JP4569672B2 - 課金・印刷システム、画像形成装置、および、画像形成装置におけるジョブ処理方法 - Google Patents

課金・印刷システム、画像形成装置、および、画像形成装置におけるジョブ処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置を含む課金・印刷システムに関し、特に、ジョブが競合したときの課金管理およびジョブ管理の改良に関する。
コピーおよびプリント機能をもった画像形成装置であるMFP (Multifunction Peripheral) には、課金装置を使って利用料を徴収される一般ユーザ、および、使用契約を結んだ契約ユーザによって共同で利用されるものがある。一般ユーザは、現金やICカードで利用料を支払うことで MFP をコピー機として利用することができる。契約ユーザは、ネットワークを経由して接続された端末から MFP をプリンタとして利用することができる。
特許文献1 には、課金装置に課金を指示した一般ユーザに識別子を割り当て、ジョブ情報として組み込んだ識別子と合致しているかどうかを判断して、正しい課金処理を実行する技術が開示されている。
特許文献2 には、MFP 上で課金を行ったジョブごとに名前やホスト名などの情報を表示することで、正しい課金であることを一般ユーザに伝える技術が開示されている。
特開平9-297510号公報 特開平9-259351号公報
上述したような形態で使用される MFP では、一般ユーザによるコピージョブと、契約ユーザによるプリントジョブとが競合してしまう場合がある。ジョブの競合が起こると、一般ユーザがコピージョブを登録して、まだコピージョブが実行される前に、契約ユーザからのプリントジョブが実行されてしまうということがありうる。こうなると、一般ユーザは、自分が支払った利用料で、他人のプリントがなされているのではという勘違いを起こし、不安を感じることになる。また、一般ユーザがコピーを完了したが、過剰に支払った利用料の返金がなされていないときや、一般ユーザが現金を投入する直前に、契約ユーザからのプリントジョブが実行された場合も、一般ユーザは同様の不安を感じる。
このように、ジョブが競合したときに、正しく課金されているかどうかを表示して、一般ユーザに伝えることはできるが、一般ユーザが表示に気付くまでは、不安は解消できない。
本発明は、一般ユーザが課金中にジョブの競合が起こらないようにして、ユーザの不安を最小化し得る課金・印刷システム、および、そのようなシステムに好適した画像形成装置、並びに、画像形成装置におけるジョブ処理方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る課金・印刷システムは、課金装置と外部端末と画像形成装置とが通信網を介して接続されている課金・印刷システムであり、前記課金装置は、返金可能な課金形態によって課金が行われたことを示す課金情報を検出する課金情報検出手段と、前記画像形成装置に前記課金情報を送信する課金情報送信手段と、前記画像形成装置からの払い戻し通知を受信して返金を行う返金手段とを備え、前記外部端末は、前記画像形成装置へプリントジョブを送信するプリントジョブ送信手段を備え、前記画像形成装置は、前記課金装置から送信される課金が行われたことを示す課金情報を受信する課金情報受信手段と、前記課金情報に基づいて課金状態を管理する課金管理手段と、前記外部端末から送信されるプリントジョブを受信するプリントジョブ受信手段と、課金がない状態時に前記プリントジョブ受信手段により受信されたプリントジョブを記憶するプリントキューと、課金がある状態時に前記プリントジョブ受信手段により受信されたプリントジョブである課金開放待ちプリントジョブを記憶する、前記プリントキューとは別の課金開放待ちプリントキューと、前記画像形成装置で実行されるコピージョブを記憶するコピーキューと、前記課金状態と前記プリントキューの状態とに基づいて、コピージョブを制御するコピージョブ制御手段と、前記課金状態に基づいて、プリントジョブを制御するプリントジョブ制御手段とを備え、前記コピージョブ制御手段は、前記課金情報受信手段で課金が行われたことを検出したときに、プリントキューにプリントジョブが存在すれば、前記コピージョブを拒否し、かつ、前記課金装置に払い戻し通知を送信し、プリントキューにプリントジョブが存在しなければ、前記コピージョブをコピーキューに登録し、前記プリントジョブ制御手段は、前記プリントジョブ受信手段がプリントジョブを受信したときに、課金がなければ、前記プリントジョブをプリントキューに登録し、課金があれば、前記プリントジョブの前記プリントキューへの登録を拒否し、前記プリントジョブを前記課金開放待ちプリントジョブとして前記課金開放待ちプリントキューに登録し、その後、前記課金管理手段により課金がないと判定された場合、当該判定後から再課金待ち時間経過後に、前記課金開放待ちプリントキューに記憶された前記課金開放待ちプリントジョブを前記プリントキューに登録し、課金がないとの判定は、コピージョブ完了後に返金して課金がなくなったのか、またはオートクリア後に返金して課金がなくなったのかの判定を含み、前記再課金待ち時間は、オートクリア時とコピージョブ完了時とで異なり、オートクリア時の方がコピージョブ完了時より大きいことを特徴とする。
上記の構成の課金・印刷システムによると、一般ユーザが先に課金している場合は、契約ユーザからのプリントジョブを拒否し、契約ユーザが先にプリントジョブを登録している場合は、一般ユーザからの課金を拒否するので、一般ユーザが課金中に、ジョブの競合が起こらないようにすることができる。
課金中のジョブの競合が起こらないので、一般ユーザは自分が課金した料金で、他人のプリントが行われているという勘違いをして不安を感じるということがなくなる。
また、一般ユーザが先に課金している場合に、契約ユーザがプリントジョブを送信しても拒否されずに、課金開放待ちプリントキューに登録することができる。課金開放待ちプリントキューに登録されたプリントジョブは、一般ユーザのコピーが完了し、課金がなくなった後で、プリントキューに登録されるので、正常にプリントされる。
また、一般ユーザが課金中に、契約ユーザのプリントジョブが課金開放待ちプリントキューに登録されている場合に、課金がなくなった後も、しばらくの間は、一般ユーザがコピーを継続することができる。例えば、料金不足によって課金がなくなった場合に、追加料金を投入する時間を一般ユーザに与えることができる。
さらに、コピージョブ完了後に返金して課金がなくなった場合に比べて、オートクリア後に返金して課金がなくなった場合の、課金開放待ちプリントキュー内のプリントジョブを通常のプリントキューに登録するまでの待ち時間を長くすることができる。オートクリアが実行されるのは、何らかのエラーでコピーが中断したことを一般ユーザが気付いていなかったり、一般ユーザが MFP の前から一時的に離れていることが想定され、この場合は、一般ユーザはエラー原因を解除したあと引き続きコピーを行うことが予想される。従って、プリントジョブが登録されるまでの待ち時間を長くとることで、一般ユーザにエラー原因を解除するための時間を与えることができる。
ここで、前記返金可能な課金形態とは、料金受領装置に現金を投入する形態であり、返金は当該料金受領装置より現金を返却することでなされるとしてもよい。こうすることで、一般ユーザは現金で課金し、ベンダーは現金で返金することができる。
ここで、前記返金可能な課金形態とは、ICカードを用いる形態であり、返金は前記ICカードに記憶されている金額を増やすことでなされるとしてもよい。こうすることで、一般ユーザはICカードで課金し、ベンダーはICカードの情報を書き換えることで返金することができる。
また上記課題を解決するために、本発明に係る画像形成装置は、課金装置および外部端末と通信網を介して接続されている画像形成装置であり、前記課金装置から送信される課金が行われたことを示す課金情報を受信する課金情報受信手段と、前記課金情報に基づいて課金状態を管理する課金管理手段と、前記外部端末から送信されるプリントジョブを受信するプリントジョブ受信手段と、課金がない状態時に前記プリントジョブ受信手段により受信されたプリントジョブを記憶するプリントキューと、課金がある状態時に前記プリントジョブ受信手段により受信されたプリントジョブである課金開放待ちプリントジョブを記憶する、前記プリントキューとは別の課金開放待ちプリントキューと、前記画像形成装置で実行されるコピージョブを記憶するコピーキューと、前記課金状態と前記プリントキューの状態とに基づいて、コピージョブを制御するコピージョブ制御手段と、前記課金状態に基づいて、プリントジョブを制御するプリントジョブ制御手段とを備え、前記コピージョブ制御手段は、前記課金情報受信手段で課金が行われたことを検出したときに、プリントキューにプリントジョブが存在すれば、前記コピージョブを拒否し、かつ、前記課金装置に払い戻し通知を送信し、プリントキューにプリントジョブが存在しなければ、前記コピージョブをコピーキューに登録し、前記プリントジョブ制御手段は、前記プリントジョブ受信手段がプリントジョブを受信したときに、課金がなければ、前記プリントジョブをプリントキューに登録し、課金があれば、前記プリントジョブの前記プリントキューへの登録を拒否し、前記プリントジョブを前記課金開放待ちプリントジョブとして前記課金開放待ちプリントキューに登録し、その後、前記課金管理手段により課金がないと判定された場合、当該判定後から再課金待ち時間経過後に、前記課金開放待ちプリントキューに記憶された前記課金開放待ちプリントジョブを前記プリントキューに登録し、課金がないとの判定は、コピージョブ完了後に返金して課金がなくなったのか、またはオートクリア後に返金して課金がなくなったのかの判定を含み、前記再課金待ち時間は、オートクリア時とコピージョブ完了時とで異なり、オートクリア時の方がコピージョブ完了時より大きいことを特徴とする。
これにより、課金中にジョブの競合が起こらないMFP を提供できるので、一般ユーザは自分が課金した料金で、他人のプリントが行われているという勘違いをして不安を感じるということがないようにできる。また、一般ユーザにより課金がなされている場合でも契約ユーザによりプリントジョブを拒否せずに、ジョブの競合が起こらないMFP を提供することができる。
また、課金がなくなったあとでも、すぐには課金開放待ちプリントキューのプリントジョブを、通常のプリントジョブに移動しないので、一般ユーザは、更に課金をしてコピー等のジョブを継続することのできる MFP を提供することができる。
さらに、一般ユーザがコピーを継続して行うかどうかを予測して、課金開放待ちプリントキューのプリントジョブを通常のプリントキューに移動するまでの待ち時間の設定を変更できる。すなわち、コピーを完了した後に返金して課金がなくなった場合は、一般ユーザが継続して使用する可能性が低いので、待ち時間を短く設定し、エラー等で中断してオートクリア後に返金して課金がなくなった場合には、一般ユーザが継続して使用する可能性が高いので、待ち時間を長く設定することで、一般ユーザに更に課金をするための時間を与える MFP を提供することができる。
また上記課題を解決するために、本発明に係る画像形成装置におけるジョブ処理方法は、課金装置および外部端末と通信網を介して接続されている画像形成装置におけるジョブ処理方法であり、前記画像形成装置は、前記課金装置から送信される課金が行われたことを示す課金情報を受信する課金情報受信手段と、前記課金情報に基づいて課金状態を管理する課金管理手段と、前記外部端末から送信されるプリントジョブを受信するプリントジョブ受信手段と、課金がない状態時に前記プリントジョブ受信手段により受信されたプリントジョブを記憶するプリントキューと、課金がある状態時に前記プリントジョブ受信手段により受信されたプリントジョブである課金開放待ちプリントジョブを記憶する、前記プリントキューとは別の課金開放待ちプリントキューと、前記画像形成装置で実行されるコピージョブを記憶するコピーキューとを備え、前記ジョブ処理方法は、コピージョブ処理ステップと、プリントジョブ処理ステップとを含み、前記コピージョブ処理ステップは、前記課金情報受信手段で課金が行われたことを検出するサブステップと、前記プリントキューにプリントジョブが存在するかどうかを判定するサブステップと、前記プリントキューにプリントジョブが存在すれば、前記コピージョブを拒否し、かつ、前記課金装置に払い戻し通知を送信するサブステップと、前記プリントキューにプリントジョブが存在しなければ、前記コピージョブをコピーキューに登録するサブステップとを含み、前記プリントジョブ処理ステップは、前記プリントジョブ受信手段でプリントジョブを受信するサブステップと、前記課金情報に基づいて課金があるかどうかを判定するサブステップと、課金がなければ、前記プリントジョブをプリントキューに登録するサブステップと課金があれば、前記プリントジョブの前記プリントキューへの登録を拒否し、前記プリントジョブを前記課金開放待ちプリントジョブとして前記課金開放待ちプリントキューに登録するサブステップと、前記課金管理手段により課金がないと判定された場合、当該判定後から再課金待ち時間経過後に、前記課金開放待ちプリントキューに記憶された前記課金開放待ちプリントジョブを前記プリントキューに登録するサブステップとを含み、課金がないとの判定は、コピージョブ完了後に返金して課金がなくなったのか、またはオートクリア後に返金して課金がなくなったのかの判定を含み、前記再課金待ち時間は、オートクリア時とコピージョブ完了時とで異なり、オートクリア時の方がコピージョブ完了時より大きいことを特徴とする。
これにより、課金中にジョブの競合が起こらないようにジョブ処理を行うMFP を提供できるので、一般ユーザは自分が課金した料金で、他人のプリントが行われているという勘違いをして不安を感じるということがないようにできる。
また、一般ユーザにより課金がなされている場合でも契約ユーザによりプリントジョブを拒否せずに、ジョブの競合が起こらないようにすることができる。
また、課金がなくなったあとでも、すぐには課金開放待ちプリントキューのプリントジョブを、通常のプリントジョブに移動しないので、一般ユーザは、更に課金をしてコピー等のジョブを継続することができる。
さらに、一般ユーザがコピーを継続して行うかどうかを予測して、課金開放待ちプリントキューのプリントジョブを通常のプリントキューに移動するまでの待ち時間の設定を変更できる。すなわち、コピーを完了した後に返金して課金がなくなった場合は、一般ユーザが継続して使用する可能性が低いので、待ち時間を短く設定し、エラー等で中断してオートクリア後に返金して課金がなくなった場合には、一般ユーザが継続して使用する可能性が高いので、待ち時間を長く設定することで、一般ユーザに更に課金をするための時間を与えることができる。
〔実施形態1〕
本実施形態では、画像形成装置の例としての MFP が、現金の投入やその他の方法により課金を行うベンダーとプリントジョブを発行する外部PCとに接続された課金・印刷システムについて説明する。本実施形態では、MFP は、ベンダーから現金を投入してコピーを行う一般ユーザのコピージョブと、外部PCからネットワークを経由してプリントを行う契約ユーザのプリントジョブとを実行し、一般ユーザが現金を投入している状態でのジョブの競合が起こらないようにする。ここで、ベンダーとは料金受領装置のことである。
《構成》
図1 は、本実施形態の機能構成図である。MFP 100は、ベンダー 300とはシリアル接続等によりローカルに接続されており、外部PC 200とはネットワークを介して接続されている。
本実施形態では、ベンダーは現金を投入する形態であるが、ICカードを用いる形態でもよい。
まず、MFP 100の内部構成について説明する。MFP 100 は、課金情報受信部 110、課金管理部 120、プリントジョブ受信部 130、プリントジョブ制御部 140、プリントキュー 150、コピージョブ制御部 160、コピーキュー 170、プリント部 180、ジョブ管理部 190 を構成要素に含む。
課金情報受信部 110 は、ベンダー 300からの送信される課金情報を受信する。課金情報とは、ベンダー 300において課金された金額や、返金した金額に関する情報である。
課金管理部 120は、課金情報受信部 110が受信した課金情報に基づいて、今現在、課金されているのかどうかを判定する。
プリントジョブ受信部 130は、外部PC 200から送信されるプリントジョブを受信する。受信したプリントジョブは、プリントジョブ制御部 140に転送する。
プリントジョブ制御部 140は、プリントジョブ受信部 130から転送されたプリントジョブを、課金状態に応じて、プリントキュー 150に登録、もしくは、登録を拒否する。プリントジョブ制御部 140の詳しい動作については後述する。
プリントキュー 150は、プリントジョブを記録するRAMである。プリントキュー 150に蓄積されたプリントジョブは、順次、プリント部 180に転送されプリントが実行される。
コピージョブ制御部 160 は、一般ユーザが MFP 100の前で操作して生成されるコピージョブを、プリントキューの状態に応じて、コピーキュー 170に登録、もしくは、登録を拒否し、課金管理部 120に課金された料金を返金するように指示する。コピージョブ制御部 160の詳しい動作については後述する。
コピーキュー 170は、コピージョブを記録するRAMである。コピーキュー 170に蓄積されたコピージョブは、順次、プリント部 180に転送されコピーが実行される。
プリント部 180は、プリントキュー 150およびコピーキュー 170に記録された画像データのプリントを行う。これは、例えば、静電複写方式により、普通紙上に読み取り画像のトナー像を転写、定着する処理を行う。
ジョブ管理部 190は、コピーキュー 170およびプリントキュー 150に蓄積されるジョブを実行するように、プリント部 180に指示する。また、コピージョブが完了するか、コピージョブの実行が中断してオートクリアが発生した場合に、プリント部 180からその旨を通知され、それを課金管理部 120に通知する。
外部PC 200 は、プリントジョブ送信部 210を備えており、MFP 100に対してプリントジョブを送信する。外部PC 200は、ネットワーク上に複数あってもよい。
次に、ベンダー 300の内部構成について説明する。ベンダー 300は、課金情報検出部 310、現金投入口 311、ICカード送受信部 312、課金情報送信部 320、返金部 330 から構成される。本実施形態では、ベンダー 300は、現金およびICカードによる利用料の支払いができるようになっている。
課金情報検出部 310は、現金投入口 311に現金が投入されたこと、あるいは、ICカード送受信部 312にICカードがかざされたことを検出する。現金が投入された場合は投入された金額を検出する。ICカードがかざされた場合は、一般ユーザがベンダー 300に課金する金額を入力できるように、ベンダー 300はボタンやディスプレイを備えている。
課金情報送信部 320は、課金情報検出部 310で検出した課金情報を、MFP 100に送信する。また、MFP 100から返金をするように通知されたら、返金部 330に返金を行うように通知する。
返金部 330は、課金情報送信部 320 を介して MFP 100 から返金の指示があれば、返金を行う。返金は、コピージョブの実行が完了した時、あるいは、オーオクリアによってコピージョブが破棄されたときに、課金情報が残っていればそれに基づいて返金する。一般ユーザが現金を投入した場合は、返金も現金で行われる。一般ユーザがICカードを使って課金した場合は、返金は、ICカードの残額を増やすことでなされる。
次に、MFP 100のハードウェア構成について説明する。図2は、MFP 100のハードウェア構成を示した図である。MFP 100は、CPU 101、ROM 102、RAM 103、操作部 104、スキャナ部 105、プリント部 180、給紙部 107、ベンダーI/F 108、NIC 109から構成される。
CPU 101は、画像形成処理やジョブ管理、ベンダー 300および外部PC 200との通信処理等MFP 100が行う処理を担うプロセッサである。
ROM 102は、図4、図6、図7 に示されるフローチャートを実行するプログラムを記憶しており、CPU 101に読み出されて実行される。プログラムの内容については、後述する。
RAM 103は、読み込んだ原稿のデータや、画像データ、設定されたジョブの情報等を記憶する。ここで、画像データには、一般ユーザがコピーするためにスキャナ部 105から読み込ませた画像データと、契約ユーザがプリントするために外部PC 200から送信した画像データとがある。前者を記憶するコピーキュー 170と、後者を記憶するプリントキュー 150とは、別々のRAMを用意してもいいし、同一のRAM内の別の場所を使うようにしてもよい。図2では、同一のRAM 103を用いている。
操作部 104は、ユーザが操作するボタンやパネルで構成されている。例えば、用紙設定や枚数設定等のジョブ設定を行うパネルや、ジョブ開始を指示するスタートボタン、ジョブ停止を指示するストップボタンなどで構成されている。
スキャナ部 105は、原稿を読み込み、読み込んだデータをRAM 103に送る。
プリント部 180は、RAM 103内のコピーキュー 170およびプリントキュー 150に記憶された画像データに基づいて、プリントを行う。
給紙部 107は、ジョブ設定時に設定された用紙をプリント部 180によるプリントに合わせて給紙する。
ベンダーI/F 108 は、ベンダーとの通信を行う。すなわち、プリントを実行するごとに、プリントに要する料金をベンダー 300に投入された金額から差し引くようにベンダー 300に要求し、ベンダー 300から料金不足の信号を受け取ったら、料金不足となったことをCPU 101に通知する。
NIC 109は、ネットワーク上に設置された外部PC 200と接続するためのインターフェースである。
《動作》
次に、本実施形態における MFP 100 の動作を説明する。MFP 100の使用形態としては、一般ユーザによるコピーと、契約ユーザによるプリントとの 2 形態があり、MFP 100 は、どちらの場合でも、一般ユーザが課金している状態でのジョブの競合が起こらないように動作する。以下、それぞれの場合ごとに説明する。
〈一般ユーザによるコピー〉
本節では、一般ユーザがコピーを行う場合の動作を説明する。図3 は、一般ユーザがコピーを行う場合に、ジョブの競合が起こったときの MFP 100 の動作を示した模式図である。
契約ユーザがプリントジョブを送信していなければ、一般ユーザが、ベンダーに現金を投入し、原稿を読み込ませると、画像データはコピージョブとしてコピーキューに蓄積され、順次、プリントされる。
一方、契約ユーザがプリントジョブを送信し、プリントジョブがプリントキューに蓄積されている場合は、一般ユーザが投入した現金を即座に返金するようにする。
図4は、上記の動作を実現するフローチャートである。図4のフローチャートで示されるプログラムは、図1のコピージョブ制御部 160で実行される。
コピージョブ制御部 160は、まず、課金を検出したかどうかを判定する(S1401)。課金を検出するとは、今まさに、一般ユーザが現金を投入、または、ICカードをかざしたことを検出することをいう。これは、コピージョブ制御部 160が課金管理部 120に問い合わせることでなされる。課金管理部 120は、課金情報受信部 110を介してベンダー 300から受信した課金情報に基づき、課金検出の有無をコピージョブ制御部 160に返す。
課金を検出しなければ(S1401 N)、何もせずに終了する。
課金を検出すれば(S1401 Y)、プリントキューにプリントジョブが登録されているかどうか判定する(S1402)。これは、プリントジョブ制御部 140に問い合わせることでなされる。プリントジョブ制御部 140は、プリントキュー 150を読み込みプリントジョブの登録の有無をコピージョブ制御部 160に返す。
プリントキューにプリントジョブの登録があれば(S1402 Y)、ベンダーに払い戻し通知して返金する(S1403)。
プリントキューにプリントジョブの登録がなけば(S1402 N)、コピーキュー 170にコピージョブを登録する。
登録されたコピージョブは、図7に示すフローチャートに従ってプリントが実行される。
以上のように、課金時に、契約ユーザによるプリントジョブがプリントキューに既に蓄積されている場合は、一般ユーザの課金を受け付けないようにすることで、一般ユーザが、自分の課金したお金で他人のプリントがなされたと勘違いしてしまうことを防止できる。
〈契約ユーザによるプリント〉
本節では、契約ユーザがプリントを行う場合の動作を説明する。図5 は、契約ユーザがプリントを行う場合に、ジョブの競合が起こったときの MFP 100 の動作を示した模式図である。
一般ユーザがコピーをしていなければ、契約ユーザが、外部PCからMFPにプリントジョブを送信すると、プリントジョブはプリントキューに蓄積され、順次、プリントされる。
一方、一般ユーザによって既に課金されている場合は、プリントジョブを拒否するようにする。
図6は、上記の動作を実現するフローチャートである。図6のフローチャートで示されるプログラムは、図1のプリントジョブ制御部 140で実行される。
プリントジョブ制御部 140は、まず、プリントジョブを受信したかどうかを判定する(S1601)。これは、プリントジョブ受信部 130が外部PC 200からプリントジョブを受信したときに、その旨を通知する信号をプリントジョブ制御部 140に通知することでなされる。
プリントジョブを受信していなければ(S1601 N)、何もせずに終了する。
プリントジョブを受信すれば(S1601 Y)、ベンダー 300に課金がされているどうかを判定する(S1602)。これは、プリントジョブ制御部 140が課金管理部 120に問い合わせることでなされる。課金管理部 120は、課金情報受信部 110を介してベンダー 300から受信した課金情報に基づき、課金の有無をプリントジョブ制御部 140に返す。
課金があれば(S1602 Y)、プリントジョブをプリントキューに登録せずに、プリントジョブを送信した外部PC 200に対して、登録が拒否されたことを通知するようにプリントジョブ受信部 130に指示する。
課金がなければ(S1602 N)、プリントキュー 150にプリントジョブを登録する。
登録されたコピージョブは、図7に示すフローチャートに従ってプリントが実行される。
以上のように、一般ユーザが既に現金を投入するなどしてベンダーに課金してしまっている場合は、契約ユーザのプリントジョブを拒否するようにすることで、一般ユーザが、自分の投入したお金で他人のプリントがなされたと勘違いしてしまうことを防止できる。
〈ジョブ制御〉
本節では、コピーキュー 170およびプリントキュー 150に登録されたジョブを実行するジョブ制御の動作について説明する。図7は、ジョブ実行の動作を示したフローチャートである。
まず、ジョブ管理部 190 は、コピーキュー 170が空かどうかを判定する(S1701)。コピーキュー 170が空でなければ(S1701 N)、コピージョブを取得して(S1702)、コピージョブを実行するように(S1703)、プリント部 180 に指示する。
プリント部 180 は、コピージョブ実行中にジョブが中断し、オートクリアが発生したかどうかを判定する(S1704)。
オートクリアが発生せずにコピージョブが完了した場合は(S1704 N)、プリント部 180からジョブ管理部 190を介して課金管理部 120にコピージョブが完了したことが通知される(S1705)。
オートクリアが発生してコピージョブを完了できなかった場合は(S1704 Y)、プリント部 180からジョブ管理部 190を介して課金管理部 120にオートクリアが発生したことが通知される(S1706)。
コピージョブの完了、または、オートクリアの発生を課金管理部 120に通知したら、S1701 に戻る。
コピーキュー 170が空ならば(S1701 Y)、プリントキュー 150が空かどうか判定する(S1707)。プリントキュー 150が空でなければ(S1707 N)、プリントジョブを取得して(S1708)、プリントジョブを実行するように(S1709)、プリント部 180 に指示する。
プリントジョブの実行が完了すれば、S1701 に戻る。
プリントキュー 150が空の場合も(S1707 Y)、S1701 に戻り、コピーキュー 170またはプリントキュー 150にジョブが登録されるのを待つ。
〔実施形態2〕
本実施形態では、実施形態1 で説明した課金・印刷システムにおいて、MFP 100 が、通常のプリントキューとは別に、課金開放待ちプリントキューを備えている場合について説明する。課金開放待ちプリントキューを備えることにより、一般ユーザが課金中に、契約ユーザからのプリントジョブをMFP 100が受信した場合でも、プリントジョブを拒否せずに、一旦、課金開放待ちプリントキューに登録しておき、一般ユーザのコピーが完了し、課金がなくなった後で、課金開放待ちプリントキューに登録したプリントジョブを、通常のプリントキューに登録し直すことができる。
本実施形態の課金・印刷システムの構成は、MFP 100に課金開放待ちプリントキューが追加されることを除いて、実施形態1 の構成と同様である。また、これに伴い、プリントジョブ制御部 140で実行されるプログラムが変更される。
図8は、本実施形態において、契約ユーザがプリントを行う場合に、ジョブの競合が起こったときの MFP 100 の動作を示した模式図である。
一般ユーザがコピーをしていなければ、契約ユーザが、外部PCからMFPにプリントジョブを送信すると、プリントジョブはプリントキューに蓄積され、順次、プリントされるのは、図5で説明した通りである。
本実施形態では、一般ユーザが既に現金を投入するなどしてベンダーに課金してしまっている場合の動作が、図5 とは異なる。すなわち、一般ユーザが課金していても、契約ユーザから送信されるプリントジョブは拒否されずに、課金開放待ちプリントキューに蓄積される。課金開放待ちプリントキューのプリントジョブは、一般ユーザのコピーが完了し、課金がなくなった後に、通常のプリントキューに登録し直される。こうすることで、課金中には、通常のプリントキューには登録されないので、ジョブの競合は起こらない。また、既に課金が行われている場合でも、契約ユーザからのプリントジョブを受け付けることができる。
図9は、上記の動作を実現するフローチャートである。図9は、課金ありと判定(S1902 Y)したあとの動作を除いて、図6と同様であるので、ここでは、異なる部分について説明する。
契約ユーザからのプリントジョブを受信し(S1901 Y)、課金があると判定されると(S1902 Y)、プリントジョブは、課金開放待ちプリントキューに登録される(S1903)。
次に課金がなくなるまで待つ(S1904)。これは、プリントジョブ制御部 140が、一定時間おきに、課金管理部 120に課金の有無を問い合わせることでなされる。
課金がなくなったら(S1904 N)、それが、コピージョブの実行を完了して返金した後に課金がなくなったのか、あるいは、コピージョブが中断してオートクリア後に課金がなくなったのかを判定するため、コピージョブ実行中にオートクリアが発生したかどうかを、課金管理部 120に問い合わせる(S1905)。課金管理部 120は、ジョブ管理部 190からコピージョブ実行中にオートクリアが発生したかどうかの通知を受け、ベンダー 300に対して返金指示を行うので、オートクリアが発生したかどうかを示す情報を保持している。
プリントジョブ制御部 140は、課金管理部 120からの応答を受けて、オートクリアが発生していなければ(S1905 N)、再課金待ち時間を 1分に設定し(S1906)、オートクリアが発生していれば(S1905 Y)、再課金待ち時間を 5分に設定する(S1907)。再課金待ち時間とは、課金がなくなった後、一般ユーザが追加料金を支払ってコピーを再開するのを待つ時間である。コピージョブが中断してオートクリアが発生した場合には、一般ユーザはコピーを再開する可能性が高いので、再課金待ち時間的を長くすることで、ユーザに時間的余裕を与えることができる。
再課金待ち時間を設定したら、設定した時間が経過するまで待つ(S1908)。
再課金待ち時間が経過した後(S1908 Y)、再び課金があるかどうかを判定する(S1909)。課金があれば(S1909 Y)、一般ユーザによって再課金が行われたということなので、S1904 に戻る。課金がなければ(S1909 N)、課金開放待ちプリントキューに登録されているプリントジョブを、通常のジョブ管理部 190は、プリントジョブに移動する(S1906)。この部分の動作は、図10 のフローチャートに示される。
すなわち、まず、課金開放待ちプリントキューからプリントジョブを取得する(S1913)。次に、取得したプリントジョブを通常のプリントキューに登録する(S1914)。最後に、課金開放待ちプリントキューを空にする(S1915)。
以上のようにして、課金開放待ちプリントキューを使うことで、一般ユーザが課金中であっても、契約ユーザからのプリントジョブを受け付け、課金がなくなった後に実行することができる。
なお、本実施形態では、オートクリアタイムを複数設定したが、1つのみとしてもよい。
本発明の課金・印刷システムにより、一般ユーザが課金中に、コピージョブとプリントジョブとの競合が起こらないようにできるので、一般ユーザが自分が課金した料金で、他人のプリントが行われているという勘違いをして不安を感じるということがなくなる。
本発明の課金・印刷システムの機能構成を示す図。 本発明の課金・印刷システムを構成する画像形成装置のハードウェア構成を示す図。 本発明の実施形態1において一般ユーザによるコピーが行われる場合の動作を説明する模式図。 本発明の実施形態1において一般ユーザによるコピーが行われる場合の動作を示すフローチャート。 本発明の実施形態1において契約ユーザによるプリントが行われる場合の動作を説明する模式図。 本発明の実施形態1において契約ユーザによるプリントが行われる場合の動作を示すフローチャート。 本発明の実施形態1におけるジョブ制御の動作を示すフローチャート。 本発明の実施形態2において契約ユーザによるプリントが行われる場合の動作を説明する模式図。 本発明の実施形態2において契約ユーザによるプリントが行われる場合の動作を示すフローチャート。 本発明の実施形態2 において課金開放待ちプリントキューから通常のプリントキューにプリントジョブを移動する動作を示すフローチャート。
符号の説明
100: MFP
101: CPU
102: ROM
103: RAM
104: 操作部
105: スキャナ部
107: 給紙部
108: ベンダーI/F
109: NIC
110: 課金情報受信部
120: 課金管理部
130: プリントジョブ受信部
140: プリントジョブ制御部
150: プリントキュー
160: コピージョブ制御部
170: コピーキュー
180: プリント部
190: ジョブ管理部
200: 外部PC
210: プリントジョブ送信部
300: ベンダー
310: 課金情報検出部
311: 現金投入口
312: ICカード送受信部
320: 課金情報送信部
330: 返金部

Claims (5)

  1. 課金装置と外部端末と画像形成装置とが通信網を介して接続されている課金・印刷システムであり、
    前記課金装置は、
    返金可能な課金形態によって課金が行われたことを示す課金情報を検出する課金情報検出手段と、
    前記画像形成装置に前記課金情報を送信する課金情報送信手段と、
    前記画像形成装置からの払い戻し通知を受信して返金を行う返金手段とを備え、
    前記外部端末は、
    前記画像形成装置へプリントジョブを送信するプリントジョブ送信手段を備え、
    前記画像形成装置は、
    前記課金装置から送信される課金が行われたことを示す課金情報を受信する課金情報受信手段と、
    前記課金情報に基づいて課金状態を管理する課金管理手段と、
    前記外部端末から送信されるプリントジョブを受信するプリントジョブ受信手段と、
    課金がない状態時に前記プリントジョブ受信手段により受信されたプリントジョブを記憶するプリントキューと、
    課金がある状態時に前記プリントジョブ受信手段により受信されたプリントジョブである課金開放待ちプリントジョブを記憶する、前記プリントキューとは別の課金開放待ちプリントキューと、
    前記画像形成装置で実行されるコピージョブを記憶するコピーキューと、
    前記課金状態と前記プリントキューの状態とに基づいて、コピージョブを制御するコピージョブ制御手段と、
    前記課金状態に基づいて、プリントジョブを制御するプリントジョブ制御手段とを備え、
    前記コピージョブ制御手段は、
    前記課金情報受信手段で課金が行われたことを検出したときに、
    プリントキューにプリントジョブが存在すれば、前記コピージョブを拒否し、かつ、前記課金装置に払い戻し通知を送信し、
    プリントキューにプリントジョブが存在しなければ、前記コピージョブをコピーキューに登録し、
    前記プリントジョブ制御手段は、
    前記プリントジョブ受信手段がプリントジョブを受信したときに、
    課金がなければ、前記プリントジョブをプリントキューに登録し、
    課金があれば、前記プリントジョブの前記プリントキューへの登録を拒否し、前記プリントジョブを前記課金開放待ちプリントジョブとして前記課金開放待ちプリントキューに登録し、その後、前記課金管理手段により課金がないと判定された場合、当該判定後から再課金待ち時間経過後に、前記課金開放待ちプリントキューに記憶された前記課金開放待ちプリントジョブを前記プリントキューに登録し、
    課金がないとの判定は、コピージョブ完了後に返金して課金がなくなったのか、またはオートクリア後に返金して課金がなくなったのかの判定を含み、
    前記再課金待ち時間は、オートクリア時とコピージョブ完了時とで異なり、オートクリア時の方がコピージョブ完了時より大きい
    ことを特徴とする課金・印刷システム。
  2. 前記返金可能な課金形態とは、
    料金受領装置に現金を投入する形態であり、
    返金は当該料金受領装置より現金を返却することでなされる
    ことを特徴とする請求項1記載の課金・印刷システム。
  3. 前記返金可能な課金形態とは、
    ICカードを用いる形態であり、
    返金は前記ICカードに記憶されている金額を増やすことでなされる
    ことを特徴とする請求項1記載の課金・印刷システム。
  4. 課金装置および外部端末と通信網を介して接続されている画像形成装置であり、
    前記課金装置から送信される課金が行われたことを示す課金情報を受信する課金情報受信手段と、
    前記課金情報に基づいて課金状態を管理する課金管理手段と、
    前記外部端末から送信されるプリントジョブを受信するプリントジョブ受信手段と、
    課金がない状態時に前記プリントジョブ受信手段により受信されたプリントジョブを記憶するプリントキューと、
    課金がある状態時に前記プリントジョブ受信手段により受信されたプリントジョブである課金開放待ちプリントジョブを記憶する、前記プリントキューとは別の課金開放待ちプリントキューと、
    前記画像形成装置で実行されるコピージョブを記憶するコピーキューと、
    前記課金状態と前記プリントキューの状態とに基づいて、コピージョブを制御するコピージョブ制御手段と、
    前記課金状態に基づいて、プリントジョブを制御するプリントジョブ制御手段とを備え、
    前記コピージョブ制御手段は、
    前記課金情報受信手段で課金が行われたことを検出したときに、
    プリントキューにプリントジョブが存在すれば、前記コピージョブを拒否し、かつ、前記課金装置に払い戻し通知を送信し、
    プリントキューにプリントジョブが存在しなければ、前記コピージョブをコピーキューに登録し、
    前記プリントジョブ制御手段は、
    前記プリントジョブ受信手段がプリントジョブを受信したときに、
    課金がなければ、前記プリントジョブをプリントキューに登録し、
    課金があれば、前記プリントジョブの前記プリントキューへの登録を拒否し、前記プリントジョブを前記課金開放待ちプリントジョブとして前記課金開放待ちプリントキューに登録し、その後、前記課金管理手段により課金がないと判定された場合、当該判定後から再課金待ち時間経過後に、前記課金開放待ちプリントキューに記憶された前記課金開放待ちプリントジョブを前記プリントキューに登録し、
    課金がないとの判定は、コピージョブ完了後に返金して課金がなくなったのか、またはオートクリア後に返金して課金がなくなったのかの判定を含み、
    前記再課金待ち時間は、オートクリア時とコピージョブ完了時とで異なり、オートクリア時の方がコピージョブ完了時より大きい
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 課金装置および外部端末と通信網を介して接続されている画像形成装置におけるジョブ処理方法であり、
    前記画像形成装置は、
    前記課金装置から送信される課金が行われたことを示す課金情報を受信する課金情報受信手段と、
    前記課金情報に基づいて課金状態を管理する課金管理手段と、
    前記外部端末から送信されるプリントジョブを受信するプリントジョブ受信手段と、
    課金がない状態時に前記プリントジョブ受信手段により受信されたプリントジョブを記憶するプリントキューと、
    課金がある状態時に前記プリントジョブ受信手段により受信されたプリントジョブである課金開放待ちプリントジョブを記憶する、前記プリントキューとは別の課金開放待ちプリントキューと、
    前記画像形成装置で実行されるコピージョブを記憶するコピーキューとを備え、
    前記ジョブ処理方法は、コピージョブ処理ステップと、プリントジョブ処理ステップとを含み
    前記コピージョブ処理ステップは、
    前記課金情報受信手段で課金が行われたことを検出するサブステップと、
    前記プリントキューにプリントジョブが存在するかどうかを判定するサブステップと、
    前記プリントキューにプリントジョブが存在すれば、前記コピージョブを拒否し、かつ、前記課金装置に払い戻し通知を送信するサブステップと、
    前記プリントキューにプリントジョブが存在しなければ、前記コピージョブをコピーキューに登録するサブステップとを含み、
    前記プリントジョブ処理ステップは、
    前記プリントジョブ受信手段でプリントジョブを受信するサブステップと、
    前記課金情報に基づいて課金があるかどうかを判定するサブステップと、
    課金がなければ、前記プリントジョブをプリントキューに登録するサブステップと
    課金があれば、前記プリントジョブの前記プリントキューへの登録を拒否し、前記プリントジョブを前記課金開放待ちプリントジョブとして前記課金開放待ちプリントキューに登録するサブステップと、
    前記課金管理手段により課金がないと判定された場合、当該判定後から再課金待ち時間経過後に、前記課金開放待ちプリントキューに記憶された前記課金開放待ちプリントジョブを前記プリントキューに登録するサブステップとを含み、
    課金がないとの判定は、コピージョブ完了後に返金して課金がなくなったのか、またはオートクリア後に返金して課金がなくなったのかの判定を含み、
    前記再課金待ち時間は、オートクリア時とコピージョブ完了時とで異なり、オートクリア時の方がコピージョブ完了時より大きい
    ことを特徴とするジョブ処理方法。
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