JP5216033B2 - マイクロホン用カバーおよびこれを備えたマイクロホン - Google Patents

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Description

本発明は、マイクロホン用カバーおよびこれを備えたマイクロホンに関し、特に、ヘッドセット型マイクロホンのように支持部材を介して人体に装着されるマイクロホンユニットを有するマイクロホン用のカバーおよび当該マイクロホンに関する。
ヘッドセット型マイクロホンは、両手が自由に使えることから、スポーツインストラクタ用にも普及している。ただし、この用途においては、インストラクタから発せられた汗が、支持部材としてのグースネックを伝って、その先端にあるマイクロホンユニット側に流通し、ひいては当該マイクロホンユニット内に浸入して、特にマイクロホン素子を腐食させてしまう虞がある。これに対処するべく、従来、例えば特許文献1に開示されたものがある。
この従来技術によれば、グースネック(支持ブーム)の外周壁に静電植毛によるパイルが植設されると共に、当該パイルに撥水加工が施される。これにより、グースネックの外周壁表面に対する汗等の水滴の濡れ角が大きくなり、併せて、当該グースネックを介してのマイクロホンユニットに対する沿面距離が長くなる。この結果、グースネックを伝わる汗は、マイクロホンユニットに至る途中で落下する。
特開2006−197287号公報
しかしながら、上述の従来技術では、パイルの性能が経時劣化すると、当該パイル自体が無意味化し、つまりグースネックを伝ってのマイクロホンユニット側への汗の流通を阻止することができなくなる。また、グースネックのパイルの植設部分が手で握られる等、当該パイルに外力が加わると、その性能の劣化が顕著になる。それ以前に、そもそも、この従来技術が適用されたとしても、グースネックを伝ってのマイクロホンユニット側への汗の流通を完全に阻止するのは、極めて困難である。
そこで、本発明は、汗等の液体がグースネックを伝ってマイクロホンユニット側に流通するのを完全には阻止できなかったとしても、当該液体がマイクロホンユニットの内部にまで浸入するのを阻止し得る新規な技術を提供することを、目的とする。
この目的を達成するために、本発明は、支持部材を介して人体に装着されるマイクロホンユニットを有するマイクロホンに適用され、特に当該マイクロホン用のカバーを提供する。具体的には、当該カバーは、マイクロホンユニットを覆う筐体を具備する。そして、この筐体には、その内部と外部とを連通させる集音孔が設けられており、この集音孔は、筐体の外部から当該筐体の内部にあるマイクロホンユニットの集音部への音の伝播路を形成する。さらに、集音孔とは別個に、筐体には、その内部と外部とを連通させる第1の排出孔が設けられている。この第1排出孔は、集音孔を介して筐体の外部から内部に浸入した汗等の液体を当該内部から外部に排出させるためのものである。
即ち、本発明によれば、マイクロホンユニットは、筐体によって覆われている。従って、支持部材を介してマイクロホンユニット側に汗等の液体が流通したとしても、この液体の当該マイクロホンユニット内への浸入は、まず筐体によって阻止される。その一方で、筐体には、その外部から内部にあるマイクロホンユニットの集音部への音の伝搬路を形成するための集音孔が設けられているので、この集音孔を介して当該筐体の外部から内部に液体が浸入することが懸念される。しかし、集音孔を介して筐体の外部から内部に液体が浸入したとしても、この液体は、当該集音孔とは別個に設けられた第1排出孔を介して筐体の内部から外部に排出される。これにより、マイクロホンユニット内への液体の浸入が阻止される。
なお、本発明においては、集音孔を介して筐体の内部に浸入した液体を第1排出孔へと案内する第1の案内手段が、さらに設けられてもよい。このようにすれば、筐体の内部に浸入した液体の当該筐体の外部への排出が促進され、ひいてはマイクロホンユニット内への液体の浸入がより確実に阻止される。
ここで言う第1案内手段は、例えば筐体の内壁が集音孔の開口部周縁から第1排出孔の開口部周縁にまで滑らかに連続するように形成されることによって、実現される。
具体的は、筐体の内壁のうち当該第1案内手段を構成する部分が、概略ドーム状に形成されればよい。
また、第1排出孔とは別個に、第2排出孔が、筐体の内部と外部を連通させるように設けられてもよい。この場合、当該第2排出孔は、マイクロホンユニットを挟んで第1排出孔と略対向する位置、要するに第1排出孔から見て筐体の奥、に設けられるのが、好ましい。このようにすれば、筐体内に浸入した液体の一部が、第1排出孔を介して外部に排出されずに、当該第1排出孔から見て筐体の奥に流れ込んだとしても、この筐体の奥に流れ込んだ液体を、第2排出孔経由で外部に排出させることができる。
このように第2排出孔が設けられる場合には、筐体内に浸入した液体、厳密には第1排出孔からは外部に排出されない液体、を当該第2排出孔に案内する第2案内手段が、さらに設けられてもよい。このようにすれば、当該第2排出孔経由での液体の排出が促進され、ひいてはマイクロホンユニット内への液体の浸入がより確実に阻止される。
この第2案内手段は、例えば筐体内のうち第1排出孔に接する第1の空間と第2排出孔に接する第2の空間とを連通させるように、当該筐体の内壁とマイクロホンユニットの外壁との間に形成された隙間であってもよい。このような隙間は、例えば筐体の内壁にリブや突起を設けることで、意図的に形成するのが、好ましい。
さらに、筐体の内部において、集音孔から第1排出孔への液体の流通路を確保した状態で、マイクロホンユニットの集音部を覆う通気性部材が、設けられてもよい。このようにすれば、マイクロホンユニットの集音機能が維持されつつ、当該マイクロホンユニット内への液体の浸入、特に集音部への浸入、がより確実に阻止される。このような通気性部材としては、多孔質の軟質樹脂や不織布等がある。
また、通気性部材は、撥水性を有するのが、好ましい。これにより、マイクロホンユニット内への液体の浸入阻止がより一層確実化される。
そして、筐体は、マイクロホンユニットに対して着脱自在であるのが、好ましい。このようにすれば、例えば筐体を含む本発明のカバーが汚れた場合には、これを取り外して洗浄したり、新しいものと交換したりする等、状況に応じて適宜の処置を講ずることができる。つまり、本発明のカバーを含むマイクロホンユニットの保守性が向上する。
本発明は、マイクロホン用のカバーのみならず、当該カバーがマイクロホンユニットに予め取り付けられた構成のマイクロホンをも提供することができる。
このように、本発明によれば、支持部材を介してマイクロホンユニット側に汗等の液体が流通したとしても、この液体がマイクロホンユニットの内部にまで浸入することはない。従って、マイクロホンユニット内の当該液体による腐食が防止される。
本発明が適用されたヘッドセット型マイクロホンの一実施形態の外観を示す図である。 同実施形態におけるカバーの構造を示す図である。 同実施形態におけるカバーが装着される前のマイクロホンユニットを含む要部の構造を示す図である。 同実施形態におけるカバーが装着された後のマイクロホンユニットを含む要部の構造を示す図である。 同実施形態におけるカバーの開放状態の構造を示す図である。 図4における要部切断面の端面を示す図である。 同実施形態における液体の流通経路を示す図解図である。
本発明が適用されたヘッドセット型マイクロホン10の一実施形態について、図1〜図7を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態に係るマイクロホン10は、装着手段としてのヘッドバンド12を備えており、このヘッドバンド12の両端にある一対の耳当て部14および16によって図示しない人体の頭部の両耳間が挟み込まれることで、当該頭部に装着される。そして、一方の耳当て部14には、ジョイント18を介して、支持部材としてのグースネック20の一端(基部)が結合されており、グースネック20の他端(先端)には、カバー22に覆われたマイクロホンユニット24が結合されている。グースネック20は、例えば硬質樹脂製または金属製の円形パイプによって形成されており、このグースネック20内には、マイクロホンユニット24に内蔵された図示しないマイクロホン素子と、ジョイント18から外部に引き出された信号ケーブル26と、を結ぶ図示しない内部電線が挿通されている。なお、マイクロホン素子としては、例えば小型化に有利なコンデンサ式のものが採用されている。また、ジョイント18には、ヘッドバンド12(つまりこのマイクロホン10が装着されている人間の口許)に対するマイクロホンユニット24の相対位置をグースネック20ごと変更可能とするべく、角度調整機能が設けられている。
このマイクロホン10は、例えばスポーツインストラクタ用に対応可能であるが、この用途においては、インストラクタから発せられた汗が、グースネック20を介してマイクロホンユニット24側に流通し、ひいては当該マイクロホンユニット24内に浸入して、特にマイクロホン素子の腐食を招くことが懸念される。これに対処するべく、本実施形態では、上述如くマイクロホンユニット24がカバー22によって覆われている。
具体的には、カバー22は、図2に示すような構成のものであり、このカバー22が図3に示すマイクロホンユニット24に取り付けられることで、図4に示す状態が完成する。なお、図4は、図1におけるグースネック20の先端側を拡大して示す図である。ただし、この図4においては、その見易さを考慮して、グースネック20の内部構造の図示を斜線模様により省略してある。また、図3は、図4の状態が完成する前、つまり図2のカバー22が取り付けられる前、の拡大図であり、この図3においても、グースネック20の内部構造の図示を省略してある。
より具体的に説明すると、カバー22は、図5に示すように、上カバー100と下カバー200とがヒンジ部300を介して一体に形成されたものであり、例えば硬質樹脂製、特にポリプロピレン製である。ポリプロピレンは、硬質樹脂の中で比較的に安価であるため、その入手が比較的に容易であり、また、比較的に高いヒンジ効果が得られると共に、比較的に高い撥水性を有するので、当該カバー22の素材として好適である。そして、これら上カバー100と下カバー200とがヒンジ部300を軸として折りたたまれ、互いに係合することで、図2に示す構成となり、つまり図4に示す状態が完成される。なお、上カバー100と下カバー200との係合を実現するために、上カバー100には、一対の係合爪102および102が設けられており、下カバー200には、当該一対の係合爪102および102の係合先となる一対の係合溝202および202が設けられている。また、上カバー100と下カバー200とが係合することで、グースネック20と同心の概略鍔状のかえし部302が形成されるが、このかえし部302を形成する上カバー100の端部104には、図5に示すように、当該かえし部30の中心軸に対して直角な方向に延伸する一対の概略矩形孔106および106が設けられている。そして、下カバー200の端部204には、上カバー100側の当該矩形孔106および106に挿入される概略直方体状の一対の突出部206および206が設けられている。
さらに、図6をも参照して、マイクロホンユニット24に注目すると、このマイクロホンユニット24は、概略中空円柱状(外観的には概略円柱状)のケース400を有しており、このケース400内に、図示しないマイクロホン素子が収容されている。詳しくは、当該ケース400は、一方端(上方端)側が開口され他方端(下方端)側が閉鎖された概略円筒状のケース本体400aと、このケース本体400aの上方端側を閉鎖する概略円板状の蓋体400bと、を有している。そして、ケース本体400a内にマイクロホン素子が収容された状態で、当該ケース本体400aの上方端側が蓋体400bによって閉鎖される。これにより、ケース400が完成し、ひいてはマイクロホンユニット24が完成する。
このケース400の上面(蓋体400bの上面)は、上方に向かって緩やかに突出するように概略ドーム状を成している。そして、この概略ドーム状の上面に、集音部を構成する5つの円形の音入力孔402,402,…が設けられている。これら5つの音入力孔402,402,…のうちの1つは、ケース400の上面の中央(ドーム状の上面の頂部)に設けられており、残りの4つの音入力孔402,402,…は、この中央の音入力孔402の周りを取り囲むように当該中央の音入力孔402を中心とする円の円周方向に沿って等間隔(90度間隔)に設けられている。なお、これらの音入力孔402,402,…の形状や数,配置等の態様は、要求されるマイクロホンユニット24の特性(f特性)に応じて決まる。
一方、ケース400の下面(ケース本体400aの下面)は、概ね平らであり、その中心から外方に向かって放射状に延伸するように、8つの概略長円状の後部制御孔404,404,…が設けられている。この後部制御孔404,404,…は、マイクロホンユニット24の指向性を制御するためのものであり、その態様は、当該指向性に応じて適宜に決められる。なお、詳しい図示は省略するが、ケース本体400aの内周壁には雌ネジが形成されており、蓋体400bの下面には当該雌ネジに対応する雄ネジが設けられている。そして、これら雄ネジと雌ネジとが互いに螺合することで、ケース本体400aと蓋体400bとが結合してケース400が完成する。図3(a)等において406という符号が付されている線条は、これらケース本体400aと蓋体400bとの接合部である。
続いて、上カバー100に注目すると、この上カバー100は、マイクロホンユニット24(ケース400)の上方側略半分を覆うように形成されており、詳しくは下方端が開口され上方端が閉鎖された概略円筒形状とされている。そして、この上カバー100の内周壁には、内側に向かって突出すると共に、上下方向(概略円筒状の上カバー100の軸方向)に沿って延伸する複数、例えば8つ、のリブ(側壁リブ)108,108,…が、当該内周壁の周方向に沿って等間隔(45度間隔)に設けられている。マイクロホンユニット24は、その外周壁に各側壁リブ108,108,…の先端が当接された状態で、言い換えれば当該外周壁が各側壁リブ108,108,…の先端によって支えられた状態で、収容される。この結果、マイクロホンユニット24の外周壁と上カバー100の内周壁との間に、各側壁リブ108,108,…の突出寸法および相互間隔に応じた大きさの隙間109,109,…が形成される。
この上カバー100の上部、言わば天井部110は、上方に向かって突出するように概略ドーム状に形成されている。そして、この天井部110の突出度合は、マイクロホンユニット24(ケース400)の上面の突出度合よりも大きく、このため、当該天井部110の内壁とマイクロホンユニット24の上面との間に、第1空間としての一定の空間112が形成される。また、上カバー100の内周壁と天井部110の内壁との境界部分においては、当該上カバー100の内周壁よりも天井部110の内壁の方が内側に絞られた形状になっている。これにより、当該境界部分に段差114が形成され、この段差114は、マイクロホンユニット24の上面の周縁を押さえる押圧部として機能する。さらに、天井部110には、マイクロホンユニット24の音入力孔402,402,…に対向するように、当該音入力孔402,402,…と同様の5つの集音孔116,116,…が設けられている。つまり、上カバー100の内部と外部とは、これらの集音孔116,116,…を介して連通している。そして、この集音孔116,116,…を介して、上カバー100を含むカバー22の外部から内部へ、ひいてはマイクロホンユニット24の音入力孔402,402,…への、音の伝播路が形成される。
加えて、天井部110には、集音孔116,116,…とは別個に、第1の排出孔としての複数、例えば4つ、の概略矩形の上側排出孔118,118,…が設けられている。これらの上側排出孔118,118,…は、天井部110の周縁近傍に形成されており、当該天井部110をその上方から見たときに、当該天井部110の周縁に沿う方向において等間隔(90度間隔)に形成されている。また、上側排出孔118,118,…は、中央の集音孔116を中心とする残りの集音孔116,116,…の配置に対して45度だけずらして配置されている。このような言わばオフセット角が設けられるのは、各集音孔116,116,…と各上側排出孔118,118,…との間隔を確保して、一定以上の機械的強度を保つためである。
さらに、天井部110の内壁には、特に図5(a)に示すように、上述した側壁リブ108,108,…とは別のリブ(天井リブ)120,120,…が設けられている。これらの天井リブ120,120…は、中央の集音孔116を中心とする円の円周方向において、各上側排出孔118,118,…の両端を挟むように設けられており、当該円の中心を通る軸方向(上下方向)においては、各上側排出孔118,118,…の下端縁(例えば図2(a)における下方側の端縁)付近にまで延伸している。
そしてさらに、天井部110の内壁とマイクロホンユニット24の上面との間の空間112には、第1の通気性部材としての概略扁平円筒状の上側フィルタ500が設けられている。この上側フィルタ500は、マイクロホンユニット24(音入力孔402,402,…)に対して風切り音を抑制するためのウインドスクリーンとして機能するものであり、弾力性のある軟質素材、例えばウレタンフォーム、によって形成されている。そして、この上側フィルタ500は、マイクロホンユニット24の上面によって空間112に押し込まれた状態にある。ただし、空間112を形成する天井部110内には、上述の如く天井リブ120,120,…が設けられているので、この天井リブ120,120,…が設けられている部分よりも当該天井部110内の奥には、上側フィルタ500は押し込まれない。従って、天井部110に形成された各集音孔116,116,…と各上側排出孔118,118,…とが、この上側フィルタ500によって塞がれることはない。また、天井部110の内壁のうち、これら各集音孔116,116,…と各上側排出孔118,118,…との相互間を結ぶ部分が、当該上側フィルタ500によって直接的に(つまり接触した状態で)覆われることもない。なお、上側フィルタ500を形成するウレタンフォームとしては、特に撥水加工が施されたものが好ましい。
一方、下カバー200に注目すると、当該下カバー200は、マイクロホンユニット24(ケース400)の下側略半分を覆うように形成されており、詳しくは上方端が開口され下方端が閉鎖された概略円筒状とされている。そして、この下カバー200の底部208には、マイクロホンユニット24の後部制御孔404,404,…に対向するように、当該後部制御孔404,404,…と同様の8つの貫通孔210,210,…が設けられている。つまり、下カバー200の内部と外部とは、これらの貫通孔210,210,…を介して連通している。そして、この貫通孔210,210,…を介して、後部制御孔404,404,…の機能が確保される。
さらに、この下カバー200の底部208には、上述の貫通孔210,210,…とは別個に、第2の排出孔としての複数、例えば4つ、の下側排出孔212,212,…が設けられている。これらの下側排出孔212,212,…は、底部208の周縁近傍に形成されており、その形状は、当該底部208の周縁に沿う方向において細長く延伸する概略長円状である。そして、下カバー200の底部208をその下方から見たときに、各下側排出孔212,212,…は、当該底部208の周縁に沿う方向において等間隔(90度間隔)に形成されている。
加えて、下カバー200の内周壁には、特に図5(a)に示すように、内側に向かって突出すると共に、底部208の内壁から上方に向かって(概略円筒状の下カバー200の軸方向に沿って)延伸する複数、例えば8つ、のリブ(下側リブ)214,214,…が設けられている。これらの下側リブ214,214,…は、下カバー200の内周壁の円周方向において、各下側排出孔212,212,…の両端を挟むように設けられている。
そして、下カバー200の底部208の内壁とマイクロホンユニット24の下面との間には、第2空間としての一定の空間216が設けられており、この空間216には、第2の通気性部材としての概略扁平円筒状の下側フィルタ600が設けられている。この下側フィルタ600もまた、上側フィルタ500と同様の弾力性のある軟質素材、例えば撥水加工が施されたウレタンフォーム、によって形成されており、極端には当該上側フィルタ500と同じ仕様のものとすることができる。そして、この下側フィルタ600は、マイクロホンユニット24の下面によって空間216に押し込まれた状態にある。ただし、空間216を形成する下カバー200の底部208の内壁には、上述の如く各下側排出孔212,212,…を挟むように下側リブ214,214,…が設けられているので、当該各下側排出孔212,212,…が下側フィルタ600によって塞がれることはない。この結果、各下側排出孔212,212,…は、図6(a)に示した各隙間109,109,…と連通する状態になる。
このように構成されたカバー22を含む本実施形態のマイクロホン10によれば、汗等の液体がグースネック20を伝ってマイクロホンユニット24(カバー22)側に流通したとしても、この液体は、図7に実線の矢印700で示すように、まず上述したかえし部302によって外方に排除される。また、グースネック20の先端側には、筒状の硬質ゴム製または硬質樹脂製の保護部材800が設けられており、この保護部材800とグースネック20との外径差によって段差802が形成されているので、この段差802も、かえし部302と同様の作用を奏する。併せて、保護部材800の外周は、かえし部302を含むカバー22によって比較的に強固に挟持されているので、これら両者間の隙間を介して当該カバー22内に液体が浸入することはない。
それでもなお、上述の各かえし部302および800を介してマイクロホンユニット24側に液体が流通すると、この液体は、図7に破線の矢印702で示すように、概略中空円筒状(外観的には概略円柱状)のカバー22の外周壁を伝って落下する。これは、概略中空円柱状のカバー22の外周壁に対してグースネック20が略直角を成す構造であることから、結果的に、当該カバー22の外周壁を伝うように液体を案内する案内路が形成されているためである。ゆえに、概略中空円筒状の一方端側に当たるカバー22(上カバー100)の天井部110側や、当該概略中空円筒状の他方端側に当たるカバー22(下カバー200)の底部208側に対しては、液体は流通し難くなる。言い換えれば、カバー22の天井部110には集音孔116,116,…という一種の貫通孔が設けられており、当該カバー22の底部208にも貫通孔210,210,…が設けられているが、これらの貫通孔116,116,…および210,210,…が設けられている部分への液体の流通が阻止される。なお、通常、マイクロホン10は、マイクロホンユニット24の集音部(音入力孔402,402,…)を上方に向けた状態で使用され、つまりカバー22の天井部110を上方に向け、底部208を下方に向けた状態で使用される。この姿勢は、当該天井部110および底部208に設けられた各貫通孔116,116,…および210,210,…への液体の流通を阻止するのに好適である。
しかし、各貫通孔116,116,…および210,210,…への液体の流通を完全に阻止することは不可能であり、ゆえに、当該各貫通孔116,116,…および210,210,…を介してカバー22内に液体が浸入することがある。ただし、例えば集音孔116,116,…を介してカバー22内に液体が浸入したとしても、この液体は、図6(c)に実線の矢印900で示すように、当該集音孔116,116,…よりも下方に位置する(ことが通常の状態である)適宜の上側排出孔118,118,…を介してカバー22の外部に排出される。このとき、液体は、カバー22の内壁、特に天井部110の内壁、を伝って、集音孔116,116,…から適宜の上側排出孔118,118,…へと案内される。これは、天井部110の内壁が上述の如くドーム状とされることで、つまり当該天井部110の内壁が集音孔116,116,…から適宜の上側排出孔118,118,…にまで連続していることで、当該集音孔116,116,…から適宜の上側排出孔118,118,…にまで液体を案内する案内路が形成されているためである。このように、集音孔116,116,…を介してカバー22内に液体が浸入したとしても、この液体は、適宜の上側排出孔118,118,…を介してカバー22の外部に排出されるので、当該液体のマイクロホンユニット24内への浸入、特に音入力孔402,402,…を介しての浸入、が阻止される。
なお、これとは逆に、集音孔116,116,…ではなく、上側排出孔118,118,…を介して、カバー22内に液体が浸入することがある。この場合、当該上側排出孔118,118,…を介してカバー22内に浸入した液体は、天井部110の内壁を伝って、適宜の集音孔116,116,…へと案内され、ひいては当該集音孔116,116,…を介してカバー22外へ排出される。つまり、集音孔116,116,…が、排出孔として機能する。このように、集音孔116,116,…を介してカバー22内に浸入した液体であろうと、上側排出孔118,118,…を介してカバー22内に浸入した液体であろうと、これらの液体はカバー22外へと適宜に排出される。
また、万が一、集音孔116、116、…を介してカバー22内に侵入した液体の全てが上側排出孔118、118、…(または集音孔116,116,…)から排出されなかったとしても、この液体は、図6(a)に示した隙間109,109、…を通って下方に流れ、最終的に、図6(c)に破線の矢印902で示すように、当該隙間109,109,…と連通する下側排出孔212,212,…を介してカバー22外へと排出される。つまり、隙間109,109,…は、上側排出孔118,118,…(または集音孔116,116,…)から排出しきれなかった液体を下側排出孔212,212,…に案内する第2の案内路として機能する。
ただし、カバー22内に浸入した液体が、そのまま当該カバー22内に残留し、特に上述した空間112に残留することがある。この場合、残留した液体のマイクロホンユニット24内への浸入、特に音入力孔402,402,…を介しての浸入、が懸念されるが、当該音入力孔402,402,…の上方は、撥水性のある上側フィルタ500によって覆われているので、そのような懸念には及ばない。なお、上側フィルタ500は、本来、上述したようにウインドスクリーンとして設けられたものであるが、このようにマイクロホンユニット24内への液体の浸入を阻止する手段としても機能する。言い換えれば、この機能を強化するために、当該上側フィルタ500に撥水加工が施されている。
一方、カバー22の底部208に設けられた各貫通孔210,210,…を介して当該カバー22内に液体が浸入することも考えられる。しかし、このカバー22の底部208は、(通常)マイクロホン10を構成する各要素のうち最も下方に位置するので、この底部208にある各貫通孔210,210,…を介してカバー22内に液体が浸入する可能性は極めて低い。また、たとえ、当該各貫通孔210,210,…を介してカバー22内に液体が浸入したとしても、カバー22内においては、各貫通孔210,210,…とマイクロホンユニット24の下面との間に撥水性のある下側フィルタ600が設けられているので、当該マイクロホンユニット24内への液体の浸入、特に後部制御孔404,404,…を介しての浸入、は阻止される。このことは、下側排出孔212,212,…を介しての液体の浸入経路についても、同様である。
以上のように、本実施形態によれば、カバー22内に汗などの液体が流入したとしても、この液体は当該カバー22の外部に適宜に排出される。従って、マイクロホンユニット24内への液体の浸入が阻止され、特に当該液体によるマイクロホン素子の腐食が防止される。
また、マイクロホンユニット24に取り付けられたカバー22は、自由に取り外すことができる。つまり、カバー22は、マイクロホンユニット24に対して着脱自在である。従って、例えばカバー22が汚れた場合には、これを取り外して洗浄したり、新しいものと交換したりする等、状況に応じて適切な処置を講ずることができる。なお、カバー22の取り外しは、マイナスドライバ等の適当な工具を用いて、上カバー100の係合爪102および102と下カバー200の係合溝202および202との係合状態を解除することによって、実現される。
これを別の観点で見ると、複数個のカバー22が用意されていれば、例えば1台のマイクロホン10を複数人で使用する際に便利である。即ち、個々人が自分専用のカバー22を用意しておき、その自分専用のカバー22を取り付けた上でマイクロホン10を使用するようにすれば、衛生的にも気分的にも当該マイクロホン10を快適に使用することができる。この場合、カバー22の色彩や模様等にバリエーションを持たせてもよい。また、市場においては、カバー22のみの単体販売も考えられる。さらに、上側フィルタ500および下側フィルタ600を付属品とし、或いは別売とすることもできる。
加えて、本実施形態におけるカバー22は、上カバー100と下カバー200とがヒンジ部300を介して一体形成された構造であるので、その管理が容易である。このことは、製造コストの低減にも、大きく貢献する。
また、特に図6(b)および(c)に示すように、上カバー100と下カバー200との結合部分における側壁は、互いに嵌合するように構成されている。とりわけ、上カバー100の側壁が下カバー200の側壁を外側から包囲するように構成されている。これにより、この嵌合部分を介してのカバー22内への液体の浸入が阻止される。
併せて、図6(b)および(c)に示すように、マイクロホンユニット24は、上述した接合部406が上カバー100内に位置するように、言い換えれば当該接合部406が図6(a)に示した隙間109,109,…に当たる部分に位置するように、カバー22内に収容されている。この構成により、カバー22内に液体が浸入したとしても、この液体が接合部406の位置する箇所に滞留するのが防止される。つまり、この接合部406を介してのマイクロホンユニット24内への液体の浸入が確実に防止される。
なお、本実施形態においては、ヘッドセット型マイクロホン10に本発明を適用する場合について説明したが、これに限らない。タイピング型のマイクロホンのように、何らかの支持部材を介して人体に装着されるマイクロホンユニットを有するマイクロホンであれば、本発明を適用することができる。そして、マイクロホンユニット24については、コンデンサ式のものに限らず、ダイナミック式やリボン式等の当該コンデンサ式以外のものであってもよい。
また、本実施形態においては、カバー22をポリプロピレン製としたが、ナイロン等の当該ポリプロピレン以外の硬質樹脂製としてもよい。また、硬質樹脂に限らず、金属製としてもよい。
さらに、上述したように、カバー22は、上カバー100と下カバー200とが一体に形成された構造とされたが、これに限らない。つまり、上カバー100と下カバー200とが分離された構造であってもよいし、3つ以上の要素によって当該カバー22が構成されてもよい。ただし、一体形成の方が、管理上も、低コスト化を図る上でも、有利であることは、上述した通りである。
そして、上カバー100に設けられた排出孔118,118,…は、上述した態様に限らない。例えば、4つ以外の数の排出孔118,118,…を設けてもよいし、その形状を矩形以外としてもよい。このことは、下カバー200に設けられた排出孔212,212,…についても、同様である。
また、マイクロホンユニット24は、概略円柱状の概観形状をしており、これに合わせて、カバー22は、概略中空円柱状とされたが、これに限らない。例えば、マイクロホンユニット24の外観形状は、概略角柱状や直方体状,或いは球状等、当該概略円柱状以外であってもよい。ただし、この場合、カバー22の形状、特にその内部形状、についても、当該マイクロホンユニット24の外観形状に合わせて、適宜に定める必要がある。
加えて、上側フィルタ500および下側フィルタ600の素材として、ウレタンフォームを例示したが、これに限らない。例えば、ウレタンフォーム以外の多孔質樹脂や不織布、特に当該不織布の一種であるヒメロン(登録商標)、或いはこれらと同様の特質を持つ紙等を、上側フィルタ500および下側フィルタ600の素材として採用してもよい。
また、上側フィルタ500および下側フィルタ600は、言わばカバー22によって保護された状態にあるので、この上側フィルタ500および下側フィルタ600が外部から手で直接的に触られる(握られる)ことはない。従って、もし、当該上側フィルタ500および下側フィルタ600が外部から手で触られることがある、と仮定すると、これらに吸収された液体が絞り出されて、マイクロホンユニット24内に浸入することが懸念されるが、本実施形態によれば、そのような懸念はない。即ち、カバー22は、上側フィルタ500および下側フィルタ600への外部からの直接的な接触を防ぎ、ひいては当該上側フィルタ500および下側フィルタ600に吸収された液体の不本意な漏出を防止する機能をも、奏する。なお、上側フィルタ500および下側フィルタ600に吸収された液体は、時間が経つと蒸発してなくなる。
さらに、カバー22について、極端に言えばマイクロホンユニット24(マイクロホン10)と一体に形成されたものであってもよく、言い換えれば当該マイクロホンユニット24と一体不可分の構成であってもよい。
いずれにしても、本実施形態で説明した内容は、本発明の1つの具体例であり、本発明そのものを限定するものではない。
10 ヘッドセット型マイクロホン
20 グースネック
22 カバー
24 マイクロホンユニット
116 集音孔
118 上側排出孔
212 下側排出孔
402 音入力孔

Claims (6)

  1. 支持部材を介して人体に装着されるマイクロホンユニットを有するマイクロホン用のカバーであって、
    上記マイクロホンユニットを覆う筐体と、
    上記筐体の内部と外部とを連通させるように該筐体に設けられ該外部から該内部にある上記マイクロホンユニットの集音部への音の伝播路を形成する集音孔と、
    上記集音孔とは別個に上記筐体の内部と外部とを連通させるように該筐体に設けられ該集音孔を介して該外部から該内部に浸入した液体を該内部から該外部に排出させる第1の排出孔と、
    上記集音孔を介して上記筐体の内部に浸入した上記液体を上記第1の排出孔に案内する第1の案内手段と、
    を具備し、
    上記筐体のうち上記集音部を覆う部分は外方に向かって突出するように概略ドーム状に形成されており、
    上記集音孔は上記筐体の上記概略ドーム状に形成された部分に上記集音部と対向するように設けられており、
    上記第1の排出孔は上記筐体の上記概略ドーム状に形成された部分における上記集音孔が設けられている位置よりも上記マイクロホンユニットに近い位置に設けられており、
    上記第1の案内手段は上記筐体の上記概略ドーム状に形成された部分の内壁を含む、
    マイクロホン用カバー。
  2. 支持部材を介して人体に装着されるマイクロホンユニットを有するマイクロホン用のカバーであって、
    上記マイクロホンユニットを覆う筐体と、
    上記筐体の内部と外部とを連通させるように該筐体に設けられ該外部から該内部にある上記マイクロホンユニットの集音部への音の伝播路を形成する集音孔と、
    上記集音孔とは別個に上記筐体の内部と外部とを連通させるように該筐体に設けられ該集音孔を介して該外部から該内部に浸入した液体を該内部から該外部に排出させる第1の排出孔と、
    上記筐体のうち上記マイクロホンユニットを挟んで上記第1の排出孔と略対向する位置に設けられ該筐体の内部と外部とを連通させる第2の排出孔と、
    上記筐体の内部に浸入した上記液体を上記第2の排出孔に案内する第2の案内手段と、
    を具備し、
    上記第2の案内手段は上記筐体の内部のうち上記第1の排出孔に接する第1の空間と上記第2の排出孔に接する第2の空間とを連通させるように該筐体の内壁と上記マイクロホンユニットの外壁との間に形成された隙間を含む、
    マイクロホン用カバー。
  3. 上記筐体の内部において上記集音孔から上記第1の排出孔への上記液体の流通路を確保した状態で上記集音部を覆う通気性部材をさらに備える、
    請求項1または2に記載のマイクロホン用カバー。
  4. 上記通気性部材は撥水性を有する、
    請求項に記載のマイクロホン用カバー。
  5. 上記筐体は上記マイクロホンユニットに対して着脱自在である、
    請求項1ないしのいずれかに記載のマイクロホン用カバー。
  6. 支持部材を介して人体に装着されるマイクロホンユニットと、
    請求項1ないしのいずれかに記載のマイクロホン用カバーと、
    を具備する、マイクロホン。
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