JP4570943B2 - 窒素酸化物吸収剤 - Google Patents

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本発明は、窒素酸化物の吸収効率を向上させた窒素酸化物吸収剤に関するものである。
道路トンネル等の換気ガスは一酸化窒素(NO)、二酸化窒素(NO2)を主とする低濃度のNOx(窒素酸化物)を含んでいる。これらのNOxを除去して換気ガスを浄化する方法としては、NOxを吸着剤により吸着除去する方式が知られている(下記、特許文献1,2を参照。)。
また、活性炭、水酸化カルシウム及び石膏からなるハニカム状の担体に水酸化カリウム(窒素酸化物吸収物質)水溶液を含浸させた、道路トンネル換気ガスのNOx吸収剤が知られている(下記、特許文献3,4を参照。)。この吸収剤は、アルカリとの反応(化学吸収)によりNOxを除去するため、NOxの吸収容量が大きく、無再生で長時間使用できるなどの利点を有する。
特開平4−367707号公報 特開平11−333250号公報 特開平9−122483号公報 特開平11−57463号公報
しかしながら、化学吸収によらない吸着作用を利用した吸着方式の場合、吸着したNOxがわずかな温度変化により脱着して再び飛散するおそれがあり、確実なNOx除去方法とは言えない。
また、化学吸収によるNOx除去の場合、水酸化カリウムなどのアルカリ成分(窒素酸化物吸収物質)とNOxとの化学反応速度が遅いため、NOx吸収効率が十分ではない。例えば、アルカリ成分の利用率が低い段階、すなわち未反応のアルカリ成分が存在するにもかかわらず所定の除去性能が得られなくなるなどの問題がある。
このため、短期間での吸収剤の交換作業や再生作業が必要となったり、予め過剰の吸収剤を設置しておく必要があり、前者の場合には交換や再生に要する費用が多くなり、後者の場合には設備費用が多くなるといった問題がある。また、トンネル内などに設けられたNOx浄化設備用のスペースは、吸収剤を更に増設することができるほどの余裕がない場合が多く、このような状況では、交換回数を増やすなどが主たる対応策となっているのが現状である。
本発明は、上記状況に鑑みてなされたものであり、窒素酸化物の吸収効率を向上させた窒素酸化物吸収剤を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明者らは鋭意研究を進めた結果、例えばヨウ化カリウム、鉄(II)の塩又はスズ(II)の塩などのNOxイオン化剤を添加することにより、アルカリ成分とNOxとの化学反応速度が高まり、NOx吸収効率が向上することを見出した。
上記課題を解決する本発明に係る窒素酸化物吸収剤は、
窒素酸化物を吸収する窒素酸化物吸収剤であって
活性炭と水酸化カルシウムと硫酸カルシウムとで形成された担体に水酸化カリウムを担持させ
さらにヨウ化カリウムを担持させた
ことを特徴とする窒素酸化物吸収剤である。
また、上記窒素酸化物吸収剤において、
前記ヨウ化カリウムは、窒素酸化物吸収剤全体に対して1〜20重量%である
ことを特徴とする窒素酸化物吸収剤である。
また、上記窒素酸化物吸収剤において、
前記水酸化カリウムは窒素酸化物吸収剤全体に対して3〜40重量%であり、前記活性炭は窒素酸化物吸収剤全体に対して20〜95重量%である
ことを特徴とする窒素酸化物吸収剤である。
また、上記窒素酸化物吸収剤において、
前記水酸化カリウムは窒素酸化物吸収剤全体に対して3〜40重量%であり、前記カルシウム水酸化物、は硫酸塩のうち少なくとも1つは窒素酸化物吸収剤全体に対して30〜80重量%であることを特徴とする窒素酸化物吸収剤である。
また、上記窒素酸化物吸収剤において、
前記担体の形状は、ハニカム形状、コルゲート形状、粉体、ペレット形状、繊維状又はシート形状のいずれかであることを特徴とする窒素酸化物吸収剤である。
本発明にかかる窒素酸化物吸収剤によれば、窒素酸化物を吸収する窒素酸化物吸収剤であって活性炭と水酸化カルシウムと硫酸カルシウムとで形成された担体に水酸化カリウムを担持させ、さらにヨウ化カリウムを担持させたことにより、NOx、特にNO2をイオン化させて水酸化カリウムへの吸収効率を向上させることができる。この結果、水酸化カリウムの利用率を向上させることができ、短期間での吸収剤の交換作業や再生作業を不要としたり、予め過剰の吸収剤を設置しておく必要をなくしたりすることができる。
上述するように、トンネル内などに設けられたNOx浄化設備用のスペースは、吸収剤を更に増設することができるほどの余裕がない場合が多く、本発明によりNOx吸収効率を向上させることができることは、このような設備に対して極めて有用である。
また、担体を主として活性炭から構成することにより、活性炭の有する大きな比表面積を利用して、NOx吸収性能を向上させることができる。また、NOx吸収剤を低コストで製造することができるため、使い捨ての吸収剤とすることができる。また、使い捨ての利用方法とすれば、担体に対して再生作業に伴う強度を付与する必要がないため、活性炭で形成した耐久性で十分となる。
さらに、担体にカルシウム水酸化物、は硫酸塩のうち少なくとも1つを含有させることにより、担体の耐久性を向上させることができる。窒素酸化物吸収剤は、再生して再び使用することができるが、担体部分が脆いと再生作業において形状が崩れてしまい、NOx吸収物質が再生可能であっても、吸収剤として再び製造しなおさなければならない。すなわち、担体の耐久性を向上させることは、吸収剤の再生回数の向上を意味し、換気ガスの浄化コストの低減に繋がる。
以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細に説明する。図1は、本発明の実施例1に係るNOx吸収剤のNOx吸収性能を示すグラフである。図2は、本発明の実施例2に係るNOx吸収剤のNOx吸収性能を示すグラフである。また、図3は、本発明の実施例と比較例に係るNOx吸収剤の構成とNOx浄化性能をまとめた表である。
<第1の実施例>
実施例1に係るNOx吸収剤及び比較例1に係るNOx吸収剤共に、活性炭のみで形成したハニカム形状の担体に、NOx吸収物質として水酸化カリウム(KOH)を担持させた。実施例1に係る吸収剤には、更に、NOxのイオン化剤としてヨウ化カリウム(KI)を担持させた。
詳細な製造方法は以下のとおりである。まず、活性炭をハニカム形状に形成して担体を作製する。次に、所定濃度の水酸化カリウム水溶液の中にこの担体を沈めて、担体に水酸化カリウムを含浸させる。次に、これを乾燥させた。この結果、図3に示すように、活性炭91重量%と活性炭に含浸させた水酸化カリウム9重量%の組成からなるNOx吸収剤(比較例1)を作製した。
比較例1の製造方法と同様に作製したNOx吸収剤を、更に、所定濃度のヨウ化カリウム水溶液の中に沈めて、担体にヨウ化カリウムを含浸させる。次に、これを乾燥させた。この結果、図3に示すように、活性炭81重量%と活性炭に含浸させた水酸化カリウム9重量%、ヨウ化カリウム10重量%の組成からなるNOx吸収剤(実施例1)を作製した。なお、実施例1に係るNOx吸収剤の製造方法としては、活性炭の担体を水酸化カリウムとヨウ化カリウムの混合水溶液中に沈めて含浸させてもよい。
次に、実施例1及び比較例1に係るNOx吸収剤のNOx浄化性能について試験した。試験方法としては、体積5mlのNOx吸収剤に、温度20℃、相対湿度60%、NO2濃度10ppmの空気を、空塔速度SV(=通ガス流量(m3/h)/吸収剤容量(m3))27000h-1で通過させて、NOx浄化性能を試験した。
図1は、NOx浄化性能の試験結果を示すグラフである。同図に示すように、比較例1よりも実施例1に係るNOx吸収剤の方が、高いNO2除去率が長時間にわたって維持されていることが分かる。図3にNOx除去性能をまとめて示すように、実施例1に係るNOx吸収剤は、初期(例えば、通ガス時間1時間)のNO2除去率は98%であり、NO2除去率90%以上を維持する時間が70時間であった。また、NO2除去率が90%以上を維持できなくなった時点におけるKOH利用率は46%であった。
これに対して、比較例1に係るNOx吸収剤は、初期(例えば、通ガス時間1時間)のNO2除去率は91%であり、NO2除去率90%以上を維持する時間が18時間であった。また、NO2除去率が90%以上を維持できなくなった時点におけるKOH利用率は12%であった。
すなわち、実施例1に係るNOx吸収剤は、比較例1に係るNOx吸収剤に比べて、高いNOx除去率を長時間にわたって維持すると共に、KOH利用率が高く、NOx吸収物質を有効に活用している吸収剤であることが分かる。
NOx吸収剤のNOx吸収作用は、下記式(1)で説明することができる。
2NO2+2KOH→KNO2+KNO3+H2O ・・・(1)
すなわち、流通ガス中のNO2がNOx吸収物質である水酸化カリウムと化学反応を起こして、カリウムの硝酸塩となることにより、流通ガス中のNOxがNOx吸収剤に化学吸収される。しかしながら、この化学吸収反応は反応速度が比較的遅いため、NOx吸収物質のみでは、比較例1に係るNOx吸収剤のように、NOx吸収性能は十分ではない。
これに対して、実施例1に係るNOx吸収剤には、NOx吸収物質である水酸化カリウムに加えて、NOxのイオン化剤であるヨウ化カリウムが担持されており、下記式(2)、(3)により流通ガス中のNOxがI-の還元作用によりイオン化されると考えられる。
KI→I-+K- ・・・(2)
2I-+2NO2→2NO2 -+I2・・・(3)
このようにして生成したイオン化されたNOxは、水酸化カリウムとの反応性、未利用領域の水酸化カリウムへの浸透性に富むと考えられる。この結果、実施例1に係るNOx吸収剤は、NOx除去効率の向上、NOx吸収物質の利用率の向上を達成したものと考えられる。
なお、上記式(3)により生成したI2は、排気ガス中や活性炭などに存在するSO2などの還元作用によりI-に還元され、再び上記式(3)に関与するものと考えられる。
<第2の実施例>
実施例2に係るNOx吸収剤及び比較例2に係るNOx吸収剤共に、活性炭及び水酸化カルシウム(Ca(OH)2)、硫酸カルシウム(CaSO4)で形成したハニカム形状の担体に、NOx吸収物質として水酸化カリウム(KOH)を担持させた。実施例2に係る吸収剤には、更に、NOxのイオン化剤としてヨウ化カリウム(KI)を担持させた。
詳細な製造方法は以下のとおりである。まず、活性炭及び水酸化カルシウム、硫酸カルシウムの所定組成比の混合物をハニカム形状に形成して担体を作製する。次に、所定濃度の水酸化カリウム水溶液の中にこの担体を沈めて、担体に水酸化カリウムを含浸させる。次に、これを乾燥させた。この結果、図3に示すように、活性炭27重量%と水酸化カルシウム47重量%、硫酸カルシウム8重量%と、これらに含浸させた水酸化カリウム18重量%の組成からなるNOx吸収剤(比較例2)を作製した。
比較例2の製造方法と同様に作製したNOx吸収剤を、更に、所定濃度のヨウ化カリウム水溶液の中に沈めて、担体にヨウ化カリウムを含浸させる。次に、これを乾燥させた。この結果、図3に示すように、活性炭25重量%と水酸化カルシウム45重量%、硫酸カルシウム7重量%と、これらに含浸させた水酸化カリウム18重量%、ヨウ化カリウム5重量%の組成からなるNOx吸収剤(実施例2)を作製した。なお、実施例2に係るNOx吸収剤の製造方法としては、活性炭の担体を水酸化カリウムとヨウ化カリウムの混合水溶液中に沈めて含浸させてもよい。
次に、実施例2及び比較例2に係るNOx吸収剤のNOx浄化性能について試験した。試験方法としては、体積5mlのNOx吸収剤に、温度20℃、相対湿度60%、NO2濃度10ppmの空気を、空塔速度SV(=通ガス流量(m3/h)/吸収剤容量(m3))27000h-1で通過させて、NOx浄化性能を試験した。
図2は、NOx浄化性能の試験結果を示すグラフである。同図に示すように、比較例2よりも実施例2に係るNOx吸収剤の方が、高いNO2除去率が長時間にわたって維持されていることが分かる。図3にNOx除去性能をまとめて示すように、実施例2に係るNOx吸収剤は、初期(例えば、通ガス時間1時間)のNO2除去率は100%であり、NO2除去率90%以上を維持する時間が122時間であった。また、NO2除去率が90%以上を維持できなくなった時点におけるKOH利用率は26%であった。
これに対して、比較例2に係るNOx吸収剤は、初期(例えば、通ガス時間1時間)のNO2除去率は97%であり、NO2除去率90%以上を維持する時間が80時間であった。また、NO2除去率が90%以上を維持できなくなった時点におけるKOH利用率は17%であった。
すなわち、実施例2に係るNOx吸収剤は、比較例2に係るNOx吸収剤に比べて、高いNOx除去率を長時間にわたって維持すると共に、KOH利用率が高く、NOx吸収物質を有効に活用している吸収剤であることが分かる。
上述するように、流通ガス中のNOxがNOx吸収物質に化学吸収される反応の速度は比較的遅いため、NOx吸収物質のみでは、比較例2に係るNOx吸収剤のように、NOx吸収性能は十分ではない。
これに対して、実施例2に係るNOx吸収剤には、NOx吸収物質である水酸化カリウムに加えて、NOxのイオン化剤であるヨウ化カリウムが担持されており、実施例1と同様に、NOx除去効率の向上、NOx吸収物質の利用率の向上を達成したものと考えられる。
<実施例1と実施例2の比較>
実施例1に係るNOx吸収剤は、担体を主として活性炭から構成した。この結果、活性炭の有する大きな比表面積を利用して、NOx吸収性能を向上させることができる。また、NOx吸収剤を低コストで製造することができるため、使い捨ての吸収剤とすることができる。また、使い捨ての利用方法とすれば、担体に対して再生作業に伴う強度を付与する必要がないため、活性炭で形成した耐久性で十分となる。
これに対して、実施例2に係るNOx吸収剤は、担体として活性炭に加えて、さらに、カルシウムの水酸化物及び硫酸塩を含有させて構成した。この結果、担体の耐久性を向上させることができる。NOx吸収剤は、換気ガスの浄化コストの低減などを目的として、再生して再び使用することが多いため、担体の耐久性を向上させて再生作業に耐えうるようにすることは有利となる。
担体の材質として、活性炭と耐久性向上剤との混合物で構成するよりも、主として活性炭から構成した方がNOxとの接触確率が高いため、一般的にNOx除去率が高い。図3に示したデータでは、実施例1よりも実施例2の方がNOx除去率や90%維持時間について性能が優れているが、これは、NOx吸収物質であるKOHの担持量の差に起因するものと考えられる。
<その他の構成について>
イオン化剤としては、NOxをイオン化することができるものであればよく、ヨウ化カリウムの他に、鉄(II)の塩又はスズ(II)の塩などがあげられる。また、担体の材質として活性炭に耐久性向上剤と混合させる場合には、耐久性向上剤としては、カルシウム又はアルミニウムの水酸化物、酸化物、炭酸塩又は硫酸塩などがあげられる。
NOx吸収物質は、NOx吸収剤全体に対して3〜40重量%、好ましくは10〜30重量%担持させる。また、イオン化剤は、NOx吸収剤全体に対して1〜20重量%、好ましくは1〜12重量%担持させる。下限値よりも少量であるとNOxのイオン化による吸収反応速度の向上の効果が得られず、上限値よりも多量であると無駄な担持量が発生する。
担体を主として活性炭で構成する場合には、NOx吸収剤全体に対して20〜95重量%、好ましくは60〜90重量%で構成する。下限値よりも少量であると比表面積低下に伴いNOx浄化効率が減少し、上限値よりも多量であると担体としての耐久性が著しく低下する。また、担体に耐久性向上剤を含有させる場合には、NOx吸収剤全体に対して30〜80重量%、好ましくは40〜60重量%で構成する。下限値よりも少量であると耐久性向上剤の作用が弱くなり、上限値よりも多量であると比表面積低下に伴いNOx浄化効率が減少する。
また、担体の形状は、ハニカム形状の他に、コルゲート形状、粉体、ペレット形状、繊維状又はシート形状などが考えられる。NOx吸収剤を適用する場所に応じて適宜選択することができる。
本発明の実施例1に係るNOx吸収剤のNOx吸収性能を示すグラフである。 本発明の実施例2に係るNOx吸収剤のNOx吸収性能を示すグラフである。 本発明の実施例と比較例に係るNOx吸収剤の構成とNOx浄化性能をまとめた表である。

Claims (5)

  1. 窒素酸化物を吸収する窒素酸化物吸収剤であって
    活性炭と水酸化カルシウムと硫酸カルシウムとで形成された担体に水酸化カリウムを担持させ
    さらにヨウ化カリウムを担持させた
    ことを特徴とする窒素酸化物吸収剤。
  2. 請求項に記載する窒素酸化物吸収剤において、
    前記ヨウ化カリウムは、窒素酸化物吸収剤全体に対して1〜20重量%である
    ことを特徴とする窒素酸化物吸収剤。
  3. 請求項に記載する窒素酸化物吸収剤において、
    前記水酸化カリウムは窒素酸化物吸収剤全体に対して3〜40重量%であり、前記活性炭は窒素酸化物吸収剤全体に対して20〜95重量%である
    ことを特徴とする窒素酸化物吸収剤。
  4. 請求項に記載する窒素酸化物吸収剤において、
    前記水酸化カリウムは窒素酸化物吸収剤全体に対して3〜40重量%であり、前記カルシウム水酸化物、は硫酸塩のうち少なくとも1つは窒素酸化物吸収剤全体に対して30〜80重量%である
    ことを特徴とする窒素酸化物吸収剤。
  5. 請求項1に記載する窒素酸化物吸収剤において、
    前記担体の形状は、ハニカム形状、コルゲート形状、粉体、ペレット形状、繊維状又は
    シート形状のいずれかである
    ことを特徴とする窒素酸化物吸収剤。
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