JP4570663B2 - 流体漏れの有無を決定する方法及び装置 - Google Patents
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Description
用語「構成要素欠陥」は、装置が正常な設定点に達していない又はその点を維持していないことを意味するよう用いられる。ポンプの文脈において、共通の構成要素欠陥は、多くの場合漏れであるが、しかしまたトランスデューサのような検知装置又は計算装置の故障を包含する。本明細書で用いられるように、用語「漏れ」は、孔、ひび、又は開くことを通して流体がユーザの意図しない要領で逃げる当該孔、ひび、又は開くことに言及している。当該漏れは全面的に内部的であり得る。即ち、流体は、装置内の高圧の範囲から低圧の範囲に逃げる。又は、そのような漏れは、外部的であり得て、流体を流体回路の領域から逃げるのを可能にする。漏れている可燃性流体は、安全の関心事を象徴し、その検出は非常に有用であろう。
「ポンプ」は流体を移動させるための機械的装置である。本発明の実施形態は、分析及び診断で用いられる高圧ポンプに対して特定の応用を有する。例としてで、制限としてではなく、高性能液体クロマトグラフィーに用いられるポンプは、流体を約7.031×106kg/m2(10,000psi)程多くの圧力下に置くことが可能である。そのようなポンプは、単一のチャンバ・ポンプ又はマルチチャンバ型のポンプであり得る。1つの共通のマルチチャンバ型のポンプは、直列型ポンプであり、その直列型ポンプにおいては、複数のポンピング・チャンバ、通常2つのポンピング・チャンバが直列に配置されている。即ち、流体の流れは、最初に第1のポンピング・チャンバを通り、次いで第2のポンピング・チャンバを通る。別の共通のマルチチャンバ型のポンプは並列型ポンプであり、その並列型ポンプにおいては、複数のポンピング・チャンバ、通常2つのポンピング・チャンバが並列に配置されている。即ち、流体は第1のチャンバにより受け取られ、その第1のチャンバは流体に圧力をかけ、そしてかかる流体を下流に、別のポンピング・チャンバに関わらせることなしに推進させる。第1のポンピング・チャンバから流体が枯渇すると、第2のポンピング・チャンバが流体を推進するよう開始する。並列型ポンプには、多くの場合回転弁が備えられ、その回転弁は、複数のポンピング・チャンバの流出を制御する。
本明細書で用いられるように、「圧力測定装置」は、歪みゲージ及び圧力トランスデューサを含む、圧力を測定する任意の装置を含む。
送出装置は、制御手段がオン状態にされる開始モードを有し、そして制御手段が、漏れ及び許容ポンプ性能を試験するため開始すると試験モードに係合することが好ましい。
試験モードにおいて、制御手段は、第1及び第2のポンピング・チャンバのうちの1つを圧力下に、及びそのような送出装置をポンピング・チャンバと圧力下で反対側の逆止弁を介して流体の連通状態に置くポンピング・モードに行くよう上記モータの1つに指図するのが好ましい。このようにして、反対側のポンピング・チャンバの出口逆止弁を、並列型のポンプにおいて試験することができる。そして、勿論、試験モードにおいて、1つのポンピング・チャンバの第1の1つのモータがポンピング・モードに置かれ、次いでその反対側のポンピング・チャンバの反対側のモータがポンピング・モードに置かれて、両方の出口逆止弁の試験を可能にする。
第1ポンピング・チャンバ及び第2ポンピング・チャンバを備える、2つのポンピング・チャンバを有する直列形態において、第1ポンピング・チャンバは、流体を流体供給部から受け取り且つ前記第2ポンピング・チャンバと流体の連通状態にある。第2ポンピング・チャンバは、流体を切り換え可能弁に排出する。少なくとも1つの逆止弁が、第1ポンピング・チャンバ及び第2ポンピング・チャンバと流体の連通状態にあるよう介挿される。送出装置が更に、2つのモータ、即ち第1ポンピング・チャンバに機械的に結合された第1モータ、及び第2ポンピング・チャンバに機械的に結合された第2モータを備えるのが好ましい。試験モードにおいて、制御手段が、信号を第1モータ及び第2モータに送る。
223 流体供給部
235a,235b モータ
237a,237b 入口弁
251a,251b 圧力測定装置
261 制御手段
239a,239b 出口逆止弁
241 切り換え可能弁
227 クロマトグラフィック・カラム
229 検出器
231 廃棄物容器
Claims (11)
- 入口及び出口を有する少なくとも1つのポンピング・チャンバを備え、
前記ポンピング・チャンバが前記ポンピング・チャンバ内で移動するピストンを有し、前記ピストンが流体を前記ポンピング・チャンバから推進させ、前記入口が流体を流体供給部から受け取り、前記出口が前記流体を前記ポンピング・チャンバから排出し、
前記ピストンを前記ポンピング・チャンバ内で駆動する少なくとも1つのモータであって、ポンピング信号を受け取るとポンピング・モードで動作する前記少なくとも1つのモータと、
前記ポンピング・チャンバの前記入口と流体の連通状態にある少なくとも1つの入口弁であって、開位置及び閉位置を有する前記少なくとも1つの入口弁と、
前記ポンピング・チャンバの前記出口と流体の連通状態にある少なくとも1つの切り換え可能弁であって、閉位置及び開位置を有し、閉信号を受け取ると前記閉位置を取る前記少なくとも1つの切り換え可能弁と、
前記入口弁と切り換え可能弁との間で前記ポンピング・チャンバと流体の連通状態にある少なくとも1つの第1圧力測定装置であって、圧力に応答して圧力信号を生成する前記少なくとも1つの第1圧力測定装置と、
前記圧力信号を受け取り、閉信号を前記少なくとも1つの切り換え可能弁に送り且つポンピング信号を前記モータに送る制御手段と、を更に備え、
前記制御手段は、当該制御手段がポンピング信号を前記モータに送り且つ閉信号を前記切り換え可能弁に送って、前記ポンピング・チャンバ内の流体を圧力下に置くようにする試験モードを有し、
前記第1圧力測定装置は、第1スレッショルド圧力を第1の時間に決定し、且つ第1スレッショルド圧力信号を前記制御手段に送り、
前記第1圧力測定装置は、少なくとも1つの第2スレッショルド圧力を第2の時間に決定し、且つ第2スレッショルド圧力信号を前記制御手段に送り、
前記制御手段は、時間に対する前記第1スレッショルド圧力信号と前記第2スレッショルド圧力信号との差を表す線の勾配を計算し、且つ前記勾配を、ポンプの漏れを表すスレッショルド値と比較し、
前記制御手段は、前記勾配が前記スレッショルド値を超えるのに応答して、1つ又はそれより多いエラー・メッセージをオペレータに送り、
2つのポンピング・チャンバ、2つの入口弁及び2つの出口弁を更に備え、
前記ポンピング・チャンバは、第1ポンピング・チャンバ及び第2ポンピング・チャンバを備え、
前記第1ポンピング・チャンバ及び第2ポンピング・チャンバが並列であり、
前記第1ポンピング・チャンバは、流体を流体供給部から第1入口弁を介して受け取り、
前記第2ポンピング・チャンバは、流体を流体供給部から第2入口弁を介して受け取り、
前記第1ポンピング・チャンバは、前記流体を第1出口逆止弁を介して排出し、
前記第2ポンピング・チャンバは、前記流体を第2出口逆止弁を介して排出し、
前記第1出口逆止弁及び前記第2出口逆止弁が、前記切り換え可能弁と流体の連通状態にあり、
2つの圧力測定装置及び2つのモータを更に備え、
前記2つのモータは、前記第1ポンピング・チャンバに機械的に結合された第1モータ、及び前記第2ポンピング・チャンバに機械的に結合された第2モータを備え、
前記2つの圧力測定装置は、第1圧力測定装置及び第2圧力測定装置を備え、
前記第1圧力測定装置が前記第1ポンピング・チャンバと前記第1逆止弁との間に流体の連通状態にあるよう介挿され、且つ前記第2圧力測定装置が前記第2ポンピング・チャンバと前記第2逆止弁との間に流体の連通状態にあるよう介挿されて、前記第1ポンピング・チャンバと前記第2ポンピング・チャンバとを互いに独立に試験モードに置くのを可能にし、
前記試験モードにおいて、前記制御手段は、前記第1ポンピング・チャンバ及び第2のポンピング・チャンバのうちの1つを圧力下に置き、且つそのような送出装置を前記ポンピング・チャンバと圧力下で前記反対側の逆止弁を介した流体の連通状態に置いて、前記反対側のポンピング・チャンバの前記出口逆止弁の試験を可能にするポンピング・モードに前記モータのうちの1つに行くよう指図し、
前記試験モードにおいて、1つのポンピング・チャンバの第1の1つのモータがポンピング・モードに置かれ、次いで反対側のポンピング・チャンバの反対側のモータがポンピング・モードに置かれて、2つの出口逆止弁の試験を可能にする
流体を送出する送出装置。 - 入口及び出口を有する少なくとも1つのポンピング・チャンバを備え、
前記ポンピング・チャンバが前記ポンピング・チャンバ内で移動するピストンを有し、前記ピストンが流体を前記ポンピング・チャンバから推進させ、前記入口が流体を流体供給部から受け取り、前記出口が前記流体を前記ポンピング・チャンバから排出し、
前記ピストンを前記ポンピング・チャンバ内で駆動する少なくとも1つのモータであって、ポンピング信号を受け取るとポンピング・モードで動作する前記少なくとも1つのモータと、
前記ポンピング・チャンバの前記入口と流体の連通状態にある少なくとも1つの入口弁であって、開位置及び閉位置を有する前記少なくとも1つの入口弁と、
前記ポンピング・チャンバの前記出口と流体の連通状態にある少なくとも1つの切り換え可能弁であって、閉位置及び開位置を有し、閉信号を受け取ると前記閉位置を取る前記少なくとも1つの切り換え可能弁と、
前記入口弁と切り換え可能弁との間で前記ポンピング・チャンバと流体の連通状態にある少なくとも1つの第1圧力測定装置であって、圧力に応答して圧力信号を生成する前記少なくとも1つの第1圧力測定装置と、
前記圧力信号を受け取り、閉信号を前記少なくとも1つの切り換え可能弁に送り且つポンピング信号を前記モータに送る制御手段と、を更に備え、
前記制御手段は、当該制御手段がポンピング信号を前記モータに送り且つ閉信号を前記切り換え可能弁に送って、前記ポンピング・チャンバ内の流体を圧力下に置くようにする試験モードを有し、
前記第1圧力測定装置は、第1スレッショルド圧力を第1の時間に決定し、且つ第1スレッショルド圧力信号を前記制御手段に送り、
前記第1圧力測定装置は、少なくとも1つの第2スレッショルド圧力を第2の時間に決定し、且つ第2スレッショルド圧力信号を前記制御手段に送り、
前記制御手段は、時間に対する前記第1スレッショルド圧力信号と前記第2スレッショルド圧力信号との差を表す線の勾配を計算し、且つ前記勾配を、ポンプの漏れを表すスレッショルド値と比較し、
前記制御手段は、前記勾配が前記スレッショルド値を超えるのに応答して、1つ又はそれより多いエラー・メッセージをオペレータに送り、
2つのポンピング・チャンバ、2つの入口弁及び2つの出口弁を更に備え、
前記ポンピング・チャンバは、第1ポンピング・チャンバ及び第2ポンピング・チャンバを備え、
前記第1ポンピング・チャンバ及び第2ポンピング・チャンバが並列であり、
前記第1ポンピング・チャンバは、流体を流体供給部から第1入口弁を介して受け取り、
前記第2ポンピング・チャンバは、流体を流体供給部から第2入口弁を介して受け取り、
前記第1ポンピング・チャンバは、前記流体を第1出口逆止弁を介して排出し、
前記第2ポンピング・チャンバは、前記流体を第2出口逆止弁を介して排出し、
前記第1出口逆止弁及び前記第2出口逆止弁が、前記切り換え可能弁と流体の連通状態にあり、
2つの圧力測定装置及び2つのモータを更に備え、
前記2つのモータは、前記第1ポンピング・チャンバに機械的に結合された第1モータ、及び前記第2ポンピング・チャンバに機械的に結合された第2モータを備え、
前記2つの圧力測定装置は、第1圧力測定装置及び第2圧力測定装置を備え、
前記第1圧力測定装置が前記第1ポンピング・チャンバと前記第1逆止弁との間に流体の連通状態にあるよう介挿され、且つ前記第2圧力測定装置が前記第2ポンピング・チャンバと前記第2逆止弁との間に流体の連通状態にあるよう介挿されて、前記第1ポンピング・チャンバと前記第2ポンピング・チャンバとを互いに独立に試験モードに置くのを可能にし、
前記制御手段が、閉信号を前記出口弁に送り、
前記制御手段は、第1の組の圧力値を前記第1圧力測定装置から、且つ第2の組の圧力値を前記第2圧力測定装置から受け取り、且つそれらの前記値を比較して、前記圧力測定装置、前記第1及び第2のポンピング・チャンバ、前記第1及び第2の入口弁、及び前記出口逆止弁から成るグループから選択された構成要素のうちの少なくとも1つの性能の誤りを決定する
流体を送出する送出装置。 - 流体を送出する送出装置の性能を試験する方法であって、
前記送出装置は、
入口及び出口を有する少なくとも1つのポンピング・チャンバを備え、
前記ポンピング・チャンバは、前記ポンピング・チャンバ内で移動するピストンを有し、
前記ピストンは流体を前記ポンピング・チャンバから推進させ、前記入口が流体を流体供給部から受け取り、前記出口が前記流体を前記ポンピング・チャンバから排出し、
前記送出装置は更に、
前記ピストンを前記ポンピング・チャンバ内で駆動する少なくとも1つのモータであって、ポンピング信号を受け取るとポンピング・モードで動作する前記少なくとも1つのモータと、
前記ポンピング・チャンバの前記入口と流体の連通状態にある少なくとも1つの入口弁であって、開位置及び閉位置を有する前記する少なくとも1つの入口弁と、
前記ポンピング・チャンバの前記出口と流体の連通状態にある少なくとも1つの切り換え可能弁であって、閉位置及び開位置を有し、閉信号を受け取ると前記閉位置を取る前記少なくとも1つの切り換え可能弁と、
前記入口弁と切り換え可能弁との間で前記ポンピング・チャンバと流体の連通状態にある少なくとも1つの第1圧力測定装置であって、圧力に応答して圧力信号を生成する前記少なくとも1つの第1圧力測定装置と、
前記圧力信号を受け取り、閉信号を前記少なくとも1つの切り換え可能弁に送り且つポンピング信号を前記モータに送る制御手段と、を備え、
前記制御手段は、当該制御手段がポンピング信号を前記モータに送り且つ閉信号を前記切り換え可能弁に送って、前記ポンピング・チャンバ内の流体を圧力下に置くようにする試験モードを有し、
前記第1圧力測定装置は、第1スレッショルド圧力を第1の時間に決定し、且つ第1スレッショルド圧力信号を前記制御手段に送り、
前記第1圧力測定装置は、少なくとも1つの第2スレッショルド圧力を第2の時間に決定し、且つ第2スレッショルド圧力信号を前記制御手段に送り、
前記制御手段は、時間に対する前記第1スレッショルド圧力信号と前記第2スレッショルド圧力信号との差を表す線の勾配を計算し、且つ前記勾配を、ポンプの漏れを表すスレッショルド値と比較し、
前記制御手段は、前記勾配が前記スレッショルド値を超えるのに応答して、1つ又はそれより多いエラー・メッセージをオペレータに送り、
前記方法が、前記送出装置を試験モードで動作させるステップを備え、
前記送出装置が更に、2つのポンピング・チャンバ、2つの入口弁及び2つの出口弁を備え、
前記ポンピング・チャンバは、第1ポンピング・チャンバ及び第2ポンピング・チャンバを備え、
前記第1ポンピング・チャンバ及び第2ポンピング・チャンバが並列であり、
前記第1ポンピング・チャンバは、流体を流体供給部から第1入口弁を介して受け取り、
前記第2ポンピング・チャンバは、流体を流体供給部から第2入口弁を介して受け取り、
前記第1ポンピング・チャンバは、前記流体を第1出口逆止弁を介して排出し、
前記第2ポンピング・チャンバは、前記流体を第2出口逆止弁を介して排出し、
前記第1出口逆止弁及び前記第2出口逆止弁が、前記切り換え可能弁と流体の連通状態にあり、
前記送出装置が更に、2つの圧力測定装置及び2つのモータを備え、
前記2つのモータは、前記第1ポンピング・チャンバに機械的に結合された第1モータ、及び前記第2ポンピング・チャンバに機械的に結合された第2モータを備え、
前記2つの圧力測定装置は、第1圧力測定装置及び第2圧力測定装置を備え、
前記第1圧力測定装置が前記第1ポンピング・チャンバと前記第1逆止弁との間に流体の連通状態にあるよう介挿され、且つ前記第2圧力測定装置が前記第2ポンピング・チャンバと前記第2逆止弁との間に連通状態にあるよう介挿されて、前記第1ポンピング・チャンバと前記第2ポンピング・チャンバとを互いに独立に試験モードに置くのを可能にし、
前記試験モードにおいて、前記制御手段は、前記第1及び第2のポンピング・チャンバのうちの1つを圧力下に、且つそのような送出装置を前記ポンピング・チャンバと圧力下で前記反対側の逆止弁を介して流体の連通状態に置いて、前記反対側のポンピング・チャンバの前記出口逆止弁の試験を可能にするポンピング・モードに行くよう前記モータの1つに指図する、方法。 - 前記試験モードにおいて、1つのポンピング・チャンバの第1の1つのモータがポンピング・モードに置かれ、次いで反対側のポンピング・チャンバの反対側のモータがポンピング・モードに置かれて、2つの出口逆止弁の試験を可能にする請求項3記載の方法。
- 前記制御手段が、閉信号を前記出口弁に送り、
前記制御手段は、第1の組の圧力値を前記第1圧力測定装置から、且つ第2の組の圧力値を前記第2圧力測定装置から受け取り、且つそれらの前記値を比較して、前記圧力測定装置、前記第1及び第2のポンピング・チャンバ、前記第1及び第2の入口弁、及び前記出口逆止弁から成るグループから選択された構成要素のうちの少なくとも1つの性能の誤りを決定する
請求項4記載の方法。 - 入口及び出口を有する少なくとも1つのポンピング・チャンバを備え、
前記ポンピング・チャンバが前記ポンピング・チャンバ内で移動するピストンを有し、前記ピストンが流体を前記ポンピング・チャンバから推進させ、前記入口が流体を流体供給部から受け取り、前記出口が前記流体を前記ポンピング・チャンバから排出し、
前記ピストンを前記ポンピング・チャンバ内で駆動する少なくとも1つのモータであって、ポンピング信号を受け取るとポンピング・モードで動作する前記少なくとも1つのモータと、
前記ポンピング・チャンバの前記入口と流体の連通状態にある少なくとも1つの入口弁であって、開位置及び閉位置を有する前記少なくとも1つの入口弁と、
前記ポンピング・チャンバの前記出口と流体の連通状態にある少なくとも1つの切り換え可能弁であって、閉位置及び開位置を有し、閉信号を受け取ると前記閉位置を取る前記少なくとも1つの切り換え可能弁と、
前記入口弁と切り換え可能弁との間で前記ポンピング・チャンバと流体の連通状態にある少なくとも1つの第1圧力測定装置であって、圧力に応答して圧力信号を生成する前記少なくとも1つの第1圧力測定装置と、
前記圧力信号を受け取り、閉信号を前記少なくとも1つの切り換え可能弁に送り且つポンピング信号を前記モータに送る制御手段と、を更に備え、
前記制御手段は、当該制御手段がポンピング信号を前記モータに送り且つ閉信号を前記切り換え可能弁に送って、前記ポンピング・チャンバ内の流体を圧力下に置くようにする試験モードを有し、
前記第1圧力測定装置は、最小圧力を決定し、且つ最小圧力信号を前記制御手段に送り、
前記制御手段は、前記の第1圧力信号を、ポンプの欠陥を表す最小許容値と比較し、
前記制御手段は、前記の第1圧力信号が前記最小許容値に到達するのに失敗したことに応答して、1つ又はそれより多いエラー・メッセージをオペレータに送り、
2つのポンピング・チャンバ、2つの入口弁及び2つの出口弁を更に備え、
前記ポンピング・チャンバは、第1ポンピング・チャンバ及び第2ポンピング・チャンバを備え、
前記第1ポンピング・チャンバ及び第2ポンピング・チャンバが並列であり、
前記第1ポンピング・チャンバは、流体を流体供給部から第1入口弁を介して受け取り、
前記第2ポンピング・チャンバは、流体を流体供給部から第2入口弁を介して受け取り、
前記第1ポンピング・チャンバは、前記流体を第1出口逆止弁を介して排出し、
前記第2ポンピング・チャンバは、前記流体を第2出口逆止弁を介して排出し、
前記第1出口逆止弁及び前記第2出口逆止弁が、前記切り換え可能弁と流体の連通状態にあり、
2つの圧力測定装置及び2つのモータを更に備え、
前記2つのモータは、前記第1ポンピング・チャンバに機械的に結合された第1モータ、及び前記第2ポンピング・チャンバに機械的に結合された第2モータを備え、
前記2つの圧力測定装置は、第1圧力測定装置及び第2圧力測定装置を備え、
前記第1圧力測定装置が前記第1ポンピング・チャンバと前記第1逆止弁との間に流体の連通状態にあるよう介挿され、且つ前記第2圧力測定装置が前記第2ポンピング・チャンバと前記第2逆止弁との間に連通状態にあるよう介挿されて、前記第1ポンピング・チャンバと前記第2ポンピング・チャンバとを互いに独立に試験モードに置くのを可能にし、
前記試験モードにおいて、前記制御手段は、前記第1及び第2のポンピング・チャンバのうちの1つを圧力下に、且つそのような送出装置を前記ポンピング・チャンバと圧力下で前記反対側の逆止弁を介して流体の連通状態に置いて、前記反対側のポンピング・チャンバの前記出口逆止弁の試験を可能にするポンピング・モードに行くよう前記モータの1つに指図する
流体を送出する送出装置。 - 前記試験モードにおいて、1つのポンピング・チャンバの第1の1つのモータがポンピング・モードに置かれ、次いで反対側のポンピング・チャンバの反対側のモータがポンピング・モードに置かれて、2つの出口逆止弁の試験を可能にする請求項6記載の送出装置。
- 前記制御手段が、閉信号を前記出口弁に送り、
前記制御手段は、第1の組の圧力値を前記第1圧力測定装置から、且つ第2の組の圧力値を前記第2圧力測定装置から受け取り、且つそれらの前記値を比較して、前記送出装置の欠陥を決定する
請求項6記載の送出装置。 - 流体を送出する送出装置の性能を試験する方法であって、
前記送出装置が、
入口及び出口を有する少なくとも1つのポンピング・チャンバを備え、
前記ポンピング・チャンバが前記ポンピング・チャンバ内で移動するピストンを有し、前記ピストンが流体を前記ポンピング・チャンバから推進させ、前記入口が流体を流体供給部から受け取り、前記出口が前記流体を前記ポンピング・チャンバから排出し、
前記送出装置が更に、
前記ピストンを前記ポンピング・チャンバ内で駆動する少なくとも1つのモータであって、ポンピング信号を受け取るとポンピング・モードで動作する前記少なくとも1つのモータと、
前記ポンピング・チャンバの前記入口と流体の連通状態にある少なくとも1つの入口弁であって、開位置及び閉位置を有する前記少なくとも1つの入口弁と、
前記ポンピング・チャンバの前記出口と流体の連通状態にある少なくとも1つの切り換え可能弁であって、閉位置及び開位置を有し、閉信号を受け取ると前記閉位置を取る前記少なくとも1つの切り換え可能弁と、
前記入口弁と切り換え可能弁との間で前記ポンピング・チャンバと流体の連通状態にある少なくとも1つの第1圧力測定装置であって、圧力に応答して圧力信号を生成する前記少なくとも1つの第1圧力測定装置と、
前記圧力信号を受け取り、閉信号を前記少なくとも1つの切り換え可能弁に送り且つポンピング信号を前記モータに送る制御手段と、を備え、
前記制御手段は、当該制御手段がポンピング信号を前記モータに送り且つ閉信号を前記切り換え可能弁に送って、前記ポンピング・チャンバ内の流体を圧力下に置くようにする試験モードを有し、
前記第1圧力測定装置は、最小圧力を決定し、且つ最小圧力信号を前記制御手段に送り、
前記制御手段は、前記最小圧力信号を、ポンプの欠陥を表す最小許容値と比較し、
前記制御手段は、前記の第1圧力信号が前記最小許容値に到達するのに失敗したことに応答して、1つ又はそれより多いエラー・メッセージをオペレータに送り、
前記送出装置が更に、2つのポンピング・チャンバ、2つの入口弁及び2つの出口弁を備え、
前記ポンピング・チャンバは、第1ポンピング・チャンバ及び第2ポンピング・チャンバを備え、
前記第1ポンピング・チャンバ及び第2ポンピング・チャンバが並列であり、
前記第1ポンピング・チャンバは、流体を流体供給部から第1入口弁を介して受け取り、
前記第2ポンピング・チャンバは、流体を流体供給部から第2入口弁を介して受け取り、
前記第1ポンピング・チャンバは、前記流体を第1出口逆止弁を介して排出し、
前記第2ポンピング・チャンバは、前記流体を第2出口逆止弁を介して排出し、
前記第1出口逆止弁及び前記第2出口逆止弁が、前記切り換え可能弁と流体の連通状態にあり、
前記送出装置が更に、2つの圧力測定装置及び2つのモータを備え、
前記2つのモータは、前記第1ポンピング・チャンバに機械的に結合された第1モータ、及び前記第2ポンピング・チャンバに機械的に結合された第2モータを備え、
前記2つの圧力測定装置は、第1圧力測定装置及び第2圧力測定装置を備え、
前記第1圧力測定装置が前記第1ポンピング・チャンバと前記第1逆止弁との間に流体の連通状態にあるよう介挿され、且つ前記第2圧力測定装置が前記第2ポンピング・チャンバと前記第2逆止弁との間に連通状態にあるよう介挿されて、前記第1ポンピング・チャンバと前記第2ポンピング・チャンバとを互いに独立に試験モードに置くのを可能にし、
前記試験モードにおいて、前記制御手段は、前記第1及び第2のポンピング・チャンバのうちの1つを圧力下に、且つそのような送出装置を前記ポンピング・チャンバと圧力下で前記反対側の逆止弁を介して流体の連通状態に置いて、前記反対側のポンピング・チャンバの前記出口逆止弁の試験を可能にするポンピング・モードに行くよう前記モータの1つに指図する、方法。 - 前記試験モードにおいて、1つのポンピング・チャンバの第1の1つのモータがポンピング・モードに置かれ、次いで反対側のポンピング・チャンバの反対側のモータがポンピング・モードに置かれて、2つの出口逆止弁の試験を可能にする請求項9記載の方法。
- 前記制御手段が、閉信号を前記出口弁に送り、
前記制御手段は、第1の組の圧力値を前記第1圧力測定装置から、且つ第2の組の圧力値を前記第2圧力測定装置から受け取り、且つそれらの前記値を比較して、欠陥を決定する
請求項10記載の方法。
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