JP4570740B2 - アリールアミノヒドロキシアントラキノン類の製造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はアリールアミノヒドロキシアントラキノン類を製造するための新規な方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
アリールアミン類とクロロヒドロキシアントラキノン類との縮合は周知である。オランダ特許公開公報第6504570号(NL−A−6504570)及び英国特許公開公報第1527383号(GB−A−1527383)参照。しかしながら、これらの方法は重大な欠点を有する。
【0003】
オランダ特許公開公報第6504570号は、アリールアミンを高過剰で、従って溶媒としても使用する。これは染料中の1%以上の高いアミン含有率をもたらし、その結果多くの用途(子供の玩具、食品包装等の着色)では該染料を他の溶媒に再溶解することが絶対に必要である。更に、得られる染料品質は輝度(brilliance)に関する今日の要求を満足しない。英国特許公開公報第1527383号では、アリールアミノヒドロキシアントラキノン類は、ホウ酸及び塩基としての過剰のアリールアミンを使用して不活性溶媒(例えばエトキシエタノール)中でクロロヒドロキシアントラキノン類及びアリールアミン類から製造される。この方法から得られる染料は同様に十分な品質ではなくそして更なる精製工程、例えば再結晶に付されなければならない。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の欠点なしに非常に良好な収率及び高い純度でアリールアミノヒドロキシアントラキノン類を製造することができる方法が今回見出された。
【0005】
従って本発明は、式(II)
【0006】
【化3】
【0007】
式中、
R5、R6、R7及びR8は独立に水素、塩素又はヒドロキシルであり、
但しR5〜R8の少なくとも1つは塩素でありそしてR5〜R8の少なくとも1つはヒドロキシルであるものとする、
の適当なクロロヒドロキシアントラキノン類を、式(III)
H2N−Ar (III)
式中、
Arは1個以上の同一又は相異なる置換基により置換されていてもよいアリール基である、
のアミンと反応させることにより、式(I)
【0008】
【化4】
【0009】
式中、
R1、R2、R3及びR4は独立に水素、ヒドロキシル又はNH−Arであり、
ここに、Arは1個以上の同一又は相異なる置換基により置換されていてもよいアリール基であり、
但しR1〜R4の少なくとも1つはOHでありそしてR1〜R4の少なくとも1つは−NH−Arであるものとする、
のアリールアミノヒドロキシアントラキノン類を製造する方法において、
式(II)の化合物中の塩素原子当たり式(III)のアミン1モル+アミン1モルを基準として10〜100%の過剰量を使用し、そして反応をアルカリ金属及びアルカリ土類金属の炭酸塩、アルカリ金属の酢酸塩、アルカリ金属のリン酸塩及びその混合物から成る群より選ばれた塩基の存在下に不活性溶媒中で行うことを特徴とする方法を提供する。
【0010】
式(II)の化合物は好ましくは、1−クロロ−4−ヒドロキシアントラキノン、4,8−ジクロロ−1,5−ジヒドロキシアントラキノン、4,5−ジクロロ−1,8−ジヒドロキシアントラキノン、8−クロロ−1,4,5−トリヒドロキシアントラキノン又は5,8−ジクロロ−1,4−ジヒドロキシアントラキノンである。
【0011】
式(II)の前記したクロロヒドロキシアントラキノン類は一般に本発明の方法では純粋な形態で使用される。しかしながら、化合物(II)を工業用銘柄物質の形態で使用して同様な好結果をもたらすことも可能である。
【0012】
この工業用銘柄物質及び式(II)の化合物は、その場合に一般に更に、より高度に置換された生成物及び/又は式(II)に対する異性体である生成物の形態の不純物15〜25%を含有するであろう。
【0013】
本発明の方法は、工業用銘柄物質の形態の5,8−ジクロロ−1,4−ジヒドロキシアントラキノンを使用して行うのが好ましい。工業用銘柄物質中に存在する副生物中の塩素原子は同様に本発明に従うアミン(III)との反応の過程でアミノ基により置き換えられるであろう。しかしながら、これらの反応生成物は母液中に残りそして本発明に従って製造された生成物(I)から母液とともに除去され、かくして最終生成物の品質を悪化させない。
【0014】
更に特定的には、Arは、場合によりアルキル及びハロゲンから成る群より選ばれる1個以上の同一又は相異なる置換基により置換されていてもよいナフチルであるか、又は、場合によりシアノ、カルボキシル、ニトロ、アルキルスルホニル、カルボニル、スルホ、アルキルアミノカルボニル、アルキルカルボニルアミノ、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、トリフルオロメチル、ハロゲン及びアリールから成る群より選ばれる1個以上の同一又は相異なる置換基により置換されていてもよいフェニルであり、該アリールはナフチル及びフェニルについて上記した基により置換されていてもよい。
【0015】
アルキルは、単独で又はアルキルスルホニル、アルキルアミノカルボニル及びアルキルカルボニルアミノの如き化合物用語の一部として、特に直鎖又は分岐状C1−C6−アルキルである。シクロアルキルは特にシクロペンチル又はシクロヘキシルである。アルコキシは好ましくは直鎖又は分岐状C1−C6−アルコキシである。アリールは特にフエニル又はナフチルである。ハロゲンは好ましくは塩素又は臭素である。
【0016】
フェニル及びナフチルのための好ましい置換基は、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、シクロヘキシル、メトキシ、塩素、臭素及びフェニルであり、これは置換されていてもよい。メチル、tert−ブチル、n−ブチル、シクロヘキシル及びフェニルが特に好ましい。
【0017】
アリールアミン(III)は、理論的に必要な量+アリールアミン1モルを基準として好ましくは10〜50%、特に好ましくは10〜30%、特別好ましくは10〜20%過剰において使用される。
【0018】
好ましい不活性溶媒は、N−メチルピロリドン、クロロベンゼン、1,2−ジクロロベンゼン、1,2,4−トリクロロベンゼン、キシレン、ニトロベンゼン及びフェノールである。
【0019】
特にN−メチルピロリドン及びジクロロベンゼンが好ましい。
【0020】
好ましい塩基は、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、リン酸三ナトリウム、リン酸水素二ナトリウム及びリン酸二水素ナトリウム又は炭酸塩と酢酸塩の混合物及び炭酸塩とリン酸塩との混合物である。
【0021】
リン酸水素二ナトリウム、リン酸三ナトリウム及び炭酸ナトリウムと酢酸ナトリウムの混合物が特に好ましい。使用される塩基の量は、一般に式(II)の化合物中の置換されるべき塩素原子当たり又は放出される塩化水素酸1モル当たり0.5〜2.5当量の塩基、好ましくは0.5〜1当量である。
【0022】
反応は80゜〜200℃、好ましくは110゜〜190℃の温度で行われる。
【0023】
不純物は母液中に溶解して残りそして残留物のろ過及び洗浄による単離の過程で母液の排除(displacement)により実質的に完全に除去される。
【0024】
本発明の方法は、アミン(III)による不純物のレベルが600ppmより少ない、好ましくは300ppmより少ないアリールアミノヒドロキシアントラキノン類を80〜100%、好ましくは>90%の非常に良好に収率で提供する。
【0025】
式(I)の化合物はポリスチレン、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリエステル、例えばポリエチレンテレフタレート又はポリエチレンブチレート、ABS及びABS−PCブレンドのようなプラスチックの透明な且つ隠蔽着色(hiding coloration)のために有用な染料である。それらは内部着色(mass coloration)のみならず紡糸染色(spin dyeing)にも使用される。
【0026】
【実施例】
実施例1
5,8−ジクロロ−1,4−ジヒドロキシアントラキノン(工業用銘柄物質、80%純度)93.0部、1,2−ジクロロベンゼン300部、p−tert−ブチルアニリン108部及びリン酸水素二ナトリウム22.5部の混合物を1時間かけて窒素下に150℃に加熱しそして150℃で1時間維持する。
【0027】
次いで混合物を1時間かけて170℃に加熱しそして170℃で2時間維持する。次いで温度を180℃に上昇させそしてそこで12時間維持する。90℃に冷却した後、メタノール375部を、バッチが65〜68℃に維持されるような方法で1時間かけて滴下により加える。次いでバッチを1時間還流下に撹拌し、25℃に冷却し、25℃で2時間撹拌しそして吸引ろ過する。
【0028】
染料をメタノールとジクロロベンゼンの2:1混合物270部で洗浄し、次いで熱メタノール(65℃)375部で洗浄し、次いで水(80℃)1000部で洗浄する。湿った生成物を減圧下に70℃で乾燥し、下記式
【0029】
【化5】
【0030】
の染料126.8部、即ち、使用した5,8−ジクロロ−1,4−ジヒドロキシアントラキノンの主成分を基準として98.6%が得られる。
【0031】
染料はp−tert−ブチルアニリン<100ppmを含む。
【0032】
実施例2
5,8−ジクロロ−1,4−ジヒドロキシアントラキノン(工業用銘柄物質、80%純度)93.0部、N−メチルピロリドン250部、p−tert−ブチルアニリン112部及びリン酸水素二ナトリウム85.2部の混合物を1時間にわたり窒素下に150℃に加熱しそして150℃で3時間維持する。
【0033】
次いで混合物を1時間にわたり180℃に加熱しそして180℃で12時間維持する。120℃に冷却した後、メタノール375部をバッチが65〜68℃に維持されるような方法で1時間にわたり滴下により加える。次いでバッチを1時間還流下に撹拌し、55℃に冷却し、55℃で2時間撹拌しそして吸引ろ過する。
【0034】
吸引濾過器ケークをメタノールとN−メチルピロリドンの2:3混合物115部で洗浄して母液を排除する。次いでそれを熱メタノール(65℃)1000部及び水(80℃)1000部で洗浄する。湿った生成物を減圧下に70℃で乾燥し、純粋な染料120.6部、則ち理論の93.8%が得られる。
【0035】
染料はp−tert−ブチルアニリン<50ppmを含む。
【0036】
本発明の主なる特徴及び態様は以下のとおりである。
【0037】
1.式(II)
【0038】
【化6】
【0039】
式中、
R5、R6、R7及びR8は独立に水素、塩素又はヒドロキシルを表し、
但しR5〜R8の少なくとも1つは塩素でありそしてR5〜R8の少なくとも1つはヒドロキシルであるものとする、
の適当なクロロヒドロキシアントラキノン類を、式(III)
H2N−Ar (III)
式中、
Arは1個以上の同一又は相異なる置換基により置換されていてもよいアリール基である、
のアミンと反応させることにより、式(I)
【0040】
【化7】
【0041】
式中、
R1、R2、R3及びR4は独立に水素、ヒドロキシル又はNH−Arであり、
ここに、Arは1個以上の同一又は相異なる置換基により置換されていてもよいアリール基であり、
但しR1〜R4の少なくとも1つはOHでありそしてR1〜R4の少なくとも1つは−NH−Arであるものとする、
のアリールアミノヒドロキシアントラキノン類を製造する方法において、
式(II)の化合物中の塩素原子当たり式(III)のアミン1モル+アミン1モルを基準として10〜100%の過剰量を使用し、そして反応をアルカリ金属及びアルカリ土類金属の炭酸塩、アルカリ金属の酢酸塩、アルカリ金属のリン酸塩及びその混合物から成る群より選ばれた塩基の存在下に不活性溶媒中で行うことを特徴とする方法。
【0042】
2.式(II)のクロロヒドロキシアントラキノンが、1−クロロ−4−ヒドロキシアントラキノン、4,8−ジクロロ−1,5−ジヒドロキシアントラキノン、4,5−ジクロロ−1,8−ジヒドロキシアントラキノン、8−クロロ−1,4,5−トリヒドロキシアントラキノン及び5,8−ジクロロ−1,4−ジヒドロキシアントラキノンから成る群より選ばれる化合物であることを特徴とする上記1に記載の方法。
【0043】
3.使用されるアミンが、Arが場合によりアルキル及びハロゲンから成る群より選ばれる1個以上の同一又は相異なる置換基により置換されていてもよいナフチルであるか、又は場合によりシアノ、カルボキシル、ニトロ、アルキルスルホニル、カルボニル、スルホ、アルキルアミノカルボニル、アルキルカルボニルアミノ、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、トリフルオロメチル、ハロゲン及びアリールから成る群より選ばれる1個以上の同一又は相異なる置換基により置換されていてもよいフェニルであり、該アリールはナフチル及びフェニルについて上記した基により置換されていてもよい、式(III)の化合物であることを特徴とする上記1及び2に記載の方法。
【0044】
4.アミン(II)がp−tert−ブチルアニリンであることを特徴とする上記1〜3に記載の方法。
【0045】
5.使用される塩基がリン酸水素二ナトリウム、リン酸三ナトリウム又は炭酸ナトリウムと酢酸ナトリウムの混合物であることを上記1〜4に記載の方法。
【0046】
6.使用される溶媒が、N−メチルピロリドン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、1,2,4−トリクロロベンゼン、キシレン、ニトロベンゼン及びフェルから成る群より選ばれることを特徴とする上記1〜5に記載の方法。
【0047】
7.反応を80゜〜200℃の温度で行うことを特徴とする上記1〜6に記載の方法。
【0048】
8.5,8−ジクロロ−1,4−ジヒドロキシアントラキノン1モルをリン酸水素二ナトリウムの存在下に1,2−ジクロロベンゼン又はN−メチルピロリドン中でp−tert−ブチルアニリン2.4モルと反応させることを特徴とする上記1〜7に記載の方法。
Claims (7)
- 式(II)
R5 及びR 6 は塩素であり、そしてR 7 とR 8 はヒドロキシルである、
の適当なクロロヒドロキシアントラキノン類を、式(III)
H2N−Ar (III)
式中、
Arは1個以上の同一又は相異なる置換基により置換されていてもよいアリール基である、
のアミンと反応させることにより、式(I)
R1 及びR 2 は独立にNH−Arであり、
ここで、Arは1個以上の同一又は相異なる置換基により置換されていてもよいアリール基であり、そして
R 3 とR 4 はヒドロキシである、
のアリールアミノヒドロキシアントラキノン類を製造する方法において、
式(II)の化合物中の塩素原子当たり式(III)のアミン1.1モル〜2モルを使用し、そして反応をアルカリ金属のリン酸塩から成る群より選ばれた塩基の存在下に不活性溶媒中で行うことを特徴とする方法。 - 使用されるアミンが、Arが場合によりアルキル及びハロゲンから成る群より選ばれる1個以上の同一又は相異なる置換基により置換されていてもよいナフチルであるか、又は場合によりシアノ、カルボキシル、ニトロ、アルキルスルホニル、カルボニル、スルホ、アルキルアミノカルボニル、アルキルカルボニルアミノ、アルキル、シクロアルキル、アルコキシ、トリフルオロメチル、ハロゲン及びアリールから成る群より選ばれる1個以上の同一又は相異なる置換基により置換されていてもよいフェニルであり、該アリールはナフチル及びフェニルについて上記した基により置換されていてもよい、式(III)の化合物であることを特徴といる請求項1に記載の方法。
- アミン(II)がp−tert−ブチルアニリンであることを特徴とする請求項1〜2に記載の方法。
- 使用される塩基がリン酸水素二ナトリウム、又はリン酸三ナトリウムであることを特徴とする請求項1〜3に記載の方法。
- 使用される溶媒が、N−メチルピロリドン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、1,2,4−トリクロロベンゼン、キシレン、ニトロベンゼン及びフェノールから成る群より選ばれることを特徴とする請求項1〜4に記載の方法。
- 反応を80°〜200℃の温度で行うことを特徴とする請求項1〜5に記載の方法。
- 5,8−ジクロロ−1,4−ジヒドロキシアントラキノン1モルをリン酸水素二ナトリウムの存在下に1,2−ジクロロベンゼン又はN−メチルピロリドン中でp−tert−ブチルアニリン2.4モルと反応させることを特徴とする請求項1〜6に記載の方法。
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