JP3957714B2 - 防水マイク - Google Patents

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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/08Mouthpieces; Microphones; Attachments therefor
    • H04R1/083Special constructions of mouthpieces
    • H04R1/086Protective screens, e.g. all weather or wind screens

Description

この発明は、例えば、雨や霧に曝されるなどの高湿度な場所、気圧の低い高山、気圧の高い水中でも広い周波数帯に亘って良好に集音することができる防水マイクロホン(以下、防水マイクと略称する)に関する。
従来より、コンデンサ形の防水マイクは、前壁を有する筒状のケースと、上記ケース内に上記前壁側から後方へ順に配置された振動板および電極板とを備えていた。上記前壁と上記振動板との間に前室を形成していた。
そして、図9に示すように、上記ケース101の前壁102は、中央に、開口部102aを有し、この開口部102aは、上記前室110の内面110aに重なっていない(特許3486151号公報:特許文献1参照)。
しかしながら、上記従来の防水マイクでは、図9に示すように、上記開口部102aは、上記前室110の内面110aに重なっていないので、雨等の水分が、上記前室110内に侵入した場合、この水分は、上記ケース101の外側に排出されにくく、上記前室110内に残留する。そして、上記前室110内にある水分は、上記振動板120に接触したままになって、上記振動板によって収集される音圧が、極端に減衰する。この結果、良好に集音を行うことができない問題があった。
特許3486151号公報(図1)
そこで、この発明の課題は、水分の影響を受けずに、良好に集音を行うことができる防水マイクを提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の防水マイクは、
前壁を有する筒状のケースと、
上記ケース内に上記前壁側から後方へ順に配置された第1の振動板、第2の振動板および電極板と
を備え、
上記前壁と上記第1の振動板との間に前室を形成し、
上記第1の振動板と上記第2の振動板との間に第1の隙間を形成し、
上記第2の振動板と上記電極板との間に第2の隙間を形成し、
上記電極板よりも後方に後室を形成し、
上記第1の隙間、上記第2の隙間および上記後室は、連通しており、
上記第1の隙間は、上記第1の振動板によって、上記前室に対して密封されており、
上記前壁は、上記前室の内面に重なる排水用開口部を有することを特徴としている。
この発明の防水マイクによれば、雨等の水分が、上記前室内に侵入しても、この水分は、上記前室の内面を伝って、上記排水用開口部から上記ケースの外側へ、円滑に排出される。この結果、上記水分が上記第1の振動板に残留することを防止して、上記第1の振動板によって収集される音圧の低下等を防止できる。また、上記前室内にある上記水分は、上記第1の振動板によって、上記第1の隙間へ侵入することがない。
また、上記第1の隙間、上記第2の隙間および上記後室は、連通しているので、上記前室の圧力が変化しても、上記第1の隙間、上記第2の隙間および上記後室の圧力は、追従して、互いに、同じになる。従って、上記第2の振動板は、没入して上記電極板に接触したままになったり、突出して上記電極板との隙間が過度に広がったりせずに、音声に応じて正常に振動するので、広い周波数帯に亘って良好な集音を行なうことができる。
したがって、水分の影響や気圧の影響を受けずに、良好に集音を行うことができる防水マイクを提供できる。
また、一実施形態の防水マイクでは、
上記電極板は、上記第2の隙間と上記後室とを連通する孔部を有し、
上記第2の振動板は、上記第1の隙間と上記第2の隙間とを連通する絞り孔を有し、
この絞り孔は、上記第1の隙間の動的圧力変動を上記第2の隙間に実質的に伝えず、上記第1の隙間の静的圧力変動を上記第2の隙間に実質的に伝えるようになっている。
この一実施形態の防水マイクによれば、上記前室の圧力を、大気圧から漸増または漸減、つまり静的に増減した場合、これに対応して上記第1の隙間の圧力は静的に増減し、この増減は、上記第2の振動板の絞り孔を経て上記第2の隙間に実質的に伝わり、さらに、上記電極板の孔部を経て上記後室に伝わって、上記第1の隙間、上記第2の隙間および上記後室の圧力は、互いに、等しくなる。一方、上記第2の振動板の絞り孔は、集音すべき音声による上記第1の隙間の動的圧力変動を上記第2の隙間に実質的に伝えないので、上記第2の振動板は、音声に応じて振動する。したがって、簡単な構成で、上記第2の振動板を音声に応じて正常に振動させることができる。
また、一実施形態の防水マイクでは、
上記電極板は、上記第2の隙間と上記後室とを連通する孔部を有し、
上記第2の振動板および上記電極板の側面の外側に上記第1の隙間と上記後室とを連通する絞り通路を設け、
この絞り通路は、上記第1の隙間の動的圧力変動を上記後室に実質的に伝えず、上記第1の隙間の静的圧力変動を上記後室に実質的に伝えるようになっている。
この一実施形態の防水マイクによれば、上記前室の圧力を、大気圧から漸増または漸減、つまり静的に増減した場合、これに対応して上記第1の隙間の圧力は静的に増減し、この増減は、上記絞り通路を経て上記後室に実質的に伝わり、さらに、上記電極板の孔部を経て上記第2の隙間に伝わって、上記第1の隙間、上記第2の隙間および上記後室の圧力は、互いに、等しくなる。一方、上記絞り通路は、集音すべき音声による上記第1の隙間の動的圧力変動を上記後室に実質的に伝えないので、上記第2の振動板は、音声に応じて振動する。したがって、簡単な構成で、上記第2の振動板を音声に応じて正常に振動させることができる。
また、一実施形態の防水マイクでは、
上記ケース内に上記電極板の後方に背板を備え、
この背板は、上記後室と上記ケースの外側とを連通する通気孔を有している。
この一実施形態の防水マイクによれば、上記前室の圧力が変化しても、上記背板の通気孔によって、上記後室および上記ケースの外側の圧力は、互いに、等しくなる。すなわち、上記前室、上記第1の隙間、上記第2の隙間および上記後室の圧力は、互いに、同じになる。このように、上記ケースの外側の圧力が変化しても、上記第1の振動板の変形を抑制することができる。
また、一実施形態の防水マイクでは、上記背板の後面に、通気性を有する高分子フィルムを設けている。
この一実施形態の防水マイクによれば、上記高分子フィルムにより、空気のみを上記ケース内に導入または導出することができる。
また、一実施形態の防水マイクでは、上記第1の振動板の厚みは、上記第2の振動板の厚みと同じであり、または、上記第2の振動板の厚みよりも薄い。
この一実施形態の防水マイクによれば、上記第1の振動板に低域の周波数が加わった場合でも、上記第1の振動板の振動による上記第2の振動板の共振を防止することができる。
また、一実施形態の防水マイクでは、
上記排水用開口部は、複数あり、
この複数の排水用開口部は、上記前室の内面に沿って、配置されている。
この一実施形態の防水マイクによれば、上記前室内に侵入した水分を、上記複数の排水用開口部から上記ケースの外側へ、円滑に排出することができて、一層良好に集音を行うことができる。
この発明の防水マイクによれば、上記ケースの上記前壁は、上記前室の内面に重なる排水用開口部を有するので、水分の影響を受けずに、良好に集音を行うことができる。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1Aは、この発明の防水マイクの一実施形態である正面図を示している。図1Bは、図1AのA−A断面図を示している。この防水マイクは、いわゆるコンデンサ形のマイクであり、前壁2を有する筒状のケース1と、上記ケース1内に上記前壁2側から後方へ順に配置された第1の振動板11、第2の振動板12、電極板13および背板14とを備える。
上記前壁2と上記第1の振動板11との間に前室20を形成する。上記第1の振動板11と上記第2の振動板12との間に第1の隙間21を形成する。上記第2の振動板12と上記電極板13との間に第2の隙間22を形成する。上記電極板13と上記背板14との間に後室23を形成する。
上記第1の振動板11は、(アルミ、鉄、ステンレスまたは銅等の)金属や、(プラスチック等の)樹脂からなる。上記第1の振動板11は、第1のリング31の後面に取り付けられている。上記第1のリング31は、上記前壁2によって、上記ケース1から抜け止めされている。
上記第2の振動板12は、合成樹脂板に金属を蒸着するとともに、表面を永久帯電させてなる。例えば、上記第2の振動板12は、表面を永久帯電させた所謂エレクトレット材からなる。上記第2の振動板12は、第2のリング32の後面に取り付けられている。上記第2の振動板12は、上記第1の隙間11と上記第2の隙間12とを連通する絞り孔12aを有する。
上記電極板13は、上記第2の隙間22と上記後室23とを連通する孔部13aを有する。上記ケース1の内面には、環状の絶縁体17が配置され、上記電極板13は、上記絶縁体17の内面に配置されている。
上記背板14は、上記後室23と上記ケース1の外側とを連通する通気孔14aを有する。上記背板14は、例えば、PCB(ポリ塩化ビフェニル)からなる。上記背板14は、上記絶縁体17の軸方向の後端面に、接触している。
上記背板14の前面には、変換モジュール19が取り付けられ、上記背板14の後面には、プラスの出力端子15およびマイナスの出力端子16が取り付けられている。
上記電極板13と上記背板14との間に、かつ、上記絶縁体17の内面に、電導板18が配置されている。上記第2の振動板12と上記絶縁体17との間に、スペーサ33が配置されている。
上記背板14は、環状のホルダ34によって、上記ケース1から抜け止めされている。上記ホルダ34は、例えば、防水接着剤等によって、上記ケース1の内面に接着されている。また、上記第1のリング31は、例えば、防水接着剤等によって、上記ケース1の内面に接着されている。
このように、上記第1の隙間21、上記第2の隙間22および上記後室23は、連通している。また、上記第1の隙間21は、上記第1の振動板11によって、上記前室20に対して密封されている。すなわち、上記前室20および上記第1の隙間21は、連通してない。
上記前壁2は、中央開口部2aと、この中央開口部2aから径方向の二方向に延びている二つの排水用開口部2b,2bとを有する。上記中央開口部2aは、略円形であり、上記排水用開口部2bは、略矩形である。すなわち、この二つの排水用開口部2b,2bは、上記中央開口部2aの内面から上記前壁2の周縁へ、放射状に延びている。
上記排水用開口部2bは、上記前室20の内面20aに重なる。すなわち、上記前室20の内面20aは、上記第1のリング31の内面に相当する。
上記第2の振動板12の絞り孔12aは、上記第1の隙間21の(音声等による)動的圧力変動を、上記第2の隙間22に実質的に(有意に)伝えない一方、上記第1の隙間21の(標高または水深の徐々な増加等による)静的圧力変動を上記第2の隙間22に実質的に伝えるような直径に設定されている。
上記第2の振動板12および上記電極板13等によって、音圧-電気信号変換部4を構成する。上記変換モジュール19は、音声等による上記音圧-電気信号変換部4のインピーダンスを、外部の出力側回路のインピーダンスに等しくする。
上記変換モジュール19は、図2の回路図に示すように、抵抗R1〜R7、容量C1〜C4およびエミッタフォロワをなす2段のトランジスタQ1,Q2を有して、上記音圧-電気信号変換部4から入力される微弱な電気信号を増幅するとともに、上記音圧-電気信号変換部4の高いインピーダンスを、上記出力端子15,16に繋がれる信号線やスピーカの低いインピーダンスに等しくするもので、これにより防水マイクの出力インピーダンスは、100Ω以下に抑えられ、出力信号線が200m程度と長くなっても、良好に音声信号を伝送できることが確かめられた。また、上記変換モジュール19は、上記プラスの出力端子15を上記音声-電気信号変換部4への電力供給線に兼用した2線式伝送方式を用いているので、3線式よりも構成が簡素化されるという利点がある。
上記構成の防水マイクによれば、雨等の水分が、上記前室20内に侵入しても、この水分は、上記前室20の内面20aを伝って、上記排水用開口部2bから上記ケース1の外側へ、円滑に排出される。この結果、上記水分が上記第1の振動板11に残留して付着することを防止して、上記中央開口部2aおよび上記排水用開口部2bを経て上記第1の振動板11によって収集される音圧の低下等を防止できる。また、上記前室20内にある上記水分は、上記第1の振動板11によって、上記第1の隙間21へ侵入することがない。
また、上記第1の隙間21、上記第2の隙間22および上記後室23は、連通しているので、上記前室20の圧力が変化しても、上記第1の隙間21、上記第2の隙間22および上記後室23の圧力は、追従して、互いに、同じになる。したがって、上記第2の振動板12は、没入して上記電極板13に接触したままになったり、突出して上記電極板13との隙間が過度に広がったりせずに、音声に応じて正常に振動するので、広い周波数帯に亘って良好な集音を行なうことができる。
具体的に述べると、上記前室20の圧力を、大気圧から漸増、つまり静的に増加する場合、これに対応して上記第1の隙間21の圧力は静的に増加するが、圧縮された空気は、図1B中の矢印に示すように、上記第2の振動板12の絞り孔12aを経て上記第2の隙間22に実質的に伝わり、さらに、上記電極板13の孔部13aを経て上記後室23に伝わって、上記第1の隙間21、上記第2の隙間22および上記後室23の圧力は、互いに、等しくなる。一方、上記第2の振動板12の絞り孔12aは、集音すべき音声による上記第1の振動板11および上記第1の隙間21の動的圧力変動を上記第2の隙間22に実質的に伝えないので、上記第2の振動板12は、音声に応じて振動する。なお、上記前室20の圧力を大気圧から減少した場合は、図1B中の矢印と反対方向に空気が流れる。
したがって、水分の影響や気圧の影響を受けずに、良好に集音を行うことができる防水マイクを提供できる。例えば、雨や霧に曝されるなどの高湿度な場所、気圧の低い高山、気圧の高い水中でも広い周波数帯に亘って良好に集音することができる。また、高速道路、原子力装置またはトンネルでの音収集に使用することができる。また、トランシーバーのマイクや、船舶の甲板での作業時の連絡用マイクとして利用できる。
また、上記前室20の圧力が変化しても、上記背板14の通気孔14aによって、上記後室23および上記ケース1の外側の圧力は、互いに、等しくなる。すなわち、上記前室20、上記第1の隙間21、上記第2の隙間22および上記後室23の圧力は、互いに、同じになる。このように、上記ケース1の外側の圧力が変化しても、上記第1の振動板11の変形を抑制することができる。
上記第1の振動板11の厚みは、上記第2の振動板12の厚みと同じであり、または、上記第2の振動板12の厚みよりも薄いことが好ましく、上記第1の振動板11に低域の周波数が加わった場合でも、上記第1の振動板11の振動による上記第2の振動板12の共振を防止することができる。
さらに、上記第1の振動板11は、前方または後方へ、若干丸みを帯びて突出するように形成されることで、特定の周波数領域を確保することができ、良い特性を得ることができる。
なお、上記前壁2の前面を覆う面布を設けてもよく、上記前室20へのゴミ等の侵入を防止する。
(第2の実施形態)
図3Aと図3Bは、この発明の防水マイクの第2の実施形態を示している。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、この第2の実施形態では、上記ケース1の前壁2は、中央開口部2cと、上記前室20の内面20aに沿って略等間隔に配置される四つの排水用開口部2dとを有する。上記前室20の内面20aと上記排水用開口部2dとは、重なっている。上記中央開口部2cは、略円形であり、上記排水用開口部2dは、略円形であり、上記中央開口部2cと上記排水用開口部2dとは、離隔している。
このように、上記前室20内に侵入した水分を、上記前室20の内面20aを経て、上記複数の排水用開口部2dから上記ケース1の外側へ、円滑に排出することができて、一層良好に集音を行うことができる。
また、上記第2の実施形態では、上記電極板13は、上記第2の隙間22と上記後室23とを連通する孔部13aを有している。上記第2の振動板12および上記電極板13の側面の外側に上記第1の隙間21と上記後室23とを連通する絞り通路10を設けている。この絞り通路10は、上記第1の隙間21の動的圧力変動を上記後室23に実質的に伝えず、上記第1の隙間21の静的圧力変動を上記後室23に実質的に伝えるようになっている。
上記絞り通路10は、上記第2のリング32、上記第2の振動板12、上記スペーサ33および上記電極板13の外周面と上記ケース1の内面との間の隙間を含む。また、上記絶縁体17および上記電導板18は、環状でなく、例えば、横断面円弧状の柱体であり、複数ある。隣り合う上記絶縁体17の間には、隙間がある。隣り合う上記電導板18の間には、隙間がある。
そして、上記前室20の圧力を、大気圧から漸増、つまり静的に増加する場合、これに対応して上記第1の隙間21の圧力は静的に増加するが、圧縮された空気は、図3B中の矢印に示すように、上記絞り通路10、上記隣り合う絶縁体17の間の隙間、および、上記隣り合う電導板18の間の隙間を、順に経て、上記後室23に実質的に伝わり、さらに、上記電極板13の孔部13aを経て上記第2の隙間22に伝わって、上記第1の隙間21、上記第2の隙間22および上記後室23の圧力は、互いに、等しくなる。一方、上記絞り通路10は、集音すべき音声による上記第1の振動板11および上記第1の隙間21の動的圧力変動を上記後室23に実質的に伝えないので、上記第2の振動板12は、音声に応じて振動する。なお、上記前室20の圧力を大気圧から減少した場合は、図3B中の矢印と反対方向に空気が流れる。
なお、上記絶縁体17および上記電導板18を、環状として、溝や孔を設けて、上記絞り通路10と上記後室23とを連通するようにしてもよい。
(第3の実施形態)
図4は、この発明の防水マイクの第3の実施形態を示している。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、この第3の実施形態では、上記背板14の後面に、通気性を有する高分子フィルム40を設けている。このように、上記高分子フィルム40により、空気のみを上記ケース1内に導入または導出することができる。
また、上記第3の実施形態では、上記背板14は、上記ケース1の後方開口端のカシメ部5によって、上記ケース1から抜け止めされている。このように、部品数の減少を図ることができる。
(第4の実施形態)
図5は、この発明の防水マイクの第4の実施形態を示している。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、この第4の実施形態では、上記前壁2は、径方向に略等間隔離れて並列されている複数の排水用開口部2eを有する。この排水用開口部2eは、略矩形であり、上記前壁2の周縁を貫くように、横向きに延びている。上記前壁2には、上記第1の実施形態の上記中央開口部2aがない。上記排水用開口部2eは、上記前室20の内面20aに重なる。
このように、上記前壁2(上記排水用開口部2e)を簡単な構成にできて、集音および排水を確実に行うことができる。
(第5の実施形態)
図6は、この発明の防水マイクの第5の実施形態を示している。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、この第5の実施形態では、上記前壁2は、中央開口部2fと、この中央開口部2fから径方向の四方向に延びている四つの排水用開口部2gとを有する。上記複数の排水用開口部2gは、周方向に略等間隔離れて、位置している。上記中央開口部2fは、略円形であり、上記排水用開口部2gは、略矩形である。すなわち、この四つの排水用開口部2gは、上記中央開口部2fの内面から上記前壁2の周縁へ、放射状に延びている。上記排水用開口部2gは、上記前室20の内面20aに重なる。
このように、上記排水用開口部2gの数量を増加することにより、集音および排水を一層良好に行うことができる。
(第6の実施形態)
図7は、この発明の防水マイクの第6の実施形態を示している。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、この第6の実施形態では、上記前壁2は、中央開口部2hと、この中央開口部2hから径方向の八方向に延びている八つの排水用開口部2iとを有する。上記複数の排水用開口部2iは、周方向に略等間隔離れて、位置している。上記中央開口部2hは、略円形であり、上記排水用開口部2iは、略矩形である。すなわち、この八つの排水用開口部2iは、上記中央開口部2hの内面から上記前壁2の周縁へ、放射状に延びている。上記排水用開口部2iは、上記前室20の内面20aに重なる。
このように、上記排水用開口部2iの数量を増加することにより、集音および排水を一層良好に行うことができる。
(第7の実施形態)
図8Aと図8Bは、この発明の防水マイクの第7の実施形態を示している。上記第2の実施形態と相違する点を説明すると、この第7の実施形態では、上記ケース1の内部に内側ケース51を有する。この内側ケース51は、上記ケース1の前壁2に対向する前壁52を有する。上記内側ケース51の前壁52は、中央開口部52aを有する。
上記内側ケース51の内部には、上記内側ケース51の前壁52から後方へ順に、上記第2のリング32、上記第2の振動板12、上記スペーサ33、上記電極板13、上記電導板18、上記背板14および上記ホルダ34が配置されている。また、上記スペーサ33と上記背板14との間には、上記絶縁体17が配置されている。
上記ケース1の前壁2と上記内側ケース51の前壁52との間には、隙間があり、この隙間には、上記ケース1の前壁2から後方へ順に、スペーサ35、上記第1の振動板11および上記第1のリング31が配置されている。
上記第1の振動板11は、上記内側ケース51の前壁52の中央開口部52aを覆っている。上記第1のリング31は、上記内側ケース51の前壁52の前面に、例えば、防水接着剤によって、接着されている。
すなわち、上記ケース1の前壁2と上記第1の振動板11との間に、上記前室20を形成する。上記第1の振動板11と上記第2の振動板12との間に、上記第1の隙間21を形成する。上記第1の隙間21は、上記第1の振動板11によって、上記前室20に対して密封されている。
上記絞り通路10は、上記第2のリング32、上記第2の振動板12、上記スペーサ33および上記電極板13の外周面と上記内側ケース51の内面との間の隙間を含む。また、上記絶縁体17および上記電導板18は、環状でなく、例えば、横断面円弧状の柱体であり、複数ある。隣り合う上記絶縁体17の間に、隙間がある。隣り合う上記電導板18の間に、隙間がある。
そして、上記前室20の圧力を、大気圧から漸増、つまり静的に増加する場合、これに対応して上記第1の隙間21の圧力は静的に増加するが、圧縮された空気は、図8B中の矢印に示すように、上記絞り通路10、上記隣り合う絶縁体17の間の隙間、および、上記隣り合う電導板18の間の隙間を、順に経て、上記後室23に実質的に伝わり、さらに、上記電極板13の孔部13aを経て上記第2の隙間22に伝わって、上記第1の隙間21、上記第2の隙間22および上記後室23の圧力は、互いに、等しくなる。一方、上記絞り通路10は、集音すべき音声による上記第1の振動板11および上記第1の隙間21の動的圧力変動を上記後室23に実質的に伝えないので、上記第2の振動板12は、音声に応じて振動する。なお、上記前室20の圧力を大気圧から減少した場合は、図8B中の矢印と反対方向に空気が流れる。
上記ケース1の前壁2は、中央開口部2jと、上記前室20の内面20aに沿って略等間隔に配置される四つの排水用開口部2kとを有する。上記前室20の内面20aと上記排水用開口部2kとは、重なっている。上記中央開口部2jは、略円形であり、上記排水用開口部2kは、略円形であり、上記中央開口部2jと上記排水用開口部2kとは、離隔している。
このように、この第7の実施形態の防水マイクは、上記内側ケース51を有するので、強度が大きくなる。また、上記ケース1の前壁2と上記第1の振動板11との間に、上記スペーサ35を有するので、上記前室20を十分に確保できて、上記第1の振動板11への水分の付着を防止すると共に、上記前室20内に水分が侵入しても、この水分を上記排水用開口部2kから上記ケース1の外側へ円滑に排除できる。また、上記第1の振動板11と上記第2の振動板12との間に、上記内側ケース51の前壁52があるので、上記第1の振動板11が、上記第2の振動板12に、不用意に接触することを防止する。
なお、この発明は上述の実施形態に限定されない。例えば、上記変換モジュール19が、受信すべき周波数帯に応じた複数のイコライザと、圧力センサと、この圧力センサの検出信号に基づいて上記イコライザを選択して作動させる制御部とを有するようにしてもよい。したがって、上記圧力センサが、水深に応じて増加する上記ケース1内の気圧を検出し、この検出信号に基づいて上記制御部が、例えば水中会話の集音信号の周波数帯を、陸上で聴かれるその音声の通常の周波数帯に変換するようなイコライザを選んで作動させる。つまり、上記防水マイクでは、選択された適正なイコライザによって、媒体によって異なる音波伝達特性に起因する集音信号の特性の補正や感度の補正を行なうことができる。
本発明の防水マイクの第1実施形態を示す正面図である。 図1AのA−A断面図である。 変換モジュールの回路図である。 本発明の防水マイクの第2実施形態を示す正面図である。 図3AのA−A断面図である。 本発明の防水マイクの第3実施形態を示す要部断面図である。 本発明の防水マイクの第4実施形態を示す正面図である。 本発明の防水マイクの第5実施形態を示す正面図である。 本発明の防水マイクの第6実施形態を示す正面図である。 本発明の防水マイクの第7実施形態を示す正面図である。 図8AのA−A断面図である。 従来の防水マイクを示す正面図である。
符号の説明
1 ケース
2 前壁
2a,2c,2f,2h,2j 中央開口部
2b,2d,2e,2g,2i,2k 排水用開口部
10 絞り通路
11 第1の振動板
12 第2の振動板
12a 絞り孔
13 電極板
13a 孔部
14 背板
14a 通気孔
20 前室
20a 内面
21 第1の隙間
22 第2の隙間
23 後室
40 高分子フィルム

Claims (7)

  1. 前壁を有する筒状のケースと、
    上記ケース内に上記前壁側から後方へ順に配置された第1の振動板、第2の振動板および電極板と
    を備え、
    上記前壁と上記第1の振動板との間に前室を形成し、
    上記第1の振動板と上記第2の振動板との間に第1の隙間を形成し、
    上記第2の振動板と上記電極板との間に第2の隙間を形成し、
    上記電極板よりも後方に後室を形成し、
    上記第1の隙間、上記第2の隙間および上記後室は、連通しており、
    上記第1の隙間は、上記第1の振動板によって、上記前室に対して密封されており、
    上記前壁は、上記前室の内面に重なる排水用開口部を有することを特徴とする防水マスク。
  2. 請求項1に記載の防水マイクにおいて、
    上記電極板は、上記第2の隙間と上記後室とを連通する孔部を有し、
    上記第2の振動板は、上記第1の隙間と上記第2の隙間とを連通する絞り孔を有し、
    この絞り孔は、上記第1の隙間の動的圧力変動を上記第2の隙間に実質的に伝えず、上記第1の隙間の静的圧力変動を上記第2の隙間に実質的に伝えるようになっていることを特徴とする防水マイク。
  3. 請求項1に記載の防水マイクにおいて、
    上記電極板は、上記第2の隙間と上記後室とを連通する孔部を有し、
    上記第2の振動板および上記電極板の側面の外側に上記第1の隙間と上記後室とを連通する絞り通路を設け、
    この絞り通路は、上記第1の隙間の動的圧力変動を上記後室に実質的に伝えず、上記第1の隙間の静的圧力変動を上記後室に実質的に伝えるようになっていることを特徴とする防水マイク。
  4. 請求項1に記載の防水マイクにおいて、
    上記ケース内に上記電極板の後方に背板を備え、
    この背板は、上記後室と上記ケースの外側とを連通する通気孔を有することを特徴とする防水マイク。
  5. 請求項4に記載の防水マイクにおいて、
    上記背板の後面に、通気性を有する高分子フィルムを設けたことを特徴とする防水マイク。
  6. 請求項1に記載の防水マイクにおいて、
    上記第1の振動板の厚みは、上記第2の振動板の厚みと同じであり、または、上記第2の振動板の厚みよりも薄いことを特徴とする防水マイク。
  7. 請求項1に記載の防水マイクにおいて、
    上記排水用開口部は、複数あり、
    この複数の排水用開口部は、上記前室の内面に沿って、配置されていることを特徴とする防水マイク。
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