JP4565154B2 - 電子機器装置 - Google Patents

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Description

本発明は、セキュリティ機能をもつ電子機器装置(例えばカードリーダなど)に関するものであって、特に、メモリ内に格納されたプログラムやデータの消去についてのセキュリティ機能をもつ電子機器装置に関するものである。
従来より、いわゆる不正防止機能付きカードリーダなど、セキュリティ機能をもった電子機器装置がある。例えば、特許文献1に記載された不正読み出し防止装置は、筐体が開封されたことが検出されると、EEPROMの記憶内容が自動的に消去される、というものである。また、特許文献2に記載されたカードリーダ装置は、筐体に対して開梱が行われた場合には、自動的にカードリーダ装置本来の動作を不能状態にする、というものである。
このような電子機器装置は、何らかの原因で筐体が不正に開梱され、内蔵メモリ(各種RAM)内のプログラムやデータが自動的に消去された場合には、正常な(通常の)動作を行うことができなくなる。そのため、内蔵メモリ内のプログラムやデータが自動的に消去された後、電子機器装置が正常な動作を行うようにするためには、消去されたプログラムやデータに相当するものを再びロード(読み込み)する必要がある。
プログラムやデータの初回のロードについては、例えばカードリーダなどの電子機器装置を銀行のATMに組み込むとき或いは市場に設置するときなどに、メンテナンスマン(サービスマン)によって行われる。そして、仮に、それらのプログラムやデータが上述したように自動的に消去された場合には、メンテナンスマン(サービスマン)が現地に赴き、プログラムやデータをメモリに再度ロードすることによって、電子機器装置が正常に動作するようになる。なお、かかるロードは、インターネット等の電気通信回線を利用してダウンロードする場合もあれば、別のメモリ又はCPUにプログラムやデータを保存しておき、特別な処理でロードする場合もある。
しかしながら、このような現地でロードするタイプは、メンテナンスマンがメモリにロードする治具や記憶媒体を携帯して現地に赴く必要があることから、治具や記憶媒体が盗まれる虞がある。また、たとえインターネットでダウンロードするようにしたとしても、ダウンロードデータを不正受信される虞がある。さらに、たとえ別のメモリ又はCPUにプログラムやデータを保存しておき、特別な処理でロードするようにしたとしても、CPUなどの回路を解析される虞がある。
このように、現地でロードするタイプは、セキュリティ面での問題を抱えている。一方で、このセキュリティ面での問題を解消するために、市場に設置するとき又はプログラムやデータが自動的に消去されたときに、現地でロードすることを一切不可能にして、プログラムやデータは工場でのみロードしうるタイプがある。
この工場でロードするタイプは、電子機器装置を市場に設置する前に予め工場でプログラムやデータをメモリにロードしておくとともに、電子機器装置を市場に設置した後、プログラムやデータが自動的に消去されたときは、その電子機器装置を工場に持ち帰って、工場においてプログラムやデータをロードする、というタイプのものである。このようにすることで、メモリにロードする治具や記憶媒体を携帯して現地に赴く必要はなく、また、インターネットでダウンロードする必要もなく、上述した様々なセキュリティ面での問題を解消することができる。
特開2001−84176号公報(段落[0007]) 特開2001−291050号公報(段落[0010])
しかしながら、上述した工場でロードするタイプは、工場でプログラムやデータをメモリにロードした後、電子機器装置を市場に設置する前に、ロードしたプログラムやデータを誤操作によって消去してしまう虞がある。
特に、メンテナンスマンに取扱い方法が浸透していない新製品をATM等の上位装置に組み込む場合には、メモリにロードしたプログラムやデータが誤操作によって消去されてしまう危険性が高く、これを防ぐ有効な対策の開発が期待されている。
一方で、CPU等の制御回路を利用して、誤操作による弊害を防ぐことも考えられるが、回路の複雑化及び製造コスト上昇の観点から、好ましい対策とはいえない。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、その目的は、工場等でメモリにロードしたプログラムやデータを、市場に設置する前に誤って消去してしまうのを防ぐことが可能な電子機器装置を提供することにある。
以上のような課題を解決するために、本発明は、記憶手段と、バックアップ電源と、を有し、両者を電気的に接続する電源供給回路を備える電子機器装置において、その電源供給回路に、外部電源からの電力が供給されると非導通状態に遷移する迂回回路が設けられることを特徴とする。
より具体的には、本発明は、以下のものを提供する。
(1) プログラム又はデータが格納され、電力供給の停止を契機として記憶内容が消去される記憶手段と、前記記憶手段に電力を供給するバックアップ電源と、を有し、前記記憶手段と前記バックアップ電源とを電気的に接続する電源供給回路を備える電子機器装置において、前記電源供給回路は、不正操作により非導通状態となるスイッチを有し、前記スイッチと並列に接続され、前記スイッチを迂回して前記記憶手段と前記バックアップ電源とを接続する迂回回路を備え、前記迂回回路は、外部電源からの電力が供給されると非導通状態に遷移することを特徴とする電子機器装置。
本発明によれば、例えば揮発性メモリなど、プログラム又はデータが格納され、電力供給の停止を契機として記憶内容が消去される記憶手段と、その記憶手段に電力を供給するバックアップ電源と、を有し、記憶手段とバックアップ電源とを電気的に接続する電源供給回路を備える電子機器装置において、その電源供給回路に、例えば上位装置などの外部電源からの電力が供給されると非導通状態に遷移する迂回回路を設けることとしたから、上位装置などの外部電源からの電力が供給されるまでの間、バックアップ電源からの電力の供給は、その迂回回路を通じて行うことができる。
従って、電子機器装置が上位装置に接続される(外部電源からの電力が供給される)までの間、例えば外してはならない治具を外してしまうなど、誤操作によって記憶手段とバックアップ電源とを電気的に繋ぐ線が電気的に切断されたとしても、迂回回路によって記憶手段への電力供給は途絶えることはないので(メモリ消去機能は無効化されているので)、工場等で記憶手段にロードしたプログラム又はデータを消去してしまうのを防ぐことができる。
そして、電子機器装置が上位装置に接続され、迂回回路が非導通状態に遷移すると、例えば電子機器装置を上位装置から取り外すと作動する(オフする)スイッチ等を介して記憶手段への電力供給がなされることになるので(メモリ消去機能は有効化されるので)、仮に、電子機器装置が上位装置から不正に取り外されたときには、記憶手段への電力供給が途絶え、記憶手段にロードしたプログラム又はデータは自動的に消去されることになり、セキュリティを確保することができる。
ここで、「迂回回路」は、上位装置などの外部電源からの電力が供給されると非道通状態に遷移するものであれば如何なるものであってもよい。例えば、ヒューズとリレーから構成され、上位装置などの外部電源からの電力が迂回回路に供給されると、リレーを介して自発的にそのヒューズが切断されるような回路としてもよいし、また、ヒューズとICから構成され、上位装置などの外部電源からの電力が迂回回路に供給されると、ICによって所定のタイミングで、その電力がヒューズに供給され、そのヒューズが切断されるような回路としてもよい。
(2) 前記迂回回路は、外部電源からの電力が励磁電流として供給される第1のリレー及び第2のリレーと、ヒューズと、を備え、前記ヒューズは、前記第1のリレーのブレーク接点を介して前記記憶手段と電気的に接続されるとともに、前記第2のリレーのブレーク接点を介して前記バックアップ電源と電気的に接続され、外部電源からの電力が前記第1のリレーのメーク接点を介して供給されることを特徴とする(1)記載の電子機器装置。
本発明によれば、上述した迂回回路に、外部電源からの電力(電流)が励磁電流として供給されると作動する第1のリレー及び第2のリレーと、ヒューズと、を設け、そのヒューズは、第1のリレーのブレーク接点を介して記憶手段と電気的に接続され、第2のリレーのブレーク接点を介してバックアップ電源と電気的に接続される一方で、外部電源からの電力が第1のリレーのメーク接点を介して供給されることとしたから、上位装置などの外部電源からの電力(電流)が供給されると、迂回回路を自動的に非導通状態に遷移させることができ、ひいては電子機器装置が上位装置に接続されるまでの間、工場等で記憶手段にロードしたプログラム又はデータが消去されてしまうのを防ぐことができる。すなわち、本発明は、リレーを有効かつ効果的に利用することで、迂回回路を自動的に非導通状態に遷移させることができ、ひいては電子機器装置が上位装置に接続されるまでの間、工場等で記憶手段にロードしたプログラム又はデータが消去されてしまうのを防ぐことができるのである。
また、プログラム又はデータをロードするときの記憶手段に対する電力供給経路と、ヒューズを切断する際の電流が流れる経路と、を切り離すことができるため、記憶手段に、ヒューズを切断する際の電流が流れるのを防ぐことができ、ひいては記憶手段の損傷を防ぐことができる。
さらに、リレーとヒューズという安価な電気要素で迂回回路を構成することができるので、製造コスト削減に寄与することもできる。また、ヒューズを1回切ることによって、迂回回路を非導通状態に遷移させることができるので、信頼性の高い(高価な)リレーを用いなくても、工場等で記憶手段にロードしたプログラム又はデータが消去されてしまうのを防ぐことができる。
(3) 前記迂回回路は、さらに、電流を一方向に流す整流機能を有する整流ダイオードを備え、前記第2のリレーのブレーク接点は、前記整流ダイオードのカソードと接続されるとともに、前記バックアップ電源は、前記整流ダイオードのアノードと接続されることを特徴とする(1)又は(2)記載の電子機器装置。
本発明によれば、上述した迂回回路に、電流を一方向に流す整流機能を有する整流ダイオードが設けられ、第2のリレーのブレーク接点は、整流ダイオードのカソードと接続されるとともに、バックアップ電源は、整流ダイオードのアノードと接続されることしたから、第2のリレーの作動が遅れ、外部電源とバックアップ電源とが電気的に接続された場合であっても、外部電源→バックアップ電源、という経路で電流が流れるのを防ぐことができ、ひいてはバックアップ電源の損傷を防ぐことができる。
(4) 前記電子機器装置は、さらに、前記バックアップ電源と直列に接続された第1のスイッチと、前記電子機器装置に取り付けられ、前記電源供給回路が実装された回路基板と、前記回路基板の回路実装面を保護するカバーと、を備え、前記第1のスイッチは、前記カバーが前記回路基板から取り外されたときに非導通状態となることを特徴とする(1)から(3)のいずれか記載の電子機器装置。
本発明によれば、上述した電子機器装置に、バックアップ電源と直列に接続された第1のスイッチと、電子機器装置に取り付けられ、電源供給回路が実装された回路基板と、回路基板の回路実装面を保護するカバーと、が設けられ、第1のスイッチが、カバーが回路基板から取り外されたときに非導通状態となることとしたから、カバーを不正に開けて、記憶手段や電子機器装置内部にアクセスしようとすると、第1のスイッチが非導通状態となって記憶手段にロードしたプログラム又はデータが自動的に消去されるので、セキュリティを確保することできる。
(5) 前記スイッチは第2のスイッチであり、前記第2のスイッチは、前記電子機器装置が上位装置から取り外されたときに非導通状態となることを特徴とする(4)記載の電子機器装置。
本発明によれば、上述した電子機器装置に、バックアップ電源と直列に接続されるとともに、迂回回路と並列に接続された第2のスイッチが設けられ、その第2のスイッチが、電子機器装置が上位装置から取り外されたときに非導通状態となることとしたから、例えばカードリーダ1を上位装置から取り外して盗もうとした場合には、マイクロスイッチSW2が非導通状態となって記憶手段にロードしたプログラム又はデータが自動的に消去されるので、セキュリティを確保することできる。
(6) 前記記憶手段に格納されるプログラム又はデータは、前記電子機器装置が外部電源から電力の供給を受ける前に、前記記憶手段に予め格納されることを特徴とする(1)から(5)のいずれか記載の電子機器装置。
本発明によれば、上述した記憶手段に格納されるプログラム又はデータは、上述した電子機器装置が外部電源から電力の供給を受ける前に、記憶手段に予め格納されることとしたから、メンテナンスマンがメモリにロードする治具や記憶媒体を携帯して上位装置が設置された現地に赴く必要がなく、セキュリティ面の向上を図ることができる。
本発明に係る電子機器装置は、以上説明したように、揮発性メモリなどの記憶手段とバックアップ電源を電気的に接続する電源供給回路に、外部電源からの電力が供給されると非導通状態に遷移する迂回回路が設けられるものなので、電子機器装置が上位装置に接続されて外部電源からの電力が供給されるまでの間、迂回回路によって記憶手段への電力供給が途絶えるのを防ぐことができ、ひいては工場等で記憶手段にロードしたプログラム又はデータを消去してしまうのを防ぐことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
[電力供給系統]
図1は、本発明の実施の形態に係るカードリーダ1における揮発性メモリ3に対する電力供給系統の概略を説明するためのブロック図である。なお、本実施形態では、本発明に係る電子機器装置の一例として、カードリーダ1を採用している。また、図1では、CPUやROMなどが実装されたカードリーダ1のメイン基板は省略する。
図1において、本発明の実施の形態に係るカードリーダ1における揮発性メモリ3に対する電力供給系統は、カードリーダ1で用いられるプログラム又はデータを格納する揮発性メモリ3と、バックアップ電源4と、このバックアップ電源4からの電力を揮発性メモリ3に供給する電源供給回路2と、からなる。
揮発性メモリ3は、バックアップ電源4からの電力供給を受けて、プログラム又はデータを格納しうるものであれば如何なるものであってもよく、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やSRAM(Static Random Access Memory)などが挙げられる。
電源供給回路2は、主に、第1のスイッチ21と、迂回回路22と、第2のスイッチ23と、からなる。第1のスイッチ21は、電源供給回路2が実装された回路基板の回路実装面を保護するカバー(図示せず)が、カードリーダ1から(不正に)取り外されたとき、非導通状態となる(オンからオフになる)スイッチである。なお、第1のスイッチ21は、カードリーダ1が製造され、カバーが取り付けられた段階で、導通状態(オン)となっている。
第2のスイッチ23は、カードリーダ1が、例えばATMなどの上位装置から取り外されたときに、非導通状態となる(オンからオフになる)スイッチである。なお、第2のスイッチ23は、カードリーダ1が製造され、カバーが取り付けられる段階では導通状態となっておらず、例えばATMなどの上位装置に組み込まれるときに導通状態(オン)となるものである。
迂回回路22は、励磁電流が供給されたときに作動する複数のリレーや、カードリーダ1が上位装置に接続されたときに切断されるヒューズなどを有している。なお、このヒューズは、例えば、上位装置の12V電源から1A弱の電流が供給されたときに(溶解して)切断される。
以上説明したような電力供給系統において、バックアップ電源4から揮発性メモリ3に対して電力を供給する流れについて、図2を用いて説明する。図2は、本発明の実施の形態に係るカードリーダ1における揮発性メモリ3に対し、バックアップ電源4から電力を供給する流れを説明するためのブロック図である。なお、図2では、図1の各ブロックと同じ要素については、同符号で示す。
図2において、工場においてカードリーダ1が製造され、上述したカバーが取り付けられると、第1のスイッチ21が導通状態となる。そして、工場において揮発性メモリ3に対してバックアップ電源4からの電力を供給するときは、第2のスイッチ23は導通状態となっていないので、図2(a)の太線矢印に示すような経路で電力が供給される。すなわち、バックアップ電源4→第1のスイッチ21→迂回回路22→揮発性メモリ3という経路である。
揮発性メモリ3に対する電力供給が完了すると、プログラム又はデータの書き込みが行われる。より具体的には、カードリーダ1のメイン基板に実装されたCPU(図示せず)は、揮発性メモリ3にアクセスし、必要なプログラム又はデータを書き込む。
揮発性メモリ3に対する書き込みが完了すると、カードリーダ1は、工場からATM等の上位装置が設置された場所まで運ばれる(出荷される)。そして、カードリーダ1が上位装置に組み込まれたときに、第2のスイッチ23が導通状態(オン)になるとともに、カードリーダ1は上位装置と電気的に接続される。
カードリーダ1が上位装置に電気的に接続され、上位装置の12V電源から1A弱の電流が迂回回路22に供給されると、迂回回路22内のヒューズが切断され、揮発性メモリ3に対する電力供給経路が、図2(b)の太線矢印に示すような経路に切り替わる。そして、図2(b)の太線矢印に示すような経路で電力が供給されている場合において、例えばカードリーダ1が上位装置から不正に取り外されたときには、第2のスイッチ23が非導通状態となり(オンからオフになり)、揮発性メモリ3への電力供給が途絶え、揮発性メモリ3にロードされたプログラム又はデータが自動的に消去される。
ここで、揮発性メモリ3に対するプログラム又はデータの書き込みが完了してから、カードリーダ1が出荷され、ATM等の上位装置に電気的に接続されるまでの間、第2のスイッチ23は無効化されている。そのため、第2のスイッチ23の誤操作によって、揮発性メモリ3にロードされたプログラムやデータが消えてしまうことはない。
すなわち、仮に、工場においてプログラム又はデータを書き込む段階から、治具等によって第2のスイッチ23を導通状態とし、その第2のスイッチ23を介して揮発性メモリ3に電力を供給するようにした場合(最初から図2(b)の太線矢印に示すような経路で電力を供給するようにした場合)には、誤操作によって第2のスイッチ23がオフされると、揮発性メモリ3への電力供給が途絶えてしまい、カードリーダ1を上位装置に接続する前に揮発性メモリ3にロードされたプログラムやデータが消えてしまう。一方で、本実施形態に係るカードリーダ1によれば、カードリーダ1が上位装置に電気的に接続されるまでの間、迂回回路22を介して揮発性メモリ3に電力を供給するようにしており、第2のスイッチ23が導通状態になっても非導通状態になっても揮発性メモリ3への電力供給が途絶えないので、第2のスイッチ23の誤操作によって揮発性メモリ3にロードされたプログラムやデータが消えてしまうことはない。従って、工場等で揮発性メモリ3にロードしたプログラムやデータを、市場に設置する前に誤って消去してしまうのを防ぐことができる。
図3は、本発明の実施の形態に係るカードリーダ1における揮発性メモリ3に対する電力供給系統の電気的構成を示す回路図である。
図3において、本発明の実施の形態に係るカードリーダ1における揮発性メモリ3に対する電力供給系統は、カードリーダ1のメイン基板等に設置されたバックアップ電源(図示せず)と接続されるインターフェース5と、カードリーダ1で用いられるプログラムやデータを格納する揮発性メモリ3と、インターフェース5を介して供給されるバックアップ電源からの電力を、揮発性メモリ3に対して供給する電源供給回路2と、を有している。また、カードリーダ1は、カードリーダ1のメイン基板等に設置された12V電源(図示せず)と接続されるインターフェース6も有しており、このインターフェース6を介して供給される12V電源からの電力は、後述するヒューズFに供給されるようになっている。
電源供給回路2は、マイクロスイッチSW1と、マイクロスイッチSW2と、迂回回路22と、から構成される。なお、マイクロスイッチSW1は、電源供給回路2が実装された回路基板の回路実装面を保護するカバー(図示せず)が、カードリーダ1から取り外されたとき、非導通状態となるものであって、図1に示す第1のスイッチ21に相当する。また、マイクロスイッチSW2は、カードリーダ1が、例えばATMなどの上位装置から取り外されたときに、非導通状態となるものであって、図1に示す第2のスイッチ23に相当する。
迂回回路22とマイクロスイッチSW2とは、互いに並列に接続され、かかる並列回路に対してマイクロスイッチSW1が直列に接続されている。このような構成とすることで、カードリーダ1がATM等の上位装置に電気的に接続されるまでは、マイクロスイッチSW2が誤操作によって導通状態になっても非導通状態になっても、バックアップ電源からの電力を、迂回回路22を通じて揮発性メモリ3に供給することができ、ひいては誤操作によって揮発性メモリ3にロードされたプログラム又はデータが消去されるのを防ぐことができる。
また、カードリーダ1がATM等の上位装置に電気的に接続された後は、互いに直列に接続されたマイクロスイッチSW1とマイクロスイッチSW2とを介して揮発性メモリ3に電力が供給される。従って、例えばカバーを不正に開けてメモリやカードリーダ1の内部にアクセスしようとした場合には、マイクロスイッチSW1が非導通状態となることによって、また、例えばカードリーダ1を上位装置から取り外して盗もうとした場合には、マイクロスイッチSW2が非導通状態となることによって、揮発性メモリ3に格納されたプログラム又はデータが自動的に消去され、セキュリティが保たれることになる。
迂回回路22は、励磁電流が供給されるとメーク接点及びブレーク接点が動作する第1のリレーRL1及び第2のリレーRL2と、12V電源からインターフェース6を介して電流(例えば最大1Aの電流)が流れると(溶解して)切断されるヒューズFと、電流を一方向に流す整流機能を有する整流ダイオードDと、からなる。なお、ヒューズFは、抵抗線を溶断するタイプのものであってもよいし、抵抗線の発熱により低溶融合金を溶解するタイプのものであってもよい。特に、抵抗線を溶断するタイプのものを用いることによって、迂回回路22を安価に製造することができる。
この迂回回路22の回路動作について、図4〜図7を用いて以下に詳述する。
[回路動作]
図4は、本発明の実施の形態に係るカードリーダ1が工場等で製造され、市場に設置されるまでの回路動作の概要を示すフローチャートである。なお、ここでの回路動作は、特に、迂回回路22の回路動作に着目して説明する。
図4において、まず、工場においてカードリーダ1が製造され、電源供給回路2が実装された回路基板の回路実装面を保護するカバーが取り付けられると、マイクロスイッチSW1が導通状態となる(ステップS1)。
次いで、揮発性メモリ3に対してバックアップ電源からの電力の供給が行われる(ステップS2)。より具体的には、図5を用いて説明する。
図5は、図3に示す電気的構成において、図4のステップS2の処理(電力供給)が実行されている様子を説明するための回路図である。バックアップ電源からの電流の流れを、太線矢印を用いて表す。なお、図5において2個の端子「A」は、電気的に接続されていることを表す。また、図5では、図3に示す回路要素と同じものについては、同符号で示すものとする。
図5において、バックアップ電源(例えば5V)からの電流は、インターフェース5の所定端子→マイクロスイッチSW1→整流ダイオードD→第2のリレーRL2の7ピン→第2のリレーRL2の6ピン→ヒューズF→第1のリレーRL1の3ピン→第1のリレーRL1の2ピン→揮発性メモリ3、という順に流れる。
このようにして、揮発性メモリ3に電力供給が行われた後、インターフェース6と電気的に接続され、カードリーダ1のメイン基板に実装されたCPU(図示せず)によって、揮発性メモリ3に必要なプログラム又はデータの書き込みが行われる。その後、工場からATM等の上位装置が設置された場所まで運ばれることとなるが、このとき、マイクロスイッチSW2は無効化されている。すなわち、マイクロスイッチSW2が導通状態になっても非導通状態になっても揮発性メモリ3への電力供給が途絶えない。従って、工場等で揮発性メモリ3にロードしたプログラムやデータを、市場に設置する前に誤って消去してしまうのを防ぐことができる。
次いで、ATM等の上位装置が設置された場所において、カードリーダ1を上位装置に取り付けると、マイクロスイッチSW2が導通状態となる(ステップS3)。そして、カードリーダ1を上位装置と電気的に接続すると(ステップS4)、迂回回路22のヒューズFに電流が流れることになる。より具体的には、図6を用いて説明する。
図6は、図3に示す電気的構成において、図4のステップS4の処理(上位装置に接続)が実行されている様子を説明するための回路図である。上位装置の電源からの電流の流れを、太線矢印を用いて表す。なお、図6において2個の端子「B」は、電気的に接続されていることを表す。また、図6では、図3に示す回路要素と同じものについては、同符号で示すものとする。
図6において、インターフェース6の所定端子より、上位装置の電源からの電力(電流)が、励磁電流として第1のリレーRL1のリレーコイルに流れることによって、第1のリレーRL1が作動して3ピンと4ピンが短絡される。これと同時に、第1のリレーRL1の5ピンと6ピンも短絡される。そうすると、上位装置の電源からの電力(電流)は、励磁電流として第2のリレーRL2のリレーコイルにも流れ、第2のリレーRL2が作動して5ピンと6ピンが短絡される。その結果、上位装置の電源(例えば12V)からの電流は、インターフェース6の所定端子→第1のリレーRL1の4ピン→第1のリレーRL1の3ピン→ヒューズF→第2のリレーRL2の6ピン→第2のリレーRL2の5ピン→PG、という順に流れる。
なお、第2のリレーの7ピンとマイクロスイッチSW1との間には、整流ダイオードDが存在しており、仮に、第1のリレーRL1が作動するタイミングと、第2のリレーRL2が作動するタイミングと、の間にタイムラグが生じ、上位装置の電源からの電流が、第2のリレーの6ピンと7ピンを介して流れようとしたとしても、流れることはない。従って、上位装置からの電源→バックアップ電源、という経路で1A弱の電流が流れるの(逆流)を防ぐことができ、ひいてはバックアップ電源の損傷を防ぐことができる。
次いで、上位装置の電源(例えば12V)からの電流(例えば1A弱)がヒューズFに流れると、このヒューズFは、溶解して切断される(ステップS5)。そうすると、揮発性メモリ3に対する電力供給経路が、マイクロスイッチSW2を通過するものに切り替わることになる。より具体的には、図7を用いて説明する。
図7は、図3に示す電気的構成において、図4のステップS5の処理(ヒューズF切断)が実行された後の様子を説明するための回路図である。バックアップ電源からの電流の流れを、太線矢印を用いて表す。なお、図7において2個の端子「A」は、電気的に接続されていることを表す。また、図7では、図3に示す回路要素と同じものについては、同符号で示すものとする。
図7において、ステップS5の処理によってヒューズFが切断されると、迂回回路22は非導通状態になるため、第1のリレーRL1及び第2のリレーRL2への励磁電流の供給が途絶え、両者は作動しなくなる。そうすると、第1のリレーRL1及び第2のリレーRL2のリレー接点は、図6に示すものから図5に示すものに戻ることとなる。しかしながら、迂回回路22は、ヒューズFの切断により非導通状態となっているため(図6中、×印で示す)、揮発性メモリ3に対する電力供給経路は、マイクロスイッチSW2を通過するものに切り替わることになる。その結果、バックアップ電源(例えば5V)からの電流は、インターフェース5の所定端子→マイクロスイッチSW1→マイクロスイッチSW2→揮発性メモリ3、という順に流れる。
このようにして、電力供給経路の切り替えが行われた後、カードリーダ1の回路動作は終了する。これ以後、例えばカバーを不正に開けてメモリやカードリーダ1の内部にアクセスしようとした場合、又は、例えばカードリーダ1を上位装置から取り外して盗もうとした場合には、マイクロスイッチSW1又はマイクロスイッチSW2が非導通状態となることによって、揮発性メモリ3に対する電力供給が途絶え、揮発性メモリ3に格納されたプログラム又はデータが自動的に消去され、セキュリティが保たれることになる。
[変形例]
図8は、本発明の他の実施の形態に係るカードリーダ1の迂回回路22の電気的構成を示すブロック図である。
上述した本発明の実施の形態に係るカードリーダ1では、上位装置の電源からの電流によってヒューズFを適切に切断するために、第1のリレーRL1及び第2のリレーRL2を用いることとしたが、本発明はこれに限られず、例えば、図8に示すように、IC(トランジスタを含む)等を用いることも可能である。例えば、上位装置の電源からの電流が迂回回路22に供給されて、所定のタイムラグを経て、ヒューズFに電流を流す、といったようなことが可能になり、ヒューズFを切断するタイミングをコントロールすることができる。
本発明に係る電子機器装置は、工場等でメモリにロードしたプログラムやデータを、市場に設置する前に誤って消去してしまうのを防ぐことが可能なものとして有用である。
、本発明の実施の形態に係るカードリーダにおける揮発性メモリに対する電力供給系統の概略を説明するためのブロック図である。 本発明の実施の形態に係るカードリーダにおける揮発性メモリに対し、バックアップ電源から電力を供給する流れを説明するためのブロック図である。 本発明の実施の形態に係るカードリーダにおける揮発性メモリに対する電力供給系統の電気的構成を示す回路図である。 本発明の実施の形態に係るカードリーダが工場等で製造され、市場に設置されるまでの回路動作の概要を示すフローチャートである。 図3に示す電気的構成において、図4のステップS2の処理(電力供給)が実行されている様子を説明するための回路図である。 図3に示す電気的構成において、図4のステップS4の処理(上位装置に接続)が実行されている様子を説明するための回路図である。 図3に示す電気的構成において、図4のステップS5の処理(ヒューズF切断)が実行された後の様子を説明するための回路図である。 本発明の他の実施の形態に係るカードリーダの迂回回路の電気的構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 カードリーダ
2 電源供給回路
3 揮発性メモリ
4 バックアップ電源
21 第1のスイッチ
22 迂回回路
23 第2のスイッチ

Claims (6)

  1. プログラム又はデータが格納され、電力供給の停止を契機として記憶内容が消去される記憶手段と、
    前記記憶手段に電力を供給するバックアップ電源と、を有し、
    前記記憶手段と前記バックアップ電源とを電気的に接続する電源供給回路を備える電子機器装置において、
    前記電源供給回路は、不正操作により非導通状態となるスイッチを有し、
    前記スイッチと並列に接続され、前記スイッチを迂回して前記記憶手段と前記バックアップ電源とを接続する迂回回路を備え、
    前記迂回回路は、外部電源からの電力が供給されると非導通状態に遷移することを特徴とする電子機器装置。
  2. 前記迂回回路は、外部電源からの電力が励磁電流として供給される第1のリレー及び第2のリレーと、ヒューズと、を備え、
    前記ヒューズは、前記第1のリレーのブレーク接点を介して前記記憶手段と電気的に接続されるとともに、前記第2のリレーのブレーク接点を介して前記バックアップ電源と電気的に接続され、
    外部電源からの電力が前記第1のリレーのメーク接点を介して供給されることを特徴とする請求項1記載の電子機器装置。
  3. 前記迂回回路は、さらに、電流を一方向に流す整流機能を有する整流ダイオードを備え、
    前記第2のリレーのブレーク接点は、前記整流ダイオードのカソードと接続されるとともに、
    前記バックアップ電源は、前記整流ダイオードのアノードと接続されることを特徴とする請求項1又は2記載の電子機器装置。
  4. 前記電子機器装置は、さらに、前記バックアップ電源と直列に接続された第1のスイッチと、
    前記電子機器装置に取り付けられ、前記電源供給回路が実装された回路基板と、
    前記回路基板の回路実装面を保護するカバーと、を備え、
    前記第1のスイッチは、前記カバーが前記回路基板から取り外されたときに非導通状態となることを特徴とする請求項1から3のいずれか記載の電子機器装置。
  5. 前記スイッチは第2のスイッチであり、
    前記第2のスイッチは、前記電子機器装置が上位装置から取り外されたときに非導通状態となることを特徴とする請求項4記載の電子機器装置。
  6. 前記記憶手段に格納されるプログラム又はデータは、前記電子機器装置が外部電源から電力の供給を受ける前に、前記記憶手段に予め格納されることを特徴とする請求項1から5のいずれか記載の電子機器装置。
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