JP4573171B2 - 未加硫タイヤの成形方法及びその成形機 - Google Patents

未加硫タイヤの成形方法及びその成形機 Download PDF

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本発明は、インナーライナー、カーカス部材、サイドウォール等のシート状部材を互いに重ね合わせて筒状に成形してなるバンド部材と環状のビード部材とを備えた未加硫タイヤの成形方法及びその成形機に関するものである。
一般に、この種の未加硫タイヤとしては、環状に成形された一対のビード部材と複数のシート状部材を筒状に成形してなるバンド部材とを同軸上に配置するとともに、各ビード部材とバンド部材とを軸方向に相対的に移動させることによりバンド部材を各ビード部材の内側に挿入した後、バンド部材を拡径することによりバンド部材の外周面を各ビード部材の内周面に圧着させて成形したものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−122658号公報
ところで、バンド部材の外周面は基本的にビード部材の内周面より小さくなるように設定されているが、バンド部材はシート状部材を重ね合わせることにより筒状に成形されるので、バンド部材の外周面にシート状部材の重ね合わせによって径方向の凹凸が生ずる。これにより、バンド部材の外周面のカーカス部材端部が浮いた状態となり、バンド部材の軸方向端部に周方向の凹凸を生ずるので、バンド部材を各ビード部材の径方向内側に挿入する際にカーカス部材の凸部がビード部材に接触する場合がある。このとき、バンド部材及びビード部材は互いに摩擦抵抗の大きい未加硫ゴムから成形されているので、凸部がビード部材にわずかに接触しただけでもバンド部材をビード部材の径方向内側に確実に挿入することができないという問題点があった。
このため、バンド部材の外周面とビード部材の内周面との間に凸部を考慮した隙間を設ける必要があるが、隙間を設けるためにバンド部材の外径を小さくすると、各ビード部材の内周面に圧着させるためのバンド部材の拡径量が大きくなり、タイヤ品質の向上を図る上で好ましくないという問題点もあった。
特に、近年開発されているランフラットタイヤの場合は、バンド部材の幅方向両端部側に補強用のシート状部材を巻付けるので、バンド部材の外周面に凸部が生じやすく、バンド部材の外径をより小さくする必要が生じてきている。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、バンド部材の外径を無用に小さくせずにバンド部材をビード部材の径方向内側に確実に挿入することのできる未加硫タイヤの成形方法及びその成形機を提供することにある。
発明は前記目的を達成するために、複数のシート状部材を筒状に成形してなるバンド部材と環状のビード部材とを同軸上に配置するとともに、バンド部材とビード部材とを軸方向に相対的に移動させてバンド部材をビード部材の径方向内側に挿入した後、バンド部材を拡径することによりバンド部材の外周面にビード部材を圧着させて未加硫タイヤを成形する未加硫タイヤの成形方法において、前記バンド部材の外周面とビード部材の内周面との間に低摩擦性の可撓性部材を全周に亘って介在させながらバンド部材をビード部材の径方向内側に挿入するようにしている。
これにより、バンド部材をビード部材の径方向内側に挿入する際にバンド部材の外周面とビード部材の内周面との間に全周に亘って低摩擦性の可撓性部材が介在することから、バンド部材の外周面に径方向外側に突出する凸部が生じた場合でも、その凸部とビード部材との接触抵抗を低減することができ、バンド部材の凸部によってバンド部材のビード部材への挿入が妨げられることがない。
また、本発明は前記目的を達成するために、環状のビード部材を保持可能なビード保持部材と、ビード保持部材の軸方向一端側にビード保持部材と同軸上に設けられ、複数のシート状部材を巻付けて筒状に成形する拡縮自在なドラムと、ドラムとビード保持部材とをバンド部材の軸方向に相対的に移動可能な移動機構とを備え、バンド部材をビード部材の径方向内側に挿入するとともにドラムを拡径することにより、バンド部材の外周面にビード部材を圧着させて未加硫タイヤを成形する未加硫タイヤ成形機において、前記ビード保持部材の軸方向一端側に周方向に並設され、ビード部材の径方向内側に挿入されるバンド部材の外周面とビード部材の内周面との間にそれぞれ介在可能な複数の低摩擦性の可撓性部材を備えている。
これにより、バンド部材をビード部材の径方向内側に挿入する際にバンド部材の外周面とビード部材の内周面との間に全周に亘って低摩擦性の可撓性部材が介在することから、バンド部材の外周面に径方向外側に突出する凸部が生じた場合でも、その凸部とビード部材との接触抵抗を低減することができ、バンド部材の凸部によってバンド部材のビード部材への挿入が妨げられることがない。
本発明によれば、バンド部材の外周面に径方向外側に突出する凸部が生じた場合でも、その凸部によってバンド部材のビード部材への挿入が妨げられることがないので、バンド部材の外周面とビード部材の内周面との間に凸部を考慮した隙間を設ける必要がない。即ち、バンド部材の外径を無用に小さくせずにバンド部材をビード部材の径方向内側に確実に挿入することができるので、ビード部材の内周面に圧着させるためのバンド部材の拡径量を小さくすることができ、タイヤ品質の向上を図る上で極めて有利である。
図1乃至図4は本発明の第1の実施形態を示すもので、図1は未加硫タイヤ成形機の一部断面側面図、図2はビード保持部材、ドラム及び各ガイドローラの配置を示す側面概略図、図3はビード保持部材、ドラム及び各ガイドローラの配置を示す正面概略図、図4はバンド部材をビード部材の径方向内側に挿入する際の未加硫タイヤ成形機の動作説明図である。
本実施形態の未加硫タイヤ成形機は、環状のビード部材BEを保持可能な一対のビード保持部材10と、各ビード保持部材10の軸方向一端側に各ビード保持部材10と同軸上に配置され、インナーライナーIL、カーカス部材CP、サイドウォールSW及び補強部材HBを巻付ける拡縮自在なドラム20と、各ビード保持部材10bにそれぞれ設けられた複数のガイドローラ30とを備えている。
各ビード保持部材10はビード部材BEに沿うように形成された上下一対の板状部材10aからなり、各ビード保持部材10aはフレーム2に取付けられている。フレーム2は中央にドラム20を挿通可能な挿通孔2aを有する板状部材からなり、下端が可動ベース2bに固定されている。可動ベース2bの下面側にはベース1が配置され、ベース1の上面にはドラム20の軸方向に延びるように形成された一対のレール1aが設けられている。また、可動ベース2bは各レール1aによって支持され、図示しない移動機構によって各レール1aに沿って移動するようになっている。即ち、ビード保持部材10は図示しない移動機構によってドラム20の軸方向に移動するようになっている。尚、移動機構は、例えばドラム20の軸方向に延びるように形成されるとともに可動ベース2bと係合するボールネジと、ボールネジを任意に回転可能なモータとから構成することができる。一方、各板状部材10aの一端面にはビード部材BEに沿うように磁石10bが設けられ、磁石10bによってビード部材BEをビード保持部材10に保持するようになっている。
ドラム20は周知の拡縮自在な機構を備えており、円筒状に形成されている。また、ドラム20は一端が支持シャフト20aに回転自在に支持され、ビード保持部材10の他端面側に配置されている。支持シャフト20aはフレーム3に支持され、フレーム3の下端はベース1に固定されている。
各ガイドローラ30はビード保持部材10の軸方向一端側に周方向に並設され、それぞれ周知のエアシリンダからなるローラ移動機構としてのシリンダ31のロッド先端に回転可能に支持されている。また、各シリンダ31はドラム20の径方向に延びるように配置され、それぞれフレーム2に固定されている。即ち、各ガイドローラ30は各シリンダ31によってそれぞれドラム20の径方向に移動するとともに、ビード保持部材10と一体にドラム20の軸方向に移動するようになっている。また、各ガイドローラ30は互いに軸方向の端部が対向するように配置されるとともに、ビード保持部材10の近傍に配置されている。
以上のように構成された未加硫タイヤ成形機によるタイヤの内周面側を構成する未加硫タイヤの成形は、先ず、2枚のサイドウォールSWがドラム20に互いに軸方向に間隔をおいて巻付けられるとともに、各サイドウォールSWと重なり合うようにインナーライナーILが巻付けられた後、2枚の補強部材HBが互いに軸方向に間隔をおいてインナーライナーILと重なり合うように巻付けられるとともに、各サイドウォールSW、インナーライナーIL及び各補強部材HBに重なり合うようにカーカス部材CPが巻付けられることにより、筒状のバンド部材BAが成形される。一方、ビード保持部材10にはビード部材BEが保持される。
次に、各シリンダ31によって各ガイドローラ30がドラム20の径方向内側に向かって移動し、各ガイドローラ30がビード部材BEの内周面よりもやや内側に配置される。続いて、ビード保持部材10及び各ガイドローラ30がビード保持部材10の軸方向一端側に移動し、ビード部材BEの径方向内側にドラム20に成形されたバンドBAが挿入される。
このとき、ビード保持部材10の軸方向一端側の近傍に各ガイドローラ30が配置されているので、バンド部材BAは各ガイドローラ30の径方向内側を通過した後にビード部材BEの径方向内側に挿入される。また、バンド部材BAが各ガイドローラ30の径方向内側を通過する際に、バンド部材BAの外周面は各ガイドローラ30によって全周に亘って径方向外側から内側に向かってガイドされる。このため、図2に示すように、バンド部材BAを成形する時にカーカス部材CPの一部に径方向外側に突出する凸部Tが生じた場合でも、図4に示すように、各ガイドローラ30の径方向内側を通過する際に凸部Tがバンド部材BAの径方向外側から内側に向かってガイドされ、凸部Tがビード部材BEに接触することがない。
続いて、バンド部材BAがビード部材BEの径方向内側に挿入された後に、各シリンダ31によって各ガイドローラ30が径方向外側に移動する。また、ドラム20が拡径してバンド部材BAの外周面がビード部材BEの内周面に圧着し、バンド部材BAの外周面にビード部材BEが取付けられる。このとき、ドラム20が拡径する前に各シリンダ31によって各ガイドローラ30が径方向外側に移動するので、拡径したドラム20またはバンド部材BAと各ガイドローラ30とが干渉しない。
このように、本実施形態によれば、バンド部材BAをビード部材BEの径方向内側に挿入する際にバンド部材BAの外周面を複数のガイドローラ30によって全周に亘って径方向外側から内側に向かってガイドするようにしたので、バンド部材BAの外周面に凸部Tが生じた場合でも、各ガイドローラ30の径方向内側を通過する際に凸部Tがバンド部材BAの径方向外側から内側に向かってガイドされ、凸部Tによってバンド部材BAのビード部材BEへの挿入が妨げられることがない。即ち、バンド部材BAの外周面とビード部材BEの内周面との間に凸部Tを考慮した隙間を設ける必要がなく、バンド部材BAの外径を無用に小さくせずにバンド部材BAをビード部材BEの径方向内側に確実に挿入することができる。従って、ビード部材BEの内周面に圧着させるためのバンド部材BAの拡径量を小さくし、タイヤ品質の向上を図る上で極めて有利である。
また、各ガイドローラ30を各シリンダ31によってドラム20の径方向に移動するようにしたので、バンド部材BAをビード部材BEの径方向内側に挿入する際には各ガイドローラ30をドラム20の径方向内側に向かって移動させ、バンド部材BAを拡径する際には各ガイドローラ30をドラム20の径方向外側に向かって移動させることができ、未加硫タイヤの成形を円滑に行う上で極めて有利である。
尚、本実施形態では、各ガイドローラ30をそれぞれシリンダ31によって支持するようにしたものを示したが、図5に示すように、各シリンダ31の代わりにガイドローラ30を複数個ずつ回転支持可能な複数のシリンダ32を設け、各シリンダ32によって各ガイドローラ30を支持することも可能である。これにより、各ガイドローラ30をドラム20の径方向に移動するための機構を簡素化することができ、製造コストを低減する上で極めて有利である。
また、本実施形態では、ビード保持部材10を軸方向に移動させることにより、ビード部材BEの径方向内側にバンド部材BAを挿入するようにしたものを示したが、ドラム20を軸方向に移動させることにより、ビード部材BEの径方向内側にバンド部材BAを挿入することも可能である。
図6及び図7は本発明における第2の実施形態を示すもので、図6はビード保持部材、ドラム及び各樹脂シートの配置を示す側面概略図、図7はバンド部材をビード部材の径方向内側に挿入する際の未加硫タイヤ成形機の動作説明図である。尚、第1の実施形態と同等の構成部分には同一の符号を付して示す。
本発明の未加硫タイヤ成形機は、第1の実施形態と同様のビード保持部材10及びドラム20と、ビード保持部材10と一体に設けられた可撓性部材としての複数の樹脂シート40とを備えている。
各樹脂シート40はPTFE等の低摩擦性材料からなり、ビード保持部材10の軸方向一端側に周方向に並ぶように設けられている。また、各樹脂シート40はそれぞれ一端側がドラム20の径方向の延びるように形成されるとともに、一端側から他端側に向かってビード保持部材10側に傾斜するように配置されている。さらに、各樹脂シート40の一端側はそれぞれ周知のエアシリンダからなるシリンダ41のロッドの先端に固定され、各樹脂シート40は各シリンダ41によってそれぞれドラム20の径方向に移動するようになっている。また、各樹脂シート40はビード保持部材10の近傍に配置されている。
以上のように構成された未加硫タイヤ成形機による未加硫タイヤの成形は、先ず、第1の実施形態と同様にドラム20にバンド部材BAが成形されるとともに、ビード保持部材10にビード部材BEが保持される。
次に、各シリンダ41によって各樹脂シート40がドラム20の径方向内側に向かって移動し、各樹脂シート40の他端側がビード部材BEの内周面よりも内側に配置される。続いて、ビード保持部材10及び各樹脂シート40がビード保持部材10の軸方向一端側に移動し、ビード部材BEの径方向内側にドラム20に成形されたバンドBAが挿入される。
このとき、ビード保持部材10の軸方向一端側の近傍に各樹脂シート40が配置されているので、バンド部材BAは各樹脂シート40をビード保持部材10の軸方向他端側に屈曲させながらビード部材BEの径方向内側に挿入される。即ち、各樹脂シート40はバンド部材BAの外周面とビード部材BEの内周面との間に全周に亘って介在する。このため、図6に示すように、バンド部材BAを成形する時にカーカス部材CPの一部に径方向外側に突出する凸部Tが生じた場合でも、図7に示すように、ビード部材BEの径方向内側を通過する際に凸部Tとビード部材BEとの接触抵抗を低減することができるとともに、各樹脂シート40によって凸部Tが径方向内側に案内される。即ち、凸部Tによってバンド部材BAのビード部材BEへの挿入が妨げられることがない。ここで、各樹脂シート40の一端側は各シリンダ41によって固定されているので、ビード部材BEと各樹脂シート40とがドラム20の軸方向に相対的に移動することがなく、各樹脂シート40の内側をバンド部材BAが通過してもビード部材BEがビード保持部材10から外れることがない。
続いて、バンド部材BAがビード部材BEの径方向内側に挿入された後に各シリンダ41によって各樹脂シート40が径方向外側に移動し、各樹脂シート40がバンド部材BAの外周面とビード部材BEの内周面との間から引き抜かれる。また、ドラム20が拡径してバンド部材BAの外周面がビード部材BEの内周面に圧着する。
このように、本実施形態によれば、バンド部材BAをビード部材BEの径方向内側に挿入する際にバンド部材BAの外周面とビード部材BEの内周面との間に低摩擦性の樹脂シート40を全周に亘って介在させるようにし、バンド部材BAの外周面に凸部Tが生じた場合でも、凸部Tとビード部材BEとの接触抵抗が低減され、凸部Tが各樹脂シート40を介してビード部材BEに接触してもビード部材BEがビード保持部材10から外れないようにしたので、バンド部材BAの外周面とビード部材BEの内周面との間に凸部Tを考慮した隙間を設ける必要がない。即ち、バンド部材BAの外径を無用に小さくせずにバンド部材BAをビード部材BEの径方向内側に確実に挿入することができ、バンド部材BAを拡径する拡径量を小さくしてタイヤ品質の向上を図ることができる。
また、各樹脂シート40を各シリンダ41によってドラム20の径方向に移動するようにしたので、バンド部材BAをビード部材BEの径方向内側に挿入する際には各樹脂シート40をバンド部材BAとビード部材BEとの間に介在させることができるとともに、バンド部材BAを拡径する際にはバンド部材BAとビード部材BEとの間から各樹脂シート40を引き抜くことができ、未加硫タイヤの成形を円滑に行う上で極めて有利である。
本発明における第1の実施形態を示す未加硫タイヤ成形機の一部断面側面図 ビード保持部材、ドラム及び各ガイドローラの配置を示す側面概略図 ビード保持部材、ドラム及び各ガイドローラの配置を示す正面概略図 バンド部材をビード部材の径方向内側に挿入する際の未加硫タイヤ成形機の動作説明図 本実施形態におけるシリンダの変形例を示すビード保持部材、ドラム及び各ガイドローラの正面概略図 本発明における第2の実施形態を示すビード保持部材、ドラム及び各樹脂シートの配置を示す側面概略図 バンド部材をビード部材の径方向内側に挿入する際の未加硫タイヤ成形機の動作説明図
10…ビード保持部材、10a…板状部材、10b…磁石、20…ドラム、30…ガイドローラ、31…シリンダ、32…シリンダ、40…樹脂シート、41…シリンダ、IL…インナーライナー、SW…サイドウォール、CP…カーカス部材、BA…バンド部材、BE…ビード部材、HB…補強部材、T…凸部。

Claims (3)

  1. 複数のシート状部材を筒状に成形してなるバンド部材と環状のビード部材とを同軸上に配置するとともに、バンド部材とビード部材とを軸方向に相対的に移動させてバンド部材をビード部材の径方向内側に挿入した後、バンド部材を拡径することによりバンド部材の外周面にビード部材を圧着させて未加硫タイヤを成形する未加硫タイヤの成形方法において、
    前記バンド部材の外周面とビード部材の内周面との間に低摩擦性の可撓性部材を全周に亘って介在させながらバンド部材をビード部材の径方向内側に挿入する
    ことを特徴とする未加硫タイヤの成形方法。
  2. 環状のビード部材を保持可能なビード保持部材と、ビード保持部材の軸方向一端側にビード保持部材と同軸上に設けられ、複数のシート状部材を巻付けて筒状に成形する拡縮自在なドラムと、ドラムとビード保持部材とをバンド部材の軸方向に相対的に移動可能な移動機構とを備え、バンド部材をビード部材の径方向内側に挿入するとともにドラムを拡径することにより、バンド部材の外周面にビード部材を圧着させて未加硫タイヤを成形する未加硫タイヤ成形機において、
    前記ビード保持部材の軸方向一端側に周方向に並設され、ビード部材の径方向内側に挿入されるバンド部材の外周面とビード部材の内周面との間にそれぞれ介在可能な複数の低摩擦性の可撓性部材を備えた
    ことを特徴とする未加硫タイヤ成形機。
  3. 前記各可撓性部材をそれぞれバンド部材の径方向に移動させる可撓性部材移動機構を備えた
    ことを特徴とする請求項記載の未加硫タイヤ成形機。
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