JP4565388B2 - 自動変速機 - Google Patents

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Description

本発明は、自動変速機に関する。
従来から、ツインクラッチ型の自動変速機が知られている(特許文献1参照)。この種の自動変速機によれば、クラッチの切り換えだけで滑らかに隣り合う変速段同士の間でシフトチェンジすることができる。即ち、変速前の変速段と変速後の変速段との関係は図10(a)に示すようになる。図10(a)において、1〜6の文字の入った行は、変速前の変速段を示し、1〜6の文字の入った列は、変速後の変速段を示す。そして、2という文字の入った箇所は、2つのクラッチの切り換えによって滑らかに変換できる変速段同士の関係を示している。例えば、1段から2段へは第1クラッチの開放及び第2クラッチの締結のみによってスムーズに変速できる。
特開2004−239441号公報
しかしながら、従来のツインクラッチ型の自動変速機では、偶数段と奇数段との間の変速段は、クラッチの切り換えによって滑らかに実現できるものの、3速から1速へや4速から2速への飛び越しを滑らかに行なうことができなかった(図10(a)で斜線部分)。
本願発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、奇数段から奇数段へ、或いは偶数段から偶数段への飛び越し変速を滑らかに行なうことができる自動変速機を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明にあっては、少なくとも前進6速段及び後退1速段を有する自動変速機であって、第1変速段歯車列と、第2変速段歯車列と、第3変速段歯車列と、第4変速段歯車列と、前記第1変速段歯車列に対し、第1同期装置を介して隣接した第5変速段歯車列と、前記第2変速段歯車列に対し、第2同期装置を介して隣接した第6変速段歯車列と、前記第3変速段歯車列又は第4変速段歯車列に対し、第3同期装置を介して隣接した後退速段歯車列と、前記第1同期装置を入力軸系に連結する第1クラッチと、前記第2同期装置を入力軸系に連結する第2クラッチと、前記第3変速段歯車列を入力軸系に連結する第3クラッチと、前記第4変速段歯車列を入力軸系に連結する第4クラッチと、入力軸と、前記入力軸と平行に配設された出力軸と、前記入力軸と同軸上に配設された中間軸と、前記入力軸及び前記出力軸に併設されたカウンタ軸と、を備え、前記入力軸系は、前記入力軸と前記入力軸に連動し前記カウンタ軸周りを遊転する遊転軸とを含み、前記第1同期装置を前記カウンタ軸上に、前記第2同期装置を前記中間軸上に、前記第3同期装置を前記出力軸上に配設したことを特徴とする。
このように、本発明に係る自動変速機は、同期装置3個とクラッチ4個とを含むため、奇数段から奇数段へ、或いは偶数段から偶数段への飛び越し変速を、2個のクラッチの切換のみで実現可能となった。
また、自動変速機を3軸構成にすることにより、上記効果を、短い全長で実現することができる。
前記中間軸と前記出力軸との間に、前記第2変速段歯車列及び第6変速段歯車列を配設し、前記入力軸と前記中間軸との間に、前記第2クラッチを配設したことを特徴とする。これにより、6速時に入力軸から出力軸までギアの噛み合いが1箇所で動力を伝達できることとなり、使用頻度が大きい6速のギア効率が向上する。
前記第2変速段歯車列を、前記中間軸の、入力側とは逆の端部に設けたことを特徴とする。これにより、自動変速機において、入力側とは逆の端部をコンパクトに構成でき、全体として小型化を図ることができる。
前記カウンタ軸と前記出力軸との間に前記第1変速段歯車列及び前記第5変速段歯車列を配設し、前記カウンタ軸と前記遊転軸との間に前記第1クラッチを配設したことを特徴とする。これにより、ギア径が大きい6速、5速ギアをコンパクトに構成することができる。
前記カウンタ軸上に遊転支持された第1歯車と、第1歯車に噛合すると共に前記出力軸上に遊転支持された第2歯車により第3変速段歯車列が構成され、
前記第2歯車と、前記第2歯車に噛合すると共に前記入力軸上に遊転支持された第3歯車により第4変速段歯車列が構成され、
前記第3クラッチを前記カウンタ軸上に配設し、前記第4クラッチを前記入力軸上に配設したことを特徴とする。これにより、第3変速段歯車列及び第4変速段歯車列が一部の歯車を兼用できるので、コンパクトに構成することができる。
前記第3同期装置は、前記第2歯車と、前記出力軸上に遊転支持された後退用歯車との間を係合することを特徴とする。これにより、3速と4速との同期装置を兼用化できる。
前記第3クラッチ又は第4クラッチの締結により、前記後退速段への変段を実現することを特徴とする。これにより、後退速段専用のクラッチが不要となり、装置のコンパクト化を図ることができる。
本発明によれば、自動変速機において、2個のクラッチの切換によって奇数段から奇数段へ、或いは偶数段から偶数段への飛び越し変速を滑らかに行なうことが可能となる。また、自動変速機を3軸構成にすることにより、上記効果を、短い全長で実現することができる。
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素などはあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について、図1〜図8を用いて説明する。図1〜図8は、本発明の第1実施形態としての自動変速機100の歯車列の構成を示すスケルトン図である。本自動変速機100は、前進6速段及び後退1速段を有する自動変速機であり、含まれる歯車は全て外歯タイプである。
図1に示すように、本自動変速機100は、トルクコンバーター101を介してエンジンに接続された入力軸102と、入力軸102と同軸上に配設され、入力軸102に対してクラッチC2を介して接続された中間軸103を有している。
また、これらの入力軸102及び中間軸103と平行に出力軸107が併設され、出力軸107上のファイナルドライブギア108からタイヤに動力を伝える構成となっている。さらに、入力軸102及び出力軸107に平行に、カウンタ軸106および遊転軸109が設けられている。遊転軸109は、カウンタ軸106と同一の回転軸を中心として、前記カウンタ軸周りを遊転する。
本自動変速機100は、これらの軸のほかに、これらの軸に平行に第1アイドル軸104と第2アイドル軸105とを有している。第2アイドル105は、常に入力軸102及び遊転軸109に噛合している。そのため、遊転軸109は、常に入力軸102に連動して回転する。これにより、入力軸102と遊転軸109とは、入力軸系を構成する。
カウンタ軸106上には第1同期装置としてのシンクロメッシュを構成するスリーブS1が設けられている。また、中間軸103上には、第2同期装置としてのシンクロメッシュを構成するスリーブS2が設けられている。更に、出力軸107上には、第3同期装置としてのシンクロメッシュを構成するスリーブS3が設けられている。
また、本自動変速機100は、スリーブS1を入力軸系に連結するクラッチC1と、スリーブS2を入力軸系に連結するクラッチC2と、第3変速段歯車列3rdを入力軸系に連結するクラッチC3と、第4変速段歯車列4thを入力軸系に連結するクラッチC4とを含む。
このうち、クラッチC1は、遊転軸109とカウンタ軸106との間に設けられ、クラッチC1が締結されると、カウンタ軸106は入力軸102に連動して回転する。
カウンタ軸106上には、スリーブS1を挟むように、第1変速段歯車列1st及び第5変速段歯車列5thとが設けられている。つまり、第1変速段歯車列1st及び第5変速段歯車列5thは、スリーブS1を介して隣接しており、スリーブS1によってカウンタ軸106に接続可能である。
第1変速段歯車列1stは、カウンタ軸106の、入力側とは逆の端部に設けられ、径小の外歯歯車11と、その径小の外歯歯車11に噛合する径大の外歯歯車12と、によって構成される。ここで、径小の外歯歯車11は、スリーブS1に係合可能であって、非係合時にはカウンタ軸106上を遊転する。径大の外歯歯車12は、出力軸108に固定されている。
第5変速段歯車列5thは、径大の外歯歯車51と、その径大の外歯歯車51に噛合する径小の外歯歯車52と、によって構成される。ここで、径大の外歯歯車51は、スリーブS1に係合可能であって、非係合時にはカウンタ軸106上を遊転する。一方、径小の外歯歯車52は、出力軸108に固定されている。
このように、カウンタ軸106と出力軸107との間に第1変速段歯車列1st及び第5変速段歯車列5thを配設し、カウンタ軸106と遊転軸109との間に第1クラッチC1を配設した。これにより、ギヤ径大の5速6速ギヤをコンパクトに構成することができる。
また、クラッチC2は、入力軸102と中間軸103との間に設けられ、クラッチC2が締結されると、中間軸103は入力軸102に連動して回転する。
中間軸103上には、スリーブS2を挟むように、第2変速段歯車列2nd及び第6変速段歯車列6thとが設けられている。つまり、第2変速段歯車列2nd及び第6変速段歯車列6thは、スリーブS2を介して隣接しており、スリーブS2によって中間軸103に接続可能である。
第2変速段歯車列2ndは、中間軸103の、入力側とは逆の端部に設けられ、径小の外歯歯車21と、その径小の外歯歯車21に噛合する径大の外歯歯車22と、によって構成される。ここで、径小の外歯歯車21は、スリーブS2に係合可能であって、非係合時には中間軸103上を遊転する。径大の外歯歯車22は出力軸108に固定されている。
第6変速段歯車列6thは、径大の外歯歯車61と、その径大の外歯歯車61に噛合する径小の外歯歯車62と、によって構成される。ここで径大の外歯歯車61は、スリーブS2に係合可能であって、非係合時には中間軸103上を遊転する。また、径小の外歯歯車62は、出力軸108に固定されている。
第3変速段歯車列3rdと第4変速段歯車列4thとは、共通の歯車列を含み互いに同期して回転する。
クラッチC3はカウンタ軸106上に配設され、クラッチC4は入力軸102上に配設されている。
第3変速段歯車列3rdは、第1歯車としての歯車31と、歯車31に噛合する第2歯車としての歯車32とによって構成される。歯車31は、遊転軸109の周りを遊転し、クラッチC3によって遊転軸109に接続可能となっている。歯車32は、スリーブS3によって出力軸107に係合可能であって、非係合時には、出力軸107の周りを遊転する。
第4変速段歯車列4thは、第3歯車としての歯車41と、歯車41に噛合する歯車32とによって構成される。歯車41は、入力軸102の周りを遊転し、クラッチC4によって入力軸102に接続可能となっている。
つまり、カウンタ軸106上に遊転支持された歯車31と、歯車31に噛合すると共に出力軸108上に遊転支持された歯車32により第3変速段歯車列3rdが構成される。更に、歯車32と、歯車32に噛合すると共に入力軸102上に遊転支持された歯車41により第4変速段歯車列4thが構成される。
後退速段歯車列Revは、出力軸107の周りを遊転するように配設され、第3変速段歯車列3rd又は第4変速段歯車列4thの一部としての第2歯車32に対し、スリーブS3を介して隣接している。つまり、スリーブS3は、歯車32と、出力軸17上に遊転支持された後退用歯車列Revとの間を係合可能である。スリーブS3が、歯車32と、後退用歯車列Revとを係合した状態で、クラッチC3又はクラッチC4を締結することにより、後退速段への変段を実現する。
図2〜図8を用いて、各変速段でのクラッチ及びスリーブの作動及び回転力の伝達ルートを示す。
図2は、ギアが1速に入った場合に採るべき自動変速機の状態及び回転力伝達ルート201を示す。具体的には、スリーブS1が図中左に移動して、第1変速段歯車列1stとカウンタ軸106とが接続される。そしてこの状態で、クラッチC1が締結されて、入力軸102の回転力が、第2アイドル軸105から遊転軸109を経てカウンタ軸106に伝達され、第1変速段歯車列1stから出力軸107に伝達される。
図3は、ギアが2速に入った場合に採るべき自動変速機の状態及び回転力伝達ルート301を示す。具体的には、スリーブS2が図中左に移動して、第2変速段歯車列2ndと中間軸103とが接続される。そしてこの状態で、クラッチC2が締結されて、入力軸102の回転力が、中間軸103から第2変速段歯車列2ndを経て出力軸107に伝達される。
図4は、ギアが3速に入った場合に採るべき自動変速機の状態及び回転力伝達ルート401を示す。具体的には、スリーブS3が図中左に移動して、第3変速段歯車列3rdと出力軸107とが接続される。そしてこの状態で、クラッチC3が締結されて、入力軸102の回転力が、第2アイドル軸105から遊転軸109を経てカウンタ軸106に伝達され、第3変速段歯車列3rdの歯車32からスリーブS3を介して出力軸107に伝達される。
図5は、ギアが4速に入った場合に採るべき自動変速機の状態及び回転力伝達ルート501を示す。具体的には、スリーブS3が図中左に移動して、第4変速段歯車列4thと出力軸107とが接続される。そしてこの状態で、クラッチC4が締結されて、入力軸102の回転力が、第4変速段歯車列4thからスリーブS3を介して出力軸107に伝達される。
図6は、ギアが5速に入った場合に採るべき自動変速機の状態及び回転力伝達ルート601を示す。具体的には、スリーブS1が図中右に移動して、第5変速段歯車列5thとカウンタ軸106とが接続される。そしてこの状態で、クラッチC1が締結されて、入力軸102の回転力が、第2アイドル軸105から遊転軸109を経てカウンタ軸106に伝達され、さらに第5変速段歯車列5thからスリーブS1を介して出力軸107に伝達される。
図7は、ギアが6速に入った場合に採るべき自動変速機の状態及び回転力伝達ルート701を示す。具体的には、スリーブS2が図中右に移動して、第6変速段歯車列6thと中間軸103とが接続される。そしてこの状態で、クラッチC2が締結されて、入力軸102の回転力が、中間軸103から第2変速段歯車列2ndを経て出力軸107に伝達される。
図8は、ギアが後退速に入った場合に採るべき自動変速機の状態及び回転力伝達ルート801を示す。具体的には、スリーブS3が図中右に移動して、後退速段歯車列Revと出力軸107とが接続される。そしてこの状態で、クラッチC4が締結されて、入力軸102の回転力が、第4変速段歯車列4thに伝達され、更に第1アイドル軸104を経て後退速段歯車列Revに伝達され、スリーブS3を介して出力軸107に伝達される。
以上まとめると、クラッチ及びスリーブの作動とギアレーンとの関係は図9に示すようになる。つまり、クラッチC1のみの締結によって第1変速段または第5変速段になり、クラッチC2のみの締結によって、第2変速段または第6変速段になり、クラッチC3のみの締結によって第3変速段または後退速段になり、クラッチC4のみの締結によって第4変速段または後退速段になる。また、スリーブS1は、第1変速段と第5変速段との間で切り換えを行なう。スリーブS2は、第2変速段と第6変速段との間で切り換えを行なう。スリーブS3は、第3変速段または第4変速段と、後退速段との間で切り換えを行なう。
以上のように本自動変速機では、全て外歯タイプの歯車を用いたため、遊星歯車を用いる場合に比べて力の伝達効率がよくなり、高品質の自動変速機を実現できる。
また、以上の構成により、本自動変速機によれば、図10(b)に示すように、1速と3速との間、2速と4速との間、3速と5速との間、4速と6速との間の変速を、2つのクラッチの締結/開放を切り換えるだけで、滑らかに行なうことができる。なお、第1変速段と第5変速段同士、及び第2変速段と第6変速段同士では、2個のクラッチの切換のみでは、変速は不可能だが、使用頻度が少ないため問題にならない。
なお、上記自動変速機では、3速と4速間のギヤ比のみ、入力軸と出力軸間、出力軸とカウンタ軸間の距離によって決まるが、他のギヤ比については特に制約を受けることなく決定できる。
(第2実施形態)
次に、図11を用いて本発明の第2実施形態に係る自動変速機について説明する。本実施形態において、第5変速段歯車列5thと第6変速段歯車列6thとが一部の歯車列を共通化した構成となっている他は、第1実施形態と全く同一の構成及び動作であるため、同一の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。
第5変速段歯車列5thは、径大の外歯歯車51と、その径大の外歯歯車51に噛合する径小の外歯歯車52と、によって構成される。ここで、径大の外歯歯車51は、スリーブS1に係合可能であって、非係合時にはカウンタ軸106上を遊転する。一方、径小の外歯歯車52は、出力軸108に固定されている。
第6変速段歯車列6thは、径大の外歯歯車61と、その径大の外歯歯車61に噛合する径小の外歯歯車52と、によって構成される。ここで径大の外歯歯車61は、スリーブS2に係合可能であって、非係合時には中間軸103上を遊転する。また、径小の外歯歯車52は、第5変速段歯車列5thと共通化されている。このように第5変速段歯車列5thと第6変速段歯車列6thで被駆動ギヤを共有したので、各軸の全長をより短くすることができ、自動変速機の小型化を図ることができる。
(第3実施形態)
次に、図12を用いて本発明の第3実施形態に係る自動変速機について説明する。本実施形態において、第3変速段歯車列3rdと第4変速段歯車列4thとが被駆動歯車を共有していない点、第2アイドル軸105の変わりに出力軸107上を遊転する遊転歯車1201を設けた点、第3変速段歯車列3rd及び第4変速段歯車列4thと後退速段歯車列Revとの位置関係が左右逆となっている点、及び、カウンタ軸106と遊転軸109とを同軸上に並べて設けた点の他は、第1実施形態と全く同一の構成及び動作であるため、同一の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。
第3変速段歯車列3rdと第4変速段歯車列4thとは、別々の被駆動歯車を出力軸107上に有しているため、3速と4速間のギヤ比について軸間距離の制約を受けることなく自由に設定できる。また、アイドル軸105を無くしたので、軸と直角をなす平面の専有面積を小さくすることができる。
本発明の第1実施形態としての自動変速機の構成を示す図である。 本発明の第1実施形態としての自動変速機の構成を示す図である。 本発明の第1実施形態としての自動変速機の構成を示す図である。 本発明の第1実施形態としての自動変速機の構成を示す図である。 本発明の第1実施形態としての自動変速機の構成を示す図である。 本発明の第1実施形態としての自動変速機の構成を示す図である。 本発明の第1実施形態としての自動変速機の構成を示す図である。 本発明の第1実施形態としての自動変速機の構成を示す図である。 本発明の第1実施形態としての自動変速機のギヤトレーンの作動表を示す図である。 本発明の第1実施形態としての自動変速機の効果を示す図である。 本発明の第2実施形態としての自動変速機の構成を示す図である。 本発明の第3実施形態としての自動変速機の構成を示す図である。
符号の説明
100 自動変速機
101 トルクコンバータ
102 入力軸
103 中間軸
104 第1アイドル軸
105 第2アイドル軸
106 カウンタ軸
107 出力軸
108 ファイナルドライブギア
109 遊転軸
S1、S2、S3 スリーブ
C1、C2、C3、C4 クラッチ
11、12、21、22、31、32、41、51、52、61、62 外歯歯車
1st 第1変速段歯車列
2nd 第2変速段歯車列
3rd 第3変速段歯車列
4th 第4変速段歯車列
5th 第5変速段歯車列
6th 第6変速段歯車列
Rev 後退速段歯車列

Claims (7)

  1. 少なくとも前進6速段及び後退1速段を有する自動変速機であって、
    第1変速段歯車列と、
    第2変速段歯車列と、
    第3変速段歯車列と、
    第4変速段歯車列と、
    前記第1変速段歯車列に対し、第1同期装置を介して隣接した第5変速段歯車列と、
    前記第2変速段歯車列に対し、第2同期装置を介して隣接した第6変速段歯車列と、
    前記第3変速段歯車列又は第4変速段歯車列に対し、第3同期装置を介して隣接した後退速段歯車列と、
    前記第1同期装置を入力軸系に連結する第1クラッチと、
    前記第2同期装置を入力軸系に連結する第2クラッチと、
    前記第3変速段歯車列を入力軸系に連結する第3クラッチと、
    前記第4変速段歯車列を入力軸系に連結する第4クラッチと、
    入力軸と、
    前記入力軸と平行に配設された出力軸と、
    前記入力軸と同軸上に配設された中間軸と、
    前記入力軸及び前記出力軸に併設されたカウンタ軸と、
    を備え
    前記入力軸系は、前記入力軸と前記入力軸に連動し前記カウンタ軸周りを遊転する遊転軸とを含み、
    前記第1同期装置を前記カウンタ軸上に、前記第2同期装置を前記中間軸上に、前記第3同期装置を前記出力軸上に配設したことを特徴とする自動変速機。
  2. 前記中間軸と前記出力軸との間に、前記第2変速段歯車列及び第6変速段歯車列を配設し、
    前記入力軸と前記中間軸との間に、前記第2クラッチを配設したことを特徴とする請求項に記載の自動変速機。
  3. 前記第2変速段歯車列を、前記中間軸の、入力側とは逆の端部に設けたことを特徴とする請求項に記載の自動変速機。
  4. 前記カウンタ軸と前記出力軸との間に前記第1変速段歯車列及び前記第5変速段歯車列を配設し、
    前記カウンタ軸と前記遊転軸との間に前記第1クラッチを配設したことを特徴とする請求項に記載の自動変速機。
  5. 前記カウンタ軸上に遊転支持された第1歯車と、第1歯車に噛合すると共に前記出力軸上に遊転支持された第2歯車により第3変速段歯車列が構成され、
    前記第2歯車と、前記第2歯車に噛合すると共に前記入力軸上に遊転支持された第3歯車により第4変速段歯車列が構成され、
    前記第3クラッチを前記カウンタ軸上に配設し、前記第4クラッチを前記入力軸上に配設したことを特徴とする請求項に記載の自動変速機。
  6. 前記第3同期装置は、前記第2歯車と、前記出力軸上に遊転支持された後退用歯車との間を係合することを特徴とする請求項に記載の自動変速機。
  7. 前記第3クラッチ又は第4クラッチの締結により、前記後退速段への変段を実現することを特徴とする請求項に記載の自動変速機。
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