JP4570663B2 - 流体漏れの有無を決定する方法及び装置 - Google Patents

流体漏れの有無を決定する方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4570663B2
JP4570663B2 JP2008022276A JP2008022276A JP4570663B2 JP 4570663 B2 JP4570663 B2 JP 4570663B2 JP 2008022276 A JP2008022276 A JP 2008022276A JP 2008022276 A JP2008022276 A JP 2008022276A JP 4570663 B2 JP4570663 B2 JP 4570663B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pumping chamber
pressure
pumping
fluid
control means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008022276A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008111856A (ja
Inventor
ルオンゴ,ジョセフ・エイ
クラヴァリーニ,スティーヴン・ジェイ
タッコーニ,ロバート・キュー
ルビノ,フランク・エイ
ダマズ,ロバート・ジェイ
Original Assignee
ウォーターズ・インヴェストメンツ・リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ウォーターズ・インヴェストメンツ・リミテッド filed Critical ウォーターズ・インヴェストメンツ・リミテッド
Publication of JP2008111856A publication Critical patent/JP2008111856A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4570663B2 publication Critical patent/JP4570663B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M3/00Investigating fluid-tightness of structures
    • G01M3/02Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum
    • G01M3/26Investigating fluid-tightness of structures by using fluid or vacuum by measuring rate of loss or gain of fluid, e.g. by pressure-responsive devices, by flow detectors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B51/00Testing machines, pumps, or pumping installations
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B2201/00Pump parameters
    • F04B2201/02Piston parameters
    • F04B2201/0208Leakage across the piston
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B2205/00Fluid parameters
    • F04B2205/05Pressure after the pump outlet
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N30/00Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
    • G01N30/02Column chromatography
    • G01N30/26Conditioning of the fluid carrier; Flow patterns
    • G01N30/28Control of physical parameters of the fluid carrier
    • G01N30/32Control of physical parameters of the fluid carrier of pressure or speed
    • G01N2030/326Control of physical parameters of the fluid carrier of pressure or speed pumps
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N30/00Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
    • G01N30/02Column chromatography
    • G01N30/26Conditioning of the fluid carrier; Flow patterns
    • G01N30/28Control of physical parameters of the fluid carrier
    • G01N30/32Control of physical parameters of the fluid carrier of pressure or speed

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Examining Or Testing Airtightness (AREA)

Description

本発明は、ポンプが流体の流れを引き起こす分析且つ診断の測定器に関連する。本方法及び装置の実施形態は、ポンプを動作することにより流体を圧力下に置きそして導管内の圧力を時間にわたり測定することにより漏れの有無を決定する。時間にわたる圧力の減衰は、所定の減衰率と比較される。スレッショルド値より大きい減衰率は、導管、管継手、封止装置、弁又はポンプ部品を含む、圧力下における水圧構成要素の漏れを示唆する。測定器を動作するにつれ、時間にわたる減衰の測定値をスレッショルド値又は動的スレッショルド値と比較することができる。本発明の実施形態は、マルチチャンバ型のポンプに関して特別な応用を有する。各ポンプ・チャンバを異なる導管、弁及び封止装置と共に用いて、流体を圧力下に置くことができる。
背景において、以下の用語は、本出願において、その用語に付されている意味で用いられる。
用語「構成要素欠陥」は、装置が正常な設定点に達していない又はその点を維持していないことを意味するよう用いられる。ポンプの文脈において、共通の構成要素欠陥は、多くの場合漏れであるが、しかしまたトランスデューサのような検知装置又は計算装置の故障を包含する。本明細書で用いられるように、用語「漏れ」は、孔、ひび、又は開くことを通して流体がユーザの意図しない要領で逃げる当該孔、ひび、又は開くことに言及している。当該漏れは全面的に内部的であり得る。即ち、流体は、装置内の高圧の範囲から低圧の範囲に逃げる。又は、そのような漏れは、外部的であり得て、流体を流体回路の領域から逃げるのを可能にする。漏れている可燃性流体は、安全の関心事を象徴し、その検出は非常に有用であろう。
用語「溶液障害」は、流体の不在、溶液中の気体、又はポンプ組立体が流体で部分的に詰められていることを示唆するため用いられる。
「ポンプ」は流体を移動させるための機械的装置である。本発明の実施形態は、分析及び診断で用いられる高圧ポンプに対して特定の応用を有する。例としてで、制限としてではなく、高性能液体クロマトグラフィーに用いられるポンプは、流体を約7.031×10kg/m(10,000psi)程多くの圧力下に置くことが可能である。そのようなポンプは、単一のチャンバ・ポンプ又はマルチチャンバ型のポンプであり得る。1つの共通のマルチチャンバ型のポンプは、直列型ポンプであり、その直列型ポンプにおいては、複数のポンピング・チャンバ、通常2つのポンピング・チャンバが直列に配置されている。即ち、流体の流れは、最初に第1のポンピング・チャンバを通り、次いで第2のポンピング・チャンバを通る。別の共通のマルチチャンバ型のポンプは並列型ポンプであり、その並列型ポンプにおいては、複数のポンピング・チャンバ、通常2つのポンピング・チャンバが並列に配置されている。即ち、流体は第1のチャンバにより受け取られ、その第1のチャンバは流体に圧力をかけ、そしてかかる流体を下流に、別のポンピング・チャンバに関わらせることなしに推進させる。第1のポンピング・チャンバから流体が枯渇すると、第2のポンピング・チャンバが流体を推進するよう開始する。並列型ポンプには、多くの場合回転弁が備えられ、その回転弁は、複数のポンピング・チャンバの流出を制御する。
本明細書で用いられるように、用語「制御手段」は、制御回路及び/又はコンピュータ・プログラム可能装置(CPU)を意味する。
本明細書で用いられるように、「圧力測定装置」は、歪みゲージ及び圧力トランスデューサを含む、圧力を測定する任意の装置を含む。
弁は、流体の流れを閉じ又は開き又は指向させる装置である。典型的な弁には、そのような機械的逆止弁及び能動弁を含む。機械的逆止弁は圧力に応答する。能動弁は、モータ、ソレノイド及び類似のもののようなパワー手段を指図する信号を受け取り、その弁を開閉する。サイクリング弁(cycling valves)は、1つ又はそれより多くの源からの流体の流れを選択的に開閉し、又は流体の流れを1つ又はそれより多くの目的地に指向させることが可能である。サイクリング弁を並列型ポンプに用いて、複数のポンピング・チャンバからの出口の流れを交互に切り換える。
現在の技術は、水圧システムの保全性を決定するため手動の介在を必要とする。圧力下における水圧システムの漏れの有無を決定する操作を実行することが可能である方法及び装置を持つことは有利であろう。そのような方法及び装置は、システム内の問題を突き止め、そしてオペレータに警告し、又は問題が矯正されるまで、動作を止めることができるであろう。
本発明の実施形態は、漏れ、溶液障害、及びポンプの様々な構成要素の低品質の性能の検出を容易にする方法及び装置を特徴とする。本発明の一実施形態は、流体を送出する送出装置である。この送出装置は、入口及び出口を有する少なくとも1つのポンピング・チャンバを備える。当該ポンピング・チャンバはそのポンピング・チャンバ内で移動するピストンを有し、当該ピストンは流体をポンピング・チャンバから推進する。当該入口が流体を流体供給部から受け取り、当該出口が流体をポンピング・チャンバから排出する。少なくとも1つのモータが、ピストンをポンピング・チャンバ内で駆動する。モータは、ポンピング信号を受け取るとポンピング・モードで動作する。少なくとも1つの入口弁は、ポンピング・チャンバの入口と流体の連通状態にある。当該少なくとも1つの入口弁は、開位置及び閉位置を有する。少なくとも1つの切り換え可能弁は、ポンピング・チャンバの出口と流体の連通状態にある。当該切り換え可能弁は、閉位置及び開位置を有する。少なくとも1つの切り換え可能弁は、ポンピング・チャンバの出口と流体の連通状態にある。当該切り換え可能弁は、閉信号を受け取ると閉位置を取る。少なくとも1つの第1圧力測定装置は、入口弁と切り換え可能弁との間で、ポンピング・チャンバと流体の連通状態にある。当該第1圧力測定装置は、圧力に応答して圧力信号を生成する。送出装置は更に、圧力信号を受け取り、閉信号を切り換え可能弁に送り且つポンピング信号をモータに送る制御手段を備える。当該制御手段は、その制御手段がポンピング信号をモータに送り且つ閉信号を切り換え可能弁に送って、ポンピング・チャンバ内の流体を圧力下に置くようにする試験モードを有する。第1圧力測定装置は、最小圧力を第1の時間に決定し、そして最小圧力信号を制御手段に送るのが好ましい。制御手段は、最小圧力を最小許容値と比較するのが好ましい。当該最小許容値は、許容ポンプ性能及び溶液の存在に関連した値を表す。そのような最小許容値に到達することに失敗したことは、ポンプの故障又は溶液障害を示唆する。第1圧力測定装置は、少なくとも1つの第1スレッショルド圧力を第1のスレッショルド時間に決定し、そして第1スレッショルド圧力信号を制御手段に送ることが好ましい。そして、第1圧力測定装置は、少なくとも1つの第2スレッショルド圧力を第2の時間に決定し、そして第2スレッショルド圧力信号を制御手段に送る。制御手段は、時間に対する第1スレッショルド圧力信号と第2スレッショルド圧力信号との差を表す線の勾配を計算し、そして当該勾配をスレッショルド減衰値と比較する。当該スレッショルド減衰値は、ポンプの漏れ又は当該送出装置の欠陥を表す。制御手段は、当該勾配がスレッショルド減衰値を超える又は最小許容値に達しないことに応答して、1つ又はそれより多いエラー・メッセージをオペレータに送る。
エラー・メッセージは、制御手段に関連し、モニタ上に置かれたメッセージの形式であり得るか、又は制御手段が、漏れまで、又は性能の悪い部品を取り替えるか又は修理するまで送出装置をオフにするか又は送出装置を機能しない状態にし得る。
本明細書で用いられるように、制御手段は、回路の形を、又はより好ましくは、適切なソフトウエアを有する1つ又はそれより多くのコンピュータ・プログラム可能な装置(CPU)の形を取り得る。
送出装置は更に、ポンピング・チャンバと切り換え可能弁との間に流体の連通状態にあるよう介挿された逆止弁を備えることが好ましい。
送出装置は、制御手段がオン状態にされる開始モードを有し、そして制御手段が、漏れ及び許容ポンプ性能を試験するため開始すると試験モードに係合することが好ましい。
送出装置の実施形態は、2以上のポンピング・チャンバを持ち得る。本送出装置の1つは更に、2つのポンピング・チャンバ、即ち、直列接続の第1ポンピング・チャンバ及び第2ポンピング・チャンバを備える。即ち、第1ポンピング・チャンバは、流体を流体供給部から受け取り、そして第2ポンピング・チャンバと流体の連通状態にある。第2ポンピング・チャンバは、流体を切り換え可能弁に排出する。少なくとも1つの逆止弁が、第1ポンピング・チャンバと第2ポンピング・チャンバとの間に流体の連通状態にあるよう介挿される。
2つのポンピング・チャンバを有する送出装置は、2つのモータ、即ち第1ポンピング・チャンバに機械的に結合された第1モータ、及び第2ポンピング・チャンバに機械的に結合された第2モータを備えることが好ましい。そして、試験モードにおいて、制御手段が、信号を第1モータ及び第2モータに送る。
試験モードにおいて、制御手段は、ポンピング信号を第2モータに送り、且つ閉信号を切り換え可能弁に送って、第2ポンピング・チャンバ内の流体を圧力下に置くようにするのが好ましい。第1圧力測定装置は、少なくとも1つの最小圧力を第1の時間に決定し、そして最小圧力信号を制御手段に送る。制御手段は、最小圧力を最小許容値と比較するのが好ましい。この最小許容値は、許容ポンプ性能に関連した値を表す。そのような最小許容値に到達するのに失敗したことは、ポンプの欠陥を示唆する。第1圧力測定装置は、少なくとも1つの第1スレッショルド圧力を第1の時間に、且つ第2スレッショルド圧力を第2の時間に決定し、そして第1スレッショルド圧力信号及び第2スレッショルド圧力信号を制御手段に送ることが好ましい。制御手段は、時間に対する第1スレッショルド圧力信号と第2スレッショルド圧力信号との差を表す線の勾配を計算し、そして当該勾配を、ポンプの欠陥を表すスレッショルド減衰値と比較する。制御手段は、当該勾配がスレッショルド減衰値を超えるのに応答して、又は圧力下で第2のポンピング・チャンバと流体の連通状態にある逆止弁又は送出装置の1つ又はそれより多い漏れ又は他の欠陥を指示する最小許容値に到達するのに失敗したことに応答して、1つ又はそれより多いエラー・メッセージをオペレータに送る。
代替として又は追加として、試験モードにおいて、制御手段は、ポンピング信号を第1モータに送り、且つ閉信号を切り換え可能弁に送って、第1ポンピング・チャンバ内の流体を圧力下に置くようにするのが好ましい。第1圧力測定装置は、少なくとも1つの最小圧力を決定し、そして最小圧力信号を制御手段に送る。制御手段は、最小圧力信号を最小許容値と比較するのが好ましい。この最小許容値は、許容ポンプ性能に関連した値を表す。そのような最小許容値に到達するのに失敗したことは、ポンプの欠陥を示唆する。第1圧力測定装置は、少なくとも1つの第1スレッショルド圧力を第1の時間に、且つ第2スレッショルド圧力を第2の時間に決定することが好ましい。第1圧力測定装置は、第1スレッショルド圧力信号及び第2スレッショルド圧力信号を制御手段に送る。制御手段は、時間に対する第1スレッショルド圧力信号と第2スレッショルド圧力信号との差を表す線の勾配を計算し、そして当該勾配を、ポンプの欠陥を表すスレッショルド減衰値と比較する。制御手段は、当該勾配がスレッショルド減衰値を超えるのに応答して、又は圧力下で第1のポンピング・チャンバと流体の連通状態にある入口弁又は送出装置の漏れのようなポンプの1つ又はそれより多い漏れを指示する最小許容値に到達するのに失敗したことに応答して、1つ又はそれより多いエラー・メッセージをオペレータに送る。
送出装置は更に、第1ポンピング・チャンバと逆止弁との間に流体の連通状態にあるよう介挿された第2圧力測定装置を備えるのが好ましい。試験モードにおいて、制御手段は、ポンピング信号を第1モータに送って、第1ポンピング・チャンバ内の流体を圧力下に置くようにする。第2圧力測定装置は、少なくとも1つの最小圧力を決定し、そして最小圧力信号を制御手段に送る。制御手段は、最小圧力を最小許容値と比較するのが好ましい。この最小許容値は、許容ポンプ性能に関連した値を表す。そのような最小許容値に到達するのに失敗したことは、ポンプの欠陥又は溶液障害を示唆する。第2圧力測定装置は、少なくとも1つの第1スレッショルド圧力を第1の時間に、且つ第2スレッショルド圧力を第2の時間に決定するのが好ましい。第2圧力測定装置は、第1スレッショルド圧力信号及び第2スレッショルド圧力信号を制御手段に送る。制御手段は、時間に対する第1スレッショルド圧力信号と第2スレッショルド圧力信号との差を表す線の勾配を計算し、そして当該勾配を、ポンプの欠陥を表すスレッショルド減衰値と比較する。制御手段は、当該勾配がスレッショルド減衰値を超えるのに応答して、又は圧力下で第1のポンピング・チャンバと流体の連通状態にある入口弁又は逆止弁又は送出装置の漏れのようなポンプの1つ又はそれより多い欠陥を指示する最小許容値に到達するのに失敗したことに応答して、1つ又はそれより多いエラー・メッセージをオペレータに送る。
制御手段は、第1の組の圧力値を第1圧力測定装置から、且つ第2の組の圧力値を第2圧力測定装置から受け取り、且つそれらの値を比較して、圧力測定装置の性能の誤り又は送出装置の漏れ又はポンプの欠陥を決定することが好ましい。
本発明の実施形態は、並列形態を有するポンプに有効である。一実施形態は、2つのポンピング・チャンバ、2つの入口弁、2つの出口弁及び切り換え可能弁を更に備える送出装置として構成されている。当該ポンピング・チャンバは、第1ポンピング・チャンバ及び第2ポンピング・チャンバを備える。第1ポンピング・チャンバ及び第2ポンピング・チャンバは並列であり、第1ポンピング・チャンバは流体を流体供給部から第1入口弁を介して受け取り、そして第2ポンピング・チャンバは流体を流体供給部から第2入口弁を介して受け取る。第1ポンピング・チャンバは、流体を第1出口逆止弁を介して排出し、そして第2ポンピング・チャンバは、流体を第2出口逆止弁を介して排出する。第1出口逆止弁及び第2出口逆止弁は、切り換え可能弁と流体の連通状態にある。
送出装置は更に、2つの圧力測定装置及び2つのモータを備えるのが好ましい。当該2つのモータは、第1ポンピング・チャンバに機械的に結合された第1モータ、及び第2ポンピング・チャンバに機械的に結合された第2モータを備える。当該2つの圧力測定装置は、第1圧力測定装置及び第2圧力測定装置を備える。第1圧力測定装置は、第1ポンピング・チャンバと第1逆止弁との間に流体の連通状態にあるよう介挿され、そして第2圧力測定装置は、第2ポンピング・チャンバと第2逆止弁との間に流体の連通状態にあるよう介挿される。2つの圧力測定装置は、第1ポンピング・チャンバと第2ポンピング・チャンバとを互いに独立に試験モードに置くのを可能にする
試験モードにおいて、制御手段は、第1及び第2のポンピング・チャンバのうちの1つを圧力下に、及びそのような送出装置をポンピング・チャンバと圧力下で反対側の逆止弁を介して流体の連通状態に置くポンピング・モードに行くよう上記モータの1つに指図するのが好ましい。このようにして、反対側のポンピング・チャンバの出口逆止弁を、並列型のポンプにおいて試験することができる。そして、勿論、試験モードにおいて、1つのポンピング・チャンバの第1の1つのモータがポンピング・モードに置かれ、次いでその反対側のポンピング・チャンバの反対側のモータがポンピング・モードに置かれて、両方の出口逆止弁の試験を可能にする。
制御手段は、第1の組の圧力値を第1圧力測定装置から、且つ第2の組の圧力値を第2圧力測定装置から受け取り、そしてそれらの値を比較することが好ましい。それらの値の差は、圧力測定装置、第1及び第2のポンピング・チャンバ、第1及び第2の入口弁、及び出口逆止弁のいずれかの性能の誤りを示唆する。それらの値はまた、最小許容値及びスレッショルド減衰値と比較され得る。
本発明の別の実施形態は、流体を送出する送出装置の性能を試験する方法を特徴とする。この方法は、入口及び出口を有する少なくとも1つのポンピング・チャンバを有する送出装置を設けるステップを備える。当該ポンピング・チャンバはそのポンピング・チャンバ内で移動するピストンを有し、当該ピストンは流体をポンピング・チャンバから推進させる。当該入口が流体を流体供給部から受け取り、当該出口が流体をチャンバから排出する。少なくとも1つのモータは、ピストンをポンピング・チャンバ内で駆動し、当該モータは、ポンピング信号を受け取るとポンピング・モードで動作する。少なくとも1つの入口弁は、ポンピング・チャンバの入口と流体の連通状態にある。当該入口弁は、開位置及び閉位置を有する。少なくとも1つの切り換え可能弁は、ポンピング・チャンバの出口と流体の連通状態にある。当該切り換え可能弁は、閉位置及び開位置を有し、閉信号を受け取ると閉位置を取る。少なくとも1つの第1圧力測定装置は、入口弁と切り換え可能弁との間で、ポンピング・チャンバと流体の連通状態にある。当該圧力測定装置は、圧力に応答して圧力信号を生成する。圧力信号を受け取り、閉信号を少なくとも1つの切り換え可能弁に送り、且つポンピング信号をモータに送る制御手段は、試験モードを有する。当該試験モードにおいて、制御手段は、ポンピング信号をモータに送り且つ閉信号を切り換え可能弁に送って、ポンピング・チャンバ内の流体を圧力下に置くようにする。第1圧力測定装置は、少なくとも1つの最小圧力を決定し、そして最小圧力信号を制御手段に送る。制御手段は、最小圧力を最小許容値と比較する。この最小許容値は、許容ポンプ性能に関連した値を表す。そのような最小許容値に到達するのに失敗したことは、ポンプの欠陥又は溶液障害を示唆する。第1圧力測定装置は、少なくとも1つの第1スレッショルド圧力を第1の時間に、且つ第2スレッショルド圧力を第2の時間に決定することが好ましい。当該圧力測定装置は、第1スレッショルド圧力信号及び第2スレッショルド圧力信号を制御手段に送る。制御手段は、時間に対する第1スレッショルド圧力信号と第2スレッショルド圧力信号との差を表す線の勾配を計算し、そして当該勾配を、ポンプの欠陥を表すスレッショルド減衰値と比較する。制御手段は、当該勾配がスレッショルド減衰値を超えること又はポンプが最小許容値に到達するのに失敗したことに応答して、1つ又はそれより多いエラー・メッセージをオペレータに送る。本方法は更に、送出装置を試験モードで動作させるステップを備える。
送出装置は、制御手段がオン状態にされる開始モードを有し、そして当該制御手段は、欠陥を試験するため開始すると試験モードに係合することが好ましい。
第1ポンピング・チャンバ及び第2ポンピング・チャンバを備える、2つのポンピング・チャンバを有する直列形態において、第1ポンピング・チャンバは、流体を流体供給部から受け取り且つ前記第2ポンピング・チャンバと流体の連通状態にある。第2ポンピング・チャンバは、流体を切り換え可能弁に排出する。少なくとも1つの逆止弁が、第1ポンピング・チャンバ及び第2ポンピング・チャンバと流体の連通状態にあるよう介挿される。送出装置が更に、2つのモータ、即ち第1ポンピング・チャンバに機械的に結合された第1モータ、及び第2ポンピング・チャンバに機械的に結合された第2モータを備えるのが好ましい。試験モードにおいて、制御手段が、信号を第1モータ及び第2モータに送る。
そして、試験モードにおいて、制御手段は、ポンピング信号を第2モータに送り、且つ閉信号を切り換え可能弁に送って、第2ポンピング・チャンバ内の流体を圧力下に置くようにする。第1圧力測定装置は、少なくとも1つの最小圧力を第1の時間に決定し、そして最小圧力信号を制御手段に送る。制御手段は、最小圧力信号を最小許容値と比較するのが好ましい。この最小許容値は許容ポンプ性能を表す。そのような最小許容値に到達するのに失敗したことは、ポンプの欠陥又は溶液障害を示唆する。第1圧力測定装置は、少なくとも1つの第1スレッショルド圧力を第1の時間に、且つ第2スレッショルド圧力を第2の時間に決定する。第1圧力測定装置は、第1スレッショルド圧力信号及び第2スレッショルド圧力信号を制御手段に送る。制御手段は、時間に対する第1スレッショルド圧力信号と第2スレッショルド圧力信号との差を表す線の勾配を計算し、そして当該勾配を、ポンプの漏れを表すスレッショルド減衰値と比較する。制御手段は、当該勾配が圧力下で第2のポンピング・チャンバと流体の連通状態にある逆止弁又は送出装置の1つ又はそれより多い漏れを指示するスレッショルド減衰値を超えるのに応答して、1つ又はそれより多いエラー・メッセージをオペレータに送る。
試験モードにおいて、制御手段は、ポンピング信号を第1モータに送り、且つ閉信号を切り換え可能弁に送って、第1ポンピング・チャンバ内の流体を圧力下に置くようにするのが好ましい。第1圧力測定装置は、少なくとも1つの最小圧力を決定し、且つ最小圧力信号を制御手段に送る。制御手段は、最小圧力を最小許容値と比較するのが好ましい。この最小許容値は、許容ポンプ性能に関連した値を表す。そのような最小許容値に到達するのに失敗したことは、ポンプの欠陥又は溶液障害を示唆する。第1圧力測定装置は、少なくとも1つの第1スレッショルド圧力を第1の時間に、且つ第2スレッショルド圧力を第2の時間に決定することが好ましい。第1圧力測定装置は、第1スレッショルド圧力信号及び第2スレッショルド圧力信号を制御手段に送る。制御手段は、時間に対する第1スレッショルド圧力信号と第2スレッショルド圧力信号との差を表す線の勾配を計算し、そして当該勾配を、ポンプの欠陥を表すスレッショルド減衰値と比較する。制御手段は、当該勾配が圧力下で第1のポンピング・チャンバと流体の連通状態にある入口弁又は送出装置の1つ又はそれより多い漏れのような欠陥を指示するスレッショルド減衰値を超えるのに応答して、1つ又はそれより多いエラー・メッセージをオペレータに送る。
送出装置が更に、第1ポンピング・チャンバと逆止弁との間に流体の連通状態にあるよう介挿された第2圧力測定装置を備えるのが好ましい。試験モードにおいて、制御手段は、ポンピング信号を第1モータに送って、第1ポンピング・チャンバ内の流体を圧力下に置くようにする。第2圧力測定装置は、最小圧力を決定し、そして最小圧力信号を制御手段に送る。制御手段は、最小圧力信号を最小許容値と比較するのが好ましい。この最小許容値は、許容ポンプ性能に関連した値を表す。そのような最小許容値に到達するのに失敗したことは、ポンプの欠陥を示唆する。第2圧力測定装置は、少なくとも1つの第1スレッショルド圧力を第1の時間に、且つ第2スレッショルド圧力を第2の時間に決定することが好ましい。第2圧力測定装置は、第1スレッショルド圧力信号及び第2スレッショルド圧力信号を制御手段に送る。制御手段は、時間に対する第1スレッショルド圧力信号と第2スレッショルド圧力信号との差を表す線の勾配を計算し、そして当該勾配を、ポンプの欠陥を表すスレッショルド減衰値と比較する。制御手段は、当該勾配がスレッショルド減衰値を超えること、又は圧力下で第1のポンピング・チャンバと流体の連通状態にある入口弁又は逆止弁又は送出装置の漏れのようなポンプの1つ又はそれより多い欠陥を指示する最小許容値に到達するのに失敗したことに応答して、1つ又はそれより多いエラー・メッセージをオペレータに送る。
制御手段は、第1の組の圧力値を第1圧力測定装置から、且つ第2の組の圧力値を第2圧力測定装置から受け取り、そしてそれらの値を比較して、圧力測定装置の性能の誤り又は送出装置の漏れを決定することが好ましい。
本方法の実施形態は、並列型ポンプに適用される。並列型ポンプにおいて、送出装置は更に、2つのポンピング・チャンバ、2つの入口弁及び2つの出口弁を備える。当該ポンピング・チャンバは、第1ポンピング・チャンバ及び第2ポンピング・チャンバを備え、当該第1ポンピング・チャンバは、流体を流体供給部から第1入口弁を介して受け取り、そして第2ポンピング・チャンバは流体を流体供給部から第2入口弁を介して受け取る。第1ポンピング・チャンバは、流体を第1出口逆止弁を介して排出し、そして第2ポンピング・チャンバは、流体を第2出口逆止弁を介して排出する。第1出口逆止弁及び第2出口逆止弁が、切り換え可能弁と流体の連通状態にある。送出装置が更に、2つの圧力測定装置及び2つのモータを備えるのが好ましい。当該2つのモータは、第1ポンピング・チャンバに機械的に結合された第1モータ、及び第2ポンピング・チャンバに機械的に結合された第2モータを備える。当該2つの圧力測定装置は、第1圧力測定装置及び第2圧力測定装置を備える。第1圧力測定装置は、第1ポンピング・チャンバと第1逆止弁との間に流体の連通状態にあるよう介挿され、そして第2圧力測定装置は、第2ポンピング・チャンバと第2逆止弁との間に流体の連通状態にあるよう介挿される。この構成が、第1ポンピング・チャンバと第2ポンピング・チャンバとを互いに独立に試験モードに置くのを可能にする。
試験モードにおいて、制御手段は、第1及び第2のポンピング・チャンバのうちの1つを圧力下に、及びそのような送出装置を前記ポンピング・チャンバと圧力下で反対側の逆止弁を介して流体の連通状態に置くポンピング・モードに行くよう上記モータの1つに指図する。この試験モードにより、当該反対側の出口逆止弁の試験が可能になる。そして、試験モードにおいて、ポンピング・チャンバの第1の1つのモータがポンピング・モードに置かれ、次いで反対側のポンピング・チャンバの反対側のモータがポンピング・モードに置かれて、両方の出口逆止弁の試験を可能にする。
制御手段は、第1の組の圧力値を第1圧力測定装置から、且つ第2の組の圧力値を第2圧力測定装置から受け取り、そしてそれらの値を比較して、圧力測定装置、第1及び第2のポンピング・チャンバ、第1及び第2の入口弁、及び出口逆止弁のいずれかの性能の誤りを決定することが好ましい。
本発明の更なる特徴及び利点は、以下に続く詳細な説明を読み、且つ図面の簡単な説明において要約した形で説明される図面を見れば明らかであろう。
本発明の実施形態は、ポンプの様々な構成要素の漏れ及び性能不良の検出を容易にする方法及び装置を特徴とする。本発明の一実施形態は、流体を送出する送出装置である。しかしながら、本発明の実施形態は、封止及び管継手及び類似のものの保全性に関する情報が望ましい全ての流体応用において応用を有する。従って、この詳細な説明は、本発明の例示と解釈すべきで、本発明を、与えられた詳細に制限するものと解釈すべきでない。
ここで図1を参照すると、全体的に参照番号11により指示された送出装置が図示されている。送出装置は、通常クロマトグラフィーの応用と関連したタイプのものである。送出装置11は、入口17及び出口19を有する1つのポンピング・チャンバ15を備える。ポンピング・チャンバ15は、そのポンピング・チャンバ15内で移動するピストン21を有する。ピストン21は、流体をポンピング・チャンバ15から推進させる。入口17は、流体を流体供給部23から導管25a及び25bを介して受け取るためである。出口19は、流体をポンピング・チャンバ15から下流のクロマトグラフィック・カラム27、検出器29及び廃棄物容器31へ導管33a、33b、33c、33d及び33eを介して排出する。
モータ35は、カム又はスピンドル駆動部(図示せず)のような当該技術で既知である任意の数の機械的装置を介してポンピング・チャンバ15内のピストン21に動力を供給する。モータ35は、ポンピング信号を受け取るとポンピング・モードで動作する。
入口弁37は、適切な導管25aにより又はポンプ・ヘッドの中の取り込み(図示せず)によりポンピング・チャンバ15の入口17と流体の連通状態にある。入口弁37は、開位置と閉位置とを有する。送出装置11は更に、ポンピング・チャンバ15と流体の連通状態にある逆止弁39をそのポンピング・チャンバ15の下流に備えるのが好ましい。入口弁37及び逆止弁39は、標準設計及び特徴のものでよく、多数の供給業者から入手可能である。
切り換え可能弁41は、ポンピング・チャンバ15の出口19と流体の連通状態にある。切り換え可能弁41は、閉位置と開位置とを有する。切り換え可能弁41は、閉信号を受け取ると閉位置を取る。切り換え可能弁41は、ソレノイドで制御され得るか、又はパワー化された回転弁(powered rotating valve)であり得る。適切な弁は、Valco Instruments Co.Inc.(米国テキサス州ヒューストン)により市販されている多位置弁である。
圧力測定装置45は、入口弁37と切り換え可能弁41との間でポンピング・チャンバ15と流体の連通状態にある。圧力測定装置45は、圧力に応答して圧力信号を生成する圧力トランスデューサであることが好ましい。適切な圧力トランスデューサは、DJ Instruments(米国マサチューセッツ州Billerica)により市販されているトランスデューサである。
送出装置11は更に、圧力信号をライン61を介して受け取り、閉信号を切り換え可能弁41にライン63を介して送り、且つポンピング信号をモータ35にライン65を介して送る制御手段51を備える。制御手段51は、モニタ又はディスプレイ53のようなオペレータ・インターフェースを装備しているコンピュータであることが好ましい。適切なコンピュータは、多数の供給業者から入手可能であり、そしてIBMフォーマット又はアップル・オペレーティング・システムを有するそのようなパーソナル・コンピュータを含む。
送出装置11は、制御手段51がポンピング信号をモータ35に送り、そして閉信号を切り換え可能弁41に送って、ポンピング・チャンバ15内の流体を圧力下に置くようにする試験モードを有する。圧力測定装置45は、少なくとも1つの最小圧力を決定し、そして最小圧力信号を制御手段51に送る。制御手段51が最小圧力を最小許容値と比較することが好ましい。最小許容値は、許容ポンプ性能に関連した値を表す。そのような最小許容値に到達するのに失敗したことは、ポンプの欠陥を示唆する。クロマトグラフィー・ポンプにとって、そのような最小許容値は、約3.515×10kg/mg(50psig)から約3.515×10kg/mg(5000psig)までの値、又はポンプを用いる応用に適切な他の或る値に設定され得る。好適な値は、約1.406×10kg/mg(200psig)から約3.515×10kg/mg(500psig)である。最小圧力を決定し得る時点(時間)は、正常動作が最小許容値に等しいか又はそれより上の値を与える所定のストローク位置に対応する。
圧力測定装置45は、少なくとも1つの第1スレッショルド圧力を第1の時間に、且つ少なくとも1つの第2スレッショルド圧力を第2の時間に決定する。第1及び第2の時間は、正常な圧力減衰率がほぼ線形である期間に対して選定される。即ち、正常なポンプの圧力減衰は、典型的には指数関数であり、最大圧力に到達した後まもなく圧力の最大損失を伴い、その後一層着実に降下する。
圧力測定装置45は、第1スレッショルド圧力信号及び第2スレッショルド圧力信号を制御手段51に送る。制御手段51は、時間に対する第1圧力信号と第2圧力信号との差を表す線の勾配を計算し、そして当該勾配をスレッショルド減衰値と比較する。スレッショルド減衰値は、漏れのせいであることが最もありそうである送出装置11の欠陥を表す。スレッショルド減衰値は、許容性能を有する送出装置11の特性であると知られている値及び時間に基づいて経験的に決定されるのが好ましい。準備のクロマトグラフィー応用に用いられる並列型ポンプにとっては、約7.031×10kg/mg/分(100psig/分)から約2.812×10kg/mg/分(400psig/分)のスレッショルド減衰値が好ましい。第1圧力信号と第2圧力信号との間の時間は、0.05から3.0分が好ましく、そして0.2から1.0分が最も好ましい。並列型ポンプにおいて、最大圧力に達し且つ第1スレッショルド圧力を取った後の期間は、ほぼ0.5から1.5分である。
制御手段51は、上記の勾配がスレッショルド減衰値を超えるのに応答して、1つ又はそれより多いメッセージをオペレータに対するディスプレイ53に送る。代替として、又は追加として、次いで、制御手段51がリセットされる又は修理が送出装置11について行われるまで、その制御手段51は、送出装置11をオフにし、又は送出装置11をスタンバイに置き得る。
送出装置11は、制御手段51がオンされそして制御手段51が漏れを試験するため試験モードを係合する開始モードを有することが好ましい。試験値と所定値との間の比較を実行するため、エラー・メッセージを与えるため、及び/又は装置機能を停止するためのソフトウエア制御装置は、制御回路及び当該装置の基礎をなすソフトウエアと一貫しているよう設計される。本明細書に説明されているように、これらのソフトウエア制御装置は、有能なソフトウエア技術者の技能内である。
送出装置11は、試験モードにおいて、漏れの動的評価を実行するのが好ましい。制御手段51は、モータ35に流体を一定圧力で送出するよう指図する。モータ35がステップ・モータであるか、又はピストン21に位置センサが装備されている場合(図示せず)に、ステップ又は位置が時間に対して追跡され、漏れの容量が制御手段51により決定される。
動作において、オペレータは、「オン」スイッチを作動し、又は制御手段51をブートすることにより送出装置11を始動する。始動時に、制御手段51は試験モードを開始する。制御手段51は、ポンピング信号をモータ35に送り、且つ閉信号切り換え可能弁41に送って、チャンバ内の流体を圧力下に置くようにする。圧力測定装置45は、最小圧力を第1の時間に決定し、そして最小圧力信号を制御手段51に送る。制御手段51は、最小圧力を最小許容値と比較するのが好ましい。最小許容値は、許容ポンプ性能に関連した値を表す。そのような最小許容値に到達するのに失敗したことは、ポンプの欠陥、又は溶液障害を示唆する。
圧力測定装置45は、少なくとも1つの第1スレッショルド圧力を第1の時間に、且つ第2スレッショルド圧力を第2の時間に決定する。圧力測定装置45は、第1スレッショルド圧力信号及び第2スレッショルド圧力信号を制御手段51に送る。制御手段51は、時間に対する第1スレッショルド圧力信号と第2スレッショルド圧力信号との差を表す線の勾配を計算し、そして当該勾配を、漏れに関連するのが最もありそうである送出装置11の欠陥を表すスレッショルド減衰値と比較する。制御手段51は、上記勾配がスレッショルド減衰値を超えたことに応答して、1つ又はそれより多いメッセージをオペレータに送る。欠陥又は漏れは更に、圧力測定装置45からのフィードバックを介して圧力をモニタすることにより一定圧力の要領でモータ35に指図する制御手段51により特徴付けられ得る。
送出装置の実施形態は、2以上のポンピング・チャンバを備え得る。送出装置うちの1つは更に、2つのポンピング・チャンバ、即ち第1ポンピング・チャンバ及び第2ポンピング・チャンバを備える。そのような直列ポンプ型送出装置が図2に全体的に参照番号111により図示されている。直列ポンプ型送出装置111は、入口117a及び出口119aを有する第1ポンピング・チャンバ115aを備える。第1ポンピング・チャンバ115aは、流体を流体供給部123から導管125a及び125bを介して入口逆止弁137を通って受け取る。直列ポンプ型送出装置111は、入口117b及び出口119bを有する第2ポンピング・チャンバ115bを備える。第1ポンピング・チャンバ115aは、第2ポンピング・チャンバ115bと導管171a、171b及び171cを介して流体の連通状態にある。逆止弁173は、第1ポンピング・チャンバ115a及び第2ポンピング・チャンバ115bと流体の連通状態にある。
第2ポンピング・チャンバ115bは、流体を切り換え可能弁141に導管133a及び133bを介して排出する。導管133c、133d及び133eは、切り換え可能弁141をクロマトグラフィック・カラム127、検出器129及び廃棄物容器131と接続する。
第1圧力測定装置139aは、第1ポンピング・チャンバ115aと流体の連通状態にあり、そして第1ポンピング・チャンバ115aと逆止弁173との間に介挿されている。第2圧力測定装置139bは、第2ポンピング・チャンバ115bと流体の連通状態にあり、そして第2ポンピング・チャンバ115bと切り換え可能弁141との間に介挿されている。
直列ポンプ型送出装置111は、2つのモータ、即ち、第1ポンピング・チャンバ115aと機械的に結合された第1モータ135a、及び第2ポンピング・チャンバ115bと機械的に結合された第2モータ135bを有する。
直列ポンプ型送出装置111は更に、圧力信号をライン161a及び161bを介して受け取り、閉信号を切り換え可能弁141にライン163を介して送り、且つポンピング信号をモータ135a及び135bにライン165a及び165bを介して送る制御手段151を備える。制御手段151は、モニタ又はディスプレイ153を装備されたコンピュータであることが好ましい。そして、試験モードにおいて、制御手段151は、信号を第1モータ135a及び第2モータ135bに送る。
試験モードにおいて、制御手段151は、ポンピング信号を第2モータ135bに送り、且つ閉信号を切り換え可能弁141に送って、第2ポンピング・チャンバ115b内の流体を圧力下に置くようにする。第2圧力測定装置139bは、最小圧力を決定し、そして最小圧力信号を制御手段151に送る。制御手段151は、最小圧力を最小許容値と比較するのが好ましい。この最小許容値は、許容ポンプ性能に関連した値を表す。そのような最小許容値に到達するのに失敗したことは、ポンプ111の欠陥又は溶液障害を示唆する。
第2圧力測定装置139bは、少なくとも1つの第1スレッショルド圧力を第1の時間に、且つ少なくとも1つの第2スレッショルド圧力を第2の時間に決定することが好ましい。第2圧力測定装置139bは、第1スレッショルド圧力信号及び第2スレッショルド圧力信号を制御手段151に送る。制御手段151は、時間に対する第1スレッショルド圧力信号と第2スレッショルド圧力信号との差を表す線の勾配を計算し、そして当該勾配をスレッショルド減衰値と比較する。なお、そのスレッショルド減衰値は、ポンプ111の欠陥、漏れと最も関連がありそうな欠陥を表す。制御手段151は、上記勾配がスレッショルド減衰値を超えたこと、又は圧力下で第2ポンピング・チャンバ115bと流体の連通状態にある逆止弁171b又は直列ポンプ型送出装置111の漏れのようなポンプ111の1つ又はそれより多い欠陥を指示する最小許容値に到達するのに失敗したことに応答して、1つ又はそれより多いエラー・メッセージをオペレータに送る。
代替として、又は追加として、試験モードにおいて、制御手段151は、ポンピング信号を第1モータ135aに送り、且つ閉信号を切り換え可能弁141に送って、第1ポンピング・チャンバ115a内の流体を圧力下に置くようにする。第1圧力測定装置139aは、最小圧力を決定し、そして第1最小圧力信号を制御手段151に送る。制御手段151は、最小圧力を最小許容値と比較するのが好ましい。この最小許容値は、許容ポンプ性能に関連する値を表す。そのような最小許容値に到達するのに失敗したことは、ポンプの欠陥又は溶液障害を示唆する。
第1圧力測定装置139aは、少なくとも1つの第2圧力を決定し、そして第2圧力信号を制御手段151に送る。制御手段151は、時間に対する第1圧力信号と第2圧力信号との差を表す線の勾配を計算し、そして当該勾配をスレッショルド減衰値と比較する。このスレッショルド減衰値は、ポンプ111の欠陥、その漏れに最も関連しそうな欠陥を表す。制御手段151は、上記勾配が圧力下で第1ポンピング・チャンバ115aと流体の連通状態にある入口弁127又は直列ポンプ型送出装置111の漏れのようなポンプ111の1つ又はそれより多い欠陥を指示するスレッショルド減衰値を超えることに応答して、1つ又はそれより多いエラー・メッセージをオペレータに送る。
制御手段151は、第1の組の圧力値を第1圧力測定装置139aから、且つ第2の組の圧力値を第2圧力測定装置139bから受け取り、そしてそれらの値を比較して、圧力測定装置の性能の誤り又は直列ポンプ型送出装置111の漏れを決定する。
動作において、試験モードで、制御手段151は、ポンピング信号を第2モータ135bに送り、且つ閉信号を切り換え可能弁141を送って、第2ポンピング・チャンバ115b内の流体を圧力下に置くようにする。第2圧力測定装置139bは、最小圧力を決定し、そして第1圧力信号を制御手段151に送る。制御手段151は、最小圧力を最小許容値と比較するのが好ましい。この最小許容値は、許容ポンプ性能に関連した値を表す。そのような最小許容値に到達するのに失敗したことは、ポンプの欠陥を示唆する。
第2圧力測定装置139bは、少なくとも1つの第1スレッショルド圧力を第1の時間に、且つ少なくとも1つの第2スレッショルド圧力を第2の時間に決定することが好ましい。第2圧力測定装置139bは、第1スレッショルド圧力信号及び第2スレッショルド圧力信号を制御手段151に送る。制御手段151は、時間に対する第1圧力信号と第2圧力信号との差を表す線の勾配を計算し、そして当該勾配を、ポンプ111の欠陥、その漏れに最も関連しそうな欠陥を表すスレッショルド減衰値と比較する。制御手段151は、上記勾配が圧力下で第2ポンピング・チャンバ115bと流体の連通状態にある逆止弁171b又は直列ポンプ型送出装置111の1つ又はそれより多い漏れを指示するスレッショルド値を超えたことに応答して、1つ又はそれより多いエラー・メッセージをオペレータに送る。
試験モードにおいて、制御手段151は、ポンピング信号を第1モータ135aに送り、且つ閉信号を切り換え可能弁141に送って、第1ポンピング・チャンバ115a内の流体を圧力下に置くようにするのが好ましい。第1圧力測定装置139aは、最小圧力を決定し、そして最小圧力信号を制御手段151に送る。制御手段151は、第1圧力を最小許容値と比較するのが好ましい。この最小許容値は、許容ポンプ性能に関連した値を表す。そのような最小許容値に到達するのに失敗したことは、ポンプの欠陥又は溶液障害を示唆する。
第1圧力測定装置139aは、少なくとも1つの第1スレッショルド圧力を第1の時間に、且つ少なくとも1つの第2スレッショルド圧力を第2の時間に決定するのが好ましい。第1圧力測定装置139aは、第1スレッショルド圧力信号及び第2スレッショルド圧力信号を制御手段151に送る。制御手段151は、時間に対する第1圧力信号と第2圧力信号との差を表す線の勾配を計算し、そして当該勾配を、ポンプの欠陥、その漏れに最も関連しそうな欠陥を表すスレッショルド減衰値と比較する。制御手段151は、勾配がスレッショルド値を超えたこと、又は圧力下で第1ポンピング・チャンバ115aと流体の連通状態にある入口弁127又は直列ポンプ型送出装置111の漏れのようなポンプ111の1つ又はそれより多い欠陥を指示する最小許容値に到達するのに失敗したことに応答して、1つ又はそれより多いメッセージをオペレータに送る。
制御手段151は、第1の組の圧力値を第1圧力測定装置139aから、且つ第2の組の圧力値を第2圧力測定装置139bから受け取り、そしてそれらの値を比較して、圧力測定装置139a及び139bの性能の誤り、又は直列ポンプ型送出装置111の漏れを決定する。
本発明の実施形態は、並列形態のポンプに有効である。図3は、全体的に参照番号211により指定された、並列型の送出装置を図示する。送出装置211は、並列の2つのポンピング・チャンバ、即ち第1ポンピング・チャンバ215a及び第2ポンピング・チャンバ215bを有する。第1ポンピング・チャンバ215aは、流体を流体供給部223から第1入口弁237a介しそして導管225a、225b及び225cを介して受け取る。第2ポンピング・チャンバ215bは、流体を流体供給部223から第2入口弁127bを介しそして導管225a、225b及び225dを介して受け取る。第1ポンピング・チャンバ215aは、流体を第1出口逆止弁239aを介しそして導管233aを介して排出する。第2ポンピング・チャンバ215bは、流体を第2出口逆止弁239bを介しそして導管233bを介して排出する。第1出口逆止弁239a及び第2出口逆止弁239bは、「T」字形を形成する導管271を介して切り換え可能弁241と流体の連通状態にある。切り換え可能弁241から、流体は、クロマトグラフィック・カラム227、検出器229及び廃棄物容器231へ導管233a、233b及び233cを介して流れる。
図示のように、送出装置211は更に、2つの圧力測定装置251a及び251b、及び2つのモータ235a及び235bを備える。これらモータは、第1ポンピング・チャンバ215aに機械的に結合された第1モータ235a、及び第2ポンピング・チャンバ215bに機械的に結合された第2モータ235bから構成される。2つの圧力測定装置は、第1圧力測定装置251a及び第2圧力測定装置251bから構成される。第1圧力測定装置251aは、第1ポンピング・チャンバ215aと第1逆止弁239aとの間に流体の連通状態にあるよう介挿されている。第2圧力測定装置251bは、第2ポンピング・チャンバ215bと第2逆止弁239bとの間に流体の連通状態にあるよう介挿されている。2つの圧力測定装置251a及び251bは、第1ポンピング・チャンバ215a及び第2ポンピング・チャンバ215bを互いに独立に試験モードに置くのを可能にする。
送出装置211は更に、圧力信号をライン271a及び271bを介して受け取り、閉信号を切り換え可能弁241にライン281を介して送り、且つポンピング信号をモータ235a及び235bにライン285a及び285bを介して送る制御手段261を備える。制御手段261は、モニタ又はディスプレイ263を装備されたコンピュータであることが好ましい。
試験モードにおいて、制御手段261は、第1ポンピング・チャンバ215a及び第2ポンピング・チャンバ215bのうちの1つを圧力下に置き、且つそのような送出装置を反対側の逆止弁239a又は239bを介して圧力下でポンピング・チャンバと流体の連通状態に置くポンピング・モードに行くようにモータ235a及び235bのうちの1つに指図する。この方法で、反対側のポンピング・チャンバの出口逆止弁を並列型ポンプにおいて試験することができる。そして、勿論、試験モードにおいて、1つのポンピング・チャンバの第1の1つのモータが、ポンピング・モードに置かれ、次いで反対側のポンピング・チャンバの反対側のモータがポンピング・モードに置かれて、両方の出口逆止弁239a及び239bの試験を可能にする。
制御手段は、第1の組の圧力値を第1圧力測定装置251aから、且つ第2の組の圧力値を第2圧力測定装置251bから受け取り、そしてそれらの値を比較する。それらの値の差は、圧力測定装置、第1又は第2のポンピング・チャンバ215a又は215b、第1又は第2の入口弁237a又は237b、又は出口逆止弁239a又は239bの性能の誤りを示唆する。これらの値はまた、所定の最小許容値と比較することができる。試験値が時間により分離された第1及び第2の圧力読み取り値を備える場合、試験値は、前述したようにスレッショルド減衰値と比較される。
動作において、試験モードで、制御手段261は、第1ポンピング・チャンバ215a及び第2ポンピング・チャンバ215bのうちの1つを圧力下に置き、且つそのような送出装置を反対側の逆止弁239a又は239bを介して圧力下のポンピング・チャンバと流体の連通状態に置くポンピング・モードに行くようモータ235a及び235bのうちの1つに指図する。試験モードは、反対側のポンピング・チャンバの出口逆止弁の試験を可能にする。そして、試験モードにおいて、1つのポンピング・チャンバの第1の1つのモータがポンピング・モードに置かれ、次いで反対側のポンピング・チャンバの反対側のモータがポンピング・モードに置かれて、両方の出口逆止弁の試験を可能にする。
ここで図4を参照すると、その図は、並列型ポンプの流体回路の半サイクルの試験モードの関数的挙動、即ち時間に対する測定圧力を図示する。期間T0からT1の間に、制御手段261は、切り換え可能弁141を閉じるよう切り換え、そして第1ポンピング・チャンバ215a及び第2ポンピング・チャンバ215bのうちの1つを圧力下に置き、且つそのような送出装置を反対側の逆止弁239a又は239bを介して圧力下のポンピング・チャンバと流体の連通状態に置くポンピング・モードに行くようモータ235a及び235bのうちの1つに指図する。
期間T0からT1は、粗い圧縮の期間である。粗い圧縮の目的は、流体回路をほぼ、ポンプが動作する圧力又は最小許容値に迅速に至らせることである。粗い圧縮の期間に続いて、制御手段261は、一層きっちりと制御されるポンピング・モードに行くようモータに指図する。このT1とT2との間の期間、即ち精細な圧縮の期間は、システムを少なくとも最小許容値に至らせることを意図している。第1圧力測定装置251aから又は第2圧力測定装置251bからの圧力値は、T2で又はおよそT2で得られる。制御手段261は、当該値を最小許容値と比較する。期間T1とT2との間にこの値に到達するのに失敗したことは、ポンプ111の欠陥を示唆する。
期間T2からT4の間に、制御手段261は、モータ235a又は235bに静止のままであるよう指図する。典型的には、この期間は、ほぼ0.1から5分であり、そして0.2から1.0分が最も好ましい。T3で、別のスレッショルド圧力値が、第1圧力測定装置251aから、又は第2圧力測定装置251bから得られる。そして、T4で、更に別のスレッショルド圧力値が得られる。制御手段261は、T3とT4とで取られた圧力値の間の線の勾配を計算する。圧力値がそのような期間にわたり連続的に取られる場合、それらの値は、時間に対して圧力の典型的な減衰を表す下向きに傾斜している曲線を取る。漏れが存在した場合には、その曲線は、一層明確な下向きの傾斜を取るであろう。T3及びT4での値は、実質的には図示されているより低いであろう。計算された線の勾配は、T2とT4との間に延びている点線により表されるスレッショルド減衰値と比較される。この勾配は、説明の目的のために図示されていて、実際の値は、経験的に決定される。計算された線の勾配がスレッショルド値より大きい場合、制御手段261は、エラー・メッセージを送る。
試験が完了した場合、許容値を達成したならば、ポンプ111は正常な送出動作とみなされる。ポンピング・モードに入るため、期間T3からT4までの間に、制御手段261は、ピストンを後退させることにより、又は切り換え可能弁141を開くよう切り換えることにより、流体回路を減圧する。
図4に図示されているプロフィールは、1200マイクロリットルの容量を持つポンピング・チャンバを有するポンプに対応する。図4に図示されているように、粗い圧縮期間の間に到達された圧力は、約1.758×10kg/mg(250.0psig)である。ポンプに対する正常な流量は、通常は弁が開いていないがその弁が開いている場合、3.0ml/分であろう。減衰率の勾配を計算する期間は、0.5分である。減衰率の限界は約2.109×10kg/mg/分(300psig/分)である。
こうして、本発明の特徴を説明したが、その説明は本発明の例示であり、本発明はそれに制限されるべきでないことが理解されるであろう。本発明は、特許請求の範囲に一層完全に記載されている。
図1は、本発明の特徴を具現化する単一チャンバ型送出装置を図示する。 図2は、本発明の特徴を具現化するデュアル・チャンバ直列型送出装置を図示する。 図3は、本発明の特徴を具現化するデュアル・チャンバ並列型送出装置を図示する。 図4は、時間に対する圧力測定装置からの圧力プロット及びスレッショルド値をグラフで示す。
符号の説明
215a,215b ポンピング・チャンバ
223 流体供給部
235a,235b モータ
237a,237b 入口弁
251a,251b 圧力測定装置
261 制御手段
239a,239b 出口逆止弁
241 切り換え可能弁
227 クロマトグラフィック・カラム
229 検出器
231 廃棄物容器

Claims (11)

  1. 入口及び出口を有する少なくとも1つのポンピング・チャンバを備え、
    前記ポンピング・チャンバが前記ポンピング・チャンバ内で移動するピストンを有し、前記ピストンが流体を前記ポンピング・チャンバから推進させ、前記入口が流体を流体供給部から受け取り、前記出口が前記流体を前記ポンピング・チャンバから排出し、
    前記ピストンを前記ポンピング・チャンバ内で駆動する少なくとも1つのモータであって、ポンピング信号を受け取るとポンピング・モードで動作する前記少なくとも1つのモータと、
    前記ポンピング・チャンバの前記入口と流体の連通状態にある少なくとも1つの入口弁であって、開位置及び閉位置を有する前記少なくとも1つの入口弁と、
    前記ポンピング・チャンバの前記出口と流体の連通状態にある少なくとも1つの切り換え可能弁であって、閉位置及び開位置を有し、閉信号を受け取ると前記閉位置を取る前記少なくとも1つの切り換え可能弁と、
    前記入口弁と切り換え可能弁との間で前記ポンピング・チャンバと流体の連通状態にある少なくとも1つの第1圧力測定装置であって、圧力に応答して圧力信号を生成する前記少なくとも1つの第1圧力測定装置と、
    前記圧力信号を受け取り、閉信号を前記少なくとも1つの切り換え可能弁に送り且つポンピング信号を前記モータに送る制御手段と、を更に備え、
    前記制御手段は、当該制御手段がポンピング信号を前記モータに送り且つ閉信号を前記切り換え可能弁に送って、前記ポンピング・チャンバ内の流体を圧力下に置くようにする試験モードを有し、
    前記第1圧力測定装置は、第1スレッショルド圧力を第1の時間に決定し、且つ第1スレッショルド圧力信号を前記制御手段に送り、
    前記第1圧力測定装置は、少なくとも1つの第2スレッショルド圧力を第2の時間に決定し、且つ第2スレッショルド圧力信号を前記制御手段に送り、
    前記制御手段は、時間に対する前記第1スレッショルド圧力信号と前記第2スレッショルド圧力信号との差を表す線の勾配を計算し、且つ前記勾配を、ポンプの漏れを表すスレッショルド値と比較し、
    前記制御手段は、前記勾配が前記スレッショルド値を超えるのに応答して、1つ又はそれより多いエラー・メッセージをオペレータに送り、
    2つのポンピング・チャンバ、2つの入口弁及び2つの出口弁を更に備え、
    前記ポンピング・チャンバは、第1ポンピング・チャンバ及び第2ポンピング・チャンバを備え、
    前記第1ポンピング・チャンバ及び第2ポンピング・チャンバが並列であり、
    前記第1ポンピング・チャンバは、流体を流体供給部から第1入口弁を介して受け取り、
    前記第2ポンピング・チャンバは、流体を流体供給部から第2入口弁を介して受け取り、
    前記第1ポンピング・チャンバは、前記流体を第1出口逆止弁を介して排出し、
    前記第2ポンピング・チャンバは、前記流体を第2出口逆止弁を介して排出し、
    前記第1出口逆止弁及び前記第2出口逆止弁が、前記切り換え可能弁と流体の連通状態にあり、
    2つの圧力測定装置及び2つのモータを更に備え、
    前記2つのモータは、前記第1ポンピング・チャンバに機械的に結合された第1モータ、及び前記第2ポンピング・チャンバに機械的に結合された第2モータを備え、
    前記2つの圧力測定装置は、第1圧力測定装置及び第2圧力測定装置を備え、
    前記第1圧力測定装置が前記第1ポンピング・チャンバと前記第1逆止弁との間に流体の連通状態にあるよう介挿され、且つ前記第2圧力測定装置が前記第2ポンピング・チャンバと前記第2逆止弁との間に流体の連通状態にあるよう介挿されて、前記第1ポンピング・チャンバと前記第2ポンピング・チャンバとを互いに独立に試験モードに置くのを可能にし、
    前記試験モードにおいて、前記制御手段は、前記第1ポンピング・チャンバ及び第2のポンピング・チャンバのうちの1つを圧力下に置き、且つそのような送出装置を前記ポンピング・チャンバと圧力下で前記反対側の逆止弁を介した流体の連通状態に置いて、前記反対側のポンピング・チャンバの前記出口逆止弁の試験を可能にするポンピング・モードに前記モータのうちの1つに行くよう指図し、
    前記試験モードにおいて、1つのポンピング・チャンバの第1の1つのモータがポンピング・モードに置かれ、次いで反対側のポンピング・チャンバの反対側のモータがポンピング・モードに置かれて、2つの出口逆止弁の試験を可能にする
    流体を送出する送出装置。
  2. 入口及び出口を有する少なくとも1つのポンピング・チャンバを備え、
    前記ポンピング・チャンバが前記ポンピング・チャンバ内で移動するピストンを有し、前記ピストンが流体を前記ポンピング・チャンバから推進させ、前記入口が流体を流体供給部から受け取り、前記出口が前記流体を前記ポンピング・チャンバから排出し、
    前記ピストンを前記ポンピング・チャンバ内で駆動する少なくとも1つのモータであって、ポンピング信号を受け取るとポンピング・モードで動作する前記少なくとも1つのモータと、
    前記ポンピング・チャンバの前記入口と流体の連通状態にある少なくとも1つの入口弁であって、開位置及び閉位置を有する前記少なくとも1つの入口弁と、
    前記ポンピング・チャンバの前記出口と流体の連通状態にある少なくとも1つの切り換え可能弁であって、閉位置及び開位置を有し、閉信号を受け取ると前記閉位置を取る前記少なくとも1つの切り換え可能弁と、
    前記入口弁と切り換え可能弁との間で前記ポンピング・チャンバと流体の連通状態にある少なくとも1つの第1圧力測定装置であって、圧力に応答して圧力信号を生成する前記少なくとも1つの第1圧力測定装置と、
    前記圧力信号を受け取り、閉信号を前記少なくとも1つの切り換え可能弁に送り且つポンピング信号を前記モータに送る制御手段と、を更に備え、
    前記制御手段は、当該制御手段がポンピング信号を前記モータに送り且つ閉信号を前記切り換え可能弁に送って、前記ポンピング・チャンバ内の流体を圧力下に置くようにする試験モードを有し、
    前記第1圧力測定装置は、第1スレッショルド圧力を第1の時間に決定し、且つ第1スレッショルド圧力信号を前記制御手段に送り、
    前記第1圧力測定装置は、少なくとも1つの第2スレッショルド圧力を第2の時間に決定し、且つ第2スレッショルド圧力信号を前記制御手段に送り、
    前記制御手段は、時間に対する前記第1スレッショルド圧力信号と前記第2スレッショルド圧力信号との差を表す線の勾配を計算し、且つ前記勾配を、ポンプの漏れを表すスレッショルド値と比較し、
    前記制御手段は、前記勾配が前記スレッショルド値を超えるのに応答して、1つ又はそれより多いエラー・メッセージをオペレータに送り、
    2つのポンピング・チャンバ、2つの入口弁及び2つの出口弁を更に備え、
    前記ポンピング・チャンバは、第1ポンピング・チャンバ及び第2ポンピング・チャンバを備え、
    前記第1ポンピング・チャンバ及び第2ポンピング・チャンバが並列であり、
    前記第1ポンピング・チャンバは、流体を流体供給部から第1入口弁を介して受け取り、
    前記第2ポンピング・チャンバは、流体を流体供給部から第2入口弁を介して受け取り、
    前記第1ポンピング・チャンバは、前記流体を第1出口逆止弁を介して排出し、
    前記第2ポンピング・チャンバは、前記流体を第2出口逆止弁を介して排出し、
    前記第1出口逆止弁及び前記第2出口逆止弁が、前記切り換え可能弁と流体の連通状態にあり、
    2つの圧力測定装置及び2つのモータを更に備え、
    前記2つのモータは、前記第1ポンピング・チャンバに機械的に結合された第1モータ、及び前記第2ポンピング・チャンバに機械的に結合された第2モータを備え、
    前記2つの圧力測定装置は、第1圧力測定装置及び第2圧力測定装置を備え、
    前記第1圧力測定装置が前記第1ポンピング・チャンバと前記第1逆止弁との間に流体の連通状態にあるよう介挿され、且つ前記第2圧力測定装置が前記第2ポンピング・チャンバと前記第2逆止弁との間に流体の連通状態にあるよう介挿されて、前記第1ポンピング・チャンバと前記第2ポンピング・チャンバとを互いに独立に試験モードに置くのを可能にし、
    前記制御手段が、閉信号を前記出口弁に送り、
    前記制御手段は、第1の組の圧力値を前記第1圧力測定装置から、且つ第2の組の圧力値を前記第2圧力測定装置から受け取り、且つそれらの前記値を比較して、前記圧力測定装置、前記第1及び第2のポンピング・チャンバ、前記第1及び第2の入口弁、及び前記出口逆止弁から成るグループから選択された構成要素のうちの少なくとも1つの性能の誤りを決定する
    流体を送出する送出装置。
  3. 流体を送出する送出装置の性能を試験する方法であって、
    前記送出装置は、
    入口及び出口を有する少なくとも1つのポンピング・チャンバを備え、
    前記ポンピング・チャンバは、前記ポンピング・チャンバ内で移動するピストンを有し、
    前記ピストンは流体を前記ポンピング・チャンバから推進させ、前記入口が流体を流体供給部から受け取り、前記出口が前記流体を前記ポンピング・チャンバから排出し、
    前記送出装置は更に、
    前記ピストンを前記ポンピング・チャンバ内で駆動する少なくとも1つのモータであって、ポンピング信号を受け取るとポンピング・モードで動作する前記少なくとも1つのモータと、
    前記ポンピング・チャンバの前記入口と流体の連通状態にある少なくとも1つの入口弁であって、開位置及び閉位置を有する前記する少なくとも1つの入口弁と、
    前記ポンピング・チャンバの前記出口と流体の連通状態にある少なくとも1つの切り換え可能弁であって、閉位置及び開位置を有し、閉信号を受け取ると前記閉位置を取る前記少なくとも1つの切り換え可能弁と、
    前記入口弁と切り換え可能弁との間で前記ポンピング・チャンバと流体の連通状態にある少なくとも1つの第1圧力測定装置であって、圧力に応答して圧力信号を生成する前記少なくとも1つの第1圧力測定装置と、
    前記圧力信号を受け取り、閉信号を前記少なくとも1つの切り換え可能弁に送り且つポンピング信号を前記モータに送る制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、当該制御手段がポンピング信号を前記モータに送り且つ閉信号を前記切り換え可能弁に送って、前記ポンピング・チャンバ内の流体を圧力下に置くようにする試験モードを有し、
    前記第1圧力測定装置は、第1スレッショルド圧力を第1の時間に決定し、且つ第1スレッショルド圧力信号を前記制御手段に送り、
    前記第1圧力測定装置は、少なくとも1つの第2スレッショルド圧力を第2の時間に決定し、且つ第2スレッショルド圧力信号を前記制御手段に送り、
    前記制御手段は、時間に対する前記第1スレッショルド圧力信号と前記第2スレッショルド圧力信号との差を表す線の勾配を計算し、且つ前記勾配を、ポンプの漏れを表すスレッショルド値と比較し、
    前記制御手段は、前記勾配が前記スレッショルド値を超えるのに応答して、1つ又はそれより多いエラー・メッセージをオペレータに送り、
    前記方法が、前記送出装置を試験モードで動作させるステップを備え、
    前記送出装置が更に、2つのポンピング・チャンバ、2つの入口弁及び2つの出口弁を備え、
    前記ポンピング・チャンバは、第1ポンピング・チャンバ及び第2ポンピング・チャンバを備え、
    前記第1ポンピング・チャンバ及び第2ポンピング・チャンバが並列であり、
    前記第1ポンピング・チャンバは、流体を流体供給部から第1入口弁を介して受け取り、
    前記第2ポンピング・チャンバは、流体を流体供給部から第2入口弁を介して受け取り、
    前記第1ポンピング・チャンバは、前記流体を第1出口逆止弁を介して排出し、
    前記第2ポンピング・チャンバは、前記流体を第2出口逆止弁を介して排出し、
    前記第1出口逆止弁及び前記第2出口逆止弁が、前記切り換え可能弁と流体の連通状態にあり、
    前記送出装置が更に、2つの圧力測定装置及び2つのモータを備え、
    前記2つのモータは、前記第1ポンピング・チャンバに機械的に結合された第1モータ、及び前記第2ポンピング・チャンバに機械的に結合された第2モータを備え、
    前記2つの圧力測定装置は、第1圧力測定装置及び第2圧力測定装置を備え、
    前記第1圧力測定装置が前記第1ポンピング・チャンバと前記第1逆止弁との間に流体の連通状態にあるよう介挿され、且つ前記第2圧力測定装置が前記第2ポンピング・チャンバと前記第2逆止弁との間に連通状態にあるよう介挿されて、前記第1ポンピング・チャンバと前記第2ポンピング・チャンバとを互いに独立に試験モードに置くのを可能にし、
    前記試験モードにおいて、前記制御手段は、前記第1及び第2のポンピング・チャンバのうちの1つを圧力下に、且つそのような送出装置を前記ポンピング・チャンバと圧力下で前記反対側の逆止弁を介して流体の連通状態に置いて、前記反対側のポンピング・チャンバの前記出口逆止弁の試験を可能にするポンピング・モードに行くよう前記モータの1つに指図する、方法。
  4. 前記試験モードにおいて、1つのポンピング・チャンバの第1の1つのモータがポンピング・モードに置かれ、次いで反対側のポンピング・チャンバの反対側のモータがポンピング・モードに置かれて、2つの出口逆止弁の試験を可能にする請求項3記載の方法。
  5. 前記制御手段が、閉信号を前記出口弁に送り、
    前記制御手段は、第1の組の圧力値を前記第1圧力測定装置から、且つ第2の組の圧力値を前記第2圧力測定装置から受け取り、且つそれらの前記値を比較して、前記圧力測定装置、前記第1及び第2のポンピング・チャンバ、前記第1及び第2の入口弁、及び前記出口逆止弁から成るグループから選択された構成要素のうちの少なくとも1つの性能の誤りを決定する
    請求項4記載の方法。
  6. 入口及び出口を有する少なくとも1つのポンピング・チャンバを備え、
    前記ポンピング・チャンバが前記ポンピング・チャンバ内で移動するピストンを有し、前記ピストンが流体を前記ポンピング・チャンバから推進させ、前記入口が流体を流体供給部から受け取り、前記出口が前記流体を前記ポンピング・チャンバから排出し、
    前記ピストンを前記ポンピング・チャンバ内で駆動する少なくとも1つのモータであって、ポンピング信号を受け取るとポンピング・モードで動作する前記少なくとも1つのモータと、
    前記ポンピング・チャンバの前記入口と流体の連通状態にある少なくとも1つの入口弁であって、開位置及び閉位置を有する前記少なくとも1つの入口弁と、
    前記ポンピング・チャンバの前記出口と流体の連通状態にある少なくとも1つの切り換え可能弁であって、閉位置及び開位置を有し、閉信号を受け取ると前記閉位置を取る前記少なくとも1つの切り換え可能弁と、
    前記入口弁と切り換え可能弁との間で前記ポンピング・チャンバと流体の連通状態にある少なくとも1つの第1圧力測定装置であって、圧力に応答して圧力信号を生成する前記少なくとも1つの第1圧力測定装置と、
    前記圧力信号を受け取り、閉信号を前記少なくとも1つの切り換え可能弁に送り且つポンピング信号を前記モータに送る制御手段と、を更に備え、
    前記制御手段は、当該制御手段がポンピング信号を前記モータに送り且つ閉信号を前記切り換え可能弁に送って、前記ポンピング・チャンバ内の流体を圧力下に置くようにする試験モードを有し、
    前記第1圧力測定装置は、最小圧力を決定し、且つ最小圧力信号を前記制御手段に送り、
    前記制御手段は、前記の第1圧力信号を、ポンプの欠陥を表す最小許容値と比較し、
    前記制御手段は、前記の第1圧力信号が前記最小許容値に到達するのに失敗したことに応答して、1つ又はそれより多いエラー・メッセージをオペレータに送り、
    2つのポンピング・チャンバ、2つの入口弁及び2つの出口弁を更に備え、
    前記ポンピング・チャンバは、第1ポンピング・チャンバ及び第2ポンピング・チャンバを備え、
    前記第1ポンピング・チャンバ及び第2ポンピング・チャンバが並列であり、
    前記第1ポンピング・チャンバは、流体を流体供給部から第1入口弁を介して受け取り、
    前記第2ポンピング・チャンバは、流体を流体供給部から第2入口弁を介して受け取り、
    前記第1ポンピング・チャンバは、前記流体を第1出口逆止弁を介して排出し、
    前記第2ポンピング・チャンバは、前記流体を第2出口逆止弁を介して排出し、
    前記第1出口逆止弁及び前記第2出口逆止弁が、前記切り換え可能弁と流体の連通状態にあり、
    2つの圧力測定装置及び2つのモータを更に備え、
    前記2つのモータは、前記第1ポンピング・チャンバに機械的に結合された第1モータ、及び前記第2ポンピング・チャンバに機械的に結合された第2モータを備え、
    前記2つの圧力測定装置は、第1圧力測定装置及び第2圧力測定装置を備え、
    前記第1圧力測定装置が前記第1ポンピング・チャンバと前記第1逆止弁との間に流体の連通状態にあるよう介挿され、且つ前記第2圧力測定装置が前記第2ポンピング・チャンバと前記第2逆止弁との間に連通状態にあるよう介挿されて、前記第1ポンピング・チャンバと前記第2ポンピング・チャンバとを互いに独立に試験モードに置くのを可能にし、
    前記試験モードにおいて、前記制御手段は、前記第1及び第2のポンピング・チャンバのうちの1つを圧力下に、且つそのような送出装置を前記ポンピング・チャンバと圧力下で前記反対側の逆止弁を介して流体の連通状態に置いて、前記反対側のポンピング・チャンバの前記出口逆止弁の試験を可能にするポンピング・モードに行くよう前記モータの1つに指図する
    流体を送出する送出装置。
  7. 前記試験モードにおいて、1つのポンピング・チャンバの第1の1つのモータがポンピング・モードに置かれ、次いで反対側のポンピング・チャンバの反対側のモータがポンピング・モードに置かれて、2つの出口逆止弁の試験を可能にする請求項6記載の送出装置。
  8. 前記制御手段が、閉信号を前記出口弁に送り、
    前記制御手段は、第1の組の圧力値を前記第1圧力測定装置から、且つ第2の組の圧力値を前記第2圧力測定装置から受け取り、且つそれらの前記値を比較して、前記送出装置の欠陥を決定する
    請求項6記載の送出装置。
  9. 流体を送出する送出装置の性能を試験する方法であって、
    前記送出装置が、
    入口及び出口を有する少なくとも1つのポンピング・チャンバを備え、
    前記ポンピング・チャンバが前記ポンピング・チャンバ内で移動するピストンを有し、前記ピストンが流体を前記ポンピング・チャンバから推進させ、前記入口が流体を流体供給部から受け取り、前記出口が前記流体を前記ポンピング・チャンバから排出し、
    前記送出装置が更に、
    前記ピストンを前記ポンピング・チャンバ内で駆動する少なくとも1つのモータであって、ポンピング信号を受け取るとポンピング・モードで動作する前記少なくとも1つのモータと、
    前記ポンピング・チャンバの前記入口と流体の連通状態にある少なくとも1つの入口弁であって、開位置及び閉位置を有する前記少なくとも1つの入口弁と、
    前記ポンピング・チャンバの前記出口と流体の連通状態にある少なくとも1つの切り換え可能弁であって、閉位置及び開位置を有し、閉信号を受け取ると前記閉位置を取る前記少なくとも1つの切り換え可能弁と、
    前記入口弁と切り換え可能弁との間で前記ポンピング・チャンバと流体の連通状態にある少なくとも1つの第1圧力測定装置であって、圧力に応答して圧力信号を生成する前記少なくとも1つの第1圧力測定装置と、
    前記圧力信号を受け取り、閉信号を前記少なくとも1つの切り換え可能弁に送り且つポンピング信号を前記モータに送る制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、当該制御手段がポンピング信号を前記モータに送り且つ閉信号を前記切り換え可能弁に送って、前記ポンピング・チャンバ内の流体を圧力下に置くようにする試験モードを有し、
    前記第1圧力測定装置は、最小圧力を決定し、且つ最小圧力信号を前記制御手段に送り、
    前記制御手段は、前記最小圧力信号を、ポンプの欠陥を表す最小許容値と比較し、
    前記制御手段は、前記の第1圧力信号が前記最小許容値に到達するのに失敗したことに応答して、1つ又はそれより多いエラー・メッセージをオペレータに送り、
    前記送出装置が更に、2つのポンピング・チャンバ、2つの入口弁及び2つの出口弁を備え、
    前記ポンピング・チャンバは、第1ポンピング・チャンバ及び第2ポンピング・チャンバを備え、
    前記第1ポンピング・チャンバ及び第2ポンピング・チャンバが並列であり、
    前記第1ポンピング・チャンバは、流体を流体供給部から第1入口弁を介して受け取り、
    前記第2ポンピング・チャンバは、流体を流体供給部から第2入口弁を介して受け取り、
    前記第1ポンピング・チャンバは、前記流体を第1出口逆止弁を介して排出し、
    前記第2ポンピング・チャンバは、前記流体を第2出口逆止弁を介して排出し、
    前記第1出口逆止弁及び前記第2出口逆止弁が、前記切り換え可能弁と流体の連通状態にあり、
    前記送出装置が更に、2つの圧力測定装置及び2つのモータを備え、
    前記2つのモータは、前記第1ポンピング・チャンバに機械的に結合された第1モータ、及び前記第2ポンピング・チャンバに機械的に結合された第2モータを備え、
    前記2つの圧力測定装置は、第1圧力測定装置及び第2圧力測定装置を備え、
    前記第1圧力測定装置が前記第1ポンピング・チャンバと前記第1逆止弁との間に流体の連通状態にあるよう介挿され、且つ前記第2圧力測定装置が前記第2ポンピング・チャンバと前記第2逆止弁との間に連通状態にあるよう介挿されて、前記第1ポンピング・チャンバと前記第2ポンピング・チャンバとを互いに独立に試験モードに置くのを可能にし、
    前記試験モードにおいて、前記制御手段は、前記第1及び第2のポンピング・チャンバのうちの1つを圧力下に、且つそのような送出装置を前記ポンピング・チャンバと圧力下で前記反対側の逆止弁を介して流体の連通状態に置いて、前記反対側のポンピング・チャンバの前記出口逆止弁の試験を可能にするポンピング・モードに行くよう前記モータの1つに指図する、方法。
  10. 前記試験モードにおいて、1つのポンピング・チャンバの第1の1つのモータがポンピング・モードに置かれ、次いで反対側のポンピング・チャンバの反対側のモータがポンピング・モードに置かれて、2つの出口逆止弁の試験を可能にする請求項9記載の方法。
  11. 前記制御手段が、閉信号を前記出口弁に送り、
    前記制御手段は、第1の組の圧力値を前記第1圧力測定装置から、且つ第2の組の圧力値を前記第2圧力測定装置から受け取り、且つそれらの前記値を比較して、欠陥を決定する
    請求項10記載の方法。
JP2008022276A 2001-03-02 2008-02-01 流体漏れの有無を決定する方法及び装置 Expired - Fee Related JP4570663B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US27293401P 2001-03-02 2001-03-02

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002583921A Division JP4451067B2 (ja) 2001-03-02 2002-03-01 流体漏れの有無を決定する方法及び装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008111856A JP2008111856A (ja) 2008-05-15
JP4570663B2 true JP4570663B2 (ja) 2010-10-27

Family

ID=23041878

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002583921A Expired - Fee Related JP4451067B2 (ja) 2001-03-02 2002-03-01 流体漏れの有無を決定する方法及び装置
JP2008022276A Expired - Fee Related JP4570663B2 (ja) 2001-03-02 2008-02-01 流体漏れの有無を決定する方法及び装置

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002583921A Expired - Fee Related JP4451067B2 (ja) 2001-03-02 2002-03-01 流体漏れの有無を決定する方法及び装置

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP1364194B1 (ja)
JP (2) JP4451067B2 (ja)
DE (2) DE60236823D1 (ja)
WO (1) WO2002086437A1 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7241115B2 (en) 2002-03-01 2007-07-10 Waters Investments Limited Methods and apparatus for determining the presence or absence of a fluid leak
EP1627216A2 (de) * 2003-04-07 2006-02-22 Rausch & Pausch GmbH Verfahren und anordnung zur quantitativen bestimmung der leckage von hydraulischen komponenten
FR2887332B1 (fr) * 2005-06-16 2007-09-21 Gaz De France Procede et systeme d'evaluation de l'etancheite d'un dispositif de stockage de gaz carburant sous haute pression
CN101918806B (zh) 2007-11-21 2013-06-12 结构监测系统有限公司 差分比较压力监控系统
US8508375B2 (en) 2007-11-21 2013-08-13 Structural Monitoring Systems Ltd. Comparative pressure monitoring instrument
FI120602B (fi) * 2008-01-02 2009-12-15 Waertsilae Finland Oy Menetelmä ja laite ruiskutuspumpun männän testaamiseksi
US8477040B2 (en) * 2011-01-26 2013-07-02 Joseph D Jatcko Method and apparatus for testing the integrity of a tank
EP3341612B1 (en) 2015-08-25 2019-10-02 Artemis Intelligent Power Limited The measurement and use of hydraulic stiffness properties of hydraulic apparatus
US10591379B2 (en) 2017-12-27 2020-03-17 Cummins Inc. System and method for identifying a source of high pressure leakage
EP3933399A4 (en) * 2019-02-26 2022-11-16 Hitachi High-Tech Corporation DEVICE FOR ANALYSIS BY LIQUID PHASE CHROMATOGRAPHY AND ASSOCIATED CONTROL METHOD
DE102020119654A1 (de) * 2020-07-24 2022-01-27 Fresenius Medical Care Deutschland Gmbh Verfahren zum Überprüfen der Funktionsfähigkeit von Fördermitteln einer medizinischen Behandlungsvorrichtung, und Vorrichtungen
DE102020127285B3 (de) 2020-10-16 2022-01-20 K.H. Brinkmann GmbH & Co Kommanditgesellschaft Verfahren zur Feststellung von Leckagen einer Verdrängerpumpe
CN112304529B (zh) * 2020-10-29 2022-09-27 四川航天川南火工技术有限公司 一种火工品多通道气密自动检测装置
WO2023037751A1 (ja) 2021-09-13 2023-03-16 株式会社日立ハイテク 検査方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5336053A (en) * 1993-01-29 1994-08-09 Abbott Laboratories Method of testing for leakage in a solution pumping system
JPH08504510A (ja) * 1992-12-11 1996-05-14 シーイーアイ アクウィジション カンパニー 地下製品ラインにおける漏洩検知方法
JPH10505892A (ja) * 1993-11-03 1998-06-09 アイティーティー・オートモーティブ・ヨーロップ・ゲーエムベーハー 液圧装置の機能テスト方法
WO2000012991A1 (en) * 1998-08-26 2000-03-09 Aksys, Ltd. Blood tubing set integrity tests for extracorporeal circuits

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3100986A (en) * 1960-07-08 1963-08-20 Starr Kap Engineering Company Leakage indicator
JPS54147504A (en) * 1978-05-12 1979-11-17 Hitachi Ltd Performance tester for reciprocating compressors
JPS58210387A (ja) * 1982-05-31 1983-12-07 Ebara Corp ポンプ装置の自動点検装置
US4715214A (en) * 1986-10-03 1987-12-29 S. Himmelstein And Company Leak tester
US4927411A (en) * 1987-05-01 1990-05-22 Abbott Laboratories Drive mechanism for disposable fluid infusion pumping cassette
DE3876143T2 (de) * 1987-05-01 1993-04-22 Abbott Lab Wegwerfbare infusionskassette mit pumpenkammer sowie triebwerk dafuer.
JPH0249984A (ja) * 1988-08-10 1990-02-20 Toyoda Gosei Co Ltd ポンプの試験装置
US4901751A (en) * 1989-06-15 1990-02-20 Systems Chemistry, Inc. Fluid control valve and system with leak detection and containment
JP3236939B2 (ja) * 1993-05-06 2001-12-10 ストラクチュラル モニタリング システムズ リミテッド モニター装置
US5439355A (en) * 1993-11-03 1995-08-08 Abbott Laboratories Method and apparatus to test for valve leakage in a pump assembly
US5383351A (en) * 1993-11-12 1995-01-24 Atlantic Richfield Company Pump seal test apparatus and method
US5631632A (en) * 1995-08-31 1997-05-20 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Pressure monitoring system
US6055851A (en) * 1996-08-12 2000-05-02 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Apparatus for diagnosing failure of hydraulic pump for work machine
US5817925A (en) * 1997-03-26 1998-10-06 Siemens Electric Limited Evaporative emission leak detection system
NL1006954C1 (nl) * 1997-09-05 1997-11-10 Omve Netherlands B V Inrichting voor het testen van voorwerpen op persdruk.
US6094970A (en) * 1998-12-15 2000-08-01 Milton Roy Company Leak detector for a pump

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08504510A (ja) * 1992-12-11 1996-05-14 シーイーアイ アクウィジション カンパニー 地下製品ラインにおける漏洩検知方法
US5336053A (en) * 1993-01-29 1994-08-09 Abbott Laboratories Method of testing for leakage in a solution pumping system
JPH10505892A (ja) * 1993-11-03 1998-06-09 アイティーティー・オートモーティブ・ヨーロップ・ゲーエムベーハー 液圧装置の機能テスト方法
WO2000012991A1 (en) * 1998-08-26 2000-03-09 Aksys, Ltd. Blood tubing set integrity tests for extracorporeal circuits

Also Published As

Publication number Publication date
WO2002086437A1 (en) 2002-10-31
JP4451067B2 (ja) 2010-04-14
DE60221358T2 (de) 2008-05-08
DE60236823D1 (de) 2010-08-05
EP1364194B1 (en) 2007-07-25
DE60221358D1 (de) 2007-09-06
JP2008111856A (ja) 2008-05-15
EP1364194A1 (en) 2003-11-26
JP2004525375A (ja) 2004-08-19
EP1364194A4 (en) 2005-12-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4570663B2 (ja) 流体漏れの有無を決定する方法及び装置
US7241115B2 (en) Methods and apparatus for determining the presence or absence of a fluid leak
US10627373B2 (en) Methods for liquid chromatography fluidic monitoring
US6070453A (en) Computerized dispenser tester
KR100898318B1 (ko) 안전밸브 시험장치
US20140299542A1 (en) Method and System for Liquid Chromatography Fluidic Monitoring
JP2007525638A (ja) 圧力を使用する容器内の流体体積の測定
US11262334B2 (en) Methods for liquid chromatography fluidic monitoring
EP1846742A2 (en) Fluid containment element leak detection apparatus and method
GB2325525A (en) Testing storage tanks and pipework etc. for leaks
EP1843141B1 (en) Methods and apparatus for determining the presence or absence of a fluid leak
JP4316446B2 (ja) バッグ容器の注入口シール部の漏れ検査方法
KR101438754B1 (ko) 열교환기의 압력 피로 시험 장치
JPH0772050A (ja) 気体捕集装置
JPH07178065A (ja) 血圧計の検査方法と血圧計
JP2010060542A (ja) 気密部品の欠陥検査方法および装置
JP2006226947A (ja) 過流量阻止弁の作動検査システム及び作動検査方法、並びにこれに用いる排水装置
KR900005474B1 (ko) 유중 가연성 가스 검출장치
KR101269526B1 (ko) 누설 탐지 지그 장치
JPS62198727A (ja) 油圧漏洩検出方法
JP2844200B2 (ja) 油中ガス検出装置
JP3643443B2 (ja) ガス配管気密検査装置
WO2005068970A1 (ja) サンプリング装置
JPH04208833A (ja) 流体漏れ検査装置
JP2003254853A (ja) 漏洩検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100712

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100810

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130820

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4570663

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130820

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130820

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees