JP4570603B2 - データ再生装置、データ再生方法、及び半導体装置 - Google Patents
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Description
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態における音楽再生装置100の構成を示す図である。図1の矢印は、データ転送線を示している。
電池101は電圧検出部102、音圧増幅部103、ハードディスク104、バッファメモリ105、制御部106に対して電源電圧を供給している。電圧検出部102は、例えば、半導体装置に含まれている。また、電圧検出部102は、電池101の電圧レベルをA/D変換し、制御部106に対して電池101の電圧レベルを出力する。音圧増幅部103は演算された音楽データを増幅し音声出力する。
バッファメモリ105は、例えば、半導体メモリにより構成されている。このバッファメモリ105から音楽データを読み出す際の消費電力は、ハードディスク104のそれよりも十分小さく、例えばハードディスクのそれよりも10分の1以下である。
制御部106は、バッファメモリ105に格納された音楽データに基づいてプレイリストを作成する。作成されたプレイリストは、バッファメモリ105に格納される。
まず、S101のように、音楽再生装置100が音楽再生状態にあるとき、制御部106は所定のタイミングにて電圧検出部102から電池101の電圧レベルPを検出し、電圧レベルPと第1の電圧レベルP2とを比較する。電圧レベルPが第1の電圧レベルを上回っている場合、制御部106は所定のタイミングにて電圧レベルPを検出し続ける。このとき、ハードディスク104の電源をオンし音楽データの転送を行う第1のモードと、ハードディスク104の電源をオフし音楽データを再生する第2のモードとが交互に繰り返される。一方、電圧レベルPが第1の電圧レベルP2を下回った場合、低消費電力モードに移行すべく、S102の工程に進む。
次に、第1実施形態における低消費電力モードによる効果を説明する。図3は低消費電力モードへ移行する際の電池101の電圧レベルPの遷移を示している。横軸は時間t、縦軸は電池101の電圧レベルPを示している。ここで、実線は第1実施形態における電圧レベルの遷移である。従来技術との比較のため、一点鎖線は低消費電力モードを用いずに通常モードでのみで動作したときの電圧レベルの遷移を示している。
次に、電圧レベルPが第1の電圧レベルP2を下回った際には、ハードディスク104へのアクセスが一度行われる。その後は、低消費電力モードに移行し、ハードディスク104へのアクセスは行われない。このとき、バッファメモリ105にのみの音楽データをループ再生することとなり、電圧レベルPが動作下限電圧P1を下回るまで、つまり時間t1まで再生を行うことが可能となる。
つまり、第1実施形態は、従来技術と比較して時間(t1−t0)だけ長時間音楽データを再生することが可能となる。
また、記憶デバイスの動作下限電圧に差がある場合、例えば、ハードディスク104では3.3V、バッファメモリ105では1.8Vである場合、ハードディスク104へのアクセスが不可能な電圧レベル2.0Vにおいてもバッファメモリ105から音楽データの再生が可能であり、電池101を効率よく使用することが可能となる。
(第2実施形態)
図4は本発明の第2実施形態における音楽再生装置200の構成を示す図である。第2の実施形態では、第1実施形態の構成に予備バッファメモリ201が追加されている。なお、第1の実施形態と同様の構成については、同様の符号を付している。
制御部202は、ハードディスク104に格納された音楽データを予備バッファメモリ201に転送する機能をさらに有する。予備バッファメモリ201に格納された音楽データのうち、選択された音楽データを読み出し、音楽再生プログラムに基づき再生演算を行う機能をさらに有する。また、制御部202は、予備バッファメモリ201の電源を制御する機能をさらに有する。
まず、S201のように、装置200が音楽再生状態にあるとき、制御部202は所定のタイミングにて電圧検出部102から電池101の電圧レベルPを検出し、電圧レベルPと第2の電圧レベルP3とを比較する。電圧レベルPが第2の電圧レベルP3を上回っている場合、制御部202は所定のタイミングにて電圧レベルPを検出し続ける。このとき、ハードディスク104の電源をオンし音楽データの転送を行う第1のモードと、ハードディスクの電源をオフし音楽データを再生する第2のモードとが交互に繰り返される。一方、電圧レベルPが第2の電圧レベルP3を下回った場合、S202の工程に進む。
その後は、低消費電力モードに移行し、ハードディスク104へのアクセスは行われない。このとき、予備バッファメモリ201にのみの音楽データをループ再生することとなり、電圧レベルPが動作下限電圧P1を下回るまで、つまり時間t2まで再生を行うことが可能となる。
(第3実施形態)
図7は本発明の第3実施形態における音楽再生装置300の構成を示す図である。なお、第1の実施形態と同様の構成については、同様の符号を付している。
次に、第3実施形態における制御部301の動作について説明する。図8は、第3実施形態での制御部301の動作フローチャートを示した図である。
S302の動作以降、装置は低消費電力モードで動作することとなる。
次に、第3実施形態における低消費電力モードによる効果を説明する。図9は低消費電力モードへ移行する際の電池101の電圧レベルの遷移を示している。横軸は時間t、縦軸は電圧レベルPを示している。
次に、電圧レベルPが第1の電圧レベルP2を下回った際には、ハードディスク104へのアクセスは行われず、低消費電力モードに移行することとなる。このとき、バッファメモリ105内の音楽データ及び音楽データの一時プレイリストを確認し、その後バッファメモリ105にのみの音楽データをループ再生することとなる。
(第4実施形態)
図10は本発明の第4実施形態における音楽再生装置400の構成を示す図である。なお、第1実施形態と同様の構成については、同様の符号を付している。
バッファメモリ401は、さらに複数のメモリブロック402に区分けされている。
制御部403は、各メモリブロックに対して電源を制御する機能をさらに有する。また、制御部403は、ハードディスク104へのアクセスとバッファメモリ401の音楽データを保持することによる消費電力を示す消費電力テーブルをさらに有する。消費電力テーブルには、バッファメモリ1ブロックが1分間当たりデータを保持するのに要する消費電力Emと、ハードディスク104へのアクセス1回分に要する消費電力Ehの情報が格納されている。
まず、S401のように、ユーザが音楽再生のためプレイリストを選択した時、制御部403はプレイリスト中の音楽データの合計ファイルサイズと合計再生時間とを計算する。
次に、S402のように、制御部403が音楽データを格納するバッファメモリ401の使用可能サイズを算出する。例えば、バッファメモリ401内の音楽再生に必要なファイル群のサイズを算出しそのサイズをOSが持つバッファメモリサイズから差し引くことで行われる。
ここでは一例として、バッファメモリ401が4つのメモリブロック402(各8MB、計32MB)から構成され、S401により計算した音楽データの合計ファイルサイズSmが20MB、音楽データの合計再生時間Stが15分として計算する。まず、制御部403は、音楽データの合計ファイルサイズSmを格納するのに足るバッファメモリブロック数の候補を挙げる。ここでは一例として次のケースを候補に挙げる。
(ケース1)バッファメモリ401を1ブロック分使用×ハードディスクへのアクセス3回
(ケース2)バッファメモリ401を2ブロック分使用×ハードディスクへのアクセス2回
(ケース3)バッファメモリ401を3ブロック分使用×ハードディスクへのアクセス1回
(ケース4)バッファメモリ401を4ブロック分使用×ハードディスクへのアクセス1回
次に、制御部403は消費電力テーブルに格納されたバッファメモリ1ブロックが1分間当たりデータを保持するのに要する消費電力Emと、ハードディスクへのアクセス1回分に要する消費電力Ehと、S401により計算した音楽データの合計再生時間Stとに基づいてケースごとの消費電力を計算する。ここでは一例として、Em=1mW、Eh=20mWとして計算を行っている。
(ケース1)(バッファメモリ401のブロック数)×Em×St+(ハードディスクへのアクセス回数)×Eh
=1×1×15+3×20=75(mW)
(ケース2)2×1×15+2×20=70(mW)
(ケース3)3×1×15+1×20=65(mW)
(ケース3)4×1×15+1×20=80(mW)
以上のように、消費電力の予想が行われる。ここでは消費電力が最小となるケース3が最適と判断されることとなる。
このように、第4実施形態によれば、バッファメモリ401を複数のメモリブロック402に区分けし、制御部403によりメモリブロック402とハードディスク104との合計の消費電力を必要最小限にして動作させることで、音楽データの長時間再生を可能としている。
101 電池
102 電圧検出部
103 音圧増幅部
104 ハードディスク
105 バッファメモリ
106 制御部
Claims (20)
- データが格納されるハードディスクと、
データが格納され、読み出しを行う際の消費電力が前記ハードディスクよりも小さい第1のメモリと、
前記ハードディスクと前記第1のメモリとを駆動するための電圧を供給する電池と、
前記ハードディスクに格納されるデータを前記ハードディスクから前記第1のメモリに転送するデータ転送手段と、前記第1のメモリに格納されるデータを読み出すデータ読み出し手段と、前記ハードディスクに格納されるデータを前記第1のメモリに転送する前に前記ハードディスクの電源をオンし、前記データを転送した後に前記ハードディスクの電源をオフするハードディスク制御手段とを含む制御部とを備えており、
前記制御部は、前記電池の電圧レベルと前記ハードディスクの動作下限電圧及び設定される音楽再生時間に基づいて設定された第1の電圧レベルとを比較する第1の比較手段を有し、
前記電池の電圧レベルが前記第1の電圧レベルよりも低い場合には、前記制御部は、前記ハードディスクの電源をオフの状態に保持し、それ以降は前記ハードディスクから読み出しを行わず前記第1のメモリに格納されるデータを読み出すことを特徴とするデータ再生装置。
- 請求項1記載のデータ再生装置であって、
前記制御部は、前記電池の電圧レベルが前記第1の電圧レベルよりも低い場合には、前記ハードディスクの電源をオフに保持する前に、さらに、前記ハードディスクに格納されたデータを前記ハードディスクから前記第1のメモリに1回転送することを特徴とするデータ再生装置。
- データが格納されるハードディスクと、
データが格納され、読み出しを行う際の消費電力が前記ハードディスクよりも小さい第1のメモリと、
データが格納され、読み出しを行う際の消費電力が前記ハードディスクよりも小さい第2のメモリと、
前記ハードディスクと前記第1のメモリと前記第2のメモリとを駆動するための電圧を供給する電池と、
前記ハードディスクに格納されるデータを前記ハードディスクから前記第1のメモリに転送するデータ転送手段と、前記第1のメモリに格納されるデータを読み出すデータ読み出し手段と、前記ハードディスクに格納されるデータを前記第1のメモリに転送する前に前記ハードディスクの電源をオンし、前記データを転送した後に前記ハードディスクの電源をオフするハードディスク制御手段とを含む制御部とを備えており、
前記制御部は、前記電池の電圧レベルと前記ハードディスクの動作下限電圧より高い第1の電圧レベルとを比較する第1の比較手段と、前記電池の電圧レベルと前記第1の電圧レベルよりも高い第2の電圧レベルとを比較する第2の比較手段を有し、
前記電池の電圧レベルが前記第2の電圧レベルよりも低い場合には、前記ハードディスクに格納されたデータを前記第2のメモリに転送し、
前記電池の電圧レベルが前記第1の電圧レベルよりも低い場合には、前記ハードディスクの電源をオフの状態に保持し、それ以降は前記ハードディスクから読出しを行わず前記第2のメモリに格納されるデータを読み出すことを備えることを特徴とするデータ再生装置。
- 請求項3記載のデータ再生装置であって、
前記制御部は、前記電池の電圧レベルが前記第1の電圧レベルよりも低い場合には、さらに、前記第1のメモリの電源をオフに保持することを特徴とするデータ再生装置。
- 請求項3又は請求項4に記載のデータ再生装置であって、
前記第1の電圧レベルは、前記動作下限電圧と設定される音楽再生時間とに基づいて設定されることを特徴とするデータ再生装置。
- 請求項1〜5のいずれか一つに記載のデータ再生装置であって、
前記動作下限電圧は、前記第1のメモリの動作下限電圧よりも高いことを特徴とするデータ再生装置。
- 電池から電圧が供給されるハードディスクから、前記電池から電圧が供給されると共に読み出しを行う際の消費電力が前記ハードディスクよりも小さい第1のメモリに、前記ハードディスクに格納されるデータを転送する第1のモードと、前記ハードディスクの電源をオフに保持する第2のモードとを切り替えながら前記第1のメモリに格納されたデータを読み出すデータの読み出し方法であって、
前記電池の電圧レベルと前記ハードディスクの動作下限電圧及び設定される音楽再生時間に基づいて設定された第1の電圧レベルとを比較して、前記電池の電圧レベルが前記第1の電圧レベルよりも低い場合には、前記ハードディスクの電源をオフの状態に保持し、それ以降は前記ハードディスクから読み出しを行わず前記第1のメモリに格納されたデータを読み出すことを特徴とするデータ再生方法。
- 請求項7記載のデータ再生方法であって、
前記電池の電圧レベルが前記第1の電圧レベルよりも低い場合には、前記ハードディスクの電源をオフに保持する前に、さらに、前記ハードディスクに格納されたデータを前記ハードディスクから前記第1のメモリに1回転送することを特徴とするデータ再生方法。
- 電池から電圧が供給されるハードディスクから、前記電池から電圧が供給されると共に読み出しを行う際の消費電力が前記ハードディスクよりも小さい第1のメモリに、前記ハードディスクに格納されるデータを転送する第1のモードと、前記ハードディスクの電源をオフに保持する第2のモードとを切り替えながら前記第1のメモリに格納されたデータを読み出すデータの読み出し方法であって、
前記電池の電圧レベルと前記ハードディスクの動作下限電圧より高い第1の電圧レベルよりも高い第2の電圧レベルとを比較して、前記ハードディスクに供給される電圧が前記第2の電圧レベルよりも低い場合には、前記ハードディスクに格納されたデータを、前記電池から電圧が供給されると共に読み出しを行う際の消費電力が前記ハードディスクよりも小さい第2のメモリに転送し、
前記電池の電圧レベルが前記第1の電圧レベルよりも低い場合には、前記ハードディスクの電源をオフに保持し、それ以降は前記ハードディスクから読み出しを行わず前記第2のメモリに格納されたデータを読み出すことを特徴とするデータ再生方法。
- 請求項9記載のデータ再生方法であって、
前記電池の電圧レベルが前記第1の電圧レベルよりも低い場合には、さらに、前記第1のメモリの電源をオフに保持することを特徴とするデータ再生方法。
- 請求項9又は請求項10に記載のデータ再生方法であって、
前記第1の電圧レベルは、前記動作下限電圧と設定される音楽再生時間とに基づいて設定されることを特徴とするデータ再生方法。
- 請求項7〜11のいずれか一つに記載のデータ再生方法であって、
前記動作下限電圧は、前記第1のメモリの動作下限電圧よりも高いことを特徴とするデータ再生方法。
- データが格納されるハードディスクとデータが格納されると共に読み出しを行う際の消費電力が前記ハードディスクよりも小さい第1のメモリとを駆動するための電圧を供給する電池の電圧レベルを検出する電圧検出部と、前記ハードディスクに格納されるデータを前記ハードディスクから前記第1のメモリに転送するデータ転送手段と、前記第1のメモリに格納されるデータを読み出すデータ読み出し手段と、前記ハードディスクに格納されるデータを前記ハードディスクから前記第1のメモリに転送する前に前記ハードディスクの電源をオンし、前記データを転送した後に前記ハードディスクの電源をオフするハードディスク制御手段とを含む制御部を備えた半導体装置であって、
前記制御部は、前記電池の電圧レベルと前記ハードディスクの動作下限電圧及び設定される音楽再生時間に基づいて設定された第1の電圧レベルとを比較する第1の比較手段を有しており、
前記制御部は、前記電池の電圧レベルが前記第1の電圧レベルよりも低い場合には、前記ハードディスクの電源をオフの状態に保持し、それ以降は前記ハードディスクから読み出しを行わず前記第1のメモリに格納されるデータを読み出すことを特徴とする半導体装置。
- 請求項13記載の半導体装置であって、
前記制御部は、前記電池の電圧レベルが前記第1の電圧レベルよりも低い場合には、前記ハードディスクの電源をオフに保持する前に、さらに、前記ハードディスクに格納されたデータを前記ハードディスクから前記第1のメモリに1回転送することを特徴とする半導体装置。
- データが格納されるハードディスクとデータが格納されると共に読み出しを行う際の消費電力が前記ハードディスクよりも小さい第1のメモリとデータが格納されると共に読み出しを行う際の消費電力が前記ハードディスクよりも小さい第2のメモリとを駆動するための電圧を供給する電池の電圧レベルを検出する電圧検出部と、前記ハードディスクに格納されるデータを前記ハードディスクから前記第1のメモリに転送するデータ転送手段と、前記第1のメモリに格納されるデータを読み出すデータ読み出し手段と、前記ハードディスクに格納されるデータを前記ハードディスクから前記第1のメモリに転送する前に前記ハードディスクの電源をオンし、前記データを転送した後に前記ハードディスクの電源をオフするハードディスク制御手段とを含む制御部を備えた半導体装置であって、
前記制御部は、前記電池の電圧レベルと前記ハードディスクの動作下限電圧よりも高い第1の電圧とを比較する第1の比較手段と、
前記電池の電圧レベルと前記第1の電圧レベルよりも高い第2の電圧レベルとを比較する第2の比較手段とを有しており、
前記電池の電圧レベルが前記第2の電圧レベルよりも低い場合には、前記ハードディスクに格納されたデータを前記第2のメモリに転送し、
前記電池の電圧レベルが前記第1の電圧レベルよりも低い場合には、前記ハードディスクの電源をオフの状態に保持し、それ以降は前記ハードディスクから読み出しを行わず前記第2のメモリに格納されるデータを読み出すことを特徴とする半導体装置。
- 請求項15記載の半導体装置であって、
前記制御部は、前記電池の電圧レベルが前記第1の電圧レベルよりも低い場合には、さらに、前記第1のメモリの電源をオフに保持することを特徴とする半導体装置。
- 請求項15又は請求項16に記載の半導体装置であって、
前記第1の電圧レベルは、前記動作下限電圧と設定される音楽再生時間とに基づいて設定されることを特徴とする半導体装置。
- 請求項13〜17のいずれか一つに記載の半導体装置であって、
前記動作下限電圧は、前記第1のメモリの動作下限電圧よりも高いことを特徴とする半導体装置。
- データが格納され、駆動部を有する記憶媒体と、
データが格納され、読み出しを行う際の消費電力が前記記憶媒体よりも小さい第1のメモリと、
前記記憶媒体と前記第1のメモリとを駆動するための電圧を供給する電池と、
前記記憶媒体に格納されるデータを前記記憶媒体から前記第1のメモリに転送するデータ転送手段と、前記第1のメモリに格納されるデータを読み出すデータ読み出し手段と、前記記憶媒体に格納されるデータを前記記憶媒体から前記第1のメモリに転送する前に前記記憶媒体の電源をオンし、前記データを転送した後に前記記憶媒体の電源をオフする記憶媒体制御手段とを含む制御部とを備えており、
前記制御部は、前記電池の電圧レベルと前記記憶媒体の動作下限電圧及び設定される音楽再生時間に基づいて設定された第1の電圧レベルとを比較する第1の比較手段を有し、
前記電池の電圧レベルが前記第1の電圧レベルよりも低い場合には、前記制御部は、前記記憶媒体の電源をオフの状態に保持し、それ以降は前記記憶媒体からは読出しを行わず前記第1のメモリに格納されるデータを読み出すことを特徴とするデータ再生装置。
- 電池から電圧が供給され、駆動部を有する記憶媒体から、前記電池から電圧が供給されると共に読み出しを行う際の消費電力が前記記憶媒体よりも小さい第1のメモリに、前記記憶媒体に格納されるデータを転送する第1のモードと、前記記憶媒体の電源をオフに保持する第2のモードとを切り替えながら前記第1のメモリに格納されたデータを読み出すデータの読み出し方法であって、
前記電池の電圧レベルと前記記憶媒体の動作下限電圧及び設定される音楽再生時間に基づいて設定された第1の電圧レベルとを比較して、前記電池の電圧レベルが前記第1の電圧レベルよりも低い場合には、前記記憶媒体の電源をオフの状態に保持し、それ以降は前記記憶媒体から読み出しを行わず前記第1のメモリに格納されたデータを読み出すことを特徴とするデータ再生装置。
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