを備えた2n本(nは自然数)の永久磁石ロッドと、所定の間隔を開けて平行に並んだ前記2n本の永久磁石ロッドを支持するロッド支持体とからなる第1のユニットと、
    前記2n本の永久磁石ロッドがそれぞれ緩く貫通する2n個の貫通孔を備えた単位コアと、前記2n本の永久磁石ロッドに対応して設けられ且つ巻線導体が環状に巻かれて形成されて内部空間を1本の前記永久磁石ロッドが緩く貫通する2n個の励磁巻線からなる巻線セットとが、前記軸線方向に交互に並ぶように配置されてなる第2のユニットとからなり、
    前記第1のユニット及び第2のユニットの一方が可動子となり他方が固定となるように前記第1のユニット及び第2のユニットが構成され、
    前記2n本の永久磁石ロッドのうちn本の前記永久磁石ロッドの前記永久磁石列と残りのn本の前記永久磁石ロッドの前記永久磁石列とは、電気角で180°位置がずれるように配置されており、
    前記n本の永久磁石ロッドが貫通する前記巻線セットのn個の前記励磁巻線と前記残りのn本の永久磁石ロッドが貫通する前記巻線セットのn個の前記励磁巻線とが、電気角で180°ずれた状態で励磁され、
    前記n本の永久磁石ロッドが貫通する複数の前記励磁巻線及び前記残りのn本の永久磁石ロッドが貫通する複数の前記励磁巻線が、それぞれ三相励磁されることを特徴とするリニアモータ。
  2. 導磁性を有するシャフトと外周面全体に同じ極性の磁極が現れるように着磁された複数の永久磁石が前記シャフトの軸線方向に交互に異なる極性の磁極が並ぶように前記シャフトに対して配置されてなる永久磁石列とを備えた2n本(nは自然数)の永久磁石ロッドと、所定の間隔を開けて平行に並んだ前記2n本の永久磁石ロッドを支持するロッド支持体とからなる第1のユニットと、
    前記2n本の永久磁石ロッドがそれぞれ緩く貫通する2n個の貫通孔を備えた単位コアと、前記2n本の永久磁石ロッドに対応して設けられ且つ巻線導体が環状に巻かれて形成されて内部空間を1本の前記永久磁石ロッドが緩く貫通する2n個の励磁巻線からなる巻線セットとが、前記軸線方向に交互に並ぶように配置されてなる第2のユニットとからなり、
    前記第1のユニットが固定子となり、前記第2のユニットが可動子となるように前記第1のユニット及び第2のユニットが構成され、
    前記2n本の永久磁石ロッドのうちn本の前記永久磁石ロッドの前記永久磁石列と残りのn本の前記永久磁石ロッドの前記永久磁石列とは、電気角で180°位置がずれており、
    前記n本の永久磁石ロッドが貫通する前記巻線セットのn個の前記励磁巻線と前記残りのn本の永久磁石ロッドが貫通する前記巻線セットのn個の前記励磁巻線とが、電気角で180°ずれた状態で励磁され、
    前記n本の永久磁石ロッドが貫通する複数の前記励磁巻線及び前記残りのn本の永久磁石ロッドが貫通する複数の前記励磁巻線が、それぞれ三相励磁されることを特徴とするリニアモータ。
  3. 導磁性を有するシャフトと外周面全体に同じ極性の磁極が現れるように着磁された複数の永久磁石が前記シャフトの軸線方向の両側部分を残して前記シャフトの軸線方向に交互に異なる極性の磁極が並ぶように前記シャフトに対して配置されてなる永久磁石列とを備えた2n本(nは自然数)の永久磁石ロッドと、所定の間隔を開けて平行に並んだ前記2n本の永久磁石ロッドを支持するロッド支持体とからなる第1のユニットと、
    前記2n本の永久磁石ロッドがそれぞれ緩く貫通する2n個の貫通孔を備えた単位コアと、前記2n本の永久磁石ロッドに対応して設けられ且つ巻線導体が環状に巻かれて形成されて内部空間を1本の前記永久磁石ロッドが緩く貫通する2n個の励磁巻線からなる巻線セットとが、前記軸線方向に交互に並ぶように配置されてなる第2のユニットとからなり、
    前記第1のユニットが可動子となり、前記第2のユニットが固定子となるように前記第1のユニット及び第2のユニットが構成され、
    前記2n本の永久磁石ロッドのうちn本の前記永久磁石ロッドの前記永久磁石列と残りのn本の前記永久磁石ロッドの前記永久磁石列とは、電気角で180°位置がずれており、
    前記n本の永久磁石ロッドが貫通する前記巻線セットのn個の前記励磁巻線と前記残りのn本の永久磁石ロッドが貫通する前記巻線セットのn個の前記励磁巻線とが、電気角で180°ずれた状態で励磁され、
    前記n本の永久磁石ロッドが貫通する複数の前記励磁巻線及び前記残りのn本の永久磁石ロッドが貫通する複数の前記励磁巻線が、それぞれ三相励磁されることを特徴とするリニアモータ。
  4. 導磁性を有するシャフトと外周面全体に同じ極性の磁極が現れるように着磁された複数の永久磁石が前記シャフトの軸線方向に交互に異なる極性の磁極が並ぶように前記シャフトに対して配置されてなる永久磁石列とを備えた3n本(nは自然数)の永久磁石ロッドと、所定の間隔を開けて平行に並んだ前記3n本の永久磁石ロッドを支持するロッド支持体とからなる第1のユニットと、
    前記3n本の永久磁石ロッドがそれぞれ緩く貫通する3n個の貫通孔を備えた単位コアと、前記3n本の永久磁石ロッドに対応して設けられ且つ巻線導体が環状に巻かれて形成されて内部空間を1本の前記永久磁石ロッドが緩く貫通する3n個の励磁巻線からなる巻線セットとが、前記軸線方向に交互に並ぶように配置されてなる第2のユニットとからなり、
    前記第1のユニット及び第2のユニットの一方が可動子となり他方が固定となるように前記第1のユニット及び第2のユニットが構成され、
    前記3n本の永久磁石ロッドのうち第1のグループのn本の前記永久磁石ロッドの前記永久磁石列と第2のグループのn本の前記永久磁石ロッドの前記永久磁石列と第3のグループのn本の前記永久磁石ロッドの前記永久磁石列とは互いに電気角で120°位置がずれており、
    前記第1のグループのn本の永久磁石ロッドが貫通する前記巻線セットのn個の前記励磁巻線と、前記第2のグループのn本の永久磁石ロッドが貫通する前記巻線セットのn個の前記励磁巻線と、前記第3のグループのn本の永久磁石ロッドが貫通する前記巻線セットのn個の前記励磁巻線とは、互いに電気角で120°ずれた状態で励磁されることを特徴とするリニアモータ。
  5. 導磁性を有するシャフトと外周面全体に同じ極性の磁極が現れるように着磁された複数の永久磁石が前記シャフトの軸線方向に交互に異なる極性の磁極が並ぶように前記シャフトに対して配置されてなる永久磁石列とを備えた3n本(nは自然数)の永久磁石ロッドと、所定の間隔を開けて平行に並んだ前記3n本の永久磁石ロッドを支持するロッド支持体とからなる第1のユニットと、
    前記3n本の永久磁石ロッドがそれぞれ緩く貫通する3n個の貫通孔を備えた単位コアと、前記3n本の永久磁石ロッドに対応して設けられ且つ巻線導体が環状に巻かれて形成されて内部空間を1本の前記永久磁石ロッドが緩く貫通する3n個の励磁巻線からなる巻線セットとが、前記軸線方向に交互に並ぶように配置されてなる第2のユニットとからなり、
    前記第1のユニットが固定子となり、前記第2のユニットが可動子とな前記第1のユニット及び第2のユニットが構成され、
    前記3n本の永久磁石ロッドのうち第1のグループのn本の前記永久磁石ロッドの前記永久磁石列と第2のグループのn本の前記永久磁石ロッドの前記永久磁石列と第3のグループのn本の前記永久磁石ロッドの前記永久磁石列とは互いに電気角で120°位置がずれており、
    前記第1のグループのn本の永久磁石ロッドが貫通する前記巻線セットのn個の前記励磁巻線と、前記第2のグループのn本の永久磁石ロッドが貫通する前記巻線セットのn個の前記励磁巻線と、前記第3のグループのn本の永久磁石ロッドが貫通する前記巻線セットのn個の前記励磁巻線とは、互いに電気角で120°ずれた状態で励磁されることを特徴とするリニアモータ。
  6. 導磁性を有するシャフトと外周面全体に同じ極性の磁極が現れるように着磁された複数の永久磁石が前記シャフトの軸線方向の両側部分を残して前記シャフトの軸線方向に交互に異なる極性の磁極が並ぶように前記シャフトに対して配置されてなる永久磁石列とを備えた3n本(nは自然数)の永久磁石ロッドと、所定の間隔を開けて平行に並んだ前記3 n本の永久磁石ロッドを支持するロッド支持体とからなる第1のユニットと、
    前記3n本の永久磁石ロッドがそれぞれ緩く貫通する3n個の貫通孔を備えた単位コアと、前記3n本の永久磁石ロッドに対応して設けられ且つ巻線導体が環状に巻かれて形成されて内部空間を1本の前記永久磁石ロッドが緩く貫通する3n個の励磁巻線からなる巻線セットとが、前記軸線方向に交互に並ぶように配置されてなる第2のユニットとからなり、
    前記第1のユニットが可動子となり、前記第2のユニットが固定子となるように前記第1のユニット及び第2のユニットが構成され、
    前記3n本の永久磁石ロッドのうち第1のグループのn本の前記永久磁石ロッドの前記永久磁石列と第2のグループのn本の前記永久磁石ロッドの前記永久磁石列と第3のグループのn本の前記永久磁石ロッドの前記永久磁石列とは互いに電気角で120°位置がずれており、
    前記第1のグループのn本の永久磁石ロッドが貫通する前記巻線セットのn個の前記励磁巻線と、前記第2のグループのn本の永久磁石ロッドが貫通する前記巻線セットのn個の前記励磁巻線と、前記第3のグループのn本の永久磁石ロッドが貫通する前記巻線セットのn個の前記励磁巻線とは、互いに電気角で120°ずれた状態で励磁されることを特徴とするリニアモータ。
  7. 非磁性材料から形成され、前記巻線セットを構成する励磁巻線が嵌合される嵌合孔を備えたスぺーサ部材を更に備えている請求項1乃至のいずれか1項に記載のリニアモータ。
  8. 導磁性を有するシャフトと外周面全体に同じ極性の磁極が現れるように着磁された複数の永久磁石が前記シャフトの軸線方向に交互に異なる極性の磁極が並ぶように前記シャフトに対して配置されてなる永久磁石列とを備えた複数本の永久磁石ロッドと、所定の間隔を開けて平行に並んだ前記複数本の永久磁石ロッドを支持するロッド支持体とからなる第1のユニットと、
    前記複数本の永久磁石ロッドがそれぞれ緩く貫通する複数個の貫通孔を備えた複数の奇数個の単位コアが前記軸線方向に並ぶように配置され、端から偶数個目の複数の単位コアには前記複数個の貫通孔が並ぶ方向に磁束が発生するように巻線導体が巻装されて複数相分の励磁巻線がそれぞれ形成されなる第2のユニットとからなり、
    前記第1のユニット及び第2のユニットの一方が可動子となり他方が固定子となるように前記第1のユニット及び第2のユニットが構成され、
    前記複数相の励磁巻線を励磁することにより前記可動子が前記固定子に対して前記軸線方向に移動するように、前記複数本の永久磁石ロッドのそれぞれの前記永久磁石列の電気角で見た位置のずれと、前記複数相の励磁巻線の電気角で見た励磁位相のずれとが定められていることを特徴とするリニアモータ。
  9. 前記単位コアは前記軸線方向に複数枚の電磁鋼板が積層されて構成されている請求項1乃至のいずれか一つに記載のリニアモータ。
  10. 前記励磁巻線に部分的に添うように冷却パイプが配置されている請求項1乃至のいずれか一つに記載のリニアモータ。
  11. 複数の前記単位コアの両端に位置する2つの単位コアの前記永久磁石列と対向する磁極面は、他の単位コアの磁極面よりも前記永久磁石列から離れている請求項1乃至のいずれか一つに記載のリニアモータ。
  12. 複数の前記単位コアの両端に位置する2つの単位コアの前記永久磁石列と対向する磁極面は、軸線方向外側に向かって前記永久磁石列から徐々に離れる形状を有している請求項1乃至のいずれか一つに記載のリニアモータ。
  13. 前記永久磁石列の磁極ピッチτpと前記単位コアの磁極ピッチτsとが、
    τs:τp=3m±1:3m(但しmは自然数)となる請求項1乃至のいずれか一つに記載のリニアモータ。
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