JP4570603B2 - データ再生装置、データ再生方法、及び半導体装置 - Google Patents

データ再生装置、データ再生方法、及び半導体装置 Download PDF

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Description

本発明は、ハードディスクとメモリを備え、電池で駆動するデータ再生装置及びそのデータ再生方法及びハードディスク、メモリ、電池の制御を行う半導体装置に関するものである。
従来、携帯可能な音楽再生装置は、十分な記憶容量の確保するため、大容量記憶媒体であるハードディスクに音楽データが格納されている。また、携帯可能とするため、通常は電池駆動となっている。この音楽再生装置は、ハードディスクに格納された音楽データをバッファメモリへ転送し、転送された音楽データを伸張しスピーカー等の出力部により出力している。このとき、ハードディスクの電源を常時オンとしておくのではなく、音楽データをバッファメモリに転送したら一旦ハードディスクの電源をオフし、バッファ内の音楽データを再生する。そして、再生する音楽データがなくなる前に再び電源をオンとし、次の音楽データをバッファへ転送することを繰り返す。これにより、消費電力の大きいハードディスクを制御している(例えば、特許文献1)。
特開2003−295896
しかしながら、従来のデータ再生装置では、電池残量を考慮したハードディスクへのアクセスの細かな制御が行われず、定期的にハードディスクへのアクセスが発生していた。このため、さらなる長時間再生に対応することが困難であった。
上記課題を解決するために、本願の代表的な発明の一つは、データが格納されるハードディスクと、データが格納され、読み出しを行う際の消費電力が前記ハードディスクよりも小さい第1のメモリと、前記ハードディスクと前記第1のメモリとを駆動するための電圧を供給する電池と、前記ハードディスクに格納されるデータを前記ハードディスクから前記第1のメモリに転送するデータ転送手段と、前記第1のメモリに格納されるデータを読み出すデータ読み出し手段と、前記ハードディスクに格納されるデータを前記ハードディスクから前記第1のメモリに転送する前に前記ハードディスクの電源をオンし、前記データを転送した後に前記ハードディスクの電源をオフするハードディスク制御手段とを含む制御部とを備えており、前記制御部は、前記電池の電圧レベルと前記ハードディスクの動作下限電圧及び設定される音楽再生時間に基づいて設定された第1の電圧レベルとを比較する第1の比較手段を有し、前記電池の電圧レベルが前記第1の電圧レベルよりも低い場合には、前記制御部は、前記ハードディスクの電源をオフの状態に保持し、それ以降は前記ハードディスクから読み出しを行わず前記第1のメモリに格納されるデータを読み出すことを特徴とするデータ再生装置である。

本願の代表的な発明によれば、電池残量が低下し電圧レベルが一定値以下になると、ハードディスクへのアクセスを制限し、バッファメモリ内にあるだけの音楽を再生し続けている。これにより、電池を効率よく使用することができ、データの長時間再生を可能としている。また、記憶デバイスへのアクセス電圧に差がある場合、例えばハードディスクでは3.3V、バッファメモリでは1.8Vである場合、ハードディスクへのアクセスが不可能な電圧時2.0Vにおいてもバッファメモリから音楽再生が可能となるため、電池を効率よく使用することができ、データの長時間再生を可能としている。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、全図面を通して同様の構成には同様の符号を付与する。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態における音楽再生装置100の構成を示す図である。図1の矢印は、データ転送線を示している。
電池101は電圧検出部102、音圧増幅部103、ハードディスク104、バッファメモリ105、制御部106に対して電源電圧を供給している。電圧検出部102は、例えば、半導体装置に含まれている。また、電圧検出部102は、電池101の電圧レベルをA/D変換し、制御部106に対して電池101の電圧レベルを出力する。音圧増幅部103は演算された音楽データを増幅し音声出力する。
ハードディスク104は、圧縮された音楽データを格納する。音楽データは、例えば、MP3、WMA、AAC等のファイル形式により格納されている。
バッファメモリ105は、例えば、半導体メモリにより構成されている。このバッファメモリ105から音楽データを読み出す際の消費電力は、ハードディスク104のそれよりも十分小さく、例えばハードディスクのそれよりも10分の1以下である。
バッファメモリ105は、音楽再生プログラム、制御プログラム、音楽データシステム、プレイリスト群、音楽データを格納する。音楽再生プログラムは、音楽を再生するためのプログラムである。制御プログラムは、電圧検出部102、音圧増幅部103、ハードディスク105、制御部106を制御するプログラムである。音楽データシステムは、音楽再生プログラムの各種設定情報やハードディスク104に格納されている音楽データ情報である。音楽再生プログラムの各種設定情報は、例えば、音量、イコライザ、リピート再生の有無、表示言語や、予め設定されているハードディスク104の動作下限電圧、低消費電力モードでの再生時間などの設定である。音楽データ情報は、例えば、ハードディスク104における音楽データのアドレス、歌手名、曲名、作曲者名、データサイズ、再生時間、ジャンルなどである。プレイリスト群は音楽再生時のプレイリストであり、例えば、アルバム別リストや歌手別リスト、ジャンル別リスト、お気に入りリストや、バッファメモリ105内の音楽データのプレイリストである一時プレイリストなどである。音楽データは、ハードディスク104より転送されるデータである。
制御部106は、半導体装置に含まれている。この制御部106は、ハードディスク104に格納された音楽データをバッファメモリ105に転送する。バッファメモリ105に格納された音楽データのうち、選択された音楽データを読み出し、音楽再生プログラムに基づき再生演算を行う。演算された音楽データは音圧増幅部102に出力される。
制御部106は、バッファメモリ105に格納された音楽データに基づいてプレイリストを作成する。作成されたプレイリストは、バッファメモリ105に格納される。
制御部106は、ハードディスク104に格納された音楽データをハードディスク104からバッファメモリ105に転送する前にハードディスク104の電源をオンし、音楽データをバッファメモリ105に転送した後ハードディスク104の電源をオフする。つまり、制御部106は、ハードディスク104の電源をオンし音楽データの転送を行う第1のモードと、ハードディスク104の電源をオフし音楽データを再生する第2のモードとを交互に切り替える機能を有している。これにより、ハードディスク104での消費電力を低減することができ、電池101を効率よく使用できる。
制御部106は、電圧検出部102から電池101の電圧レベルPを検出する。検出された電圧レベルPと予め設定された第1の電圧レベルP2とを比較し、P<P2となると音楽再生装置100を低消費電力モードへ移行する。電圧レベルPは、動作させるにつれて減少する電池101の電圧レベルを示している。第1の電圧レベルP2は、バッファメモリ105に記憶されており、ハードディスク104が故障する可能性がある動作下限電圧P1より高い電圧レベルに予め設定されている。動作下限電圧P1は、例えば、電池101がハードディスク104に電圧を供給しても、ハードディスク104のヘッド部が正常に動作しない電圧レベルのことである。第1の電圧レベルP2の設定方法については後述する。
ここで、通常モードと低消費電力モードについて説明する。通常モードは、制御部106における通常の動作モードのことをいう。通常モードでは、制御部106は、まず、ハードディスク104に格納された音楽データをバッファメモリ105に転送する。次に、バッファメモリ105に格納された音楽データを再生する。音楽データを一通り再生し終わると、ハードディスク104に格納された音楽データをバッファメモリ105に転送する。このとき、ハードディスク104の電源は音楽データの転送を行う際にのみオンされ、転送以外を行う際ではオフされている。つまり、制御部106は、ハードディスク104の電源をオンし音楽データの転送を行う第1のモードと、ハードディスク104の電源をオフし音楽データを再生する第2のモードとを交互に切り替えている。この動作を繰り返すことにより、電池101の電力を効率よく使用することができる。
一方、低消費電力モードは、ハードディスク104への読み出し動作を行わず、バッファメモリ105にのみ読み出し動作を行うモードのことをいう。低消費電力モードでは、制御部106が消費電力の大きいハードディスク104へのアクセスを禁止する。このとき、バッファメモリ105に格納された音楽データを一通り再生し終わったとしても、再びバッファメモリ105に格納された音楽データを再生することになる。つまり、低消費電力モードでは、バッファメモリ105に格納された音楽データのみを繰り返し再生することとなる。消費電力の大きいハードディスク104へのアクセスを行わずに音楽データを再生できることから、電池101の電力を効率よく使用することができ、音楽データの長時間再生を可能としている。
次に、第1実施形態における制御部106の動作について説明する。図2は、第1実施形態における制御部106の動作フローチャートを示した図である。
まず、S101のように、音楽再生装置100が音楽再生状態にあるとき、制御部106は所定のタイミングにて電圧検出部102から電池101の電圧レベルPを検出し、電圧レベルPと第1の電圧レベルP2とを比較する。電圧レベルPが第1の電圧レベルを上回っている場合、制御部106は所定のタイミングにて電圧レベルPを検出し続ける。このとき、ハードディスク104の電源をオンし音楽データの転送を行う第1のモードと、ハードディスク104の電源をオフし音楽データを再生する第2のモードとが交互に繰り返される。一方、電圧レベルPが第1の電圧レベルP2を下回った場合、低消費電力モードに移行すべく、S102の工程に進む。
ここで、第1の電圧レベルP2の設定方法について説明する。第1の電圧レベルP2は、ハードディスク104の動作下限電圧P1と予め設定される音楽再生時間とに基づいて制御部106により設定される。音楽再生時間は、低消費電力モードの際に音楽を再生する時間であり、ユーザによって設定される。まず、電池101の電圧レベルPが減少している状態の際に、ユーザが希望する残り再生時間をユーザにより設定される。次に、設定された残り再生時間と予め設定された音楽データを再生する際の消費電力とから制御部106にて第1の電圧レベルP2を算出する。これにより、ユーザが希望する残り再生時間だけ音楽を再生することができる。例えば、ユーザが残り60分間は音楽を再生したいが現在の電池101の電圧レベルPからでは残り30分しか音楽を再生できない場合、本実施形態では、ユーザが希望する残り再生時間60分を優先できるよう消費電力を制御することとなる。つまり、ハードディスク104へアクセスする回数、その際の消費電力、音楽データを再生する際の消費電力と、設定された残り再生時間60分とを制御部106により考慮され、残り再生時間60分を満たすよう第1の電圧レベルP2が制御部106により設定されることとなる。
次に、S102のように、制御部106が音楽データを格納するバッファメモリ105の使用可能サイズを算出する。例えば、バッファメモリ105内の音楽再生に必要なファイル群のサイズを算出しそのサイズをOSが持つバッファメモリサイズから差し引くことで行われる。
次に、S103のように、バッファメモリ105内の音楽データ情報から音楽データを選択する。音楽データ情報の歌手名、曲名、作曲者名、ジャンルなどから、音楽データをユーザが選択することとなる。このとき、音楽データ情報のデータサイズに基づいて、合計音楽データサイズが算出したバッファメモリ105の使用可能サイズを超えないよう選択する。
次に、S104のように、音楽データの選択が完了した後、制御部106は選択された音楽の一時プレイリストを生成しバッファメモリ105内に格納する。また、音楽データ情報のアドレスに基づいて、選択された音楽データをハードディスク104からバッファメモリ105に転送する。
S104の動作以降、装置100は低消費電力モードで動作することとなる。
次に、第1実施形態における低消費電力モードによる効果を説明する。図3は低消費電力モードへ移行する際の電池101の電圧レベルPの遷移を示している。横軸は時間t、縦軸は電池101の電圧レベルPを示している。ここで、実線は第1実施形態における電圧レベルの遷移である。従来技術との比較のため、一点鎖線は低消費電力モードを用いずに通常モードでのみで動作したときの電圧レベルの遷移を示している。
まず、電圧レベルPが第1の電圧レベルP2を上回っている際には、通常モードでの動作を行っている。音楽を再生することで徐々に電圧レベルPが減少することとなる。また、ハードディスク104へのアクセス、つまり音楽データの転送が行われると、音楽再生時よりも電圧レベルPが急激に減少することとなる。これは、バッファメモリ105から音楽データを読み出す際の消費電力が、ハードディスク104のそれよりも十分小さく、例えば10分の1以下であるためである。つまり、図3のように、通常モードでは、ハードディスク104の電源をオンし音楽データの転送を行う第1のモードと、ハードディスク104の電源をオフし音楽データを再生する第2のモードとが交互に繰り返される。
次に、電圧レベルPが第1の電圧レベルP2を下回った際には、ハードディスク104へのアクセスが一度行われる。その後は、低消費電力モードに移行し、ハードディスク104へのアクセスは行われない。このとき、バッファメモリ105にのみの音楽データをループ再生することとなり、電圧レベルPが動作下限電圧P1を下回るまで、つまり時間t1まで再生を行うことが可能となる。
一方、従来例である、低消費電力モードを用いずに通常モードでのみ動作した時には、第1の電圧レベルP2を下回っても、ハードディスク104へのアクセスが繰り返し行われることとなる。このため、時間t1よりも短く時間t0で電圧レベルPが動作下限電圧P1を下回ることとなる。
つまり、第1実施形態は、従来技術と比較して時間(t1−t0)だけ長時間音楽データを再生することが可能となる。
このように、第1実施形態によれば、電池残量が低下し電圧レベルPが第1の電圧レベル以下になると、バッファメモリ105内にあるだけの音楽データを再生し続けることで、ハードディスク104のアクセスを制御し音楽データの長時間再生を可能としている。
また、記憶デバイスの動作下限電圧に差がある場合、例えば、ハードディスク104では3.3V、バッファメモリ105では1.8Vである場合、ハードディスク104へのアクセスが不可能な電圧レベル2.0Vにおいてもバッファメモリ105から音楽データの再生が可能であり、電池101を効率よく使用することが可能となる。
なお、本実施形態では、圧縮された音楽データを格納する記憶媒体をハードディスクとして説明したが、ハードディスクを、駆動部、例えば、モーターやスピンドルなどを有する記憶媒体としてもよい。この駆動部を有する記憶媒体は、圧縮された音楽データが格納される。また、この駆動部を有する記憶媒体が音楽データを読み出す際の消費電力は、バッファメモリが音楽データを読み出す際の消費電力よりも大きい。

(第2実施形態)
図4は本発明の第2実施形態における音楽再生装置200の構成を示す図である。第2の実施形態では、第1実施形態の構成に予備バッファメモリ201が追加されている。なお、第1の実施形態と同様の構成については、同様の符号を付している。
予備バッファメモリ201は、バッファメモリ105と同様に音楽再生プログラム、制御プログラム、音楽データシステム、プレイリスト群、音楽データを格納する。
制御部202は、ハードディスク104に格納された音楽データを予備バッファメモリ201に転送する機能をさらに有する。予備バッファメモリ201に格納された音楽データのうち、選択された音楽データを読み出し、音楽再生プログラムに基づき再生演算を行う機能をさらに有する。また、制御部202は、予備バッファメモリ201の電源を制御する機能をさらに有する。
次に、第2の実施形態における制御部202の動作について説明する。図5は、第2実施形態における制御部202の動作フローチャートを示した図である。
まず、S201のように、装置200が音楽再生状態にあるとき、制御部202は所定のタイミングにて電圧検出部102から電池101の電圧レベルPを検出し、電圧レベルPと第2の電圧レベルP3とを比較する。電圧レベルPが第2の電圧レベルP3を上回っている場合、制御部202は所定のタイミングにて電圧レベルPを検出し続ける。このとき、ハードディスク104の電源をオンし音楽データの転送を行う第1のモードと、ハードディスクの電源をオフし音楽データを再生する第2のモードとが交互に繰り返される。一方、電圧レベルPが第2の電圧レベルP3を下回った場合、S202の工程に進む。
ここで、第2の電圧レベルP3の設定方法について説明する。第2の電圧レベルP3は、電圧レベルPが第1の電圧レベルP2に低下するまでの第1のモードの回数に基づいて制御部202により設定される。ハードディスク104の電源をオンし音楽データの転送を行う第1のモードが1回以上行われるように、第2の電圧レベルP3が設定される。さらに、第1のモードが1回行われ、かつバッファメモリ105に格納された音楽データが再生し終わる前に電圧レベルPが第1の電圧レベルP2に達するように、第2の電圧レベルP3が設定されることが好ましい。
次に、S202のように、制御部202が音楽データを格納する予備バッファメモリ201の使用可能サイズを算出する。例えば、バッファメモリ105内の音楽再生に必要なファイル群のサイズを算出しそのサイズをOSが持つバッファメモリサイズから差し引くことで行われる。
次に、S203のように、予備バッファメモリ201内に予め格納された音楽データ情報から音楽データを選択する。この音楽データ情報は、バッファメモリ105内に格納された音楽データと同様である。このとき、音楽データ情報のデータサイズに基づいて、合計音楽データサイズが算出した予備バッファメモリ201の使用可能サイズを超えないよう選択する。
次に、S204のように、音楽データの選択が完了した後、制御部202は選択された音楽の一時プレイリストを生成し予備バッファメモリ201内に格納する。また、音楽データ情報のアドレスに基づいて、選択された音楽データをハードディスク104から予備バッファメモリ201に転送する。音楽データを転送後、制御部は予備バッファメモリ201の電源をオフする。これにより、予備バッファメモリ201の消費電力を抑制することができる。
次に、S205のように、装置200が音楽再生状態にあるとき、制御部202は所定のタイミングにて電圧検出部102から電池101の電圧レベルPを検出し、電圧レベルPと第1の電圧レベルP2とを比較する。電圧レベルPが第1の電圧レベルを上回っている場合、制御部202は所定のタイミングにて電圧レベルPを検出し続ける。電圧レベルPが第1の電圧レベルP2を下回った場合、予備バッファメモリ201の電源をオンし、バッファメモリ105の電源をオフする。
S205の動作以降、装置200は、ハードディスク104への読み出し動作を行わず、予備バッファメモリ201にのみ読み出し動作を行う。このとき、予備バッファメモリ201に格納された音楽データを一通り再生し終わったとしても、再び予備バッファメモリ201に格納された音楽データを再生することになる。つまり、装置200は、低消費電力モードで動作することとなる。
次に、第2実施形態における低消費電力モードによる効果を説明する。図6は低消費電力モードへ移行する際の電池101の電圧レベルPの遷移を示している。横軸は時間t、縦軸は電圧レベルPを示している。
まず、電圧レベルPが第2の電圧レベルP3を上回っている際には、通常モードでの動作を行っている。音楽を再生することで徐々に電圧レベルPが減少することとなる。つまり、図6のように、通常モードでは、ハードディスク104の電源をオンし音楽データの転送を行う第1のモードと、ハードディスク104の電源をオフし音楽データを再生する第2のモードとが交互に繰り返される。
次に、電圧レベルPが第2の電圧レベルP3を下回った際には、ハードディスク104へのアクセスが一度行われ、音楽データが予備バッファメモリ201に格納される。予備バッファメモリ201への音楽データ格納後、予備バッファメモリ201の電源はオフされる。
次に、電圧レベルPが第1の電圧レベルP2を下回った際には、予備バッファメモリ201の電源はオンされ、バッファメモリ105の電源はオフされる。
その後は、低消費電力モードに移行し、ハードディスク104へのアクセスは行われない。このとき、予備バッファメモリ201にのみの音楽データをループ再生することとなり、電圧レベルPが動作下限電圧P1を下回るまで、つまり時間t2まで再生を行うことが可能となる。
このように、第2実施形態によれば、電池残量が低下し電圧レベルPが第1の電圧レベル以下になると、予備バッファメモリ201内にあるだけの音楽を再生し続けることで、ハードディスク104のアクセスを制御し音楽データの長時間再生を可能としている。

(第3実施形態)
図7は本発明の第3実施形態における音楽再生装置300の構成を示す図である。なお、第1の実施形態と同様の構成については、同様の符号を付している。
次に、第3実施形態における制御部301の動作について説明する。図8は、第3実施形態での制御部301の動作フローチャートを示した図である。
まず、S301のように、音楽再生装置300が音楽再生状態にあるとき、制御部301は所定のタイミングにて電圧検出部102から電池101の電圧レベルPを検出し、電圧レベルPと第1の電圧レベルP2とを比較する。電圧レベルPが第1の電圧レベルを上回っている場合、制御部301は所定のタイミングにて電圧レベルPを検出し続ける。このとき、ハードディスク104の電源をオンし音楽データの転送を行う第1のモードと、ハードディスク104の電源をオフし音楽データを再生する第2のモードとが交互に繰り返される。一方、電圧レベルPが第1の電圧レベルP2を下回った場合、低消費電力モードに移行すべく、S302の工程に進む。
次に、S302のように、制御部301がバッファメモリ105に格納されている音楽データおよび音楽データの一時プレイリストを確認する。
S302の動作以降、装置は低消費電力モードで動作することとなる。
次に、第3実施形態における低消費電力モードによる効果を説明する。図9は低消費電力モードへ移行する際の電池101の電圧レベルの遷移を示している。横軸は時間t、縦軸は電圧レベルPを示している。
まず、電圧レベルPが第1の電圧レベルP2を上回っている際には、通常モードでの動作を行っている。
次に、電圧レベルPが第1の電圧レベルP2を下回った際には、ハードディスク104へのアクセスは行われず、低消費電力モードに移行することとなる。このとき、バッファメモリ105内の音楽データ及び音楽データの一時プレイリストを確認し、その後バッファメモリ105にのみの音楽データをループ再生することとなる。
このように、第3実施形態によれば、電池残量が低下し電圧レベルPが第1の電圧レベル以下になると、バッファメモリ105内にあるだけの音楽を再生し続けることで、ハードディスク104のアクセスを制御し音楽データの長時間再生を可能としている。さらに、第1の電圧レベル以下になると、第1実施形態ではハードディスク105に1回アクセスしていたのに対し、第3実施形態では、ハードディスク104にアクセスすることなくバッファメモリ105内にあるだけの音楽データを再生し続けることとなる。

(第4実施形態)
図10は本発明の第4実施形態における音楽再生装置400の構成を示す図である。なお、第1実施形態と同様の構成については、同様の符号を付している。
バッファメモリ401は、さらに複数のメモリブロック402に区分けされている。
制御部403は、各メモリブロックに対して電源を制御する機能をさらに有する。また、制御部403は、ハードディスク104へのアクセスとバッファメモリ401の音楽データを保持することによる消費電力を示す消費電力テーブルをさらに有する。消費電力テーブルには、バッファメモリ1ブロックが1分間当たりデータを保持するのに要する消費電力Emと、ハードディスク104へのアクセス1回分に要する消費電力Ehの情報が格納されている。
次に、第4の実施形態における制御部403の動作について説明する。図11は、第4の実施形態での制御部403の動作フローチャートを示した図である。
まず、S401のように、ユーザが音楽再生のためプレイリストを選択した時、制御部403はプレイリスト中の音楽データの合計ファイルサイズと合計再生時間とを計算する。
次に、S402のように、制御部403が音楽データを格納するバッファメモリ401の使用可能サイズを算出する。例えば、バッファメモリ401内の音楽再生に必要なファイル群のサイズを算出しそのサイズをOSが持つバッファメモリサイズから差し引くことで行われる。
次に、S403のように、制御部403は合計ファイルサイズ、合計再生時間、電力消費テーブルに基づいて消費電力の予想を行う。
ここでは一例として、バッファメモリ401が4つのメモリブロック402(各8MB、計32MB)から構成され、S401により計算した音楽データの合計ファイルサイズSmが20MB、音楽データの合計再生時間Stが15分として計算する。まず、制御部403は、音楽データの合計ファイルサイズSmを格納するのに足るバッファメモリブロック数の候補を挙げる。ここでは一例として次のケースを候補に挙げる。
(ケース1)バッファメモリ401を1ブロック分使用×ハードディスクへのアクセス3回
(ケース2)バッファメモリ401を2ブロック分使用×ハードディスクへのアクセス2回
(ケース3)バッファメモリ401を3ブロック分使用×ハードディスクへのアクセス1回
(ケース4)バッファメモリ401を4ブロック分使用×ハードディスクへのアクセス1回
次に、制御部403は消費電力テーブルに格納されたバッファメモリ1ブロックが1分間当たりデータを保持するのに要する消費電力Emと、ハードディスクへのアクセス1回分に要する消費電力Ehと、S401により計算した音楽データの合計再生時間Stとに基づいてケースごとの消費電力を計算する。ここでは一例として、Em=1mW、Eh=20mWとして計算を行っている。
(ケース1)(バッファメモリ401のブロック数)×Em×St+(ハードディスクへのアクセス回数)×Eh
=1×1×15+3×20=75(mW)
(ケース2)2×1×15+2×20=70(mW)
(ケース3)3×1×15+1×20=65(mW)
(ケース3)4×1×15+1×20=80(mW)
以上のように、消費電力の予想が行われる。ここでは消費電力が最小となるケース3が最適と判断されることとなる。
次に、S405のように、消費電力の予想に基づいて、制御部403はバッファメモリ401のメモリブロック402への電圧を制御する。ここでは上述の消費電力の予想から消費電力が最小となるケース3が最適と判断されることから、制御部403は3つのメモリブロック402に電圧を供給する。
次に、S405のように、制御部403は電圧が供給されたバッファメモリ401のメモリブロック402へ音楽データを格納する。
このように、第4実施形態によれば、バッファメモリ401を複数のメモリブロック402に区分けし、制御部403によりメモリブロック402とハードディスク104との合計の消費電力を必要最小限にして動作させることで、音楽データの長時間再生を可能としている。
第1実施形態における音楽再生装置100の構成を示す図である。 第1実施形態における制御部106の動作フローチャートを示した図である。 第1実施形態における低消費電力モードへ移行する際の電池101の電圧レベルPの遷移を示す図である。 第2実施形態における音楽再生装置200の構成を示す図である。 第2実施形態における制御部202の動作フローチャートを示した図である。 第2実施形態における低消費電力モードへ移行する際の電池101の電圧レベルPの遷移を示す図である。 第3実施形態における音楽再生装置300の構成を示す図である。 第3実施形態における制御部301の動作フローチャートを示した図である。 第3実施形態における低消費電力モードへ移行する際の電池101の電圧レベルPの遷移を示す図である。 第4実施形態における音楽再生装置400の構成を示す図である。 第4実施形態における制御部403の動作フローチャートを示した図である。
符号の説明
100 音楽再生装置
101 電池
102 電圧検出部
103 音圧増幅部
104 ハードディスク
105 バッファメモリ
106 制御部

Claims (20)

  1. データが格納されるハードディスクと、
    データが格納され、読み出しを行う際の消費電力が前記ハードディスクよりも小さい第1のメモリと、
    前記ハードディスクと前記第1のメモリとを駆動するための電圧を供給する電池と、
    前記ハードディスクに格納されるデータを前記ハードディスクから前記第1のメモリに転送するデータ転送手段と、前記第1のメモリに格納されるデータを読み出すデータ読み出し手段と、前記ハードディスクに格納されるデータを前記第1のメモリに転送する前に前記ハードディスクの電源をオンし、前記データを転送した後に前記ハードディスクの電源をオフするハードディスク制御手段とを含む制御部とを備えており、
    前記制御部は、前記電池の電圧レベルと前記ハードディスクの動作下限電圧及び設定される音楽再生時間に基づいて設定された第1の電圧レベルとを比較する第1の比較手段を有し、
    前記電池の電圧レベルが前記第1の電圧レベルよりも低い場合には、前記制御部は、前記ハードディスクの電源をオフの状態に保持し、それ以降は前記ハードディスクから読み出しを行わず前記第1のメモリに格納されるデータを読み出すことを特徴とするデータ再生装置。
  2. 請求項1記載のデータ再生装置であって、
    前記制御部は、前記電池の電圧レベルが前記第1の電圧レベルよりも低い場合には、前記ハードディスクの電源をオフに保持する前に、さらに、前記ハードディスクに格納されたデータを前記ハードディスクから前記第1のメモリに1回転送することを特徴とするデータ再生装置。
  3. データが格納されるハードディスクと、
    データが格納され、読み出しを行う際の消費電力が前記ハードディスクよりも小さい第1のメモリと、
    データが格納され、読み出しを行う際の消費電力が前記ハードディスクよりも小さい第2のメモリと、
    前記ハードディスクと前記第1のメモリと前記第2のメモリとを駆動するための電圧を供給する電池と、
    前記ハードディスクに格納されるデータを前記ハードディスクから前記第1のメモリに転送するデータ転送手段と、前記第1のメモリに格納されるデータを読み出すデータ読み出し手段と、前記ハードディスクに格納されるデータを前記第1のメモリに転送する前に前記ハードディスクの電源をオンし、前記データを転送した後に前記ハードディスクの電源をオフするハードディスク制御手段とを含む制御部とを備えており、
    前記制御部は、前記電池の電圧レベルと前記ハードディスクの動作下限電圧より高い第1の電圧レベルとを比較する第1の比較手段と、前記電池の電圧レベルと前記第1の電圧レベルよりも高い第2の電圧レベルとを比較する第2の比較手段を有し、
    前記電池の電圧レベルが前記第2の電圧レベルよりも低い場合には、前記ハードディスクに格納されたデータを前記第2のメモリに転送し、
    前記電池の電圧レベルが前記第1の電圧レベルよりも低い場合には、前記ハードディスクの電源をオフの状態に保持し、それ以降は前記ハードディスクから読出しを行わず前記第2のメモリに格納されるデータを読み出すことを備えることを特徴とするデータ再生装置。
  4. 請求項3記載のデータ再生装置であって、
    前記制御部は、前記電池の電圧レベルが前記第1の電圧レベルよりも低い場合には、さらに、前記第1のメモリの電源をオフに保持することを特徴とするデータ再生装置。
  5. 請求項3又は請求項4に記載のデータ再生装置であって、
    前記第1の電圧レベルは、前記動作下限電圧と設定される音楽再生時間とに基づいて設定されることを特徴とするデータ再生装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一つに記載のデータ再生装置であって、
    前記動作下限電圧は、前記第1のメモリの動作下限電圧よりも高いことを特徴とするデータ再生装置。
  7. 電池から電圧が供給されるハードディスクから、前記電池から電圧が供給されると共に読み出しを行う際の消費電力が前記ハードディスクよりも小さい第1のメモリに、前記ハードディスクに格納されるデータを転送する第1のモードと、前記ハードディスクの電源をオフに保持する第2のモードとを切り替えながら前記第1のメモリに格納されたデータを読み出すデータの読み出し方法であって、
    前記電池の電圧レベルと前記ハードディスクの動作下限電圧及び設定される音楽再生時間に基づいて設定された第1の電圧レベルとを比較して、前記電池の電圧レベルが前記第1の電圧レベルよりも低い場合には、前記ハードディスクの電源をオフの状態に保持し、それ以降は前記ハードディスクから読み出しを行わず前記第1のメモリに格納されたデータを読み出すことを特徴とするデータ再生方法。
  8. 請求項7記載のデータ再生方法であって、
    前記電池の電圧レベルが前記第1の電圧レベルよりも低い場合には、前記ハードディスクの電源をオフに保持する前に、さらに、前記ハードディスクに格納されたデータを前記ハードディスクから前記第1のメモリに1回転送することを特徴とするデータ再生方法。
  9. 電池から電圧が供給されるハードディスクから、前記電池から電圧が供給されると共に読み出しを行う際の消費電力が前記ハードディスクよりも小さい第1のメモリに、前記ハードディスクに格納されるデータを転送する第1のモードと、前記ハードディスクの電源をオフに保持する第2のモードとを切り替えながら前記第1のメモリに格納されたデータを読み出すデータの読み出し方法であって、
    前記電池の電圧レベルと前記ハードディスクの動作下限電圧より高い第1の電圧レベルよりも高い第2の電圧レベルとを比較して、前記ハードディスクに供給される電圧が前記第2の電圧レベルよりも低い場合には、前記ハードディスクに格納されたデータを、前記電池から電圧が供給されると共に読み出しを行う際の消費電力が前記ハードディスクよりも小さい第2のメモリに転送し、
    前記電池の電圧レベルが前記第1の電圧レベルよりも低い場合には、前記ハードディスクの電源をオフに保持し、それ以降は前記ハードディスクから読み出しを行わず前記第2のメモリに格納されたデータを読み出すことを特徴とするデータ再生方法。
  10. 請求項9記載のデータ再生方法であって、
    前記電池の電圧レベルが前記第1の電圧レベルよりも低い場合には、さらに、前記第1のメモリの電源をオフに保持することを特徴とするデータ再生方法。
  11. 請求項9又は請求項10に記載のデータ再生方法であって、
    前記第1の電圧レベルは、前記動作下限電圧と設定される音楽再生時間とに基づいて設定されることを特徴とするデータ再生方法。
  12. 請求項7〜11のいずれか一つに記載のデータ再生方法であって、
    前記動作下限電圧は、前記第1のメモリの動作下限電圧よりも高いことを特徴とするデータ再生方法。
  13. データが格納されるハードディスクとデータが格納されると共に読み出しを行う際の消費電力が前記ハードディスクよりも小さい第1のメモリとを駆動するための電圧を供給する電池の電圧レベルを検出する電圧検出部と、前記ハードディスクに格納されるデータを前記ハードディスクから前記第1のメモリに転送するデータ転送手段と、前記第1のメモリに格納されるデータを読み出すデータ読み出し手段と、前記ハードディスクに格納されるデータを前記ハードディスクから前記第1のメモリに転送する前に前記ハードディスクの電源をオンし、前記データを転送した後に前記ハードディスクの電源をオフするハードディスク制御手段とを含む制御部を備えた半導体装置であって、
    前記制御部は、前記電池の電圧レベルと前記ハードディスクの動作下限電圧及び設定される音楽再生時間に基づいて設定された第1の電圧レベルとを比較する第1の比較手段を有しており、
    前記制御部は、前記電池の電圧レベルが前記第1の電圧レベルよりも低い場合には、前記ハードディスクの電源をオフの状態に保持し、それ以降は前記ハードディスクから読み出しを行わず前記第1のメモリに格納されるデータを読み出すことを特徴とする半導体装置。
  14. 請求項13記載の半導体装置であって、
    前記制御部は、前記電池の電圧レベルが前記第1の電圧レベルよりも低い場合には、前記ハードディスクの電源をオフに保持する前に、さらに、前記ハードディスクに格納されたデータを前記ハードディスクから前記第1のメモリに1回転送することを特徴とする半導体装置。
  15. データが格納されるハードディスクとデータが格納されると共に読み出しを行う際の消費電力が前記ハードディスクよりも小さい第1のメモリとデータが格納されると共に読み出しを行う際の消費電力が前記ハードディスクよりも小さい第2のメモリとを駆動するための電圧を供給する電池の電圧レベルを検出する電圧検出部と、前記ハードディスクに格納されるデータを前記ハードディスクから前記第1のメモリに転送するデータ転送手段と、前記第1のメモリに格納されるデータを読み出すデータ読み出し手段と、前記ハードディスクに格納されるデータを前記ハードディスクから前記第1のメモリに転送する前に前記ハードディスクの電源をオンし、前記データを転送した後に前記ハードディスクの電源をオフするハードディスク制御手段とを含む制御部を備えた半導体装置であって、
    前記制御部は、前記電池の電圧レベルと前記ハードディスクの動作下限電圧よりも高い第1の電圧とを比較する第1の比較手段と、
    前記電池の電圧レベルと前記第1の電圧レベルよりも高い第2の電圧レベルとを比較する第2の比較手段とを有しており、
    前記電池の電圧レベルが前記第2の電圧レベルよりも低い場合には、前記ハードディスクに格納されたデータを前記第2のメモリに転送し、
    前記電池の電圧レベルが前記第1の電圧レベルよりも低い場合には、前記ハードディスクの電源をオフの状態に保持し、それ以降は前記ハードディスクから読み出しを行わず前記第2のメモリに格納されるデータを読み出すことを特徴とする半導体装置。
  16. 請求項15記載の半導体装置であって、
    前記制御部は、前記電池の電圧レベルが前記第1の電圧レベルよりも低い場合には、さらに、前記第1のメモリの電源をオフに保持することを特徴とする半導体装置。
  17. 請求項15又は請求項16に記載の半導体装置であって、
    前記第1の電圧レベルは、前記動作下限電圧と設定される音楽再生時間とに基づいて設定されることを特徴とする半導体装置。
  18. 請求項13〜17のいずれか一つに記載の半導体装置であって、
    前記動作下限電圧は、前記第1のメモリの動作下限電圧よりも高いことを特徴とする半導体装置。
  19. データが格納され、駆動部を有する記憶媒体と、
    データが格納され、読み出しを行う際の消費電力が前記記憶媒体よりも小さい第1のメモリと、
    前記記憶媒体と前記第1のメモリとを駆動するための電圧を供給する電池と、
    前記記憶媒体に格納されるデータを前記記憶媒体から前記第1のメモリに転送するデータ転送手段と、前記第1のメモリに格納されるデータを読み出すデータ読み出し手段と、前記記憶媒体に格納されるデータを前記記憶媒体から前記第1のメモリに転送する前に前記記憶媒体の電源をオンし、前記データを転送した後に前記記憶媒体の電源をオフする記憶媒体制御手段とを含む制御部とを備えており、
    前記制御部は、前記電池の電圧レベルと前記記憶媒体の動作下限電圧及び設定される音楽再生時間に基づいて設定された第1の電圧レベルとを比較する第1の比較手段を有し、
    前記電池の電圧レベルが前記第1の電圧レベルよりも低い場合には、前記制御部は、前記記憶媒体の電源をオフの状態に保持し、それ以降は前記記憶媒体からは読出しを行わず前記第1のメモリに格納されるデータを読み出すことを特徴とするデータ再生装置。
  20. 電池から電圧が供給され、駆動部を有する記憶媒体から、前記電池から電圧が供給されると共に読み出しを行う際の消費電力が前記記憶媒体よりも小さい第1のメモリに、前記記憶媒体に格納されるデータを転送する第1のモードと、前記記憶媒体の電源をオフに保持する第2のモードとを切り替えながら前記第1のメモリに格納されたデータを読み出すデータの読み出し方法であって、
    前記電池の電圧レベルと前記記憶媒体の動作下限電圧及び設定される音楽再生時間に基づいて設定された第1の電圧レベルとを比較して、前記電池の電圧レベルが前記第1の電圧レベルよりも低い場合には、前記記憶媒体の電源をオフの状態に保持し、それ以降は前記記憶媒体から読み出しを行わず前記第1のメモリに格納されたデータを読み出すことを特徴とするデータ再生装置。
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