JP4565035B2 - マイクロホン装置 - Google Patents

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Description

本発明は、二輪車で路上を走行するときなどの強風環境下で用いるのに好適なマイクロホン装置に係り、特にマイクロホン感度を大きく低下させずに風切音などのノイズを大幅に低減させることができるマイクロホン装置に関する。
従来、マイクロホン装置として、図1及び図2に示されるような構造のものが一般によく知られている。
図1(A)に示すマイクロホン装置100は、柄Hの先端部にマイクロホンユニットMを取り付けると共に、そのマイクロホンユニットMを覆うようにウレタンフォームなどで形成した多孔質の風防Wを装着したものである。図1(B)の音響等価回路に示すように、風防Wは、音響的な役割としてマイクロホンユニットMに対する音響抵抗となる。従って、図1(A)に示すマイクロホン装置100では、風防Wによって風の方向を変えてマイクロホンユニットMが風切音(風力音)を拾ってしまうことによるノイズの発生を低減することができる。しかしながら、上記のように風防Wは音響等価回路上で音響抵抗として作用するので、ノイズを大幅に低減させることは音響抵抗を大きくすることになり、マイクロホン感度も比例的に低下させてしまうことになる。即ち、音声信号とノイズとの比率(SN比)は変わらない。
図2に示すマイクロホン装置200は、ノイズの低減を意図して柄Hの両端にマイクロホンユニットM,Mを取り付け、その両マイクロホンユニットM,Mを電気的に逆相に配線した構成である。このマイクロホン装置200においては、周波数特性と位相特性が全く同じ2つのマイクロホンユニットMを使用しなければならない。位相特性が同じでも周波数特性が少しでも相違すれば電気的出力は2つのマイクロホンユニットMの感度差だけノイズ出力となる。また、周波数特性が同じでも位相特性が相違すれば位相ずれした分だけノイズ出力となる。
従って、図2のようなマイクロホン装置200は、理論的には優れているものの、特性にばらつきのない均質なマイクロホンユニットMを製造しなければならず、コスト高になってしまう。また、2つのマイクロホンユニットMのうちの一方の周波数特性や位相特性に影響を与えるような狭い空間での使用ではノイズ低減効果が得られない。
図3は、一般的な指向性を有するマイクロホンユニットMの概略断面図である。このマイクロホンユニットMは、内部の振動板dに対して前後両側(図3では上下両側)に設けた音孔Soから音波が入力される構造となっている。振動板dに対して同位相の音波が2つの音孔Soから入力されたときには優れたノイズ低減効果が発揮される。また、マイクロホンユニットMは、矢印で示すマイクロホンユニットMの側方からの音圧に対してもノイズを低減できる構造である。しかしながら、2つの音孔Soに音響的な影響を与える狭い空間での使用ではノイズ低減効果を発揮できない。
ここで、一般的なノイズ分布は、図4のように低周波数成分が大半で高周波数になるほど減衰するとされている。図4の縦軸はノイズの大きさである音圧、横軸は周波数である。実際、狭い空間でのノイズ分布を再現するため、図5のようにフルフェイス型ヘルメット50内において、ヘルメット50の着用者60の口元に音孔Soが向くようにしてマイクロホンユニットMを配置し、ヘアドライヤ70にてヘルメット50内に送風したところ、図6のようなノイズ分布が測定された。
図6において、AはマイクロホンユニットM単体での測定結果の周波数特性、BはマイクロホンユニットMをウレタンフォームからなる風防で覆った場合での測定結果の周波数特性である。図6より風切音に対して風防は有効に機能しないことが分かる。
ところで、外部からのノイズが大きい環境では、マイクロホンユニットMにノイズが入らないようマイクロホンユニットMを口元などの音源に近づけて使用することが通例である。この場合には、マイクロホンユニットMに入る音量が過剰となって歪を生じることになる。その対策として、電気回路の増幅器で適正な感度補正を行ったり、歪防止として大きな音響抵抗を設けたりしている。これによれば音声信号とノイズとが比例して減衰するので、SN比としては全く変化しない。
特許文献1(実開平5−18188号公報)には、有底円筒状のケース内に弾性部材からなるマイクホルダに保持されたマイクロホンユニットを収納し、このマイクロホンユニット前面側に、中央部に音孔を有するプロテクタと偏心位置に音孔を有するイコライザとで挟まれた所定厚の発泡体を配置した風切音防止型マイクロホン装置が開示されている。
また、特許文献2(実開平6−73991号公報)には、筐体内にマイクロホンユニットと風切音吸収積層体とを設け、その積層体を音響抵抗材とこれを挟む非通気性の硬質材料からなる2つの薄板とで形成すると共に、その両薄板の中央部から離れた位置に小孔を穿設した風切音防止型マイクロホン装置が開示されている。
特許文献1,2に記載のマイクロホン装置によれば、ノイズ(風切音)の低減効果がられる。しかしながら、特許文献1に記載のマイクロホン装置では発泡体が音響抵抗として作用し、特許文献2に記載のマイクロホン装置では音響抵抗材が音響抵抗として作用するので、ノイズの低減効果と比例してマイクロホンユニットに入力される音声信号も減衰し、マイクロホンユニットの感度が大きく低下してしまうという欠点がある。
また、特許文献1,2に記載のマイクロホン装置はいずれも多くの構成部品を必要とするので、製品コストを抑制することが難しく、製造工程も煩雑になる。しかも、マイクロホンユニットの種類などに応じて感度を調整するには複数種類の発泡体や音響抵抗材を必要とし、発泡体や音響抵抗材の変更によってマイクロホンユニットの感度を上げようすればノイズ低減効果が損なわれてしまう。
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的はマイクロホン感度を大きく低下させることなくノイズ(風切音)を低減させることができるマイクロホン装置を提供することにある。
本発明は、上述した従来の技術の課題を解決するため、外部からの音波を受けて振動する第1の振動板(13)を有し、前記第1の振動板(13)の振動を電気信号に変換するマイクロホンユニット(1)と、前記マイクロホンユニット(1)を支持する支持体(6)と、前記第1の振動板(13)と所定の間隔離間した状態で前記支持体(6)に固定された第2の振動板(5)と、前記マイクロホンユニット(1)と前記支持体(6)と前記第2の振動板(5)を覆う外装体(2)とを備え、前記支持体(6)と前記第1の振動板(13)と前記第2の振動板(5)とにより囲まれた空間は気体が封じ込まれた密閉空間(S1)とされていることを特徴とするマイクロホン装置を提供する。
ここで、前記第2の振動板(5)は、前記第1の振動板(13)と平行な状態で前記支持体(6)に固定されていることが好ましい。
前記外装体(2)は、音波を伝達可能な多孔質のマイク風防であることが好ましい。
前記マイク風防は、前記マイクロホンユニット(1)と前記支持体(6)と前記第2の振動板(5)を収納する空洞部(23)を有することが好ましい。
前記第2の振動板(5)は、前記空洞部(23)の頂部である前記マイク風防の内面に非接触であることが好ましい。
前記マイク風防はドーム状であり、前記第2の振動板(5)は、ドーム状の前記マイク風防の頂部と対向する位置に配置されていることが好ましい。
本発明に係るマイクロホン装置によれば、マイクロホンユニット内の第1の振動板とは別の第2の振動板を有し、それら第1の振動板と第2の振動板との間に気体を封じ込んだ密閉空間が形成されていることから、路上を走行する二輪車のような強風環境下での使用でも、第2の振動板のスチフネスなどによりマイクロホンユニットの振動板に伝達するノイズ(風切音など)を減少させることができる。しかも、外部からの音波を受けることによる第2の振動板の振動が密閉空間内の気体(空気)を介してマイクロホンユニット内の第1の振動板に伝達されるので、マイクロホン感度を大きく低下させずにノイズを減少させてSN比を大きくすることができる。
また、マイクロホンユニットと支持体と第2の振動板を覆う外装体を備えるので、マイクロホンユニットや第2の振動板を外力から保護することができ、併せて、視覚的な体裁をよくすることができる。
さらに、外装体を、音波を伝達可能な多孔質のマイク風防とした場合には、マイク風防の側方に吹き付ける風をマイク風防の表面に沿って流して、マイク風防内に入る風量を減少させることができ、風切音を低減させることができる。マイク風防の内部に空洞部を設け、第2の振動板をマイク風防の内面に非接触とした場合には、マイク風防の振動が第2の振動板に伝達しにくく、音源から発せられた音波を第2の振動板に良好に伝達することができる。
従来のマイクロホン装置とその音響等価回路を示す説明図 他の従来のマイクロホン装置を示す概略図 マイクロホンユニットの概略断面図 ノイズと周波数との関係を示す特性図 ノイズ分布を測定する際のマイクロホンユニットの装着位置の例を示す説明図 図5の例でノイズ分布を測定した場合の周波数特性図 本発明の第1実施形態に係るマイクロホン装置を示す断面図 本発明の第1実施形態に係るマイクロホン装置を示す分解斜視図 マイクロホンユニットの構成例を示す断面図 本発明の第2実施形態に係るマイクロホン装置を示す断面図 本発明の第3実施形態に係るマイクロホン装置を示す断面図 本発明の第4実施形態に係るマイクロホン装置におけるマイクロホンユニットを示す斜視図 本発明の第5実施形態に係るマイクロホン装置におけるマイクロホンユニットを示す断面図 本発明の各実施形態に係るマイクロホン装置の音響等価回路 無風下でのマイクロホンユニット単体の周波数特性図 無風下でのマイクロホン装置の周波数特性図 強風下でのマイクロホン装置の周波数特性図
(第1実施形態)
以下、図面に基づき本発明を詳しく説明する。図7は本発明の第1実施形態に係るマイクロホン装置300を示す断面図、図8はマイクロホン装置300の分解斜視図である。図7,図8において、参照番号1は音波を電気信号に変換するマイクロホンユニット、参照番号2はマイクロホンユニット1を内蔵する外装体である。この外装体2は平板状の底板21とこの底板21上に加圧型接着剤などを用いて固設されるドーム状のマイク風防22とで構成されている。底板21とマイク風防22との間には、一端がマイクロホンユニット1に接続された信号線3が通されている。
底板21は、マイクロホンユニット1に入射する音波を遮断する機能を有する非通気性の板材で、本実施形態では底板21として可撓性を有する樹脂板(ポリエステルフィルム)が用いられる。
また、底板21の底面には、マイクロホン装置300の全体をヘルメットなどの対象物に固定するための取付けシート4が取り付けられる。本実施形態では取付けシート4として面ファスナが用いられる。面ファスナの代わりに両面粘着テープなどを用いることもできる。
一方、マイク風防22は、その全体が音波の伝達を可能とする通気性を有した多孔質の構造物である。本実施形態のマイク風防22は柔軟なウレタンフォームにて形成されており、マイク風防22の内部中央にはマイクロホンユニット1を収納するための空洞部23が形成されている。
そして、マイクロホン装置300は、底板21上にマイクロホンユニット1が接着剤などによって固定され、そのマイクロホンユニット1がマイク風防22により覆われる構成となっている。なお、マイクロホンユニット1を底板21上に固定するのではなく、空洞部23の開口径の少なくとも一部をマイクロホンユニット1の外径と略同一として、マイクロホンユニット1をマイク風防22により側方から支持するようにしてもよい。即ち、マイクロホンユニット1を底板21から離間させて空洞部23内で浮いたような状態としてもよい。
また、マイク風防22内の空洞部23には、マイクロホンユニット1内の一端側に内蔵されている振動板13(図9に図示)に対して所定の間隔をあけて対向する振動板5が設けられている。マイクロホンユニット1内の振動板13は第1の振動板であり、振動板5は第2の振動板である。後述するように振動板13と振動板5との間は密閉空間となっており、この密閉空間内には振動を伝達するための空気が閉じ込められている。振動板5は音響等価回路上、カップリングコンデンサに相当するものであり、振動板5としてプラスチックフィルムや紙などからなる質量の小さい円形の薄膜が用いられている。本実施形態では振動板5はポリエステルフィルムよりなり、振動板5はマイク風防22の頂部に対向する位置であってマイク風防22の内面に非接触な状態で設けられている。
参照番号6はマイクロホンユニット1を支持する円筒形の支持体であり、この支持体6は合成ゴム系接着剤などを用いてマイクロホンユニット1の一端部に結合されている。支持体6も空洞部23に嵌め込まれてマイク風防22により側方から支持されている。支持体6をマイク風防22に接着剤などでしっかりと固定してもよい。振動板5は、その周縁部が支持体6の円形凹部6Aに接着剤などで固定されている。支持体6と振動板5と振動板13とによって囲まれた空間は、空気が封じ込められた密閉空間S1となっている。なお、密閉空間S1は、気体(空気)の出入りが完全に遮断されるような完全密閉型でなくてもよいが、高気密状態とされるのが望ましい。
この密閉空間S1は、マイクロホンユニット1における音孔11A(図9に図示)の直径(例えば5.8mm)と例えば略同一の直径(例えば6.0mm)を有し、密閉空間S1の直径範囲内において、振動板5の前後方向(図7の上下方向)の振動が許容されるようになっている。なお、密閉空間S1の直径は音孔11Aの直径と略同一でなくてもよい。支持体6の頂部には、不織布などの通気性を有する部材からなる保護シート7が貼付されている。振動板5と保護シート7との間は所定の空隙S2を有する。保護シート7は振動板5を外力から保護する。
ここで、図9を用いてマイクロホンユニット1の構造について説明する。図9において、参照番号11は円筒形の外胴であり、その一端中央部には音孔11Aが形成されている。外胴11の頂部には音孔11Aを覆うように通気性を有するクロス12が貼付されている。外胴11内には、音孔11Aから入射した音波を機械振動に変換する振動板13と、振動板13の振動を電気信号に変換する変換部とが設けられている。振動板13は外胴11内に設けられた樹脂製ホルダ14上にスペーサ15を介して配置されており、振動板13の周縁部はスペーサ15とリング状のガスケット16により支持されている。
振動板13の振動を電気信号に変換する変換部は、振動板13の背面側に設けられた固定極板17及び固定極板17に接続された増幅器18などから構成される。増幅器18は例えば電界効果トランジスタ(FET)により構成され、外胴11の底部に装着された回路基板19に実装されている。
本実施形態ではマイクロホンユニット1はコンデンサ型(静電型)とされているが、ダイナミック型(動電型)、圧電型、炭素型などとしてもよい。
以上の構成により、マイクロホン装置300の使用者がマイクロホン装置300に対して発音すると、音波はマイク風防22を介して振動板5に伝達される。そして、振動板5の振動は密閉空間S1内の空気を介してマイクロホンユニット1内の振動板13へと伝達される。マイクロホンユニット1は振動板13の振動を電気信号に変換し、この電気信号は信号線3より出力される。
第1実施形態の変形例として次のようにしてもよい。外装体2は振動板5における密閉空間S1とは反対側の領域(マイク風防22の頂部)が音波を伝達可能な領域とされていればよい。従って、この音波を伝達可能な領域を音道として開口してもよい。そして、この開口に不織布や金網などの多孔板を配置した構成としてもよい。
また、外装体2を構成するマイク風防22は、上記のようにウレタンフォームのような軟質な多孔質の構造物に限らず、金網や金属製ウインドスクリーンで構成してもよい。
(第2実施形態)
図10に示す第2実施形態に係るマイクロホン装置400において、第1実施形態に係るマイクロホン装置300と共通する部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。第1実施形態の変形例は第2実施形態においても同様に適用できる。
図10において、支持体6は円筒状のスリーブ61と中央に開口が形成された円形の保持枠62とからなる2ピース構造である。保持枠62はスリーブ61の頂部に当接する部分と背面側へと若干量突出してスリーブ61の外周面に当接する部分とを有する。このマイクロホン装置400では、スリーブ61と保持枠62とにより振動板5がその周縁部を挟まれて固定されている。図10では、スリーブ61の側面部と風防22との間に空隙が形成されているが、空洞部23を支持体6の形状に合わせてスリーブ61の外周面に風防22が密着するようにしてもよい。
第2実施形態のマイクロホン装置400においても、支持体6(スリーブ61)と振動板5とマイクロホンユニット1内の振動板13とによって囲まれた空間は、空気が封じ込められた密閉空間S1となっており、振動板5の振動は密閉空間S1内の空気を介して振動板13へと伝達される。
(第3実施形態)
図11に示す第3実施形態に係るマイクロホン装置500において、第2実施形態に係るマイクロホン装置400と共通する部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。第1実施形態の変形例は第3実施形態においても同様に適用できる。
図11において、第3実施形態のマイクロホン装置500は、マイクロホン装置400が備えている底板21を削除することにより構成を簡略化し、コストダウンを図ったものである。また、マイクロホン装置400では、マイク風防22の底面より大きい正方形の取付けシート4を用いているが、マイクロホン装置500では、マイク風防22の底面とほぼ同じ大きさの円形の取付けシート40を用いている。このようにすると、取付けシート40はマイク風防22の底面より剥がれにくくなる。
このマイクロホン装置500においては、取付けシート40にマイクロホンユニット1が接着剤などによって固定される。マイクロホンユニット1に、スリーブ61、振動板5、保持枠62、保護シート7がこの順で装着されている。マイク風防22は取付けシート40に接着剤などによって固定され、マイクロホンユニット1から保護シート7までの全体を覆っている。
第3実施形態においては、第2実施形態における底板21を削除し、取付けシート4の代わりに取付けシート40を用いた構成を示したが、図7,図8の第1実施形態における底板21を削除し、取付けシート4の代わりに取付けシート40を用いた構成とすることも可能である。
(第4実施形態)
第4実施形態は、マイクロホンユニット1からの信号線3の引き出し方法を改良したものである。信号線3の引き出し方法以外は上述した第1〜第3実施形態のいずれかの構成であるので、第4実施形態を示す図12においては、マイクロホンユニット1と信号線3のみを図示している。
第1〜第3実施形態においては、信号線3をマイクロホンユニット1の底部から引き出しているのに対し、第4実施形態においては信号線3を次のように引き出している。即ち、図12に示すように、プラスの信号線3aとマイナスの信号線3bをマイクロホンユニット1の外周面から外部へと引き出し、互いに反対の外周面上に沿わせて、信号線3a,3bを束ねて信号線3としている。このようにすると、信号線3の引っ張り強度が向上する。
(第5実施形態)
第1〜第4実施形態においては、振動板5を振動板13に対して平行となるように構成したが、両者は必ずしも平行でなくてもよい。図13(A),(B)は振動板5,13を非平行状態とした第5実施形態を示している。図13(A)は振動板13に対して振動板5をやや傾斜させた状態で固定した例である。この場合、支持体61は屈曲した筒状となっている。支持体61内部の一方の端部側にマイクロホンユニット1が固定され、他方の端部側に振動板5が固定されている。振動板5と振動板13との間には気体を封じ込んだ密閉空間S1が形成されている。
図13(B)は、振動板13に対して振動板5を直交状態で固定した例である。この場合、支持体62は直角に屈曲した筒状となっている。支持体62内部の一方の端部側にマイクロホンユニット1が固定され、他方の端部側に振動板5が固定されている。振動板5と振動板13との間には気体を封じ込んだ密閉空間S1が形成されている。
図14は以上のように構成される本実施形態のマイクロホン装置300,400,500の音響等価回路を示している。図14において、R1は振動板5の機械抵抗、R2はマイク風防22の音響抵抗、R3は保護シート7の音響抵抗、C1は振動板5のコンプライアンス、C2は振動板5とマイクロホンユニット1との間(密閉空間S1)の音響容量、C3は振動板5と保護シー7トとの間(空隙S2)の音響容量、L1は振動板5の質量である。
ここで、質量L1が大きいとマイクロホン特性の可聴領域に大きな共振周波数が発生してしまうため、振動板5を軽量材料にて形成することによって、質量L1をできるだけ小さくすることが必要である。振動板5の質量L1を小さくすれば、図14の音響等価回路のL1を無視できる程度とすることができ、振動板5をカップリングコンデンサとして有効に機能させることが可能となる。
図15は、ノイズを含まない無風下の無響室内で測定したマイクロホンユニット1単体の周波数特性を示している。図15において、M1はマイクロホン装置300,400,500の試作品に用いたマイクロホンユニット1の周波数特性、M2は比較用マイクロホンユニット(図5の測定に使用したマイクロホンユニットM)の周波数特性である。M1,M2はほとんど同じ周波数特性を示していることが認められる。
図16は、ノイズを含まない無風下の無響室内で測定したマイクロホン装置の周波数特性を示している。図16において、M10は周波数特性M1を有するマイクロホンユニット1を用いたマイクロホン装置300,400,500の周波数特性、M20は周波数特性M2を有するマイクロホンユニットMをマイク風防22と同様のウレタンフォームよりなる風防のみで覆ったマイクロホン装置(比較マイクロホン装置と称する)の周波数特性である。2つの周波数特性M10,M20には約2kHzまで6dB程度の感度差が認められるものの、これはマイクロホンユニット1を音源である口元に位置させることによる歪の発生を防止するため、振動板5の機械インピーダンス(スチフネスなど)を調整したことなどによるものである。
図17は、図5と同様の強風下におけるマイクロホン装置の周波数特性を示している。図17において、M10’は強風下におけるマイクロホン装置300,400,500の周波数特性、M20’は強風下における上記の比較マイクロホン装置の周波数特性である。周波数特性M20’は図6における周波数特性Bと同じである。図17より明らかなように、20Hz〜5kHzの範囲内において、本実施形態のマイクロホン装置300,400,500では、風防を付けただけの比較マイクロホン装置と比較して、ノイズが最大で20dB程度減少していることが認められる。なお、ノイズは2.5kHz付近で最も大きく減少している。
図16で説明した感度差を考慮すると、マイクロホン装置300,400,500では、比較マイクロホン装置と比較して、最大で14dB程度のノイズ低減効果が発揮されるものと認定できる。図16における周波数特性M10,M20の感度差と図17のノイズの周波数特性差は本来であれば理論的に同じである。しかしながら、図17に示すように、周波数特性M10’は周波数特性M20’と比較して感度差以上にノイズが減少している。これは、マイクロホン装置300,400,500特有の構成によりSN比が改善し、ノイズ減衰効果が発揮されているからである。
本実施形態のマイクロホン装置300,400,500は、例えば二輪車用ヘルメットの内側に取付けシート4,40を利用して固定され、走行中の送話器として用いられる。マイクロホン装置300,400,500によれば、風切音の少ない高音質の音声信号を送信することができる。
産業上の利用の可能性
本発明に係るマイクロホン装置は、二輪車で路上を走行するときのみならず、大きな風切音が発生するあらゆる強風環境下で用いることができる。また、本発明に係るマイクロホン装置は、強風環境下以外の通常環境下で用いることもできる。

Claims (6)

  1. 外部からの音波を受けて振動する第1の振動板を有し、前記第1の振動板の振動を電気信号に変換するマイクロホンユニットと
    前記マイクロホンユニットを支持する支持体と
    前記第1の振動板と所定の間隔離間した状態で前記支持体に固定された第2の振動板と
    前記マイクロホンユニットと前記支持体と前記第2の振動板を覆う外装体とを備え、
    前記支持体と前記第1の振動板と前記第2の振動板とにより囲まれた空間は気体が封じ込まれた密閉空間とされていることを特徴とするマイクロホン装置。
  2. 前記第2の振動板は、前記第1の振動板と平行な状態で前記支持体に固定されていることを特徴とする請求項1記載のマイクロホン装置。
  3. 前記外装体は、音波を伝達可能な多孔質のマイク風防であることを特徴とする請求項1に記載のマイクロホン装置。
  4. 前記マイク風防は、前記マイクロホンユニットと前記支持体と前記第2の振動板を収納する空洞部を有することを特徴とする請求項3記載のマイクロホン装置。
  5. 前記第2の振動板は、前記空洞部の頂部である前記マイク風防の内面に非接触であることを特徴とする請求項4記載のマイクロホン装置。
  6. 前記マイク風防はドーム状であり、前記第2の振動板は、ドーム状の前記マイク風防の頂部と対向する位置に配置されていることを特徴とする請求項4に記載のマイクロホン装置。
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